JP6337890B2 - 制御装置、通信システム、通信装置、通信方法及びプログラム - Google Patents

制御装置、通信システム、通信装置、通信方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は制御装置、通信システム、通信装置、通信方法及びプログラムに関し、例えば通信装置がネットワークへ接続する際の接続タイミングを制御する制御処理に関する。
近年、パーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン等、通信端末が多様化しており、複数の通信端末を保持するユーザは、複数の通信端末を使用用途等に応じて使い分けることが一般的になっている。このような場合、ユーザは、通信端末毎に通信回線を契約する必要がある。例えば、携帯電話及びスマートフォンを所有するユーザは、それぞれの通信端末毎に通信事業者と通信回線を使用するための契約を行う必要がある。そのため、所有する通信端末の数が多くなるにつれて、主に通信回線契約料金の負担が大きくなる。さらに、M2M(Machine to Machine)通信が今後普及してきた場合、1企業もしくは1グループが管理するM2Mデバイスは多くなるため、管理するM2Mデバイス毎に必要となる通信回線契約料金の負担も大きくなる。
例えば、移動通信ネットワークに関する標準化団体である3GPPが規定する非特許文献1には、移動通信ネットワークにおいてMTC(Machine Type Communication)デバイスを用いた通信を行うためのネットワーク構成が開示されている。MTCデバイスは、M2Mデバイスに相当する。
上述したように、ユーザにおける通信回線契約料金の負担を軽減させるために、1回線契約において複数の通信端末の使用を許可するような通信サービスを提供することが考えられる。このような通信サービスは、複数のユーザが1回線を共有して使用することも可能とするため、新興国等のユーザへ安価に通信回線を提供する際にも有効である。
3GPP TS 22.368 V11.3.0 (2011-09) 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Service requirements for Machine-Type Communications(MTC);Stage 1 (Release 11)
しかし、1回線契約において複数の通信端末の使用を許可するような通信サービスを提供する場合に、1つの通信端末が回線を独占して使用しているもしくは長時間使用していると、他の通信端末もしくは他のユーザの通信機会が減少してしまうという問題が生じる。さらに、M2M通信においては、1企業等が管理するM2Mデバイスの数が多くなるため、1つの通信端末が回線を独占して使用しているもしくは長時間使用していると、通信機会が減少する通信端末数が増加するため、上述した問題の影響が大きくなる。
本発明の目的は、上述した問題を解決するために通信機会を効率的かつ公平に割り当てることが出来る制御装置、通信システム、通信装置、通信方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる制御装置は、同時通信が制限される複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視する監視部と、前記複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から前記ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記複数の通信装置のネットワークへの接続状況に応じて前記第1の通信装置が前記ネットワークへ接続可能か否かを判定する判定部と、前記判定部において前記第1の通信装置の前記ネットワークへの接続が不可と判定された場合、前記第1の通信装置へ、接続が不可であることを示す判定結果とともに、次の前記接続要求メッセージの送信タイミングを通知する通信部と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかる通信システムは、同時通信が制限される複数の通信装置と、前記複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視し、前記複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から前記ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記複数の通信装置のネットワークへの接続状況に応じて前記第1の通信装置が前記ネットワークへ接続可能か否かを判定し、前記第1の通信装置の前記ネットワークへの接続が不可と判定された場合、前記第1の通信装置へ、接続が不可であることを示す判定結果とともに、次の前記接続要求メッセージの送信タイミングを通知する制御装置と、を備えるものである。
本発明の第3の態様にかかる通信装置は、他の複数の通信装置との同時通信が制限される通信装置であって、ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを送信する通信部と、前記ネットワークに配置されている制御装置において前記他の複数の通信装置の前記ネットワークへの接続状況に応じて前記ネットワークへの接続が不可と判定された場合に、前記制御装置から通知される次の前記接続要求メッセージの送信タイミングに応じて、前記ネットワークへ再接続処理を行う調整部と、を有するものである。
本発明の第4の態様にかかる通信方法は、同時通信が制限される複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視し、前記複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から前記ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記複数の通信装置のネットワークへの接続状況に応じて前記第1の通信装置が前記ネットワークへ接続可能か否かを判定し、前記第1の通信装置の前記ネットワークへの接続が不可と判定された場合、前記第1の通信装置へ、接続が不可であることを示す判定結果とともに、次の前記接続要求メッセージの送信タイミングを通知するものである。
本発明の第5の態様にかかるプログラムは、同時通信が制限される複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視するステップと、前記複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から前記ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記複数の通信装置のネットワークへの接続状況に応じて前記第1の通信装置が前記ネットワークへ接続可能か否かを判定するステップと、前記第1の通信装置の前記ネットワークへの接続が不可と判定された場合、前記第1の通信装置へ、接続が不可であることを示す判定結果とともに、次の前記接続要求メッセージの送信タイミングを通知するステップと、をコンピュータに実行させるものである。
本発明により、通信機会を効率的かつ公平に割り当てることが出来る制御装置、通信システム、通信装置、通信方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる制御装置の構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかるM2Mデバイスの構成図である。 実施の形態2にかかるM2Mデバイスの接続処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるM2Mデバイスの接続処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるM2Mデバイスの接続処理の流れを示す図である。 実施の形態4にかかるM2Mデバイスの接続処理の流れを示す図である。 実施の形態5にかかるM2Mデバイスの接続処理の流れを示す図である。 実施の形態5にかかるM2Mデバイスの接続処理の流れを示す図である。 実施の形態6にかかるM2Mデバイスが起動した際に実行する近隣M2Mデバイスとの通信処理の流れを示す図である。 実施の形態6にかかる通信タイミングの取得処理の流れを示す図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1の制御装置10は、監視部20、判定部30及び通信部40を有している。
