JP6338512B2 - 半導体装置の製造方法及びレーザアニール装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及びレーザアニール装置 Download PDF

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Description

本発明は、レーザビームの照射によって、半導体基板に注入された不純物を活性化させる工程を含む半導体装置の製造方法、及びレーザアニール装置に関する。
下記の特許文献1に、半導体レーザ及び固体レーザを用いてレーザアニールを行うことにより、半導体基板に注入されたドーパントを活性化する方法が開示されている。この方法で用いられる固体レーザのパルス幅は半導体レーザのパルス幅の1/10以下である。半導体レーザの入射領域に、固体レーザを重ねて入射させることにより、不純物を活性化させる。
半導体レーザのみが入射している期間は、半導体基板の表面が溶融しない。固体レーザが入射した時点で、半導体基板の表面が溶融する。固体レーザが立ち下がると、半導体基板の表層部の温度が低下することにより、溶融していた部分が固化する。このとき、溶融していた部分と溶融していない部分との界面から結晶がエピタキシャル成長する。これにより、ドーパントが活性化されるとともに、イオン注入によってアモルファス化していた領域の結晶性が回復する。
パルス幅が相対的に長い半導体レーザのみで活性化アニールを行う場合には、パルス幅の短いエキシマレーザや固体レーザを用いる場合に比べて、レーザ光のピーク強度を高めることが困難である。このため、半導体基板の表層部を均一に溶解させることが困難である。これは、半導体レーザの入射領域の全域に、半導体基板の溶融に必要となる潜熱(融解熱)を短時間で供給することができないためである。
半導体レーザが入射している領域の一部分のみが潜熱を得て溶融し、他の部分は溶融しない。その結果、溶融した部分がまだら状に発生してしまう。溶融した部分が固化すると、表面にまだら模様が残ってしまう。特許文献1に開示された方法では、半導体レーザのみが入射している期間は、半導体基板の表面が溶融しない条件でアニールが行われる。これにより、半導体レーザの入射によるまだら模様の発生が防止されている。
特開2014−36110号公報
パルス幅が相対的に短いパルスレーザビームに必要なフルエンスを低減させることができれば、出力の小さなレーザ発振器を用いることができる。このため、レーザアニール装置のコスト低減を図ることができる。
本発明の目的は、レーザ発振器として従来よりも出力の小さなものを用いることが可能な半導体装置の製造方法を提供することである。本発明の他の目的は、この半導体装置の製造方法に用いられるレーザアニール装置を提供することである。
本発明の一観点によると、
相対的に浅い部分にイオン注入された第1のドーパントと、相対的に深い部分にイオン注入された第2のドーパントとを含む半導体基板を準備する工程と、
前記半導体基板に、相対的に長いパルス幅の第1のパルスレーザビームを入射させ、前記第1のパルスレーザビームが入射している期間に、相対的に短いパルス幅の第2のパルスレーザビームを入射させることにより、前記第1のドーパント及び前記第2のドーパントを活性化させる工程と
を有し、
前記第2のパルスレーザビームが立ち上がった時点で、前記第1のパルスレーザビームの入射によって、前記半導体基板のビーム入射領域の表面が部分的に溶融しており、
前記第2のパルスレーザビームの入射によって、前記半導体基板の前記ビーム入射領域の表面が全域に亘って溶融し、
前記第1のパルスレーザビームが立ち下がった時点よりも後に、前記半導体基板の溶融した部分の固化が完了する半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の他の観点によると、
第1のパルスレーザビームを出力する第1のレーザ発振器と、
前記第1のパルスレーザビームのパルス幅より短いパルス幅の第2のパルスレーザビームを出力する第2のレーザ発振器と、
半導体基板を保持するステージと、
