JP6325967B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、操作ボタンや操作レバーなど、遊技者が操作し得る操作手段を備えた遊技機に関する。
従来、操作ボタンを備えた遊技機が知られている(例えば、特許文献1,2)。特許文献1の遊技機は、液晶表示装置への予告表示により、特許文献2の遊技機は操作ボタン点灯により、それぞれ操作ボタンを操作するタイミングの操作予告演出を実行している。
これら操作予告演出に対応して操作ボタンを操作させることにより、遊技者に対して、遊技に積極的に参加する意欲を喚起し、興趣を高めることができる。
特開2005−160614 特開2007−1852224
これら操作予告演出は、例えば、飾り図柄変動ゲーム中のリーチ発展、飾り図柄の再変動、停止図柄の確変昇格などの演出を行う際や、所定モードにおけるミニゲーム中の演出などとして実行される。
特許文献1の様に液晶表示画面への表示によるものでは、表示演出を妨げない様に制限され、演出のバリエーションが十分でなく、逆に、演出のバリエーションを増やしても理解できなかったり見落としてしまったりする可能性があり、十分に興趣を高めることができないという問題がある。
また、特許文献2の様に操作ボタン点灯によるものでは、液晶表示画面に注目している遊技者にとっては、気が散る原因となったり、見落としてしまい十分に興趣を高めることができないという問題がある。
そこで、本発明は、遊技者が見落とし難く、より興趣の高い操作予告演出を実現することができる様にすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた本発明の遊技機は、所定の契機が与えられたときに実行される抽選処理の結果に基づいて決定される演出パターンに対応する表示演出を表示装置を用いて実行する表示演出実行手段と、遊技者が操作し得る操作手段と、所定の操作予告実行条件を満足したときに、前記操作手段の操作を促す操作予告演出を実行する操作予告演出実行手段と、前記操作予告演出が実行されている間に前記操作手段が操作されたとき、前記表示演出実行手段による表示演出の進行に変化を与え得る契機を生成する表示演出変化契機生成手段と、を備えると共に、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする。
1A)前記操作予告演出実行手段として、前記操作予告演出のための操作予告用表示を前記表示演出に重ねて前記表示装置に表示する表示型予告実行手段と、前記操作予告演出のための操作予告用模様が刻設されると共に発光装置によって端面から光を導入可能に構成されたエッジライトを前記表示装置の前方に設置し、前記発光装置を発光させることによって前記操作予告用模様を発光させる発光型予告実行手段と、を備えていること
(1B)前記表示型予告実行手段は、前記操作予告用表示として、前記操作手段を特定するキャラクタ画像と、前記操作手段を特定する画像に対してエフェクト効果を与えるエフェクト画像とを備え、前記操作予告演出に際して、前記キャラクタ画像及びエフェクト画像の一方又は両方を表示させ得る手段として構成されていること。
(1C)前記発光型予告実行手段は、前記操作予告用模様として、前記キャラクタ画像と同種のキャラクタ模様が刻設されたキャラクタ模様層と、前記エフェクト画像と同種のエフェクト模様が刻設されたエフェクト模様層とを備え、前記操作予告演出に際して、前記キャラクタ模様及びエフェクト模様の一方又は両方を発光させ得る手段として構成されていること。
(1D)前記操作予告演出実行手段は、大当たり信頼度に応じて、前記表示型予告実行手段と発光型予告実行手段の一方又は両方を作動させる手段として構成され、両方を作動させる場合は、前記キャラクタ画像が前記キャラクタ模様の刻設位置と前後に重なり、前記エフェクト画像が前記エフェクト模様の刻設位置と前後に重なる様に、前記表示型予告実行手段を作動させる様に構成されていること。
本発明の遊技機によれば、操作ボタンや操作レバーなどといった操作手段を遊技者に操作させることによって表示演出の進行に変化を与え得る操作予告実行条件を満足したとき、操作予告演出実行手段が、エッジライトの発光装置を発光させる。エッジライトは、操作予告用模様が刻設され、表示装置の前方に設置されているから、遊技者が注目している表示演出に重なる様に操作予告用模様が発光する。この結果、表示演出に注目している遊技者は、操作タイミングとなっていることを見落とすことなく認識することができる。また、この操作予告演出は、表示装置の表示演出とは異なるエッジライトの発光によってもたらされることから、遊技者に新鮮な感覚を抱かせ、興趣を向上させることができる。なお、発光装置の発光色を変更したり、発光色を途中で変化させたり、点滅によって種々の発光パターンを表現する等、発光制御条件の設定により、多彩なバリエーションの操作予告演出を容易に実現することができ、操作予告演出の態様に対して意味を持たせることもできる。
