JP6342366B2 - 透明性化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、透明性化粧料に関する。
化粧水を始めとする透明性化粧料には、刺激感やべたつきがない、肌馴染みが良い、浸透感や保湿感に優れる等、様々な効果実感が求められている。これらの透明性化粧料に配合される成分の可溶化には、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油やポリオキシエチレンアルキルエーテル等の非イオン界面活性剤が多く用いられている。これらの界面活性剤は、可溶化力は優れるものの、一般に皮膚や毛髪に刺激を起こさせ易い難点があり、多量に用いることは難しく、自ずとその可溶化力を高めるのに限界がある。また、非イオン性界面活性剤は合成物質であるポリオキシエチレン鎖を有するものが多く、肌馴染みが悪くなりやすいという問題点があった。
そのため、安全性が高く、ポリオキシエチレン鎖等を持たず、皮膚との親和性が良い非イオン界面活性剤であるリゾレシチンや水酸化レシチン等のリン脂質誘導体を用いた透明性化粧料が開発されている(特許文献1参照)。
一方、近年、水分保持により高い保湿効果を有し、水を媒体とする化粧料及び皮膚外用剤に容易に配合でき、感触・安全性にも問題がない油剤として、オリゴマーエステルが開発され、当該オリゴマーエステルを用いた化粧水が開発されている(特許文献2、3参照)。
特開2012−82177号公報 特開2010−59117号公報 特開2007−137847号公報
しかしながら、これらリン脂質誘導体は水やアルコール等の溶媒に対する溶解度が小さく、これを単独で配合した透明性化粧料では、長期間保存を行うと、化粧料が白濁する、沈澱が生じる等の問題があることが分かった。
さらに、リン脂質誘導体は、可溶化力が低く、水分閉塞効果の高い油分を少量しか配合できない。そのため、塗布直後には透明性化粧料中の水性成分により、保湿感を感じられたとしても、時間の経過と共に塗布部から水性成分の蒸散が進み、その保湿感を維持しにくいという問題があることが分かった。
従って、本発明の課題は、透明性が良好で、高温及び低温安定性に優れ、塗布後、角層水分量を長時間維持され、保湿効果の持続性が良好であり、べたつきや刺激感がなく、肌馴染みの良い、使用性にも優れた透明性化粧料を提供することにある。
本発明者は、リン脂質誘導体を用いた透明性化粧料において、水への溶解性を有するオリゴマーエステルを配合することを検討したが、高温又は低温時に濁りが生じ、保湿効果の持続性も改善されないことが分かった。そこで、本発明者はさらに検討を進め、リン脂質誘導体とオリゴマーエステルを含有する透明性化粧料において、糖類をオリゴマーエステルに対して特定比率で配合することで、透明性が良好で、高温及び低温安定性に優れた透明性化粧料が得られ、塗布後の保湿効果の持続性が顕著に改善されることを見出した。さらにべたつきや刺激がなく、肌馴染みの良い、使用感にも優れた透明性化粧料が得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、成分(A)〜(C)を含有し、成分(C)に対する成分(A)の質量比((A)/(C))が、0.005〜0.8である透明性化粧料を提供するものである。
(A)二価カルボン酸と、平均重合度2〜15のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステル
(B)水酸化リン脂質及びリゾリン脂質から選択される1種以上のリン脂質誘導体
(C)構成糖の数が1〜6の糖類
本発明の化粧料は外観の透明性が高く、高温及び低温安定性、塗布後の保湿効果の持続性に優れ、さらにべたつきや刺激がなく、肌馴染みの良い、使用感にも優れた透明性化粧料である。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明の透明性透明性化粧料とは、見かけ上透明性に優れた化粧料である。
なお、本願明細書における透明性とは、化粧料を透明なガラス瓶(ガラス軽量規格瓶(No.6K)、満量容量:61.5mL、寸法:胴外径40.5mm、高さ74mm、口内径24.7mm、口外径29.5mm)に50mL入れ、ガラス瓶の後ろに置いた8ポイント文字(白地に黒文字)が読み取れる状態をいい、当該文字が読み取れれば、透明性化粧料は色を有していても良い。
[成分(A)]
本発明で用いる成分(A)は、二価カルボン酸と平均重合度2〜15のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステルである。