前記第2のパルスレーザビームを減衰させる可変アッテネータを含み、前記第1のパルスレーザビーム及び前記第2のパルスレーザビームを、前記ステージに保持された半導体基板に入射させる伝搬光学系と、
入出力装置と、
前記第1のレーザ発振器、前記第2のレーザ発振器、及び前記可変アッテネータを制御する制御装置と
を有し、
前記制御装置は、
前記入出力装置を通して入力された溶融深さの目標値を記憶し、
前記入出力装置に、前記前記第1のパルスレーザビームのパルス幅の入力を促す画像を、前記半導体基板の表面が溶融し始めるパルス幅を認識可能に表示し、
前記入出力装置を通して、前記第1のパルスレーザビームのパルス幅指令値が入力されると、前記溶融深さの目標値及び前記パルス幅指令値に基づいて、前記第2のパルスレーザビームのフルエンスの下限値と上限値とを算出し、
前記第2のパルスレーザビームのフルエンスの下限値及び上限値を前記入出力装置に表示し、
前記フルエンスの下限値と上限値との間のフルエンス指令値が入力されると、前記第1のパルスレーザビームの前記パルス幅指令値、前記第2のパルスレーザビームの前記フルエンス指令値に基づいて、前記第1のパルスレーザビームの出力タイミングに対する前記第2のパルスレーザビームの出力タイミングの関係を算出し、
前記第1のパルスレーザビームの前記パルス幅指令値、前記第2のパルスレーザビームの前記フルエンス指令値、及び前記第1のパルスレーザビームの出力タイミングに対する前記第2のパルスレーザビームの出力タイミングの関係に基づいて、前記第1のレーザ発振器、前記第2のレーザ発振器、及び前記可変アッテネータを制御するレーザアニール装置が提供される。
第2のパルスレーザビームが立ち上がる時点で、半導体基板の表面が部分的に溶融するほどレーザ照射面の温度が高くなっているため、第2のパルスレーザビームのフルエンスを低くすることが可能である。第1のパルスレーザビームによって半導体基板の表面が部分的に溶融していても、第2のパルスレーザビームの入射によって、ほぼ全域が均一に溶融する。このため、部分的に溶融していたことによるまだら模様が表面に発生することはない。
図1は、実施例による半導体装置の製造方法に用いられるレーザアニール装置の概略図である。 図2Aは、実施例による方法で製造される半導体装置の例として示された絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)の断面図であり、図2Bは、IGBTの製造途中段階における断面図である。 図3Aは、実施例による方法で半導体基板をアニールするときのレーザパルスの波形の一例を示すグラフであり、図3Bは、半導体基板の第2の面におけるパルスレーザビームの入射領域の平面図である。 図4Aは、比較例による方法でドーパントの活性化を行った半導体基板のアニール前のドーパント濃度、及びアニール後のキャリアの測定結果を示すグラフであり、図4Bは、実施例による方法でドーパントの活性化を行った半導体基板のアニール後のキャリア濃度分布の測定結果を示すグラフである。 図5は、比較例によるレーザアニール方法に採用されるレーザパルス波形の一例を示すグラフである。 図6は、実施例によるレーザアニール装置の制御装置で実行される処理のフローチャートである。 図7Aは、図6のステップS3で入出力装置に表示される画像の一例を示す概略図であり、図7Bは、図6のステップS6で入出力装置に表示される画像の一例を示す概略図である。
図1に、実施例による半導体装置の製造方法に用いられるレーザアニール装置の概略図を示す。半導体レーザ発振器(第1のレーザ発振器)21が、例えば波長808nmの第1のパルスレーザビームを出力する。なお、波長690nm以上950nm以下のパルスレーザビームを出力する半導体レーザ発振器を用いてもよい。固体レーザ発振器(第2のレーザ発振器)31が、緑色の波長域の第2のパルスレーザビームを出力する。固体レーザ発振器31には、例えば第2高調波を出力するNd:YAG、Nd:YLF、Nd:YVO等のQスイッチレーザが用いられる。
半導体レーザ発振器21から出力された第1のパルスレーザビーム及び固体レーザ発振器31から出力された第2のパルスレーザビームが、伝搬光学系27を経由して、アニール対象物である半導体基板50に入射する。第1のパルスレーザビームと第2のパルスレーザビームとは、半導体基板50の表面の同一の領域に入射する。
