JP6331428B2 - 光学計測装置用のセンサヘッド - Google Patents

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Description

光学計測装置用のセンサヘッドに関する。
光学系を利用して計測対象物の変位等を測定する光学計測装置が知られている(例えば特許文献1参照)。光学計測装置は、例えば、コントローラと、光を伝達するケーブル部材と、ケーブル部材を介してコントローラに接続されるセンサヘッドとを備えている。コントローラは、光源を有しており、光源からの光がケーブル部材及びセンサヘッドを介して、計測対象物に出射される。計測対象物において反射された光は、センサヘッド及びケーブル部材を介してコントローラに受信される。
上述の光学計測装置を用いて真空環境下に置かれている計測対象物を計測する場合がある。従来は、真空であるチャンバ内に置かれた計測対象物は、チャンバ外に配置されたセンサヘッドによって計測が行われている。チャンバには、ガラス等で形成されたビューポートが設けられている。センサヘッドから出射された光は、ビューポートを通って計測対象物に出射され、計測対象物において反射した光は、ビューポートを通ってセンサヘッドに受けられる。
特開2012−208102号
しかし、上記のように、センサヘッドがチャンバ外に配置される場合、センサヘッドと計測対象物との間の距離が大きい。このため、精度の高い計測を行うことは困難である。また、ビューポートの厚さ、或いは、材質に応じた複雑な構成作業が必要となる。さらに、真空引きによりチャンバの形状が歪んだ場合には、チャンバの歪みによって、計測の精度が低下する可能性がある。
上記のような問題を解決するためには、チャンバ内に配置されたセンサヘッドによって計測を行うことが好ましい。しかし、センサヘッドのハウジング内に密閉空間が存在すると、真空による圧力がハウジングにかかる。この圧力によってハウジングが変形すると、計測の精度が低下してしまう。
本発明は、真空環境下においても高精度の計測を行うことができる光学計測装置用のセンサヘッドを提供するものである。
本発明の一態様に係るセンサヘッドは、光学計測装置用のセンサヘッドであって、光を伝達する部材を介してコントローラに接続される。センサヘッドは、ハウジングと、ハウジング内に配置される第1レンズと、を備える。ハウジングは、ハウジング内の空間に連通する第1貫通孔を有する。
本態様に係るセンサヘッドでは、ハウジング内の空間が、第1貫通孔を介して、外部の真空空間と連通する。このため、真空による圧力がハウジングにかかることを抑えることができる。これにより、真空環境下においても高精度の計測を行うことができる。
好ましくは、ハウジングは、光が通る光路空間を内部に有する。第1貫通孔は、光路空間に連通しており、光軸に平行な方向と交差する方向にハウジングを貫通している。この場合、第1貫通孔を通して外部から進入する光が、計測に与える影響を低減することができる。このため、光路空間に連通するように第1貫通孔が設けられても、計測の精度が低下することを抑えることができる。
好ましくは、ハウジングは、第1カバー部とハウジング本体とを有する。第1カバー部は、光軸に交差するように配置される透光部材を有する。第1カバー部は、第1レンズを覆う。ハウジング本体は、第1カバー部が取り付けられる。第1貫通孔は、ハウジング本体に設けられる。第1カバー部は、計測対象物に向けて配置されることで、計測対象物で反射された光を受ける受光面となる。或いは、第1カバー部は、計測対象物に出射される光が通る投光面となる。従って、第1貫通孔が、第1カバー部ではなく、ハウジング本体に設けられることで、第1貫通孔を通して外部から進入する光が、計測に与える影響を抑えることができる。これにより、計測の精度が低下することを抑えることができる。
好ましくは、第1レンズは、ハウジング内の光路空間を第1光路空間と第2光路空間とに区画するように配置される。第1光路空間は、第1カバー部と第1レンズとの間に位置する。第1貫通孔は、第2光路空間に連通するように設けられる。この場合、第1光路空間は、第2光路空間よりも計測対象物の近くに位置する。このため、第1貫通孔が、第1光路空間ではなく第2光路空間に連通するように設けられることで、第1貫通孔を通して外部から進入する光が光路空間を通る光に与える影響を抑えることができる。これにより、計測の精度が低下することを抑えることができる。
好ましくは、センサヘッドは、レンズホルダをさらに備える。レンズホルダは、ハウジングの内面と第1レンズとの間に位置し、第1レンズを保持する。レンズホルダは、第1光路空間と第2光路空間とを連通させる第1連通部を有する。
この場合、第1光路空間は、第1連通部を介して第2光路空間に連通する。従って、第1光路空間は、第1連通部と第2光路空間と第1貫通孔とを介して、外部の真空空間と連通する。このため、第1カバー部に貫通孔を設けることなく、第1光路空間を外部の真空空間と連通させることができる。これにより、計測の精度の低下を抑えると共に、真空による圧力がハウジングにかかることを抑えることができる。
好ましくは、第1連通部は、レンズホルダの外側面においてレンズホルダの中心軸線方向に沿って延びるように設けられる溝である。この場合、レンズホルダの簡易な構造により、第1光路空間と第2光路空間とを連通させることができる。
好ましくは、センサヘッドは、リング状の第1レンズ固定部をさらに備える。第1レンズ固定部は、第1レンズをレンズホルダに固定する。第1レンズ固定部の外周面には、雄ネジが設けられている。レンズホルダの内周面には、雌ネジが設けられている。第1レンズ固定部の雄ネジとレンズホルダの雌ネジとが螺合することで、第1レンズがレンズホルダに固定される。この場合、接着材を用いずに、第1レンズをレンズホルダに固定することができる。これにより、接着材によって第1レンズがレンズホルダに固定される場合と比べて、真空環境下においてアウトガスの発生を抑えることができる。
好ましくは、センサヘッドは、リング状の第1レンズ固定部をさらに備える。第1レンズ固定部は、第1レンズをハウジングに固定する。第1レンズ固定部の外周面には、雄ネジが設けられている。ハウジングの内周面には、雌ネジが設けられている。第1レンズ固定部の雄ネジとハウジングの雌ネジとが螺合することで、第1レンズがハウジングに固定される。この場合、接着材を用いずに、第1レンズをハウジングに固定することができる。これにより、接着材によって第1レンズがハウジングに固定される場合と比べて、真空環境下においてアウトガスの発生を抑えることができる。