二価カルボン酸としては、直鎖、分岐鎖、或いは環状構造の何れかを含むニ価カルボン酸であれば特に限定されないが、合成のしやすさ、保湿効果を向上させる観点から、二価カルボン酸の炭素数は、2〜26が好ましく、8〜24がより好ましく、12〜22が更に好ましい。また、同様の観点から、脂肪族二価カルボン酸が好ましい。具体的な炭素数2〜26の二価カルボン酸としては、例えば、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、2,4−ジエチルペンタン二酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸、トリデカン二酸、テトラデカン二酸、ペンタデカン二酸、ヘキサデカン二酸、オクタデカン二酸、8−エチルオクタデカン二酸、エイコサン二酸、ジメチルエイコサン二酸、シクロヘキサンジカルボン酸などを例示することがでる。これら二価カルボン酸は、1種又は2種以上を適宜組合せて用いることができる。
これらの二価カルボン酸のうち、好ましくは、テトラデカン二酸、ペンタデカン二酸、ヘキサデカン二酸、オクタデカン二酸、8−エチルオクタデカン二酸、エイコサン二酸、ジメチルエイコサン二酸などの炭素数14〜22の直鎖又は分岐鎖の二価カルボン酸であり、より好ましくはテトラデカン二酸、エイコサン二酸である。
また、二価カルボン酸とエステル体を形成するポリグリセリンとしては、水酸基価から算出した平均重合度2〜15のポリグリセリンが用いられる。これらのうち、水性成分との溶解性の良さの点から、好ましくは平均重合度8〜15のポリグリセリンであり、より好ましくは平均重合度9〜12のポリグリセリンであり、さらに好ましくは平均重合度10のポリグリセリンである。
二価カルボン酸とポリグリセリンとのオリゴマーエステルの製造方法は、特開2007−137847号公報に記載の方法が挙げられる。本発明のオリゴマーエステルの重合度は、二価カルボン酸とポリグリセリンの仕込み比により調製することができる。オリゴマーエステルの粘度が高すぎず、べたつきのなさを向上させる観点から、ポリグリセリン1モル当量に対して二価カルボン酸が0.3〜1.5モル当量であることが好ましく、0.7〜1.2モル当量であることがより好ましい。
これらオリゴマーエステルの特に好適な例としては、テトラデカンニ酸および/又はエイコサンニ酸と、平均重合度10のポリグリセリンとから構成されるオリゴマーエステルである、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10が挙げられる。このオリゴマーエステルは、「Neosolue−Aqua」、「Neosolue−Aqua S」(日本精化社製)として市販されているものである。
成分(A)の透明性化粧料中の含有量は、保湿効果を向上させる観点から、0.005質量%以上が好ましく、0.02質量%以上がより好ましく、0.03質量%以上がさらに好ましく、0.05質量以上%がさらに好ましい。また、高温及び低温安定性、肌馴染みの良さを向上させる観点から、3質量%以下が好ましく、2.5質量%以下がより好ましく、2質量%以下がさらに好ましく、1.5質量%以下がさらに好ましい。具体的には0.005〜3質量%が好ましく、0.02〜2.5質量%がより好ましく、0.03〜2質量%がさらに好ましく、0.05〜1.5質量%がさらに好ましい。
[成分(B)]
本発明で用いる成分(B)は、水酸化リン脂質及びリゾリン脂質から選択される1種以上のリン脂質誘導体である。これらのうち、保湿効果の持続性、べたつきのなさ、肌馴染みを向上させる観点から、成分(B)としてはリゾリン脂質を含むものが好ましい。
水酸化リン脂質は、レシチン、ホスファチジルグリセロールなどのリン脂質のアシル基に存する二重結合を酸化し、2つの水酸基を導入した脂質であり、例えばリン脂質に過酸化水素などの酸化剤を用いてエポキシドとなし、次いで水を付加させて水酸基を付与して得られる。
水酸化リン脂質の原料となるリン脂質としては、レシチン、ホスファチジン酸、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルイノシトール又はホスファチジルセリンが好ましく例示できる。
