JP6328215B1 - 腹腔圧迫ベルト、衣料および腹腔圧迫ベルトの装着方法 - Google Patents

腹腔圧迫ベルト、衣料および腹腔圧迫ベルトの装着方法 Download PDF

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Abstract

【課題】腹圧を高めて、運動動作のパフォーマンスを向上することができる腹腔を圧迫するベルトを提供する。【解決手段】布地を有する腹腔圧迫ベルトであって、5%伸長時の引張強さが3N/cm以上であり、10%伸長時の引張強さが15N/cm以上である部分を有する。腹腔圧迫ベルトの長手方向の中央20%の領域における曲げ硬さが1.08mN・m以上であることが好ましい。また、腹腔圧迫ベルトの長手方向の中央20%の領域における厚みが7mm以下であることが好ましい。腹腔圧迫ベルトは肋骨と腸骨の間に好ましく装着される。【選択図】図2

Description

本発明は、腹腔を圧迫するベルト、特に運動時に装着するベルトに関する。
運動動作のパフォーマンスの向上を目的とした、ウェストに着用するベルトサポーターが開発されている(例えば、特許文献1)。当該ベルトサポーターは、弾性糸と非弾性糸とから編成される編地を複数枚縫製し積層したベルト本体から成るベルトサポーターであって、ベルト本体の締付方向の引張物性は、伸長率5%の引張荷重がベルト幅10mm当たり3〜7Nであり、且つ伸長率10%の引張荷重がベルト幅10mm当たり5〜12Nである。
特開2014−212864号公報
しかし、特許文献1に記載されているベルトサポーターは、ベルト本体に弾性糸を使用しているため、運動時に着用してもウェストの締め付け、すなわち腹圧の上昇が十分でなく未だ改善の余地があった。
そこで、本発明は、腹圧を高めて、運動動作のパフォーマンスを向上することができる腹腔を圧迫するベルトを提供することを目的とする。
上記課題を解決した本発明の腹腔圧迫ベルトは、布地を有する腹腔圧迫ベルトであって
5%伸長時の引張強さが3N/cm以上であり、10%伸長時の引張強さが15N/cm以上である部分を有する点に要旨を有する。本発明の腹腔圧迫ベルトは、高い引張強さを有しているため、長手方向に伸長しにくく、腹腔を圧迫しやすいものである。このため、腹圧が高められやすく、運動動作のパフォーマンスを向上することができる。
また、上記課題を解決した本発明の他の腹腔圧迫ベルトは、布地を有する腹腔圧迫ベルトであって、5%伸長時の引張強さが3N/cm以上である部分を有しており、破断伸び率が5%超である点に要旨を有する。このようなベルトも長手方向に伸長しにくく、腹腔を圧迫しやすいものである。このため、腹圧が高められやすく、運動動作のパフォーマンスを向上することができる。
腹腔圧迫ベルトの長手方向の中央20%の領域における曲げ硬さが1.08mN・m(11gf・cm2/cm)以上であることが好ましい。上記数値範囲の曲げ硬さを有する腹腔圧迫ベルトは、適度にハリやコシを有し、変形しにくいため、腹腔を圧迫するのに適している。
腹腔圧迫ベルトの長手方向の中央20%の領域における厚みが7mm以下であることが好ましい。上記数値範囲の厚みを有する腹腔圧迫ベルトは、腹腔の圧迫に必要な引張強さが得られるとともに、装着者が運動動作を行いやすいものである。
布地がメッシュ生地を有していることが好ましい。これにより、ベルトの通気性を高めることができる。
腹腔圧迫ベルトの周縁部に縁取り部材が設けられていてもよい。これにより、腹腔圧迫ベルトの周縁部から布地がほつれることを抑制でき、また、腹腔圧迫ベルトの引張強さを高めることができる。
腹腔圧迫ベルトを長手方向に二等分割したときの一方側と他方側にそれぞれ幅狭部が設けられていることが好ましく、幅狭部が装着者の左右の体側部であって、肋骨と腸骨の間に対応する位置に設けられていることが好ましい。これにより、腹腔圧迫ベルトが装着者の肋骨や腸骨と当接して運動動作を阻害することを抑制できる。
腹腔圧迫ベルトの長手方向の一方側に腹腔圧迫ベルトの周長を調整する調整手段が設けられていることが好ましい。調整手段は面ファスナーであることが好ましい。これにより、腹腔圧迫ベルトを容易に着脱することができる。また、面ファスナーを腹腔圧迫ベルトの幅方向に三等分割したときの中央部に布地に固定されている固定部が形成されていてもよい。これにより、面ファスナーが布地から浮き上がりにくくなる。
