JP6338418B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スマートフォンや携帯電話機などの情報端末で撮影した写真情報を含む画像データに対し、画像処理を行う画像処理装置に関する。
近年、デジタルカメラやスマートフォン等の情報端末の普及により、簡単にデジタル写真を作成することができるようになった。それゆえ、各ユーザーのスマートフォンには1000枚を超える大量のカメラ画像データが蓄積されていることも少なくない。また、近年のスマートフォンやデジタルカメラのメモリは大容量化が進んでおり、蓄積できるカメラ画像データの枚数も益々増える傾向にある。そのため、大量のカメラ画像データより所望の写真情報を探し出すための検索方法としては、カメラ画像データのファイル名やカメラ画像データの撮影日時を利用する手段や、スマートフォンやデジカメを使用して撮影した画像データには位置情報が付加されていることより、写真を撮影した位置情報基づいて所望のカメラ画像データ内の写真情報を検索する方法がある。
また、特許文献1では、撮影した画像データをサーバーにアップロードして、アップロードされた画像データ内の写真情報における顔画像を検出し、同じ写真(情報)に写っている人物同士を検出することで画像データに基づきユーザー相関図を作成するユーザー相関図作成装置が開示されている。
特開2009−251832号公報
しかしながら、特許文献1に開示のユーザー相関図作成装置ではユーザー相関図の作成のために画像データを必ずサーバーにアップロードする必要があり、それ以前の手順として相関情報作成サーバー装置というサービス実行部にユーザー登録を実施しなければならない。また、ユーザー相関図を作成するためにはその都度サーバーへのカメラ画像データをアップロードするという手順が発生する。このように、ユーザーに要求される操作が多くユーザーに負担をかけているという問題点があった。
加えて、ユーザー相関図を作成するために、まずは大量画像の中より所望の画像データをサーバーへのアップロード用に検索することが必要となる。さらに、ユーザー相関図自体も画像データに基づくものに限られているという問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、ユーザーに負担をかけることなく、情報端末のユーザーとの関連性を容易に理解できる態様で写真情報に関する表示用画像を表示することができる画像処理装置を得ることを目的とする。
この発明に係る請求項1記載の画像処理装置は、複数の写真情報を含む画像データと、各々が顔画像情報と関連付けられた登録人数分の個人情報である情報端末登録データとに基づき、画像処理を行う画像処理装置であって、前記画像データ及び前記情報端末登録データを保持する情報端末は他の通信機器との複数のコミュニケーション機能を有し、前記登録人数分の個人情報は、前記顔画像情報と関連づけられ、少なくとも前記複数のコミュニケーション機能の利用相手を指示するコミュニケーション利用者情報と、前記複数のコミュニケーション機能の利用履歴を利用相手を特定して示すコミュニケーション履歴情報とをさらに含み、前記画像処理装置は、前記情報端末と独立して設けられ、前記画像データ及び前記情報端末登録データを受け、前記複数の写真情報それぞれと前記登録人数分の前記顔画像情報それぞれとを画像比較し、前記写真情報単位に前記顔画像情報と関連付けられた登録人物が含まれているか否かを示す相関画像データを得る画像判定部と、前記コミュニケーション履歴情報を含む前記情報端末登録データに基づき、前記登録人数分の登録人物に関連づけて、前記情報端末のユーザーの前記複数のコミュニケーション機能に含まれる選択コミュニケーション機能の利用頻度に対応させる形式で複数種の識別項目に分類した個人情報識別データを得る識別項目分類処理を実行する個人情報識別部と、前記相関画像データ及び前記個人情報識別データに基づき、前記情報端末のユーザーの前記選択コミュニケーション機能における利用頻度の高い登録人物が優先されるように、前記画像データにおける前記複数の写真情報の少なくとも一部に、前記複数種の識別項目のいずれかを関連付けた態様の表示用画像を表示用画面上に表示する画像表示手段とを備える。
請求項1記載の本願発明である画像処理装置における画像表示手段は、画像判定部及び個人情報識別部より得られた相関画像データ及び前記個人情報識別データに基づき、複数の写真情報の少なくとも一部に、複数種の識別項目のいずれかを関連付けた態様の表示用画像を表示用画面上に表示するため、表示用画面に表示される表示用画像から、写真情報と情報端末ユーザーとの関連性を容易に理解することができる。この際、情報端末のユーザーは特に操作を要しないため、情報端末のユーザーに負担かけることもない。
この発明の実施の形態である画像出力装置を含む写真プリントシステムの構成を示すブロック図である。 図1で示した画像出力装置における内部構成の詳細を示すブロック図である。 本実施の形態の画像出力装置によるユーザー相関図データの作成手順を主として示すフローチャートである。 図1及び図2で示した電話帳データの具体的内容を示す説明図である。 図1で示した判定部による顔画像検出処理結果と相関画像データとの関係を模式的に示す説明図である。 図1で示したコミュニケーション検出部によるコミュニケーション判定処理内容を模式的に示す説明図である。 ユーザー相関図データに基づく画像表示手段による表示用画面上における表示例を示す説明図(その1)である。 ユーザー相関図データに基づく画像表示手段による表示用画面上における表示例を示す説明図(その2)である。
<実施の形態>
(相関表示作成手段25の構成)
図1はこの発明の実施の形態である画像処理装置である画像出力装置1を含む写真プリントシステムの構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像出力装置1に相互接続手段22を介して情報端末2が接続されることより、情報端末2内の記憶媒体6に記録された、複数の写真情報を含む画像データD1に基づくプリントアウト処理が実行可能となる。
なお、情報端末2としては、カメラ機能を有し、撮影した複数の写真情報を画像データD1として保存し、かつ、電話機能、電子メール機能等のコミュニケーション機能を有するスマートフォンや携帯電話機等が考えられる。また、情報端末2はカメラ機能を有していない場合でも、別途、デジタルカメラ等で別途撮影された写真情報を画像データD1として取り込む画像データ保持機能を有している端末であっても良い。さらに、画像データD1を格納するメディア自体を情報端末2とは独立して持たせる態様も考えられる。
相互接続手段22は後述する画像データ読み込み手段7及びモバイルデータ読込み手段21のハードウェア部分であり、具体的には、相互接続手段22として、情報端末2とのケーブルなどの有線接続手段やWi-Fiなどの無線接続手段およびカードメディアなどの記憶媒体の読出し機構等が考えられる。
例えば、記憶媒体6がCD/DVD、USBメモリ、赤外線通信が可能な装置、Bluetooth(登録商標)によりデータを受信するBluetooth装置、情報端末と無線通信を行う無線LANが可能な装置である場合、CD/DVDを読み込むCD/DVDドライブ、USBを読み込むUSBポート、携帯電話から赤外線通信によりデータを受信する赤外線通信装置、Bluetoothによりデータを受信するBluetooth装置、情報端末と無線通信を行う無線LANやWi-Fi等で相互接続手段22を構成しても良い。また、相互接続手段22として、情報端末2を直接接続しデータ通信を行うケーブル、あるいはスキャナー装置であってもよい。このように、相互接続手段22として、画像出力装置1と情報端末2の記憶媒体6と接続することが可能な多種多様な構成が考えられる。