制御装置10は、例えばサーバ装置等の情報処理装置である。制御装置10は、例えばネットワークを介して通信装置と通信を行う。通信装置は、例えば、携帯電話端末、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータもしくはM2Mデバイス等であってもよい。
監視部20は、同時通信が制限される複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視する。同時通信が制限される複数の通信装置は、例えば、1つの回線契約を共有して通信することが出来る通信装置であって、1つの回線契約において同時に通信を行うことが出来る通信装置数が予め定められている通信装置である。1つの回線契約において同時に通信を行うことが出来る通信装置数は、1台であってもよく、1台よりも多い複数台であってもよい。また、同時通信が制限される複数の通信装置とは、非同時通信を行う複数の通信装置と称されてもよい。また、同時通信が制限される複数の通信装置の集合のことを非同時通信グループと称してもよい。
通信装置がネットワークへ接続している状況とは、通信装置がネットワークを介して通信を行うことを許可された状況である。
判定部30は、複数の通信装置に含まれる通信装置から送信されたネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信する。判定部30は、複数の通信装置のネットワークへの接続状況に応じて、接続要求メッセージを送信した通信装置がネットワークへ接続可能か否かを判定する。例えば、判定部30は、予め定められた数以上の通信装置が既にネットワークへ接続されている場合、接続要求メッセージを送信してきた通信装置のネットワークへの接続を拒否する。判定部30は、予め定められた数未満の通信装置が既にネットワークへ接続されている場合、もしくは、いずれの通信装置もネットワークへ接続されていない場合、接続要求メッセージを送信してきた通信装置のネットワークへの接続を許可する。
通信装置は、例えば電源が投入された際に、ネットワークへ接続要求メッセージを送信してもよい。もしくは、通信装置は、一定時間通信を行わないことによって、ネットワークから離脱している状態において、通信を再開する際に、ネットワークへ接続要求メッセージを送信してもよい。
通信部40は、判定部30において接続要求メッセージを送信した通信装置のネットワークへの接続が不可と判定された場合、接続要求メッセージを送信した通信装置へ、接続が不可であることを示す判定結果とともに、次に接続要求メッセージを送信する送信タイミングを通知する。通信部40は、判定結果及び送信タイミングを同一のメッセージに含めて通信装置へ送信してもよく、異なるメッセージを用いて通信装置へ送信してもよい。
送信タイミングは、判定部30において決定されてもよく、通信部40において決定されてもよい。判定部30もしくは通信部40は、一つの非同時通信グループにおいてネットワークへ接続することが出来る通信装置が1台である場合、複数の通信装置が同時にネットワークへ接続することがないように制御する。例えば、判定部30もしくは通信部40は、現在ネットワークに接続している通信装置がネットワークから離脱するタイミングを考慮して、接続が不可であると判定した通信装置が次に接続要求メッセージを送信するタイミングを決定する。また、判定部30は、新たな通信装置のネットワークへの接続要求などを契機として、必要に応じて現在接続中の通信装置のネットワーク離脱タイミングを計算して通信部40を介して通信装置に離脱タイミングを通知する。離脱タイミングの計算は通信部40において行われても良い。
以上説明したように、図1の制御装置10を用いることにより、他の通信装置のネットワークへの接続状況に応じて、ネットワークへの接続を要求する通信装置の接続可否を判定することが出来る。これによって、複数の通信装置における非同時通信を実現することが出来る。
さらに、制御装置10は、ネットワークへの接続が不可と判定した場合に、通信装置へ次の接続要求メッセージの送信タイミングを通知することによって、複数の通信装置間のネットワークへの接続スケジュールを制御することが出来る。また、複数の通信装置間のネットワークへのスケジュールをネットワークに配置されている制御装置が行うことによって、ネットワークへの他の通信装置の接続状況もしくはネットワークへ接続を要求する通信装置数等を考慮することが出来る。そのため、複数の通信装置へ効率的かつ公平に通信機会を付与することが出来る。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。本図においては、通信装置が接続するネットワークとして、3Gコアネットワークを用いて説明する。3Gコアネットワークは、3GPPにおいて規定されたネットワークであり、移動通信事業者等が管理するモバイルネットワークである。さらに、本図においては、通信装置の1つの例として、M2Mデバイス80を用いて説明する。M2Mデバイスは、UE(User Equipment)と称されてもよい。UEは、3GPPにおいて規定されている移動通信端末の総称である。
また、以下の説明においては3Gコアネットワークを用いて説明を行うが、制御装置10が配置されるネットワークは、3Gコアネットワークに制限されず、例えば固定通信事業者が管理するネットワークであってもよく、移動通信事業者が管理するネットワークであるが3Gコアネットワークとは異なるモバイルネットワークであってもよい。
3Gコアネットワークは、制御装置10、eNodeB50、MME(Mobility Management Entity)60及びHSS(Home Subscriber Server)70を有している。eNodeB50は、3GPPにおいて規定された無線ネットワークであるLTE(Long Term Evolution)において用いられる基地局である。eNodeB50は、M2Mデバイス80と無線回線を介して通信を行う。eNodeB50は、3Gコアネットワーク内においてMME60と接続する。
MME60は、M2Mデバイス80の移動管理を行う。例えば、MME60は、M2Mデバイス80が在圏している位置登録エリアを管理し、M2Mデバイス80に対するパケット着信が発生した場合に、M2Mデバイス80の呼び出しを行う。位置登録エリアは、例えばTA(Tracking Area)と称されてもよい。
また、MME60は、3Gコアネットワーク内において制御情報を送受信する。制御情報は、M2Mデバイス80の呼接続もしくはM2Mデバイス80に対する通信リソースを確保するために用いられるデータであり、C(Control)プレーンデータとも称される。通信リソースは、例えば、M2Mデバイス80の通信に用いられるバッファ容量もしくはメモリ容量等である。これに対して、音声データ、画像データ等の通信装置間において送受信されるデータは、ユーザデータもしくはU(User)プレーンデータとも称される。MME60は、3Gコアネットワーク内において、eNodeB50及びHSS70と接続する。
HSS70は、M2Mデバイス80の加入者情報を管理する。M2Mデバイス80の加入者情報とは、M2Mデバイス80の識別情報、M2Mデバイス80が加入しているサービスの情報、各M2Mデバイス80の所属する非同時通信グループの情報である非同時通信グループ識別子等である。HSS70は、M2Mデバイス80が3Gコアネットワークへ接続する際に、M2Mデバイス80の加入者情報を用いて認証処理を行ってもよい。HSS70は、3Gコアネットワーク内においてMME60及び制御装置10と接続する。
