JP2002371835A - 内燃機関の排気ガス浄化装置 - Google Patents
内燃機関の排気ガス浄化装置Info
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Abstract
還元作用を確実に行える内燃機関の排気ガス浄化装置を
提供すること。 【解決手段】 排気ガス浄化装置に用いられる担体70
に、NOx還元触媒75Aが担持されたNOx浄化部7
5を形成し、排気ガス中のNOxを還元、浄化できるよ
うにした。また、担体70の流入側端面73側に、酸化
触媒76Aが担持された煤燃焼部76を形成すること
で、排気ガス中の煤が流入側端面73に衝突すると、煤
が燃焼して焼却されるようにし、流入側端面73に煤が
蓄積することがなく、長期にわたって使用した場合で
も、流通孔72の目詰まりを防止できるようにした。
Description
ス浄化装置に係り、詳しくは、内燃機関の排気通路に設
けられ、かつ還元剤によってNOxを還元するNOx還
元触媒を備えた内燃機関の排気ガス浄化装置に関する。
関から排出されるNOx量を低減させるために、内燃機
関の排気通路に排気ガス浄化装置を設けることが知られ
ている。特開平10−118454号公報には、排気通
路の途中に酸化触媒を配置し、その下流側に間隔を空け
てNOx還元触媒を配置し、これらの酸化触媒およびN
Ox還元触媒の間の位置で炭化水素(HC)等の還元剤
を供給するようにした排気ガス浄化装置が開示されてい
る。この排気ガス浄化装置では、排気ガス中の一酸化窒
素(NO)を酸化触媒で二酸化窒素(NO2)に転化
し、この二酸化窒素を還元剤および下流側の還元触媒に
より、窒素(N2)に効率的に転化することが可能とさ
れている。
に開示されているように、排気通路に配置される担体の
同一層に、酸化触媒とNOx還元触媒とを混在して担持
させた排気ガス浄化装置も知られている。この排気ガス
浄化装置によれば、還元剤(例えば炭化水素)が酸化触
媒によって酸化されて反応性物質を生成し、この反応性
物質がNOxを還元する。
公報記載の排気ガス浄化装置では、シリンダから排出さ
れた煤のうちの大部分は、酸化触媒を通過してNOx還
元触媒が担持された担体の流入側端面に衝突し、この流
入端面に蓄積してしまう。このため、NOx還元触媒用
担体の流通孔が煤で塞がれてしまい、長期間の使用によ
って担体に目詰まりが生じるなど、排気ガスを排出でき
ないという問題に発展する。
によれば、排気ガスの温度が低い低温域では、反応性物
質の生成が順調に行われてNOxを還元するが、高温域
では、酸化触媒が還元剤である炭化水素をH2O+CO2
に酸化してしまうため(炭化水素を燃焼させてしまうた
め)、排気ガス中の炭化水素(HC)と一酸化炭素(C
O)とが不足し、NOx還元触媒でのNOxの還元作用
が鈍る可能性がある。
でき、かつNOxの還元作用を確実に行える内燃機関の
排気ガス浄化装置を提供することにある。
項1の内燃機関の排気ガス浄化装置は、内燃機関の排気
通路に設けられ、かつ還元剤によってNOxを還元する
NOx還元触媒を備えた排気ガス浄化装置において、前
記NOx還元触媒が担持された担体には、排気ガスの流
入側端面から排出側端面に向かう所定長さ部分に、酸化
触媒が担持されていることを特徴とする。
NOx還元触媒の排気ガス流入側端面に酸化触媒が担持
されているので、流入側端面に衝突した煤は、酸化触媒
によって酸化された後、排気ガスの温度域で容易に燃焼
して除去される。従って、シリンダから排出される煤で
担体の目詰まりが生じる心配がなく、長期間の使用によ
っても排気ガスが良好に排気される。また、酸化触媒の
担持量を還元剤が燃焼しない程度に抑えることにより、
この還元剤およびNOx還元触媒によって還元作用が確
実に行われる。以上により、前記目的が達成される。
