JP6342540B1 - 画面制御装置及び画面制御方法、及びプログラム - Google Patents

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【課題】テレビやレコーダー、セットトップボックスで、左右のページ遷移を効率化する。【解決手段】矩形状表示領域11の左右端又は上下端のいづれか一対の両端近傍に短冊状の遷移コンポーネント12を配置し、上下左右キーによる入力に従ってフォーカスがそれにあたったら、遷移コンポーネントを含むコンテンツを更新するようにする。【選択図】図2

Description

この発明は、上下左右キーを有する入力デバイスによって操作される装置の画面に関する。
テレビ及びそれに付随するレコーダー、セットトップボックスでは、テレビ画面に出力されたメニューに対して、上下左右キーと決定キーを有するリモコンによる操作を可能にしている。また、ゲーム機でも上下左右への入力ができる4方向キーや、それに加えて斜め方向を加えた8方向キーと、決定ボタンとを供えたコントローラによって、テレビ画面に出力されたメニューを操作可能としていることが多い。
このような入力デバイスによる操作は、マウスやトラックボール、タッチパネルのように自由なフォーカスが可能になるポインティングデバイスに比べると自由度が制限される。基本的には上下左右キーによるスムーズな操作ができるような操作画面を提供することが求められる。非特許文献1のP12に記載のように、ポインティングデバイスとして動作するリモコンも存在するが、操作に慣れている利用者は多くなく、上下左右キーだけでフォーカスを切り替えられることが好ましい。
例えば特許文献1には、上下左右キーだけで操作ガイドのコンテンツのページの切り替えを行えるようにするため、上下左右のカーソルキーのうちの一つ又は二つに、ページ遷移機能を与える方式が提案されている。
ところが、現在のテレビ画面はフルハイビジョンが一般的となって大量の情報を表示できるようになっている。一方で、テレビ画面を通じて提供されるコンテンツも増加し続けており、テレビ、レコーダー、セットトップボックスともに、画面上で選択すべきコンポーネントの数が増えており、その配置も複雑化している。このため、単純に左右キーだけで操作することが難しくなっている。
例えば、図6のような画面構成が挙げられる。画面上に一行に並んだコンポーネントA〜Cは例えば取り扱うコンテンツをグループ単位で切り替えるようなタブ切り替えボタンなどの共通メニューである。コンポーネントDやコンポーネントEが、コンテンツを選択したりコンテンツそのものを表示したりするメイン部分となる。決定キーは、フォーカスがあたっているコンポーネントを実行したり、リンク移動させたりする決定に用いられ、上下左右キーによってそのフォーカスの移動を指示する。
例えば、コンポーネントEにフォーカスが当たっているときに、右キーを入力すると、コンポーネントDにフォーカスが移る。また、コンポーネントAにフォーカスが当たっているときに、右キーを入力するとコンポーネントBに、さらに右キーを入力するとコンポーネントCにフォーカスが移り、逆に左キーを入力するとCからBへ、BからAへとフォーカスが移動する。また、コンポーネントA又はBにフォーカスが当たっているときに下キーを入力すると、コンポーネントEにフォーカスが移る。コンポーネントCにフォーカスが当たっているときに下キーを入力すると、コンポーネントDにフォーカスが移る。
コンテンツであるコンポーネントDやEを表示しているメイン領域のページを切り替えて別のコンポーネントを表示させるには、画面左右端にある左右ボタン「<」及び「>」にフォーカスを当て、決定ボタンを入力する。その入力を受け付けると、設定された別のページを読み込んで、メイン領域を切り替える。
特開2007-243746号公報
NTT西日本、"光BOX+ START BOOK" 、[online][平成29年3月29日]インターネット<URL:https://www.ntt-west.co.jp/kiki/hikaribox/hb-2000/support/pdf/hikaribox_startbook.pdf>
しかしながら、図6のような上部のメニュー領域と下部のメイン領域のように、異なる用途を持つ領域が併存していると、上下左右キーによるフォーカスの移動が単純ではなくなる。
