JP6337958B2 - 管理システムおよび管理方法 - Google Patents

管理システムおよび管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6337958B2
JP6337958B2 JP2016511236A JP2016511236A JP6337958B2 JP 6337958 B2 JP6337958 B2 JP 6337958B2 JP 2016511236 A JP2016511236 A JP 2016511236A JP 2016511236 A JP2016511236 A JP 2016511236A JP 6337958 B2 JP6337958 B2 JP 6337958B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
management
mobile terminal
information
identification information
management information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016511236A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015151217A1 (ja
Inventor
太基 河野
太基 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2015151217A1 publication Critical patent/JPWO2015151217A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6337958B2 publication Critical patent/JP6337958B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/40Business processes related to the transportation industry
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/30Services specially adapted for particular environments, situations or purposes
    • H04W4/40Services specially adapted for particular environments, situations or purposes for vehicles, e.g. vehicle-to-pedestrians [V2P]
    • H04W4/44Services specially adapted for particular environments, situations or purposes for vehicles, e.g. vehicle-to-pedestrians [V2P] for communication between vehicles and infrastructures, e.g. vehicle-to-cloud [V2C] or vehicle-to-home [V2H]

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Operations Research (AREA)

Description

本発明は、管理システムおよび管理方法に関する。
現在、世界的に総トン数20トン以上の船舶は無線通信システムとして、GMDSS(Global Maritime Distress and Safety System)を設置することが義務付けられている。しかしながら、GMDSSは高価なため、総トン数20トン未満の漁船については、漁船を管轄する漁業無線協会に対して漁業無線を用いて1日3回の位置情報の報告を口頭で行う「みなしGMDSS」により、GMDSSの設置が免除されている。
特開2001−283145号公報 特開2008−009846号公報
"海上で利用する無線システム"、[Online],[平成26年3月5日検索]、インターネット<http://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/musen/kaijou/> "GMDSS MASTER PLAN"、[Online],[平成26年3月4日検索]、インターネット<http://www.imo.org/blast/blastDataHelper.asp?data_id=30623&filename=13.pdf>
しかしながら、みなしGMDSSでは、多数の漁船からの報告を24時間体制で受け付けるため、漁業無線協会の業務が過酷な労働条件となる。また、漁業無線は、例えば短波帯を用いたSSB(Single Side Band)等の音声通信であるため、電離層の状態により受信状況が大きく変動し、通信が困難となる場合がある。このため、漁船と連絡が取れなくなり、漁業無線協会は漁船の状況を把握できず、漁船の管理が困難となる。なお、みなしGMDSSに限られず、陸上と船舶との間で通信を行う場合には、同様に通信が困難となる場合があり、船舶の管理が困難となる。
一つの側面では、本発明は、船舶を容易に管理できる管理システムおよび管理方法を提供することにある。
一つの態様では、管理システムは、移動端末と、複数の基地局と、管理装置とを有する。前記移動端末は、短波を用いて該移動端末の識別情報を含む管理情報を送信する通信部を有する。前記複数の基地局は、前記移動端末から送信された前記管理情報を受信して、前記管理装置に送信する通信部を有する。前記管理装置は、前記複数の基地局のいずれか1つ以上の基地局から送信された前記管理情報を受信する受信部と、受信した前記管理情報から前記移動端末の識別情報を特定する特定部とを有する。また、前記管理装置は、移動端末の識別情報と該移動端末が所属する管理組織の端末の識別情報が記憶された記憶部を参照して、特定した前記移動端末の識別情報に基づいて、前記移動端末が所属する前記管理組織の端末の識別情報に対応する前記管理組織の端末宛に前記管理情報を送信する送信部を有する。
船舶を容易に管理できる。
