JP6338893B2 - エネルギー管理システムとその制御装置および制御方法 - Google Patents

エネルギー管理システムとその制御装置および制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、エネルギー管理システムにおける制御装置の負荷を軽減する技術に関する。
HEMS(Home Energy Management System)は、各家庭の消費電力を監視、表示、および制御するシステムである。HEMSにおいては、HEMSコントローラ(HEMS Controller)が、PCS(Power Coditioning System)を介して、EV(電気自動車:Electric Vehicle)あるいはPV(太陽光発電:Photovoltaic Power Generation)などの電力機器、および電力系統などに接続される。PCSは各種の電力機器および電力系統の間で直流および交流の電力を調整する装置である。HEMSコントローラは、監視のために常時各種電力機器の状態情報を取得したり、制御のために電力機器に制御情報を送ったりする。そのためにHEMSコントローラとPCSの間では頻繁に通信が行われる。
しかしながら、HEMSコントローラの通信負荷が高くなると、電力機器の制御などの処理レスポンスが悪化する恐れがある。例えば、EVに対する充放電の制御が遅れて、満充電に到達したときに即座に充電を停止させることができなければ、過充電を起こす恐れがある。
これに対して、特許文献1には、ジョブを実行するサービスを提供するサービス提供者システムに対してジョブの実行依頼があったとき、そのジョブを所定時間だけ待機状態とし、所定時間が経過した後にジョブを投入するという技術が開示されている。この技術をHEMSコントローラに利用することにより、時間的に負荷を分散させることができる。
特開2009−271718号公報
しかしながら、HEMSコントローラは各家庭などにそれぞれ設置されるものである。そして、家庭毎に電力機器の構成や設置状況が異なり、取得すべき情報の項目数が異なることが想定される。またHEMSコントローラに用いられるコンピュータの処理能力(性能)にも差があることが想定される。そのため、特許文献1のように処理を所定時間だけ待機させるだけでは適切な負荷の制御にならないことがあり得る。
また、ここではHEMSの例を示しているが、同様のことがFEMS(Factory Energy Management System)、BEMS(Building Energy Management System)、CEMS(Community Energy Management System)などの各種エネルギー管理システム(xEMS)にも言える。
本発明の目的は、エネルギー管理システムにおけるコントローラの負荷を適切に低減することを可能にする技術を提供することである。
本発明の一態様によるエネルギー管理システムは、電力の入力および出力の少なくとも一方を行う電力機器に接続され該電力機器が入力あるいは出力する電力を調整するとともに状態を計測する電力調整装置と、予め定められた周期で前記電力調整装置から計測された前記状態を表す状態情報を取得する電力調整制御装置を介して、接続されるエネルギー管理システム制御装置であって、データを記憶する記憶手段と、前記電力調整制御装置と通信を行う通信手段と、前記通信手段を用いて、設定されたタイミングで前記電力調整制御装置から、前記状態情報を取得して前記記憶手段に記録するとともに、任意のタイミングで前記電力調整制御装置を介して前記電力機器を制御する演算手段と、を有している。
本発明によれば、エネルギー管理システムにおけるコントローラの負荷を適切に低減することが可能となる。
本実施形態によるHEMSのブロック図である。 本実施形態によるHEMSコントローラ11のブロック図である。 実施例1によるHEMSのブロック図である。 実施例2によるHEMSのブロック図である。 実施例2によるHEMSにおける情報取得の処理を示すフローチャートである。 PCS制御装置200の情報を取得する時刻が格納された取得時刻テーブルの一例を示す図である。 PCS制御装置200の情報を取得する間隔が格納された取得間隔テーブルの一例を示す図である。 実施例3によるHEMSのブロック図である。 実施例3によるHEMSにおける情報取得の処理を示すフローチャートである。 情報種別マスタテーブルの一例を示す図である。図11は、閾値管理テーブルの一例を示す図である。 閾値管理テーブルの一例を示す図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態によるHEMSのブロック図である。図1を参照すると、HEMSは、HEMSコントローラ11、PCS制御装置12、PCS13、PV14、充電スタンド15、およびEV16を有している。