画像出力装置1における特徴部分である相関表示作成手段25は、内部に画像検出部251、判定部252、及びコミュニケーション検出部253を有し、記憶部として写真DB254及びコミュニケーション履歴DB255を有している。
画像検出部251は、相互接続手段22を介して、画像データD1を取り込み、画像データD1に規定された複数の写真情報それぞれについて顔画像の有無を検出する顔画像検出処理を実行して、顔画像が存在する写真情報を特定する顔存在情報D1fを生成する。そして、画像検出部251は画像データD1及び顔存在情報D1fを判定部252に出力する。
判定部252は、画像データD1、顔存在情報D1f及び電話帳データD2を受け、画像データD1内の複数の写真情報のうち、顔存在情報D1fが顔画像を検出したことを指示する少なくとも一つの写真情報(顔検出写真情報)それぞれと電話帳データD2内の登録人数分の顔画像情報それぞれとを画像比較し、顔検出写真情報単位に顔画像情報が合致した個人情報を関連づけた相関画像データD12を写真DB254に登録する。電話帳データD2は各々が顔画像情報と関連付けられた登録人数分の個人情報(本人、及びコミュニケーション履歴データD3における利用相手の個人情報)が含まれるコミュニケーション利用者情報である。
これら画像検出部251及び判定部252により、画像データD1及び電話帳データD2を受け、画像データD1で規定された複数の写真情報それぞれと登録人数分の顔画像情報それぞれとを画像比較し、写真情報単位に顔画像情報が合致した個人情報を関連づけて相関画像データD12を得る画像判定部を構成する。
個人情報識別部であるコミュニケーション検出部253は、相互接続手段22を介して情報端末2から、モバイルデータD20(情報端末登録データ)である電話帳データD2及びコミュニケーション履歴データD3を取得する。
コミュニケーション履歴データD3は通話履歴データD31、メール履歴データD32及び通信履歴データD33を含んでいる。
電話履歴情報である通話履歴データD31は、情報端末2に本来備わる電話機能を利用して、情報端末2のユーザーによる他の通信機器との電話機能の利用履歴を、利用相手を特定して示すデータである。電子メール履歴情報であるメール履歴データD32は、情報端末2に本来備わる電子メール機能を利用して、情報端末2のユーザーによる他の通信機器等との電子メール機能の利用履歴を利用相手を特定して示すデータである。通信履歴データD33は、情報端末2に実行可能なアプリケーションソフトによって実現されるアプリケーション通信機能を利用して、情報端末2のユーザーによる他の通信機器等とのアプリケーション通信機能の利用履歴を利用相手を特定して示すデータである。なお、上述した利用相手は電話帳データD2内の登録人数分の個人情報によって特定することができる。
そして、コミュニケーション検出部253は、電話帳データD2及びコミュニケーション履歴データD3に基づき、電話帳データD2内における登録人数分の個人情報を、コミュニケーション履歴データD3に基づき識別される複数種の識別項目に分類した個人情報識別データD23を得るコミュニケーション判定処理(識別項目分類処理)を実行し、個人情報識別データD23をコミュニケーション履歴DB255に登録する。
上述した複数種の識別項目としては、通話履歴データD31による通話頻度(電話機能の利用頻度)、メール履歴データD32による電子メール利用頻度、及びコミュニケーション履歴データD3によるアプリケーション通信頻度に基づくコミュニケーション機能利用頻度がある。すなわち、これら履歴データD31〜D33の総合評価、一部評価、あるいは個別評価に基づき、コミュニケーション機能の利用頻度の度合に基づく複数のランク付けが複数種の識別項目に該当する。
また、複数種の識別項目はユーザー単位に行うことが基本であるが、電話帳データD2内に登録されている家族、友人、同僚等のグループ情報(情報端末2のユーザーの特定の関係性を示す情報)単位で分類しても良い。
このように、相関表示作成手段25は、上述した写真DB254に登録された相関画像データD12と、コミュニケーション履歴DB255に登録された個人情報識別データD23との組合せによるユーザー相関図データD25を得ることができる。
そして、図1では図示しない、画像出力装置1の特徴部分である画像表示手段13(図2参照)は、画像データD1に加えて、上述したユーザー相関図データD25を受ける。そして、画像表示手段13は、ユーザー相関図データD25に基づき、画像データD1によって規定された複数の写真情報の少なくとも一部に、複数種の識別項目のいずれかを関連付けた態様の表示用画像を表示用画面上に表示する。
(画像出力装置1の全体構成)
図2は図1で示した画像出力装置1の内部構成の詳細を示すブロック図である。同図に示すように、画像出力装置1は画像データ受付端末(以後、「受付端末」と称する)3と、プリンタ4(プリンタ41〜4n)とにより構成される。
受付端末3は、情報端末2やデジタルカメラ等で撮影された画像データD1、電話帳データD2、及びコミュニケーション履歴データD3を記憶媒体6から読み込み、画像出力装置1に搭載された画像表示手段13の表示画面上にユーザー相関図データD25に基づく画像表示を行い、ユーザーに画像を選択させる端末である。
受付端末3は、制御部26及び記憶部10より構成され、制御部26は、図1で示した相関表示作成手段25以外に、画像データ読み込み手段7、モバイルデータ読込み手段21、画像表示手段13、音声再生手段14、課金手段20、位置検出手段15、データ選択手段16、通信手段18、印刷データ作成手段11、及びプリントデータ送信手段12を有して構成される。
プリンタ4は、受付端末3に接続され、記憶部10に格納された画像データD1に基づく写真画像出力である写真5(51〜5n)をプリントアウトする。同図に示すように、プリンタ4はn(n≧2)台のプリンタ41〜4nにより構成され、各プリンタ4i(i=1〜nのいずれか)によって写真5iがプリントアウトされる。
画像データ読み込み手段7は、ハードウェア部分として、上述した相互接続手段22を有しており、情報端末2の記憶媒体6に格納された画像データD1を読み込み、記憶部10に格納する。
記憶部10は画像データ読み込み手段7で読み込んだ画像データD1を格納するともに、画面表示や音声ガイダンス情報のデータ群である定義データD9と、プリンタ5よりプリントされる写真5の画質を調整するための画質調整データD17と、モバイルデータ読込み手段21を介して読み込んだモバイルデータD20(電話帳データD2+コミュニケーション履歴データD3)を格納している。
印刷データ作成手段11は、画像表示手段13からの印刷制御信号SC13に基づき、記憶部10に記憶された画像データD1内の複数の写真画像から選択された印刷用画像からなるプリントデータを得る。この際、画質調整データD17に基づき必要に応じて画質調整を行う。
プリントデータ送信手段12は印刷データ作成手段11より得たプリントデータをプリンタ4iに送信することにより、プリンタ4iに画像データD1に基づく写真5iのプリントアウト処理を実行させる。
画像表示手段13は、上述したように、画像データ読み込み手段7により読み込んだ画像データD1を受け、相関表示作成手段25で作成したユーザー相関図データD25に基づく表示用画像を表示用画面上に表示することにより、ユーザーにプリンタ4によるプリントアウトを所望する写真5を選択させる機会を与えている。
