JP6338175B2 - Ledモジュール組立体及びこれを使用する照明装置 - Google Patents

Ledモジュール組立体及びこれを使用する照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6338175B2
JP6338175B2 JP2014021830A JP2014021830A JP6338175B2 JP 6338175 B2 JP6338175 B2 JP 6338175B2 JP 2014021830 A JP2014021830 A JP 2014021830A JP 2014021830 A JP2014021830 A JP 2014021830A JP 6338175 B2 JP6338175 B2 JP 6338175B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led module
led
shell
module assembly
lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014021830A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015149202A (ja
Inventor
智士 本郷
智士 本郷
充彦 遠藤
充彦 遠藤
神戸 誠
誠 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamagiwa
Original Assignee
Yamagiwa
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamagiwa filed Critical Yamagiwa
Priority to JP2014021830A priority Critical patent/JP6338175B2/ja
Publication of JP2015149202A publication Critical patent/JP2015149202A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6338175B2 publication Critical patent/JP6338175B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本発明は、LEDモジュール組立体及びこれを使用した複数の照明灯からなる照明装置に関するものである。
従来から、平面形状がX字形照明灯は公知である(意匠登録第1254843号公報)。この照明灯は、図16及び図17に示すように、平面形状が略X字形をなす上下部殻体1,2からなるシェル状殻体3と、その中に途中が屈曲した2本のフレーム4と、そのフレーム4のそれぞれに同伴・固定した、前記フレーム4と同様に途中が屈曲している蛍光灯5とからなっている。
この照明灯は、それまで周知の直管型又はヘアピン管型、環状管型の蛍光灯と比較すると、斬新な外観を有するのみならず、複数個のそれらを環状に連結したり面状に連結したりできる環状化又は面状化機能を内在しているとともに、その機能を顕在させた照明装置は、比較的大きな建物の空間を照らす照明灯として、優れた機能を発揮する。
意匠登録第1254843号公報
しかしながら、前記照明灯は次の点において、なお解決しなければならない問題を擁している。第一に蛍光灯をその途中を屈曲しなければならないので、相応して、前記照明灯の製作過程が煩雑になるのみならず、蛍光管自体の外形性能を所定の仕様に合わせるには、相当、熟練した技術を要する。第二に、蛍光灯そのものの性能を良好に維持するために、図16において矢印Yに示すように、前記照明灯の4個所に外部と導通する導電線を接続する必要がある。これは、必然的に蛍光灯の両端に設けられた蛍光管の封止金具と導電線とを接続するコネクタ及び蛍光灯に付属する電装部品を必要とすることを意味し、照明灯自体を重くする。第三に、前記照明灯は、その中に蛍光灯を上方から支持するアームを内蔵させているので、前記照明灯は蛍光灯の重量に比較して重厚なものになる。
そこで、本発明者等は、前記環状化乃至は面状化機能を潜在させながら、前記の問題を解決することを目的に、鋭意、研究したところ、前記蛍光灯の代わりに特定の形状と構造を有するLEDモジュール組立体を使用すればよいという事実を見出し、本発明を完成した。
従って、本発明の第一の課題は、蛍光灯をその途中に屈曲しなければならない特定の技術を要することなく製作できる照明灯及びそれに使用するLEDモジュール組立体を提供することにある。同様に第二の課題は、より軽量な照明灯を提供することにある。第三の課題は、外部と導通する導電線を少なくし、かつそれをシンプルに配線して見栄えを良くすることができる照明灯を提供することにある。
