JP6337745B2 - 遠隔制御装置、無線通信装置、遠隔制御システム、遠隔制御方法、無線通信方法、遠隔制御プログラム、および無線通信プログラム - Google Patents

遠隔制御装置、無線通信装置、遠隔制御システム、遠隔制御方法、無線通信方法、遠隔制御プログラム、および無線通信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、遠隔制御装置、無線通信装置、遠隔制御システム、遠隔制御方法、無線通信方法、遠隔制御プログラム、および無線通信プログラムに関する。
従来、自衛隊や警察、消防等の訓練において、化学剤の有害汚染の発生と、有害汚染の拡散と、有害汚染の除染とを模擬することがある。関連する先行技術として、例えば、中央制御室から離れた現場に設置された計器の監視や操作端末の操作を伴うプラント運転訓練において、より現実に近い状況を再現するものがある。また、オートインジェクタの可視的な表示とオートインジェクタの望ましい使用法に対する可視的な指令が、スクリーン上に与えられ、使用者はそれがあたかもオートインジェクタであるかのように手持ち装置を操作する技術がある。また、放射線測定装置が、訓練モードにおいて、擬似線源からの電波を受信し、擬似線源の受信強度に基づいて擬似測定値を演算し、擬似測定値を実測値に代えて表示する技術がある。
特開2014−174476号公報 特表2014−521113号公報 特開2010−071979号公報
しかしながら、従来技術によれば、化学剤の有害汚染の発生や拡散を模擬した訓練を行うことが難しい。例えば、有害汚染を模擬するために化学剤に類似した害のない擬剤を用いると、化学剤と擬剤とでは特徴が異なる部分があるために、化学剤に対する場合と擬剤に対する場合とでは化学剤検知器の反応が異なるものとなり、訓練を行うことができない場合がある。
1つの側面では、本発明は、化学剤の有害汚染の発生や拡散を模擬した訓練を行うことができる遠隔制御装置、無線通信装置、遠隔制御システム、遠隔制御方法、無線通信方法、遠隔制御プログラム、および無線通信プログラムを提供することを目的とする。
1つの態様では、検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有する無線通信装置に対する指示信号を生成する制御部を有し、制御部は、表示部に表示され得る検知結果または検知器の状態の表示をディスプレイに模擬させる指示信号を生成する遠隔制御装置、遠隔制御システム、遠隔制御方法、および遠隔制御プログラムが提案される。
1つの態様では、検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有する無線通信装置であって、ディスプレイに表示部を模擬する表示を行わせる制御部を有する無線通信装置、無線通信方法、および無線通信プログラムが提案される。
1つの側面では、化学剤の有害汚染の発生や拡散を模擬した訓練を行うことができるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかる遠隔制御システム100の動作例を示す説明図である。 図2は、遠隔制御システム100を適用した訓練システム200の一例を示す説明図である。 図3は、遠隔制御装置101のハードウェアの一例を示す説明図である。 図4は、表示デバイス224のハードウェアの一例を示す説明図である。 図5は、遠隔制御装置101の機能的構成例を示すブロック図である。 図6は、表示デバイス224の機能的構成例を示すブロック図である。 図7は、表示デバイス情報テーブル700の記憶内容の一例を示す説明図である。 図8は、表示状態管理テーブル800の記憶内容の一例を示す説明図である。 図9は、表示デバイス224の装着の一例を示す説明図である。 図10は、表示デバイス224に表示する模擬画面の一例を示す説明図である。 図11は、遠隔制御装置101に表示する画面の一例を示す説明図である。 図12は、表示デバイス装着時処理手順の一例を示すフローチャートである。 図13は、表示処理手順の一例を示すフローチャートである。 図14は、表示デバイス関連付け解除処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に図面を参照して、開示の遠隔制御装置、無線通信装置、遠隔制御システム、遠隔制御方法、無線通信方法、遠隔制御プログラム、および無線通信プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかる遠隔制御システム100の動作例を示す説明図である。遠隔制御システム100は、化学剤の有害汚染の発生や拡散を模擬した訓練を行うシステムである。
ここで、化学剤の有害汚染の発生や拡散を模擬した訓練について説明する。化学剤や放射線の有害汚染の発生や拡散を模擬した訓練は、具体的には、有害汚染の発生と、有害汚染された地域の拡散とを模擬し、汚染に対する警報の発令、防護マスクの装着や空気浄化装置の作動を含む防護処置、汚染種類の検知、除染行動等を行う。また、汚染発生による、訓練員の擬似的な死傷等の損失の判定に際し、訓練効果を精度良く評価するために、訓練員の現場での状況や気象条件等を含めた実環境により近い状態での正確な判定を行えることが望ましい。
また、化学剤による汚染は、人間の五感で感知することができない場合もある。そして、化学剤は比較的安価で容易に入手される大量殺傷兵器であり、また、無色、無臭の場合もあるため感知され難いが、事前に防護処置を行うことにより被害を完全に防止することができる。従って、化学剤の有害汚染の発生や拡散を模擬した訓練では、訓練の参加者は、まず、汚染の状況を正しく見極め、速やかに防護マスク装着等の防護処置を行うことになる。
ここで、化学剤の有害汚染の発生や拡散を模擬した訓練を行う方法として、有害汚染を模擬するために化学剤に類似した害のない擬剤を用いて、実際の化学剤検知器を使用して汚染源の検知や対応要領の評価を行うことが考えられる。しかしながら、化学剤と擬剤とでは特徴が異なる部分があるために、化学剤検知器の反応が化学剤に対する場合と擬剤に対する場合とでは異なるものとなり、訓練を行うことができない場合がある。また、擬剤を用いる場合には、専用の除染設備を有する屋内でしか訓練を行うことができない。
また、化学剤検知器の形状および操作性を模擬した訓練用の化学剤検知器を用いて訓練を行うことが考えられる。具体的には、訓練の参加者が訓練用の化学剤検知器を用いて訓練を行い、参加者を監視する監視者が、無線等を用いて訓練用の化学剤検知器の表示や音の発生を制御する。このように、参加者にあたかもそこに汚染が発生しているような状況の付与を行うことで、汚染源の検知や対応要領の評価を行うことができる。しかしながら、化学剤検知器は複数種類存在し、訓練用の化学剤検知器を用いる場合には、化学剤検知器ごとに訓練用の化学剤検知器を用意することになり、訓練用の化学剤検知器の開発にコストがかかる。さらに、新たな化学剤検知器が導入される度に、新たな化学剤検知器に対応した訓練用の化学剤検知器を開発することになる。
