JP6338230B1 - 反力相殺装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術の不足を克服できる反力相殺装置の提供。
【解決手段】基台11と、基台11に配置される設置シート21と、可動台ユニット3と、反力相殺ユニット4と、を備えた反力相殺装置であって、可動台ユニット3は、設置シート21に可動的に配置される可動台32と、可動台32を作動することにより、可動台32から反力を受けて可動台32にから離れる方向へ加速移動できるメイン作動手段33と、を有しており、反力相殺ユニット4は、メイン作動手段33に取付けられる相殺作動手段41と、基座ユニット1と相殺作動手段41との間に配置されていると共に、相殺作動手段41による作動を受けてメイン作動手段33が加速移動する方向の反対方向へ移動することにより、前記反力を相殺する相殺移動手段42とを有している。
【選択図】図2

Description

本発明は機械、電子や光電などの産業において物体の測量に使われる計量工具に用いられる反力相殺装置に関する。
特許文献1と特許文献2に記載される従来の計量工具には、図1に示されるバランスマスシステム9が用いられている。
図示されているように、該従来のバランスマスシステム9は、ベースフレーム91と、ベースフレーム91に支持されて且つ該ベースフレーム91に弾性的に連接されているバランスマス92と、バランスマス92に可動的に配置される基板テーブル93と、バランスマス92と基板テーブル93との間に接続され、且つ基板テーブル93を作動する作動器94と、ベースフレーム91とバランスマス92を連結するスプリングダンパー95と、を具えている。
以上の構造によれば、作動器94の作動により基板テーブル93が移動する際において生成されてバランスマス92に対して作用する反力は、バランスマス92が基板テーブル93及び作動器94より遥かに高い質量を有するため、該反力を受ける際においてバランスマス92の加速移動は著しく抑制される。更に、該加速移動はスプリングダンパー95により減衰される。
米国特許第6906786号明細書 米国特許第7502103号明細書
しかし、このような該従来のバランスマスシステム9において、安定性を維持するためには、基板テーブル93の移動と共により生じる反力を受けてこれを抑制減衰するバランスマス92には相当の質量が必要であるので、バランスマスシステム9全体のサイズが嵩張り配置が不便になる欠点がある。
上記問題点に鑑みて、本発明は、従来技術の不足を少なくとも1つ克服できる反力相殺装置の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明の反力相殺装置は、基座ユニットと、設置台ユニットと、可動台ユニットと、反力相殺ユニットと、制御ユニットとを備えた反力相殺装置であって、前記基座ユニットは基台を有しており、前記設置台ユニットは、前記基台と間を開けて該基台の直上に配置されている設置シートと、前記設置シートと前記基台とを接続させるように配置されている振動絶縁手段とを有しており、前記可動台ユニットは、前記設置シートに取付けられていると共に、前記設置シートに対して可動的に配置されている可動台と、前記可動台を作動することにより、前記可動台から反力を受けて前記可動台にから離れる方向へ加速移動することができるように構成されたメイン作動手段と、前記可動台と共に移動することができると共に、前記可動台に対して移動することもできるように、前記可動台に取付けられている保持台とを有しており、前記反力相殺ユニットは、前記メイン作動手段に取付けられている少なくとも1つの相殺作動手段と、前記基座ユニットと前記相殺作動手段との間に配置されていると共に、前記相殺作動手段による作動を受けて前記メイン作動手段が加速移動する方向の反対方向へ移動することにより、前記反力を相殺するように構成されている相殺移動手段とを有しており、前記制御ユニットは、前記メイン作動手段及び前記相殺作動手段に電気的に接続されていると共に、前記メイン作動手段と前記可動台との相対移動の時間に関連する位置情報及び相殺作動手段と前記相殺移動手段との相対移動の時間に関連する位置情報を読み取ることができるように構成され、且つ、該位置情報から加速情報に変換した上で該加速情報に基づいて前記相殺作動手段の移動を制御することを特徴とする。
