JP6327760B2 - 調合飲料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、2014年3月13日、米国第14/208,574号の出願番号にて提出され、かつ調合飲料供給器具を発明の名称とし、しかも2013年12月24日、米国第14/140,189号にて提出され、かつ発明の名称を「容器タイプのコーヒー焙煎器具として使用し得るコップ形状の調合飲料供給器具及び当該容器タイプのコーヒー焙煎器具」とする特許出願の継続的な継続出願に該当しており、これらの出願の開示事項は、以下に述べるように、本発明の参考事項を提供している。
本発明は、お茶、コーヒー、ココア、ホップ、麦芽及び穀物の調合に使用される調合飲料供給装置に関連している。
「KEURIG」という登録商標の下に、コーヒーを調合する供給装置の単体は、極めて人気のある製品である。
当該器具は、単一部品である容器又はK−CUPという登録商標の下に販売されている供給容器又は包装体を使用している。
何れの包装体も、コーヒーのような調合飲料を収容し、かつ上側の開放端において気密状態となっている薄板の蓋を使用している。
同じような器具は、「NESPRESSO」の商標の下に販売されている。
このような包装体が、1個の調合用器具内に配置された場合には、調合用器具は、噴霧用ノズルの作用によって包装体の薄板に突入し、かつ排出用ノズルによって包装体の底壁から突出することになる。
そして、コーヒー粉は包装体内に保持されている。
加圧された加熱水が噴霧用ノズルを介して供給された場合には、コーヒー粉と混合した後、排出用ノズルを介して、当該排出用ノズルの下側にて飲用者にて配置されたコーヒー飲用器具の側に噴出する。
しかしながら、このような作動の場合には、噴出ノズルによって開設された出口用の穴は、基本的に噴霧用ノズルによって開設された穴と同程度の大きさであって、加熱水は包装体中において、所定の部位に浸漬したり貯留する時間を設定することができない。
換言するならば、加熱水は、コーヒー粉が存在する場所を速やかに流通し、かつ出口として開設された穴を通過することにならざるを得ない。
しかも、加熱水が包装体に流入する際には、当該包装体内において気泡が発生する。
然るに、加熱水は、薄板の蓋において開口された入口から供給されるため、前記気泡が脱出する場所がない。
その結果、気泡が集合している場所は、更に加熱水が包装体内を上昇することによって、全コーヒー粉と適当に混合することを妨害し、更には余分な圧力の発生によって、加熱水を噴出用ノズルによって開口された出口から速やかに排出させることになる。
K−CUPの商標の下に売られている包装体は、コーヒーの使用に加えて、お茶を煎じるためのお茶の葉、熱いココア飲料を調合するためのココア、果汁飲料を調合するための果実の原材料を収容している。
前記KEURIGシステムは、商標MY K−CUPの下に販売された調合物を注入し、かつ充満することができるフィルター付きの再使用可能な容器又は籠をも備えている。
前記容器又は籠においては、頂部は常に開口しており、しかも器具の注入用ノズルを挿入することができ、しかも側部において大気圧を有している内部と連通状態にて接続している空気孔を備えている。
前記籠の底は、少なくとも1個の排出用の開口部を有しており、しかも頂部側の水の注入用の開口部よりも大きな面積を有している。
その結果、更なる開口は不要である。
このような前記KEURIGによる装置を適切に作動させるためには、付属している収容器具を最初に外さなければならない。
しかしながら、前記籠の場合には、噴射開口部よりも出口の開口部の方が大きく、しかも前記空気通気孔が存在することを原因として、前記籠に流入された加熱水は、速やかに排出用の開口部を通過し、内部に浸潤したり又は貯留する時間は極めて少ない状況にある。
従って、上記システムにおいては、加熱水は必ずしも前記容器又は前記籠という包装体の素材から風味を充分抽出している訳ではない。
その原因は、当該加熱水は、包装体を構成する容器内の素材から風味を抽出するために十分な時間を伴わずに、速やかに当該容器に流入し、かつ流出していることにある。
特に、加熱水が長時間接触する必要があるお茶の葉の場合には、このような技術上の欠陥が著しいという状況にある。
このような問題点は、従来のコーヒー及びお茶の焙煎器具においても妥当する。
K−CUPの商標名を使用した包装体の使用を伴うKEURIGシステムとは異なる構成として、特許文献1及び同2に示すような公知技術が存在する。
特許文献1の場合においては、調合物を収容した第1収容室(12)が調合機(100)において調合を行う第2の収容室(18)を囲んだ状態にて配置され、双方の収容室は相互に流通可能な状態に設定されており、調合された飲用物は、第2の収容室(18)の底部における排出加工部(59)が配置されている。
しかしながら、調合機(100)による調合作用は極めて非効率的であり、しかも2個の収容室を必要とする特許文献1の構成は、取扱い上極めて不都合であって、前記KEURIGシステムと異なる技術上のデメリットが存在する。
特許文献2においては、容器4内の炭酸ガス供給源41から導管31を介して貯蔵器11に当該炭酸ガスを供給する一方、当該貯蔵器11内に弁21を介して供給された飲用液と炭酸ガスとの混合が行われ、炭酸ガスが溶解した飲用液は、ポンプ13によって、弁21を介して、容器室3に流動している。
これらの一連の作動は、制御装置5によって制御されているが、特許文献2の構成は所謂コーヒー焙煎器具ではなく、しかも装置全体が極めて複雑であって、決してKEURIGシステムに対する技術的改良点を開示及び示唆している訳ではない。
WO2011/138405A1公報 US2011/0226343A1公報
前記背景技術の状況に鑑み、本発明は、前記問題点を克服することができる調合飲料供給装置を提供すること、
加熱水を調合物中に加圧によって進入させ、特に当該物がお茶の葉である場合に、当該お茶の葉から風味を適切に抽出する前記供給装置を提供すること、
加熱水の補充が開始された工程にて空気が当該供給装置から散逸可能である一方、当該加熱水の補充が終了した場合には、空気が当該供給装置又は包装体を加圧しながら流動するような調合可能な供給装置を提供すること、
加熱水が補充している工程では、前記供給装置又は包装体の上端を空気又は蒸気の進入を防止し得る前記供給装置を提供すること、
当該供給装置又は包装体に流入した加熱水による攪拌状態、乱流状態に基づいて、当該加熱水と飲用物の素材との混合を改善し、当該素材から風味を適切に抽出するような前記供給装置を提供することを課題とし、
更には、製造及び使用が容易、かつ安価に実現できる調合飲料供給可能なコップ状の装置を提供することを課題としている。
上記課題を考慮し、本発明の調合飲料供給装置は、調合物を保持する調合室機構を備えており、当該調合室機構は、注入飲用液を供給するために必要な少なくとも1個の噴射開口部、当該調合室機構の上端における空気を流出するための上端開口部及び当該調合室機構から調合した飲用液を排出するための排出開口部を備えており、しかも少なくとも1個の噴射開口部が備えている大きさ及び方向に基づいて、注入飲用液の所定以上の速度による噴出及び調合室機構における加圧の結果、当該飲用液の攪拌状態及び乱流状態を実現し、かつ調合物との混合状態を実現している。
ヒータは、前記調合室機構に供給される注入飲用液を加熱する一方、ヒータから少なくとも1個の噴射開口部を通過する加熱された飲用液を供給する機構が備えられている。
空気を流出するための上端開口部に接続されている第1の弁は、加熱された飲用液が最初に調合室機構内に補充している段階では開口し、加熱された飲用液が調合室機構内にて所定のレベルに至った段階では、当該調合室機構内における調合作業中に閉鎖することによって、当該加熱された飲用液を加圧している。
加熱された飲用液が調合室機構を最初に補充している段階では、第1の弁を開放し、かつ加熱された飲用液が当該調合室機構内にて所定のレベルに至った段階では、第1の弁を閉鎖することによって、調合作業中の加熱された飲用液に対する加圧を実現する制御機能を備える実施形態を採用することができる。
第1の弁が浮上ボール弁機構を備えており、当該ボールが加熱された飲用液が所定のレベルに至った段階では、ボールが加熱された飲用液と共に上方に移動し、かつ流出開口部を閉鎖するように作用する他の実施形態もまた採用することができる。
調合支持機構を採用したうえで、調合室機構が移動しながら当該調合支持機構内に挿入することができるという実施形態もまた採用可能である。
前記調合支持機構は、調合用上側支持部及び調合下側支持部を備えており、しかもこれらの支持部は、閉鎖状態にある調合位置と開口状態にある調合位置との間を相対的に移動可能としている。
調合下側支持部は所定の位置に固定されているのに対し、調合上側支持部は、当該調合下側支持部に対して旋回可能であって、かつ調合下側支持部内に除去可能な状態にて載置されている。
調合過程において、調合上側支持部を調合下側支持部に対し、開放可能な状態にて施錠している施錠機構もまた採用可能である。
上記施錠機構においては、調合下側支持部に固着されている作動部を備えたうえで、調合上側支持部上に少なくとも1個の旋回する鉤腕を取り付け、しかも当該鉤腕を前記作動部と共に作動し、かつ当該作動部から開放状態とするような駆動部材を備えている実施形態もまた採用可能である。
前記実施形態においては、調合室機構が調合用飲料支持部に挿入された際に、注入飲用物を当該調合室機構に供給するために、当該調合室機構における少なくとも1個の噴射開口部と整列関係にあるような少なくとも1個の噴射開口部を調合支持機構内に備えている。
調合室機構は、底部側区画と頂部側の区画とを備えており、これらの区画は、閉鎖状態にある調合の位置と、調合物を移動しかつ挿入するための開放状態にある位置との間を相対的に移動可能としている。
頂部側区画は、ユーザーにおいて、調合物の乱流による攪拌状態及び調合作業の段階における注入飲用液の状態を目視するために、透明な屋根状部を備えている。
更には、調合支持機構が移動しながら挿入可能である調合室機構を備えており、かつ前記調合支持機構もまた、前記調合室機構における頂部側の区画の透明な屋根状部を所定のスペースを伴って被覆している透明な屋根状部を備えた構成もまた採用可能である。
調合作業の段階にて透明な区画部屋が霧が充満した状態又は結露状態となることを防止するための機構もまた採用可能である。
このような霧が充満した状態又は結露状態を防止する機構においては、透明な区画部屋に対し、調合作業の段階にて、充満状態を防止するために、双方の透明な屋根状部の内側に空気を吹き付けるファンを備えている。
底部側の区画と頂部側の区画とを、相互に回転し合う状態とすることによって、相互に分離可能な状態にある開放状態の配置と相互に施錠された状態にある閉鎖状態の配置との双方を実現することができる。
底部側の区画と頂部側の区画とを施錠可能とすることによって、上記の双方の配置を実現するために、交差状の施錠機構を備えている。
少なくとも1個の噴射開口部は、調合を行う閉鎖領域の中心線から離れた位置に存在している。
少なくとも1個の噴射開口部の各開口部においては、注入飲用液が調合物を動かし、かつ調合室機構内にて乱流による攪拌状態に至るために、当該注入飲用液に対し十分な速度を提供し得るような大きさを有している。
少なくとも1個の噴射開口部は、調合室機構における下側区画部にて少なくとも2個の噴射開口部を有しており、当該少なくとも2個の噴射開口部は、相互に直交し合う内角状態を呈している。
前記少なくとも2個の開口部は、上側方向であって、かつ相互にやや内向きの角度状態を呈しており、その結果、前記少なくとも2個の噴射開口部を介して供給された注入飲用液は、空気を流出するための上端開口部の下側の位置にて相互に衝突し合うことになる。
排出開口部に接続されている第2の弁が採用されているが、当該第2の弁を操作する制御部は、加熱された飲用液によって調合室機構が当初補充されている段階では、当該第2の弁を閉鎖させる操作による制御を行い、加熱された飲用液が調合物に作用することによって調合飲用調合物が形成された段階では、調合室内の圧力又は調合時間の何れかを基準として、第2の弁を開放させる操作による制御を行い、調合飲用調合物を排出開口部から排出している。
前記制御において、調合時間は、注入飲用液が調合物と接触し合った状態にて存続している時間の長さ、又は注入飲用液と調合物質とが攪拌し合うような時間の長さの何れかを基準として設定されている。
加熱された飲用液をヒータから少なくとも1個の噴射開口部を介して供給する機構部は、加熱された飲用液をヒータから前記開口部を介して移送するポンプを備えている。
しかも、一巡する調合の最終工程において調合室機構に空気を移送することによって、飲用液の調合室機構からの強制的な排出に寄与している空気ポンプも備えられている。
空気ポンプは、調合作業の期間中、更なる攪拌状態を増強するために、調合室機構内に空気を移送すると共に、調合室機構から排出される調合飲用液を冷却するために、当該調合室機構に冷却空気を移送することもできる。
調合室機構から排出する調合飲用液を分散状態とし、粒子及び液滴の何れかとすることによって、調合飲用液を冷却する装置もまた採用可能である。
本発明による飲料調合方法においては、調合室機構内にて調合物を保持する工程を採用しており、当該調合室機構は、注入飲用液を供給するために必要な少なくとも1個の噴射開口部、当該調合室機構の上端における空気を流出するための上端開口部、当該調合室機構から調合飲用液を排出するための排出開口部を備えており、前記噴射開口部の大きさ及び方向によって、注入飲用液と調合物とを調合室機構内にて乱流による攪拌を引き起こすことを可能としている。
注入飲用液は、調合室機構に加熱された状態にて供給されており、かつ加熱された飲用液は、ヒータから前記噴射開口部を通過することによって、調合室機構内にて前記乱流による攪拌状態を形成している。
空気を流出するための上端開口部に接続されている第1の弁は、調合室機構が加熱された飲用液によって当初補充された段階では開口しており、かつ前記加熱された飲用液が調合室機構内にて予め設定されたレベルに至った段階では、第1の弁を閉鎖することによって、調合作業中に調合室機構内の加熱された飲用液に対する加圧状態を形成している。
前記方法は、調合作業の段階に透明な屋根状部の霧が充満した状態及び結露状態を防ぐ工程をも採用している。
そのような工程として、調合作業の段階において霧が充満した状態と化すことを防ぐために、透明な屋根状部の内側に空気を吹き付ける工程を採用することが好ましい。
前記方法もまた、加熱された飲用液をヒータから少なくとも1個の噴射開口部を介して供給することによって、注入飲用液が乱流による攪拌状態を形成する工程を採用している。
前記方法は、排出開口部に接続している第2の弁に対し、加熱された飲用液が調合室機構を最初に補充している段階では閉鎖するように作用し、加熱された飲用液が調合物と混合することによって調合飲用液が形成され、室内における圧力及び/又は調合時間を基準として、排出開口部から調合飲用液を排出するために開口するような制御工程を採用している。
加熱された飲用液をヒータから少なくとも1個の噴射開口部を介して供給する工程は、当該ヒータから加熱された飲用液を前記噴射開口部を介して移送する工程を採用している。
更には、前記方法は、調合室機構の調合飲用液の強制的な排出に寄与するため、及び/又は調合作業の段階に、乱流による攪拌状態を形成するために、一巡する調合工程の最終段階にて調合室機構に空気を移送する工程を採用している。
調合室機構から排出される調合飲用液を冷却するために、調合室機構に冷却空気を移送することもできる。
上記方法においては、調合室機構から排出される調合飲用液を粒子又は液滴の何れかに分解することによって、調合飲用液の冷却を促進する方法もまた採用することができる。
本発明は、以上のような特徴点及び他の特徴点を発揮することができる。
しかも、これらの特徴点は、添付されている図面に即した以下の詳細な説明によって、更に明らかとなる。
本発明に基づく調合飲料供給装置の頂部に対する斜視図である。 前記調合飲料供給装置の正面に対する斜視図である。 前記調合飲料供給装置の右側面図である。 前記調合飲料供給装置の底部に対する平面図である。 T字型板部材の斜視図である。 コップ状吸着脚部の1典型例における拡大斜視図である。 図6のコップ状吸着脚部の断面図である。 T字型中空状周囲壁部の頂部に対する斜視図である。 T字型中空状周囲壁部の底部に対する斜視図である。 水タンク接続部の頂部に対する斜視図である。 水タンク接続部の底部に対する斜視図である。 図10の12−12のラインに沿った前記水タンク接続部の断面図である。 弁作動部の頂部に対する斜視図である。 水タンクの頂部に対する斜視図である。 水タンクの下側区画部の頂部に対する斜視図である。 タンク弁の頂部に対する斜視図である。 タンク弁の底部に対する斜視図である。 収容リングの斜視図である。 水タンク接続部、タンク弁、収容リング及びコイル状バネの部分的結合機構の頂部に対する斜視図である。 タンク注入リングの頂部に対する斜視図である。 タンク注入リングの底部に対する斜視図である。 支持テーブルの斜視図である。 水タンク、背面被覆部及び主たる収容室を捨象した前記調合飲料供給装置の背面に対する斜視図である。 異なる角度から描いた水タンク、背面被覆部及び主たる外装を捨象した前記調合飲料供給装置の背面に対する斜視図である。 一方向所定方向に呈している弁体の斜視図である。 収容被覆部を捨象した調合機構の拡大図である。 調合機構における調合下側支持部の頂部に対する斜視図である。 前記調合下側支持部の底部に対する斜視図である。 前記調合下側支持部の頂部に対する平面図である。 調合飲料供給部の下部保持部材の底部に対する平面図である。 前記調合下側支持部を有する施錠機構の斜視図である。 前記施錠機構における押しボタン機構の頂部に対する斜視図である。 前記施錠機構における押しボタン機構の底部に対する斜視図である。 前記施錠機構における施錠被覆板の斜視図である。 前記施錠機構における鉤支持部の正面に対する斜視図である。 前記施錠機構における鉤支持部の背面に対する斜視図である。 調合機構の下側被覆部の頂部に対する斜視図である。 調合機構の下側被覆部の底部に対する斜視図である。 調合機構の調合上側支持部の頂部に対する斜視図である。 調合機構の調合上側支持部の底部に対する斜視図である。 調合機構の調合上側支持部の頂部に対する平面図である。 調合機構の調合上側支持部の底部に対する平面図である。 調合機構の調合上側支持部から調合下側支持部に至る領域を示す拡大斜視図である。 調合機構の前側被覆部の頂部に対する斜視図である。 前側被覆部の底部に対する斜視図である。 調合機構のお茶調合支持部の頂部に対する斜視図である。 お茶調合支持部の底部に対する斜視図である。 お茶調合支持部の頂部に対する平面図である。 お茶調合支持部の底部に対する平面図である。 お茶調合支持部の側方からの上下方向側面図である。 お茶調合支持部の前方からの上下方向側面図である。 お茶調合支持部への加熱水接続部の底部に対する平面図である。 