また、リゾリン脂質とは、グリセロールの2位にエステル結合している脂肪酸残基の1分子がとれた脂質であり、例えば、リン脂質にリン脂質分解酵素であるホスホリパーゼA2を作用させてリン脂質をリゾ化して得られる。尚、ホスホリパーゼA2はリン脂質分子のグリセロール部と脂肪酸基との2位の結合部分を分解し、それによってこの脂肪酸基をはずしOH基にする酵素である。リゾリン脂質は、2本鎖の脂肪酸を有するリン脂質とは異なり、リン脂質とは異なる化学的性質を有する。また、生体の細胞膜成分であるため、皮膚へのなじみに優れる。
本発明では、リゾリン脂質のうち、リゾホスファチジルコリン含有量が30質量%以上であるリゾリン脂質を用いると、高温及び低温安定性を向上させる観点から、より好ましい。
リゾリン脂質としては、例えば、リゾホスファチジルコリン、リゾホスファチジルエタノールアミン、リゾホスファチジルセリン、リゾホスファチジルグリセロール、リゾホスファチジルイノシトール、リゾホスファチジン酸、卵黄や植物由来の卵黄リゾレシチン、大豆リゾレシチン等を挙げることができる。これらは、水素添加したものを用いることもできるが、水溶性を維持する観点から、後述の成分(D)と併用することが好ましい。
これらの水酸化リン脂質及びリゾリン脂質の市販品としては、水素添加水酸化レシチン(グリセリンの等量混合物)として、「NIKKOLレシノールSH50」(日本サーファクタント社製)が挙げられる。卵黄リゾホスファチジルコリンとして、「卵黄リゾレシチンLPC−1」(キューピー社製)が挙げられる。水素添加ダイズリゾレシチンとしては、「NIKKOL レシノール LL−20」(日光ケミカルズ社製)が挙げられる。
成分(B)の透明性化粧料中の含有量は、べたつき感のなさ、保湿感、高温及び低温安定性を向上させる観点から、0.001質量%以上が好ましく、0.002質量%以上が好ましく、0.005質量%以上がさらに好ましく、0.008質量%以上がさらに好ましく、また、0.5質量%以下が好ましく、0.2質量%以下がより好ましく、0.1質量%以下がさらに好ましく、0.05質量%以下がさらに好ましい。具体的な成分(B)の透明性化粧料中の含有量は、0.001〜0.5質量%が好ましく、より好ましくは0.002〜0.2質量%、さらに好ましくは0.005〜0.1質量%、さらに好ましくは0.008〜0.05質量%である。
前記成分(B)に対する成分(A)の含有質量比((A)/(B))は、保湿効果、低温及び高温安定性、肌馴染みの良さを向上させる観点から、0.5以上が好ましく、2以上がより好ましく、4以上がさらに好ましく、また、200以下が好ましく、150以下がより好ましく、100以下がさらに好ましく、50以下がさらに好ましい。具体的には(A)/(B)は、好ましくは0.5〜200であり、より好ましくは2〜150であり、さらに好ましくは2〜100であり、さらに好ましくは4〜50である。
[成分(C)]
本発明で用いる成分(C)は、構成糖の数が1〜6の糖類であり、これらはD体、L体のいずれであってもよく、またその混合物であってもよく、いずれかを単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。また(C)糖類には、単糖類〜六糖類、単糖類〜六糖類のアルドース又はケトースのカルボニル基が還元された糖アルコール、及びそれらをアシル化、エーテル化、アルキレンオキシド付加又はアセタール化した糖類が含まれる。
単糖類〜六糖類としては、トレオース、キシロビオース、アラビノース、キシロース、ガラクトース、グルコース、マンノース、フルクトース、マルトース、イソマルトース、トレハロース、ネオトレハロース、イソトレハロース、ラクトース、スクロース、グルコシルトレハロース、イソマルトトリオース、マルトトリオース、ラフィノース、マルトシルトレハロース、マルトテトラオース、マルトトリオシルトレハロース、マルトペンタオース、マルトヘキサオースなどが挙げられる。好ましい単糖類〜六糖類としては、べたつきのなさ、肌馴染みの良さを向上させる観点から、グルコース、キシロビオース、トレハロース、グルコシルトレハロース、ラフィノースであり、より好ましくはキシロビオース、グルコシルトレハロースである。
糖アルコールとしては、前記単糖類〜六糖類のアルドース又はケトースのカルボニル基が還元されたものが挙げられる。構成糖の数は、1〜6であるが、べたつきのなさ、肌馴染みの良さを向上させる観点から、好ましくは1〜3である。これらはD体、L体のいずれであってもよく、またその混合物であってもよく、いずれかを単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。