制御装置10は、図1において説明したように、M2Mデバイス80から3Gコアネットワークへの接続要求が行われた場合、非同時通信グループに属する他の通信装置が既に3Gコアネットワークへ接続しているか否かに応じて、M2Mデバイス80の3Gコアネットワークへの接続可否を判定する。さらに、制御装置10は、非同時通信グループに属する通信装置間の3Gコアネットワークに対する接続タイミングを調整する。
また、図2においては、制御装置10をMME60もしくはHSS70とは異なる装置として説明したが、制御装置10の有する機能は、MME60もしくはHSS70に搭載されてもよい。また、制御装置10の監視部20、判定部30あるいは通信部40等、制御装置10の一部の機能がMME60もしくはHSS70に搭載されてもよい。
続いて、図3を用いてM2Mデバイス80の構成例について説明する。M2Mデバイス80は、例えばアプリケーションサーバ等の相手先通信装置へ、ユーザ操作を伴わずに自律的にデータを送信する装置である。M2Mデバイス80は、例えば、通信機能を有する自動販売機であり、定期的に製品の格納状況をアプリケーションサーバへ通知してもよい。また、M2Mデバイス80は、自動販売機に制限されず、その他のさまざまな装置、例えば家電製品等に通信機能が搭載された装置であってもよい。もしくは、M2Mデバイス80は、ユーザが身に付ける腕時計等に通信機能が搭載された装置であってもよい。さらに、M2Mデバイス80は、スマートメータや各種環境観測センサ等の、様々な情報を観測する機器に通信機能が搭載された装置であってもよい。
M2Mデバイス80は、3Gモジュール81及び調整部82を有する。3Gモジュール81は、3Gコアネットワークに配置されたeNodeB50と通信を行うために用いられるモジュールである。例えば、3Gモジュール81は、データをeNodeB50へ送信するために変調処理等を行う。もしくは、3Gモジュール81は、eNodeB50から送信されたデータの復調処理等を行う。
調整部82は、3Gコアネットワークに対する接続及び3Gコアネットワークからの離脱の切替制御を行う。例えば、調整部82は、制御装置10から接続要求メッセージの送信タイミングを通知された場合、通知された送信タイミングに基づいて、3Gモジュール81を介してeNodeB50へ接続要求メッセージを送信する。また、調整部82は、制御装置10から3Gコアネットワークからの離脱を要求するメッセージを通知された場合、3Gモジュール81を介してeNodeB50へ離脱を受け入れるメッセージを送信するか、あるいは、M2Mデバイス80より、改めて、3Gコアネットワークからの離脱を要求するメッセージを送信する。
続いて、図4を用いて、M2Mデバイス80の3Gコアネットワークへの接続処理の流れについて説明する。はじめに、M2Mデバイス80は、eNodeB50(図中eNBで表記)へAttachリクエストメッセージを送信する(S11)。Attachリクエストメッセージは、接続要求メッセージに相当する。M2Mデバイス80は、例えば、電源を投入された際に、3Gコアネットワークへ接続するためにAttachリクエストメッセージをeNodeB50へ送信する。Attachリクエストメッセージは、M2Mデバイス80に関する加入者情報を含んでいる。また、M2Mデバイスが3Gコアネットワークへ接続している状態をAttach状態と称してもよい。さらに、M2Mデバイスが3Gコアネットワークから離脱している状態をDetach状態と称してもよい。
次に、eNodeB50は、M2Mデバイス80から送信されたAttachリクエストメッセージを、MME60へ送信する(S12)。次に、eNodeB50からMME60へAttachリクエストメッセージが送信されると、M2Mデバイス80とHSS70との間において認証処理が行われる。具体的には、HSS70は、MME60を介してM2Mデバイス80と認証処理に関するメッセージを通信する(S13、S14)。HSS70は、M2Mデバイス80の加入者情報を用いてM2Mデバイス80の認証処理を行う。M2Mデバイス80の認証処理は、M2Mデバイス80から通知された加入者情報が、HSS70に登録されている加入者情報と一致するか否か等を判定する処理であってもよい。認証処理は、M2Mデバイス80の3Gコアネットワークへの接続を許可するか否かを判定する処理であってもよい。
次に、HSS70は、ステップS13及びS14においてM2Mデバイス80の認証処理を完了すると、制御装置10へ、M2Mデバイス80が属する非同時通信グループ内の他の通信装置が3GコアネットワークへAttachしているか否かを確認するために非同時性確認要求メッセージを送信する(S15)。HSS70は、非同時性確認要求メッセージに、M2Mデバイス80の加入者識別子及びM2Mデバイス80が属する非同時通信グループのグループ識別子を含めて送信する。
制御装置10は、非同時通信グループ内において3Gコアネットワークへ同時にAttachすることが出来る通信装置が例えば1台である場合、M2Mデバイス80の他に、すでに3GコアネットワークへAttachしている通信装置が存在するか否かを判定する。ここで、制御装置10は、3GコアネットワークへAttachしている非同時通信グループ内の通信装置が存在しないと判定した場合、M2Mデバイス80の非同時通信を許可する(S16)。本図においては、ステップS16において処理を終了しているが、制御装置10は、非同時通信を許可した後に、M2Mデバイス80へ、Attach許可応答メッセージを送信してもよい。もしくは、ステップS13及びS14においてM2Mデバイス80に対する認証が完了した後に、MME60は、Attach許可応答メッセージをM2Mデバイス80へ送信してもよい。
続いて、図5を用いて、M2Mデバイス90の接続要求が拒否される際の処理の流れについて説明する。ここで、M2Mデバイス80は、図4において説明したように、3Gコアネットワークへ接続している状態(Attach状態)とする。
はじめに、M2Mデバイス90は、eNodeB50へAttachリクエストメッセージを送信する(S21)。次に、eNodeB50は、M2Mデバイス90から送信されたAttachリクエストメッセージをMME60へ送信する(S22)。
次に、eNodeB50からMME60へAttachリクエストメッセージが送信されると、M2Mデバイス90とHSS70との間において認証処理が行われる。具体的には、HSS70は、MME60を介してM2Mデバイス90と認証処理に関するメッセージを通信する(S23、S24)。HSS70は、M2Mデバイス90の加入者情報を用いてM2Mデバイス90の認証処理を行う。
次に、HSS70は、ステップS23及びS24においてM2Mデバイス90の認証処理を完了すると、制御装置10へ、M2Mデバイス90が属する非同時通信グループ内の他の通信装置が3GコアネットワークへAttachしているか否かを確認するために非同時性確認要求メッセージを送信する(S25)。
ここで、非同時通信グループ内において3Gコアネットワークへ同時にAttachすることが出来る通信装置が1台であるとし、現在M2Mデバイス90と同じ非同時通信グループに属するM2Mデバイス80が、3GコアネットワークへAttachしているとする。
このような場合、制御装置10は、M2Mデバイス90がM2Mデバイス80と同時通信を行う状態となると判定する(S26)。そのため、制御装置10は、HSS70へM2Mデバイス90のAttachを拒否する拒否応答メッセージを送信する(S27)。制御装置10は、拒否応答メッセージに、M2Mデバイス90の加入者識別子及びM2Mデバイス90が次回のAttach要求メッセージを送信するまで待機する時間を示すバックオフタイマ値を含めて送信する。さらに、HSS70は、制御装置10から送信された拒否応答メッセージをMME60へ送信する(S28)。HSS70は、制御装置10から送信された拒否応答メッセージに、M2Mデバイス90のAttachを拒否する理由を加えた拒否応答メッセージをMME60へ送信してもよい。ここで、HSS70は、M2Mデバイス90と同一の非同時通信グループ内の他の通信装置が既に3Gコアネットワークへ接続している、という拒否理由を加えてもよい。
MME60は、HSS70から送信された拒否応答メッセージを受信すると、Attach拒否応答メッセージをM2Mデバイス90へ送信する(S29)。MME60は、Attach拒否応答メッセージに、Attachを拒否する理由及び制御装置10から通知されたバックオフタイマ値を含めてM2Mデバイス90へ送信する。
