JP3183487B2 - 無線チャネル割当方法 - Google Patents
無線チャネル割当方法Info
- Publication number
- JP3183487B2 JP3183487B2 JP33805793A JP33805793A JP3183487B2 JP 3183487 B2 JP3183487 B2 JP 3183487B2 JP 33805793 A JP33805793 A JP 33805793A JP 33805793 A JP33805793 A JP 33805793A JP 3183487 B2 JP3183487 B2 JP 3183487B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- control channel
- signal
- base station
- level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は同一周波数で時分割多
元接続方式(TDMA)を用いて通信し、しかも基地局
は自律分散制御を行い、干渉を与えないタイミングに制
御チャネルを送信し、移動局に信号を伝送する移動通信
方式において、基地局間のトラヒックの偏差を最小にす
る様に制御チャネルを基地局に割り当てる方法に関す
る。
元接続方式(TDMA)を用いて通信し、しかも基地局
は自律分散制御を行い、干渉を与えないタイミングに制
御チャネルを送信し、移動局に信号を伝送する移動通信
方式において、基地局間のトラヒックの偏差を最小にす
る様に制御チャネルを基地局に割り当てる方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来において新たに基地局を設け、最初
に動作させる時、あるいは主電源を供給して基地局を立
ち上げる際に、その基地局から制御信号を送信する前に
その制御信号を送信しようとする制御チャネル(タイミ
ング)では他の基地局が送信をしていない、あるいは送
信していても干渉となるレベルより小であることを確認
した後に、その制御チャネル(タイミング)で制御信号
の送信を行っていた。
に動作させる時、あるいは主電源を供給して基地局を立
ち上げる際に、その基地局から制御信号を送信する前に
その制御信号を送信しようとする制御チャネル(タイミ
ング)では他の基地局が送信をしていない、あるいは送
信していても干渉となるレベルより小であることを確認
した後に、その制御チャネル(タイミング)で制御信号
の送信を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】移動局が制御チャネル
を探索し、最初に規定のレベル以上の制御信号を捕捉す
ると、その基地局の制御信号に従って移動局、基地局間
での制御信号の送受を行う移動通信システムでは、図4
に示すように移動局11がセル12とセル13との間に
いるときに、つまりセル12の基地局14と、セル13
の基地局15との何れとも通信が可能な状態にある時、
移動局11が基地局14の制御信号(制御チャネル)1
6を捕捉する確率と、基地局15の制御信号(制御チャ
ネル)17を捕捉する確率が等確率であれば基地局14
と15とのトラヒックに偏りが生じない。
を探索し、最初に規定のレベル以上の制御信号を捕捉す
ると、その基地局の制御信号に従って移動局、基地局間
での制御信号の送受を行う移動通信システムでは、図4
に示すように移動局11がセル12とセル13との間に
いるときに、つまりセル12の基地局14と、セル13
の基地局15との何れとも通信が可能な状態にある時、
移動局11が基地局14の制御信号(制御チャネル)1
6を捕捉する確率と、基地局15の制御信号(制御チャ
ネル)17を捕捉する確率が等確率であれば基地局14
と15とのトラヒックに偏りが生じない。
【0004】ところが、セル12と一部重複してセル1
8を設け、そのセル18の基地局19から新たの制御信
号を送信するため、従来においては単に、基地局14,
15の各制御チャネル16,17と干渉とならないチャ
ネルを選んで制御信号を送信すると、図5に示すように
その基地局19が送信する制御チャネル(タイミング)
21が基地局14が送信する制御チャネル(タイミン
グ)16のすこし前の状態となることがあり、このよう
な場合に移動局11が基地局14と基地局19との各制
御チャネル16と21とを受信できる状態では、移動局
が基地局19の制御チャネル21を捕捉するのは制御チ
ャネル16の直後から制御チャネル21の直前までにチ
ャネル探索を開始する場合で、この確率が著しく高くな
