JP6342511B2 - ナノ構造のパターンを備えた光透過性導電体を製造するためのフォトマスク及びその製造方法 - Google Patents

ナノ構造のパターンを備えた光透過性導電体を製造するためのフォトマスク及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光透過性導電体を製造するためのフォトマスク及びその製造方法に係り、特に、ナノ構造のパターンを備えた光透過性導電体を製造するためのフォトマスク及びその製造方法に関する。
光透過性導電体は、可視光領域の光を透過させると共に、導電性を有する薄い導電膜をいう。光透過性導電体は、多様な電子機器に幅広く使用されている。例えば、平板TVやデスクトップPCの液晶ディスプレイのような平板表示パネル、タブレットPCやスマートフォンのタッチパネル、電子発光装置などで光透過性導電体が透明電極として広く使用されている。
かような光透過性導電体は、多様な方法によって製造される。従来は、光透過性が高く、かつ導電性を有させるために、酸化インジウムスズ(indium tin oxide)のような金属酸化物を用いて光透過性導電体を製造したが、かような金属酸化物は、光透過性を高めるほど、導電性が落ちるという問題点があった。
他の方法では、カーボンナノチューブ(carbon nano−tube)や銀ナノワイヤ(silver nano−wire)のようなナノ構造体を溶液に分散させた後、それを基板に塗布する方法が活発に研究されている。しかし、かような方法は、透明電極を形成する個別ナノ構造体単位が互いに接触された状態で連結されており、抵抗値を低めるのに限界があり、導電性が落ちるという問題点がある。また、かような方法は、光透過性導電体を製造する度に、ナノ構造体の分散及び塗布過程を経なければならず、工程が複雑であり、個別光透過性導電体ごとにナノ構造体パターンが異なるので、反復再現性が落ちて信頼性が低下するという問題点がある。
最近、フォトリソグラフィ(photo lithography)によって金属にメッシュパターンを形成することにより、光透過性導電体を製造するのに関心が集中している。かようなフォトリソグラフィでは、金属メッシュパターンに相応するパターンを有するフォトマスクを利用し、かようなフォトマスクのパターンは、レーザーを用いて形成する。この際、通常、レーザーソースとして、クリプトン−イオンレーザー(krypton−ion laser)やNdヤグレーザー(Nd yag laser)を使用するが、この場合、レーザーの波長は、413nmや532nmとなる。したがって、かようなレーザー波長を用いる場合、フォトマスクに形成されるパターンの画素サイズを精密にするのに限界がある。また、傾いた線をパターン化する場合には、レーザーが垂直線及び水平線の繰り返しによって傾いた線をパターン化するので、その線幅が波長よりもさらに大きくなるという問題点がある。
結果的に、従来のフォトマスクでは、金属メッシュパターンを高精細に形成し難くなるので、視距離による視認性問題を有するようになる。さらに、従来のフォトマスクによって規則的なパターンを有する金属メッシュ電極を形成する場合には、パターン構造によるモアレ現象が現れる問題点がある。
したがって、光透過性及び導電性がいずれも優れ、視認性を向上させ、モアレ現象を防止することができる光透過性導電体を製造すると共に、かような光透過性導電体を繰り返して量産することができる信頼性ある製造方法の開発が必要となった。
本発明は、ナノ構造のパターンを備えた光透過性導電体を製造するためのフォトマスク及びその製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、フォトマスクであって、光透過性基板と、基板上の遮光層を備え、遮光層は、外部から基板に入射される光が、基板を透過不可能にする遮光性物質を含み、遮光層は、ナノ構造体が交差するように配列して形成するナノ構造体ネットワークに相応するパターンを含む。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遮光層が、実質的に一定の厚さを有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の遮光層が、1つの一体に形成された単一体であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のナノ構造体が、ナノチューブ、ナノワイヤ、ナノファイバー(nano−fiber)及びその混合体からなる群のうちから選択された1つであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のパターンが、無定形(amorphous)であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のパターンが、ナノ構造体ネットワークを構成するそれぞれのナノ構造体に相応するパターンを備える複数の本体部と、本体部が互いに交差する複数の交差部と、本体部間の介在部と、を含むことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の本体部と交差部が、内部に介在部を含むように連結されている少なくとも1つの閉鎖系を形成することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の本体部と交差部が、内部と外部とが区別されないように連結されている少なくとも1つの開放系を形成することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6に記載の介在部に、本体部の端部が突出していることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項6に記載の本体部の幅wが1x10nm≦w≦2.5x10nmの範囲に属することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項6に記載の本体部の幅がwであり、本体部の長さがdであるとき、1x10≦d/w≦3x10の範囲に属することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項6に記載の本体部の幅がwであり、本体部の長さがdであるとき、1x10≦d/w≦5x10の範囲に属することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項6に記載の交差部が、本体部と実質的に同じ厚さを有することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項6に記載の本体部が、外部から基板に入射される光が、基板を透過不可能に形成され、介在部は、外部から基板に入射される光が、基板を透過するように形成されていることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項6に記載の本体部が、外部から基板に入射される光が、基板を透過するように形成されており、介在部は、外部から基板に入射される光が、基板を透過不可能に形成されていることを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、フォトマスクの製造方法であって、(1)光透過性基板上に遮光性物質を塗布する段階と、(2)前記遮光性物質上に感光性物質を塗布する段階と、(3)前記感光性物質上にナノ構造体が交差するように配列されたネットワークを形成するように、前記ナノ構造体を配列する段階と、(4)前記ナノ構造体ネットワークを通じて光を照射して、前記感光性物質に前記ナノ構造体ネットワークに相応する形状を形成する段階と、(5)前記感光性物質の形状によって、前記遮光性物質に前記ナノ構造体ネットワークに相応するパターンを形成して、遮光層を形成する段階と、を含むことを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の(3)段階のナノ構造体が、ナノチューブ、ナノワイヤ、及びその混合体からなる群のうちから選択された1つであることを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、フォトマスクの製造方法であって、(1)光透過性基板上に遮光性物質を塗布する段階と、(2)遮光性物質上にナノ構造体が交差するように配列されたネットワークを形成するように、ナノ構造体を配列する段階と、(3)ナノ構造体ネットワークを通じて腐蝕剤を接触させて、遮光性物質にナノ構造体ネットワークに相応するパターンを形成して、遮光層を形成する段階と、を含むことを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、請求項18に記載の(2)段階のナノ構造体がナノファイバーを含むことを特徴とする。
請求項20に記載の発明は、フォトマスクの製造方法であって、(1)光透過性基板上にナノ構造体が交差するように配列されたネットワークを形成するように、ナノ構造体を配列する段階と、(2)ナノ構造体ネットワークを覆うように基板上に遮光性物質をコーティングする段階と、(3)ナノ構造体ネットワークを基板から分離することにより、ナノ構造体ネットワークに相応する開口部を有するパターンを形成して遮光層を形成する段階と、を含むことを特徴とする。
請求項21に記載の発明は、請求項20に記載の(2)段階のナノ構造体がナノファイバーを含むことを特徴とする。
本発明は、ナノ構造のパターンを備えた光透過性導電体を製造するためのフォトマスク及びその製造方法を提供することができる。
