JP6339302B1 - ウェブ貼合装置 - Google Patents

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Abstract

所定のパターンが形成される第1ウェブにレーザ加工を施した第2ウェブを貼り合わせる作業の効率化及び高精度化を実現できるウェブ貼合装置を提供すること。ラミネート装置(ウェブ貼合装置)1は、所定のパターン11が形成された基材(第1ウェブ)10を貼合位置100に搬送する第1搬送装置15と、基材10に貼り合わされるマスキング材(第2ウェブ)20を貼合位置100に搬送する第2搬送装置25と、第1搬送経路110における貼合位置100の上流側で基材10の画像情報を取得するCCDカメラ35(画像検出部)と、第2搬送経路120における貼合位置100の上流側でマスキング材20に対してレーザ加工を行うレーザ加工装置30と、を備える。CCDカメラ35が取得した画像情報に基づいて基材10の搬送誤差を取得し、当該搬送誤差に基づいてマスキング材20に対するレーザ加工が調整される。

Description

本発明は、複数のウェブを貼り合せるウェブ貼合装置に関する。
従来、異なる種類のウェブを貼り合わせる技術が知られている。この種の技術を開示するものとして例えば特許文献1〜5がある。
特許文献1には、絵柄等が印刷された二つのシートについて、絵柄の位置を一致させながら貼り合わせる装置が記載されている。この装置では、両シートの絵柄の位置をそれぞれに対して設けられた二つのCCDカメラで位置を検出し、ロールの送り速度を調整しつつ絵柄が一致するように貼り合わせている。
特許文献2には、絶縁テープに導電箔テープを切断しつつ貼り付ける装置において、絶縁テープを搬送するとともに、両テープを貼りあわせる貼合わせロールの近傍に設けた切断装置で導電箔テープを所定長に切断して貼り付ける技術について記載されている。
特許文献3には、一つのフィルム上に印刷した第一パターンを形成し、当該パターンに合わせて第二パターンとしてハーフカットをする装置において、両パターンが一致してハーフカット可能なようにフィルムの張力調整を行う技術について記載されている。
特許文献4には、製品フィルムに対してマスキングフィルムを張力調整しつつ弛みが無いように貼り付ける装置について記載されている。
特許文献5には、貼り合わせようの媒体の先端部がカールしないように張力調整をする装置において、貼り合わせ媒体をカットする際にレーザを用いて裁断するものが記載されている。
特開平05−105320号公報 特開平07−172681号公報 特開2007−131390号公報 特開2010−111470号公報 特開2015−209288号公報
ところで、所定のパターンが搬送方向に間隔をあけて複数形成された第1ウェブ(例えば、基材)に対してレーザ加工を施した第2ウェブ(例えば、マスキング材)をそのまま貼り合わせる場合、第1ウェブの搬送誤差が生じると、レーザ加工を施した部分の位置ずれの原因となる。そのため、第1ウェブを所定の長さに切断して枚葉にした後、枚葉ごとに第2ウェブを貼り合わせる方法を採っていた。枚葉ごとに貼り合わせる作業が必要となり、自動化の障害となっていた。この点、従来技術には、CCDカメラ等を用いてウェブの搬送を調整するもの等があるものの、検出対象と加工対象が同じものであり、第1ウェブの搬送誤差に基づく第2ウェブの加工部分の位置ずれを十分に解消できるものがなかった。所定のパターンが形成される第1ウェブに加工が施された第2ウェブを貼り合わせる構成において、高精度化及び効率化の観点から改善の余地があった。
本発明は、所定のパターンが形成される第1ウェブにレーザ加工を施した第2ウェブを貼り合わせる作業の効率化及び高精度化を実現できるウェブ貼合装置を提供することを目的とする。
本発明は、複数のウェブを貼り合わせるウェブ貼合装置(例えば、後述のラミネート装置1)であって、所定のパターン(例えば、後述のパターン11)が搬送方向に間隔をあけて複数形成された第1ウェブ(例えば、後述の基材10)を貼合位置(例えば、後述の貼合位置100)に第1搬送経路(例えば、後述の第1搬送経路110)を通じて搬送する第1搬送装置(例えば、後述の第1搬送装置15)と、前記第1ウェブに貼り合わされる第2ウェブ(例えば、後述のマスキング材20)を前記貼合位置に第2搬送経路(例えば、後述の第2搬送経路120)を通じて搬送する第2搬送装置(例えば、後述の第2搬送装置25)と、前記第1搬送経路における前記貼合位置の上流側で前記第1ウェブの画像情報を取得する画像検出部(例えば、後述のCCDカメラ35)と、前記第2搬送経路における前記貼合位置の上流側で前記第2ウェブに対してレーザ加工を行うレーザ加工装置(例えば、後述のレーザ加工装置30)と、を備え、前記画像検出部が取得した前記画像情報に基づいて前記第1ウェブの搬送誤差を取得し、当該搬送誤差に基づいて前記第2ウェブに対する前記レーザ加工が調整されるウェブ貼合装置に関する。