り、基地局14の制御チャネル16を捕捉するのは制御
チャネル21の直後から制御チャネル16の直前までに
チャネル探索を開始する場合であって、この確率が極め
て小さくなる。よって、基地局19のトラヒックが大き
くなり、基地局14の収容トラヒックに余裕があるにも
かかわらず、呼損率が上昇する。
8を設け、そのセル18の基地局19から新たの制御信
号を送信するため、従来においては単に、基地局14,
15の各制御チャネル16,17と干渉とならないチャ
ネルを選んで制御信号を送信すると、図5に示すように
その基地局19が送信する制御チャネル(タイミング)
21が基地局14が送信する制御チャネル(タイミン
グ)16のすこし前の状態となることがあり、このよう
な場合に移動局11が基地局14と基地局19との各制
御チャネル16と21とを受信できる状態では、移動局
が基地局19の制御チャネル21を捕捉するのは制御チ
ャネル16の直後から制御チャネル21の直前までにチ
ャネル探索を開始する場合で、この確率が著しく高くな
り、基地局14の制御チャネル16を捕捉するのは制御
チャネル21の直後から制御チャネル16の直前までに
チャネル探索を開始する場合であって、この確率が極め
て小さくなる。よって、基地局19のトラヒックが大き
くなり、基地局14の収容トラヒックに余裕があるにも
かかわらず、呼損率が上昇する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、他の基地局の制御チャネルの受信レベルを測定し、
その最大のもの位相と、位相が180度ずれた位相で制
御チャネルの信号を送出する。
ば、他の基地局の制御チャネルの受信レベルを測定し、
その最大のもの位相と、位相が180度ずれた位相で制
御チャネルの信号を送出する。
【0006】請求項2の発明によればTDMA周期の1
以上に渡って他の基地局から送信されている制御信号の
レベルを測定し、その測定された1つの信号を位相基準
として、各隣接位相の信号の位相差を検出し、また今制
御チャネルを割り当てようとしている基地局の作る移動
局と通信を行うゾーン端で受信されるであろう受信レベ
ルを予め定めておき、今割り当てようとする制御チャネ
ルの位相φを想定し、その位相φと、測定された信号の
隣接位相との位相差と、上記各位相差と、測定した受信
レベルと、予め定めた受信レベルとから上記ゾーン端付
近で移動局の各基地局を捕捉する確率を求め、その確率
の分散が最小となる位相φを求め、その位相φで制御チ
ャネルの信号を送信する。
以上に渡って他の基地局から送信されている制御信号の
レベルを測定し、その測定された1つの信号を位相基準
として、各隣接位相の信号の位相差を検出し、また今制
御チャネルを割り当てようとしている基地局の作る移動
局と通信を行うゾーン端で受信されるであろう受信レベ
ルを予め定めておき、今割り当てようとする制御チャネ
ルの位相φを想定し、その位相φと、測定された信号の
隣接位相との位相差と、上記各位相差と、測定した受信
レベルと、予め定めた受信レベルとから上記ゾーン端付
近で移動局の各基地局を捕捉する確率を求め、その確率
の分散が最小となる位相φを求め、その位相φで制御チ
ャネルの信号を送信する。
【0007】請求項3の発明では請求項2の発明で、上
記位相検出以後の処理を受信レベルがしきい値以上のも
のについて行う。
記位相検出以後の処理を受信レベルがしきい値以上のも
のについて行う。
【0008】
【実施例】図1に上記課題を解決するための実施例を示
す。制御チャネルの信号を新たに送信しようとする基地
局19はその周辺基地局からの制御信号をTDMAの1
周期以上にわたって受信して、時間的に順次受信される
信号の位相差(時間差)を測定する。その際干渉のおそ
れのないしきい値以下の受信レベルの信号は無視する。
例えば図1Aに示すように基地局14からの制御チャネ
ル信号16と基地局15からの制御チャネル信号17
と、他の基地局からの制御チャネル信号23とが受信さ
れたが、制御チャネル信号23は受信レベルがしきい値
以下であったとする。従って制御チャネル信号16と次
の制御チャネル信号17との位相差φ12と、制御チャネ
ル信号17と次の制御チャネル信号16との位相差φ21
とをそれぞれ検出し、その最大の位相差、この例ではφ
21の真中の位相に基地局19の制御チャネル21を図1
Bに示すように割り当てる。このようにして各受信基地
局の制御チャネルの位相からなるべく離れた位相で制御
チャネル21を割り当てることができる。
す。制御チャネルの信号を新たに送信しようとする基地
局19はその周辺基地局からの制御信号をTDMAの1
