JP6331729B2 - 入出力切替装置、コンピュータシステム及び入出力切替方法 - Google Patents

入出力切替装置、コンピュータシステム及び入出力切替方法 Download PDF

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Description

本発明は、入出力切替装置、コンピュータシステム及び入出力切替方法に関する。
1組のディスプレイ、キーボード及びマウスを用いて複数のサーバの監視及び操作を可能とするKVM切替器がある。ここで、サーバとは、情報処理サービスを提供するコンピュータであり、KVMは、KeyboardのKとVisual UnitのVとMouseのMを表す。
図15は、KVM切替器を説明するための図である。図15に示すように、KVM切替器9には、サーバ#1〜サーバ#4として示される4台のサーバ8とディスプレイ3とキーボード4とマウス5とが接続される。各サーバ8とKVM切替器9とはKVM信号ケーブルで接続される。KVM信号ケーブルには、ディスプレイ3、キーボード4及びマウス5の信号ケーブルが含まれる。
KVM切替器9は、サーバ#1〜サーバ#4にそれぞれ対応付けられた4つのサーバ切替スイッチ91を有する。i=1〜4として、サーバ#iに対応するサーバ切替スイッチ91が操作されると、サーバ#iにディスプレイ3、キーボード4及びマウス5が接続される。なお、ここでは、説明の便宜上、4台のサーバ8をKVM切替器9で切り替える場合を示したが、KVM切替器9はより多くのサーバ8を切り替えてもよい。
また、情報処理装置から入出力されている制御信号に応じて複数の情報処理装置を選択的に切り替え、選択されている情報処理装置の表示情報を表示装置に表示し、選択されている情報処理装置をキーボード、マウス等により制御する入出力切替装置がある。
また、コンピュータから電源投入後に出力される信号をCPUで検知し、当該信号を出力したコンピュータをモニタに接続するように回線を自動的に切り替えるモニタ切替器がある。
特開2005−4297号公報 特開2001−215942号公報
しかしながら、図15に示したKVM切替器9には、多数のサーバ8の中から接続したいサーバ8にサーバ切替スイッチ91を用いて確実に切り替えることが困難であるという問題がある。接続したいサーバ8に切り替えられているかを確認するための方法として、それぞれのサーバ8の出力画面を確認する方法があるが、サーバ8を区別するための情報が表示されていない場合には、画面表示で簡単に区別することは困難である。また、複数のサーバ2で同じOSが動作している場合、それぞれの画面は非常に似ており、画面表示で簡単に区別することは困難である。
確実に目的のサーバ8とサーバ切替スイッチ91の対応を特定するためには、KVM切替器9とサーバ8間のケーブルを手で手繰りながら接続を確認する必要がある。しかしながら、サーバ8やKVM切替器9がラックに実装されていると、接続ケーブルはラック背面に設置され、通常、ラック背面には非常に多数のケーブルが設置されている。このため、コンピュータシステムの操作者は、ラック背面へ回り込み、大量のケーブルから特定のケーブルを探し出し、ケーブルを手繰って接続先を確認する必要がある。したがって、接続の確認は非常に困難な作業となる。
また、KVM切替器9のサーバ切替スイッチ91近傍へラベル等によりサーバ切替スイッチ91と接続されているサーバ名称を表示することにより、切り替え操作を簡便にする方法等が取られることがある。しかしながら、システムの保守後、予期せずKVM切替器9とサーバ8の接続が変わってしまった場合、表示されている内容と接続されているサーバ2の組合せが変わってしまい、サーバ切替スイッチ91で正しく対象のサーバ8へ切り替えることができない。
本発明は、1つの側面では、複数のコンピュータの中から周辺装置に接続したいコンピュータに確実に切り替えることを容易にする入出力切替装置、コンピュータシステム及び入出力切替方法を提供することを目的とする。
本願の開示する入出力切替装置は、1つの態様において、複数のコンピュータの中で周辺装置に接続するコンピュータを切り替える入出力切替装置である。前記入出力切替装置は、前記複数のコンピュータにそれぞれ対応付けられた複数の異なるデータを各データを受信するコネクタを識別するコネクタ識別子とそれぞれ対応付けて記憶する対応データ記憶部と、受信データと一致するデータを前記対応データ記憶部が記憶するか否かを判定する一致判定部とを備える。また、前記入出力切替装置は、前記一致判定部が一致するデータを前記対応データ記憶部が記憶すると判定した場合に、前記対応データ記憶部で一致するデータに対応付けられたコネクタ識別子と前記受信データを受信したコネクタの識別子が同じであるか否かを判定するコネクタ判定部を備える。また、前記入出力切替装置は、前記コネクタ判定部により同じでないと判定された場合に、前記受信データを受信したコネクタの識別子に基づいて前記対応データ記憶部を更新する更新部を備える。また、前記入出力切替装置は、前記一致判定部が一致するデータを前記対応データ記憶部が記憶すると判定した場合に、前記受信データを送信したコンピュータに前記周辺装置の接続を切り替える切替制御部を備える。
1実施態様によれば、コンピュータシステムの操作者は、複数のコンピュータの中から周辺装置に接続したいコンピュータに簡単に切り替えることができる。