実施例1であって、フォトマスクを概略的に示す斜視図である。 図1のフォトマスクにおいて、遮光層のパターンを示す平面図である。 図2の遮光層のパターンの一部を示す図面である。 図3のIV−IV線に沿って見た断面図である。 実施例2であって、フォトマスクにおいて、遮光層のパターンを示す平面図である。 実施例3であって、フォトマスクにおいて、遮光層のパターンを示す平面図である。 実施例4であって、フォトマスクに第2遮光層が備えられたことを示す斜視図である。 実施例5であって、フォトマスクにおいて、遮光層のパターンを示す平面図である。 図8の遮光層のパターンの一部を示す図面である。 図9のX−X線に沿って見た断面図である。 実施例6であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。 実施例6であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。 実施例6であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。 実施例6であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。 実施例6であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。 実施例6であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。 実施例6であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。 実施例6であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。 実施例7であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。 実施例7であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。 実施例7であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。 実施例7であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。 実施例8であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。 実施例8であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。 実施例8であって、フォトマスクの製造方法を示す図面である。
発明を実施するための具体的な内容を実施例に基づいて説明する。かような実施例は、発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が、発明を実施するために具体的な内容を理解するように例示的に提供されるものであって、多様な他の形で変形可能なので、本発明が以下の実施例によって限定されるものではない。
(実施例1)
本実施例では、例示的に図1に示されたように、フォトマスク100が基板110及び遮光層120を含む。
フォトマスク100は、露光システム(exposure system)を用いたフォトリソグラフィ(photo lithography)工程によって基板に微細電極パターンを形成するために、微細電極パターンに相応するパターンを形成したことをいう。ここで、フォトマスク100は、ナノ構造体の線幅に対応する線幅を有する微細電極パターンを形成するために使用されるものである。
基板110は、その上部に遮光層120がコーティングされるか、積層されることをいう。基板110は、剛性(rigid)または軟性(flexible)であり得る。基板110は、光透過性を有する。例えば、基板110は、ガラス(glass)や石英のような物質で形成されるが、これに限定されない。基板110は、光透過性を有する。例えば、基板110は、露光システムによって照射される光を、90%以上透過させるものであっても良い。
遮光層120は、基板110上に形成されるものであって、外部から基板110に入射される光が、基板110を透過不可能に遮光する層をいう。遮光層120は、実質的に一定の厚さを有することができる。これにより、フォトマスク120を通過する光を精密に制御することができ、精密な微細電極パターンの形成が可能となる。遮光層120は、実質的に一定の厚さを有することが望ましいが、これに限定されず、層を形成するものであれば、如何なる厚さを有しても良い。また、遮光層120は、1つの一体に形成された単一体であり得るが、これに限定されず、光を遮断する層を形成するものであれば、単一体ではなくとも良い。
遮光層120は、遮光性物質を含む。遮光層120を形成する遮光性物質は、金属を含むことができる。例えば、遮光層120は、クロムのような金属で形成されるが、これに限定されない。遮光性物質は、基板110上に多様な方法でコーティングされうる。例えば、遮光性物質は、スパッタリングによる蒸着によって基板110上にコーティングされうる。例えば、遮光層120は、50nmないし100nmの厚さを有するクロム蒸着膜として形成されうる。