は、請求項1に記載の内燃機関の排気ガス浄化装置にお
いて、前記酸化触媒が担持されている部分の表面積は、
前記担体の総表面積の20%以下であることを特徴とす
る。酸化触媒が担持された表面積の割合を総表面積の2
0%以下に設定することにより、還元剤が酸化触媒によ
って燃焼するおそれがなくなり、NOx還元触媒での還
元作用が良好に行われる。酸化触媒が担持された表面積
の割合が総表面積の20%を越えると、還元剤の燃焼が
促進され、排気ガス中の例えば炭化水素や一酸化炭素が
不足するので、NOx還元触媒での還元作用が鈍る。
は、請求項1または請求項2に記載の内燃機関の排気ガ
ス浄化装置において、前記担体には、排気ガスの前記排
出側端面から前記流入側端面に向かう所定長さ部分に
も、酸化触媒が担持されていることを特徴とする。この
ような排気ガス浄化装置によれば、担体の排出側端面に
も酸化触媒が担持されているので、NOxの浄化に供さ
れなかった余分な還元剤がその排出側端面側の酸化触媒
によって燃焼し、外部に排出される心配がなくなる。
は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の内燃機
関の排気ガス浄化装置において、前記内燃機関には、排
気再循環装置が設けられていることを特徴とする。排気
ガス浄化装置を具備することにより、シリンダ内での燃
焼温度が下がってNOxの生成量が減少する反面、煤の
生成量が多くなり、通常であればNOx還元触媒での目
詰まりが生じ易くなる。しかし、本発明の排気ガス浄化
装置の作用により、そのような多量の煤が生成されて
も、NOx還元触媒での目詰まりが生じる心配がなく、
本発明の効果が一層顕著となる。
に基づいて説明する。図1には、本実施形態に係る排気
ガス浄化装置2が装着された内燃機関としてのディーゼ
ルエンジン1が示されている。
い複数のシリンダを有するエンジン本体10を備え、こ
のエンジン本体10には、シリンダに空気を送るための
吸気系統20と、排気ガスの排気を行うための排気系統
30と、エンジン本体10、過給機50、および図示し
ないオイルクーラ等の冷却必要部位を冷却する冷却系統
40と、コンプレッサ51およびタービン52を有する
前記過給機50と、排気ガスの一部を抽出して吸気側に
還流させる排気再循環装置(EGR装置)60とが接続
されている。
しないシリンダヘッドを介して、吸気系統20を構成す
る吸気通路21および排気系統30を構成する排気通路
31が接続されている。また、エンジン本体10には、
図示しない燃料噴射ノズルに加圧された燃料を供給する
燃料噴射ポンプ11が設けられ、この燃料噴射ポンプ1
1への燃料タンク12からの燃料供給が燃料フィードポ
ンプ13によって行われる。燃料噴射ノズルからシリン
ダ内への燃料噴射量および燃料噴射時間は、燃料噴射ポ
ンプ11の動作によって決定され、この燃料噴射ポンプ
11の動作は、図示しないエンジンコントローラによっ
て制御されている。
途中に設けられたインタークーラ22を含んで構成され
ている。インタークーラ22の上流側には過給機50の
コンプレッサ51が配置され、コンプレッサ51の入口
側がエアクリーナ(不図示)に、コンプレッサ51の出
口側がインタークーラ22に接続されている。インター
クーラ22の出口は、吸気通路21を介して各シリンダ
にそれぞれ連通している。
と、この排気通路31の下流側に設けられた本発明の排
気ガス浄化装置2とを含んで構成されている。また、排
気通路31でのシリンダに近い側には、過給機50のタ
ービン52が配置されている。
り駆動されるウォータポンプ41を備え、当該ウォータ
ポンプ41によって冷却液を圧送する。冷却液は、冷却
系統40に設けられたラジエータ42により空冷され
る。このラジエータ42および吸気系統20のインター
クーラ22は、クランクシャフト等で回転駆動されるフ