次に、M2Mデバイス90は、Attach拒否応答メッセージを受信すると、バックオフタイマを起動する。M2Mデバイス90は、Attach拒否応答メッセージに含まれるバックオフタイマ値の間、バックオフタイマを起動した状態とする。さらに、M2Mデバイス90は、バックオフタイマ満了時に、再度AttachリクエストメッセージをeNodeB50へ送信する(S30)。ステップS30〜S35は、図4のステップS11〜S16と同様であるため詳細な説明を省略する。
また、以下に、Attachリクエストメッセージに対する応答メッセージの送信タイミングの異なる例について説明する。具体的には、ステップS23及びS24においてM2Mデバイス90の認証処理が完了した後に、MME60は、M2Mデバイス90へAttach許可応答メッセージを送信してもよい。
また、ステップS23及びS24の後にAttach許可応答メッセージを送信する場合、本図においては、ステップS29においてMME60は、Attach拒否応答メッセージをM2Mデバイス90へ送信しているが、MME60は、Attach拒否応答メッセージのかわりに離脱を要求するDetachリクエストメッセージをM2Mデバイス90へ送信してもよい。つまり、M2Mデバイス90は、ステップS23及びS24の認証完了後においてAttach許可応答メッセージを受信し、3Gコアネットワークへ接続している状態である。そのため、MME60は、3Gコアネットワークから離脱させることを示すDetachリクエストメッセージをM2Mデバイス90へ送信してもよい。また、MME60は、M2Mデバイス90のネットワーク離脱タイミングを計算してM2Mデバイス90に離脱タイミング(Detachするタイミング)を通知してもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかる通信システムを用いることにより、M2Mデバイスの3Gコアネットワークへの接続タイミングを制御することが出来る。つまり、制御装置10は、非同時通信グループ内のM2Mデバイスが既に3Gコアネットワークへ接続している場合、すでに接続しているM2Mデバイスが3Gコアネットワークを離脱するタイミングを考慮して、Attachを拒否するM2Mデバイスへバックオフタイマを通知することが出来る。これにより、一度Attachを拒否されたM2Mデバイスも、再度Attachを行う機会を与えられ、通信機会を確保することができる。このようにして、制御装置10は、非同時通信グループに属するM2Mデバイスに対して公平に通信機会を付与することが出来る。
(実施の形態3)
続いて、図6を用いて本発明の実施の形態3にかかるM2Mデバイス90の接続要求が拒否される際の処理の流れについて説明する。ここで、M2Mデバイス80は、図4において説明したように、3Gコアネットワークへ接続している状態(Attach状態)とする。さらに、本図においては図示を省略しているが、ステップS41の前に、図5のステップS21〜S25のAttach要求に関する処理が実行されている。
制御装置10は、HSS70から非同時性確認要求メッセージを受け取ると、M2Mデバイス80が既に接続している状態であるため、M2Mデバイス90がM2Mデバイス80と同時通信を行う状態であると判定する(S41)。ステップS42〜S44は、図5のステップS27〜S29と同様であるため詳細な説明を省略する。
制御装置10は、ステップS42においてM2Mデバイス90に対する拒否応答メッセージを送信するとともに、M2Mデバイス80に対するDetachリクエストメッセージをHSS70へ送信する(S45)。制御装置10は、Attach状態のM2Mデバイス80を3Gコアネットワークから離脱させるためにDetachリクエストメッセージをM2Mデバイス80へ送信する。制御装置10は、Detachリクエストメッセージに、M2Mデバイス80の加入者識別子、バックオフタイマ値及び切断もしくは離脱理由を含めて送信する。切断もしくは離脱理由は、例えば、「M2Mデバイス80と同一の非同時通信グループ内の他の通信装置を3Gコアネットワークへ接続させるため」、という内容でもよい。
次に、HSS70は、MME60へCancel Locationメッセージを送信する(S46)。Cancel Locationメッセージは、ステップS45において制御装置10から送信されたDetachリクエストメッセージと同様の内容である。次に、MME60は、M2Mデバイス80へDetachリクエストメッセージを送信する(S47)。MME60からM2Mデバイス80へ送信されるDetachリクエストメッセージは、制御装置10からHSS70へ送信されたDetachリクエストメッセージと同様の内容である。
M2Mデバイス80は、Dtachリクエストメッセージを受信すると、3Gコアネットワークから離脱するために、MME60へDetachアクセプトメッセージを送信する(S48)。また、M2Mデバイス80は、MME60へDetachアクセプトメッセージを送信するとともに、バックオフタイマを起動する。M2Mデバイス80は、Detachリクエストメッセージにおいて通知されたバックオフタイマ値の期間が経過し、バックオフタイマが満了した後に、eNodeB50へAttachリクエストメッセージを送信する。
また、M2Mデバイス90は、ステップS44においてAttach拒否応答メッセージを受信した際に起動したバックオフタイマが満了した後に、eNodeB50へAttachリクエストメッセージを送信する(S49)。ステップS49〜S54は、図5のステップS30〜S35と同様であるため詳細な説明を省略する。
制御装置10は、ステップS42の拒否応答メッセージにおいて通知するM2Mデバイス90のバックオフタイマ値を、M2Mデバイス80が3Gコアネットワークから離脱した後にM2Mデバイス90がAttachリクエストメッセージを送信することが出来るように設定する。例えば、制御装置10は、DetachリクエストメッセージがM2Mデバイス80へ通知される時間を予め想定し、想定した時間が経過した後にM2Mデバイス90におけるバックオフタイマが満了するように、バックオフタイマ値を設定する。
以上説明したように、本発明の実施の形態3にかかる制御装置10を用いることにより、既に3Gコアネットワークに接続しているM2Mデバイス80に対して、明示的に3Gコアネットワークからの離脱を要求するメッセージを送信することが出来る。これによって、制御装置10は、新たに3Gコアネットワークへの接続を要求してきたM2Mデバイス90において設定するバックオフタイマを短くすることが出来る。そのため、実施の形態2における動作と比較して、M2Mデバイス90は、早期に3Gコアネットワークへ接続することが出来る。
(実施の形態4)
続いて、図7を用いて本発明の実施の形態4にかかるM2Mデバイス80が3Gコアネットワークへ接続する際の処理の流れについて説明する。本図のステップS61〜66は、図4のステップS11〜16と同様であるため詳細な説明を省略する。
制御装置10は、ステップS66においてM2Mデバイス80の他に3Gコアネットワークへ接続しているM2Mデバイスが存在しないため、M2Mデバイス80は非同時通信に該当すると判定する。この場合、制御装置10は、M2Mデバイス80へ非同時通信許可応答メッセージを送信する(S67)。この時、制御装置10は、M2Mデバイス80へ、非同時通信許可応答メッセージを用いて、許可する通信時間もしくは通信タイマ値を通知する(S67)。
M2Mデバイス80は、制御装置10から通信時間を通知されると通信タイマを起動し、通信時間が満了するまでの間3Gコアネットワークへ接続する。M2Mデバイス80は、通信時間が満了後、3Gコアネットワークから離脱するためのメッセージをMME60へ送信してもよい。3Gコアネットワークから離脱するためのメッセージは、DetachリクエストメッセージもしくはDetachアクセプトメッセージに相当する。もしくは、M2Mデバイス80の通信時間が満了するタイミングに、制御装置10は、HSS70、MME60を介してDetachリクエストメッセージをM2Mデバイス80へ送信してもよい。