HEMSは各家庭の消費電力を監視、表示、および制御するシステムである。家庭に太陽光発電など発電装置があれば、各家庭の発電電力の監視、表示、および制御もHEMSによって行われる。PV14、充電スタンド15、およびEV16はHEMSによる監視、表示、制御の対象となる。
PV14は、太陽光により発電を行う電力機器である。PV14で発電された電力はPCS13を介して家庭内の電化製品あるいは電力系統へ供給される。EV16は内蔵する蓄電池に蓄えた電力で走行する電気自動車である。EV16への充電はPCS13から充電スタンド15を介して行われる。また、EV16の蓄電池に蓄えた電力を充電スタンド15およびPCS13を介して家庭内の電化製品へ供給することもできる。EV16への充電の開始および停止は充電スタンド15およびHEMSコントローラ11の両方から制御することができる。
まず、HEMSを構成する各装置とその相互関係について概要を説明する。
PCS13は、PV14、充電スタンド15、EV16などの電力機器に接続され、それらの電力機器が入出力する電力を調整するとともに、各電力機器が入出力する電力の状態を計測している。電力機器とPCS13とが入出力する電力には直流電力と交流電力があるので、PCS13は直流と交流の変換も行っている。また、本実施形態では、発電を行うPV14が含まれているので、PCS13は、電力系統から家庭への方向と、家庭から電力系統への方向の両方向の電力の流れを扱うことができる双方向PCSである。
PCS制御装置12は、予め定められた周期で、PCS13から、電力機器の入出力する電力の計測値を状態情報として取得する。この周期は全ての家庭に共通であるとする。取得された状態情報はいったんPCS制御装置12内に蓄積される。
HEMSコントローラ11は、HEMSを制御するコントローラであり、予め設定されたタイミングでPCS制御装置12から、状態情報を取得して記憶するとともに、任意のタイミングでPCS制御装置12を介して電力機器を制御する。PCS制御装置12から状態情報を取得するタイミングを、各家庭のHEMSコントローラ11に適切に設定することで、HEMSコントローラ11の処理負荷を適度に維持することが可能である。PCS制御装置12から状態情報を取得するタイミングは、例えば時間間隔(取得間隔)によって規定することにしてもよい。PCS制御装置12が各電力機器に対して行う制御に求められる遅延の限度と、PCS制御装置12にかかる負荷とを考慮して、その取得間隔を設定すればよい。
HEMSコントローラ11の構成例としては、ハードディスクドライブなどの記憶装置に格納されたソフトウェアプログラムをRAMなどの揮発性メモリに呼び出し、CPUにより実行するコンピュータである。HEMSコントローラ11は、コンピュータが一般的に備えているキーボードやボタン類などの入力装置、ディスプレイなどの出力装置、演算を行う演算装置、閾値などの情報を管理する閾値管理テーブルを必要に応じて備える。
図2は、本実施形態によるHEMSコントローラ11のブロック図である。図2を参照すると、HEMSコントローラ11は、基本的な構成として、記憶部21、演算部22、および通信部23を有している。
記憶部21は、データを記憶する記憶装置である。通信部23は、PCS制御装置12と通信を行う通信装置である。演算部22は、CPUがソフトウェアを実行することで機能する演算装置であり、通信部23を用いて、設定されたタイミングでPCS制御装置12から電力機器の状態情報を取得して記憶部21に記録するとともに、任意のタイミングでPCS制御装置12を介して電力機器を制御する。電力機器の制御は、ユーザによる操作入力に応じた制御と、電力機器の状態に基づいて自動的に行う制御とが含まれる。
本実施形態によれば、PCS13とHEMSコントローラ11の間にPCS制御装置12を設け、各家庭における電力機器の構成および設置状況と、各家庭におけるHEMSコントローラ11の処理能力とを考慮して、HEMSコントローラ11が状態情報を取得するタイミングを設定できるので、HEMSコントローラ11にかかる負荷を適切に調整することができる。
続いて、各装置の動作の一例についてより詳しく説明する。
EV16はPCS13から充電スタンド15を介して充電され、また充電スタンド15を介してPCS13に向けて放電するので、PCS13は、EV16を充電している電力(EV充電電力)、EV16が放電している電力(EV放電電力)を計測する。また、PV14は発電した電力をPCS13に供給するので、PCS13は、PV14から供給されている電力を、PV14が発電している電力(PV電力)として計測する。また、PCS13へは不図示の電力系統から電力が供給されるので、PCS13は、その電力(系統電力)を計測する。
PCS制御装置12は、PCS13で計測されたEV16、PV14、および系統の電力情報(状態情報)を秒単位の周期(例えば1秒周期)でPCS13から取得する。そして、PCS制御装置12は、PCS13から取得した電力情報をデータベースへ格納し保持する。
また、PCS制御装置12は、各電力の値から電力量を算出し、その電力量情報(状態情報)もデータベースに格納する。