本発明は、上記腹腔圧迫ベルトが固定されている衣料や上記腹腔圧迫ベルトを挿入するための通路が設けられている衣料を含む。このような衣料を着用することによってベルトが容易に腹腔を圧迫することができる。
上記課題を解決した本発明の腹腔圧迫ベルトの装着方法は、腹腔圧迫ベルトを肋骨と腸骨の間に装着する点に要旨を有する。腹腔圧迫ベルトが肋骨や腸骨と当接すると、まずこれらの骨が押されるため腹腔に対する十分な圧力が得られないが、肋骨と腸骨の間に装着することによってベルトが腹腔を直接圧迫することができる。
本発明の腹腔圧迫ベルトは、長手方向に伸長しにくく、腹腔を圧迫しやすいものである。このため、腹圧が高められやすく、運動動作のパフォーマンスを向上することができる。
本発明の腹腔圧迫ベルトの装着位置を示す模式図を表す。 本発明の腹腔圧迫ベルトの装着位置を示す模式図を表す。 本発明の腹腔圧迫ベルトを表面側から見た図を表す。 本発明の腹腔圧迫ベルトを裏面側から見た図を表す。 図3に示す腹腔圧迫ベルトのV−V線における断面図を表す。 図5に示す腹腔圧迫ベルトの変形例を示す断面図を表す。 図3に示す腹腔圧迫ベルトのVII−VII線における断面図を表す。
以下、本発明に係る腹腔圧迫ベルトに関して、図面を参照しつつ具体的に説明するが、本発明はもとより図示例に限定される訳ではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
図1〜図2は、本発明の腹腔圧迫ベルト1の装着位置を示す模式図を表し、図3は腹腔圧迫ベルト1を表面側から見た平面図を表し、図4は裏面側から見た平面図を表す。図1〜図2に示すように、本発明において腹腔圧迫ベルト1とは、横隔膜51の下面から骨盤52の入口部に至る空間である腹腔53を圧迫するための長尺物である。以下では、腹腔圧迫ベルトを単に「ベルト」と称することがある。
本発明において衣料やベルトの裏面側とは、衣料やベルトを着用した際の着用者の肌に向く側を意味し、衣料やベルトの表面側とは、衣料やベルトを着用した際の着用者とは反対側を意味する。
まず、ベルトの装着方法(装着位置)を説明する。腹腔を圧迫することが出来ればその装着位置は特に制限されないが、図1〜図2に示すように、ベルト1を肋骨55と腸骨57の間に装着することが好ましい。ベルト1が肋骨55や腸骨57と当接すると、まずこれらの骨が押されるため腹腔53に対する十分な圧力が得られないが、ベルト1を肋骨55と腸骨57の間に装着すると腹腔53を直接圧迫することができる。具体的には、ベルト1を第12肋骨56と腸骨57の間に装着することがより好ましく、第12肋骨56の下端56aと腸骨57の上端57aの間に装着することがさらに好ましい。より簡便な方法として、図2に示すようにへその位置54にベルト1を装着してもよい。一般に、へそは肋骨55と腸骨57の間に位置しているため、へその位置54を目安にしてベルト1を装着してもよい。
図3〜図4に示すように、ベルト1は布地10を有する。布地10は、例えば織物、編物、不織布、これらに樹脂が積層された材料から構成される。織物の織組織や編物の編組織は、適宜設定すればよく、限定はされないが、例えば、織物であれば、平織、綾織、斜文織、朱子織などの組織の織物を挙げることができ、編物であれば、丸編み、緯編み、経編みなどの組織の編物を挙げることができる。本発明の布地10を構成する繊維としては、例えば、綿・絹等の天然繊維、ポリエステル・ポリエチレン・ナイロン等の合成繊維が挙げられる。布地10の目付は、特に限定されないが、例えば、50g/m2以上であってもよく、100g/m2以上であってもよく、150g/m2以上であってもよく、また、500g/m2以下であってもよく、450g/m2以下であってもよく、400g/m2以下であってもよい。
ベルト1の通気性を高めるためには、布地10はメッシュ生地を有することが好ましい。メッシュ生地の編組織の種類は特に限定されないが、例えば、シングルラッセル、ダブルラッセルを用いることができる。
ベルト1の布地10は、1または複数の上述した種類の布地によって構成される。1枚の布地から構成されているベルト1は製造が容易である。布地10が複数の布地から構成されていれば、ベルト1の強度を高めることができる。なお、図5は図3に示すベルトのV−V線における断面図を表す。図3〜図4に示すように、布地が1枚であっても、複数の布地から構成されていても、各布地に機能を付与することができる。図5に示すように、布地10は、第1布地11と、該第1布地11の裏面側に積層されている第2布地12を有していてもよい。ベルト1を複数の布地10から構成する方法としては、厚み方向に積層された複数の布地10同士を縫着、接着、溶着等によって互いに接合することが挙げられる。図示していないが、ベルトは複数の布地を、例えばベルトの長手方向に繋ぎ合わせることによって構成することもできる。
