JP6334717B2 - 自動インジェクタのための安全装置 - Google Patents

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Description

本発明は、製品が意図せずに放出されることを防止するための自動インジェクタ用の安全装置に関する。自動インジェクタは、液状製品、特に薬剤を放出するために用いられる。
自動インジェクタは、駆動装置(例えば、予荷重をかけられたばね、または、ガスジェネレータなど)によって、製品容器に含まれる液状製品を放出し、患者に投与することができる注入装置である。
自動インジェクタは従来技術において既知である。例えば、欧州特許出願第13178676.6号明細書には、ケーシング内に固定された注射器を備える自動インジェクタが記載されている。投与のために、トリガ部材としての役割を果たす針保護スリーブが患者の望ましい穿刺箇所に押し付けられる。自動インジェクタが穿刺箇所に押し付けられることにより、針保護スリーブはケーシング内に押し戻され、一方では注射器の針が患者に穿刺され、他方では駆動装置が作動され、これにより、製品容器に含まれる製品が駆動部材によって針を通って放出される。
国際公開第2008/113199号により、針保護スリーブが同様に望ましい穿刺箇所に当て付けられ、自動インジェクタが穿刺箇所に押し付けられることによりケーシング内に押し戻される自動インジェクタが既知である。これにより、穿刺シーケンスがトリガされ、この穿刺シーケンスによって、針が針保護スリーブの遠位端を超えて突出し、患者に穿刺されるまで、製品容器がケーシングに対して遠位方向に摺動される。穿刺シーケンスの終り頃に放出シーケンスがトリガされ、駆動部材は製品容器に含まれる製品を針によって放出し、患者に注入する。注入の終了時に、自動インジェクタは穿刺箇所から取り外され、これにより引き戻しシーケンスが開始され、引き戻しシーケンスによって製品容器がケーシングに対して近位方向に摺動され、損傷を防止するために針が自動インジェクタの遠位端に引き込まれる。
さらに、同様に上記従来技術の場合のように、針保護スリーブをケーシング内に摺動することによりトリガされる自動インジェクタが存在するが、この場合、製品容器は穿刺のためにのみケーシングに対して摺動され、穿刺後に針は突出した位置に留まる。針を保護するために、針保護スリーブが針の遠位端を超えて摺動され、特に、針保護スリーブがケーシング内に再び押し戻されることを防止するためにロックされる。
多くの場合にはトリガ部材は針保護スリーブであり、このトリガ部材をケーシング内に押し戻すことにより穿刺または放出をトリガするという着想においては、例えば自動インジェクタが落下した場合、あるいは、強く震動させられた場合に、製品の放出が誤ってトリガされてしまう危険性がある。この場合、トリガ部材の慣性質量によってトリガ部材がケーシングに対してトリガ位置に摺動されることもあり、これにより、意図せずに製品の放出がトリガされてしまう。
国際公開第2009/114542号は、安全手段を提案しているが、この安全手段は、針に向かい合った端部、すなわち近位端に取り付けられており、自動インジェクタがトリガされる前に取り除く必要がある。この安全手段は、トリガスリーブがトリガ位置に移動されることを阻止する。自動インジェクタの放出を準備するために、自動インジェクタの遠位端に取り付けられたカバーキャップが取り外され、近位端に固定された安全手段が取り外される。自動インジェクタの準備のためにそれぞれ別々に行われるべき2つのステップにより、直感的な操作が困難になる。
さらに別の自動インジェクタが米国特許出願公開第2004/0039336号および国際公開第94/11041号により既知である。
欧州特許出願第13178676.6号明細書 国際公開第2008/113199号 国際公開第2009/114542号 米国特許出願公開第2004/0039336号 国際公開第94/11041号
本発明の課題は、穿刺シーケンスまたは放出シーケンスが誤ってトリガされることを防止し、直感的な操作が可能な自動インジェクタを提供することである。
この課題は、請求項1に記載の自動インジェクタにより解決される。有利な他の実施形態が従属請求項、詳細な説明および図面により明らかになる。
本発明は、液状製品、特に薬剤を放出するための自動インジェクタに基づいている。自動インジェクタはケーシングを備え、ケーシングは、好ましくは縦長であるか、および/または、スリーブ状である。ケーシングは、装置の使用者が片手によって把持するための役割も果たす。ケーシング内には製品容器が配置されている。製品容器は、特に注射器であり、注射器は注射器本体を備え、注射器本体の遠位端には注入針が固定して配置されている。好ましくは筒状の注射器本体がピストンを包囲し、ピストンは、注入針本体に対して摺動可能であり、製品放出のために遠位端に向けて摺動され、これにより、ピストンと注入針との間に配置された液状製品、特に薬剤は、注入針を通って製品容器から放出される。注射器本体は、近位端、すなわち後端または注入針とは反対側の端部に、フランジ(フィンガーフランジと称されることもある)を備える。このように形成された注射器は、標準注射器として入手可能であり、したがって、自動注射器のために必ずしも特別に調整された注射器を開発する必要はない。ピストンは注射器本体の内径に密閉状態で当接している。