画像表示手段13のハートウェア部分として例えばCRTや液晶パネル等の表示装置と一体化されたタッチパネル等が該当する。また、タッチパネルについてはマルチタッチ対応のタッチパネルであっても良い。したがって、ユーザーは画像表示手段13によるユーザー相関図データD25に基づく表示用画像の表示用画面上の表示に対し、タッチパネル機能を利用したタッチ等のユーザーによる直接操作が可能である。
音声再生手段14は、ユーザーがプリントを所望する写真情報の選択や受付端末3の操作を困惑することなく操作するための音声によるガイダンスや、写真5iのプリント中のBGMや情報端末2が操作されていないときに表示用画面上にスクリーンセーバーと共に通行人に端末の機能を告知するキャッチ音声などの音声再生を行う。音声再生手段14はハードウェア部分としてスピーカーを有している。
課金手段20は画像出力装置1のユーザーが受付端末3で注文した分のプリント料金を支払うための手段である。課金手段20のハードウェア部分として、硬貨や紙幣の受け入れと、投入された硬貨や紙幣を保持する機能と、投入された金額に対して販売金額との差額のつり銭返却などを行う部分がある。
位置検出手段15は画像出力装置1が設置された位置情報を検出する手段である。具体的なハードウェア部分として、例えば、GPS(Global Positioning System)やIPアドレスによる位置測定方法やWi-Fi基地局による位置測定などを使用して、画像出力装置1の位置の座標を求め、その結果を出力する構成等が考えられる。ここでいう、座標とは緯度・経度のことを指すが、その他取得した位置情報により画像出力装置1の位置情報が特定できるものであれば、特に限定する必要はない。
データ選択手段16は、位置検出手段15により検出された位置情報に基づいて最適な画面表示や音声ガイダンスを行うための定義データD9を選択して、記憶部10に格納する。なお、データ選択手段16は、例えば、記憶部10に格納されたデータ選択手段16用のプログラムに従ってデータ選択を行う。
複数種の定義データは画像出力装置1外のデータサーバー19に準備されており、データ選択手段16は通信手段18を介してデータサーバー19と通信することにより、データサーバー19上に準備された複数種の定義データのうち、最適な定義データを定義データD9として記憶部10に格納する。
データ選択手段16の制御下で通信手段18は前述した記憶部10に記憶されている定義データD9の取得や更新を行うためにデータサーバー19との通信を行う。通信手段18の具体的なハードウェア構成として、有線、無線の通信機能は問わない。
モバイルデータ読込み手段21はハードウェア機能として前述した相互接続手段22を有し、記憶媒体6より情報端末2の電話帳データD2及びコミュニケーション履歴データD3を読み込む。そして、モバイルデータ読込み手段21は電話帳データD2及びコミュニケーション履歴データD3からなるデータをモバイルデータD20として記憶部10に格納する。なお、モバイルデータ読込み手段21は、電話帳データD2及びコミュニケーション履歴データD3を読み込んで、モバイルデータD20として記憶部10に格納できる手段であれば方法及び構成は限定しない。
コミュニケーション履歴データD3には、情報端末2に本来備わる電話通信を行った時に情報端末2内に残る通話履歴情報である通話履歴データD31や、情報端末2に本来備わる電子メールの送信または受信をした時のメール送受信履歴情報であるメール履歴データD32や、情報端末2にインストールしたアプリケーションを使用して他ユーザーと通信を行った際に残るアプリケーション通信履歴情報である通信履歴データD33からなる。
相関表示作成手段25は、記憶部10に格納された画像データD1とモバイルデータD20(電話帳データD2+コミュニケーション履歴データD3)とを取り込み、図1を用いて説明したように、画像データD1及びモバイルデータD20に基づき、相関画像データD12及び個人情報識別データD23からなるユーザー相関図データD25を作成する。
制御部26による上述した各手段の主要な機能はソフトウェアに基づくCPUによるプログラム処理により実現可能である。以下、この点を詳述する。画像データ読み込み手段7及びモバイルデータ読込み手段21と記憶媒体6との接続自体は、相互接続手段22であるハードウェア部分により実現する。一方、画像データ読み込み手段7による画像データ読み込み処理とモバイルデータ読込み手段21によるモバイルデータ読み込み処理についてはソフトウェアに基づくCPUによるプログラム処理で実現する。
課金手段20について、上述したように、硬貨や紙幣の投入口や投入された硬貨や紙幣の蓄積はコインメックやビルバリなどのハードウェアにより実現する。投入された硬貨や紙幣の計上や払い出しについてはソフトウェアに基づくCPUによるプログラム処理で実現する。
その他、相関表示作成手段25等の各手段の処理手順は主としてソフトウェアに基づくCPUよるプログラム処理で実現する。このように、制御部26は上述したようにソフトウェアに基づくプログラム処理により、画像出力装置1の全体を制御しており、パソコンのCPUなどに相当するものである。
プリンタ4は、例えば、高解像度のカラープリンタであり、昇華型プリンタ、またはインクジェットプリンタなどであり、印刷の方式は限定しない。また、プリンタ4にてプリントされる写真5については、L判サイズの写真に限定することはなく、はがきサイズや2L判などの大きなサイズや、シールプリントとなっても良い。
記憶媒体6とは、デジタルカメラ等で使用されているSDカードやメモリースティックなどのカードメディアと、CDやDVDやUSBメモリなどのことをいう。また、記憶媒体6は、上述したカードメディアに加えて情報端末に内蔵されており、カメラ画像データなどを記憶しているメモリを含む意味で用いている。
定義データD9は、位置検出手段15にて取得する位置情報に基づき定する画面表示や音声ガイダンスに加え、プリントされる写真の色味や質感を調整する画質調整ファイルと、画像出力装置1の写真の販売金額を設定している料金設定データとを対応させたデータを含む。すなわち、定義データD9は、位置検出手段15によって得られた位置情報、例えば、緯度・経度とその地域で使用される画面表示や音声ガイダンスと、プリントされる写真の色味や質感と、画像出力装置1の写真の販売金額を関連付けたデータを意味する。
記憶部10はハードディスクなどの大容量記憶装置のことをいう。この記憶部10には、各構成部分を制御するプログラムを含んでいる。例えば、記憶部10は、記憶媒体6から画像データD1を読込んで記憶部10に一時保存するプログラム(画像データ読み込み手段7を実現するためのプログラム)、表示用画面に表示する表示用画像を制御するプログラム(画像表示手段13を実現するプログラム)、及び表示用画面上に表示された画像の編集や加工を行うプログラム(印刷データ作成手段11を実現するためのプログラム)を格納している。さらに、記憶部10は、ユーザーのプリント注文情報を保持するプログラム(課金手段20を実現するためのプログラム)、プリンタ4にプリントする画像を送信するプログラム(プリントデータ送信手段12を実現するためのプログラム)、データサーバー19とデータをやり取りするプログラム(通信手段18を用いたデータ選択手段16を実現するためのプログラム)、及びユーザー相関図を作成するためのプログラム(相関表示作成手段25を実現するためのプログラム)等を格納している。
