JP6341218B2 - 画像処理装置、画像処理システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システム及びプログラムに関し、画像処理装置の利便性を向上させる技術に関する。
従来、MFP(Multifunction Peripherals)などで構成される画像処理装置において、ユーザーごとに操作履歴を収集しておき、一定のタイミングで操作頻度を解析することにより、操作頻度の高いジョブ実行パラメータ(設定情報)を一発操作で設定できるようにしたジョブテンプレートボタン(設定反映ボタン)を生成して操作画面に表示する技術が知られている(例えば特許文献1)。
しかしながら、上記従来技術では、ユーザーによる操作頻度の高いジョブ実行パラメータが多数存在する場合、操作画面には多数のジョブテンプレートボタンが表示されることになる。特に、ジョブテンプレートボタンが自動生成されるときには、そのボタンのボタン名も自動的に付与される。このとき、ジョブ実行パラメータに基づいてボタン名が付与されるのが一般的であり、互いに類似するジョブ実行パラメータが複数ある場合には、互いに類似するボタン名のジョブテンプレートボタンが複数生成されることになる。それ故、ユーザーにとっては、操作画面に表示される多数のジョブテンプレートボタンのうち、どのボタンが所望の設定を反映させるためのボタンであるかが分からなくなってしまい、所望のボタンを探し出すのに手間取ってしまうという問題がある。
特開2008−210383号公報
本発明は、上記課題を解決することを目的としてなされたものであり、ジョブの設定を反映させる際のユーザーの操作負担を従来よりも更に軽減できるようにした画像処理装置、画像処理システム及びプログラムを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、画像処理装置であって、各種情報を表示する表示手段と、ユーザーによって指定されたジョブを実行する都度、ジョブの実行履歴を履歴情報に記録する履歴記録手段と、前記履歴情報に基づいて、ジョブの設定情報を反映させるための設定反映ボタンを生成すると共に、前記設定反映ボタンの表示対象ユーザーを定義した表示対象情報、及び、前記設定反映ボタンの表示日時を定義した表示日時情報を生成し、前記設定反映ボタンに前記表示対象情報及び前記表示日時情報を関連付けて管理するボタン管理手段と、ユーザーが認証されることによってログイン状態へ移行させるとき、ログインユーザーが前記表示対象情報によって定義されたユーザーであり、且つ、ログイン日時が前記表示日時情報によって定義された表示日時である場合に、前記設定反映ボタンを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする構成である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記履歴記録手段は、ログインユーザーによって指定されたジョブを実行する都度、ログインユーザーに関するユーザー情報と、ジョブの設定を示す設定情報と、ジョブ実行日時を示す日時情報とを前記履歴情報に記録し、前記ボタン管理手段は、前記設定情報に基づいて前記設定反映ボタンを生成し、前記ユーザー情報に基づいて前記表示対象情報を生成し、前記日時情報に基づいて前記表示日時情報を生成することを特徴とする構成である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の画像処理装置において、ユーザー毎のスケジュール情報を取得する情報取得手段を更に備え、前記ボタン管理手段は、前記設定反映ボタンを生成するとき、前記情報取得手段によって取得されるユーザーのスケジュール情報に基づいて、ジョブの実行日時の前後所定期間におけるユーザーの行動情報を抽出し、前記行動情報が記録された日時の前後所定期間を前記設定反映ボタンの表示日時として定義した前記表示日時情報を生成し、前記表示制御手段は、ログイン状態へ移行させるとき、前記情報取得手段によって取得されるログインユーザーのスケジュール情報において、ログイン日時の前後所定期間内に前記行動情報が記録されている場合、前記設定反映ボタンを前記表示手段に表示させることを特徴とする構成である。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、前記ボタン管理手段は、前記設定反映ボタンを生成するとき、前記日時情報に基づいてボタン名を付与することを特徴とする構成である。
請求項5に係る発明は、請求項3に記載の画像処理装置において、前記ボタン管理手段は、前記設定反映ボタンを生成するとき、前記行動情報に基づいてボタン名を付与することを特徴とする構成である。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の画像処理装置において、前記表示制御手段は、ログイン状態へ移行させるとき、前記表示手段に表示させる前記設定反映ボタンの数が1つである場合、前記設定反映ボタンを表示させることなく、前記設定反映ボタンに関連付けられている前記設定情報を反映させた画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする構成である。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の画像処理装置において、前記ボタン管理手段は、前記履歴情報に同一の設定情報が複数記録されている場合に、前記設定反映ボタンを生成することを特徴とする構成である。
請求項8に係る発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載の画像処理装置において、前記ボタン管理手段は、他の画像処理装置と通信を行うことにより、前記他の画像処理装置と前記設定反映ボタンを共有することを特徴とする構成である。
請求項9に係る発明は、請求項8に記載の画像処理装置において、前記ボタン管理手段は、通信手段を介して前記他の画像処理装置において記憶されている履歴情報を取得し、当該履歴情報に基づいて前記設定反映ボタンを更に生成することを特徴とする構成である。
請求項10に係る発明は、請求項1乃至9のいずれかに記載の画像処理装置において、前記ボタン管理手段は、前記表示対象情報においてユーザーの所属するグループ又はユーザーの役職を定義し、前記表示制御手段は、ログイン状態へ移行させるとき、ログインユーザーの所属するグループ又はログインユーザーの役職が前記表示対象情報において定義されている場合に、前記設定反映ボタンを前記表示手段に表示させることを特徴とする構成である。
請求項11に係る発明は、請求項1乃至10のいずれかに記載の画像処理装置において、前記ボタン管理手段は、複数の前記設定反映ボタンのそれぞれに対して予め優先順位を付与して管理し、前記表示制御手段は、前記複数の設定反映ボタンを前記表示手段に表示させるとき、前記優先順位に基づいて前記複数の設定反映ボタンを表示させることを特徴とする構成である。
請求項12に係る発明は、請求項1乃至11のいずれかに記載の画像処理装置において、情報処理装置において起動されるドライバからのアクセスを検知し、前記情報処理装置のユーザーが前記表示対象情報によって定義されたユーザーであり、且つ、アクセス日時が前記表示日時情報によって定義された表示日時である場合に、前記設定反映ボタンを前記ドライバに送信して表示させるドライバ制御手段、を更に備えることを特徴とする構成である。
請求項13に係る発明は、情報処理装置と、画像処理装置とがネットワークを介して通信可能な画像処理システムであって、前記情報処理装置は、前記画像処理装置にジョブを送信するドライバと、前記ドライバが起動されることに伴い、前記ドライバから出力される情報を表示する表示手段と、を備え、前記画像処理装置は、ユーザーによって指定されたジョブを実行する都度、ジョブの実行履歴を履歴情報に記録する履歴記録手段と、前記履歴情報に基づいて、ジョブの設定情報を反映させるための設定反映ボタンを生成すると共に、前記設定反映ボタンの表示対象ユーザーを定義した表示対象情報、及び、前記設定反映ボタンの表示日時を定義した表示日時情報を生成し、前記設定反映ボタンに前記表示対象情報及び前記表示日時情報を関連付けて管理するボタン管理手段と、前記情報処理装置において起動される前記ドライバからのアクセスを検知し、前記情報処理装置のユーザーが前記表示対象情報によって定義されたユーザーであり、且つ、アクセス日時が前記表示日時情報によって定義された表示日時である場合に、前記設定反映ボタンを前記ドライバに送信して表示させるドライバ制御手段と、を備えることを特徴とする構成である。
請求項14に係る発明は、表示手段を備えた画像処理装置において実行されるプログラムであって、前記画像処理装置に、ユーザーによって指定されたジョブを実行する都度、ジョブの実行履歴を履歴情報に記録するステップと、前記履歴情報に基づいて、ジョブの設定情報を反映させるための設定反映ボタンを生成すると共に、前記設定反映ボタンの表示対象ユーザーを定義した表示対象情報、及び、前記設定反映ボタンの表示日時を定義した表示日時情報を生成し、前記設定反映ボタンに前記表示対象情報及び前記表示日時情報を関連付けて管理するステップと、ユーザーが認証されることによってログイン状態へ移行させるとき、ログインユーザーが前記表示対象情報によって定義されたユーザーであり、且つ、ログイン日時が前記表示日時情報によって定義された表示日時である場合に、前記設定反映ボタンを前記表示手段に表示させるステップと、を実行させることを特徴とする構成である。