そこで、本実施の形態にかかる遠隔制御システム100は、化学剤検知器102に無線通信装置103を装着し、遠隔制御装置101が、化学剤検知器102の表示部に表示され得る検知結果等を無線通信装置103に模擬させる指示信号を生成する。これにより、遠隔制御システム100は、まるで化学剤検知器102が動作しているかのようにできて、化学剤の有害汚染の発生や拡散を模擬した訓練を行うことができる。
次に、図1を用いて遠隔制御システム100の動作を説明する。図1の(a)では、化学剤検知器102に無線通信装置103を装着する例を示す。化学剤検知器102は、表示部111を有する。また、化学剤検知器102は、化学剤検知器102を操作するハードウェアキーを有してもよい。表示部111は、化学剤の検知結果または化学剤検知器102の状態を表示する。図1の(a)では、表示部111は、化学剤として、剤1の濃度が8段階中のうち2段階目であることを検知したことを表示した例を示す。無線通信装置103は、ディスプレイ112を有する。
化学剤検知器102を用いる訓練の参加者は、無線通信装置103を化学剤検知器102に装着させる。装着のさせ方はどのようなものでもよいが、より化学剤検知器102が動作しているかのように見せるために、無線通信装置103が表示部111を隠すように、無線通信装置103を装着させることが好ましい。より詳細な装着のさせ方については、図9で説明する。
また、図1の(a)では、化学剤検知器102に無線通信装置103を装着したが、これに限らない。例えば、無線通信装置103を、化学剤検知器102を模擬する模擬筐体に装着し、訓練の参加者は、無線通信装置103を装着した模擬筐体を用いて訓練を行ってもよい。ここで、模擬筐体は、操作性を模擬しなくてよく、単に、化学剤検知器102の形状だけを模擬したものでよい。
図1の(b)では、化学剤検知器102に無線通信装置103を装着した状態を示す。そして、図1の(b)に示す遠隔制御システム100は、遠隔制御装置101と、化学剤検知器102と、無線通信装置103とを含む。遠隔制御装置101は、化学剤検知器102に装着された無線通信装置103に対する指示信号として、表示部111に表示され得る検知結果または化学剤検知器102の状態の表示をディスプレイ112に模擬させる指示信号113を生成する。図1の(b)の例では、指示信号113は、「剤1:濃度2」という検知結果の表示をディスプレイ112に模擬させる信号である。また、指示信号は、化学剤検知器が行う動作を模擬するため、例えば、化学剤検知器に化学剤を検知した際の音を発生させる指示を含んでもよい。
ここで、具体的な指示信号113の生成の方法として、遠隔制御装置101は、「剤1:濃度2」という遠隔制御装置101の利用者の操作により入力された情報から、指示信号113を生成してもよい。または、遠隔制御装置101は、遠隔制御装置101のメモリに予め格納された「剤1:濃度2」という検知結果の表示をディスプレイ112に模擬させる指示信号113を読み出すことにより、指示信号113を生成したとしてもよい。
例えば、遠隔制御装置101の利用者が、無線通信装置103の利用者の状況をカメラ等で監視しており、無線通信装置103の利用者が汚染されていると想定した領域に入ったとする。この時、遠隔制御装置101は、遠隔制御装置101の利用者の操作により、化学剤の濃度が上昇したことを検知した検知結果の表示をディスプレイ112に模擬させる指示信号113を生成する。そして、遠隔制御装置101は、生成した指示信号113を無線通信装置103に送信する。無線通信装置103は、指示信号113に従って、化学剤の濃度が上昇したことを検出した検出結果を模擬した画面を表示する。以下、化学剤検知器102の画面を模擬した画面を、「模擬画面」と呼称する場合がある。
これにより、無線通信装置103の利用者は、化学剤検知器が動作しているが如き状況下で、化学剤の有害汚染の発生や拡散を模擬した訓練を行うことができる。次に、図2〜図14を用いて、本実施の形態にかかる遠隔制御システム100についての詳細な説明を行う。
図2は、遠隔制御システム100を適用した訓練システム200の一例を示す説明図である。図2の例では、訓練システム200は、屋内にある訓練場で訓練を行うためのシステムである。訓練システム200には、例えば、人員数名〜数百名が参加する。
図2において、訓練システム200は、統裁室210と、訓練場となる屋内の1または複数の空間220とを含む。また、訓練システム200は、屋外の空間を含んでもよい。統裁室210は、遠隔制御装置101を含む。遠隔制御装置101は、具体的には、サーバ、PC(Personal Computer)、ノートPCなどである。
屋内の空間220は、例えば、部屋や廊下などである。屋内の空間220は、部屋や廊下の一部であってもよい。屋内の空間220は、家屋や建物などの全体または階層であってもよい。屋内の空間220は、1または複数の監視カメラ221と、訓練の参加者223と、無線中継器222とを含む。以下の説明では、無線中継器222を「中継器222」と表記する場合がある。
監視カメラ221は、複数の参加者223を撮影した画像を遠隔制御装置101に送信する装置である。また、監視カメラ221は、可搬型の装置であってもよい。
参加者223は、化学剤検知器102と、表示デバイス224とを有する。表示デバイス224は、図1に示した無線通信装置103に相当する。表示デバイス224は、具体的には、携帯電話、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)などである。
中継器222は、表示デバイス224と、遠隔制御装置101との通信を中継する装置である。訓練システム200において、遠隔制御装置101と、複数の監視カメラ221と、中継器222とは、有線または無線のネットワーク230を介して接続される。ネットワーク230は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
遠隔制御装置101は、無線を介して表示デバイス224の画面や音の発生を制御する。より具体的には、複数種類の表示デバイス224を使用する場合を考慮して、遠隔制御装置101は、表示デバイス224を装着した化学剤検知器102の種類や、参加者223がどの化学剤検知器102の種類を有するかを管理する。
(遠隔制御装置101のハードウェアの一例)
次に、図3を用いて、図2に示した訓練システム200に含まれる遠隔制御装置101のハードウェアの一例について説明する。