図1は、実施例の管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、伝文フォーマットの一例を示す説明図である。 図3は、管理情報記憶部の一例を示す説明図である。 図4は、実施例の管理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 図5は、管理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する管理システムおよび管理方法の実施例を詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施例の管理システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す管理システム1は、移動端末10と、複数の基地局50と、端末装置80と、管理装置100とを有する。なお、図1には、システムが1つの移動端末10を有する場合を示したが、移動端末10の数は限定されず、管理システム1は、任意の数の移動端末10を有してもよい。
移動端末10および複数の基地局50の間は、電離層Lの反射を利用した短波帯の電波により相互に通信可能に接続される。また、複数の基地局50、端末装置80および管理装置100の間は、ネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。かかるネットワークNには、有線または無線を問わず、インターネット(Internet)を始め、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。
ここで、管理システム1の概要について説明する。なお、以下の説明では、船舶の一例として漁船の場合について説明する。管理システム1は、例えば、移動端末10が遠洋、例えば、沿岸から200海里以上離れた海域で操業する漁船に設置され、基地局50および端末装置80が漁港の近隣に設けられた漁業無線協会70に設置される。また、管理システム1は、例えば、データセンタ等のクラウド上に管理装置100を設け、各基地局50および端末装置80とネットワークNを介して接続されている。また、図1の例では、基地局50−1が例えば北海道に設置され、基地局50−2が例えば沖縄に設置される。なお、図1では、簡略のために漁業無線協会70は1つとし、漁業無線協会70内に基地局50−2および端末装置80が設置される場合を示したが、これに限定されない。基地局50は、単独で設置されてもよいし、他の漁業無線協会70内に設けられてもよい。同様に、端末装置80は、他の漁業無線協会70内に当該漁業無線協会70の端末装置80として設置される。
移動端末10が設置された漁船は、例えば、みなしGMDSSのために、1日に3回以上、自船の位置を示す位置情報を含む管理情報を、短波帯の無線機を用いて複数の基地局50のいずれか1つ以上に対して送信する。移動端末10から送信された電波は、電離層Lで反射し、見通し距離外にある基地局50のうち、いずれか1つ以上の基地局50に到達する。電波が到達した基地局50は、移動端末10から送信された電波を受信して管理情報を取得すると、取得した管理情報を、ネットワークNを介して管理装置100に送信する。ここで、移動端末10から送信された電波は、例えば、当該移動端末10が設置された漁船が所属する漁業無線協会70とは異なる漁業無線協会70の基地局50で受信されたものとする。
管理装置100は、管理情報を受信すると管理情報から移動端末10の識別情報、すなわち当該移動端末10が設置された漁船の識別情報を特定する。管理装置100は、後述する管理情報記憶部121を参照して、当該漁船が所属する漁業無線協会70に設置された端末装置80に対して管理情報を送信する。これにより、管理装置100は、所属する漁業無線協会70と短波帯の電波で直接交信ができない漁船の管理情報を、所属する漁業無線協会70に送信できるので、遠洋の漁船を容易に管理できる。
続いて、管理システム1を構成する各構成要素について説明する。移動端末10は、通信部11と、記憶部12と、測位部13と、表示操作部14と、制御部15とを有する。なお、移動端末10は、図1に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイスなどの機能部を有することとしてもかまわない。移動端末10の一例としては、タブレット端末、可搬型のパーソナルコンピュータ等を採用できる。なお、移動端末10は、管理情報を短波を用いて送信する発信機である。
通信部11は、例えば、中波から短波帯の無線機等によって実現される。通信部11は、電離層Lを介して複数の基地局50のいずれか1つ以上と無線で接続され、基地局50およびネットワークNを介して、管理装置100との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部11は、制御部15から入力された管理情報を基地局50に向けて送信する。また、通信部11は、基地局50から送信された電波を受信して各種情報を取得する。
通信部11は、中波から短波帯の電波として、例えば、2MHz帯、4MHz帯、8MHz帯、12MHz帯、および、16MHz帯のうち1つ以上の周波数帯域を用いることができる。通信部11は、例えば、移動端末10の操作者によって陸地との距離および時間帯に応じて選択された周波数帯域を用いる。これは、中波および短波帯の電波の伝搬状況が、太陽活動や昼夜によって状態が異なる電離層の影響を受けるためである。なお、周波数の選択は、測位部13で測位して取得した位置情報に基づいて、代表的な基地局50までの距離を算出し、算出した距離、季節および時刻に応じて各周波数の重み付けを行い、より到達可能性の高い周波数を選択するようにしてもよい。また、周波数の選択は、各周波数帯域のバンド特性を考慮して選択する。
通信部11は、変調方式として、例えば、PSK(Phase Shift Keying)、FSK(Frequency Shift Keying)等のデジタル変調を用いることができる。また、通信部11は、周波数が低い帯域では、例えば、PSK31等の変調方式を用いることができる。例えば、PSK31は、通信速度が31ボーと低速であるが、専有帯域が狭く、主にテキストデータを通信する短波帯でのデータ通信に適している。なお、通信部11は、制御部15との接続方法として、例えば、通信部11の制御にはRS−232Cを用いたシリアル通信を用いて、管理情報等のデータの授受には、音声入出力端子を用いて変調信号を入出力することができる。なお、船舶に搭載されている既存の無線機を使用する場合、短波の周波数帯でのデジタル変調を行うための変調装置を別途設置することが可能である。この場合、制御部15から出力されたデジタル情報を取得すると、デジタル情報をアナログ波形に変調して、無線機に出力する。