ユーザーは選択した写真画像に対して画像表示手段13の表示用画面上のタッチパネル機能を利用して、らくがき、スタンプ、フレーム付加のような画像加工や画像の拡大または縮小、回転、トリミングなどの画像編集操作が可能である。これらの画像編集操作において、定義データD9に記憶されているスタンプやフレームなどの素材データを、印刷データ作成手段11が作成するプリントデータに反映させることができる。
(相関表示作成手段25の動作)
図3は画像出力装置1によるユーザー相関図データD25の作成手順を主として示すフローチャートである。以下、図3を参照して、ユーザー相関図データD25の作成処理手順及び画像表示手段13による表示動作について説明する。
まず、ステップS1において、画像出力装置1に情報端末2を接続する。情報端末2は、前述したように、ユーザーがプリントを所望するカメラ画像である複数の写真情報を有する画像データD1を記憶媒体6内に保存している、スマートフォンや携帯電話機等である。
情報端末2の画像出力装置1への接続方法は、相互接続手段22で説明したように、ケーブルを使用した有線接続、Wi-Fiなど無線を使用した無線接続、メモリーカードなどを使用した記憶媒体接続など接続形式は問わない。すなわち、画像データ読み込み手段7による画像データD1の読み込み、モバイルデータ読込み手段21による電話帳データD2及びコミュニケーション履歴データD3の読み込みができるように、画像出力装置1に情報端末2を接続できれば良い。
次に、ステップS2において、画像データ読み込み手段7は、画像出力装置1に接続された情報端末2等の記憶媒体6に保存されている画像データD1を読み取り、画像出力装置1の記憶部10に格納する画像データD1の読み込み処理を実行する。
その後、ステップS3において、モバイルデータ読込み手段21は、画像出力装置1に接続された情報端末2の記憶媒体6に保存されている電話帳データD2及びコミュニケーション履歴データD3を読み取り、画像出力装置1の記憶部10にモバイルデータD20として格納するモバイルデータの読み込み処理を実行する。なお、モバイルデータD20とは電話帳データD2及びコミュニケーション履歴データD3のことである。
図4は電話帳データD2の具体的内容を示す説明図である。同図に示すように、電話帳データD2は、登録人数の個人情報を規定した登録データRD1、RD11〜RD13により構成される。登録データRD1には本人の顔画像情報である顔画像データFD1と、本人の名前、電話番号、及びメールアドレス等の個人情報を規定した個人データJD1から構成される。
登録データRD11〜RD13は、情報端末2のユーザーの利用相手の顔画像情報である顔画像データFD11〜FD13と、利用相手の名前、電話番号、及びメールアドレス、及び利用相手との関係性を示すグループ情報等の個人情報を規定した個人データJD11〜JD13から構成される。
なお、図4には示していないが、個人データJD1,JD11〜JD13として、本人(利用相手)の生年月日、住所、各ユーザーに対するコメントなどを含ませてもよく、図4で示した個人データの内容に限定するものではない。
また、コミュニケーション履歴データD3は、情報端末2のユーザーと他の通信機器等のユーザーと間で行った、コミュニケーション機能の利用履歴を利用相手を特定して示すコミュニケーション履歴情報を意味する。
コミュニケーション履歴データD3として、情報端末2に本来備わった電話機能を利用した電話機能の利用履歴を利用相手を特定して示す通話履歴データD31、情報端末2に本来備わった電子メール機能を利用した電子メール機能の利用履歴を利用相手を特定して示すメール履歴データD32が含まれる。さらに、コミュニケーション履歴データD3として、情報端末2にインストールして他のユーザーとアプリケーション通信を行うアプリケーション通信機能を利用履歴を特定して示すアプリケーション通信履歴データD33が含まれる。
その後、ステップS4では、相関表示作成手段25の画像検出部251が記憶部10に保持された画像データD1に、人物の顔が含まれているかどうかを検出する顔画像検出処理を実行する。すなわち、画像検出部251により、画像データD1における各写真画像中に顔画像が含まれているか否かの画像解析を行い、画像解析結果として複数の写真情報それぞれにおける顔画像の有無を示す顔存在情報D1fを得る顔画像検出処理を実行する。画像検出部251は画像データD1と共に顔存在情報D1fを次段の判定部252に出力する。
これらの画像検出部251による顔画像検出処理は記憶部10に保持された画像データD1を構成する複数の写真画像全てに対して行われる。なお、画像検出部251が実行する顔画像検出処理については、例えば、記憶部10に保存されている顔検出プログラムおよび画像解析プログラム、顔画像比較プログラム等を制御部26が実行することにより実現される。
次に、ステップS5において、顔画像検出処理による顔画像の検出の有無を確認する。すなわち、ステップS4の顔画像検出処理により、顔存在情報D1fが少なくとも一つの写真情報における顔画像の存在を指示する場合(YES)は、次のステップS6に進み、顔存在情報D1fが全ての写真情報における顔画像の存在を指示しなかった場合(NO)は、ステップS9に移行する。ここで、複数の写真情報のうち顔存在情報D1fが顔画像の存在を指示する写真情報を、「(少なくとも一つの)顔検出写真情報」と呼ぶ。なお、ステップS5でNOの場合は、ステップS9〜S11の実行による個人情報識別データD23のコミュニケーション履歴DB255への登録処理のみが行われることになる。
ステップS5でYESの場合に実行されるステップS6において、相関表示作成手段25の判定部252は、電話帳データD2に登録されている顔画像(顔画像データFD)との比較処理を実行する。すなわち、判定部252は、一の顔検出写真情報と、電話帳データD2に保存されている登録人数分のユーザー(本人もしくは利用相手)の顔画像情報(以下、「ユーザー顔画像」と略記)とを比較して、顔検出写真情報について、ユーザー顔画像に合致するか否かを判定する。
そして、判定部252は、顔検出写真情報に合致するユーザー顔画像が存在する場合、合致したユーザー顔画像の利用相手(複数を含む)を特定する情報と顔検出写真情報を特定する情報とを関連づけた相関関連情報を生成する。
その後、ステップS7において、検出した顔画像数分、すなわち、顔検出写真情報の全てに対してステップS6の比較処理が終了したかの確認処理を行い、終了した場合(YES)はステップS8に移行し、終了していない場合(NO)はステップS6に戻る。以降、ステップS7でYESと判定されるまでステップS6及びS7の処理が繰り返される。
ステップS7でYESの場合に実行されるステップS8において、少なくとも一つの顔検出写真情報のうち、合致するユーザー顔画像が存在した場合にステップS6にて生成された上記相関関連情報の集合体である相関画像データD12を得ることができ、判定部252はこの相関画像データD12を写真DB254に登録する。
図5は判定部252による顔画像検出処理結果と相関画像データD12との関係を模式的に示す説明図である。
同図(a) に示すように、画像データD1で規定される複数の画像情報のうち、画像検出部251により検出された少なくとも一つの顔検出写真情報である写真データ(写真情報)PD1〜PD4に対し、電話帳データD2の登録データRD11〜RD13で規定されたユーザーA〜Cの顔画像データFD11〜FD13(顔画像情報)との顔画像検出処理結果を示している。同図(a) において、○印が、写真データPD1〜PD4内に対応するユーザーのユーザー顔画像が存在した場合、×印が写真データPD1〜PD4内に対応するユーザーのユーザー顔画像が存在しなかった場合を示している。