図3は、遠隔制御装置101のハードウェアの一例を示す説明図である。図3において、遠隔制御装置101は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、インターフェイス(Interface)303と、ディスクドライブ304と、ディスク305と、ディスプレイ306と、キーボード307と、マウス308とを有する。CPU301と、メモリ302と、インターフェイス303と、ディスクドライブ304と、ディスプレイ306と、キーボード307と、マウス308とは、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、遠隔制御装置101の全体の制御を司る演算処理装置である。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。
具体的には、例えば、ROMやフラッシュROMは、ブートプログラムなどの各種プログラムを記憶する不揮発性メモリである。RAMは、CPU301のワークエリアとして使用される揮発性メモリである。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。また、メモリ302は、図7で後述する表示デバイス情報テーブル700、図8で後述する表示状態管理テーブル800等の各種テーブルを記憶する。
インターフェイス303は、通信回線を通じてネットワーク230に接続され、ネットワーク230を介して他のコンピュータに接続される。そして、インターフェイス303は、ネットワーク230と内部のインターフェイスを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。インターフェイス303には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従ってディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスクドライブ304は、例えば、磁気ディスクドライブや光ディスクドライブなどである。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する不揮発メモリである。ディスク305は、メモリ302の代わりに、図7で後述する表示デバイス情報テーブル700、図8で後述する表示状態管理テーブル800等を記憶してもよい。ディスク305は、例えば、磁気ディスクや光ディスクなどである。
ディスプレイ306は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ306は、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどである。キーボード307は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う。マウス308は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う。
遠隔制御装置101は、上述した構成部の他、例えば、SSD(Solid State Drive)、キーボード、マウスなどを有することにしてもよい。また、遠隔制御装置101は、ディスクドライブ304およびディスク305の代わりに、SSDなどを有することにしてもよい。
(表示デバイス224のハードウェアの一例)
図4は、表示デバイス224のハードウェアの一例を示す説明図である。図4において、表示デバイス224は、CPU401と、ROM402と、RAM403とを有する。さらに、表示デバイス224は、無線通信回路404を有する。さらに、表示デバイス224は、スピーカ405と、ディスプレイ406とを有する。
さらに、表示デバイス224は、充電制御部410と、二次電池411と、電圧生成部412と、を有する。CPU401と、ROM402と、RAM403と、無線通信回路404と、スピーカ405と、ディスプレイ406とは、バス400によって接続される。また、図4に示した破線に含まれるハードウェアは、電圧生成部412により駆動電源が供給されるものである。
CPU401は、表示デバイス224の全体の制御を司る演算処理装置である。ROM402は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶する不揮発性メモリである。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される揮発性メモリである。
無線通信回路404は、受信した電波に対応する情報を出力し、入力された情報を電波として送信する。無線通信回路404は、例えば、Wi−Fi(登録商標)に対応する通信回路である。
スピーカ405は、周囲の音を検出し、検出した音に対応する音情報を出力する。ディスプレイ406は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ406は、例えば、液晶ディスプレイや、有機EL(ELectroluminescence)ディスプレイなどである。また、ディスプレイ406は、利用者のタッチ操作を受け付けるタッチパネルであってもよい。
充電制御部410は、外部の充電用電源から供給される電力を二次電池411に供給し、二次電池411に電力を蓄える制御を行う装置である。二次電池411は、充電制御部410の制御により電力を蓄える装置である。電圧生成部412は、二次電池411によって蓄えられた電力を、表示デバイス224の各部に駆動電源として供給する制御を行う装置である。
(遠隔制御装置101の機能的構成例)
図5は、遠隔制御装置101の機能的構成例を示すブロック図である。遠隔制御装置101は、操作部501と、指示信号生成部502と、送信部503とを含む。ここで、操作部501は、キーボード307と、マウス308とに相当する。また、制御部となる指示信号生成部502と、送信部503とは、記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301が実行することにより、各部の機能を実現する。記憶装置とは、具体的には、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク305などである。また、各部の処理結果は、CPU301のレジスタや、CPU301のキャッシュメモリ等に格納される。
指示信号生成部502は、表示デバイス224に対する指示信号を生成する。具体的には、例えば、指示信号生成部502は、表示部111に表示され得る検知結果または検知器の状態の表示をディスプレイ406に模擬させる指示信号を生成してもよい。また、指示信号生成部502は、ディスプレイ406に模擬させた表示部111に表示され得る検知結果または化学剤検知器102の状態の表示を模擬する表示を、終了させる指示信号を生成してもよい。
また、ディスプレイ406が、タッチパネルであったとする。このとき、指示信号生成部502は、ディスプレイ406が模擬する表示を行う間、ディスプレイ406に対するタッチ操作を無効に制御させる指示信号を生成してもよい。さらに、指示信号生成部502は、ディスプレイ406に対するタッチ操作を有効に制御させる指示信号を生成してもよい。
