JP6327553B2 - 表示灯付スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、表示灯付スイッチに関し、より詳細には、発光素子を表示灯とした表示灯付スイッチに関する。
従来、後面側を壁面に埋め込んだ状態で施工されるスイッチ装置が提供されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載されたスイッチ装置は、共通端子、第1切替端子及び第2切替端子を有する所謂3路スイッチと、3路スイッチの第1切替端子と第2切替端子との間に接続される抵抗器及びネオンランプの直列回路とを備える。
このような3路スイッチを用いたスイッチ装置は、例えば2つのスイッチ装置で照明負荷をON/OFFできるようにシステムが構築され、各スイッチ装置の第1切替端子同士及び第2切替端子同士がそれぞれ電線を介して接続される。また、各スイッチ装置の共通端子間には、商用電源及び照明負荷の直列回路が電線を介して接続される。
上述のシステムにおいて、照明負荷が消灯している状態では、一方のスイッチ装置の共通端子が第1切替端子に接続され、且つ他方のスイッチ装置の共通端子が第2切替端子に接続されている。そして、商用電源から供給される電力によって両スイッチ装置のネオンランプが点灯している。
また、この状態から、一方のスイッチ装置の共通端子が第2切替端子に切り替えられると、商用電源から照明負荷に電力が供給され、照明負荷が点灯する。このとき、ネオンランプには電流が流れなくなり、両ネオンランプが消灯する。
上述のように、照明負荷が消灯している状態では両ネオンランプが点灯しており、使用者は、これらのネオンランプの発光によってスイッチ装置の位置を知ることができる。
特開2008−171730号公報
上述の特許文献1に示したスイッチ装置では、スイッチ装置の位置を表示する表示灯としてネオンランプを使用しているが、ネオンランプの代わりに発光ダイオード(LED)を使用したスイッチ装置も提供されている。
ところで、発光ダイオードは、ネオンランプよりもしきい値電圧が低く、例えば各電線とグランドとの間又は電線間に浮遊容量が生じ、この浮遊容量による閉回路が形成された場合には、ネオンランプに比べて誤発光する可能性が高かった。
また、ネオンランプは、図7Aに示すような電圧特性を有している。図7Aによれば、ネオンランプの両端電圧V1が点灯開始電圧V11に達するとネオンランプは点灯し、その後、上記両端電圧V1は点灯維持電圧V12(V12<V11)まで低下する(図7A中の実線a1参照)。
図8は2つのスイッチ装置により構成されたシステムを表す概略回路図である。このシステムでは、ネオンランプ71A及び抵抗72の直列回路と、ネオンランプ71B及び抵抗72の直列回路とが並列に接続され、並列に接続された両直列回路の両端間には、照明負荷6及び商用電源7の直列回路が接続されている。なお、図8では、3路スイッチの図示を省略している。
ところで、ネオンランプの電圧特性には個体差があり、例えば点灯開始電圧V11のネオンランプを一方のスイッチ装置に使用し、点灯開始電圧V13(V13>V11)のネオンランプを他方のスイッチ装置に使用したとする。この場合、点灯開始電圧V11のネオンランプは、上記両端電圧V1が点灯開始電圧V11に達すると点灯し、その後、上記両端電圧V1は点灯維持電圧V12まで低下する。
さらに、上記両端電圧V1は、点灯維持電圧V12まで低下した後、再度上昇し始め、ネオンランプ71Bの点灯開始電圧V13に達すると、ネオンランプ71Bも点灯する。その後、上記両端電圧V1は点灯維持電圧V14まで低下し、これ以降は上記両端電圧V1は徐々に上昇する(図7B中の実線a2)。
ところで、照明負荷6のインピーダンスが高い場合には、照明負荷6の消灯時における上記両端電圧V1が低下するため、ネオンランプV71Bが不点灯になる可能性があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されており、浮遊容量による閉回路が生じた場合における発光素子の誤点灯を抑えつつ、負荷への給電停止時において発光素子を不点灯になりにくくした表示灯付スイッチを提供することを目的とする。