HEMSコントローラ11は、予め設定された時間間隔(あるいは周期)でPCS制御装置12から電力情報および電力量情報を取得し、自装置内のデータベースへ格納するとともに、リアルタイムで画面に表示する。また、HEMSコントローラ11は、取得した電力量情報に基づいて各電力機器への制御を決定し、PCS制御装置12およびPCS13を介して各電力機器へ制御指示を送る。これら電力情報および電力量情報が上述した状態情報に相当する。
制御指示にはリアルタイム性が求められるものがある。例えば、EV16への充電の停止は過充電を防止するためにリアルタイムで実行することが求められる。ここでは制御指示は、制御内容が決定されたら即座に送信されるものとする。
ここでHEMSにおける通信タイミングの一例について更に説明する。
HEMSにおける通信には定期的な通信と不定期な通信がある。
定期的な通信として、PCS13とPCS制御装置12の間では、一定周期(例えば一秒周期)でPCS13から電力情報などの各種状態情報をPCS制御装置12に送るための通信が行われている。この通信はPCS制御装置12が主導し、PCS13に対してポーリングを行うことで起動される。
また定期的な通信として、PCS制御装置12とHEMSコントローラ11の間では、比較的長い周期(例えば一分周期)でPCS制御装置12から電力情報をHEMSコントローラ11に送るための通信が行われている。この通信は、家庭内の電力消費の様子をHEMSコントローラ11にて画面表示するための通信であり、PCS制御装置12が主導し、定期的にHEMSコントローラ11にメッセージを送信する形で行われる。
また定期的な通信として、PCS制御装置12とHEMSコントローラ11の間では、比較的短い周期(例えば一秒周期)でPCS制御装置12から装置状態情報をHEMSコントローラ11に送るための通信が行われている。この通信は、HEMSコントローラ11が各電力機器の状態を監視するための通信であり、PCS制御装置12が主導し、定期的にHEMSコントローラ11にメッセージを送信する形で行われる。
一方、不定期の通信として、HEMSコントローラ11からのイベント起動によって発生するものがある。この通信は、HEMSコントローラ11が主導し、PCS制御装置12から定期的あるいは不定期に受信する装置状態情報に基づいてPCS制御装置12、PCS13、PV14、充電スタンド15、あるいはEV16を制御するとき、またユーザがHEMSコントローラ11に対して所定の操作を行ったときに起動される。例えば、EV16が満充電になると、HEMSコントローラ11はPCS13に充電の停止を指示する。
また、不定期な通信として、EV16等の電力機器からのイベント起動によって発生するものがある。この通信は、EV16等の電力機器が主導し、装置状態が変化したとき等に装置状態情報のメッセージを送信するという形で行われる。例えば、EV16は満充電になるとその旨を、充電スタンド15、PCS13、PCS制御装置12を介して、HEMSコントローラ11に通知する。また、EV16は自身の故障を検知したときもHEMSコントローラ11にその旨を通知する。また、充電スタンド15の充電用ケーブルに接続された充電ガンがEV16に差し込まれたり、抜き取られたりした場合にも、その旨がHEMSコントローラ11に通知される。
なお、ここでは、PCS制御装置12が、電力情報を一分周期で、装置状態情報を一秒周期でというように、状態情報の項目によって設定された周期で通知する例を示した。しかし、本処理がこの例に限定されることはない。他の例として、PCS制御装置12が項目によらず設定された同じ周期で全ての状態情報を通知することにしてもよい。
また、ここでは、PCS制御装置12が電力情報または装置状態情報をHEMSコントローラ11に一定周期で送信する例を示した。しかし、本処理がこの例に限定されることはない。他の例として、PCS制御装置12が蓄積された電力情報または装置状態情報のデータ量に基づいて、それらの情報をHEMSコントローラ11に通知するタイミングを決めることにしてもよい。
以上説明した本実施形態によるHEMSには様々な変形が可能である。
例えば、本実施形態のHEMSコントローラ11における演算部22は、複数項目の状態情報を項目毎に設定されたタイミングでPCS制御装置12から取得するものであってもよい。状態情報の項目によって要求されるリアルタイム性が異なる。例えば、EV16が満充電となると、過充電を防ぐために即座に充電を停止することが求められる。そのため、EV16が満充電になったことを示す情報には高いリアルタイム性が要求される。そのような場合に、この例によれば、状態情報を取得するタイミングを項目毎に設定することができるので、必要なリアルタイム性を確保しながら、HEMSコントローラ11の負荷をより軽減することが可能である。