好ましくは縦長でスリーブ状のケーシングは自動注射器の長手方向軸線を形成している。ケーシングは、好ましくは筒状、特に円筒状である。製品容器はケーシング内に配置されている。例えば、容器は摺動可能にケーシング内に配置されていてもよい。すなわち、自動的な穿刺のためにケーシングに対して遠位方向に摺動可能であってもよい。これにより、針先端は自動インジェクタの遠位端に設けられた開口から突出し、自動的に患者に穿刺することができる。随意に、このような装置において、製品の放出が行われた後に針先端を装置の遠位端に押し込んでもよい。特に、製品容器をケーシングに対して近位方向に移動してもよい。
好ましい実施形態では、製品容器ホルダまたは注射器ホルダが、特に製品容器を軸線方向に固定された状態に保持し、軸線方向に固定された状態でケーシングに結合され、この製品容器ホルダまたは注射器ホルダによって、製品容器は長手方向軸線に沿って摺動不能にケーシング内に収容され、特に係止されている。好ましくは、針先端はケーシングの遠位端から遠位方向に突出している。これにより、患者に向けてケーシングを移動することにより針を穿刺箇所に穿刺することができる。
自動インジェクタは、特に、スリーブ状のトリガ部材を備え、このトリガ部材は、初期位置でケーシングの遠位端から突出している。トリガ部材は、まず、製品放出をトリガし、必要に応じて穿刺シーケンスをトリガする役割を果たす。随意に、トリガ部材は、針保護スリーブとしての役割を果たすこともでき、針保護スリーブと称されることもある。自動インジェクタの遠位端を形成するトリガ部材は、注入針のための開口を備えていてもよく、注入針は開口を通過することができる。トリガ部材は、トリガ部材、特に針保護スリーブが針先端から遠位方向に突出するように、または、針先端がトリガ部材の遠位端から遠位方向に突出するように、初期位置で針先端に対して配置されていてもよい。針が遠位端から突出するように、すなわち、トリガ部材の開口から突出するように、トリガ部材は、初期位置から近位方向に操作行程だけ操作された位置へ、特に操作位置へ、ケーシングに対して摺動可能であり、特にケーシング内へ摺動可能である。好ましくは、トリガ位置から針保護位置へケーシングに対して遠位方向に、針保護行程だけトリガ部材を摺動させることができ、針保護位置では、トリガ部材、特に針保護スリーブの遠位端は針先端から遠位方向に突出し、これにより、装置の使用後または製品放出後に、露出された針先端に起因する損傷の危険性が減じられる。
トリガ部材を、例えばばね(戻しばね、または、針保護ばねと称されることもある)の力に抗して近位方向に摺動することができ、ばねは、遮断手段が近位方向へのトリガ部材の移動を遮断する位置から遠位方向にトリガ部材を摺動させることができ、あるいは、トリガ位置から遠位方向に、例えば針保護位置まで摺動させることができる。
自動インジェクタは、例えば、弾性的なロック部材を備え、このロック部材は、特にケーシングに対してトリガ部材を針保護位置でロックし、トリガ部材が近位方向に、または、ケーシング内に押し戻されることを阻止する。ロック部材は、少なくとも針がトリガ部材の遠位端から突出することができないようにトリガ部材をロックする。例えば、針先端がトリガ部材の遠位端から突出しない範囲においてのみ針保護位置から近位方向へトリガ部材を摺動することができる。
自動インジェクタは、特に自動インジェクタの発送状態において、ケーシングの遠位端に配置されたカバーキャップを備えている。このカバーキャップは、ケーシングから取り外すことができ、特に、引き離すか、または回し外すことができ、特にねじを回すことによって外すことができる。所定の用途のために自動インジェクタを準備する場合には、カバーキャップはケーシングから取り外される。カバーキャップは、好ましくはケーシングに固定されており、トリガ部材の遠位端を包囲し、特にトリガ部材の遠位端へのアクセスを防止する。カバーキャップがケーシングから取り外された場合には、トリガ部材へのアクセスが許可されており、穿刺箇所にトリガ部材を当て付けることができる。
特にスリーブ状のトリガ部材は、初期位置でケーシングの遠位端から突出しており、カバーキャップがケーシングから取り外された場合には、放出をトリガするためにケーシングに対して初期位置から近位方向にトリガ位置へ移動可能である。トリガ部材は、駆動装置に結合されており、トリガ部材がトリガ位置に位置する場合、または、トリガ位置に到達した場合には、駆動装置は製品の放出を許可するか、または、必要に応じて穿刺シーケンスを許可する。