また、M2Mデバイス80の通信時間が満了していない間に、M2Mデバイス90から3Gコアネットワークへの接続が要求された場合、制御装置10は、M2Mデバイス80の通信時間が満了後にM2Mデバイス90がAttachリクエストメッセージを送信することが出来るようにM2Mデバイス90へ通知するバックオフタイマ値を設定してもよい。つまり、制御装置10は、M2Mデバイス80の通信時間が満了するまでの残り時間に基づいて、M2Mデバイス90へ通知するバックオフタイマ値を決定してもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態4にかかる制御装置10を用いることにより、3Gコアネットワークに接続するM2Mデバイスに対して3Gコアネットワークに接続することを許可する時間を通知することが出来る。これによって、制御装置10は、既に接続しているM2Mデバイスに割り当てた通信時間を考慮して新たに3Gコアネットワークへ接続するM2Mデバイスに対するバックオフタイマ値を設定することによって、新たに3Gコアネットワークへ接続するM2Mデバイスに対しても通信機会を与えることが出来る。
(実施の形態5)
続いて、図8A及び図8Bを用いて本発明の実施の形態5にかかるAttach処理の流れについて説明する。はじめに、M2Mデバイス80は、eNodeB50へAttachリクエストメッセージを送信する(S71)。Attachリクエストメッセージは、M2Mデバイス80に関する加入者情報及び一時通信フラグを有している。一時通信フラグは、M2Mデバイス80が3Gコアネットワークへ接続していない状態において、制御装置10において決定された通信時間の通知を受けるための一時通信を要求することを示すフラグである。制御装置10において決定された通信時間は、M2Mデバイス80がAttach状態を継続することが出来る時間を示している。さらに、制御装置10において決定された通信時間は、M2Mデバイス80が次にAttachリクエストメッセージを送信するタイミングもしくは時刻を示している。
次に、eNodeB50は、M2Mデバイス80から送信されたAttachリクエストメッセージをMME60へ送信する(S72)。ステップS73〜S75は、図4のステップS13〜S15と同様であるため詳細な説明を省略する。
制御装置10は、ステップS75において、一時通信フラグが含まれる非同時性確認要求メッセージが通知されると、M2Mデバイス80の受付処理を開始する(S76)。受付処理は、複数のM2Mデバイスから通知される一時通信の要求を受け付ける処理である。制御装置10は、複数のM2Mデバイスの通信時間を算出するために、受付処理を実行する。制御装置10は、受付処理を開始すると、一括受付タイマを起動する。制御装置10は、一括受付タイマが満了するまでの間に一時通信を要求してきたM2Mデバイスの通信時間を算出する。一括受付タイマを起動してから、一括受付タイマが満了するまでの時間は、予め定められていてもよく、また、一時通信の要求数等に応じて、一括受付タイマ起動中に、動的に変更されてもよい。
制御装置10は、一括受付タイマを起動すると、HSS70へ一時通信許可メッセージを送信する(S77)。制御装置10は、一時通信許可メッセージを用いてM2Mデバイス80の加入者識別子及び一時通信許可時間を通知する。次に、HSS70は、制御装置10から送信された一時通信許可メッセージをMME60へ送信する(S78)。
次に、MME60は、HSS70から送信された一時通信許可メッセージをM2Mデバイス80へ送信する(S79)。MME60は、一時通信許可メッセージを用いて、制御装置10において決定された一時通信許可時間をM2Mデバイス80へ通知する。M2Mデバイス80は、一時通信許可メッセージを受信すると一時通信タイマを起動する。一時通信タイマは、一時通信許可メッセージにおいて通知された一時通信許可時間を経過すると満了する。
次に、制御装置10における一括受付タイマが満了する前に、M2Mデバイス90は、AttachリクエストをeNodeB50へ送信する(S80)。ステップS71と同様、ステップS80におけるAttachリクエストは、M2Mデバイス90の加入者識別情報及び一時通信フラグを有している。ステップS80〜S84は、図8AのステップS71〜75と同様であるため詳細な説明を省略する。
制御装置10は、ステップS84において一時通信フラグが含まれる非同時性確認要求メッセージを受信した際に、M2Mデバイス90の一時通信を受け付け、HSS70へ一時通信許可メッセージを送信する(S85)。ステップS85〜S87は、図8AのステップS77〜S79と同様であるため詳細な説明を省略する。
次に、制御装置10は、一括受付タイマが満了すると、一括受付タイマが起動中に受け付けたそれぞれのM2Mデバイスの通信時間を算出する(S88)。本図においては、制御装置10は、M2Mデバイス80及び90のそれぞれの通信時間を算出する。制御装置10が算出する通信時間は、通信開始時刻及び通信終了時刻を含んでいる。
制御装置10は、M2Mデバイス80へ通信時間を通知するために、M2Mデバイス80の加入者識別子及び通信時間を含む通信時間通知メッセージをHSS70へ送信する(S89)。次に、HSS70は、制御装置10から送信された通信時間メッセージをMME60へ送信する(S90)。次に、MME60は、M2Mデバイス80へ通信時間通知メッセージを用いて、制御装置10において決定されたM2Mデバイス80の通信時間をM2Mデバイス80へ通知する(S91)。ここで、M2Mデバイス80は、通信時間通知メッセージを受信した後に、一時通信タイマが満了した際に、3Gコアネットワークから離脱する。また、M2Mデバイス80は、通信時間通知メッセージにおいて指定された通信開始時刻にAttachリクエストメッセージをeNodeB50へ送信し、通信時間通知メッセージにおいて指定された通信終了時刻に、DetachリクエストメッセージをeNodeB50へ送信する。
ステップS92〜S94は、M2Mデバイス90へ通信時間を通知する処理であり、ステップS89〜S91と同様であるため詳細な説明を省略する。
ここで、ステップS76の受付処理についてさらに説明する。制御装置10は、一時通信フラグが設定された非同時性確認要求メッセージを受信した際に、一時通信を要求するM2Mデバイスが、過去に一時通信要求を行った時点から既定の時間経過後であるか否かに応じて、一時通信を許可するか否かを判定してもよい。このような場合、制御装置10は、それぞれのM2Mデバイスについて、一時通信不許可タイマを設定し、一時通信不許可タイマが満了する前に一時通信要求が行われた場合、一時通信要求を不許可としてもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態5にかかる制御装置10を用いることにより、M2Mデバイスは、非同時通信グループ内の他のM2MデバイスのAttach状況にかかわらず、無条件で一時的な通信を行える。M2Mデバイスは、無条件で一時的な通信を行えるため、一時的な通信とは異なる通常の通信タイミングの通知をバックオフタイマにより定められる期間を設定することなく即時に受けることが出来る。さらに、制御装置10は、一括受付タイマを用いることによって、所定期間内に3Gコアネットワークへ接続要求を行った複数のM2Mデバイスの通信時間を算出することが出来る。これによって、M2Mデバイスから3Gコアネットワークへ接続要求が行われるたびにM2Mデバイスへバックホールタイマ値を算出する処理と比較して、所定の期間内に3Gコアネットワークへ接続要求を行った複数のM2Mデバイスの通信時間を一括して算出することが出来るため、複数のM2Mデバイスのスケジューリング処理を効率的に実行することが出来る。
また、制御装置10において一括受付タイマが用いられることによって、M2Mデバイスは、一括受付タイマの満了後に、通常の通信タイミングが通知されることになるが、一括受付タイマ期間が、Attach拒否によるバックオフ期間よりも十分に小さい場合に、通常の通信タイミングの通知を即時に受けることが出来るとする即時性効果を得ることが出来る。