周期以上にわたって受信して、時間的に順次受信される
信号の位相差(時間差)を測定する。その際干渉のおそ
れのないしきい値以下の受信レベルの信号は無視する。
例えば図1Aに示すように基地局14からの制御チャネ
ル信号16と基地局15からの制御チャネル信号17
と、他の基地局からの制御チャネル信号23とが受信さ
れたが、制御チャネル信号23は受信レベルがしきい値
以下であったとする。従って制御チャネル信号16と次
の制御チャネル信号17との位相差φ12と、制御チャネ
ル信号17と次の制御チャネル信号16との位相差φ21
とをそれぞれ検出し、その最大の位相差、この例ではφ
21の真中の位相に基地局19の制御チャネル21を図1
Bに示すように割り当てる。このようにして各受信基地
局の制御チャネルの位相からなるべく離れた位相で制御
チャネル21を割り当てることができる。
【0009】次に請求項1の発明の実施例を図2を参照
して説明する。周辺基地局の制御チャネル信号を1つず
つ受信し、その受信レベルを測定して、その受信レベル
と、先に受信記憶している制御チャネル信号の受信レベ
ルより高いかを調べ(S1 )、今受信した信号のレベル
の方が高い場合はその制御チャネル信号BSm と位相φ
m とを先の記憶にかえて記憶して(S2 )、全制御チャ
ネルについて受信レベル測定をしたかを調べ、全チャネ
ルについて済んでない場合はステップ1に戻る(S
3 )。ステップS1 で今受信した信号のレベルの方が記
憶受信レベルより低い場合はステップS3 に直ちに移
る。ステップS3 で、すべての制御チャネルについての
受信レベル測定が終了すると、記憶されている位相φm
と逆位相、つまりπだけずれている位相(タイミング)
φn でその基地局の制御チャネルを送信する(S4 )。
して説明する。周辺基地局の制御チャネル信号を1つず
つ受信し、その受信レベルを測定して、その受信レベル
と、先に受信記憶している制御チャネル信号の受信レベ
ルより高いかを調べ(S1 )、今受信した信号のレベル
の方が高い場合はその制御チャネル信号BSm と位相φ
m とを先の記憶にかえて記憶して(S2 )、全制御チャ
ネルについて受信レベル測定をしたかを調べ、全チャネ
ルについて済んでない場合はステップ1に戻る(S
3 )。ステップS1 で今受信した信号のレベルの方が記
憶受信レベルより低い場合はステップS3 に直ちに移
る。ステップS3 で、すべての制御チャネルについての
受信レベル測定が終了すると、記憶されている位相φm
と逆位相、つまりπだけずれている位相(タイミング)
φn でその基地局の制御チャネルを送信する(S4 )。
【0010】例えば図1Cに示すように制御チャネル信
号を新たに送信したい基地局19で制御チャネル信号1
6,17を順次受信し、その受信レベルが大きいものを
残す。この例では基地局14からの制御チャネル信号1
6がまず受信され、その受信レベルが記憶され、次に、
基地局15からの制御チャネル信号17が受信され、そ
の受信レベルは制御チャネル信号16より小さいから、
制御チャネル信号16の受信レベルを記憶したままと
し、次に受信されるのは再び基地局14からの制御チャ
ネル信号16が受信されるため、最大受信レベルの制御
チャネル信号は16となり、図1Dに示すように、制御
チャネル信号16の位相に対し、180度ずれた位相で
基地局19から制御チャネル信号21を送信する。
号を新たに送信したい基地局19で制御チャネル信号1
6,17を順次受信し、その受信レベルが大きいものを
残す。この例では基地局14からの制御チャネル信号1
6がまず受信され、その受信レベルが記憶され、次に、
基地局15からの制御チャネル信号17が受信され、そ
の受信レベルは制御チャネル信号16より小さいから、
制御チャネル信号16の受信レベルを記憶したままと
し、次に受信されるのは再び基地局14からの制御チャ
ネル信号16が受信されるため、最大受信レベルの制御
チャネル信号は16となり、図1Dに示すように、制御
チャネル信号16の位相に対し、180度ずれた位相で
基地局19から制御チャネル信号21を送信する。
【0011】次に請求項2の発明の実施例を図3を参照
して説明する。この場合は、制御チャネル信号21を送
信しようとする基地局19はTDMAの1周期以上に渡
って他の基地局からの制御チャネル信号を受信し、その
受信レベルを測定し、かつその1つの制御チャネル信号
を位相基準として、他の受信制御チャネル信号の位相を
検出する。例えば図3Aに示すように基地局14からの
制御チャネル信号16を位相φ1 、レベルL1 で受信