本発明によれば、カバーキャップがケーシングに配置されている場合には、トリガ部材は、トリガ位置への移動を阻止される。例えば、トリガ部材は、全く移動することができないか、またはトリガ行程(すなわち、初期位置からトリガ位置へ移動される場合にトリガ部材が進む行程)よりも短い行程だけ遠位方向に移動することができる。
好ましくは、自動インジェクタは、少なくとも製品放出時にピストンに作用する、特にピストンに当接する駆動部材と、駆動部材に作用し、例えば特に遠位端が駆動部材で支持される放出ばねと、を備えていてもよい。駆動部材は、例えばスリーブ状であってもよく、例えば駆動部材の遠位端の領域に配置されたショルダを形成しており、ショルダでは放出ばねの遠位端が支持されてもよい。放出ばねは、好ましくは、例えばスリーブ状の駆動部材の内部に配置されていてもよい。放出ばねは、好ましくは圧縮ばねとして作用するコイルばねであり、例えば金属により形成されている。放出ばねは、特に自動インジェクタの発送状態で、放出ばねまたは放出ばねに蓄えられたエネルギーが、放出行程だけ駆動部材を摺動させることにより製品容器から製品を実質的に完全に放出するために十分な強さで予荷重をかけられていてもよい。放出行程だけ駆動部材を摺動させることによりピストンも摺動される。発送状態において、ピストンと駆動部材との間に間隔が存在する場合には、ピストンの放出行程は駆動部材の放出行程よりも小さく、このことは好ましい。なぜなら、ピストンは使用するまで負荷を加えられない状態に保持され、これにより、意図せずに早期に製品が放出されることが防止されるからである。しかしながら、基本的には、駆動部材は、製品が放出される場合にはじめてピストンに当接するのではなく、発送状態においてピストンに当接していることも可能である。発送状態において既に駆動部材がピストンに当接している場合には、ピストンの放出行程は駆動部材の放出行程に一致している。放出ばねの近位端は、ケーシングまたはケーシングに固定された部材、特に一時的にのみケーシングに対して軸線方向に固定された部材において支持されていてもよい。
特に有利は、本発明は、欧州特許出願第13178676.6号または国際公開第2008/113199号に記載の自動インジェクタにおいて使用することもでき、これらの出願内容は参照により本出願に組み入れられる。
トリガ部材は、例えばヒンジ式の、または好ましくは弾性的な遮断手段を備えているか、または形成していてもよい。トリガ部材は、スリーブ状の本体を備え、本体には、遮断手段がヒンジ式または弾性的に配置されており、特に本体と一体的に形成されている。遮断手段は、カバーキャップによって遮断位置へ偏向可能であり、遮断位置では、遮断手段が、自動インジェクタによって形成されたストッパと向かい合い、特にストッパと一列に並ぶ。カバーキャップが取り外された場合に遮断手段がとる解放位置では、遮断手段はストッパを通過して移動可能であり、したがって、ストッパと一列には並ばない。したがって、カバーキャップはアクチュエータを形成することができ、このアクチュエータは、カバーキャップがケーシングに配置されている場合には遮断手段を解放位置に押し込み、特に本体に対して移動することができる。カバーキャップがケーシングから取り外された場合には、このアクチュエータは欠如しており、したがって、遮断手段はもはや遮断位置に押し込まれないか、または、押し込むことができない。有利には、これにより、自動インジェクタの使用者は、ケーシングからカバーキャップを取り除くことにより、同時に初期位置からトリガ位置へ移動するためにトリガ部材を解放する。カバーキャップがケーシングに配置されている場合には、トリガ部材はトリガ位置への移動を阻止または遮断されている。遮断手段により、激しく震動させられた場合にもトリガ部材の慣性質量によって自動インジェクタがトリガされることはもはやない。
好ましくは、遮断手段は、特にトリガ部材またはトリガ部材の本体と一体的に形成されており、遮断手段に負荷が加えられていない場合には、遮断手段は解放位置に弾み、解放位置からばね力に抗して偏向可能である。
好ましくは、ケーシングまたはケーシングに固定された部材(例えば、製品容器ホルダまたは注射器ホルダ)は、ストッパを形成している。トリガ部材によって形成された遮断手段は、自動インジェクタの長手方向軸線に沿って移動された場合に共に移動させられる。すなわち、特にトリガ部材が近位方向に移動された場合にも共に移動させられる。この場合、遮断手段はストッパに衝突し、これにより、トリガ部材がさらに近位方向にトリガ位置まで移動できることを防止する。
カバーキャップは、例えば、遮断手段を遮断位置へ押し込むか、または遮断位置に保持するアクチュエータ面を備えていてもよい。例えば、カバーキャップは、遮断手段が遮断位置に位置する場合に遮断手段が当接する保持面を備えていてもよい。例えば、保持面は、アクチュエータ面であってもよいし、または、アクチュエータ面とは別の面であってもよい。