本発明の遊技機は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(2)前記発光型予告実行手段として、前記エッジライトを複数層備え、当該複数のエッジライト各層において前記操作予告模様を異ならせると共に、前記操作予告演出実行手段は、前記発光型予告実行手段を作動させるとき、前記複数層の内の1又は複数のエッジライトの発光装置を作動させる手段として構成されていること。
エッジライトを複数層設置することにより、いずれか1層のみを発光させる態様、複数層を同時に発光させる態様、さらには、発光させる層を切り換える態様など、より多くのバリエーションからなる操作予告演出を実行することができる。これらの種々の発光態様においても、発光制御条件の設定により、さらにバリエーションを増加させることができる。
この場合、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(3)前記複数層のエッジライトは、前記操作予告用模様として、前記操作手段を特定する模様が刻設された層と、前記操作手段を特定する模様に対してエフェクト効果を与える模様が刻設された層とを備えていること。
複数層の模様にそれぞれ意味を持たせることにより、操作手段を特定する模様のみが発光している態様と、エフェクト効果を与える模様が発光している態様の組み合わせにより、遊技者に注目させる度合いを変化させることができる。この場合も、発光制御条件の設定により、操作予告演出の態様に対して意味を持たせることもできる。
これら本発明の遊技機は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(4)前記操作予告実行条件は、少なくとも前記演出パターンが特定パターンであるときに成立する様に構成されると共に当該特定パターンが複数存在し、前記操作予告演出実行手段は、前記演出パターンが前記複数の特定パターンのいずれであるかに応じて予め定められた操作予告実行条件に基づき、少なくとも前記発光型予告実行手段における前記発光装置の作動条件を異ならせる様に構成されていること。
本発明の遊技機は、操作予告演出によって表示装置で実行されている表示演出の進行に変化を与える契機を、遊技者自らの操作によって実現し得るものとなっている。こうした表示演出の進行の変化は、例えば、パチンコ機におけるリーチ発展演出、再変動演出、確変昇格演出など、抽選処理の判定結果に基づいて決定される特定の変動パターンに対応する演出パターンとして表示演出実行手段で実行される。従って、表示演出の進行の変化は、変動パターンに対応する演出パターンによって決まる。遊技者にとって特に注目するのは、表示演出における変動が停止して当たりとなること、あるいは、当たりの場合に選択され易くはずれの場合には選択され難い演出内容への発展等である。そこで、操作予告実行実行条件をランダムに成立させるのではなく、変動パターンに対応して決定される演出パターンが特定パターンであるときに成立させることで、遊技者に操作手段を操作させ、自ら当たりを引き寄せた様な感覚で遊技を進行させることにより、興趣の高い操作予告演出を実現することができる。そして、発光装置の作動条件、例えば、発光色、発光色の変化、発光パターン、複数層にあっては発光層、さらには複数層の発光条件の組み合わせにより、多彩なバリエーションの中に、大当たり信頼度などの情報を的確に含ませることができる。なお、この(4)の構成により、(2)の構成を備えない場合であっても、発光色の相違や発光パターンの相違によって1つのエッジライトであっても多彩な操作予告演出を大当たり信頼度などと対応させることができる。
