JP6330840B2 - ストレージ管理システムおよびストレージ管理方法 - Google Patents

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Description

ストレージ装置を管理する技術に関する。
データの冗長化を目的としたレプリカを作成し保管するストレージシステムが提案されている(特許文献1、2)。しかしながら、冗長化したデータを記憶するストレージシステムにおいて磁気ディスクのみを使用する場合、該磁気ディスクはマスタデータだけでなく該マスタデータのレプリカデータを記憶する必要があるため、多重度をあげればあげるほど、記憶領域を確保する必要がある。このような記憶領域に対する記憶コストを低減するために、記憶装置が空き領域不足に陥ることを防ぐ方法が提案されている(特許文献3)。
また、ストレージシステムにおいて使用される磁気ディスクは、データにアクセスしていないアイドル状態においても電力を消費してしまうため、該磁気ディスクは、消費電力の面においてもコストがかかる。なお、電力の節約を行うストレージクラスタに関する技術が特許文献4に記載されている。
なお、非特許文献1には、ストレージシステムの一例として、オブジェクトという単位でデータを扱うオブジェクトストレージが記載されている。
特開2015−156071号公報 国際公開第2008/120340号 特開2003−015917号公報 特開2014−194803号公報
喜連川優著、「ストレージ技術クラウドとビッグデータの時代」、第1版、株式会社オーム社、2015年5月15日、p.121―132
記憶コストを低減する方法として、一般的なHSM(Hierarchical Storage Management)機能を使用すると、使用頻度が低いデータをテープに格納する。使用頻度が低いマスタデータがテープに格納されると、そのマスタデータに読み出しが発生した場合、テープから読み出しを行うため、読み出しに時間がかかってしまう。
特許文献1に関連する技術は、データ毎に該データをマスタとして格納するマスタノードと該データをスレーブとして格納するスレーブノードとを設定して、データの冗長化を行っている。しかしながら、特許文献1に関連する技術に、上記HSM機能を適用した場合、マスタノードおよびスレーブノードの両方において、使用頻度が低いデータがテープに移動することになり、該テープに移動したデータの読み出しに時間がかかってしまう。特許文献3に関連する技術でも、同様に、使用頻度が低いデータがテープに移動することになり、該テープに移動したデータの読み出しに時間がかかってしまう。
また、特許文献2に関連する技術に、データ毎に該データをマスタとして格納するストレージと該データをスレーブとして格納するストレージとを適用する場合、プライマリデータを格納するディスクストレージと、セカンダリデータを格納するテープストレージとが同じ装置内に構成される。この場合、同じ装置内に同じデータが存在することになり、記憶コストが上がってしまう。
また、特許文献4に関連する技術では、アイドル状態のノードに対してデータのアクセスがあった場合、アイドル状態から復帰して処理を行うため、応答に時間がかかってしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、記憶コストを低減し、データの読み出しの際に掛かる応答時間を短くする技術を提供する。
本発明の一形態に係るストレージ管理システムは、クライアント端末と、プロキシサーバと、複数のストレージ装置とを含み、前記プロキシサーバは、前記クライアント端末から、要求と共に送信されたデータに識別子を割り当てる割当手段と、前記要求が書き込み要求の場合、前記複数のストレージ装置のうち、前記識別子および所定のルールに応じて決定された、前記データをマスタデータとして格納するストレージ装置と、当該ストレージ装置とは異なるストレージ装置であって、該マスタデータのレプリカデータとして前記データを格納するストレージ装置とに対し、前記データを送信する算出手段と、を備え、前記複数のストレージ装置の夫々は、自装置が前記プロキシサーバから送信されたデータをマスタデータとして格納するのかレプリカデータとして格納するのかを、前記識別子および前記所定のルールに基づいて判定する判定処理を行う判定手段と、前記プロキシサーバから送信された前記データを記憶する第1記憶手段と、マイグレーション先の記憶手段である第2記憶手段と、を備え、前記判定手段は、前記プロキシサーバから送信されたデータをレプリカデータとして格納すると判定した場合、該データを前記第2記憶手段に記憶する。
本発明の一形態に係るストレージ管理方法は、クライアント端末と、プロキシサーバと、複数のストレージ装置とを含むストレージ管理システムのストレージ管理方法であって、前記プロキシサーバは、前記クライアント端末から、要求と共に送信されたデータに識別子を割り当て、前記要求が書き込み要求の場合、前記複数のストレージ装置のうち、前記識別子および所定のルールに応じて決定された、前記データをマスタデータとして格納するストレージ装置と、当該ストレージ装置とは異なるストレージ装置であって、該マスタデータのレプリカデータとして前記データを格納するストレージ装置とに対し、前記データを送信し、前記複数のストレージ装置の夫々は、前記プロキシサーバから送信された前記データを記憶する第1記憶手段と、マイグレーション先の記憶手段である第2記憶手段と、を備え、自装置が前記プロキシサーバから送信されたデータをマスタデータとして格納するのかレプリカデータとして格納するのかを、前記識別子および前記所定のルールに基づいて判定する判定処理を行い、前記プロキシサーバから送信されたデータをレプリカデータとして格納すると判定した場合、該データを前記第2記憶手段に記憶する。
本発明によれば記憶コストを低減し、データの読み出しの際に掛かる応答時間を短くすることができる。
本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システムの概要を説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係るプロキシサーバの構成の一例を示すブロック図である。 アクセスルールを説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係るストレージ装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るストレージ管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るストレージ管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るストレージ管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の各実施形態に係る支援装置を実現する情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明に関連するHSM(Hierarchical Storage Management)を使用したマイグレーション処理の動作を説明するフローチャートである。