本発明の表示灯付スイッチは、共通端子と、第1切替端子と、第2切替端子と、前記第1切替端子と前記第2切替端子との間に接続される発光素子と、前記発光素子に対して直列に接続され、且つ前記発光素子に流れる電流を制限する抵抗器と、前記発光素子及び前記抵抗器に対して直列に接続される定電圧ダイオードと、前記発光素子に対して逆並列に接続される保護用ダイオードと、を備え、前記定電圧ダイオードは、双方向定電圧ダイオードであり、前記共通端子が前記第1切替端子と前記第2切替端子に交互に切り替えられる切替動作に応じて、負荷に可動電圧を印加し且つ前記発光素子を消灯させる状態と、前記負荷への印加電圧を前記可動電圧未満とし且つ前記発光素子を点灯させる状態に交互に切り替えることを特徴とする。ここに、可動電圧とは、接続された負荷が動作するのに必要な電圧のことをいう。
スイッチの位置を表示する表示灯として発光ダイオードを使用した場合には、発光ダイオードのしきい値電圧がネオンランプに比べて低いことから、各電線とグランドとの間又は電線間に生じる浮遊容量によって誤点灯する可能性がある。しかしながら、本発明のように、発光素子に対して定電圧ダイオードを直列に接続することで、上記浮遊容量によって発光素子が誤点灯するのを抑えることができる。また、表示灯として発光素子を使用することで、負荷のインピーダンスが高い場合でも、ネオンランプに比べて不点灯になりにくい。
本実施形態の表示灯付スイッチを用いた照明システムの概略回路図である。 本実施形態の表示灯付スイッチを用いたスイッチ装置の分解斜視図である。 図3A及び図3Bは本実施形態の表示灯付スイッチの動作を説明するためのグラフである。 本実施形態の別の表示灯付スイッチを用いた照明システムの概略回路図である。 本実施形態のさらに別の表示灯付スイッチを用いた照明システムの概略回路図である。 本実施形態のまたさらに別の表示灯付スイッチを用いた照明システムの概略回路図である。 図7A及び図7Bは従来のスイッチ装置の動作を説明するためのグラフである。 従来のスイッチ装置を用いたシステムの概略回路図である。
以下に、本発明に係る表示灯付スイッチの実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下の説明では特に断りがない限り、図2において上下、前後、左右の各方向を規定する。つまり、プレート4の長手方向が上下方向、プレート4の幅方向が左右方向となる。
図2は表示灯付スイッチを用いたスイッチ装置の分解斜視図である。このスイッチ装置は、器具用取付枠(以下、取付枠という)1と、ピアノハンドル式のスイッチ10と、プレート4とを備える。
スイッチ10は、図2に示すように、スイッチ本体100と、操作ハンドル110とで構成される。
スイッチ本体100は、左右方向に長い矩形箱状に形成されており、スイッチ本体100の前面には、前後方向に移動自在に設けられた押釦101が取り付けられている。この押釦101が押し込まれる度に、スイッチ本体100の内部に収納された表示灯付スイッチ5(図1参照)の状態が切り替えられるように切替機構(図示せず)が構成されている。なお、表示灯付スイッチ5については後述する。
スイッチ本体100の前面の左側には、上下方向における中央部に、透光性を有するランプカバー102が取り付けられている。スイッチ本体100の内部には、表示灯付スイッチ5を構成する第1発光ダイオード54(図1参照)が収納されており、第1発光ダイオード54から放射される光はランプカバー102を透過して前方に照射される。ここに、本実施形態では、第1発光ダイオード54により発光素子(第1発光素子)が構成されている。
スイッチ本体100の左側面及び右側面には、スイッチ本体100を取付枠1に取り付けるための取付爪103が2個ずつ設けられている。スイッチ本体100の右側面において、2個の取付爪103が設けられた部位の周りにはスリットが形成されており、2個の取付爪103が設けられた部位(この部位を可動片104という)は、その前端側でスイッチ本体100に片持ち支持されている。
したがって、可動片104の後部に設けられた突起105を内向きに押し込むことによって、可動片104に設けられた2個の取付爪103をスイッチ本体100の内側に引っ込めることができる。
スイッチ本体100の前面の左側には、操作ハンドル110を支持するための円柱状の2個の軸106が、ランプカバー102を挟んで上下両側にそれぞれ設けられている。
スイッチ本体100の後部には、電線(図示せず)を挿入するための電線挿入孔(図示せず)が左右に2個ずつ設けられている。スイッチ本体100の内部には、後述の共通端子51、第1切替端子52及び第2切替端子53にそれぞれ電気的に接続された速結構造の接続端子が収納されており、この接続端子に電線挿入孔から挿入された電線の芯線が接続される。