また、例えば、HEMSコントローラ11の演算部22は、PCS制御装置12に蓄積された状態情報のデータ量を予測し、得られた予測データ量が所定のデータ量閾値を超えたときに、PCS制御装置12から状態情報を取得することにしてもよい。より具体的には、例えば、HEMSコントローラ11の演算部22は、状態情報を前回取得してから現在までの経過時間と、PCS制御装置12における状態情報について単位時間当たりに増加する単位データの個数と、単位データの最大サイズとを乗算して得られる予測データ量(見積値)がデータ量閾値を超えたときに、PCS制御装置12から状態情報を取得することにしてもよい。この例によれば、データ量を予測し、予測データ量が閾値を超えたら、状態情報を取得するので、一度に取得する状態情報のデータ量を許容範囲内に抑えることができ、HEMSコントローラ11の処理負荷を効果的に抑制することができる。また、状態情報を前回取得してから現在までの経過時間と、PCS制御装置12における状態情報について単位時間当たりに増加する単位データの個数と、単位データの最大サイズとを乗算して予測データ量を算出するので、容易に予測データ量を見積もることができる。
そのとき、データ量閾値は、PCS制御装置12から状態情報を取得する処理が、演算部22のCPUの使用率が所定のCPU使用率閾値を上回ることがないような値に設定することにしてもよい。この例によれば、CPU使用率が所定値を超えないように閾値を設定するので、HEMSコントローラ11の負荷を効果的に抑制することができる。
また、演算部22は、状態情報を取得したら、取得した状態情報に基づいて単位時間当たりに増加する単位データの個数を更新することにしてもよい。この例によれば、実際に取得された状態情報のデータ量を予測にフィードバックし、予測を随時見直すことができる。
その際、演算部22は、状態情報を前回取得してから現在までの経過時間が、予め設定された上限時間を超えたら、予測データ量がデータ量閾値を超えていなくても、PCS制御装置12から状態情報を取得することにしてもよい。この例によれば、データ量が増えなくても所定時間が経過したら状態情報を取得するので、負荷軽減とともにリアルタイム性の確保も維持できる。
また、EV16などの電力機器は状態変化を自律的に送出する場合がある。例えば、満充電に達した旨が自律的にEV16から送出される。その場合に、例えば、PCS13は電力機器から自律的に送出された所定の状態変化を表す状態変化情報をリアルタイムでPCS制御装置12に送り、PCS制御装置12はPCS13からの状態変化情報をリアルタイムでHEMSコントローラ11に送ることにしてもよい。そして、HEMSコントローラ11は状態変化情報に基づいて電力機器をリアルタイムで制御する。EV16が満充電に達したのであれば、EV16への充電を停止する制御指令をリアルタイムで送出することにすればよい。これによりリアリタイム性が要求される制御を迅速に実行することが可能となる。
また、本実施形態では、PV14によって発電された電力を電力系統へ供給(売電)することが可能であるとし、PCS13は、電力系統から家庭への方向と、家庭から電力系統への方向の両方向の電力の流れを扱うことができるものとした。しかし、PCS13が電力系統へ電力を出力する機能を備えていない実施形態も可能である。例えば、HEMSにPV14あるいはその他の発電装置がなければ、電力系統へ電力を出力することはない。このようにPCSが双方向のものに限定されないことは、後述する各実施例においても同様である。
以下、より具体的な実施例について説明する。
図3は、実施例1によるHEMSのブロック図である。図3を参照すると、本実施例においてHEMSは、HEMSコントローラ100、PCS制御装置200、および双方向PCS300で構成されている。HEMSには、PV500および電力系統600が接続され、また充電スタンド450経由でEV400が接続されている。
双方向PCS300とEV400は充電スタンド450を介してEV充電電力およびEV放電電力を入出力する。また、双方向PCS300へはPV500からPV電力が入力する。また、双方向PCS300と電力系統600は系統電力を入出力する。双方向PCS300では、通信部・制御部301がこれらEV充電電力、EV放電電力、PV電力、系統電力を常時計測している。
PCS制御装置200は、双方向PCS300で計測されたEV充電電力、EV放電電力、PV電力、系統電力を秒単位の周期(例えば1秒周期)で、双方向PCS300から取得する。このときPCS制御装置200は双方向PCS300に対して周期的にポーリングを行うことにより、各電力情報を取得する。
PCS制御装置200は、双方向PCS300から取得した電力情報をデータ管理部210におけるEV充電電力DB(Database)216、EV放電電力DB218、PV電力DB212、系統電力DB214へ格納し、保持する。また、PCS制御装置200は、データ管理部210によってEV充電電力、EV放電電力、PV電力、および系統電力の情報をもとに、それぞれの電力量であるEV充電電力量、EV放電電力量、PV電力量、および系統電力量を算出し、EV充電電力量DB215、EV放電電力量DB217、PV電力量DB211、系統電力量DB213にそれぞれ格納する。