前記糖アルコールとしては、エリスリトール、キシリトール、リビトール、アラビトール、ガラクチトール、ソルビトール、イノシトール、マンニトール、パラチニット、マルチトール、ラクチトール、イソマルトース、マルトトリイトール、マルトテトライトール、マルトペンタイトール、マルトヘキサトリイトール等が挙げられる。べたつきのなさ、肌馴染みの良さを向上させる観点から、好ましい糖アルコールとしては、キシリトール、ソルビトール、マルチトールであり、より好ましくはソルビトール、マルチトールである。
また、前記糖類は、その水酸基の一部が、アシル化、エーテル化、アルキレンオキサイド付加、アセタール化糖の適当な有機残基による修飾がなされたものであってもよい。なお、本発明において、水酸基の一部が修飾されるとは、水酸基の全部が修飾される場合を含まないことを意味する。
成分(C)の透明性化粧料中における含有量は、保湿感、べたつき感のなさを向上させる観点から、1質量%以上が好ましく、2質量%以上がより好ましく、また、20質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。具体的な成分(C)の透明性化粧料中の含有量は、1〜20質量%が好ましく、より好ましくは2〜10質量%である。
前記成分(C)に対する成分(A)の含有質量比((A)/(C))は、低温及び高温安定性、保湿効果、べたつきのなさ、肌馴染みの良さを向上させる観点から、0.005以上であることが必要であり、0.01以上が好ましく、また、0.8以下であることが必要であり、0.5以下であることが好ましく、0.3以下であることがより好ましい。前述と同様の観点から、具体的な成分(C)に対する成分(A)の含有質量比((A)/(C))は、0.005〜0.8が必要であり、好ましくは0.01〜0.5であり、より好ましくは0.01〜0.3である。
[成分(D)]
本発明の透明性化粧料には、前記成分に加えて、高温及び低温安定性を向上させる観点から、成分(D)として、HLBが10〜20の非イオン界面活性剤を含有させるのが好ましい。
非イオン界面活性剤のHLBは、高温、低温安定性を向上させる観点から、好ましくは12以上であり、より好ましくは13以上であり、また、18以下が好ましく、より好ましくは17以下である。なお、2種以上の非イオン界面活性剤を用いる場合、これらの混合HLBが当該範囲内とするのが好ましい。
ここで、HLB(Hydrophile-Lipophile Balance)とは、油−水系で界面活性剤の両液体に対する相対的親和力の比を表す指標であり、グリフィン(GRIFFIN)の定義による、25℃におけるHLBを意味する。グリフィンによるHLBは、J.Soc.Cosm.Chem.,1954,5:249−256において定義されている。また、2種以上の非イオン界面活性剤から構成される混合非イオン界面活性剤の混合HLBは、次のようにして求められる。混合非イオン界面活性剤の混合HLBは、各界非イオン面活性剤のHLBを、成分(D)が2種以上の非イオン界面活性剤を含む場合、すべての非イオン界面活性剤のHLBが10〜20である必要はない。その配合比率に基づいて加重平均したものである。
混合HLB=Σ(HLBx×Wx)/ΣWx
HLBxは、界面活性剤XのHLBを示す。
Wxは、HLBxの値を有する界面活性剤Xの質量(g)を示す。
成分(D)のHLBが10〜20の非イオン界面活性剤の種類としては、特に制限されないが、高温及び低温安定性を向上させる点、刺激感のなさの観点から、好ましくはポリオキシエチレン脂肪酸ソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル及びポリグリセリン脂肪酸エステルからなる群から選択される1種又は2種以上を挙げることができ、より好ましくはポリオキシエチレン脂肪酸ソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油からなる群から選択される1種又は2種以上である。
例えばポリオキシエチレン脂肪酸ソルビタンとしては、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ソルビタン(HLB=16.7)、ポリオキシエチレンオレイン酸ソルビタン(HLB=13.7)が好適に挙げられる。
