JP6335746B2 - 熱交換器及び空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器及び空気調和装置に関する。
従来、上端開口が形成されたヘッダーと、当該上端開口に挿入される複数の冷媒管と、を備え、複数の冷媒管の軸方向の長さが相違するように構成されている熱交換器があった(例えば、特許文献1参照)。また従来、挿入穴が形成されたヘッダーと、当該挿入穴に挿入される扁平管と、を備えた熱交換器があった(例えば、特許文献2参照)。
特開2011−127794号公報([0028]、図5) 特開2012−241936号公報([0046]、図2)
しかしながら、特許文献1,2に記載の熱交換器は、ヘッダーに設けられた上端開口(挿入穴)に熱交換器の冷媒管(偏平管)を取り付けるような構成となっている。このため、ヘッダーの取付作業が煩雑であり、作業性が悪いという課題があった。
本発明は、上述のような課題を背景としてなされたものであり、従来よりも作業性を向上した熱交換器及び空気調和装置を得ることを目的とする。
本発明に係る熱交換器は、冷媒を通すタンクと、前記タンクに接続される複数のツナギ管と、前記複数のツナギ管が挿入される伝熱管と、を備え、前記複数のツナギ管の各々は、基端部と、前記基端部よりも前記タンクから離れる位置に設けられ、軸方向の長さが長い程、外径が大きくなるように各々構成された縮管部と、を有し、前記伝熱管は、前記縮管部の外径よりも大きい内径で規定される拡管部を有するものである。
本発明によれば、タンクには複数のツナギ管が接続されており、当該複数のツナギ管が伝熱管に挿入される。このため、従来よりもヘッダーの取付作業が煩雑でなくなり、作業性の向上した熱交換器及び空気調和装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の冷凍サイクルを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第1の例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第1の例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第2の例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第3の例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第4の例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第5の例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第1の例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第2の例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第3の例を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abを示す図である。 本発明の実施の形態5に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abを示す図である。
以下、本発明の空気調和装置100について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の冷凍サイクルを示す図である。図2は本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第1の例を示す図である。
図1に示されるように、空気調和装置100は、圧縮機1と、室外熱交換部2と、室外ファン(図示省略)と、ヘッダー3と、膨張弁4と、分配器5と、室内熱交換部6と、室内ファン(図示省略)と、を備える。なお、以降の説明において、ヘッダー3が取り付けられた室外熱交換部2を室外熱交換器20と称するものとする。また、以降の説明において、ヘッダー3が取り付けられた室内熱交換部6を室内熱交換器60と称するものとする。
圧縮機1は、吸入された冷媒を圧縮して高温及び高圧の冷媒として吐出する、可変容量の圧縮機である。室外熱交換部2(室外熱交換器20)は、圧縮機1から吐出される冷媒と外気とを熱交換するためのものであり、圧縮機1の吐出側に設けられている。室外熱交換部2(室外熱交換器20)は、暖房運転時において蒸発器として機能し、冷房運転時において凝縮器として機能する。
ヘッダー3は、圧縮機1から吐出された冷媒を受けて室外熱交換部2に供給するための部材である。ヘッダー3は、室外熱交換部2の入口側、室外熱交換部2の出口側、及び室内熱交換部6の出口側に設けられる。ヘッダー3の構成については図2を用いて詳述する。膨張弁4は、室外熱交換部2の出口側で且つ室内熱交換部6の入口側に設けられている減圧手段である。分配器5は、自身に流入した冷媒を室内熱交換器60に供給するための複数の流路を有している。