図1は、実施例に係るコンピュータシステムの構成を示す図である。 図2は、Key画像の一例を示す図である。 図3は、合成画像の一例を示す図である。 図4は、対応テーブルの一例を示す図である。 図5は、対応テーブルにKey画像が存在しない場合の対応テーブルの更新例を示す図である。 図6は、Key画像を受信したコネクタ対のコネクタ番号と、対応テーブルにおいてKey画像に対応するコネクタ番号とが異なる場合の対応テーブルの更新例を示す図である。 図7は、対応テーブルにコネクタ番号が記憶されていない場合の対応テーブルの更新例を示す図である。 図8は、キーボード及びマウスがUSBで接続される場合のKVM切替器の構成を示す図である。 図9は、画像検出部の処理のフローを示すフローチャートである。 図10は、対応テーブル制御部のKey画像処理のフローを示すフローチャートである。 図11は、サーバ切替スイッチが押された場合の対応テーブル制御部の処理のフローを示すフローチャートである。 図12は、接続切替制御部の処理のフローを示すフローチャートである。 図13は、サーバのハードウェア構成を示す図である。 図14は、Key画像送信スイッチが押された場合のサーバの処理のフローを示すフローチャートである。 図15は、KVM切替器を説明するための図である。
以下に、本願の開示する入出力切替装置、コンピュータシステム及び入出力切替方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。
まず、実施例に係るコンピュータシステムの構成について説明する。図1は、実施例に係るコンピュータシステムの構成を示す図である。図1に示すように、実施例に係るコンピュータシステム10は、KVM切替器1と、サーバ#1〜サーバ#nで示されるn台のサーバ2と、ディスプレイ3と、キーボード4と、マウス5とを有する。
ディスプレイ3は、サーバ#1〜サーバ#nのうちKVM切替器1により接続されるサーバ2の表示情報を表示する装置である。キーボード4は、サーバ#1〜サーバ#nのうちKVM切替器1により接続されるサーバ2にデータを入力するための装置である。マウス5は、ディスプレイ3に表示される情報の制御やディスプレイ3に表示された項目の選択などに使用される装置である。
各サーバ2は、情報処理サービスを提供するコンピュータであり、KVM切替器1のコネクタ対#1〜コネクタ対#nで示されるn個コネクタ対11のいずれかにKVM信号ケーブルにより接続される。すなわち、サーバ#1はコネクタ対#1に接続され、サーバ#2はコネクタ対#2に接続され、...、サーバ#nはコネクタ対#nに接続される。
サーバ2は、Key画像送信スイッチ27を有する。Key画像スイッチ27が押下されると、サーバ2は、記憶するKey画像2aをKVM切替器1に出力する。Key画像2aは、KVM切替器1によりディスプレイ3、キーボード4及びマウス5に接続するサーバ2の切り替えに用いられる。
図2は、Key画像2aの一例を示す図である。図2に示すように、Key画像2aは特定の特徴を有する。ただし、Key画像2aは、サーバ2毎に異なるパターンを有する。すなわち、サーバ#1が有するKey画像#1、サーバ#2が有するKey画像#2、...、サーバ#nが有するKey画像#nは全てパターンが異なる。
また、サーバ2は、起動識別画像2bを記憶し、起動時に一定期間、起動識別画像2bとKey画像2aとを合成した合成画像をKVM切替器1に出力する。起動識別画像2bは、サーバ#1〜サーバ#nで共通な画像である。
図3は、合成画像の一例を示す図である。図3に示すように、合成画像2cには、Key画像2aと起動識別画像2bがそれぞれ識別可能に含まれる。合成画像2cは、KVM切替器1によりKey画像2aの登録及び修正に用いられる。
KVM切替器1は、ディスプレイ3、キーボード4及びマウス5に接続するサーバ2を切り替える装置である。KVM切替器1は、n個のコネクタ対11と、画像検出部#1〜画像検出部#nで示されるn個の画像検出部12と、サーバ切替スイッチ#1〜サーバ切替スイッチ#nで示されるn個のサーバ切替スイッチ13と、スイッチ制御部14とを有する。また、KVM切替器1は、対応テーブル制御部15と、接続切替制御部16と、KVM接続コネクタ17と、テーブルリセットスイッチ18とを有する。
コネクタ対11は、サーバ2とKVM信号ケーブルで接続するための接続部であり、ディスプレイ信号ケーブルのコネクタ、キーボード信号ケーブルのコネクタ、マウス信号ケーブルのコネクタを有する。コネクタ対#1〜コネクタ対#nのディスプレイ信号ケーブルのコネクタは、それぞれ画像検出部#1〜画像検出部#nに接続される。また、コネクタ対#1〜コネクタ対#nは、接続切替制御部16に接続される。
画像検出部12は、コネクタ対11から送られてくる画像信号に含まれるKey画像2a及び起動識別画像2bを検出し、検出したKey画像2aと起動識別信号を対応テーブル制御部15に出力する。ここで、起動識別信号は、起動識別画像2bが検出されたか否かを示す信号であり、起動識別画像2bが検出された場合にはONであり、起動識別画像2bが検出されなかった場合にはOFFである。
画像検出部12は、フレームメモリ61と、画像処理部62とを有する。フレームメモリ61は、サーバ2から送られてきた画像を記憶するメモリである。画像処理部62は、フレームメモリ61が記憶する画像からKey画像2a及び起動識別画像2bを検出する。
サーバ切替スイッチ13は、ディスプレイ3、キーボード4及びマウス5に接続するサーバ2を切り替えるために使用されるスイッチである。サーバ切替スイッチ#1が押下されるとサーバ#1がディスプレイ3、キーボード4及びマウス5に接続され、サーバ切替スイッチ#2が押下されるとサーバ#2がディスプレイ3、キーボード4及びマウス5に接続される。同様に、サーバ切替スイッチ#nが押下されるとサーバ#nがディスプレイ3、キーボード4及びマウス5に接続される。各サーバ切替スイッチ13は、押下されるとサーバ切替スイッチ13の識別情報をスイッチ制御部14に出力する。