請求項15に係る発明は、請求項14に記載のプログラムにおいて、前記履歴記録ステップは、ログインユーザーによって指定されたジョブを実行する都度、ログインユーザーに関するユーザー情報と、ジョブの設定を示す設定情報と、ジョブ実行日時を示す日時情報とを前記履歴情報に記録し、前記ボタン管理ステップは、前記設定情報に基づいて前記設定反映ボタンを生成し、前記ユーザー情報に基づいて前記表示対象情報を生成し、前記日時情報に基づいて前記表示日時情報を生成することを特徴とする構成である。
請求項16に係る発明は、請求項14又は15に記載のプログラムにおいて、前記画像処理装置に、ユーザー毎のスケジュール情報を取得する情報取得ステップを更に実行させ、前記ボタン管理ステップは、前記設定反映ボタンを生成するとき、前記情報取得ステップによって取得されるユーザーのスケジュール情報に基づいて、ジョブの実行日時の前後所定期間におけるユーザーの行動情報を抽出し、前記行動情報が記録された日時の前後所定期間を前記設定反映ボタンの表示日時として定義した前記表示日時情報を生成し、前記表示制御ステップは、ログイン状態へ移行させるとき、前記情報取得ステップによって取得されるログインユーザーのスケジュール情報において、ログイン日時の前後所定期間内に前記行動情報が記録されている場合、前記設定反映ボタンを前記表示手段に表示させることを特徴とする構成である。
請求項17に係る発明は、請求項15に記載のプログラムにおいて、前記ボタン管理ステップは、前記設定反映ボタンを生成するとき、前記日時情報に基づいてボタン名を付与することを特徴とする構成である。
請求項18に係る発明は、請求項16に記載のプログラムにおいて、前記ボタン管理ステップは、前記設定反映ボタンを生成するとき、前記行動情報に基づいてボタン名を付与することを特徴とする構成である。
請求項19に係る発明は、請求項14乃至18のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記表示制御ステップは、ログイン状態へ移行させるとき、前記表示手段に表示させる前記設定反映ボタンの数が1つである場合、前記設定反映ボタンを表示させることなく、前記設定反映ボタンに関連付けられている前記設定情報を反映させた画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする構成である。
請求項20に係る発明は、請求項14乃至19のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記ボタン管理ステップは、前記履歴情報に同一の設定情報が複数記録されている場合に、前記設定反映ボタンを生成することを特徴とする構成である。
請求項21に係る発明は、請求項14乃至20のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記ボタン管理ステップは、他の画像処理装置と通信を行うことにより、前記他の画像処理装置と前記設定反映ボタンを共有することを特徴とする構成である。
請求項22に係る発明は、請求項21に記載のプログラムにおいて、前記ボタン管理ステップは、通信手段を介して前記他の画像処理装置において記憶されている履歴情報を取得し、当該履歴情報に基づいて前記設定反映ボタンを更に生成することを特徴とする構成である。
請求項23に係る発明は、請求項14乃至22のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記ボタン管理ステップは、前記表示対象情報においてユーザーの所属するグループ又はユーザーの役職を定義し、前記表示制御ステップは、ログイン状態へ移行させるとき、ログインユーザーの所属するグループ又はログインユーザーの役職が前記表示対象情報において定義されている場合に、前記設定反映ボタンを前記表示手段に表示させることを特徴とする構成である。
請求項24に係る発明は、請求項14乃至23のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記ボタン管理ステップは、複数の前記設定反映ボタンのそれぞれに対して予め優先順位を付与して管理し、前記表示制御ステップは、前記複数の設定反映ボタンを前記表示手段に表示させるとき、前記優先順位に基づいて前記複数の設定反映ボタンを表示させることを特徴とする構成である。
請求項25に係る発明は、請求項14乃至24のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記画像処理装置に、情報処理装置において起動されるドライバからのアクセスを検知し、前記情報処理装置のユーザーが前記表示対象情報によって定義されたユーザーであり、且つ、アクセス日時が前記表示日時情報によって定義された表示日時である場合に、前記設定反映ボタンを前記ドライバに送信して表示させるドライバ制御ステップ、を更に実行させることを特徴とする構成である。
本発明によれば、ジョブの設定を装置に反映させる際のユーザーの操作負担を従来よりも更に軽減できるようになす。
画像処理システムの構成例を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成及び機能構成の一例を示すブロック図である。 履歴記録部によって履歴情報に記録されるジョブ履歴の一例を示す図である。 ボタン管理部によって行われるボタン生成処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 サーバーから取得するスケジュール情報の一例を示す情報である。 ボタン管理部によって生成されるボタン情報の一例を示す図である。 表示制御部によって行われる表示処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 ログイン初期画面の例を示す図である。 複数の画像処理装置による第1の連携動作の一例を示す図である。 複数の画像処理装置による第2の連携動作の一例を示す図である。 情報処理装置と画像処理装置とが連携するための構成を示すブロック図である。 情報処理装置と画像処理装置による連携動作の一例を示す図である。
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する部材には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。
(画像処理システム)
図1は、本発明の一実施形態である画像処理システム1の構成例を示す図である。この画像処理システム1は、オフィスなどにおけるネットワークシステムとして構成されるものである。画像処理システム1は、MFPなどで構成される画像処理装置2と、パーソナルコンピュータ(PC)などで構成される情報処理装置3と、複数のユーザーのスケジュールを管理するサーバー4とを備え、これらがLAN(Local Area Network)などのネットワーク6に接続された構成である。
画像処理装置2は、コピー機能、スキャン機能、プリント機能及びFAX機能などの画像処理に関する複数の機能を有している。さらに画像処理装置2は、その他にも、例えばドキュメントデータなどを所定の記憶領域(BOX)に保存しておくBOX機能なども備えている。このような画像処理装置2は、複数のユーザーによって共有して利用される装置である。尚、図1では、ネットワーク6に2台の画像処理装置2a,2bが接続される場合を例示しているが、ネットワーク6に接続される画像処理装置2の数は2台に限られるものではない。
情報処理装置3は、ネットワーク6を介して画像処理装置2にプリントジョブなどのジョブデータを送信する機能を有する。すなわち、情報処理装置3には画像処理装置2に対応するドライバプログラムがインストールされており、情報処理装置3においてドライバプログラムが実行されることにより、情報処理装置3はジョブデータを画像処理装置2へ送信することができるようになる。このような情報処理装置3は、一人のユーザーによって専有的に利用される装置である。そのため、情報処理装置3には、利用ユーザーに関するユーザー情報が予め登録されている。尚、図1では、ネットワーク6に1台の情報処理装置3が接続される場合を例示しているが、同様の情報処理装置3はユーザーごとに設けられるので、ネットワーク6には複数の情報処理装置3が接続されることもある。
サーバー4は、複数のユーザーのスケジュールを個別に記録したスケジュール情報5を管理する。すなわち、サーバー4は、ネットワーク6を介して、各ユーザーのスケジュール情報5へ記録するための行動情報を受信すると、その行動情報をスケジュール情報5へ書き込んで管理する。またサーバー4は、ネットワーク6を介して各ユーザーのスケジュール情報5を公開する機能を有している。すなわち、サーバー4は、ネットワーク6を介してユーザーを指定したスケジュール情報5の要求を受け付けた場合、その要求元に対し、指定されたユーザーのスケジュール情報5を送信する。これにより、誰もがネットワーク6を介して各ユーザーのスケジュール情報5を入手することができ、スケジュールの共有化が図られる。尚、サーバー4は、時間経過と共に既に過去のスケジュールとなってしまった行動情報についてもスケジュール情報5に保存した状態を継続させるように構成される。
またネットワーク6には、上記の他、例えば画像処理装置2を使用するユーザーを認証するための認証サーバーが接続されたものであっても良い。
(画像処理装置の構成及び動作)
次に画像処理装置2の構成及び動作について説明する。図2は、画像処理装置2のハードウェア構成及び機能構成の一例を示すブロック図である。画像処理装置2は、制御部10と、操作パネル11と、通信インタフェース14と、記憶部15と、スキャナ部16と、プリンタ部17と、FAX部18とを備えている。