記憶部12は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部12は、管理情報に含める各種情報、制御部15での処理に用いる情報等を記憶する。
測位部13は、衛星測位システムの信号を受信する。測位部13は、衛星測位システムとして、GPS(Global Positioning System)、GLONASS(Global Navigation Satellite System)、ガリレオ、および、コンパス等の全地球航法衛星システムの信号を受信して測位を行う。測位部13は、制御部15から測位を要求されると測位を行なって、測位結果をWGS(World Geodetic System)84等の測地系に基づいた位置情報として出力する。また、測位部13は、制御部15から連続して測位を続けるように要求されると、連続して測位を行なって、制御部15から停止を要求されるまで位置情報の出力を続ける。なお、測位部13は、衛星測位システムとして、準天頂衛星システム、インド地域航法衛星システム、DORIS(Doppler Orbitography and Radio-positioning Integrated by Satellite)、および、北斗等の地域航法衛星システムの信号を受信してもよい。
表示操作部14は、各種情報を表示するための表示デバイス、および、ユーザから各種操作を受け付ける入力デバイスである。例えば、表示操作部14は、表示デバイスとして液晶ディスプレイ等によって実現される。また、例えば、表示操作部14は、入力デバイスとして、タッチパネル等によって実現される。つまり、表示操作部14は、表示デバイスと入力デバイスとが一体化される。また、表示操作部14は、ユーザインタフェースとして、例えば、画面下部にキーボードを表示して、キー入力を受け付ける。表示操作部14は、ユーザによって入力された操作を操作情報として、制御部15に出力する。
制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部15は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしてもよい。制御部15は、移動端末10全体を制御する。また、制御部15は、例えば、みなしGMDSSのために、1日3回以上、測位部13から位置情報を取得して、取得した位置情報を含む管理情報を、通信部11を介して基地局50に対して送信する。
制御部15は、測位部13に対して測位を要求する。制御部15は、測位の要求として、1回のみの測位の要求と、連続して測位を続ける要求とのいずれかを測位部13に対して出力する。制御部15は、測位部13から測位の要求に応じた位置情報が入力されると、当該位置情報を伝文フォーマットに挿入して管理情報である伝文を生成する。制御部15は、生成した伝文、すなわち管理情報を通信部11に出力する。なお、制御部15は、位置情報の一部を、移動端末10が設置された漁船が所属する漁業無線協会70内の端末装置80でのみ復号化できるように暗号化してもよい。
図2は、伝文フォーマットの一例を示す説明図である。図2に示すように、例えば伝文フォーマット21は、「Char code」、「format ver」、「Message Type」、「name of a vessel」、「Call Sign」、「nationality」、「prefectures」、「Geographic Point Location」、「Parity」といった項目を有する。なお、図2の伝文フォーマット21は、例えば、1マスが1バイトである。また、図2に示す伝文フォーマット21の長さは、一例として104バイトであるが、これに限定されず、任意の長さとすることができる。さらに、伝文フォーマット21は、項目として、他にも回送すべき無線協会のコード、位置情報の一部をマスクする、つまり暗号化するレベルを示す位置情報マスクレベル等を設けてもよい。
「Char code」は、文字コード系を示す。「format ver」は、伝文フォーマット21のバーションを示し、フォーマット変更に対応するための項目である。「Message Type」は、メッセージタイプを示し、例えば、自動、手動、要求送信、緊急といったメッセージの種別を表す。「name of a vessel」は、移動端末10が設置された漁船の船名または識別情報を表す。なお、「name of a vessel」は、文字数に余裕があれば、漁船の船名と識別情報とを表すようにしてもよい。「Call Sign」は、確実な識別のための無線局のコールサインを表す。「nationality」は、「nationality registration」を省略したものであり、船籍国コードを示す。「prefectures」は、所属都道府県を表す。「Geographic Point Location」は、位置情報を示し、例えば、測位系と緯度と経度とを表す。「Parity」は、メッセージの完全受信を確認するためのパリティである。
図1の説明に戻って、基地局50は、通信部51と、制御部52とを有する。基地局50は、例えば、周波数帯域ごとにそれぞれ無線機を有し、各無線機には図示しないアンテナがそれぞれ接続され、各周波数帯域で同時に複数の漁船に設置された移動端末10と通信することができる。
通信部51は、例えば、中波から短波帯の無線機等によって実現される。また、通信部51は、ネットワークNを介して管理装置100との間で通信を行うために、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部51は、電離層Lを介して複数の移動端末10のいずれか1つ以上と無線で接続され、ネットワークNを介して管理装置100と接続される。つまり、通信部51は、移動端末10と基地局50との間、および、基地局50と管理装置100との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。すなわち、基地局50は、移動端末10と管理装置100との通信を中継する。通信部51は、ネットワークNとの接続を有線または無線により行う。