例えば、判定部252によって、写真データPD1(識別番号1)では、ユーザーA〜ユーザーCのうち、ユーザーAとユーザーBとが写っていると判定されため、ユーザーAは○、ユーザーBは○、ユーザーCは×となる。同様にして、写真データPD2(識別番号2)では、ユーザーAは×、ユーザーBは○、ユーザーCは×となる。
図5の(a) で示す判定部252による判定結果(写真データPD単位の相関関連情報の集合体)が得られると、判定部252は上記判定結果に基づく相関画像データD12を生成することになる。すなわち、図5(b) に示すように、ユーザーA関連写真情報24Aとして、ユーザーAに画像データD1の写真画像の識別番号(採番)である1,3,…(PD1〜PD4に1〜4が対応)を対応させ、ユーザーB関連写真情報24BとしてユーザーBに画像データD1の写真画像の識別番号である1,2,3,4,…を対応させ、ユーザーC関連写真情報24CとしてユーザーCに画像データD1の写真画像の識別番号である3,…を対応させて、相関画像データD12を生成している。
なお、写真データPD2に関しては電話帳データD2より検出されなかったユーザーの顔画像(右側の顔画像)が含まれているが、このような顔画像については、相関画像データD12の作成対象とはしない。
以上のように、ステップS8において、判定部252は、電話帳データD2より登録された登録データRD内の顔画像データFDに基づいて、各ユーザーが画像データD1における顔検出写真情報それぞれで規定される写真に写っているか否かを関連付けた相関画像データD12を写真DB254に登録する。なお、写真DB254は記憶部10内に設けも、相関表示作成手段25専用に画像出力装置1内に別途設けても良い。
続いて、ステップS9において、コミュニケーション検出部253は、電話帳データD2のグループ情報に基づき、グループ設定を行う。グループ情報とは図4に示すように、情報端末2のユーザーが電話帳データD2に登録された各ユーザーの個人データJD11〜JD13に対して、友人、家族・親戚、同僚などのユーザーとの関連性をもたせたグルーピング情報を意味し、電話帳データD2にグループ情報が存在する場合は、グループ情報に基づきグループ単位に設定を行うことができる。例えば、利用者を友人、家族・親戚、同僚別にグループ設定することができる。このグループ設定は一例であり、情報端末2のユーザーによって任意のグループ設定が可能である。
コミュニケーション検出部253は、まず記憶部10に保持されている電話帳データD2に登録されている各ユーザーのグループ情報を検出して、存在する場合はグループ情報によるグループ設定を行う。
次に、ステップS10において、相関表示作成手段25のコミュニケーション検出部253は、記憶部10に保持されている電話帳データD2とコミュニケーション履歴データD3とに基づき、情報端末2のユーザーがどのユーザー(利用相手)と親密に連絡を取っているかを判定するコミュニケーション判定処理(識別項目分類処理)を実行する。
すなわち、コミュニケーション検出部253は、上記コミュニケーション判定処理の判定結果に基づき、コミュニケーション機能の利用頻度に対応させる形式で、画像データD1内の登録人数分の個人情報を複数種の識別項目(例えば、コミュニケーション機能の利用頻度に基づき順位づけた識別項目)に分類した個人情報識別データD23を得るコミュニケーション判定処理を実行する。
そして、ステップS11において、相関表示作成手段25は、ステップS10のコミュニケーション判定処理で得た個人情報識別データD23をコミュニケーション履歴DB255に登録する。
図6はコミュニケーション検出部253によるコミュニケーション判定処理内容を模式的に示す説明図である。
同図(a) に示すように、コミュニケーション判定結果D255には、電話帳データD2に登録されている各ユーザー(A,B,C)と、ステップS9で検出された各ユーザーのグループ設定と、各ユーザー(A、B、C)とのコミュニケーション機能利用回数(電話,(電子)メール、アプリ(ケーション通信)による通信回数)が示されている。
コミュニケーション履歴データD3には、電話帳データD2に登録されている各ユーザーの電話番号を使用した電話発着信、メールアドレスを使用した電子メール送受信、情報端末にインストールされている通信アプリケーションを使用したアプリケーション通信履歴を有している。情報端末2にインストールされているアプリケーションを使用したアプリケーション通信の場合でも電話番号やメールアドレスを使用して宛先を確定し、通信を行うため、当該ユーザーがどのユーザーと通信を行ったかを判別することができる。
以下、図6(a) のコミュニケーション判定結果D255におけるユーザーAを例に説明する。コミュニケーション履歴データD3から、図4に示すユーザーAの個人データJD11に登録されている電話番号とメールアドレスが何度使用されているかを検出することができる。なお、電話通話のカウントに関して、ユーザーAに発信したにも関わらずユーザーAが応答しない場合やユーザーAから当該ユーザーに対して着信があった場合、当該ユーザーが電話にでることができず不在着信となった場合はカウント除外とする。これにより、情報端末2のユーザーから利用相手であるユーザーAへ電話の発信が5回、ユーザーAから当該ユーザーに対して着信が4回、情報端末2のユーザーからユーザーAへメールの発信が3回、ユーザーAから情報端末2のユーザーに対してのメールの受信が3回、情報端末2のユーザーからユーザーAへのアプリケーション通信を使用した発信が1回、ユーザーAから情報端末2のユーザーに対して着信が1回となり、情報端末2のユーザーとユーザーAのコミュニケーション数は合計17回となる。
さらに、ユーザーB、ユーザーCについてもグループ設定が行われ、コミュニケーション判定処理により、コミュニケーション履歴データD3に基づくユーザーBとのコミュニケーション数は31回、ユーザーCとのコミュニケーション数は20回と判定される。
その結果、得られたコミュニケーション数(判定結果)により、情報端末2のユーザーがどのユーザーとコミュニケーションをとっているかを順位付けすると、ユーザーBがコミュニケーション機能の利用頻度ランク(RANK)1位、ユーザーCが同ランク2位、ユーザーAが同ランク3位となるコミュニケーション判定結果D255を得ることができる。
以上のように、電話帳データD2とコミュニケーション履歴データD3とより、情報端末2のユーザーがどのユーザーとコミュニケーション機能の利用頻度により分類(順位づけ)したコミュニケーション判定結果D255を得ることができる。
その結果、図6(b) に示すように、コミュニケーション検出部253は、コミュニケーション判定結果D255に沿って電話帳データD2の登録人数分の個人情報を複数の識別項目(コミュニケーション頻度のランキング等)に分類した個人情報識別データD23を得ることができる。
例えば、図6(b) で示す個人情報識別データD23では、ユーザーAのグループ設定は「友人」であり、コミュニケーション機能の利用頻度はランク3に分類される。また、ユーザーBのグループ設定は「家族・親戚」であり、コミュニケーション機能の利用頻度はランクに分類され、ユーザーCのグループ設定は「同僚」であり、コミュニケーション機能の利用頻度はランク2に分類される。したがって、各グループがユーザーA,B,Cに代表される場合、グループ単位のコミュニケーション機能の利用頻度は、家族・親戚がランク1、同僚がランク2、友人がランク3に分類される。

このようにして得られた個人情報識別データD23がコミュニケーション履歴DB255に格納される。なお、コミュニケーション履歴DB255は記憶部10内に格納しても良いし、相関表示作成手段25専用に設けも良い。