し、基地局15からの制御信号17を位相φ2 、レベル
L2 で受信し、受信したものはこの2つの制御チャネル
信号のみであるとする。一方基地局19が作る移動局と
の通信ゾーンの端で移動局が受信するであろう基地局1
9からの制御チャネル信号21の受信レベルを予めL3
と想定する。
して説明する。この場合は、制御チャネル信号21を送
信しようとする基地局19はTDMAの1周期以上に渡
って他の基地局からの制御チャネル信号を受信し、その
受信レベルを測定し、かつその1つの制御チャネル信号
を位相基準として、他の受信制御チャネル信号の位相を
検出する。例えば図3Aに示すように基地局14からの
制御チャネル信号16を位相φ1 、レベルL1 で受信
し、基地局15からの制御信号17を位相φ2 、レベル
L2 で受信し、受信したものはこの2つの制御チャネル
信号のみであるとする。一方基地局19が作る移動局と
の通信ゾーンの端で移動局が受信するであろう基地局1
9からの制御チャネル信号21の受信レベルを予めL3
と想定する。
【0012】移動通信では伝搬路の状態によりレベル変
動が大きく、その受信レベルLr に応じて、移動局がそ
の基地局との通信圏内であると判定するレベルLj を、
受信レベルLr が上回る確率Pはg(Lr )として求め
られる。従って隣接受信制御チャネル信号の間に送信し
ようとする制御チャネル信号21を想定し、この制御チ
ャネル信号を含めた1TDMA周期内での隣接制御チャ
ネル信号間の位相差をそれぞれ求め、これら位相差と、
各測定受信レベルと、想定受信レベルとから各基地局の
制御チャネル信号を移動局が捕捉する確率を求め、その
各確率がなるべく互いに等しくなるように、つまりこれ
ら確率の分散が最小になるように制御チャネル信号21
の位相を求める。
動が大きく、その受信レベルLr に応じて、移動局がそ
の基地局との通信圏内であると判定するレベルLj を、
受信レベルLr が上回る確率Pはg(Lr )として求め
られる。従って隣接受信制御チャネル信号の間に送信し
ようとする制御チャネル信号21を想定し、この制御チ
ャネル信号を含めた1TDMA周期内での隣接制御チャ
ネル信号間の位相差をそれぞれ求め、これら位相差と、
各測定受信レベルと、想定受信レベルとから各基地局の
制御チャネル信号を移動局が捕捉する確率を求め、その
各確率がなるべく互いに等しくなるように、つまりこれ
ら確率の分散が最小になるように制御チャネル信号21
の位相を求める。
【0013】図3の例では同図3Aに示すように制御チ
ャネル信号21の送信位相φ3 がφ1 より大でφ2 より
小の場合に、基地局14の制御チャネル信号16を移動
局が捕捉する確率P1 は次式で表わせる。 P1 =(φ21/2π)g(L1 )×(1−(φ 13 /2
π)g(L 3 ))×(1−(φ 32 /2π)g(L 2 )) φ21は制御チャネル信号17から制御チャネル信号16
までの位相差、φ13は制御チャネル信号16から制御チ
ャネル信号21までの位相差、φ32は制御チャネル信号
21から制御チャネル信号17までの位相差である。
(φ21/2π)g(L1 )はφ21の間に移動局が探索を
開始して、制御チャネル信号16を捕捉する確率であ
り、(1−(φ 13 /2π)g(L 3 ))は移動局がφ13
の間に探索を開始して、制御チャネル信号21を捕捉し
ない確率であり、(1−(φ 32 /2π)g(L 2 ))は
移動局がφ32の間に探索を開始して制御チャネル信号1
7を捕捉しない確率である。
ャネル信号21の送信位相φ3 がφ1 より大でφ2 より
小の場合に、基地局14の制御チャネル信号16を移動
局が捕捉する確率P1 は次式で表わせる。 P1 =(φ21/2π)g(L1 )×(1−(φ 13 /2
π)g(L 3 ))×(1−(φ 32 /2π)g(L 2 )) φ21は制御チャネル信号17から制御チャネル信号16
までの位相差、φ13は制御チャネル信号16から制御チ
ャネル信号21までの位相差、φ32は制御チャネル信号
21から制御チャネル信号17までの位相差である。
(φ21/2π)g(L1 )はφ21の間に移動局が探索を
開始して、制御チャネル信号16を捕捉する確率であ
り、(1−(φ 13 /2π)g(L 3 ))は移動局がφ13
の間に探索を開始して、制御チャネル信号21を捕捉し
ない確率であり、(1−(φ 32 /2π)g(L 2 ))は
移動局がφ32の間に探索を開始して制御チャネル信号1
7を捕捉しない確率である。
【0014】同様にして基地局15の制御チャネル信号
17を移動局が捕捉する確率P2 は次式で表わせる。 P2 =(φ32/2π)g(L2 )×(1−(φ 21 /2