通信部51は、例えば、中波から短波帯の無線機として、複数の無線機、例えば、2MHz帯、4MHz帯、8MHz帯、12MHz帯、および、16MHz帯に対応する5台の無線機を用いて、移動端末10から送信された電波を受信する。通信部51は、複数の移動端末10から送信された、それぞれ異なる周波数の電波を用いた無線信号を、対応する周波数の複数の無線機で受信する。なお、使用される周波数帯は、移動端末10が設置される漁船の位置および時間帯のいずれか1つ以上に応じて決定される。また、通信部51は、変調方式として、移動端末10の通信部11と同様の変調方式を用いる。また、通信部51は、制御部52との接続も移動端末10と同様に、RS−232Cを用いたシリアル通信と、音声入出力端子を用いたデータ通信とを用いることができる。なお、基地局に設置されている既存の無線機を使用する場合、短波の周波数帯でのデジタル変調を行うための変調装置を別途設置することが可能である。この場合、無線機が受信したアナログ波形を取得すると、アナログ波形をデジタル情報に変換して、制御部52に出力する。
通信部51は、受信した電波から管理情報を抽出し、制御部52に出力する。また、通信部51は、抽出した管理情報を、NICを用いてネットワークNを介して管理装置100に送信する。
制御部52は、基地局50の全体を制御する。制御部52は、通信部51から管理情報が入力されると、例えば、図示しない表示部に管理情報を受信した旨を表示させる。制御部52は、例えば、基地局50の制御用のコンピュータであり、例えば、組込型のコンピュータでもよいし、据置型のパーソナルコンピュータ等であってもよい。
端末装置80は、例えば、漁業無線協会70に設置され、管理装置100から当該漁業無線協会70に所属する漁船の移動端末10から送信された管理情報の提供を受けるコンピュータである。かかる端末装置80の一例としては、パーソナルコンピュータを採用できる。端末装置80には、上記のパーソナルコンピュータなどの据置き型の端末のみならず、各種の携帯端末装置を端末装置80として採用することもできる。端末装置80は、ネットワークNを介して管理装置100から受信した管理情報を、図示しない記憶部に蓄積して記憶する。また、端末装置80は、例えば、漁業無線協会70に所属する漁船を管理する。端末装置80は、漁船の管理情報として、例えば、漁船の識別情報、船長、出港日時、出漁海域、帰港予定日時等を管理する。
管理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。管理装置100は、図1に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイスなどの機能部を有することとしてもかまわない。また、管理装置100は、いわゆるクラウド上に構成され、自由に拡張や構成の変更が可能なようにしてもよい。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。通信部110は、ネットワークNを介して基地局50と有線または無線で接続され、基地局50との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部110は、基地局50から管理情報を受信する。通信部110は、受信した管理情報を制御部130に出力する。また、通信部110は、制御部130から移動端末10の識別情報が特定された管理情報が入力される。通信部110は、入力された特定された管理情報を、当該管理情報に対応する管理組織、すなわち当該管理情報を送信した移動端末10が設置された漁船が所属する漁業無線協会70の端末装置80に対して送信する。
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、管理情報記憶部121を有する。また、記憶部120は、制御部130での処理に用いる情報を記憶する。
管理情報記憶部121は、漁船の識別情報と、所属する管理組織と、所属する漁港と、連絡先情報とを対応付けて記憶する。図3は、管理情報記憶部の一例を示す説明図である。図3に示すように、管理情報記憶部121は、「識別情報」、「所属する管理組織」、「所属する漁港」、「連絡先情報1」、「連絡先情報2」といった項目を有する。
「識別情報」は、例えば、漁船登録番号であり漁船を識別する。「所属する管理組織」は、漁船が所属する管理組織、例えば、漁業無線協会等を示す。「所属する漁港」は、漁船が所属する漁港を示す。漁船が所属する漁港は、例えば、漁船が所属する漁業協同組合に対応する。「連絡先情報1」および「連絡先情報2」は、例えば、漁船の船長の家族についての、連絡先電話番号や連絡先メールアドレス等を示す。
図1の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPUやMPU等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されるようにしてもよい。制御部130は、受信制御部131と、特定部132と、送信制御部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
受信制御部131は、通信部110およびネットワークNを介して、複数の基地局50から管理情報を受信する。受信制御部131は、管理情報として、例えば、ある移動端末10から所定時間以上の間隔で送信された管理情報を受信する。ここで、所定時間は、例えば、3時間とすることができる。受信制御部131は、例えば、移動端末10が6時間間隔で管理情報を送信する場合に、厳密に6時間間隔ではなく、多少の時間間隔の前後があっても許容するためである。なお、受信制御部131は、移動端末10から所定時間未満の間隔で送信された管理情報は、受信してもよいし、受信せず放置してもよい。受信制御部131は、電波の伝搬状況によっては、複数の基地局50から、同一の移動端末10から送信された管理情報を受信する。受信制御部131は、受信した管理情報を特定部132に出力する。
特定部132は、受信制御部131から管理情報が入力されると、伝文フォーマット21に基づいて、受信した管理情報から移動端末10の識別情報を特定する。なお、識別情報は、漁船を識別する漁船登録番号を用いてもよいし、移動端末10の無線局に割り当てられているコールサインを用いてもよい。特定部132は、受信した管理情報と、特定した識別情報とを対応付けて、送信制御部133に出力する。
送信制御部133は、特定部132から管理情報および対応付けられた識別情報が入力されると、管理情報記憶部121を参照し、識別情報に基づいて、移動端末10が所属する管理組織を特定する。すなわち、送信制御部133は、識別情報に基づいて、移動端末10が設置された漁船が所属する漁業無線協会70を特定する。送信制御部133は、管理情報を、特定した漁業無線協会70の端末装置80に対して、通信部110およびネットワークNを介して送信する。