好ましくは、センサヘッドは、第1レンズと第1レンズ固定部との間に配置される第1レンズリングをさらに備える。第1レンズ固定部は、第2連通部を有する。第2連通部は、第1レンズと第1レンズリングと第1レンズ固定部との篏合によってできる隙間を連通させる。この場合、第1レンズと第1レンズリングと第1レンズ固定部との篏合によってできる隙間を第2連通部によって真空状態とすることができる。
好ましくは、第2連通部は、第1レンズ固定部の外周面において第1レンズ固定部の中心軸線方向に延びるように設けられる溝である。この場合、第1レンズ固定部の簡易な構造により、第1レンズと第1レンズリングと第1レンズ固定部との篏合によってできる隙間を連通させることができる。
好ましくは、センサヘッドは、第2レンズをさらに備える。第2レンズは、光路空間を第2光路空間と第3光路空間とに区画する。ハウジングは、第3光路空間に連通する第2貫通孔をさらに有する。この場合、第2光路空間は、第1貫通孔を介して外部の真空空間と連通する。第3光路空間は、第2貫通孔を介して外部の真空空間と連通する。これにより、真空による圧力がハウジングにかかることを抑えることができる。
好ましくは、センサヘッドは、リング状の第2レンズ固定部をさらに備える。第2レンズ固定部は、第2レンズをハウジングに固定する。第2レンズ固定部の外周面には、雄ネジが設けられている。ハウジングの内周面には、雌ネジが設けられている。第2レンズ固定部の雄ネジとハウジングの雌ネジとが螺合することで、第2レンズがハウジングに固定される。この場合、接着材を用いずに、第2レンズをハウジングに固定することができる。これにより、接着材によって第2レンズがハウジングに固定される場合と比べて、真空環境下においてアウトガスの発生を抑えることができる。
好ましくは、センサヘッドは、第2レンズと第2レンズ固定部との間に配置される第2レンズリングをさらに備える。第2レンズ固定部は、第3連通部を有する。第3連通部は、第2レンズと第2レンズリングと第2レンズ固定部との篏合によってできる隙間を連通させる。この場合、第2レンズと第2レンズリングと第2レンズ固定部との篏合によってできる隙間を第3連通部によって真空状態とすることができる。
好ましくは、第3連通部は、第2レンズ固定部の外周面において第2レンズ固定部の中心軸線方向に延びるように設けられる溝である。この場合、第2レンズ固定部の簡易な構造により、第2レンズと第2レンズリングと第2レンズ固定部との篏合によってできる隙間を連通させることができる。
好ましくは、センサヘッドは、ミラー部材をさらに備える。ミラー部材は、光軸を屈曲させる。ハウジングは、ミラー部材を覆う第2カバー部をさらに有する。ミラー部材は、光路空間と光路外空間とを区画するように配置される。光路外空間は、ミラー部材と第2カバー部との間に位置する。第2カバー部は、光路外空間に連通する第3貫通孔を有する。この場合、センサヘッドの上下方向のサイズを小型化でき、センサヘッドが用いられる装置内に、センサヘッドを設置しやすくなる。ミラー部材によって光路空間から区画される光路外空間は、第3貫通孔を介して外部の真空空間に連通する。このため、真空による圧力がハウジングにかかることを抑えることができる。また、光路外空間は、ミラー部材によって光路空間から区画されているため、第3貫通孔を通して外部から光路外空間に進入する光が光路空間を通る光に与える影響は小さい。このため、第2カバー部に第3貫通孔が設けられても、計測の精度が低下することを抑えることができる。
好ましくは、光学計測装置は、共焦点光学系を利用して計測対象物の変位を計測する共焦点計測装置である。この場合、共焦点光学系を利用した制度の高い測定を行うことができる。また、真空による圧力がハウジングにかかることが抑えられるので、共焦点光学系による高精度の測定に必要とされるハウジングの精度を確保することができる。
本発明の他の態様に係るセンサヘッドは、ハウジングと、ハウジング内に配置される第1レンズと、を備える。ハウジングは、ハウジング内の空間に連通する第1貫通孔を有する。
本態様に係るセンサヘッドでは、ハウジング内の空間が、第1貫通孔を介して、外部の真空空間と連通する。このため、真空による圧力がハウジングにかかることを抑えることができる。これにより、真空環境下においても高精度の計測を行うことができる。
好ましくは、ハウジング内の空間は、第1貫通孔が連通する第1内部空間と、第1空間から区画された第2内部空間と、を有する。ハウジングは、第2内部空間に連通する第2貫通孔をさらに有する。この場合、第1内部空間は、第1貫通孔を介して、外部の真空空間と連通する。第2内部空間は、第2貫通孔を介して、外部の真空空間と連通する。このため、真空による圧力がハウジングにかかることを抑えることができる。
好ましくは、ハウジングは、ハウジング内に密閉空間を作らないように設けられる複数の孔を有する。この場合、ハウジング内の空間は、複数の孔を介して、外部の真空空間と連通する。このため、真空による圧力がハウジングにかかることを抑えることができる。
本発明によれば、真空環境下においても高精度の計測を行うことができる光学計測装置用のセンサヘッドを提供することができる。
実施形態に係る光学計測装置を示す模式図である。 第1実施形態に係るセンサヘッドの斜視図である。 第1実施形態に係るセンサヘッドの斜視図である。 第1実施形態に係るセンサヘッドの分解図である。 第1実施形態に係るセンサヘッドの分解図である。 図2におけるVI−VI断面図である。 図3におけるVII−VII断面図である。 第1レンズの固定構造を示す分解斜視図である。 第2レンズの固定構造を示す分解斜視図である。 第3貫通孔を通る断面図である。 第2実施形態に係るセンサヘッドの斜視図である。 図11におけるXII−XII断面図である。 第1レンズの固定構造を示す斜視図である。 第2レンズの固定構造を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、実施形態に係る光学計測装置1を示す模式図である。本実施形態において、光学計測装置1は、共焦点光学系を利用して計測対象物の変位を計測する計測装置である。
光学計測装置1は、センサヘッド2と、ケーブル部材3と、コントローラ4と、モニタ5とを有する。センサヘッド2は、ケーブル部材3を介してコントローラ4に光学的に接続されている。ケーブル部材3は、例えば光ファイバであり、光を伝達する。