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.)(HLB=12.5)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)(HLB=14.0)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(100E.O.)(HLB=16.5)が挙げられ、好適にはポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(100E.O.)が挙げられる。
ポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、ポリオキシエチレンラウリルエーテル−4(HLB=11.5)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル−9(HLB=14.5)、ポリオキシエチレンセチルエーテル−10(HLB=13.5)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル−15(HLB=15.5)、ポリオキシエチレンオレイルエーテル−10(HLB=14.5)、ポリオキシエチレンオレイルエーテル−15(HLB=16.0)、ポリオキシエチレステアリルエーテル−20(HLB=18.0)、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル−4(HLB=16.5)が挙げられ、好適にはポリオキシエチレンラウリルエーテル−9、ポリオキシエチレンセチルエーテル−10、ポリオキシエチレンラウリルエーテル−15、ポリオキシエチレンオレイルエーテル−10、ポリオキシエチレンオレイルエーテル−15、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル−4が挙げられる。
ポリエチレングリコール脂肪酸エステルとしては、モノラウリン酸ポリエチレングリコール−10(HLB=12.5)、モノステアリン酸ポリエチレングリコール−10(HLB=11.0)、モノステアリン酸ポリエチレングリコール−25(HLB=15.0)、モノステアリン酸ポリエチレングリコール−40(HLB=17.5)が挙げられ、好適にモノステアリン酸ポリエチレングリコール−25、モノステアリン酸ポリエチレングリコール−40が挙げられる。
ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、モノイソステアリン酸ヘキサグリセリル(HLB=10.8)、モノイソステアリン酸デカグリセリル(HLB=13.7)が挙げられる。これらは1種又は2種以上用いることができ、好適にはモノイソステアリン酸デカグリセリルを挙げられる。
これらのうち、良好な高温及び低温安全性、べたつきのなさ、肌馴染みの良さの点から、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)及びポリオキシエチレンラウリルエーテル−9からなる群から選択される1種又は2種以上が好ましい。
成分(D)の透明性化粧料中の含有量は、高温及び低温安定性を向上させる観点及び刺激のなさの観点から、0.01質量%以上が好ましく、0.05質量%以上がより好ましく、また、1質量%以下が好ましく、0.5質量%以下がより好ましい。具体的な成分(D)の含有量は、0.01〜1質量%が好ましく、0.05〜0.5質量%がより好ましい。
[成分(E)]
本発明の透明性化粧料ではさらに、成分(E)として、2〜4価の多価アルコールを含有することが好ましい。2価のアルコールとしては、例えば、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール(質量分子量1500以下)、ポリプロピレングリコール(質量分子量1500以下)等が挙げられる。これらの2価アルコールのうち、保湿効果、肌馴染みの良さを向上させる観点から、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコールが好ましい。3価アルコールとしてはグリセリン、トリメチロールプロパン等が挙げられ、前述と同様の観点から、グリセリンが好ましい。4価アルコールとしては、ジグリセリンが挙げられる。これらの2価アルコール、3価アルコール及び4価アルコールからなる群から選択される1種又は2種以上を用いることができる。保湿効果の持続性、べたつきのなさ、肌馴染みの良さを向上させる観点から、好ましい多価アルコールの組み合わせはグリセリン、ジグリセリン、ジプロピレングリコール及び1,3−ブチレングリコールから選択される2種以上の組み合わせであり、特に好ましい組み合わせはグリセリン、1,3−ブチレングリコール及びジプロピレングリコールの組み合わせである。