操作ハンドル110は、図2に示すように、押釦101の前面よりも十分に大きい寸法を有する矩形板状に形成されている。操作ハンドル110の前面の右側には、上下方向における中央部に、操作ハンドル110を前後方向に貫通する長円形状の孔が設けられ、この孔に透光板111が埋め込まれている。
操作ハンドル110の裏面には、スイッチ本体100のランプカバー102から照射された光を透光板111に導くプリズム(図示せず)が取り付けられている。而して、スイッチ本体100に収納された第1発光ダイオード54の光で透光板111が光るから、この光でスイッチ10の位置表示を行うことができる。
また、操作ハンドル110の裏面(後面)には、スイッチ本体100の軸106と対向する部位に、軸106が回転自在な状態で取り付けられる軸受け部(図示せず)が設けられている。操作ハンドル110は、軸受け部に軸106を保持させることによって、スイッチ本体100の前面において、左右方向の一端側(左側)で回転自在に支持されている。
而して、操作ハンドル110の右側を後方に押し込むと、操作ハンドル110は軸106によって支持される部位を支点にして回転し、操作ハンドル110の背面に設けられた突起(図示せず)で押釦101が押し込まれるように構成されている。
取付枠1は、合成樹脂又は金属板により、スイッチ本体100が取り付けられる窓孔18を有した矩形枠状に形成される。この取付枠1は、長手方向(図2中の上下方向)において窓孔18を挟んで対向する一対の横梁部11と、一対の横梁部11が対向する方向と交差する方向(左右方向)において、窓孔18を挟んで対向する一対の縦梁部12とを備える。つまり、一対の横梁部11と、一対の縦梁部12とで囲まれた空間が窓孔18となっている。
一対の横梁部11の各々には、横梁部11の裏面側を図示しない造営材(例えば壁材)の表面に当てた状態で、横梁部11を造営材に固定するためのネジ(図示せず)を挿入する挿入孔13が設けられている。また、一対の横梁部11の各々には、挿入孔13よりも外側(図2中の上側又は下側)であって、左右方向における中央部にネジ孔14が設けられている。
一対の縦梁部12の各々には、スイッチ本体100の取付爪103がそれぞれ挿入される複数個(例えば8個)の貫通孔15が設けられている。つまり、スイッチ本体100の両側に2個ずつ設けられた取付爪103がそれぞれ対応する貫通孔15に挿入されることで、スイッチ本体100の前端部が窓孔18から前側に突出した状態でスイッチ本体100が取付枠1に取り付けられる。
この取付枠1は、造営材に設けられた埋込用の孔(図示せず)の周縁部に横梁部11の背面(裏面)を当てた状態で、造営材に埋め込まれたスイッチボックス(図示せず)に取り付けられることによって、造営材に対して固定される。つまり、上側および下側の横梁部11の挿入孔13にそれぞれ通された2本のボルト(図示せず)が、スイッチボックスのねじ孔にねじ止めされる。但し、スイッチボックスが埋め込まれていない場合、取付枠1は、従来周知の挟み金具(図示せず)を用いて造営材に固定される。
プレート4は、図2に示すように、取付枠1に取り付けられるプレートボディ2と、プレートボディ2を覆うようにプレートボディ2に着脱可能に取り付けられるプレートカバー3とを備える。
プレートボディ2は、図2に示すように、合成樹脂材料により一対の横片21と一対の縦片22とを有する矩形枠状に形成されている。ここで、一対の横片21と一対の縦片22とで囲まれた窓孔20は、プレートボディ2が取付枠1に取り付けられた状態で、取付枠1の窓孔18と前後方向において重なる位置に設けられている。
一対の横片21の各々には、左右方向における中央部に、ネジを挿入するための挿入孔23が設けられている。また、一対の縦片22の各々には、長手方向(上下方向)における中央部と両側部とに、それぞれ矩形の貫通孔24が形成されている。また、一方(図2中の下側)の横片21には、下端部の左右両側に、前方及び下方に開放された凹部25がそれぞれ設けられている。
プレートカバー3は、図2に示すように、前壁30と側壁31とが合成樹脂成形体として一体に構成されている。前壁30は、前後方向から見て四隅が湾曲した長方形状であり、周縁から中央に向かって前方へ膨らむ曲面形状に形成されている。また、前壁30の中央には、矩形の窓32が貫通している。さらに、前壁30の背面には、プレートボディ2に設けられた複数の貫通孔24の各々に対応する部位に、貫通孔24内に挿入されて前壁30の周縁部に引っ掛かる引掛部(図示せず)が設けられている。