遮光層120は、ナノ構造体が交差するように配設されたネットワークに相応するパターンを含む。ここで、ナノ構造体は、ナノチューブ、ナノワイヤ、ナノファイバー(nano−fiber)またはその混合体であり得る。ナノ構造体に当たれば、如何なる物質からなるものであっても、これに含まれる。例えば、カーボンナノチューブ、銀ナノワイヤ、カーボンナノファイバーなどをナノ構造体として使用することができる。かように遮光層120が、ナノ構造体が交差するように配設されたネットワークに相応するパターンを含むので、遮光層120を形成するそれぞれのナノ構造体に相応する部分の幅を高度で狭く形成することができ、高度で微細なナノ単位サイズの遮光性を確保可能となる。したがって、遮光層120は、高い導電性を有する導電性物質で形成されると共に、高度の光透過性を確保することができるナノ構造体ネットワークに相応する微細電極パターンを形成可能となる。
ナノ構造体が交差するように配設されたネットワークに相応するパターンは、ナノ構造体が交差するように配設されたネットワーク自体ではなく、そのようなネックワークに相応するように形成されるパターンをいう。かようなパターンは、例示的に図2に示されたように、複数の本体部121、複数の交差部122、及び介在部123を備える。本体部121は、ナノ構造体ネットワークのナノ構造体に相応する部分を、交差部122は、本体部121が交差して形成される部分を、介在部123は、本体部121の間の部分を、それぞれ意味する。本体部121と交差部122は、遮光層120が、外部から基板110に入射される光が基板110を透過不可能にする要素であり、介在部123は、遮光層120が、外部から基板110に入射される光が基板110を透過するようにする要素である。したがって、露光システムによって照射される光は、遮光層120の本体部121と交差部122とでは透過不可能であり、遮光層120の介在部123では透過可能なので、かような遮光層120を備えたフォトマスク100は、ポジティブ(positive)フォトマスク100として、本体部121と交差部122に相応するパターンを有する微細電極パターンを形成する。
本体部121a、121b、121c、121dと交差部122a、122b、122c、122dは、内部に介在部123aを含むように連結されている閉鎖系(closed system)125を形成することができる。これにより、本体部121が互いに重複して連結されることにより、本体部121に相応する微細電極パターン部分の間の電気的連結の信頼性を向上させ、微細電極パターンの製造工程上、または使用上の電気的連結の断絶を効果的に防止することができる。また、他の本体部121e、121f、121gと他の交差部122e、122fは、内部と外部とが区別されないように連結されている開放系(open system)126を形成することができる。介在部123は、閉鎖系125によって形成される閉鎖系介在部123aと開放系126によって形成される開放系介在部123bとに区分されうる。閉鎖系125と開放系126は、互いに分離されて独立して位置しても、隣接して位置しても良い。また、閉鎖系125内部に開放系126が位置しても、逆に開放系126内に閉鎖系125が位置しても良い。ナノ構造体が、ナノチューブやナノワイヤのように縦横比が有限なものである場合、かようなナノ構造体によるネックワークを用いて形成された本体部121は、端部124を有することができる。かような本体部121の端部124は、閉鎖系介在部123aや開放系介在部123bに突き出ても良い。
本体部121の幅wは、例示的に図3に示されたように、ナノ構造体のネットワークを何で形成するかによって多様に形成されうる。ここで、本体部の幅wは、本体部121の実幅またはその平均を意味する。かような本体部121の長さwは、ナノ構造体ネックワークを構成するナノ構造体としてナノチューブを使用する場合と、ナノワイヤを使用する場合と、またはナノファイバーを使用する場合によって、それぞれ異なって形成されうる。さらに、ナノ構造体ネットワークを単一種のナノ構造体で形成する場合にも、本体部121の幅wを多様に形成することができる。例えば、本体部121の幅wは、1x10nm<w≦2.5x10nmの範囲に属する。また、例えば、本体部121の厚さは、50nmないし100nmであり得る。
本体部121の長さdは、例示的に図2及び図3に示されたように、ナノ構造体のネットワークを何で形成するかによって多様に形成されうる。ここで、本体部121の長さdは、本体部121の実長またはその平均を意味する。かような本体部121の長さdは、ナノ構造体ネックワークを構成するナノ構造体としてナノチューブを使用する場合と、ナノワイヤを使用する場合と、またはナノファイバーを使用する場合によって、本体部121の長さdが異なって形成されうる。さらに、ナノ構造体ネットワークを単一種のナノ構造体で形成する場合にも、本体部121の長さdを多様に形成することができる。また、本体部121の長さdは、ナノ構造体のネットワークを何で形成するかによって、本体部の幅wに係わりうる。例えば、ナノワイヤでナノ構造体ネットワークを構成して本体部121を形成する場合、本体部121の幅がwであり、本体部121の長さがdであるとき、1x10≦d/w≦3x10の範囲に属する。また、例えば、ナノファイバーでナノ構造体ネットワークを構成して本体部121を形成する場合、本体部121の幅がwであり、本体部121の長さdであるとき、1x10≦d/w≦5x10の範囲に属する。