本発明は前記の課題を解決するために、照明灯に使用するLEDモジュール組立体を、複数個のLED素子が絶縁基板の上に面状に点在配置されている第一LEDモジュールと、そこから放射方向の外方に向かって延びる、複数個のLED素子が絶縁基板の上に線状に点在配置されている複数個の第二LEDモジュールとから構成するという手段を採用する。本発明のLEDモジュール組立体は、第二LEDモジュールが、4個のLEDモジュールを備えており、第一番目のLEDモジュールと第二番目のLEDモジュールとの間の開度α1、及び第三番目のLEDモジュールと第四番目のLEDモジュールとの間の開度α2が実質的に同一の角度であり、且つ開度α1及び開度α2が、98度以上164度の範囲の値であることを特徴とする。
この手段を採用することにより、第一LEDモジュールにおいて複数個のLED素子が面状に点在配置されている絶縁基板が第二LEDモジュールに対するテンプレート作用、すなわち、前記絶縁基板が複数個の第二LEDモジュールを放射方向の外方に延ばす基地的作用を発揮する。
参考例として、LEDモジュールを、前記第一LEDモジュールの平面と第二LEDモジュールの平面とがなす面状が、その中央領域において他の領域より広い平面を有するI字形にするという手段を採用する。この手段を採用することにより、前記LEDモジュールを複数個環状に連結することを可能にする。
また本発明は、二以上の照明灯を備える照明装置を提供する。本発明の照明装置の照明灯は、複数個のLED素子が面状に配置されている第一LEDモジュールと、そこから放射方向の外方に向かって延びる、複数個のLED素子が線状に配置されている複数個の第二LEDモジュールとからなるLEDモジュール組立体と、その組立体を内部に収納する上部殻体と下部殻体とからなるシェル状殻体と、を備えており、照明灯の第二LEDモジュールが、隣接する照明灯の第二LEDモジュールと連結していることを特徴とする。
本発明の照明装置は、各々の照明灯の第二LEDモジュールが、4個のLEDモジュールを備えており、第一番目のLEDモジュールと第二番目のLEDモジュールとの間の開度α1、及び第三番目のLEDモジュールと第四番目のLEDモジュールとの間の開度α2が実質的に同一の角度であって、開度α1と開度α2が98度以上164度の範囲にあることを特徴とする。
さらに本発明の照明装置は、複数の照明灯が連結して、全体の形状が環状に形成されていることを特徴とする。
上記の手段を採用することによりLEDモジュール組立体が完全にシェル状殻体に包まれ、その結果、LED素子からの光を前記シェル状殻体の内面で乱反射乃至は拡散させるとともにシェル状殻体の上方にも照射して、照明灯から外方に放射させる光を和らげる。
さらに、前記の実施形態において、前記上部殻体に前記第一、第二LEDモジュールを固定する取付け部位を設けるという手段を採用する。
この手段により、従来の照明灯において必要だった蛍光灯の支持フレームを不要にする。
本発明は、照明灯の重心部位に照明灯自体を空中に吊り下げる吊下げ索の取付け部材を設けるという手段を採用するとともに、前記吊下げ索に前記LED素子に電力を送る導電線を同伴させる。ここで重心とは、照明灯自体を水平にバランスさせながら吊り下げることができる仮想的二次元面の中心を意味する。
この手段を採用することにより、建物の天井や地上に立設した支柱等の剛体から1本の吊下げ索により、照明灯を水平にバランスさせて維持可能になるとともに、1本しかない、LEDモジュールに電力を入力する導電線をシンプルに配線可能になる。
また、本発明は、それら係る照明灯に、前記シェル状殻体の上部殻体と下部殻体に対して緊束を施す緊束金具をシェル状殻体の外方端部に設けるという手段を採用する。
この手段を採用することにより、シェル状殻体の内部空間を最大限に利用可能になる。
本発明は、照明灯を特定の技術を要することなく製作できる軽量な照明灯及びそれに使用される特定の形状・構造を有するLEDモジュール組立体を提供できるとともに、照明灯の外観形状をシンプルにできるという優れた効果を発揮し、複数個の照明灯を集合させた照明装置を創成したとき、その照明装置に環状化乃至は面状化作用を潜在させることができるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る照明灯の部分破断斜視図である。 同じく部分破断側面図である。 シェル状殻体の外端部を示す分解斜視図である。 緊束金具が組込まれた前記外端部の縦断面図である。 本発明に係る照明灯の部分破断平面図である。 本発明に係るLEDモジュール組立体の第一の実施態様を示す概略平面図である。 同じくLEDモジュール組立体の参考例を示す概略平面図である。 同じくLEDモジュール組立体の参考例を示す概略平面図である。 同じくLEDモジュール組立体の参考例を示す概略平面図である。 同じくLEDモジュール組立体の参考例を示す概略平面図である。 同じくLEDモジュール組立体の参考例を示す概略平面図である。 同じくLEDモジュール組立体の参考例を示す概略平面図である。 同じくLEDモジュール組立体の参考例を示す概略平面図である。 第一、第二LEDモジュールの突き合わせ状態を示す部分平面図である。 本発明に係る照明灯の吊り下げ状態を示す部分断面図である。 従来技術に係る照明灯の部分破断斜視図である。 図16におけるA−A矢視断面図である。