スイッチ制御部14は、押下されたサーバ切替スイッチ13の識別情報をスイッチ信号として対応テーブル制御部15に出力する。
対応テーブル制御部15は、スイッチ制御部14からスイッチ信号を受け取り、押下されたサーバ切替スイッチ13に対応するコネクタ番号を示す信号を切替信号として接続切替制御部16に出力する。ここで、コネクタ番号は、コネクタ対11を識別する番号であり、1〜nの整数である。
また、対応テーブル制御部15は、画像検出部12が出力するKey画像2aと起動識別信号を用いて、ディスプレイ3、キーボード4及びマウス5に接続するサーバ2に対応するコネクタ番号を示す信号を切替信号として接続切替制御部16に出力する。
対応テーブル制御部15は、対応テーブル71と、Key画像比較部72とを有する。対応テーブル71は、各サーバ切替スイッチ13を識別するスイッチ番号と、コネクタ番号と、コネクタ番号で識別されるコネクタ対11から送られてきたKey画像2aとを対応付けてスイッチ番号毎に記憶する。
図4は、対応テーブル71の一例を示す図である。図4では、i=1〜4の整数として、スイッチ番号#iと、Key画像#iと、コネクタ番号#iとが対応付けて記憶されている。この場合、サーバ切替スイッチ#iが押下されると、対応テーブル制御部15は、コネクタ対#iとディスプレイ3、キーボード4及びマウス5を接続するように接続切替制御部16に指示する。なお、対応テーブル71は、初期状態では、スイッチ番号とコネクタ番号が、スイッチ番号#1に対してコネクタ番号#1、スイッチ番号#2に対してコネクタ番号#2、...、スイッチ番号#nに対してコネクタ番号#nのように設定される。また、初期状態では、対応テーブル71にKey画像は記憶されない。
Key画像比較部72は、画像検出部12が出力するKey画像2aを対応テーブル71が記憶する各Key画像2aと比較する。対応テーブル制御部15は、Key画像比較部72による比較結果及び画像検出部12が出力する起動識別信号を用いて、コネクタ番号の出力及び対応テーブル71の更新を制御する。
接続切替制御部16は、対応テーブル制御部15が出力した切替信号に基づいて、ディスプレイ3、キーボード4及びマウス5とサーバ2との接続を切り替える。具体的には、接続切替制御部16は、対応テーブル制御部15が出力した切替信号に基づいて、KVM接続コネクタ17をn個のコネクタ対11のうちの1つに接続する。
KVM接続コネクタ17は、ディスプレイ3、キーボード4及びマウス5とKVM切替器1とを接続するためのコネクタである。テーブルリセットスイッチ18は、操作者により押下されると、対応テーブル制御部15に対応テーブル71のリセットを指示するとともに、サーバ切替スイッチ13をリセットする。対応テーブル制御部15は、対応テーブル71のリセットを指示されると、対応テーブル71に関してコネクタ番号の初期化とKey画像2aの消去を行う。なお、スイッチ番号は固定的に記憶される。
次に、KVM切替器1がKey画像2aとともに起動識別画像2bを受信した場合とKVM切替器1がKey画像2aだけを受信した場合とに分けて、対応テーブル制御部15の処理について説明する。
図5〜図7は、KVM切替器1がKey画像2aとともに起動識別画像2bを受信した場合の対応テーブル71の更新例を示す図である。図5は、対応テーブル71にKey画像2aが存在しない場合の対応テーブル71の更新例を示す。図6は、Key画像2aを受信したコネクタ対11のコネクタ番号と、対応テーブル71においてKey画像2aに対応するコネクタ番号とが異なる場合の対応テーブル71の更新例を示す。図7は、対応テーブル71にコネクタ番号が記憶されていない場合の対応テーブル71の更新例を示す。
画像検出部#iより送られてきたKey画像2aが対応テーブル71に存在しない場合、対応テーブル制御部15は、受信したコネクタ対#iのコネクタ番号#iに対応するKey画像#iとして、送られてきたKey画像2aを対応テーブル71に書き込む。
例えば、サーバ2をKVM切替器1に接続して最初に起動した場合、サーバ2が記憶するKey画像2aは対応テーブル71に記憶されていない。図5は、サーバ#1〜サーバ#3が既にKVM切替器1に接続されてKey画像#1〜Key画像#3が対応テーブル71に登録された状態で、サーバ#4がコネクタ対#4に接続され、Key画像#4が検出された場合の検出前後の対応テーブル71の状態を示す。Key画像#4の検出前は、Key画像#4は、対応テーブル71に記憶されていないが、Key画像#4が検出されて対応テーブル71が書き換えられると、Key画像#4がコネクタ番号#4に対応付けられて対応テーブル71に記憶される。
なお、この場合は、サーバ#4が起動された場合であるので、対応テーブル制御部15は、サーバ接続の切り替え動作は行わない。また、図5(b)は、n=4であるコンピュータシステム10の構築後に自動的に対応テーブル71が初期設定された状態を示している。
画像検出部#iより送られてきたKey画像2aがコネクタ番号#iに対応付けられて対応テーブル71に登録されていた場合、対応テーブル制御部15は、対応テーブル71の更新は行わない。例えば、対応テーブル71の初期設定後に、通常の運用でコンピュータシステム10を立ち上げた場合は、画像検出部#iより送られてきたKey画像2aがコネクタ番号#iに対応付けられて対応テーブル71に登録されており、対応テーブル71は更新されない。なお、この場合は、サーバ2が起動された場合であるので、対応テーブル制御部15は、サーバ接続の切り替え動作は行わない。