また、指示信号生成部502は、操作部501を用いた入力に応じて異なる検知結果または検知器の状態を表示する表示部111の模擬を指示する信号を生成してもよい。
また、指示信号生成部502は、表示部に表示され得る検知結果または検知器の状態の表示、および、化学剤検知器102または模擬筐体が有するハードウェアキーをディスプレイ406に模擬させる指示信号を生成してもよい。ハードウェアキーを含めた模擬については、図10で説明する。
送信部503は、指示信号生成部502が生成した指示信号を、表示デバイス224に送信する。また、送信部503は、表示デバイス224の位置検出によって、表示デバイス224が所定のゾーンに侵入した場合に、指示信号生成部502が生成した指示信号を表示デバイス224に送信してもよい。
例えば、訓練を行う屋内に、自装置が設けられた空間を示す情報を、通信圏内に発信する入室検知用送信器が設置されており、表示デバイス224は、入室検知用送信器から近距離無線等により、位置情報を検出できるものとする。または、表示デバイス224が、GPS(Global Positioning System)受信器により位置情報を検出できるものとする。そして、表示デバイス224が、検出した位置情報を遠隔制御装置101に送信する。送信部503は、受信した位置情報が所定のゾーンに侵入した場合に、指示信号生成部502が生成した指示信号を表示デバイス224に送信する。ここで、所定のゾーンは、遠隔制御装置101の利用者によって予め指定された領域である。
(表示デバイス224の機能的構成例)
図6は、表示デバイス224の機能的構成例を示すブロック図である。表示デバイス224は、受信部601と、表示制御部602とを含む。また、制御部となる受信部601と、表示制御部602とは、記憶装置に記憶されたプログラムをCPU401が実行することにより、各部の機能を実現する。記憶装置とは、具体的には、例えば、図4に示したROM402、RAM403などである。また、各部の処理結果は、CPU401のレジスタや、CPU401のキャッシュメモリ等に格納される。
受信部601は、遠隔制御装置101からの信号を受信する。表示制御部602は、ディスプレイ406に表示部111を模擬する表示を行わせる。例えば、表示制御部602は、表示デバイス224の利用者からの操作により、ディスプレイ406に表示部111を模擬する表示を行ってもよい。また、表示制御部602は、表示デバイス224によって受信された無線信号に基づいて、ディスプレイ406に表示する検知結果または検知器の状態を変更してもよい。
また、ディスプレイ406がタッチパネルであるとする。このとき、表示制御部602は、ディスプレイ406に表示部111を模擬する表示を行っている間、ディスプレイ406に対するタッチ操作を無効に制御する。また、表示制御部602は、表示デバイス224によって受信された無線信号に基づいて、ディスプレイ406に表示部111を模擬する表示を終了する際に、ディスプレイ406に対するタッチ操作を有効に制御してもよい。
また、表示制御部602は、表示部111を模擬する表示とハードウェアキーの模擬とを行わせてもよい。ハードウェアキーの模擬として、例えば、表示制御部602は、ハードウェアキーの画像をディスプレイ406に表示させる。さらに、ディスプレイ406がタッチパネルである場合に、表示制御部602は、ハードウェアキーの画像上でタッチされた場合、ハードウェアキーが押された動作の模擬を行わせるとともに、ハードウェアキーが押された際の動作を模擬してもよい。例えば、ハードウェアキーとして、音量ボタンの画像上でタッチされた場合、表示制御部602は、ハードウェアキーが押された際のアニメーションをディスプレイ406に行わせるとともに、スピーカ405の音量を変更する。
図7は、表示デバイス情報テーブル700の記憶内容の一例を示す説明図である。表示デバイス情報テーブル700は、表示デバイス224ごとに、表示デバイス224が表示する化学剤検知器102の模擬画面を管理するテーブルである。図7に示す表示デバイス情報テーブル700は、レコード701〜705を有する。表示デバイス情報テーブル700は、運営番号と、デバイスIDと、画面種別というフィールドを含む。
運営番号フィールドには、訓練を一意に識別するために割り振られた番号が格納される。デバイスIDフィールドには、表示デバイス224を識別するIDが格納される。画面種別フィールドには、デバイスIDフィールドに格納されたIDを示す表示デバイス224が模擬する模擬画面の化学剤検知器の種別が格納される。
例えば、レコード701は、番号「20141001001」が割り振られた訓練において、デバイスID「1」である表示デバイス224は、化学剤検知器Aの画面を模擬した模擬画面を表示することを示す。
図8は、表示状態管理テーブル800の記憶内容の一例を示す説明図である。表示状態管理テーブル800は、表示デバイス224ごとに、表示デバイス224への指示内容と表示デバイス224の画面の表示内容とを管理するテーブルである。図8に示す表示状態管理テーブル800は、レコード801、802を有する。表示状態管理テーブル800は、運営番号と、デバイスIDと、表示状態フラグと、指示内容と、表示内容というフィールドを含む。
運営番号フィールドには、訓練を一意に識別するために割り振られた番号が格納される。デバイスIDフィールドには、表示デバイス224を識別するIDが格納される。表示状態フラグフィールドには、デバイスIDフィールドに格納されたIDを示す表示デバイス224の画面の表示状態を示すフラグが格納される。具体的には、表示状態フラグフィールドには、次に示す3つの情報のいずれかが格納される。表示デバイス224が模擬画面を表示していないことを示す「0」と、模擬画面の表示指示を表示デバイス224に送信したことを示す「1」と、表示デバイス224が模擬画面の表示を完了したことを示す「2」とである。
指示内容フィールドは、剤1濃度〜剤3濃度と、指示送信日時というフィールドを有する。剤1濃度〜剤3濃度フィールドには、模擬画面の指示内容として、それぞれの化学剤の濃度を8段階で示す値が格納される。指示送信日時フィールドには、指示信号を表示デバイス224に送信した日時を示す値が格納される。
表示内容フィールドは、剤1濃度〜剤3濃度と、表示完了日時というフィールドを有する。剤1濃度〜剤3濃度フィールドには、模擬画面の表示内容として、それぞれの化学剤の濃度を8段階で示す値が格納される。表示完了日時フィールドには、表示デバイス224が模擬画面の表示を完了した日時を示す値が格納される。
