JP6326580B2 - NOx還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置 - Google Patents

NOx還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置 Download PDF

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Description

この発明は,エンジン,燃焼装置,バーナ,煙道等の排出口から排気される排気ガスを
触媒担持のハニカム体に接触通過させて排気ガス中に含まれるNOX の有害物質を還元反
応によって消失除去し,排気ガスを浄化するNOX 還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装
置に関する。
従来,ディーゼルエンジンやガソリンエンジンのエンジンは,窒素酸化物であるNOX
の有害物質を含む排気ガスを排気管を通じて排出しており,該排気ガスの浄化が必須の技
術となっている。近年,自動車に搭載された排気ガス浄化装置では,尿素を用いた選択還
元触媒〔尿素−SCR(Selective Catalytic Reduction)〕が使用されている。
また,排気ガスに含まれる粒子状物質等の有害物質を捕集消失させる担体を波板状帯体
を巻き上げ,排気ガス通路に担体を2個直列に配設し,2種類の浄化機能を持たせる排気
ガス浄化装置が知られている。該排気ガス浄化装置では,フィルタは,金網を幅方向に延
びる稜線と溝から成る波板状帯体に成形し,それを螺旋状に巻き上げた又は積層した柱状
体の担体に構成されている。担体の柱状体には,一端面から他端面へと重なった帯体間の
溝に沿ってハニカム通路の屈折路及び/又は平行路が多数形成される。排気ガス通路内の
上流側の担体にはNOX 還元触媒が担持され,下流側の担体には酸化触媒又はNOX 触媒
が担持されている(例えば,特許文献1参照)。
また,内燃機関用排気ガス浄化装置として,メタルハニカムを用いたものが知られてい
る。該内燃機関用排気ガス浄化装置は,メタル基体を使用したリーンNOX 触媒を用いて
HC浄化を行なうものであり,内燃機関の排気通路に排気ガス流れ方向に沿って,排気ガ
ス柱の窒素酸化物を酸素過剰雰囲気下で浄化する触媒層をメタルハニカム(金属基体)に
担持したリーンNOX 触媒と,排気ガス柱の少なくとも炭化水素(HC)の酸化反応を行
なわせる反応触媒(酸化触媒)とを配置したものである(例えば,特許文献2参照)。
また,排気ガス浄化装置として,メタルハニカムを用いたものが知られている。該排気
ガス浄化装置は,内燃機関の冷間始動時にマイクロ波を効果的に吸収して触媒の温度を急
速に触媒動作温度に到達させ,冷間始動時に排出される有害排気ガスを浄化するものであ
り,空洞共振器の一方の反射端を,Pt/RhやPd/Rh等の触媒材料がコーティング
されたメタルハニカムのマイクロ波吸収体側の面で構成するとともに,ケーシングを介し
てメタルハニカムと空洞共振器とを電気的に動通させたものである(例えば,特許文献3
参照)。
特開2009−203921号公報 特開2003−206733号公報 特開2000−104540号公報
しかしながら,尿素を用いた選択還元触媒を使用した排気ガス浄化装置が排気ガス規制
値をクリアしていても,自動車が市街地等で低速で走行する場合に排気ガス温度が低温に
なるため,高いNOX を排出する車両が多く,国内外で問題になっている。
この発明の目的は,上記の問題を解決することであり,排気ガスの高温領域で活性化す
る触媒を担持したハニカム体を排気ガス流れの上流側に配置し,排気ガスの低温領域で活
性化する触媒を担持したハニカム体を排気ガス流れの下流側に配置し,特に,自動車が市
街地等で低速で走行して排気ガスが低温時でも,異なった触媒を担持した第1ハニカム体
と第2ハニカム体とを直列に配設すると共に,尿素又はアンモニアの還元剤を供給する還
元剤供給手段を設けて該還元剤の助けで排気ガス中に含まれるNOX を還元し,上流側の