また、図8A及び図8Bにおいては、M2Mデバイス80及び90が、一時通信フラグを設定してAttachリクエストメッセージを送信する処理の流れについて説明したが、M2Mデバイス80は、一時通信フラグを設定しない場合もある。この場合、制御装置10は、M2Mデバイス80及び90について、過去にAttachリクエストメッセージを送信してきた時点から所定の期間を経過しているか否かを判定し、所定の期間を経過している場合に、M2Mデバイス80もしくは90から送信されたAttachリクエストメッセージを一時通信を要求するAttachリクエストと判定し、一時通信を許可してもよい。
制御装置10は、所定の期間を経過しているか否かを判定することに替えて、所定の年月日もしくは時分秒単位に予め定められた時刻以降にAttachリクエストが送信された場合、一時通信を許可してもよい。また、一時通信を要求するAttachリクエストと、通常のAttachリクエストとは、例えば、制御装置10が許可した通信時間中に送信されたAttachリクエストを通常のAttachリクエストとし、それ以外の時間に送信されたAttachリクエストを一時通信を要求するAttachリクエストと区別してもよい。また逆に、制御装置10が許可した通信時間中に送信されたAttachリクエストを、一時通信を要求するAttachリクエストとし、それ以外の時間に送信されたAttachリクエストを通常のAttachリクエストと区別してもよい。
(実施の形態6)
続いて、図9を用いて本発明の実施の形態6にかかるM2Mデバイスが起動した際に実行する近隣M2Mデバイスとの通信処理の流れについて説明する。図9においては、非同時通信グループに属するそれぞれのM2Mデバイスが制御装置10から通信タイミングを取得するのではなく、代表M2Mデバイスが非同時通信グループ内の他のM2Mデバイスの通信タイミングを取得することを前提とする。
はじめに、M2Mデバイス90が、使用者によって電源スイッチが押下される等によって起動する(S101)。次に、M2Mデバイス90は、起動直後に代表者タイマを起動する(S102)。代表者タイマは、非同時通信グループに属する複数のM2Mデバイスの中において代表M2Mデバイスを決定するために用いられるタイマである。次に、M2Mデバイス90は、代表者タイマが起動している間に、近隣のM2Mデバイスに対して近隣調査メッセージを送信する(S103)。M2Mデバイス90は、送信先を指定せずに近隣調査メッセージを任意の近隣のM2Mデバイスに対して送信してもよい。つまり、M2Mデバイス90は、ブロードキャストメッセージとして近隣調査メッセージを近隣のM2Mデバイスに対して送信してもよい。もしくは、M2Mデバイス90は、非同時通信グループ内のM2Mデバイスに関する情報を有している場合、非同時通信グループ内のM2Mデバイスを送信先として指定して、それぞれのM2Mデバイスに対して近隣調査メッセージを送信してもよい。
ここで、M2Mデバイス90の近隣に起動中のM2Mデバイスが存在しない場合、M2Mデバイス90は、近隣調査メッセージに対する応答メッセージを受信しない。次に、M2Mデバイス90は、所定時間経過後、代表者タイマを停止する(S104)。ここで、M2Mデバイス90は、近隣調査メッセージ対して、他のM2Mデバイスから応答メッセージを受信しなかったことにより、非同時通信グループ内の代表M2Mデバイスとして動作する。
次に、代表M2MデバイスとなったM2Mデバイス90は、参加受付タイマを起動する(S105)。ここで、M2Mデバイス80が起動し(S106)、代表者タイマを起動したとする(S107)。M2Mデバイス80は、M2Mデバイス90と同じ非同時通信グループに属するM2Mデバイスである。この時、M2Mデバイス80は、近隣のM2Mデバイスに対して近隣調査メッセージを送信する(S108)。
次に、M2Mデバイス90は、参加受付タイマ起動中に近隣のM2Mデバイスから送信された近隣調査メッセージを受信した場合、自装置が代表M2Mデバイスであることを通知するために、代表者情報通知メッセージをM2Mデバイス80へ送信する(S109)。
次に、M2Mデバイス80は、代表者タイマ起動中に、近隣調査メッセージに対する応答メッセージとしてM2Mデバイス90から送信された代表者情報通知メッセージを受信した場合、自装置は代表M2Mデバイスではないと判定して、代表者タイマを強制的に停止する(S110)。
次に、M2Mデバイス90は、ステップS105において参加受付タイマを起動後、所定時間経過後に参加受付タイマを停止する(S111)。
なお、M2Mデバイス90の代表者タイマ満了期間前にM2Mデバイス80が起動して近隣調査を行った場合も、ステップS108、S109と同様の処理がおこなわれ、M2Mデバイス90が代表者となってもよい。すなわちこの場合、M2Mデバイス90は、代表者タイマ満了期間前に最初に近隣調査を行った端末であるために代表者となる。
さらに、代表者の決定方法は、図9の方法に限らず、どのような方法でもよい。例えば、M2Mデバイス間の代表者優先度(デバイススペックやサービス種類などにより優先的に代表者になれるか否かの情報)の送受信などによって決定されてもよい。具体的には、起動後に近隣調査を行った結果、他のM2Mデバイスから自身より高い優先度を持っている情報を応答として受信した場合、他のM2Mデバイスを代表者とする。一方で、近隣調査の結果、自身が最も高い優先度を持っている場合、代表者となる。また、優先度交換に基づき代表者となった後に、自身より高い優先度を持つM2Mデバイスからの近隣調査メッセージを受信した場合、近隣調査メッセージの送信元M2Mデバイスに代表者を譲る。また別の例では、一定期間内に起動したM2Mデバイス間の送受信によりランダムに代表者を決定しても良い。具体的には、各M2Mデバイス内において乱数を用いて自身が代表者となるか否かを選択する。決定後、M2Mデバイス間で互いに選択結果を送受信し、代表者が決定したか否かを判断する。もし代表者が重複していたり、誰も代表者にならなかったりした場合は、代表者が決定できるまで同ランダム選択動作を繰り返す。
また、いずれの代表者の決定方法においても、代表者は1台のM2Mデバイスに限らず、複数台のM2Mデバイスが選出されてもよい。複数台の数は、非同時通信グループで許可されている同時通信可能数に従っても良いし、それと無関係でもよい。
このようにして、M2Mデバイス同士が互いに通信を行うことによって、非同時通信グループに属する複数のM2Mデバイスにおける代表M2Mデバイスを決定することが出来る。これ以降は、M2Mデバイス90が、代表M2Mデバイスとして、M2Mデバイス90の通信タイミングとともにM2Mデバイス80の通信タイミングも制御装置10から取得する。
M2Mデバイス90とM2Mデバイス80との間の通信は、無線LAN通信が用いられてもよい。もしくは、M2Mデバイス90とM2Mデバイス80との間の通信は、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)等の近距離無線通信が用いられてもよい。
続いて、図10を用いて本発明の実施の形態5にかかる通信タイミングの取得処理の流れについて説明する。本図においては、図9の処理が実行され、M2Mデバイス90が代表M2Mデバイスになっていることを前提とする。
はじめに、M2Mデバイス90は、3Gコアネットワークへ接続するためにAttachリクエストメッセージをeNodeB50へ送信する(S121)。さらに、M2Mデバイス90は、Attachリクエストメッセージを送信するとともに通信タイマを起動する。以降、ステップS122〜S126は、図4のステップS12〜S16と同様であるため詳細な説明を省略する。
次に、M2Mデバイス90は、3Gコアネットワークへ接続し、Attach状態となった場合、制御装置10へ非同時通信グループ情報通知メッセージを送信する(S127)。M2Mデバイス90は、非同時通信グループ内にM2Mデバイス90及びM2Mデバイス80が存在することを設定して、非同時通信グループ情報通知メッセージを通信タイミング制御装置30へ送信する。
次に、制御装置10は、非同時通信グループ情報通知メッセージに対する応答メッセージとして、非同時通信グループ情報通知応答メッセージをM2Mデバイス90へ送信する(S128)。制御装置10は、M2Mデバイス80及びM2Mデバイス90の通信タイミングを設定して、非同時通信グループ情報通知応答メッセージをM2Mデバイス90へ送信する。