基本的には上下左右キーが入力されると、その方向に存在している次のコンポーネントにフォーカスが移る。しかし、コンポーネントEにフォーカスが当たっているときに上キーを入力すると、コンポーネントAとコンポーネントBのどちらにフォーカスを移るかは確定できず、操作者が思ったように操作できなくなる場合がある。また、メニュー領域のコンポーネントCにフォーカスが当たっているときに右キーを入力する場合は、操作者はメイン領域の切り替えではなく、あくまでメニュー領域での操作を希望している可能性が高いが、にもかかわらずメイン領域を切り替える左右ボタンにフォーカスが移ってしまう場合がある。
逆に、コンポーネントEにフォーカスが当たっているときに、左キーを入力すると、「<」ボタンはコンポーネントEの左側よりやや上にあるため、左キーを入力してもフォーカスが移動しない場合がある。
そこで、メイン領域のページを切り替えるためのボタン14を、左右両端に複数設ける図7のような実装が考えられる。しかしそれでも、ボタン14にフォーカスが移る前にフォーカスがあたっていたコンポーネントが小さかったりすると、右や左にフォーカスを移す先となるコンポーネントがないためフォーカスが移動できない、といったことが起こり得る。このような混乱は、見た目のコンポーネントやボタンの位置とページで設定するコンポーネントのアンカーとが一致していない場合や、コンポーネントが小さい場合に起こりやすい。
そこでこの発明は、上下左右キーで操作する操作画面を持つ機器において、メイン領域のコンポーネント配置に拘わらず、スムーズなページの切り替えを可能にすることを第一の課題とする。また、メニュー領域にフォーカスがあたっているときに、メイン領域の切り替えとならないようにすることを第二の課題とする。
この発明は、矩形である表示領域の上下端又は左右端のいずれか一対の両端近傍に、他の選択されうる全てのコンポーネントの最外域よりも前記矩形の左右端又は上下端に近い位置まで伸ばされた短冊状の遷移コンポーネントを配置し、
入力インターフェースからの入力に従ってフォーカスが移動し、上記遷移コンポーネントにフォーカスが当たったとき、設定された別のページを前記矩形状表示領域に表示することにより、第一の課題を解決したのである。
例えば左右両端に短冊状の遷移コンポーネントを端に沿ってそれぞれ配置する。この遷移コンポーネントは上下に長いものとなる。この遷移コンポーネントは背景に対して見えていても、透明であってもよい。この短冊状の遷移コンポーネントは、読み込みによってコンテンツが変わる領域(上記のメイン領域)に表示されている全てのコンポーネントの最外域よりも頂点に近い位置、すなわち上下端に近い位置まで伸ばされている。なお、メイン領域の上下端まで到達していてもよいし、メイン領域だけでなくメニュー領域まで含めた矩形である表示領域そのものの上下端まで到達していてもよい。これにより、メイン領域に表示されているどのコンポーネントにフォーカスが当たっている状況であっても、左右キーの入力によって移動する先には、ターゲットとなる遷移コンポーネントが存在するため、操作感上の違和感はなくなる。その上で、上記遷移コンポーネントにフォーカスがあたったら、決定キーの入力を待つことなく、そのまま指定された別のページを読み込んで表示させることで、ページ遷移がスムーズになる。具体的には、ユーザーは左右キーを入力するだけでページをめくっていき、また、ページを戻ることができるようになる。
上下両端に短冊状の遷移コンポーネントをその端に沿ってそれぞれ設置する場合には、ユーザーは上下キーを入力することでページをめくっていくことになる。この場合、遷移コンポーネントは左右方向に長いものとなる。
次にこの発明は、前記いずれか一対の両端ではない一方の端部に接して、前記矩形上表示領域の一部を区切った共通表示領域を設け、上記共通表示領域には1つ又は複数の共通配置コンポーネントを配置し、
上記遷移コンポーネントにフォーカスがあたったとき、その直前にフォーカスがあたっていたコンポーネントが上記共通配置コンポーネントである場合には、出力するページを変更せず、
かつ、
上記遷移コンポーネントにフォーカスがあたったとき、その直前にフォーカスがあたっていたコンポーネントが上記共通配置コンポーネントでない場合には、上記共通表示領域以外の部分について別のコンテンツを表示することで、第二の課題を解決したのである。