側壁31は、前端が前壁30の周縁に連結された環状に形成されている。この側壁31は、前方に向かって外側に傾斜するように構成される。また、側壁31には、プレートボディ2の凹部25と対向する位置に凸部(図示せず)が設けられている。
次に、本発明に係る表示灯付スイッチ5について説明する。
図1は表示灯付スイッチ5を用いた照明システムの概略回路図であり、この照明システムは、2つの表示灯付スイッチ5と照明負荷6(負荷)とで構成される。
表示灯付スイッチ5は、共通端子51と、第1切替端子52と、第2切替端子53と、第1発光ダイオード54と、第1抵抗器55と、定電圧ダイオード56と、保護用ダイオード57とを備える。なお、本実施形態では、定電圧ダイオード56として双方向定電圧ダイオードを用いているが、少なくとも一方向(第1発光ダイオード54の順方向)において動作可能であればよく、双方向でなくてもよい。
各表示灯付スイッチ5の共通端子51間には、照明負荷6及び商用電源7の直列回路が電線63を介して接続されている。また、各第1切替端子52同士は電線61により互いに接続され、各第2切替端子53同士は電線62により互いに接続されている。この表示灯付スイッチ5では、上述のスイッチ10の押釦101が押し込まれる度に、共通端子51が第1切替端子52と第2切替端子53に交互に切り替えられる。
各表示灯付スイッチ5において第1切替端子52と第2切替端子53との間には、第1抵抗器55、第1発光ダイオード54及び定電圧ダイオード56の直列回路が接続されている。また、第1発光ダイオード54の両端間には、第1発光ダイオード54に対して逆並列となるように保護用ダイオード57が接続されている。
ここに、本実施形態では、アノードが第1切替端子52側、カソードが第2切替端子53側となる向きで第1発光ダイオード54が接続され、アノードが第2切替端子53側、カソードが第1切替端子52側となる向きで保護用ダイオード57が接続されている。
この照明システムにおいて、両表示灯付スイッチ5の共通端子51がともに第1切替端子52又は第2切替端子53に接続されている状態では、商用電源7より出力される交流電力は照明負荷6に供給され、照明負荷6が点灯する。このとき、第1切替端子52間及び第2切替端子53間の電位差が略ゼロであることから、第1発光ダイオード54に電流が流れず、何れの第1発光ダイオード54も点灯しない。つまり、照明負荷6が点灯している状態では、第1発光ダイオード54は点灯しないのである。
ここに、本実施形態では、照明負荷6の点灯時における照明負荷6への印加電圧が可動電圧である。
この状態(例えば図1に示す状態)から、一方(例えば図1中の左側)の表示灯付スイッチ5の共通端子51が第2切替端子53に切り替えられると、照明負荷6が消灯し、各表示灯付スイッチ5の第1発光ダイオード54に対して交流電力が供給される。
このとき、各第1発光ダイオード54は、第1発光ダイオード54に印加される電圧が順方向となる半周期毎に流れる電流によって点灯する。またこのとき、照明負荷6にも交流電力が供給されるが、第1抵抗器55によって電流値が制限されており、そのため照明負荷6は点灯しない。つまり、このとき、照明負荷6への印加電圧は可動電圧未満となっている。
ところで、本実施形態の表示灯付スイッチ5のように、第1発光ダイオード54を表示灯とした場合、第1発光ダイオード54のしきい値電圧がネオンランプに比べて低いことから、各電線とグランドとの間又は電線間に生じる浮遊容量によって第1発光ダイオード54が誤点灯する可能性がある。
この問題を解決するために、本実施形態では、第1発光ダイオード54に対して直列に定電圧ダイオード56を接続している。この場合、各電線とグランドとの間又は電線間に浮遊容量が生じたとしても、第1発光ダイオード54への印加電圧が定電圧ダイオード56でクランプされるため、第1発光ダイオード54に電流が流れず、第1発光ダイオード54は点灯しない。すなわち、第1発光ダイオード54が誤点灯するのを抑えることができる。
また、第1発光ダイオード54は、ネオンランプに比べて印加電圧に対して通電電流が単調に増加する電気特性を有するため、接続される照明負荷6のインピーダンスが高い場合でも、ネオンランプに比べて不点灯になりにくいという利点もある。
なお、上述の浮遊容量は、電線とグランドとの間に生じると同時に電線間に生じる場合が多く、そのため第1発光ダイオード54の誤点灯を抑えるためには、定電圧ダイオード56の降伏電圧を商用電源7の電源電圧の最大値の半分以上にするのが望ましい。