ベルトが複数の布地を有している場合、少なくともいずれか1つの布地がメッシュ生地であることが好ましい。より好ましくは、最も肌側に配置されている布地がメッシュ生地である。肌に近い側の布地の通気性が高められるため、ベルト1が肌に貼り付くことを抑制できる。さらに好ましくは全ての布地がメッシュ生地である。これにより、ベルト全体の通気性を高めることができる。特に、肌側に配置されている布地は、ダブルラッセルのメッシュ生地であることが好ましい。ダブルラッセルのメッシュ生地は立体構造でクッション性を有しているため肌当たりが良好となる。
図5に示すように、ベルト1の周縁部に縁取り部材20が設けられていてもよい。ベルト1の周縁部から布地10がほつれることを抑制でき、また、ベルト1の引張強さを高めることができる。ここで、ベルト1の周縁部とは、ベルト1の周端縁を含み、10mm以内の領域が好ましく、より好ましくは8mm以内の領域である。縁取り部材20は、例えば周端縁を含み、4mm以内、6mm以内の領域に設けられていてもよい。
図5に示すように、ベルト1の周縁部の全体に縁取り部材20が設けられていることが好ましい。縁取り部材20としては、ベルト1の布地10として好ましく用いられる布地10を使用できる。縁取り部材20とベルト1の布地10は同じ種類であってもよく、異なる種類であってもよい。ベルト1の布地10がメッシュ生地等の編物であり、縁取り部材20が織物であることが好ましい。このように編物と織物を組み合わせることによって、ベルト1の引張強さを高めやすくなる。
ベルト1は、5%伸長時の引張強さが3N/cm以上であり、かつ、10%伸長時の引張強さが15N/cm以上である部分を有しているか、または5%伸長時の引張強さが3N/cm以上である部分を有しており、破断伸び率が5%超のものである。このように本発明のベルト1は長手方向に伸長しにくく、腹腔を圧迫しやすいものであるため、腹圧が高められやすくなる。また、胸部、腹部、骨盤を含む体幹部が安定するため、脊柱への負荷を軽減することができ、運動動作のパフォーマンスを向上させることができる。本発明において、5%および10%伸長時の引張強さと破断伸び率は、「JIS L1096:2010 織物及び編物の生地試験方法 JIS法 B法(グラブ法)」に準じて計測される。ここで、5%伸長時および10%伸長時の引張強さおよび破断伸び率はベルトの長手方向に伸長させたときの値である。
ベルト1の5%伸長時の引張強さは5N/cm以上であってもよく、10N/cm以上であってもよく、15N/cm以上であってもよい。また、ベルト1の10%伸長時の引張強さは、20N/cm以上であってもよく、25N/cm以上であってもよく、30N/cm以上であってもよい。また、ベルト1の5%伸長時および10%伸長時の引張強さの上限は特に限定されないが、例えば、70N/cm以下や50N/cm以下にすることができる。上記数値範囲の引張強さを有しているベルト1は伸長しにくいため、腹腔を圧迫する力を強めることができる。
ベルト1の破断伸び率は、5%超であればよく、6%以上であってもよく、8%以上であってもよく、10%以上であってもよい。また、ベルト1の破断伸び率の上限は特に限定されないが、例えば30%以下や20%以下にすることができる。
ベルト1は、長手方向の中央20%の領域全体で上記数値範囲の引張強さや破断伸び率を有していることが好ましく、より好ましくは中央50%の領域全体、さらに好ましくは中央70%の領域、特に好ましくは長手方向の全体で上記数値範囲の引張強さや破断伸び率を有する。また、ベルト1の長手方向の一方側と他方側にベルト1の周長を調整する調整手段(例えば、面ファスナー)が設けられており、装着時にベルト1の一方側が他方側に重なって接続される場合、ベルト1の一方側であって他方側と重なる部分と、ベルト1の他方側であって一方側と重なる部分の少なくともいずれか一方が上記数値範囲の引張強さを有することが好ましい。この場合、他方は上記数値範囲の引張強さを有していなくてもよい。これにより、腹腔を周方向の多くの部分で圧迫することができるため、腹圧がより一層上昇する。また、ベルト1に幅狭部2が設けられている場合、ベルト1は、幅狭部2で上記数値範囲の引張強さを有していてもよい。