送信制御部133は、特定部132から入力された管理情報の識別情報が、所定時間以内に既に漁業無線協会70の端末装置80に送信した管理情報の識別情報と同一である場合には、入力された管理情報および識別情報を破棄する。すなわち、送信制御部133は、入力された管理情報および識別情報が、複数の基地局50で受信された2つ目以降の管理情報であるとして、漁業無線協会70の端末装置80に対して送信を行わない。
送信制御部133は、管理情報に含まれる位置情報のうち、一部が暗号化されている場合には、位置情報を復号せずに一部が暗号化されたまま、当該管理情報を特定した漁業無線協会70の端末装置80に対して、通信部110およびネットワークNを介して送信する。
また、送信制御部133は、移動端末10が設置された漁船の関係者の図示しない端末装置に対して、通信部110およびネットワークNを介して、当該移動端末10から送信された管理情報を受信したことを示す受信情報を送信する。送信制御部133は、例えば、管理情報記憶部121を参照して、当該関係者のメールアドレスを取得して、受信情報を電子メールとして送信する。受信情報には、管理情報を受信した旨のみとしてもよいし、例えば、位置情報等の他の情報を付加してもよい。
また、送信制御部133は、管理情報に緊急情報を識別する情報が含まれる場合には、図示しない緊急情報に対応する組織、例えば、海上保安庁等に当該管理情報をただちに送信する。これにより、管理装置100は、緊急を要する情報を速やかに対応可能な組織に送信することができる。
次に、実施例の管理システム1の動作について説明する。なお、以下の説明では、管理システム1の動作の一例として、遠洋に出漁した漁船から、みなしGMDSSを行う場合について説明する。また、以下の説明では、移動端末10は基地局50−2を有する漁業無線協会70に所属し、移動端末10から送信された電波は、基地局50−2では受信できず、他の基地局50−1で受信できた場合について説明する。
図4は、実施例の管理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。漁船に設置された移動端末10の制御部15は、例えば、予め定められた所定の時間になると、測位部13に対して測位を要求する。制御部15は、測位部13から測位の要求に応じた位置情報が入力されると、当該位置情報を伝文フォーマットに挿入して管理情報を生成し、生成した管理情報を、通信部11を介して複数の基地局50に向けて送信する(ステップS1)。
基地局50−1の通信部51は、移動端末10から送信された電波を受信する。すなわち、通信部51は、受信した電波に含まれる管理情報を受信する(ステップS2)。通信部51は、受信した管理情報を、ネットワークNを介して管理装置100に送信する(ステップS3)。
管理装置100の受信制御部131は、通信部110およびネットワークNを介して、基地局50−1から管理情報を受信する(ステップS4)。受信制御部131は、受信した管理情報を特定部132に出力する。特定部132は、受信制御部131から管理情報が入力されると、伝文フォーマット21に基づいて、受信した管理情報から移動端末10の識別情報を特定する(ステップS5)。特定部132は、受信した管理情報と、特定した識別情報とを対応付けて、送信制御部133に出力する。
送信制御部133は、特定部132から管理情報および対応付けられた識別情報が入力されると、管理情報記憶部121を参照し、識別情報に基づいて、移動端末10が設置された漁船が所属する漁業無線協会70を特定する。送信制御部133は、管理情報を、特定した漁業無線協会70の端末装置80に対して、通信部110およびネットワークNを介して送信する(ステップS6)。
端末装置80は、ネットワークNを介して管理装置100から管理情報を受信する(ステップS7)。端末装置80は、受信した管理情報を、記憶部に蓄積して記憶する(ステップS8)。また、端末装置80は、例えば、所属する漁船の位置情報を地図上にプロットして、図示しない表示部に表示させて、端末装置80の使用者に位置情報を提供する。これにより、移動端末10が設置された漁船が所属する漁業無線協会70の基地局50−2で、当該移動端末10から送信された管理情報を直接受信できなくても、移動端末10が設置された漁船は、所属する漁業無線協会70に伝文を伝えることができる。
このように、管理システム1は、移動端末10と、複数の基地局50と、管理装置100とを有する。移動端末10は、短波を用いて該移動端末10の識別情報を含む管理情報を送信する通信部11を有する。複数の基地局50は、移動端末10から送信された管理情報を受信して、管理装置100に送信する通信部51を有する。管理装置100は、複数の基地局50のいずれか1つ以上の基地局50から送信された管理情報を受信する受信制御部131と、受信した管理情報から移動端末10の識別情報を特定する特定部132とを有する。また、管理装置100は、移動端末10の識別情報と該移動端末10が所属する管理組織の端末装置80の識別情報が記憶された管理情報記憶部121を参照して、特定した移動端末10の識別情報に基づいて、移動端末10が所属する管理組織の端末装置80の識別情報に対応する管理組織の端末装置80宛に管理情報を送信する送信制御部133を有する。その結果、船舶を容易に管理できる。
また、管理システム1の移動端末10はデジタル値にて管理情報を生成する制御部15と、デジタル値を短波の周波数帯で送信するためのアナログ波形に変換する変調装置と、をさらに有し、通信部11は、変調装置にてアナログ波形に変換された管理情報を送信する。その結果、通信部11として既存の無線機を使用できる。
また、管理システム1の複数の基地局50のそれぞれの基地局50は、短波の周波数帯で送信されたアナログ波形を受信すると、デジタル値に変換する変調装置を有する。その結果、通信部51として既存の無線機を使用できる。
また、管理システム1の複数の基地局50のそれぞれの基地局50は、共通の短波の周波数の無線信号を受信可能に設定されている。その結果、電波の伝搬状況によらず、船舶からの管理情報を受信できる。
また、管理システム1の複数の基地局50のそれぞれの基地局50は複数の受信機を備え、共通の周波数が複数設定されている場合に、該複数の受信機のそれぞれは、該複数設定された該共通の短波の周波数のうちのいずれかの周波数の無線信号を受信するように設定されている。その結果、割り当て周波数の異なる移動端末10のそれぞれに応じた無線信号を受信できる。
また、管理システム1の管理情報は、移動端末10の位置情報を含む。その結果、船舶の位置を把握することができ、船舶の位置を管理できる。