その後、ステップS12において、画像表示手段13は、ステップS8で写真DB254に格納された相関画像データD12と、ステップS11でコミュニケーション履歴DB255に格納された個人情報識別データD23との組合せであるユーザー相関図データD25に基づき、画像データD1で規定された複数の(顔検出)写真情報の少なくとも一部に、複数種の識別項目(ランクA〜C)のいずれかを必要に応じて設定グループを関連付けた形式の表示用画像を表示画面上に表示する。
さらに、画像表示手段13は、ユーザーが表示用画面のタッチパネル機能等を利用した選択操作内容に沿って、画像データD1内の複数の写真情報のうち印刷対象の写真情報を指示する印刷制御信号SC13を印刷データ作成手段11に出力する。
(画像表示手段13による表示例等)
図7及び図8はユーザー相関図データD25に基づく画像表示手段13による表示用画面上における表示用画像の表示例を示す説明図である。図7は表示用画面を画像選択画面27としたユーザー別の表示例、図8は表示用画面を画像選択画面32としたグループ別の表示例を示している。
図7に示す画像選択画面27の左上方の表示方法ボタン31のユーザー表示ボタン31bに対しタッチ等による選択操作を施すことによりユーザー別表示となり、グループ表示ボタン31aに対し選択操作を施すことによりグループ別表示となる。
図7及び図8では、画像出力装置1にてユーザーが所望のプリント画像を選択する表示画面であるユーザー別及びグループ別の画像選択画面27及び32を示している。画像選択画面27(32)の画面左側では情報端末2のユーザーと他のユーザーの関連性を示している。
画像選択画面27上において、個人情報識別データD23に基づき、コミュニケーション機能の利用頻度が最も高い識別項目に分類されたユーザーがユーザーBであることを線の太さと丸数字の順位で示されており、以下ユーザーCとユーザーAの順となることが示されている。
図7(図8)の例では順位(ランク)が1位から3位までとなっているが、もちろんこの限りではなく表示するユーザー数(グループ数)は、相関画像データD12と個人情報識別データD23との関係等により適宜変化させてよい。また、図7では、ユーザーB、ユーザーC及びユーザーAに対応して第1優先選択ボタン281、第2優先選択ボタン282及び第3優先選択ボタン283が割り当てられており、図8では、家族・親戚、同僚、及び友人に対応して第1優先選択ボタン331、第2優先選択ボタン332及び第3優先選択ボタン333が割り当てられている。
図7に示すように、画像選択画面27の右側では、画像出力装置1を操作するユーザーにより第1優先選択ボタン281(破線にて表示)によってユーザーBが選択された際の写真データPD11〜PD14が表示されている。ユーザー選択ボタン281による選択操作にユーザーBが選択されたことにより、写真DB254における相関画像データD12に基づき、画像データD1のうちユーザーBが写っている顔検出写真情報である写真データPD11〜PD14が優先的に表示される態様の表示用画像を、画像表示手段13は表示用画面上に表示する。この際、写真データPD11〜PD14においてユーザーBを特定する選択ボックスSB1〜SB4が併せて表示される。選択ボックスSB1〜SB4は、例えば、相関画像データD12が顔画像の位置情報をさらに指示することにより、画像表示手段13により実現することができる。
このように、ランク1に分類されたユーザーB用の写真情報として画像データD1で規定された複数の(顔検出)写真情報の少なくとも一部である写真データPD11〜PD14(写真情報)が関連付けられた形式の表示用画像が画像選択画面27上に表示される。
また、画像選択画面27では期間設定ボタン29にて、コミュニケーション履歴DB255内の個人情報識別データD23の生成条件としての期間設定が行える。これにより、特定の指定期間における情報端末2のユーザーと他ユーザーとのコミュニケーション機能の関連性を示すユーザー相関図データD25に基づく表示用画像を画像選択画面27上に表示することができる。
上記のように、画像表示手段13に対するユーザーによる操作によりユーザー相関図データD25の変更を要する場合、画像表示手段13は適宜、相関表示作成手段25に対し、操作情報(新たなユーザー相関図データD25の作成指示とそれに必要な情報)の転送を相関表示作成手段25に対して行う。
そして、画像表示手段13から上記操作情報を受けたコミュニケーション検出部253は、画像表示手段13で設定された指定期間をコミュニケーション判定処理における判定対象期間として、上述したコミュニケーション判定処理を実行する期間指定分類機能を備えている。
すなわち、相関表示作成手段25のコミュニケーション検出部253は、期間設定ボタン29による設定内容に基づく指定期間を個人情報識別データD23の生成条件としてステップS10のコミュニケーション判定処理を改めて行う。
期間設定の使用方法として、例えば、情報端末2のユーザーがある時期に旅行に行ったとする。この場合、情報端末2のユーザーは旅行に行く前には旅行の同行者とは連絡を密に取ることが想定できる。よって、その旅行期間の少し前を指定期間として期間設定すると、一緒に旅行行った同行者は、ユーザー相関図データD25における情報端末2のユーザーとのコミュニケーション機能の利用頻度が上位に順位付け(分類)されるため、画像表示手段13は、ユーザー相関図データD25に基づき簡易に旅行同行者との写真情報を表示用画像として優先的に画像選択画面27上に表示することができる。
画像選択画面27の右側下部には画像ソートボタン30があり、表示する画像データを撮影日の新しい順や古い順、画像データのファイル名の昇順や降順にさらにソートすることができる。新規順ソートボタン30aにより新しい順、新規逆順ソートボタン30bにより古い順、名称昇順ソートボタン30cによりファイル名昇順、画像ソートボタン30によりファイル名降順のソート内容指定が行える。これらのソート処理においても、記憶部10に格納されたソート用プログラムを制御部26が相関表示作成手段25として実行することにより、容易に実現することができる。
次に、図8を参照して、表示方法ボタン31のグループ表示ボタン31aを選択操作することにより、図7で示す画像選択画面27によるユーザー別表示から、図8で示す画像選択画面32によるグループ別表示に切り換えられた場合について説明する。
画像選択画面32の左側では情報端末2のユーザーと電話帳データD2におけるグループ設定の相関図を示している。画像選択画面32でのグループ設定との相関図については、グループ内に属する各ユーザー人数およびコミュニケーション機能の利用頻度によって決定する。
画像選択画面32では、説明の都合上、コミュニケーション機能の利用頻度による識別項目として、ユーザーBのみが属する家族・親戚グループがランク1位、ユーザーCのみが属する同僚グループがランク2位、ユーザーAのみが属する友人グループがランク3位となっている場合を示している。
図8では第3優先選択ボタン333によりグループ「友人」が選択されていることにより、図4に示す電話帳データD2においてグループ設定が友人となっているユーザーAが撮影された写真データPD21〜PD24(写真情報)が優先的に画像選択画面32上に表示される。画像選択画面32でも画像選択画面27と同様に表示したユーザーAの画像について、画像ソートボタン30による画像のソートが行える。