ァン43によって、その冷却効果が促進されている。
的に用いられるものであり、特に大きな出力トルクが要
求される建設機械用のディーゼルエンジンには一般的に
装着される場合が多い。
ン1の吸気通路21と排気通路31とを接続する還流路
61と、この還流路61の管路の開き具合を調節するE
GRバルブ62と、吸気通路21の途中に配置された吸
気絞り弁63と、EGRバルブ62の下流側に設けられ
たEGRクーラ64とを有し、吸気絞り弁63で吸気通
路21を絞り、吸気圧を排気圧に対して負圧にすること
で作動する。すなわち排気を還流することができるよう
になっている。
1のインタークーラ22の下流側に接続され、他端が排
気通路31のタービン52の上流側に接続されている。
EGRバルブ62は、例えばバタフライバルブからな
り、還流路61内に配置された円板を適宜回転させるこ
とによって管路の開き具合を調節し、これにより、排気
通路31から吸気通路21へ還流させる排気ガス量を調
節できるようになっている。吸気絞り弁63は、吸気通
路21において、コンプレッサ51の上流側に配置され
ている。この吸気絞り弁63は、EGRバルブ62と同
様な構成を有しており、シリンダへの吸気流量を調節で
きるとともに、EGR量を制御できるようになってい
る。これらのEGRバルブ62および吸気絞り弁63に
はそれぞれ、図示しないアクチュエータが設けられ、こ
れらのアクチュエータを介してエンジンコントローラで
動作制御される。
11に設けられたガバナ、排気再循環装置60のEGR
バルブ62、および吸気絞り弁63等を制御するもので
あり、ディーゼルエンジン1の回転数を示す回転数信号
と、シリンダ内に噴射・供給される燃料量を示す燃料噴
射量信号とが入力される。このため、エンジン本体10
および燃料噴射ポンプ11には、上述したエンジン回転
数信号および燃料噴射量信号を得るために、その回転数
を検出する回転数センサと、シリンダ内に噴射される燃
料量を検出する燃料噴射量センサ(ラックセンサ)とが
設けられる。
ス浄化装置2について説明する。排気ガス浄化装置2
は、ハウジングの内部に配置された図2に示す円柱状の
担体(コア)70と、担体70の直前で排気通路31内
に還元剤(本実施形態では、燃料と同じ炭化水素であ
る)を噴射可能に設けられた還元剤噴射ノズル71とを
備えている。
らなるセラミック製、またはステンレス製などであり、
排気ガスの流れ方向に沿って貫通した断面六角形状ある
いは四角形状など(本実施形態では六角形状)の流通孔
72を多数有している。
3近傍および排気側端面74近傍を除く大部分は、図2
中の断面図にも示すように、NOx還元触媒75Aが担
持されたNOx浄化(還元)部75とされている。ま
た、担体70において、流入側端面73から下流側に向
けた所定長さL1部分は、酸化触媒76Aが担持された
煤燃焼部76とされ、排気側端面74から上流側に向け
た所定長さL2部分は、やはり酸化触媒77Aが担持さ
れた余剰還元剤燃焼部77とされている。
ゼオライトやイリジウムなどが用いられ、酸化触媒76
A,77Aとしては、白金、ロジウム、バナジウム、パ
ラジウムなどが用いられる。これらのNOx還元触媒7
5Aおよび酸化触媒76A,77Aは、これらを含む水
溶液に担体70を浸漬する浸漬法での含浸や、既知のウ
ォッシュコートあるいはイオン交換法などにより、担体
70に担持される。
燃焼部76の表面積は、担体70全体の総表面積の20
%以下に設定されている。煤燃焼部76の表面積を総表
面積の20%を越えて設定すると、供給された還元剤が
燃焼し、下流側のNOx浄化部75での還元作用が損な
われるからである。所定長さL2を有して形成された余
剰還元剤燃焼部77の表面積は、特に限定されるもので
はないが、後述する余剰還元剤の燃焼作用が確実に行わ