画像検出部#iより送られてきたKey画像2aが対応テーブル71に存在するが、コネクタ番号#iと異なるコネクタ番号#jに対応付けられて対応テーブル71に登録されている場合、対応テーブル制御部15は、対応テーブル71を更新する。具体的には、対応テーブル制御部15は、対応テーブル71からコネクタ番号#iを消去し、コネクタ番号#jをコネクタ番号#iに書き換える。例えば、操作者又は保守者が意図せずにサーバ#iとコネクタ対#iの接続を対応テーブル71と異なった状態でサーバ2を立ち上げた場合に、このような状況が発生する。
図6は、サーバ#1がコネクタ対#1に接続され、サーバ#2がコネクタ対#2に接続されてKVM切替器1が初期設定された後に、サーバ#1がコネクタ対#2に接続され、サーバ#2がコネクタ対#1に接続されてサーバ#1が起動された場合を示す。このとき、コネクタ対#2よりKey画像#1が出力される。Key画像#1は対応テーブル71内に存在するが、Key画像#1に対応するコネクタ番号はコネクタ番号#1となっている。この場合、対応テーブル制御部15は、対応テーブル71内のコネクタ番号#2を消去し、コネクタ番号#1をコネクタ番号#2に書き換える。なお、この場合は、サーバ#1が起動された場合であるので、対応テーブル制御部15は、サーバ接続の切り替え動作は行わない。
また、この状態ではサーバ切替スイッチ#2に対応するコネクタがないため、サーバ切替スイッチ#2が押されても切替は起こらない。しかしながら、Key画像#2に対応するサーバ#2は動作していないため、切替を行わなくても問題なく、誤って別のサーバへ接続することもない。
次にサーバ#2が起動されると、コネクタ対1#よりKey画像#2が出力される。対応テーブル71内に、Key画像#2は存在するが、対応するコネクタ番号がない。このとき、対応テーブル制御部15は、Key画像#2に対応するコネクタ番号としてコネクタ番号#1を記憶する。図7は、コネクタ番号が記憶されていない場合の対応テーブル71の更新例を示す。図7に示すように、Key画像#2に対応するコネクタ番号として、コネクタ番号#1が対応テーブル71に記憶される。
なお、この場合は、サーバ#2が起動された場合であるので、対応テーブル制御部15は、サーバ接続の切り替え動作は行わない。このように、サーバ#2起動時の対応テーブル制御部15の処理は、サーバ#1の起動時と同様の処理だが、対応テーブル71内にコネクタ番号#1が存在しないため、コネクタ番号#1の消去は省略される。
このような対応テーブル71の更新により、サーバ切替スイッチ#1にコネクタ対#2が対応付けられ、サーバ切替スイッチ#2にコネクタ対#1が対応付けられる。したがって、サーバ切替スイッチ#1によりサーバ#1が選択された場合も、正しくサーバ#1へディスプレイ3、キーボード4及びマウス5が接続される。つまり、予期せずKVM切替器1とサーバ2の接続が変わってしまった場合でも、自動的に対応テーブル71が修正され、サーバ切替スイッチ13で操作対象のサーバ2へ正しくディスプレイ3、キーボード4及びマウス5を接続することが可能となる。
次に、操作者がサーバ2のKey画像送信スイッチ27を押下し、KVM切替器1がKey画像2aだけを受信した場合の対応テーブル制御部15の処理について説明する。受信したKey画像2aが対応テーブル71に存在し、Key画像2aを受信したコネクタ対11の番号が対応テーブル71内のコネクタ番号と一致する場合、対応テーブル制御部15は、対応テーブル71の更新は行わない。
この場合は、通常運用中(初期設定後)に、操作者がサーバ2側のKey画像送信スイッチ27を押した場合に相当し、初期設定時に対応テーブル71にKey画像2aとコネクタ番号の組み合わせが既に記憶されている場合である。また、起動識別画像2bがなく、ディスプレイ3、キーボード4及びマウス5とサーバ2との接続切替時であるため、対応テーブル制御部15は、切替信号としてコネクタ番号を出力する。
受信したKey画像2aが対応テーブル71に存在し、Key画像2aを受信したコネクタ対11のコネクタ番号が対応テーブル71内のKey画像2aに対応するコネクタ番号と一致しない場合、対応テーブル制御部15は、対応テーブル71の書き換えを行う。この場合の対応テーブル制御部15の書き換え処理は、図6及び図7に示した場合の書き換え処理と同様である。
この場合は、操作者が保守等により予期せず、かつ、装置の電源を切断せずにコネクタ対11とサーバ2の接続が変化してしまった異常な場合に相当する(通常、接続変更時は操作者は電源を切断する)。また、起動識別画像2bがなく、ディスプレイ3、キーボード4及びマウス5とサーバ2との接続切替時であるため、対応テーブル制御部15は、切替信号としてコネクタ番号を出力する。
受信したKey画像2aが対応テーブル71に存在しない場合、対応テーブル制御部15は、図5で示した場合と同様に、対応テーブル71の書き換えを行う。この場合は、初期設定時に使用していなかったコネクタ対11に、操作者が予期せず、かつ、装置の電源を切断せずにサーバ2を接続した異常な場合に相当する。(通常、接続変更時は操作者は電源を切断する)。また、起動識別画像2bがなく、ディスプレイ3、キーボード4及びマウス5とサーバ2との接続切替時であるため、対応テーブル制御部15は、切替信号としてコネクタ番号を出力する。
このように、対応テーブル制御部15は、受信したKey画像2a及びコネクタ対11の番号に基づいて対応テーブル71を更新することにより、常に、正しい接続状態(サーバ2とサーバ切替スイッチ13の対応)を対応テーブル71上に保つことができる。
次に、キーボード4及びマウス5がUSB(Universal Serial Bus)で接続される場合のKVM切替器の構成について説明する。図8は、キーボード4及びマウス5がUSBで接続される場合のKVM切替器1aの構成を示す図である。