HEMSコントローラ100は、ハードディスクドライブなどの記憶装置に格納されたプログラムをRAM102などの揮発性メモリに呼び出してCPU101によって実行することにより上述の各処理を行う。また、HEMSコントローラ100は、コンピュータが一般的に備えているキーボードや操作ボタンなどの各種入力部103、ディスプレイなどの出力部104、演算を行う演算装置、閾値を管理する閾値管理テーブルを備えている。
HEMSコントローラ100では演算部105が処理を行い、通信部109を介して通信を行う。演算部105にある制御指示部106が、予め設定された時間間隔で定期的に、PCS制御装置200からEV充電電力、EV放電電力、PV電力、系統電力、EV充電電力量、EV放電電力量、EV電力量、系統電力量を取得し、記憶部110内のPV電力量DB111、系統電力量DB113、EV充電電力量DB115、EV放電電力量DB117、PV電力DB112、系統電力DB114、EV充電電力DB116、EV充放電電力DB118へ格納する。なお、本実施例では、制御指示部106がPCS制御装置200から各電力情報および電力量情報を取得する時間間隔は、HEMSコントローラ100毎に設定することができる。その時間間隔は、各家庭における電力機器の構成および設置状況と、各家庭におけるHEMSコントローラ100の処理能力とを考慮して、各家庭のHEMSコントローラ100毎に設定することができる。ただし、HEMSコントローラ100の中では全ての電力情報および電力量情報の項目に対して共通の時間である。
そして、制御指示算定部108は、EV充電電力量、EV放電電力量、PV電力量、系統電力量を基に制御指示を算出する。
また、画面表示部107は、取得されたEV充電電力、EV放電電力、PV電力、系統電力をリアルタイムで画面に表示するとともに、現在までどの電力がどれだけ入力あるいは出力されたかという電力量の情報についても画面に表示する。
続いて、本実施例によるHEMSの動作について説明する。
EV400、PV500、電力系統600の電力情報は双方向PCS300で計測される。PCS制御装置200は、双方向PCS300に蓄積されたEV、PV、系統の電力情報を電力情報取得処理により秒単位の周期で取得し、電力情報更新処理により各電力機器の電力情報とその電力情報から算出した電力量情報とを保持する電力テーブルを更新する。
HEMSコントローラ100は、電力情報取得処理により、PCS制御装置200から電力情報と電力量情報を取得し、電力情報更新処理により、各機器の電力情報および電力量情報を保持する電力テーブルと電力量テーブルとを更新する。その際、HEMSコントローラ100による電力情報取得処理では、予め設定された周期(例えば1分周期)で、PCS制御装置200から各電力機器の電力情報と電力量情報が取得される。
そして、HEMSコントローラ100は、各電力機器の電力情報および電力量情報を基に、制御指示算出処理により、各電力機器への制御指示を算出する。また、HEMSコントローラ100は、電力情報表示処理により、PCS制御装置200から取得した各電力機器の電力情報と電力量情報を画面に表示する。その際、HEMSコントローラ100の電力情報取得処理および電力情報更新処理が適切な時間間隔をあけて実施されるように制御されているので、HEMSコントローラ100に異常な過負荷がかかるのが抑えられ、電力機器に悪影響が出るような制御指示算出処理の遅延が起こるのを抑制することができる。
実施例2は、HEMSコントローラ100が項目毎に予め設定された取得間隔でPCS制御装置200から電力情報等を取得する例である。
図4は、実施例2によるHEMSのブロック図である。図4を参照すると、本実施例2のHEMSは、HEMSコントローラ100の記憶部110に更に取得間隔DB121および取得時刻DB122が備えられている点で図3に示した実施例1のHEMSと異なる。
ここでは、EV充電電力量の情報を例にHEMSコントローラ100がPCS制御装置200から情報を取得する様子について説明する。
図5は、実施例2によるHEMSにおける情報取得の処理を示すフローチャートである。HEMSコントローラ100の処理は主に制御指示算定部108によって行われる。図5を参照すると、まず、HEMSコントローラ100は、PCS制御装置200の情報取得時刻を取得する処理(処理2−1)において、PCS制御装置200の情報を取得する時刻の情報が格納された、取得時刻DB122の時刻テーブルD2−1から、取得情報種別がEV充電電力量であるレコードを参照し、前回取得時刻と次回取得予定時刻を取得する。前回取得時刻は、HEMSコントローラ100がPCS制御装置200から当該情報を前回取得した時刻である。次回取得予定時刻は、HEMSコントローラ100がPCS制御装置200から当該情報を次回取得する予定の時刻である。