以下、適宜図面を参照し、本発明について詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システム1の概要を説明するためのブロック図である。ストレージ管理システム1は、クライアント端末10と、プロキシサーバ20と、ストレージ装置30と、ストレージ装置40とを備える。クライアント端末10と、プロキシサーバ20とは、有線または無線のネットワークよって相互に接続されている。また、プロキシサーバ20と、ストレージ装置30と、ストレージ装置40とは、例えばIP(Internet Protocol)ネットワークによって相互に接続されている。なお、ストレージ装置の数は2つ以上でもよい。なお、クライアント端末の数は1つ以上でもよい。
クライアント端末10は、データに対する操作(書き込みまたは読み出し)を示す操作情報と、操作の対象となるデータまたはデータを特定する情報と、クライアント端末10を特定する端末情報と、を含む要求を、プロキシサーバ20に送信する。なお、クライアント端末10は複数でもよい。
操作情報が示す操作が書き込みの場合、要求は、操作情報と、操作の対象となるオブジェクト(データ)と、端末情報とを含む。また、操作情報が示す操作が読み出しの場合、要求は、操作情報と、操作の対象となるオブジェクト(データ)を特定する情報と、端末情報とを含む。操作の対象となるデータを特定する情報とは、例えばオブジェクト名でもよい。以下、データをオブジェクトとも呼ぶ。
プロキシサーバ20は、クライアント端末10から、要求を受信し、受信した要求を用いて、処理を行う。プロキシサーバ20は、受信した要求に含まれるオブジェクトにオブジェクトを特定するID(Identifier)であるオブジェクトIDを割り当てる。そして、プロキシサーバ20は、オブジェクトIDが割り当てられたオブジェクト(割当後オブジェクト)を多重化して複数のストレージ装置(30、40)に送信する。これにより、要求に含まれる操作情報が書き込みを示す場合において、プロキシサーバ20は、書き込みの対象となるデータ(オブジェクト)に冗長性を持たせることができる。なお、オブジェクトIDと、プロキシサーバ20が有する部材およびプロキシサーバ20が行う具体的な処理とについては、後述する。
ストレージ装置30およびストレージ装置40は、プロキシサーバ20から、割当後オブジェクトを受信する。ストレージ装置30およびストレージ装置40は、受信した割当後オブジェクトのオブジェクトIDを、ファイルIDに変換する。ファイルIDについては後述する。そして、ストレージ装置30およびストレージ装置40は、ファイルIDと、割当後オブジェクトとを用いて、データの書き込みまたはデータの読み出しを行う。以下、図2〜図4を用いて、プロキシサーバ20と、ストレージ装置30およびストレージ装置40とが有する部材について説明する。
図2は、本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システム1を示し、特にプロキシサーバ20の詳細な構成の一例を示すブロック図である。プロキシサーバ20は、割当部21と、算出部22と、変更部23と、サーバ記憶部24とを備える。
割当部21は、例えば、クライアント端末10から要求を受信し、受信した要求が書き込みの場合、該要求に含まれるオブジェクトに、オブジェクトを特定するオブジェクトIDを割り当てる。また、要求が読み出しの場合、割当部21は、該要求に含まれる操作の対象となるデータを特定する情報(例えば、オブジェクト名)によって特定されるオブジェクトに割り当てられているオブジェクトIDを、その情報に関連付ける。以降、操作の対象となるデータを特定する情報をオブジェクト名として説明を行う。そして、割当部21は、オブジェクトIDを割り当てたオブジェクト、またはオブジェクトIDと関連付けたオブジェクト名を割当後オブジェクトとし、割当後オブジェクトを算出部22に送信する。なお、要求が読み出しの場合、割当後オブジェクトは、オブジェクトIDのみを含んでいてもよい。ここで割り当てられるオブジェクトIDは、一意な文字列であり、例えば、GUID(Global Unique Identifier)である。また、割当部21は、どのオブジェクトにどのオブジェクトIDを割り当てたのか管理するために、オブジェクト名とオブジェクトIDとを関連付けて、サーバ記憶部24に格納する。したがって、同じオブジェクトには同じオブジェクトIDが割り当てられる。
算出部22は、割当部21から割当後オブジェクトを受信し、受信した割当後オブジェクトのオブジェクトIDを用いて、ハッシュ関数に基づき、ハッシュ値を算出する。ハッシュ値は、規則性のない固定長の値である。そして、算出部22は、ハッシュ値に基づいて、サーバ記憶部24に格納されているアクセスルールを参照し、割当後オブジェクトを送信するストレージ装置を決定する。その後、算出部22は、決定したストレージ装置に割当後オブジェクトを送信する。アクセスルールについては後述する。
また、算出部22は、例えばストレージ装置30からデータを受信する。そして、受信したデータを、クライアント端末10から送信された要求の応答として、クライアント端末10に送信する。例えば、算出部22は、ストレージ装置30から受信したデータにオブジェクトIDを付与し、どの要求に対する応答かクライアント端末10が認識できるようにしてもよい。
図3は、アクセスルールを説明するための図である。図3に示すようにアクセスルールは、データを特定するハッシュ値と、データをマスタデータとして格納する場所(マスターデータの格納場所)と、データをレプリカデータとして格納する場所(レプリカデータの格納場所)との項目がそれぞれ関連付けられている。以下、マスタデータとして格納されるデータをマスタデータ、レプリカデータとして格納されるデータをレプリカデータと呼ぶ。
また、マスタデータの格納場所とレプリカデータの格納場所との各列には、ストレージ装置を特定する情報であるストレージ番号情報が夫々格納されている。このため、算出部22は、データのハッシュ値に基づき、アクセスルールを参照することで、複数のストレージ装置の中から割当後オブジェクトを送信するストレージ装置を一意に決定することができる。また、ストレージ管理システム1においては、複数のストレージ装置に割当後オブジェクトを送信するアルゴリズムとしてConsistent Hashingを使用してもよい。アクセスルールはこのConsistent Hashingを用いてユーザが設定してもよい。
具体的に、ハッシュ値が「ハッシュ3」で、要求が書き込みの場合、算出部22は、マスタデータの格納場所である「ストレージ装置40」と、レプリカデータの格納場所である「ストレージ装置30」とに割当後オブジェクトを送信することを決定し、決定したストレージ装置30とストレージ装置40とに割当後オブジェクトを送信する。