布地10には樹脂加工が施されていてもよい。この場合、繊維や糸が樹脂で被覆されていてもよく、布地10の表面と裏面の少なくともいずれか一方に樹脂層が形成されていてもよい。樹脂加工には、例えば、ポリエステルやナイロン等の合成樹脂を用いることができる。これにより、布地10を硬めに仕上げることができるため、ベルト1が長手方向に伸長しにくくなる。また、糸のほつれを抑制することもできる。
ベルト1は、長手方向の中央20%の領域における曲げ硬さが1.08mN・m(11gf・cm2/cm)以上であることが好ましい。曲げ硬さは、カトーテック株式会社製 純曲げ試験機(KES−FB2−S)によって計測される曲げ剛性B(B=0.0の値とB=0.3の値を結んだ直線の傾き)を3回測定したときの平均値である。曲げ硬さはその値が大きいほどベルト1が硬いことを示す。上記数値範囲の曲げ硬さを有するベルト1は、適度にハリやコシを有し、変形しにくいため、腹腔を圧迫するのに適している。なお、ベルト1の長手方向の中央20%の領域内のどこで計測しても曲げ硬さが1.08mN・m(11gf・cm2/cm)以上であることがより好ましい。
ベルト1は、長手方向の中央20%の領域における曲げ硬さが1.27mN・m(13gf・cm2/cm)以上であることが好ましく、1.47mN・m(15gf・cm2/cm)以上であることがより好ましく、1.96mN・m(20gf・cm2/cm)以上であることがさらに好ましく、2.45mN・m(25gf・cm2/cm)以上であることがさらにより好ましく、2.94mN・m(30gf・cm2/cm)以上であることが特に好ましい。また、ベルト1の長手方向の中央20%の領域における曲げ硬さの上限は特に限定されないが、例えば7.85mN・m(80gf・cm2/cm)以下や9.81mN・m(100gf・cm2/cm)以下にすることができる。これにより、ベルト1は適度なハリやコシを有し、変形しにくいため、腹圧が高められやすくなる。
ベルト1は、長手方向の中央30%の領域で上記数値範囲の曲げ硬さを有していることが好ましく、より好ましくは中央50%の領域、さらに好ましくは中央70%の領域で上記数値範囲の曲げ硬さを有する。
図6は、図5に示すベルト1の変形例を示す断面図である。図6に示すように、布地10が、第1布地11と、第1布地11の裏面側に積層されている第2布地12と、第1布地11の表面側に積層されている第3布地13とを有していてもよい。この場合、第1布地11の曲げ硬さが、第2布地12および第3布地13の曲げ硬さよりも大きいことが好ましい。曲げ硬さが、第2布地12、第3布地13、第1布地11の順に大きいことがより好ましい。これにより、ベルト1の肌当たりを良好にしつつ、ベルト1全体の曲げ硬さを適切に設定することができる。
ベルト1は、長手方向の中央20%の領域における厚みが7mm以下であることが好ましく、より好ましくは6mm以下、さらに好ましくは5mm以下、さらにより好ましくは4mm以下、特に好ましくは3mm以下である。上記数値範囲の厚みを有するベルト1は、腹腔の圧迫に必要な引張強さが得られるとともに、装着者50が運動動作を行いやすいものである。ベルト1の厚みは、厚み計測器「Peacock/DIAL THICKNESS GAUGE 0.01mmタイプ」(尾崎製作所製)を用いて3回計測した平均値である。
ベルト1は、後述する調整手段が設けられていない部分で、上記の数値範囲の厚みを有していることが好ましく、ベルト1全体で上記の数値範囲の厚みを有していることがより好ましい。装着者50が運動動作をより一層行いやすくなる。
ベルト1は、長手方向の中央20%の領域における幅が60mm以下の場合、長手方向の中央20%の領域における曲げ硬さが1.08mN・m(11gf・cm2/cm)以上であることが好ましい。ベルト1が上記の幅と曲げ硬さを有していれば、ベルト1は幅方向に折り曲げられにくくなるため、腹腔の押圧効果を得やすくなる。ベルト1は、長手方向の中央20%の領域における幅が60mm以下の場合、長手方向の中央20%の領域における曲げ硬さが1.47mN・m(15gf・cm2/cm)以上であることがより好ましく、さらに好ましくは1.96mN・m(20gf・cm2/cm)以上、特に好ましくは2.45mN・m(25gf・cm2/cm)以上である。