π)g(L 1 ))×(1−(φ 13 /2π)g(L 3 )) 基地局21の制御チャネル信号21を移動局が捕捉する
確率P3 は次式で表わせる。
17を移動局が捕捉する確率P2 は次式で表わせる。 P2 =(φ32/2π)g(L2 )×(1−(φ 21 /2
π)g(L 1 ))×(1−(φ 13 /2π)g(L 3 )) 基地局21の制御チャネル信号21を移動局が捕捉する
確率P3 は次式で表わせる。
【0015】 P3 =(φ13/2π)g(L3 )×(1−(φ 21 /2
π)g(L 1 ))×(1−(φ 32 /2π)g(L 2 )) 更に図3Bに示すようにφ3 がφ2 より大でφ1 より小
の場合は移動局が制御チャネル信号16、17、21を
それぞれ捕捉する確率P1 、P2 、P3 はそれぞれ次式
で与えられる。
π)g(L 1 ))×(1−(φ 32 /2π)g(L 2 )) 更に図3Bに示すようにφ3 がφ2 より大でφ1 より小
の場合は移動局が制御チャネル信号16、17、21を
それぞれ捕捉する確率P1 、P2 、P3 はそれぞれ次式
で与えられる。
【0016】 P1 =(φ31/2π)g(L1 )×(1−(φ 12 /2π)g(L 2 ))× (1−(φ 23 /2π)g(L 3 )) P2 =(φ12/2π)g(L2 )×(1−(φ 23 /2π)g(L 3 ))× (1−(φ 31 /2π)g(L 1 )) P3 =(φ23/2π)g(L3 )×(1−(φ 31 /2π)g(L 1 ))× (1−(φ 12 /2π)g(L 2 )) 以上の確率P1 〜P3 がなるべく等しくなるように、つ
まり、P1 〜P3 の分散が最小になるようにφ3 を決定
する。
まり、P1 〜P3 の分散が最小になるようにφ3 を決定
する。
【0017】この図3に示した実施例において、受信レ
ベルがしきい値以上のものについて、上述した処理を実
行することにより演算量を減少することができる。
ベルがしきい値以上のものについて、上述した処理を実
行することにより演算量を減少することができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば周辺
基地局の制御チャネル信号の送信タイミング(位相)を
考慮して、新たに送信する基地局の制御チャネルを決定
し、各基地局が、移動局により捕捉される確率がほぼ等
しくなり、トラヒックが特定の基地局に偏ることなく、
呼損率が低い高品質なサービスを提供できる。
基地局の制御チャネル信号の送信タイミング(位相)を
考慮して、新たに送信する基地局の制御チャネルを決定
し、各基地局が、移動局により捕捉される確率がほぼ等
しくなり、トラヒックが特定の基地局に偏ることなく、
呼損率が低い高品質なサービスを提供できる。
【図1】C、Dは請求項1の発明の実施例を説明するた
めの制御チャネル信号の配置を示す図。
めの制御チャネル信号の配置を示す図。
【図2】請求項1の発明の実施例を示す流れ図。
【図3】請求項2の発明の実施例を説明するための制御
チャネル信号の配置を示す図。
チャネル信号の配置を示す図。
【図4】移動通信システムの構成例を示す図。
【図5】従来の無線チャネル割当方法の問題点を説明す
るための制御チャネルの配置を示す図。
るための制御チャネルの配置を示す図。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−315004(JP,A) 特開 平6−54363(JP,A) 特開 平7−143558(JP,A) 特開 平6−29910(JP,A) 特開 平1−99332(JP,A) 特開 平3−159327(JP,A) 特開 平2−98228(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26 102
Claims (3)
- 【請求項1】 2つ以上の無線基地局(以下基地局と呼
ぶ)とTDMA(時分割多元接続)方式でその基地局と
無線移動局(以下移動局と呼ぶ)との間で双方向通信を
行う移動無線通信で、1つの周波数に割り当てた制御チ
ャネルを複数の基地局で時分割で複数の制御チャネルと
して使用して制御信号を周期的に送信し続ける方式で、
その際の制御チャネルを割り当てる方法に於て、 TDMAの周期の1以上に渡って他の基地局から送信さ
れている制御信号のレベルと周期内の位相を検出し、 その検出したレベル中で最もレベルの高い信号のレベル
を検出し、 その検出した最もレベルの高い信号の位相と位相が18
0度ずれた位相で制御チャネルの信号を送信することを