また、一方の表示灯付スイッチ5に点灯開始電圧V21の第1発光ダイオード54が接続され、他方の表示灯付スイッチ5に点灯開始電圧V22(V22>V21)の第1発光ダイオード54が接続されているとする。なお以下の説明では、点灯開始電圧V21の第1発光ダイオード54を第1発光ダイオード54A、点灯開始電圧V22の第1発光ダイオード54を第1発光ダイオード54Bと区別する。
従来のスイッチ装置のように、表示灯としてネオンランプ71A,71Bを使用した場合、照明負荷6のインピーダンスが高いと、照明負荷6が消灯しているにもかかわらずネオンランプ71A,71Bへの印加電圧が低下する。その結果、点灯開始電圧が相対的に高いネオンランプ71Bが不点灯となる可能性が高かった。
これに対して、本実施形態では、表示灯として第1発光ダイオード54A,54Bを使用している。これらの第1発光ダイオード54A,54Bの電気特性は印加電圧に対して通電電流が単調に増加するため、しきい値電圧の低い第1発光ダイオード54Aが点灯を開始しても、しきい値電圧の高い第1発光ダイオード54Bへ印加される電圧が低下せず、照明負荷6のインピーダンスが高い場合であってもネオンランプ71A,71Bに比べて不点灯になりにくい。
その結果、第1発光ダイオード54A,54Bへの印加電圧V2が点灯開始電圧V21に達すると、第1発光ダイオード54Aが点灯する(図3A中の実線a3参照)。その後、第1発光ダイオード54A,54Bへの印加電圧V2がさらに上昇し、点灯開始電圧V22に達すると、第1発光ダイオード54Bが点灯する(図3B中の実線a4参照)。なお、本実施形態のように、定電圧ダイオード56として双方向定電圧ダイオードを用いた場合には、耐圧の低い保護用ダイオード57を用いることができる。
図4は本実施形態の別の表示灯付スイッチ5を用いた照明システムの概略回路図である。この表示灯付スイッチ5では、第1発光ダイオード54に対して保護用ダイオード57を逆並列に接続し、且つ保護用ダイオード57に対して第2抵抗器58を直列に接続している。なお、それ以外の構成については、図1で説明した表示灯付スイッチ5と同様であり、ここでは説明を省略する。
このように、保護用ダイオード57に対して直列に第2抵抗器58を接続することで、第1発光ダイオード54の点灯に寄与しない逆方向の電流を制限し、漏れ電流を低減させることができる。
図5は本実施形態のさらに別の表示灯付スイッチ5を用いた照明システムの概略回路図である。この表示灯付スイッチ5では、保護用ダイオードとして第2発光ダイオード59(第2発光素子)を用いている。なお、それ以外の構成については、図1で説明した表示灯付スイッチ5と同様であり、ここでは説明を省略する。
このように、第1発光ダイオード54に逆電圧が印加されるのを抑えるための保護用ダイオードとして第2発光ダイオード59を用いることで、第1発光ダイオード54を保護しながら表示灯としての輝度を高めることができる。
図6は本実施形態のまたさらに別の表示灯付スイッチ5を用いた照明システムの概略回路図である。この表示灯付スイッチ5では、第1抵抗器55を複数の分割抵抗器55A,55Bで構成している。なお、それ以外の構成については、図1で説明した表示灯付スイッチ5と同様であり、ここでは説明を省略する。
そして、一方の分割抵抗器55Aを第1切替端子52と第1発光ダイオード54のアノードとの間に接続し、他方の分割抵抗器55Bを第2切替端子53と定電圧ダイオード56との間に接続している。このように、第1抵抗器55を複数の分割抵抗器55A,55Bに分割することで、各分割抵抗器55A,55Bに印加される電圧を低下させることができ、これにより表示灯付スイッチ5全体としての耐電圧を高めることができる。
なお、本実施形態では、2つの表示灯付スイッチ5と照明負荷6とで照明システムを構成したが、例えば1つの表示灯付スイッチ5と照明負荷6とで照明システムを構成してもよい。また、本実施形態では、第1抵抗器55を2つの分割抵抗器55A,55Bに分割したが、3つ以上の分割抵抗器に分割してもよく、本実施形態に限定されない。
さらに、本実施形態では、表示灯付スイッチ5により制御される負荷として照明負荷6を例に説明したが、照明負荷6に限定されるものではなく、表示灯付スイッチ5によってオン/オフされるものであれば他のものでもよい。また、本実施形態では、発光素子及び第2発光素子が発光ダイオード(LED)の場合を例に説明したが、この例に限らず、発光素子及び第2発光素子はEL素子であってもよい。