センサヘッド2は、第1レンズ11と第2レンズ12とを備えている。第1レンズ11は、第2レンズ12より計測対象物の近くに配置される。
第1レンズ11は、対物レンズである。第2レンズ12は、回折レンズである。第2レンズ12は、後述する光源13から出射される光に、光軸方向に沿って色収差を生じさせる。第1レンズ11は、第2レンズ12で色収差を生じさせた光を計測対象物に集光する。
第2レンズ12の表面には、例えばキノフォーム形状あるいはバイナリ形状(ステップ形状、階段形状)などの微細な起伏形状が周期的に形成されている。或いは、第2レンズ12の表面には、光の透過率を周期的に変更する振幅型のゾーンプレートが形成されてもよい。或いは、第2レンズ12は、複数のレンズを有し色収差を発生する組みレンズであってもよい。なお、第2レンズ12の構成は、上記の構成に限定されるものではない。
コントローラ4は、光源13と、分岐光ファイバ14と、分光器15と、撮像素子16と、制御回路部17と、を有する。光源13からの光は、複数の波長の光を含む。本実施形態において、光源13は白色光を出射する。光源13は、例えばLED(Light Emitting Diode)である。なお、光源13は、LEDに限らず、複数の波長の光を出射することができる光源であれば他の光源(例えば、SLD(Super Luminescent Diode)など)であってもよい。
分岐光ファイバ14は、光ファイバ141を有している。光ファイバ141は、ケーブル部材3に接続される。分岐光ファイバ14は、2本の光ファイバ142,143を有している。光ファイバ143は、光源13に接続される。光ファイバ142は、分光器15に接続される。分岐光ファイバ14は、光源13から出射される光をケーブル部材3に導くと共に、ケーブル部材3を介してセンサヘッド2から戻る光を分光器15に導く。なお、分岐光ファイバ14は、ファイバに限らず、光を分岐することができるものであれば、光導波路型のスプリッタなどを用いてもよい。
分光器15は、センサヘッド2から戻る光を波長ごとに分ける。分光器15は、凹面ミラー151と、回折格子152と、集光レンズ153とを有する。凹面ミラー151は、センサヘッド2から戻る光を反射する。回折格子152には、凹面ミラー151で反射した光が入射する。集光レンズ153は、回折格子152から出射する光を集光する。なお、分光器15は、回折格子に限らず、分光できるものであれば、プリズムや光学バンドバスフィルタなどを用いてもよい。
撮像素子16は、分光器15から出射する光の強度を測定する。撮像素子16は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)、或いはCCD(Charge Coupled Device)である。光学計測装置1では、分光器15および撮像素子16が、センサヘッド2から戻る光の強度を波長ごとに測定する測定部を構成している。なお、測定部は、センサヘッド2から戻る光の強度を波長ごとに測定することができれば、CCDなどの撮像素子の単体で構成してもよい。
制御回路部17は、光源13や撮像素子16などの動作を制御する回路である。また、制御回路部17は、図示しない入力インターフェースと出力インターフェースとを有している。入力インターフェースには、光源13及び撮像素子16などの動作を調整するための信号が入力される。出力インターフェースは、撮像素子16の信号を出力する。
モニタ5は、例えばコンピュータに用いられるディスプレイである。モニタ5は、コントローラ4から出力される信号を表示する。すなわち、モニタ5は、撮像素子16が出力した信号を表示する。例えば、モニタ5は、センサヘッド2から戻る光のスペクトル波形を描画し、計測対象物の変位を表示する。
次に、センサヘッド2について詳細に説明する。図2及び図3は、第1実施形態に係るセンサヘッド2の斜視図である。図4及び図5は、センサヘッド2の分解図である。図6は、図2におけるVI−VI断面図である。図2及び図3に示すように、センサヘッド2は、ハウジング20を有する。
ハウジング20は、上述した第1レンズ11と第2レンズ12とを収容する。第1レンズ11と第2レンズ12とは、ハウジング20内に配置される。
なお、第1実施形態に係るセンサヘッド2は屈曲した形状を有しており、センサヘッド2内において光軸が屈曲している。以下の説明では、図6に示すように、第1レンズ11の光軸Ax1と平行な方向を「第1軸線方向Ax1」と呼ぶ。また、第2レンズ12の光軸Ax2と平行な方向を「第2軸線方向Ax2」と呼ぶ。本実施形態において第1軸線方向Ax1は、第2軸線方向Ax2に対して垂直である。ただし、第1軸線方向Ax1と第2軸線方向Ax2との間の角度は、90度に限らず、90度以外の角度であってもよい。
図2及び図3に示すように、ハウジング20は、ハウジング本体21と、第1カバー部22と、第2カバー部23と、コネクタ24とを有する。第1カバー部22と、第2カバー部23と、コネクタ24とは、ハウジング本体21に取り付けられる。ハウジング本体21は、屈曲した形状を有する。ハウジング本体21は、第1ハウジング部25と第2ハウジング部26とを有する。図4及び図5に示すように、第1ハウジング部25と第2ハウジング部26とは互いに別体である。
図6に示すように、第1ハウジング部25は、第1軸線方向Ax1に対して屈曲した形状を有する。第1ハウジング部25の内部には、第1内部通路251が設けられている。第1内部通路251は、屈曲した形状を有する。詳細には、第1内部通路251は、第1通路部251aと第2通路部251bとを有する。第1通路部251aは、第1軸線方向Ax1に沿って延びている。第2通路部251bは、第2軸線方向Ax2に延びている。
第1ハウジング部25は、第1開口252を有する。第1開口252は、第1通路部251aとつながっている。第1開口252は、第1カバー部22によって閉じられる。第1通路部251aの内径は、第2通路部251bの内径よりも大きい。第1通路部251aは、第1レンズ11を収容する。詳細には、第1通路部251aは、第1レンズユニット27を収容する。
図4から図6に示すように、第1レンズユニット27は、レンズホルダ31と、上述した第1レンズ11と、第1レンズリング33と、第1レンズ固定部34と、第3レンズ固定部35と、を有する。レンズホルダ31は、筒状の形状を有する。第1レンズ11は、レンズホルダ31内に配置される。レンズホルダ31は、第1ハウジング部25の内面と第1レンズ11との間に位置し、第1レンズ11を保持する。図7は、図3におけるVII−VII断面図である。図7に示すように、レンズホルダ31は、径方向内方に向かって突出するフランジ部311を有する。