図1に示したKVM切替器1と比較すると、KVM切替器1aは、コネクタ対11として、USBコネクタ11aとCRT(Cathod Ray Tube)コネクタ11bとを有する。USBコネクタ11aは、サーバ2とUSBケーブルで接続するためのコネクタである。CRTコネクタ11bは、サーバ2とCRTケーブルで接続するためのコネクタである。
また、図1に示したKVM切替器1と比較すると、KVM切替器1aは、接続切替制御部16として、USB切替部16aと画像信号切替部16bとを有する。また、KVM切替器1aは、KVM接続コネクタ17として、USBコネクタK17aと、USBコネクタM17bと、ディスプレイコネクタ17cと、USBHUB17dとを有する。
USB切替部16aは、対応テーブル制御部15が出力した切替信号に基づいて、キーボード4及びマウス5とサーバ2との接続を切り替える。具体的には、USB切替部16aは、対応テーブル制御部15が出力した切替信号に基づいて、USBコネクタK17a及びUSBコネクタM17bをn個のUSBコネクタ11aのうちの1つに接続する。
画像信号切替部16bは、対応テーブル制御部15が出力した切替信号に基づいて、ディスプレイ3とサーバ2との接続を切り替える。具体的には、画像信号切替部16bは、対応テーブル制御部15が出力した切替信号に基づいて、ディスプレイコネクタ17cをn個のCRTコネクタ11bのうちの1つに接続する。
USBコネクタK17aは、キーボード4とUSBケーブルで接続するためのコネクタであり、USBコネクタM17bは、マウス5とUSBケーブルで接続するためのコネクタである。ディスプレイコネクタ17cは、ディスプレイ3とCRTケーブルで接続するためのコネクタであり、USBHUB17dは、USB切替部16aとUSBコネクタK17a及びUSBコネクタM17bとを中継するハブである。
次に、画像検出部12の処理のフローについて説明する。図9は、画像検出部12の処理のフローを示すフローチャートである。なお、ここでは、画像検出部#iに画像が送られてきた場合の処理について説明する。
図9に示すように、画像検出部#iがコネクタ対#iからの画像をフレームメモリ61に取り込み(ステップS1)、画像に起動識別画像2bが含まれているか否かを判定する(ステップS2)。その結果、画像検出部#iは、画像に起動識別画像2bが含まれていない場合には、起動識別信号をOFFする(ステップS3)。一方、画像に起動識別画像2bが含まれている場合には、画像検出部#iは、フレームメモリ61の画像の識別画像部分を消去し(ステップS4)、起動識別信号をONにする(ステップS5)。
そして、画像検出部#iは、フレームメモリ61の画像の特徴を抽出し(ステップS6)、フレームメモリ61の画像がKey画像2aの特徴を持つ画像であるか否かを判定する(ステップS7)。その結果、画像検出部#iは、フレームメモリ61の画像がKey画像2aの特徴を持つ画像でない場合には、ステップS1に戻る。一方、フレームメモリ61の画像がKey画像2aの特徴を持つ画像である場合には、画像検出部#iは、フレームメモリ61の画像すなわちKey画像2aを対応テーブル制御部15に送信する(ステップS8)。
このように、画像検出部#iがKey画像2a及び起動識別画像2bを検出することによって、対応テーブル制御部15はKey画像2a及び起動識別画像2bに基づく処理を実行することができる。
次に、対応テーブル制御部15のKey画像処理のフローについて説明する。図10は、対応テーブル制御部15のKey画像処理のフローを示すフローチャートである。図10に示すように、対応テーブル制御部15は、最初の処理対象を選択するためにi=1とする(ステップS11)。
そして、対応テーブル制御部15は、画像検出部#iを処理対象として選択し(ステップS12)、画像検出部#iからKey画像2aが送られてきているかを判定する(ステップS13)。その結果、Key画像2aが送られてきていない場合には、対応テーブル制御部15は、ステップS21に進む。
一方、Key画像2aが送られてきている場合には、対応テーブル制御部15は、送られてきた画像と対応テーブル71内のKey画像2aとを比較し(ステップS14)、対応テーブル71に一致するKey画像2aがあるか否かを判定する(ステップS15)。その結果、対応テーブル71に一致するKey画像2aがない場合には、対応テーブル制御部15は、送られてきたKey画像2aを、対応テーブル71のコネクタ番号#iのKey画像2aとして記憶する(ステップS22)。
一方、対応テーブル71に一致するKey画像2aがある場合には、対応テーブル制御部15は、対応テーブル71から、一致したKey画像に対応するコネクタ番号を取得する(ステップS16)。そして、対応テーブル制御部15は、取得したコネクタ番号がコネクタ番号#iと一致するか否かを判定する(ステップS17)。その結果、取得したコネクタ番号がコネクタ番号#iと一致しない場合には、対応テーブル制御部15は、対応テーブル71内のコネクタ番号#iを消去し、Key画像2aに対応するコネクタ番号をコネクタ番号#iに書き換える(ステップS18)。
そして、対応テーブル制御部15は、起動識別信号がONか否かを判定し(ステップS19)、ONでない場合には、切替信号としてコネクタ番号#iを接続切替制御部16に送信する(ステップS20)。そして、対応テーブル制御部15は、次の対象を決めるために、i=i+1とし、iがnより大きければi=1とする(ステップS21)。そして、対応テーブル制御部15は、ステップS12に戻る。
このように、対応テーブル制御部15は、画像検出部12から送られてきた画像、対応テーブル71及び起動識別信号に基づいて切替信号を出力する。したがって、KVM切替器1は、ディスプレイ3、キーボード4及びマウス5とn台のサーバ2のうちの1台との接続を切り替えることができる。
次に、サーバ切替スイッチ13が押された場合の対応テーブル制御部15の処理のフローについて説明する。図11は、サーバ切替スイッチ13が押された場合の対応テーブル制御部15の処理のフローを示すフローチャートである。
図11に示すように、対応テーブル制御部15は、サーバ切替スイッチ13のスイッチ信号が送られてきているか否かを判定する(ステップS31)。その結果、スイッチ信号が送られてきていない場合には、対応テーブル制御部15は、ステップS31の処理を繰り返す。
一方、サーバ切替スイッチ13のスイッチ信号が送られてきている場合には、対応テーブル制御部15は、対応テーブル71から、スイッチ信号が示すスイッチ番号に対応するコネクタ番号を取得して、切替信号として出力する(ステップS32)。
このように、対応テーブル制御部15は、サーバ切替スイッチ13のスイッチ信号と対応テーブル71に基づいて切替信号を出力する。したがって、操作者はサーバ切替スイッチ13を用いて、ディスプレイ3、キーボード4及びマウス5とn台のサーバ2のうちの1台との接続を切り替えることができる。
次に、接続切替制御部16の処理のフローについて説明する。図12は、接続切替制御部16の処理のフローを示すフローチャートである。図12に示すように、接続切替制御部16は、初期設定として、コネクタ対#1と、KVM接続コネクタ17を接続する(ステップS41)。
そして、接続切替制御部16は、対応テーブル制御部15から切替信号が送られてきているか否かを判定し(ステップS42)、送られてきていない場合には、ステップS42の処理を繰り返す。
一方、対応テーブル制御部15から切替信号が送られてきている場合には、接続切替制御部16は、切替信号の表すコネクタ番号のコネクタ対11と、KVM接続コネクタ17とを接続する(ステップS43)。
このように、接続切替制御部16は、対応テーブル制御部15から送られてきた切替信号に基づいてKVM接続コネクタ17と接続するコネクタ対11を切り替える。したがって、KVM切替器1は、ディスプレイ3、キーボード4及びマウス5とn台のサーバ2のうちの1台との接続を切り替えることができる。
次に、サーバ2のハードウェア構成について説明する。図13は、サーバ2のハードウェア構成を示す図である。図13に示すように、サーバ2は、メインボード21と、内部記憶装置22と、ハードディスク装置23と、USBコネクタ#1〜USBコネクタ#3で示される3つのUSBコネクタ24とを有する。また、サーバ2は、グラフィックコントローラ25と、CRTコネクタ26と、Key画像送信スイッチ27とを有する。
メインボード21は、システムメモリ31と、CPU(Central Processing Unit)32と、USBコントローラ33と、スイッチコントローラ34とを有する。システムメモリ31は、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶するメモリである。CPU32は、システムメモリ31からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。USBコントローラ33は、USBコネクタ24に接続される周辺装置を制御するコントローラである。スイッチコントローラ34は、Key画像送信スイッチ27の状態の検出やリセットなどを行うコントローラである。
内部記憶装置22は、不揮発性の記憶装置であり、例えば、フラッシュメモリである。内部記憶装置22は、Key画像2a、起動識別画像2b、Key画像出力プログラム2dなどを記憶する。Key画像出力プログラム2dは、KVM切替器1にKey画像を出力するプログラムである。Key画像出力プログラム2dは、システムメモリ31に読み出されてCPU32によって実行される。
ハードディスク装置23は、磁気ディスクを記憶媒体とする記憶装置であり、OS(Operating System)やアプリケーションを記憶する。なお、内部記憶装置22が記憶する画像、プログラム等をハードディスク装置23に記憶し、内部記憶装置22をなくしてもよい。
USBコネクタ24は、USBケーブルによりUSB機器と接続するコネクタである。グラフィックコントローラ25は、ディスプレイ3に表示されるグラッフィック画像を制御するコントローラである。CRTコネクタ26は、ディスプレイケーブルによりディスプレイ3と接続するコネクタである。なお、ディスプレイケーブルインタフェースは、例えば、アナログRGB(Red-Green-Blue)、DVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)である。
また、システムメモリ31、CPU32、USBコントローラ33、スイッチコントローラ34、内部記憶装置22、ハードディスク装置23及びグラフィックコントローラ25は、バス28で接続されている。また、USBコネクタ#3はUSBケーブルでKVM切替器1に接続され、CRTコネクタ26はディスプレイケーブルによりKVM切替器1に接続されている。
次に、Key画像送信スイッチ27が押された場合のサーバ2の処理のフローについて説明する。図14は、Key画像送信スイッチ27が押された場合のサーバ2の処理のフローを示すフローチャートである。
図14に示すように、サーバ2は、プログラムの実行状態に基づいてOS又はアプリケーションの画面を表示する(ステップS51)。そして、サーバ2は、Key画像送信スイッチ27が押されたか否かを判定し(ステップS52)、押されていない場合には、ステップS51に戻る。
一方、Key画像送信スイッチ27が押された場合には、Key画像出力プログラム2dが内部記憶装置22から読み込んだKey画像2aをグラフィックコントローラ25に出力する(ステップS53)。そして、グラフィックコントローラ25が、OS又はアプリケーションの画面より優先してKey画像2aをCRTコネクタ26へ出力する(ステップS54)。
そして、サーバ2は、Key画像送信スイッチ27が離されたか否かを判定し(ステップS55)、離されていない場合には、ステップS53に戻る。一方、Key画像送信スイッチ27が離された場合には、Key画像出力プログラム2dがKey画像2aの出力を停止し(ステップS56)、グラフィックコントローラ25がOS又はアプリケーションの画面をCRTコネクタ26へ出力する(ステップS57)。
このように、Key画像出力プログラム2dがKey画像送信スイッチ27の状態に基づいてKey画像2aの出力を制御することによって、KVM切替器1は、ディスプレイ3、キーボード4及びマウス5と接続するサーバ2を切り替えることができる。
上述してきたように、実施例では、各サーバ2が異なるKey画像2aを記憶するとともに共通な起動識別画像2bを記憶する。そして、各サーバ2は、起動時にKey画像2aと起動識別画像2bを合成した合成画像2cをKVM切替器1に送信し、Key画像送信スイッチ27が押下されるとKey画像2aをKVM切替器1に送信する。
また、KVM切替器1の画像検出部12が、サーバ2から送られてきた画像にKey画像2a及び起動識別画像2bが含まれているか否かを判定し、Key画像2aが含まれている場合にはKey画像2aを対応テーブル制御部15に出力する。また、画像検出部12は、起動識別画像2bが含まれている場合には起動識別信号をONとし、起動識別画像2bが含まれていない場合には起動識別信号をOFFとする。また、対応テーブル71がスイッチ番号とKey画像2aとコネクタ番号とを対応付けて記憶する。そして、対応テーブル制御部15が、受信した画像が対応テーブル71に登録されていて、対応するコネクタ番号が画像を受信したコネクタ対11の番号と一致し、起動識別信号がOFFである場合に、コネクタ番号を接続切替制御部16に出力する。そして、接続切替制御部16がディスプレイ3、キーボード4及びマウス5と接続するサーバ2を切替信号に基づいて切り替える。
したがって、コンピュータシステム10の操作者は、複数のサーバ2の中からディスプレイ3、キーボード4及びマウス5に接続したいサーバ2に正確かつ簡単に切り替えることができる。
また、実施例では、サーバ切替スイッチ13が押下されると、対応テーブル制御部15が対応テーブル71でサーバ切替スイッチ13のスイッチ番号に対応付けられたコネクタ番号を接続切替制御部16に出力する。したがって、コンピュータシステム10の操作者は、KVM切替器1からもディスプレイ3、キーボード4及びマウス5に接続するサーバ2を切り替えることができる。
また、実施例では、対応テーブル制御部15は、受信した画像が対応テーブル71に登録されていない場合には、画像を受信したコネクタ対11のコネクタ番号に対応付けて、受信した画像を対応テーブル71にKey画像2aとして登録する。したがって、各サーバ2は、Key画像2aをKVM切替器1に送信することによって、Key画像2aをKVM切替器1に登録することができる。
また、実施例では、対応テーブル制御部15が、受信した画像が対応テーブル71に登録されていて、対応するコネクタ番号が画像を受信したコネクタ対11の番号と一致しない場合に、画像を受信したコネクタ対11の番号を対応テーブル71から消去する。また、対応テーブル制御部15は、受信した画像に対応するコネクタ番号を画像を受信したコネクタ対11の番号に書き換える。したがって、保守等により、予期せずKVM替器1とサーバ2の接続が変わってしまった場合でも、KVM切替器1は、サーバ切替スイッチ13とサーバ2の関係を保つことができる。例えば、設置直後にサーバ切替スイッチ13の近傍へラベル等によりサーバ切替スイッチ13と接続されているサーバ2の名称との対応を表示する場合がある。このような場合に、ラベルを変更することなく、サーバ切替スイッチ13で操作対象のサーバ2へ正しくディスプレイ3、キーボード4及びマウス5を接続することが可能である。
また、実施例では、起動識別信号がONである場合には、対応テーブル制御部15は、対応テーブル71を更新することも、コネクタ番号を接続切替制御部16に出力することも行わない。したがって、Key画像2aを対応テーブル71に初期設定した後、コンピュータシステム10を立ち上げた際に、KVM切替器1が不要な動作を行うことを防ぐことができる。
なお、実施例では、Key画像2a及び起動識別画像2bを用いる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、サーバ2固有のテキスト及び一定パターンのテキストなどのデータを用いる場合にも同様に適用することができる。
また、実施例では、KVM切替器1にディスプレイ3、キーボード4及びマウス5を接続する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、同様の切替器に録画装置など他の周辺装置を接続する場合にも同様に適用することができる。
また、実施例では、KVM切替器1でサーバ2を切り替える場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、KVM切替器1で他のコンピュータを切り替える場合にも同様に適用することができる。
1,1a,9 KVM切替器
2,8 サーバ
2a Key画像
2b 起動識別画像
2c 合成画像
2d Key画像出力プログラム
3 ディスプレイ
4 キーボード
5 マウス
10,10a コンピュータシステム
11 コネクタ対
11a USBコネクタ
11b CRTコネクタ
12 画像検出部
13,91 サーバ切替スイッチ
14 スイッチ制御部
15 対応テーブル制御部
16 接続切替制御部
16a USB切替部
16b 画像信号切替部
17 KVM接続コネクタ
17a USBコネクタK
17b USBコネクタB
17c ディスプレイコネクタ
17d USBHUB
18 テーブルリセットスイッチ
21 メインボード
22 内部記憶装置
23 ハードディスク装置
24 USBコネクタ
25 グラフィックコントローラ
26 CRTコネクタ
27 Key画像送信スイッチ
28 バス
31 システムメモリ
32 CPU
33 USBコントローラ
34 スイッチコントローラ
61 フレームメモリ
62 画像処理部
71 対応テーブル
72 Key画像比較部

Claims (6)

  1. 複数のコンピュータの中で周辺装置に接続するコンピュータを切り替える入出力切替装置において、
    前記複数のコンピュータにそれぞれ対応付けられた複数の異なるデータを各データを受信するコネクタを識別するコネクタ識別子とそれぞれ対応付けて記憶する対応データ記憶部と、
    受信データと一致するデータを前記対応データ記憶部が記憶するか否かを判定する一致判定部と、
    前記一致判定部が一致するデータを前記対応データ記憶部が記憶すると判定した場合に、前記対応データ記憶部で一致するデータに対応付けられたコネクタ識別子と前記受信データを受信したコネクタの識別子が同じであるか否かを判定するコネクタ判定部と、
    前記コネクタ判定部により同じでないと判定された場合に、前記受信データを受信したコネクタの識別子に基づいて前記対応データ記憶部を更新する更新部と
    前記一致判定部が一致するデータを前記対応データ記憶部が記憶すると判定した場合に、前記受信データを送信したコンピュータに前記周辺装置の接続を切り替える切替制御部と
    を備えることを特徴とする入出力切替装置。
  2. 前記複数のコンピュータにそれぞれ対応付けられた複数のスイッチを備え、
    前記対応データ記憶部は、各スイッチを識別するスイッチ識別子を各データにそれぞれ対応付けてさらに記憶し、
    前記切替制御部は、前記複数のスイッチのいずれかが操作されると、該操作されたスイッチに前記対応データ記憶部でコネクタ識別子が対応付けられたコネクタに接続されたコンピュータを前記周辺装置に接続することを特徴とする請求項1に記載の入出力切替装置。
  3. 前記一致判定部が一致するデータを前記対応データ記憶部が記憶しないと判定した場合に、前記受信データを受信したコネクタの識別子に対応付けて該受信データを前記対応データ記憶部に登録する登録部をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の入出力切替装置。
  4. 受信データに起動識別用データが含まれているか否かを判定する起動判定部をさらに備え、
    前記一致判定部は、前記起動判定部により受信データに起動識別用データが含まれていると判定された場合に、受信データから起動識別用データが除去されたデータと一致するデータを前記対応データ記憶部が記憶するか否かを判定し、
    前記切替制御部は、前記起動判定部により受信データに起動識別用データが含まれていると判定された場合には、前記周辺装置へのコンピュータの切り替えを行わないことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の入出力切替装置。
  5. 複数のコンピュータの中で周辺装置に接続するコンピュータを切り替える入出力切替装置と該複数のコンピュータと該周辺装置とを有するコンピュータシステムにおいて、
    前記入出力切替装置は、
    前記複数のコンピュータにそれぞれ対応付けられた複数の異なるデータを各データを受信するコネクタを識別するコネクタ識別子とそれぞれ対応付けて記憶する対応データ記憶部と、
    受信データと一致するデータを前記対応データ記憶部が記憶するか否かを判定する一致判定部と、
    前記一致判定部が一致するデータを前記対応データ記憶部が記憶すると判定した場合に、前記対応データ記憶部で一致するデータに対応付けられたコネクタ識別子と前記受信データを受信したコネクタの識別子が同じであるか否かを判定するコネクタ判定部と、
    前記コネクタ判定部により同じでないと判定された場合に、前記受信データを受信したコネクタの識別子に基づいて前記対応データ記憶部を更新する更新部と
    前記一致判定部が一致するデータを前記対応データ記憶部が記憶すると判定した場合に、前記受信データを送信したコンピュータに前記周辺装置の接続を切り替える切替制御部と
    を備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  6. 複数のコンピュータの中で周辺装置に接続するコンピュータを切り替える入出力切替装置による入出力切替方法において、
    前記複数のコンピュータにそれぞれ対応付けられた複数の異なるデータを各データを受信するコネクタを識別するコネクタ識別子とそれぞれ対応付けて記憶する対応データ記憶部が受信データと一致するデータを記憶するか否かを判定し、
    一致するデータを前記対応データ記憶部が記憶すると判定した場合に、前記対応データ記憶部で一致するデータに対応付けられたコネクタ識別子と前記受信データを受信したコネクタの識別子が同じであるか否かを判定し、
    同じでないと判定した場合に、前記受信データを受信したコネクタの識別子に基づいて前記対応データ記憶部を更新し、
    一致するデータを前記対応データ記憶部が記憶すると判定した場合に、前記受信データを送信したコンピュータに前記周辺装置の接続を切り替える
    ことを特徴とする入出力切替方法。
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