第1ハニカム体を通過して漏れた還元剤を下流側の第2ハニカム体によって酸化反応させ
,全体的にNOX 削減率をアップさせて排気ガスを浄化することを特徴とするNOX 還元
触媒手段を備えた排気ガス浄化装置を提供することである。
この発明は,排気ガス通路に配設して適用されるハニカム体に排気ガスを通して前記排
気ガス中に含まれるNOX Cの有害物質を酸化・還元反応させて消失させ,前記排気
ガスを浄化することから成る排気ガス浄化装置において,
多数の流入口と流出口を備えた長手方向に延びる通路を備え且つNOX 還元触媒が担持
されたハニカム体,前記ハニカム体の外周側の全面を覆って前記排気ガス通路を形成し且
つ前記排気ガスが流入する入口と前記排気ガスが排出される出口とを備えた筒状の外ケー
ス,及び前記NOX を窒素に還元する尿素又はアンモニアの還元剤を前記ハニカム体に流
すため前記外ケースの前記入口に還元剤供給装置が配設されており,
前記ハニカム体は,PMを捕集する機能を備えていない担体に構成されており,前記ハ
ニカム体は,前記排気ガス通路の上流側に位置し且つ排気ガス温度が250℃以上の高温
領域で活性化する鉄を含む第1触媒が担持された第1ハニカム体と,前記第1ハニカム体
の下流側に位置し且つ前記排気ガス温度が250℃以下の低温領域で活性化する白金又は
パラジウムを含む第2触媒が担持された第2ハニカム体とから構成され,
前記外ケースは,前記第1ハニカム体と前記第2ハニカム体を配設した本体筒部,前記
本体筒部の前端側に前記外ケースの前記入口から前記本体筒部へと拡がる入口筒部,及び
前記本体筒部の後端側に前記本体筒部から前記外ケースの前記出口へと収束する出口筒部
から構成されており,
前記第1ハニカム体と前記第2ハニカム体は,金属薄板が平らに成形された平ら状薄板
と長手方向に伸びる稜線及び該稜線間の溝から成る波板状に成形された波状薄板又は波状
金網とを交互に重ねて丸めた柱状体のメタルハニカム体から構成されており,前記メタル
ハニカム体を構成する前記波状薄板又は前記波状金網の前記溝は,前記柱状体の軸に対し
て平行に伸びるストレート状通路又は屈曲して伸びるジグザグ状屈折通路に形成され,
前記NOX 還元触媒が担持された前記第1ハニカム体と前記第2ハニカム体とは,全体
として,ゼオライトが担持されて前記外ケース内に一体構造又は別体構造に形成され,前
記第1ハニカム体が前記排気ガス通路の上流部に且つ前記第2ハニカム体が前記排気ガス
通路の下流部に位置設定され,前記排気ガス温度が予め決められた温度以下の低温時には
,前記第1ハニカム体の上流の前記排気ガス通路に設けられた前記還元剤供給装置から噴
射された前記尿素又は前記アンモニアが前記排気ガス中に含まれる前記NOX を還元して
分解し,前記第1ハニカム体で使用されずに通り抜けて漏れた余分の前記尿素又は前記ア
ンモニアである前記還元剤が前記第2ハニカム体に担持させた前記ゼオライトを主体とし
て前記白金,前記パラジウムを含む前記第2触媒によって酸化されて浄化されることを特
徴とする排気ガス浄化装置に関する。
また,この排気ガス浄化装置において,前記メタルハニカム体を構成する前記平ら状薄
板と前記波状薄板又は前記波状金網とは,ステンレス鋼又は鉄クロムアルミ合金から構成
され,前記平ら状薄板と前記波状薄板又は前記波状金網とは,予め決められた所定の部位
でロウ材で互いに接合されているものである。
この発明による排気ガス浄化装置は,上記のように構成したので,鉄又は銅を主体とし
た触媒を第1ハニカム体に担持させ且つ白金又はパラジウムの触媒を第2触媒に担持させ
ることによって,全体として180℃〜200℃以上で排気ガス中に含まれるNOX を効
率よく還元させて浄化することができる。しかしながら,エンジンから排出される排気ガ
スの排気ガス温度が180℃〜200℃以下になると,上記鉄又は銅の触媒では,排気ガ
ス中に含まれるNOX を還元する浄化性能が極端に低下するので,第1ハニカム体の上流
に設けた還元剤供給装置から尿素又はアンモニアを噴射して排気ガス中に含まれるNOX