制御部10は、CPUとROMとRAMとを備えて構成され、画像処理装置2の動作を制御する。この制御部10は、CPUがROMに予め格納されているプログラムを実行することにより、ログイン制御部21、表示制御部22、ジョブ制御部23、履歴記録部24及びボタン管理部25として機能する。
操作パネル11は、ユーザーが画像処理装置2を使用する際のユーザーインタフェースとなるものであり、各種情報を表示する表示部12と、ユーザーによる操作を受け付ける操作部13とを備えている。表示部12は、例えばカラー液晶ディスプレイによって構成される。操作部13は、表示部12の表示画面上に設けられるタッチパネルセンサや、表示部12の表示画面の周囲に設けられる押しボタンキーなどによって構成される。
通信インタフェース14は、ネットワーク6を介して情報処理装置3やサーバー4、他の画像処理装置2などと通信を行うためのものである。
記憶部15は、例えばハードディスクドライブ(HDD)などで構成される不揮発性の記憶手段であり、様々な情報を記憶する。例えば記憶部15には、図2に示すように、履歴情報31と、ボタン情報32とが記憶される。履歴情報31は、画像処理装置2におけるジョブの実行履歴(以下、「ジョブ履歴」という。)を記録した情報である。またボタン情報32は、ユーザーが過去に設定したジョブの設定情報をワンタッチ操作で画像処理装置2に反映させるための設定反映ボタンが登録された情報である。
スキャナ部16は、ユーザーによってセットされた原稿を読み取って画像データを生成するものである。スキャナ部16は、例えば画像処理装置2においてコピージョブ、スキャンジョブ、FAX送信ジョブなどが実行されるときに動作し、ユーザーによって指定された設定情報(例えば読み取り解像度設定や原稿サイズ設定など)に基づいて原稿を読み取り、画像データを生成する。
プリンタ部17は、画像データに基づく画像を印刷用紙に印刷して出力するものである。プリンタ部17は、例えば画像処理装置2においてコピージョブ、プリントジョブ、FAX受信ジョブなどが実行されるときに動作し、ユーザーによって指定された設定情報(例えばカラー設定や用紙サイズ設定など)に基づいて印刷出力を行う。
FAX部18は、公衆電話回線などを介してFAXデータの送受信を行うものである。例えばFAX部18は、FAXデータを送信するとき、ユーザーによって指定された設定情報(例えば送信宛先設定)に基づいてFAX送信を行う。
制御部10のログイン制御部21は、画像処理装置2の動作状態をユーザーが利用可能なログイン状態に移行させたり、ログイン状態をログアウト状態に戻したりする制御を行うものである。例えば、ログイン制御部21は、操作パネル11に対してユーザーが手動操作で入力する識別情報や、図示を省略するICカードリーダーがユーザーの所持するICカードから読み取る識別情報に基づき、画像処理装置2を利用しようとするユーザーを認証するための認証処理を行う。このとき、ログイン制御部21は、ネットワーク6に接続されている認証サーバーに対して識別情報を添付した認証要求を送信し、認証サーバーから認証処理の結果を取得するようにしても良い。そして認証処理においてユーザーが認証された場合、ログイン制御部21は、その認証されたユーザーをログインユーザーとして、動作状態をログイン状態へ移行させる。
表示制御部22は、表示部12の表示画面を制御するものである。表示制御部22は、ユーザーがログインしていないログアウト状態のとき、ユーザーに対してログイン操作を案内するログイン操作案内画面を表示部12に表示させる。そしてユーザーがログイン操作を行い、画像処理装置2がログイン状態へ移行すると、表示制御部22は、ログインユーザーに対応する操作画面を生成し、表示部12に表示させる。また表示制御部22は、画像処理装置2がログイン状態へ移行するとき、ログインユーザーに対応するボタン情報32が記憶部15に記憶されていれば、そのボタン情報32に基づくログイン初期画面を生成し、表示部12に表示させる。したがって、ログイン状態へ移行した直後に表示部12に表示される表示画面は、ユーザーごとに異なる画面となる。
ジョブ制御部23は、画像処理装置2におけるジョブの実行を制御するものである。ジョブ制御部23は、操作パネル11を介してログインユーザーによって設定されたジョブの設定情報を反映した状態でスキャナ部16、プリンタ部17及びFAX部18の少なくとも1つを動作させることにより、ジョブの実行を制御する。
履歴記録部24は、ジョブ制御部23によってジョブが実行される度に、そのジョブに対応するジョブ履歴を履歴情報31に記録する処理部である。図3は、履歴記録部24によって履歴情報31に記録されるジョブ履歴の一例を示す図である。履歴記録部24は、図3に示すように、ユーザー情報31a、ジョブ種類31b、設定情報31c及び日時情報31dをジョブ履歴として履歴情報31に記録する。例えば、ユーザー情報31aは、ログインユーザーに関する情報であり、例えばログインユーザーのユーザー名と、ログインユーザーを識別するためのユーザーIDと、ログインユーザーが所属する所属グループと、ログインユーザーの役職とを含む情報である。またジョブ種類31bは、ジョブ制御部23によって実行されたジョブの種類を示す情報であり、コピージョブ、スキャンジョブ、プリントジョブ及びFAXジョブのいずれであるかを示す情報である。また設定情報31cは、ジョブ制御部23によるジョブの実行時に使用された設定情報を記録した情報である。この設定情報31cには、ジョブの種類に応じて、複数の設定項目のそれぞれに対してログインユーザーが指定した設定値が含まれる。例えばコピージョブの場合には、図3に示すように、カラー設定や原稿サイズ設定、用紙サイズ設定、用紙種類設定、ページ割付設定、片面/両面設定、部数設定、パンチ設定、ステープル設定などの複数の設定項目の設定値が含まれる。日時情報31dは、ジョブの実行日時を示す情報である。この日時情報31dには、ジョブが実行された日付及び時刻の他、ジョブが実行された曜日に関する情報が含まれていても良い。
ボタン管理部25は、履歴情報31に基づいて、ログインユーザーが過去に使用したジョブの設定情報31cをワンタッチ操作で反映させるための設定反映ボタンを生成し、その設定反映ボタンを管理する処理部である。ボタン管理部25は、一定期間が経過する度に、履歴情報31に蓄積されたジョブ履歴を読み出し、設定反映ボタンを生成するためのボタン生成処理を実行する。尚、一定期間は、1日であっても良いし、1週間であっても良いし、1月であっても良い。
図4は、ボタン管理部25によって行われるボタン生成処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、一定期間が経過する度に、ボタン管理部25によって繰り返し行われる処理である。ボタン管理部25は、この処理を開始すると、記憶部15から履歴情報31を読み出す(ステップS11)。そしてボタン管理部25は、履歴情報31に含まれる複数のジョブ履歴をまずユーザー情報31aに基づいてユーザー毎に分類し(ステップS12)、更にユーザー毎に分類したジョブ履歴を設定情報31cに基づいて設定情報毎に分類する(ステップS13)。これにより、履歴情報31に記録されている複数のジョブ履歴のうち、同一のユーザー情報31a及び同一の設定情報31cを有するジョブ履歴が一つのグループに纏められた状態に分類される。
ボタン管理部25は、上記のように分類したジョブ履歴のうち、設定情報31cに含まれる複数の設定項目の設定値が全てデフォルト値であるジョブ履歴を排除する(ステップS14)。すなわち、複数の設定項目の設定値が全てデフォルト値であれば、設定反映ボタンを生成する必要がないため、ボタン管理部25は、デフォルト値のみからなるジョブ履歴をこれ以降の処理対象から排除するのである。
そしてボタン管理部25は、分類されたグループの中から設定情報31cを1つ選択し(ステップS15)、その選択した設定情報31cと同一の設定情報によるジョブ履歴が所定数以上であるか否かを判断する(ステップS16)。言い換えると、ボタン管理部25は、分類されたグループの中に含まれるジョブ履歴の数が所定数以上であるか否かを判断するのである。ここで、所定数は、2以上の任意の数に予め設定される。この判断の結果、選択した設定情報31cと同一の設定情報によるジョブ履歴が所定数未満であった場合(ステップS16でNO)、ボタン管理部25による処理は、ステップS26へと進む。この場合、設定反映ボタンは生成されないため、1回しか使用されていない設定情報31cに基づく設定反映ボタンは生成されない。
一方、選択した設定情報31cと同一の設定情報によるジョブ履歴が所定数以上であった場合(ステップS16でYES)、ボタン管理部25は、ステップS15で選択した設定情報31cをワンタッチ操作で反映させるための設定反映ボタンを生成する(ステップS17)。すなわち、ボタン管理部25は、ステップS15で選択した設定情報31cをワンタッチ操作で反映させるための設定反映ボタンのボタン画像(アイコン)を生成する。そしてボタン管理部25は、ステップS17で生成した設定反映ボタンに対し、ステップS15で選択した設定情報31cを割り付ける(ステップS18)。これにより、設定情報31cに記録されている複数の設定項目の設定値の全てが1つの設定反映ボタンに割り付けられる。