特に、遮断手段、特にストッパが当接することのできる遮断手段の接触面は、トリガ部材が初期位置に位置している場合には長手方向軸線に沿ってストッパから離間されていてもよい。したがって、トリガ部材は、初期位置から近位方向に移動することは基本的に許可されるが、トリガ位置まで移動することは許可されない。これにより、一方では、比較的大きい製造公差が可能となり、他方では、遮断手段がストッパでひっかかることが防止され、カバーキャップが取り外された場合にも、もはや解放位置に移動されない。
保持面またはアクチュエータ面は、トリガ部材が初期位置に位置する場合には遮断部材を遮断位置に保持するように構成されていてもよい。トリガ部材が初期位置からばねまたはばねのばね力に抗して近位方向に摺動される場合、および/または、遮断手段がトリガ部材の近位方向への移動を遮断する位置から、ばねまたはばねのばね力によって遠位方向に摺動され、例えば初期位置まで戻される場合には、遮断手段は、例えば、保持面に接触するか、および/または、保持面に沿って摺動することもできる。
代替的には、保持面は、遮断手段、特に遮断手段の接触面がストッパに向かって移動され、トリガ部材が初期位置から近位方向に摺動された場合にはじめて、トリガ部材と共に移動可能な遮断手段が保持面に当接するように構成されていてもよい。特にこの代替的な実施形態においても、トリガ部材は、初期位置からばねまたはばねのばね力に抗して近位方向に摺動されることができ、および/または、遮断手段がトリガ部材の近位方向への移動を遮断する位置から、ばねまたはばねのばね力によって遠位方向に、例えば初期位置まで摺動して戻されることもできる。初期位置では、遮断手段は、カバーキャップが被せられている場合にも、解放位置、または、遮断位置とは異なる位置に位置していてもよい。このことは、材料に基づくプラスチックの欠点を取り除くことができるという利点を有する。すなわち、プラスチックには、負荷を加えられた場合にリターデーションまたはクリープ変形を起こしやすい、すなわち、塑性変形するという欠点を有するものもある。すなわち、遮断手段が既にトリガ部材の初期位置において解放位置から遮断位置に偏向された場合、特に弾んだ場合には、特に温度にも依存して遮断手段の弾性的なリンク機構に塑性変形が生じ、これにより、カバーキャップがケーシングから取り外された場合に遮断手段はもはや弾んで解放位置に戻されないこともある。このような場合には、カバーキャップが取り外されているのにもかかわらず、もはやトリガ手段をトリガ位置へ移動することはできない。これは、トリガ部材が、遮断部材がストッパに当接した位置に留まった場合についてもいえる。ばねは、トリガ部材を、有利には近位方向に移動し、例えば初期位置まで戻すことができ、遮断手段は、トリガ部材を戻すことにより遮断位置から移動される。
換言すれば、好ましくは、カバーキャップ、特にアクチュエータ面および/または保持面は、トリガ部材が初期位置から近位方向に移動された場合にはじめて、遮断手段を遮断位置に偏向する。例えば、自動インジェクタが床に落下することに起因して震動させられた場合のように、カバーキャップが被せられており、トリガ部材が初期位置から近位方向に移動された場合にのみ、遮断手段が遮断位置へ移動されることが保証される。
例えば、トリガ部材がばねまたはばね力に抗して初期位置から、遮断部材がストッパに当接する位置まで移動された場合に、遮断手段をアクチュエータ面によって遮断位置に移動し、次いで保持面によって遮断位置に保持するか、および/または、保持面に沿って摺動させることができる。トリガ部材がばねまたはばね力によって、遮断部材がストッパに当接した位置から遠位方向に、特に初期位置に移動された場合、遮断手段は、特に保持面によって遮断位置に保持されることができ、および/または、保持面に沿って摺動し、次いでアクチュエータ面に沿って摺動することができ、この場合にばねによって遮断位置から出ることができる。
遮断手段は、好ましくは近位方向に向いた接触面を備えていてもよい。この接触面は、トリガ部材が初期位置から近位方向に移動され、遮断手段が遮断位置に位置している場合に、ストッパに当接する。接触面は、例えば好ましくはアーム状または舌片状の遮断手段の自由端によって形成することもでき、遮断手段は、例えば弾性的なリンク機構によってトリガ部材またはトリガ部材の本体に一体的に結合されている。
遮断手段は、例えばカムを備えていてもよい。このカムは、例えばアーム状または舌片状の遮断手段によって、例えば長手方向軸線に向かって突出している。遮断手段は、保持手段に当接しているか、および/または、カバーキャップ、保持面またはアクチュエータ面に沿って摺動することができ、これにより、カム、ひいては遮断手段は、カバーキャップによって偏向される。例えば、特にトリガ部材が近位方向に移動された場合に、保持面またはアクチュエータ面によってカムを偏向することができる。
