JP6327189B2 - プロセス処理装置 - Google Patents

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本発明は、チャンバーの内部からガスを排出する排気装置を有するプロセス処理装置に関する。
処理対象物を格納するチャンバーを備え、チャンバーに所定のガスを導入して処理が行われるプロセス処理装置が使用されている。例えば、成膜工程、エッチング工程、アッシング工程などにおいてプラズマ処理装置が用いられ、成膜装置としてプラズマ化学気相成長(CVD)装置が知られている。プラズマCVD装置では、原料ガスがチャンバーの内部でプラズマ化され、化学反応によって基板上に薄膜が形成される。プラズマCVD装置はチャンバーの内部から原料ガスを排出する排気装置を備え、成膜処理中や成膜後のチャンバーの内部の圧力が排気装置によって調整される(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−49275号公報
プロセス処理中にチャンバーの内部に供給されたガスは高温になることが多い。このため、排気装置のガスが接する部分にステンレス鋼(SUS)などを用いた場合に、SUSを用いた部分で熱歪みが発生して排気装置が変形することがある。排気装置の変形によって、ガスを排出する空間が不均一になる。例えば、CVD装置による基板の成膜処理においてチャンバーの各領域から均一にガスを排出できなくなる。その結果、チャンバーの内部でガス濃度が不均一になり、基板に形成された膜の膜質に面内ばらつきが生じるなどの問題が発生する。
上記問題点に鑑み、本発明は、チャンバーの内部からガスを均一に排出できるプロセス処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、(ア)排気口が設けられたチャンバーと、(イ)互いに対向する第1主面から第2主面まで厚さ方向に貫通するスリットが形成され且つ第1主面が排気口に対向して配置された第1の排気プレート、及び第2主面に対向するように第1の排気プレートと離間して配置された第2の排気プレートを有し、第1の排気プレート及び第2の排気プレートがカーボンを材料とする排気装置とを備え、排気装置が、第1の排気プレートと第2の排気プレートの間を通過させてチャンバーの内部からガスを外部に排出するプロセス処理装置が提供される。
本発明によれば、チャンバーの内部からガスを均一に排出できるプロセス処理装置を提供できる。
本発明の実施形態に係るプロセス処理装置の構成を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るプロセス処理装置の排気装置に使用される第1の排気プレートの構造例を示す模式的な平面図である。 比較例の排気装置の構成例を示す模式図であり、図3(a)は排気プレートに熱歪みが発生する前の状態を示し、図3(b)は熱歪みが発生した後の状態を示す。 SUSとカーボンの特性を示す表である。 本発明の実施形態に係るプロセス処理装置に適用される排気プレートのスリットのサイズとスリットコンダクタンスの関係を示す表である。 本発明の実施形態に係るプロセス処理装置の排気装置の構造例を示す模式図である。
図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。又、以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施形態は、構成部品の構造、配置などを下記のものに特定するものでない。この発明の実施形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
本発明の実施形態に係るプロセス処理装置1は、図1に示すように、チャンバー10と、チャンバー10の内部からガス400を外部に排出する排気装置20とを備える。チャンバー10には排気装置20に覆われた排気口11が設けられており、排気口11を介して排気装置20がチャンバー10の内部のガス400を外部に排出する。
排気装置20は、それぞれがカーボンを材料とする第1の排気プレート21と第2の排気プレート22とを離間して積層させた構造を有する。第1の排気プレート21には、互いに対向する第1主面211から第2主面212まで厚さ方向に貫通するスリット210が形成されている。そして、第1主面211が排気口11に対向するように、排気装置20がチャンバー10に設置されている。第2の排気プレート22は、第1の排気プレート21の第2主面212に対向して配置されている。なお、以下において第1の排気プレート21と第2の排気プレート22を総称して「排気プレート200」という。
排気装置20は、第1の排気プレート21と第2の排気プレート22の間を通過させて、チャンバー10の内部からガス400を外部に排出する。このため、排気装置20は、第1の排気プレート21と第2の排気プレート22との間の空間に連結する排気管23と、排気管23に連結する排気ポンプ24とを備える。排気ポンプ24によって、第1の排気プレート21に形成されたスリット210を通過したガス400が、第1の排気プレート21と第2の排気プレート22との間の空間及び排気管23を介して、チャンバー10の外部に排出される。なお、チャンバー10の内部の温度を低下させないために、排気プレート200は遮熱板としても機能する。