次にボタン管理部25は、ステップS17で生成した設定反映ボタンの表示対象ユーザーを定義した表示対象情報を生成する(ステップS19)。すなわち、ボタン管理部25は、ステップS15で選択した設定情報31cが含まれていたジョブ履歴からユーザー情報31aを読み出し、そのユーザー情報31aに基づいて表示対象情報を生成する。このとき、ボタン管理部25は、ユーザー情報31aに記録されているユーザー(ジョブ実行ユーザー)だけを表示対象ユーザーとする表示対象情報を生成しても良いし、またジョブ実行ユーザーの所属グループと同じグループに所属するユーザーを表示対象ユーザーとする表示対象情報を生成しても良い。更にボタン管理部25は、ジョブ実行ユーザーと同じ役職のユーザーを表示対象ユーザーとする表示対象情報を生成しても良い。
次にボタン管理部25は、ステップS17で生成した設定反映ボタンの表示日時を決定するための処理を開始する。この処理を開始すると、ボタン管理部25は、まずネットワーク6を介しサーバー4からスケジュール情報5を取得する(ステップS20)。このとき取得するスケジュール情報5は、ステップS15で選択した設定情報31cが含まれていたジョブ履歴のユーザー情報31aに記録されているユーザー(ジョブ実行ユーザー)の情報であり、且つ、このボタン生成処理が行われている日時よりも過去の一定期間の情報である。例えば、ボタン生成処理が1月ごとに行われる場合、ボタン管理部25は、ジョブ実行ユーザーの過去1月分のスケジュール情報5をサーバー4から取得する。ただし、ボタン管理部25は、ボタン生成処理の実行間隔である一定期間よりも長い期間となる過去のスケジュール情報5をサーバー4から取得するようにしても良い。
図5は、サーバー4から取得するスケジュール情報5の一例を示す情報である。尚、図5では、過去1月分のスケジュール情報5をサーバー4から取得した場合を例示している。図5に示すように、スケジュール情報5には、設定反映ボタンの表示対象ユーザーとなるジョブ実行ユーザーの過去一定期間における複数の行動情報101,102が記録されている。行動情報101は、ジョブ実行ユーザーであるユーザーAが会議Aに出席したことを示す情報である。また行動情報102は、ユーザーAが報告書を作成したことを示す情報である。このスケジュール情報5によれば、1月のうち、ユーザーAは毎週会議Aに1回ずつ出席しているものの、会議Aに出席する曜日や時間は定まっていないことが判る。またユーザーAは、1月のうち、毎週水曜日の午後に報告書を作成していることも判る。
ボタン管理部25は、上記のようなスケジュール情報5を取得すると、ステップS15で選択した設定情報31cが含まれる所定回数分のジョブ履歴のそれぞれから日時情報31dを読み出し、スケジュール情報5に記録されている行動情報101,102の時間帯と、それらの日時情報31dとのマッチング判定を行う(ステップS21)。このマッチング判定により、ボタン管理部25は、ジョブ実行ユーザーがステップS15で選択した設定情報31cを適用して実行したジョブと、ジョブ実行ユーザーの行動情報101,102との相関関係の有無を判定することができる。例えば図5のようなスケジュール情報5の場合、ユーザーAが毎週水曜日の特定の時間帯に同じ設定情報31cを適用してジョブを実行していれば、そのジョブは行動情報102と相関関係があることを判定することができる。また例えば、ユーザーAが会議Aに出席する前後の時間帯に同じ設定情報31cを適用してジョブを実行していれば、そのジョブは行動情報101と相関関係があることを判定することができる。
ただし、マッチング判定を行った場合でも、ジョブ実行ユーザーが同じ設定情報31cを適用して所定回数実行したジョブと、ジョブ実行ユーザーの行動情報101,102との間に何ら相関関係を見出すことができないこともある。この場合、ボタン管理部25は、ジョブ実行ユーザーがステップS15で選択した設定情報31cを適用して実行したジョブと、ジョブ実行ユーザーの行動情報101,102との間に相関関係がないと判定する。
マッチング判定が終了すると、ボタン管理部25は、ステップS17で生成した設定反映ボタンの表示日時を決定し、その表示日時を定義した表示日時情報を生成する(ステップS22)。上述のマッチング判定において、同じ設定情報31cを適用して実行されたジョブと、行動情報101又は102との間に相関関係があると判定した場合、ボタン管理部25は、ジョブ実行ユーザーのスケジュール情報5において、相関関係があると判定した行動情報101又は102が記録されている日時の前後所定期間を設定反映ボタンの表示日時として決定する。
これに対し、上述のマッチング判定において、同じ設定情報31cを適用して実行されたジョブと、行動情報101又は102との間に相関関係がないと判定した場合、ボタン管理部25は、同じ設定情報31cを適用して実行された所定回数分のジョブのジョブ履歴から日時情報31dを読み出し、それらのジョブの実行日時に規則性があるか否かを判断する。このとき、ボタン管理部25は、所定回数行われたジョブの実行間隔が一定間隔であるか否かを判断したり、所定回数行われたジョブが特定の曜日に行われているか否かを判断したり、所定回数行われたジョブが特定の時間帯に行われているか否かを判断したりする。その結果、例えばジョブの実行間隔が一定間隔である場合、ボタン管理部25は、その一定間隔に基づいて次回以降に同じ設定情報31cが適用されたジョブが実行される日時を予測し、その予測日時を設定反映ボタンの表示日時として決定する。また例えば特定の曜日にジョブが実行されている場合、ボタン管理部25は、その特定の曜日に該当する日時を設定反映ボタンの表示日時として決定する。更に例えば特定の時間帯にジョブが実行されている場合、ボタン管理部25は、その時間帯を設定反映ボタンの表示日時として決定する。尚、ボタン管理部25は、特定の曜日における特定の時間帯に表示日時を絞り込んで決定するようにしても良い。
またボタン管理部25は、所定回数分のジョブの実行日時に何ら規則性がないと判断することもある。この場合、ボタン管理部25は、設定反映ボタンの表示日時を限られた日時に制限せず、ジョブ実行ユーザーがログインしたときにはいつでも設定反映ボタンが表示されるように表示日時を決定する。
ボタン管理部25は、上記のようにして決定した表示日時を定義した表示日時情報を生成する。そして表示日時情報の生成が終了すると、ボタン管理部25による処理が次のステップへ進む。
続いてボタン管理部25は、ステップS17で生成した設定反映ボタンのボタン名を決定する処理を行う(ステップS23)。ボタン管理部25は、上述のマッチング判定において、同じ設定情報31cを適用して実行されたジョブと、行動情報101又は102との間に相関関係があると判定した場合、ジョブと相関関係のある行動情報101又は102に基づいてボタン名を決定する。例えばジョブと行動情報101との相関関係がある場合、ボタン管理部25は、ボタン名として「会議A前後コピー」などの名称を決定する。またジョブと行動情報102との相関関係がある場合、ボタン管理部25は、ボタン名として「報告書作成前後コピー」などの名称を決定する。
また同じ設定情報31cを適用して実行されたジョブと、行動情報101又は102との間に相関関係がないと判定した場合、ジョブの実行日時に規則性があるか否かによってボタン名の決定手法が異なる。
まず、ジョブの実行日時に規則性がある場合、ボタン管理部25は、設定反映ボタンの表示日時情報に基づいてボタン名を決定する。例えば、ジョブの実行間隔が10日間隔である場合、ボタン管理部25は、その実行間隔に基づくボタン名として「10間隔コピー」などの名称を決定する。また特定の曜日にジョブが実行されている場合、ボタン管理部25は、その特定の曜日に基づくボタン名として「毎週水曜コピー」などの名称を決定する。また特定の時間帯にジョブが実行されている場合、ボタン管理部25は、その時間帯に基づくボタン名として「毎朝午前中コピー」などの名称を決定する。更に特定の曜日の特定の時間帯にジョブが実行されている場合、ボタン管理部25は、ボタン名として「毎週水曜午前中コピー」などの名称を決定する。
次に、ジョブの実行日時に規則性がない場合、ボタン管理部25は、ステップS15で選択した設定情報31cに基づき、設定反映ボタンのボタン名を決定する。例えば、ボタン管理部25は、設定情報31cに含まれる複数の設定項目のうちから代表的な設定項目の設定値を幾つか読み出し、その設定値に基づいてボタン名を決定する。この場合、ボタン名は、「カラー/両面/2in1」などの名称となる。
上記のようにしてボタン名が決定されると、ボタン管理部25は、上述の各処理で生成した情報を設定反映ボタンへ関連付けたボタン情報32を生成する(ステップS24)。図6は、ボタン管理部25によって生成されるボタン情報32の一例を示す図である。図6に示すように、ボタン情報32は、ステップS17で生成される設定反映ボタン(ボタン画像)41と、ステップS23で決定されるボタン名42と、ステップS15で選択される設定情報31cと同じ設定情報43と、ステップS19で生成される表示対象情報44と、ステップS22で生成される表示日時情報45とを含む情報である。このようなボタン情報32は、過去に使用された設定情報43をワンタッチ操作で画像処理装置2に反映させる設定反映ボタン41を、いつ、誰に対して表示するかを定義した情報となる。