例えば、レコード801は、番号「20141001001」が割り振られた訓練において、デバイスID「1」である表示デバイス224に、2014年10月01日15時10分00秒時点に模擬画面の表示指示を送信したことを示す。さらに、レコード801は、化学剤1〜3の濃度が、それぞれ、8段階中の3、6、8であるという模擬画面の表示指示信号を送信し、2014年10月01日15時10分05秒時点で表示デバイス224が前述の模擬画面の表示を完了したことを示す。
図9は、表示デバイス224の装着の一例を示す説明図である。図9では、表示デバイス224を、化学剤検知器102に装着する際の例を示す。表示デバイス224は、固定ケース901と固定ベルト902とを用いて、化学剤検知器102の表示部に相当する位置に固定される。これにより、表示デバイス224は、化学剤検知器102が動作しているように化学剤検知器102の表示動作を模擬することができる。
固定ケース901は、表示デバイス224をはめ込むくぼみ部分と、固定ベルト902とを通すスリットとを有する。固定ケース901は、例えば、金属や樹脂等の剛体である。例えば、図9に示す固定ケース901は、ほぼ直方体の形状をしており、ある一面にくぼみ部分を有する。そして、図9に示す固定ケース901は、前述の一面の長辺に2つずつ、短辺に1つずつ、計6つのスリットを有する。
固定ベルト902は、化学剤検知器102の周りの長さ以上の長さを有する帯である。固定ベルト902は、ゴム等の弾性体であってもよいし、布等でもよい。図9に示す固定ベルト902は、3つある。具体的には、前述した固定ケース901のある一面の長辺方向のスリットを通過する2つの固定ベルト902と、前述した固定ケース901のある一面の短辺方向のスリットを通過する1つの固定ベルト902である。
図10は、表示デバイス224に表示する模擬画面の一例を示す説明図である。図10の(a)は、化学剤検知器102の表示部111を模擬した模擬画面1000を示す。具体的には、模擬画面1000は、検知対象とする化学剤種別を表示する領域1001と、化学剤の濃度を8段階で表示する領域1002とを有する。図10の(a)に示す模擬画面1000は、領域1001に、化学剤種別として、剤1〜3を検知対象とすることを表示し、領域1002に、剤1〜3の濃度が、それぞれ、3段階目、6段階目、8段階目であることを表示する。
図10の(b)は、化学剤検知器102の表示部111と化学剤検知器102のハードウェアキーとを模擬した模擬画面1010を示す。具体的には、模擬画面1010は、上部が、化学剤検知器102の表示部111を模擬する領域であり、下部が、化学剤検知器102のハードウェアキーを模擬する領域である。ここで、図10の(b)は、化学剤検知器102の表示部111の周囲として、下部に化学剤検知器102のハードウェアキーが配置されている例を示す。ここで、表示部111の周囲は、表示部111上に、表示デバイス224を重ねた際に、表示デバイス224によって隠れる範囲である。模擬画面1010のうちの化学剤検知器102の表示部111を模擬する領域については、模擬画面1000と同一であるため、説明を省略する。
模擬画面1010は、音量ボタン1011の画像と、電源ボタン1012の画像とを含む。模擬画面1010に含まれる音量ボタン1011は、化学剤検知器102のハードウェアキーの一つである、音量ボタンを映したものである。化学剤検知器102の音量ボタンは、化学剤を検知した際の警報音量を調整するボタンである。また、模擬画面1010に含まれる電源ボタン1012は、化学剤検知器102の電源ボタンを映したものである。化学剤検知器102の電源ボタンは、化学剤検知器102の電源のオン、オフを切り替えるものである。
図11は、遠隔制御装置101に表示する画面の一例を示す説明図である。図11では、遠隔制御装置101に表示する画面1100を示す。画面1100は、検知ステータスを表示する領域1101と、使用者情報を表示する領域1102と、表示状態を表示する領域1103と、表示指示を表示する領域1104とを含む。さらに、画面1100は、検知ステータスの凡例1、2を示す領域を含む。例えば、凡例2が示すように、網状のハッチを付与した使用者情報が、化学剤の未検知の状態を示し、横線のハッチを付与した使用者情報が、化学剤を検知して警報中の状態であることを示す。
領域1101に表示される検知ステータスは、表示デバイス224ごとに、汚染状況の検知ステータスを示す。領域1102に表示される使用者情報は、領域1101内で遠隔制御装置101の利用者の操作により選択した表示デバイス224の利用者情報を示す。領域1103に表示される表示状態は、領域1101内で遠隔制御装置101の利用者の操作により選択した表示デバイス224の模擬画面の表示内容を示す。領域1104に表示される表示指示は、領域1101内で遠隔制御装置101の利用者の操作により選択した表示デバイス224に表示指示する模擬画面を表示する。
例えば、遠隔制御装置101は、遠隔制御装置101の利用者の操作により、領域1104に表示される表示指示の模擬画面を編集する。具体的には、例えば、監視カメラ221からの撮影画像を遠隔制御装置101の利用者が閲覧しており、遠隔制御装置101の利用者が、剤1の濃度が変更したと想定する位置に表示デバイス224の利用者が移動したことを確認したとする。そして、領域1104内の、剤1の濃度を8段階で示す領域が遠隔制御装置101の利用者によりクリックされた場合に、遠隔制御装置101は、剤1の濃度を、クリックした箇所の濃度に変更する。また、遠隔制御装置101は、領域1104内の「クリア」ボタンがクリックされた際には、変更した内容を削除して、表示状態と同様の内容とする。また、遠隔制御装置101は、領域1104内の「送信」ボタンがクリックされた際には、変更した内容を指示信号として生成して、生成した指示信号を表示デバイス224に送信する。
次に、図12〜図14を用いて、遠隔制御システム100が実行するフローチャートについて説明する。
図12は、表示デバイス装着時処理手順の一例を示すフローチャートである。表示デバイス装着時処理は、表示デバイス224が化学剤検知器102に装着された際に行う処理である。
表示デバイス224は、化学剤検知器102の画面種別を選択する(ステップS1201)。そして、表示デバイス224は、デバイスIDと、選択した画面種別とを遠隔制御装置101に送信する(ステップS1202)。
デバイスIDと画面種別とを受信した遠隔制御装置101は、表示デバイス情報テーブル700に登録する(ステップS1203)。次に、遠隔制御装置101は、登録完了を表示デバイス224に通知する(ステップS1204)。ステップS1204の処理終了後、遠隔制御装置101は、表示デバイス装着時処理を終了する。
表示デバイス224は、登録完了を受信する(ステップS1205)。そして、表示デバイス224は、ディスプレイ406に対するタッチ操作を無効に設定する(ステップS1206)。ステップS1206の処理終了後、表示デバイス224は、表示デバイス装着時処理を終了する。