図2に示すように、第1の排気プレート21には、複数のスリット210が形成されている。スリット210の長さa、幅b、及び個数などは、チャンバー10から排出するガス400の流量や流速などに応じて適宜設定される。
また、第1の排気プレート21のたわみを防止するために、補強リブ213が第1の排気プレート21の第2主面212上に配置されている。図2に示した例では、第1の排気プレート21の主面の中心部を通過して短手方向に延伸する補強リブ213と、主面の対角線に沿って配置された補強リブ213によって、第1の排気プレート21のたわみが防止されている。
図1に例示したプロセス処理装置1は、チャンバー10の内部に垂直に格納された処理対象の基板100に膜を形成するプラズマCVD装置である。即ち、プロセス処理装置1は、チャンバー10の内部に配置されたカソード電極30と、チャンバー10の内部にガス400を下方から上方に向けて導入するガス供給装置40と、基板100とカソード電極30との間においてガス400をプラズマ状態にする電源50とを更に備える。
基板100を搭載してチャンバー10の内部に格納される基板ホルダ60には、図1に例示したような、基板100が垂直に搭載される複数の搭載プレート61を有するボートが好適に使用される。垂直方向に延伸する搭載プレート61と対向するように、複数のカソード電極30が配置されている。即ち、搭載プレート61とカソード電極30とが交互に配列される。図1では搭載プレート61が4枚である例を示したが、搭載プレート61の枚数は4枚に限られない。
プロセス処理装置1では、電源50が基板100とカソード電極30との間に電力を供給する。これによりガス400をプラズマ状態にし、ガス400に含まれる原料を主成分とする薄膜が基板100上に形成される。このとき、基板ホルダ60はアノード電極として使用される。図1に示した例では、基板ホルダ60は接地されている。
図1に示したチャンバー10では上面の一部に排気口11が設けられており、排気装置20はチャンバー10の上方に配置されている。排気装置20によって、チャンバー10の内部のガス400がチャンバー10の上部から外部に排出される。これにより、ガス供給装置40からチャンバー10内部に導入されたガス400が、カソード電極30の下方から上方に向かってスムーズに流れる。なお、ガス供給装置40から供給されたガス400がカソード電極30の表面に沿って流れるように、基板ホルダ60の底板62には、厚さ方向に貫通するガス導入孔(図示略)が形成される。
プロセス処理装置1による成膜工程の例を以下に説明する。まず、基板100が搭載された基板ホルダ60がチャンバー10に格納される。その後、ガス供給装置40からチャンバー10内に成膜用の原料ガスを含むガス400が導入される。チャンバー10内の圧力は、排気装置20による排気量の調節によって調整される。チャンバー10内のガス400の圧力が所定のガス圧に調整された後、電源50によって所定の電力がカソード電極30と基板ホルダ60間に供給される。これにより、チャンバー10内のガス400がプラズマ化される。形成されたプラズマに基板100を曝すことにより、原料ガスに含まれる原料を主成分とする所望の薄膜が基板100の露出した表面に形成される。電源50は例えば交流電源であり、カソード電極30と基板ホルダ60間に所定の交流電力を供給する。
プロセス処理装置1では、チャンバー10の下方から上方に向けて基板100とカソード電極30との間にガス400を導入する。これにより、比重の軽いプラズマ化したガス分子、ラジカル粒子は上方流としてカソード電極30の主面に沿って流れ上がる。したがって、シャワー電極のような複雑な構造のカソード電極30を用いなくても、カソード電極30の主面にガス400が均一に供給される。
原料ガスを適宜選択することによって、プロセス処理装置1を用いて所望の薄膜を形成できる。例えば、シリコン半導体薄膜、シリコン窒化薄膜、シリコン酸化薄膜、シリコン酸窒化薄膜、カーボン薄膜などを基板100上に形成することができる。具体的には、シラン(SiH4)ガスとN2Oガスの混合ガスを用いて、基板100上に酸化シリコン(SiOx)膜が形成される。或いは、アンモニア(NH3)ガスとシラン(SiH4)ガスの混合ガスを用いて、基板100上に窒化シリコン(SiN)膜が形成される。例えば、太陽電池基板の反射防止膜やパッシベーション膜としてSiN膜をシリコン基板上に形成するために、プロセス処理装置1は好適に使用される。
パッシベーション膜や反射防止膜などを形成する場合、形成された膜の屈折率の面内分布が均一であることが好ましい。しかしながら、排気装置20のガス400の接する部分にSUSが使用された場合には、以下に説明するようにチャンバー10の内部からガス400を排出する空間が不均一になる。
例えば、図3(a)に例示した第1の排気プレート21A、第2の排気プレート22A及び第3の排気プレート23Aを有する比較例の排気装置20Aについて説明する。これらの排気プレートの材料がSUSであるため、プロセス処理中の高温環境下で使用することによって、図3(b)に示すように排気プレートに熱歪みが発生する。例えばプラズマCVD法により成膜処理では、排出されるガスの温度は400℃〜500℃程度である。その結果、図3(b)に示したように、第2の排気プレート22A及び第3の排気プレート23Aに反りが生じる。なお、たわみを防止するための補強リブによって第1の排気プレート21Aの反りは抑制されている。