次に、伝搬光学系27の構成及び作用について説明する。半導体レーザ発振器21から出力された第1のパルスレーザビームが、アッテネータ22、ビームエキスパンダ23、ホモジナイザ24、ダイクロイックミラー25、及び集光レンズ26を経由して、半導体基板50に入射する。
固体レーザ発振器31から出力された第2のパルスレーザビームが、可変アッテネータ32、ビームエキスパンダ33、ホモジナイザ34、ベンディングミラー35、ダイクロイックミラー25、及び集光レンズ26を経由して、半導体基板50に入射する。
アッテネータ22は、第1のパルスレーザビームの強度を減衰させる。可変アッテネータ32は、第2のパルスレーザビームの強度を減衰させる。可変アッテネータ32による第2のパルスレーザビームの減衰量は可変である。ビームエキスパンダ23、33は、入射したパルスレーザビームをコリメートするとともに、ビーム径を拡大する。ホモジナイザ24、34及び集光レンズ26は、半導体基板50の表面におけるビーム断面を長尺形状に整形するとともに、ビーム断面内の光強度分布を均一化する。第1のパルスレーザビームと第2のパルスレーザビームとは、半導体基板50の表面において、ほぼ同一の長尺領域に入射する。
半導体基板50は、ステージ41に保持されている。半導体基板50の表面に平行な面をxy面とし、半導体基板50の表面の法線方向をz方向とするxyz直交座標系を定義する。制御装置10が、半導体レーザ発振器21、固体レーザ発振器31、可変アッテネータ32、及びステージ41を制御する。ステージ41は、制御装置10からの制御を受けて、半導体基板50をx方向及びy方向に移動させる。
入出力装置11を通して、制御装置10に種々の情報、例えばレーザアニール条件の目標値が入力される。制御装置10は、オペレータにレーザアニール条件の目標値の入力を補助する情報を出力する。オペレータは、入出力装置11に出力された情報を参考にして、レーザアニール条件の目標値を入力することができる。入出力装置11には、例えば、ディスプレイ、キーボード、及びポインティングデバイスが用いられる。その他に、入出力装置11として、タッチパネルを用いることも可能である。
制御装置10は、記憶装置12を含む。記憶装置12には、アニール条件を決定するための処理を実行するコンピュータプログラム、この処理で用いられる種々のデータが格納される。
図2Aに、実施例による方法で製造される半導体装置の例として、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)の断面図を示す。n型のシリコンからなる半導体基板50の一方の面(以下、「第1の面」という。)50Tにエミッタとゲートが形成される。もう一方の面(以下、「第2の面」という。)50Bにコレクタが形成される。半導体基板50として、通常はシリコン単結晶基板が用いられる。エミッタとゲートを形成する面の構造は、一般的なMOSFETの作製工程と同様の工程で作製される。例えば、図2Aに示すように、半導体基板50の第1の面50Tの表層部に、p型のベース領域51、n型のエミッタ領域52、ゲート電極53、ゲート絶縁膜54、エミッタ電極55が配置される。ゲート−エミッタ間の電圧で、電流のオンオフ制御を行うことができる。
半導体基板50の第2の面50Bの表層部に、p型のコレクタ層57及び低濃度のn型のバッファ層56が形成されている。バッファ層56は、コレクタ層57よりも深い部分に配置される。コレクタ層57及びバッファ層56は、それぞれ不純物として、例えばボロン及びリンをイオン注入し、活性化アニールを行うことにより形成される。この活性化アニールに、図1に示したレーザアニール装置が適用される。コレクタ電極58が、活性化アニールの後に、コレクタ層57の表面に形成される。
第2の面50Bからコレクタ層57とバッファ層56との界面までの深さは、例えば約0.3μmである。第2の面からバッファ層56の最も深い位置までの深さは、例えば1μm〜5μmの範囲内である。