れ、かつNOx浄化部75の領域も十分に確保できる程
度に設定される。なお、図2の斜視図では、作図上の理
由から、NOx還元触媒75Aの担持状態が密に、酸化
触媒76A,77Aの担持状態が粗に描かれているが、
各触媒75A,76A,77Aの単位表面積あたりの担
持量は略同じである。
ードポンプ13に接続されており、この燃料フィードポ
ンプ13からの燃料の一部を還元剤として噴射する。還
元剤の噴射は、ディーゼルエンジン1の稼働中に常時行
われるが、その噴射量はディーゼルエンジン1の回転数
や負荷に従ってエンジンコントローラ、あるいは別途設
けられる専用のコントローラで制御される。
担体70のNOx浄化部75では、NOx還元触媒75
Aおよび供給された還元剤により、排気ガス中に含まれ
るNOxを還元してN2に転化し、NOxの排出量を低
減する。煤燃焼部76では、シリンダ内での燃焼によっ
て生成された煤が流入側端面73(流通孔72の入り口
部分)に衝突した場合、その煤を酸化触媒76Aで酸化
して燃焼開始温度を低下させるとともに、排気ガスの温
度で燃焼、焼却する。余剰還元剤燃焼部77では、供給
された還元剤のうち、NOxの還元に供されなかった余
剰分を酸化触媒77Aの作用で燃焼させ、還元剤をH2
O+CO2に転化して排出する。
うな効果がある。 (1)排気ガス浄化装置2は、NOx還元触媒75Aが担
持されたNOx浄化部75を担体70に有することで、
排気ガス中のNOxを還元、浄化するものであるが、こ
の際、担体70の流入側端面73側には、酸化触媒76
Aが担持された煤燃焼部76が形成されているので、排
気ガス中の煤が流入側端面73に衝突すると、煤が燃焼
して焼却される。このため、流入側端面73に煤が蓄積
することがなく、長期にわたって使用した場合でも、流
通孔72の目詰まりを防止できる。
により、還元剤として供給された高分子の炭化水素の鎖
が分断されるため、この炭化水素を炭素数の少ない還元
剤に転化でき、煤燃焼部76の下流側に形成されたNO
x浄化部75でのNOxの浄化効率を向上させることが
できる。
体の総表面積の20%以下に設定されているため、供給
された還元剤が燃焼に至る心配がなく、還元剤をNOx
浄化部75で確実に作用させてNOxの浄化を良好に行
える。
化触媒77Aが担持された余剰還元剤燃焼部77が形成
されているので、供給された還元剤のうち、NOxの浄
化に供されなかった余剰分を燃焼させることができ、還
元剤である炭化水素がそのまま外部に排出されるのを防
止できるとともに、一酸化炭素の排出量も低減できる。
環装置60が設けられることでもNOxの生成量の低減
が図られているが、この排気再循環装置60によってシ
リンダ内での燃焼温度が下がり、その分煤の生成量が多
くなる。しかし、本実施形態のような排気ガス浄化装置
2を用いることにより、担体70の流入側端面73に多
量の煤が接触しても、煤を確実に焼却して流通孔72の
目詰まりを防止できるので、煤燃焼部76の効果を顕著
に発揮できる。
合、NOx浄化部75、煤燃焼部76、および余剰還元
剤燃焼部77をそれぞれ別体の担体で形成すると、各担
体の継ぎ目部分では流通孔同士の升目が連通方向に正確
に一致しなかったり、各担体間に隙間が生じるため、煤
燃焼部76で燃焼しきれなかった煤が流通孔の不一致部
分や隙間に詰まり易くなるうえ、詰まった煤がそのまま
燃焼せずに蓄積される心配がある。これに対して本実施
形態の排気ガス浄化装置2では、それらNOx浄化部7
5、煤燃焼部76、および余剰還元剤燃焼部77が一体
の担体70に形成されているので、各部位75〜77間
で煤が詰まるといった心配がなく、上記の問題が発生す
るのを防止できる。
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、ディーゼルエンジン1に排