また、ハッシュ値「ハッシュ2」で、要求が読み出しの場合、算出部22は、マスタデータの格納場所である「ストレージ装置30」に割当後オブジェクトを送信することを決定し、決定したストレージ装置30に割当後オブジェクトを送信する。
変更部23は、後述するストレージ装置30およびストレージ装置40に含まれる処理部33を介して、ストレージ装置30およびストレージ装置40の状態を適宜監視し、後述されるマイグレーション処理の結果により、サーバ記憶部24に格納されているアクセスルールを変更する。なお、アクセスルールはユーザによって変更されても良い。
例えば、ストレージ装置30またはストレージ装置40のどちらか一方にデータが偏ってしまうことがある。変更部23は、ストレージ装置30及びストレージ装置40を監視し、ストレージ装置30またはストレージ装置40のどちらか一方にデータが偏っている場合、ストレージ装置30およびストレージ装置40の空き容量またはデータ容量に均衡がとれるように、アクセスルールを変更する。
そして、変更部23は、変更したアクセスルールをストレージ装置30およびストレージ装置40に送信する。また、変更部23は、例えば、ユーザによってサーバ記憶部24に格納されているアクセスルールが変更された場合、その変更されたアクセルルールをストレージ装置30およびストレージ装置40に送信する。つまり、変更部23は、プロキシサーバ20のアクセスルールと、ストレージ装置30およびストレージ装置40のアクセスルールとが同じ内容になるようにファイル同期を行う。
図4は、本発明の第1実施形態に係るストレージ装置30と、ストレージ装置40との構成の一例を示すブロック図である。ストレージ装置30は、管理部31と、ストレージ記憶部32と、処理部33と、ディスク34と、テープ35と、判定部36とを備える。
管理部31は、割当後オブジェクトをプロキシサーバ20から受信し、受信した割当後オブジェクトのオブジェクトIDをファイルIDに変換する。ファイルIDは、例えば、処理部33が、ディスク34またはテープ35に格納されているデータをファイル単位で書き込みまたは読み出す際のデータを特定するためのIDである。例えば、ファイルIDは、パスやディレクトリを含むURI(Uniform Resource Identifier)の形式で記述される。例えば、オブジェクトストレージの構築にSwiftというソフトウェアを使用した場合、ファイルIDにはオブジェクトIDが含まれるため、ファイルIDからオブジェクトIDを一意に求めることができる。そして、管理部31は、ファイルIDと、割当後オブジェクトとを処理部33に送信する。また、管理部31は、ファイルIDとオブジェクトIDとを関連付けてストレージ記憶部32に格納してもよい。
また、管理部31は、処理部33からデータを受信し、受信したデータをプロキシサーバ20の算出部22に送信する。また、管理部31は、プロキシサーバ20から変更したアクセスルールを受信し、受信したアクセスルールをストレージ記憶部32に格納する。
管理部31は、ストレージ記憶部32から、アクセスルールと、自装置を示す情報とを取得する。そして、管理部31は、取得したアクセスルールと、自装置を示す情報とを判定部36に送信する。例えば、ストレージ装置30のストレージ記憶部32には、自装置がストレージ装置30であることを示す情報が自装置を示す情報として格納されている。
処理部33は、管理部31からファイルIDと、割当後オブジェクトとを受信し、受信したファイルIDに基づいて、ディスク34と、テープ35とに対して、割当後オブジェクトに含まれるデータの書き込みまたは割当後オブジェクトに含まれるオブジェクト名が示すデータの読み出しを行う。また、処理部33は、例えば、仮想ファイルシステムの機能を有する。具体的には、処理部33は、ディスク34とテープ35とを仮想的に同じ記憶装置として上位側へ見せかける機能を有している。
また、処理部33は、ファイルIDに基づき、ディスク34またはテープ35に格納されているデータをファイルごとに管理する。以下、ファイルIDとそのファイルIDに関連するデータを併せてファイルとも呼ぶ。処理部33は、ファイルがディスクまたはテープに格納される位置(位置情報)、データへのアクセス頻度等のデータに関する情報(ファイル情報)とファイルIDとを夫々のファイルごとに関連付け、ファイル情報テーブルとして自身の図示しない記憶部に格納する。処理部33は、ファイルをディスク34またはテープ35に書き込む。
具体的に、処理部33は、割当後オブジェクトにオブジェクトIDと、オブジェクトとが含まれている場合、ディスク34に該オブジェクトに関連するファイルを書き込む。また、処理部33は、割当後オブジェクトにオブジェクトIDと、オブジェクト名とが含まれている場合、ディスク34から該オブジェクト名に関連するファイルを読み出す。
その後、処理部33は、読み出したファイルに含まれるデータを管理部31に送信する。そして、管理部31は、処理部33から、データを受信し、受信したデータをプロキシサーバ20を介し、クライアント端末10に送信する。
判定部36は、定期的に処理部33のファイル情報テーブルを参照し、ファイルIDを取得する。そして、判定部36は取得したファイルIDに基づいてオブジェクトIDを取得する。そして、判定部36は取得したオブジェクトIDに基づいて、ハッシュ値を算出する。その後、判定部36は、管理部31から取得したアクセスルールと、自装置を示す情報と、算出したハッシュ値とを用いて、取得したファイルIDが示すファイルがレプリカデータであるか否か判定する。ファイルがレプリカデータである場合、判定部36は、ファイルをテープ35に移動する。判定部36は、例えばマイグレーションサービスの機能を有する。判定部36は、ファイルをテープ35に移動した際、このファイルのファイル情報に含まれる位置情報を更新するように処理部33に指示する。
なお、管理部31は、プロキシサーバ20から割当後オブジェクトを受信した際、割当後オブジェクトに含まれるデータがレプリカデータなのかマスタデータなのかは分からない。また、処理部33も管理部31から受信した割当後オブジェクトに含まれるデータが、レプリカデータなのかマスタデータなのかは分からない。判定部36が、上述した判定を行うことによって、はじめてデータがレプリカデータであるかマスタデータであるかがわかる。
したがって、プロキシサーバ20がデータにマスタデータかレプリカデータの判定ができるような情報を付加することなく、ストレージ装置30およびストレージ装置40は、アクセスルールによって、プロキシサーバ20から送信されたデータがマスタデータかレプリカデータかが分かる。
図5は、本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。具体的には、ストレージ管理システム1の書き込み処理の動作の一例を説明する。なお、プロキシサーバ20の処理とストレージ装置30の処理との間と、プロキシサーバ20の処理とストレージ装置40の処理との間とにある破線の矢印は、情報の流れを示している。
まず、クライアント端末10がプロキシサーバ20に要求を送信する(ステップS101)。割当部21はクライアント端末10から要求を受信し(ステップS102)、受信した要求に含まれるオブジェクトにオブジェクトIDを割り当てる(ステップS103)。そして、割当部21は、オブジェクトIDを割り当てたオブジェクト(割当後オブジェクト)を算出部22に送信する。
その後、算出部22は、割当部21から割当後オブジェクトを受信し、受信した割当後オブジェクトに含まれるオブジェクトIDを用いて、ハッシュ関数に基づきハッシュ値を算出する(ステップS104)。さらに算出部22は、算出したハッシュ値を用いて、サーバ記憶部24に格納されているアクセスルールを参照し、割当後オブジェクトを送信するストレージ装置を決定する(ステップS105)。そして、算出部22は、ステップS105において決定したストレージ装置(本例の場合、ストレージ装置30と、ストレージ装置40)とに割当後オブジェクトを送信する(ステップS106)。
そして、各ストレージ装置の管理部31は、プロキシサーバ20から割当後オブジェクトを受信する(ステップS107、ステップS109)。その後、管理部31は、受信した割当後オブジェクトのオブジェクトIDをファイルIDに変換する(ステップS108、ステップS110)。そして、管理部31は、ファイルIDと、割当後オブジェクトとを処理部33に送信する。その後、処理部33は、管理部31からファイルIDと、割当後オブジェクトとを受信する。
その後、処理部33は、ファイルIDと、割当後オブジェクトとに基づく処理を行う。本例では書き込み処理であるため、処理部33は、ファイルIDに基づいて、ファイルをディスク34に書き込む(ステップS111、ステップS112)。また、ステップS111またはステップS112の終了後、ストレージ装置30は、プロキシサーバ20を介し、クライアント端末10にACK(ACKnowledgement)を送信してもよい。
図6は、本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。具体的には、ストレージ管理システム1の読み出し処理の動作の一例を説明する。なお、プロキシサーバ20の処理とストレージ装置30の処理との間にある破線の矢印は、情報の流れを示している。また、以下の処理は、例として読み出しを行うマスタデータをストレージ装置30が格納していることを前提として説明する。
まず、クライアント端末10がプロキシサーバ20に要求を送信する(ステップS201)。割当部21はクライアント端末10から要求を受信し(ステップS202)、受信した要求に含まれるオブジェクト名が示すオブジェクトに割り当てられたオブジェクトIDを、オブジェクト名に関連付ける(ステップS203)。そして、割当部21は、オブジェクトIDを関連付けたオブジェクト名(割当後オブジェクト)を算出部22に送信する。
その後、算出部22は、割当部21から割当後オブジェクトを受信し、受信した割当後オブジェクトに含まれるオブジェクトIDを用いて、ハッシュ関数に基づきハッシュ値を算出する(ステップS204)。
さらに算出部22は、算出したハッシュ値を用いて、サーバ記憶部24に格納されているアクセスルールを参照し、割当後オブジェクトを送信するストレージ装置が、例えばストレージ装置30であると決定する(ステップS205)。そして、算出部22は、ステップS205において決定したストレージ装置30に割当後オブジェクトを送信する(ステップS206)。
ストレージ装置30の管理部31は、プロキシサーバ20から割当後オブジェクトを受信する(ステップS207)。その後、管理部31は、受信した割当後オブジェクトのオブジェクトIDをファイルIDに変換し(ステップS208)、ファイルIDと、割当後オブジェクトとを処理部33に送信する。
次に、処理部33は、管理部31からファイルIDと、割当後オブジェクトとを受信する。そして、処理部33は、受信したファイルIDと、割当後オブジェクトとに基づく処理を行う。本例では読み出し処理であるため、処理部33は、ファイルIDに基づいて、ディスク34からファイルを読み出す(ステップS209)。
その後処理部33は、読み出したファイルのデータを管理部31に送信する。そして、管理部31は、処理部33からファイルを受信し、受信したファイルのデータのみをプロキシサーバ20から送信された割当後オブジェクトの応答としてプロキシサーバ20に送信する(ステップS210)。
次に、プロキシサーバ20は、マスタデータを格納しているストレージ装置30から割当後オブジェクトの応答としてデータを受信し(ステップS211)、受信したデータを要求に対する応答としてクライアント端末10に送信する(ステップS212)。そして、クライアント端末10は、プロキシサーバ20からデータを受信する(ステップS213)。
図7は、本発明の第1実施形態に係るストレージ装置30とストレージ装置40とが行うマイグレーション処理の一例を示すフローチャートである。
まず、判定部36は、処理部33のファイル情報テーブルからファイルIDを取得する(ステップS301)。次に、判定部36は、取得したファイル情報テーブルのファイルIDに基づいて、オブジェクトIDを取得し(ステップS302)、取り出したオブジェクトIDを用いて、ハッシュ値を算出する(ステップS303)。その後、判定部36は、管理部31を介しストレージ記憶部32から、アクセスルールと、自装置を示す情報とを取得する(ステップ304)。
そして、判定部36は、アクセスルールと、自装置を示す情報と、ハッシュ値とを用いて、取得したファイルIDが示すファイルに含まれるデータがレプリカデータであるか否か判定する(ステップS305)。ファイルIDが示すファイルに含まれるデータがレプリカデータである場合(ステップS305にてYES)、判定部36は、ファイルをテープ35に移動する(ステップS306)。一方で、ファイルIDが示すファイルに含まれるデータがマスタデータの場合(ステップS305にてNO)、判定部36は、全てのファイルを判定したか否か判定する(ステップS307)。そして、判定部36は、全てのファイルを判定していない場合(ステップS307にてNO)、次のファイルに対して、ステップS301〜ステップS306を繰り返す。ディスク34内のすべてのファイルについて、判定部36が判定した場合(ステップS307にてYES)、処理は終了する。なお、判定部36は、例えばディスク34にファイルが書き込まれたことを契機に上述のマイグレーション処理を行ってもよい。
以上、ストレージ管理システム1は、データの格納にディスクのみでなく、テープを使用する。テープドライブは、アイドル状態において電力を消費しない。そのため、ストレージ管理システム1は、ディスクのみにデータを格納する場合と比べ、電力の消費量を削減することができる。
ところで、マイグレーション処理の一例としてHSM(Hierarchical Storage Management)の技術を使用することがある。以下、HSMの技術を利用したマイグレーション処理について図12のフローチャートを用いて説明する。
図12に示すように、ディスクに格納されているファイルのファイル情報が取得され(ステップS601)、そのファイル情報が予め定められた条件を満たすか否か判定される(ステップS602)。ファイル情報が予め定められた条件を満たす場合(ステップS602にてYES)、具体的には、ファイルへのアクセスが所定の時間以上されていない場合、そのファイル情報のファイルは、ディスクからテープに移される(ステップS603)。そして、そのファイルのファイル情報には、マイグレーション処理を行った旨を示すフラグが設定される(ステップS604)。
また、ファイル情報が予め定められた条件を満たさない場合(ステップS602にてNO)、処理はステップS605に進む。そして、全てのファイルをチェックするまで、ステップS601〜ステップS604の処理を繰り返す。
上述したマイグレーション処理は、例えば、ファイルへのアクセスが所定の時間以上されていない場合、そのファイル情報に関連付くファイルがディスクからテープに移される。そのため、例えばマスタデータのファイルにおいて、そのファイルへのアクセスが所定の時間以上されていない場合、そのファイルはディスクからテープに移される。その結果、例えばそのファイルにクライアント端末から読み出しがあった場合、テープからファイルが読み出される。つまり、ファイルの読み出しに時間がかかるため、ファイルがクライアント端末に送信されるまでに時間がかかってしまう。
これに対し、ストレージ管理システム1は、アクセスルールにしたがって、レプリカデータのみをテープに移動する。これによって、例えばクライアント端末10から読み出しがあった場合、テープからではなくディスクから読み出すことが可能となる。したがって、上述のHSMの技術を利用したマイグレーション処理と比べ、ストレージ管理システム1は、応答時間を短縮することが可能となる。
<第2実施形態>
図8は本発明の第2実施形態に係るストレージ管理システム2の構成の一例を示すブロック図である。図8において、ストレージ管理システム2は、クライアント端末10と、プロキシサーバ20と、ストレージ装置50と、ストレージ装置60とを備える。クライアント端末10と、プロキシサーバ20とは、有線または無線のネットワークよって相互に接続されている。以下、ストレージ装置50とストレージ装置60との構成を説明するが、クライアント端末10と、プロキシサーバ20とは、第1実施形態と同じ構成をもつため、説明を省略する。ストレージ装置50と、ストレージ装置60とは、管理部51と、判定部52と、ストレージ記憶部53と、処理部54と、ディスク55と、テープ56とを含む。
管理部51は、プロキシサーバ20から、割当後オブジェクトを受信する。また、管理部51は、受信した割当後オブジェクトに含まれるオブジェクトIDをファイルIDに変換する。そして、管理部51は、ファイルIDと、割当後オブジェクトとを判定部52に送信する。また、管理部51は、ファイルIDとオブジェクトIDとを関連付けてストレージ記憶部53に格納する。
判定部52は、管理部51からファイルIDと、割当後オブジェクトとを受信する。また、判定部52は、ファイルIDに基づき、ストレージ記憶部53からオブジェクトIDを取得する。そして、判定部52は、取得したオブジェクトIDに基づいて、ハッシュ値を算出する。
また、判定部52は、ストレージ記憶部53に格納されているアクセスルールと、自装置を示す情報とを取り出す。そして、判定部52は、算出したハッシュ値と、アクセスルールと、自装置を示す情報とに基づき、ファイルに含まれるデータがレプリカデータであるか否か判定する。
ファイルに含まれるデータがレプリカデータである場合、判定部52は、処理部54にファイルに対する操作(本例では書き込み)を行う先を指示する。つまり、ファイルをテープ56に書き込む指示と、ファイルとを送信する。
一方で、ファイルに含まれるデータがマスタデータである場合、判定部52は、処理部54にファイルに対する操作を行う先を指示する。つまり、ファイルをディスク55に書き込む指示と、ファイルとを送信する。
処理部54は、判定部52からファイルとファイルをディスク55に書き込む指示、またはファイルをテープ56に書き込む指示とを受信する。処理部54は、ファイルごとにファイルIDと、ファイル情報とを関連付け、ファイル情報テーブルとして自身の図示しない記憶部に格納する。
そして、処理部54は、ファイルをディスク55に書き込む指示、またはファイルをテープ56に書き込む指示に基づき、ファイルをディスク55またはテープ56に書き込む。また、処理部54は、判定部52に含まれる構成でもよい。
図9は、第2実施形態に係るストレージ装置50とストレージ装置60とにおける書き込み処理の一例を示すフローチャートである。
まず、管理部51は、プロキシサーバ20から、割当後オブジェクトを受信する(ステップS401)。また、管理部51は、受信した割当後オブジェクトに含まれるオブジェクトIDをファイルIDに変換する(ステップS402)。そして、管理部51は、ファイルIDと、割当後オブジェクトとを判定部52に送信する。
次に、判定部52は、管理部51からファイルIDと、割当後オブジェクトとを受信する。また、判定部52は、ファイルIDに基づき、ストレージ記憶部53からオブジェクトIDを取得する。そして、判定部52は、取得したオブジェクトIDに基づいて、ハッシュ値を算出する(ステップS403)。また、判定部52は、ストレージ記憶部53に格納されているアクセスルールと、自装置を示す情報とを取得する(ステップS404)。
そして、判定部52は、算出したハッシュ値と、自装置を示す情報とに基づき、取り出したアクセスルールを参照し、ファイルに含まれるデータがレプリカデータであるか否か判定する(ステップS405)。ファイルに含まれるデータがレプリカデータである場合(ステップS405にてYES)、判定部52は、処理部54に、ファイルをテープ56に書き込む指示と、ファイルとを送信する。処理部54は、判定部52から、ファイルをテープ56に書き込む指示と、ファイルとを受信する。
そして、処理部54は、受信したテープ56に書き込む指示に基づき、テープ56にファイルを書き込む(ステップS406)。
一方で、ファイルに含まれるデータがマスタデータの場合(ステップS405にてNO)、判定部52は、処理部54に、ファイルをディスク55に書き込む指示と、ファイルとを送信する。そして、処理部54は、判定部52からファイルをディスク55に書き込む指示と、ファイルとを受信する。
そして、処理部54は、受信したファイルをディスク55に書き込む指示に基づき、ディスク55にファイルを書き込む(ステップS407)。
以上、ストレージ管理システム2は、ファイルの書き込みを行う際に、ファイルに含まれるデータがレプリカデータであるか否か判定し、ファイルに含まれるデータがレプリカデータである場合、ファイルをテープ56に書き込む。これによって、レプリカデータがディスク55に書き込まれることがなくなるため、ストレージ管理システム2は、ディスク55の容量を効率よく使用することができる。
また、各ストレージ装置は、アクセスルールに基づいて、ファイルに含まれるデータがレプリカデータであるか否か判定を行う。よって、プロキシサーバ20は、要求に含まれるデータにマスタデータかレプリカデータの判定ができるような情報を付加する必要がなくなる。
また、ストレージ管理システム2は、マスタデータをディスク55に書き込む。よって、ストレージ管理システム2は、必ずディスク55からデータを読み出す。テープ56からデータを読み出す場合と比べると、ストレージ管理システム2は、データの読出しの際に掛かる応答時間を短くすることができる。
<第3実施形態>
図10は、本発明の第3実施形態に係るストレージ管理システム3の構成の一例を示すブロック図である。ストレージ管理システム2は、クライアント端末90と、プロキシサーバ70と、ストレージ装置80(80−1、80−2、…、80−N(N:自然数))とを含む。本実施形態においては、複数のストレージ装置を総称してストレージ装置80と呼ぶ。クライアント端末90は、有線または無線のネットワークを介し、データをプロキシサーバ70に送信する。また、ストレージ装置は1つに限定されず、1つ以上でもよい。
プロキシサーバ70は、割当部71と、算出部72とを備える。割当部71は、クライアント端末90から、要求と共に送信されたデータに識別子を割り当てる。
算出部72は要求が書き込み要求の場合、ストレージ装置80のうち、識別子および所定のルールに応じて決定された、データをマスタデータとして格納するストレージ装置と、当該ストレージ装置とは異なるストレージ装置であって、該マスタデータのレプリカデータとしてデータを格納するストレージ装置とに対し、データを送信する。
ストレージ装置80は、第1記憶部81と、判定部82と、第2記憶部83とを備える。第1記憶部81は、プロキシサーバ70から送信されたデータを記憶する。
判定部82は、自装置がプロキシサーバ70から送信されたデータをマスタデータとして格納するのかレプリカデータとして格納するのかを、識別子および所定のルールに基づいて判定する。
判定部82は、プロキシサーバから送信されたデータをレプリカデータとして格納すると判定した場合、該データをマイグレーション先の記憶部である第2記憶部83に記憶させる。
ストレージ管理システム3は、データの書き込みを行う際に、データがレプリカデータであるか否か判定し、データがレプリカデータである場合、データをマイグレーション先である第2記憶部83(例えば、テープ)に書き込む。ストレージ管理システム3は、読み出しが行われるマスタデータを、マイグレーション先ではない第1記憶部81(例えば、ディスク)に書き込む。例えば、読み出しが行われるマスタデータが第2記憶部83に格納された場合と比較すると、ストレージ管理システム3は、データの読み出しの際に掛かる応答時間を短くすることができる。
本発明の各実施形態において、各システムの各構成要素は、機能単位のブロックを示している。各システムの各構成要素の一部又は全部は、例えば図11に示すような情報処理装置900とプログラムとの任意の組み合わせにより実現される。情報処理装置900は、一例として、以下のような構成を含む。
・CPU(Central Processing Unit)901
・ROM(Read Only Memory)902
・RAM(Random Access Memory)903
・RAM903にロードされるプログラム904
・プログラム904を格納する記憶装置905
・記録媒体906の読み書きを行うドライブ装置907
・通信ネットワーク909と接続する通信インターフェース908
・データの入出力を行う入出力インターフェース910
・各構成要素を接続するバス911
各実施形態における各システムの各構成要素は、これらの機能を実現するプログラム904をCPU901が取得して実行することで実現される。各システムの各構成要素の機能を実現するプログラム904は、例えば、予め記憶装置905やRAM903に格納されており、必要に応じてCPU901が読み出す。なお、プログラム904は、通信ネットワーク909を介してCPU901に供給されてもよいし、予め記録媒体906に格納されており、ドライブ装置907が当該プログラムを読み出してCPU901に供給してもよい。
各システムの実現方法には、様々な変形例がある。例えば、各システムは、構成要素毎にそれぞれ別個の情報処理装置900とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。また、各システムが備える複数の構成要素が、一つの情報処理装置900とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。
また、各システムの各構成要素の一部又は全部は、その他の汎用または専用の回路、プロセッサ等やこれらの組み合わせによって実現される。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。
各システムの各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組み合わせによって実現されてもよい。
各システムの各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントアンドサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。
以上、実施形態を参照して本開示を説明したが、本開示は上記実施形態に限定されものではない。本開示の構成や詳細には、本開示のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限定されない。
(付記1)
クライアント端末と、プロキシサーバと、複数のストレージ装置とを含み、
前記プロキシサーバは、前記クライアント端末から、要求と共に送信されたデータに識別子を割り当てる割当手段と、
前記要求が書き込み要求の場合、前記複数のストレージ装置のうち、前記識別子および所定のルールに応じて決定された、前記データをマスタデータとして格納するストレージ装置と、当該ストレージ装置とは異なるストレージ装置であって、該マスタデータのレプリカデータとして前記データを格納するストレージ装置とに対し、前記データを送信する算出手段と、を備え、
前記複数のストレージ装置の夫々は、
自装置が前記プロキシサーバから送信されたデータをマスタデータとして格納するのかレプリカデータとして格納するのかを、前記識別子および前記所定のルールに基づいて判定する判定処理を行う判定手段と、
前記プロキシサーバから送信された前記データを記憶する第1記憶手段と、
マイグレーション先の記憶手段である第2記憶手段と、を備え、
前記判定手段は、前記プロキシサーバから送信されたデータをレプリカデータとして格納すると判定した場合、該データを前記第2記憶手段に記憶するストレージ管理システム。
(付記2)
前記複数のストレージ装置の夫々は、
前記プロキシサーバから前記データを受信すると、該データを前記第1記憶手段に格納する管理手段をさらに備え、
前記判定手段は、自装置が、前記第1記憶手段に格納されたデータをマスタデータとして格納するのかレプリカデータとして格納するのかを判定し、前記データをレプリカデータとして格納すると判定した場合、該データを前記第1記憶手段から前記第2記憶手段へ移動する付記1に記載のストレージ管理システム。
(付記3)
前記複数のストレージ装置の夫々は、前記プロキシサーバから前記データを受信する管理手段を更に備え、
前記判定手段は、前記管理手段が前記プロキシサーバから前記データを受信すると、前記判定処理を行い、前記判定処理の結果に基づいて、該データを前記第1記憶手段または前記第2記憶手段に格納する付記1に記載のストレージ管理システム。
(付記4)
前記管理手段は、前記識別子を、前記データをファイル単位で特定するための識別子であるファイル識別子に変換し、
前記データはファイル単位で前記第1記憶手段または前記第2記憶手段に格納される付記2または3に記載のストレージ管理システム。
(付記5)
前記所定のルールには、前記データをマスタデータとして格納するストレージ装置と、前記データを該マスタデータのレプリカデータとして格納するストレージ装置とが設定され、
前記プロキシサーバは、前記判定処理の結果に応じて前記所定のルールを変更する変更手段を更に備え、
前記変更手段は、変更した前記所定のルールを前記複数のストレージ装置の夫々に送信する付記1から4のいずれか1つに記載のストレージ管理システム。
(付記6)
前記算出手段は、前記識別子を用いてハッシュ値を算出し、算出したハッシュ値に基づき、前記所定のルールを参照し、該識別子を割り当てた前記データをマスタデータとして格納するストレージ装置と、該マスタデータのレプリカデータとして該データを格納するストレージ装置とを決定し、
前記判定手段は、前記識別子を用いてハッシュ値を算出し、算出したハッシュ値に基づき、前記所定のルールを参照し、前記判定処理を行う付記1から5のいずれか1つに記載のストレージ管理システム。
(付記7)
前記要求が読み出し要求の場合、前記要求と共に読み出し対象となるデータを特定する情報が送信され、
前記割当手段は、前記読み出し対象となるデータに割り当てられた識別子を、前記読み出し対象となるデータを特定する情報に関連付け、
前記算出手段は、前記複数のストレージ装置のうち、前記識別子および前記所定のルールに応じて決定された、前記読み出し対象となるデータをマスタデータとして格納するストレージ装置に対し、前記識別子を送信し、
前記判定手段は、前記識別子に基づいて前記第1記憶手段から前記読み出し対象となるデータを読み出し、読み出した前記読み出し対象となるデータを前記算出手段に送信し、
前記算出手段は、前記読み出し要求の応答として前記読み出し対象となるデータを前記クライアント端末に送信する付記1から6のいずれか1つに記載のストレージ管理システム。
(付記8)
クライアント端末と、プロキシサーバと、複数のストレージ装置とを含むストレージ管理システムのストレージ管理方法であって、
前記プロキシサーバは、前記クライアント端末から、要求と共に送信されたデータに識別子を割り当て、
前記要求が書き込み要求の場合、前記複数のストレージ装置のうち、前記識別子および所定のルールに応じて決定された、前記識別子が割り当てられたデータをマスタデータとして格納するストレージ装置と、当該ストレージ装置とは異なるストレージ装置であって、該マスタデータのレプリカデータとして前記識別子が割り当てられたデータを格納するストレージ装置とに対し、前記データを送信し、
前記複数のストレージ装置の夫々は、
前記プロキシサーバから送信された前記データを記憶する第1記憶手段と、
マイグレーション先の記憶手段である第2記憶手段と、を備え、
自装置が前記プロキシサーバから送信されたデータをマスタデータとして格納するのかレプリカデータとして格納するのかを、前記識別子および前記所定のルールに基づいて判定する判定処理を行い、前記プロキシサーバから送信されたデータをレプリカデータとして格納すると判定した場合、該データを前記第2記憶手段に記憶するストレージ管理方法。
(付記9)
前記複数のストレージ装置の夫々は、前記プロキシサーバから前記データを受信すると、該データを前記第1記憶手段に格納し、
自装置が、前記第1記憶手段に格納されたデータをマスタデータとして格納するのかレプリカデータとして格納するのかを判定し、前記データをレプリカデータとして格納すると判定した場合、該データを前記第1記憶手段から前記第2記憶手段へ移動する付記8に記載のストレージ管理方法。
(付記10)
前記複数のストレージ装置の夫々は、前記プロキシサーバから前記データを受信すると、前記判定処理を行い、前記判定処理の結果に基づいて、該データを前記第1記憶手段または前記第2記憶手段に格納する付記8に記載のストレージ管理方法。
(付記11)
前記複数のストレージ装置の夫々は、前記識別子を、前記データをファイル単位で特定するための識別子であるファイル識別子に変換し、
前記データはファイル単位で前記第1記憶手段または前記第2記憶手段に格納される付記9または10に記載のストレージ管理方法。
(付記12)
前記所定のルールには、前記識別子が割り当てられたデータをマスタデータとして格納するストレージ装置と、前記識別子が割り当てられたデータを該マスタデータのレプリカデータとして格納するストレージ装置とが設定され、
前記プロキシサーバは、前記判定処理の結果に応じて前記所定のルールを変更し、変更した前記所定のルールを前記複数のストレージ装置の夫々に送信する付記8から11のいずれか1つに記載のストレージ管理方法。
(付記13)
前記プロキシサーバは、前記識別子を用いてハッシュ値を算出し、算出したハッシュ値に基づき、前記所定のルールを参照し、該識別子を割り当てた前記データをマスタデータとして格納するストレージ装置と、該データを該マスタデータのレプリカデータとして格納するストレージ装置とを決定し、
前記複数のストレージ装置の夫々は、前記識別子を用いてハッシュ値を算出し、自装置が算出したハッシュ値に基づき、前記所定のルールを参照し、前記判定処理を行う付記8から12のいずれか1つに記載のストレージ管理方法。
(付記14)
前記要求が読み出し要求の場合、前記要求と共に読み出し対象となるデータを特定する情報が送信され、
前記プロキシサーバは、前記読み出し対象となるデータに割り当てられた識別子を、前記読み出し対象となるデータを特定する情報に関連付け、前記複数のストレージ装置のうち、前記識別子及び前記所定のルールに応じて決定された、前記読み出し対象となるデータをマスタデータとして格納するストレージ装置に対し、前記識別子を送信し、
前記複数のストレージ装置の夫々は、前記識別子に基づいて前記第1記憶手段から前記読み出し対象となるデータを読み出し、読み出した前記読み出し対象となるデータを、前記読み出し要求の応答として前記クライアント端末に送信する付記8から13のいずか1つに記載のストレージ管理方法。
1 ストレージ管理システム
2 ストレージ管理システム
10 クライアント端末
20 プロキシサーバ
21 割当部
22 算出部
23 変更部
24 サーバ記憶部
30 ストレージ装置
31 管理部
32 ストレージ記憶部
33 処理部
34 ディスク
35 テープ
36 判定部
40 ストレージ装置
50 ストレージ装置
51 管理部
52 判定部
53 ストレージ記憶部
54 処理部
55 ディスク
56 テープ
60 ストレージ装置
70 プロキシサーバ
71 割当部
72 算出部
80 ストレージ装置
81 第1記憶部
82 判定部
83 第2記憶部
90 クライアント端末
900 情報処理装置
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 プログラム
905 記憶装置
906 記録媒体
907 ドライブ装置
908 通信インターフェース
909 通信ネットワーク
910 入出力インターフェース
911 バス

Claims (10)

  1. クライアント端末と、プロキシサーバと、複数のストレージ装置とを含み、
    前記プロキシサーバは、前記クライアント端末から、要求と共に送信されたデータに識別子を割り当てる割当手段と、
    前記要求が書き込み要求の場合、前記複数のストレージ装置のうち、前記識別子および所定のルールに応じて決定された、前記データをマスタデータとして格納するストレージ装置と、当該ストレージ装置とは異なるストレージ装置であって、該マスタデータのレプリカデータとして前記データを格納するストレージ装置とに対し、前記データを送信する算出手段と、を備え、
    前記複数のストレージ装置の夫々は、
    自装置が前記プロキシサーバから送信されたデータをマスタデータとして格納するのかレプリカデータとして格納するのかを、前記識別子および前記所定のルールに基づいて判定する判定処理を行う判定手段と、
    前記プロキシサーバから送信された前記データを記憶する第1記憶手段と、
    マイグレーション先の記憶手段である第2記憶手段と、を備え、
    前記判定手段は、前記プロキシサーバから送信されたデータをレプリカデータとして格納すると判定した場合、該データを前記第2記憶手段に記憶するストレージ管理システム。
  2. 前記複数のストレージ装置の夫々は、
    前記プロキシサーバから前記データを受信すると、該データを前記第1記憶手段に格納する管理手段をさらに備え、
    前記判定手段は、自装置が、前記第1記憶手段に格納されたデータをマスタデータとして格納するのかレプリカデータとして格納するのかを判定し、前記データをレプリカデータとして格納すると判定した場合、該データを前記第1記憶手段から前記第2記憶手段へ移動する請求項1に記載のストレージ管理システム。
  3. 前記複数のストレージ装置の夫々は、前記プロキシサーバから前記データを受信する管理手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記管理手段が前記プロキシサーバから前記データを受信すると、前記判定処理を行い、前記判定処理の結果に基づいて、該データを前記第1記憶手段または前記第2記憶手段に格納する請求項1に記載のストレージ管理システム。
  4. 前記管理手段は、前記識別子を、前記データをファイル単位で特定するための識別子であるファイル識別子に変換し、
    前記データはファイル単位で前記第1記憶手段または前記第2記憶手段に格納される請求項2または3に記載のストレージ管理システム。
  5. 前記所定のルールには、前記データをマスタデータとして格納するストレージ装置と、前記データを該マスタデータのレプリカデータとして格納するストレージ装置とが設定され、
    前記プロキシサーバは、前記判定処理の結果に応じて前記所定のルールを変更する変更手段を更に備え、
    前記変更手段は、変更した所定のルールを前記複数のストレージ装置の夫々に送信する請求項1から4のいずれか1項に記載のストレージ管理システム。
  6. 前記算出手段は、前記識別子を用いてハッシュ値を算出し、算出したハッシュ値に基づき、前記所定のルールを参照し、該識別子を割り当てた前記データをマスタデータとして格納するストレージ装置と、該マスタデータのレプリカデータとして該データを格納するストレージ装置とを決定し、
    前記判定手段は、前記識別子を用いてハッシュ値を算出し、算出したハッシュ値に基づき、前記所定のルールを参照し、前記判定処理を行う請求項1から5のいずれか1項に記載のストレージ管理システム。
  7. 前記要求が読み出し要求の場合、前記要求と共に読み出し対象となるデータを特定する情報が送信され、
    前記割当手段は、前記読み出し対象となるデータに割り当てられた識別子を、前記読み出し対象となるデータを特定する情報に関連付け、
    前記算出手段は、前記複数のストレージ装置のうち、前記識別子および前記所定のルールに応じて決定された、前記読み出し対象となるデータをマスタデータとして格納するストレージ装置に対し、前記識別子を送信し、
    前記判定手段は、前記識別子に基づいて前記第1記憶手段から前記読み出し対象となるデータを読み出し、読み出した前記読み出し対象となるデータを前記算出手段に送信し、
    前記算出手段は、前記読み出し要求の応答として前記読み出し対象となるデータを前記クライアント端末に送信する請求項1から6のいずれか1項に記載のストレージ管理システム。
  8. クライアント端末と、プロキシサーバと、複数のストレージ装置とを含むストレージ管理システムのストレージ管理方法であって、
    前記プロキシサーバは、前記クライアント端末から、要求と共に送信されたデータに識別子を割り当て、
    前記要求が書き込み要求の場合、前記複数のストレージ装置のうち、前記識別子および所定のルールに応じて決定された、前記データをマスタデータとして格納するストレージ装置と、当該ストレージ装置とは異なるストレージ装置であって、該マスタデータのレプリカデータとして前記データを格納するストレージ装置とに対し、前記データを送信し、
    前記複数のストレージ装置の夫々は、
    前記プロキシサーバから送信された前記データを記憶する第1記憶手段と、
    マイグレーション先の記憶手段である第2記憶手段と、を備え、
    自装置が前記プロキシサーバから送信されたデータをマスタデータとして格納するのかレプリカデータとして格納するのかを、前記識別子および前記所定のルールに基づいて判定する判定処理を行い、前記プロキシサーバから送信されたデータをレプリカデータとして格納すると判定した場合、該データを前記第2記憶手段に記憶するストレージ管理方法。
  9. 前記複数のストレージ装置の夫々は、前記プロキシサーバから前記データを受信すると、該データを前記第1記憶手段に格納し、
    自装置が、前記第1記憶手段に格納されたデータをマスタデータとして格納するのかレプリカデータとして格納するのかを判定し、前記データをレプリカデータとして格納すると判定した場合、該データを前記第1記憶手段から前記第2記憶手段へ移動する請求項8に記載のストレージ管理方法。
  10. 前記複数のストレージ装置の夫々は、前記プロキシサーバから前記データを受信すると、前記判定処理を行い、前記判定処理の結果に基づいて、該データを前記第1記憶手段または前記第2記憶手段に格納する請求項8に記載のストレージ管理方法。
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