図2Bに、レーザアニールを行う段階の半導体基板50の断面図を示す。半導体基板50の第2の面50Bの表面近傍の相対的に浅い部分57aに、第1のドーパントとしてボロンがイオン注入されている。相対的に深い部分56aに、第2のドーパントとしてリンがイオン注入されている。浅い部分57a内のボロン、及び深い部分56a内のリンは、活性化していない。浅い部分57aのボロン濃度は、深い部分56aのリン濃度より高い。ボロンのドーズ量が多いため、浅い部分57aはアモルファス状態になっている。浅い部分57aと深い部分56aとの界面より深い部分は、単結晶状態のままである。半導体基板50の第1の面50Tには、図2Aに示した素子構造が形成されている。
図3Aに、半導体基板50(図2B)に入射するレーザパルス波形の概略を示す。図3Aでは、パルス波形を長方形で表しているが、実際のパルス波形は、パルスの立ち上がり、減衰、及び立ち下がり等の部分を含む。図3Aに示されたパルス波形の立ち上がりのタイミングは、制御装置10(図1)が半導体レーザ発振器21及び固体レーザ発振器31を制御することにより決定される。
時刻t1に、半導体レーザ発振器21から出力される第1のパルスレーザビームLP1が立ち上がる。第1のパルスレーザビームLP1が入射している期間内の時刻t3に、固体レーザ発振器31から出力される第2のパルスレーザビームLP2が立ち上がる。第1のパルスレーザビームLP1と第2のパルスレーザビームLP2とが入射する領域は、ほぼ重なる。第2のパルスレーザビームLP2のピークパワーは、第1のパルスレーザビームLP1のピークパワーより高く、第2のパルスレーザビームLP2のパルス幅PW2は、第1のパルスレーザビームLP1のパルス幅PW1より短い。第1のパルスレーザビームLP1は、第2のパルスレーザビームLP2の立ち下がりと同時、または第2のパルスレーザビームLP2の立ち下がりよりも後の時刻t4に立ち下がる。
第1のパルスレーザビームLP1のパルス幅PW1は、例えば10μs以上である。パルス幅PW1は、制御装置10から制御することが可能である。第2のパルスレーザビームLP2のパルス幅PW2は、例えば1μs以下である。一般的に、パルス幅PW2は、固体レーザ発振器31に固有のものであり、制御装置10から自由に制御することはできない。一例として、パルス幅PW1は10μs以上30μs以下であり、パルス幅PW2は100ns以上200ns以下である。第2のパルスレーザビームLP2のパルス幅PW2を、第1のパルスレーザビームLP1のパルス幅PW1の1/5以下とすることが好ましい。
図3Bに、半導体基板50(図2B)の第2の面50Bにおけるパルスレーザビームの入射領域の平面図を示す。第1のパルスレーザビームLP1(図3A)及び第2のパルスレーザビームLP2(図3A)は、半導体基板50の第2の面50B(図2B)において、x方向に長い同一のビーム入射領域40に入射する。例えば、ビーム入射領域40の好適な長さLは2mm以上5mm以下であり、好適な幅Wtは200μm以上400μm以下である。
アニール中は、半導体基板50(図2B)をy方向に移動させながら、第1のパルスレーザビームLP1及び第2のパルスレーザビームLP2(図3A)を、一定の繰り返し周波数で半導体基板50に入射させる。第1のパルスレーザビームLP1及び第2のパルスレーザビームLP2の繰り返し周波数の1周期の間に半導体基板50が移動する距離をWoで表す。時間軸上で隣り合う2つの第1のパルスレーザビームLP1のビーム入射領域40は、相互に部分的に重なる。両者の重複率(Wt−Wo)/Wtは、例えば50%以上90%以下である。
図3Aに示した時刻t1で第1のパルスレーザビームLP1が立ち上がると、半導体基板50の第2の面50B(図2B)の表層部の温度が上昇し始める。時刻t2の時点で、半導体基板50の第2の面50Bの温度が融点に達し、表面が部分的に溶融する。時刻t3に、第2のパルスレーザビームLP2の入射によって、半導体基板50のビーム入射領域のほぼ全域の表層部が溶融する。
第2のパルスレーザビームLP2が立ち下がると、半導体基板50の表面温度が低下し始める。第2のパルスレーザビームLP2の立ち下がり時点からある時間が経過した時刻t5において、溶融していた部分の固化(再結晶化)が完了する。再結晶化と同時に、浅い部分57a(図2B)に注入されている不純物が活性化する。深い部分56aは、溶融することなく、固相拡散することにより不純物が活性化する。