次に、図面に添って本発明を実施するための最良の実施形態を詳述する。図1及び図2に示すように、本発明に係る照明灯10は、基本的には、平面形状がX字形をなし、上下方向の断面が下向きの凹状をなす上部殻体11及び同じく前記断面が凹状をなす下部殻体12が上下対称的に合体した樹脂製のシェル状殻体(第一の主要素)13と、そのシェル状殻体13の中において上部殻体11に垂下固定されているLEDモジュール組立体(第二の主要素)14とからなる。
本発明の第一の主要素であるシェル状殻体の構造をさらに詳述すると、図3及び図4に示すように、シェル状殻体13の上部殻体11の裏側中心部位には、前記LEDモジュール組立体14を吊り下げる取付け部材15が複数個設けられているとともに、その取付け部材15の外周部位及び上部殻体11のうち外方に延びる腕部には、前記LEDモジュール組立体14を固定する垂下固定部材16が複数個設けられている。
前記上部殻体11と対称的に嵌合する下部殻体12の凹状空間には何も設けられることなく、下部殻体12の上端面部に形成されている嵌入凸条部17を上部殻体11の下端面部に形成されている嵌合凹溝部18に嵌入させることにより、下部殻体12が上部殻体11を下方から塞ぐ下蓋機能を発揮している。
さらに、前記LEDモジュール組立体14の外方端部には、前記上部殻体11と下部殻体12を緊束するための緊束金具19と、それを被覆するキャップ体20とが設けられている。前記緊束金具19は、次のように構成されている。すなわち、前記上部殻体11と下部殻体12の端部内面側に、シェル状殻体13の中心に向かってそれぞれ迫り出し・形成した上部係止部21と下部係止部22に同時に係止される環状体23と、前記上部殻体11と下部殻体12の外周面より縮径されているとともに、前記上部係止部21と下部係止部22を束ねるように、それらの外周面を嵌入させる段差付き緊束金具本体24と、キャップ体20においてその端部内面側に中心に向かって迫り出し形成した係止部25に係止される円板体26と、前記環状体23と円板体26とを一体的に固定することにより、シェル状殻体13とキャップ体20を連結するとともに、緊束金具本体24を外部に露出させないように機能する締め付け体27とから構成されている。
なお、この実施形態においては、前記締め付け体27として、ねじ27aとナット27bが使用されているとともに、前記円板体26、緊束金具本体24及び環状体23のそれぞれには、前記ねじ27aを挿通する透孔26a、24a、23aが透設されている。さらに、前記環状体23及び円板体26をシェル状殻体13及びキャップ体20に係止させるには、前者は、上部殻体11の所定位置に環状体23を静置してから下部殻体12を上部殻体11に組み付ける方法を採用し、後者は、キャップ体20を弾性材料から製作することにより、円板体26をキャップ体20に圧入する方法を採用する。
次に、本発明の第二の主要素であるLEDモジュール組立体について詳述する。図5に示すように、LEDモジュール組立体14は、複数個のLED素子30が第一絶縁基板33の上に面状に点在配置されている第一LEDモジュール31と、そこから放射方向の外方に向かって延びる、複数個のLED素子30が第二絶縁基板34の上に線状に点在配置されている複数個の第二LEDモジュール32とからなる。
本発明に係るLEDモジュール組立体14において、第一LEDモジュール31として、複数個のLED素子30が第一絶縁基板33上に面状に点在配置されている構造のモジュールを採用するのは、次の理由による。これまで周知の照明灯は、直管型、ヘアピン管型又は環状管型の蛍光灯を使用するものであり、大きな建物内において比較的広い空間を明るくしようとする場合、直管型蛍光灯を多数本平行に設置する照明方式しかないので、マクロ的に見て照明灯を面状に配置する照明装置が必要であるという理由に依る。なお、ここで照明装置とは、複数個の照明灯が集合的に配置される照明灯群を意味する。
そこで、本発明者らは、LEDモジュール特有の機能を利用して、前記第一LEDモジュール31の平面が略四角形をなす第一絶縁基板33の周端部に対して、複数個のLED素子30が線状に点在配置されている第二LEDモジュール32を複数個接合した照明灯を創出すれば、第一LEDモジュール31はテンプレート機能、すなわち、第一絶縁基板33が複数個の第二LEDモジュールを放射方向の外方に延ばす基地的作用を発揮して、前記照明装置を実現できるという技術思想(基本的技術思想)を確立したのである。