ベルト1の幅は、特に限定されないが、装着者50の第12肋骨56と腸骨57との間の最短距離よりも短いことが好ましい。これにより、腹腔を効率よく押圧することができる。ベルト1の具体的な幅は、装着者50の体格に応じて設定することができるが、例えば、100mm以下であることが好ましく、80mm以下であることがより好ましく、60mm以下であることがさらに好ましい。
ベルト1の長手方向の長さは、装着者50の体格に応じて設定することができるが、例えば、子供用であれば、例えば500mm以上が好ましく、より好ましくは600mm以上に設定できる。女性用であれば、例えば700mm以上が好ましく、より好ましくは800mm以上である。男性用であれば、例えば800mm以上が好ましく、より好ましくは900mm以上、さらに好ましくは1000mm以上である。
ベルト1の幅は長手方向において一定であってもよく、ベルト1に幅狭部2が設けられていてもよい。幅狭部2は、ベルト1の最大幅よりも狭く形成されている部分であり、例えば、ベルト1の長手方向において両側よりも狭くなっている部分や、くびれた部分である。図3〜図4に示すように、幅狭部2は、ベルト1を長手方向に二等分割したときの一方側と他方側にそれぞれ設けられていることが好ましい。具体的には、図1〜図2に示すように、幅狭部2が装着者50の左右の体側部であって、肋骨55と腸骨57の間に対応する位置に設けられていることがより好ましい。これにより、ベルト1が装着者50の肋骨55や腸骨57と当接して運動動作を阻害することを抑制できる。ここで、装着者50の左右の体側部とは装着者50が横を向いたときに見える部分であるが、図1では装着者50の右側から見た体側部が示されている。具体的には、幅狭部2は、装着者50の左右の体側部であって、第12肋骨56の下端と腸骨57の上端の間に対応する位置に設けられていることがさらに好ましい。換言すれば、幅狭部2の幅は、装着者50の第12肋骨56の下端56aから腸骨57の上端57aまでの距離よりも短いことが好ましい。
幅狭部2は、ベルト1の最大幅の90%以下の幅を有していることが好ましく、より好ましくは80%以下の幅、さらに好ましくは70%以下の幅、特に好ましくは60%以下の幅を有する。上記数値範囲の幅狭部2を有するベルト1は、装着者50の体側部で肋骨55や腸骨57と当接しにくいため、運動動作を行いやすいものである。一方で腹腔を圧迫するのに必要な引張強さを得るためには、幅狭部2は、ベルト1の最大幅の30%以上の幅を有していることが好ましく、より好ましくは40%以上の幅、さらに好ましくは50%以上の幅を有する。
ベルト1の形状は、ベルト1の幅を二等分割する線WCに対して対称であることが好ましい。これにより、ベルト1の製造を行いやすくなり、生産性が向上する。図示していないが、ベルトの形状は、ベルトの幅を二等分割する線WCに対して非対称であってもよい。また、ベルト1の形状は、ベルト1の全長を二等分割する線LCに対して対称であってもよく、非対称であってもよい。
ベルト1の長手方向の一方側にベルト1の周長を調整する調整手段が設けられていることが好ましい。ベルト1を長手方向に二等分割したときの一方側と他方側に調整手段が設けられることがより好ましい。装着者の腹周りにあわせてベルト1の周長を調整することができる。調整手段は、ベルト1の長手方向の一方側と他方側を互いに接続することができるものであれば特に限定されないが、スライドファスナー、面ファスナー、ボタンとボタンホール、スナップボタン、ホック、バックル等を用いることができる。図3〜図4に示すように、調整手段は面ファスナー31であることが好ましい。ベルト1を容易に着脱することができるからである。面ファスナーとしては、例えば、ベルクロ(登録商標)やクイックロン(登録商標)を用いてもよく、その他、特許第5564246号明細書や特許第5711901号明細書に記載されているような柔らかい質感を有するスティッキーファブリックを用いてもよい。
図3〜図4に示すように、ベルト1の長手方向の一方側であって表面側にはループ型面ファスナー31(31A)が設けられており、ベルト1の長手方向の他方側であって裏面側にはループ型面ファスナー31Aと係合するフック型面ファスナー31(31B)が設けられている。ベルト1を装着してループ型面ファスナー31Aとフック型面ファスナー31Bを係合させると、ループ型面ファスナー31Aが外側を向き、フック型面ファスナー31Bが肌側を向くようになっている。
