JP6337891B2 - 通信システム、通信タイミング制御装置、接続制御装置、通信タイミング制御方法及びプログラム - Google Patents

通信システム、通信タイミング制御装置、接続制御装置、通信タイミング制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は通信システム、通信タイミング制御装置、接続制御装置、通信タイミング制御方法及びプログラムに関し、例えば同時通信が制限される複数の通信装置に通信タイミングを通知する通信システム、通信タイミング制御装置、接続制御装置、通信タイミング制御方法及びプログラムに関する。
近年、パーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン等、通信端末が多様化している。そのため、複数の通信端末を保持するユーザは、複数の通信端末を使用用途等に応じて使い分けることが一般的になっている。このような場合、ユーザは、通信端末毎に通信回線を契約する必要がある。例えば、携帯電話及びスマートフォンを所有するユーザは、それぞれの通信端末毎に通信事業者と通信回線を使用するための契約を行う必要がある。そのため、所有する通信端末の数が多くなるにつれて、主に通信回線契約料金の負担が大きくなる。さらに、M2M(Machine to Machine)通信が今後普及してきた場合、1企業もしくは1グループが管理するM2Mデバイスは多くなるため、管理するM2Mデバイス毎に必要となる通信回線契約料金の負担も大きくなる。
例えば、移動通信ネットワークに関する標準化団体である3GPPが規定する非特許文献1には、移動通信ネットワークにおいてMTC(Machine Type Communication)デバイスを用いた通信を行うためのネットワーク構成が開示されている。MTCデバイスは、M2Mデバイスに相当する。
上述したように、ユーザにおける通信回線契約料金の負担を軽減させるために、1回線契約において複数の通信端末の使用を許可するような通信サービスを提供することが考えられる。このような通信サービスは、複数のユーザが1回線を共有して使用することも可能とするため、新興国等のユーザへ安価に通信回線を提供する際にも有効である。
3GPP TS 22.368 V11.3.0 (2011-09) 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Service requirements for Machine-Type Communications(MTC);Stage 1 (Release 11)
しかし、1回線契約において複数の通信端末の使用を許可するような通信サービスを提供する場合に、1つの通信端末が回線を独占して使用しているもしくは長時間使用していると、他の通信端末もしくは他のユーザの通信機会が減少してしまうという問題が生じる。さらに、M2M通信においては、1企業等が管理するM2Mデバイスの数が多くなるため、1つの通信端末が回線を独占して使用しているもしくは長時間使用していると、通信機会が減少する通信端末数が増加するため、上述した問題の影響が大きくなる。
本発明の目的は、上述した問題を解決するために通信機会を効率的かつ公平に割り当てることが出来る通信システム、通信タイミング制御装置、接続制御装置、通信タイミング制御方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる通信システムは、同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から、ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記接続要求メッセージが一時通信を要求するメッセージに該当する場合、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続することを許可する接続制御装置と、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続を許可されている間に、前記第1の通信装置へ通信タイミングを示す通信可能タイミング通知メッセージを送信する通信タイミング制御装置と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかる通信装置は、同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる他の通信装置及び自装置のネットワークへの接続を行う通信タイミングを決定する制御部と、前記通信タイミングを前記他の通信装置へ通知する通信部と、を備えるものである。
本発明の第3の態様にかかる通信タイミング制御装置は、同時通信が制限される複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視する接続制御装置において、同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から、ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記接続要求メッセージが一時通信を要求するメッセージに該当するとして、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続することを許可された場合、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続を許可されている間に、前記第1の通信装置へ通信可能タイミングを示す通信可能タイミング通知メッセージを送信する通信部を備えるものである。
本発明の第4の態様にかかる接続制御装置は、同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から、ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記接続要求メッセージが、通信タイミング制御装置から通信可能タイミングを示す通信可能タイミング通知メッセージを受信するための一時通信を要求するメッセージに該当する場合、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続することを許可する制御部を備えるものである。
本発明の第5の態様にかかる通信タイミング制御方法は、同時通信が制限される複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視する接続制御装置において、同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から、ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記接続要求メッセージが一時通信を要求するメッセージに該当するとして、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続することを許可された場合、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続を許可されている間に、前記第1の通信装置へ通信可能タイミングを示す通信可能タイミング通知メッセージを送信するものである。
本発明の第6の態様にかかる接続制御方法は、同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から、ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信し、前記接続要求メッセージが、通信タイミング制御装置から通信可能タイミングを示す通信可能タイミング通知メッセージを受信するための一時通信を要求するメッセージに該当する場合、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続することを許可するものである。
本発明の第7の態様にかかるプログラムは、同時通信が制限される複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視する接続制御装置において、同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から、ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記接続要求メッセージが一時通信を要求するメッセージに該当するとして、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続することを許可された場合、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続を許可されている間に、前記第1の通信装置へ通信可能タイミングを示す通信可能タイミング通知メッセージを送信するステップをコンピュータに実行させるものである。
本発明により、通信機会を効率的かつ公平に割り当てることが出来る通信システム、通信タイミング制御装置、接続制御装置、通信タイミング制御方法及びプログラムを提供することが出来る。
実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる接続制御装置の構成図である。 実施の形態2にかかる通信タイミング制御装置の構成図である。 実施の形態2にかかるM2Mデバイスの3Gコアネットワークへの接続処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるM2Mデバイスの3Gコアネットワークへの接続処理の流れを示す図である。 実施の形態4にかかるM2Mデバイスの3Gコアネットワークへの接続処理の流れを示す図である。 実施の形態5にかかるM2Mデバイスが起動した際に実行する近隣M2Mデバイスとの通信処理の流れを示す図である。 実施の形態5にかかる通信タイミングの取得処理の流れを示す図である。 実施の形態6にかかる通信タイミングの取得処理の流れを示す図である。 実施の形態7にかかる通信タイミングの通知処理の流れを示す図である。 実施の形態8にかかる通信タイミングの通知処理の流れを示す図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。はじめに、図1を用いて本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成例について説明する。図1の通信システムは、通信装置10、接続制御装置20及び通信タイミング制御装置30を有している。さらに、接続制御装置20は、ネットワーク40内に配置されている。