成分(E)の透明性化粧料中の含有量は、保湿効果の持続性及びべたつきのなさを向上させる観点から、成分(C)の含有量の1.2質量倍以上が好ましく、2質量倍以上がより好ましく、3質量倍以上がさらに好ましく、また10質量倍以下が好ましく、8質量倍以下がより好ましい。具体的な成分(E)の透明性化粧料中の含有量は、成分(C)の1.2〜10質量倍が好ましく、2〜10質量倍がより好ましく、3〜8質量倍が好ましい。
保湿効果の持続性を維持しつつ、べたつき感のなさ、肌馴染みの良さを向上させる観点から、成分(C)と成分(E)の透明性化粧料中の合計含有量は、10質量%以上が好ましく、40質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましい。具体的な成分(C)と成分(E)の透明性化粧料中の合計含有量は、10〜40質量%が好ましく、10〜30質量%がより好ましい。
[成分(F)]
本発明では、さらに(F)炭素数1〜3の1価アルコールを含有することが好ましい。炭素数1〜3の1価アルコールとしては、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコールなどが挙げられ、塗布時の肌馴染みの良さ、塗布後のべたつきのなさを向上させる観点から、好ましくは炭素数1〜3の飽和1価アルコールであり、より好ましくはエチルアルコールである。これら成分(F)は、いずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
成分(F)の透明性化粧料中の含有量は、べたつきのなさ、肌馴染みの良さを向上させる観点から、0.1質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましく、また、皮膚刺激性を低減する点から、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、8質量%以下がさらに好ましい。具体的には、成分(F)の透明性化粧料中の含有量は、0.1〜15質量%が好ましく、0.5〜10質量%がより好ましく、1〜8質量%がさらに好ましい。
[成分(G)]
本発明ではさらに、成分(G)として、多糖類を含有することが好ましい。本発明における多糖類は、加水分解によって10分子以上の単糖類を生じる多糖類((C6105;mは10以上の整数。)である。ここで、単糖類として具体的には、D−エリツルロース、D−エリトロース、D−トレオース等のテトロース類、D−アラビノース、L−アラビノース、D−キシロース、D−リキソース、L−リキソース、D−リボース等のアルドペントース類、D−キシルロース、L−キシルロース、D−リブロース、L−リブロース等のケトペントース類、D−ガラクトース、L−ガラクトース、D−グルコース、D−タロース、D−マンノース等のアルドヘキソース類、L−ソルボース、D−タガトース、D−プシコース、D−フルクトース等のケトヘキソース類、D−アピオース、D−ハマメロース等の分枝糖類などが挙げられる。
多糖類の具体例としては、グアーガム、ローカストビーンガム、クイーンスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアゴム、トラガント、ペクチン、キサンタンガム、デキストリン、サクシノグルカン、カードラン、ヒアルロン酸及び/又はその塩、コンドロイチン硫酸及び/又はその塩等の天然多糖類;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カチオン化セルロース、アルギン酸及び/又はその塩、アルギン酸プロピレングリコール、可溶性デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルデンプン等の合成あるいは半合成多糖類が挙げられる。これらのうち好ましくは、べたつきのなさ、肌馴染みの良さの観点から、ヒアルロン酸及び/又はその塩、カラギーナン、キサンタンガムの少なくとも1種を含むものが好ましく、ヒアルロン酸及び/又はその塩、カラギーナン、キサンタンガムの少なくとも2種を含むものがより好ましい。
成分(G)の透明性化粧料中の含有量は、高温及び低温安定性の向上、べたつきを抑える点から、0.001質量%以上が好ましく、0.005質量%以上がより好ましく、0.01質量%以上がさらに好ましく、また、1質量%以下が好ましく、0.5質量%以下がより好ましく、0.3質量%以下がさらに好ましい。具体的には(G)成分の含有量は、0.001〜1質量%とするのが好ましく、より好ましくは0.005〜0.5質量%であり、0.01〜0.3質量%がさらに好ましい。