ここで、変動パターンと演出パターンとを1対1の対応関係としておき、変動パターンが特定パターンであれば演出パターンも特定パターンになるといった構成にしておくことができる。また、変動パターンに対して演出パターンが複数対応しており、変動パターンとして特定パターンに対応する変動時間の長さが決まったとき、当該変動時間に対応する複数の演出パターンの中からの振り分けによって表示演出実行手段で実行する特定パターン(演出パターン)を決定する構成としてもよい。この場合、演出パターンの振り分けに当たっては、大当たり信頼度が高い場合に振り分けられ易く低い場合に振り分けられ難い演出パターン、大当たり信頼度が低い場合に振り分けられやすく高い場合に振り分けられ難い演出パターンを備えておき、信頼度を表現する演出となる様に、信頼度に応じた演出パターンの振り分け確率を変動パターンの種類に応じて定めておき、信頼度を反映した演出を実行することができる様にしておくとよい。
これら本発明の遊技機は、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(5)前記操作予告演出実行手段が、前記操作予告演出のための操作予告用表示を前記表示演出実行手段によって実行されている表示演出に重ねて前記表示装置に表示する表示型予告実行手段をも備え、前記操作予告実行条件は、少なくとも前記演出パターンが特定パターンであるときに成立する様に構成されると共に当該特定パターンが複数存在し、前記操作予告演出実行手段は、前記演出パターンが前記複数の特定パターンのいずれであるかに応じて予め定められた操作予告実行条件に基づき、前記発光型予告実行手段及び前記表示型予告実行手段の一方又は両方を作動させて前記操作予告演出を実行する手段として構成されていること。
上述の様に、本発明の遊技機は、表示装置の前方に設置されたエッジライトを用いた新鮮で斬新な操作予告演出を行うことができる。そして、多くのバリエーションを採用することも容易である。この様な本発明の遊技機において、(5)の構成を採用することにより、表示装置への操作予告用表示との組み合わせにより、さらにバリエーションを増加させることができる。例えば、(1)と(5)の構成を備えるだけでも、「表示型予告」、「発光型予告」、「表示型予告+発光型予告」といった操作予告演出のバリエーションを備えることができ、(1),(2),(4),(5)の構成を備える場合には、「表示型予告」、「1つのエッジライトによる発光型予告」、「複数のエッジライトによる発光型予告」、「表示型予告+1つのエッジライトによる発光型予告」「表示予告+複数のエッジライトによる発光型予告」といった具合に、操作予告演出のバリエーションをさらに多彩なものとすることができる。そして、こうした多彩な操作予告演出において、「発光型予告」における発光色や発光パターンによるバリエーションも加えれば、操作予告演出の内容をより多彩なものとすることができる。
この場合、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(6)前記表示型予告実行手段は、前記操作予告用表示として、大きさ、色、又は形状の異なる複数の操作予告用表示を備え、前記操作予告演出実行手段は、当該表示型予告実行手段を作動させるときは、前記複数の操作予告用表示の中から、前記特定パターンがいずれであるかに応じて選択したものを前記表示装置に表示する手段として構成されていること。
表示装置を用いた操作予告用表示についてもバリエーションを増加させることで、エッジライトの操作予告用模様の発光との組み合わせパターンをさらに増やすことができ、より多彩で、飽きのこない操作予告演出を実現することができる。
なお、これら操作予告用表示をも実行可能な遊技機においては、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(7)前記操作予告用表示を前記表示装置に表示する位置が、前記エッジライトに刻設された操作予告用模様と前後に重なる位置となる様に構成されていること。
かかる構成を採用することにより、エッジライトにおける操作予告模様の発光と、表示装置における操作予告用表示との一体感を与えることにより、操作予告演出への興趣をより一層向上させることが可能となる。
本発明によれば、遊技者が見落とし難く、より興趣の高い操作予告演出を実現することができる。