なお、画像表示手段13の操作(選択ボタン281〜283,331〜333の操作、期間設定ボタン29による期間指定操作、画像ソートボタン30のソート処理操作)が行われると、ユーザー相関図データD25の内容変更が必要な場合がある。この場合、前述したように、画像表示手段13の操作情報が相関表示作成手段25に伝達され、相関表示作成手段25により画像表示手段13からの操作情報に合致したユーザー相関図データD25の生成処理が行われる。
(効果等)
以上説明したように、本発明の実施の形態の画像出力装置1によれば、画像出力装置1において、情報端末2に保存された画像データD1を表示する際に、情報端末2にて通信を行ったユーザーとのコミュニケーション履歴データD3の内容を反映させたユーザー相関図データD25に基づく表示用画像を表示するため、情報端末2のユーザーと親密に連絡を取り合うユーザーとの画像データを優先的に表示することができ、当該ユーザーの画像検索に要する手順を簡易にすることができる。
近年、ユーザー同士のコミュニケーション装置として大きな役割を占めている情報端末2のコミュニケーション履歴データD3を使用するため、ユーザー同士の関係性がリアルタイムに反映されるユーザー相関図データD25を作成することができる。
上記のように、本実施の形態の画像出力装置1における画像表示手段13は、画像データD1が規定する複数の写真情報の少なくとも一部に、相関表示作成手段25より得られたユーザー相関図データD25に基づき、複数種の識別項目(コミュニケーションの利用頻度順位等)のいずれかを関連付けた態様の表示用画像を表示用画面上に表示する。このため、情報端末2のユーザーは、画像表示手段13の表示用画面上に表示される表示用画像から、写真情報と情報端末2のユーザーとの関連性を容易に理解することができる。この際、情報端末2のユーザーは従来のようにサーバーへのユーザー登録、アップロード等の操作を行う必要がないため、ユーザーに負担がかかることもない。
また、画像出力装置1内において、印刷データ作成手段11,プリントデータ送信手段12及びプリンタ4からなる写真印刷部は、画像表示手段13からの印刷制御信号SC13に基づくことより、複数種の識別項目のいずれかと関連性が高い写真を選択的に印刷することができる。
相関表示作成手段25の個人情報識別部であるコミュニケーション検出部253は、コミュニケーション履歴データD3に基づき、情報端末2のユーザーのコミュニケーション機能の利用頻度に対応させる形式で複数種の識別項目を分類する、コミュニケーション判定処理(識別項目分類処理)を実行している。このため、コミュニケーション機能の利用頻度の高い利用相手に関連性を持たせて、画像表示手段13によって表示用画像を表示用画面上に表示するができ、その結果、情報端末2のユーザーに親しい人の写真情報の選択を容易にすることができる。
なお、本実施の形態では、通話履歴データD31、メール履歴データD32及びアプリケーション通信履歴データD33による総合的なコミュニケーション機能の利用頻度によりランクづけをしたが、通話履歴データD31,メール履歴データD32及びアプリケーション通信履歴データD33それぞれ個別、あるいは2つの組合せの履歴データの利用頻度によってランクづけをしても良い。
例えば、コミュニケーション検出部253により、通話履歴データD31のみに基づき、情報端末2のユーザーの電話機能の利用頻度に対応させる形式で複数種の識別項目を分類してコミュニケーション判定処理を実行させることが考えられる。この場合、電話機能の利用頻度の高い利用相手に関連性を持たせて、画像表示手段13により表示用画像を表示用画面上に表示することができ、その結果、情報端末2のユーザーとの電話通信頻度に基づき判定された親しい人の写真情報の選択を容易にすることができる。
また、コミュニケーション検出部253により、メール履歴データD32にのみに基づき、情報端末2のユーザーとの電子メール機能の利用頻度に対応させる形式で複数種の識別項目を分類してコミュニケーション判定処理を実行させることが考えられる。この場合、電子メール機能の利用頻度の高い利用相手に関連性を持たせて、表示用画像を表示用画面上に表示することができ、その結果、情報端末2のユーザーの電子メール通信頻度に基づき判定されたに親しい人の写真情報の選択を容易にすることができる。
コミュニケーション検出部253は、画像表示手段13の期間設定ボタン29で指定された指定期間を生成条件としてコミュニケーション判定処理を実行する期間指定分類機能を有することにより、指定期間に限定して、情報端末2のユーザーのコミュニケーション機能の利用頻度に基づき判定された親しい人の写真情報の選択を容易にすることができる。
コミュニケーション検出部253は、電話帳データD2がグループ情報を含んでいる場合、グループ情報単位にコミュニケーション判定処理を実行することができるため、情報端末2のユーザーに対し特定の関係性を有するグループに関連づけて、表示用画像を表示用画面上に表示することができ、その結果、情報端末のユーザーに対し特定の関係性を有する利用相手の写真情報の選択を容易にすることができる。
(画像処理方法)
図3で示した相関表示作成手段25及び画像表示手段13による処理手順を、以下のステップ(a) 〜(d) からなる画像処理方法として本発明を展開することができる。
(a) 複数の写真情報を含む画像データD1と、各々が顔画像情報と関連付けられた登録人数分の個人情報であり、情報端末2に登録されたモバイルデータD20(画像データD1及び電話帳データD2)とを入力するステップと、
(b) 画像データD1で規定される複数の写真情報それぞれと、電話帳データD2における登録人数分の顔画像情報それぞれとを画像比較し、写真情報単位に顔画像情報が合致した個人情報を関連づけて相関画像データD12を得るステップと、
(c) モバイルデータD20に基づき、登録人数分の個人情報を複数種の識別項目(コミュニケーション機能の利用頻度等)に分類した個人情報識別データD23を得るステップとを備え、相関画像データD12と個人情報識別データD23との組合せがユーザー相関図データD25として規定され、
(d) ユーザー相関図データD25(相関画像データD12+個人情報識別データD23)に基づき、画像データD1における複数の写真情報の少なくとも一部に、ステップ(c) で分類した複数種の識別項目のいずれかを関連付けた態様の表示用画像を表示用画面上に表示するステップをさらに備えた画像処理方法。
上記画像処理方法におけるステップ(d) は、画像データD1が規定する複数の写真情報の少なくとも一部に、ステップ(b) 及びステップ(c) で得られたユーザー相関図データD25に基づき、複数種の識別項目のいずれかを関連付けた態様の表示用画像を表示用画面上に表示する。このため、情報端末2のユーザーは、ステップ(d) において表示用画面上に表示される表示用画像から、写真情報と情報端末2のユーザーとの関連性を容易に理解することができる効果を奏する。
なお、上述した(a) 〜(d) の処理は、例えば、制御部26によるソフトウェアに基づくプログラム処理により実現可能である。
(その他)
また、本実施の形態では電話帳データD2とコミュニケーション履歴データD3をモバイルデータD20として、画像出力装置1に取り込み、画像出力装置1の相関表示作成手段25にて個人情報識別データD23を作成する構成を示した。
しかし、この方法に限らず情報端末2内にユーザー相関図作成のためのアプリケーションをインストールし、かつ、情報端末2内で写真DBとコミュニケーションDBをもたせ、画像データD1と共にユーザー相関図データD25を画像出力装置1に読み込ませる構成にすることも可能である。