通信装置10は、同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる。同時通信が制限される複数の通信装置は、例えば、1つの回線契約を共有して通信することが出来る通信装置であって、1つの回線契約において同時に通信を行うことが出来る通信装置数が予め定められている通信装置である。1つの回線契約において同時に通信を行うことが出来る通信装置数は、1台であってもよく、1台よりも多い複数台であってもよい。また、同時通信が制限される複数の通信装置とは、非同時通信を行う複数の通信装置と称されてもよい。また、同時通信が制限される複数の通信装置の集合のことを非同時通信グループと称してもよい。
通信装置10は、例えば、携帯電話端末、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータもしくはM2Mデバイス等であってもよい。
接続制御装置20は、通信装置10からネットワーク40への接続を要求する接続要求メッセージを受信する。さらに、接続制御装置20は、接続要求メッセージを受信した際に、接続要求メッセージが一時通信を要求するメッセージに該当する場合、通信装置10の通信装置がネットワーク40へ一時的に接続することを許可する。また、接続制御装置20は、接続要求メッセージを受信した際に、非同時通信グループの他の通信装置の接続も含めて、受信した接続要求が非同時通信グループにおいて予め定められた同時通信可能数内であれば、通信装置10の通信装置がネットワーク40へ接続することを許可する。
通信装置10は、例えば電源が投入された際に、ネットワークへ接続要求メッセージを送信してもよい。もしくは、通信装置は、一定時間通信を行わないことによって、ネットワークから離脱している状態において、通信を再開する際に、ネットワークへ接続要求メッセージを送信してもよい。
さらに、通信装置10は、一時通信においてネットワーク40側の装置から、所定の通信パラメータを取得する。所定のパラメータは、例えば、通信装置10が音声データ、センサデータ(環境観測データ)、画像データもしくは動画データ等のユーザデータを通信する通信タイミングを示す情報であってもよい。
一時通信は、予め定められた時間の間通信を許可された通信である。つまり、通信装置10は、予め定められた時間の間ネットワーク40へ接続する。通信装置10がネットワークへ接続する状況とは、通信装置がネットワークを介して通信を行うことを許可された状況である。
ネットワーク40は、通信事業者によって管理されているネットワークであり、例えば、移動通信事業者によって管理されている移動通信ネットワーク(モバイルネットワーク)であってもよい。もしくは、ネットワーク40は、固定通信事業者によって管理されているネットワークであってもよい。
通信タイミング制御装置30は、通信装置10がネットワーク40へ接続を許可されている間に、通信装置10へ通信タイミングを示す通信タイミング通知メッセージを送信する。通信装置10がネットワーク40へ接続を許可されている間とは、通信装置10が一時通信を行う間である。図1においては、通信タイミング制御装置30は、ネットワーク40の外部に配置されている例を示している。つまり、通信タイミング制御装置30は、接続制御装置20とは異なるネットワークに配置されている例を示している。これは、通信タイミング制御装置30と、接続制御装置20とは異なる事業者によって管理されてもよいことを示している。また、通信タイミング制御装置30と接続制御装置20とは、図1の構成に限定されず、同一のネットワーク内に配置され、同一の事業者によって管理されてもよい。
以上説明したように、図1の通信システムを用いることにより、複数の通信装置において同時通信が制限されている場合であっても、接続制御装置20は、それぞれの通信装置に対し一時通信を行うことを許可することが出来る。そのため、それぞれの通信装置は、一時通信が許可されている間に、通信タイミング制御装置30からユーザデータ等を通信するタイミングを示す通信タイミングを取得することが出来る。これによって、同時通信が制限される複数の通信装置間は、ネットワーク40を介して通信を行うために、公平に通信機会を受けることが出来る。
さらに、通信タイミング制御装置30が一括して複数の通信装置の通信タイミングを管理することにより、通信タイミング制御装置30は、効率的に複数の通信装置に対する通信タイミングを算出することが出来る。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。本図においては、通信装置が接続するネットワークとして、3Gコアネットワーク42を用いて説明する。3Gコアネットワーク42は、3GPPにおいて規定されたネットワークであり、移動通信事業者等が管理するモバイルネットワークである。3GPPにおいては、移動通信端末をUE(User Equipment)として定義している。本図においては、UEの1つの例として、M2Mデバイス80を用いて説明する。以下、UEとしてM2Mデバイス80を用いて説明するが、UEは、M2Mデバイスに制限されず、携帯電話端末、スマートフォン、タブレット端末もしくはパーソナルコンピュータ等であってもよい。
また、M2Mデバイス80は、例えばアプリケーションサーバ等の相手先通信装置へ、ユーザ操作を伴わずに自律的にデータを送信する装置である。M2Mデバイス80は、例えば、通信機能を有する自動販売機であり、定期的に製品の格納状況をアプリケーションサーバへ通知してもよい。また、M2Mデバイス80は、自動販売機に制限されず、その他のさまざまな装置、例えば家電製品等に通信機能が搭載された装置であってもよい。もしくは、M2Mデバイス80は、ユーザが身に付ける腕時計等に通信機能が搭載された装置であってもよい。さらに、M2Mデバイス80は、スマートメータや各種環境観測センサ等の、様々な情報を観測する機器に通信機能が搭載された装置であってもよい。
また、以下の説明においては3Gコアネットワーク42を用いて説明を行うが、接続制御装置20が配置されるネットワークは、3Gコアネットワーク42に制限されず、例えば3Gコアネットワーク42とは異なるモバイルネットワークであってもよい。
3Gコアネットワーク42は、接続制御装置20、eNodeB50、MME(Mobility Management Entity)60及びHSS(Home Subscriber Server)70を有している。eNodeB50は、3GPPにおいて規定された無線ネットワークであるLTE(Long Term Evolution)において用いられる基地局である。eNodeB50は、M2Mデバイス80と無線回線を介して通信を行う。eNodeB50は、3Gコアネットワーク内においてMME60と接続する。
MME60は、M2Mデバイス80の移動管理を行う。例えば、MME60は、M2Mデバイス80が在圏している位置登録エリアを管理し、M2Mデバイス80に対するパケット着信が発生した場合に、M2Mデバイス80の呼び出しを行う。位置登録エリアは、例えばTA(Tracking Area)と称されてもよい。
また、MME60は、3Gコアネットワーク42内において制御情報を送受信する。制御情報は、M2Mデバイス80の呼接続もしくはM2Mデバイス80に対する通信リソースを確保するために用いられるデータであり、C(Control)プレーンデータとも称される。通信リソースは、例えば、M2Mデバイス80の通信に用いられるバッファ容量もしくはメモリ容量等である。これに対して、音声データ、画像データ等の通信装置間において送受信されるデータは、ユーザデータもしくはU(User)プレーンデータとも称される。MME60は、3Gコアネットワーク42内において、eNodeB50及びHSS70と接続する。
HSS70は、M2Mデバイス80の加入者情報を管理する。M2Mデバイス80の加入者情報とは、M2Mデバイス80の識別情報、M2Mデバイス80が加入しているサービスの情報、各M2Mデバイス80の所属する非同時通信グループの情報である非同時通信グループ識別子等である。HSS70は、M2Mデバイス80が3Gコアネットワーク42へ接続する際に、M2Mデバイス80の加入者情報を用いて認証処理を行ってもよい。HSS70は、3Gコアネットワーク内においてMME60及び接続制御装置20と接続する。
接続制御装置20は、図1において説明したように、M2Mデバイス80から3Gコアネットワーク42への接続要求メッセージが送信された場合、接続要求メッセージが一時通信を要求するメッセージに該当するか否かを判定する。接続制御装置20は、接続要求メッセージが一時通信を要求するメッセージに該当すると判定した場合、M2Mデバイス80が3Gコアネットワーク42へ一時的に接続することを許可する。
通信タイミング制御装置30は、図1に説明したように、M2Mデバイス80が3Gコアネットワーク42へ一時的に接続を許可されている間に、M2Mデバイス80へ通信タイミングを示す通信タイミング通知メッセージを送信する。また、通信タイミング制御装置30は、非同時通信グループに属する複数のM2Mデバイス80の通信タイミングを制御する。
また、図2においては、接続制御装置20をMME60もしくはHSS70とは異なる装置として説明したが、接続制御装置20の有する機能は、MME60もしくはHSS70に搭載されてもよい。また、接続制御装置20の一部の機能がMME60もしくはHSS70に搭載されてもよい。
続いて、図3を用いて本発明の実施の形態2にかかる接続制御装置20の構成例について説明する。接続制御装置20は、制御部21及び通信部22を有している。
通信部22は、非同時通信グループ内のいずれかのM2Mデバイス、例えばM2Mデバイス80から送信された3Gコアネットワーク42への接続を要求する接続要求メッセージを受信する。通信部22は、HSS70を介して接続要求メッセージを受信する。通信部22は、受信した接続要求メッセージを制御部21へ出力する。さらに、通信部22は、制御部21において接続要求メッセージに対する応答メッセージが生成された場合、生成された応答メッセージをHSS70へ送信する。