を還元してN2 ,N2 O,NO,NO2 と水に分解し,第1ハニカム体で使用されずに通
り抜けて漏れた余分のアンモニアである還元剤を,第2ハニカム体に担持させたゼオライ
トを主体とし,白金,パラジウムを含む酸化触媒の助けで還元剤を酸化させて,トータル
でNOX 浄化性能をアップさせることができる。
本願発明では,ゼオライトを基本として白金又はパラジウムを担持した触媒をハニカム
体に担持して用いることによって,排気ガスの低温時でも尿素を噴射すれば,NOX を還
元させて排気ガスを浄化できる。しかるに,尿素を触媒として用いた排気ガス浄化装置で
は,尿素SCRの出口で触媒に用いることができなかったアンモニアを窒素と水に還元す
る酸化触媒として設ける。
エンジンから排出される排気ガス温度が200℃以上では,上流の第1ハニカム体に供
給されたアンモニアによりNOX はN2 と水に分解し,下流の第2ハニカム体に設けた触
媒は,酸化触媒として作用し,上流側の触媒で使わずに漏れて流れてきた還元剤であるア
ンモニアをN2 と水に分解する。
排気ガス温度が200℃以下では,上流ではアンモニアを利用できず,下流に流れてく
るため,上記アンモニアを用いて,NOX をN2 と水に分解する。
尿素を用いたNO,NO2 の還元過程は,下記の(1)〜(4)の2とおりである。
(1)2(NH2 )CO+H2
(2)2NH3 +CO2
(3)4NO+4NH3 +O3
(4)4N2 +6H2
又は
(1)2(NH2 )CO+H2
(2)2NH3 +CO2
(3)6NO2 +8NH3
(4)7N2 +12H2
一般的な上流のハニカム体を通過したアンモニアの還元剤を浄化するスリップ触媒の反
応は,次の(1)〜(4)のとおりである。
(1)4NH3 +3O2 →N2 +6H2
(2)2NH3 +2O2 →N2 O+3H2
(3)4NH3 +5O2 →4NO+6H2
(4)4NH3 +7O2 →4NO2 +6H2
この発明によるNOX 還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置の第1実施例を示す断面図である。 この発明によるNOX 還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置の第2実施例を示す断面図である。 この発明によるNOX 還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置の第3実施例を示す断面図である。 この発明によるNOX 還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置の第4実施例を示す断面図である。 この発明によるNOX 還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置の第5実施例を示す断面図である。 この発明による排気ガス浄化装置に組み込まれているハニカム体を構成する平ら状薄板と波状金網から成る金属薄板の例を説明するための斜視図である。 図6の金属製の平ら状薄板と波状薄板とを重ねた状態を示す正面となる端面図である。 この発明による排気ガス浄化装置に組み込まれているハニカム体を構成する平ら状薄板と波状金網から成る金属素材の例を説明するための斜視図である。 図8の金属製の平ら状薄板と波状金網とを重ねた状態を示す正面となる端面図である。 この発明による排気ガス浄化装置に組み込まれているハニカム体を構成する平ら状金網と波状金網から成る金属素材の例を説明するための斜視図である。 図10の金属製の平ら状金網と波状金網とを重ねた状態を示す正面となる端面図である。 この発明による排気ガス浄化装置に組み込まれているハニカム体であって,重ねた金属素材を丸めて柱状体に構成したハニカム体を示す正面となる端面図である。 ゼオライト及びFeから成る触媒▲と,ゼオライト及びPtから成る触媒●との排気ガス温度に対するNOX 削減率を示すグラフである。
以下,この発明によるNOX 還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置の実施例について