M2Mデバイス90は、非同時通信グループ情報通知応答メッセージを受信後に、通信タイマを停止する。さらに、M2Mデバイス90は、通信タイマを停止するとともに3Gコアネットワークから離脱し、Detach状態へ遷移する。M2Mデバイス90は、非同時通信グループ情報通知応答メッセージを受信したことを契機に通信タイマを停止してもよく、通信タイマ起動後に所定時間経過したことを契機に通信タイマを停止してもよい。M2Mデバイス90は、通信タイマ起動後に所定期間経過したことを契機に通信タイマを停止する場合、Attachリクエストを送信してから、非同時通信グループ情報通知応答メッセージを受信するまでに想定される時間以上の時間を設定して通信タイマを起動する。
また、M2Mデバイス90は、受信した非同時通信グループ情報通知応答メッセージに含まれる通信タイミングに従って、現在のAttach状態を継続(延長)してもよい。
次に、M2Mデバイス90は、M2Mデバイス80へ通信タイミング通知メッセージを送信する(S129)。通信タイミング通知メッセージは、非同時通信グループ情報通知応答メッセージに設定されているM2Mデバイス80の通信タイミングをM2Mデバイス80へ通知するために用いられる。
なお、M2Mデバイス90は、自身のAttach状態が続く場合、Attach状態中においてM2Mデバイス80へ通信タイミング通知メッセージを送信してもよい。
次に、M2Mデバイス80は、通信タイミング通知に設定された通信タイミングに基づいて、eNodeB50へAttachリクエストメッセージを送信する(S130)。
以上説明したように、本発明の実施の形態6にかかる通信においては、非同時通信グループに属する複数のM2Mデバイスのうち、代表M2Mデバイスが制御装置10から、自装置の通信タイミングとともに他のM2Mデバイスの通信タイミングを取得する。
そのため、制御装置10は、非同時通信グループに属する複数のM2Mデバイス毎に通信タイミング要求を受信して通信タイミングを算出するのではなく、一度にまとめて複数のM2Mデバイスの通信タイミングを算出することが出来る。そのため、制御装置10は、効率的にそれぞれのM2Mデバイスの通信タイミングを算出することが出来る。さらに、制御装置10は、M2Mデバイスから通信タイミングの取得を目的としたメッセージが送信される回数が減少するため、処理負担も軽減される。
さらに、代表M2Mデバイスが、他のM2Mデバイスの通信タイミングに関する問い合わせを行うため、3Gコアネットワーク内の通信量を削減することもできる。
また、図9のM2Mデバイス間において、それぞれのM2Mデバイスを識別するために用いられる識別情報は、3G網の加入者識別子として用いられるISIMであってもよい。それぞれのM2Mデバイスは、ISIMを用いて自装置の起動したこともしくは代表M2Mデバイスであること等を通知する。
ここで、図9のM2Mデバイス間において、それぞれのM2Mデバイスを識別するために用いられる識別情報は、3G網の加入者識別子とは異なるサービス用端末識別子であってもよい。サービス用端末識別子は、3Gコアネットワークとは異なる外部ネットワークに配置された外部サーバ装置等において管理する識別子である。この場合、例えば図10のステップS127において、M2Mデバイス90は、非同時通信グループ情報通知メッセージを用いて、それぞれのM2Mデバイスを識別するためにサービス用端末識別子を制御装置10へ送信する。そのため、制御装置10及びHSS70は、外部サーバ装置からそれぞれのM2Mデバイスを識別するサービス用端末識別子を取得しておいてもよい。制御装置10及びHSS70は、事前に外部サーバ装置からサービス用端末識別子を取得しておくことによって、M2Mデバイス90からサービス用端末識別子が通知された場合においても、それぞれのM2Mデバイスを識別することが出来る。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、制御装置の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2013年5月15日に出願された日本出願特願2013−103219を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 制御装置
20 監視部
30 判定部
40 通信部
50 eNodeB
60 MME
70 HSS
80 M2Mデバイス
81 3Gモジュール
82 調整部
90 M2Mデバイス

Claims (23)

  1. 同時通信が制限される複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視する監視手段と、
    前記複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から前記ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記複数の通信装置のネットワークへの接続状況に応じて前記第1の通信装置が前記ネットワークへ接続可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段において前記第1の通信装置の前記ネットワークへの接続が不可と判定された場合、前記第1の通信装置へ、接続が不可であることを示す判定結果とともに、次の前記接続要求メッセージの送信タイミングを通知する通信手段と、を備え
    前記通信手段は、
    前記判定手段において前記同時通信が制限される複数の通信装置のうち代表装置として動作する前記第1の通信装置が前記ネットワークへ接続可能と判定された場合に、前記第1の通信装置の通信タイミングとともに前記複数の通信装置に含まれる他の通信装置の通信タイミングを示すメッセージを、前記第1の通信装置へ送信する、
    制御装置。
  2. 前記判定手段は、
    前記複数の通信装置に含まれる1つ以上の複数の通信装置が既に前記ネットワークへ接続している場合、前記第1の通信装置の前記ネットワークへの接続を不可と判定する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記判定手段において前記第1の通信装置の前記ネットワークへの接続が不可と判定された場合、前記通信手段は、
    既に前記ネットワークへ接続している通信装置へ、前記ネットワークから離脱することを要求する離脱要求メッセージを送信する、請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記通信手段は、
    前記離脱要求メッセージを送信するとともに、次に前記接続要求メッセージを送信する送信タイミングを通知する、請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記判定手段は、
    前記第1の通信装置の前記ネットワークへの接続を許可する場合、前記第1の通信装置へ通信許可時間を割り当てる、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記判定手段は、
    前記複数の通信装置に含まれる少なくとも1つの通信装置から前記接続要求メッセージが送信された場合、前記接続要求メッセージを送信した通信装置の前記ネットワークへの接続を一時的に許可し、前記ネットワークへの接続を一時的に許可した通信装置へ、次に前記接続要求メッセージを送信する送信タイミングを通知する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記判定手段は、
    一時通信フラグが設定されている初期接続要求メッセージを送信した通信装置の前記ネットワークへの接続を一時的に許可する、請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記判定手段は、
    前記初期接続要求メッセージを受信した際に、前記初期接続要求メッセージを送信した通信装置が、以前に前記初期接続要求メッセージを送信してから予め定められた期間を経過しているか否かに応じて、前記ネットワークへの接続を一時的に許可するか否かを判定する、請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記判定手段は、