制御部21は、通信部22から出力された接続要求メッセージが、一時通信を要求するメッセージに該当するか否かを判定する。例えば、制御部21は、一時通信フラグが設定された接続要求メッセージを受信した場合、受信した接続要求メッセージは一時通信を要求するメッセージに該当すると判定する。もしくは、接続要求メッセージには、一時通信フラグではなく、一時通信を要求するメッセージに該当することを示す識別子が設定されてもよい。
また、制御部21は、一時通信フラグもしくは一時通信を要求するメッセージに該当することを示す識別子(以下、一時通信フラグ等と称する)が設定された場合においても、過去に同じM2Mデバイス80から一時通信フラグ等が設定された接続要求メッセージが送信されてから所定の時間を経過していない場合、一時通信には該当しないもしくは一時通信を許可しないと判定してもよい。
また、制御部21は、送信された接続要求メッセージが、過去に同じM2Mデバイスから送信されてから所定の期間を経過しているか否かを判定するために、M2Mデバイス毎にタイマを管理してもよい。具体的には、制御部21は、M2Mデバイス毎に、過去に接続要求メッセージを受信した時刻情報を管理してもよい。もしくは、制御部21は、M2Mデバイス毎に、過去に接続要求メッセージを受信してから現在までの経過時間情報を管理してもよい。
制御部21は、判定結果に応じて、一時通信を許可することを通知する応答メッセージもしくは一時通信を許可しないことを通知する応答メッセージを生成し、生成した応答メッセージを通信部22へ出力する。
さらに、制御部21は、応答メッセージを用いて、一時通信を許可することを通知する際に、一時通信を許可する時間を併せて通知してもよい。例えば、制御部21は、一時通信を要求するM2Mデバイスが多い場合には、それぞれのM2Mデバイスに通知する一時通信を許可する時間を短く設定し、一時通信を要求するM2Mデバイスが少ない場合には、それぞれのM2Mデバイスに通知する一時通信を許可する時間を長く設定してもよい。
続いて、図4を用いて本発明の実施の形態2にかかる通信タイミング制御装置30の構成例について説明する。通信タイミング制御装置30は、タイマ管理部31、タイミング制御部32及び通信部33を有している。
通信部33は、M2Mデバイス80が3Gコアネットワーク42へ一時的に接続を許可されている間に、M2Mデバイス80へ通信タイミングを示す通信タイミング通知メッセージを送信する。通信タイミング通知メッセージにおいて示される通信タイミングは、例えば、M2Mデバイス80が、ユーザデータ等を送受信するために3Gコアネットワーク42へ接続するタイミングである。
通信部33は、M2Mデバイス80から送信された、通信タイミングの取得を要求する通信タイミング要求メッセージを受信した場合に、通信タイミング通知メッセージをM2Mデバイス80へ送信してもよい。つまり、通信部33は、M2Mデバイス80から送信された通信タイミング要求メッセージを受信した場合に、M2Mデバイス80が3Gコアネットワーク42へ一時的に接続を許可されていると判定してもよい。
もしくは、通信部33は、接続制御装置20から、M2Mデバイス80に対して一時的に3Gコアネットワーク42に対する接続を許可したことを示す情報を受け取ってもよい。通信部33は、接続制御装置20からM2Mデバイス80が一時的に3Gコアネットワーク42に接続していることを通知された場合に、M2Mデバイス80へ通信タイミング通知メッセージを送信してもよい。この時、通信部33は、接続制御装置20から、M2Mデバイス80に対して許可した一時通信の時間に関する情報を受け取ってもよい。通信部33は、M2Mデバイス80に対して許可された一時通信の時間内に、M2Mデバイス80へ通信タイミング通知メッセージを送信してもよい。
タイマ管理部31は、M2Mデバイス80から送信された通信タイミング要求メッセージを受信した場合、一括受付タイマを起動する。さらに、タイミング制御部32は、一括受付タイマが起動している間に複数のM2Mデバイスから送信された通信タイミング要求メッセージを受信した場合、それぞれのM2Mデバイスに通知する通信タイミングを算出する。これによって、タイミング制御部32は、複数のM2Mデバイスの通信タイミングをまとめて算出することが出来るため、効率的にM2Mデバイスの通信タイミングを算出することが出来る。一括受付タイマを起動してから、一括受付タイマが満了するまでの時間は、予め定められていてもよく、また、通信タイミング要求メッセージの数等に応じて、一括受付タイマ起動中に、動的に変更されてもよい。
また、タイミング制御部32は、次のようにして通信タイミングを算出してもよい。例えば、タイミング制御部32は、M2Mデバイス80から送信された通信タイミング要求メッセージを受信すると、M2Mデバイス80へ通信タイミング通知メッセージを送信するとともに、一括受付タイマを起動する。さらに、タイミング制御部32は、M2Mデバイス80とは異なる例えばM2Mデバイス90から通信タイミング要求メッセージを受信すると、M2Mデバイス90の通信タイミングを算出し、M2Mデバイス90へ通信タイミング通知メッセージを送信するとともに、M2Mデバイス80の通信タイミングを再度算出、つまり更新してもよい。
さらに、タイミング制御部32は、M2Mデバイス80及び90の通信タイミングを算出する際に、M2Mデバイス80及び90に割り当てる通信時間を合わせて算出してもよい。具体的には、タイミング制御部32は、一括受付タイマ起動中に通信タイミング要求メッセージを送信してきたUEの数が多い場合、それぞれのUEに割り当てる通信時間を短くし、通信タイミング要求メッセージを送信してきたUEの数が少ない場合、それぞれのUEに割り当てる通信時間を長くしてもよい。
そのため、タイミング制御部32は、M2Mデバイス80に割り当てる通信時間を算出した後に、M2Mデバイス90から通信タイミング要求メッセージが送信された場合、M2Mデバイス80に割り当てる通信時間を短くするようにM2Mデバイス80の通信時間を更新してもよい。
もしくは、タイミング制御部32は、例えば、一括受付タイマ起動中に5台のM2Mデバイスから通信タイミング要求メッセージが送信されると想定し、M2Mデバイス80の通信時間を算出したとする。その後、一括受付タイマ起動中に、実際には2台のM2Mデバイスからしか通信タイミング要求メッセージが送信されてこなかった場合、タイミング制御部32は、M2Mデバイス80に割り当てる通信時間を長くするようにM2Mデバイス80の通信時間を更新してもよい。
なお、タイミング制御部32は、M2Mデバイス80あるいは接続制御装置20からM2Mデバイス80に許可および与えられた一時通信に関する情報(特に一時通信の時間)を入手しなくても、M2Mデバイス80の通信タイミングを算出して通知しても良い。
続いて、図5を用いて本発明の実施の形態2にかかるM2Mデバイス80の3Gコアネットワーク42への接続処理の流れについて説明する。はじめに、M2Mデバイス80は、eNodeB50(図中eNBで表記)へ一時Attachリクエストメッセージを送信する(S11)。一時Attachリクエストメッセージは、接続要求メッセージに相当する。M2Mデバイス80は、例えば、電源を投入された際に、3Gコアネットワーク42へ接続するために一時AttachリクエストメッセージをeNodeB50へ送信する。一時Attachリクエストメッセージは、一時通信フラグ及びM2Mデバイス80に関する加入者情報を含んでいる。また、M2Mデバイスが3Gコアネットワーク42へ接続している状態をAttach状態と称してもよい。特に、M2Mデバイスが一時通信を行うために3Gコアネットワーク42へ接続している状態を一時Attach状態と称してもよい。さらに、M2Mデバイスが3Gコアネットワークから離脱している状態をDetach状態もしくは非Attach状態と称してもよい。
次に、eNodeB50は、M2Mデバイス80から送信された一時Attachリクエストメッセージを、MME60へ送信する(S12)。次に、eNodeB50からMME60へ一時Attachリクエストメッセージが送信されると、M2Mデバイス80とHSS70との間において認証処理が行われる。具体的には、HSS70は、MME60を介してM2Mデバイス80と認証処理に関するメッセージを通信する(S13、S14)。HSS70は、M2Mデバイス80の加入者情報を用いてM2Mデバイス80の認証処理を行う。M2Mデバイス80の認証処理は、M2Mデバイス80から通知された加入者情報が、HSS70に登録されている加入者情報と一致するか否か等を判定する処理であってもよい。認証処理は、M2Mデバイス80の3Gコアネットワークへの接続を許可するか否かを判定する処理であってもよい。
次に、HSS70は、ステップS13及びS14においてM2Mデバイス80の認証処理を完了すると、接続制御装置20へ一時Attachリクエストメッセージを送信する(S15)。次に、接続制御装置20は、一時Attachリクエストメッセージを受信すると、M2Mデバイス80から送信された一時Attachリクエストメッセージが一時通信を要求するメッセージに該当するか否かを判定する(S16)。接続制御装置20は、一時Attachリクエストメッセージに一時通信フラグが設定されているか否かに応じて一時Attachリクエストメッセージが一時通信を要求するメッセージに該当するか否かを判定してもよい。もしくは、接続制御装置20は、M2Mデバイス80が送信した一時Attachリクエストメッセージの送信履歴に応じて一時Attachリクエストメッセージが一時通信を要求するメッセージに該当するか否かを判定してもよい。
次に、接続制御装置20は、一時Attachリクエストが一時通信を要求するメッセージに該当すると判定した場合、HSS70へ一時Attach許可応答メッセージを送信する(S17)。次に、HSS70は、接続制御装置20から送信された一時Attach許可応答メッセージをMME60へ送信する(S18)。さらに、MME60は、HSS70から送信された一時Attach許可応答メッセージをM2Mデバイス80へ送信する(S19)。