面ファスナー31の周縁部がベルト1の布地10と好ましく固定される。面ファスナー31とベルト1の布地10は、例えば、縫合、溶着、接着等の方法で固定することができる。また、図3に示すように、面ファスナー31をベルト1の幅方向に三等分割したときの中央部33に、布地10に固定されている固定部34が形成されていてもよい。布地10と面ファスナー31が面ファスナー31の周縁部だけで固定されている場合に比べて、布地10と面ファスナー31がより強固に固定されるため、布地10から面ファスナー31が浮き上がることを抑制できる。このため、1つの面ファスナー31が長手方向に比較的長め(例えば、1つの面ファスナー31が、ベルト1全長の15%以上の長さを有する)に設けられる場合に好適に使用できる。固定部34は、例えば、布地10と面ファスナー31とを縫合、溶着、接着することによって形成される。図7において固定部34は、布地10と面ファスナー31を互いに固定する縫い目(ステッチ)である。なお、図3ではループ型面ファスナー31Aのみに固定部34が形成されているが、固定部34は、フック型面ファスナー31Bのみに形成されていてもよく、ループ型面ファスナー31Aとフック型面ファスナー31Bの両方に形成されていてもよい。
固定部34は、1つの面ファスナー31に対して複数設けられていてもよい。固定部34は、面ファスナー31の長手方向の一部に設けられていてもよく、長手方向の中央25%の領域全体に設けられていてもよく、面ファスナー31の長手方向全体にわたって設けられていてもよい。固定部34が面ファスナー31の長手方向全体に設けられていれば、面ファスナ−31の浮き上がりをより一層抑制できる。
ベルト1は、ベルト1の長手方向の一方側と他方側を接続するための補助調整手段35をさらに有していてもよい。これにより、激しい運動動作を行ってもベルト1が外れにくくなる。図3〜図4では、補助調整手段35として、長さを調節可能な帯状部材36、38に接続されたバックル37、39を用いている。具体的には、ベルト1の長手方向に沿って延在する帯状部材36にバックル37が接続されており、帯状部材36の一方端部がベルト1の長手方向の一方側(図3では一方端部)であって表面側に固定されている。また、ベルト1の長手方向に沿って延在する他の帯状部材38にバックル39が接続されており、帯状部材38の他方側が長手方向の他方側(図3ではループ型面ファスナー31Aとベルト1の全長の二等分線LCの間)であって表面側に固定されている。そして、バックル37、39を互いに係合できるようになっている。このほか、補助調整手段35としては、調整手段と同様のものを用いることができる。なお、補助調整手段35の帯状部材36、38は、ベルト1の幅方向に沿って延在していてもよい。
本発明には、上記ベルト1が固定されている衣料も含まれる。衣料に上記ベルト1が固定されていることによっても、腹腔を圧迫することができ、腹圧を高めることができる。縫合、溶着、接着等の方法を用いて、衣料にベルト1を固定することができる。
本発明において衣料とは身に着けるものであり、コート、ジャケット、ジャンパー、シャツ等の上衣、ズボン、スカート、スパッツ等の下衣、ワンピース、つなぎ等の上衣と下衣が一体化したつなぎ服を含む。また、本発明の衣料は、スポーツ用、アウトドア用として好適に用いられる。
本発明には、上記ベルト1を挿入するための通路が設けられている衣料も含まれる。通路は、衣料に設けられているベルト通し(ベルトループ)によって形成される通路であってもよく、複数の布地10を互いに固定するか又は布地10を折り返して固定することによって形成される筒状部の内側であってもよい。
<検証1>
本発明のベルトの未装着時および装着時におけるジャンプ力、瞬発力、着地安定性、ダッシュ力、疲労軽減性の変化について評価した。評価に使用したベルトには、装着者の左右の体側部であって、肋骨と腸骨の間に対応する位置に幅狭部が設けられていた。ベルトの布地は、芯材としての第1布地と、第1布地の裏面側(肌側)に積層されている第2布地の2層で構成されていた。第1布地は、組成がナイロン100%で、目付が160g/m2のシングルラッセルのメッシュ生地であり、表側面および裏側面には樹脂加工が施されていた。第2布地は、組成がポリエステル100%で、目付が190g/m2のダブルラッセルのメッシュ生地であった。ベルトの長手方向の一方側および他方側には、ベルトの周長を調整する調整手段として面ファスナーを設けた。