前記搬送誤差に基づく前記レーザ加工の調整は、レーザ照射を行うタイミングを補正することで行われることが好ましい。
前記ウェブ貼合装置は、前記第1搬送装置によって搬送される前記第1ウェブの張力を管理する第1張力管理部(例えば、後述の第1張力管理装置17)と、前記第2搬送装置によって搬送される前記第2ウェブの張力を管理する第2張力管理部(例えば、後述の第2張力管理装置27)と、を更に備えることが好ましい。
剥離シートが接着された状態で前記第2搬送経路を搬送される前記第2ウェブから前記貼合位置の上流側で前記剥離シートを剥離するシート剥離装置(例えば、後述のシート剥離装置50)を更に備え、前記レーザ加工装置は、前記シート剥離装置により前記剥離シートが剥離される剥離位置の上流側で、前記第2ウェブの前記剥離シートが接着される側と反対側の面にレーザを照射可能であることが好ましい。
本発明のウェブ貼合装置によれば、所定のパターンが形成される第1ウェブにレーザ加工を施した第2ウェブを貼り合わせる作業の効率化及び高精度化を実現できる。
本発明の一実施形態に係るラミネート装置(ウェブ貼合装置)を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るラミネート装置(ウェブ貼合装置)1を示す図である。図1に示すラミネート装置1は、フレキシブル基板やフィルムセンサ等の電子部品を製造するためのものである。
本実施形態のラミネート装置1は、第1搬送装置15と、第1張力管理装置17と、第2搬送装置25と、レーザ加工装置30と、第2張力管理装置27と、シート剥離装置50と、CCDカメラ35と、制御部90と、を含むように構成される。
第1搬送装置15は、パターン11が形成された基材10を貼合位置100まで第1搬送経路110を通じて搬送する。第1搬送経路110は貼合位置100まで基材10を搬送する基材10の移動経路である。第1搬送経路110には、搬送ローラ16が配置されており、この搬送ローラ16の回転駆動により、基材10が第1搬送経路110を所定の速度で搬送される。
本実施形態では、基材10は帯状に形成されるロール材料であり、貼合位置100に途切れることなく供給される。基材10の表面には、所定のパターン11が搬送方向に間隔をあけて形成される。なお、パターン11は、搬送方向に1列形成される構成であってもよいし、複列形成される構成であってもよい。パターン11は、例えば、ラミネート装置1に至る前の上流工程で、エッチング処理等によって基材10に形成される。
第1張力管理装置17は、第1搬送経路110を搬送される基材10の張力を管理する。基材10に付与される張力は、基材10を構成する材料や厚みによって設定される。第1張力管理装置17により、張力が適切に管理された状態で基材10が下流側に送られる。基材10の張力は、ロードセル(図示省略)等の張力検出部によって検出し、後述の制御部90が張力管理を行う。
第2搬送装置25は、第2搬送経路120を通じてマスキング材20を貼合位置100まで搬送する。第2搬送経路120は、第1搬送経路110とは異なる経路であり、第1搬送経路110の貼合位置100に合流するマスキング材20の移動経路である。第2搬送経路120の貼合位置100側にはラミネートローラ26が配置されており、このラミネートローラ26の回転駆動により、マスキング材20が第2搬送経路120を所定の速度で搬送される。
マスキング材20は、帯状に延びており、貼合位置100まで連続的に供給される。マスキング材20には剥離シート21が接着されており、後述する剥離位置102に到達するまでマスキング材20と剥離シート21は一体的に第2搬送経路120を搬送され、剥離位置102で剥離シート21が剥離された後、貼合位置100に送られる。