室内熱交換部6(室内熱交換器60)は、膨張弁4から流出する冷媒と室内の空気とを熱交換するためのものであり、例えば、膨張弁4の出口側に設けられる。室内熱交換部6(室内熱交換器60)は、暖房運転時において凝縮器として機能し、冷房運転時において蒸発器として機能する。なお、室外熱交換器20及び室内熱交換器60が、本発明の「熱交換器」に相当する。
図2に示されるように、伝熱管2abは、拡管部2aと、素管部2bと、を備える。伝熱管2abは、複数設けられ、室外熱交換部2の一部をなしている。拡管部2aは、例えば、拡管部2a1,2a2,2a3,2a4,2a5,2a6,2a7で構成される。拡管部2aの軸方向の長さは、例えば互いに同一長さとなっている。素管部2bは、拡管部2aよりも径の小さい部位であり、拡管部2aの根元側に位置している。
ヘッダー3は、複数のツナギ管3abと、タンク(ヘッダー本体)3cと、を備える。ツナギ管3abは、例えば、タンク3cの長手方向の一端側から他端側に向かって各々設けられ、縮管部3aと、基端部3bと、を備える。縮管部3aは、例えば、縮管部3a1,3a2,3a3,3a4,3a5,3a6,3a7で構成される。縮管部3aの軸方向の長さは、例えば、互いに同一である。縮管部3aは、基端部3bよりもタンク3cから離れる位置に設けられ、拡管部2aの内径よりも小さい外径で規定される。基端部3bの軸方向の長さは、例えば互いに同一長さとなっている。タンク3cは、例えば筒状に構成されており、冷媒を通す部材である。
拡管部2a1には縮管部3a1が挿入される。拡管部2a2には縮管部3a2が挿入される。拡管部2a3には縮管部3a3が挿入される。拡管部2a4には縮管部3a4が挿入される。拡管部2a5には縮管部3a5が挿入される。拡管部2a6には縮管部3a6が挿入される。拡管部2a7には縮管部3a7が挿入される。
以下に、ヘッダー3の室外熱交換部2への取付例について説明する。
まず、拡管部2a1には縮管部3a1が挿入され、拡管部2a2には縮管部3a2が挿入され、拡管部2a3には縮管部3a3が挿入され、拡管部2a4には縮管部3a4が挿入され、拡管部2a5には縮管部3a5が挿入され、拡管部2a6には縮管部3a6が挿入され、拡管部2a7には縮管部3a7が挿入されるように、ヘッダー3を室外熱交換部2に近接させる。そして、拡管部2a1〜2a7の根元部分に縮管部3a1〜3a7の根元部分が位置するように、拡管部2a1〜2a7に縮管部3a1〜3a7を挿入していく。なお、ヘッダー3の室外熱交換部2への取付例について説明したが、ヘッダー3を室内熱交換部6に取り付ける場合も、ヘッダー3を室外熱交換部2に取り付ける場合と同様にして行われる。
以下に、本実施の形態1に係る空気調和装置100の動作について説明する。
圧縮機1から吐出された高温高圧のガス冷媒は、圧縮機1の吐出側で且つ室外熱交換部2の入口側に位置するヘッダー3に供給される。圧縮機1の吐出側で且つ室外熱交換部2の入口側に位置するヘッダー3に供給された冷媒は、タンク3cを流れた後に縮管部3a1〜3a7に供給される。縮管部3a1〜3a7に供給された冷媒は、室外熱交換部2内で凝縮し、高温高圧の液冷媒となり、室外熱交換部2の出口側で且つ膨張弁4の入口側に位置するヘッダー3に供給される。室外熱交換部2の出口側で且つ膨張弁4の入口側に位置するヘッダー3に供給された冷媒は、縮管部3a1〜3a7を流れた後にタンク3cを流れて室外熱交換器20から流出する。
室外熱交換器20から流出した冷媒は、膨張弁4により減圧されて気液二相冷媒となり、分配器5に供給される。分配器5に供給された冷媒は、複数の供給路を介して、室内熱交換部6に流入する。室内熱交換部6に流入した冷媒は、室内熱交換部6内で蒸発して低温低圧のガス冷媒となり、室内熱交換部6の出口側で且つ圧縮機1の吸入側に位置するヘッダー3に供給される。室内熱交換部6の出口側で且つ圧縮機1の吸入側に位置するヘッダー3に供給された冷媒は、縮管部3a1〜3a7を流れた後にタンク3cを流れて室内熱交換器60から流出し、圧縮機1内に流入する。
以上のように、本実施の形態1に係る空気調和装置100は、冷媒を通すタンク3cと、タンク3cに接続される複数のツナギ管3abと、複数のツナギ管3abが挿入される伝熱管2abと、を備え、複数のツナギ管3abの各々は、基端部3bと、基端部3bよりもタンク3cから離れる位置に設けられる縮管部3aと、を有し、伝熱管2abは、縮管部3aの外径よりも大きい内径で規定される拡管部2aを有する。このため、従来よりもヘッダー3の取付作業が煩雑でなくなり、作業性を向上させることができる。
なお、縮管部3aの軸方向の長さをLとしたとき、例えば、11mm≦L<21mmであり、好ましくは、6mm≦L<11mmであり、より好ましくは、0mm<L<6mmである。縮管部3aの軸方向の長さを短くすることで、圧力損失を一層小さくすることができる。また、縮管部3aの軸方向の長さを短くすることで、熱交換器を車両に搭載した場合においても、車両の振動の影響を受けにくくなる。また、縮管部3aの軸方向の長さを短くすることで、縮管部3aを伝熱管2abに挿入していく過程で、縮管部3aが素管部2bに干渉する可能性を低減できる。
実施の形態2.