すなわち、ここでいう共通表示領域とは例えば上記のメニュー領域である。直前にフォーカスがあたっていたコンポーネントが何であるか否かは、フォーカスがあたっているコンポーネントの履歴を蓄積してそれを参照したり、直前にフォーカスがあたっていたコンポーネントの識別IDをフォーカス移動時に次にフォーカスが移動したコンポーネントに変数で受け取れるようにしたり、といったことが挙げられ、手法は特に限定されない。フォーカスが移動する前のコンポーネントが共通配置コンポーネントであれば、ページ進みやページ戻りをしようとしないと考えられるので、その場合は遷移コンポーネントにフォーカスがあたっても、ページを移動させないようにする。逆に、フォーカスが移動する前のコンポーネントが共通配置コンポーネントではない場合には、別のコンテンツを表示するが、上記共通表示領域についてはコンテンツを変更せず、上記共通表示領域以外の部分(上記のメイン部分)についてのみ、別のコンテンツを表示するようにすると、メニューをそのままでコンテンツのみを切り替えることができる。
この発明の構成とすることで、リモコンによるページ遷移の操作が直感的に、かつ少ない手順で可能になり、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。
この発明にかかる画面制御装置のハード実施形態例を示す構成図 (a)(b)この発明の第一の実施形態にかかる画面制御装置によって出力される横スクロール型画面構成例図 この発明の第二の実施形態にかかる画面制御装置によって出力される縦スクロール型画面構成例図 (a)(b)この発明の第三の実施形態にかかる画面制御装置によって出力される共通メニューを有する画面構成例図 この発明の第三の実施形態にかかる画面制御装置における処理フロー例図 従来のセットトップボックス等の画面構成例図 従来のセットトップボックス等から改善を試みたものの課題解決しえなかった画面構成例図
以下、この発明について具体的な実施形態とともに詳細に説明する。この発明は、矩形状表示領域の左右端又は上下端に設けられた短冊状の遷移コンポーネントに、上下左右キーによる入力に従ってフォーカスが当たったときに、設定された別のページを前記矩形状表示領域に表示する画面制御方法、その方法を実行する画面制御装置、及び、上記矩形状表示領域を有する表示装置への出力を行う制御装置をそのように動作させるプログラム、そして、実際に表示されて動作する画面デザインである。
この発明にかかる画面制御装置の実施形態例を図1に示す。画面制御装置1は、入力インターフェース2と、出力インターフェース3と、制御部4とを有する。
入力インターフェース2は、上下左右と決定の入力を受け付ける。図1では仮に入力インターフェースとして赤外線リモコンの受光装置を例示している。この場合、入力インターフェース2に入力する入力デバイス5は、赤外線送信可能なテレビ対応リモコンを用いることができる。テレビ対応リモコンとは一般的なものが利用でき、レコーダー用リモコンやセットトップ用リモコンなどの互換性のあるものを含む。
入力デバイス5の形状や形態はそれらに限定されず、例えば4方向キー又は8方向キーとボタンとを有するゲーム機用コントローラでもよい。上下左右に対応する入力ができればよいため、テンキーのある携帯電話やキーボードでもよい。コントローラやキーボードの場合、入力インターフェース2はUSBなどの有線端子が挙げられる。また、携帯電話や無線キーボードなどに対応する場合、入力インターフェース2としては、Bluetooth(登録商標)などの無線インターフェースが挙げられる。なお、マウスやトラックボールのように方向の限定が無く入力できる入力デバイスでも利用可能であるが、この発明にかかる制御装置による効果の恩恵が薄くなる。タッチパネルの場合はこの発明にかかる制御装置の効果の恩恵がほぼ無い。いずれであっても、入力デバイス5は、少なくとも上下左右に対応する入力キーと決定に対応するキーを有し、それらを入力した情報を送信し、入力インターフェース2を介して制御部4へと入力した情報を伝達可能であればよい。
一方、出力インターフェース3は、画面制御装置1と接続された別の筐体である一般的な矩形ディスプレイ6に対するVGAやHDMIなどの出力端子や、画面制御装置1と一体である筐体に組み込まれたディスプレイに直接繋がる端子となる。図1では外部に接続された矩形ディスプレイ6を例にとって示す。