[成分(H)]
本発明の透明性化粧料は、(H)水を含有する。低温及び高温安定性、保湿感、みずみずしい感触を向上させる観点から、水の含有量は透明性化粧料中に60質量%以上が好ましく、65質量%以上がより好ましく、また90質量%以下が好ましく、85質量%以下がより好ましい。具体的な範囲としては、60〜90質量%が好ましく、65〜90質量%がより好ましく、65〜85質量%がさらに好ましい。
[その他の成分]
本発明の透明性化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲であれば、さらに成分(A)及び成分(B)以外の油性成分、成分(D)以外の界面活性剤、フッ素化合物、樹脂、成分(G)以外の増粘剤、防菌剤、防腐剤、香料、成分(C)及び成分(E)以外の保湿剤、塩類、成分(F)以外の溶媒、酸化防止剤、キレート剤、中和剤、pH調整剤、昆虫忌避剤、生理活性成分等の成分を使用することができる。
本発明の透明性化粧料に、成分(A)及び成分(B)以外の油性成分を配合する場合、好ましくは透明性化粧料中の油性成分の含有量は5質量%以下であり、より好ましくは3質量%以下、さらに好ましくは1質量%以下である。当該範囲であれば、高温及び低温安定性に優れ、油性成分によるべたつきがなく、さっぱりとした使用感が得られる。
ここで、油性成分は、前記成分(A)及び成分(B)を含む、油脂(トリグリセリド)、エステル油、炭化水素、炭素数5以上の高級アルコール、シリコーン油、フッ素油等の油分へ溶解しやすい成分の総体である。
本発明の透明性化粧料の用途としては、化粧料として特に制限なく利用できるが、外観の透明性が高く、皮膚への塗布感触が良好であることから、皮膚外用剤(頭皮を含む)として、皮膚、好ましくは頭皮を除く皮膚、より好ましくは顔、身体、手足等のいずれかに塗布することにより、使用することができる。その剤形としては、化粧水(ローション)、水性エッセンス、パック、水性ゲルなどに適用が可能であり、さらにシート剤、スプレー剤、ムース剤としても適用できる。
[製造方法]
本発明の透明性化粧料は、形態に応じて所定の手順により製造することができる。例えば、本発明の透明性化粧料の製造方法は、成分(A)〜(H)を共に混合する工程を含んでもよい。
また、成分(A)、成分(B)及び成分(H)一部を、好ましくは50〜90℃で、より好ましくは55〜85℃で加熱撹拌する工程1と、
成分(C)、成分(D)、成分(F)、成分(G)及び成分(H)の残りを含む水相を攪拌する工程2と、
工程2の調製物に、工程1の調製物を加え、攪拌する工程3を含んでも良い。
さらに、油性成分を配合する場合、成分(A)、成分(B)及び油性成分を好ましくは50〜90℃で、より好ましくは55〜85℃で加熱攪拌する工程1と、
成分(C)、成分(D)、成分(E)、成分(F)、及び成分(H)を含む水相を好ましくは50〜90℃で、より好ましくは55〜85℃で加熱攪拌する工程2と、
工程1の調製物と工程2の調製物を混合し、攪拌して乳化させる工程3を含んでも良い。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明を詳細に説明する。まず、実施例及び比較例で用いた試験方法について下記に説明する。
〔外観評価〕
各試料をガラス瓶(ガラス軽量規格瓶(No.6K))へ50mL入れ、密封後(製造直後)、恒温槽にて45℃で1ヶ月間保存(高温保存後)及び0℃で1ヶ月間保存(低温保存後)したものを、目視にて外観観察を行い、外観評価基準に従って、評価を行った。なお、試料が分離している、析出物又はそれらの沈殿物が見られる場合には、外観評価を行わず、「−」として表記した。
(外観評価基準)
A(透明) :ガラス瓶の後ろに置いた8ポイント文字が読み取れる
B(半透明):ガラス瓶の後ろに置いた8ポイント文字が読み取れる
C(白濁) :ガラス瓶の後ろに置いた8ポイント文字が読み取れない
〔保湿性評価〕
角質層水分量の測定
10名の評価パネラーの上腕部において、実施例及び比較例で用いた各試料を一定量(1μL/1cm)で均一に塗布し、塗布前、塗布1時間後、及び7時間後の角質水分量を田上らの方法に基づきSkicon−200(IBS社製)を用いて測定し、塗布前と比較して塗布後の数値が上昇した人数にて、次の評価基準に従って評価を行った。