レーザ加工装置30は、剥離シート21が接着した状態のマスキング材20に対してレーザによる切断加工を行う。レーザ加工装置30は、ガルバノタイプのものが用いられる。なお、マスキング材20に加工を行うレーザは、ガルバノタイプに限定される訳ではなく、事情に応じて適宜変更できる。
レーザの照射位置101は、第2搬送経路120における貼合位置100の上流側に設定される。レーザ加工装置30は、マスキング材20の剥離シート21が接着されている側の反対側からマスキング材20にレーザを照射してレーザ加工を行う。
レーザ加工では、所定の形状を切り抜くようにマスキング材20にレーザを照射する。マスキング材20のレーザを加工する加工部分は、基材10にマスキング材20を貼り合わせたときに加工部分がパターン11に応じた所定の部分に位置するように設定される。
本実施形態のレーザ加工では、マスキング材20の厚みに応じた深度でレーザ加工を行っており、剥離シート21までは切断しないようになっている。
シート剥離装置50は、マスキング材20が貼合位置100に到達する前でマスキング材20から剥離シート21を剥離する。剥離シート21が剥離される剥離位置102は、第2搬送経路120における照射位置101の下流側であって貼合位置100の上流側に設定されており、基材10に貼り合わされる手前でマスキング材20から剥離シート21が剥離される。
剥離位置102で剥離された剥離シート21はシート剥離装置50側に送られる。なお、剥離位置102の上流側で行われたレーザ加工では、マスキング材20の部分だけが切断されるようにレーザの深度が設定されており、剥離シート21の切断は行われない。そのため、マスキング材20のうちレーザ加工によって切り出された不要な部分は、剥離位置102で剥離される剥離シート21に接着したままマスキング材20から離間する。即ち、レーザ加工によって切断された不要な部分は、剥離位置102で剥離シート21とともに除去され、貼合位置100に到達しない構成となっている。
第2張力管理装置27は、第2搬送経路120を搬送されるマスキング材20の張力を管理する。マスキング材20に付与される張力は、マスキング材20や剥離シート21を構成する材料や厚みによって設定される。第2張力管理装置27により、張力が適切に管理された状態でマスキング材20が下流側に送られる。マスキング材20の張力は、ロードセル(図示省略)等の張力検出部によって検出し、後述の制御部90が張力管理を行う。
CCDカメラ35は、第1搬送経路110を流れる基材10の画像情報を取得する画像検出部である。CCDカメラ35が画像情報を取得する撮像位置103は、第1搬送経路110における貼合位置100の上流側に設定される。
制御部90は、ラミネート装置1の各種の制御を行うコンピュータである。制御部90によって基材10の搬送速度の調整、搬送中の基材10に付与される張力管理、マスキング材20の搬送速度の調整、マスキング材20の張力管理、レーザ加工装置30のレーザ加工制御等が実行される。
レーザ加工制御では、第2搬送経路120を搬送されるマスキング材20に対してレーザを照射して所定の形状を切り出す切断加工を行う。マスキング材20における切断加工を行う位置は、基材10に貼り合わせたときにパターン11に合致する必要がある。そのため、第1搬送経路110を搬送される基材10の位置に応じてレーザを照射するタイミングが設定される。基材10は、予め設定される搬送速度で搬送されており、搬送速度と経過時間等によって基材10の現在位置を推定することができる。しかし、基材10の搬送には搬送誤差が生じる場合がある。本実施形態では、CCDカメラ35が取得する画像情報によって制御部90が搬送誤差を検出し、この搬送誤差に基づいてレーザ照射のタイミングが補正される。なお、マスキング材20はパターン11の一部をマスキングするものであってもよいし、全部をマスキングするものであってもよい。このように、マスキング材20のマスキングの仕方は、事情に応じて適したものを採用できる。
本実施形態の制御部90には、実際の基材10の位置を特定するための基準形状が記憶されている。基準形状は、パターン11そのものでもよいし、パターン11の一部でもよいし、パターン11の外側に形成される特徴を持った形状でもよい。基準形状は、CCDカメラ35の撮像範囲に入る位置にあり、視覚的に他の形状と比較するための特徴点を有する形状、模様、色彩又はこれらの結合である。