実施例1のパチンコ機を示し、(A)は遊技盤を取り外した状態の斜視図、(B)は正面図、(C)は分解斜視図である。 実施例1のパチンコ機を示し、(A)は遊技盤の正面図、(B)は要部の模式的断面図である。 実施例1のエッジライトを示し、(A)は機能を説明する斜視図、(B)は後方のエッジライトの刻設模様を示す正面図、(B)は前方のエッジライトの刻設模様を示す正面図、(D)は2枚のエッジライトの刻設模様が重なって見える状態の正面図である。 実施例1のパチンコ機の制御装置の構成を示すブロック図である。 実施例1のパチンコ機の主制御基板における記憶部の構成を示し、(A)は特図保留記憶部の構成を示す模式図、(B)は変動パターンテーブル記憶部の構成を示す模式図である。 実施例1のパチンコ機の主制御基板における記憶部の構成を示し、(A)は普通図柄保留記憶部の構成を示す模式図、(B)は普通電動役物開閉パターンテーブル記憶部の構成を示す模式図である。 実施例1のパチンコ機のサブ制御基板の記憶部を示し、(A)は演出データ記憶手段の構成を示す模式図、(B)は変動ゲーム中演出データの構成を示す模式図である。 実施例1のパチンコ機における賞球払出処理を説明する図であって、(A)は制御系統のブロック図、(B)は演算処理のフローチャートである。 実施例1のパチンコ機における特図入力処理を説明する図であって、(A)は制御系統のブロック図、(B)は演算処理のフローチャートである。 実施例1のパチンコ機における特図開始処理を説明する図であって、(A)は制御系統のブロック図、(B)は演算処理のフローチャートである。 実施例1のパチンコ機における普通図柄判入力・判定処理を説明する図であって、(A)は制御系統のブロック図、(B)は演算処理のフローチャートである。 実施例1のパチンコ機における変動演出処理を説明する図であって、(A)は制御系統のブロック図、(B)は演算処理のフローチャートである。 実施例1のパチンコ機におけるプッシュボタン操作予告演出の態様と信頼度との関係を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態として、具体的な実施例を図面に基づき詳細に説明する。
[1.1 遊技機全体の概要]
実施例1のパチンコ機Pは、図1に示す様に、外枠A、中枠B、遊技盤C、前枠D、上の球受け皿E、下の球受け皿F及び発射装置Gを備える。ここで、外枠Aはパチンコ機Pの外郭を構成する縦長方形の枠である。中枠Bは、各種の遊技用構成部材をセットするための縦長方形の枠であって、外枠Aの前面側に開閉可能かつ着脱可能に組み付けられる。遊技盤Cは、裏ユニット3が裏面側から取り付けられ、中枠Bの開口部に組み付けられる。前枠Dは遊技盤Cの透視保護窓であって、施錠装置Hの操作によって開閉可能な様に中枠Bの前面側に組み付けられる。
上の球受け皿Eは、貸し球や賞球の受け皿で、本実施例においては前枠Dの透視保護窓の下部に一体に構成されている。従って、前枠Dを中枠Bに対して開閉するときに上の球受け皿Eも共に開閉される。下の球受け皿Fは、上の球受け皿Eが一杯になったときに排出される遊技球や打ち損じの遊技球等を受ける受け皿であって、中枠Bの下部に固定されている。発射装置Gは、上の球受け皿Eから発射レールに送り込まれた遊技球をハンドル操作に対応する強さで打ち出すための装置であって、中枠Bの右下部に装備される。前枠AにはスピーカーSP,SPも備えられている。また、前枠Aの透視保護窓の下部には、プッシュボタンBTNも備えられている。
遊技盤Cは、図2(A)に示す様に、障害釘11や風車12が植設された遊技領域10の中央にセンター役物5が取り付けられ、センター役物5の中央直下に始動入賞装置7が備えられている。また、この始動入賞装置7の右斜め下方に大入賞口15が設置され、センター役物5の右側には大入賞口15の開放時に右側から遊技球を入賞させるための右打ち通路20が備えられた構成となっている。遊技盤Cには、さらに、誘導レール17、普通入賞口18、アウト口19等も設置されている。
センター役物5は、大型装飾体31、ステージ32、ワープ通路33を備えるリング状を呈し、左上部分には障害釘に代わる障害ブロック34が設けられている。また、センター役物5には、右打ち通路20に侵入した遊技球を受け入れる入口35aを備えた右側トンネル35も組み付けられている。この右側トンネル35の出口35bの真下に位置する様にゲート37が設けられている。また、センター役物5の右側下方には、第2始動入賞装置27も設置されている。この第2始動入賞装置27は、ゲート37を遊技球が通過したことを契機に実行される普通図柄抽選結果に基づいて開閉動作される電動式チューリップを供えている。
液晶表示装置LCDは、図2(B)に示す様に、遊技盤Cの中央開口41の後方に位置する様に、裏ユニット3の液晶保持枠3aに保持された状態で設置される。遊技盤Cの中央開口41の周囲を装飾する大型装飾体31には、常時(LED非点灯状態)は透明な2枚のエッジライトEDL1,EDL2が組み付けられている。液晶表示装置LCDは、これらエッジライトEDL1,EDL2及び透視保護窓に取り付けられたガラス板GRPTを介して、大型装飾体31の中央開口43の内側に正面から視認できる様に画像等を表示する。なお、遊技盤Cの裏面と液晶表示装置LCDの前面と間には可動体が出没する可動体動作空間45が形成されている。