特に好ましい実施形態では、トリガ部材は、例えば本体によって形成されていてもよいスリーブ状部分を備え、スリーブ状部分と遮断手段との間には第1間隙が形成されている。好ましくは、スリーブ状部分は遮断手段を包囲している。ケーシングは、別のスリーブ状部分を備えていてもよく、ケーシングのスリーブ状部分とストッパとの間には第2間隙が形成されている。例えば、ケーシングのスリーブ状部分はストッパを包囲してもよい。好ましくは、トリガ部材が初期位置からトリガ位置へ移動された場合には、トリガ部材のスリーブ状部分は第2間隙に移動され、および/または、ストッパは第1間隙に移動される。これにより、例えば、大きい構造的変更を施す必要なしに、特にスペースを節約して既知の自動インジェクタを配置することができる。
特に好ましくは、針は、製品容器に固定された針カバーキャップによって覆われていてもよい。針カバーキャップは、随意に針保護キャップと呼ぶこともできる。製品容器は、例えば筒状部分の遠位側に、針を包囲するとともに針および製品容器の筒状部分に結合された領域を備えていてもよい。針カバーキャップはこの領域に固定されていてもよい。一般に、針は、摩擦および/または形状に基づいた結合により製品容器、特に上記領域に固定されていてもよい。針カバーキャップは、例えば弾性材料、例えば天然ゴムまたはゴム樹脂からなるキャップであってもよい。代替的には、針カバーキャップは、例えばスリーブ状の堅固な材料から形成されていてもよく、このようなカバーキャップは、「リジッドニードルシールド」として既知である。カバーキャップは、特に、カバーキャップとは別体の針カバーキャップに結合されており、カバーキャップをケーシングから取り外す場合に針カバーキャップが製品容器から取り外される。カバーキャップはこのために係合部材を備え、この係合部材は針カバーキャップに、または、針カバーキャップ内に係合し、針カバーキャップは同時に引き離される。例えば、係合部材は、針カバーキャップに引っかかる爪であってもよい。代替的には、係合部材は鉤状部材であってもよい。この鉤状部材は、例えば針カバーキャップの近位端に係合し、特に針カバーキャップと、注射器本体の筒状領域をテーパさせているショルダと、の間の間隙に係合する。鉤状の係合部材は、カバーキャップが取り外されたときに、針カバーキャップを製品容器または注入針から引き離す。
次に、図面に基づき特に好ましい実施形態を説明する。ここに開示された特徴は、本発明を個々に、またそれぞれの特徴を組み合せて有利に改良する。
ケーシングに配置されたカバーキャップを備える自動インジェクタの遠位部分を示す断面図である。 遮断手段が遮断位置に位置するところを示す図1と同様の断面図である。 カバーキャップが取り外されたところを示す図1と同様の断面図である。 トリガ部材がトリガ位置に位置するところを示す図3と同様の断面図である。
自動インジェクタは、スリーブ状の縦長のケーシング2を備え、ケーシング2は長手方向軸線Lを有する。図1〜4には、自動インジェクタの前側部分または遠位部分のみを示す。遠位部分または後側部分に格納された駆動装置は、当業者には知られおり、例えば欧州特許出願第13178676.6号明細書または国際公開第2008/113199号に記載のように構成されていてもよい。
自動インジェクタの遠位端には、発送状態(図1)においてカバーキャップ4が配置されており、カバーキャップ4は、例えば摩擦に基づいた結合および/または形状に基づいた結合によりケーシング2に固定されており、自動インジェクタの使用前に引き出されるか、または、ねじを回すことによって外され、取り外される。
ケーシング2には、注射器の形態の製品容器13が収容されており、例えば、ケーシング2に対して長手方向軸線Lに沿って摺動可能または摺動不能に収容されている。製品容器13はスリーブ状の注射器本体を備え、注射器本体はピストンを包囲しており、ピストンは密閉状態で注射器本体の内周に当接する。注射器本体は、遠位端に、特に解除不能に注射器本体に結合された注入針13aを備え、注入針13aの遠位端は針先端によって形成されている。注入針13aとピストン3との間において、注射器本体の内部に液状製品、特に薬剤が配置されており、液状製品は、放出方向すなわち遠位方向に、注入針13aに向けて、ピストンを摺動することにより、中空の注入針13aを通って製品容器13から放出される。注射器本体は、近位端に、円筒状の注射器本体の外周を超えて半径方向外方に突出した、いわゆる「フィンガーフランジ(図示しない)」を備える。
製品容器13は、注射器ホルダ1と呼ばれる製品容器ホルダに収容されており、少なくとも長手方向軸線Lに沿って遠位方向に注射器ホルダ1に対して移動されないように固定されている。自動インジェクタの実施形態に応じて、注射器ホルダ1は、形状に基づいてケーシング2に結合され、特に係止されていてもよいし、または、ケーシングに対して長手方向軸線Lに沿って摺動可能であってもよい。注射器ホルダ1がケーシング2に係合される場合には、ケーシング2は係合のために切欠きを備えていてもよい。これらの切欠きには、注射器ホルダ1に形成された係止部材が係合する。注射器ホルダ1は、内側に突出した少なくとも1つのショルダを備え、ショルダには、円筒状の注射器本体の遠位側に配置された製品容器13のテーパ部が支持されている。