ベルトは男女共用であって、長さが940mm、最大幅が60mm、幅狭部の最小幅が40mm、厚みが2.45mm、5%伸長時の引張強さが22.4N/cm、10%伸長時の引張強さが37.8N/cm、曲げ硬さが3.43mN・m(35gf・cm2/cm)であった。
なお、厚み、5%および10%伸長時の引張強さ、曲げ硬さの値は腹腔圧迫ベルトの長手方向の中央20%の領域で計測した。
5%および10%伸長時の引張強さは、「JIS L1096:2010 織物及び編物の生地試験方法 JIS法 B法(グラブ法)」に準じて計測した。試験機は、定速伸長形を用い、引張速度は100mm/minであった。
曲げ硬さは、カトーテック株式会社製 純曲げ試験機(KES−FB2−S)を用いて計測した曲げ剛性B=0.0の値とB=0.3の値を結んだ直線の傾きであった。
厚みは、厚み計測器「Peacock/DIAL THICKNESS GAUGE 0.01mmタイプ」(尾崎製作所製)を用いて3回計測した平均値である。
(ジャンプ力)
被検者8名(大学生の女性)について、短い接地時間(単位:秒)で23回連続して高く跳躍したときの跳躍高さ(単位:mm)を計測した。なお、1〜3回目の跳躍は高さを確保するための準備運動として扱い、4回目以降の20回分の跳躍高さの平均値を被検者毎に求めた。跳躍高さの計測には、テック技販社製のフォースプレート(型番:TF−90100)を用いた。ベルト未装着時の8名の平均値に対する、装着時の8名の平均値の変化率(単位:%)を求めた。
(瞬発力)
跳躍高さの測定結果に基づき、被検者8名について、1回ごとの跳躍高さ/接地時間(単位:mm/秒)で表されるリバウンドジャンプ指数(RJ指数)を算出し、跳躍20回分を平均した。ベルト未装着時の8名の平均値に対する、装着時の8名の平均値の変化率(単位:%)を求めた。
(着地安定性)
被検者8名(大学生の女性)について、前方および側方にそれぞれ40cmの高さの台からフォースプレート(テック技販社製、型番:TF−90100)上に着地した時の前後、左右、上下の各成分にかかる圧力が安定するまでの時間(単位:秒)を2回計測したときの平均値を求めた。ベルト未装着時の8名の平均値に対する、装着時の8名の平均値の変化率(単位:%)を求めた。
(ダッシュ力)
被検者7名(大学生の男性)について、50mスプリント走をベルト装着時、ベルト未装着時それぞれ2回ずつ行ったときの最高疾走速度(単位:m/秒)を測定した。ベルト未装着時の7名の平均値に対する、装着時の7名の平均値の変化率(単位:%)を求めた。計測にはフォースプレート(テック技販社製、型番:TF−90100)を用いた。
(疲労軽減性)
被検者10名(大学生の男性)について、20%の傾斜をつけたトレッドミルで時速3.5km/hで30秒歩行した時の外側広筋および内側広筋の平均筋活動量(単位:%MVC)を測定した。計測には、Delsys社製の三軸加速度計内蔵型筋電システム(Trigno)を用いた。ベルト未装着時の10名の平均値に対する、装着時の10名の平均値の変化率(単位:%)を求めた。
また、被検者8名(大学生の男性)について、20段の階段を一段とばしに下りたときの着地時の右脚膝部の左右成分のピーク加速度(膝が内側に入る衝撃)(単位:m/秒)を測定した。計測には、Delsys社製の三軸加速度計内蔵型筋電システム(Trigno)を用いた。ベルト未装着時の8名の平均値に対する、装着時の8名の平均値の変化率(単位:%)を求めた。
Figure 0006328215
<検証2>
実施例1〜4および比較例1に示すベルトについて、表2に示すとおり、5%伸長時および10%伸長時における引張強さ、厚み、曲げ硬さを計測した。また、各ベルトの装着時における瞬発力と着地安定性を示す評価指標(RJ指数および前方ならびに側方に跳躍して両足が着地したときの圧力が安定するまでの時間)の値が、ベルトの未装着時の値に対してt検定においてp<0.05で有意差が認められた場合、効果ありと評価した。瞬発力および着地安定性を示す評価指標の測定は検証1と同様にして行った。なお、実施例および比較例で用いたベルトは以下のとおりである。
(実施例1)
検証1で作製したベルトと同様である。
(実施例2)