次に、図4A及び図4Bを参照して、実施例による半導体装置の製造方法の優れた効果について説明する。
図4Aに、比較例による方法でドーパントの活性化を行った半導体基板のアニール前のドーパント濃度、及びアニール後のキャリアの測定結果を示す。この評価実験では、浅い部分の第1のドーパント、及び深い部分の第2のドーパントとして、共にリン(P)を用いた。図4Aの横軸は、半導体基板の表面からの深さを単位「μm」で表し、縦軸は濃度を単位「cm−3」で表す。細い実線は、アニール前におけるリン濃度を示し、太い実線は、アニール後におけるキャリア濃度(電子濃度)を示す。
深さ約0.3μmにおいて、第1のドーパントの濃度が最大値を示している。深さ約1.8μmにおいて、第2のドーパントの濃度が最大値を示している。第2のドーパントは、約4μmの深さまで注入されている。
第1のパルスレーザビームLP1のパルス幅PW1が15μs、フルエンスが6.0J/cm、第2のパルスレーザビームLP2のパルス幅PW2が150ns、フルエンスが1.2J/cmの条件で、レーザアニールを行った。第2のパルスレーザビームLP2の立ち下がる時刻を、第1のパルスレーザビームLP1の立ち下がり時刻t4(図3A)に一致させた。
第1のパルスレーザビームLP1の上記条件では、半導体基板の表面は溶融しない。第2のパルスレーザビームLP2の入射によって、半導体基板の表面が溶融する。
図4Aに示したように、深さ0.3μmよりも深い領域で、アニール前のドーパント濃度の分布と、アニール後のキャリア濃度の分布とがほぼ一致している。これは、深さ0.3μmより深い領域において、ほぼ100%のドーパントが活性化していることを意味する。深さ0.3μmより浅い領域では、アニール後のキャリア濃度の分布がほぼ平坦になっている。これは、深さ0.3μmより浅い領域が溶融したことを意味している。溶融した部分が再結晶化するときに、ほぼ100%の第1のドーパントが活性化する。図4Aに示したように、深さ4μmまでの全域において、ドーパントがほぼ100%活性している。
図4Bに、実施例による方法でドーパントの活性化を行った半導体基板のアニール後のキャリア濃度分布の測定結果を示す。浅い部分への第1のドーパントの注入、及び深い部分への第2のドーパントの注入は、図4Aの場合と同じ条件で行った。
第1のパルスレーザビームLP1のパルス幅PW1が15μs、フルエンスが6.4J/cm、第2のパルスレーザビームLP2のパルス幅PW2が150ns、フルエンスが1.0J/cmの条件で、レーザアニールを行った。すなわち、図4Aに示した比較例の場合と比べて、第1のパルスレーザビームLP1のフルエンスを大きくし、第2のパルスレーザビームLP2のフルエンスを小さくしている。第2のパルスレーザビームLP2の立ち下がる時刻は、図4Aに示した比較例の場合と同様に、第1のパルスレーザビームLP1の立ち下がり時刻t4(図3A)に一致させた。第1のパルスレーザビームLP1の上記条件では、半導体基板の表面が部分的に溶融する。第2のパルスレーザビームLP2は、半導体基板の表面が部分的に溶融している状態で入射する。
図4Bに示したように、ほぼ100%のドーパントが活性化しており、深さ4μmまで活性化している。また、第1のパルスレーザビームLP1の入射によって、半導体基板の表面が部分的に溶融するが、その後の第2のパルスレーザビームLP2の入射によって、ビーム入射領域のほぼ全域が均一に溶融する。このため、第1のパルスレーザビームLP1の入射によって部分的に溶融したことに起因して、半導体基板の表面にまだら模様が発生することはなかった。
実施例による方法では、半導体基板の表面が部分的に溶融している状態で、第2のパルスレーザビームLP2を入射させるため、第2のパルスレーザビームLP2のフルエンスを小さくすることができる。固体レーザ発振器31(図1)として、出力の小さなものを使用することが可能であるため、レーザアニール装置のコスト低減を図ることができる。
次に、図3A及び図5を参照して、上記実施例による半導体装置の製造方法の他の優れた効果について説明する。