ここで、接続制御装置20は、HSS70へ送信する一時Attach許可応答メッセージに一時通信を許可する通信時間に関する情報を含めてもよい。さらに、接続制御装置20から送信された一時Attach許可応答メッセージがM2Mデバイス80へ送信されることによって、M2Mデバイス80は、一時通信が許可される通信時間を把握することが出来る。
次に、M2Mデバイス80は、一時Attach許可応答メッセージを受信すると、当該メッセージにて通知された一時通信が許可される通信時間の間、一時通信タイマを起動する。また、M2Mデバイス80は、一時通信タイマの満了とともに3Gコアネットワーク42から離脱してDetach状態へ遷移してもよい。
次に、M2Mデバイス80は、一時通信タイマが起動している間に、通信タイミング制御装置30へ通信タイミング要求メッセージを送信する(S20)。M2Mデバイス80は、ユーザデータ等を送受信することが出来るタイミングに関する情報を取得するために、通信タイミング制御装置30へ通信タイミング要求メッセージを送信する。また、M2Mデバイス80は、通信タイミング要求メッセージにおいて、通信可能時間に関する情報の取得もあわせて通信タイミング制御装置30へ要求してもよい。
M2Mデバイス80は、3Gコアネットワーク42を介して通信タイミング要求メッセージを通信タイミング制御装置30へ送信してもよい。もしくは、M2Mデバイス80は、3Gコアネットワーク42とは異なるネットワークを介して通信タイミング制御装置30へ通信タイミング要求メッセージを送信してもよい。
次に、通信タイミング制御装置30は、M2Mデバイス80へ通信タイミング要求応答メッセージを送信する(S21)。通信タイミング制御装置30は、通信タイミング応答メッセージに、M2Mデバイス80がユーザデータ等を通信するために3Gコアネットワーク42へ接続(Attach)するタイミングを設定して送信する。さらに、通信タイミング制御装置30は、通信タイミング応答メッセージに、ユーザデータ等を送受信するために許可する通信時間を設定して送信してもよい。
また、通信タイミング制御装置30は、ステップS20において通信タイミング要求メッセージを受信するとともに一括受付タイマを起動する。
以上説明したように、図5にかかるM2Mデバイス80の3Gコアネットワーク42への接続処理を実行することにより、M2Mデバイス80は、非同時通信グループに属する他のM2Mデバイスと同時に通信をすることを制限されているが、一時通信を行う場合には、他のM2Mデバイスの接続状況によらず一時通信を許可される。そのため、許可された一時通信の間に、M2Mデバイス80は、通信タイミング制御装置30から、ユーザデータ等を送受信するための通信タイミングを取得することが出来る。
さらに、接続制御装置20においてM2Mデバイスを識別するために用いられる識別情報は、3G網の加入者識別子であり、通信タイミング制御装置30においてM2Mデバイスを識別するために用いられる識別子は、3G網の加入者識別子とは異なるサービス用端末識別子であってもよい。サービス用端末識別子は、3Gコアネットワークとは異なる外部ネットワークに配置された通信タイミング制御装置30において管理する識別子である。この場合、予め接続制御装置20あるいはHSS70などと通信タイミング制御装置30との間において、接続制御装置20において用いる加入者識別子と、通信タイミング制御装置30において用いられるM2Mデバイスを識別するために用いられる識別子とをマッピングする処理を実行しておいてもよい。さらに、接続制御装置20及び通信タイミング制御装置30のそれぞれが用いる識別子において識別されるM2Mデバイスと、当該M2Mデバイスが属する非同時通信グループとについても予めマッピングする処理を実行しておいてもよい。
(実施の形態3)
続いて、図6を用いて本発明の実施の形態3にかかるM2Mデバイスの3Gコアネットワーク42への接続処理の流れについて説明する。本図においては、M2Mデバイス80は、図5のステップS19までの処理を実行済みであることを前提とする。つまり、M2Mデバイス80は、3Gコアネットワーク42へ一時的に接続を許可されている状態である。
はじめに、M2Mデバイス80は、一時通信タイマが起動している間に、通信タイミング制御装置30へ通信タイミング要求メッセージを送信する(S31)。次に、通信タイミング制御装置30は、M2Mデバイス80へ通信タイミング要求応答メッセージを送信する(S32)。ステップS30及びS31は、図5におけるステップS20及びS21と同様であるため詳細な説明を省略する。
次に、M2Mデバイス80とは異なるM2Mデバイス90が、接続制御装置20との間において一時Attach処理(S33)を実行する。ステップS33の一時Attach処理は、図5のステップS11〜S19と同様であるため詳細な説明を省略する。M2Mデバイス90は、一時Attach処理が完了すると、一時通信タイマを起動する。
次に、M2Mデバイス90は、一時通信タイマが起動している間に、通信タイミング制御装置30へ通信タイミング要求メッセージを送信する(S34)。次に、通信タイミング制御装置30は、M2Mデバイス90へ通信タイミング要求応答メッセージを送信する(S35)。通信タイミング制御装置30は、通信タイミング要求応答メッセージに、M2Mデバイス90がユーザデータ等を通信するために3Gコアネットワーク42へAttachするタイミングを設定して送信する。さらに、通信タイミング制御装置30は、通信タイミング応答メッセージに、ユーザデータ等を送受信するための通信時間を設定して送信してもよい。
ここで、通信タイミング制御装置30は、一括受付タイマ起動中にM2Mデバイス90から送信された通信タイミング要求メッセージを受け付けている。このような場合、通信タイミング制御装置30は、M2Mデバイス90に対して、3Gコアネットワーク42へAttachするタイミング及びユーザデータ等を送受信するための通信時間を通知した後に、M2Mデバイス80へ更新した通信時間を通知する(S36)。例えば、通信タイミング制御装置30は、後から通信タイミング要求メッセージを送信してきたM2Mデバイス90に対して、早くAttachするタイミングを与えるために、M2Mデバイス80にステップS32において通知した通信時間を短くするように制御してもよい。このような場合、通信タイミング制御装置30は、ステップS32において通知した通信時間よりも短い通信時間をステップS36においてM2Mデバイス80へ通知する。
次に、M2Mデバイス80は、一時通信タイマが満了した後に、ステップS36において通知されたAttachタイミングにおいて、AttachリクエストメッセージをMME60へ送信する(S37)。ここでは、M2Mデバイス80は、一時通信タイマの満了とともに3Gコアネットワーク42から離脱した状態、つまりDetachを行っているとする。そのため、M2Mデバイス80は、AttachリクエストメッセージをMME60へ送信することによって、3Gコアネットワーク42へ接続を行う。
次に、MME60は、AttachリクエストメッセージをHSS70へ送信する(S38)。次にM2Mデバイス80とHSS70との間において認証処理が行われる。具体的には、HSS70は、MME60を介してM2Mデバイス80と認証処理に関するメッセージを通信する(S39、S40)。ステップS39及びS40における認証処理は、ステップS13及びS14と同様である。
次に、HSS70は、M2Mデバイス80に関する認証処理を完了すると、接続制御装置20へ非同時性確認要求メッセージを送信する(S41)。非同時性確認要求メッセージは、M2Mデバイス80が属する非同時通信グループ内の他のM2MデバイスもしくはUEが3Gコアネットワーク42とAttach状態となっていないかを接続制御装置20へ確認するために用いられるメッセージである。
接続制御装置20は、HSS70から送信された非同時性確認要求メッセージを受信すると、M2Mデバイス80が属する非同時通信グループ内の他のM2MデバイスもしくはUEが3Gコアネットワーク42とAttach状態となっていないかを確認する。
以上説明したように、通信タイミング制御装置30が、一括受付タイマ起動中に複数のM2Mデバイスから送信された通信タイミング要求メッセージを受信した場合、通信タイミング要求メッセージを受け付けたM2Mデバイスの台数に応じて、通知するAttachタイミングもしくは割り当てる通信時間を調整することが出来る。
例えば、通信タイミング制御装置30は、一括受付タイマ起動中に多くのM2Mデバイスから通信タイミング要求メッセージを受け付けた場合、それぞれのM2Mデバイスに通知するAttachタイミングの間隔を短く設定し、さらに、割り当てる通信時間も短く設定してもよい。また、通信タイミング制御装置30は、一括受付タイマ起動中に少ないM2Mデバイスから通信タイミング要求メッセージを受け付けた場合、それぞれのM2Mデバイスに通知するAttachタイミングの間隔を、多くのM2Mデバイスから通信タイミング要求メッセージを受け付けた場合と比較して、長く設定してもよい。さらに、通信タイミング制御装置30は、一括受付タイマ起動中に少ないM2Mデバイスから通信タイミング要求メッセージを受け付けた場合、それぞれのM2Mデバイスに割り当てる通信時間を、多くのM2Mデバイスから通信タイミング要求メッセージを受け付けた場合と比較して、長く設定してもよい。
(実施の形態4)
続いて、図7を用いて本発明の実施の形態4にかかるM2Mデバイス80の3Gコアネットワーク42への接続処理の流れについて説明する。はじめに、M2Mデバイス80は、eNodeB50(図中eNBで表記)へAttachリクエストメッセージを送信する(S51)。M2Mデバイス80は、例えば、電源を投入された際に、3Gコアネットワーク42へ接続するためにAttachリクエストメッセージをeNodeB50へ送信する。図5においては、M2Mデバイス80は、一時通信フラグを含む一時AttachリクエストメッセージをeNodeB50へ送信したが、本図においては、一時通信フラグを含まないAttachリクエストメッセージを送信する。