すなわち、画面制御装置1としては、テレビやディスプレイのように矩形ディスプレイ6を有する装置そのものであってもよいし、又は矩形ディスプレイ6に接続して動作するハードディスクレコーダー、セットトップボックスなどであってもよい。それらに下記のような動作を行わせるプログラムを実装することで、この発明にかかる画面制御装置1とすることができる。
制御部4は、入力インターフェース2からの入力に応じ、出力インターフェース3への映像の出力を行う演算装置、及びそれらを動作させるプログラムである。この発明に関する機能の他に、テレビやレコーダー、セットトップボックスとしての必要な動作を行わせるものであってよい。その動作を行わせるための制御を、出力インターフェース3に出力される表示内容に沿って、表示領域で表示されるコンポーネントを選択し、決定することで行う。選択するにあたっては、入力インターフェース2から入力される上下左右に対応するキーの入力により、どれを選択するかを示すフォーカスを移動させ、決定キーにより決定する。
制御部4が出力する画面構成例を図2に示す。このように画面上にコンポーネントを配置する配置ステップで出力インターフェース3から出力される映像は、矩形状の表示領域11への出力情報である。ゲーム内容やビデオ内容を一部に含んでいてもよいが、少なくとも複数の選択肢がある中から実行する内容を選択する、操作の用に供する画像である。操作としては、再生しようとするチャンネルや録画番組の選択、天気予報やニュースなどの項目選択など、特に限定されない。それらの選択を行うために、ボタンや枠の形でコンポーネントA〜E(F〜J)が複数配置されている。
この表示領域11の左右端のそれぞれの近傍に、短冊状の遷移コンポーネント12が配置される。遷移コンポーネント12は、選択されうる全てのコンポーネントの最外域よりも矩形状の表示領域の端部に近い位置まで伸ばされている。すなわち、図2(a)に表示されるコンポーネントA〜Eのうち、最も下側までコンポーネントが広がっているのはコンポーネントDである。遷移コンポーネント12の下端は、このコンポーネントDの下端よりもさらに表示領域11の下端に近いところまで伸びている。これにより、コンポーネントDにフォーカスがあたっている状況で、右キーを入力して右への移動が指示されたとき、内部処理上の座標がコンポーネントDの中のどこにあったとしても、その右に遷移コンポーネント12が必ず存在するということになる。これにより、必ず遷移コンポーネント12にフォーカスがあたるようにすることができる。また、コンポーネントCにフォーカスが当たっているときに右キーを入力した場合も同様に遷移コンポーネント12にフォーカスが当たるように、コンポーネントCの上端よりも、遷移コンポーネント12の上端の方が、さらに表示領域11の上端に近いところまで伸びている。さらに、コンポーネントA又はEにフォーカスが当たっているときに左キーを入力した場合も同様である。
遷移コンポーネント12は、座標上は左右の端部に接していることが好ましい。他のコンポーネントが遷移コンポーネント12よりもさらに端部にあると、事実上選択できなくなってしまうからである。ただし、選択できるコンポーネントを事実上配置できないようになっていればよい。遷移コンポーネント12自体の幅は特に限定されないが、短いほど好ましい。太いと他のコンポーネントの表示領域を圧迫してしまうからである。なお、この幅は1ピクセル分あれば足りる。
遷移コンポーネント12自体は図では明示されているが、可視化されている必要はなく、背景と同色でもよい。ただし、見かけ上は画面の端に存在しているコンポーネントDから右キーの入力が可能であり、またコンポーネントEから左キーの入力が可能であることを示すために、遷移コンポーネント12とは別に、表示領域の端部にガイド矢印13を表示しておいてもよい。このガイド矢印13自体にはフォーカスが当たらないようにオブジェクトのZ位置を調整するか、又は、プログラム上の座標を表示領域外に設定しておき、見かけの表示だけが画面に映るようにしておくとよい。