また、管理システム1の移動端末10は、管理情報が移動端末10の位置情報を含む場合に、位置情報の一部を暗号化した管理情報を送信する。その結果、船舶が所属する管理組織以外の他の管理組織等に詳細な位置情報を秘匿できる。
また、管理システム1の管理装置100は、受信した管理情報に含まれる識別情報と所定時間の範囲内に管理組織の端末装置80に送信済みの管理情報に含まれる識別情報とが同一である場合には、受信した管理情報を管理組織の端末装置80に送信しない制御を実行する。その結果、同一の船舶からの位置情報の重複を防止できる。
また、管理システム1の管理装置100は、移動端末10の識別情報に対応付けられた関係者の連絡先情報が記憶された記憶部を参照して、特定した識別情報に対応する移動端末10の関係者に対して、管理情報を受信したことを示す受信情報を送信する。その結果、船舶の関係者に安否情報や位置情報を提供できる。
また、管理システム1の移動端末10は船舶に設置される。その結果、船舶を管理することができる。
また、管理システム1の移動端末10の通信部11は、移動端末10の位置および管理情報を送信する時間帯のいずれか1つ以上に応じて短波の周波数を決定する。その結果、電波の伝搬状況に応じて送信された管理情報を受信することができる。
また、管理システム1は、第1のネットワークを用いて、同一周波数の短波を受信可能に設定する複数の基地局50を含む。管理システム1は、第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを用いて、複数の基地局50の内、少なくとも一つの基地局50から送信された情報を受信する情報処理装置100を含む。その結果、情報処理装置100は、いずれかの基地局50で受信した短波の無線信号の情報を受信できる。
なお、上記実施例では、管理装置100から移動端末10が設置された漁船の関係者に、受信情報を送信したが、これに限定されない。例えば、管理装置100にWebサーバ機能を付加して、インターネット上のWebページに各漁船の位置情報をプロットした地図を表示させ、漁船の関係者が当該Webページにログインすることで、当該Webページを閲覧させるようにしてもよい。これにより、漁船の関係者は、地図上にプロットされた漁船の位置を見るので、より漁船の位置が把握しやすくなる。さらに、受信情報は、電話、FAX等で漁船の関係者に送信するようにしてもよい。
また、上記実施例では、基地局50の通信部51に接続されるアンテナは、無線機ごとに、それぞれ接続したが、これに限定されない。例えば、多バンド型のアンテナを用いてもよいし、アンテナチューナを用いてもよい。また、船舶から陸上への送信と、陸上から船舶への送信とで、異なる周波数を用いてもよい。これにより、アンテナの設置場所の条件が緩和される。
また、上記実施例では、デジタル変調の一例としてPSK31を挙げたが、これに限定されない。例えば、RTTY(Radioteletype)、パケット通信、SSTV等の短波帯で使用可能な狭帯域のデジタル変調を用いてもよい。これにより、短波帯のうち周波数が高い帯域では、よりデータ量の多い通信を行うことができる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、上記の実施例では、端末装置80が基地局50とともに漁業無線協会70に設置された場合を示したが、端末装置80は管理装置100と通信可能であれば、基地局50とは異なる場所に設置されてもよい。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図5は、管理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す説明図である。
図5が示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、データ入力を受け付ける入力装置202と、モニタ203とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置204と、各種装置と接続するためのインタフェース装置205と、他の情報処理装置等と有線または無線により接続するための通信装置206とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM207と、ハードディスク装置208とを有する。また、各装置201〜208は、バス209に接続される。
ハードディスク装置208には、図1に示した受信制御部131、特定部132および送信制御部133の各処理部と同様の機能を有する管理プログラムが記憶される。また、ハードディスク装置208には、管理情報記憶部121、および、管理プログラムを実現するための各種データが記憶される。入力装置202は、例えば、コンピュータ200の管理者から操作情報等の各種情報の入力を受け付ける。モニタ203は、例えば、コンピュータ200の管理者に対して各種画面を表示する。インタフェース装置205は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置206は、例えば、図1に示した通信部110と同様の機能を有しネットワークNと接続され、基地局50と管理情報等の各種情報をやりとりする。
CPU201は、ハードディスク装置208に記憶された各プログラムを読み出して、RAM207に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータ200を図1に示した受信制御部131、特定部132および送信制御部133として機能させることができる。
なお、上記の管理プログラムは、必ずしもハードディスク装置208に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ200が読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこの管理プログラムを記憶させておき、コンピュータ200がこれらから管理プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
1 管理システム
10 移動端末
11 通信部
12 記憶部
13 測位部
14 表示操作部
15 制御部
50 基地局
51 通信部
52 制御部
70 漁業無線協会
80 端末装置
100 管理装置
110 通信部
120 記憶部
121 管理情報記憶部
130 制御部
131 受信制御部
132 特定部
133 送信制御部
L 電離層
N ネットワーク

Claims (9)