搬送誤差の検出例について説明する。制御部90は、CCDカメラ35が取得した画像情報の中から基準形状を抽出し、当該基準形状の位置に基づいて搬送誤差を算出する。搬送誤差は、CCDカメラ35が撮像した画像情報に含まれる基準形状の位置と、搬送速度等から想定される基準形状の想定位置と、のずれから算出し、算出した搬送誤差をレーザ照射のタイミングに反映させる。例えば、第1搬送経路110において画像情報の基準形状の位置が想定位置よりも上流側に位置する場合は、基材10の搬送が遅れていることになるので、その遅れ量にあわせてレーザ照射を行うタイミングを遅らせる。逆に、第1搬送経路110において基準形状の位置が想定位置よりも下流側に位置する場合は、基材10の搬送が早まっていることになるので、早まった量に合わせてレーザ照射を行うタイミングを早める。なお、制御部90による画像情報に基づく搬送誤差の検出は、この方法に限らず、種々の方法を採用することができる。
レーザ加工が行われたマスキング材20は、シート剥離装置50によって剥離位置102で剥離シート21が剥離され、接着面が露出した状態でラミネートローラ26により反転されて貼合位置100に搬送される。第1搬送経路110と第2搬送経路120が合流する貼合位置100では、第1搬送装置15によって搬送される基材10のパターン11が形成される面に、マスキング材20の剥離シート21が剥離された面が貼り合わされて一体となり、この状態で下流工程へと搬送される。
ラミネート装置1の下流工程では、マスキング材20が貼り合わされた基材10が枚葉で切断され、ラミネートが施された電子部品が製造される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
ラミネート装置(ウェブ貼合装置)1は、所定のパターン11が搬送方向に間隔をあけて複数形成された基材(第1ウェブ)10を貼合位置100に第1搬送経路110を通じて搬送する第1搬送装置15と、基材10に貼り合わされるマスキング材(第2ウェブ)20を貼合位置100に第2搬送経路120を通じて搬送する第2搬送装置25と、第1搬送経路110における貼合位置100の上流側で基材10の画像情報を取得するCCDカメラ35(画像検出部)と、第2搬送経路120における貼合位置100の上流側でマスキング材20に対してレーザ加工を行うレーザ加工装置30と、を備える。CCDカメラ35が取得した画像情報に基づいて基材10の搬送誤差を取得し、当該搬送誤差に基づいてマスキング材20に対するレーザ加工が調整される。
これにより、実際の基材10の位置がマスキング材20に対するレーザ加工に反映されるので、レーザ加工を高精度に行うことができ、基材10にマスキング材20を貼り合わせる作業を高精度に行うことができる。また、加工が施されたマスキング材20を枚葉にカットされる前の基材10に高精度に貼り合わせた後に、マスキング材20が張り合わされた基材を枚葉にカットすることができる。従って、枚葉にカットした基材ごとにマスキング材を貼り合わせる場合に比べてマスキング材20を基材10に貼り合わせる作業を一度で行うことができるので、作業時間を短縮でき、作業効率を効果的に向上させることができる。また、プレス装置に比べて装置構成が小さいレーザ加工装置30を用いて切断加工を行うので、装置構成をコンパクトにまとめることができるとともに、照射位置101から貼合位置100までの距離を短くすることができ、貼合精度を向上させることができる。即ち、CCDカメラ35で画像を検出する対象が基材10であるのに対し、レーザ加工を行う対象が基材10とは異なるマスキング材20という全く別の材料である構成において、高精度に貼り合わせる技術が実現されるのである。
また、本実施形態では、搬送誤差に基づくレーザ加工の調整は、レーザ照射を行うタイミングを補正することで行われる。
これにより、複雑なロジックを用いることなくレーザ照射のタイミングを調整するというシンプルな処理で第1搬送装置15によって搬送される基材10の搬送誤差をレーザ加工に反映することができる。
また、本実施形態では、ラミネート装置1は、第1搬送装置15によって搬送される基材10の張力を管理する第1張力管理装置17と、第2搬送装置25によって搬送されるマスキング材20の張力を管理する第2張力管理装置27と、を更に備える。
これにより、適切な張力で基材10及びマスキング材20が安定して搬送されるので、搬送誤差が生じ難くなり、貼り合わせ精度も一層向上させることができる。特に、プレス装置に比べて配置スペースを大きく確保する必要がないレーザ加工装置30により、照射位置101から貼合位置100までの距離を短くできる構成において、張力管理を容易にする一層の効果を奏することができる。