本体部121の幅と長さとの関係は、ナノ構造体ネットワークを構成するナノ構造体の縦横比(aspect ratio)A(すなわち、ナノ構造体の長さをナノ構造体の平均直径で割った比率)によって実質的に決定されうる。例えば、ナノ構造体ネックワークを構成するナノ構造体としてナノワイヤを使用する場合には、ナノ構造体の縦横比Aは、1x10<A<3x10であり、ナノ構造体としてナノファイバーを使用する場合には、ナノ構造体の縦横比Aは、1x10<Aであり得る。但し、本体部121の幅と長さとの関係は、これに限定されない。
一方、交差部122は、例示的に図3及び図4に示されたように、本体部121と実質的に同じ厚さを有することができる。これにより、遮光層120のパターンを単一体で形成し、交差部122に相応する微細電極部分のパターンを、本体部121に相応する微細電極部分のパターンと同じ厚さに形成することができ、交差部122に相応する微細電極部分のパターンにおいて抵抗増加を防止することができる。
介在部123の領域の大きさ及び形状は、多様に形成することができる。例えば、介在部123の領域の大きさ及び形状は、事実上本体部121の間の距離によって決定されうる。かような介在部123の領域の大きさは、ナノ構造体ネットワークをどのように構成するかによって調節され、ナノ構造体ネットワークは、フォトマスク100によって形成しようとする微細電極パターンが有する開口率に相応するように構成されうる。
遮光層120のパターンは、無定形(amorphous)であり得る。かように無定形のパターンを有する遮光層120を用いて微細電極パターンを形成する場合、無定形の微細電極パターンを形成することができ、整形化された微細電極パターンの繰り返しによってストライプ柄が見えるモアレ(moire)現象を防止可能となる。但し、遮光層のパターンは、無定形に限定されず、ナノ構造体が交差して配設されたネットワークに相応するパターンを含むものであれば、如何なるものでも可能である。
(実施例2)
本実施例では、例示的に図5に示されたように、フォトマスク200の基板210上に形成された遮光層220が、ナノ構造体が交差するように配設されたネットワークに相応するパターンを備えることにより、本体部221と交差部222とを含むパターンを備えるが、本体部221が遮光層220の一縁部から他縁部に連続して延びており、パターン内に本体部221の端部が存在しないことを特徴とする。
これにより、本体部221と交差部222とによる遮光層220の連結の信頼性をさらに確実にし、かつ本体部221の端部のような断絶された部分が存在しないことから、遮光層220に相応する微細電極パターンの連結の信頼性確保及び端部での精電気現象の防止を具現可能となる。
本実施例の遮光層220パターンは、ナノ構造体として縦横比が非常に大きなナノファイバーを使用することにより、非常に容易に形成することができる。
(実施例3)
本実施例では、例示的に図6に示されたように、フォトマスク300の基板310上に形成された遮光層320が、ナノ構造体が交差するように配設されたネットワークに相応するパターンを備えることにより、本体部321、交差部322、及び本体部321の端部324を備えるが、本体部321が遮光層320の一縁部から他縁部に連続して延びておらず、本体部321a、321b、321cと交差部322a、322bは、内部と外部とが区別されないように連結されている開放系326を形成することができるが、本体部321と交差部322は、内部に介在部323を含むように連結されている閉鎖系を形成しないことを特徴とする。
これにより、縦横比が大きくないナノ構造体を用いても、遮光層連結の信頼性を確保することができるパターンの形成が可能となる。
本実施例の遮光層320パターンは、ナノ構造体として、縦横比がナノファイバーに比べて小さいナノチューブやナノワイヤを使用することにより、非常に容易に形成可能となる。
(実施例4)
本実施例では、例示的に図7に示されたように、フォトマスク400の遮光層420が、フォトマスク400によって形成される微細電極パターンに連結される端子部パターンを形成するための端子部遮光層430をさらに備えることを特徴とする。端子部遮光層430は、遮光層420と同様に、外部から基板410に入射される光が、基板410を透過不可能にする遮光性物質を含み、端子部パターンに相応するパターンを含む。
これにより、フォトマスク400は、遮光層420によって形成される微細電極パターンと端子部遮光層430によって形成される端子部パターンとを同時に形成可能となる。
端子部遮光層430のパターンは、遮光層420の複数の遮光部427とそれぞれ連結される複数の本体部431と、これらの間の第2介在部433を含み、また複数の遮光部427と接続される複数の接続部432を含む。
(実施例5)