第2の排気プレート22A及び第3の排気プレート23Aに反りが生じた排気装置20Aでは、ガスが通過する空間が均一にならない。即ち、中央領域でガスの通過路が狭くなってガスが抜けにくくなる一方、周辺部でガスの通過路が広くなってガスが抜けやすい。その結果、チャンバー10の内部でガス濃度の分布が不均一になり、処理対象物の特性の面内分布のばらつきが大きくなる。例えば、基板に形成した膜の屈折率の面内分布が不均一になる。
これに対し、図1に示した排気装置20では、排気プレート200の材料にカーボンを使用することにより、排気プレート200の熱歪みを抑制することができる。
図4に、排気プレート200に使用可能なSUS304とカーボンの特性を比較した結果を示す。サンプル1〜サンプル5は材質の異なるカーボンであり、サンプル1〜サンプル4はC/Cコンポジット(carbon-carbon composite)材、サンプル5はCIP材である。図4に示した熱伝導率は厚み方向の値、熱膨張係数は表面に沿った方向の値である。図4に示すように、カーボンの熱膨張係数はSUS304に比べて低い。したがって、排気プレート200の材料にカーボンを使用することによって、SUSを使用した場合に比べて排気プレート200の反りを小さくすることができる。
本発明者らは、第1の排気プレート21と第2の排気プレート22の間隔(以下において「排気プレート間隔」という。)が8mmである場合について、プロセス処理後の排気プレート200の反りについて調査した。排気プレート200の材料にSUSを使用した場合には、プロセス処理後の排気プレート間隔が0〜1mm程度に狭くなっていた。これに対し、排気プレート200の材料にカーボンを使用した場合には、プロセス処理後の排気プレート間隔は8mmのままであった。
また、チャンバー10の内部の温度が低下しないように排気プレート200は遮熱板としても機能する。このため、排気プレート200の熱伝導率は低い方が好ましい。また、応力による反りが小さいためには、ヤング率が高いほうが好ましい。例えば、図4に示したサンプル1〜サンプル5の中で、サンプル2の特性を有するカーボンを排気プレート200の材料として好適に使用できる。
なお、排気プレート200を遮熱板としても機能させるためには、排気プレート200に熱を保持することが必要である。カーボンはSUSに比べて熱容量が小さく、SUSの熱容量を1としたときのカーボンの熱容量は0.3程度である。このため、排気プレート200の材料にカーボンを使用する場合には、排気プレート200の厚みをSUSの場合よりも厚くすることが好ましい。しかし、第1の排気プレート21を厚くすると、第1の排気プレート21に形成されたスリット210でのガス400の流れやすさ(以下において、「スリットコンダクタンス」という。)が低下する恐れがある。
図5に、スリット210の長さa(mm)を一定にしてスリット210の幅b(mm)及び排気プレート200の厚みw(mm)を変化させた場合のスリットコンダクタンスを示す。図5は、排気プレート200の材料にSUSを使用した場合とカーボンを使用した場合の検討結果である。カーボンには、図4のサンプル2の特性を有する材料を使用した。図5に示すように、スリット210の幅b及び排気プレート200の厚みwを適宜設定することによって、排気プレート200の材料にカーボンを使用した場合において、SUSと同程度のスリットコンダクタンスを実現できる。これにより、カーボンを排気プレートの材料に使用した排気装置20において、SUSを使用した場合と同等の排気能力が得られる。
なお、図6に示すように、第1の排気プレート21と第2の排気プレート22は、支柱25によって連結することができる。支柱25は、例えばボルトなどによって第1の排気プレート21と第2の排気プレート22に固定される。なお、第1の排気プレート21と第2の排気プレート22の中央部分を上方から吊り上げるように支持して、排気プレート200の反りを抑制してもよい。
ところで、処理工程においてチャンバー10内で生成される物質は、排気装置20の内部に副生成物として付着しやすい。例えば、プラズマCVD法による成膜処理では、チャンバー10の内部でプラズマ化された原料ガスに含まれる薄膜材料が、副生成物として排気プレート200の表面に付着する。このため、排気プレート200の表面に付着していた副生成物が排気プレート200の熱収縮などによって剥離して、基板100の表面の異物(パーティクル)が増大する。特に排気装置20がチャンバー10の上方に配置されている場合には、基板100の表面にパーティクルが発生しやすい。
このため、第1の排気プレート21の表面と第2の排気プレート22の表面をブラスト処理することが好ましい。例えば、排気プレート200の表面の算術平均粗さRaが15〜20程度になるように、排気プレート200の表面をブラスト処理する。表面をブラスト処理することによるアンカー効果によって、排気プレート200の表面に付着した副生成物が剥離することを抑制できる。更に、材料にカーボンを使用することによって、排気プレート200の熱収縮を抑制できる。このため、例えばチャンバー10の上方に排気装置20が配置されている場合にも、チャンバー10の内部に格納された基板100の表面でのパーティクル発生が抑制される。排気プレート200の表面をブラスト処理することによって、表面にパーティクルが発生する基板の割合を7%〜10%から4%〜7%に低下させることができた。