[1.2 エッジライトの構成]
エッジライトEDL1,EDL2は、図3(A)に示す様に、所定の模様を刻設された透明アクリル板51の端面にLED基板52を備えた構成となっている。本実施例においては、模様として、遊技盤に近い側のエッジライトEDL1には、図3(B)に示す様に、液晶表示装置の表示領域の中央付近に位置する様にプッシュボタン模様61が刻設されている。また、ガラス板GRPTに近い側のエッジライトEDL2には、図3(C)に示す様に、液晶表示装置の表示領域の中央付近に位置する様にエフェクト効果模様62が刻設されている。これらプッシュボタン模様61とエフェクト効果模様62は、図3(D)に示す様に、互いに重なり合う位置関係となっている。
[2.1 制御装置の構成]
次に、本実施例のパチンコ機Pのゲーム性等について説明する。まず、制御系統について図4に基づいて説明する。CPU,ROM,RAM,クロック等を備えた主制御基板310に対して、始動入賞装置7に備えられている特図1スイッチSW1、第2始動入賞装置27に備えられている特図2スイッチSW2、ゲート37に備えられている普図スイッチSW37、大入賞口15に備えられた入賞検知スイッチSW7、普通入賞装置18に備えられた入賞検知スイッチSW11,SW12、裏ユニットの球排出通路へと遊技球が排出されたことを検知する排出球検知スイッチSW21,SW22からの検知信号が入力される様になっている。
また、主制御基板310からは、演出制御基板320、払出制御基板330、及び発射制御基板340、特図表示器350、大入賞口15の開閉用ソレノイドSOL7、第2始動入賞装置27のチューリップ開閉用ソレノイドSOL27へとコマンドが出力される様になっている。演出制御基板320は、発光装置LED、スピーカSP、モータMT及びソレノイドSOLに対して制御信号を出力して発光演出、音声演出、可動体演出を実行すると共に、演出表示制御基板370へと演出表示のためのコマンドを出力している。演出表示制御基板370は、演出制御基板320からの演出表示のための指令信号に基づいて、液晶表示装置LCDに対して制御信号を出力し、表示演出を実行する。また、演出制御基板320には、プッシュボタンBTNからの操作信号が入力されると共に、エッジライトEDL1,EDL2のLED基板に対してエッジライト演出用の信号を出力する様にも構成されている。
払出制御基板330は、主制御基板310からの払出コマンドに従って、賞球の払出を実行する。賞球払出個数は、どの入賞口に入賞したかによって予め定められている。また、主制御基板310は、払出制御基板330の外部出力端子を介してホールコンピュータへとエラー信号を出力する機能も備えている。
発射制御基板340は、主制御基板310からの制御コマンドに従って、発射装置Gによる打球の発射・停止を実行する。打球の停止は、例えば、何らかのエラーが発生したときなどに指令される。なお、演出制御基板320を初めとして、図示省略したランプ制御基板、音声制御基板などを総称して「サブ制御基板」という。
[2.2 主制御基板の記憶部の構成]
[2.2.1 特別図柄抽選関係]
主制御基板310は、図5(A)に示す様に、特図1用スイッチSW1からの検知信号の入力を契機として取得した特図1判定用乱数を最大4個、特図2用スイッチSW2の検知信号入力を契機として取得した特図2判定用乱数を最大4個、それぞれ保留記憶しておくために、特図1保留記憶部311、及び特図2保留記憶部312を備えている。これら特図1保留記憶部311,特図2保留記憶部312には、それぞれ乱数取得順に従って始動保留情報が記憶される。なお、本実施例では、始動保留情報の読み出しに当たっては、特図1保留記憶部311及び特図2保留記憶部312の全体の中で乱数記憶順の早いものから順番に読み出す構成としている。
特図1判定用乱数及び特図2判定用乱数は、それぞれ、「大当たり判定用乱数(乱数1)」、「特図振分判定用乱数(乱数2)」、「演出実行判定用乱数(乱数3)」、及び「変動パターン振分用乱数(乱数4)」から構成される。大当たり判定用乱数(乱数1)は、大当たりかはずれかを決定するための乱数である。特図振分判定用乱数(乱数2)は、特別遊技のラウンド数など、大当たり種別を振り分けるための乱数である。演出実行判定用乱数(乱数3)は、リーチ演出を行うか否かを決定するための乱数である。リーチ演出は、「当たり」の場合だけでなく、「はずれ」においても所定の割合で実行する構成となっている。変動パターン振分用乱数(乱数4)は、変動パターンを振り分けるための乱数である。