    前記接続要求メッセージを受信した際に、前記接続要求メッセージを送信した通信装置が、以前に前記接続要求メッセージを送信してから予め定められた期間を経過しているかに応じて、前記接続要求メッセージを送信した通信装置の前記ネットワークへの接続を一時的に許可するか否かを判定する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
  10. 同時通信が制限される複数の通信装置と、
    前記複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視し、前記複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から前記ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記複数の通信装置のネットワークへの接続状況に応じて前記第1の通信装置が前記ネットワークへ接続可能か否かを判定し、前記第1の通信装置の前記ネットワークへの接続が不可と判定された場合、前記第1の通信装置へ、接続が不可であることを示す判定結果とともに、次の前記接続要求メッセージの送信タイミングを通知する制御装置と、を備え
    前記通信装置は、
    前記同時通信が制限される複数の通信装置のうち代表装置として動作し、前記ネットワークへ接続可能と判定された場合に、自装置の通信タイミングとともに前記複数の通信装置に含まれる他の通信装置の通信タイミングの取得を要求するメッセージを前記制御装置へ送信し、
    前記制御装置は、前記代表装置として動作する通信装置の通信タイミングとともに、前記他の通信装置の通信タイミングを示すメッセージを、前記代表装置として動作する通信装置へ送信する、
    通信システム。
  11. 前記制御装置は、
    前記複数の通信装置に含まれる1つ以上の複数の通信装置が既に前記ネットワークへ接続している場合、前記第1の通信装置の前記ネットワークへの接続を不可と判定する、請求項10に記載の通信システム。
  12. 前記制御装置は、
    前記第1の通信装置の前記ネットワークへの接続を不可と判定した場合、既に前記ネットワークへ接続している通信装置へ、前記ネットワークから離脱することを要求する離脱要求メッセージを送信する、請求項10又は11に記載の通信システム。
  13. 前記制御装置は、
    前記離脱要求メッセージを送信するとともに、次に前記接続要求メッセージを送信する送信タイミングを通知する、請求項12に記載の通信システム。
  14. 前記制御装置は、
    前記第1の通信装置の前記ネットワークへの接続を許可する場合、前記第1の通信装置へ通信許可時間を割り当てる、請求項10乃至13のいずれか1項に記載の通信システム。
  15. 前記制御装置は、
    前記複数の通信装置に含まれる少なくとも1つの通信装置から前記接続要求メッセージが送信された場合、前記接続要求メッセージを送信した通信装置の前記ネットワークへの接続を一時的に許可し、前記ネットワークへの接続を一時的に許可した通信装置へ、次に前記接続要求メッセージを送信する送信タイミングを通知する、請求項10乃至14のいずれか1項に記載の通信システム。
  16. 前記制御装置は、
    次に前記接続要求メッセージを送信する送信タイミングの通知を要求することを示す識別子を含む初期接続要求メッセージを送信した通信装置の前記ネットワークへの接続を一時的に許可する、請求項15に記載の通信システム。
  17. 前記通信装置は、
    前記初期接続要求メッセージを受信した際に、前記初期接続要求メッセージを送信した通信装置が、以前に前記初期接続要求メッセージを送信してから予め定められた期間を経過しているか否かに応じて、前記ネットワークへの接続を一時的に許可するか否かを判定する、請求項16に記載の通信システム。
  18. 前記制御装置は、
    前記接続要求メッセージを受信した際に、前記接続要求メッセージを送信した通信装置が、以前に前記接続要求メッセージを送信してから予め定められた期間を経過しているかに応じて、前記接続要求メッセージを送信した通信装置の前記ネットワークへの接続を一時的に許可するか否かを判定する、請求項10乃至14のいずれか1項に記載の通信システム。
  19. 前記複数の通信装置は、自律的に通信を行うM2Mデバイスである、請求項10乃至18のいずれか1項に記載の通信システム。
  20. 前記ネットワークは、移動通信事業者によって管理されるネットワークであり、前記制御装置は、前記ネットワークに配置される、請求項10乃至19のいずれか1項に記載の通信システム。
  21. 他の複数の通信装置との同時通信が制限される通信装置であって、
    ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを送信する通信手段と、
    前記ネットワークに配置されている制御装置において前記他の複数の通信装置の前記ネットワークへの接続状況に応じて前記ネットワークへの接続が不可と判定された場合に、前記制御装置から通知される次の前記接続要求メッセージの送信タイミングに応じて、前記ネットワークへ再接続処理を行う調整手段と、を有し、
    前記通信手段は、
    前記同時通信が制限される複数の通信装置のうち代表装置として動作し、前記ネットワークへ接続可能と判定された場合に、当該通信装置の通信タイミングとともに前記複数の通信装置に含まれる他の通信装置の通信タイミングの取得を要求するメッセージを、前記制御装置へ送信し、
    前記代表装置として動作する当該通信装置の通信タイミングとともに、前記他の通信装置の通信タイミングを示すメッセージを、前記制御装置から受信する、
    通信装置。
  22. 同時通信が制限される複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視し、
    前記複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から前記ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記複数の通信装置のネットワークへの接続状況に応じて前記第1の通信装置が前記ネットワークへ接続可能か否かを判定し、
    前記第1の通信装置の前記ネットワークへの接続が不可と判定された場合、前記第1の通信装置へ、接続が不可であることを示す判定結果とともに、次の前記接続要求メッセージの送信タイミングを通知し、
    前記同時通信が制限される複数の通信装置のうち代表装置として動作する前記第1の通信装置が前記ネットワークへ接続可能と判定された場合に、前記第1の通信装置の通信タイミングとともに前記複数の通信装置に含まれる他の通信装置の通信タイミングを示すメッセージを、前記第1の通信装置へ送信する、
    通信方法。
  23. 同時通信が制限される複数の通信装置によるネットワークへの接続状況を監視するステップと、
    前記複数の通信装置に含まれる第1の通信装置から前記ネットワークへの接続を要求する接続要求メッセージを受信した際に、前記複数の通信装置のネットワークへの接続状況に応じて前記第1の通信装置が前記ネットワークへ接続可能か否かを判定するステップと、
    前記第1の通信装置の前記ネットワークへの接続が不可と判定された場合、前記第1の通信装置へ、接続が不可であることを示す判定結果とともに、次の前記接続要求メッセージの送信タイミングを通知するステップと、
    前記同時通信が制限される複数の通信装置のうち代表装置として動作する前記第1の通信装置が前記ネットワークへ接続可能と判定された場合に、前記第1の通信装置の通信タイミングとともに前記複数の通信装置に含まれる他の通信装置の通信タイミングを示すメッセージを、前記第1の通信装置へ送信するステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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