従って、本発明において最も好ましい実施態様(第一実施態様)により得られたLEDモジュール組立体14は、その平面において、図6に示すように、その中央領域C,言い換えると第一LEDモジュール31の第一絶縁基板33が他の領域、言い換えると第二LEDモジュール32の第二絶縁基板34より広がっているX字形をなす。なお、この実施態様において、第二LEDモジュール32は、4個のLEDモジュール32a,32b,32c,32dからなるとともに、隣接するLEDモジュール間の開度は異なる。すなわち、第一番目のLEDモジュール32aと第二番目のLEDモジュール32bとの開度α1は、第三番目のLEDモジュール32cと第四番目のLEDモジュール32dとの開度α2とが実質上同一の鈍角、好ましくは98〜164度の範囲にある。これは後述する第一の機能である線状化機能を第二の機能である面状化機能より強化するためである。
さらに、参考例として、この基本的技術思想を踏襲して、図7に示すように、第一LEDモジュール31の平面と第二LEDモジュール32の平面とを平面状に合体させた平面形状が、略三角形をなす中央領域Cに膨みを有するY字形にしたLEDモジュール組立体14、図8に示すように平面形状が+字形を有するLEDモジュール組立体14、図9に示すように第二LEDモジュール32が第一LEDモジュール31から外方に5本延びる星形をなすLEDモジュール組立体14、図10に示すように*字形をなすLEDモジュール組立体14及び図11に示すように米字形をなすLEDモジュール組立体14を得ることができる。
以上、図示した一つのLEDモジュール組立体(単位LEDモジュール組立体)14を複数個使用して、前述した照明装置に組立てる場合において、第二LEDモジュール32は次の機能を発揮する。すなわち、図6に示したように、一つの単位LEDモジュール組立体14において複数個存在する非直線的位置関係にある一組の第二LEDモジュール32a、32bを、他の単位LEDモジュール組立体における同様の第二LEDモジュールと連結すると、それらの第二LEDモジュールは、環状化機能を発揮する。そのため本発明に係るLEDモジュール32を複数個環状に連結した照明装置を創出すれば、その装置は環状空間領域を照らす新しい照明装置を創出できる。他方、この実施形態における残りの第二LEDモジュール32c、32dは、照明装置において環状領域以外の面状領域を照射する機能を発揮する。
他方、直線的位置関係にある一組の第二LEDモジュール32a、32cを同様に他の単位LEDモジュール組立体における同様の第二LEDモジュールと連結すれば、それらは線状化機能を発揮し、それを使用する照明灯を多数個の線状に配置した照明装置を創出すれは、その装置は面状の空間領域を照らすことができる。この実施形態における残りの第二LEDモジュール32b、32dは、照明装置において線状領域以外の面状領域を照射する機能を発揮する。
従って、本発明に係るLEDモジュール組立体は、それとシェル状殻体とを使用して照明灯を製作するとき、本発明に係る二対の第二LEDモジュールはそれぞれ異なった二つの重要な機能、すなわち、一つは照明装置を環状又は線状のいずれかの空間を照射する第一機能を、他の一つは、前記空間以外の面状空間を照射する第二機能をそれぞれ発揮する。
参考例として、EDモジュール組立体における第二LEDモジュール32の長さについて説明すると、第二LEDモジュール32の長さを相異させて、前記照明装置を製作することができる。図12に示すように、第二LEDモジュール32の長さL2を、図8に示した第二LEDモジュール32の長さL1より小さくして、前記平面形状がI字形のLEDモジュール組立体を使用した複数の照明灯を連結して照明装置を製作すると、前記第二機能をさして期待しない照明装置を創出できる。逆に、図13に示すように、第二LEDモジュール32の長さL3を、前記同様に大きくするとともに、それを非直線状にして、前記平面形状が屈曲したLEDモジュール組立体を使用した複数の照明灯を連結して照明装置を製作すると、前記第一、二機能は幾分減殺されるけれども、それらを同時に発揮させた照明装置を創出できる。
さらに本発明に係るLEDモジュール組立体について説明すると、前記LEDモジュール組立体とシェル状殻体とを使用して照明灯を製作して、前述した照明灯を空中に吊り下げるとき、その照明灯をバランスよく水平に保持できるようにするために、第一LEDモジュール31の中心位置を、LEDモジュール組立体そのものの中心と一致させることにより。照明灯自体を吊下げる負荷をかからないようにしている。