お茶調合支持部の1個の注入口におけるT字型注入口接続部の斜視図である。 お茶調合支持部の他の注入口における注入口接続部の斜視図である。 お茶調合支持部のお茶支持リングの頂部に対する斜視図である。 お茶支持リングの底部に対する斜視図である。 図55の57−57ラインに沿ったお茶支持リングの断面図である。 調合機構の網状のお茶排出機構の斜視図である。 網状のお茶排出機構の流量制御板の頂部に対する斜視図である。 流量制御板の底部に対する斜視図である。 網状のお茶排出機構の遮蔽リングの斜視図である。 網状のお茶排出機構のメッシュ状遮蔽部の斜視図である。 網状のお茶排出機構の区画板の頂部に対する斜視図である。 お茶調合支持部の使用状態における注入口接続部の頂部に対する斜視図である。 お茶調合支持部の使用状態における注入口接続部の底部に対する斜視図である。 移動可能な調合タンク機構の斜視図である。 移動可能な調合タンク機構の底側コップ状区画の頂部に対する斜視図である。 底側コップ状区画の底部に対する斜視図である。 底側コップ状区画の底部に対する平面図である。 底側コップ状区画の側方からの上下方側面図である。 移動可能な調合タンク機構の頂部側屋根状被覆区画の頂部に対する斜視図である。 頂部側屋根状被覆区画の底部に対する斜視図である。 頂部側屋根状被覆区画の高さ方向に沿った側面図である。 図71の74−74ラインに沿った頂部側屋根状被覆区画の断面図である。 移動可能な調合タンク機構の断面図である。 移動可能な調合タンク機構の頂部側屋根状被覆区画の上部開口端の拡大断面図である。 頂部側屋根状被覆区画の上部開口端に結合しているタンク被覆リングの頂部に対する斜視図である。 図77の78−78ラインに沿ったタンク被覆リングの断面図である。 頂部側屋根状被覆区画の上部開口端に結合しているタンク被覆遮蔽部の頂部に対する斜視図である。 タンク被覆遮蔽部の底部に対する斜視図である。 図79の81−81ラインに沿ったタンク被覆遮蔽部の断面図である。 頂部側屋根状被覆区画の上部開口端に結合している環状結合板の頂部に対する斜視図である。 図82の83−83ラインに沿った環状結合板の断面図である。 空気循環部材に接続された排気頭部を示す装置の一部の斜視図である。 空気循環部材の斜視図である。 空気循環部材の断面図である。 空気循環接続部の斜視図である。 空気循環接続部の断面図である。 収容室と水タンクを捨象した装置全体の高さ方向に沿った側面図である。 調合飲料の供給部分を示す装置の一部を示す拡大斜視図である。 第一の排出接続部の斜視図である。 第二の排出接続部の斜視図である。 収容室の背面に対する斜視図である。 収容室の頂部に対する斜視図である。 排出被覆部の頂部に対する斜視図である。 排出被覆部の底部に対する斜視図である。 ファンと接続する先細形状の伝導部の斜視図である。 本装置において選択し得る施錠機構の拡大斜視図である。 本発明における変形調合飲料供給装置の頂部に対する斜視図である。 色々な収容室及びハンドルを捨象した場合の図99の変形調合飲料供給装置の部品の正面側頂部に対する斜視図である。 収容室における諸構成要素を捨象した場合の図99の変形調合飲料供給装置の部品の背面側頂部に対する斜視図である。 図99の変形調合飲料供給装置の旋回ハンドル機構の正面側底部に対する斜視図である。 図99の変形調合飲料供給装置の旋回ハンドル機構の背面側底部に対する斜視図である。 図99の変形調合飲料供給装置のハンドルにおける連結棒の斜視図である。 図99の変形調合飲料供給装置の連結部材の斜視図である。 図99の変形調合飲料供給装置における1個の旋回鉤部の斜視図である。 図99の変形調合飲料供給装置の変形調合上側支持部の頂部に対する斜視図である。 図99の変形調合飲料供給装置の変形調合上側支持部の底部に対する斜視図である。 図99の変形調合飲料供給装置の変形調合下側支持部の頂部に対する斜視図である。 図99の変形調合飲料供給装置の変形調合下側支持部の底部に対する斜視図である。 移動可能な調合タンク機構の変形底側コップ状区画の頂部に対する斜視図である。 変形底側コップ状区画の底部に対する斜視図である。 移動可能な調合タンク機構の変形頂部側屋根状被覆区画の底部に対する斜視図である。 変形頂部側屋根状被覆区画の頂部に対する斜視図である。 変形底側コップ状区画と変形頂部側屋根状被覆区画とが閉鎖状態にある斜視図である。 変形底側コップ状区画と変形頂部側屋根状被覆区画とが開放状態にある斜視図である。 部分的に調合された調合液体が当初の流出によって、第2のお茶排出部に提供する状態を示す図99の変形調合飲料供給装置の一部に対する高さ方向に沿った側面図である。 移動可能な調合タンク機構の更なる変形頂部側屋根状被覆区画の断面図である。 図117の更なる変形頂部側屋根状被覆区画の一部に対する拡大断面図である。
詳細な参照用図面に従って、本発明に基づく調合飲料供給装置2につき、具体的に説明する。
本発明の態様を明白にするために、特に、調合飲料供給装置10につき、お茶の焙煎に即して、以下の通り論述する。
但し、本発明は、そのようなお茶の焙煎の態様に限定される訳ではなく、コーヒー、ココア、ホップ、麦芽、穀物、薬草、煎じ薬を含む全ての調合飲料に使用することができる。
特に、図1〜4に示すように、本発明に基づく調合飲料供給装置2は、水タンク4、調合機構6、水供給ポンプを備えている収容室8、ヒータ、電子部品、及び前側基台10を備えており、当該前側基台10は、調合飲料を受容するグラス及びコップを保持するために調合機構6の下側に配置されている。
図1及び図4〜7に示すように、収容室8は、下側部位の表面上に装置を支持するために、T字型のスチール板14による底部を有するT字型の基礎部12を備えている。
T字型の板14は、板状主脚部14a、及び当該板状主脚部14aから直交する状態にて中央に延設されている板状中央脚部14bを備えている。
ゴム製のコップ状吸着脚部16は、T字型のスチール板14の開口部18中に圧着されており、しかも開口部18を介して挿入するための球状に膨らんだ端部20、開口部18によって捕捉状態とするために当該端部20の下側に配置されている環状溝22、及び装置2を下側面にて支えるためのアーチ型の対面吸着部24を備えている。
図1、8、9に示すように、収容室8は、更にT字型のスチール板14上に、T字型中空状周囲壁部26を備えており、T字型のスチール板14は、T字型中空状周囲壁部26の内にて固着し、しかもその下端部と同一の高さ状態を呈している。
T字型中空状周囲壁部26は、T字型の板状主脚部14aの周囲のラインに沿って延設されている側方壁部28及び上側壁部30、端部に位置している水タンクに支持部32、中央水ポンプ及びヒータ支持部34及び末端における空気ポンプ支持部36を備えている。
T字型中空状周囲壁部26は、更にチューブの接続部分に対する支持部38を備えており、当該支持部38は、コップに対する平坦状の支持部40と共に、チューブの連結部に対する支持部38の前側から、T字型のスチール板14の中央脚部14bの残部に至るまでに、T字型のスチール板14の中央脚部14bに沿って部分的に延設されている。
複数の突起42は、上側壁部30から下側に降下しており、かつ突出開口部44を備えている。
前記開口部44を介して、ネジ46がT字型のスチール板14内にある開口部48中に挿入され、その結果、T字型中空状周囲壁部26は、T字型のスチール板14に固着されている。
T字型中空状周囲壁部26は、チューブと結合するために、上側壁部30を介して延設されている短いニップル、即ち乳首状の結合部50を備えている。
乳首状の結合部50の下端は、開口状態である一方、アーチ型の案内壁部52を設置することによって、全ての飲用液は、配管機能を有する乳首状の結合部を介して、コップに対する平坦状の支持部40の領域に注入されることになる。
端部における水タンク支持部32には、上側壁部30の開口部54が備えられている。
環状案内壁部56は、前記開口部54を囲んだ状態にて上側壁部30の下側領域に接続しており、しかも突出開口部59を有している2個の突起部58が環状の案内壁部56の側部にて相互に相向かい合う状態にて備えられており、かつ上側壁部30の下側と接続している。
図10−12に示すように、水タンク接続部60は、環状案内壁部56の内側に固着している。
特に、水タンク接続部60は、底側壁部64によって閉鎖されている環状側方壁部62を備えているが、当該側方壁部62は、下側の中央にて円筒状凹部68を形成している中央の隆起状区画66を有している。
その結果、中央の隆起状区画66を囲んだ状態にて環状凹部70が形成されている。
中央の隆起状区画66の頂部表面には、4個の等角状に配置された突起72が形成されている。
2個の開口部74及び76が環状凹部70と連通状態にある環状側方壁部62内にて形成されており、しかも2個の外側に向かって伸長している乳首状の結合部78、80は、前記開口部74及び76と連通状態にある環状側方壁部62の外側表面と接続している。
環状側方壁部62の外側表面からは、2個の相反する方向に向かい合っている突起82が延設されており、各突起82は開口部84を備えているが、当該開口部84を介してネジ(図示せず)が挿入され、しかも突出開口部59内に収容され、その結果、水タンク接続部60を環状案内壁部56内にて、上側壁部30の下側面に固着している。
図13に示すように、弁駆動部86は、突起72の上側に当着されている。
しかも、弁駆動部86は、下端部が円形状の底部によって閉鎖されている環状壁部88を備えており、当該円形の底側壁部90は、複数の小開口部92を有している。
直立状態にある4個の弁駆動部突起94は、円形の底側壁部90の上側表面から上側に延設されており、かつ環状壁部88の上側表面よりも更に上側に延設されている。
弁駆動部86が突起72上に当着されたとしても、弁駆動部86における円形の底側壁部90と底側壁部64及び水タンク接続部60の中央における隆起区画部分66との間に空隙が形成されており、その結果、水は小開口部92を介して当該空隙に流入し、しかも乳首状結合部78及び80を通過して流出することができる。
図1、2、14及び15に示すように、水タンク4は、水タンク周壁部100を備えており、かつ調合に使用する水を供給するために設置されている。
水タンク周壁部100は、4個の側方壁部102、当該側方壁部102に対し密着状態にて載置している底側閉鎖部104、及び当該側方壁部102の上側端に位置している除去可能な被覆部106を備えている。
底側閉鎖部104は、3個の側方壁部108を備えており、当該壁部108の上側端は、側方壁部102の下側端に対して当接し、かつ滑らかな連続状態を形成している。
上側壁部110は側方壁部108の上側端に接続し、かつ当該上側端の開口部及び上側壁部110上の周辺口部112を閉鎖している。
前記口部112は、上側壁部110の外側周囲からやや内側に配置されており、しかも側方壁部102の下側端と共に遮蔽状態を形成している。
中央開口部114は、上側壁部110内に形成される一方、環状弁支持突起116は、上側壁部110の下側面から下降し、かつ前記中央開口部114を囲んだ状態にある。
タンク弁120は、環状弁支持突起116内に摺動可能な状態にて結合している。
図16、17に示すように、タンク弁120は、環状底側リング122を備えており、当該リング122は、その内側にて半径方向に沿って等角度に延設されている壁部124を有している。
各壁部124は、中央にて直立している支柱126を内側端として延設され、かつ環状底側リング122の内側表面を外側端として接続されている。
内側の中間環状ディスク128は、環状底側リング122と平行状態であって、しかも離れた状態にて配設されている。
4個の半径方向に沿って等角度方向に延設されている壁部130は、中間環状ディスク128の下側面と環状底側リング122の上側面との間にて接続されており、しかも半径方向に沿って等角度方向に延設されている壁部124と直交している。
前記壁部130は、中央支柱126に接続され、かつ当該接続位置から半径方向に沿って外側に延設されている。
各半径方向に沿った延設壁部130は、下側区画132を有しており、当該下側区画132は、上側区画134よりも大きな外側半径を備えている。
このような配列の下に、4個の円周方向に沿って四分割された開口部136は、半径方向に延設されている壁部124に対し隣接し、かつ挟まれた状態にて配設されている。
タンク弁120は、前記の中間環状ディスク128に対し平行であり、かつ離れている上側環状ディスク138を備えており、かつこのような配列によって、当該ディスク138は、直径が縮小した状態にある頸部140に接続され、その結果、ディスク128と同138との間にて環状凹部142が形成されている。
図16、17、18、19に示すように、ガスケットリング、即ち漏洩防止用リング144が環状凹部142の領域内にて頸部140の周囲に載置されている。
ガスケットリング144は、中間環状ディスク128及び同138よりも大きな外側直径を有している。
このような設計において、タンク弁120が環状の弁支持突起116内に配置された場合には、ガスケットリング144は、底側閉鎖部104の上側壁部110の上側面に配置され、その結果、当該配置位置において、遮蔽状態を形成し、その結果、中央開口部114を介して水が流出することを防止することができる。
水に対する緊密な遮蔽状態を実現するために、タンク弁120とガスケットリング144を囲んだ状態にてコイル状バネ146が配置されている。
コイル状バネ146の上側端は、底側閉鎖部104の上側壁部110の下側面と接触状態にあり、環状底側リング122の上側面と接触状態にある。
前記コイル状バネ146の採用によって、ガスケットリング144を引っ張った状態とし、かつ底側閉鎖部104の上側壁部110の表面に対し、緊密な遮蔽を伴う接触状態を実現している。
水タンク4のその余の事項について説明するに、図20、21に示すように、水タンク接続部60における環状の側方壁部62の上側端にタンク注入リング148が当着されている。
タンク注入リング148は、上側環状壁部150を備えており、当該壁部150は、コイル状バネ146よりも大きな径を有しており、かつ傾斜状環状壁部154を境界として接続している。
外側の環状側方壁部156は、上側環状壁部150の周囲に接続すると共に、環状の側方壁部62の外側周囲にて結合するために、当該壁部62の外径と同程度の径を有している。
他方、内側の環状の側方壁部158は、上側環状壁部150の下側に結合すると共に、環状の側方壁部62とその内側周囲にて結合するために、当該壁部62の内径と同程度の径を有している。
換言するならば、環状凹部160が環状側方壁部156及び同158との間に形成されており、かつ環状側方壁部62の上端を収容している。
水タンク周壁部100及び底側閉鎖部104は、上側壁部30上に載置されている場合には、1個の単体として水によって充満されている。
更には、水タンク周壁部100及び底側閉鎖部104は、1個の単体として水によって充満されている場合には、上側壁部30から取り外しが行われた後、再び当該壁部30上に載置されることになる。
水タンク周壁部100及び底側閉鎖部104が上側壁部30上に載置された場合には、弁駆動部86の弁駆動用突起94がタンク弁120における環状底側リング122の下側面に衝突し、コイル状バネ146の力に逆らい、かつ当該バネ146を押した状態にてタンク弁120を上側に移動させる。
その結果、ガスケットリング144は、底側閉鎖部104の上側壁部110上側面との接触状態から上昇することになる。
そして、水タンク4内の水は、底側閉鎖部104内の中央開口部114、タンク弁120の周囲に位置している開口部54及び環状の導入壁部56を通過して流動し、かつタンク弁120の周囲を流動した後、タンク弁120内にて四分割されている開口部136を通過して流動することになる。
更に、水は、弁駆動部86の小開口部92を通過した後、環状凹部70に流入し、かつ外側に延設されている乳首状結合部80を通過しながら流出している。
図22〜24に示すように、矩形テーブル頂部164及び当該テーブル頂部164の四隅における支持脚部166によって形成されている支持テーブル162は、T字型中空状周囲壁部26の上側壁部30であって、特に4個の円筒状に隆起した壁部27(図8)上に載置されている。
当該壁部27は、中央の水ポンプ172及びヒータ34における上側壁部30上にあり、かつ突出開口部29を有している。
各支持脚部166は、中空状の脚が側方に開いた状態を呈しており、しかも下端において環状突起168を備え、当該突起168は円筒状に隆起した壁部27上に当着している。
開口部170は、ネジ(図示せず)を支持脚部166における各環状突起168に挿入し、かつ中央の突出開口部29内に突入することを目的として設けられている。
上側壁部30は、中央部における水ポンプ及びヒータ支持部34によって形成されている矩形状の凹部領域31(図8)の領域内にて取り外しが行われている。
図23及び図24に示すように、水ポンプ172は、水を環状凹部70と外側に設置されている乳首状結合部80との間にて水を移送するために設けられている。
水ポンプ172は、注入パイプ174及び流出パイプ178を備えている。
前記注入パイプ174は、変形可能なチューブ176によって外側に延設されている乳首状結合部82と連通状態にて接続しており、前記流出パイプ178は、片側方向弁体180の入口181(図25)に配管179を介して結合している。
第1の腕木182は、注入パイプ174を囲んだ状態にて支持し、かつテーブル頂部164の下側に接続しており、第2の腕木184は、流出パイプ178を囲んだ状態にて支持し、同様にテーブル頂部164の下側に接続している。
図25に示すように、片側方向弁体180は、流出口186及び迂回乳首状結合部188を備えている。
前記結合部188は、小孔(図示せず)を介して片側方向弁体180の下側領域と連通状態にある。
その結果、水ポンプ172によって片側方向弁体180を介して流動した水のうちの少量が、迂回乳首状結合部188及び水タンク連結部60の外側領域において、外側に延設されている乳首状結合部78との間に接続されている変形可能なチューブ190を介して環状凹部70側に戻ることができる。
このような機構によって閉鎖した循環経路が形成され、その結果、ポンプは常時水を移送することができ、たとえ水タンク4が空の状態であっても、空気の移送を行う必要がない。
図23及び図24によって明瞭に示すように、水を加熱するヒータ192は、支持用テーブル162のテーブル頂部164上側面上に載置されており、かつ注入口194及び流出口198を備えている。
前記注入口194は、片側方向弁体180の流出口186に変形可能なチューブ196を介して接続されており、当該流出口198は、変形可能なチューブ200に接続されている。
前記ヒータ192は、加熱用コイル(図示せず)の作用によって、水を速やかに加熱し、しかも所望の温度を実現するような通常の熱交換装置を採用することが好ましい。
前記ヒータ192を通過する水の温度制御は、マイクロプロセッサー702(図89)の加熱コイルを通過する電流及び/又は加熱コイルの作動時間の制御という周知の方法によって実現している。