上記構成によれば、本発明の反力相殺ユニットは、前記メイン作動手段の作動により前記可動台が移動する際において生成される反力を相殺できるため、前記メイン作動手段に加速移動が生じず、前記設置シートにも衝撃を与えることはないので、前記設置シートの安定性を著しく向上させることができる。また、上記の構造によれば、本発明の反力相殺装置では、前記設置シートに高い質量が必要されないため該設置シートを小型化して作成することができるので、様々な部品配置条件に合わせて該反力相殺装置を配置することに適している。
従来のバランスマスシステムが示されている側面図である。 本発明の反力相殺装置の実施形態が示されている斜視図である。 本発明の実施形態が示されている上面図である。 本発明の実施形態が示されている側面図である。 本発明の実施形態における制御ユニット及びそれと電気的に接続する作動手段が示されているブロック図である。 本発明の反力相殺装置の別の実施形態が示されている斜視図である。 図6における実施形態の上面図である。 図6における実施形態の側面図である。
以下、図2〜図5を参照しながら、本発明の反力相殺装置を例示する実施形態について詳しく説明する。図2は本発明の反力相殺装置の実施形態が示されている斜視図であり、図3は本発明の実施形態が示されている上面図であり、図4は本発明の実施形態が示されている側面図であり、図5は本発明の実施形態における制御ユニット及びそれと電気的に接続する作動手段が示されているブロック図である。
本発明の反力相殺装置は、基座ユニット1と、設置台ユニット2と、可動台ユニット3と、反力相殺ユニット4と、制御ユニット5(図5)と、を備えている。
基座ユニット1は、図4に示すように、基台11と、基台11の短手方向(第1の方向X)と直交する長手方向(第2の方向Y)における両側からそれぞれ基台11に対して、これら第1及び第2の方向と直交する垂直の方向(第3の方向)へ延伸する2つの直立台12と、を有している。基台11は、底面側に形成される底壁111と、この底壁111に対して対向する面に形成される頂壁112を有している。
設置台ユニット2は、基台11の頂壁112の上側と間を開けて基台11に対して第3の方向に配置される設置シート21と、設置シート21と基台11とを接続させるように配置されている振動絶縁手段22とを、有している。
設置シート21は、基台11の頂壁112に臨む下壁211と、下壁211の反対側にある上壁212と、第2の方向Yにおける両側にそれぞれ1つずつ形成された2つの摺動溝213と、これらの2つの摺動溝213よりも第2の方向において更に外側に設けられた2つの摺動レール214と、を有している。各摺動溝213は、上壁212から下壁211へ設置ユニット2の中程まで延伸すると共に、第1の方向X(本実施形態においては前後方向)へ延長し、更に第3の方向と第1の方向Xのいずれとも略直交する第2の方向Y(本実施形態においては左右方向)において互いに相対するように配置されている。各摺動レール214は、上壁212から上へ突起して第1の方向Xへ延長すると共に、各摺動溝213の隣りであって第2の方向Yにおいて更に外側にそれぞれ形成されている。本実施形態において、振動絶縁手段22には、図2に示すように、長尺状に形成された基台11における4つ角に対応する位置に能動振動絶縁ベアリング221が設けられている。
可動台ユニット3は、図2に示すように、第3の方向において設置シート21の上側から取付けられていると共に、図3、図4に示す複数のエアベアリング手段31と、これら複数のエアベアリング手段31に支持されてスライド可能な可動台32と、第2の方向Yにおいて後述する可動台本体321を介して離間する位置に設けられる2つのメイン作動手段33と、可動台32に形成される後述する摺動空間320に設けられた保持台34と、保持台34を介して第1の方向Xに1つずつ設けられ、且つ第2の方向Yに延伸するように設けられた2つのサブ作動手段35を有している。
エアベアリング手段31は、図4に示すように設置シート21の上壁212に配置されていることで、可動台32及び保持台34はエアベアリング手段31を介して支持されて上壁212の上で浮動可動できる。