図5に、比較例によるレーザアニール方法に採用されるレーザパルス波形の一例を示す。時刻t1で第1のパルスレーザビームLP1が立ち上がる。時刻t2において、半導体基板の表面が部分的に溶融し始める。時刻t3において、第2のパルスレーザビームLP2が立ち上がる。第2のパルスレーザビームLP2の入射によって、半導体基板のビーム入射領域のほぼ全域が均一に溶融する。第2のパルスレーザビームLP2の立ち下がり後の時刻t5において、溶融していた部分の固化がほぼ完了する。その後も、第1のパルスレーザビームLP1の入射が継続し、時刻t4において、第1のパルスレーザビームLP1が立ち下がる。
比較例では、第2のパルスレーザビームLP2の入射によって溶融していた部分の固化が完了する時刻t5の時点で、第1のパルスレーザビームLP1の入射が継続している。このため、半導体基板の表面が一旦固化するが、第1のパルスレーザビームLP1の入射によって、表面が部分的に溶融する場合がある。時刻t4において、部分的に溶融していた部分が固化する。このため、半導体基板の表面にまだら模様が発生してしまう。
実施例による方法では、図3Aに示したように、第1のパルスレーザビームLP1の立ち下がり時刻t4が、溶融していた部分の固化が完了する時刻t5よりも前である。このため、固化した後に、半導体基板の表面が部分的に溶融することはない。従って、半導体基板の表面にまだら模様が発生することもない。
図6に、実施例によるレーザアニール装置の制御装置10(図1)で実行される処理のフローチャートを示す。
ステップS1において、制御装置10が入出力装置11に、溶融深さの目標値TMDの入力を促す画像を表示する。ステップS2において、溶融深さの目標値TMDが入力されるまで待機する。溶融深さの目標値TMDとして、例えば浅い部分57aと深い部分56aとの界面までの深さを採用することが好ましい。
溶融深さの目標値TMDが入力されると、記憶装置12に、溶融深さの目標値TMDを格納する。ステップS3において、第1のパルスレーザビームLP1のパルス幅PW1の入力を促す画像を入出力装置11に表示し、ステップS4において、第1のパルスレーザビームLP1のパルス幅指令値RPW1が入力されるまで待機する。このとき、半導体基板の表面が溶融し始めるパルス幅PW1の値をオペレータが認識可能な態様で入力画像が表示される。溶融し始めるパルス幅PW1の値は、半導体基板の物性値、厚さ、及び半導体基板の表面における第1のパルスレーザビームLP1のパワー密度から求めることができる。第1のパルスレーザビームLP1のパワー密度、半導体基板の物性値、及び厚さは、予め記憶装置12に設定されている。これらの値に基づいて、半導体基板の表面が溶融しない条件(非溶融条件)の範囲と、溶融する条件(溶融条件)の範囲との境界のパルス幅PW1をシミュレーションにより求めることができる。
図7Aに、ステップS3で、入出力装置11に表示される画像の一例を示す。第1のパルスレーザビームのパルス幅指令値RPW1の入力を促すメッセージ、選択可能なパルス幅の範囲、パルス幅を選択するためのスライダバー、現在選択されているパルス幅の値、及び決定ボタンが表示されている。さらに、オペレータは、現在選択されているパルス幅の値が、非溶融条件の範囲か、溶融条件の範囲かを認識することが可能である。オペレータがスライダバーを操作することにより、パルス幅指令値RPW1を変化させることができる。オペレータが決定ボタンをクリックすると、現在選択されているパルス幅PW1が、パルス幅指令値RPW1として制御装置10に入力される。
第1のパルスレーザビームLP1のパルス幅指令値RPW1が入力されると、ステップS5(図6)において、制御装置10は第2のパルスレーザビームLP2のフルエンスの下限値と上限値とを算出する。第2のパルスレーザビームLP2のフルエンスの下限値と上限値との算出には、溶融深さの目標値TMD、第1のパルスレーザビームLP1のパルス幅指令値RPW1、第2のパルスレーザビームLP2のフルエンスと溶融深さとの対応関係表RFD、半導体基板の物性値、厚さ等が用いられる。第2のパルスレーザビームLP2のパルス幅PW2は、予め設定されている。