またボタン管理部25は、上記のようなボタン情報32を生成するとき、設定反映ボタン41を表示部12に表示させるときの優先順位を付与するようにしても良い。この優先順位は、画像処理装置2がログイン状態に移行してログインユーザーが操作可能なログイン初期画面を表示させるとき、画面内に設定反映ボタン41を表示する順位を定義するものであり、順位が高いほど画面内の上位の位置に設定反映ボタン41が表示されるようになる。例えば、ボタン管理部25は、ボタン情報32に含まれる設定情報43が適用されるジョブと、スケジュール情報5に記録されている行動情報101又は102との相関関係があると判断した場合、その設定反映ボタン41に対応する優先順位を最も高い第1の順位に設定する。またボタン管理部25は、ボタン情報32に含まれる設定情報43が適用されるジョブと、スケジュール情報5に記録されている行動情報101又は102との相関関係がなく、且つ、ジョブの実行日時に規則性があると判断した場合、その設定反映ボタン41に対応する優先順位を第1の順位の次の順位となる第2の順位に設定する。さらにボタン管理部25は、ボタン情報32に含まれる設定情報43が適用されるジョブと、スケジュール情報5に記録されている行動情報101又は102との相関関係がなく、しかも、ジョブの実行日時に規則性もないと判断した場合、その設定反映ボタン41に対応する優先順位を第2の順位よりも低い第3の順位に設定する。そしてボタン管理部25は、ボタン情報32に対して順位情報を更に記録する。
そしてボタン管理部25は、ボタン情報32を記憶部15に保存する(ステップS25)。その後、ボタン管理部25は、分類したジョブ履歴に含まれる設定情報31cの中に、上述のステップS16〜S25の処理を実行していない設定情報31cが残されているか否かを判断し(ステップS26)、未処理の設定情報31cが存在すれば(ステップS26でYES)、ステップS15に戻って上述した処理を繰り返す。これに対し、未処理の設定情報31cが残っていない場合(ステップS26でNO)、ボタン管理部25によるボタン生成処理は終了する。
次に表示制御部22が上記のようなボタン情報32に基づいてログイン初期画面を表示する処理について説明する。図7は、表示制御部22によって行われる表示処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。表示制御部22は、ユーザーがログインしていないログアウト状態においてこの処理を開始すると、まずログイン操作案内画面を表示部12に表示する(ステップS30)。そして表示制御部22は、ログイン制御部21によって動作状態がログイン状態へ移行するか否かを判断し(ステップS31)、ログイン状態へ移行する場合(ステップS31でYES)、ログインユーザーのユーザー情報をログイン制御部21から取得する(ステップS32)。
表示制御部22は、ログインユーザーのユーザー情報を取得すると、そのユーザー情報に基づいて記憶部15に記憶されているボタン情報32を検索することにより、ログインユーザーに対して表示すべき設定反映ボタン41が存在するか否かを判断する(ステップS33)。すなわち、表示制御部22は、ログインユーザーのユーザー情報と、ボタン情報32に含まれる表示対象情報44とを比較することにより、ログインユーザーが表示対象ユーザーであるか否かを判断する。例えば、ユーザー名又はユーザーIDに関する情報が表示対象情報44に設定されている場合、表示制御部22は、ログインユーザーのユーザー名又はユーザーIDが表示対象情報44に設定されているユーザー名又はユーザーIDと一致することにより、ログインユーザーが表示対象ユーザーであると判断する。
また所属グループに関する情報が表示対象情報44に設定されている場合には、ログインユーザーの所属グループが表示対象情報44に設定されている所属グループと一致することにより、ログインユーザーが表示対象ユーザーであると判断する。この場合、1つのグループに属する複数のユーザーが設定反映ボタン41を共有して利用することができるようになる。
また役職に関する情報が表示対象情報44に設定されている場合には、ログインユーザーの役職が表示対象情報44に設定されている役職と一致することにより、ログインユーザーが表示対象ユーザーであると判断する。この場合、例えば課長職や部長職など、同じ役職にある複数のユーザーが設定反映ボタン41を共有して利用することができるようになる。またユーザーの異動などがあった場合でも、後任ユーザーは、前任ユーザーが利用していた設定反映ボタン41を継続して利用することができるようになる。
そしてログインユーザーが表示対象ユーザーとして定義されたボタン情報32が存在する場合、表示制御部22は、記憶部15からそのボタン情報32を抽出する。このとき、表示制御部22は、複数のボタン情報32を抽出することもある。
また表示制御部22は、ログインユーザーに表示すべき設定反映ボタン41が存在することを確認した場合(ステップS33でYES)、現在時刻であるログイン日時を取得し(ステップS34)、更にサーバー4からログインユーザーのスケジュール情報5を取得する(ステップS35)。表示制御部22は、それらの取得したログイン日時及びスケジュール情報5に基づいてボタン情報32の表示日時情報45を参照することにより(ステップS36)、現在のログイン日時が記憶部15から抽出したボタン情報32に含まれる設定反映ボタン41の表示日時に該当するか否かを判断する(ステップS37)。例えば、図6に示したボタン情報32のように、表示日時情報45に「会議A前後の3時間」という情報が記録されている場合、表示制御部22は、サーバー4から取得したログインユーザーのスケジュール情報5において、現在のログイン日時の前後3時間以内にログインユーザーが会議Aに出席する行動情報101が記録されているか否かを検証することにより、設定反映ボタン41の表示日時に該当するか否かを判断する。また表示日時情報45に「毎週水曜午前中」という情報が記録されている場合、表示制御部22は、現在のログイン日時が水曜の午前中に該当するか否かを検証することにより、設定反映ボタン41の表示日時に該当するか否かを判断する。表示制御部22は、同様の判断を記憶部15から抽出した全てのボタン情報32に対して行う。このような処理により、現在のログイン日時に合わせて表示部12に表示すべき設定反映ボタン41が特定される。ただし、ログイン日時に合わせて表示部12に表示すべき設定反映ボタン41が存在しないこともある。
表示制御部22は、ログイン日時とボタン情報32の表示日時情報45に定義された表示日時とを照合した結果、ログイン日時が表示日時に該当する場合(ステップS37でYES)、表示部12に表示すべき設定反映ボタン41の数が1つであるか否かを判断する(ステップS38)。その結果、表示すべき設定反映ボタン41の数が1つである場合(ステップS38でYES)、表示制御部22は、その1つの設定反映ボタン41に関連付けられている設定情報43を読み出し、その設定情報43に含まれる複数の設定項目の設定値を全て反映させたログイン初期画面を生成する(ステップS39)。
これに対し、現在のログイン日時に合わせて表示部12に表示すべき複数の設定反映ボタン41が存在する場合(ステップS38でNO)、表示制御部22は、それら複数の設定反映ボタン41を配置したログイン初期画面を生成する(ステップS40)。このとき、表示制御部22は、複数の設定反映ボタン41のそれぞれに予め優先順位が付与されていれば、その優先順位に基づいて複数の設定反映ボタン41を画面内に配置したログイン初期画面G2を生成する。
さらに表示制御部22は、ログイン状態への移行時にログインユーザーに表示すべき設定反映ボタン41が存在しなかった場合(ステップS33でNO又はステップS37でNO)、通常のログイン初期画面を生成する(ステップS41)。この通常のログイン初期画面には、設定反映ボタン41が含まれない。
その後、表示制御部22は、ステップS39,S40又はS41で生成したログイン初期画面を表示部12に表示させる(ステップS42)。これにより、画像処理装置2がログイン状態へ移行した直後のログイン初期画面が表示部12に表示される。また、このとき表示されるログイン初期画面は、ログインユーザー及びログイン日時に応じた画面となる。
図8は、ログイン初期画面の例を示す図であり、(a)は通常のログイン初期画面G1を、(b)は複数の設定反映ボタン41が配置されたログイン初期画面G2を、(c)は1つの設定反映ボタン41に対応する設定情報43が各設定項目に反映された状態のログイン初期画面G3を示している。
まず、ログインユーザーが画像処理装置2にログインしたとき、ログインユーザーに表示すべき設定反映ボタン41がない場合、図8(a)に示すような通常のログイン初期画面G1が表示部12に表示される。このログイン初期画面G1には、ログインユーザーが画像処理装置2の機能選択を行うための複数のボタンB11〜B14が表示される。したがって、通常のログイン初期画面G1が表示されると、ログインユーザーは、ログイン初期画面G1に対して機能選択操作を行った後、複数の設定項目の設定値をデフォルト値から所望の値に変更するための操作を順次行っていくことになる。