入力に従ってフォーカスを移動するフォーカスステップの際に、遷移コンポーネント12にフォーカスがあたったとき、設定された別のコンテンツを表示領域に表示する更新ステップを行う。コンポーネントDやEの中身を更新したり、コンポーネントの配置や構成を丸ごと変えてもよい。具体的には例えば、表示領域の表示をHTMLやXMLなどのマークアップ言語で記述したファイルでページを表示しておき、遷移コンポーネント12にフォーカスがあたったときに、別のファイルでページを表示するといったことが挙げられる。遷移コンポーネント12にフォーカスがあたったときにそのようにそのような動作をするプログラムの処理としては、Javascript(登録商標)によるイベントの処理によって実装できる。
もちろん、上記更新ステップによって別のコンテンツを表示したときにも、他のコンポーネント(F〜J)とともに、同様に画面の左右端に遷移コンポーネント12を配置する配置ステップを実行してよい(図2(b))。これを繰り返すことで、左右キーの入力だけで次々と表示するコンテンツを切り替えていくことができる。
この第一の実施形態とは90度配置が異なる第二の実施形態となる画面構成例を図3に示す。すなわち、上下端に短冊状の遷移コンポーネント12が端に沿って設けてある。遷移コンポーネント12の左側の端部はコンポーネントA〜Cの左端よりも端部側まで伸びており、遷移コンポーネント12の右側の端部はコンポーネントD,Eの右端よりも端部側まで伸びている。この実施形態の場合も同様に、上下キーの入力だけでコンテンツを次々と切り替えていくことができる。
次に、第三の実施形態となる画面構成例を図4(a)に示す。この実施形態では、矩形状の表示領域の上側の端部に接して、表示領域の一部を区切った共通表示領域21と、それ以外の部分であるコンテンツ表示領域22とが設けられている。コンテンツ表示領域22が、コンテンツを選択し表示が変更されるメイン部分であり、共通表示領域21はホーム画面への移行や終了といったコンテンツに拘わらず共通して表示されるメニュー部分である。図では共通表示領域21を上側に設定しているが、下側でもよい。すなわち、遷移コンポーネント12が設けられていない方の端部のいずれかであればよい。
共通表示領域21には一つ又は複数のコンポーネントが配置されており、これら(図4中のA〜C)を共通配置コンポーネントとし、共通で表示しつづけるメニューなどを表示する。一方、共通表示領域21ではないコンテンツ表示領域22には、コンテンツとなるコンポーネントD、Eが表示され、遷移コンポーネント12へフォーカスがあたってコンテンツを切り替える際には、このコンテンツ表示領域22のみが変更になる。変更後の画面構成例を図4(b)に示す。
さらに、この実施形態では、遷移コンポーネント12にフォーカスが当たる前に、どのコンポーネントにフォーカスがあたっていたかによって処理を変える。この処理フローを図5に示す。まず(S101)、初期画面となるコンポーネントを配置する配置ステップを実行する(S102)。ついで、上下左右キーが入力されてフォーカスがあたるコンポーネントが移るフォーカスステップが実行される(S103)。このフォーカスステップでのフォーカスの移動先が遷移コンポーネント12でなければ(S104→No)、現在表示されているページ内でフォーカスが移動する(S105)。そこで決定キーが入力されれば(S106→Yes)フォーカスがあたっている項目が実行される(S107)。入力されなければ(S106→No)引き続きフォーカスステップに戻る。
一方、フォーカスの移動先が遷移コンポーネント12であった場合(SS104→Yes)、その直前にフォーカスがあたっていたコンポーネントが、共通表示領域21の上記共通配置コンポーネントであるか否かによって処理を変更する(S111)。共通配置コンポーネントである場合には(S111→Yes)、更新ステップを行わずにそのままとする(S112)。この場合、次の上下左右キーの入力を待ち、フォーカスステップに戻る(S103)。メニューを選択していたのであって、コンテンツの更新の意図がないと考えられるためである。
一方、共通配置コンポーネントでない場合には(S111→No)、コンテンツ表示領域22のコンテンツを更新する(S113)。これは上記の配置ステップに相当し、その後は更新されたページでフォーカスステップを待つことになる。