次に、eNodeB50は、M2Mデバイス80から送信されたAttachリクエストメッセージを、MME60へ送信する(S52)。次に、eNodeB50からMME60へAttachリクエストメッセージが送信されると、M2Mデバイス80とHSS70との間において認証処理が行われる。具体的には、HSS70は、MME60を介してM2Mデバイス80と認証処理に関するメッセージを通信する(S53、S54)。ステップS53及びS54における認証処理は、図5のステップS13及びS14の認証処理と同様である。
次に、HSS70は、ステップS53及びS54においてM2Mデバイス80の認証処理を完了すると、接続制御装置20へ一時Attachリクエストメッセージを送信する(S55)。HSS70は、M2Mデバイス80から送信されたAttachリクエストメッセージが、一時通信を要求するメッセージに該当するか否かを確認するために、接続制御装置20へ一時Attachリクエストメッセージを送信する(S55)。次に、接続制御装置20は、一時Attachリクエストメッセージを受信すると、M2Mデバイス80から送信された一時Attachリクエストメッセージが一時通信を要求するメッセージに該当するか否かを判定する(S56)。接続制御装置20は、M2Mデバイス80が送信したAttachリクエストメッセージの送信履歴に応じて、M2Mデバイス80から送信されたAttachリクエストメッセージが一時通信を要求するメッセージに該当するか否かを判定してもよい。
例えば、接続制御装置20は、ステップS51において送信されたAttachリクエストが、過去に同じM2Mデバイス80からAttachリクエストメッセージが送信されてから所定の時間を経過していない場合、ステップS51において送信されたAttachリクエストメッセージは、一時通信を要求するメッセージに該当しないと判定してもよい。つまり、接続制御装置20は、ステップS51において送信されたAttachリクエストが、過去に同じM2Mデバイス80からAttachリクエストメッセージが送信されてから所定の時間を経過している場合、ステップS51において送信されたAttachリクエストメッセージは、一時通信を要求するメッセージに該当すると判定してもよい。
また、接続制御装置20は、送信されたAttachリクエストメッセージが、過去に同じM2Mデバイスから送信されてから所定の期間を経過しているか否かを判定するために、M2Mデバイス毎のタイマを管理してもよい。具体的には、接続制御装置20は、M2Mデバイス毎に、過去にAttachリクエストメッセージを受信した時刻情報を管理してもよい。もしくは、接続制御装置20は、M2Mデバイス毎に、過去にAttachリクエストメッセージを受信してから現在までの経過時間情報を管理してもよい。
さらに、接続制御装置20は、所定の時刻を経過後、最初に送信されたAttachリクエストメッセージが、一時通信を要求するメッセージに該当すると判定してもよい。
次に、接続制御装置20は、ステップS51において送信されたAttachリクエストメッセージが一時通信を要求するメッセージに該当すると判定した場合、一時Attach許可応答メッセージをHSS70へ送信する(S57)。次に、HSS70は、MME60へ接続制御装置20から送信された一時Attach許可応答メッセージを送信する(S58)。次に、MME60は、ステップS52に対する応答メッセージとして、M2Mデバイス80へAttach許可応答メッセージを送信する(S59)。
M2Mデバイス80は、ユーザデータ等を通信するために3Gコアネットワーク42へAttachするタイミングもしくはユーザデータ等を送受信するための通信時間を通信タイミング制御装置30から通知されていない状態においてAttach許可応答メッセージを受信した場合、一時通信タイマを起動する。一時通信タイマを起動する期間に関する情報は、Attach許可応答メッセージに設定されている。
また、M2Mデバイス80は、Attach許可応答メッセージ中に一時通信の許可であることが判断できる情報、例えば一時通信タイマに関する情報や一時通信許可フラグなどを確認した場合、一時通信タイマを起動してもよい。
ステップS60及びS61は、図5のステップS20及びS21と同様であるため詳細な説明を省略する。
以上説明したように、図7におけるM2Mデバイス80は、一時通信フラグを設定しない、通常のAttachリクエストを送信する。ここで、M2Mデバイス80が一時通信を要求しているか否かに関しては、接続制御装置20が判定することが出来る。そのため、M2Mデバイス80は、一時通信を行う際に、既存のメッセージであるAttachリクエストメッセージを用いることが出来るため、一時通信を行うために新たな設定を行う必要がない。
(実施の形態5)
続いて、図8を用いて本発明の実施の形態5にかかるM2Mデバイスが起動した際に実行する近隣M2Mデバイスとの通信処理の流れについて説明する。図8においては、非同時通信グループに属するそれぞれのM2Mデバイスが通信タイミング制御装置30から通信タイミングを取得するのではなく、代表M2Mデバイスが非同時通信グループ内の他のM2Mデバイスの通信タイミングを取得することを前提とする。
はじめに、M2Mデバイス90が、使用者によって電源スイッチが押下される等によって起動する(S71)。次に、M2Mデバイス90は、起動直後に代表者タイマを起動する(S72)。代表者タイマは、非同時通信グループに属する複数のM2Mデバイスの中において代表M2Mデバイスを決定するために用いられるタイマである。次に、M2Mデバイス90は、代表者タイマが起動している間に、近隣のM2Mデバイスに対して近隣調査メッセージを送信する(S73)。M2Mデバイス90は、送信先を指定せずに近隣調査メッセージを任意の近隣のM2Mデバイスに対して送信してもよい。つまり、M2Mデバイス90は、ブロードキャストメッセージとして近隣調査メッセージを近隣のM2Mデバイスに対して送信してもよい。もしくは、M2Mデバイス90は、非同時通信グループ内のM2Mデバイスに関する情報を有している場合、非同時通信グループ内のM2Mデバイスを送信先として指定して、それぞれのM2Mデバイスに対して近隣調査メッセージを送信してもよい。
ここで、M2Mデバイス90の近隣に起動中のM2Mデバイスが存在しない場合、M2Mデバイス90は、近隣調査メッセージに対する応答メッセージを受信しない。次に、M2Mデバイス90は、所定時間経過後、代表者タイマを停止する(S74)。ここで、M2Mデバイス90は、近隣調査メッセージ対して、他のM2Mデバイスから応答メッセージを受信しなかったことにより、非同時通信グループ内の代表M2Mデバイスとして動作する。
次に、代表M2MデバイスとなったM2Mデバイス90は、参加受付タイマを起動する(S75)。ここで、M2Mデバイス80が起動し(S76)、代表者タイマを起動したとする(S77)。M2Mデバイス80は、M2Mデバイス90と同じ非同時通信グループに属するM2Mデバイスである。この時、M2Mデバイス80は、近隣のM2Mデバイスに対して近隣調査メッセージを送信する(S78)。
次に、M2Mデバイス90は、参加受付タイマ起動中に近隣のM2Mデバイスから送信された近隣調査メッセージを受信した場合、自装置が代表M2Mデバイスであることを通知するために、代表者情報通知メッセージをM2Mデバイス80へ送信する(S79)。
次に、M2Mデバイス80は、代表者タイマ起動中に、近隣調査メッセージに対する応答メッセージとしてM2Mデバイス90から送信された代表者情報通知メッセージを受信した場合、自装置は代表M2Mデバイスではないと判定して、代表者タイマを強制的に停止する(S80)。
次に、M2Mデバイス90は、ステップS75において参加受付タイマを起動後、所定時間経過後に参加受付タイマを停止する(S81)。
なお、M2Mデバイス90の代表者タイマ満了期間前にM2Mデバイス80が起動して近隣調査を行った場合も、ステップS78、S79と同様の処理がおこなわれ、M2Mデバイス90が代表者となってもよい。すなわちこの場合、M2Mデバイス90は、代表者タイマ満了期間前に最初に近隣調査を行った端末であるために代表者となる。
さらに、代表者の決定方法は、図8の方法に限らず、どのような方法でもよい。例えば、M2Mデバイス間の代表者優先度(デバイススペックやサービス種類などにより優先的に代表者になれるか否かの情報)の送受信などによって決定されてもよい。具体的には、起動後に近隣調査を行った結果、他のM2Mデバイスから自身より高い優先度を持っている情報を応答として受信した場合、他のM2Mを代表者とする。一方で、近隣調査の結果、自身が最も高い優先度を持っている場合、代表者となる。また、優先度交換に基づき代表者となった後に、自身より高い優先度を持つM2Mデバイスからの近隣調査メッセージを受信した場合、近隣調査メッセージの送信元M2Mデバイスに代表者を譲る。また別の例では、一定期間内に起動したM2Mデバイス間の送受信によりランダムに代表者を決定しても良い。具体的には、各M2Mデバイス内において乱数を用いて自身が代表者となるか否かを選択する。決定後、M2Mデバイス間で互いに選択結果を送受信し、代表者が決定したか否かを判断する。もし代表者が重複していたり、誰も代表者にならなかったりした場合は、代表者が決定できるまで同ランダム選択動作を繰り返す。
また、いずれの代表者の決定方法においても、代表者は1台のM2Mデバイスに限らず、複数台のM2Mデバイスが選出されてもよい。複数台の数は、非同時通信グループで許可されている同時通信可能数に従っても良いし、それと無関係でもよい。
このようにして、M2Mデバイス同士が互いに通信を行うことによって、非同時通信グループに属する複数のM2Mデバイスにおける代表M2Mデバイスを決定することが出来る。これ以降は、M2Mデバイス90が、代表M2Mデバイスとして、M2Mデバイス90の通信タイミングとともにM2Mデバイス80の通信タイミングも通信タイミング制御装置30から取得する。
M2Mデバイス90とM2Mデバイス80との間の通信は、無線LAN通信が用いられてもよい。もしくは、M2Mデバイス90とM2Mデバイス80との間の通信は、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)等の近距離無線通信が用いられてもよい。
