JP2020204286A - パイプ保温構造 - Google Patents

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Takayuki Saito
貴之 齋藤
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Abstract

【課題】コストを抑えつつ、排気浄化装置に流入する排気の温度低下を抑制する。【解決手段】エンジン9の排気に含まれる窒素酸化物を還元し浄化する選択還元型触媒3Aを内蔵した排気浄化装置3のパイプ保温構造は、排気浄化装置3に流入する排気が流れる第1パイプ5と、排気浄化装置3から流出する排気が流れる第2パイプ7と、を備える。第2パイプ7は、第1パイプ5を覆うように構成されている。【選択図】図1

Description

本開示は、SCRを備えた排気浄化装置に適用されるパイプ保温構造に関する。
従来、エンジンの排気に含まれる窒素酸化物(以下「NOx」という)を還元して除去する選択還元型触媒(以下「SCR」という)を備えた排気浄化装置が知られている(例えば特許文献1参照)。SCRを用いた排気処理では、還元剤としての尿素水が排気中に添加され、尿素水の熱分解によって生成されたアンモニア(NH3)により、NOxが窒素(N2)に還元される。NOx浄化率を高めるためには、排気浄化装置に流入する排気の温度を高温に保つことが好ましい。このため、例えば排気浄化装置に流入する排気が流れるパイプの外側に断熱材を被せ、プレス成型のカバーで保持する構成が提案されている。
特開2014−231748号公報
しかしながら、パイプの外側のプレス成型カバーは、パイプの曲げ形状や全長によっては複数に分割する必要があり、製品コストや製造コストの増大の要因となる。
本開示のパイプ保温構造は、このような課題に鑑み創案されたものであり、コストを抑えつつ、排気浄化装置に流入する排気の温度低下を抑制することを目的の一つとする。
ここで開示するパイプ保温構造は、エンジンの排気中の窒素酸化物を還元し浄化する選択還元型触媒を備えた排気浄化装置のパイプ保温構造であって、前記排気浄化装置に流入する前記排気が流れる第1パイプと、前記排気浄化装置から流出する前記排気が流れる第2パイプと、を備え、前記第2パイプは、前記第1パイプを覆うように構成されている。
このように、パイプ保温構造では、排気浄化装置から流出する排気が流れる第2パイプが、排気浄化装置に流入する排気が流れる第1パイプを覆うように構成されているため、第2パイプ内を流れる排気によって、第1パイプ内を流れる排気を保温する。つまり、二重管構造にすることによって、排気浄化装置に流入する排気の温度低下が抑制される。
本開示のパイプ保温構造によれば、コストを抑えつつ、排気浄化装置に流入する排気の温度低下を抑制することができる。
実施形態としてのパイプ保温構造が適用された排気浄化装置の模式図である。 図1のパイプ保温構造を示す模式図である。
図面を参照して、実施形態としてのパイプ保温構造について説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.構成]
本実施形態のパイプ保温構造は、図1に示す排気処理装置1に適用される。排気処理装置1は、例えば車両に搭載されたエンジン9の排気を浄化するものである。本実施形態では、エンジン9としてディーゼルエンジンを例示するとともに、DPF装置2及びSCR装置3を備えた排気処理装置1を例示する。なお、図1及び図2中の白抜き矢印は排気の流れ方向を示す。
図1に示すように、DPF装置2は、排気処理装置1のうち上流側に配置される浄化装置であり、筒状のケーシング20内に配置された前段酸化触媒2A及びパティキュレートフィルタ2B(Diesel Particulate Filter、以下「DPF2B」という)を備える。前段酸化触媒2Aは、排気中の一酸化窒素(NO)や未燃燃料中の炭化水素(HC)等を酸化する酸化触媒であり、ハニカム状の担体に触媒物質を担持して構成される。DPF2Bは、排気に含まれる粒子状物質(Particulate Matter、以下「PM」という)を捕集する多孔質フィルタであり、前段酸化触媒2Aの下流に配置される。なお、DPF2Bで捕集されたPMは、酸化燃焼されて除去される。
SCR装置3は、排気処理装置1のうち下流側に配置される浄化装置であり、筒状のケーシング30内に配置された選択還元型触媒3A(Selective Catalytic Reduction、以下「SCR3A」という)及び後段酸化触媒3Bを備える。SCR3Aは、排気中の窒素酸化物(NOx)を還元して除去する触媒であり、ハニカム状の担体に触媒を担持して構成される。SCR3Aは、SCR装置3の上流側に設けられた添加ノズル6から供給される添加剤(尿素水)をアンモニア(NH3)に加水分解するとともにアンモニアを吸着し、吸着したアンモニアを還元剤として排気中のNOxを窒素(N2)へと還元する。後段酸化触媒3Bは、SCR3Aの下流に配置され、SCR3Aでの還元反応における余剰分のアンモニアを除去するための酸化触媒であり、例えば前段酸化触媒2Aと同様に構成される。