なお、直前にフォーカスがあたっていたコンポーネントが何であるかを判別するための実装方法は特に限定されない。例えば、フォーカスがあたっていたコンポーネントの履歴をオブジェクトIDや時間などの形で記録するフォーカス履歴データベースに記録し続けておき、遷移コンポーネント12にフォーカスが当たったS111のタイミングでその履歴を参照する方式が挙げられる。また別の方式としては、直前にフォーカスがあたっていたコンポーネントのIDを取得する関数を実装しておき、S111の際に参照する方式が挙げられる。
上記の履歴を参照する方式としては、直前にフォーカスがあたったコンポーネントだけで次のコンテンツの表示(更新)を行うか否かを判断するだけでなく、直近の複数のフォーカスステップにおけるフォーカスの履歴次第で、次のコンテンツの表示を行うか否かを判断してもよく、あるいは、履歴の様々な条件次第で、標準で表示するコンテンツとは別のコンテンツを表示させるようにしてもよい。
1 画面制御装置
2 入力インターフェース
3 出力インターフェース
4 制御部
5 入力デバイス
6 矩形ディスプレイ
11 表示領域
12 遷移コンポーネント
13 ガイド矢印
14 ボタン
21 共通表示領域
22 コンテンツ表示領域

Claims (2)

  1. 上下左右と決定の入力を受け付ける入力インターフェースと、
    矩形状の表示領域への出力を行う出力インターフェースと、
    上記出力インターフェースに、複数のコンポーネントを含むページを出力可能であり、
    上記入力インターフェースからの入力に従って、上記表示領域で表示させるコンポーネントへのフォーカスを移動し、出力するコンテンツを変更する制御部と、を備え、
    上記制御部は、
    上記表示領域の上下端又は左右端のいずれか一対の両端近傍に、選択されうる全てのコンポーネントの最外域よりも前記矩形の端部に近い位置まで伸ばされた短冊状の遷移コンポーネントを配置し、
    上記入力インターフェースからの入力に従ってフォーカスが移動し、上記遷移コンポーネントにフォーカスが当たったとき、設定された現在表示されているコンテンツとは別のコンテンツを前記矩形状表示領域に表示し、
    上記いずれか一対の両端ではない一方の端部に接して、上記矩形状表示領域の一部を区切った共通表示領域を設け、上記共通表示領域には1つ又は複数の共通配置コンポーネントを配置し、
    上記遷移コンポーネントにフォーカスがあたったとき、その直前にフォーカスがあたっていたコンポーネントが上記共通配置コンポーネントである場合には、出力するコンテンツを変更せず、
    上記遷移コンポーネントにフォーカスがあたったとき、その直前にフォーカスがあたっていたコンポーネントが上記共通配置コンポーネントでない場合には、上記共通表示領域以外の部分について、別のコンテンツを表示する、
    画面制御装置。
  2. 入力インターフェースから上下左右と決定の入力を受け付け、矩形状の表示領域を有する表示装置への出力を行う制御装置を実行させるプログラムであって、
    上記表示領域に複数のコンポーネントを配置し、そのうち、上記表示領域の上下端又は左右端のいずれか一対の両端近傍に、表示される全てのコンポーネントの最外域よりも前記矩形の頂点に近い位置まで伸ばされた短冊状の遷移コンポーネントを配置する配置ステップ、
    上記入力インターフェースからの入力に従って、上記表示領域で表示させるコンポーネントへのフォーカスを移動するフォーカスステップ、
    上記のフォーカスの移動によって、上記遷移コンポーネントにフォーカスが当たったとき、設定された現在表示されているコンテンツとは別のコンテンツを前記矩形状表示領域に表示する更新ステップ、
    を実行させるプログラムであって、
    上記配置ステップにおいて、上記いずれか一対の両端ではない一方の端部に接して、上記矩形状表示領域の一部を区切った共通表示領域を設け、上記共通表示領域には1つ又は複数の共通配置コンポーネントを配置し、
    上記更新ステップにおいて、その直前にフォーカスがあたっていたコンポーネントが上記共通配置コンポーネントである場合には、別のコンテンツを表示せずにそのままとし、
    その直前にフォーカスがあたっていたコンポーネントが上記共通配置コンポーネントでない場合には、上記共通表示領域以外の部分について、別のコンテンツを表示する、
    プログラム。
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