例えば、画像出力装置1内における相関表示作成手段25及び記憶部10を情報端末2に取り込んだ態様も考えられる。すなわち、情報端末2内にて相関表示作成手段25用のアプリケーションプログラムを実行させ、ユーザー相関図データD25を作成するようにしてもよい。
上記例では、図3のステップS2〜S11の処理を情報端末2が実行することにより、ステップS12の処理のみ画像出力装置1の画像表示手段13が実行することになる。そして、画像出力装置1内の画像表示手段13が情報端末2から画像データD1及びユーザー相関図データD25を受けることになる。
なお、情報端末2が表示用画面を有している場合、記憶部10、相関表示作成手段25に加え、画像表示手段13の機能を内蔵する構成も考えられる。
上記例では、図3のステップS2〜S12の処理を情報端末2が実行することによる。そして、画像出力装置1内の印刷データ作成手段11が情報端末2から画像データD1及び印刷制御信号SC13を受けることになる。
また、メモリーカードなどのカードメディア記憶媒体を用いて、画像データをプリントする際にも使用するメモリーカード内に写真DBとコミュニケーションDBを作成しておき、メモリーカードに保存されている画像データと同時に画像出力装置に取り込ませることにより、画像出力装置1によりユーザー相関図データD25に基づく画像表示が可能となる。この場合、カードメディア自体が相関表示作成手段25及び記憶部10を内蔵した情報端末2と等価な構成として扱われる。
また、情報端末2内に保存された画像データD1で規定された複数の写真情報に基づき、スナップ写真、あるいは、集合写真などから顔情報と個々人間の親密度の情報を取得して、コミュニケーション履歴DB255の登録情報に加えて、ユーザー相関図データD25を作成するようにしてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 画像出力装置、2 情報端末、3 受付端末、4,41〜4n プリンタ、6 記憶媒体、10 記憶部、11 印刷データ作成手段、12 プリントデータ送信手段、13 画像表示手段、25 相関表示作成手段、26 制御部、251 画像検出部、252 判定部、253 コミュニケーション検出部、254 写真DB、255 コミュニケーション履歴DB。

Claims (6)

  1. 複数の写真情報を含む画像データと、各々が顔画像情報と関連付けられた登録人数分の個人情報である情報端末登録データとに基づき、画像処理を行う画像処理装置であって、
    前記画像データ及び前記情報端末登録データを保持する情報端末は他の通信機器との複数のコミュニケーション機能を有し、
    前記登録人数分の個人情報は、
    前記顔画像情報と関連づけられ、少なくとも前記複数のコミュニケーション機能の利用相手を指示するコミュニケーション利用者情報と、
    前記複数のコミュニケーション機能の利用履歴を利用相手を特定して示すコミュニケーション履歴情報とをさらに含み、
    前記画像処理装置は、前記情報端末と独立して設けられ、
    前記画像データ及び前記情報端末登録データを受け、前記複数の写真情報それぞれと前記登録人数分の前記顔画像情報それぞれとを画像比較し、前記写真情報単位に前記顔画像情報と関連付けられた登録人物が含まれているか否かを示す相関画像データを得る画像判定部と、
    前記コミュニケーション履歴情報を含む前記情報端末登録データに基づき、前記登録人数分の登録人物に関連づけて、前記情報端末のユーザーの前記複数のコミュニケーション機能に含まれる選択コミュニケーション機能の利用頻度に対応させる形式で複数種の識別項目に分類した個人情報識別データを得る識別項目分類処理を実行する個人情報識別部と、
    前記相関画像データ及び前記個人情報識別データに基づき、前記情報端末のユーザーの前記選択コミュニケーション機能における利用頻度の高い登録人物が優先されるように、前記画像データにおける前記複数の写真情報の少なくとも一部に、前記複数種の識別項目のいずれかを関連付けた態様の表示用画像を表示用画面上に表示する画像表示手段とを備える、
    画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記画像表示手段は、前記複数の写真情報のうち印刷対象の写真情報を指示する印刷制御信号をさらに出力し、
    前記画像処理装置は、
    前記印刷制御信号に基づき、前記画像データにおける前記複数の写真情報を選択的に印刷する写真印刷部をさらに備える、
    画像処理装置。
  3. 請求項記載の画像処理装置であって、
    前記複数のコミュニケーション機能は他の通信機器との電話機能及び他の通信機器との電子メール機能を含み、
    前記選択コミュニケーション機能は、前記電話機能、前記電子メール機能及び前記電話機能と前記電子メール機能との組合せのうちのいずれかを含む、
    画像処理装置。
  4. 請求項から請求項のうち、いずれか1項に記載の画像処理装置であって、
    前記個人情報識別部は、指定期間における前記情報端末のユーザーの前記選択コミュニケーション機能の利用頻度に対応させる形式で前記識別項目分類処理を実行する期間指定分類機能を備える、
    画像処理装置。
  5. 請求項1から請求項のうち、いずれか1項に記載の画像処理装置であって、
    前記登録人数分の個人情報は、
    前記情報端末のユーザーとの関係性をグループ単位に示すグループ情報をさらに含み、
    前記個人情報識別部は、前記グループ情報単位に、前記識別項目分類処理を実行する、
    画像処理装置。
  6. コンピュータによるソフトウェア処理で実行される画像処理方法であって
    (a) 複数の写真情報を含む画像データと、各々が顔画像情報と関連付けられた登録人数分の個人情報である情報端末登録データを受けるステップを備え、
    前記画像データ及び前記情報端末登録データを保持する情報端末は他の通信機器との複数のコミュニケーション機能を有し、
    前記登録人数分の個人情報は、
    前記顔画像情報と関連づけられ、少なくとも前記複数のコミュニケーション機能の利用相手を指示するコミュニケーション利用者情報と、
    前記複数のコミュニケーション機能の利用履歴を利用相手を特定して示すコミュニケーション履歴情報とをさらに含み、
    前記画像処理方法は、前記情報端末と独立して実行され、
    (b) 前記画像データで規定される複数の写真情報それぞれと、前記情報端末登録データにおける前記登録人数分の前記顔画像情報それぞれとを画像比較し、前記写真情報単位に顔画像情報と関連付けられた登録人物が含まれているか否かを示す相関画像データを得るステップと、
    (c) 前記コミュニケーション履歴情報を含む前記情報端末登録データに基づき、前記登録人数分の登録人物に関連づけて、前記情報端末のユーザーの前記複数のコミュニケーション機能に含まれる選択コミュニケーション機能の利用頻度に対応させる形式で複数種の識別項目に分類した個人情報識別データを得るステップと、
    (d) 前記相関画像データ及び前記情報端末登録データに基づき、前記情報端末のユーザーの前記選択コミュニケーション機能における利用頻度の高い登録人物が優先されるように、前記画像データにおける前記複数の写真情報の少なくとも一部に、前記ステップ(c) で分類した複数種の識別項目のいずれかを関連付けた態様の表示用画像を表示用画面上に表示するステップと、
    さらに備える画像処理方法。
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