  1. 移動端末と、それぞれの前記移動端末が所属する管理組織ごとに設けられる複数の基地局と、管理装置とを有する管理システムにおいて、
    前記移動端末は、短波を用いて該移動端末の識別情報を含む管理情報を送信する通信部を有し、
    前記複数の基地局のそれぞれは、自身が属する前記管理組織とは異なる前記管理組織に所属する前記移動端末から送信された前記管理情報を受信して、前記管理装置に送信する通信部を有し、
    前記管理装置は、
    前記複数の基地局のいずれか1つ以上の基地局から送信された前記管理情報を受信する受信部と、
    受信した前記管理情報から前記移動端末の識別情報を特定する特定部と、
    移動端末の識別情報と該移動端末が所属する前記管理組織の端末の識別情報が記憶された記憶部を参照して、特定した前記移動端末の識別情報に基づいて、前記移動端末が所属する前記管理組織の端末の識別情報に対応する前記管理組織の端末宛に前記管理情報を送信する送信部と
    を有することを特徴とする管理システム。
  2. 前記移動端末はデジタル値にて管理情報を生成する制御部と、前記デジタル値を短波の周波数帯で送信するためのアナログ波形に変換する変換部と、をさらに有し、
    前記通信部は、前記変換部にてアナログ波形に変換された管理情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の管理システム。
  3. 前記複数の基地局のそれぞれは、短波の周波数帯で送信されたアナログ波形を受信すると、デジタル値に変換する変換部を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の管理システム。
  4. 前記複数の基地局のそれぞれは、共通の短波の周波数の無線信号を受信可能に設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の管理システム。
  5. 前記複数の基地局のそれぞれは、複数の受信機を備え、共通の短波の周波数が複数設定されている場合に、該複数の受信機のそれぞれは、該複数設定された該共通の短波の周波数のうちのいずれかの周波数の無線信号を受信するように設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の管理システム。
  6. 前記管理装置は、受信した前記管理情報に含まれる識別情報と所定時間の範囲内に前記管理組織の端末に送信済みの管理情報に含まれる識別情報とが同一である場合には、受信した前記管理情報を前記管理組織の端末に送信しない制御を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の管理システム。
  7. 前記移動端末は船舶に設置されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の管理システム。
  8. 前記移動端末の通信部は、前記移動端末の位置および管理情報を送信する時間帯のいずれか1つ以上に応じて前記短波の周波数を決定することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の管理システム。
  9. それぞれの移動端末が所属する管理組織ごとに設けられる複数の基地局のそれぞれが属する前記管理組織とは異なる前記管理組織に所属する前記移動端末が有する通信部から短波を用いて送信された該移動端末の識別情報を含む管理情報を受信した前記複数の基地局のいずれか1つ以上から送信された前記管理情報を受信し、
    受信した前記管理情報から前記移動端末の識別情報を特定し、
    移動端末の識別情報と該移動端末が所属する前記管理組織の端末の識別情報が記憶された記憶部を参照して、特定した前記移動端末の識別情報に基づいて、前記移動端末が所属する前記管理組織の端末の識別情報に対応する前記管理組織の端末宛に前記管理情報を送信する
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする管理方法。
JP2016511236A 2014-03-31 2014-03-31 管理システムおよび管理方法 Active JP6337958B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/059595 WO2015151217A1 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 管理システムおよび管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015151217A1 JPWO2015151217A1 (ja) 2017-04-13
JP6337958B2 true JP6337958B2 (ja) 2018-06-06

Family

ID=54239585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016511236A Active JP6337958B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 管理システムおよび管理方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9807572B2 (ja)
JP (1) JP6337958B2 (ja)
WO (1) WO2015151217A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105634975B (zh) * 2016-01-26 2016-12-14 中国人民解放军国防信息学院 一种短波通信网的负荷分担方法
WO2018061204A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 富士通株式会社 電文情報取得プログラム、装置、及び方法
US11500116B2 (en) 2019-05-15 2022-11-15 Saudi Arabian Oil Company Identifying characteristics of a subterranean region using vector-based wavefield separation of seismic data from the subterranean region