続いて、図9を用いて本発明の実施の形態5にかかる通信タイミングの取得処理の流れについて説明する。本図においては、図8の処理が実行され、M2Mデバイス90が代表M2Mデバイスになっていることを前提とする。
はじめに、M2Mデバイス90は、3Gコアネットワーク42へ接続するためにAttachリクエストメッセージをeNodeB50へ送信する(S91)。さらに、M2Mデバイス90は、Attachリクエストメッセージを送信するとともに通信タイマを起動する。以降、ステップS92〜S94は、図7のステップS52〜S54と同様であるため詳細な説明を省略する。
次に、HSS70は、M2Mデバイス90に関する認証処理を完了した後に、接続制御装置20へAttachリクエストメッセージを送信する(S95)。次に、接続制御装置20は、M2Mデバイス90のAttachを受け付けることが出来るか否かを判定する(S96)。接続制御装置20は、M2Mデバイス90が属する非同時通信グループ内の他のM2Mデバイスが3Gコアネットワーク42に接続していない場合に、M2Mデバイス90のAttachを受け付けることが出来ると判定する。もしくは、接続制御装置20は、ステップS96において、M2Mデバイス90から送信されたAttachリクエストメッセージが一時通信を要求するメッセージに該当するか否かを判定してもよい。接続制御装置20は、M2Mデバイス90が属する非同時通信グループ内の他のM2Mデバイスが3Gコアネットワーク42に接続している場合に、M2Mデバイス90のAttachを受け付けることが出来ないと判定する。ここで、接続制御装置20は、ステップS96において、M2Mデバイス90のAttachを受け付けることが出来ると判定した場合、その判定結果をM2Mデバイス90へ明示的に通知してもよく、通知しなくてもよい。
次に、M2Mデバイス90は、3Gコアネットワーク42へ接続し、Attach状態となった場合、通信タイミング制御装置30へ非同時通信グループ情報通知メッセージを送信する(S97)。M2Mデバイス90は、非同時通信グループ内にM2Mデバイス90及びM2Mデバイス80が存在することを設定して、非同時通信グループ情報通知メッセージを通信タイミング制御装置30へ送信する(S97)。
次に、通信タイミング制御装置30は、非同時通信グループ情報通知メッセージに対する応答メッセージとして、非同時通信グループ情報通知応答メッセージをM2Mデバイス90へ送信する(S98)。通信タイミング制御装置30は、M2Mデバイス80及びM2Mデバイス90の通信タイミングを設定して、非同時通信グループ情報通知応答メッセージをM2Mデバイス90へ送信する。
M2Mデバイス90は、非同時通信グループ情報通知応答メッセージを受信後に、通信タイマを停止する。さらに、M2Mデバイス90は、通信タイマを停止するとともに3Gコアネットワーク42から離脱し、Detach状態へ遷移する。M2Mデバイス90は、非同時通信グループ情報通知応答メッセージを受信したことを契機に通信タイマを停止してもよく、通信タイマ起動後に所定時間経過したことを契機に通信タイマを停止してもよい。M2Mデバイス90は、通信タイマ起動後に所定期間経過したことを契機に通信タイマを停止する場合、Attachリクエストを送信してから、非同時通信グループ情報通知応答メッセージを受信するまでに想定される時間以上の時間を設定して通信タイマを起動する。
また、M2Mデバイス90は、受信した非同時通信グループ情報通知応答メッセージに含まれる通信タイミングに従って、現在のAttach状態を継続(延長)してもよい。
次に、M2Mデバイス90は、M2Mデバイス80へ通信タイミング通知メッセージを送信する(S99)。通信タイミング通知メッセージは、非同時通信グループ情報通知応答メッセージに設定されているM2Mデバイス80の通信タイミングをM2Mデバイス80へ通知するために用いられる。
なお、M2Mデバイス90は、自身のAttach状態が続く場合、Attach状態中においてM2Mデバイス80へ通信タイミング通知メッセージを送信してもよい。
次に、M2Mデバイス80は、通信タイミング通知に設定された通信タイミングに基づいて、eNodeB50へAttachリクエストメッセージを送信する(S100)。
以上説明したように、本発明の実施の形態5にかかる通信においては、非同時通信グループに属する複数のM2Mデバイスのうち、代表M2Mデバイスが通信タイミング制御装置30から、自装置の通信タイミングとともに他のM2Mデバイスの通信タイミングを取得する。
そのため、通信タイミング制御装置30は、非同時通信グループに属する複数のM2Mデバイス毎に通信タイミング要求を受信して通信タイミングを算出するのではなく、一度にまとめて複数のM2Mデバイスの通信タイミングを算出することが出来る。そのため、通信タイミング制御装置30は、効率的にそれぞれのM2Mデバイスの通信タイミングを算出することが出来る。さらに、通信タイミング制御装置30は、M2Mデバイスから通信タイミングの取得を目的としたメッセージが送信される回数が減少するため、処理負担も軽減される。
さらに、代表M2Mデバイスが、他のM2Mデバイスの通信タイミングに関する問い合わせを行うため、3Gコアネットワーク42内の通信量を削減することもできる。
(実施の形態6)
続いて、図10を用いて本発明の実施の形態6にかかる通信タイミングの取得処理の流れについて説明する。図10のM2Mデバイス80は、図5の処理を実行していることを前提とする。つまり、M2Mデバイス80は、通信タイミング制御装置30から通信タイミングを取得し、取得した通信タイミングに基づいて3Gコアネットワーク42を用いて通信を行っている最中とする(S111)。
ここで、M2Mデバイス80は、通信タイミング制御装置30から通信タイミングを取得する際に、通信時間に関する情報も取得している。そのため、M2Mデバイス80は、通信タイミング制御装置30から取得した通信時間に基づいて通信タイマを起動している。
次に、M2Mデバイス90に電源が投入されM2Mデバイス90が起動した場合や、起動中ではあるがDetach状態であるM2Mデバイス90がなんらかのイベント(例えば即座に送信すべき緊急データ発生や逆にしばらく通信が不要である状態になった場合)により通信タイミングの調整を要すると判断した場合、M2Mデバイス90は、Attach中のM2Mデバイス80へ調整要求メッセージを送信する(S112)。調整要求メッセージは、非Attach状態のM2Mデバイスが、Attach状態のM2Mデバイスを経由して、通信タイミングを取得する際に用いられるメッセージである。
なお、M2Mデバイス90が電源投入により起動した場合、図8の処理と同様に近隣調査を行う形で現在Attach中のM2Mデバイス80を発見した後に、調整要求メッセージを送信しても良い。この場合、現在Attach中のM2Mデバイス80は、M2Mデバイス90からの近隣調査に対して、現在自分がAttach中であることを応答する。
M2Mデバイス90とM2Mデバイス80との間の通信は、無線LAN通信が用いられてもよい。もしくは、M2Mデバイス90とM2Mデバイス80との間の通信は、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)等の近距離無線通信が用いられてもよい。
次に、M2Mデバイス80は、通信タイミング制御装置30へ調整要求メッセージを送信する(S113)。M2Mデバイス80は、調整要求メッセージに、M2Mデバイス90の識別情報を設定して、通信タイミング制御装置30へ送信する。次に、通信タイミング制御装置30は、調整要求メッセージを受信すると、応答メッセージとして、調整要求応答メッセージをM2Mデバイス80へ送信する(S114)。通信タイミング制御装置30は、M2Mデバイス90の通信タイミングを設定して調整要求応答メッセージをM2Mデバイス80へ送信する。
次に、M2Mデバイス80は、調整結果通知メッセージをM2Mデバイス90へ送信する(S115)。M2Mデバイス80は、調整要求応答メッセージに設定されたM2Mデバイス90の通信タイミングを設定して、調整結果通知メッセージをM2Mデバイス90へ送信する。
次に、通信タイミング制御装置30は、M2Mデバイス80に割り当てている通信時間を更新して、更新した通信時間を設定して通信許可時間通知メッセージをM2Mデバイス80へ送信する(S116)。例えば、M2Mデバイス90の通信が緊急を要する場合に、通信タイミング制御装置30は、M2Mデバイス90へより早く通信機会を付与すると判定したとする。このような場合、通信タイミング制御装置30は、M2Mデバイス80に割り当てている通信時間を短縮することによって、M2Mデバイス90に対してより早い通信機会を付与することが出来る。そのため、通信タイミング制御装置30は、通信時間を短縮するように通信時間を更新し、短縮した通信時間をM2Mデバイス80へ通知するために、通信許可時間通知メッセージをM2Mデバイス80へ送信してもよい。
もしくは、M2Mデバイス90の通信が緊急を要する通信ではない場合、通信タイミング制御装置30は、M2Mデバイス90に対する通信機会の付与を遅らせると判定してもよい。このような場合、通信タイミング制御装置30は、M2Mデバイス80に割り当てている通信時間を延長してもよい。そのため、通信タイミング制御装置30は、通信時間を延期するように通信時間を更新し、延期した通信時間をM2Mデバイス80へ通知するために、通信許可時間通知メッセージをM2Mデバイス80へ送信してもよい。
M2Mデバイス80は、更新された通信時間に基づいて、通信タイマを停止もしくは通信タイマの起動時間を延期する。M2Mデバイス80は、通信タイマの停止とともに、3Gコアネットワーク42から離脱する処理を実行し、Detach状態となる。
M2Mデバイス90は、M2Mデバイス80から通知された通信タイミングに基づいて、3Gコアネットワーク42へ接続をし、Attach状態となる。
以上説明したように、図10における処理を実行することにより、非Attach状態のM2Mデバイスは、Attach状態のM2Mデバイスを介して通信タイミングを取得することが出来る。そのため、M2Mデバイス90が起動した際に、図6と比較して3Gコアネットワーク42内の通信量を削減することが出来る。