気再循環装置60が設けられていたが、このような排気
再循環装置60は必要によって設けられればよく、省略
可能である。ただし、この排気再循環装置60によって
NOxの生成量が低減するうえ、多く生成される煤によ
っても排気ガス浄化装置2での目詰まりが生じないの
で、排気再循環装置60を設けることが望ましい。
ルエンジン1の燃料、すなわち炭化水素が用いられてい
たが、還元剤としてはこれに限定されるものではなく、
例えば、尿素((NH2)2CO)またはアンモニア(NH
3)等であってもよく、通常用いられる還元剤の中か
ら、NOx還元触媒や酸化触媒との反応具合を勘案して
適宜に選択して用いられてよい。
還元剤燃焼部77が形成されているが、このような部分
がない場合でも本発明に含まれる。ただし、余剰還元剤
燃焼部77によれば、余分な還元剤や一酸化炭素が外部
に排出されるのを防止でき、排気ガスをよりクリーンに
できるため、そのような余剰還元剤燃焼部77を形成す
ることが望ましい。特に、還元剤として前述の尿素やア
ンモニアを用いた場合には、環境汚染の観点から、これ
らをそのまま外部に排出されるのを防ぐために、余剰還
元剤燃焼部77の形成が重要になる。
6の表面積は、エンジンの稼働パターンによっても異な
るが、低い排気温度での稼働が多い稼働パターンのエン
ジンでは、その大きさが大きく、高い排気温度での稼働
が多い稼働パターンのエンジンでは、その大きさが小さ
くてよい傾向にある。このため、このようなエンジンの
稼働パターンを勘案し、煤燃焼部76の表面積は、接触
したり詰まる等した煤が完全に燃焼してくれて、かつ還
元剤の酸化が殆どないような大きさに設定するのが最適
であり、好ましい。ただし、煤燃焼部76の表面積が担
体70の総面積の20%を越えると、煤の燃焼は盛んに
行われるが、還元剤の酸化量も多くなり、還元剤が無駄
になる。従って、煤燃焼部76の表面積を担体70の総
面積の20%以下に設定することが望ましい。
た流通孔72等の具体的な形状などは、その実施にあた
って適宜変更可能であり、前記実施形態のものに限定さ
れない。
備えた内燃機関を示す構成図である。
び断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 内燃機関(1)の排気通路(31)に設
けられ、かつ還元剤によってNOxを還元するNOx還
元触媒(75A)を備えた排気ガス浄化装置において、 前記NOx還元触媒(75A)が担持された担体(7
0)には、排気ガスの流入側端面(73)から排出側端
面(74)に向かう所定長さ(L1)部分に、酸化触媒
(76A)が担持されていることを特徴とする内燃機関
(1)の排気ガス浄化装置(2)。 - 【請求項2】 請求項1に記載の内燃機関(1)の排気
ガス浄化装置(2)において、 前記酸化触媒(76A)が担持されている部分の表面積
は、前記担体(70)の総表面積の20%以下であるこ
とを特徴とする内燃機関(1)の排気ガス浄化装置
(2)。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の内燃機
関(1)の排気ガス浄化装置(2)において、 前記担体(70)には、排気ガスの前記排出側端面(7
4)から前記流入側端面(73)に向かう所定長さ(L
2)部分にも、酸化触媒(77A)が担持されているこ
とを特徴とする内燃機関(1)の排気ガス浄化装置
(2)。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の内燃機関(1)の排気ガス浄化装置(2)におい
て、 前記内燃機関(1)には、排気再循環装置(60)が設
けられていることを特徴とする内燃機関(1)の排気ガ
ス浄化装置(2)。
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