本実施の形態2においては、実施の形態1とは異なり、縮管部3aの軸方向の長さを相違させたものである。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図3は本発明の実施の形態2に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第1の例を示す図である。図4は本発明の実施の形態2に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第2の例を示す図である。
図3に示されるように、縮管部3aの軸方向の長さは長い順に、縮管部3a6,3a1,3a5,3a3,3a4,3a2,3a7の順になっている。このとき、ツナギ管3abを伝熱管2abに挿入していくと、順に、縮管部3a6が拡管部2a6に挿入され、縮管部3a1が拡管部2a1に挿入され、縮管部3a5が拡管部2a5に挿入され、縮管部3a3が拡管部2a3に挿入され、縮管部3a4が拡管部2a4に挿入され、縮管部3a2が拡管部2a2に挿入され、縮管部3a7が拡管部2a7に挿入されることとなる。
図4に示されるように、縮管部3aの軸方向の長さは長い順に、縮管部3a1,3a2,3a3,3a4,3a5,3a6,3a7の順になっている。なお、図4に示される例は一例であり、タンク3cの長手方向の一端側に位置する縮管部3aからタンク3cの長手方向の他端側に位置する縮管部3aに向かうにつれて、縮管部3aの軸方向の長さは単調変化するように構成されていればよい。
図5は本発明の実施の形態2に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第3の例を示す図である。図6は本発明の実施の形態2に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第4の例を示す図である。図7は本発明の実施の形態2に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第5の例を示す図である。
図5,図6に示されるように、タンク3cの長手方向の両側に位置する縮管部3aから複数の縮管部3aのうち中央側に位置する縮管部3aに向かうにつれて、縮管部3aの軸方向の長さは単調変化するように構成されている。
図5に示されるように、縮管部3a4が、縮管部3a1〜3a3,縮管部3a5〜3a7に比べて長くなっている。具体的には、縮管部3a3,3a5が縮管部3a4よりも短くなっている。また、縮管部3a2,3a6が縮管部3a3,3a5よりも短くなっている。また、縮管部3a1,3a7が縮管部3a2,3a6よりも短くなっている。
図6に示されるように、縮管部3a4が、縮管部3a1〜3a3,縮管部3a5〜3a7に比べて短くなっている。具体的には、縮管部3a3,3a5が縮管部3a4よりも長くなっている。また、縮管部3a2,3a6が縮管部3a3,3a5よりも長くなっている。また、縮管部3a1,3a7が縮管部3a2,3a6よりも長くなっている。
図7に示されるように、複数のツナギ管3abのうち少なくとも一組のツナギ管3abの軸方向の長さは、残りのツナギ管3abの軸方向の長さとは異なる同一長さとなっている。具体的には例えば、縮管部3a1,3a2は同一長さとなっており、縮管部3a3,3a4は同一長さとなっており、縮管部3a5,3a6,3a7は同一長さとなっている。
以上のように、本実施の形態2に係る空気調和装置100は、縮管部3a1〜3a7の軸方向の長さを変化させる。このため、縮管部3a1〜3a7のうち少なくとも一つの縮管部が、他の縮管部に先行して伝熱管2abに挿入されることになる。したがって、室外熱交換部2にヘッダー3を取り付ける時間が短くなり作業費が削減される。また、室外熱交換部2にヘッダー3を差し込む際に、手作業で最後まで差込むことができ、ハンマーなどで叩くことによる凹みがなくなり、品質が向上する。
なお、図3〜図7のように、拡管部2aに縮管部3aを挿入する順番を相違させるような場合においては、複数の拡管部2aの軸方向の長さは、同一の長さで規定されていることが望ましく、複数の素管部2bの軸方向の長さも同様に、同一の長さで規定されていることが望ましく、複数の基端部3bの軸方向の長さも同様に、同一の長さで規定されていることが望ましい。これは、例えば、図4に示されるように、縮管部3a7が縮管部3a1〜3a6より短いような場合でも、拡管部2a7が拡管部2a1〜2a6より顕著に長いような場合や、拡管部2a7の根元側に設けられる素管部が他の素管部より顕著に長いような場合や、縮管部3a7に対応する基端部が他の基端部より顕著に長いような場合には、ツナギ管3abを伝熱管2abに挿入するとき、縮管部3a7が拡管部2a7に最先に挿入され、本来意図した挿入順序が変更されてしまう可能性があるためである。
実施の形態3.