さらに、非Attach状態であっても通信タイミングの調整を依頼することができるため、自分自身に不要と判断した通信時間を非同時通信グループ内の他のM2Mデバイスに提供できる。またさらに、緊急時には、割り当てられた通信タイミング(Attachのタイミング)を待たなくても、依頼により早期にAttachタイミングを得ることが可能となる。
(実施の形態7)
続いて、図11を用いて本発明の実施の形態7にかかる通信タイミングの通知処理の流れについて説明する。ここで、ステップS121〜S131は、図8のステップS71〜S81と同様であるため詳細な説明を省略する。
M2Mデバイス90は、非同時通信グループ内の代表M2Mデバイスとなり、ステップS131において参加受付タイマを終了する。ここで、M2Mデバイス90は、参加受付タイマ起動中に起動したM2Mデバイス80と、自装置であるM2Mデバイス90の通信タイミングを算出する(S132)。
次に、M2Mデバイス90は、M2Mデバイス80へ通信タイミング通知メッセージを送信する(S133)。M2Mデバイス90は、ステップS132において算出したM2Mデバイス80の通信タイミングをM2Mデバイス80へ通知するために、M2Mデバイス80へ通信タイミング通知メッセージを送信する。
M2Mデバイス90は、算出した通信タイミングに基づいて3Gコアネットワーク42へ接続する。さらに、M2Mデバイス80は、M2Mデバイス90から通知された通信タイミングに基づいて3Gコアネットワーク42へ接続する。
なお、3GコアネットワークのHSS70及び接続制御装置20等が管理する加入者情報および非同時通信グループ情報に従った通信タイミングの算出を行うために、M2Mデバイス間は加入者識別子(加入者情報)および非同時通信グループ情報を送受信しあってもよい。また、3Gコア契約に関する加入者識別子や非同時通信グループ情報ではなく、予め3Gコア契約に関する加入者識別子や非同時通信グループ情報に紐づけられたサービス用のサービス用端末識別やサービス用グループ情報を送受信してもよい。
また、M2Mデバイス間の通信タイミングの調整は、図11のように代表者を選出する方法以外の代表者を選出しない方法で行っても良い。例えば、Attachタイミングおよび通信時間を時分割でスロット化し、取得したいスロットを早い者勝ちやランダムで取り合う方法などを用いてもよい。この場合、お互いに取得スロット情報を送受信しあうなどして、Attach状態が重複しないように自律的な制御を行う。
以上説明したように、図11における通信タイミングの通知処理の流れを用いることによって、M2Mデバイスが非同時通信グループに属する複数のM2Mデバイスの通信タイミングを算出することが出来る。これによって、M2Mデバイスは、通信タイミングを取得するために、3Gコアネットワーク42へメッセージを送信することがなくなる。そのため、3Gコアネットワーク42内の通信量を削減することが出来る。
さらに、通信タイミング制御装置30を用いなくてもそれぞれのM2Mデバイスの通信タイミングを制御することが出来るため、通信システムを構築するためのコストを低減させることが出来る。
さらに、通信タイミング制御装置30を用いなくてもそれぞれのM2Mデバイスの通信タイミングを制御することが出来るため、通信タイミング制御装置30における障害を考慮する必要がなくなる。そのため、通信システム全体の耐障害性を向上させることが出来る。
(実施の形態8)
続いて、図12を用いて本発明の実施の形態8にかかる通信タイミングの通知処理の流れについて説明する。ここで、ステップS141及びS142は、図10のステップS111及びS112と同様であるため詳細な説明を省略する。
M2Mデバイス80は、ステップS142において、M2Mデバイス90から送信された調整要求メッセージを受信すると、M2Mデバイス90の通信タイミングを算出する(S143)。また、M2Mデバイス80は、M2Mデバイス90の通信タイミングを算出するとともに、自装置の通信時間を短縮するかもしくは延期するか等についても再計算を行ってもよい。次に、M2Mデバイス80は、算出したM2Mデバイス90の通信タイミングをM2Mデバイス90へ通知するために、調整結果通知メッセージをM2Mデバイス90へ送信する(S144)。
あるいは、代表者を選出せずに、相互に通信タイミングを取り合う調整方法の場合、図12のS142は、M2Mデバイス90が獲得予定した通信タイミングの通知でも良い。この場合、M2Mデバイス80は、通知されたタイミングをM2Mデバイス90が獲得することに了解する応答、あるいは再調整を依頼する応答、またはすでに自分が獲得済みであることを通知する応答などを送信する。
なお、いずれの通信タイミングの調整方法であっても、M2Mデバイス間の調整に関するメッセージの送受信は複数回行われてもよい。
以上説明したように、Attach応対のM2Mデバイス80が、非Attach状態のM2Mデバイス90から通信タイミングを取得することを目的とした調整要求メッセージを受信した際に、通信タイミング制御装置30から通信タイミングを取得するのではなく、自装置においてM2Mデバイス90の通信タイミングを算出することが出来る。そのため、M2Mデバイスは、通信タイミングを取得するために、3Gコアネットワーク42へメッセージを送信することがなくなる。これによって、3Gコアネットワーク42内の通信量を削減することが出来る。
さらに、通信タイミング制御装置30を用いなくてもそれぞれのM2Mデバイスの通信タイミングを制御することが出来るため、通信システムを構築するためのコストを低減させることが出来る。
さらに、通信タイミング制御装置30を用いなくてもそれぞれのM2Mデバイスの通信タイミングを制御することが出来るため、通信タイミング制御装置30における障害を考慮する必要がなくなる。そのため、通信システム全体の耐障害性を向上させることが出来る。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、接続制御装置及び通信タイミング制御装置の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2013年5月15日に出願された日本出願特願2013−103218を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 通信装置
20 接続制御装置
21 制御部
22 通信部
30 通信タイミング制御装置
31 タイマ管理部
32 タイミング制御部
33 通信部
40 ネットワーク
42 3Gコアネットワーク
50 eNodeB
60 MME
70 HSS
80 M2Mデバイス
90 M2Mデバイス

Claims (27)

  1. 同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から、ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記接続要求メッセージが一時通信を要求するメッセージに該当する場合、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続することを許可する接続制御装置と、
    前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続を許可されている間に、前記第1の通信装置へ通信タイミングを示す通信可能タイミング通知メッセージを送信する通信タイミング制御装置と、を備える通信システム。
  2. 前記一時通信は、前記第1の通信装置が前記ネットワークから所定の通信パラメータを取得するために行う通信である、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記通信タイミング制御装置は、
    前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続を許可されている間に、前記第1の通信装置から前記通信タイミングの取得を要求する通信タイミング要求メッセージを受信した場合、前記第1の通信装置へ前記通信可能タイミング通知メッセージを送信する、請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記通信タイミング制御装置は、
    前記第1の通信装置から前記通信タイミング要求メッセージを受信した場合、一括受付タイマを起動し、前記一括受付タイマが起動している間に前記複数の通信装置に含まれる第2の通信装置から前記通信タイミング要求メッセージを受信した場合、前記第2の通信装置の通信タイミングを算出するとともに、前記第1の通信装置の通信タイミングを更新する、請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記接続制御装置は、
    前記第1の通信装置から、一時通信フラグが設定された前記接続要求メッセージを受信した場合、前記接続要求メッセージが前記一時通信を要求するメッセージに該当すると判定する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 前記接続制御装置は、
    前記第1の通信装置から前記接続要求メッセージを受信したタイミングに応じて、前記接続要求メッセージが前記一時通信を要求するメッセージに該当するか否かを判定する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信システム。
  7. 前記接続制御装置は、
    前記第1の通信装置から送信された前記接続要求メッセージが、前回前記第1の通信装置から送信された前記接続要求メッセージを受信してから所定の期間経過しているか否かに応じて、前記接続要求メッセージが前記一時通信を要求するメッセージに該当するか否かを判定する、請求項6に記載の通信システム。
  8. 前記接続制御装置は、
    前記第1の通信装置から、所定のタイミング以降に最初に送信された前記接続要求メッセージを受信した場合、前記接続要求メッセージが前記一時通信を要求するメッセージに該当すると判定する、請求項6に記載の通信システム。
  9. 前記通信タイミング制御装置は、