自動インジェクタは、初期位置(図1および図3)においてケーシング2の遠位端から突出しているスリーブ状のトリガ部材3、特に針保護スリーブを遠位端に備える。トリガ部材3は、被せられたカバーキャップ4によって完全に包囲されている。トリガ部材3は、弾性的な遮断手段31を備え、遮断手段31は舌片状またはアーム状に構成されている。縦長の遮断手段31は、長手方向軸線Lに対してほぼ平行に延在し、自由端は近位方向に向いている。遮断手段31の他端は、弾性部分によって、トリガ部材3、特にトリガ部材3のスリーブ状の本体、特にトリガ部材3の遠位端に一体的に結合されている。自由端は、ケーシング2によって形成されたストッパ21のための接触面32を形成している。接触面32は近位方向に向いており、ストッパ面21は遠位方向に向いている。遮断手段31は、長手方向軸線Lの方へ突出したカム33を備える。カム33は、遮断手段31の自由端と弾性部分との間に配置されている。トリガ部材3はスリーブ状部分34を備え、スリーブ状部分34と遮断手段31との間には第1間隙35が形成されている。ケーシング2はスリーブ状部分24を備え、このスリーブ状部分24と、ストッパ21、特にストッパ21によって形成されたケーシング部分22と、の間には第2間隙23が形成されている。
トリガ部材3は、ケーシング2に対して近位方向に摺動可能であり、トリガ部材3のスリーブ状部分は、第2間隙23に摺動されるか、または、摺動可能であり、ストッパ21、特にケーシング部分22は、第1間隙35に、摺動されるか、または、摺動可能である。
トリガ部材3をトリガ位置まで遠位方向に摺動させることにより、既知の方式で製品放出または穿刺プロセスをトリガすることができる。
図1では、カバーキャップ4は、ケーシング2に固定された位置にある。カバーキャップ4は保持面41を形成しており、保持面41は、トリガ部材3が初期位置にある場合(図1)には、カム33の近位側に配置されている。保持面41の遠位側において、カバーキャップ4はカム33のための切欠きを備え、遮断手段31は、弾性装置によって解除位置、または、遮断位置の外側の位置にあり、カム33は切欠き内に配置されている。この場合、接触面32は長手方向軸線Lに沿ってストッパ21と軸線方向に一列に並んでいない。
自動インジェクタが、例えば誤って床に落下した場合には、トリガ部材3は場合によっては慣性質量に基づいてケーシング2に対して近位方向に摺動される場合がある。このような場合にトリガ部材3がトリガ位置まで摺動され、その結果、意図せずに製品放出がトリガされることを防止するために、遮断手段31、特に接触面32がストッパ21に当接し、トリガ部材3がトリガ位置まで移動することが防止される。
カバーキャップ4が被せられており、トリガ部材3が初期位置(図1)からケーシング2に対して近位方向に移動された場合、遮断手段31は開放位置(図1)から遮断位置(図2)に偏向される。このために、カバーキャップ4はアクチュエータ面または伝動面を備え、このアクチュエータ面または伝動面に沿って、カム33、特にカム33の傾斜した伝動面が偏向される。これにより、カム33、ひいては遮断手段31も、特に長手方向軸線Lから離れ、弾性的に偏向される。カム33が当接する保持面41は、長手方向軸線Lに向いておらず、すなわち外側方向に向いており、遮断位置(図2)において遮断手段31を保持する。遮断位置において、接触面32は、長手方向軸線Lに沿ってストッパ21と軸線方向に一列に並んでいる。したがって接触面32はストッパ21に当接し、これにより、トリガ部材3がトリガ位置まで移動することが阻止される。このようにして、有利には、カバーキャップ4がケーシング2に固定されている場合には、自動インジェクタが誤ってトリガがされることが防止される。
製品の投与を準備するために、カバーキャップ4がケーシング2から取り外される。カバーキャップ4が取り外されることにより、針13aを覆っている針カバーキャップ14が製品容器13から同時に取り外される。自動インジェクタの初期状態または発送状態(図1)において、すなわち、カバーキャップ4が自動インジェクタに配置されている場合には、針13aは、図示の実施例では、針13aを汚染から保護し、針13aおよび薬剤を無菌状態に保持するために、当業者には既知のいわゆる「リジッドニードルシールド」、代替的には「ソフトニードルシールド」として形成された針カバーキャップ14によって覆われている。針カバーキャップ14は、注射器本体の針保持部分に配置されており、注射器本体のテーパ部分は、注射器本体の針保持部分と円筒状部分との間に位置する。注射器ホルダのショルダは、注射器本体と針カバーキャップ14の近位端との間に配置されており、特に、針カバーキャップ14とショルダとの間には、例えわずかであっても、間隙が生じ、これにより、ショルダが針カバーキャップ14に力を加えることが防止され、したがって例えば針13aまたは液状製品の無菌性が損なわれる恐れはない。カバーキャップ4は、ケーシング2または針保護スリーブ3に、解除可能にスナップ係合されており、このスナップ係合は、カバーキャップ4がケーシング2または針保護スリーブ3から取り除かれ場合に解除される。スナップ係合は、例えばスナップ形状によって形成してもよい。カバーキャップ4は、特にスナップフック4aを備え、スナップフック4aはラッチ4bを備え、ラッチ4bは注射器本体、特に注射器本体のテーパした部分と、針カバーキャップ14の近位端と、の間の間隙に係合する。カバーキャップ4が自動インジェクタから取り外された場合には、ラッチ4bは、針カバーキャップ14の近位端にひっかかり、固定され、これにより、針カバーキャップ14は、製品容器13から解除され、カバーキャップ4と共に自動インジェクタから取り外される(図3)。
図3には、自動インジェクタの前部が示されており、カバーキャップ4は針カバーキャップ14と共に取り外されている。これにより、自動インジェクタは投与の準備が整っている。投与のためには、患者の望ましい穿刺箇所にトリガ部材3の遠位端が押し付けられる。ケーシング2は、使用者によって穿刺箇所に向かって押し付けられ、これによりトリガ部材3はケーシング2に対して近位方向に移動される。カバーキャップ4が取り外されていることにより、遮断手段31はもはや遮断位置に偏向されることはない。遮断手段31は開放位置にある。したがって、トリガ部材3をトリガ位置まで摺動させることができ(図4)、接触面32はストッパ21を通過して移動される。なぜなら、接触面32は長手方向軸線Lに沿ってストッパ21と軸線方向に一列に並んでいないからである。
図4に示したトリガ位置において、注入針13aは、特に、望ましい穿刺深さに対応する寸法だけトリガ部材3の遠位端を超えて突出している。初期位置(図3)では、注入針13aは、好ましくはスリーブ状のトリガ部材3によって包囲される。特に、トリガ部材3は、初期位置にある場合には、遠位側で注入針13aの遠位端を超えている。
製品放出が行われた後に、例えばトリガ部材3が近位方向に移動したことにより締め付けられたばねは、針保護位置(図示しない)をとるためにトリガ部材3をケーシング2に対して遠位方向に摺動させることができ、針保護位置では、トリガ部材3の遠位端は注入針13aの遠位端を超えて突出している。好ましくは、針保護位置において、トリガ部材3はケーシング2に係止され、もはや近位方向に摺動されることはないか、または、少なくも注入針13aの遠位端が針保護スリーブ3の遠位端から突出する程にまでさらに摺動されることはない。
1 製品容器ホルダ/注射器ホルダ
13 製品容器/注射器
13a 注入針
14 針カバーキャップ
2 ケーシング
21 ストッパ
22 ケーシング部分
23 第2間隙
24 スリーブ状部分
3 トリガ部材/針保護スリーブ
31 遮断手段
32 接触面
33 カム
34 スリーブ状部分/本体
35 第1間隙
4 カバーキャップ
4a スナップフック
4b ラッチ
4l 保持面
L 長手方向軸線

Claims (15)

  1. 液状製品を放出するための自動インジェクタであって、
    a)ケーシング(2)と、該ケーシング(2)内に配置され、摺動可能なピストンを備える製品容器(13)と、を備え、
    前記ピストンは、前記製品容器(13)に含まれる前記製品を放出するために駆動部材によって遠位方向に摺動可能であり、
    前記自動インジェクタは、さらに、
    b)前記ケーシング(2)の遠位端に配置され、前記ケーシング(2)から取り外し可能なカバーキャップ(4)と、
    )初期位置において前記ケーシング(2)の前記遠位端から突出し、遮断手段(31)を備えるトリガ部材(3)と
    を備え、
    d)放出をトリガするための前記トリガ部材(3)は、前記カバーキャップ(4)が前記ケーシング(2)から取り外された場合に、前記ケーシング(2)に対して前記初期位置から近位方向にトリガ位置へ移動可能であり、
    e)前記自動インジェクタによって形成されたストッパ(21)に前記遮断手段(31)が向かい合う遮断位置へ前記遮断手段(31)が前記カバーキャップ(4)によって偏向可能であることによって、前記トリガ部材(3)は、前記カバーキャップ(4)が前記ケーシング(2)に配置されている場合に、前記トリガ位置への移動を阻止される
    自動インジェクタ。
  2. 請求項1に記載の自動インジェクタであって、
    前記遮断手段(31)、弾性的な遮断手段(31)であり
    前記遮断手段(31)は、前記カバーキャップ(4)が取り外された場合に前記遮断手段(31)がとる解放位置において、前記ストッパ(21)を通過して移動可能である
    自動インジェクタ。
  3. 請求項2に記載の自動インジェクタであって、
    前記ケーシング(2)は前記ストッパ(21)を形成する
    自動インジェクタ。
  4. 請求項2または請求項3に記載の自動インジェクタであって、
    前記トリガ部材(3)は、該前記トリガ部材(3)が初期位置に位置している場合には、前記ケーシング(2)の長手方向軸線(L)に沿って前記ストッパ(21)から離間される