本実施の形態3においては、実施の形態1とは異なり、縮管部3aの外径と拡管部2aの内径との相対的な大きさを変化させたものである。なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態2と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図8は本発明の実施の形態3に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第1の例を示す図である。図9は本発明の実施の形態3に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第2の例を示す図である。図10は本発明の実施の形態3に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abの第3の例を示す図である。
図8に示されるように、縮管部3aの径は、実施の形態1の縮管部3aの径よりも小さくなっている。なお、縮管部3aの径は、例えば全て同一の径である。
以上のように、本実施の形態3に係る空気調和装置100は、拡管部2aに対する縮管部3aの径の大きさを実施の形態1のものよりも小さくしたものである。このため、本実施の形態3に係る空気調和装置100は、実施の形態1に係る空気調和装置100と比較して、室外熱交換部2にヘッダー3を取り付ける時間が一層短くなり作業費が一層削減される。
なお、図9に示されるように、例えば、縮管部3aを異なる径とするように構成してもよい。具体的には例えば、縮管部3aは、径の大きい順に、縮管部3a1,3a2,3a3,3a4,3a5,3a6,3a7となるように構成してもよい。このとき、例えば、縮管部3aは、径が大きいほど軸方向の長さが長くなるように構成されている。すなわち、縮管部3aは、軸方向の長さが長い順に、縮管部3a1,3a2,3a3,3a4,3a5,3a6,3a7となるように構成される。
また、図10に示されるように、本実施の形態3に係る拡管部2aの径を、実施の形態1に係る拡管部2aの径よりも大きくなるように構成してもよい。具体的には例えば、拡管部2aは、径が小さい順に、拡管部2a1,2a2,2a3,2a4,2a5,2a6,2a7となるように構成される。このとき、例えば、縮管部3aは、対応する拡管部2aの径が小さいほど、軸方向の長さが長くなるように構成されている。具体的には例えば、縮管部3aは、軸方向の長さが長い順に、縮管部3a1,3a2,3a3,3a4,3a5,3a6,3a7となるように構成される。
実施の形態4.
本実施の形態4においては、実施の形態1とは異なり、縮管部3aの先端の形状を変化させたものである。なお、本実施の形態4において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図11は本発明の実施の形態4に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abを示す図である。図11に示されるように、複数の縮管部3aのうち少なくとも何れかの縮管部3aの先端の一部は、縮管部3aの先端の残りの部分よりもタンク3cから離れる方向に位置している。具体的には例えば、縮管部3aの先端は、断面視において傾斜した形状となっている。縮管部3a1〜3a4は、例えば、同一形状であり、縮管部3a5〜3a7は、例えば、同一形状であり、縮管部3a1〜3a4と、縮管部3a5〜3a7と、は互いに異なる形状となっている。
以上のように、本実施の形態4に係る空気調和装置100は、縮管部3aの先端の形状を変化させたものである。このため、本実施の形態4に係る空気調和装置100は、実施の形態1に係る空気調和装置100と比較して、室外熱交換部2にヘッダー3を取り付ける時間が一層短くなり作業費が一層削減される。
なお、以上の説明においては、縮管部3a1〜3a4が同一形状であり、縮管部3a5〜3a7が同一形状であり、縮管部3a1〜3a4と、縮管部3a5〜3a7と、が異なる形状である例について説明したが、これに限定されず、縮管部3a1〜3a7が、同一の形状であってもよい。
実施の形態5.
本実施の形態5においては、実施の形態1とは異なり、縮管部3aの形状を変化させたものである。なお、本実施の形態5において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図12は本発明の実施の形態5に係る空気調和装置100のヘッダー3及び伝熱管2abを示す図である。図12に示されるように、縮管部3a1にテーパを付けたものである。すなわち、縮管部3aは、タンク3cから離れる方向に向かうにつれて径が小さくなるように構成されている。縮管部3a1〜3a7は、例えば同一形状となるように構成されている。
以上のように、本実施の形態5に係る空気調和装置100は、縮管部3aが、タンク3cから離れる方向に向かって縮管部3aの外径が小さくなる先細り形状で構成されるものである。このため、本実施の形態5に係る空気調和装置100は、実施の形態1に係る空気調和装置100に比べて、室外熱交換部2にヘッダー3を取り付ける時間が短くなり作業費が削減される。
なお、縮管部3a1〜3a7の形状は、全てが同一の形状であることに限定されるものではない。例えば、縮管部3a1〜3a7のうち少なくとも一つの縮管部と、残りの縮管部と、が異なる形状となるように構成されていてもよい。