説明する。このNOX 還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置は,排気管(図示せず)の
途中に配設して適用されるものであり,エンジン,燃焼装置,バーナ,煙道等の排出口か
ら排気管(図示せず)に排出される排気ガスGに含まれるNOX の有害物質をハニカム体
1に担持した触媒の助けで水,二酸化炭素,窒素に酸化・還元反応させて消失させ,排気
ガスを浄化するものであり,この実施例では,ハニカム体は,PM(パティキュレート・
マター)を捕集する機能を備えていない構造の担体に構成されているものである。
まず,図1,図6〜図12を参照して,この発明によるNOX 還元触媒手段を備えた排
気ガス浄化装置の第1実施例を説明する。
図1に示すように,第1実施例の排気ガス浄化装置は,概して,排気管(図示せず)に
配設して適用されるハニカム体1(総称を符号1で示す)に排気ガスGを通して排気ガス
G中に含まれるNOX ,HC等の有害物質を酸化・還元反応させて消失させて排気ガスG
を浄化するものであり,多数の流入口9と流出口10を備えた長手方向に延びる通路8,
8N(図7,9,11)を備え且つNOX 還元触媒が担持されたハニカム体1,ハニカム
体1の外周側の全面を覆い且つ排気ガスGが流入する入口12と排気ガスGを排出する出
口13とを備えた筒状の外ケース2,及びNOX を窒素に還元する尿素又はアンモニアの
還元剤を外ケース2内のハニカム体1に流すための還元剤供給装置3を有している。図示
していないが,外ケース2は,例えば,二つ割りや長手方向に一二ヶ所分割することによ
ってケース内部にハニカム体1を収容することができることは勿論である。
この排気ガス浄化装置において,ハニカム体1は,外ケース2内に係止部材11で固定
されている。ハニカム体1は,排気ガス通路20の排気ガスGの上流側に位置して係止部
材11で外ケース2内に固定された第1ハニカム体1Aと,第1ハニカム体1Aの下流側
に位置して係止部材11で外ケース2内に固定された第2ハニカム体1Bとから構成され
,第1ハニカム体1Aと第2ハニカム体1Bとは,外ケース2内に別体としてそれぞれ配
設されている。特に,ハニカム体1Aには,鉄(Fe),銅(Cu),バナジウム(V)
から選択される少なくとも一種を含むNOX 還元触媒である第1触媒が担持されており,
また,第2ハニカム1Bには,NOX 還元触媒であるゼオライトを含むと共に,酸化触
媒である白金(Pt)又はパラジウム(Pd)を含む第2触媒が担持されていることを特
徴としている。また,この排気ガス浄化装置において,外ケース2は,第1ハニカム体1
Aと第2ハニカム体1Bを配設した本体筒部2M,本体筒部2Mの前端側に入口12から
本体筒部2Mへと拡がる入口筒部2F,及び本体筒部2Mの後端側に本体筒部2Mから出
口13へと収束する出口筒部2Rから構成されている。勿論,外ケース2は,入口筒部2
F,本体筒部2M,及び出口筒部2Rをそれぞれ分割構造に形成して長手方向にそれぞれ
端部を接合してもよいことは勿論である。
この排気ガス浄化装置において,第2ハニカム体1Bは,第1ハニカム体1Aで消費さ
れずに通り抜けて漏れたアンモニアの還元剤を浄化する機能を備えている。即ち,エンジ
ン等から排出される排気ガスGの温度が200℃以上では,外ケース2内の上流側に位置
する還元剤供給装置3から供給されるアンモニアを還元触媒として排気ガスG中に含まれ
るNOX を,鉄,銅,及び/又はバナジウムの第1触媒の助けで,窒素と水に還元する。
しかしながら,エンジン等から排出される排気ガスGの温度が200℃以下では,上流に
位置する第1ハニカム体1Aの触媒では,アンモニアを還元触媒として利用できず,アン
モニアが下流の第2ハニカム体1Bへと流れてスリップするため,該アンモニアを,第2
ハニカム体1Bに担持した触媒の助けでN2 と水とに分解する。また,第1ハニカム体1
Aに担持した鉄,銅又はバナジウムの触媒は,概して,排気ガスGの250℃以上の高温