次に、ログインユーザーに表示すべき複数の設定反映ボタン41が抽出された場合、図8(b)に示すようなログイン初期画面G2が表示部12に表示される。このログイン初期画面G2においては、2つの設定反映ボタンB21,B22が優先順位に基づいて表示されると共に、画面下部の所定位置にはログイン初期画面G2をトップ画面に戻すためのボタンB23が表示される。またログイン初期画面G2に表示される設定反映ボタンB21,B22では、ログインユーザーの行動情報101,102に対応するボタン名や、ジョブの実行日時に対応するボタン名が表示される。このようなログイン初期画面G2が表示されることにより、ログインユーザーは、2つの設定反映ボタンB21,B22のうちのいずれか一方を選択して操作すれば、設定情報43に含まれる複数の設定項目の設定値を一括的に画像処理装置2に反映させることができる。すなわち、2つの設定反映ボタンB21,B22のいずれか一方が操作されると、表示部12に表示される画面は、図8(c)に示すように設定情報43が反映された画面へと遷移する。そのため、通常のログイン初期画面G1が表示された場合と比較すると、ログインユーザーにとっては、機能選択操作や、複数の設定項目の設定値をデフォルト値から所望の値に変更するための操作などを行う必要がない。特に、ログインユーザーが表示対象ユーザーとして定義されている設定反映ボタン41が記憶部15に多数記憶されている場合であっても、ログイン初期画面G2においては、ログインユーザーのログイン日時に応じて設定反映ボタン41の数が絞り込まれた状態で表示される。それ故、ログインユーザーは、記憶部15に記憶されている設定反映ボタン41の数よりも少ない数の設定反映ボタン41から所望の設定反映ボタン41を選択すれば良く、設定反映ボタン41を選択する際の操作性が向上する。
またログイン初期画面G2に表示される設定反映ボタンB21,B22のボタン名として、ログインユーザーの行動情報101,102に対応するボタン名や、ジョブの実行日時に対応するボタン名を表示することにより、ログインユーザーにとって判りやすいボタン名を表示することができる。そのため、ログインユーザーがボタン選択を行いやすくなるという利点もある。
また図8(b)に示すログイン初期画面G2において、ログインユーザーがボタンB23を操作すると、表示部12には図8(a)に示したような画面が表示される。そしてログインユーザーは、機能選択操作を行った後、ジョブの設定操作を行うことにより、画像処理装置2に所望のジョブを実行させることができる。
さらに、ログインユーザーに表示すべき1つの設定反映ボタン41が抽出された場合、図8(c)に示すようなログイン初期画面G3が表示部12に表示される。このログイン初期画面G3においては、設定反映ボタン41は表示されず、抽出された1つの設定反映ボタン41に対応する設定情報43が各設定項目に反映された状態の画面が表示される。すなわち、このログイン初期画面G3では複数の設定項目のそれぞれの設定値を変更するための複数のボタンB31〜B38が表示され、それら複数のボタンB31〜B38の内側では設定情報43から読み出された値が現在の設定値として既に反映された状態となって表示される。このようにログイン移行時に抽出された設定反映ボタン41が1つだけである場合、その設定反映ボタン41に対応する設定情報43を既に反映させたログイン初期画面G3を表示部12に表示することで、ログインユーザーは設定反映ボタン41を操作する必要もなくなる。それ故、ログインユーザーの操作負担は、より一層軽減される。
またログイン初期画面G3の下部には、ログインユーザーが各設定項目の設定値をデフォルト値に戻すためのボタンB39が表示される。そのため、ログインユーザーは、別の設定値を反映させてジョブを実行させたい場合には、ボタンB39を操作することにより各設定項目の設定値をデフォルト値に戻すことも可能である。
以上のように本実施形態の画像処理装置2は、記憶部15に記憶されている履歴情報31に基づいて、ユーザーが過去に実行したジョブの設定情報31cを反映させるための設定反映ボタン41を生成すると共に、その設定反映ボタン41の表示対象ユーザーを定義した表示対象情報44、及び、設定反映ボタン41の表示日時を定義した表示日時情報45を生成し、設定反映ボタン41に表示対象情報44と表示日時情報45とを関連付けた状態で管理しておく。そしてユーザーが認証されることによってログイン状態へ移行させるとき、画像処理装置2は、そのログインユーザーが表示対象情報44において表示対象ユーザーとして定義されているユーザーであり、且つ、現在のログイン日時が表示日時情報45において定義されている表示日時である場合に、設定反映ボタン41を表示部12に表示させる。
このような画像処理装置2によれば、複数の設定項目のうちの幾つかの設定項目の設定値が互いに異なる値となっているような、互いに類似する複数の設定情報31cに基づいて複数の設定反映ボタン41が生成された場合でも、ログインユーザーのログイン日時に応じて表示部12に表示する設定反映ボタン41を自動的に選択して表示させることが可能である。そのため、ログインユーザーは、互いに類似する複数の設定情報31cに基づいて生成された複数の設定反映ボタン41の全てのうちから1つの設定反映ボタン41を選択するのではなく、ログイン日時に応じて自動選択された数少ない設定反映ボタン41のうちから1つの設定反映ボタン41を選択すれば良いので、操作負担が軽減されるようになる。
(複数の画像処理装置による連携動作)
次に複数の画像処理装置2a,2bによる連携動作について説明する。複数の画像処理装置2a,2bは、それぞれ自機に記憶している履歴情報31に基づいて上述したボタン生成処理を行うことにより、設定反映ボタン41を個別に生成する。そのため、画像処理装置2aを頻繁に利用し、画像処理装置2bをあまり利用しないユーザーが画像処理装置2bにログインしたときには、そのユーザーに対応する設定反映ボタン41が表示されない可能性がある。これを防止するため、本実施形態では、複数の画像処理装置2a,2bが互いに連携動作し、個別に保持されるボタン情報32の均一化を図るようにしている。
図9は、複数の画像処理装置2a,2bによる第1の連携動作の一例を示す図である。この第1の連携動作では、複数の画像処理装置2a,2bが個別に生成した設定反映ボタン41に関するボタン情報32を相互に交換する動作を例示している。まず画像処理装置2aは、履歴情報31に基づいて設定反映ボタン41を生成すると(プロセスP10)、その設定反映ボタン41に関するボタン情報32を画像処理装置2bへ送信する(プロセスP11)。
画像処理装置2bは、画像処理装置2aからボタン情報32を受信すると、その受信したボタン情報32と同じボタン情報32を既に記憶済みであるか否かを判別する処理を行う(プロセスP12)。ここでは、ボタン情報32に含まれる設定反映ボタン41、ボタン名42、設定情報43、表示対象情報44及び表示日時情報45の全てが一致するか否かが判断される。そして受信したボタン情報32と同じボタン情報32を既に記憶している場合、画像処理装置2bは、受信したボタン情報32を破棄し、その処理を行わない。
これに対し、受信したボタン情報32と同じボタン情報32を記憶していない場合、次に画像処理装置2bは、受信したボタン情報32において設定反映ボタン41に対応するボタン名42が適切に付与されているか否かを判別する処理を行う(プロセスP13)。ここでは、画像処理装置2bは、受信したボタン情報32とボタン名42のみが異なるボタン情報32を既に記憶済みであるか否かを判別する。その結果、ボタン名42のみが異なるボタン情報32を既に記憶済みである場合、画像処理装置2bは、自機で記憶しているボタン情報32において付与されているボタン名42と、受信したボタン情報32において付与されているボタン名42とのいずれか一方を変更するボタン名変更処理を行う(プロセスP14)。例えば、一方のボタン情報32において付与されているボタン名42が設定情報43の代表的な設定項目の設定値に基づいて付与された名称であり、他方のボタン情報32において付与されているボタン名42が行動情報101,102又はジョブ実行日時に基づいて付与された名称である場合、画像処理装置2bは、一方のボタン情報32におけるボタン名42を他方のボタン情報32におけるボタン名42と一致させるように変更する。これにより、画像処理装置2a,2bにおいてボタン名42が統一されると共に、ユーザーにとってより判りやすい名称がボタン名42として付与されることになる。
画像処理装置2bは、受信したボタン情報32のボタン名42を変更した場合、そのボタン名42を画像処理装置2aに送信する(プロセスP15)。これに伴い、画像処理装置2aは、画像処理装置2bから受信するボタン名42に基づき、プロセスP10で生成した設定反映ボタン41のボタン名42を変更する(プロセスP16)。
これに対し、画像処理装置2bは、自機で記憶しているボタン情報32のボタン名42を変更した場合、そのボタン情報32のボタン名42を変更し、新たなボタン情報32として記憶部15に蓄積する(プロセスP16)。また画像処理装置2bは、画像処理装置2aから受信したボタン情報32が自機で記憶していない新たなボタン情報32である場合にも、そのボタン情報32を記憶部15に蓄積して保存する(プロセスP16)。尚、上述した各プロセスは、画像処理装置2a,2bのボタン管理部25によって行われる処理である。
上記のように複数の画像処理装置2a,2bは、互いに通信を行うことによって設定反映ボタン41を共有することができる。そのため、画像処理装置2aを頻繁に利用し、画像処理装置2bをあまり利用しないユーザーが画像処理装置2bにログインしたときでも、そのユーザーに対応する設定反映ボタン41を適切に表示させることができるようになる。