また、LEDモジュール組立体において第一LEDモジュール31の平面と第二LEDモジュール32の平面とを面状に合体させる手段として、それらの基板である第一絶縁基板33と第二絶縁基板34とを1枚の絶縁基板原板から切り出して一体形成する手段や、別々に切り出してそれらを突き合わせ接合する手段等があるが、生産効率を考慮して、複数本の同一仕様の第二LEDモジュール32を製造し、それらの中から必要な本数の第二LEDモジュール32を無作為に選択して第一LEDモジュール31に突き合わせ接合する手段が好適に採用される。具体的には、図14に示すように、第一絶縁基板33と第二絶縁基板34の接合側に配線55同士を接合する一対のコネクタ35を第二絶縁基板に、コネクタ36を第一絶縁基板に設け、コネクタ接合を行う事によって、第一、第二LEDモジュール31、32が面状に突合せ接合される。
このように一体化された第一、第二絶縁基板33,34の上面には、全てのLED素子30の基部を接続する電気回路55が張り巡らされているとともに、図15に示すように、その電気回路55に対する入出力コネクタ37が設置されている。そしてこの入出力コネクタ37に照明灯10に対する電力の導電線38のコネクタ39が接合可能になっている。
また、LEDモジュール組立体を前記上部殻体に固定するには、図2及び図15に示したように、第一LEDモジュール31に4個の透孔40を分配配置するとともに、第二LEDモジュール32にも同様の透孔41を同様に点在配置する。そして、それらの透孔40、41に第一LEDモジュール31の下面からビスねじ56を挿入して、上部殻体11の取付け部位15、16にねじ込む。
以上、説明したように本発明に係る照明灯10は完成するが、この照明灯10を建物の天井又は支柱等から空中に吊り下げるために、上部殻体11の中心部位に凹状天井部42を形成して、すり鉢状の傾斜壁部43とともに底部44を形成する。そしてその底部44に貫通孔45を設ける。
他方、凹状天井部42の表面側に、内面の雌ねじ46を有するとともに頂部に透孔47を有する釣鐘状係止金具48を用意する。そして、この釣鐘状係止金具48の透孔47に対して、先端にボールシャンク49を取り付けた吊下げ索50を通して、ボールシャンク49が前記釣鐘状係止金具48の内包空間51に係止されるようする。前記底部44の貫通孔45に係止ボルト52を通し、前記釣鐘状係止金具48の雌ねじ46と螺合して、前記底部44を前記吊下げ索50で引っ張りあげたとき、上部殻体11、ひいては照明灯10を空中に吊り下げ可能にする。前記吊下げ索50により照明灯10を空中に吊り下げたとき、鉢状の傾斜壁部43が上方にテーパー状なっているので、前記底部44が受ける照明灯10の重力負荷が上部殻体11における凹状天井部42の周囲に分散して、樹脂材料からなる上部殻体11の局部破壊が抑制される。
このように吊下げ索50により空中に吊り下げられた照明灯10のLED素子に電力を伝達する導電線38は、収束具53により、前記吊下げ索50と一緒に収束されるので、結果的には前記吊下げ索50と同伴して空中における照明灯10の見栄えを良好にする。なお、前記係止ボルト52により、前記底部44と前記釣鐘状係止金具48を締め付けるとき、その係止ボルト52の頭部52aと前記底部44との間に、吊下げ索50の把持金具53を介在させておくと、前記把持金具53は上部殻体11と第一LEDモジュール31との間における導電線38の配線を整理する機能を発揮する。
本発明は、その根本的技術思想を踏襲し発明の効果を著しく損なわない範囲において、前記実施形態の一部分を変更して実施することができる。例えば、前記係止金具48の透孔47の上方開口部をすり鉢状にすることにより、照明灯10がバランスを崩して非水平状になって前記吊下げ索50の吊り下げ角が変化しても、吊下げ索50が透孔47の開口で破断するのを阻止するようにすることもできる。
本発明は、LEDモジュールを利用する照明灯を多数個配置する線状、又は環状空間及び平面状空間を照らす照明装置の分野に広く利用することができる。
1:上部殻体、2:下部殻体、3:シェル状殻体、4:フレーム、5:蛍光灯、10:照明灯、11:上部殻体、12:下部殻体、13:シェル状殻体、14:LEDモジュール組立体、15:取付け部材、16:垂下固定部材、17:嵌入凸条部、18:嵌合凹溝部、19:緊束金具、
20:キャップ体、21:上部係止部、22:下部係止部、23:環状体、24:緊束金具本体、25:係止部、26:円板体、27:締め付け体、30:LED素子、31:第一LEDモジュール、32:第二LEDモジュール、33:第一絶縁基板、34:第二絶縁基板、35:コネクタ、36:コネクタ、37:入出力コネクタ、38:導電線、39:コネクタ、40:透孔、41:透孔、42:凹状天井部、43:傾斜壁部、44:底部、45:貫通孔、46:雌ねじ、47:透孔、48:釣鐘状係止金具、49:ボールシャンク、50:吊下げ索、52:係止ボルト、53:収束具、54:収束具、55:電気回路。

Claims (6)