第1レンズ固定部34と第3レンズ固定部35とは、それぞれリング状の形状を有する。第1レンズ固定部34と第3レンズ固定部35とは互いに別体である。第1レンズリング33は、第1レンズ11と第1レンズ固定部34との間に配置される。第1レンズ固定部34と第3レンズ固定部35とは、第1レンズ11をレンズホルダ31に固定する。
第1レンズ固定部34と第3レンズ固定部35との外周面には、それぞれ雄ネジが設けられている。また、上述したレンズホルダ31の内周面には、雌ネジが設けられている。第1レンズ固定部34と第3レンズ固定部35との雄ネジが、レンズホルダ31の雌ネジに螺合することで、第1レンズ11と第1レンズリング33とが第1レンズ固定部34とフランジ部311との間に保持される。これにより、第1レンズ11がレンズホルダ31に固定される。
図8は、第1レンズユニット27の分解斜視図である。図8に示すように、第1レンズ固定部34には、係止凹部341が設けられている。係止凹部341に工具が係止することで、第1レンズ固定部34が回転させられる。第3レンズ固定部35にも係止凹部351が設けられている。
図5及び図7に示すように、レンズホルダ31の側面にはネジ穴314が設けられている。また、第1ハウジング部25の側面には長穴257が設けられている。第1ハウジング部25の長穴257とレンズホルダ31のネジ穴314とにネジ46が通されることによって、レンズホルダ31が第1ハウジング部25に固定される。
図7及び図8に示すように、レンズホルダ31の側面には、第1連通部313が設けられている。第1連通部313は、レンズホルダ31の外周面においてレンズホルダ31の中心軸線方向に沿って延びるように設けられる溝である。すなわち、第1連通部313はレンズホルダ31の外周面において第1軸線方向Ax1に延びている。
また、図8に示すように、第1レンズ固定部34には、第2連通部342が設けられている。第2連通部342は、第1レンズ固定部34の外周面において第1レンズ固定部34の中心軸線方向に延びるように設けられる溝である。すなわち、第2連通部342は、第1レンズ固定部34の外周面において第1軸線方向Ax1に延びている。
第3レンズ固定部35には、第4連通部352が設けられている。第4連通部352は、第3レンズ固定部35の外周面において第3レンズ固定部35の中心軸線方向に延びるように設けられる溝である。すなわち、第4連通部352は、第3レンズ固定部35の外周面において第1軸線方向Ax1に延びている。
第1カバー部22は、第1ハウジング部25に取り付けられる。第1カバー部22は、第1レンズ11を覆うように配置されている。図6及び図7に示すように、第1カバー部22は、透光部材36と支持部材37とを有する。透光部材36は後述するようにガラス等の透光性を有する材料で形成されている。透光部材36は、板状の形状を有する。透光部材36は、光軸に交差するように配置されている。詳細には、透光部材36は、第1レンズ11の光軸に交差するように配置されている。透光部材36は、第1軸線方向Ax1に垂直に配置される。
支持部材37は、透光部材36を支持する。支持部材37は、透光部材36の外縁を支持している。図4及び図6に示すように、第1カバー部22は、第1弾性部材38を有する。第1弾性部材38は、支持部材37にネジ39によって固定されている。第1弾性部材38は、透光部材36を支持部材37に向けて押圧することで、透光部材36を支持部材37に固定している。
また、図4から図6に示すように、第1ハウジング部25は、第2開口253を有する。第2開口253は、第2ハウジング部26に接続される。第1ハウジング部25は、第1接続部254を有する。第1接続部254は筒状の形状を有する。第1接続部254は、第2軸線方向Ax2に突出している。第2開口253は、第1接続部254に設けられている。第2通路部251bは、第1接続部254の内部を通るように配置されている。第1接続部254にはネジ穴258が設けられている。第1接続部254は、第2ハウジング部26の内部に挿入され、第2ハウジング部26に固定される。
第1ハウジング部25は、第3開口255を有する。第3開口255は、第1内部通路251とつながっている。第1内部通路251は、第1通路部251aと第2通路部251bとの間で屈曲した形状を有している。第3開口255は、第1内部通路251の屈曲部に設けられている。
センサヘッド2は、ミラー部材41を有している。第3開口255は、ミラー部材41によって閉じられている。ミラー部材41は、光軸を屈曲させる。ミラー部材41は板状の形状を有している。ミラー部材41は、第1軸線方向Ax1及び第2軸線方向Ax2に対して傾斜して配置されている。
第1ハウジング部25は、ミラー支持部256を有する。ミラー支持部256は、第3開口255の周囲に設けられている。第2カバー部23は、ミラー部材41を覆うように配置されている。第2カバー部23は、ネジ42によって第2ハウジング部26に固定されている。センサヘッド2は、第2弾性部材43を有する。第2弾性部材43は、ミラー部材41と第2カバー部23との間に配置される。第2弾性部材43は、ネジ44によって第2ハウジング部26に固定されている。第2弾性部材43は、ミラー部材41をミラー支持部256に向けて押圧することで、ミラー部材41をミラー支持部256に固定している。
第2ハウジング部26は、第2軸線方向Ax2に沿って延びる略直方体状の形状を有する。第2ハウジング部26の内部には、第2内部通路261が設けられている。第2内部通路261は、第2軸線方向Ax2に第2ハウジング部26を貫通している。図4から図6に示すように、第2ハウジング部26は、第1開口262と第2開口263とを有する。第1開口262は、第2軸線方向Ax2における第2ハウジング部26の一端面に設けられている。第2開口263は、第2軸線方向Ax2における第2ハウジング部26の他端面に設けられている。第2内部通路261は、第1開口262と第2開口263とを接続している。第1開口262には、第1ハウジング部25が接続される。第2開口263は、コネクタ24によって閉じられる。コネクタ24は、ネジ45によって第2ハウジング部26に固定されている。コネクタ24には、上述したケーブル部材3が取り付けられる。
図6に示すように、第2内部通路261は、第2軸線方向Ax2に沿って内径が段階的に変化する形状を有する。詳細には、第2内部通路261は、第2接続部264と第2レンズ収容部265とを有する。第2接続部264は、第1開口262につながっている。第2接続部264の内径は、第2レンズ収容部265の内径以上である。第2接続部264は、第1開口262と第2レンズ収容部265との間に位置している。第2レンズ収容部265には、第2レンズ12が収容される。
第2内部通路261は、第1内径部266と第2内径部267と第3内径部268とを有する。第2接続部264と第2レンズ収容部265と第1内径部266と第2内径部267と第3内径部268とは、第1開口262から第2開口263に向かう方向に沿って、順に配置されている。
第1内径部266の内径は、第2レンズ収容部265の内径よりも小さい。このため、第1内径部266と第2レンズ収容部265との間には段部269が設けられている。第2内径部267は、第1内径部266と第3内径部268との間に位置している。第2内径部267の内径は、第1内径部266の内径よりも小さい。第3内径部268の内径は、第2内径部267の内径よりも小さい。第3内径部268は、第2開口263につながっている。
第2接続部264には、長穴264aが設けられている。第2接続部264の長穴264aと、上述した第1接続部254のネジ穴258とにネジ47が通されることで、第1接続部254と第2接続部264とが互いに固定される。これにより、第1ハウジング部25と第2ハウジング部26とが互いに固定される。
センサヘッド2は、第2レンズリング52と第2レンズ固定部53と第4レンズ固定部54とを有する。第2レンズリング52は、第2レンズ12と第2レンズ固定部53との間に配置される。第2レンズ固定部53と第4レンズ固定部54とは、リング状の形状を有する。第2レンズ固定部53と第4レンズ固定部54とは互いに別体である。第2レンズ固定部53と第4レンズ固定部54とは、第2レンズ12を第2ハウジング部26に固定する。
第2レンズ固定部53と第4レンズ固定部54との外周面には、雄ネジが設けられている。上述した第2レンズ収容部265の内周面には、雌ネジが設けられている。第2レンズ固定部53と第4レンズ固定部54との雄ネジが、第2レンズ収容部265の雌ネジに螺合することで、第2レンズ12と第2レンズリング52とが、第2レンズ固定部53と段部269との間に保持される。これにより、第2レンズ12が第2ハウジング部26に固定される。
第2レンズ固定部53と第4レンズ固定部54とは、上述した第1レンズ固定部34及び第3レンズ固定部35と同様の形状を有する。図9は、第2レンズ12と第2レンズリング52と第2レンズ固定部53と第4レンズ固定部54との分解斜視図である。図9に示すように、第2レンズ固定部53には、係止凹部531が設けられている。係止凹部531に工具が係止することで、第2レンズ固定部53が回転させられる。第4レンズ固定部54にも第2レンズ固定部53と同様に係止凹部541が設けられている。
また、第2レンズ固定部53には、第3連通部532が設けられている。第3連通部532は、第2レンズ固定部53の外周面において第2レンズ固定部53の中心軸線方向に延びるように設けられる溝である。すなわち、第3連通部532は、第2レンズ固定部53の外周面において第2軸線方向Ax2に延びている。
第4レンズ固定部54には、第5連通部542が設けられている。第5連通部542は、第4レンズ固定部54の外周面において第4レンズ固定部54の中心軸線方向に延びるように設けられる溝である。すなわち、第5連通部542は、第4レンズ固定部54の外周面において第2軸線方向Ax2に延びている。
図6に示すように、ハウジング20の内部空間は、複数の空間に区画されている。ハウジング20は、光が通る光路空間S1−S3を内部に有する。詳細には、上述した第1内部通路251と第2内部通路261と第1カバー部22とによって、ハウジング20内には光が通る光路空間S1−S3が形成されている。光路空間S1−S3は、第1レンズ11と第2レンズ12とによって、第1光路空間S1と第2光路空間S2と第3光路空間S3とに区画されている。第1光路空間S1と第2光路空間S2とは、第1レンズ11によって区画されている。第2光路空間S2と第3光路空間S3とは、第2レンズ12によって区画されている。また、ハウジング20の内部空間は、ミラー部材41によって光路空間S1−S3と光路外空間S4とに区画されている。
第1光路空間S1は、第1カバー部22と第1レンズ11との間に位置する。第2光路空間S2は、第1レンズ11と第2レンズ12との間に位置する。第2光路空間S2は、第1内部通路251内に設けられる。第3光路空間S3は、第2レンズ12とコネクタ24との間に位置する。第2光路空間S2は、第2内部通路261内に設けられる。光路外空間S4は、ミラー部材41と第2カバー部23との間に位置する。
本実施形態に係るセンサヘッド2では、各空間S1−S4が密閉空間とならないように、貫通孔及び連通部が設けられている。詳細には、第1ハウジング部25に第1貫通孔61が設けられている。第1貫通孔61は、第2光路空間S2に連通するように設けられる。第1貫通孔61は、光軸に平行な方向と交差する方向にハウジング20を貫通している。すなわち、第1貫通孔61は、第1軸線方向Ax1及び第2軸線方向Ax2と交差する方向にハウジング20を貫通している。
第2ハウジング部26には第2貫通孔62が設けられている。第2貫通孔62は、第3光路空間S3に連通するように設けられる。第2貫通孔62は、光軸に平行な方向と交差する方向にハウジング20を貫通している。すなわち、第2貫通孔62は、第1軸線方向Ax1及び第2軸線方向Ax2と交差する方向にハウジング20を貫通している。
また、第2ハウジング部26には第4貫通孔64が設けられている。第4貫通孔64は、第2レンズ固定部53と対向する位置に設けられている。また、第4貫通孔64は、第4レンズ固定部54と対向する位置に設けられている。詳細には、第4貫通孔64は、第2レンズ収容部265において雌ネジが設けられた部分に設けられている。第4貫通孔64は、第2軸線方向Ax2と交差する方向にハウジング20を貫通している。
図2及び図4に示すように、第2カバー部23には、第3貫通孔63が設けられている。図10は、第3貫通孔63を通る断面図である。図10に示すように、第3貫通孔63は、光路外空間S4に連通している。
ハウジング20には、第1光路空間S1に連通する貫通孔は設けられていない。すなわち、第1カバー部22には、第1光路空間S1に連通する貫通孔は設けられていない。ただし、上述したレンズホルダ31の第1連通部313によって、第1光路空間S1と第2光路空間S2が連通している。
また、第1レンズ固定部34の第2連通部342及び第3レンズ固定部35の第4連通部352によって、レンズホルダ31と、第1レンズ11と、レンズリング33と、第1レンズ固定部34と、第3レンズ固定部35との篏合によってできる隙間が第2光路空間S2と連通している。第2レンズ固定部53の第3連通部532及び第4レンズ固定部54の第5連通部542によって、ハウジング20と、第2レンズ12と、第2レンズリング52と、第2レンズ固定部53と、第4レンズ固定部54との篏合によってできる隙間が第2光路空間S2と連通している。
さらに、第2光路空間S2は、第2レンズ固定部53の第3連通部532と、第4レンズ固定部54の第5連通部542と、第4貫通孔64とを介して、外部の真空空間と連通する。
なお、センサヘッド2の構成部品は、アウトガスの排出量の少ない材質であることが好ましい。例えば、ハウジング20、レンズホルダ31、及び、コネクタ24は、アウトガスの排出量の少ない金属製であることが好ましい。ハウジング20は、例えばアルミニウム合金製であるが、他の材料製であってもよい。レンズホルダ31、及び、コネクタ24は、例えばステンレス鋼製であるが、他の材料製であってもよい。上述した各種のネジもアウトガスの排出量の少ない金属製であることが好ましく、例えばステンレス鋼製である。
第1レンズ11と第2レンズ12とミラー部材41と透光部材36とは、例えばガラス製であるが、他の材料製であってもよい。第1レンズリング33及び第2レンズリング52は、アウトガスの排出量の少ない樹脂製であることが好ましい。例えば、第1レンズリング33及び第2レンズリング52は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などのフッ素樹脂であるが、他の材料製であってもよい。
また、各構成部品の取り付けは、アウトガスの排出を抑える観点から、接着剤を用いずに行われることが好ましい。その理由は、真空引きをする際に接着剤からアウトガスが発生することで、真空度が上がり難くなる可能性がある、もしくは、成膜の精度に影響を与える可能性があるからである。例えば、第1ハウジング部25と第2ハウジング部26とは、ダイカスト及び切削加工により、それぞれ一体的に形成されることが好ましい。第1ハウジング部25と第2ハウジング部26とは、接着剤を用いずに、ネジ47によって互いに固定される。なお、シリアルNo.などの情報は、刻印処理によってハウジング20に付されることが好ましい。
第1カバー部22と第2カバー部23とコネクタ24とは、それぞれ、接着剤を用いずに、ネジ39,42,45によってハウジング20に固定される。また、透光部材36は、接着剤を用いずに、第1弾性部材38によって支持部材37に取り付けられる。ミラー部材41は、接着剤を用いずに、第2弾性部材43によってハウジング20に取り付けられる。
以上のように、本実施形態に係るセンサヘッド2では、ハウジング20内に密閉空間を作らないように、第1貫通孔61と第2貫通孔62と第3貫通孔63とがハウジング20に設けられている。従って、ハウジング20内の第2光路空間S2が、第1貫通孔61を介して、外部の真空空間と連通する。ハウジング20内の第3光路空間S3が、第2貫通孔62を介して、外部の真空空間と連通する。光路外空間S4が、第3貫通孔63を介して、外部の真空空間と連通する。また、第1光路空間S1は、第1連通部313を介して第2光路空間S2に連通する。このため、真空による圧力がハウジング20にかかることを抑えることができる。これにより、真空環境下においても高精度の計測を行うことができる。
特に、共焦点光学系を利用した計測装置では、ハウジング20の形状及び各構成部品の位置に高い精度が必要とされる。本実施形態に係るセンサヘッド2では、真空による圧力がハウジング20にかかることが抑えられるので、上記のような高精度の要求を満たすことができる。
第1貫通孔61と第2貫通孔62とは、光路空間に連通しているが、光軸に交差する方向にハウジング20を貫通している。このため、第1貫通孔61及び第2貫通孔62を通して外部からハウジング20内に進入する光が、計測に与える影響が小さい。このため、ハウジング20に第1貫通孔61及び第2貫通孔62が設けられても、計測の精度が低下することを抑えることができる。
また、光路外空間S4は、ミラー部材41によって光路空間から区画されているため、第3貫通孔63を通して外部から光路外空間S4に進入する光が、計測に与える影響は小さい。このため、第2カバー部23に第3貫通孔63が設けられても、計測の精度が低下することを抑えることができる。
第1光路空間S1は、第1連通部313を介して第2光路空間S2に連通している。このため、第1光路空間S1を外部の空間に連通させるための貫通孔を第1カバー部22に設けることなく、第1光路空間S1を外部の真空空間と連通させることができる。第1カバー部22は、計測対象物で反射された光を受ける受光面となる。また、第1カバー部22は、計測対象物に出射される光が通る投光面となる。従って、第1カバー部22に貫通孔が設けられずに、ハウジング本体21に第1貫通孔61と第2貫通孔62とが設けられることで、各貫通孔から進入する光が、計測に与える影響を抑えることができる。これにより、計測の精度の低下を抑えることができる。
第1連通部313は、レンズホルダ31の外周面に設けられる溝である。このため、レンズホルダ31の簡易な構造により、第1光路空間S1と第2光路空間S2とを連通させることができる。
第1レンズ固定部34は、ネジ構造によって第1レンズ11を固定する。第2レンズ固定部53も同様に、ネジ構造によって第2レンズ12を固定する。このため、接着剤を用いずに第1レンズ11と第2レンズ12とを固定することができる。これにより、接着材によって第1レンズ11と第2レンズ12とが固定される場合と比べて、真空環境下においてアウトガスの発生を抑えることができる。
第1レンズ11と第1レンズリング33と第1レンズ固定部34と第3レンズ固定部35との篏合によってできる隙間は、第2連通部342と第4連通部352とによって第2光路空間S2と連通している。このため、第1レンズ11と第1レンズリング33と第1レンズ固定部34と第3レンズ固定部35との篏合によってできる隙間を、第2連通部342と第4連通部352とによって真空状態とすることができる。
第2レンズ12と第2レンズリング52と第2レンズ固定部53と第4レンズ固定部54との篏合によってできる隙間は、第3連通部532と第5連通部542とによって第2光路空間S2と連通している。このため、第2レンズ12と第2レンズリング52と第2レンズ固定部53と第4レンズ固定部54との篏合によってできる隙間を、第3連通部532と第5連通部542とによって真空状態とすることができる。
上記の第1実施形態は、センサヘッド2内において光軸が屈曲しているサイドビュー型のセンサヘッドを例示しているが、センサヘッドの形態はこれに限られない、例えば、ストレート型のセンサヘッドに本発明が適用されてもよい。図11は、第2実施形態に係るセンサヘッド6の斜視図である。図12は、図11におけるXII−XII断面図である。図12に示すように、ストレート型のセンサヘッド6内において光軸Axは直線状である。
センサヘッド6は、ハウジング20と、第1レンズ11と、レンズホルダ31と、第2レンズ12とを有する。ハウジング20は、ハウジング本体21と、第1カバー部22と、コネクタ24とを有する。センサヘッド6のハウジング本体21は、第1実施形態に係るセンサヘッド2の第2ハウジング部26と同じ形状である。センサヘッド6の構成の一部は、第1実施形態に係るセンサヘッド2の構成と同じである。このため、第2実施形態に係るセンサヘッド6の構成において第1実施形態に係るセンサヘッド2に対応する部分には、同じ符号を付している。
第1カバー部22は、ハウジング本体21の第1開口262を覆うように取り付けられている。ハウジング本体21は、第1レンズ11と第2レンズ12とを収容している。第1レンズ11部の光軸と第2レンズ12部の光軸とは同軸に配置されている。第1実施形態と同様に、第1レンズ11は、第1レンズ固定部34と第3レンズ固定部35とによってレンズホルダ31に固定されている。第2レンズ12は、第2レンズ固定部53と第4レンズ固定部54とによってハウジング本体21に固定されている。
レンズホルダ31は、ハウジング本体21内に配置されている。レンズホルダ31には、第1連通部313が設けられている。ハウジング本体21の長穴264aとレンズホルダ31のネジ穴258とにネジ47が通されることで、レンズホルダ31がハウジング本体21に固定されている。
図13は、第1レンズ11と第1レンズリング33と第1レンズ固定部34と第3レンズ固定部35とを示す斜視図である。図13に示すように、第1レンズ固定部34には、第2連通部342が設けられている。第3レンズ固定部35には、第4連通部352が設けられている。
図14は、第2レンズ12と第2レンズリング52と第2レンズ固定部53と第4レンズ固定部54とを示す斜視図である。図14に示すように、第2レンズ固定部53には、第3連通部532が設けられている。第4レンズ固定部54には、第5連通部542が設けられている。
図12に示すように、センサヘッド6内の光路空間S1−S3は、第1光路空間S1と第2光路空間S2と第3光路空間S3とに区画されている。第1光路空間S1と第2光路空間S2とは、第1レンズ11によって区画されている。第2光路空間S2と第3光路空間S3とは、第2レンズ12によって区画されている。第1光路空間S1は、第1カバー部22と第1レンズ11との間に位置する。第2光路空間S2は、第1レンズ11と第2レンズ12との間に位置している。第3光路空間S3は、第2レンズ12とコネクタ24との間に位置している。第1光路空間S1と第2光路空間S2と第3光路空間S3とは、一直線状に並んで配置されている。
第1光路空間S1と第2光路空間S2とは、第1連通部313を介して互いに連通している。ハウジング本体21には、第1貫通孔61が設けられている。第1貫通孔61は、第3光路空間S3に連通するように設けられる。従って、第3光路空間S3は、第1貫通孔61を介して外部の真空空間と連通する。
また、ハウジング本体21には、第4貫通孔64が設けられている。第4貫通孔64は、第2レンズ固定部53及び第4レンズ固定部54と対向する位置に設けられている。第2光路空間S2は、第4貫通孔64を介して、外部の真空空間と連通する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態において、光学計測装置1は、共焦点光学系を利用して計測対象物の変位を計測する計測装置である。しかし、光学計測装置1は、共焦点光学系以外の光学系を利用する計測装置であってもよい。例えば、分光干渉方式の光学系を利用する計測装置であってもよい。
上記の実施形態では、センサヘッド2は、投光と受光との両方の機能を有する装置であるが、投光のみ或いは受光のみの機能を有するものであってもよい。
上記の実施形態では、第1レンズ11は、レンズホルダ31を介してハウジング20に固定されている。しかし、第1レンズ11が、レンズホルダ31を用いずに第1レンズ固定部34によって直接的に、ハウジング20に固定されてもよい。
貫通孔の数及び位置は、上記の実施形態の数及び位置に限られない。同様に、連通部の数及び位置は、上記の実施形態の数及び位置に限られない。
例えば、第1実施形態において、第2レンズ固定部53の第3連通部532が省略されてもよい。第4レンズ固定部54の第5連通部542が省略されてもよい。
連通部は、溝と異なる形状であってもよい。例えば、第1連通部は、レンズホルダ31を貫通する孔であってもよい。第2連通部は、第1レンズ固定部34を貫通する孔であってもよい。第3連通部は、第3レンズ固定部35を貫通する孔であってもよい。第4連通部は、第2レンズ固定部53を貫通する孔であってもよい。第5連通部は、第4レンズ固定部54を貫通する孔であってもよい。
本発明によれば、真空環境下においても高精度の計測を行うことができる光学計測装置のセンサヘッドを提供することができる。
20 ハウジング
11 第1レンズ
61 第1貫通孔
36 透光部材
22 第1カバー部
21 ハウジング本体
S1 第1光路空間
S2 第2光路空間
31 レンズホルダ
313 第1連通部
33 第1レンズリング
34 第1レンズ固定部
342 第2連通部
S3 第3光路空間
12 第2レンズ
62 第2貫通孔
52 第2レンズリング
53 第2レンズ固定部
532 第3連通部
41 ミラー部材
23 第2カバー部
S4 光路外空間
63 第3貫通孔

Claims (16)

  1. 光を伝達する部材を介してコントローラに接続されるセンサヘッドであって、
    ハウジングと、
    前記ハウジング内に配置される第1レンズと、
    前記第1レンズを前記ハウジングに固定するためのリング状の第1レンズ固定部と、
    前記第1レンズと前記第1レンズ固定部との間に配置される第1レンズリングと、
    を備え、
    前記ハウジングは、前記ハウジング内の空間に連通する第1貫通孔を有し、
    前記第1レンズ固定部の外周面には、雄ネジが設けられており、
    前記ハウジングの内周面には、雌ネジが設けられており、
    前記第1レンズ固定部の雄ネジと前記ハウジングの雌ネジとが螺合することで、前記第1レンズが前記ハウジングに固定され、
    前記第1レンズ固定部は、前記第1レンズと前記第1レンズリングと前記第1レンズ固定部との篏合によってできる隙間を連通させる第2連通部を有し、
    前記第2連通部は、前記雄ネジが設けられた前記第1レンズ固定部の外周面において前記第1レンズ固定部の中心軸線方向に延びるように設けられる溝である、
    光学計測装置用のセンサヘッド。
  2. 前記ハウジングは、光が通る光路空間を内部に有し、
    前記第1貫通孔は、前記光路空間に連通しており、光軸に平行な方向と交差する方向に前記ハウジングを貫通している、
    請求項1に記載のセンサヘッド。
  3. 前記ハウジングは、
    光軸に交差するように配置される透光部材を有し、前記第1レンズを覆う第1カバー部と、
    前記第1カバー部が取り付けられるハウジング本体と、
    を有し、
    前記第1貫通孔は、前記ハウジング本体に設けられる、
    請求項2に記載のセンサヘッド。
  4. 前記第1レンズは、前記ハウジング内の前記光路空間を第1光路空間と第2光路空間とに区画するように配置され、
    前記第1光路空間は、前記第1カバー部と前記第1レンズとの間に位置し、
    前記第1貫通孔は、前記第2光路空間に連通するように設けられる、
    請求項3に記載のセンサヘッド。
  5. 光を伝達する部材を介してコントローラに接続されるセンサヘッドであって、
    ハウジングと、
    前記ハウジング内に配置される第1レンズと、
    前記ハウジングの内面と前記第1レンズとの間に位置し、前記第1レンズを保持するレンズホルダと、
    前記第1レンズを前記レンズホルダに固定するためのリング状の第1レンズ固定部と、
    前記第1レンズと前記第1レンズ固定部との間に配置される第1レンズリングと、
    を備え、
    前記ハウジングは、前記ハウジング内の空間に連通する第1貫通孔を有し、
    前記第1レンズ固定部の外周面には、雄ネジが設けられており、
    前記レンズホルダの内周面には、雌ネジが設けられており、
    前記第1レンズ固定部の雄ネジと前記レンズホルダの雌ネジとが螺合することで、前記第1レンズが前記レンズホルダに固定され、
    前記第1レンズ固定部は、前記第1レンズと前記第1レンズリングと前記第1レンズ固定部との篏合によってできる隙間を連通させる第2連通部を有し、
    前記第2連通部は、前記雄ネジが設けられた前記第1レンズ固定部の外周面において前記第1レンズ固定部の中心軸線方向に延びるように設けられる溝である、
    光学計測装置用のセンサヘッド。
  6. 前記ハウジングは、光が通る光路空間を内部に有し、
    前記第1貫通孔は、前記光路空間に連通しており、光軸に平行な方向と交差する方向に前記ハウジングを貫通している、
    請求項5に記載のセンサヘッド。
  7. 前記ハウジングは、
    光軸に交差するように配置される透光部材を有し、前記第1レンズを覆う第1カバー部と、
    前記第1カバー部が取り付けられるハウジング本体と、
    を有し、
    前記第1貫通孔は、前記ハウジング本体に設けられる、
    請求項6に記載のセンサヘッド。
  8. 前記第1レンズは、前記ハウジング内の前記光路空間を第1光路空間と第2光路空間とに区画するように配置され、
    前記第1光路空間は、前記第1カバー部と前記第1レンズとの間に位置し、
    前記第1貫通孔は、前記第2光路空間に連通するように設けられる、
    請求項7に記載のセンサヘッド。
  9. 記レンズホルダは、前記第1光路空間と前記第2光路空間とを連通させる第1連通部を有する、
    請求項に記載のセンサヘッド。
  10. 前記第1連通部は、前記レンズホルダの外側面において前記レンズホルダの中心軸線方向に沿って延びるように設けられる溝である、
    請求項に記載のセンサヘッド。
  11. 前記光路空間を前記第2光路空間と第3光路空間とに区画する第2レンズをさらに備え、
    前記ハウジングは、前記第3光路空間に連通する第2貫通孔をさらに有する、
    請求項4又は8に記載のセンサヘッド。
  12. 前記第2レンズを前記ハウジングに固定するためのリング状の第2レンズ固定部をさらに備え、
    前記第2レンズ固定部の外周面には、雄ネジが設けられており、
    前記ハウジングの内周面には、雌ネジが設けられており、
    前記第2レンズ固定部の雄ネジと前記ハウジングの雌ネジとが螺合することで、前記第2レンズが前記ハウジングに固定される、
    請求項11に記載のセンサヘッド。
  13. 前記第2レンズと前記第2レンズ固定部との間に配置される第2レンズリングをさらに備え、
    前記第2レンズ固定部は、前記第2レンズと前記第2レンズリングと前記第2レンズ固定部との篏合によってできる隙間を連通させる第3連通部を有する、
    請求項12に記載のセンサヘッド。
  14. 前記第3連通部は、前記第2レンズ固定部の外周面において前記第2レンズ固定部の中心軸線方向に延びるように設けられる溝である、
    請求項13に記載のセンサヘッド。
  15. 光軸を屈曲させるためのミラー部材をさらに備え、
    前記ハウジングは、前記ミラー部材を覆う第2カバー部をさらに有し、
    前記ミラー部材は、前記ミラー部材と前記第2カバー部との間の光路外空間と、前記光路空間と、を区画するように配置され、
    前記第2カバー部は、前記光路外空間に連通する第3貫通孔を有する、
    請求項2から4、6から14のいずれかに記載のセンサヘッド。
  16. 前記光学計測装置は、共焦点光学系を利用して計測対象物の変位を計測する共焦点計測装置である、
    請求項1から15のいずれかに記載のセンサヘッド。
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