本実施形態の排気処理装置1は、DPF装置2のケーシング20(以下「上流ケーシング20」という)の軸方向に対しSCR装置3のケーシング30(以下「下流ケーシング30」という)の軸方向が交差する向きで車両に搭載される。上流ケーシング20には、軸方向の一端側に排気が流入する入口21が設けられ、軸方向の他端側に排気出口としての開口22が設けられる。また、下流ケーシング30には、軸方向の一端側に排気が流入する入口31が設けられ、軸方向の他端側に排気の出口32が設けられる。なお、入口31は、出口32よりもDPF装置2から離隔して配置される。
DPF装置2では、入口21に上流パイプ4が接続され、開口22に中間パイプ5(第1パイプ)が嵌合される。上流パイプ4は、エンジン9から排出された排気が流通する排気管であり、中間パイプ5は、DPF装置2とSCR装置3とを繋ぐ排気管であり、SCR装置3に流入する排気が流れる。本実施形態の排気処理装置1では、上流ケーシング20の上流側の端面に入口21が形成され、上流ケーシング20の下流側の周面に開口22が形成されているが、入口21,開口22の位置はこれに限られない。
本実施形態の排気処理装置1では、中間パイプ5の上流部5aが上流ケーシング20の内部であってDPF2Bの下流側に配置される。中間パイプ5の上流部5aには、複数の貫通孔(図示略)が形成されており、これらの貫通孔を介して、DPF2Bを通過した排気が中間パイプ5内に流入する。また、本実施形態の添加ノズル6は、上流ケーシング20内に配置された中間パイプ5の上流部5a内に向けて添加剤を噴射できるよう、上流ケーシング20の周面であって開口22と対向する位置に配置される。なお、中間パイプ5の上流ケーシング20に対する接続構造は一例であり、これに限られない。
本実施形態の中間パイプ5は、上記の上流部5aに加え、開口22の直下流に位置する中間部5bと、下流ケーシング30の入口31に接続される下流部5cとを有する。本実施形態の中間パイプ5は、上流部5a及び中間部5bがいずれも直線状に形成され、下流部5cが湾曲形状に形成される。添加ノズル6から噴射された添加剤は、中間パイプ5内を流通しながら排気と混合される。
SCR装置3では、入口31に中間パイプ5の下流部5cが接続され、出口32にテールパイプ7(第2パイプ)の上流部7aが接続される。テールパイプ7は、SCR装置3から流出する排気が流れる排気管であり、排気処理装置1により浄化された排気を車両外部に排出する。テールパイプ7は、中間パイプ5を覆うように構成されている。具体的には、図2にも示すように、テールパイプ7には、中間パイプ5の中間部5bを覆う中間部7bが設けられており、この中間部5b,7bにおいて二重管構造となっている。なお、テールパイプ7には、中間部7bに加え、中間部7bの上流側とSCR装置3の出口32とを繋ぐ上流部7aと、中間部7bの下流側に設けられた下流部7cとが設けられる。
中間パイプ5の中間部5bとテールパイプ7の中間部7bとは、好ましくは同軸配置される。テールパイプ7の中間部7bの軸方向両端面は閉鎖されており、上流部7a及び下流部7cはいずれも、中間部7bの周面に接続される。なお、本実施形態では、中間パイプ5内を流れる排気の向きとテールパイプ7内を流れる排気の向きとが同一であるが、これらが逆向きであってもよい。
[2.作用,効果]
図1及び図2に示すように、エンジン9から排出された排気は、DPF装置2においてPMが除去されたのち、中間パイプ5の上流部5aに流入し、添加ノズル6から噴射された添加剤と混ざり合いながら中間パイプ5内を流通する。そして、SCR装置3に流入して窒素へと還元されて車外に排出される。ここで、SCR3AでのNOx浄化率は、SCR3Aに流入する排気が高温であるほど高いことが知られている。
これに対し、本実施形態の中間パイプ5はテールパイプ7に覆われており、テールパイプ7内を流れる排気によって中間パイプ5内を流れる排気の保温効率が高められている。そのため、従来のように断熱材をプレス成型カバーで保持する構成と比べ、簡素な構成で中間パイプ5内の排気の保温性を高めることができる。したがって、コストを抑えつつSCR装置3に流入する排気の温度低下を抑制できる。
[3.変形例]
上述した排気処理装置1の構成は一例である。DPF装置2及びSCR装置3が互いに平行に配置されていてもよいし、これらに代えて、あるいは加えて、他の排気浄化装置が設けられてもよい。また、上流ケーシング20の周面又は端面に排気出口が設けられ、この排気出口に中間パイプ5の上流端が接続されてもよい。また、中間パイプ5の中途に添加ノズル6が配置されてもよい。中間パイプ5及びテールパイプ7の形状も一例であり、下流部5cが屈曲形状であってもよいし、二重管構造の中間部5b,7bが直線状でなくてもよい。少なくとも、排気浄化装置から流出する排気が流れる第2パイプが、排気浄化装置に流入する排気が流れる第1パイプを覆うように設けられていればよい。
1 排気処理装置
2 DPF装置
3 SCR装置(排気浄化装置)
3A SCR(選択還元型触媒)
5 中間パイプ(第1パイプ)
7 テールパイプ(第2パイプ)
9 エンジン

Claims (1)

  1. エンジンの排気中の窒素酸化物を還元し浄化する選択還元型触媒を備えた排気浄化装置のパイプ保温構造において、
    前記排気浄化装置に流入する前記排気が流れる第1パイプと、
    前記排気浄化装置から流出する前記排気が流れる第2パイプと、を備え、
    前記第2パイプは、前記第1パイプを覆うように構成されている
    ことを特徴とする、パイプ保温構造。
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