本実施形態の表示灯付スイッチ5は、共通端子51と、第1切替端子52と、第2切替端子53と、第1発光ダイオード54(発光素子)と、第1抵抗器55(抵抗器)と、定電圧ダイオード56とを備える。第1発光ダイオード54は、第1切替端子52と第2切替端子53との間に接続される。第1抵抗器55は、第1発光ダイオード54に対して直列に接続され、且つ第1発光ダイオード54に流れる電流を制限する。定電圧ダイオード56は、第1発光ダイオード54及び第1抵抗器55に対して直列に接続される。表示灯付スイッチ5は、共通端子51が第1切替端子52と第2切替端子53に交互に切り替えられる切替動作に応じて、第1の状態と第2の状態に交互に切り替える。第1の状態では、照明負荷6(負荷)に可動電圧を印加し且つ第1発光ダイオード54を消灯させる。第2の状態では、照明負荷6への印加電圧を可動電圧未満とし且つ第1発光ダイオード54を点灯させる。
また、本実施形態の表示灯付スイッチ5のように、第1発光ダイオード54に対して逆並列に接続される保護用ダイオード57を備えているのが好ましい。
また、本実施形態の表示灯付スイッチ5のように、保護用ダイオード57と、第2抵抗器58とを備えているのが好ましい。この場合、保護用ダイオード57は、第1発光ダイオード54に対して逆並列に接続され、第2抵抗器58は、保護用ダイオード57に対して直列に接続され、且つ保護用ダイオード57とともに第1発光ダイオード54に対して並列に接続される。
また、本実施形態の表示灯付スイッチ5のように、定電圧ダイオード56は、双方向定電圧ダイオードであるのが好ましい。
また、本実施形態の表示灯付スイッチ5のように、保護用ダイオードは、第2発光ダイオード59(第2発光素子)であるのが好ましい。
また、本実施形態の表示灯付スイッチ5のように、定電圧ダイオード56は、降伏電圧の電圧値が商用電源7の電源電圧の最大値の半分以上であるのが好ましい。
また、本実施形態の表示灯付スイッチ5のように、第1抵抗器55は、複数の分割抵抗器55A,55Bからなるのが好ましい。この場合、複数の分割抵抗器55A,55Bの各々は、第1切替端子52と第2切替端子53との間において互いに直列に接続される。
5 表示灯付スイッチ
6 照明負荷(負荷)
51 共通端子
52 第1切替端子
53 第2切替端子
54 第1発光ダイオード(発光素子)
55 第1抵抗器(抵抗器)
56 定電圧ダイオード

Claims (5)

  1. 共通端子と、
    第1切替端子と、
    第2切替端子と、
    前記第1切替端子と前記第2切替端子との間に接続される発光素子と、
    前記発光素子に対して直列に接続され、且つ前記発光素子に流れる電流を制限する抵抗器と、
    前記発光素子及び前記抵抗器に対して直列に接続される定電圧ダイオードと
    前記発光素子に対して逆並列に接続される保護用ダイオードと、を備え、
    前記定電圧ダイオードは、双方向定電圧ダイオードであり、
    前記共通端子が前記第1切替端子と前記第2切替端子に交互に切り替えられる切替動作に応じて、負荷に可動電圧を印加し且つ前記発光素子を消灯させる状態と、前記負荷への印加電圧を前記可動電圧未満とし且つ前記発光素子を点灯させる状態に交互に切り替えることを特徴とする表示灯付スイッチ。
  2. 前記保護用ダイオードに対して直列に接続され、且つ前記保護用ダイオードとともに前記発光素子に対して並列に接続される第2抵抗器を備えていることを特徴とする請求項1に記載の表示灯付スイッチ。
  3. 前記保護用ダイオードは、第2発光素子であることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示灯付スイッチ。
  4. 前記定電圧ダイオードは、降伏電圧の電圧値が電源電圧の最大値の半分以上であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の表示灯付スイッチ。
  5. 前記抵抗器は、複数の分割抵抗器からなり、前記複数の分割抵抗器の各々は、前記第1切替端子と前記第2切替端子との間において互いに直列に接続されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の表示灯付スイッチ。
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