(保湿性評価基準)
A:塗布前と比較して塗布後の数値が上昇した人数が、8人以上
B:塗布前と比較して塗布後の数値が上昇した人数が、6又は7人
C:塗布前と比較して塗布後の数値が上昇した人数が、4又は5人
D:塗布前と比較して塗布後の数値が上昇した人数が、4人未満
〔使用性評価〕
成人女性10名の評価パネラーに試料を使用してもらい、べたつきのなさ、肌馴染みの良さ、刺激の有無に関し、次の評価基準に従って評価してもらい、その平均点を示した。
(評価基準)
・べたつきのなさ
5点:べたつきが非常に少ない
4点:べたつきが少ない
3点:普通
2点:べたつきが多い
1点:べたつきが非常に多い
・肌馴染みの良さ
5点:肌馴染みが非常に良い
4点:肌馴染みが良い
3点:普通
2点:肌馴染みが悪い
1点:肌馴染みが非常に悪い
・刺激の有無
5点:刺激(かゆみ、チクチク、ヒリヒリとする感触)を感じない
4点:かすかに刺激を感じる
3点:多少刺激を感じる
2点:弱い刺激を感じる
1点:強い刺激を感じる
実施例1〜12、比較例1〜9
表1及び表2に記載の組成で透明性化粧料を調製し、前記の試験を実施した。なお、表1及び表2における含有量は、表に記載の成分の実質含有量で記載している。
〔調製方法〕
1.成分1〜4、成分17〜19及び成分21の一部を60℃で加熱攪拌し、組成物Aを得る。
2.成分5〜16及び残りの成分21を室温(25℃)で攪拌し、組成物Bを得る。
3.組成物Bに、組成物Aを徐々に添加し、さらに10分間均一に攪拌して、透明性化粧料を得た。
Figure 0006342366
Figure 0006342366
表1及び表2より、成分(A)、成分(B)及び成分(C)を含有し、かつ(A)/(C)が0.005〜0.8の範囲にある実施例1〜12の透明性化粧料は、高温及び低温下での安定性が良好であり、塗布直後から7時間後まで優れた保温効果を示し、かつ使用感(べたつきのなさ、肌なじみの良さ及び刺激のなさ)も良好であった。
一方、成分(A)を配合しない比較例1では、保湿効果の持続性が低いものであった。成分(A)以外の親水性を有する油性成分を配合した比較例2、比較例3では、高温安定性に劣り、保湿効果の持続性が低いものであった。また、軽い感触の油剤を配合した比較例4では、製造直後可溶化しきれず、他の非イオン性界面活性剤をさらに添加する必要があり、安定性、保湿効果、使用感のいずれも劣るものであった。成分(B)を配合しない比較例5や、成分(A)の代わりにレシチンを配合した比較例6では、安定性に劣り、保湿効果自体も低いものであった。成分(C)を配合しない比較例7では、安定性に劣り、保湿効果の持続性も低いものであった。また、(A)/(C)が0.005〜0.8の範囲から外れる比較例8、比較例9では、安定性、使用感に劣り、保湿効果の持続性も満足できるレベルにはなかった。
以下、本発明の処方例を記載する。いずれの処方も本発明の効果を備え、透明性化粧料として優れたものである。
処方例1(化粧水)
Figure 0006342366
処方例2 (化粧水)
Figure 0006342366
本発明によれば、外観の透明性が高く、高温及び低温安定性に優れ、塗布後の保湿効果の持続性が良好で、さらにべたつきや刺激がなく、肌馴染みの良い、使用感にも優れた透明性化粧料が提供できる。

Claims (5)

  1. 次の成分(A)〜成分(C)を含有し、成分(A)と成分(C)の質量比((A)/(C))が、0.005〜0.8である透明性化粧料。
    (A)二価カルボン酸と平均重合度2〜15のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステル
    (B)水酸化リン脂質及びリゾリン脂質から選択される1種以上のリン脂質誘導体
    (C)構成糖の数が1〜3の糖アルコール(2〜4価の多価アルコールを除く)
  2. さらに成分(D)として、HLBが10〜20の非イオン界面活性剤を含有する請求項1に記載の透明性化粧料。
  3. 成分(C)の化粧料中の含有量が、1〜20質量%である請求項1又は2に記載の透明性化粧料。
  4. さらに成分(E)として、2〜4価の多価アルコールを含有する請求項1〜3のいずれか1項記載の透明性化粧料。
  5. 成分(C)と成分(E)の透明性化粧料中の合計含有量が、10〜40質量%である請求項4に記載の透明性化粧料。
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