また上記の他、複数の画像処理装置2a,2bのうちのいずれか1つの画像処理装置2bがボタン生成処理を行い、それによって生成されるボタン情報32を他の画像処理装置2aに提供するようにしても良い。図10は、その場合の複数の画像処理装置2a,2bによる第2の連携動作の一例を示す図である。画像処理装置2aは、一定期間が経過すると、自機で蓄積した履歴情報31を画像処理装置2bへ送信する(プロセスP20)。画像処理装置2bは、履歴情報31を受信すると、その受信した履歴情報31に基づくボタン生成処理を実行する(プロセスP21)。すなわち、画像処理装置2bは、画像処理装置2aから受信した履歴情報31に基づいて設定反映ボタン41を生成するのである。そして画像処理装置2bは、ボタン生成処理によって新たなボタン情報32を生成すると、そのボタン情報32を画像処理装置2aへ送信する(プロセスP22)。また画像処理装置2bは、その新たなボタン情報32を自機の記憶部15へ蓄積して保存する(プロセスP23)。一方、画像処理装置2aは、画像処理装置2bからボタン情報32を受信すると、そのボタン情報32を自機の記憶部15へ蓄積して保存する(プロセスP24)。このように複数の画像処理装置2a,2bが通信可能な場合、複数の画像処理装置2a,2bのそれぞれで生成される履歴情報31を1つの画像処理装置2bに集約させることにより、その1つの画像処理装置2bにおいて設定反映ボタン41を纏めて生成することができる。そして画像処理装置2bは、各画像処理装置2a,2bから収集した履歴情報31に基づいて生成した設定反映ボタン41を各画像処理装置2a,2bへ提供することにより、複数の画像処理装置2a,2bにおいて設定反映ボタン41を共有することができるようになる。
(情報処理装置と画像処理装置による連携動作)
次に情報処理装置3と画像処理装置2による連携動作について説明する。図11は、情報処理装置3と画像処理装置2とが連携するための構成を示すブロック図である。情報処理装置3は、CPUとメモリとを備えて構成される制御部50と、各種情報を表示する表示部51と、ユーザーによる操作を受け付ける操作部52と、ハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などで構成される記憶装置53と、ネットワーク6を介して画像処理装置2と通信を行う通信インタフェース54とを備える。記憶装置53には、画像処理装置2と連携するドライバプログラム57が予めインストールされている。そして制御部50は、ユーザーの指示操作に基づいてドライバプログラム57を実行することにより、プリンタドライバ61として機能する。このプリンタドライバ61は、通信インタフェース54を介して画像処理装置2と通信を行うことが可能であり、ユーザーの指示操作に基づいてプリントジョブなどのジョブデータを画像処理装置2へ送信する。
一方、画像処理装置2の制御部10は、ドライバ制御部26として機能する。ドライバ制御部26以外の画像処理装置2の構成は、図2に示したものと同様である。このドライバ制御部26は、情報処理装置3において起動されるプリンタドライバ61と通信を行い、記憶部15の中から情報処理装置3のユーザーに対して表示すべきボタン情報32を抽出する。そしてドライバ制御部26は、記憶部15から抽出したボタン情報32をプリンタドライバ61に送信し、情報処理装置3の表示部51に表示させる。
図12は、情報処理装置3と画像処理装置2による連携動作の一例を示す図である。まず情報処理装置3においてプリンタドライバ61が起動すると(プロセスP30)、プリンタドライバ61は、画像処理装置2へアクセスする。このとき、プリンタドライバ61は、情報処理装置3に登録されているユーザー情報68を画像処理装置2へ送信する(プロセスP31)。
画像処理装置2のドライバ制御部26は、プリンタドライバ61からのアクセスの有無を常時監視しており、プリンタドライバ61からのアクセスを検知すると、そのアクセスと同時にユーザー情報68を受信する。ドライバ制御部26は、そのユーザー情報に基づいて情報処理装置3のユーザーを特定すると共に、プリンタドライバ61からのアクセス日時を特定する。そしてドライバ制御部26は、記憶部15の中から情報処理装置3のユーザーに対して表示すべきボタン情報32を検索する(プロセスP32)。すなわち、ドライバ制御部26は、表示対象情報44に情報処理装置3のユーザーが表示対象ユーザーとして定義されており、且つ、表示日時情報45に現在のアクセス日時が表示日時として定義されているボタン情報32を全て抽出する。そしてドライバ制御部26は、検索によって抽出したボタン情報32を全てプリンタドライバ61へ送信する(プロセスP33)。
プリンタドライバ61は、画像処理装置2からボタン情報32を受信すると、そのボタン情報32に含まれる設定反映ボタン41を配置した初期画面を生成し、表示部51にその初期画面を表示させる(プロセスP34)。
このように情報処理装置3と画像処理装置2とが連携することにより、情報処理装置3においてプリンタドライバ61が起動すると、そのプリンタドライバ61の初期画面に、ユーザーが過去に利用した設定情報31cをワンタッチ操作で反映させるための設定反映ボタン41を表示させることができるようになる。そのため、ユーザーが情報処理装置3を操作して画像処理装置2にジョブを投入する際の操作性についても著しく改善されるようになる。
(変形例)
以上、本発明に関する一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態において説明した内容のものに限られるものではなく、種々の変形例が適用可能である。
例えば、上記実施形態では、画像処理装置2がサーバー4から各ユーザーのスケジュール情報5を取得する場合を例示した。しかし、これに限られるものではなく、画像処理装置2は、各ユーザーの情報処理装置3からスケジュール情報5を取得するようにしても良い。ただし、各ユーザーの情報処理装置3に電源が投入されていない場合、画像処理装置2は各ユーザーのスケジュール情報5を取得することができなくなる。これに対し、ネットワーク6に接続されるサーバー4は、メンテナンス時を除いて常時起動状態である。そのため、画像処理装置2が各ユーザーのスケジュール情報5を確実に取得できるようにするためには、上記実施形態で説明したように、サーバー4からスケジュール情報5を取得することが好ましい。
また上記実施形態では、設定反映ボタン41のボタン名42を、行動情報101,102、ジョブの実行日時、或いは、設定情報43に含まれる複数の設定項目のうちの代表的な項目の設定値に基づいて付与する場合を例示した。しかし、これに限られるものではなく、例えば表示対象情報44において、表示対象ユーザーが所属グループや役職などによって定義されている場合、グループ名や役職名などをボタン名42に付与するようにしても良い。
また上記実施形態では、情報処理装置3がパーソナルコンピュータなどで構成される場合を例示した。しかし、情報処理装置3はパーソナルコンピュータに限られるものではなく、例えばスマートフォンやタブレット端末などのような携帯端末であっても構わない。
1 画像処理システム
2 画像処理装置
3 情報処理装置
12 表示部(表示手段)
21 ログイン制御部
22 表示制御部(表示制御手段)
23 ジョブ制御部
24 履歴記録部(履歴記録手段)
25 ボタン管理部(ボタン管理手段)
26 ドライバ制御部(ドライバ制御手段)
41 設定反映ボタン
43 設定情報
44 表示対象情報
45 表示日時情報
51 表示部(表示手段)
61 プリンタドライバ(ドライバ)

Claims (25)

  1. 各種情報を表示する表示手段と、
    ユーザーによって指定されたジョブを実行する都度、ジョブの実行履歴を履歴情報に記録する履歴記録手段と、
    前記履歴情報に基づいて、ジョブの設定情報を反映させるための設定反映ボタンを生成すると共に、前記設定反映ボタンの表示対象ユーザーを定義した表示対象情報、及び、前記設定反映ボタンの表示日時を定義した表示日時情報を生成し、前記設定反映ボタンに前記表示対象情報及び前記表示日時情報を関連付けて管理するボタン管理手段と、
    ユーザーが認証されることによってログイン状態へ移行させるとき、ログインユーザーが前記表示対象情報によって定義されたユーザーであり、且つ、ログイン日時が前記表示日時情報によって定義された表示日時である場合に、前記設定反映ボタンを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記履歴記録手段は、ログインユーザーによって指定されたジョブを実行する都度、ログインユーザーに関するユーザー情報と、ジョブの設定を示す設定情報と、ジョブ実行日時を示す日時情報とを前記履歴情報に記録し、
    前記ボタン管理手段は、前記設定情報に基づいて前記設定反映ボタンを生成し、前記ユーザー情報に基づいて前記表示対象情報を生成し、前記日時情報に基づいて前記表示日時情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. ユーザー毎のスケジュール情報を取得する情報取得手段を更に備え、
    前記ボタン管理手段は、前記設定反映ボタンを生成するとき、前記情報取得手段によって取得されるユーザーのスケジュール情報に基づいて、ジョブの実行日時の前後所定期間におけるユーザーの行動情報を抽出し、前記行動情報が記録された日時の前後所定期間を前記設定反映ボタンの表示日時として定義した前記表示日時情報を生成し、