また、以上説明した実施の形態1〜5については、適宜組み合わせることが可能である。具体的には例えば、実施の形態2及び実施の形態5を組み合わせることが考えられる。この場合には、複数のツナギ管3abのうち少なくとも一つのツナギ管の軸方向の長さが、残りのツナギ管の軸方向の長さとは異なり、縮管部3aは、タンク3cから離れる方向に向かって縮管部3aの外径が小さくなる先細り形状となる。
1 圧縮機、2 室外熱交換部、2ab 伝熱管、2a,2a1〜2a7 拡管部、2b 素管部、3 ヘッダー、3ab ツナギ管、3a,3a1〜3a7 縮管部、3b 基端部、3c タンク、4 膨張弁、5 分配器、6 室内熱交換部、20 室外熱交換器、60 室内熱交換器、100 空気調和装置。

Claims (15)

  1. 冷媒を通すタンクと、
    前記タンクに接続される複数のツナギ管と、
    前記複数のツナギ管が挿入される伝熱管と、を備え、
    前記複数のツナギ管の各々は、
    基端部と、
    前記基端部よりも前記タンクから離れる位置に設けられ、軸方向の長さが長い程、外径が大きくなるように各々構成された縮管部と、を有し、
    前記伝熱管は、
    前記縮管部の外径よりも大きい内径で規定される拡管部を有する
    ことを特徴とする熱交換器。
  2. 冷媒を通すタンクと、
    前記タンクに接続される複数のツナギ管と、
    前記複数のツナギ管が挿入される伝熱管と、を備え、
    前記複数のツナギ管の各々は、
    基端部と、
    前記基端部よりも前記タンクから離れる位置に設けられる縮管部と、を有し、
    前記伝熱管は、
    前記縮管部の外径よりも大きい内径で規定される拡管部を有し、
    複数の前記拡管部のうち少なくとも一つの拡管部の内径は、残りの拡管部の内径とは異なり、
    複数の前記拡管部は、
    前記複数のツナギ管のうち軸方向の長さが相対的に長いツナギ管が、複数の前記拡管部のうち内径が相対的に小さい拡管部に挿入されるように構成される
    ことを特徴とする熱交換器。
  3. 複数の前記拡管部のうち少なくとも一つの拡管部の内径は、残りの拡管部の内径とは異なり、
    複数の前記拡管部は、
    前記複数のツナギ管のうち軸方向の長さが相対的に長いツナギ管が、複数の前記拡管部のうち内径が相対的に小さい拡管部に挿入されるように構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  4. 複数の前記縮管部は、
    軸方向の長さが長い程、外径が大きくなるように各々構成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の熱交換器。
  5. 前記複数のツナギ管は、
    前記タンクの長手方向の一端側から他端側に向かって各々設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の熱交換器。
  6. 前記複数のツナギ管のうち少なくとも一つのツナギ管の軸方向の長さは、残りのツナギ管の軸方向の長さとは異なる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の熱交換器。
  7. 前記複数のツナギ管の軸方向の長さは、
    前記タンクの長手方向の一端側に位置するツナギ管から前記タンクの長手方向の他端側に位置するツナギ管に向かうにつれて単調変化する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項の何れか一項に記載の熱交換器。
  8. 前記複数のツナギ管の軸方向の長さは、
    前記タンクの長手方向の両側に位置するツナギ管から前記タンクの長手方向の中央側に位置するツナギ管に向かうにつれて単調変化する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項の何れか一項に記載の熱交換器。
  9. 前記複数のツナギ管のうち少なくとも一組のツナギ管の軸方向の長さは、同一長さであり、残りのツナギ管の軸方向の長さとは異なる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項の何れか一項に記載の熱交換器。
  10. 複数の前記基端部の軸方向の長さは、同一である
    ことを特徴とする請求項〜請求項の何れか一項に記載の熱交換器。
  11. 複数の前記拡管部の軸方向の長さは、同一である
    ことを特徴とする請求項〜請求項の何れか一項に記載の熱交換器。
  12. 複数の前記縮管部のうち少なくとも何れかの縮管部の先端の一部は、該縮管部の先端の残りの部分よりも前記タンクから離れる方向に位置している
    ことを特徴とする請求項1〜請求項1の何れか一項に記載の熱交換器。
  13. 前記縮管部は、
    前記タンクから離れる方向に向かって該縮管部の外径が小さくなる先細り形状である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項1の何れか一項に記載の熱交換器。
  14. 前記縮管部の長さをLとしたとき、
    0mm<L<21mm、0mm<L<11mm、又は0mm<L<6mmである
    ことを特徴とする請求項1〜請求項1の何れか一項に記載の熱交換器。
  15. 圧縮機と、凝縮器と、減圧装置と、蒸発器と、を備え、
    前記凝縮器及び前記蒸発器の少なくとも一方は、請求項1〜請求項1の何れか一項に記載の熱交換器である
    ことを特徴とする空気調和装置。
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