図6は、PCS制御装置200の情報を取得する時刻が格納された取得時刻テーブルの一例を示す図である。図6の例では、取得情報種別がEV充電電力量であるレコードには、前回取得時刻12:00:00と、次回取得予定時刻12:30:00が格納されているので、それらの情報が取得される。
次に、HEMSコントローラ100は、取得した前回取得時刻がNULLか否か判定する。前回取得時刻がNULLであれば、HEMSコントローラ100は、PCS制御装置200のEV充電電力量の情報を取得する処理(処理2−2)において、PCS制御装置200のEV充電電力量DB215にあるEV充電電力量情報テーブルD2−2から、PCS制御装置200のEV充電電力量の情報を取得する。これは未だ前回取得時刻が存在しない初回において即座に情報を取得する処理である。
一方、前回取得時刻がNULLでなければ、HEMSコントローラ100は、取得した次回取得予定時刻と現在時刻とを比較する処理を、現在時刻が次回取得予定時刻に達するまで繰り返す。現在時刻が次回取得予定時刻に達すると、HEMSコントローラ100は、処理2−2において、PCS制御装置200のEV充電電力量情報テーブルD2−2から、PCS制御装置200のEV充電電力量の情報を取得する。
次に、HEMSコントローラ100は、EV充電電力量の情報を取得するための処理2−2のトライ回数が所定の閾値を超えたか否か判定する。処理2−2のトライ回数が閾値を超えていれば、HEMSコントローラ100は処理を終了する。一方、処理2−2のトライ回数が閾値を超えていなければ、HEMSコントローラ100は、処理2−2が正常に行われたか否か判定する。処理2−2が正常に行われていなければ、HEMSコントローラ100は、処理2−2に再びトライする。これは、HEMSコントローラ100からPCS制御装置200から情報の取得に失敗しても複数回のトライを可能にする処理である。
処理2−2が正常に行われていれば、HEMSコントローラ100は、処理2−3により、取得間隔DB121にある取得間隔テーブルD2−3において、取得情報がEV充電電力量であるレコードを参照し、コマンド発行間隔を取得する。コマンド発行間隔は、当該情報を取得する時間間隔を規定する設定値である。
図7は、PCS制御装置200の情報を取得する間隔が格納された取得間隔テーブルの一例を示す図である。図7の例では、取得情報種別がEV充電電力量であるレコードには、コマンド発行間隔1800000msecが格納されているので、その情報が取得される。
続いて、HEMSコントローラ100は、処理2−5において、現在時間にコマンド発行間隔を加算し、PCS制御装置200からEV充電電力量を次回取得する予定時刻である次回取得予定時刻を算出する。
最後に、HEMSコントローラ100は、PCS制御装置200の取得時刻テーブルを更新する処理2−6において、取得情報種別がEV充電電力量であるレコードの次回取得予定時刻を、処理2−5で算出した値に更新する。
実施例3は、HEMSコントローラ100が、PCS制御装置200に蓄積された情報のデータ量を予測し、予測結果に基づいて、PCS制御装置200から情報を取得するタイミングを決定する例である。
図8は、実施例3によるHEMSのブロック図である。図8を参照すると、本実施例3のHEMSは、HEMSコントローラ100記憶部110に更に情報種別マスタDB131および閾値管理DB132が備えられている点で図3に示した実施例1のHEMSと異なる。
ここでは、EV充電電力量の情報を例にHEMSコントローラ100がPCS制御装置200から取得する様子について説明する。
図9は、実施例3によるHEMSにおける情報取得の処理を示すフローチャートである。HEMSコントローラ100の処理は主に制御指示算定部108によって行われる。図9を参照すると、まず、HEMSコントローラ100は、PCS制御装置200が双方向PCS300から取得したEV充電電力量の情報のデータ量を算出する処理5−1において、閾値管理DB132にある閾値管理テーブルおよび情報種別マスタテーブルD5−1における対象の情報種別を持つレコードより、レコード最大長と、一秒間に増加するレコード数と、前回の情報取得時刻とを取得する。
図10は、情報種別マスタテーブルの一例を示す図である。図11は、閾値管理テーブルの一例を示す図である。図10の情報種別マスタテーブルからはレコード最大長と、一秒間に増加するレコード数とが得られる。また、図11の閾値管理テーブルからは情報別の閾値と、前回の情報取得時刻が得られる。
続いて、HEMSコントローラ100は演算部105によって、処理5−1で取得した情報と現在時刻とに基づき、前回の情報取得時点からPCS制御装置200が蓄積している取得情報のデータ量の見積値(推定値)を算出する。レコード最大長と、一秒間に増加するレコード数と、前回の情報取得時点から現在までの経過時間とを乗算することにより、見積値は算出される。