以上に説明したように、本発明の実施形態に係るプロセス処理装置1によれば、排気装置20の排気プレート200の材料にカーボンを使用することによって、排気プレート200の熱歪みが抑制される。このため、チャンバー10の内部からガス400を排気する空間を均一にできる。例えば、プラズマCVD装置による成膜処理においてチャンバー10の各領域から均一にガスを排出できる。これにより、チャンバー10の内部でガス濃度が均一になり、形成された膜の膜質に面内ばらつきが生じることを抑制できる。
本発明者らが図1に示したプラズマCVD装置を用いてSiN膜を基板100に形成する実験を行ったところ、図3(a)に例示した排気装置20Aを使用した場合には、形成されたSiN膜の屈折率の面内分布は2.08〜2.15であった。これに対し、図1に示した排気装置20を使用した場合には、形成されたSiN膜の屈折率の面内分布は2.09〜2.11であった。このように、排気装置20を使用することにより、ばらつきが減少することが確認された。
また、排気プレート200の熱歪みが抑制されることによって、排気プレート間隔が狭くならず、ガス400を排出するための排気空間を広く確保できる。これにより、プロセス処理装置1の排気能力を向上させることができる。このため、チャンバー10の内部に供給するガス400の流量を増大させたプロセス処理や、チャンバー10の内部圧力を下げた低圧力プロセス処理が可能となる。したがって、プロセス処理装置1の適用可能なプロセス条件の範囲を拡大することができる。なお、図3(a)に示した排気プレートを3枚重ねた比較例と比べて、図1に示した排気装置20のように排気プレート200が2枚の方が、全体のサイズの増大を抑制しつつ排気プレート間隔を広くすることができる。したがって、排気装置20の排気プレート200の枚数は2枚であることが好ましい。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
既に述べた実施形態においては、チャンバー10の上方に排気装置20が配置された例を示したが、チャンバー10の下方や側面に排気装置20が配置されてもよい。即ち、排気装置20がチャンバー10のどの位置に配置された場合であっても、チャンバー10の内部からガス400を均一に排出できる。また、基板ホルダ60が基板100を垂直に搭載するボートタイプである例を示したが、基板ホルダ60が基板100を水平に搭載するカートタイプであってもよい。
また、上記ではプロセス処理装置1がプラズマCVD装置である例を説明した。しかし、プラズマCVD装置以外の成膜装置やエッチング装置などのプロセス処理装置であっても、プロセス処理中にチャンバー10の内部からガス400を排出する機能を有する装置に本発明を適用可能である。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…プロセス処理装置
10…チャンバー
11…排気口
20…排気装置
21…第1の排気プレート
22…第2の排気プレート
23…排気管
24…排気ポンプ
30…カソード電極
40…ガス供給装置
50…電源
60…基板ホルダ
100…基板
210…スリット
211…第1主面
212…第2主面
400…ガス

Claims (6)

  1. 排気口が設けられたチャンバーと、
    互いに対向する第1主面から第2主面まで厚さ方向に貫通するスリットが形成され且つ前記第1主面が前記排気口に対向して配置された第1の排気プレート、及び前記第2主面に対向するように前記第1の排気プレートと離間して配置された第2の排気プレートを有し、前記第1の排気プレート及び前記第2の排気プレートがカーボンを材料とする排気装置と
    を備え、
    前記排気装置が、前記第1の排気プレートと前記第2の排気プレートの間を通過させて前記チャンバーの内部からガスを外部に排出することを特徴とするプロセス処理装置。
  2. 前記排気装置が、
    前記第1の排気プレートと前記第2の排気プレートとの間の空間に連結する排気管と、
    前記排気管に連結する排気ポンプと
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のプロセス処理装置。
  3. 前記第1の排気プレートのたわみを防止する補強リブが、前記第1の排気プレートの前記第2主面に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロセス処理装置。
  4. 前記排気口が前記チャンバーの上面に設けられ、前記排気装置が前記チャンバーの上方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプロセス処理装置。
  5. 前記チャンバーの下方から前記ガスを前記チャンバーの内部に供給するガス供給装置を更に備えることを特徴とする請求項4に記載のプロセス処理装置。
  6. 前記第1の排気プレートの表面と前記第2の排気プレートの表面がブラスト処理されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプロセス処理装置。
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