ここで、図12の例では、表示デバイス224が、登録完了を受信した際にタッチ操作を無効に設定したが、これに限らない。例えば、遠隔制御装置101が、ディスプレイ406に対するタッチ操作を無効に制御させる指示信号を生成し、生成した指示信号を表示デバイス224に送信してもよい。
表示デバイス装着時処理を実行することにより、遠隔制御システム100は、表示デバイス224が模擬する画面種別を遠隔制御装置101に登録することができる。
図13は、表示処理手順の一例を示すフローチャートである。表示処理は、表示デバイス224が模擬画面を表示する処理である。図13の例では、模擬画面として、模擬画面1000を表示するものとする。
遠隔制御装置101は、表示デバイス情報テーブル700と表示状態管理テーブル800とを参照して、模擬画面1000の表示を指示する指示信号を生成する(ステップS1301)。次に、遠隔制御装置101は、指示信号を、表示デバイス224に送信する(ステップS1302)。ここで、指示信号は、具体的には、デバイスIDと、画面種別と、指示内容とである。
指示信号を受信した表示デバイス224は、指示信号に従って、模擬画面1000を表示する(ステップS1303)。次に、表示デバイス224は、模擬画面1000の表示完了を遠隔制御装置101に通知する(ステップS1304)。表示完了として、表示デバイス224は、デバイスIDと、画面種別と、指示内容とを通知する。ステップS1304の処理終了後、表示デバイス224は、表示処理を終了する。
通知を受信した遠隔制御装置101は、表示完了したことを画面1100に表示する(ステップS1305)。そして、遠隔制御装置101は、表示状態管理テーブル800を更新する(ステップS1306)。ステップS1306の処理終了後、遠隔制御装置101は、表示処理を終了する。表示処理を実行することにより、遠隔制御システム100は、表示デバイス224に模擬画面を表示させることができる。
図14は、表示デバイス関連付け解除処理手順の一例を示すフローチャートである。表示デバイス関連付け解除処理は、表示デバイス224と化学剤検知器102との関連付けを解除する処理である。また、表示デバイス関連付け解除処理は、訓練終了時などに行われる処理である。
遠隔制御装置101は、遠隔制御装置101の利用者の操作により、表示デバイスと化学剤検知器102との関連付けを解除する(ステップS1401)。そして、遠隔制御装置101は、解除した内容で、表示デバイス情報テーブル700を更新する。次に、遠隔制御装置101は、模擬画面1000の表示を終了する指示信号を生成する(ステップS1402)。そして、遠隔制御装置101は、指示信号を表示デバイス224に送信する(ステップS1403)。ステップS1403の処理終了後、遠隔制御装置101は、表示デバイス関連付け解除処理を終了する。
指示信号を受信した表示デバイス224は、化学剤検知器102の関連付けを解除する(ステップS1404)。そして、表示デバイス224は、ディスプレイ406に対するタッチ操作を有効に設定する(ステップS1405)。次に、表示デバイス224は、化学剤検知器102の選択画面を表示する(ステップS1406)。ステップS1406の処理終了後、表示デバイス224は、表示デバイス関連付け解除処理を終了する。
ここで、図14の例では、表示デバイス224が、指示信号を受信した際にタッチ操作を有効に設定したが、これに限らない。例えば、遠隔制御装置101が、ディスプレイ406に対するタッチ操作を有効に制御させる指示信号を生成し、生成した指示信号を表示デバイス224に送信してもよい。
表示デバイス関連付け解除処理を実行することにより、遠隔制御装置101は、表示デバイス224と化学剤検知器102との関連付けを解除することができる。
以上説明したように、遠隔制御システム100によれば、化学剤検知器102に表示デバイス224を装着し、表示部111に表示され得る検知結果を表示デバイス224に模擬させる指示信号を生成する。これにより、遠隔制御システム100は、まるで化学剤検知器102が動作しているかのようにできて、化学剤の有害汚染の発生や拡散を模擬した訓練を行うことができる。また、本実施の形態では、模擬画面の開発を行えばよく、訓練用の化学剤検知器を開発するよりも、コストを下げることができる。また、本実施の形態では、屋内でも屋外でも行うことができる。
また、ディスプレイ406がタッチパネルである場合に、遠隔制御装置101、表示デバイス224によれば、ディスプレイ406が模擬する表示を行う間、ディスプレイ406に対するタッチ操作を無効にしてもよい。これにより、遠隔制御装置101、表示デバイス224は、訓練を行っている間に、表示デバイス224の利用者のタッチ操作により、模擬画面の表示がなされなくなって、訓練が正常に続行できなくなることを防止することができる。
また、遠隔制御装置101、表示デバイス224によれば、表示部111に表示され得る検知結果または化学剤検知器102の状態の表示を模擬する表示を、終了させてもよい。これにより、表示デバイス224は、訓練が終了した際に、模擬画面を表示しなくなり、表示デバイスの本来の動作を行うことができる。
また、ディスプレイ406がタッチパネルである場合に、遠隔制御装置101、表示デバイス224によれば、検知結果または化学剤検知器102の状態の表示を模擬する表示を、終了させるとともに、ディスプレイに対するタッチ操作を有効にしてもよい。これにより、訓練が終了した際に、表示デバイス224の利用者は、タッチ操作が行えるようになり、表示デバイス224が有する機能を全て用いることができる。
また、遠隔制御装置101によれば、キーボード307やマウス308の入力に応じて異なる検知結果または検知器の状態を表示する表示部111の模擬を指示する信号を生成してもよい。これにより、遠隔制御装置101は、訓練のシナリオに沿った模擬画面を表示デバイス224に表示させることができる。
また、遠隔制御装置101によれば、表示デバイス224の位置検出によって、表示デバイス224が所定のゾーンに侵入した場合に、指示信号を表示デバイス224に送信してもよい。これにより、遠隔制御システム100は、遠隔制御装置101の利用者の介在なく、有害汚染があると想定された所定のゾーンに表示デバイス224が侵入した際に、表示デバイス224に、化学剤を検知したことを表示させることができる。
また、遠隔制御装置101、表示デバイス224によれば、表示部111を模擬する表示と、ハードウェアキーの模擬とをディスプレイ406に行わせてもよい。これにより、遠隔制御システム100は、表示部111を模擬する場合に比べて、より化学剤検知器102が動作しているかのようにできて、より本番に近い訓練を行うことができる。