    前記同時通信が制限される複数の通信装置のうち代表通信装置へ前記代表通信装置の通信タイミングとともに前記複数の通信装置に含まれる他の通信装置の通信タイミングを示す前記通信可能タイミング通知メッセージを送信する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。
  10. 前記通信タイミング制御装置は、
    前記第1の通信装置から、前記複数の通信装置に含まれる第3の通信装置の通信タイミングの取得を要求する通信タイミング要求メッセージを受信した場合、前記第1の通信装置へ前記第3の通信装置の通信タイミングを通知する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。
  11. 同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる他の通信装置及び自装置のネットワークへの接続を行う通信タイミングを決定する制御手段と、
    前記通信タイミングを前記他の通信装置へ通知する通信手段と、を備え
    前記通信手段は、
    起動した際に前記複数の通信装置に含まれる前記他の通信装置に対して起動を通知するメッセージを送信し、
    前記制御手段は、
    第1の所定期間内に前記起動を通知するメッセージに対する応答メッセージを前記他の通信装置から受信しなかった場合に、第2の所定期間内に前記起動を通知するメッセージを送信した前記他の通信装置の通信タイミングを決定する、
    通信装置。
  12. 同時通信が制限される複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視する接続制御装置において、同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から、ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記接続要求メッセージが一時通信を要求するメッセージに該当するとして、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続することを許可された場合、
    前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続を許可されている間に、前記第1の通信装置へ通信可能タイミングを示す通信可能タイミング通知メッセージを送信する通信手段を備える、通信タイミング制御装置。
  13. 前記通信手段は、
    前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続を許可されている間に、前記第1の通信装置から前記通信可能タイミングの取得を要求する通信タイミング要求メッセージを受信した場合、前記第1の通信装置へ前記通信可能タイミング通知メッセージを送信する、請求項12に記載の通信タイミング制御装置。
  14. 前記第1の通信装置から前記通信タイミング要求メッセージを受信した場合、一括受付タイマを起動するタイマ管理手段と、
    前記一括受付タイマが起動している間に前記複数の通信装置に含まれる第2の通信装置から通信タイミング要求メッセージを受信した場合、前記第2の通信装置の通信タイミングを算出するとともに、前記第1の通信装置の通信タイミングを更新する通信タイミング算出手段と、をさらに備える請求項13に記載の通信タイミング制御装置。
  15. 前記通信手段は、
    前記同時通信が制限される複数の通信装置のうち代表通信装置へ前記代表通信装置の通信タイミングとともに前記複数の通信装置に含まれる他の通信装置の通信タイミングを示す前記通信可能タイミング通知メッセージを送信する、請求項12又は13に記載の通信タイミング制御装置。
  16. 前記通信手段は、
    前記第1の通信装置から、前記複数の通信装置に含まれる第3の通信装置の通信タイミングの取得を要求する前記通信タイミング要求メッセージを受信した場合、前記第1の通信装置へ前記第3の通信装置の通信タイミングを通知する、請求項13に記載の通信タイミング制御装置。
  17. 同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から、ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記接続要求メッセージが、通信タイミング制御装置から通信可能タイミングを示す通信可能タイミング通知メッセージを受信するための一時通信を要求するメッセージに該当する場合、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続することを許可する制御手段を備える、接続制御装置。
  18. 前記制御手段は、
    前記第1の通信装置から、一時通信フラグが設定された前記接続要求メッセージを受信した場合、前記接続要求メッセージが前記一時通信を要求するメッセージに該当すると判定する、請求項17に記載の接続制御装置。
  19. 前記制御手段は、
    前記第1の通信装置から前記接続要求メッセージを受信したタイミングに応じて、前記接続要求メッセージが前記一時通信を要求するメッセージに該当するか否かを判定する、請求項18に記載の接続制御装置。
  20. 前記制御手段は、
    前記第1の通信装置から送信された前記接続要求メッセージが、前回前記第1の通信装置から送信された前記接続要求メッセージを受信してから所定の期間経過しているか否かに応じて、前記接続要求メッセージが前記一時通信を要求するメッセージに該当するか否かを判定する、請求項19に記載の接続制御装置。
  21. 前記制御手段は、
    前記第1の通信装置から、所定のタイミング以降に最初に送信された前記接続要求メッセージを受信した場合、前記接続要求メッセージが前記一時通信を要求するメッセージに該当すると判定する、請求項19に記載の接続制御装置。
  22. 同時通信が制限される複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視する接続制御装置において、同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から、ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記接続要求メッセージが一時通信を要求するメッセージに該当するとして、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続することを許可された場合、
    前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続を許可されている間に、前記第1の通信装置へ通信可能タイミングを示す通信可能タイミング通知メッセージを送信する、通信タイミング制御方法。
  23. 前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続を許可されている間に、前記第1の通信装置から前記通信可能タイミングの取得を要求する通信タイミング要求メッセージを受信した場合、前記第1の通信装置へ前記通信可能タイミング通知メッセージを送信する、請求項22に記載の通信タイミング制御方法。
  24. 前記第1の通信装置から前記通信タイミング要求メッセージを受信した場合、一括受付タイマを起動するとともに前記第1の通信装置へ前記通信可能タイミング通知メッセージを送信し、
    前記一括受付タイマが起動している間に前記複数の通信装置に含まれる第2の通信装置から送信された前記通信タイミング要求メッセージを受信した場合、前記第2の通信装置へ前記通信可能タイミング通知メッセージを送信するとともに、前記第1の通信装置の通信タイミングを更新し、
    前記第1の通信装置へ、更新した通信タイミングを示す前記通信可能タイミング通知メッセージを送信する、請求項23に記載の通信タイミング制御方法。
  25. 同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から、ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信し、
    前記接続要求メッセージが、通信タイミング制御装置から通信可能タイミングを示す通信可能タイミング通知メッセージを受信するための一時通信を要求するメッセージに該当する場合、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続することを許可する、接続制御方法。
  26. 同時通信が制限される複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視する接続制御装置において、同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から、ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記接続要求メッセージが一時通信を要求するメッセージに該当するとして、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続することを許可された場合、
    前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続を許可されている間に、前記第1の通信装置へ通信可能タイミングを示す通信可能タイミング通知メッセージを送信するステップをコンピュータに実行させるプログラム。
  27. 同時通信が制限される複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から、ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信するステップと、
    前記接続要求メッセージが、通信タイミング制御装置から通信可能タイミングを示す通信可能タイミング通知メッセージを受信するための一時通信を要求するメッセージに該当する場合、前記第1の通信装置が前記ネットワークへ一時的に接続することを許可するステップと、をコンピュータに実行させるプログラム。
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