ベルトの表面側にさらに第3布地を積層して3層で構成した以外は実施例1と同様にしてベルトを作製した。第3布地は、組成がポリエステル100%で、目付が100g/m2のウーリーメッシュ生地であった。
(実施例3)
ベルトの布地は、第1布地と、第1布地の裏面側に積層されている第2布地の2層で構成した。第1布地、第2布地には、いずれも一般的な面ファスナーのループ型面ファスナーに使用されるパイル生地を用いた。調整手段として、ベルトの一方側に、第1布地の表面側と係合するフック型面ファスナーを設けた。幅狭部は設けなかった。
(実施例4)
ベルトの布地としては、ダイニーマ(登録商標)繊維を有する1層の布地を用いた。調整手段として、ベルトの一方側にはフック型面ファスナーを、他方側にはループ型面ファスナーを設けた。幅狭部は設けなかった。
(比較例1)
市販の1層で構成されているゴムベルトを用いた。ベルトの一方側にはフック型面ファスナーが、他方側にはループ型面ファスナーが設けられていた。幅狭部はなかった。
Figure 0006328215
以上のとおり、本発明のベルトを装着することによって各種運動動作のパフォーマンスが向上した。したがって、本発明のベルトは、ランニング、バレーボール、ゴルフ、バイク、水泳、サッカー、テニス、スキー、登山、トレッキング等の各種スポーツの運動動作中に好ましく使用することができる。
1:腹腔圧迫ベルト
2、2A、2B:幅狭部
10:布地
11:第1布地
12:第2布地
13:第3布地
20:縁取り部材
31:面ファスナー
31A:ループ型面ファスナー
31B:フック型面ファスナー
33:面ファスナーの中央部
34:面ファスナーの固定部
35:補助調整手段
50:装着者
51:横隔膜
52:骨盤
53:腹腔
54:へその位置
55:肋骨
56:第12肋骨
56a:第12肋骨の下端
57:腸骨
57a:腸骨の上端

Claims (13)

  1. 布地を有する腹腔圧迫ベルトであって
    5%伸長時の引張強さが3N/cm以上であり、10%伸長時の引張強さが15N/cm以上である部分を有することを特徴とする腹腔圧迫ベルト。
  2. 前記腹腔圧迫ベルトの全体が、装着者の肋骨と腸骨の間に対応する位置にある請求項1に記載の腹腔圧迫ベルト。
  3. 前記腹腔圧迫ベルトの長手方向の中央20%の領域における曲げ硬さが1.08mN・m以上である請求項1または2に記載の腹腔圧迫ベルト。
  4. 前記布地は、第1布地と、該第1布地の裏面側に積層されている第2布地を有し、
    前記布地に樹脂加工が施されており、
    前記第1布地の曲げ硬さが、前記第2布地の曲げ硬さよりも大きい請求項3に記載の腹腔圧迫ベルト。
  5. 前記腹腔圧迫ベルトの長手方向の中央20%の領域における厚みが7mm以下である請求項1〜4のいずれか一項に記載の腹腔圧迫ベルト。
  6. 前記布地がメッシュ生地を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の腹腔圧迫ベルト。
  7. 前記腹腔圧迫ベルトを長手方向に二等分割したときの一方側と他方側にそれぞれ幅狭部が設けられており、
    前記幅狭部が装着者の左右の体側部であって、肋骨と腸骨の間に対応する位置に設けられている請求項1〜6のいずれか一項に記載の腹腔圧迫ベルト。
  8. 前記腹腔圧迫ベルトの周縁部に縁取り部材が設けられている請求項1〜7のいずれか一項に記載の腹腔圧迫ベルト。
  9. 前記腹腔圧迫ベルトの長手方向の一方側に腹腔圧迫ベルトの周長を調整する調整手段が設けられている請求項1〜8のいずれか一項に記載の腹腔圧迫ベルト。
  10. 前記調整手段が面ファスナーである請求項9に記載の腹腔圧迫ベルト。
  11. 前記面ファスナーを前記腹腔圧迫ベルトの幅方向に三等分割したときの中央部に前記布地に固定されている固定部が形成されている請求項10に記載の腹腔圧迫ベルト。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の腹腔圧迫ベルトが固定されている衣料。
  13. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の腹腔圧迫ベルトの装着方法であって、
    前記腹腔圧迫ベルトを肋骨と腸骨の間に装着することを特徴とする腹腔圧迫ベルトの装着方法。
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