図23及び図24に示すように、前記ヒータ192によって加熱された水は、チューブ200を通過してT字型接続部202における1個の注入口に流入する。
T字型の接続部202の他の注入口は、変形可能なチューブ204を介して空気ポンプ206の排出口に接続されており、このような接続の目的については、後に詳細に説明するとおりである。
空気ポンプ206は、T字型中空状周囲壁部26内にある空気ポンプ支持部36の端部における上側壁部30上に載置されている。
図26−33に即して説明するに、早い番号の図26−30に示すように、調合機構6は、下側の位置から隆起している状態にある調合支持機構207を備えている。
前記支持機構207は、調合下側支持部208を備え、当該支持部208は湾曲した前側端212を伴っている概略矩形状の上側壁部210及び当該前方端112の外側端部周辺を囲んだ状態にて下側に延設されている短い側方壁部214を有している。
上側壁部210及び側方壁部214は、矩形状の切除区画216によって後方にて切断された形態を呈している。
環状開口部218は、上側壁部210の略中央の位置に設けられている。
垂直下方延設案内壁部220は、環状開口部218の周辺にて、上側壁部210から延設されている。
前記案内壁部220の下側端は内側に延設されている円形棚状部222の位置を下側端の限界としている。
前記円形棚状部222は、垂直方向からやや傾斜した角度にて下側延設案内壁部224の位置を終端としている。
調合機構6の下方側においては、点対称の相向かい合う状態にある凹部区画226が中央開口部114の周辺にて形成されている。
各区画226は、突設した開口部30を有した状態にて下側凹状壁部228を備えている。
対称状態にて相向かい合う状態にある導入開口部232は、前記凹部区画226に対し上下方向に沿って直交状態にある下方延設案内壁部224内に設置されている。
2個の相互に離れた状態にある耳部235は、上側壁部210から上側方向に直接延設されており、かつ上側壁部210の後方に位置している矩形状の切除区画216の反対側に配置されている。
前記2個の耳部235は、前記切除区画216の前側の位置にて、略矩形状の切除区画236を有している。
前記切除区画236は、前記耳部235の前側端部を連結する連結用板状壁部としての機能を発揮している。
耳部235は、上側端において軸方向整列開口部237を備えている。
施錠機構(後に説明する。)の機能を発揮するために、上側壁部210内には、大型の略矩形状の凹部区画234が備えられており、当該凹部区画234は、上側壁部210の前側に位置している略矩形状の切除区画236に接合している。
前記凹部区画234は、略矩形状の切除区画236の3個の端部周辺にて上側壁部210から下側に延設されている3個の側壁238a、238b及び238cを有する一方、前記切除区画236の前側端部及び側方壁部238の下端と接続している底側壁部240をも有している。
2個の保持壁部242は、相互に反対側に位置している側方壁部238a及び238bの前側端からやや内側に延設されており、前記切除区画236の前側端を部分的に遮蔽する状態を呈している。
底側壁部240は、中央にて細長状開口部244を備えており、しかも保持壁部242のやや後方に配置されている。
尚、前記底側壁部240は、底側壁部240から下方に延設されている壁部246を有しており、かつ細長状開口部244の外側周辺に沿い、かつ当該開口部244を囲んだ状態にて、案内ポケット248と接した状態にある。
2個の筒状突起250は、底側壁部240の上側面から上方に延設されており、かつ突出上側開口部252を有した状態にて細長状開口部244の後方及び相向かい合う端部の位置に配置されている。
2個のコーナー棚状部254は、底側壁部240の後方のコーナーから上側方向に延設され、しかも突出上側開口部256を有している。
更には、上側壁部210内には、8個の開口部258が備えられる一方、筒状突起260が各開口部258と一体となって上側壁部210の下側面から延設されている。
各筒状突起260は、前記各開口部258と連結状態にある階段状貫通開口部262を包摂している。
図31−33に示すように、調合部支持機構207は、調合機構を調合作業中に閉鎖された位置に、調合機構6を保持するために施錠機構264を設けている。
上記構成において、施錠機構264は、押圧ボタン機構266を備えている。
当該押圧ボタン機構266は、施錠板268及び中央の二分割された収納脚部274を備えている。
前記施錠板268は、各一方端を接合脚部272を介して相互に連結している上側及び下側の平行脚部270を有することによって、基本的に文字Eの形状を呈している。
前記収納脚部274は、上側の傾斜面276を自由端としている
相互に隣接状態にあるバネ受け脚部278は、平行脚部270を横断する状態にて外側に延設されている。
図31に示すように、平行脚部270は、調合下側支持部208のコーナー棚状部254と相互に結合し、かつ摺動している。
コイル状バネ280は、コーナー棚状部254の前面とバネ受け脚部278との間に配置されており、施錠板268を、コーナー棚状部254から施錠位置に至る方向に沿って傾斜させている。
押圧ボタン282は、保持壁部284を有した状態にて略矩形状に形成されており、当該壁部284の後端側の両側から外側に延設されている。
押圧ボタン282は、矩形状の凹部区画234の前側開口端部に配置されており、当該区画234は、調合下側支持部208の保持壁部242とバネ受け脚部278の反対側面との間にて挟まれた状態にある保持壁部284を有している。
施錠による配置の場合には、コイル状バネ280は、バネ受け脚部278に対し、保持壁部284が調合下側支持部208の保持壁部242と接触し、かつ傾斜するように作用している。
このような配置状態においては、押圧ボタン282の前側部分は、図1において明瞭に示すように、調合下側支持部208から外側に延設された状態を呈している。
これらの構成要素が離脱することを防止するために、収納被覆板286(図34)が施錠板268の頂部に当着されており、かつ4個の開口部288を備えている。
前記開口部288は、ネジ(図示せず)を挿入し、かつ施錠板268を保持するために、調合下側支持部208の突出開口部252及び256と整列状態を呈している。
前記ネジの挿入によって施錠板268は保持され、かつスライドによる移動が制限されることになる。
図31、35、36及び84に示すように、施錠機構264は、鉤支持部290を備えており、当該支持部290は、後述するような上側の旋回機構に固着されている。
鉤支持部290は、上側連結板292及び矩形状の施錠開口部298を備えている。
前記上側連結板292は、2個の開口部294を有しており、当該2個の開口部294は、上側の旋回機構に結合するために鉤支持部290の端部にて相向かい合う状態にて設けられている。
前記矩形状の施錠開口部298は、鉤支持部290の下端側に配置されている。
前記上側連結板292は、当該連結板292の下側面から下側に延設されている施錠板296を有している。
調合作業中の調合機構6が閉鎖状態にある場合には、施錠板296は、調合下側支持部208の案内ポケット248内にスライド可能な状態にて配置されている。
後述する上側の旋回機構が調合作業を開始するために閉鎖状態となった場合には、施錠板296の下端は、施錠板268の上側傾斜面276に衝突し、当該施錠板268に対しコイル状バネ280の弾性力に逆らって摺動している。
施錠板296が案内ポケット248内にて摺動している場合には、中央の二分割された施錠脚部274は、施錠開口部298と整列した状態と化し、コイル状バネ280は、施錠板268に対し前方に摺動するような弾性力を加えており、その結果、中央の二分割された施錠脚部274は、施錠開口部298内に配置され、その結果、鉤支持部290の離脱が防止され、かつ調合機構6が施錠位置に配置されることになる。
調合作業が完了した段階では、押圧ボタン282は後方に押され、その結果、施錠板268は、コイル状バネ280の弾性力に逆らって摺動している。
このような作動の結果、中央の二分割された施錠脚部274は、施錠開口部298から離脱し、鉤支持部290及び上側の旋回機構が従前の位置から離脱し、更には、調合機構6は、施錠位置から離脱することになる。
図23及び90に示すように、調合支持機構207は、調合下側支持部208の頂部に保持されている下側被覆部300を備えている。
図37及び38に示すように、下側被覆部300は、調合下側支持部208の上側壁部210と概略同一形状を呈しており、かつ略矩形状の上側壁部302及び狭幅の側方壁部306を備えている。
前記上側壁部302は、湾曲前方端304を有しており、側方壁部306は、下側に延設され、かつ外側周囲の端縁を形成している。
上側壁部302及び側方壁部306は、矩形状切除区画308の後方にて切除されるような配置状態を呈しており、当該区画308は、調合下側支持部208の矩形状の切除区画216よりも広幅に設計されており、その結果、耳部235を挟持することができる。
円形開口部310は、上側壁部302の略中央位置に設けられている。
4個の突起312は、上側壁部210の下側面から下側に延設され、円形開口部310を囲んだ状態を呈しており、しかも調合下側支持部208の上側壁部210内に備えられている4個の開口部258と整列状態を呈している。
ネジ(図示せず)は、突起312における開口部及び開口部258を貫通し、しかも収容室8の前側の上側面に載置されている突起772(図94)における突出開口部770内に挿入されている。
その結果、下側被覆部300及び調合下側支持部208は、収容室8内に固着されている。
更には、下側被覆部300は、細長状開口部314を備えており、当該開口部314は、調合下側支持部208の細長状開口部244と整列状態にあり、その結果、調合機構6が開口状態及び閉鎖状態の何れの段階であっても、鉤支持部290の施錠板296の摺動による移動を可能としている。
図39−42に即して説明するに、調合支持機構207は、調合上側支持部316を備えており、当該支持部316は、湾曲前方端部320を伴っている下側壁部318及びその外周端の周囲にて上側に狭幅状態にて延設されている側方壁部322を有している。
湾曲把持ハンドル324は、下側壁部318の湾曲した前側端に形成されており、その結果、ユーザーは、当該ハンドルを把持することによって、調合支持機構207を開口し、かつ閉鎖することができる。
円形開口部326は、下側壁部318の略中央位置に備えられている。
垂直上側方向延設壁部328は、円形開口部326の外側周囲にて下側壁部318の上側に設けられており、内側に延設された上側環状棚状部330を上側端としており、当該棚状部330は、円形開口部332を形成している。
下側壁部318及び上側方向延設壁部328は、相互に直交状態にて交差している。
しかも、対称状態にある相向かい合う位置において、2個の直交開口区画333が形成されると共に、その後側の領域にて、後方開口区画334が形成され、その結果、2個の後側島状区画336及びアーチ型の前側区画338が実現するに至っている。
各後側島状区画336は、環状棚状部330を介して延設されている凹状区画340を備えると共に、小開口部342を有している。
同様に、凹状区画344が前側区画338の下側壁部318の後方の中央部に備えられており、かつ環状棚状部330を介して延設されている小開口部346を有している。
調合上側支持部316は、下側壁部318に対し、直交し、かつ囲んだ状態にて、当該壁部318から延設されている4個の突起348、上側方向延設壁部328を備えると共に、下側壁部318を介して延設されている階段状の開口部350を有している。
細長状開口部352は、下側壁部318のうち、前側区画338に設けられており、かつ細長状開口部244及び同314と整列状態にある。
2個の突起351は、細長状開口部352と隣接し、かつ相互に向かい合う状態にて備えられており、何れも、突出開口部353を有している。
このような配置状態の下に、鉤支持部290の上側連結板292は、突起351上に配置され、かつ細長状開口部352を介して延設されている施錠板296を備えている。
ネジ(図示せず)は、開口部294を貫通し、かつ突出開口部353内に突入することによって、鉤支持部290を保持している。
2個の相互に離れた状態にある耳部354は、上側環状棚状部330の後方の相互に向かい合う側方の位置から上側に延設されている。
耳部354の間における内側のスペースは、耳部235を挿入するために当該耳部354の外側のスペースと同程度に設定されている。
耳部354は、上側端にて同軸方向に設定されている開口部356を備えており、当該開口部356は、耳部235において同軸方向に設定されている開口部237と整列状態に配置されている。
小耳部358は、各耳部354から後方側に延設されており、しかも直交開口部360を有している。
このような配置構成の下に、拡大した機構図43に示すように、回転軸362は、開口部237及び356を貫通した状態にて延設されており、かつ調合下側支持部208に対する調合上側支持部316を回転可能な状態にて載置している。
しかも、耳部235は、回転軸362上に回転可能な状態にて載置されている。
これに対し、耳部354は、回転軸362に固定されている。
その結果、調合上側支持部316は、調合下側支持部208に相向かい合う段階、又は離脱する段階の何れにおいても、回転軸362と共に回転することができる。
調合下側支持部208が固定状態にあることから、調合上側支持部316は調合下側支持部208に対して旋回することに基づき、開口状態及び閉鎖状態の双方を実現することができる。
図43に示すように、第1交差腕364は、軸ピン366によって軸支された状態にて各小耳部358の一方端に接続されている。
第2交差腕368は、軸ピン369によって軸支された状態にて、第1交差腕364の反対側の他方端部に接続されている一方端を有しており、しかも第3交差腕370は、軸ピン371によって軸支された状態にて、第2交差腕368の反対側に位置している他方端に接続している。
第3交差腕370の他方端部は、フリーの状態にある。
コイル状引張バネ372は、第3交差腕370の側部に載置されている突起部374と、第1交差腕364における開口部376との間に接続されている。
このような交差した状態による機構によって、調合上側支持部316においては、調合下側支持部208から上側方向に旋回しかつ離脱することによって、開口状態を維持する一方、調合下側支持部208に対して下側方向に旋回しかつ一体状態となることによって、閉鎖状態を維持している。
図1、26、40、44、及び45に示すように、調合支持機構207は、前側被覆部378を備えており、当該被覆部378は、調合上側支持部316の頂部に固着され、一体となって移動している。
前側被覆部378は、湾曲前側端382及びカーブを描いた状態にて隆起している後側部分を有している略矩形状の上側壁部380を備えている。
中央開口部386は、上側壁部380中に設けられており、かつ調合上側支持部316の上側環状棚状部330内に位置している開口部332と整列状態を呈している。
透明な半球状屋根状部388は、中央開口部386における上側壁部380に固着されており、しかも突出状態を呈している下側環状部分390を備えている。
前記下側環状部分390は、上側壁部380の下側にて延設されている。
前側被覆部378が調合上側支持部316と一体になって結合している段階では、前記突出状態を呈している下側環状部分390は、上側環状棚状部330内に位置している開口部332の内側に挿入され、かつ当該開口部332の下側に伸長している。
矩形状小開口部392は、屋根状部388の上端かつ真後に位置し、しかも上側方向に湾曲した後側矩形状壁部384の中央位置に備えられており、T字型開口部393は、屋根状部388の後方にて前記小開口部392と相互に開口状態を形成しながら連結している。
狭幅矩形状壁部394は、上側方向に湾曲した後側矩形状壁部384の後端から更に後方に延設されており、しかも上側壁部380と並行状態を呈している。
耳状壁部396は、狭幅矩形状壁部394から更に後方に延設されている。
側方壁部398は、上側壁部380の外側周囲から下方に延設されており、しかも上側に湾曲した後側矩形状壁部384、狭幅矩形状壁部394及び耳状壁部396を囲んでいる。
側方壁部398は、相互に反対方向に位置している矩形状切除区画400を備えており、当該区画400は、調合上側支持部316の直交開口区画333と整列状態を呈している。
4個の階段状突起402は、上側壁部380の下側面から延設されており、突出開口部404を備えている。
階段状突起402は、調合上側支持部316の開口部350内に配置されており、ネジ(図示せず)は、前側被覆部378を調合上側支持部316に固着している。
図46−51に即して説明するに、調合支持機構207は、部分的球形状である基礎壁部408を有しており、当該壁部408は、調合下側支持部208における環状開口部218を介して延設され、かつ下側延設案内壁部224に沿って案内されている。
環状棚状部410は、部分的球形状である基礎壁部408の上端から半径方向外側に延設されており、調合下側支持部208の内側に延設されている円形棚状部222上に当着している。
環状案内壁部412は、環状棚状部410の外側端から上側に延設されていると共に、調合下側支持部208において垂直下方延設案内壁部220に面した状態にて当着している。
隆起した状態にある環状溝部413は、環状案内壁部412の上側面に形成されている。
お茶調合支持部406は、環状案内壁部412の外側面にて相向かい合う対称の位置に結合耳部414が設けられており、各結合耳部414は、開口部416を有している。
前記開口部416においては、ネジ(図示せず)が挿入され、かつ各突出開口部230内を貫通することによって、お茶調合支持部406を調合下側支持部208に結合している。
2個の対称に相向かい合う案内壁部418は、部分的球形状である基礎壁部408の外側面から延設されており、調合下側支持部208の導入開口部232内に当着している。
案内壁部418は、部分的球形状である基礎壁部408の内側面にてL字型凹部419を形成している。
このような配置構成によって、下側被覆部300は、調合下側支持部208及びお茶調合支持部406の頂部上に当着している。
お茶調合支持部406は、部分的球形状である基礎壁部408内にて2個の水注入開口部420を備えており、当該開口部420を介して、水は後述の調合室内に噴入される。
2個のチューブ止着接続部422は、部分的球形状である基礎壁部408の下側の外側面に形成されており、前記開口部420と連通状態を呈している。
このようにして、加熱水は図24に示すように、水を加熱するヒータ192からチューブ200を介してT字型連結部202の一方側の注入部に流入し、更には、T字型連結部202からチューブ424を通過する。
図52に示すように、チューブ424は、T字型注入連結部材428(図53)の注入口426に接続されており、当該連結部材428は、第1流出突起430と第2流出口432を備えている。