可動台32は、保持台34を第2の方向Yにおいて移動可能に収容する摺動空間320が画成される可動台本体321と、第2の方向Yにおいて相対するように可動台本体321の両側とそれぞれ連接すると共に、各摺動溝213にそれぞれ摺動可能に配置され、且つ第1の方向Xに延伸するように形成された2つの摺動ブロック322と、を有している。
各メイン作動手段33は、図4に示すように、各摺動レール214にそれぞれ摺動可能に保持されると共に、各摺動ブロック322とそれぞれ接続して可動台32の第1の方向Xに沿った移動を作動できるように配置されている。
保持台34は、設置シート21の上壁212の上で浮動的に支持されると共に、摺動空間320に移動可能に収容されており、可動台32と共に第1の方向Xに沿って移動することができるように、可動台32に取付けられている。
各サブ作動手段35は、可動台32の可動台本体321の第2の方向Yに延伸するように配置されると共に、保持台34の第1の方向Xにおける両側とそれぞれ接続して保持台34の可動台32に対する第2の方向Yに沿った移動を作動できる。
本実施形態におけるエアベアリング手段31には、図2に示すように保持台34の四隅に設けられるエアベアリング311aと、図2及び図3に示すように可動台32における可動台本体321の四隅に設けられるエアベアリング311b(なお、可動台本体321の大きさに合わせて図4に示すように可動台本体321の四隅以外にも更に設けても良い。)と、そして図4に示されるように、第2の方向Yにおける両側に設けられた摺動溝213と各摺動ブロック322との間であって、各摺動ブロック322の底面側に加え、第2の方向Yにおける摺動溝213と各摺動ブロック322の隙間に、各摺動ブロック322を両側から挟むように設けられる3つのエアベアリング311cが含まれている。
なお、本実施形態における各メイン作動手段33及び各サブ作動手段35は、いずれもリニアサーボモータである。
反力相殺ユニット4は、基座ユニット1と可動台ユニット3とを繋いでおり、各メイン作動手段33にそれぞれ固く取付けられる第2の方向Yの両側にそれぞれ設けられた2つの相殺作動手段41と、それぞれが第3の方向に延伸した対応する直立台12の最外部(第2の方向Yにおける外側)から更に突出するように設けられた相殺作動手段41を繋ぐ2つの相殺移動手段42と、を有している。
各相殺移動手段42は、各相殺作動手段41による作動により第1の方向Xに沿って移動され、そして各メイン作動手段33が前記反力の作用による加速移動との反対方向への移動を駆動して前記反力を相殺するように構成されている。すなわち、図4に示すように、各相殺移動手段42は、直立台12から更に突出する垂直部421に加え、相殺作動手段41と噛み合ってこれを移動させることができるように、上述した垂直部421から第2の方向Yにおいて可動台ユニット3が設けられた側に突出する平行部422を備える。
なお、本実施形態における各相殺作動手段41は、いずれもリニアサーボモータである。
図5に示すように制御ユニット5は、各メイン作動手段33及び各相殺作動手段41に電気的に接続されて各作動手段33、41の作動を制御する。制御ユニット5は、各メイン作動手段33と可動台32との相対移動の時間に関連する位置情報と、各サブ作動手段35と保持台34との相対移動の時間に関連する位置情報、及び各相殺作動手段41と相殺移動手段42との相対移動の時間に関連する位置情報を読み取ることができるように配置構成され、且つ、該位置情報から加速情報に変換した上で該加速情報に基づいて相殺作動手段41の移動を制御する。なお、本実施形態における制御ユニット5は、コンピュータである。
図2と図5に示すように、各メイン作動手段33が、可動台32の第1の方向Xに沿った移動を作動するように操作され、そして反力が生成されて直ぐ各可動台32に作用して可動台32の移動との反対方向へ加速移動させると、制御ユニット5は、各相殺作動手段41を制御して操作し、各相殺移動手段42の移動を作動させて各メイン作動手段33の加速移動に反する抑制力を生成させることで、前記反力と相殺する。
具体的に制御ユニット5は、各メイン作動手段33の加速情報に基づいて瞬時に演算し、そして相殺作動手段41の移動を制御することで、反力の吸収効果(バイアスばねのように)及び減衰効果(迅速な収束)を発揮できる。