なお、本実施の形態で説明した遠隔制御方法、無線通信方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本遠隔制御プログラム、無線通信プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本遠隔制御プログラム、無線通信プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または前記化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有する無線通信装置に対する指示信号を生成する制御部を有し、
前記制御部は、前記表示部に表示され得る検知結果または検知器の状態の表示を前記ディスプレイに模擬させる指示信号を生成する、
ことを特徴とする遠隔制御装置。
(付記2)前記ディスプレイはタッチパネルであって、前記制御部はさらに、前記ディスプレイが模擬する表示を行う間、前記ディスプレイに対するタッチ操作を無効に制御させる指示信号を生成することを特徴とする付記1に記載の遠隔制御装置。
(付記3)前記制御部は、さらに、前記ディスプレイに模擬させた前記表示部に表示され得る検知結果または前記化学剤検知器の状態の表示を模擬する表示を、終了させる指示信号を生成することを特徴とする付記2に記載の遠隔制御装置。
(付記4)前記制御部は、さらに、前記終了させる指示信号を生成するとともに、前記ディスプレイに対するタッチ操作を有効に制御させる指示信号を生成することを特徴とする付記3に記載の遠隔制御装置。
(付記5)前記遠隔制御装置は、さらに、操作部を有し、
前記制御部は、前記操作部を用いた入力に応じて異なる検知結果または検知器の状態を表示する表示部の模擬を指示する信号を生成することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の遠隔制御装置。
(付記6)前記制御部は、前記無線通信装置の位置検出によって、前記無線通信装置が所定のゾーンに侵入した場合に、前記指示信号を前記無線通信装置に送信することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の遠隔制御装置。
(付記7)前記化学剤検知器または前記模擬筐体は、前記表示部の周囲に自装置を操作するハードウェアキーを有し、
前記無線通信装置は、前記表示部と、前記ハードウェアキーとが隠れるように装着され、
前記制御部は、前記表示部に表示され得る検知結果または検知器の状態の表示、および前記ハードウェアキーを前記ディスプレイに模擬させる指示信号を生成することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の遠隔制御装置。
(付記8)検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または前記化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有する無線通信装置であって、
前記ディスプレイに前記表示部を模擬する表示を行わせる制御部、
を有することを特徴とする無線通信装置。
(付記9)前記制御部は、前記無線通信装置によって受信された無線信号に基づいて、前記ディスプレイに表示する前記検知結果または前記検知器の状態を変更することを特徴とする付記8に記載の無線通信装置。
(付記10)前記ディスプレイはタッチパネルであって、前記制御部は、前記ディスプレイに前記表示部を模擬する表示を行っている間、前記ディスプレイに対するタッチ操作を無効に制御することを特徴とする付記8または9に記載の無線通信装置。
(付記11)前記ディスプレイはタッチパネルであって、前記制御部は、前記無線通信装置によって受信された無線信号に基づいて、前記ディスプレイに前記表示部を模擬する表示を終了する際に、前記ディスプレイに対するタッチ操作を有効に制御することを特徴とする付記8〜10のいずれか一つに記載の無線通信装置。
(付記12)前記化学剤検知器または前記模擬筐体は、前記表示部の周囲に自装置を操作するハードウェアキーを有し、
前記無線通信装置は、前記表示部と、前記ハードウェアキーとが隠れるように装着され、
前記制御部は、前記表示部を模擬する表示と前記ハードウェアキーの模擬とを行わせることを特徴とする付記8〜11のいずれか一つに記載の無線通信装置。
(付記13)遠隔制御装置と無線通信装置とを含む遠隔制御システムであって、
前記遠隔制御装置は、
検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または前記化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有する前記無線通信装置に対する、前記表示部に表示され得る検知結果または検知器の状態の表示を前記ディスプレイに模擬させる指示信号を生成し、
前記無線通信装置は、
前記指示信号に基づいて、前記ディスプレイに前記表示部を模擬する表示を行わせる、
ことを特徴とする遠隔制御システム。
(付記14)コンピュータが、
検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または前記化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有する無線通信装置に対する、前記表示部に表示され得る検知結果または検知器の状態の表示を前記ディスプレイに模擬させる指示信号を生成する、
処理を実行することを特徴とする遠隔制御方法。
(付記15)検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または前記化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有するコンピュータが、
前記ディスプレイに前記表示部を模擬する表示を行わせる、
処理を実行することを特徴とする無線通信方法。
(付記16)コンピュータに、
検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または前記化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有する無線通信装置に対する、前記表示部に表示され得る検知結果または検知器の状態の表示を前記ディスプレイに模擬させる指示信号を生成する、
処理を実行させることを特徴とする遠隔制御プログラム。
(付記17)検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または前記化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有するコンピュータに、
前記ディスプレイに前記表示部を模擬する表示を行わせる、
処理を実行させることを特徴とする無線通信プログラム。
100 遠隔制御システム
101 遠隔制御装置
102 化学剤検知器
103 無線通信装置
111 表示部
406 ディスプレイ
501 操作部
502 指示信号生成部
503 送信部
601 受信部
602 表示制御部

Claims (17)