T字型注入連結部材428は、開口部436に対し横断状に結合し、かつ開口部436を有し、かつ当該連結部材428と直交状態を呈している結合耳部434を備えており、当該開口部436を介してネジ438は突起442の突出開口部440内に挿入される。
前記突起442は、各チューブ止着接続部422の反対側にて部分的球形状である基礎壁部408の外側面から下側に延設されている。
このような結合による配置関係において、第1流出突起430は、チューブ止着接続部422の両側に緊密な状態にて挿入され、各水注入開口部420に対し、加熱水の供給を可能としている。
変形自在のチューブ444(図52)は、T字型注入連結部材428の第2流出口432から延設され、かつ調合機構6において反対側に配置されている注入接合部448(図54)の注入口446に接続されている。
注入接合部448は、他のチューブ止着接続部422内に緊密に挟着されている排出突起450を有しており、その結果、各水注入開口部420に対し加熱水が供給されている。
注入接合部448は、開口部454を有している直立した結合耳部452を備えており、当該開口部454を介して、ネジ456が突起442の突出開口部440内に挿入されかつ収容されている。
そして、前記突起442は、部分的球形状である基礎壁部408の外側面から下側に延設されており、当該基礎壁部408はチューブの他方端との止着接続部422の相互に相向かい合う側部に配置されている。
このような結合を伴う配置に基づき、排出突起450は、チューブの他方端との止着接続部422内に緊密に挟着され、その結果、各水注入開口部420に対し加熱水を供給することができる。
改めて図46−51を参照した場合、お茶調合支持部406が部分的球形状である基礎壁部408の下側中央部に円形開口部458を更に備えていることを確認することができる。
環状壁部460は、円形開口部458から直交した状態にて延設され、かつ内側延設棚状部462の位置を下端としている。
そして、当該棚状部462は、下側に延設されている他の環状壁部464の位置を他方端として結合している。
環状壁部464の下側端は、底側壁部466によって閉鎖されている。
対称状態にて相向かい合っている2個の薄型凹部区画468は、環状壁部460及び部分的球形状である基礎壁部408の底部の位置に備えられており、かつ当該壁部460と面した状態を呈している。
アーチ型凹部470は環状壁部464内に形成されており、かつ薄型凹部区画468と整列状態を呈しており、かつ小開口部472が、底側壁部466のうち、前記凹部470のやや外側位置に形成されている。
調合飲用液が小開口部472を介して流出することについては、後述する通りである。
チューブ止着接続部474は、底側壁部466の外側面の下側にて形成されており、しかも小開口部472と連通状態を呈している。
突起476は、チューブ止着接続部474に対し相向かい合う両側の位置にて、部分的球形状である基礎壁部408の外側表面から延設されており、何れも突出開口部478を備えている。
図55−57に示すように、調合支持機構207は、お茶の葉支持リング480を備えている。
当該支持リング480は、お茶調合支持部406の頂部に当着しており、かつ環状案内壁部484を有している環状頂部側方壁部482を備えている。
当該壁部484は、当該環状頂部側方壁部482から直交した状態にて延設されており、かつ環状肩部486が形成されている内側周囲の領域に配置されている。
このような構成によって、環状案内壁部484は、お茶調合支持部406における環状案内壁部412内に挟着されており、かつその下端は、環状棚状部410上に当接している。
しかも、環状肩部486は、お茶調合支持部406における環状溝部413上に当着されている。
お茶の葉支持リング480は、更に環状頂部側方壁部482の内側周辺から所定の角度にて内側に延設されている環状案内壁部488を備えている。
調合飲用液を、お茶調合支持部406の小開口部472を介して、適切に吸引しかつ濾過することを目的として、図58−63に示すように、網状お茶流出機構490が、環状壁部460内に密着した状態にて挟着されており、しかも当該お茶調合支持部406において、内側延設棚状部462に当着している。
しかも、網状お茶流出機構490は、流量制御円盤492を備えており、当該円盤492は、環状溝496を有している環状外側壁部494を備えている。
流量制御円盤492の底部は、環状底側壁部498によって閉鎖されており、当該壁部498は中央の円形凹領域500を有しており、当該領域500は、小開口部502を備えている。
環状底側壁部498の外側周囲には、隆起した環状棚状部504が備えられている。
隆起した環状棚状部504の高さは、環状外側壁部494の高さよりも小さく、その結果、隆起した環状棚状部504の上側表面は環状肩部506と接した状態にある。
例えば、8個という複数個の半径方向に延設されている横枠508は、環状壁部460の内側面から更に内側に延設されており、その内側端部は、小開口部502を囲んだ状態を呈している。
ゴム製リング510は、環状溝496の内側にて流量制御円盤492を囲んだ状態にて延設されている。
小網状開口部514を有している網状遮蔽部512は、環状肩部506及び横枠508上に配置されている。
そして、閉鎖板516は、網状遮蔽部512に当着した状態にて、流量制御円盤492の環状外側壁部494内に着脱自在にて挿入されており、その結果、閉鎖板516の上側面は、環状外側壁部494の上側面と同一平面を形成している。
閉鎖板516は、環状リング板518及び当該4個の等角度に配列されている横枠520を備えており、当該横枠520は、環状リング板518から内側に延設され、中央にて相互に結合した結果、四等分された開口部522を形成している。
かくして、網状お茶流出機構490が環状壁部460内に遮蔽状態にて挿入され、しかもお茶調合支持部406における内側延設棚状部462に当着している段階では、中央の円形凹領域500は、底側壁部466よりもやや上側に配置されている。
その結果、調合された飲用液は、四等分された開口部522、網状遮蔽部512、小開口部502を通過し、小開口部472から流出している。
銅製の注入接合部524(図64及び65)は、お茶調合支持部406の各水注入開口部420に挿入されている。
各注入接合部524は、遮蔽リング(図示せず)が捲着する外側の円周状溝部を有する下側筒状体526を備えている。
縮小径状の上側筒状体530は、下側筒状体526の上側に形成されており、円錐台区画部532によって上側端を形成している。
第1の径を有する貫通穴534は、下側筒状体526を貫通した状態にて第2の径を有している貫通穴536と連通状態を形成しており、かつ上側筒状体530及び円錐台区画部532を貫通している。
このような構成の結果、貫通穴536及び水注入開口部420を介して順次径が小さくなる領域から流出する加熱水を加速するという噴流状態を実現することができる。
図66−75に即して説明するに、調合機構6は、移動可能であって調合作業中に調合原料を収容している調合室機構538を更に備えており、当該機構538は、お茶調合支持部406内に移動し、かつ挿入されている。
移動可能な調合室機構538は、底側コップ状区画540と頂部屋根状被覆区画542とを備えており、当該被覆区画542は、ヒンジ部544によって底側コップ状区画540に蝶番状に結合しており、その結果、隆起した開放形態と下降した閉鎖形態との双方を旋回によって実現することができる。
底側コップ状区画540は、一部切断タイプの球型コップ状体546を備えており、当該コップ状体546は、外側環状棚状部548と内側環状棚状部550を備えている。
外側環状棚状部548は、前記底コップ状区画540の外側壁部からその上側端に対しやや下側領域にて、外側に延設されており、内側環状棚状部550は、前記底側コップ状区画540の内側壁部から、その上側端のやや下側領域にて内側に延設されている。
ヒンジ部544の関節部552は、コップ状体546の外側面から外側環状棚状部548の開口部分に接続し、かつ当該開口部分を通過する状態にて外側に延設されており、しかも貫通開口部554を備えている。
前記コップ状体546の底部は、大中央排出開口部556を備えており、当該開口部556は、コップ状体546の環状底側壁部558によって部分的に閉鎖された状態となっている。
環状底側壁部558は、閉鎖板560によって部分的に閉鎖されている。
前記閉鎖板560は、環状リング板562及び横枠板564によって形成されている。
前記横枠板564は、環状リング板562から内側に延設され、しかも中央部において相互に結合し、かつ4個の等角度の配列によって、四等分された開口部566を形成している。
閉鎖板560の厚みは、底側壁部558の厚みよりも小さい一方、閉鎖板560の底側面は、底側壁部558の外側面と同一平面を形成している。
前記厚みの相違によって、環状リング板562の上面側に環状肩部567が形成されている。
2個の点対称の状態にて相向かい合っているL字型案内壁部568は、一部切断タイプの球型コップ状体546の外側面から延設されており、調合作業の段階では、お茶調合支持部406の案内壁部418によって形成されているL字型凹部419内にて着脱自在の状態にて載置されている。
更には、2個の点対称状態にて相向かい合った状態にて設置されている噴射開口部570がL字型案内壁部568に対し、直角方向の位置にて一部切断タイプの球型コップ状体546内に形成されている。
噴射開口部570は、前記コップ状体546の中央ラインから離れた状態にて配置されている。
L字型案内壁部568がL字型凹部419内に嵌入された段階では、噴射開口部570の下端は、各注入接合部524の貫通穴536との間にて外側を遮蔽状態とし、かつ相互に連通状態としたうえで配置されている。
その結果、加熱水は、噴射開口部570を介して移動可能な調合室機構538内に噴出されている。
調合原料と一体となっている加熱水において、渦流状態、より好ましくは、激しい乱流状態を実現するために、噴射開口部570は、点571(図75)の位置、即ち頂部屋根状被覆区画542の頂部中央よりやや下側の位置に向かって、多少内側角度方向に設定されている。
その結果、移動可能な調合室機構538内に流入した加熱水は、激しい乱流状態を形成し、当該加熱水と調合原料とが強制的に混合し合うことになる。
渦流の場合には、水と調合原料とが同一速度及び同一方向にて流動するため、双方はある程度の相互に混合し合う状態に至るが、十分な混合状態に至る訳ではない。
これに対し、乱流、特に激しい乱流の場合には、加熱水は流動方向の変化を伴いながら調合原料内に流入し、加熱水と調合原料との間には多量の混合状態が発生することになる。
底型コップ状区画540は、細長ハンドル572を更に備えており、当該ハンドル572は、一部切断タイプの球型コップ状体546の上端から延設されており、ヒンジ部544の関節部552と点対称にて相向かい合う位置にある。
このような前記ハンドル572によって、使用者は、移動可能な調合室機構538を調合作業の後にお茶調合支持部406から除去することができ、しかも調合作業を開始する場合には、移動可能な調合室機構538をお茶調合支持部406に配置することができる。
前記ハンドル572は、調合上側支持部316における直交開口区画333又は前側被覆部378における矩形状切除区画400の何れか一方から突出した状態にて伸長している。
円形の網状遮蔽部、即ち小網状開口部514を有している円形網状遮蔽部512は、環状リング板562上に当接し、閉鎖機能を有する板、即ち閉鎖板516は、網状遮蔽部上に配置され、環状底側壁部558内に着脱自在にて結合しており、その結果、閉鎖板516の上側面は、環状底側壁部558の上側面と同一平面を形成している。
従って、前記閉鎖板516においては、環状リング板及び当該リング板から内側に延設されている等角度に配列された横枠520は、中央にて結合し、かつ四等分された開口部522を形成している。
頂部屋根状被覆区画542は、下側筒状区画576を有している透明屋根状部574を備えており、当該区画576は、その上側部分がガラス又はプラスチック製の透明な一部球型区画578によって閉鎖されている。
開口部580は、一部球型区画578の上側領域の中央位置に形成されている。
環状壁部582は、一部球型区画578における開口部580の上側端から内側に延設されており、更なる小型開口部584と接しており、かつ当該開口部584は、上側に傾斜環状壁部586を有している。
環状スカート部588は、一部球型区画578の上側端部から開口部580を囲んだ状態にて下側に延設されており、しかも開口部580よりも更なる大型開口部589と接した状態にあり、更には、環状肩部590との間にても接した状態にある。
環状棚状部592は、筒状区画576の下側端から短い距離を以って、外側に延設されており、しかも環状溝部594は、筒状区画576の一部領域のうち当該環状棚状部592の下方の位置に形成されている。
短ハンドル596は、環状棚状部592から半径方向外側に延設されている。
2個の相互に離れた状態にある関節部598は、環状棚状部592から外側に延設されており、前記ハンドル596と点対称状態にて向かい合っており、しかも整列開口部600を備えている。
このような配列構成の下に、ピン602が整列状態にある関節部552の開口部554及び整列状態にある関節部598の開口部600内に挿入され、その結果、頂部屋根状被覆区画542は底側コップ状区画540と蝶番状態にて結合することができる。
しかも、Oリング603(図75)は、溝部594内に挿入されている。
かくして、頂部屋根状被覆区画542が閉鎖状態にある場合には、環状棚状部592の下側面は、底側コップ状区画540のうち、一部切断タイプの球型コップ状体546の上側面に当着しており、しかも環状棚状部592の下側に位置している筒状区画576の一部領域は、溝部594内のOリングに沿って、一部切断タイプの球型コップ状体546内に嵌合しており、しかも前記コップ状体546の内側面に対し、Oリング603の介在によって遮蔽状態を形成している。
従って、本発明においては、移動可能な調合室機構538は、水を調合物内に効率的に進入させるような配置が可能であり、特に当該物がお茶の葉である場合には、当該お茶の葉から風味を効率的に抽出することができる。
このような作用効果は、移動可能な調合室機構538内に加熱水を補充し始める最初の段階に空気が当該機構538から散逸する段階だけでなく、その後加熱水が当該機構538内に補充され、かつ空気が当該機構538から散逸する際に、当該機構538を加圧することによって実現されている。
このような作用効果によって、加熱水が補充されている段階では、移動可能な調合室機構538の上側端において、外気又は蒸気の進入を封ずることができる。
噴射開口部570における加熱水の噴出及び移動可能な調合室機構538における加圧の結果、当該機構538内に進入した加熱水の攪拌状態及び乱流状態を実現し、更には、当該加熱水と調合物質との良好な混合状態を実現し、その結果、当該調合物からの風味を効率的に抽出することができる。
このような作用効果を達成するため、タンク被覆リング604(図75−78)は、頂部屋根状被覆区画542の開口部580に圧着されている。
タンク被覆リング604は、外側環状壁部606を備えており、当該壁部606は、その外側面に環状凸部608を備えている。
前記凸部608の外側面は、環状スカート部588の内側面を圧着しており、その結果、開口部580との間にて遮蔽状態を形成している。
このような結合構成において、外側環状壁部606の下側端は、環状肩部590と同一平面を形成している。
内向環状頂部壁部610は、外側環状壁部606の上側端と結合しており、しかも環状壁部582の下側面と隣接している。
その結果、タンク被覆リング604が開口部580と結合した場合には、注入開口部612は、頂部屋根状被覆区画542における更なる小型開口部584の下端部と同程度の径を形成している。
内側にて環状を呈している内側環状案内壁部614は、弾性変形が可能であって、頂部屋根状被覆区画542の内側端から内側に傾斜した所定の角度を以って下側に伸長し、しかもその下側の環状端において、更なる小型開口部616を形成している。
図75、76及び79-83に示すように、タンク被覆遮蔽部618は、タンク被覆リング604における外側環状壁部606内にて圧着されている。
しかも、タンク被覆遮蔽部618は、外側環状壁部606の内側径と同程度の外側径を有している上側環状壁部620を備えており、前記圧着を実現している。
更には、タンク被覆遮蔽部618は、前記上側環状壁部620よりも大きな径を有している下側環状壁部622を備えている。
中央環状接合壁部624は、上側環状壁部620と下側環状壁部622とを接続しており、かつ下側環状壁部622の外径と等しい外径を有する一方、上側環状壁部620の内径と等しい内径を有している。
四等角度配分横枠626は、中央環状接合壁部624の下端表面から内側に延設されており、しかも中央位置において相互に接続し合うことによって、四等分開口部628を形成している。
図75、76、82及び83に示すように、環状結合板630が頂部屋根状被覆区画542における環状スカート部588の下端を堅固に捲着した状態にて備えられており、当該環状結合板630は、環状スカート部588を押圧することによって、タンク被覆リング604及びタンク被覆遮蔽部618を保持している。
環状結合板630は、上側傾斜面632を備えており、当該傾斜面632は、頂部屋根状被覆区画542に接続し、かつ環状結合板630における下側湾曲面634に隣接している。
図75、76に示すように、閉鎖板516と同一構造である閉鎖板636は、下側環状壁部622内に着脱自在にて結合しており、その上側面は、環状接合壁部624の下側中央面と隣接状態を呈している。
網状遮蔽部(図示せず)を閉鎖板636と環状接合壁部624との間に挟着することもできる。
図75、76及び84に示すように、流出頭部638は頂部屋根状被覆区画542の開口部584内に挟着されている。
空気を除去するために、前側被覆部378が閉鎖された場合には、状況如何によっては、加熱水が補充されている段階にある移動可能な調合室機構538から少量の余分な飲用液が必要に応じて流出頭部638を介して流出されている。
前記各図面に示すように、流出頭部638は、筒状上側区画640、円錐台型下側区画642及び側方開口部648を備えている。
前記下側区画642は、その下端部において開口状態を呈し得る開口部646を形成する中央軸状空洞部644を備えており、前記側方開口部648は、筒状上側区画640の外側面を形成し、かつ前記軸状空洞部644の上側端と連通状態を呈している。
その結果、加熱水が補充されている段階では、空気は調合室区画538の上側端への強制的な流動を余儀なくされ、更には開口部646、中央軸状空洞部644及び側方開口部648を介して流出している。
余分な液体が存在する場合には、同じような流出状態が実現することになる。
変形しないチューブ650の一方端は、側方開口部648に接続され、当該チューブ650の他方端は、回転軸362に軸支されている送風回転機構652に接続されている。