各サブ作動手段35の作動により、保持台34の第2の方向Yに沿った移動がもたらした結果として生成されて可動台32に作用する反力は、各摺動ブロック322に配置されるエアベアリング311cによって減衰され、したがって設置シート21に作用する該反力の衝撃影響も軽減される。そのため、本実施形態における反力相殺ユニット4は、保持台34の移動によって生成される反力と相殺する必要がなく、可動台32の移動によって生成される反力のみと相殺するように設計されている。
ちなみに、メイン作動手段33とサブ作動手段35、及び相殺作動手段41と相殺移動手段42の数量は、異なる要求に応じて例えば1つ、または3つ以上での適宜変更も可能である。
図示のように、反力相殺ユニット4は、メイン作動手段33の作動により可動台32が移動する際において生成される反力を相殺できるため、メイン作動手段33に加速移動が生じず、設置シート21にも衝撃を与えることはないので、設置シート21の安定性を著しく向上させることができる。上記の構造によれば、本発明の反力相殺装置では、設置シート21に高い質量が必要されないため該設置シートを小型化して作成することができるので、様々な部品配置条件に合わせて該反力相殺装置を配置することに適している。
次に、図6〜図8を参照して本発明の反力相殺装置は別の実施形態について説明する。なお、前記実施形態と共通する構成は同様の符号を付けて説明を省略する。図6は本発明の反力相殺装置の別の実施形態が示されている斜視図であり、図7は図6における該実施形態の上面図であり、そして図8は図6における該実施形態の側面図である。
該実施形態における本発明の反力相殺装置では、反力相殺ユニット4aが、各相殺移動手段42aと基座ユニット1aの各直立台12aとの間に配置される2つの第1の減衰手段43と、各相殺作動手段41とにそれぞれ配置される2つの第2の減衰手段44と、を更に有するように構成されている。つまり、各第1の減衰手段43は、図7の上面図から明らかなように設置ユニット2の第2の方向Yにおける両端で、それぞれ第1の方向Xに沿って延伸するように形成される延伸部を有すると共に、各相殺移動手段42aと接続するために、図6の斜視図において、上述した延伸部における第1の方向Xの両端からそれぞれ第3の方向に突出するように形成されている。そして、各第1及び第2の減衰手段43、44によって、基座ユニット1aと反力相殺ユニット4aとの連結は補強されている同時に、前記反力の一部は即時に吸収されることができ、本発明の反力相殺装置の安定性も確保される。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
上記構成によれば、本発明の反力相殺装置では、設置シート21を小型化して作成できるので、製造におけるコストの減少にも貢献できる。
1、1a 基座ユニット
11 基台
111 底壁
112 頂壁
12、12a 直立台
2 設置台ユニット
21 設置シート
211 下壁
212 上壁
213 摺動溝
214 摺動レール
22 振動絶縁手段
221 振動絶縁ベアリング
3 可動台ユニット
31 エアベアリング手段
311a、311b、311c エアベアリング
32 可動台
320 摺動空間
321 可動台本体
322 摺動ブロック
33 メイン作動手段
34 保持台
35 サブ作動手段
4、4a 反力相殺ユニット
41 相殺作動手段
42、42a 相殺移動手段
43 第1の減衰手段
44 第2の減衰手段
5 制御ユニット
X 第1の方向
Y 第2の方向

Claims (5)

  1. 基座ユニット(1)と、設置台ユニット(2)と、可動台ユニット(3)と、反力相殺ユニット(4)と、制御ユニット(5)とを備えた反力相殺装置であって、
    前記基座ユニット(1)は基台(11)を有しており、
    前記設置台ユニット(2)は、前記基台(11)と間を開けて該基台(11)の上側に配置されている設置シート(21)と、前記設置シート(21)と前記基台(11)とを接続させるように配置されている振動絶縁手段(22)とを有しており、
    前記可動台ユニット(3)は、前記設置シート(21)に取付けられていると共に、
    前記設置シート(21)に対して可動的に配置されている可動台(32)と、