特徴とする無線チャネル割当方法。 - 【請求項2】 2つ以上の無線基地局(以下基地局と呼
ぶ)とTDMA方式でその基地局と無線移動局(以下移
動局と呼ぶ)との間で双方向通信を行う移動無線通信
で、1つの周波数に割り当てた制御チャネルを複数の基
地局で時分割で使用して複数の制御チャネルとして制御
信号を周期的に送信し続ける方式で、その際の制御チャ
ネルを割り当てる方法に於て、 TDMAの周期の1以上に渡って他の基地局から送信さ
れていて受信できる全ての制御信号のレベルを測定し、 上記測定において測定された1つの信号を位相基準と
し、上記測定された各隣接位相信号の位相差を検出し、 今制御チャネルを割り当てようとしている基地局の作る
移動局と通信を行うゾーン端で受信されるであろう受信
レベルを予め定めておき、 上記今割り当てようとする制御チャネルの位相φを想定
し、その位相φと、その上記測定された信号の隣接位相
との位相差と上記各隣接位相信号の位相差と、上記測定
した受信レベルおよび上記予め定めた受信レベルとから
上記ゾーン端付近で移動局が各基地局を捕捉する確率を
求め、 上記確率の分散が最小となる位相φを求め、 その位相φで制御チャネルの信号を送信することを特徴
とする無線チャネル割当方法。 - 【請求項3】 上記測定された信号中のその測定レベル
がしきい値以上のものについて上記位相差検出、上記確
率を求めること、上記分散最小の位相を求めることを特
徴とする請求項2記載の無線チャネル割当方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33805793A JP3183487B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 無線チャネル割当方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33805793A JP3183487B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 無線チャネル割当方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07203519A JPH07203519A (ja) | 1995-08-04 |
JP3183487B2 true JP3183487B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=18314512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33805793A Expired - Fee Related JP3183487B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 無線チャネル割当方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3183487B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7405896B2 (ja) | 2017-06-22 | 2023-12-26 | アーチャー-ダニエルズ-ミッドランド カンパニー | ジカルボン酸含有混合物の分離及び精製方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015151217A1 (ja) | 2014-03-31 | 2015-10-08 | 富士通株式会社 | 管理システムおよび管理方法 |
WO2015151219A1 (ja) | 2014-03-31 | 2015-10-08 | 富士通株式会社 | 情報処理システムおよび情報処理方法 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33805793A patent/JP3183487B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7405896B2 (ja) | 2017-06-22 | 2023-12-26 | アーチャー-ダニエルズ-ミッドランド カンパニー | ジカルボン酸含有混合物の分離及び精製方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07203519A (ja) | 1995-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0654952B1 (en) | Method and apparatus for dynamic channel allocation for wireless communication | |