本実施例においては、例示的に図8ないし図10に示されたように、フォトマスク500の基板510上に形成された遮光層が、ナノ構造体が交差するように配設されたネットワークに相応するパターンを備える。かようなパターンは、複数の本体部521、複数の交差部522及び介在部523を備える。本体部521は、ナノ構造体ネットワークのナノ構造体に相応する部分であり、交差部522は、本体部521が交差して形成される部分であり、介在部523は、本体部521の間の部分である。ここで、本体部521と交差部522は、外部から基板510に入射される光が、基板510を透過するように形成され、介在部523は、外部から基板510に入射される光が、基板510を透過不可能に形成される。したがって、露光システムによって照射される光は、遮光層の本体部521と交差部522は透過し、遮光層の介在部523は透過不可能になる。したがって、かような遮光層を備えたフォトマスク500は、ネガティブ(negative)フォトマスク500であって、本体部521と交差部522とに相応するパターンを有する微細電極パターンを形成する。
本体部521a、521b、521c、521dと交差部522a、522b、522c、522dは、内部に介在部523aを含むように連結されている閉鎖系(closed system)525を形成することができる。また他の本体部521e、521f、521gと他の交差部522e、522fは、内部と外部とが区別されないように連結されている開放系(open system)526を形成することができる。介在部523は、閉鎖系525によって形成される閉鎖系介在部523aと開放系526によって形成される開放系介在部523bに区分されうる。閉鎖系525と開放系526は、互いに分離されて独立して位置しても、隣接して位置しても良い。また、閉鎖系525内部に開放系526が位置するか、逆に開放系526内に閉鎖系525が位置しうる。
本体部521の幅wは、例示的に図9に示されたように、ナノ構造体のネットワークを何で形成するかによって多様に形成されうる。ここで、本体部の幅wは、本体部521の実幅またはその平均を意味しうる。かような本体部521の長さwは、ナノ構造体ネックワークを構成するナノ構造体としてナノチューブを使用する場合、ナノワイヤを使用する場合、またはナノファイバーを使用する場合によって、それぞれ異なるように形成されうる。また、ナノ構造体ネットワークを単一種類のナノ構造体で形成する場合にも、本体部521の幅wを多様に形成しうる。例えば、本体部521の幅wは、1x10nm<w≦2.5x10nmの範囲に属しても良い。また、例えば、本体部521の厚さは、50nmないし100nmであり得る。
本体部521の長さdは、例示的に図8及び図9に示されたように、ナノ構造体のネットワークを何で形成するかによって多様に形成されうる。ここで、本体部521の長さdは、本体部521の実長またはその平均を意味しうる。かような本体部521の長さdは、ナノ構造体ネックワークを構成するナノ構造体としてナノチューブを使用する場合、ナノワイヤを使用する場合、またはナノファイバーを使用する場合によって、それぞれ異なるように形成されうる。また、ナノ構造体ネットワークを単一種類のナノ構造体で形成する場合にも、本体部521の長さdを多様に形成しうる。また本体部521の長さdは、ナノ構造体のネットワークを何で形成するかによって、本体部の幅wに関連付けられる。例えば、ナノワイヤでナノ構造体ネットワークを構成して、本体部521を形成する場合、本体部521の幅がwであり、本体部521の長さがdであるとき、1x10≦d/w≦3x10の範囲に属しても良い。また、例えば、ナノファイバーでナノ構造体ネットワークを構成して本体部521を形成する場合、本体部521の幅がwであり、本体部521の長さがdであるとき、1x10≦d/w≦5x10の範囲に属しても良い。
本体部521の幅と長さとの関係は、ナノ構造体ネットワークを構成するナノ構造体の縦横比A(すなわち、ナノ構造体の長さを、ナノ構造体の平均直径で割った比率)によって実質的に決定されうる。例えば、ナノ構造体ネックワークを構成するナノ構造体としてナノワイヤを使用するときには、ナノ構造体の縦横比Aは、1x10<A<3x10であり、ナノ構造体としてナノファイバーを使用するときには、ナノ構造体の縦横比Aは、1x10<Aであり得る。但し、本体部521の幅と長さとの関係は、これに限定されない。
(実施例6)
本実施例において、例示的に図11aないし図11hに示されたように、感光性物質を用いてポジティブフォトマスクを製造する方法が示されている。