第2のパルスレーザビームLP2のフルエンスと溶融深さとの対応関係表RFDには、変数として、第1のパルスレーザビームLP1の立ち上り時刻t1(図3A)から第2のパルスレーザビームLP2の立ち上がり時刻t3(図3A)までの遅延時間含まれている。遅延時間が長ければ、第1のパルスレーザビームLP1による予熱効果が高い。このため、第2のパルスレーザビームLP2のフルエンスが一定でも、遅延時間が長くなるほど、溶融深さが深くなる。また、遅延時間が一定であれば、第2のパルスレーザビームLP2のフルエンスが高くなるほど、溶融深さが深くなる。
遅延時間を短くし過ぎると、図5に示した比較例のように、第1のパルスレーザビームLP1の立ち下がり時刻t4よりも前に固化が完了してしまう。図3Aに示したように、固化が完了する時刻t5よりも前に、第1のパルスレーザビームLP1が立ち下がるという条件の下で、遅延時間の範囲が求まる。遅延時間の範囲が求まると、第2のパルスレーザビームLP2のフルエンスと溶融深さとの対応関係表RFD、及び溶融深さの目標値TMDとに基づいて、第2のパルスレーザビームLP2のフルエンスの下限値と上限値とが求まる。
ステップS6において、入出力装置11に、第2のパルスレーザビームLP2のフルエンスの下限値と上限値、及びフルエンスの入力を促す画像を表示する。ステップS7において、フルエンス指令値RF2が入力されるまで待機する。
図7Bに、ステップS6で、入出力装置11に表示される画像の一例を示す。第2のパルスレーザビームのフルエンス指令値RF2の入力を促すメッセージ、選択可能なフルエンスの範囲、フルエンスを選択するためのスライダバー、現在選択されているフルエンスの値、及び決定ボタンが表示されている。選択可能なフルエンスの範囲の下限値及び上限値は、ステップS5で算出されている。オペレータがスライダバーを操作することにより、フルエンスの値を変化させることができる。オペレータが決定ボタンをクリックすると、現在選択されているフルエンスの値が、フルエンス指令値RF2として制御装置10に入力される。
第2のパルスレーザビームLP2のフルエンス指令値RF2が入力されると、ステップS8において、第1のパルスレーザビームLP1の出力タイミングと、第2のパルスレーザビームLP2の出力タイミングとの関係を算出する。具体的には、溶融深さの目標値TMD、第1のパルスレーザビームLP1のパルス幅指令値RPW1、第2のパルスレーザビームLP2のフルエンスと溶融深さとの対応関係表RFD、及び第2のパルスレーザビームLP2のフルエンス指令値RF2に基づいて、第1のパルスレーザビームLP1の出力タイミングと、第2のパルスレーザビームLP2の出力タイミングとの関係を決定することができる。
ステップS9において、第1のパルスレーザビームLP1のパルス幅指令値RPW1、第2のパルスレーザビームLP2のフルエンス指令値RF2、及び第1のパルスレーザビームLP1の出力タイミングと第2のパルスレーザビームLP2の出力タイミングとの関係に基づいて、半導体レーザ発振器21、固体レーザ発振器31、及び可変アッテネータ32を制御する。これにより、半導体基板のレーザアニールが行われる。
実施例によるレーザアニール装置においては、ステップS3で、オペレータが、溶融条件の範囲から第1のパルスレーザビームLP1のパルス幅指令値RPW1を選択することが可能である。溶融深さの目標値TMDに基づいて、第2のパルスレーザビームLP2のフルエンス指令値RF2を、下限値と上限値との間から選択することが可能である。これにより、容易に、溶融条件で、かつまだら模様が生じない条件で、レーザアニールを行うことが可能である。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
10 制御装置
11 入出力装置
12 記憶装置
21 半導体レーザ発振器
22 アッテネータ
23 ビームエキスパンダ
24 ホモジナイザ
25 ダイクロイックミラー
26 集光レンズ
27 伝搬光学系
31 固体レーザ発振器
32 可変アッテネータ
33 ビームエキスパンダ
34 ホモジナイザ
35 ベンディングミラー
40 ビーム入射領域
41 ステージ
50 半導体基板
50B 第2の面
50T 第1の面
51 ベース領域
52 エミッタ領域
53 ゲート電極
54 ゲート絶縁膜