その結果、調合上側支持部316が前側被覆部378と共に、上側に押し上げられた段階では、調合上側支持部316の旋回を原因として、回転軸362だけでなく、送風回転機構652もまた旋回することになる。
流出頭部638が送風回転機構652に変形しないチューブ650によって接続されていることから、当該流出頭部638は、調合上側支持部316と共に上側に旋回することができる。
従って、移動可能な調合室機構538は、調合作業の最終段階では、移動可能な調合室機構538を除去することができると共に、当該調合室機構538を、調合用原料を改めて充満したうえで、新たな調合作業を開始するために、お茶調合支持部406内にて、元の位置に戻すこともできる。
後者の戻す場合には、調合上側支持部316及び前側被覆部378は、閉鎖状態の位置に旋回して下降し、円錐台型下側区画642は、タンク被覆リング604の更なる小型開口部616に嵌入されることによって、内側にて環状を呈している内側環状案内壁部614との間にて弾性変形に基づく遮蔽状態を、着脱自在としたうえで実現することができる。
図84−86に明瞭に示すように、送風回転機構652は、第1結合筒状部654を備えており、当該第1結合筒状部654は、回転軸362に固着する一方、第1の径によって設計されている軸状開口部656を有している。
第2空気室筒状部658は、第1結合筒状部654よりも大きな径を有している中央軸状開口部660を備えており、回転軸362の周囲に配置されており、しかも第1結合筒状部654と同軸上に配列されている。
中央の軸状開口部664を有している直交パイプ662は、中央軸状開口部660に対し、第2空気室筒状部658内の側方開口部666を介して連通状態にて接続している。
そして、変形しないチューブ650の他方端は、直交パイプ662の自由端に結合している。
このように、第1結合筒状部654が回転軸362と固着していることから、前側被覆部378が上側に持ち上げられる段階では、送風回転機構652は、回転軸362と共に旋回し、その結果変形しないチューブ650及び流出頭部638もまた一体をなして旋回している。
しかも、加熱水が移動可能な調合室機構538を順次補充する場合には、当該機構538内の空気は、順次上側に移行し、かつ流出頭部638、変形しないチューブ650及び送風回転機構652の第2空気室筒状部658を介して外部に散逸することができる。
図84、87及び88に示すように、空気循環接続部668は、回転軸362の周囲取り付けられている。
空気循環接続部668は第1結合筒状部670を備えており、当該筒状部670は、第1の径によって設計されている中央軸状開口部672を備え、かつ回転軸362に遮蔽を実現する接触状態を伴って固着している。
第2空気室接続筒状部674は、中央軸状開口部676を備えており、当該軸状開口部676は、前記中央軸状開口部676の径よりも大きな径を有し、かつ回転軸362の周囲を囲んだ状態にて配置されており、しかも同軸状態にある第2空気室筒状部658と遮蔽を実現する接触状態を伴って結合している。
軸状開口部680を有している直交パイプ678は、第1結合筒状部670の外側面と結合し、中央軸状開口部676に対し、第1結合筒状部670内の側方切除部682を介して連通状態にて接続している。
図89に示すように、チューブ684は、一方端にて中央軸状開口部680と連通状態にある直交パイプ678の自由端に接続し、他方端にて第1電磁弁686の流入側と接続している。
前記第1電磁弁686の排出側は、チューブ688の一方端と接続している。
チューブ688の他方端は、T字型接合部692の流入口690と接続している。
T字型接合部692の上側流出口694は、チューブ696に接続しており、当該チューブ696の自由端側は外気への排出口を形成している。
T字型接合部692の下側流出口698は、チューブ700に接続しており、当該チューブ700は、T字型中空状周囲壁部26の関節部50に接続している。
既に説明したように、関節部50の下側端が開口する一方、アーチ型の案内壁部52を備えており、その結果、当該関節部50を介して供給された色々な飲用液は、排出側に配置されている平板によるコップ体支持部40の側に流動している。
第1電磁弁686は、マイクロプロセッサー702(図89)によって制御されており、当該マイクロプロセッサー702は機械部2を収容している後側パネル704載置されている。
移動可能な調合室機構538の上側領域における空気は、当該機構538に加熱水が補充する当初の段階では当該機構538から出されているが、このような出状態は、重要事項として着目に値する。
即ち、上記出によって、移動可能な調合室機構538の上端においては、当該機構538を加熱水が補充している段階では、蒸気の進入が排斥することができる。
しかも、移動可能な調合室機構538は、前記のように、加熱水が補充され、当該機構538から空気が散逸することによって、加圧状態に至っている。
その結果、前記調合室機構538内の圧力は、加熱水に対しお茶の葉内に強制的に進入するように作用し、短時間のうちに、お茶の葉から香料を効率的に抽出することができる。
前記作用に関連して、マイクロプロセッサー702は、第1電磁弁686が移動可能な調合室機構538内に加熱水を補充している段階に空気を当該機構538から流出させるという作用に対する制御を行っている。
流出する空気は、チューブ696を介して外気側に散逸されている。
移動可能な調合室機構538内の加熱水のレベルが所定の高さに至った場合には、マイクロプロセッサー702が第1電磁弁686を閉鎖状態とし、その結果、空気の更なる散逸は抑制される。
但しこの段階では、加熱水の補充を原因として、空気は依然として前記機構538から外側に移動しようとしている。
その結果、空気は、前記機構538と第1電磁弁686の間に閉じ込められることになる。
そして、前記機構538内に加熱水が更に流入することによって、閉じ込められた空気は加圧され、しかも加熱水の当該機構538からの排出抑制された状態にあることから、当該加熱水は、当該機構538を加圧することになる。
調合作業の終了段階では、加熱水は、移動可能な調合室機構538内に更に流入せず、加熱水の当該機構538内におけるレベルは低下し始める。
そのような低下の段階では、既に当該機構538内に大量の調合飲用液が形成され、しかも加圧された空気は、再び当該機構538内に進入する。
上記進入の根拠は、当該機構538内の圧力よりも加圧された空気の圧力の方が大きいことにある。
しかも、大きな圧力を有する空気の再進入に伴う押圧力によって、残留している調合飲用液が引力によって移動可能な調合室機構538から落下するという作用が助長されることになる。
移動可能な調合室機構538が既に飲用液が加圧状態にある空気と一体となって散逸する段階では、当該飲用液は、開口状態にある第1電磁弁686を介して、T字型接合部692を通過し、かつチューブ700を介して外部に散逸する。
移動可能な調合室機構538内に残留している調合飲用液のレベルが相当程度下降した場合には、第1電磁弁686は再び開口状態に至るが、その段階では、当該機構538内の圧力は依然として、残留する飲用液を押圧して排出するという作用を発揮している。
移動可能な調合室機構538から調合飲料を提供するために、調合作業が終了した後の段階では、当該機構538の底側コップ状区画540の四等分された開口部566から調合飲料が散逸する。
更に、その後調合飲料は、お茶調合支持部406内の小開口部472から放出される。
図90及び91に示すように、流出接合部706は、お茶調合支持部406の底部に接続している。
流出接合部706は、流入区画708を備えており、当該区画708は、接続翼状部710を相向かい合う両側に備えており、かつ当該翼状部710は、ネジ(図示せず)を挿貫する開口部712を有している。
前記ネジは、お茶調合支持部406の突起476における突出開口部478内に突出した状態にて収容されている。
流入区画708は、中央突起714を備えており、当該突起714は、お茶調合支持部406のチューブ止着接続部474内に挟着されている軸状開口部716を有している。
その結果、小開口部472から散逸した調合飲料は、軸状開口部716を介して排出されている。
流出接合部706は、流出区画718を有しており、当該区画718は、軸状開口部716と連通し、かつ当該軸状開口部716と直交状態にある流出穴720を備えている。
変形可能なチューブ722の一方端は、流出穴720に接続しており、他方端は、第2電磁弁724の注入口に接続しており、当該第2電磁弁724の他方端は、チューブ726の一方端と接続している。
第2電磁弁724は、機械部2を収容している後側パネル704に載置されているマイクロプロセッサー702によって制御されている。
チューブ726の他方端は、排出接合部728(図92)に接続しており、当該接合部728は、ネジ(図示せず)が貫通する開口部734及び流出区画730を備えており、かつ当該流出区画730は、側方にて相互に相向かい合っている接続翼状部732を有している。
流出区画730は、軸状排出開口部738を有している中央突起736を備えている。
排出接合部728は、流入区画740を備えており、当該区画740は、軸状排出開口部738と連通状態にあり、かつ当該軸状排出開口部738と直交している流入穴742を有している。
変形可能なチューブ722の他方端は、流入穴742に接続している。
図2及び図93−96に示すように、排出接合部728は、流出被覆部744に接続しており、当該被覆部744は、収容室8の前側に位置している下側開口部746内に取り付けられており、かつ当該開口部746から一部延設された状態にある。
流出被覆部744は、円錐台型コップ状壁部748を備えており、当該壁部748は、環状底側壁部750によって下側端の一部は、閉鎖された状態にある。
当該環状底側壁部750は、中央開口部752を備えているが、当該中央開口部752を貫通した状態にて、排出接合部728の中央突起736が延設されている。
このような延設によって、調合飲料が受け台754(図1)上に位置しているコップ又は同様の形態物に提供されている。
前記受け台754は複数の穴756を備えており、かつT字型中空状周囲壁部26の前面に位置している平板状コップ支持部40上に載置されている。
円錐台型コップ状壁部748及び環状底側壁部750は、下側開口部746から延設されている。
流出被覆部744は、中央開口部752の両側に相向かい合う2個の突起部758を有している。
前記突起部758は、排出接合部728の接続翼状部732とネジ(図示せず)を介して結合するための突出開口部760を有している。
前記ネジは、排出接合部728の開口部734を介して伸長し、かつ突出開口部760を貫通している。
流出被覆部744は、点対称状に相向かい合っている支持翼状部761を備えており、当該翼状部761は収容室8の前側面の頂部に当着している。
穴を有している2個の隆起型中空状基台762は、ネジ(図示せず)によって、流出被覆部744を収容室8に結合するための開口部764を有しており、当該ネジは、収容室8の前側端表面の上側に位置している突起部768内の突出開口部766内を貫通した状態にて伸長している。
調合作業の間に、ユーザーは、移動可能な調合室機構538内における調合原料に対する乱流を伴う攪拌作用を、当該機構538の透明な一部球型区画578及び前側被覆部378の透明な半球状屋根状部388を介して注視することができる点が着目されねばならない。
但し、前記機構538内の加熱水の熱によって、透明な半球状屋根状部388及び/又は透明な一部球型区画578は、霧が充満した状態と化し、前記のような乱流を伴う攪拌作業に対する目視が妨げられる場合がある。
本発明においては、送風器774(図43及び84)は、回転軸362の後方及び下方に配置されている。
テーパ状送風器導入接合部776(図97)は、送風器774の出力側と結合しており、当該接合部776の開口出力側端は、回転軸362の真下の位置を端部としている。 このような配置の目的は、透明な半球状屋根状部388と透明な一部球型区画578の間の空間に調合作業中空気を吹き付けることにある。
このような吹き付けによって、透明な半球状屋根状部388及び/又は透明な一部球型区画578が調合作業中に霧が充満した状態に至ること、又は結露することを防止することができる。
送風器774に代えて、又はこれに加えて、例えば加熱ワイヤー又は類似の物を使用している加熱器(図示せず)もまた採用可能であって、その場合には、屋根状部388及び一部球型区画578の一方又は双方に対し霧が充満した状態の発生を防止する温度を提供することになる。
調合作業を開始し、かつ制御するために、調合飲料供給装置2は、既に説明したマイクロプロセッサー702、映像表示部778及び制御用把手又はボタン782を備えている。
前記映像表示部778は、収容室8内の開口部780を介して目視することができ、前記制御用把手又はボタン782は、収容室8内の開口部784を介して延設されている。
マイクロプロセッサー702は、第1電磁弁686及び第2電磁弁724、水ポンプ172、水を加熱するヒータ192、空気ポンプ206、送風器774及び映像表示部778に接続されており、これらの作動に対する制御を行っている。
そして、制御用把手又はボタン782は、マイクロプロセッサー702における制御を操作しており、当該制御の結果は、映像表示部778によって表示されている。
しかも、映像表示部778は、マイクロプロセッサー702の制御によって、水の温度、調合時間、移動可能な調合室機構538において設定された圧力、例えば調合作業が現在行われているか否かという前後状況、残る調合時間、更には、他のパラメータ等に関する情報の表示を行っている。
制御用把手又はボタン782においては、映像表示部778の映像表示状態に従ってボタンを押す操作と当該把手又はボタン782を回転する操作との結合によって前記制御に必要な作業が行われている。
従って、例えば調合作業の開始段階においては、最初の映像に表示する要求に基づいて、ユーザーに対し、制御用把手又はボタン782の回転によって増減できる調合時間について問い合わせることができる。
従って、ユーザーは、所望の設定状態が実現され、しかもそのような状態が映像表示部778上に表示されている場合には、制御用把手又はボタン782を押せば良い。
他方、映像表示部に基づく操作によって、ユーザーは、例えば温度、圧力、お茶の葉の大きさ等の各設定を継続して実現することができる。
更には、ユーザーは、映像表示部778において、所望の調合原料につき、マイクロプロセッサー702の記録部に予め記録されている設定状態、例えば、予め既に記録されているか、又はユーザーの選択によって予め設定されているお茶の格別なタイプ等について表示させることができる。
このように、既に記録されているか又はユーザーの選択に基づいて予め設定されたパラメータが存在するが、ユーザーは、これらのパラメータを自らの好みに応じて設定することができる。
操作に際し、押圧ボタン282は、前側被覆部378を開放し、かつ開口状態とするために、内側に押圧される。
移動可能な調合室機構538の頂部屋根状被覆区画542は、底側コップ状区画540から隆起した状態に至り、例えば並みの大きさのお茶の葉のような調合原料が挿入された後に、前記頂部屋根状被覆区画542が閉鎖される。
次に、移動可能な調合室機構538は、お茶調合支持部406内に挿入される。
このような配置によって、前記機構538の噴射開口部570は、お茶調合支持部406の水注入開口部420と密封状態に必要な整列状態に至り、その結果、加熱水を前記機構538内に噴入することができる。
水タンク4は、被覆部106を外したうえで水を注入するか、又は当該タンク4自体を台所又は同様の場所に移動したうえで同様の注入を行い、かつ元の位置に戻すことによって、水の補充が行われている。
水を補充させるために水タンク4を移動する場合には、水の散逸を防止するために、タンク弁120は、底側開口部114を閉鎖する。
水タンク4がT字型中空状周囲壁部26内に挿入された場合には、タンク弁120は、弁作動部86の弁作動用突起部94によって開放状態に至り、その結果、底側開口部114を介して水が放流される。
その後、ユーザーは、制御用把手又はボタン782による調合作業に必要なパラメータを設定し、かつ映像表示部778によって表示される方法に従って、当該把手又はボタン782を押すことによって調合を開始する。
その際、第1電磁弁686は、水が移動可能な調合室機構538内にて補充される段階では、空気を当該機構538から散逸させるために、マイクロプロセッサー702によって開放状態に設定されている。
他方、第2電磁弁724は、前記機構538から飲用液の散逸を防止する段階に至った段階では、マイクロプロセッサー702によって閉鎖状態に設定されている。
しかも、水ポンプ172は、マイクロプロセッサー702の制御によって水タンク4から水を加熱するヒータ192を介して水を移送しているが、当該ヒータ192もまたマイクロプロセッサー702によって制御されている。
水を加熱するヒータ192によって加熱された水の温度は、当該ヒータ192の開閉時間及び当該ヒータ192内の加熱コイルを介した電流の程度によって左右される。
前記制御においては、水を加熱するヒータ192又は当該水の下流側に温度センサー(図示せず)を設けたうえで、加熱水の温度につき、マイクロプロセッサー702に温度信号を伝達することが好ましい。
水ポンプ172の作用によって、ヒータ192内にて加熱された水は、お茶調合支持部406の水注入開口部420、当該開口部420における各注入接合部524、及び移動可能な調合室機構538の楕円形状を呈しているコップ状体546内に形成されている噴射開口部570を貫通する状態にて圧力によって移送されている。
噴射開口部570は、やや内側を向くような角度方向に配置されており、当該角度方向の延長線は、頂部屋根状被覆区画542の頂部中央のやや下の位置である点571と交差している。
このような配置の下に、噴出された加熱水の圧力を原因として、移動可能な調合室機構538内のお茶の葉又は他の調合原料に対して作用する渦流、及びより好ましくは、乱流を伴う攪拌状態を形成することができる。
加熱水が、前記機構538を補充する段階では、当該機構538内の水位センサー(図示せず)がマイクロプロセッサー702に水位の信号を伝達している。
前記機構538が水によって補充されると同時に、前記機構内の空気は、第1電磁弁686を介して散逸し、しかもチューブ688、T字型接合部692、及びチューブ696を介して外気側に排出されている。
移動可能な調合室機構538の頂部を介して飲用液を排出する段階では、当該飲用液は、第1電磁弁686、及びチューブ688、T字型接合部692及びチューブ700を通過して排出されている。
移動可能な調合室機構538内にて空気の排出を伴う当該機構538内の水の補充が所定のレベルに至ったことを水位センサーが感知した場合には、第1電磁弁686が閉鎖される。
この段階では、閉鎖された第1電磁弁686と前記機構538の開口した頂部との間の空間領域には、空気及び/又は水が残留している。