US6967944B2 (en) | Increasing link capacity via concurrent transmissions in centralized wireless LANs | |
US7904098B2 (en) | Method of assigning transmission channels in a telecommunications network and user station | |
US7224954B2 (en) | Method and device for communicating via an ad-hoc wireless network | |
US6131038A (en) | Method of and apparatus for selecting a channel in a base station by determining the field intensity of radiowaves received | |
US5502722A (en) | Method and apparatus for a radio system using variable transmission reservation | |
EP0677940B1 (en) | Handoff monitoring in cellular communication network using slow frequency hopping | |
US5157709A (en) | Radio communications system adaptively assigning channels using power levels of idle channels | |
JP3075217B2 (ja) | 移動通信システムのキャリアセンス方法 | |
EP1096730A1 (en) | Channel selecting method | |
US7468960B2 (en) | Network system comprising access points | |
JP2822432B2 (ja) | 無線システムのチャネル選択方法 | |
EP0819364B1 (en) | Stabilized control channel planning using loosely coupled dedicated traffic channels | |
KR100208630B1 (ko) | 공유 통신 채널 상에서 동작하는 무선 시스템을위한 방법 및 장치 | |
JP3183487B2 (ja) | 無線チャネル割当方法 | |
JP3278505B2 (ja) | ディジタル無線電話装置 | |
US7411933B2 (en) | Radio communication device, radio communication method, and computer program | |
US5936947A (en) | Mobile communication system and control channel setting method in mobile communication system | |
JPH088707B2 (ja) | 同一周波数干渉防止方法 | |
JP3149099B2 (ja) | 無線チャネル割当方法 | |
JPH04297137A (ja) | 移動通信における接続制御方式 | |
US20020090944A1 (en) | Virtual single cell with frequency reuse | |
JP3243989B2 (ja) | 無線通信制御装置 | |
JPH07245780A (ja) | 制御チャネル設定方法 | |
JPH09215053A (ja) | 無線通信方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090427 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090427 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100427 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |