JP6334320B2 - 蒸気圧縮式冷凍サイクル - Google Patents

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Description

本発明は、低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍サイクルに関する。
蒸気圧縮式冷凍サイクルでは、冷媒中に冷凍機油を混入させることにより、圧縮機の潤滑を図っている。そして、特許文献1に記載の発明では、並列に接続された第1圧縮機及び第2圧縮機を備えるとともに、第1圧縮機側で分離抽出された冷凍機油を第1圧縮機の吸入側に導入している。
特開2010−139155号
ところで、圧縮行程途中に中間圧冷媒を注入する(以下、インジェクション運転という。)と、圧縮機の消費動力を低減することができる。このため、外気温度が高い状態で冷熱を利用する場合等の高圧冷媒の圧力が高くなる場合に、インジェクション運転を用いると特に有効である。
しかし、冬等の外気温度が低い状態では高圧側冷媒の圧力が低くなるので、インジェクション運転が有効とならない場合がある。すなわち、高圧側冷媒の圧力が低くなると、圧縮行程途中に中間圧冷媒を注入することにより見込まれる消費動力の低減量により、中間圧冷媒を注入することにより必要とされる消費動力の方が大きくなる場合が発生する。
本発明は、上記点に鑑み、圧縮機の消費動力を更に低減可能なインジェクション方式の蒸気圧縮式冷凍サイクルを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍サイクルにおいて、高温側の冷媒を冷却する高圧熱交換器(3)と、低温側の冷媒を加熱・蒸発させる低圧熱交換器(7)と、高圧熱交換器(3)から流出した高圧冷媒を減圧・膨張させる第1減圧器(5A)と、第1減圧器(5A)にて減圧された中間圧冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離する気液分離器(11)と、気液分離器(11)にて分離された液相冷媒を減圧・膨張させて低圧熱交換器(7)に供給する第2減圧器(5B)と、低圧熱交換器(7)側から流出した冷媒を吸引して圧縮するとともに、圧縮された冷媒を高圧熱交換器(3)側に吐出する第1圧縮機(9A)と、気液分離器(11)から気相冷媒を吸引して圧縮するとともに、圧縮された冷媒を第1圧縮機(9A)の吐出側に吐出する第2圧縮機(9B)と、第2圧縮機(9B)の作動を制御するインジェクション制御部(21)であって、第2圧縮機(9B)を稼働させるインジェクション運転と第2圧縮機(9B)を停止させる非インジェクション運転とを切替制御可能なインジェクション制御部(21)と、第1圧縮機(9A)の吐出側に設けられ、冷媒中から冷凍機油を分離抽出するオイル分離器(13A)と、オイル分離器(13A)にて分離抽出された冷凍機油を第2圧縮機(9B)に導くオイル供給回路(Lo)に設けられ、当該オイル供給回路(Lo)の連通状態を調整するバルブ(15)と、第2圧縮機(9B)の稼働状態に応じてバルブ(15)の作動を制御する制御部(21)とを備えることを特徴とする。
これにより、本発明では、インジェクション運転と非インジェクション運転とを切り替えることが可能であるので、圧縮機の消費動力を更に低減可能なインジェクション方式の蒸気圧縮式冷凍サイクルを得ることができる。
すなわち、圧縮行程途中に中間圧冷媒を注入することにより見込まれる消費動力の低減量により、中間圧冷媒を注入することにより必要とされる消費動力の方が大きくなる場合には、インジェクション運転から非インジェクション運転に切り替えることにより、消費動力を低減でき得る。
ところで、冷凍機油は、気相冷媒より液相冷媒に溶け込み易い。このため、気相冷媒を吸引する第2圧縮機(9B)において冷凍機油が不足する可能性が高い。なお、冷媒に混入する冷凍機油量を増大させることにより、第2圧縮機(9B)での冷凍機油不足を解消する方法も考えられる。しかし、冷凍機油量を増大させると、高圧熱交換器(3)及び低圧熱交換器(7)での熱交換能力が低下し、発生する冷凍能力が低下するおそれがある。
これに対して、本発明では、第2圧縮機(9B)の稼働状態に応じてオイル供給回路(Lo)の連通状態を制御するので、冷凍機油量を大きく増大させることなく、第2圧縮機(9B)において冷凍機油が不足することを抑制できる。
以上のように、本発明によれば、インジェクション運転と非インジェクション運転とを切替可能として圧縮機の消費動力を更に低減しつつ、第2圧縮機(9B)において冷凍機油が不足することを抑制できる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る蒸気圧縮機式冷凍サイクルの模式図である。 本発明の実施形態に係る蒸気圧縮機式冷凍サイクルの制御系を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る「バルブ15の制御」を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る「バルブ15の制御」を示すフローチャートである。 (a)は本発明の第3実施形態に係る「バルブ15の制御」を示すフローチャートである。(b)は開度Xと圧力差ΔPとの関係を示すグラフである。 (a)は本発明の第4実施形態に係る「バルブ15の制御」を示すフローチャートである。(b)は停止時間と圧力差ΔPとの関係を示すグラフである。
以下に説明する「発明の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではない。
本実施形態は、サーバ室の冷房を行う空調装置用の蒸気圧縮式冷凍サイクルに本発明を適用したものである。サーバ室には、ICT機器や非常用電源装置(バッテリー)等の電気機器が設置されている。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「複数」や「2つ以上」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。
(第1実施形態)
1.蒸気圧縮式冷凍サイクルの構成
本実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍サイクル1は、図1に示すように、高圧熱交換器3、第1減圧器5A、第2減圧器5B、低圧熱交換器7、第1圧縮機9A、第2圧縮機9B、及び気液分離器11等を備えている。
高圧熱交換器3は、第1圧縮機9A及び第2圧縮機9Bのうち少なくとも一方から吐出された高圧の冷媒(以下、吐出冷媒ともいう。)を冷却する。つまり、高圧熱交換器3は、室外空気と吐出冷媒とを熱交換して、吐出冷媒を冷却する。
なお、本実施形態では、吐出冷媒の圧力は、冷媒の臨界圧力より小さい。このため、気相状態の吐出冷媒は、高圧熱交換器3にて冷却されて凝縮(液化)する。
第1減圧器5Aは、高圧熱交換器3から流出した高圧冷媒を減圧・膨張させる。第1減圧器5Aにて減圧された冷媒(以下、中間圧冷媒という。)は、気液分離器11にて気相冷媒と気相冷媒とに分離される。
気液分離器11は、気相冷媒と液相冷媒との密度差を利用して冷媒を分離する。このため、気液分離器11の下方側に液相冷媒が溜まり、かつ、気液分離器11の上方側に気相冷媒が溜まる。
因みに、高圧熱交換器3から流出する冷媒の過冷却度は、過冷却器等を備えている場合等を除き、通常、小さい。このため、第1減圧器5Aにて減圧された冷媒は、気液二相状態となる。
第2減圧器5Bは、気液分離器11にて分離された液相冷媒を減圧・膨張させて低圧熱交換器7に供給する。低圧熱交換器7は、第2減圧器5Bにて減圧された低圧の液相冷媒を蒸発させる。つまり、低圧熱交換器7では、第2減圧器5Bにて減圧された冷媒を室内に供給される空気にて加熱することにより、主に液相冷媒を蒸発(気化)させて当該空気を冷却する。
第1圧縮機9Aは、低圧熱交換器7側から流出した冷媒を吸引して圧縮するとともに、圧縮された冷媒を高圧熱交換器3側に吐出する。第2圧縮機9Bは、気液分離器11から気相冷媒を吸引して圧縮するとともに、圧縮された冷媒を第1圧縮機9Aの吐出側に吐出する。
第1圧縮機9Aの吐出側には第1オイル分離器13Aが設けられている。第1オイル分離器13Aは、第1圧縮機9Aから吐出された冷媒中から冷凍機油を分離抽出する。オイル供給回路Loは、第1オイル分離器13Aにて分離抽出された冷凍機油を第2圧縮機9Bの吸入側に導くための回路である。
オイル供給回路Loにはバルブ15が設けられている。バルブ15は、オイル供給回路Loの連通状態を調整する。オイル供給回路Loを介して第2圧縮機9Bに供給される冷凍機油の油量及び供給タイミング等は、バルブ15の作動が制御されることにより調整される。
第2圧縮機9Bの吐出側にもオイル分離器13B(以下、第2オイル分離器13Bという。)が設けられている。第2オイル分離器13Bは、第2圧縮機9Bから吐出された冷媒中から冷凍機油を分離抽出する。
なお、第1オイル分離器13Aには、分離抽出された冷凍機油を第1圧縮機9Aの吸入側に戻す戻し回路L1が設けられている。第2オイル分離器13Bには、分離抽出された冷凍機油を第2圧縮機9Bの吸入側に戻す戻し回路L2が設けられている。
第2圧縮機9Bの吐出側(本実施形態では、第2オイル分離器13Bより高圧熱交換器3側)に逆止弁19が設けられている。逆止弁19は、第1圧縮機9Aから吐出された高圧の冷媒が第2圧縮機9Bに逆流することを規制する。
第1アキュムレータ17Aは、低圧熱交換器7から流出する冷媒から気相冷媒を分離抽出して気相冷媒を第1圧縮機9Aの吸入側に供給する。第2アキュムレータ17Bは、気液分離器11から第2圧縮機9Bに供給される冷媒から気相冷媒を分離抽出して気相冷媒を第2圧縮機9Bの吸入側に供給する。
2.蒸気圧縮式冷凍サイクルの制御
第1圧縮機9A、第2圧縮機9B、第1減圧器5A、第2減圧器5B及びバルブ15等の作動は、図2に示すように、制御装置21により制御されている。制御装置21は、CPU、ROM及びRAM等を有するマイクロコンピュータにて構成されている。
第1圧縮機9A等の制御を実行するためのプログラム(ソフトウェア)は、ROM等の不揮発性記憶部に予め記憶されている。第1圧縮機9A等の制御が実行される際には、当該プログラムが読み込まれてCPUにて実行される。
制御装置21には、高圧センサS1、中間圧センサS2、低圧温度センサS3、蒸発温度センサS4、及び外気温度センサS5からの検出信号が入力されている。高圧センサS1は、第2圧縮機9Bの吐出側冷媒圧力を検出する。なお、本実施形態に係る高圧センサS1は、高圧熱交換器3の冷媒入口側で冷媒圧力を検出する。
中間圧センサS2は、第2圧縮機9Bの吸入側冷媒圧力、つまり中間圧冷媒の圧力を検出する。低圧温度センサS3は、低圧熱交換器7の冷媒出口側の冷媒温度を検出する。蒸発温度センサS4は、低圧熱交換器7の温度、つまり低圧熱交換器7での冷媒蒸発温度を検出する。外気温度センサS5は、高圧熱交換器3に供給される冷却用空気、つまり外気の温度を検出する。
なお、低圧温度センサS3及び蒸発温度センサS4は、低圧熱交換器7の冷媒出口側の冷媒加熱度、つまり低圧熱交換器7での冷却負荷(熱負荷)を検出するためのセンサである。したがって、蒸発温度センサS4に代えて、低圧熱交換器7での蒸発圧力を検出してもよい。
2.1 第1減圧器及び第2減圧器について
第1減圧器5Aは可変絞り装置にて構成されている。可変絞り装置は、絞り開度を変更調節する電気式のアクチュエータ(図示せず。)を有する。制御装置21は、上記アクチュエータの作動を制御して第1減圧器5Aの絞り開度を変更する。
具体的には、制御装置21は、高圧センサS1及び中間圧センサS2からの検出信号を利用して第1減圧器5Aから流出する冷媒の湿り度(液相冷媒の割合)が大きくなるように絞り開度を制御する。
第2減圧器5Bは、可変絞り装置(図示せず。)にて構成されている。可変絞り装置は、絞り開度を変更調節する電気式のアクチュエータ(図示せず。)を有する。制御装置21は、上記アクチュエータの作動を制御して第2減圧器5Bの絞り開度を変更する。
具体的には、制御装置21は、低圧熱交換器7の冷媒出口側の冷媒加熱度が、0以上の値であって予め設定された所定の値となるように第2減圧器5Bの絞り開度を制御する。
2.2 第1圧縮機及び第2圧縮機の制御
制御装置21は、低圧熱交換器7にて必要な冷凍能力(冷房能力)が発生するように、第1圧縮機9Aの回転数を制御する。すなわち、室内に供給する空気の温度(蒸発温度)を下げる際には、制御装置21は第1圧縮機9Aの回転数を増大させる。
制御装置21は、熱負荷の大きさ及び外気温度に基づいて、第2圧縮機9Bを稼働させるインジェクション運転と第2圧縮機9Bを停止させる非インジェクション運転とを切替制御する。
つまり、夏場のように熱負荷が大きく、外気温度も高い場合には、制御装置21はインジェクション運転を実行する。逆に、冬場のように熱負荷が小さく、外気温度も低い場合には、制御装置21は非インジェクション運転を実行する。
インジェクション運転の実行時においては、制御装置21は、中間圧冷媒に含まれる気相冷媒が第2圧縮機9Bに吸引されるように第2圧縮機9Bの回転数を制御する。これにより、低圧熱交換器7に流入する冷媒に含まれる気相冷媒を減らして、低圧熱交換器7で発生する冷凍能力を大きくする。
2.3 バルブの制御
<概要>
制御装置21は、インジェクション運転時において、第2圧縮機9Bの稼働状態に応じてバルブ15の開閉作動を制御する。すなわち、制御装置21は、第2圧縮機9Bの停止時(非インジェクション運転時)にはバルブ15を閉じる。
そして、制御装置21は、第2圧縮機9Bの稼働時(インジェクション運転時)においてバルブ15が閉じている時間が予め設定された所定時間(以下、起動時間という。)を経過したときにバルブ15を開く。バルブ15が開いた後、予め設定された所定時間(以下、停止時間という。)が経過したときに、制御装置21はバルブ15を閉じる。
つまり、バルブ15は、第2圧縮機9Bが起動した時から起動時間が経過したときに開き、かつ、開いた時から停止時間が経過したときに閉じる。そして、当該閉じた時から起動時間が経過したときに再びバルブ15が開く。以降、第2圧縮機9Bが稼働している間、つまりインジェクション運転中は、起動時間と停止時間との和を周期としてバルブ15の開閉が繰り返される。
なお、本実施形態に係るバルブ15の開度は、「全閉」及び「全開」の二値であり、任意の中間開度を設定することはできないバルブである。つまり、本実施形態に係るバルブ15が開かれるとは、その開度が全開となることを意味する。
<詳細>
第2圧縮機9Bが起動してインジェクション運転が開始されると、バルブ15の作動を制御するための制御プログラム(図3)が不揮発性記憶部から読み込まれてCPUにて実行される。
第2圧縮機9Bが起動されると、第2圧縮機9Bが起動した時から起動時間が経過したか否か判定される(S1)。起動時間が経過していないと判定された場合には(S1:NO)、S1が実行される。
起動時間が経過したと判定された場合には(S1:YES)、バルブ15が開かれた後(S3)、開いた時から停止時間が経過したか否かが判定される(S5)。停止時間が経過していないと判定された場合には(S5:NO)、S5が実行される。
停止時間が経過したと判定された場合には(S5:YES)、バルブ15が閉じられた後(S7)、閉じた時から起動時間が経過したか否か判定される(S1)。そして、第2圧縮機9Bが停止したときに、本制御も停止する。
3.本実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍サイクルの特徴
本実施形態では、インジェクション運転と非インジェクション運転とを切り替えることが可能であるので、第1圧縮機9A及び第2圧縮機9Bの消費動力を更に低減可能なインジェクション方式の蒸気圧縮式冷凍サイクル1を得ることができる。
すなわち、圧縮行程途中に中間圧冷媒を注入することにより見込まれる消費動力の低減量により、中間圧冷媒を注入することにより必要とされる消費動力の方が大きくなる場合には、インジェクション運転から非インジェクション運転に切り替えることにより、消費動力を低減でき得る。
ところで、冷凍機油は、気相冷媒より液相冷媒に溶け込み易い。このため、気相冷媒を吸引する第2圧縮機9Bにおいて冷凍機油が不足する可能性が高い。なお、冷媒に混入する冷凍機油量を増大させることにより、第2圧縮機9Bでの冷凍機油不足を解消する方法も考えられる。しかし、冷凍機油量を増大させると、高圧熱交換器3及び低圧熱交換器7での熱交換能力が低下し、発生する冷凍能力が低下するおそれがある。
これに対して、本実施形態はでは、第2圧縮機9Bの稼働状態に応じてオイル供給回路Loの連通状態を制御するので、冷凍機油量を大きく増大させることなく、第2圧縮機9Bにおいて冷凍機油が不足することを抑制できる。
以上のように、本実施形態によれば、インジェクション運転と非インジェクション運転とを切替可能として圧縮機の消費動力を更に低減しつつ、第2圧縮機9Bにおいて冷凍機油が不足することを抑制できる。
ところで、起動時間は、第2圧縮機9Bから吐出される冷媒の積算量(以下、積算流量)に基づいて決定される時間である。
すなわち、第2圧縮機9B中の冷凍機油は、冷媒と共に吐出される。このため、積算流量が大きくなるほど、第2圧縮機9Bに残存する冷凍機油の量が減少する。そこで、本実施形態では、様々な条件にて第2圧縮機9Bを稼働させて適切な起動時間を決定している。
停止時間は、第2圧縮機9Bの吐出側と吸入側との圧力差に基づいて決定される時間である。
すなわち、オイル供給回路Loから第2圧縮機9Bに供給される冷凍機油の量は、第1圧縮機9Aの吐出側と第2圧縮機9Bの吸入側との圧力差に応じて増減する。このため、当該圧力差が大きくなるほど、第2圧縮機9Bに供給される冷凍機油の流量が大きくなる。
逆に、圧力差が小さくなるほど、第2圧縮機9Bに供給される冷凍機油の流量が小さくなる。そこで、本実施形態では、様々な条件にて第2圧縮機9Bを稼働させて適切な停止時間を決定している。
(第2実施形態)
第1実施形態では、バルブ15を開くタイミングを時間(起動時間)で制御した。これに対して本実施形態に係る制御装置21は、起動時間は積算流量で決定されることから、積算流量が予め設定された所定積算量に達したときにバルブ15を開く。つまり、本実施形態は、積算流量が起動時間に相当する積算値となったきにバルブ15を開くものである。
なお、本実施形態に係るバルブ15も「全閉」及び「全開」の二値であり、任意の中間開度を設定することはできないバルブである。積算流量は、(a)流量計を用いた手法、並びに(b)第2圧縮機9Bの回転数、冷媒の温度及び圧力等に基づいて演算(推定)する手法等、その計測手法は不問である。
以下、図4に基づいて、本実施形態に係るバルブ制御を説明する。
第2圧縮機9Bが起動してインジェクション運転が開始されると、バルブ15の作動を制御するための制御プログラム(図4)が不揮発性記憶部から読み込まれてCPUにて実行される。
第2圧縮機9Bが起動されると、第2圧縮機9Bが起動した時からの積算流量が予め設定された規定値を超えたか否か判定される(S11)。積算流量が規定値を越えていないと判定された場合には(S11:NO)、S11が実行される。
積算流量が規定値を越えたと判定された場合には(S11:YES)、バルブ15が開かれた後(S13)、開いた時から停止時間が経過したか否かが判定される(S15)。停止時間が経過していないと判定された場合には(S15:NO)、S15が実行される。
停止時間が経過したと判定された場合には(S15:YES)、バルブ15が閉じられた後(S17)、閉じた時からの積算流量が規定値を越えたか否か判定される(S11)。そして、第2圧縮機9Bが停止したときに、本制御も停止する。
(第3実施形態)
<概要>
上述の実施形態に係るバルブ15は、その開度が任意の中間開度を設定することはできないバルブであったが、本実施形態に係るバルブ15は、全閉から全開までの間において、任意の中間開度を設定可能なバルブ15を採用している。
そして、制御装置21は、停止時間を予め設定された固定時間とするとともに、第2圧縮機9Bの吐出側と吸入側との圧力差ΔPに基づいて決定される開度Xでバルブ15を開く。開度Xと圧力差ΔPとの関係は、図5(b)に示すように、圧力差ΔPが大きくなるほど、開度Xが大きくなるように決定される。
つまり、本実施形態に係る制御装置21は、第2圧縮機9Bにて必要な冷凍機油の量が、停止時間内で第2圧縮機9Bに供給されるような開度Xを圧力差ΔPに基づいて決定する。
圧力差ΔPは、(a)バルブ15を開く直前の圧力差、及び(b)バルブ15を予め設定された開度Xoで開いた後、圧力差ΔPが安定したときの圧力差のうちいずれを使用してもよい。なお、「圧力差ΔPが安定したとき」とは、例えば、バルブ15を開度Xoで開いた時から予め設定された時間(例えば、1秒)が経過したとき等をいう。
<詳細>
図5(a)に基づいて、本実施形態に係るバルブ制御を説明する。なお、図5(a)は、バルブ15を開く直前の圧力差ΔPを、開度Xを決定するための圧力差ΔPとした場合の制御を示すフローチャートである。
第2圧縮機9Bが起動してインジェクション運転が開始されると、バルブ15の作動を制御するための制御プログラム(図5(a)参照)が不揮発性記憶部から読み込まれてCPUにて実行される。
第2圧縮機9Bが起動されると、第2圧縮機9Bが起動した時からの積算流量が規定値を超えたか否か、又は第2圧縮機9Bが起動した時からの経過時間が起動時間を越えたか否かが判定される(S21)。積算流量が規定値を越えておらず、かつ、経過時間が起動時間を越えていないと判定された場合には(S21:NO)、S21が実行される。
積算流量が規定値を越えた、又は経過時間が起動時間を越えたと判定された場合には(S21:YES)、圧力差ΔPに基づいて開度Xが決定された後(S22)、その決定された開度Xにてバルブ15が開かれる(S23)。
バルブ15が開かれると、バルブ15が開いた時から停止時間が経過したか否かが判定される(S25)。停止時間が経過していないと判定された場合には(S25:NO)、S25が実行される。
停止時間が経過したと判定された場合には(S25:YES)、バルブ15が閉じられた後(S27)、第2圧縮機9Bが起動した時からの積算流量が規定値を超えたか否か、又は第2圧縮機9Bが起動した時からの経過時間が起動時間を越えたか否かが判定される(S21)。そして、第2圧縮機9Bが停止したときに、本制御も停止する。
なお、本実施形態に係るS21では、(a)第2圧縮機9Bが起動した時からの積算流量が規定値を超えたか否か、又は(b)第2圧縮機9Bが起動した時からの経過時間が起動時間を越えたか否かが判定されたが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、(a)及び(b)のうちいずれか一方のみを判定してもよい。
(第4実施形態)
<概要>
停止時間は、第2圧縮機9Bの吐出側と吸入側との圧力差に基づいて決定される時間である。すなわち、オイル供給回路Loから第2圧縮機9Bに供給される冷凍機油の量は、第1圧縮機9Aの吐出側と第2圧縮機9Bの吸入側との圧力差に応じて増減する。
このため、当該圧力差が大きくなるほど、第2圧縮機9Bに供給される冷凍機油の流量が大きくなり、逆に、圧力差が小さくなるほど、第2圧縮機9Bに供給される冷凍機油の流量が小さくなる。
そこで、本実施形態に係る制御装置21は、第2圧縮機9Bにて必要な冷凍機油の量が、第2圧縮機9Bに供給されるような停止時間を圧力差ΔPに基づいて決定する。「圧力差ΔPと停止時間との関係(図6(b)参照)」は、予め試験等により求められた後、不揮発性記憶部に記憶されている。
停止時間と圧力差ΔPとの関係は、圧力差ΔPが大きくなるほど、停止時間が長くなるように決定される。なお、本実施形態に係るバルブ15は、その開度が「全閉」及び「全開」の二値である。
圧力差ΔPは、第3実施形態と同様に、(a)バルブ15を開く直前の圧力差、及び(b)バルブ15を予め設定された開度Xoで開いた後、圧力差ΔPが安定したときの圧力差のうちいずれを使用してもよい。
<詳細>
図6(a)に基づいて、本実施形態に係るバルブ制御を説明する。なお、図6(a)は、バルブ15を開く直前の圧力差ΔPを、停止時間を決定するための圧力差ΔPとした場合の制御を示すフローチャートである。
第2圧縮機9Bが起動してインジェクション運転が開始されると、バルブ15の作動を制御するための制御プログラム(図6(a)参照)が不揮発性記憶部から読み込まれてCPUにて実行される。
第2圧縮機9Bが起動されると、第2圧縮機9Bが起動した時からの積算流量が規定値を超えたか否か、又は第2圧縮機9Bが起動した時からの経過時間が起動時間を越えたか否かが判定される(S31)。積算流量が規定値を越えておらず、かつ、経過時間が起動時間を越えていないと判定された場合には(S31:NO)、S31が実行される。
積算流量が規定値を越えた、又は経過時間が起動時間を越えたと判定された場合には(S31:YES)、圧力差ΔPに基づいて停止時間が決定された後(S32)、バルブ15が開かれる(S33)。
バルブ15が開かれると、バルブ15が開いた時からの経過時間がS32にて決定された停止時間を経過したか否かが判定される(S35)。停止時間が経過していないと判定された場合には(S35:NO)、S35が実行される。
停止時間が経過したと判定された場合には(S35:YES)、バルブ15が閉じられた後(S37)、第2圧縮機9Bが起動した時からの積算流量が規定値を超えたか否か、又は第2圧縮機9Bが起動した時からの経過時間が起動時間を越えたか否かが判定される(S31)。そして、第2圧縮機9Bが停止したときに、本制御も停止する。
なお、本実施形態に係るS31では、(a)第2圧縮機9Bが起動した時からの積算流量が規定値を超えたか否か、又は(b)第2圧縮機9Bが起動した時からの経過時間が起動時間を越えたか否かが判定されたが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、(a)及び(b)のうちいずれか一方のみを判定してもよい。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、第1圧縮機9Aと第2圧縮機9Bとは、冷媒流れに対して並列に配置されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1圧縮機9Aと第2圧縮機9Bとは、冷媒流れに対して直列に配置してもよい。
なお、第1圧縮機9Aと第2圧縮機9Bとを冷媒流れに対して直列に配置した場合には、非インジェクション運転時に第1圧縮機9Aから吐出された冷媒を、第2圧縮機9Bを迂回させて高圧熱交換器3に導く迂回路を設ける必要がある。
上述の実施形態では、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力より低くかったが、本発明はこれに限定されるものではなく、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力以上となる超臨界冷凍機にも適用できる。なお、超臨界冷凍機においては、高圧熱交換器3にて冷媒は凝縮しない。
上述の実施形態では、第1圧縮機9Aと第2圧縮機9Bとが独立した圧縮機であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、インジェクションポートを備える1台の圧縮機等にて構成してもよい。なお、圧縮機の形式は、不問である。つまり、レシプロ方式、ロータリ方式、ベーン方式及びスクロール方式等のいずれの方式であってもよい。
上述の実施形態では、第2アキュムレータ17Bを設けたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、気液分離器11から第2圧縮機9Bに至る冷媒通路における圧力損失は小さい場合や当該冷媒通路で冷却が小さい場合等、当該冷媒通路にて気相冷媒が凝縮(液化)するおそれが無い場合には、第2アキュムレータ17Bを廃止してもよい。
上述の実施形態では、第1オイル分離器13A及び第2オイル分離器13Bそれぞれが、第1圧縮機9A及び第2圧縮機9Bと独立して設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1オイル分離器13A及び第2オイル分離器13Bそれぞれが、第1圧縮機9A及び第2圧縮機9Bそれぞれに一体化されていてもよい。
第3実施形態及び第4実施形態においては、圧力差ΔPを検出して開度X又は停止時間を決定した後は、バルブ15が閉じるまでその決定された値が不変であったが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、バルブ15が開かれた後、圧力差ΔPを連続的又は所定周期にて検出し、圧力差ΔPが変動した場合には、これに応じて開度X又は停止時間を逐次変更してもよい。
上述の実施形態に係るオイル供給回路Loは、第2圧縮機9Bの吸入側に接続されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、(a)オイル供給回路Loを第2圧縮機9Bのハウジング内に直接的に接続する、(b)オイル供給回路Loを第2オイル分離器13Bに接続して間接的に第2圧縮機9Bに接続する等の構成としてもよい。
上述の実施形態では、第1圧縮機9Aの回転数を制御することより高圧熱交換器3で発生する冷凍能力を制御したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えは、第2減圧器5Bの絞り開度、及び第1圧縮機9Aの回転数を調整して冷凍能力を制御する、第2送風機7Aの回転数を制御して室内に吹き出す空気の温度を制御する等してもよい。
本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、第1〜第4実施形態に示された蒸気圧縮機式冷凍サイクルのうち、少なくとも2つの蒸気圧縮機式冷凍サイクルを組み合わせてもよい。特に、第3実施形態と第4実施形態とを組み合わせてもよい。
1… 蒸気圧縮式冷凍サイクル 3… 高圧熱交換器 5A… 第1減圧器
5B… 第2減圧器 7… 低圧熱交換器 9A… 第1圧縮機
9B… 第2圧縮機 11… 気液分離器 13A… 第1オイル分離器
13B… 第2オイル分離器 15… バルブ 17A… 第1アキュムレータ
17B… 第2アキュムレータ 19… 逆止弁 21… 制御装置
Lo… オイル供給回路 S1… 高圧センサ S2… 中間圧センサ
S3… 低圧温度センサ S4… 蒸発温度センサ S5… 外気温度センサ

Claims (6)

  1. 低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍サイクルにおいて、
    高温側の冷媒を冷却する高圧熱交換器と、
    低温側の冷媒を加熱・蒸発させる低圧熱交換器と、
    前記高圧熱交換器から流出した高圧冷媒を減圧・膨張させる第1減圧器と、
    前記第1減圧器にて減圧された中間圧冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離する気液分離器と、
    前記気液分離器にて分離された液相冷媒を減圧・膨張させて前記低圧熱交換器に供給する第2減圧器と、
    前記低圧熱交換器側から流出した冷媒を吸引して圧縮するとともに、圧縮された冷媒を前記高圧熱交換器側に吐出する第1圧縮機と、
    前記気液分離器から気相冷媒を吸引して圧縮するとともに、圧縮された冷媒を前記第1圧縮機の吐出側に吐出する第2圧縮機と、
    前記第2圧縮機の作動を制御するインジェクション制御部であって、前記第2圧縮機を稼働させるインジェクション運転と前記第2圧縮機を停止させる非インジェクション運転とを切替制御可能なインジェクション制御部と、
    前記第1圧縮機の吐出側に設けられ、冷媒中から冷凍機油を分離抽出するオイル分離器と、
    前記オイル分離器にて分離抽出された冷凍機油を前記第2圧縮機に導くオイル供給回路に設けられ、当該オイル供給回路の連通状態を調整するバルブと、
    前記第2圧縮機の稼働状態に応じて前記バルブの作動を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする蒸気圧縮式冷凍サイクル。
  2. 前記制御部は、前記第2圧縮機の停止時には前記バルブを閉じ、かつ、前前記第2圧縮機の稼働時において前記バルブが閉じている時間が予め設定された所定時間を経過したときに前記バルブを開くことを特徴とする請求項1に記載の蒸気圧縮式冷凍サイクル。
  3. 前記バルブが閉じているときに前記第2圧縮機から吐出された冷媒の積算量を積算流量としたとき、
    前記制御部は、前記第2圧縮機の停止時には前記バルブを閉じ、かつ、前記積算流量が予め設定された所定積算量に達したときに前記バルブを開くことを特徴とする請求項1に記載の蒸気圧縮式冷凍サイクル。
  4. 前記制御部は、前記第2圧縮機の吐出側と吸入側との圧力差に基づいて前記バルブの開度を決定することを特徴とする請求項2又は3に記載の蒸気圧縮式冷凍サイクル。
  5. 前記制御部は、前記第2圧縮機の吐出側と吸入側との圧力差に基づいて前記バルブを開く時間を決定することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の蒸気圧縮式冷凍サイクル。
  6. 前記制御部は、前記バルブが開いた後、予め設定された所定時間が経過したときに前記バルブを閉じることを特徴とする請求項2ないし4に記載の蒸気圧縮式冷凍サイクル。
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