    前記可動台(32)を作動することにより、前記可動台(32)から反力を受けて前記可動台(32)から離れる方向へ加速移動することができるように構成されたメイン作動手段(33)と、
    前記可動台(32)と共に移動することができると共に、前記可動台(32)に対して移動することもできるように、前記可動台(32)に取付けられている保持台(34)とを有しており、
    前記反力相殺ユニット(4)は、
    前記メイン作動手段(33)に取付けられている少なくとも1つの相殺作動手段(41)と、
    前記基座ユニット(1)と前記相殺作動手段(41)との間に配置されていると共に、前記相殺作動手段(41)による作動を受けて前記メイン作動手段(33)が加速移動する方向の反対方向へ移動することにより、前記反力を相殺するように構成されている相殺移動手段(42)とを有しており、
    前記制御ユニット(5)は、前記メイン作動手段(33)及び前記相殺作動手段(41)に電気的に接続されていると共に、前記メイン作動手段(33)と前記可動台(32)との相対移動の時間に関連する位置情報及び前記相殺作動手段(41)と前記相殺移動手段(42)との相対移動の時間に関連する位置情報を読み取ることができるように構成され、且つ、該位置情報から加速情報に変換した上で該加速情報に基づいて前記相殺作動手段(41)の移動を制御しており、
    また、前記メイン作動手段(33)は、前記可動台(32)の第1の方向(X)に沿った移動を作動するように配置されており、
    前記相殺作動手段(41)は、前記相殺移動手段(42)の前記第1の方向(X)に沿った移動を作動するよう配置されており、
    前記可動台ユニット(3)は、前記可動台(32)に配置されると共に、前記保持台(34)の前記第1の方向(X)と略直交する第2の方向(Y)に沿った移動を作動する少なくとも1つのサブ作動手段(35)と、を有しており、
    更に、前記設置シート(21)は、
    前記基台(11)に臨む下壁(211)と、
    前記下壁(211)の反対側にある上壁(212)と、
    前記上壁(212)から前記下壁(211)へ、且つ前記第1の方向(X)に沿って延伸すると共に、前記第2の方向(Y)において互いに相対するように配置される2つの摺動溝(213)と、
    前記上壁(212)から上へ突起すると共に、各前記摺動溝(213)の隣りにそれぞれ配置される2つの摺動レール(214)と、を有しており、
    前記可動台(32)は、
    前記保持台(34)を前記第2の方向(Y)において移動可能に収容する摺動空間(320)が画成される可動台本体(321)と、
    前記可動台本体(321)と連接すると共に、各前記摺動溝(213)にそれぞれ摺動可能に配置される2つの摺動ブロック(322)と、を有しており、
    前記可動台ユニット(3)は、各前記摺動レール(214)にそれぞれ摺動可能に保持されると共に、各前記摺動ブロック(322)とそれぞれ接続する2つの前記メイン作動手段(33)を有していることを特徴とする反力相殺装置。
  2. 前記可動台ユニット(3)は、前記設置シート(21)の前記上壁(212)に配置されるエアベアリング手段(31)を更に有しており、
    前記可動台(32)及び前記保持台(34)は、前記エアベアリング手段(31)に支持されて前記上壁(212)の上で浮動できることを特徴とする請求項に記載の反力相殺装置。
  3. 前記メイン作動手段(33)及び前記相殺作動手段(41)は、いずれもリニアサーボモータであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の反力相殺装置。
  4. 前記反力相殺ユニット(4)は、前記相殺移動手段(42)と前記基座ユニット(1)との間に配置される第1の減衰手段(43)を更に有していることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の反力相殺装置。
  5. 前記反力相殺ユニット(4)は、前記相殺作動手段(41)に配置される第2の減衰手段(44)を更に有していることを特徴とする請求項に記載の反力相殺装置。
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