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0479619A (ja) * 1990-07-23 1992-03-13 Toshiba Corp 移動通信システムの通信制御方法
JPH0583180A (ja) 1991-09-20 1993-04-02 Hitachi Telecom Technol Ltd 移動無線通信における受信妨害防止設定方式
JP3183487B2 (ja) 1993-12-28 2001-07-09 日本電信電話株式会社 無線チャネル割当方法
JP2001202589A (ja) * 2000-01-19 2001-07-27 Ohbayashi Corp 広域作業管理システム
JP2001283145A (ja) 2000-03-30 2001-10-12 Uzushio Electric Co Ltd 船舶情報仲介システム及び船舶情報仲介装置
AU2002238223A1 (en) * 2000-09-20 2002-04-02 Noboru Masaoka Information management system
JP2002267769A (ja) 2001-03-09 2002-09-18 Nichiei Denki Kogyo Kk 海象データ観測システムおよび該システムに用いられる基地局側サブシステム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びに海象データ観測プログラム
JP2003123199A (ja) * 2001-10-11 2003-04-25 Mitsubishi Electric Corp 船舶情報システム
JP2004252823A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Toa Harbor Works Co Ltd 船舶運航管理システム
JP2005189165A (ja) 2003-12-26 2005-07-14 Akasaka Tec Inc 気象・海象データリアルタイム提供システム
JP4413811B2 (ja) 2005-04-07 2010-02-10 古野電気株式会社 Tdma通信装置
JP3882025B1 (ja) 2006-06-30 2007-02-14 国土交通省国土技術政策総合研究所長 広域用船舶動静監視方法及びシステム
JP5435418B2 (ja) 2009-03-19 2014-03-05 独立行政法人海上技術安全研究所 海流データ同化方法および同化システム
JP2013172324A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システム
JP5420723B2 (ja) 2012-06-27 2014-02-19 三井造船株式会社 船舶の最適航路計算システム、船舶の運航支援システム、船舶の最適航路計算方法、及び船舶の運航支援方法

Also Published As

Publication number Publication date
US9807572B2 (en) 2017-10-31
JPWO2015151217A1 (ja) 2017-04-13
US20170013420A1 (en) 2017-01-12
WO2015151217A1 (ja) 2015-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101329180B (zh) 基于北斗卫星导航系统定位通信的双模船载终端及方法
CN101441471B (zh) 一种船舶自动识别监视系统
JP6358326B2 (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
JP5968789B2 (ja) 緊急警報システム
CN102754420B (zh) 警报警告方法
CN202994166U (zh) 便携式导航监控一体化系统
CN101262690A (zh) 海洋超短波远程无线通信和综合信息服务系统
KR20020034143A (ko) 해양사고 방지를 위한 정보서비스 방법 및 정보처리 방법및 통신 단말장치
JP6337958B2 (ja) 管理システムおよび管理方法
KR100738259B1 (ko) 선박위치 송신 단말기와 해상용 브이 에이치 에프 무전기를통합한 선박 항해 통신장비
JP6245351B2 (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
KR20080004825A (ko) 통합 해상 안전장치
CN103167407A (zh) 紧急事件应答系统及方法
KR20140042166A (ko) 선박 운항 지원 방법 및 시스템
JP5677514B2 (ja) 情報提供システム、情報提供装置、携帯端末及び情報取得プログラム
JP2017069907A (ja) 情報送信プログラム、情報送信方法および情報送信装置
JP6597110B2 (ja) 無線通信プログラム、無線通信方法、無線基地局および無線通信システム
JP6520626B2 (ja) 通信制御システム、端末装置、船舶、通信制御方法および通信制御プログラム
Niang et al. Tracking, Safety of the Small Pirogue and Monitoring of Ocean Natural Resource in West Africa Coast.
CN102353966B (zh) 导航仪及导航系统
Cruz et al. Eyes at Sea: Tracking System of Rescue Boats in Polillo Group of Islands
KR102164512B1 (ko) Ais 메시지 통합 분배 및 모니터링 시스템 및 방법
JP7502639B2 (ja) 通信装置およびその制御方法
Khan et al. AIS based communication infrastructure and data aggregation for a safer seafaring
KR101161338B1 (ko) Hf 무선 통신망을 이용한 선박 정보 제공 시스템 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180410

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6337958

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150