領域で活性化するものである。第2ハニカム体1Bに担持した白金又はパラジウムNO触
媒は,概して,排気ガスGの250℃以下の低温領域で活性化するものである。また,還
元剤供給装置3は,コントローラによって排気ガスGが予め決められた温度以下の低温時
に,第1ハニカム体1Aの触媒が活性化しないので,外ケース2内に尿素又はアンモニア
の還元剤を噴射するように設定されており,NOX を還元するのに機能してそれを消失さ
せる。
また,この排気ガス浄化装置において,第1ハニカム体1Aと第2ハニカム体1Bを構
成するハニカム体1は,第1例として,図6に示すように,金属薄板が平らに成形された
平ら状薄板4と,長手方向に伸びる稜線6及び該稜線6間の溝7から成る波板状に成形さ
れた波状薄板5とを,図7に示すように,交互に重ね,次いで,図12に示すように,丸
められた柱状体21のメタルハニカムから形成されている。第1ハニカム体1Aと第2
ハニカム体1Bには,波状薄板5の各溝7に通路8が形成されている。また,波状薄板5
の稜線6は,柱状体21の軸に対して平行なストレート状に伸びる形状に形成されている
。更に,メタルハニカム体を構成する平ら状薄板4と波状薄板5とは,ステンレス鋼又は
鉄クロムアルミ合金から構成されている。更に,メタルハニカム体を構成する平ら状薄板
4と波状薄板5とは,予め決められた所定の部位でロウ材(図示せず)で互いに接合され
ているものである。
また,第1ハニカム体1Aと第2ハニカム体1Bを構成するハニカム体1は,第2例と
して,図8に示すように,金属薄板が平らに成形された平ら状薄板4と,長手方向に伸び
る稜線6N及び該稜線6N間の溝7Nから成る波板状に成形された波状金網5Nとを,図
9に示すように,交互に重ね,次いで,図12に示すように,丸められた柱状体21のメ
タルハニカムから形成されている。ハニカム体1の第2例は,第1例の波状薄板5を波
状金網5Nに変更した以外は,第1例と比較して同様な構成を有している。
更に,第1ハニカム体1Aと第2ハニカム体1Bを構成するハニカム体1は,第3例と
して,図10に示すように,金網が平らに成形された平ら状金網4Nと,長手方向に伸び
る稜線6N及び該稜線6N間の溝7Nから成る波板状に成形された波状金網5Nとを,図
11に示すように,交互に重ね,次いで,図12に示すように,丸められた柱状体21の
メタルハニカムから形成されている。ハニカム体1の第3例は,第2例の平ら状薄板4
を平ら状金網4Nに変更した以外は,第2例と比較して同様な構成を有している。
次に,図2を参照して,この発明によるNOX 還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置
の第2実施例を説明する。図2に示すように,第2実施例は,第1実施例と比較して,第
1ハニカム体1Aが同様の構成を有しているが,第2ハニカム体1Bが第2ハニカム体1
Cに変更されている点が異なっている。即ち,第2ハニカム体1Cにおける平ら状薄板4
及び平ら状金網4Nは同様であるが,波状薄板5又は波状金網5Nの稜線6又は6Nが柱
状体21の軸に対して屈曲したジグザグ状に伸びる形状に形成されている。第2実施例は
,第1実施例と比較して,その他の構成については同様である。
次に,図3を参照して,この発明によるNOX 還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置
の第3実施例を説明する。図3に示すように,第3実施例は,第2実施例と比較して,第
2ハニカム体1Cが同様の構成を有しているが,第1ハニカム体1Aが第1ハニカム体1
Dに変更されている点が異なっている。即ち,第1ハニカム体1Dにおける平ら状薄板4
及び平ら状金網4Nは同様であるが,波状薄板5又は波状金網5Nの稜線6又は6Nが柱
状体21の軸に対して屈曲したジグザグ状に伸びる形状に形成されている。第3実施例は
,第2実施例と比較して,その他の構成については同様である。
次に,図4を参照して,この発明によるNOX 還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置