  1. 複数個のLED素子(30)が面状に配置されている第一LEDモジュール(31)と、そこから放射方向の外方に向かって延びる、複数個のLED素子が線状に配置されている第二LEDモジュール(32)とからなるLEDモジュール組立体であって、
    前記第二LEDモジュール(32)が、4個のLEDモジュール(32a,32b,32c,32d)を備えており、第一番目のLEDモジュール(32a)と第二番目のLEDモジュール(32b)との間の開度α1、及び第三番目のLEDモジュール(32c)と第四番目のLEDモジュール(32d)との間の開度α2が実質的に同一の角度であり、
    且つ前記開度α1及び前記開度α2が、98度以上164度の範囲の値であることを特徴とするLEDモジュール組立体。
  2. 二以上の照明灯(10)を備える照明装置であって、
    前記照明灯(10)が、
    複数個のLED素子(30)が面状に配置されている第一LEDモジュール(31)と、そこから放射方向の外方に向かって延びる、複数個のLED素子が線状に配置されている複数個の第二LEDモジュール(32)とからなるLEDモジュール組立体(14)と、
    その組立体を内部に収納する上部殻体(11)と下部殻体(12)とからなるシェル状殻体(13)と
    を備えており、
    前記照明灯(10)の前記第二LEDモジュール(32)が、隣接する前記照明灯(10)の前記第二LEDモジュール(32)と連結していることを特徴とする照明装置
  3. 各々の前記照明灯(10)の前記第二LEDモジュール(32)が、4個のLEDモジュール(32a,32b,32c,32d)を備えており、第一番目のLEDモジュール(32a)と第二番目のLEDモジュール(32b)との間の開度α1、及び第三番目のLEDモジュール(32c)と第四番目のLEDモジュール(32d)との間の開度α2が実質的に同一の角度であり、
    前記開度α1及び前記開度α2が、98度以上164度の範囲の値であることを特徴とする請求項2記載の照明装置。
  4. 複数の照明灯(10)が連結することで、全体の形状が環状に形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の照明装置。
  5. 前記上部殻体(11)が、前記照明灯(10)自体を空中に吊り下げるための吊下げ索(50)の釣鐘状係止金具(48)を備えているとともに、前記吊下げ索にLED素子(30)に電力を導通させる導電線(38)を同伴させてある請求項2から4のいずれか一項記載の照明装置
  6. 記シェル状殻体(13)の先端に、前記上部殻体(11)と前記下部殻体(12)を緊束する緊束金具(19)を更に備えることを特徴とする請求項2から5のいずれか一項記載の照明装置。
JP2014021830A 2014-02-07 2014-02-07 Ledモジュール組立体及びこれを使用する照明装置 Expired - Fee Related JP6338175B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014021830A JP6338175B2 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 Ledモジュール組立体及びこれを使用する照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014021830A JP6338175B2 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 Ledモジュール組立体及びこれを使用する照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015149202A JP2015149202A (ja) 2015-08-20
JP6338175B2 true JP6338175B2 (ja) 2018-06-06

Family

ID=53892420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014021830A Expired - Fee Related JP6338175B2 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 Ledモジュール組立体及びこれを使用する照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6338175B2 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9564070B2 (en) * 2006-10-05 2017-02-07 GE Lighting Solutions, LLC LED backlighting system for cabinet sign