    自動インジェクタ。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれか一項に記載の自動インジェクタであって、
    前記カバーキャップ(4)は保持面(41)を備え、
    前記遮断手段(31)は、遮断位置に位置する場合に、前記保持面(41)に当接する
    自動インジェクタ。
  6. 請求項5に記載の自動インジェクタであって、
    前記保持面(41)は、前記トリガ部材(3)が初期位置に位置する場合に、前記遮断手段(31)を前記遮断位置に保持するように構成されている
    自動インジェクタ。
  7. 請求項5に記載の自動インジェクタであって、
    前記保持面(41)は、前記遮断手段(31)が前記ストッパ(21)に向かって摺動され、前記トリガ部材(3)が前記初期位置から近位方向に摺動された場合にはじめて、前記トリガ部材(3)と共に移動可能な前記遮断手段(31)が前記保持面(14)に当接するように構成された
    自動インジェクタ。
  8. 請求項5または請求項7に記載の自動インジェクタであって、
    前記カバーキャップ(4)は、前記トリガ部材(3)が初期位置から近位方向に移動された場合に、前記遮断手段(31)を遮断位置へ偏向する
    自動インジェクタ。
  9. 請求項2ないし請求項8のいずれか一項に記載の自動インジェクタであって、
    前記遮断手段(31)は、前記トリガ部材(3)が初期位置から近位方向に移動された場合に前記ストッパ(21)に当接する接触面(32)を備える
    自動インジェクタ。
  10. 請求項2ないし請求項9のいずれか一項に記載の自動インジェクタであって、
    前記遮断手段(31)はカム(33)を備え、
    前記カム(33)は、前記保持面(41)に当接することと、前記カバーキャップ(4)に沿って摺動することと、のうちの少なくとも一方を満たし、これにより、前記カム(33)ひいては前記遮断手段(31)は、前記カバーキャップ(4)によって偏向される
    自動インジェクタ。
  11. 請求項2ないし請求項10のいずれか一項に記載の自動インジェクタであって、
    前記トリガ部材(3)はスリーブ状部分(34)を備え、
    前記スリーブ状部分(34)と前記遮断手段(31)との間に第1間隙(35)が形成されており、
    前記ケーシング(2)はスリーブ状部分(24)を備え、
    前記スリーブ状部分(24)と前記ストッパ(21)との間に第2間隙(23)が形成されており、
    前記トリガ部材(3)が前記トリガ位置へ移動された場合に、前記トリガ部材(3)の前記スリーブ状部分(34)が前記第2間隙(23)に移動されることと、前記ストッパ(21)が前記第1間隙(35)に移動されることと、のうちの少なくとも一方を満たす
    自動インジェクタ。
  12. 請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の自動インジェクタであって、
    ばねを備え、
    前記ばねは、前記トリガ部材(3)が初期位置から近位方向に移動された場合に、締め付けられ、
    前記トリガ部材(3)は、前記ばねによって遠位方向に摺動可能である
    自動インジェクタ。
  13. 請求項1ないし請求項12のいずれか一項に記載の自動インジェクタであって、
    前記製品容器(13)は針(13a)を備え、
    前記トリガ部材(3)は、前記トリガ部材(3)が初期位置に位置する場合と、製品放出が行われる場合と、のうちの少なくとも一方の場合に、前記針(13a)の遠位端から遠位方向に突出する
    自動インジェクタ。
  14. 請求項1ないし請求項13のいずれか一項に記載の自動インジェクタにおいて、
    前記製品容器(13)は針(13a)を備え、
    前記針(13a)は、前記製品容器(13)に固定された針カバーキャップ(14)によってカバーされており、
    前記カバーキャップ(4)は、該カバーキャップ(4)とは別体の前記針カバーキャップ(14)に結合されており、
    前記針カバーキャップ(14)は、前記カバーキャップ(4)が前記ケーシング(2)から取り外された場合に、製品容器(13)および前記針(13a)のうちの少なくとも一方から取り外される
    自動インジェクタ。
  15. 請求項1ないし請求項14のいずれか一項に記載の自動インジェクタであって、
    駆動ばねを備え、
    前記駆動ばねは、
    駆動部材に作用し、
    前記駆動ばねが前記駆動部材を放出行程だけ摺動させることと、ピストンを摺動させることと、によって前記製品容器(13)から前記製品を放出することができる強度に予荷重をかけられている
    自動インジェクタ。
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