の第4実施例を説明する。図4に示すように,第4実施例は,第1実施例と比較して,ハ
ニカム体1が上流部18,18Nと下流部19,19Nとが一体構造に構成されている。
第4実施例のハニカム体1は,第1実施例の第1ハニカム体1Aと第2ハニカム体1Bと
が一体構造に構成され,ゼオライトが全体的に含まれており,上流部18,18Nには鉄
(Fe),銅(Cu),バナジウム(V)から選択される少なくとも一種を含むNOX
元触媒である第1触媒が担持されており,また,下流部19,19Nには白金(Pt)又
はパラジウム(Pd)を含む第2触媒が担持されている。
次に,図5を参照して,この発明によるNOX 還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置
の第5実施例を説明する。図5に示すように,第5実施例は,第3実施例と比較して,ハ
ニカム体1が上流部18,18Nと下流部19,19Nとが一体構造に構成されている。
第5実施例のハニカム体1は,第3実施例の第1ハニカム体1Dと第2ハニカム体1Cと
が一体構造に構成され,ゼオライトが全体的に含まれており,上流部18,18Nには鉄
(Fe),銅(Cu),バナジウム(V)から選択される少なくとも一種を含むNOX
元触媒である第1触媒が担持されており,また,下流部19,19Nには白金(Pt)又
はパラジウム(Pd)を含む第2触媒が担持されている。
或いは,ハニカム体1は,必ずしも平ら状薄板4又は平ら状金網4Nと,波状薄板5又
は波状金網5Nとで形成した柱状体21に限らず,例えば,図示していないが,全体的に
コージライト,シリコンカーバイト,或いはチタン酸アルミのセラミックハニカムから形
成されたセラミックハニカム体で構成しても良いことは勿論である。この場合に,セラミ
ックハニカム体として,ケース内にコージライト,シリコンカーバイト,或いはチタン酸
アルミのセラミックハニカム体を収容する構造に作製した場合には,該セラミックハニカ
ム体を衝撃等による破損から保護するため,ケースとセラミックハニカム体との境界にセ
ラミックフェルト,セラミックファイバー等から成る緩衝材を介在させることが好ましい
ものである。
図13を参照して,NOX 還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置について,排気ガス
Gに含まれるNOX の触媒による削減率を説明する。このNOX 還元触媒手段を備えた排
気ガス浄化装置は,ハニカム体1に担持されている触媒が排気ガスGの流れの上流側と下
流側とで異なっている。図13に示すように,ゼオライト及びFeから成る触媒AのNO
X 削減率を▲印で示し,ゼオライト及びPtから成る触媒BのNOX 削減率を●印でプロ
ットしている。触媒AのNOX 削減率と触媒BのNOX 削減率とは排気ガス温度に対して
異なっている。Feの触媒A(▲)のNOX 削減率は,排気ガス温度が250℃以上では
,Ptの触媒B(●)のNOX 削減率より活性化することが分かる。従って,排気ガス浄
化装置において,排気ガス温度が高い上流側にFeの触媒Aを配設し,下流側にPtの触
媒Bを配設することがNOX 削減率を向上させることになる。また,この排気ガス浄化装
置は,排気ガス流れの上流に,還元剤供給装置3を配設しており,還元剤供給装置3から
尿素を供給しているので,上流側のハニカム体1で消化できず,漏れ出たアンモニアの還
元剤が下流側に流れるので,下流側のハニカム体1に酸化触媒の機能を持たせることによ
って,上流側のハニカム体1を漏れ出た還元剤のアンモニアを窒素と水に変換させること
になる。
この発明によるNOX 還元触媒手段を備えた排気ガス浄化装置は,エンジン,バーナ,
燃焼装置等の排出口から排気される排気ガスを接触通過させて排気ガス中に含まれる有害
物質を酸化・還元反応させて消失除去して排気ガスを浄化するのに適用して好ましいもの
である。
1 ハニカム体
2 外ケース
2F 入口筒部
2M 本体筒部
2R 出口筒部
3 還元剤供給装置