前記機構538を水が更に補充された段階では、前記空間領域に移動した空気は加圧され、その結果、当該機構538の頂部から水が散逸することを防止する一方、当該機構538内の加熱水に対する加圧に寄与することになる。
しかも、このような加圧状態によって、加熱水を補充する期間中、前記機構538の上側端における空気又は水蒸気の進入を封鎖することができる。
前記機構538内において、加熱水を、所定の傾斜角度に沿って噴射し、かつ加圧することによって、加熱水は、調合物内に効率的に進入し、特に当該物がお茶の葉である場合には、お茶の葉から効率的に風味を抽出することができる。
しかも、前記機構538内に注入された加熱水に対する乱流を伴う攪拌が行われた場合には、調合物と加熱水とが良好な混合状態に至り、調合物から更に効率的な風味の抽出が可能となる。
前記混合の段階では、水ポンプ172は、前記機構538に対する水の供給動作を継続している。
但し、加熱水が充満するような容量に達した場合には、水ポンプ172は、専ら前記機構538内の加熱水に対する加圧作用に終始し、その結果、当該水と調合原料との相互作用は更に促進されることになる。
十分な調合時間が経過し、その結果、調合物から風味が十分抽出されるに至った段階では、第2電磁弁724が開口し、かつ排出接続部728の中央突起736に調合飲料が少しづつ供給され、更には、調合飲料は、受け台754上に位置しているコップ又は同種類の容器に供給されることになる。
上記調合時間は、滞留時間、即ち水が排出されるに至るまでに、調合原料と接触状態にある時間の長さ、又は攪拌時間、即ち水及び調合原料が相互に攪拌状態となっている時間の長さによって左右される。
調合時間中、加熱水は、移動可能な調合室機構538に依然として供給されている。
例えば、仮に当該機構538が2オンス分の容量しか有していないのに対し、コップ又は水差しにおける所望の容量が8オンスである場合には、加熱水の供給は、必要な量だけ継続されることになる。
十分な量の加熱水が供給された場合には、マイクロプロセッサー702は、水ポンプ172の作動を閉鎖するような制御を行う。
当該制御と同時に、マイクロプロセッサー702の作用によって、空気ポンプ206が前記機構538の一部切断タイプの球型コップ状体546内に形成されている噴射開口部570を介して空気を移送している。
このような空気の移送は、前記機構538から調合飲用液を流出するような空気圧を形成すること、及びT字型の接続部202及び噴射開口部570に至るまでの一連の流通ラインから飲用液を排出しながら清掃するという双方の目的に寄与している。
換言するならば、強制的に移送されている空気は、前記機構538内の飲用液を介して上昇し、当該機構538の頂部に至り、その結果、当該空気は、前記機構538から調合飲用液を排出することに寄与している。
強制的に移送されている空気は、例えば、34°F(華氏34度)のような調合飲料を冷却し、かつ凍結させないような温度にするとよい。
このような冷却空気は、アイスティー、アイスコーヒー又は同様の冷却された飲料を調合するために供給されている。
空気ポンプ206が作動している前記時期においても、第1電磁弁686は、依然として閉鎖されており、その結果、移動可能な調合室機構538の頂部開口端と当該第1電磁弁686間にて加圧された空気は、前記機構538から調合飲料を押し出すことに寄与している。
調合飲用液が前記機構538から押し出された場合には、第1電磁弁686が再び開口する一方、第2電磁弁724が閉鎖する。
そして、押圧ボタン282は、前側被覆部378を開放し、かつ開口するために内側に押され、その結果、移動可能な前記機構538は、他の調合作業のために除去されることになる。
本発明においては、特許請求の範囲(クレーム)の範囲内において、様々な変形がある。
例えば、押圧ボタンによる施錠機構に代えて、図98に示すような回動型施錠機構786もまた採用することができる。
回動型施錠機構786は、調合上側支持部316の前方から外側に延設されている突起部788を備えており、当該突起部788は、アーチ型の溝部790を有している。
他の突起部792は、調合下側支持部208の前面から外側に延設されており、直交する方向に延設されているピン794を備えている。
施錠ハンドル796は、一方端にて、ピン794によって軸支されており、U字型ワイヤー留金798は、下側自由端800を有している。
前記下側自由端800は、ピン794の下側の位置にて内側に向かう状態を形成し、かつ施錠ハンドル796の側部を軸支した状態にて取り付けられている。
このようにして、調合作業の段階にて施錠する場合には、施錠ハンドル796は、ピン794の軸支の下に上側に回動し、しかも、U字型ワイヤー留金798は、アーチ型の溝部790内に配置されている。
しかも、施錠ハンドル796は、ピン794の軸支の下に下側に回動し、調合作業の段階では、調合下側支持部208及び調合上側支持部316を施錠することができる。
浮上センサーが水タンク4内に組み込まれ、ユーザーに対し、更に水を加えるべきであるという情報を提供するという好ましい変形による実施形態を採用することができる。
前記浮上センサーは、マイクロプロセッサー702と接続し、しかもユーザーに対し、映像表示部778を介して情報を提供することが好ましい。
このような場合、仮に、浮上センサーが装置2が作動するには水が不十分であると判定した場合には、マイクロプロセッサー702は装置2における故障を防止するために、当該装置2の作動を中止させることになる。
調合室機構538は、必ずしも移動可能である必要はなく、寧ろ所定の位置に固定することも可能である。
これまで水を、調合物と混合する液体として説明を行っているが、本発明は、そのような構成に限定されている訳ではなく、他の適当な液体を利用することができる。
例えば、アルコール、油等を調合原料から風味又は活性要素を抽出するための液体として使用することができる。
更には、第1電磁弁686は、流出頭部638に置換して利用することができる。
上記置換の根拠は、透明半球状屋根状部388及び574を目視した場合に動的(ダイナミック)な動きによる審美的効果を発揮し得ることにある。
噴霧器900(図3)を排出接合部728の下端に設けるという更に変形した実施形態の場合には、お茶が軸状排出開口部738から排出する際、噴霧器900が飲用液であるお茶を霧のような液滴に細分化することができる。
その結果、加熱されたお茶は、急速に冷却され、氷を備えたグラス内に供給することができる。
その根拠は、液滴状となったお茶のより大きな表面積によって外気に晒された場合には、急速に冷却されることにある。
しかも、お茶が氷と接触する前に、相当程度冷却しているため、お茶は、グラス内の氷を完全に溶かす訳ではない。
噴霧器900は、通常採用されている噴霧器であれば、どのような形態であっても採用することができる。
噴霧器900としては、例えば液状飲用物が通過することによって、微細な噴霧状態とするような微細な孔を備えた遮蔽物(図示せず)という単純な構成も採用可能である。
このような構成とは別に、例えば、噴霧器900は、良く知られているベンチュリ効果を利用することもできる。
その場合には、気体が順次断面積が減少するようなチューブ又はベンチュリ管を所定の圧力の下に噴出される際、噴出速度が上昇し、所謂ベルヌーイの定理によって最も断面積が小さい位置において圧力が低下している。
このような圧力低下によって、飲用液が存在する場所との圧力の相違が発生し、飲用液は、収容室形成用胴部側から吸収されるか、又は前記胴部側から流出し、チューブのうちの最も狭い領域を介して流動している気流中に流動し、微細な噴霧状態の液滴となって噴出され、通常使用されている香水に対する噴霧器と同じような状態を呈することになる。
本出願発明における屋根型に関しては、透明であることを必要とするが、特に部分的な球状形態に限定される訳ではなく、どのような形状及び大きさであっても良い。
図99−110は、更に変形調合飲料供給装置1002を開示している。
上側の軸支された機構として、押圧ボタン282に代えて、旋回ハンドル機構1004が設けられており、その場合には、調合機構6は施錠の対象とならない。
即ち旋回ハンドル機構1004は、概略U字型ハンドル1006を備えており、しかも当該ハンドル1006は、面接状自由端1008を有している。
接続棒1010は、ネジ1111によって、ハンドル1006の面接状自由端1008の間に固着されており、当該接続棒1010は、変形調合上側支持部1014(図107及び108)から延設されているU字型棒支持部1012上に旋回可能な状態にて当着している。
2個のZ字型押付部材1016は変形調合上側支持部1014と結合しており、それぞれアーム1016aを有している。
前記アーム1016aは、接続棒1010の上側の位置にて、U字型棒支持部1012を横断する状態にて設置されており、かつ接続棒1010の係着位置からの離脱を防止している。
従って、接続棒1010は、変形調合上側支持部1014に接続されていることに基づき、上側方向に隆起しており、かつ変形調合上側支持部1014が当該支持部1014の後部に位置している耳部1017を軸とする旋回を可能とし、当該旋回の結果、移動可能な調合室機構の挿入及び移動が実現可能となる。
図107に示すように、変形調合上側支持部1014は、前方端中央にて、下側延長凹部1018を備えている。
前記凹部1018は、下側延設後側壁部1020、下側延設前側壁部1022、これらの壁部1020及び1022と接続し、かつ相向かい合う状態にて下側に延設されている側方壁部1024、及びこれらの壁部1020、1022、1024と接続している底側壁部1026によって構成されている。
U字型棒支持部1012は、凹部1018の後端であって、後側壁部1020の前側に位置している側方壁部1024の外側に配置され、かつ上側に延設されており、その結果、接続棒1010は、凹部1018上に架設されている。
図104に示すように、相互に所定の空間領域を介して離れた状態にある2個の耳部1028は接続棒1010から下側に延設され、当該延設位置にて旋回可能な状態にある。
耳部1028は、U字型棒支持部1012の内側となるように配置されている。
その根拠は、耳部1028が凹部1018と僅かな距離を形成するように下側に延設されており、しかも後側壁部1020の前側に配置され、かつ凹部1018の各壁部と接触せずに旋回又は回転することが必要とされていることにある。
軸頭棹部材1030は、耳部1028の下側端の間にて接続されており、連接部材1032(図105)は、前記軸頭棹部材1030に軸支されている。
連接部材1032は、上側軸頭区画1034、下側軸頭区画1036、及び接続区画1035を備えており、当該接続区画1035は、上側軸頭区画1034を上側としたうえで、下側軸頭区画1036に接続している。
2個の上側軸頭区画1034は、同軸状態であって、かつ相互に離れた状態にある筒状載置部1038を備えており、当該載置部1038は、軸頭棹部材1030によって旋回可能な状態にて軸支されている。
前記軸支において、接続区画1040は、前記筒状載置部1038を相互に接続すると共に、軸頭棹部材1030を部分的に囲んだ状態にある。
2個の下側軸頭区画1036は、同軸状態であって、相互に離れた状態にある筒状載置部1044を備えており、当該載置部1044は、接続区画1042によって相互に接続されており、しかも軸頭棹部材1046によって旋回可能な状態にて軸支されている。
旋回鉤部1048(図106)は、連接部材1032の筒状載置部1038の外側にて軸頭棹部材1046の端部上に取り付けられている。
各旋回鉤部1048は、L字型鉤部材1050を備えており、当該部材1050は、接続腕1052及び当該接続腕1052の下側端から直交する状態にて延設されている鉤腕1054を有している。
鉤腕1054は、その前後の両側端において湾曲端部1054aを有している。
開口部1058を有している第1旋回小耳部1056は、接続腕1052の上側端に接続され、鉤腕1054の真上に配置されている。
第2の作動小耳部1060は、第1接続腕1052の上側端から後方に延設されており、しかも軸頭棹部材1046の一方端が延設され、かつ貫通している開口部1062を有している。
各L字型鉤部材1050は、変形調合上側支持部1014における凹部1018の底側壁部1026内の溝穴1064を貫通して延設されており、その結果、鉤腕1054は、底側壁部1026の下側に配置されている。
先端軸頭1066は、2個の旋回鉤部1048における第1旋回小耳部1056の開口部1058を貫通して延設されており、先端軸頭1066の相向かい合う端部は、変形調合上側支持部1014の前方における半筒状凹部1068に配置されている。
先端軸頭1066が半筒状凹部1068内に配置されている場合には、Z字型押付部材1016における相向かい合うアーム1016bが先端軸頭1066の端部にまで延設されており、当該押付部材1016の当該先端軸頭1066からの逸脱を防止している。
コイル状バネ1069は、前記支持部1014において下方に延設されている側方壁部1024及びL字型鉤部材1050の間にて先端軸頭1066の各端部に捲着しており、旋回鉤部1048に対して前方及び後方に旋回させようとする力に対し、所定位置に留ませるように作用する圧力を発揮している。
図108、109及び110に示すように、変形調合下側支持部1070は、変形調合上側支持部1014における凹部1018の底側壁部1026内の溝穴1064と整列状態を呈している。
その結果、鉤腕1054もまた、前記開口部1072を貫通して変形調合下側支持部1070の下方まで延設されている。
変形調合上側支持部1014の下面は、一部筒状凹部1074を備えており、当該凹部1074は、開口部1072と直角方向に交差しており、かつ当該開口部1072は、前記凹部1074と開口部を介して接続している。
抑制ピン1076は、一部筒状凹部1074内にて、例えば溶接棒、接着剤、ネジ、下方支持部材のような適当な媒介手段によって固着されている。
変形調合飲料供給装置1002が施錠段階又は作業段階にある場合には、鉤腕1054は、抑制ピン1076と共に旋回し、かつ変形調合上側支持部1014を変形調合下側支持部1070に施錠している。
コイル状バネ1069は、鉤腕1054における動揺を防止している。
しかしながら、U字型ハンドル1006が押圧された場合には、当該ハンドル1006は、接続棒1010を1009に示す矢印の方向(図103)に旋回させ、耳部1028もまた、同一方向である前方に回転することになる。
その結果、連接部材1032の上側軸頭区画1034もまた、耳部1028と共に前方に旋回するが、その原因は、当該区画1034が軸頭棹部材1030を介して耳部1028に接続していることにある。
このような作動の結果、連接部材1032の下側軸頭区画1036は、後方に旋回し、かつ軸頭棹部材1046を一体状態にて移動させている。
旋回鉤部1048における作動小耳部1060は、前記軸頭棹部材1046上に取り付けられていることから、前記のように軸頭棹部材1046は自らの移動を原因として、第2の作動小耳部1060を後方側に引くように作用し、その結果、先端軸頭1066に軸支されている旋回鉤部1048は、コイル状バネ1069による弾性力に逆らって旋回している。
このような作動を原因として、L字型鉤部材1050は、抑制ピン1076から解放され、その結果、変形調合上側支持部1014は、変形調合下側支持部1070から上側に旋回することになる。
このような配置状態の下に、調合室機構に対する除去又は挿入を実現することができる。
閉鎖状態の作業の段階では、ハンドル1006は、下側に押圧され、その結果、変形調合上側支持部1014は下側に旋回し、変形調合下側支持部1070に接近することになる。
この段階では、接続棒1010が矢印1009と反対方向に旋回し、かつ耳部1028もまた、同一方向に沿って後側に回転する。
その結果、連接部材1032の上側軸頭区画1034は、耳部1028と共に後側に旋回するが、その原因は、当該区画1034が軸頭棹部材1030を介して耳部1028に接続していることにある。
このような作動を原因として、連接部材1032の下側軸頭区画1036が前方に旋回し、更には軸頭棹部材1046もまた一体となって旋回移動を行うことになる。
旋回鉤部1048の作動小耳部1060が前記軸頭棹部材1046上に取り付けられていることから、前記のように、軸頭棹部材1046が旋回移動を行うことによって、第2作動小耳部1060が前方に押されるという効果が発生する。
その結果、先端軸頭1066に軸支されている旋回鉤部1048はコイル状バネ1069による弾性力に逆らって旋回することになる。
変形調合上側支持部1014に対する下側への移行を継続している段階では、L字型鉤部材1050は、抑制ピン1076と係合し、その結果、変形調合上側支持部1014は、変形調合下側支持部1070と結合している。
L字型鉤部材1050が、抑制ピン1076の下側にて係合する前に、前方の位置に移動している段階では、変形調合上側支持部1014の後方への移動の継続を原因として、鉤腕1054の湾曲端部1054aは、抑制ピン1076上に乗り上げ、鉤腕1054は抑制ピン1076を離脱させる状態に至るまで後方に押圧されている。
従って、鉤腕1054が下側への移行を継続した後には、抑制ピン1076との施錠関係を解消することになる。
コイル状バネ1069は、一方端において1個の旋回鉤部1048と結合するか、又は他方端において、収容室と結合しており、その結果、コイル状バネ1069は、施錠による配置状態の段階では、旋回鉤部1048に対し前方に回転させるような回転力を発揮している。
従って、ハンドル1006を上側に回転させた段階では、旋回鉤部1048は、コイル状バネ1069による弾性力に逆らって後方に移動し、装置を開口状態とすることになる。
これに対し、ハンドル1006の上方への移動を解除した段階では、旋回鉤部1048は、前方の位置に向かって回転することになる。
従って、閉鎖状態による作動の段階では、旋回鉤部1048は、コイル状バネ1069によって前方の位置に向かうように付勢され、鉤腕1054の湾曲端部1054aは、抑制ピン1076上に乗り上げ、かつ鉤腕1054が抑制ピン1076から離脱するに至るまで、後方への圧力を受けることになる。
その結果、鉤腕1054の下方における移行状態が継続した次の段階では、コイル状バネ1069による弾性力によって鉤腕1054は、抑制ピン1076との施錠関係を解消することになる。
更には、図111−116に示すように、変形調合飲料供給装置1002においては、ヒンジ部544に軸支された状態にて開口する移動可能な調合室機構に代えて、変形された移動可能な調合室機構1080を採用することができる。
前記機構1080は、底部側コップ状区画1082及び頂部側屋根状被覆区画1084を備えている。
これらの区画は、中央における垂直方向軸の周囲にて相互に回転するか又はねじれ状態を形成すると共に、バヨネット施錠機構1086によって、相互に施錠状態を実現することができる。
移動可能な調合室機構1080において形成された圧力を考慮するならば、当該機構1080は、前述の旋回鉤部1048における通常の施錠システムに加えて、第2の施錠システムを実現している。