さらに、HEMSコントローラ100は、算出した見積値と、予め登録されている閾値(図11の情報別閾値)とを比較する。なお、閾値は、情報の取得とその情報に対する処理が集中することで、HEMSコントローラ100のCPU使用率が所定値まで達しないように設定すればよい。より具体的には、HEMSコントローラ100のCPU使用率が、制御指示などの処理に実質的な遅延が発生してしまう程のCPU使用率まで達しないように閾値を設定すればよい。取得する情報のデータ量とCPU使用率の関係は、例えば過去の実績から得ることができる。
ここではCPU使用率が70%を超えるとCPU処理の遅延が大きくなる可能性があるため、HEMSコントローラ100のCPU使用率が70%を超えないように閾値を設定することにする。
ここで、取扱う情報は、レコード最大長が5KBであり、1秒間に増加するレコード数が2であるとすると、1秒間で取得情報のデータ量は(5×2)=10KBだけ増加することになる。また、ここで、HEMSコントローラ100は、4000KBのEV充電電力量の情報を取得しても、その処理においてCPU使用率が70%以内に収まるものとする。更にここでは、HEMSコントローラ100は一分おきに見積値の算出を行うものとする。
そうすると、一分間に増加するデータ量は10KB×60秒=600KBである。そこで閾値を3000KBに設定したとすると、PCS制御装置200に蓄積されるEV充電電力量の情報のデータ量の最大値は最大でも(3000+10×60)=3600KBとなり、4000KB以内に収まる。そのためCPU使用率が70%を越えることはない。また、一秒間に増加するレコード数が変化しなければ、HEMSコントローラ100がPCS制御装置200からEV充電量情報を取得するタイミングは最大で6分に一回程度の周期に収束することが想定される。
以上のように設定した閾値よりも見積値が小さければ、HEMSコントローラ100は処理5−1に戻り、再び演算部105にて見積値を算出する。一方、見積値が閾値に達していれば、HEMSコントローラ100は、PCS制御装置200から情報を取得する一連の処理に移行する。
一連の処理において、まずHEMSコントローラ100は、処理5−3により、情報取得命令をPCS制御装置200に送り、PCS制御装置200から情報(ここではEV充電電力量)を取得し、実績データとしてEV充電電力量DB115にログ情報として記録する。次に、HEMSコントローラ100は、EV充電電力量の情報を取得する処理のトライ回数が所定の閾値を超えたか否か判定する。トライ回数が閾値を超えていれば、HEMSコントローラ100は処理を終了する。
一方、トライ回数が閾値を超えていなければ、次に、HEMSコントローラ100は、EV充電電力量の情報が正常に取得されているか否か判定する。EV充電電力量の情報が正常に取得されていなければ、HEMSコントローラ100は、処理5−3に戻り、EV充電電力量を取得する処理に再度トライする。
一方、EV充電電力量が正常に取得されていれば、HEMSコントローラ100は、閾値管理テーブルD5−3における、EV充電電力量に対応する情報取得時刻を現在時刻に更新する。
なお、本実施例においては、情報種別マスタテーブルに記録されている、一秒間に増加するレコード数は固定値であってもよく、逐次更新される可変値であってもよい。HEMSコントローラ100は、PCS制御装置200から実際に蓄積された情報を取得すると、前回情報を取得したときから実際に増加したレコード数を知ることができる。その値を用いて、情報種別マスタテーブルに記録されている値を更新してもよい。そのとき実際の最新の値を上書きすることでテーブルの値を更新してもよく、あるいは過去複数回の値から所定の演算によって更新する値を算出することにしてもよい。
一秒間に増加するレコード数を更新する場合には、情報取得時間間隔の上限時間を設定することにしてもよい。その場合、前回情報を取得してから現在までの秒数が上限時間に達したら、見積値が閾値に達していなくても、HEMSコントローラ100から11PCS制御装置200から情報を取得することにしてもよい。そうすることで、双方向PCS300で情報が計測されてからHEMSコントローラ100がそれを取得するまでの時間が一定以上にかかり過ぎるのを防ぐことができる。その場合、更に、項目ごとに上限時間を設定したり、しなかったりできてもよい。ある程度以内の遅延で取得する必要があるような重要な項目について遅延を一定時間内に抑えることが可能となる。
以上、実施形態および実施例について説明したが、これらは本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態または実施例に限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。例えば、これまでの説明ではHEMSを例示したが、本発明はHEMSに限定されるものではなく、FEMS、BEMS、CEMSなどの各種エネルギー管理システム(xEMS)に広く適用することができる。