  1. 検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または前記化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有する無線通信装置に対する指示信号を生成する制御部を有し、
    前記制御部は、前記表示部に表示され得る検知結果または検知器の状態の表示を前記ディスプレイに模擬させる指示信号を生成する、
    ことを特徴とする遠隔制御装置。
  2. 前記ディスプレイはタッチパネルであって、前記制御部はさらに、前記ディスプレイが模擬する表示を行う間、前記ディスプレイに対するタッチ操作を無効に制御させる指示信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御装置。
  3. 前記制御部は、さらに、前記ディスプレイに模擬させた前記表示部に表示され得る検知結果または前記化学剤検知器の状態の表示を模擬する表示を、終了させる指示信号を生成することを特徴とする請求項2に記載の遠隔制御装置。
  4. 前記制御部は、さらに、前記終了させる指示信号を生成するとともに、前記ディスプレイに対するタッチ操作を有効に制御させる指示信号を生成することを特徴とする請求項3に記載の遠隔制御装置。
  5. 前記遠隔制御装置は、さらに、操作部を有し、
    前記制御部は、前記操作部を用いた入力に応じて異なる検知結果または検知器の状態を表示する表示部の模擬を指示する信号を生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の遠隔制御装置。
  6. 前記制御部は、前記無線通信装置の位置検出によって、前記無線通信装置が所定のゾーンに侵入した場合に、前記指示信号を前記無線通信装置に送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の遠隔制御装置。
  7. 前記化学剤検知器または前記模擬筐体は、前記表示部の周囲に自装置を操作するハードウェアキーを有し、
    前記無線通信装置は、前記表示部と、前記ハードウェアキーとが隠れるように装着され、
    前記制御部は、前記表示部に表示され得る検知結果または検知器の状態の表示、および前記ハードウェアキーを前記ディスプレイに模擬させる指示信号を生成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の遠隔制御装置。
  8. 検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または前記化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有する無線通信装置であって、
    前記ディスプレイに前記表示部を模擬する表示を行わせる制御部、
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  9. 前記制御部は、前記無線通信装置によって受信された無線信号に基づいて、前記ディスプレイに表示する前記検知結果または前記検知器の状態を変更することを特徴とする請求項8に記載の無線通信装置。
  10. 前記ディスプレイはタッチパネルであって、前記制御部は、前記ディスプレイに前記表示部を模擬する表示を行っている間、前記ディスプレイに対するタッチ操作を無効に制御することを特徴とする請求項8または9に記載の無線通信装置。
  11. 前記ディスプレイはタッチパネルであって、前記制御部は、前記無線通信装置によって受信された無線信号に基づいて、前記ディスプレイに前記表示部を模擬する表示を終了する際に、前記ディスプレイに対するタッチ操作を有効に制御することを特徴とする請求項8〜10のいずれか一つに記載の無線通信装置。
  12. 前記化学剤検知器または前記模擬筐体は、前記表示部の周囲に自装置を操作するハードウェアキーを有し、
    前記無線通信装置は、前記表示部と、前記ハードウェアキーとが隠れるように装着され、
    前記制御部は、前記表示部を模擬する表示と前記ハードウェアキーの模擬とを行わせることを特徴とする請求項8〜11のいずれか一つに記載の無線通信装置。
  13. 遠隔制御装置と無線通信装置とを含む遠隔制御システムであって、
    前記遠隔制御装置は、
    検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または前記化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有する前記無線通信装置に対する、前記表示部に表示され得る検知結果または検知器の状態の表示を前記ディスプレイに模擬させる指示信号を生成し、
    前記無線通信装置は、
    前記指示信号に基づいて、前記ディスプレイに前記表示部を模擬する表示を行わせる、
    ことを特徴とする遠隔制御システム。
  14. コンピュータが、
    検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または前記化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有する無線通信装置に対する、前記表示部に表示され得る検知結果または検知器の状態の表示を前記ディスプレイに模擬させる指示信号を生成する、
    処理を実行することを特徴とする遠隔制御方法。
  15. 検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または前記化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有するコンピュータが、
    前記ディスプレイに前記表示部を模擬する表示を行わせる、
    処理を実行することを特徴とする無線通信方法。
  16. コンピュータに、
    検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または前記化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有する無線通信装置に対する、前記表示部に表示され得る検知結果または検知器の状態の表示を前記ディスプレイに模擬させる指示信号を生成する、
    処理を実行させることを特徴とする遠隔制御プログラム。
  17. 検知結果または検知器の状態を表示する表示部を有する化学剤検知器または前記化学剤検知器を模擬する模擬筐体に装着される、ディスプレイを有するコンピュータに、
    前記ディスプレイに前記表示部を模擬する表示を行わせる、
    処理を実行させることを特徴とする無線通信プログラム。
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