底部側コップ状区画1082は、一部切断タイプの球型コップ状体1088を備えており、当該コップ状体1088は、上側端にて外側に延設されている環状壁部1090を備えており、当該環状壁部1090の更なる外側端からは、上側に延設され、かつ環状直立周囲壁部1092が形成されている。
環状突起部1094は、前記環状壁部1090の内側端から上側に延設されており、当該環状壁部1090との間にて、環状凹部1096が形成されており、その結果、図61に示すゴム製リング510と同様のゴム状の遮蔽リングを支持することができる。
三等分に配分された環状枠1098は、環状直立周囲壁部1092から外側に延設されている。
各環状枠1098は、上側アーチ型壁部1100、側方壁部1102、及び外側アーチ型壁部1104を備えている。
前記上側アーチ型壁部1100は、上側端にて、前記環状直立周囲壁部1092と同一平面上に位置しており、前記側方壁部1102は、前記底部側コップ状区画1082の半径方向に沿っており、かつ前記上側アーチ型壁部1100の相互に向かい合う側部にて前記周囲壁部1092の外側面と接続し、前記外側アーチ型壁部1104は、前記アーチ型壁部1100の外側端及び前記側方壁部1102の外側端と接続している。
このような配置構成の下に、三等分の状態にて配置されている環状枠1098の間に三等分に配置された開口領域1106が形成されている。
細長ハンドル1108は、前記環状枠1098のうちの1個から外側に延設されており、当該ハンドルは、アーチ型壁部1100と同一平面を形成している平坦面1110を有している。
このようなハンドル1108によって、ユーザーは、調合作業の後に、お茶の調合支持部から移動可能な調合室機構1080を除去すると共に、当該機構1080を当該支持部に挿入し、調合作業を開始することもできる。
バヨネット施錠機構1086は、各開口領域1106の下側端において限界縁部1112を備えており、しかも各開口領域1106に対し、約1/2の角度範囲に延設されている。
限界縁部1112は、各開口領域1106の間に延設されている環状壁部1090と同一平面にあり、かつ当該壁部1090から延長した領域を形成している。
上側施錠縁部1114は、各開口領域1106の上側端に形成されており、かつ限界縁部1112に隣接し、しかも開口領域1106の角度範囲に比し、約1/2の角度範囲を形成している。
上側施錠縁部1114の上側面は、上側アーチ型壁部1100と同一平面を形成し、かつ開口領域1106内に延設されている。
V字型突起部1116は、各上側施錠縁部1114の下端側から延設され、延設側端は自由であって、他の構成要素に接続していない。
底部側コップ状区画1082の他の構成要素は、実質的には、底側コップ状区画540の場合と同一であって、更なる説明については省略する。
頂部側屋根状被覆区画1084は、屋根状部1120を備えており、当該屋根状部1120は、ガラス又はプラスチック製の透明部分的球状区画1124によって、上側端が閉じられている下側筒状区画1122を有している。
開口部1126は、部分的球状区画1124の上側中央部に形成されている。
環状縁部1128は、筒状区画1122の下側端から外側に延設されている。
直交環状壁部1130は、環状縁部1128の下側面から下側に延設されており、しかも下側筒状区画1122の下側端よりも大きな径を有している。
直交環状壁部1130の径は、底部側コップ状区画1082と頂部側屋根状被覆区画1084とが相互に嵌合し合う場合に、当該環状壁部1130が環状凹部1096内の直立周囲壁部1092の領域内に収納されるように設計されている。
前記の点に関連し、4個の等角度にて相互に離れた状態にて配分された下方押圧部材1132が直交環状壁部1130の内側面に形成されており、かつ環状凹部1096に配置されているゴム状遮蔽部を押圧する機能を発揮している。
ハンドル1134は、環状縁部1128の下側面に位置している直交環状壁部1130の外側面から半径方向に沿って延設されており、平坦下側面1136を有している。
前記下側面1136は、細長ハンドル1108の上側平坦面1110と相互に面接し合うことによって、閉鎖された状態にて作動し得る配置状態が形成されている。
バヨネット施錠機構1086は、更に環状縁部1128の外側端から下側に延設されており、かつ3個の等角度に配分された交差凸部1138を備えている。
交差凸部1138は、アーチ型壁部1140、下側保持壁部1142、止着壁部1144を備えている。
前記アーチ型壁部1140は、環状縁部1128の外側端から下側に延設されており、前記下側保持壁部1142は、前記各アーチ型壁部1140の下側端から内側に半径方向に沿って延設されており、前記止着壁部1144は、前記各アーチ型壁部1140の一方側端部から内側に延設され、しかも各下側保持壁部1142の一方端からやや上側に配置されている。
頂部側屋根状被覆区画1084の他の構成要素は、頂部屋根状被覆区画542の構成要素と実質的に同一であることから、これらの詳細な説明については省略する。
かくして、調合作業に際し、変形された移動可能な調合室機構1080を閉鎖状態とするためには、頂部側屋根状被覆区画1084の環状縁部1128は、底部側コップ状区画1082のアーチ型壁部1100上に配置され、その結果、図116に示すように、交差凸部1138は、下側の限界縁部1112の上側に配置される。
次に、頂部側屋根状被覆区画1084を底部側コップ状区画1082に対し、図116に示す矢印と反対方向に相対的に回転させることによって、図115に示すような配置状態とすることができる。
その結果、各下側保持壁部1142は、V字型突起部1116を下側とするような位置に移動してから下側に落下し、しかも当該突起部1116の位置を通過した場合には、当該突起部1116を下から支えることになる。
このような配置状態においては、V字型突起部1116は、下側保持壁部1142と止着壁部1144との間に確保されることになる。
変形された移動可能な調合室機構1080を開放状態とするためには、底部側コップ状区画1082及び頂部側屋根状被覆区画1084に対し、図115及び116の方向に沿った回転と逆方向の回転作業を行うことになる。
変形調合飲料供給装置1002においても、既に説明したように、頂部側屋根状被覆区画1084の部分的球状区画1124は、頂部屋根状被覆区画542の一部球型区画578の場合と同様に透明であり、しかも半球状屋根状部388もまた透明である。
従って、図100において詳細に示すように、2個のLED照明機構1146が相互に約90度の角度を以って相向かい合った状態にて部分的球状区画1124の側部に配置されている。
前記機構1146は、前記区画1124を通過するような白色光を照射する白色LED照明を備えている。
このような配置状態によって、ユーザーは、移動可能な調合室機構538及び1080内において発生している渦流及び攪拌による乱流を目視することができる。
第1実施形態において、既に説明したように、変形しないチューブ650、第2空気室筒状部658及び空気循環接続部668を介して最初に流出する飲用液は、当初の調合作業の段階では、チューブ684、第1電磁弁686及びチューブ688、T字型接合部692及びチューブ700を介して、配水管としての機能を発揮しているT字型中空状周囲壁部26に供給され、かつ排出されている。
然るに、当初の調合作業の段階にて調合が完了していない状態にあるコーヒーのような飲用液は、大量のカフェインを含有しており、このような飲用液をどのように扱うかは重要なテーマとならざるを得ない。
この点を考慮し、図117に示すように、前述の各構成要素に代えて、空気循環接続部668の直交パイプ678に一方端を接続しているチューブ1150を設置し、調合が完了していない飲用液を第2の飲用液排出口、具体的には、第2お茶排出口1152に供給し、かつその下側に配置されている飲用液用のコップ、具体的には、お茶用のコップに提供するような構成も採用可能である。
更なる変形形態として、図118及び119に示すように、更に変形頂部屋根状被覆区画1160を移動可能な調合室機構として採用する構成もまた存在する。
このような変形頂部屋根状被覆区画1160は、前述の米国特許出願No.14/140,189記載の原理を採用しており、その開示事項を、参考として、以下の通り説明する。
上記各図に示すように、コップ状の浮上弁室1162は、上側開口部1166を囲んだ状態にある変形頂部屋根状被覆区画1160における透明部分的球状区画1164の下側面から延設されている。
コップ形状の浮上弁室1162は、上側開口部1166の真下の位置にて、透明部分的球状区画1164の下側面に確保されている環状側方壁部1168及び閉鎖底側壁部1170を備えている。
少なくとも2個の小開口部1172は、空気を上側開口部1166を介して散逸させるために環状側方壁部1168に配置されている。
環状シリコンボール室1174は、コップ形状の浮上弁室1162の上端と嵌合している。
環状シリコンボール室1174は、上側開口部1166と流動自在である下側開口部1178を有しており、かつ下側に沿って縮小又は拡張している表面1176を備えている。
弁ボール1180は、コップ形状の浮上弁室1162内にて、前記縮小又は拡張した表面1176の真下に配置されている。
弁ボール1180は、ポリプロピレン又は他の浮上可能な素材によって製造されていることが好ましい。
弁ボール1180は、当初浮上弁室1162における閉鎖底側壁部1170上に配置されており、その結果、上側開口部1116は、外気に対して開放された状態にある。
但し、移動可能な調合室機構内にて水面が上昇するに従って、当該機構の上端における空気は小開口部1172及び上側開口部1166を介して上側に押圧され、その結果、前記機構に対する外気又は蒸気の進入を防止し、かつ前記機構内における水を必要な量に設定することができる。
浮上弁室1162内において水面が所定のレベルに至った場合には、当該水は、小開口部1172を介して浮上弁室1162内に進入しており、その結果、浮上弁ボール1180は、当該水と共に上昇し、下側に沿って縮小又は拡張している表面1176と接触状態に至り、下側開口部1178を閉鎖することになる。
このような時期においても、加圧された加熱水は移動可能な調合室機構に対する流入を継続している。
前記機構が水によって完全に補充された段階では、前記機構内の圧力は、ポンプの押圧力と等しい状態に至っている。
このように、容器内の圧力が上昇している段階では、当該圧力はお茶の葉から風味を短時間にて抽出することに寄与している。
しかも、前記移動可能な調合室機構が加圧され、しかも加熱水によって完全に補充しているというこの段階では、既に第1の実施形態に即して説明したように、お茶の葉に浸漬した加熱されたお茶が前記機構における底側のコップ状区画を介して、前記機構からの外側への放流と同等の割合にて新鮮な加熱水が前記機構内に流入している。
このような状態によって、所望のお茶を調合することができ、その結果、例えば、1グラス当り8オンス、又は1水差し又はポット当り32オンスという程度の量にすることができる。
加圧された加熱水が移動可能な調合室機構内に進入することを終了した場合であっても、加熱水の浸漬を原因とするお茶は、前記機構からの排出を継続している。
前記移動可能な調合室機構内の水面が弁ボール1180のレベルよりも下側に至った場合には、弁ボール1180の浮上位置は低下し、更には閉鎖底側壁部1170上に配置され、その結果、上側開口部1166は外気に対して開放しているが、そのような開放状態は、残留した水の浸漬によるお茶が重力の作用によって前記機構から排出されることに寄与することになる。
各移動可能な調合室機構における頂部の屋根状被覆区画の上側の開口部584及び1126において、更なる変形による選択として、より小さい設計をすることによって、当該機構から散逸する空気の比率を限定することが可能であり、その結果、調合作業における圧力を増加させることができる。
集約するならば、本発明は、コーヒーの調合に首尾よく使用することができる。
但し、コーヒー豆の硬度は千差万別であって、この点においてお茶の葉と相違している。
このため、コーヒーの調合の場合には、移動可能な調合室機構538又は1002における底側のコップ状区画の噴射開口部570を多数採用することから、そのサイズを小さく設計しなければならない。
このような設計変更によって、前記機構に流入する飲用液の攪拌の程度及び圧力が減少し、かつ速度も小さい状態と化すが、圧力を増加することができる本発明は、上記設計変更に十分適合することができる。
添付する図面に即して、本発明の好ましい実施形態を明らかにしたが、本発明は、これらの実施形態に限定される訳ではなく、当業者においては、後述する特許請求の範囲によって定義された発明の技術的範囲又は基本的技術思想の範囲内にて様々な変形及び修正による構成を採用することができる。
このように、本発明に係る既存のKEURIGによる装置において、既存のK−CUPの容器の技術的問題点を十分克服したうえで、効率的に飲用物の素材から風味を抽出することが可能であって、その利用価値は絶大である。
2 調合飲料供給装置
4 水タンク
6 調合機構
8 収容室
10 前側基台
12 T字型の基礎部
14 T字型のスチール板
14a 板状主脚部
14b 中央脚部
16 コップ状吸着脚部
18 開口部
20 球状に膨らんだ端部
22 環状溝
24 アーチ型の対面吸着部
26 T字型中空状周囲壁部
27 筒状隆起壁部
28 側方壁部
29 中央突起状開口部
30 上側壁部
31 矩形状凹部領域
32 端部における水タンク支持部
34 中央水ポンプ及びヒータサポート
36 末端における空気ポンプ支持部
38 チューブに対する連結状態による支持部
40 コップに対する平坦状の支持部
42 突起
44 突出開口部
46 ネジ
48 開口部
50 乳首状の結合部
52 アーチ型の案内壁部
54 開口部
56 環状案内壁部
58 突起
59 突出開口部
60 水タンク接続部
62 環状側方壁部
64 底側壁部
66 中央の隆起状区画
68 中央の円筒状凹部
70 環状凹部
72 突起部
74 開口部
76 開口部
78 外側に向かって伸長している乳首状の結合部
80 外側に向かって伸長している乳首状の結合部
82 突起部
84 開口部
86 弁駆動部
88 環状壁部
90 円形の底側壁部
92 小開口部
94 弁駆動部突起部
100 水タンク周壁部
102 側方壁部
104 底側閉鎖部
106 除去可能な被覆部
108 側方壁部
110 上側壁部
112 周辺口部
114 中央開口部
116 環状の弁支持突起
120 タンク弁
122 環状底側リング
124 半径方向に延設されている壁部
126 中央支柱
128 中間環状ディスク
130 半径方向に沿った延設壁部
132 下側区画
134 上側区画
136 四分割された開口部
138 上側環状ディスク
140 直径が縮小した状態にある頸部
142 環状凹部
144 ガスケットリング
146 コイル状バネ
148 タンク注入リング
150 上側環状壁部
152 中央開口部
154 傾斜状環状壁部
156 外側環状側壁部
158 内側環状側壁部
160 環状凹部
162 支持テーブル
164 矩形テーブル頂部
166 支持脚部
168 円形突起部
170 開口部
172 水ポンプ
174 注入パイプ
176 変形可能なチューブ
178 流出パイプ
179 配管
180 片側方向弁体
181 注入口
182 第1ブラケット
184 第2ブラケット
186 流出口
188 迂回乳首状結合部
190 変形可能なチューブ
192 水ヒータ
194 注入口
196 変形可能なチューブ
198 流出口
200 変形可能なチューブ
202 T字型の接続部
204 変形可能なチューブ
206 空気ポンプ
207 調合支持機構
208 調合下側支持部
210 上側壁部
212 湾曲前側端
214 短い側方壁部
216 矩形状の切除区画
218 環状開口部
220 垂直下方延設案内壁部
222 内側に延設されている円形棚状部
224 下側延設案内壁部
226 凹部区画
228 下側凹状壁部
230 突出開口部
232 案内開口部
234 矩形状の凹部区画
235 耳部
236 矩形状の切除区画
237 軸方向整列開口部
238 側方壁部
240 底側壁部
242 保持壁部
244 細長状開口部
246 壁部
248 案内ポケット
250 筒状突起
252 突出上側開口部
254 コーナー棚状部
256 突出上側開口部
258 開口部
260 筒状突起
262 階段状貫通開口部
264 施錠機構
266 押圧ボタン機構
268 施錠板
270 平行脚部
272 接合脚部
274 中央の二分割された施錠脚部
276 上側傾斜面
278 バネ受け脚部
280 コイル状バネ
282 押圧ボタン
284 保持壁部
286 収納被覆板
288 開口部
290 鉤支持部
292 上側連結板
294 開口部
296 施錠板
298 施錠開口部
300 下側被覆部
302 上側壁部
304 湾曲前方端
306 狭幅の側方壁部
308 矩形状切除区画
310 円形開口部
312 突起
314 細長状開口部
316 調合上側支持部
318 下側壁部
320 湾曲前方端部
322 上側に狭幅状態にて延設されている側方壁部
324 湾曲把持ハンドル
326 円形開口部
328 垂直上側方向延設壁部
330 内側に延設された上側環状棚状部
332 円形開口部
333 直交開口区画
334 後方開口区画
336 後側島状区画
338 前側区画
340 凹状区画
342 小開口部
344 中央の後側凹状区画
346 小開口部
348 突起
350 開口部
351 突起
352 細長状開口部
353 突出開口部
354 耳部
356 開口部
358 小耳部
360 直交開口部
362 回転軸
364 第1交差腕
366 軸ピン
368 第2交差腕
369 軸ピン
370 第3交差腕
371 軸ピン
372 コイル状引張バネ
374 突起部
376 開口部
378 前側被覆部
380 上側壁部
382 湾曲前側端
384 上側方向に湾曲した後側矩形状壁部
386 中央開口部
388 透明な半球状屋根状部
390 突出状態を呈している下側環状部分
392 矩形状小開口部
393 T字型開口部
394 狭幅矩形状壁部
396 耳状壁部
398 側方壁部
400 矩形状切除区画
402 階段状突起
404 突出開口部
406 お茶調合支持部
408 部分的球形状である基礎壁部
410 環状棚状部
412 環状案内壁部
413 環状溝部
414 結合耳部
416 開口部
418 案内壁部
419 L字型凹部
420 水注入開口部
422 チューブ止着接続部
424 チューブ
426 注入口
428 T字型注入連結部材
430 第1流出突起
432 第2流出口
434 結合耳部
436 開口部
438 ネジ
440 突出開口部
442 突起
444 変形自在のチューブ
446 注入口
448 注入接合部
450 排出突起
452 結合耳部
454 開口部
456 ネジ
458 円形開口部
460 環状壁部
462 内側延設棚状部
464 環状壁部
466 底側壁部
468 薄型凹部区画
470 アーチ型凹部