JP5228502B2 (ja) * 2008-01-23 2013-07-03 凸版印刷株式会社 単位面光源発光体素子、面光源発光体ユニット、バックライトユニット、照明装置及びディスプレイ装置
JP2010251211A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
JP5341811B2 (ja) * 2010-03-30 2013-11-13 株式会社キクテック Led照明装置
JP5469001B2 (ja) * 2010-06-21 2014-04-09 岡谷電機産業株式会社 照明器具用連結具
US9140436B2 (en) * 2011-05-16 2015-09-22 Abl Ip Holding, Llc Configurable ceiling lighting system
JP2013149541A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Just Corporation:Kk 照明器具
JP5540157B2 (ja) * 2012-03-09 2014-07-02 パナソニック株式会社 ランプ及び照明装置
US9494294B2 (en) * 2012-03-23 2016-11-15 Cree, Inc. Modular indirect troffer
US9062841B2 (en) * 2012-05-04 2015-06-23 Abl Ip Holding, Llc Two-dimension configurable lighting system with enhanced light source placement capabilities

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015149202A (ja) 2015-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10215379B2 (en) Lighting system
US3735329A (en) Distributor apparatus
US9777902B1 (en) Light fixture with a shade and a light source assembly
JP2013521594A (ja) Led照明素子
US20150192254A1 (en) Led lamp with full light-emitting angle and manufacturing process thereof
JP2015216092A (ja) 発光ダイオード照明器具
JP6308467B2 (ja) 照明器具
JP6338175B2 (ja) Ledモジュール組立体及びこれを使用する照明装置
US10429019B2 (en) Light fixture with shielded optic
US10627096B2 (en) Lighting device
JP2019192341A (ja) 照明器具
US20160178147A1 (en) Chandelier for outdoor use
JP6344719B2 (ja) 照明器具
JP2009524905A (ja) 電球ソケット
JP2015232938A (ja) 照明装置
TWI619903B (zh) 燈具電源組裝結構及其組裝方法
JP2015165465A (ja) 照明灯の連結部材
KR101834537B1 (ko) 조명등용 천장 고정장치
JP2017111905A (ja) 照明器具
JP5311264B2 (ja) 直管形ランプケース用ジョイント金具
US9169999B2 (en) Lamp device and securing unit thereof
JP2015173047A (ja) 室内照明装置
US1248502A (en) Electric-light fixture.
JP2015173046A (ja) 照明装置
JP2015220150A (ja) 照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150630

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171024

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20171218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6338175

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees