JP6330347B2 - 携帯端末用icカード及びプログラム - Google Patents
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また、前記エリア情報取得手段は、前記通信を制限するエリアを含む電波到達範囲を有する基地局と前記携帯端末が接続を開始した場合に、前記基地局から送信される前記エリアの情報を取得する。この態様により、携帯端末用ICカードは、通信制限エリアに近づいた場合に、通信制限エリアの情報を取得し、現在位置が通信制限エリア内にあるか否かを好適に判定することができる。
上記携帯端末用ICカードの他の一態様では、前記エリア情報取得手段は、前記基地局とは異なる基地局に前記携帯端末が接続した場合に、前記エリアの設定を解除する。この態様により、携帯端末用ICカードは、通信制限エリア内に現在位置が存在するか否かの判定を不要に行うのを防ぐことができる。
図1は、本実施形態に係る通信システム100の構成を示す。通信システム100は、携帯電話の通信キャリアが管理するサーバ装置1と、USIM5が搭載された携帯端末2と、複数の場所に設置された基地局3と、通信網4とを有する。そして、通信システム100は、携帯端末2が所定のエリアに存在する場合に、USIM5の機能を無効化して携帯端末2の通信(通話のための通信も含む)を好適に禁止する。
図2は、携帯端末2のブロック図である。携帯端末2は、ディスプレイなどの表示部11と、タッチパネルなどの入力部12と、記憶部13と、通信部14と、制御部15とを備える。これらの各要素は、バスライン10を介して相互に接続されている。
図3は、USIM5のブロック図である。USIM5は、記憶部61と、通信部62と、制御部63とを備える。これらの各要素は、バスライン60を介して相互に接続されている。
サーバ装置1は、図示しない記憶部、通信部、及びCPUなどの制御部等を備える。そして、サーバ装置1は、各通信制限エリアAtagを示す緯度経度情報と、当該通信制限エリアAtag内で通信制限を行う時間帯を示す時刻情報と対応付けたテーブル(「通信制限エリアテーブル」とも呼ぶ。)を記憶する。そして、サーバ装置1は、通信制限エリアテーブルを参照することで、通信制限指示情報Ia及び初期化指示情報Ibの送信制御を行う。
次に、通信システム100を適用した具体例について、図5〜図8を参照して説明する。以下では、ある大学(B大学)の入学試験を行う場合に、カンニングなどの不正行為防止のため、B大学敷地内での携帯端末2を用いたデータ通信及び通話を禁止する例について説明する。
図9は、本実施形態において、USIM5の無効及び有効の切り替えに関する処理の手順を示すフローチャートの一例である。携帯端末2は、図9のフローチャートの処理を、サーバ装置1からOTAにより通信制限指示情報Iaを受信した場合に実行する。なお、図9では、実線矢印は処理の流れを示し、破線矢印はデータの流れを示す。また、以後では特に言及しないが、携帯端末2とUSIM5とは、記憶部13、61に予め記憶した暗号鍵を用いた暗号通信を行うものとする。
本実施形態に係る通信システム100は、現在位置が通信制限エリアAtag内にある場合や、現在位置情報の更新間隔が位置情報更新間隔Gthより大きい場合に、USIM5の機能を制限することで、携帯端末2の通信を制限する。これにより、例えば、携帯端末2がカメラ等の機能を有していた場合であっても、通信制限エリアAtag内で撮影した映像を外部へ送信するのを防ぎ、不正行為を好適に抑制することができる。また、通信システム100は、通信制限を行うにあたり、通信妨害装置等の特殊かつ高価な装置を必要としない。即ち、通信システム100は、通信制限エリアAtagを、通信妨害装置等が設置された場所に限定せずに、任意の場所に設定することができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
携帯端末2とUSIM5とが通信を行う場合、携帯端末2及びUSIM5は、暗号及び復号処理に加えて、ハッシュ等を利用した改ざん検出や、各コマンドC1〜C4へのシーケンス番号の付与及び確認を行うシーケンス制御をさらに行ってもよい。例えば、携帯端末2及びUSIM5は、GlobalPlatformで定義されているSecure Channel等の方式を実装することで、上述の改ざん検出やシーケンス制御を行う。
USIM5は、制御部15が生成した時刻情報を取得するのに代えて、時刻情報を自ら生成し、図9のステップS24の判定に必要な現在位置情報の更新間隔を計測してもよい。この場合、携帯端末2は、現在位置更新コマンドC2に時刻情報を含めなくともよい。
携帯端末2は、GPS受信機41が生成した現在位置情報を現在位置更新コマンドC2に含めるのに代えて、基地局3からの電波測位により現在位置情報を算出し、当該現在位置情報を現在位置更新コマンドC2に含めてもよい。また、USIM5がGPS受信機等を搭載する場合には、携帯端末2から現在位置情報を受信しなくともよい。
ステップS22、S23、S24の処理順序は、図9に示す順序に限定されない。例えば、現在位置更新コマンドC2の受信直後に、USIM5は、現在位置更新コマンドC2に基づきステップS24の判定を行い、位置情報更新間隔Gthの条件を満たすと判断した場合に、現在位置情報を無効化判定テーブルTdetに登録してもよい。
無効化判定テーブルTdetに登録する通信制限エリアAtag及び位置情報更新間隔Gthの情報は、サーバ装置1からOTAにより送信されるものに限定されない。これに代えて、例えば、USIM5は、予めこれらの一方又は両方を予め記憶しておいてもよい。他の例では、携帯端末2は、通信制限エリアAtag又は/及び位置情報更新間隔Gthを指定するユーザ入力を受け付け、当該入力に基づき、通信制限エリアAtag及び位置情報更新間隔Gthを無効化判定テーブルTdetに登録させてもよい。
携帯端末2は、通信や通話に必要なICカードとしてUSIM5が装着されていた。これに代えて、携帯端末2は、USIM以外の規格に基づくICカードが装着されていてもよい。この場合も実施形態と同様、ICカードは、現在位置が通信制限エリアAtag内にある場合や、規定された位置情報更新間隔Gthを満たさない場合に制限状態に移行する。
現在位置更新コマンドC2の送信間隔は、USIM5の存在確認と同一の間隔(即ち30秒)であることに限定されず、USIM5の存在確認の間隔より短い間隔であってもよい。これにより、USIM5は、通信制限エリアAtagに現在位置が存在するか否かをより高精度に判定することが可能である。同様に、サーバ装置1が指定する位置情報更新間隔Gthは、USIM5の存在確認と同一の間隔(即ち30秒)であることに限定されない。
2…携帯端末
3、3A…基地局
4…通信網
5…USIM
Claims (7)
- 携帯端末に搭載される携帯端末用ICカードであって、
前記携帯端末の通信を制限するエリアを含む電波到達範囲を有する基地局と前記携帯端末が接続を開始した場合に、前記基地局から送信される前記エリアの情報を取得し、記憶部に記憶するエリア情報取得手段と、
現在位置の情報を取得する位置情報取得手段と、
前記エリアに前記現在位置が存在すると判断した場合、前記携帯端末用ICカードの機能を制限する機能制限手段と、を有し、
前記携帯端末は、前記携帯端末用ICカードの存在確認に失敗した場合に通信を制限し、
前記機能制限手段が前記機能を制限する場合、前記存在確認は失敗し、
前記エリア情報取得手段は、前記基地局とは異なる基地局に前記携帯端末が接続した場合に、前記エリアの設定を解除することを特徴とする携帯端末用ICカード。 - 前記機能制限手段は、前記現在位置の情報を取得する間隔が所定間隔より長いと判断した場合、前記携帯端末用ICカードの機能を制限することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末用ICカード。
- 前記基地局は、前記エリアにおいて通信制限を行う必要がなくなった場合に、前記エリアの設定を解除する信号を送信し、
前記機能制限手段は、前記機能を制限しているときに前記信号を受信した場合、前記機能の制限を解除することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末用ICカード。 - 前記携帯端末は、衛星又は基地局からの電波に基づき前記現在位置を認識し、
前記位置情報取得手段は、前記携帯端末から所定間隔ごとに前記現在位置の情報を取得することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の携帯端末用ICカード。 - 前記携帯端末は、現在時刻を示す時刻情報を生成し、
前記位置情報取得手段は、前記現在位置の情報と共に前記時刻情報を前記携帯端末から取得し、
前記機能制限手段は、前記時刻情報に基づき、前記現在位置の情報を取得する間隔が所定間隔より長いと判断した場合、前記携帯端末用ICカードの機能を制限することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の携帯端末用ICカード。 - 前記位置情報取得手段が取得した現在位置の情報が不正送信されたか否か判定する不正送信判定手段をさらに備え、
前記機能制限手段は、前記現在位置の情報が不正送信されたと判定した場合、前記携帯端末用ICカードの機能を制限することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の携帯端末用ICカード。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の携帯端末用ICカードとしてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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