100…HEMSコントローラ、CPU101、RAM102、入力部103、出力部104、105…演算部、106…制御指示部、107…画面表示部、108…制御指示算定部、109…通信部、11…HEMSコントローラ、110…記憶部、111…PV電力量DB、112…PV電力DB、113…系統電力量DB、114…系統電力DB、115…EV充電電力量DB、116…EV充電電力DB、117…EV放電電力量DB、118…EV充放電電力DB、12…PCS制御装置、121…取得間隔DB、122…取得時刻DB、13…PCS、131…情報種別マスタDB、132…閾値管理DB、14…PV、15…充電スタンド、16…EV、200…PCS制御装置、21…記憶部、210…データ管理部、211…PV電力量DB、212…PV電力DB、213…系統電力量DB、214…系統電力DB、215…EV充電電力量DB、216…EV充電電力DB、217…EV放電電力量DB、218…EV放電電力DB、22…演算部、23…通信部、300…双方向PCS、301…通信部・制御部、400…EV、450…充電スタンド、500…PV、600…電力系統

Claims (7)

  1. 電力の入力および出力の少なくとも一方を行う電力機器に接続され該電力機器が入力あるいは出力する電力を調整するとともに状態を計測する電力調整装置と、予め定められた周期で前記電力調整装置から計測された前記状態を表す状態情報を取得する電力調整制御装置を介して、接続されるエネルギー管理システム制御装置であって、
    データを記憶する記憶手段と、
    前記電力調整制御装置と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段を用いて、設定されたタイミングで前記電力調整制御装置から、前記状態情報を取得して前記記憶手段に記録するとともに、任意のタイミングで前記電力調整制御装置を介して前記電力機器を制御する演算手段と、
    を有し、
    前記演算手段は、前記状態情報を前回取得してから現在までの経過時間と、前記電力調整制御装置における前記状態情報について単位時間当たりに増加する単位データの個数と、前記単位データの最大サイズとを乗算して得られる、前記電力調整制御装置に蓄積された状態情報のデータ量の見積値が所定のデータ量閾値を超えたときに、前記電力調整制御装置から前記状態情報を取得する、
    エネルギー管理システム制御装置。
  2. 前記データ量閾値は、前記電力調整制御装置から前記状態情報を取得する処理が、前記演算手段のCPUの使用率が所定のCPU使用率閾値を上回ることがないような値に設定される、請求項に記載のエネルギー管理システム制御装置。
  3. 前記演算手段は、前記状態情報を取得したら、取得した前記状態情報に基づいて前記単位時間当たりに増加する単位データの個数を更新する、請求項に記載のエネルギー管理システム制御装置。
  4. 前記演算手段は、前記状態情報を前回取得してから現在までの経過時間が、任意に設定された上限時間を超えたら、前記予測データ量が前記データ量閾値を超えていなくても、前記電力調整制御装置から前記状態情報を取得する、請求項に記載のエネルギー管理システム制御装置
  5. 前記請求項1に記載のエネルギー管理システム制御装置と、
    電力の入力および出力の少なくとも一方を行う電力機器に接続され、該電力機器が入力あるいは出力する電力を調整するとともに状態を計測する電力調整装置と、
    予め定められた周期で前記電力調整装置から計測された前記状態を表す状態情報を取得する電力調整制御装置と、
    を有するエネルギー管理システム。
  6. 前記電力調整装置は、前記電力機器から自律的に送出された所定の状態変化を表す状態変化情報をリアルタイムで前記電力調整制御装置に送り、
    前記電力調整制御装置は、前記電力調整装置からの前記状態変化情報をリアルタイムで前記エネルギー管理システム制御装置に送り、
    前記エネルギー管理システム制御装置は、前記状態変化情報に基づいて、前記電力機器を制御する、
    請求項に記載のエネルギー管理システム。
  7. 電力の入力および出力の少なくとも一方を行う電力機器に接続され該電力機器が入力あるいは出力する電力を調整するとともに状態を計測する電力調整装置と、予め定められた周期で前記電力調整装置から計測された前記状態を表す状態情報を取得する電力調整制御装置を介して、接続される制御装置によるエネルギー管理システム制御方法であって、
    前記状態情報を前回取得してから現在までの経過時間と、前記電力調整制御装置における前記状態情報について単位時間当たりに増加する単位データの個数と、前記単位データの最大サイズとを乗算して得られる、前記電力調整制御装置に蓄積された状態情報のデータ量の見積値が所定のデータ量閾値を超えたタイミングで前記電力調整制御装置から、前記状態情報を取得するステップと、
    任意のタイミングで前記電力調整制御装置を介して前記電力機器を制御するステップと、
    を有するエネルギー管理システム制御方法。
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