本実施例では、まず、光透過性基板610上に遮光性物質620を塗布する(図11a)。ここで、遮光性物質620は、クロムのような遮光性に優れた金属となりうる。基板620上への遮光性物質620の塗布は、スピンコーティング、メッキ、蒸着など多様な方法によって行われる。次いで、遮光性物質620上に感光性物質630をコーティングする(図11b)。感光性物質630は、感光性ポリマーを含み、感光性を有する多様な物質を使用しうる。遮光性物質620上への感光性物質630の塗布は、印刷法など多様な方法によって行われる。感光性物質630を塗布した後には、その上面にナノ構造体が交差するように配列されたネットワーク640を形成するようにナノ構造体を配列する(図11c)。ナノ構造体としては、ナノチューブ、ナノワイヤ、ナノファイバー、またはその混合体を使用することができる。次、ナノ構造体ネットワーク640を用いて感光性物質630にナノ構造体ネットワーク640に相応する形状を形成する(図11d)。この際、ナノ構造体ネットワーク640を通じて感光性物質630を光源650に露光することにより、感光性物質630にナノ構造体ネットワーク640に相応する形状を形成することができる。以降、現像液をノズル660のような装置で噴射することにより、感光性物質630をナノ構造体ネットワーク640に相応する形状を形成するように現像する(図11e)。ナノ構造体ネットワーク640に相応する形状を有するように現像された感光性物質630の上部でエッチング液をノズル670のような装置で噴射することにより、遮光性物質620をナノ構造体ネットワーク640に相応するパターンを有するようにエッチングする(図11f)。この際、パターンは、ナノ構造体ネットワーク640に相応する無定形のパターンになるようにすることが望ましい。次いで、ナノ構造体ネットワーク640に相応するパターンを有する遮光性物質620の上面に残っている感光性物質630をノズル680のような装置を用いて剥離する(図11g)。かような過程を経て基板610上に遮光層650が形成されたフォトマスク600を完成する(図11h)。
さらに、基板610上に、例えば、遮光層650の縁部の外部に対応する基板610上に遮光層650と連結される端子部遮光層(図示せず)を形成する段階をさらに備えることができる。ここで、端子部遮光層は、フォトマスク600を用いて微細電極パターンを形成するとき、微細電極パターンに連結される端子部パターンに対応する部分である。
(実施例7)
本実施例では、例示的に図12aないし図12dに示されたように、感光性物質を使用せず、ポジティブフォトマスクを製造する方法が示されている。
本実施例では、まず光透過性基板710上に遮光性物質720を塗布する(図12a)。遮光性物質720は、クロムのように露光システムからの光を遮断することができる物質を使用する。遮光性物質720の塗布は、スピンコーティング、印刷、蒸着などの多様な方法で行われる。次いで、遮光性物質720上にナノ構造体が交差するように配列されたネットワーク730を形成するようにナノ構造体を配列する(図12b)。ナノ構造体では、ナノチューブ、ナノワイヤ、ナノファイバーまたはその混合体のうち、いずれか1つを使用する。感光性物質を使用しない点を考慮すれば、ナノ構造体としては、ナノファイバーを使用することが望ましい。ナノ構造体としてナノファイバーを使用する場合には、ナノファイバーが遮光性物質720上に安定して配列されるように、リフロー(reflow)工程を経るようにすることができる。次いで、ナノ構造体ネットワーク730を通じて腐蝕剤を接触させて、遮光性物質720にナノ構造体ネットワーク730に相応するパターンを形成する(図12c)。腐蝕剤は、噴射装置770でナノ構造体ネットワーク730上で基板710側に噴射される。遮光性物質720にナノ構造体ネットワーク730に相応するパターンが形成された後には、ナノ構造体ネットワーク730を剥離することにより、遮光層740を形成して、ポジティブフォトマスク700を完成する(図12d)。
(実施例8)
本実施例においては、例示的に図13aないし図13cに示されたように、感光性物質を使用せず、ネガティブフォトマスクを製造する方法が示されている。
本実施例においては、まず光透過性基板810上にナノ構造体が交差するように配列されたネットワーク820を形成するようにナノ構造体を配列する(図13a)。ナノ構造体としては、ナノチューブ、ナノワイヤ、ナノファイバー、またはその混合体のうち、いずれか1つを使用する。感光性物質を使用しない点を考慮すれば、ナノ構造体としては、ナノファイバーを使用することが望ましい。ナノ構造体としてナノファイバーを使用する場合には、ナノファイバーが基板810上に安定して配列されるように、リフロー工程を経るようにしても良い。次いで、ナノ構造体ネットワーク820を覆うように、基板810上に遮光性物質830を塗布する(図13b)。遮光性物質830は、クロムのように露光システムからの光を遮断することができる物質を使用する。遮光性物質830の塗布は、スピンコーティング、印刷、蒸着などの多様な方法でなされる。次いで、ナノ構造体ネットワーク820を基板810から分離することにより、ナノ構造体ネックワーク820に相応する開口部を有するパターンを形成して遮光層840を形成する(図13c)。これにより、ネガティブフォトマスク800が完成される。
本発明は、図示された実施例を参考にして説明したが、これは例示的なものに過ぎず、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者ならば、かような実施例から多様な変形及び均等な他の実施例が可能であるという点を理解できるであろう。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決められる。