472 小開口部
474 チューブ止着接続部
476 突起
478 突出開口部
480 お茶の葉支持リング
482 環状頂部側方壁部
484 環状案内壁部
486 環状肩部
488 環状案内壁部
490 網状お茶流出機構
492 流量制御円盤
494 環状外側壁部
496 環状溝
498 環状底側壁部
500 中央の円形凹領域
502 小開口部
504 隆起した環状棚状部
506 環状肩部
508 横枠
510 ゴム製リング
512 円形網状遮蔽部
514 小網状開口部
516 閉鎖板
518 環状リング板
520 横枠
522 四等分された開口部
524 注入接合部
526 下側筒状体
528 外側円周溝
530 縮小径状の上側筒状体
532 円錐台区画部
534 貫通穴
536 貫通穴
538 移動可能な調合室機構
540 底側コップ状区画
542 頂部屋根状被覆区画
544 ヒンジ部
546 一部切断タイプの球型コップ状体
548 外側環状棚状部
550 内側環状棚状部
552 ヒンジ関節部
554 貫通開口部
556 大中央排出開口部
558 環状底側壁部
560 閉鎖板
562 環状リング板
564 横枠板
566 四等分された開口部
567 環状肩部
568 L字型案内壁部
570 噴射開口部
571 点
572 細長ハンドル
574 透明屋根状部
576 下側筒状区画
578 一部球型区画
580 開口部
582 環状壁部
584 更なる小型開口部
586 傾斜環状壁部
588 環状スカート部
589 更なる大型開口部
590 環状肩部
592 環状棚状部
594 環状溝部
596 短ハンドル
598 関節部
600 整列開口部
602 ピン
603 Oリング
604 タンク被覆リング
606 外側環状壁部
608 環状凸部
610 内向環状頂部壁部
612 注入開口部
614 内側環状案内壁部
616 更なる小型開口部
618 タンク被覆遮蔽部
620 上側環状壁部
622 下側環状壁部
624 中央環状接合壁部
626 四等角度配分横枠
628 四等分開口部
630 環状結合板
632 上側傾斜面
634 下側湾曲面
636 閉鎖板
638 流出頭部
640 筒状上側区画
642 円錐台型下側区画
644 中央軸状空洞部
646 開口部
648 側方開口部
650 変形しないチューブ
652 送風回転機構
654 第1結合筒状部
656 中央軸状開口部
658 第2空気室筒状部
660 中央軸状開口部
662 直交パイプ
664 軸状開口部
666 側方開口部
668 空気循環接続部
670 第1結合筒状部
672 中央軸状開口部
674 第2空気室接続筒状部
676 中央軸状開口部
678 直交パイプ
680 中央軸状開口部
682 側方切除部
684 チューブ
686 第1電磁弁
688 チューブ
690 流入口
692 T字型接合部
694 上側流出口
696 チューブ
698 下側流出口
700 チューブ
702 マイクロプロセッサー
704 後側パネル
706 流出接合部
708 流入区画
710 接続翼状部
712 開口部
714 中央突起
716 軸状開口部
718 流出区画
720 流出穴
722 変形可能なチューブ
724 第2電磁弁
726 チューブ
728 排出接合部
730 流出区画
732 接続翼状部
734 開口部
736 中央突起
738 軸状排出開口部
740 流入区画
742 流入穴
744 流出被覆部
746 下側開口部
748 円錐台型コップ状壁部
750 環状底側壁部
752 中央開口部
754 受け台
756 穴
758 突起部
760 突出開口部
761 支持翼状部
762 隆起型中空状基台
764 開口部
766 突出開口部
768 突起部
770 突出開口部
772 突起
774 送風器
776 テーパ状送風器導入接合部
778 映像表示部
780 開口部
782 制御用把手又はボタン
784 開口部
786 回動型施錠機構
788 突起部
790 アーチ型の溝部
792 突起部
794 ピン
796 施錠ハンドル
798 U字型ワイヤー留金
800 自由端
900 噴霧器
1002 変形調合飲料供給装置
1004 旋回ハンドル機構
1006 U字型ハンドル
1008 面接状自由端
1009 矢印
1010 接続棒
1111 ネジ
1012 U字型棒支持部
1014 変形調合用上側支持部
1016 Z字型押付部材
1016a アーム
1017 耳部
1018 下側延長凹部
1020 下側延設後側壁部
1022 下側延設前側壁部
1024 下側延設側方壁部
1026 底側壁部
1028 耳部
1030 軸頭棹部材
1032 連設部材
1034 上側軸頭区画
1035 接続区画
1036 下側軸頭区画
1038 筒状載置部
1040 接続区画
1042 接続区画
1044 筒状載置部
1046 軸頭棹部材
1048 旋回鉤部
1050 L字型鉤部材
1052 第1接続腕
1054 鉤腕
1054a 湾曲端部
1056 旋回小耳部
1058 開口部
1060 作動小耳部
1062 開口部
1064 溝穴
1066 先端軸頭
1068 半筒状凹部
1069 コイル状バネ
1070 変形調合下側支持部
1072 開口部
1074 一部筒状型の凹部
1074 抑制ピン
1080 変形された移動可能な調合室機構
1082 底部側コップ状区画
1084 頂部側屋根状被覆区画
1086 バヨネット施錠機構
1088 一部切断タイプの球型コップ状体
1090 環状壁部
1092 環状直立周囲壁部
1094 環状突起部
1096 環状凹部
1098 環状枠
1100 上側アーチ型壁部
1102 半径方向側方壁部
1104 外側アーチ型壁部
1106 開口領域
1108 細長ハンドル
1110 上側平坦面
1112 限界縁部
1114 上側施錠縁部
1116 V字型突起部
1120 屋根状部
1122 下側筒状区画
1124 透明部分的球状区画
1126 開口部
1128 環状縁部
1130 直交環状壁部
1132 下方押圧部材
1134 ハンドル
1136 平坦下側面
1138 交差凸部
1140 下側延設アーチ型壁部
1142 下側保持壁部
1144 止着壁部
1146 LED照明機構
1148 LED照明
1150 チューブ
1152 第2お茶排出口
1160 変形頂部屋根状被覆区画
1162 コップ状浮上弁室
1164 透明部分的球状区画
1166 上側開口部
1168 環状側方壁部
1170 閉鎖底側壁部
1172 小開口部
1174 環状シリコンボール室
1176 下側に沿って縮小又は拡張している表面
1178 下側開口部
1180 弁ボール

Claims (38)

  1. 調合物を保持している調合室機構であって、注入飲用液を供給するために必要な少なくとも1個の噴射開口部、前記調合室機構の上端における空気を流出するための上端開口部及び調合した飲用液を排出するための排出開口部を備える調合室機構
    前記調合室機構に供給される予定の飲用液を加熱するヒータ、当該ヒータから加熱された飲用液を前記少なくとも1個の噴射開口部を介して供給するための機構、前記上端開口部に接続され、かつ加熱された飲用液が最初に調合室機構内に補充されている段階では、空気を流出するために開口し、加熱された飲用液が調合室機構内にて所定のレベルに至った段階では、当該調合室機構内における調合作業中に閉鎖することによって、当該加熱された飲用液を加圧する第1の弁によって構成され、前記噴射開口部が備えている大きさ及び方向に基づいて、加熱された飲用液の所定値以上の速度による噴出及び調合室機構における加圧の結果、当該飲用液の攪拌状態及び乱流状態を実現し、かつ調合物との混合状態を実現している調合飲料供給装置。
  2. 加熱された飲用液が調合室機構を最初に補充している段階では、第1の弁を開放し、かつ加熱された飲用液が当該調合室機構内にて所定のレベルに至った段階では、第1の弁を閉鎖することによって調合作業中の加熱された飲用液に対する加圧を実現する制御機構を備えていることを特徴とする請求項1記載の調合飲料供給装置。
  3. 第1の弁が浮上ボール弁機構を備えており、当該ボールが加熱された飲用液が所定のレベルに至った段階では、ボールが加熱された飲用液と共に上方に移動し、かつ上端開口部を閉鎖することを特徴とする請求項1記載の調合飲料供給装置。
  4. 調合支持機構を採用し、かつ調合室機構が移動しながら当該調合支持機構内に挿入することができることを特徴とする請求項1記載の調合飲料供給装置。
  5. 前記調合支持機構が調合上側支持部及び調合下側支持部を備えており、しかもこれらの支持部が閉鎖状態にある調合位置と開口位置との間を相対的に移動可能であって、前記調合下側支持部は、所定の位置に固定されており、前記調合上側支持部は、当該調合下側支持部において、旋回可能な状態にて載置されていると共に、前記調合室機構は、前記調合下側支持部内に除去可能な状態にて載置されていることを特徴とする請求項記載の調合飲料供給装置。
  6. 調合上側支持部を調合下側支持部に対し、開放可能な状態にて施錠している施錠機構を備えたことを特徴とする請求項5記載の調合飲料供給装置。
  7. 前記施錠機構が、下記の構成要素を備えた請求項6記載の調合飲料供給装置

    調合下側支持部に固着されている抑制ピン、調合上側支持部上に取り付けられている少なくとも1個の旋回する鉤腕、及び前記少なくとも1個の旋回する鉤腕及び当該鉤腕を前記抑制ピンからの開放を実現するコイル状バネ。
  8. 調合室機構が調合支持機構に挿入された際に、当該調合室機構における少なくとも1個の噴射開口部と整列関係にあるような少なくとも1個の水注入開口部を調合支持機構内に備えることによって、注入飲用物を当該調合室機構に供給していることを特徴とする請求項4記載の調合飲料供給装置。
  9. 調合室機構が底部側区画と頂部側の区画とを備えており、これらの区画が閉鎖状態にある調合の位置と、調合物を移動しかつ挿入するための開放状態にある位置との間を相対的に移動可能としていることを特徴とする請求項1記載の調合飲料供給装置。
  10. 頂部側区画がユーザーにおいて、調合物の乱流による攪拌状態及び調合作業の段階における注入飲用液の状態を目視するために、透明な屋根状部を備えていることを特徴とする請求項9記載の調合飲料供給装置。
  11. 調合支持機構が移動しながら挿入可能である調合室機構を備えており、かつ前記調合支持機構もまた、前記調合室機構における頂部側の区画の透明な屋根状部を所定のスペースを伴って被覆している透明な屋根状部を備えていることを特徴とする請求項10記載の調合飲料供給装置。
  12. 調合作業の段階にて透明な屋根状部が霧が充満した状態又は結露状態となることを防止する機構を採用していることを特徴とする請求項11記載の調合飲料供給装置。
  13. 霧が充満した状態又は結露状態を防止する機構において、調合作業の段階にて、双方の透明な屋根状部の内側に空気を吹き付けている霧の充満化防止用ファンを備えたことを特徴とする請求項12記載の調合飲料供給装置。
  14. 底部側の区画と頂部側の区画とを、相互に回転し合う状態とすることによって、相互に分離可能な状態にある開放状態の配置と相互に施錠された状態にある閉鎖状態の配置との双方を実現していることを特徴とする請求項9記載の調合飲料供給装置。
  15. バヨネット施錠機構を備えることによって、底部側の区画と頂部側の区画とを施錠可能としていることを特徴とする請求項14記載の調合飲料供給装置。
  16. 前記噴射開口部が前記調合室機構における前記底部側区画の中心線から離れた位置に存在していることを特徴とする請求項1記載の調合飲料供給装置。
  17. 前記噴射開口部の各開口部においては、注入飲用液が調合物を動かし、かつ調合室機構内にて乱流による攪拌状態に至るために、当該注入飲用液に対し十分な速度を提供し得る大きさであることを特徴とする請求項1記載の調合飲料供給装置。
  18. 少なくとも1個の噴射開口部は、調合室機構における下側区画部にて少なくとも2個の噴射開口部を有しており、当該少なくとも2個の噴射開口部は、直交状態にて下側区画部における案内壁部の内側に配置されていることを特徴とする請求項1記載の調合飲料供給装置。
  19. 前記少なくとも2個の噴射開口部は、上側方向であって、かつ相互にやや内向きの角度状態を呈しており、その結果、前記少なくとも2個の噴射開口部を介して供給された注入飲用液は、上端開口部の下側の位置にて相互に衝突し合うことを特徴とする請求項18記載の調合飲料供給装置。
  20. 排出開口部に接続されている第2の弁を操作する制御機構が加熱された飲用液によって調合室機構が当初補充されている段階では、当該第2の弁を閉鎖させる操作による制御を行い、加熱された飲用液が調合物に作用することによって調合飲用調合物が形成された段階では、下記の要因の何れかを基準として、第2の弁を開放させる操作による制御を行うことによって、当該調合飲用調合物を排出開口部から排出することを特徴とする請求項1記載の調合飲料供給装置。

    a)調合室内の圧力、
    b)調合時間。
  21. 調合時間が下記の何れかによって特定されることを特徴とする請求項20記載の調合飲料供給装置。

    注入飲用液が調合物と接触し合った状態にて存続している時間の長さ。
    又は、
    注入飲用液と調合とが攪拌し合う時間の長さ。
  22. 加熱された飲用液をヒータから噴射開口部を介して供給する機構部が、加熱された飲用液をヒータから前記開口部を介して移送するポンプを備えていることを特徴とする請求項1記載の調合飲料供給装置。
  23. 一巡する調合の最終工程において調合室機構に空気を移送することによって、飲用液の調合室機構からの強制的な排出に寄与している空気ポンプを備えていることを特徴とする請求項1記載の調合飲料供給装置。
  24. 空気ポンプが調合作業の期間中、調合室機構内に空気を移送することによって、攪拌状態を増強することを特徴とする請求項1記載の調合飲料供給装置。
  25. 空気ポンプが調合室機構に冷却空気を移送することによって、当該調合室機構から排出される調合飲用液を冷却することを特徴とする請求項1記載の調合飲料供給装置。
  26. 調合室機構から排出する調合飲用液を分散状態とし、粒子及び液滴の何れかとすることによって、調合飲用液を冷却する装置を採用していることを特徴とする請求項1記載の調合飲料供給装置。
  27. 調合室機構における調合物を保持する工程であって、注入飲用液を供給するために必要な少なくとも1個の噴射開口部、前記調合室機構の上端における空気を流出するための上端開口部、調合飲用液を排出するための排出開口部を備えている調合室機構における調合物を保持する工程
    調合室機構内に供給されることを予定している飲用液を加熱する工程、
    加熱された飲用液ヒータから少なくとも1個の噴射開口部を介して供給する工程、
    調合室機構が加熱された飲用液によって最初に補充されている段階では空気を流出するために上端開口部に接続されている第1の弁を開口する工程、
    前記加熱された飲用液が調合室機構内にて予め設定されたレベルに至った段階では、第1の弁を閉鎖することによって、調合作業中に、調合室機構内の加熱された飲用液に対する加圧状態を形成する工程、
    によって構成され、かつ前記噴射開口部が備えている大きさ及び方向に基づいて、加熱された飲用液の所定値以上の速度による噴出及び調合室機構における加圧の結果、当該飲用液の攪拌状態及び乱流状態を実現し、かつ調合物との混合状態を実現している飲料調合方法。
  28. 調合室機構が底部側区画と頂部側の区画とを備えており、これらの区画が閉鎖状態にある調合の位置と、調合物を移動しかつ挿入するための開放状態にある位置との間を相対的に移動可能としており、かつ頂部側区画がユーザーにおいて、調合物の乱流による攪拌状態及び調合作業の段階における注入飲用液の状態を目視するために、透明な屋根状部を備えていることを特徴とする請求項27記載の飲料調合方法。
  29. 調合支持機構が移動しながら挿入を可能としている調合室機構を更に包摂しており、かつ前記調合支持機構もまた、前記調合室機構における頂部側の区画の透明な屋根状部を所定のスペースを伴って被覆している透明な屋根状部を備えており、しかも調合作業の段階にて透明な屋根状部が霧が充満した状態又は結露状態となることを防止する工程を採用することを特徴とする請求項28記載の飲料調合方法。
  30. 調合作業の段階に透明な屋根状部の霧が充満した状態及び結露状態を防ぐ工程として、透明な屋根状部の内側に空気を吹き付ける工程を採用することを特徴とする請求項29記載の飲料調合方法。
  31. 前記噴射開口部が調合を行う前記調合室機構における前記底部側区画における中心線から離れた位置にて、少なくとも2個備えられており、各噴射開口部が、前記乱流による攪拌状態の下に、注入飲用液が調合物を動かし得るような十分な速度を提供し得る大きさ及び方向を備えており、かつ加熱された飲用液がヒータから前記噴射開口部を通過することによって、前記乱流による攪拌状態に基づいて注入飲用液を形成する工程を採用していることを特徴とする請求項27記載の飲料調合方法。
  32. 排出開口部に接続されている第2の弁を操作する制御機構が加熱された飲用液によって調合室機構が当初補充されている段階では、当該第2の弁を閉鎖させる操作による制御を行い、加熱された飲用液が調合物に作用することによって調合飲用調合物が形成された段階では、下記の要因に基づいて、第2の弁を開放させる操作による制御を行うことによって、当該調合飲用調合物を排出開口部から排出する工程を採用していることを特徴とする請求項27記載の飲料調合方法。

    a)調合室内の圧力、
    b)調合時間。
  33. 調合時間が下記の何れかによって特定されることを特徴とする請求項32記載の飲料調合方法。

    注入飲用液が調合物と接触し合った状態にて存続している時間の長さ。
    又は、
    注入飲用液と調合とが攪拌し合う時間の長さ。
  34. 加熱された飲用液をヒータから少なくとも1個の噴射開口部を介して供給する工程が、当該ヒータから加熱された飲用液を前記噴射開口部を介して、調合室機構に移送する工程を採用していることを特徴とする請求項27記載の飲料調合方法。
  35. 一巡する調合の最終工程において調合室機構に空気を移送することによって、飲用液の調合室機構からの強制的な排出に寄与している空気ポンプを備えていることを特徴とする請求項27記載の飲料調合方法。
  36. 空気ポンプが調合作業の期間中、調合室機構内に空気を移送することによって、攪拌状態を増強することを特徴とする請求項27記載の飲料調合方法。
  37. 調合室機構に冷却空気を移送することによって、調合室機構から排出される調合飲用液を冷却することを特徴とする請求項27記載の飲料調合方法。
  38. 調合室機構から排出される調合飲用液を粒子又は液滴の何れかに分解することによって、調合飲用液の冷却を促進する工程を採用することを特徴とする請求項27記載の飲料調合方法。
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