また、本実施形態では、ラミネート装置1は、剥離シート21が接着された状態で第2搬送経路120を搬送されるマスキング材20から貼合位置100の上流側で剥離シート21を剥離するシート剥離装置50を更に備える。レーザ加工装置30は、シート剥離装置50により剥離シート21が剥離される剥離位置102の上流側で、マスキング材20の剥離シート21が接着される側と反対側の面にレーザを照射可能に構成される。
これにより、マスキング材20にレーザを照射するタイミングに基材10の搬送誤差を反映させつつ、レーザ加工で切り出した不要な部分を剥離シート21とともに剥離する構成も可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
上記実施形態では、レーザ加工装置30は、剥離シート21が接着された状態のマスキング材20に対してレーザによってマスキング材20のみを切断する加工を行う構成であるが、この構成に限定されない。例えば、マスキング材20とともに剥離シート21を打ち抜くように切断加工を行う構成としてもよい。また、場合によっては剥離シート21を剥離した後にマスキング材20にレーザ加工を行う構成としてもよい。
上記実施形態では、第1搬送装置15及び第2搬送装置25が停止することなく連続的に搬送する構成であるが、搬送、停止を繰り返して搬送する構成に変更することもできる。
上記実施形態では、レーザの照射タイミングを補正することで搬送誤差に基づくレーザ加工の調整を行う構成であるが、この構成に限定されない。例えば、基材10の搬送速度、マスキング材20の搬送速度、第1張力管理装置17によって付与する張力、第2張力管理装置27によって付与する張力又はこれらの組み合せを搬送誤差に基づいて調整する構成としてもよい。レーザ加工の調整は、適宜の方法を採用することができる。
上記実施形態では、所定のパターンが形成された基材10を第1ウェブとし、マスキング材20を第2ウェブとして説明したが、この構成に限定されない。例えば、第1ウェブにメトロサーク(登録商標)等のような樹脂多層基板を用いることもできる。
1 ラミネート装置(ウェブ貼合装置)
10 基材(第1ウェブ)
11 パターン
15 第1搬送装置
20 マスキング材(第2ウェブ)
25 第2搬送装置
30 レーザ加工装置
35 CCDカメラ(画像検出部)
100 貼合位置
110 第1搬送経路
120 第2搬送経路

Claims (4)

  1. 複数のウェブを貼り合わせるウェブ貼合装置であって、
    所定のパターンが搬送方向に間隔をあけて複数形成された第1ウェブを貼合位置に第1搬送経路を通じて搬送する第1搬送装置と、
    前記第1ウェブに貼り合わされる第2ウェブを前記貼合位置に第2搬送経路を通じて搬送する第2搬送装置と、
    前記第1搬送経路における前記貼合位置の上流側で前記第1ウェブの画像情報を取得する画像検出部と、
    前記第2搬送経路における前記貼合位置の上流側で前記第2ウェブに対してレーザ加工を行うレーザ加工装置と、
    を備え、
    前記画像検出部が取得した前記画像情報に基づいて前記第1ウェブの搬送誤差を取得し、当該搬送誤差に基づいて前記第2ウェブに対する前記レーザ加工が調整されるウェブ貼合装置。
  2. 前記搬送誤差に基づく前記レーザ加工の調整は、レーザ照射を行うタイミングを補正することで行われる請求項1に記載のウェブ貼合装置。
  3. 前記第1搬送装置によって搬送される前記第1ウェブの張力を管理する第1張力管理部と、
    前記第2搬送装置によって搬送される前記第2ウェブの張力を管理する第2張力管理部と、を更に備える請求項1又は2に記載のウェブ貼合装置。
  4. 剥離シートが接着された状態で前記第2搬送経路を搬送される前記第2ウェブから前記貼合位置の上流側で前記剥離シートを剥離するシート剥離装置を更に備え、
    前記レーザ加工装置は、
    前記シート剥離装置により前記剥離シートが剥離される剥離位置の上流側で、前記第2ウェブの前記剥離シートが接着される側と反対側の面にレーザを照射可能な請求項1から3までの何れかに記載のウェブ貼合装置。
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