産業上利用可能性
本発明は、光透過性導電体を製造するためのフォトマスク及びその製造方法が適用される分野に適用されうる。

Claims (21)

  1. 光透過性基板と、
    前記基板上の遮光層と、を備え、
    前記遮光層は、外部から前記基板に入射される光が、前記基板を透過不可能にする遮光性物質を含み、
    前記遮光層は、ナノ構造体が交差するように配列して形成するナノ構造体ネットワークに相応するパターンを含むフォトマスク。
  2. 前記遮光層は、実質的に一定の厚さを有する請求項1に記載のフォトマスク。
  3. 前記遮光層は、1つの一体に形成された単一体である請求項1に記載のフォトマスク。
  4. 前記ナノ構造体は、ナノチューブ、ナノワイヤ、ナノファイバー(nano−fiber)及びその混合体からなる群のうちから選択された1つである請求項1に記載のフォトマスク。
  5. 前記パターンは、無定形(amorphous)である請求項1に記載のフォトマスク。
  6. 前記パターンは、
    前記ナノ構造体ネットワークを構成するそれぞれのナノ構造体に相応するパターンを備える複数の本体部と、
    前記本体部が互いに交差する複数の交差部と、
    前記本体部間の介在部と、を含む請求項1に記載のフォトマスク。
  7. 前記本体部と前記交差部は、内部に前記介在部を含むように連結されている少なくとも1つの閉鎖系を形成する請求項6に記載のフォトマスク。
  8. 前記本体部と前記交差部は、内部と外部とが区別されないように連結されている少なくとも1つの開放系を形成する請求項6に記載のフォトマスク。
  9. 前記介在部には、前記本体部の端部が突出している請求項6に記載のフォトマスク。
  10. 前記本体部の幅wは、1x10nm≦w≦2.5x10nmの範囲に属する請求項6に記載のフォトマスク。
  11. 前記本体部の幅がwであり、前記本体部の長さがdであるとき、1x10≦d/w≦3x10の範囲に属する請求項6に記載のフォトマスク。
  12. 前記本体部の幅がwであり、前記本体部の長さがdであるとき、1x10≦d/w≦5x10の範囲に属する請求項6に記載のフォトマスク。
  13. 前記交差部は、前記本体部と実質的に同じ厚さを有する請求項6に記載のフォトマスク。
  14. 前記本体部は、外部から前記基板に入射される光が、前記基板を透過不可能に形成され、前記介在部は、外部から前記基板に入射される光が、前記基板を透過するように形成されている請求項6に記載のフォトマスク。
  15. 前記本体部は、外部から前記基板に入射される光が、前記基板を透過するように形成されており、前記介在部は、外部から前記基板に入射される光が、前記基板を透過不可能に形成されている請求項6に記載のフォトマスク。
  16. (1)光透過性基板上に遮光性物質を塗布する段階と、
    (2)前記遮光性物質上に感光性物質を塗布する段階と、
    (3)前記感光性物質上にナノ構造体が交差するように配列されたネットワークを形成するように前記ナノ構造体を配列する段階と、
    (4)前記ナノ構造体ネットワークを通じて光を照射し、前記感光性物質に前記ナノ構造体ネットワークに相応する形状を形成する段階と、
    (5)前記感光性物質の形状によって、前記遮光性物質に前記ナノ構造体ネットワークに相応するパターンを形成して、遮光層を形成する段階と、を含むフォトマスクの製造方法。
  17. 前記(3)段階の前記ナノ構造体は、ナノチューブ、ナノワイヤ及びその混合体からなる群のうちから選択された1つである請求項16に記載のフォトマスクの製造方法。
  18. (1)光透過性基板上に遮光性物質を塗布する段階と、
    (2)前記遮光性物質上にナノ構造体が交差するように配列されたネットワークを形成するように前記ナノ構造体を配列する段階と、
    (3)前記ナノ構造体ネットワークを通じて腐蝕剤を接触させ、前記遮光性物質に前記ナノ構造体ネットワークに相応するパターンを形成して、遮光層を形成する段階と、を含むフォトマスクの製造方法。
  19. 前記(2)段階の前記ナノ構造体は、ナノファイバーを含む請求項18に記載のフォトマスクの製造方法。
  20. (1)光透過性基板上にナノ構造体が交差するように配列されたネットワークを形成するように前記ナノ構造体を配列する段階と、
    (2)前記ナノ構造体ネットワークを覆うように前記基板上に遮光性物質をコーティングする段階と、
    (3)前記ナノ構造体ネットワークを前記基板から分離することにより、前記ナノ構造体ネットワークに相応する開口部を有するパターンを形成して、遮光層を形成する段階とを含むフォトマスクの製造方法。
  21. 前記(2)段階の前記ナノ構造体は、ナノファイバーを含む請求項20に記載のフォトマスクの製造方法。
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