    前記表示制御手段は、ログイン状態へ移行させるとき、前記情報取得手段によって取得されるログインユーザーのスケジュール情報において、ログイン日時の前後所定期間内に前記行動情報が記録されている場合、前記設定反映ボタンを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記ボタン管理手段は、前記設定反映ボタンを生成するとき、前記日時情報に基づいてボタン名を付与することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記ボタン管理手段は、前記設定反映ボタンを生成するとき、前記行動情報に基づいてボタン名を付与することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、ログイン状態へ移行させるとき、前記表示手段に表示させる前記設定反映ボタンの数が1つである場合、前記設定反映ボタンを表示させることなく、前記設定反映ボタンに関連付けられている前記設定情報を反映させた画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記ボタン管理手段は、前記履歴情報に同一の設定情報が複数記録されている場合に、前記設定反映ボタンを生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記ボタン管理手段は、他の画像処理装置と通信を行うことにより、前記他の画像処理装置と前記設定反映ボタンを共有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 前記ボタン管理手段は、通信手段を介して前記他の画像処理装置において記憶されている履歴情報を取得し、当該履歴情報に基づいて前記設定反映ボタンを更に生成することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記ボタン管理手段は、前記表示対象情報においてユーザーの所属するグループ又はユーザーの役職を定義し、
    前記表示制御手段は、ログイン状態へ移行させるとき、ログインユーザーの所属するグループ又はログインユーザーの役職が前記表示対象情報において定義されている場合に、前記設定反映ボタンを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の画像処理装置。
  11. 前記ボタン管理手段は、複数の前記設定反映ボタンのそれぞれに対して予め優先順位を付与して管理し、
    前記表示制御手段は、前記複数の設定反映ボタンを前記表示手段に表示させるとき、前記優先順位に基づいて前記複数の設定反映ボタンを表示させることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の画像処理装置。
  12. 情報処理装置において起動されるドライバからのアクセスを検知し、前記情報処理装置のユーザーが前記表示対象情報によって定義されたユーザーであり、且つ、アクセス日時が前記表示日時情報によって定義された表示日時である場合に、前記設定反映ボタンを前記ドライバに送信して表示させるドライバ制御手段、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の画像処理装置。
  13. 情報処理装置と、画像処理装置とがネットワークを介して通信可能な画像処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記画像処理装置にジョブを送信するドライバと、
    前記ドライバが起動されることに伴い、前記ドライバから出力される情報を表示する表示手段と、
    を備え、
    前記画像処理装置は、
    ユーザーによって指定されたジョブを実行する都度、ジョブの実行履歴を履歴情報に記録する履歴記録手段と、
    前記履歴情報に基づいて、ジョブの設定情報を反映させるための設定反映ボタンを生成すると共に、前記設定反映ボタンの表示対象ユーザーを定義した表示対象情報、及び、前記設定反映ボタンの表示日時を定義した表示日時情報を生成し、前記設定反映ボタンに前記表示対象情報及び前記表示日時情報を関連付けて管理するボタン管理手段と、
    前記情報処理装置において起動される前記ドライバからのアクセスを検知し、前記情報処理装置のユーザーが前記表示対象情報によって定義されたユーザーであり、且つ、アクセス日時が前記表示日時情報によって定義された表示日時である場合に、前記設定反映ボタンを前記ドライバに送信して表示させるドライバ制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理システム。
  14. 表示手段を備えた画像処理装置において実行されるプログラムであって、前記画像処理装置に、
    ユーザーによって指定されたジョブを実行する都度、ジョブの実行履歴を履歴情報に記録する履歴記録ステップと、
    前記履歴情報に基づいて、ジョブの設定情報を反映させるための設定反映ボタンを生成すると共に、前記設定反映ボタンの表示対象ユーザーを定義した表示対象情報、及び、前記設定反映ボタンの表示日時を定義した表示日時情報を生成し、前記設定反映ボタンに前記表示対象情報及び前記表示日時情報を関連付けて管理するボタン管理ステップと、
    ユーザーが認証されることによってログイン状態へ移行させるとき、ログインユーザーが前記表示対象情報によって定義されたユーザーであり、且つ、ログイン日時が前記表示日時情報によって定義された表示日時である場合に、前記設定反映ボタンを前記表示手段に表示させる表示制御ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  15. 前記履歴記録ステップは、ログインユーザーによって指定されたジョブを実行する都度、ログインユーザーに関するユーザー情報と、ジョブの設定を示す設定情報と、ジョブ実行日時を示す日時情報とを前記履歴情報に記録し、
    前記ボタン管理ステップは、前記設定情報に基づいて前記設定反映ボタンを生成し、前記ユーザー情報に基づいて前記表示対象情報を生成し、前記日時情報に基づいて前記表示日時情報を生成することを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
  16. 前記画像処理装置に、
    ユーザー毎のスケジュール情報を取得する情報取得ステップを更に実行させ、
    前記ボタン管理ステップは、前記設定反映ボタンを生成するとき、前記情報取得ステップによって取得されるユーザーのスケジュール情報に基づいて、ジョブの実行日時の前後所定期間におけるユーザーの行動情報を抽出し、前記行動情報が記録された日時の前後所定期間を前記設定反映ボタンの表示日時として定義した前記表示日時情報を生成し、
    前記表示制御ステップは、ログイン状態へ移行させるとき、前記情報取得ステップによって取得されるログインユーザーのスケジュール情報において、ログイン日時の前後所定期間内に前記行動情報が記録されている場合、前記設定反映ボタンを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項14又は15に記載のプログラム。
  17. 前記ボタン管理ステップは、前記設定反映ボタンを生成するとき、前記日時情報に基づいてボタン名を付与することを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  18. 前記ボタン管理ステップは、前記設定反映ボタンを生成するとき、前記行動情報に基づいてボタン名を付与することを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  19. 前記表示制御ステップは、ログイン状態へ移行させるとき、前記表示手段に表示させる前記設定反映ボタンの数が1つである場合、前記設定反映ボタンを表示させることなく、前記設定反映ボタンに関連付けられている前記設定情報を反映させた画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項14乃至18のいずれかに記載のプログラム。
  20. 前記ボタン管理ステップは、前記履歴情報に同一の設定情報が複数記録されている場合に、前記設定反映ボタンを生成することを特徴とする請求項14乃至19のいずれかに記載のプログラム。
  21. 前記ボタン管理ステップは、他の画像処理装置と通信を行うことにより、前記他の画像処理装置と前記設定反映ボタンを共有することを特徴とする請求項14乃至20のいずれかに記載のプログラム。
  22. 前記ボタン管理ステップは、通信手段を介して前記他の画像処理装置において記憶されている履歴情報を取得し、当該履歴情報に基づいて前記設定反映ボタンを更に生成することを特徴とする請求項21に記載のプログラム。
  23. 前記ボタン管理ステップは、前記表示対象情報においてユーザーの所属するグループ又はユーザーの役職を定義し、
    前記表示制御ステップは、ログイン状態へ移行させるとき、ログインユーザーの所属するグループ又はログインユーザーの役職が前記表示対象情報において定義されている場合に、前記設定反映ボタンを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項14乃至22のいずれかに記載のプログラム。
  24. 前記ボタン管理ステップは、複数の前記設定反映ボタンのそれぞれに対して予め優先順位を付与して管理し、
    前記表示制御ステップは、前記複数の設定反映ボタンを前記表示手段に表示させるとき、前記優先順位に基づいて前記複数の設定反映ボタンを表示させることを特徴とする請求項14乃至23のいずれかに記載のプログラム。
  25. 前記画像処理装置に、
    情報処理装置において起動されるドライバからのアクセスを検知し、前記情報処理装置のユーザーが前記表示対象情報によって定義されたユーザーであり、且つ、アクセス日時が前記表示日時情報によって定義された表示日時である場合に、前記設定反映ボタンを前記ドライバに送信して表示させるドライバ制御ステップ、
    を更に実行させることを特徴とする請求項14乃至24のいずれかに記載のプログラム。
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