55 エミッタ電極
56 バッファ層
56a 深い部分
57 コレクタ層
57a 浅い部分
58 コレクタ電極
LP1 第1のパルスレーザビーム
LP2 第2のパルスレーザビーム
PW1 第1のパルスレーザビームのパルス幅
PW2 第2のパルスレーザビームのパルス幅
RF2 第2のパルスレーザビームのフルエンス指令値
RFD フルエンスと溶融深さとの対応関係表
RPW1 第1のパルスレーザビームのパルス幅指令値
TMD 溶融深さの目標値

Claims (4)

  1. 相対的に浅い部分にイオン注入された第1のドーパントと、相対的に深い部分にイオン注入された第2のドーパントとを含む半導体基板を準備する工程と、
    前記半導体基板に、相対的に長いパルス幅の第1のパルスレーザビームを入射させ、前記第1のパルスレーザビームが入射している期間に、相対的に短いパルス幅の第2のパルスレーザビームを入射させることにより、前記第1のドーパント及び前記第2のドーパントを活性化させる工程と
    を有し、
    前記第2のパルスレーザビームが立ち上がった時点で、前記第1のパルスレーザビームの入射によって、前記半導体基板のビーム入射領域の表面が部分的に溶融しており、
    前記第2のパルスレーザビームの入射によって、前記半導体基板の前記ビーム入射領域の表面が全域に亘って溶融し、
    前記第1のパルスレーザビームが立ち下がった時点よりも後に、前記半導体基板の溶融した部分の固化が完了する半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1のパルスレーザビームは、半導体レーザ発振器から出力され、前記第2のパルスレーザビームは、固体レーザ発振器から出力される第2高調波である請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 第1のパルスレーザビームを出力する第1のレーザ発振器と、
    前記第1のパルスレーザビームのパルス幅より短いパルス幅の第2のパルスレーザビームを出力する第2のレーザ発振器と、
    半導体基板を保持するステージと、
    前記第2のパルスレーザビームを減衰させる可変アッテネータを含み、前記第1のパルスレーザビーム及び前記第2のパルスレーザビームを、前記ステージに保持された半導体基板に入射させる伝搬光学系と、
    入出力装置と、
    前記第1のレーザ発振器、前記第2のレーザ発振器、及び前記可変アッテネータを制御する制御装置と
    を有し、
    前記制御装置は、
    前記入出力装置を通して入力された溶融深さの目標値を記憶し、
    前記入出力装置に、前記前記第1のパルスレーザビームのパルス幅の入力を促す画像を、前記半導体基板の表面が溶融し始めるパルス幅を認識可能に表示し、
    前記入出力装置を通して、前記第1のパルスレーザビームのパルス幅指令値が入力されると、前記溶融深さの目標値及び前記パルス幅指令値に基づいて、前記第2のパルスレーザビームのフルエンスの下限値と上限値とを算出し、
    前記第2のパルスレーザビームのフルエンスの下限値及び上限値を前記入出力装置に表示し、
    前記フルエンスの下限値と上限値との間のフルエンス指令値が入力されると、前記第1のパルスレーザビームの前記パルス幅指令値、前記第2のパルスレーザビームの前記フルエンス指令値に基づいて、前記第1のパルスレーザビームの出力タイミングに対する前記第2のパルスレーザビームの出力タイミングの関係を算出し、
    前記第1のパルスレーザビームの前記パルス幅指令値、前記第2のパルスレーザビームの前記フルエンス指令値、及び前記第1のパルスレーザビームの出力タイミングに対する前記第2のパルスレーザビームの出力タイミングの関係に基づいて、前記第1のレーザ発振器、前記第2のレーザ発振器、及び前記可変アッテネータを制御するレーザアニール装置。
  4. 前記第1のレーザ発振器は、半導体レーザ発振器であり、前記第2のレーザ発振器は、第2高調波を出力する固体レーザ発振器である請求項3に記載のレーザアニール装置。
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