4 平ら状薄板
4N 平ら状金網
5 波状薄板
5N 波状金網
6,6N 稜線
7,7N 溝
8.8N 通路
9 流入口
10 流出口
12 入口
13 出口
14 ストレート状通路
15 ジグザグ状屈折通路
16 上流側ハニカム体
17 下流側ハニカム体
18 ハニカム体上流部
19 ハニカム体下流部
20 排気ガス通路
21 柱状体
G 排気ガス

Claims (2)

  1. 排気ガス通路に配設して適用されるハニカム体に排気ガスを通して前記排気ガス中に含
    まれるNOX Cの有害物質を酸化・還元反応させて消失させ,前記排気ガスを浄化す
    ることから成る排気ガス浄化装置において,
    多数の流入口と流出口を備えた長手方向に延びる通路を備え且つNOX 還元触媒が担持
    されたハニカム体,前記ハニカム体の外周側の全面を覆って前記排気ガス通路を形成し且
    つ前記排気ガスが流入する入口と前記排気ガスが排出される出口とを備えた筒状の外ケー
    ス,及び前記NOX を窒素に還元する尿素又はアンモニアの還元剤を前記ハニカム体に流
    すため前記外ケースの前記入口に還元剤供給装置が配設されており,
    前記ハニカム体は,PMを捕集する機能を備えていない担体に構成されており,前記ハ
    ニカム体は,前記排気ガス通路の上流側に位置し且つ排気ガス温度が250℃以上の高温
    領域で活性化する鉄を含む第1触媒が担持された第1ハニカム体と,前記第1ハニカム体
    の下流側に位置し且つ前記排気ガス温度が250℃以下の低温領域で活性化する白金又は
    パラジウムを含む第2触媒が担持された第2ハニカム体とから構成され,
    前記外ケースは,前記第1ハニカム体と前記第2ハニカム体を配設した本体筒部,前記
    本体筒部の前端側に前記外ケースの前記入口から前記本体筒部へと拡がる入口筒部,及び
    前記本体筒部の後端側に前記本体筒部から前記外ケースの前記出口へと収束する出口筒部
    から構成されており,
    前記第1ハニカム体と前記第2ハニカム体は,金属薄板が平らに成形された平ら状薄板
    と長手方向に伸びる稜線及び該稜線間の溝から成る波板状に成形された波状薄板又は波状
    金網とを交互に重ねて丸めた柱状体のメタルハニカム体から構成されており,前記メタル
    ハニカム体を構成する前記波状薄板又は前記波状金網の前記溝は,前記柱状体の軸に対し
    て平行に伸びるストレート状通路又は屈曲して伸びるジグザグ状屈折通路に形成され,
    前記NOX 還元触媒が担持された前記第1ハニカム体と前記第2ハニカム体とは,全体
    として,ゼオライトが担持されて前記外ケース内に一体構造又は別体構造に形成され,前
    記第1ハニカム体が前記排気ガス通路の上流部に且つ前記第2ハニカム体が前記排気ガス
    通路の下流部に位置設定され,前記排気ガス温度が予め決められた温度以下の低温時には
    ,前記第1ハニカム体の上流の前記排気ガス通路に設けられた前記還元剤供給装置から噴
    射された前記尿素又は前記アンモニアが前記排気ガス中に含まれる前記NOX を還元して
    分解し,前記第1ハニカム体で使用されずに通り抜けて漏れた余分の前記尿素又は前記ア
    ンモニアである前記還元剤が前記第2ハニカム体に担持させた前記ゼオライトを主体とし
    て前記白金,前記パラジウムを含む前記第2触媒によって酸化されて浄化されることを特
    徴とする排気ガス浄化装置。
  2. 前記メタルハニカム体を構成する前記平ら状薄板と前記波状薄板又は前記波状金網とは
    ,ステンレス鋼又は鉄クロムアルミ合金から構成され,前記平ら状薄板と前記波状薄板又
    は前記波状金網とは,予め決められた所定の部位でロウ材で互いに接合されていることを
    特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装置。
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