乱数1と比較する「大当たり判定値」は、主制御基板310のROMに記憶されている。本実施例においては、大当り判定値は、非確変(低確率)の状態で大当り確率=164/65536、確変(高確率)の状態で大当り確率=1518/65536、となる様に設定されている。この大当たり確率は、特図1,特図2に対して共通である。
乱数1で「大当たり」となった場合、乱数2による大当たり種別振り分けにより、例えば、「2R通常」「2R確変」「15R通常」「15R確変」など、遊技者に対する有利さの異なる複数種類の当たり種別のいずれかに振り分けられる。「2R」「15R」とは、特別遊技のラウンド数を意味し、「確変」とは、特別遊技終了後の特別図柄抽選時の大当たり確率が高い遊技状態(「確率変動」ともいう)に変更された遊技状態を意味する。「通常」は、特別遊技終了後に「確変」にならない遊技状態を意味する。また、「2R」の場合、短時間だけ大入賞口を開閉する動作となっていて実質的な出玉は期待できない遊技状態となっている。
この他、乱数2による振り分けでは、「大当たり」のラウンド数が15回であっても、(1)30秒間に渡って大入賞口15を開放する「長時間開放動作」を1ラウンドとして15回実行する特別遊技の態様、(2)途中のラウンド(例えば、7ラウンド)までを「長時間開放動作」のラウンドで構成し、残りラウンドは大入賞口15を短時間(例えば、数秒あるいは1秒以下)だけ開閉する「短時間開放動作」で構成した特別遊技の態様、(3)15ラウンドの全てを上述の「短時間開放動作」で構成した特別遊技の態様、のいずれかへと振り分ける構成とすることもできる。
あるいは、規定回数の確変を付与する「STタイプ」としたり、全ての当たり図柄に確変を付与する一方で転落条件に当選した場合に「高確率」から「低確率(通常確率)」へと切り替わる「転落抽選タイプ」とすることもできる。この種の特別遊技において、さらに、特別遊技終了後の「時短ゲーム」における普通電動役物のサポート回数を20回、40回、60回、80回、100回と複数種類設定し、これらの中のいずれかへ振り分けるための「当たり種別判定」を行う構成にすることもできる。
この様な乱数2によって振り分けられ得る大当たり種別(時短回数を含む)は、特図1と特図2とで異なる設定とすることができ、さらに、どの種類の大当たりへ振り分けられるかを定める「当たり種別の振り分け確率」を、特図1と特図2とで異ならせておくこともできる。
本実施例においては、乱数1について、特図2で「大当たり」となった場合の方が、特図1で「大当たり」となった場合よりも、確変突入確率、時短の付与回数、ラウンド中の開放態様などがより有利となる様に振り分け確率が乱数2について設定されている。なお、乱数2は、乱数1が「はずれ」の場合には、実質的には意味のないものとなる。
乱数3は、乱数1が「はずれ」の場合に、後述の特図開始処理において「はずれリーチ」の有無を決定するのに用いられる。乱数1が「当たり」の場合は、リーチ演出が実行されることとなっているので、この乱数3は、実質的には意味のないものとなる。
乱数4によって振り分けられる「変動パターン」は、「変動時間の長さ」を決定するものとなる。本実施例においては、この変動パターンを決定するための変動パターンテーブルとして、図5(B)に示す様に、通常遊技状態用の変動パターンテーブル313aと、時短状態(確変状態を含む)用の変動パターンテーブル313bが、主制御基板310のROMに記憶されている。
[2.2.2 普通図柄抽選関係]
主制御基板310は、図6(A)に示す様に、普図スイッチSW37の検知信号入力を契機として取得した普通図柄判定用乱数を最大4個保留記憶しておくために普通図柄保留記憶部314を備えている。乱数取得順に従って普図保留情報が記憶され、乱数記憶順の早いものから順番に読み出す構成としている。
普図判定用乱数は、「当たり判定用乱数(乱数5)」と「開閉パターン振分判定用乱数(乱数6)」から構成される。当たり判定用乱数(乱数5)は、当たりかはずれかを決定するための乱数である。開閉パターン振分判定用乱数(乱数6)は、「当たり」の場合に、開放時間、開閉回数を異ならせた複数の開閉パターンのいずれかを決定するための乱数である。
乱数5と比較する「普図当たり判定値」は、主制御基板310のROMに記憶されている。この普図当り判定値は、通常状態(低確率・非時短)では当り確率≒0に設定され、時短状態では当り確率≒1に設定されている。なお、時短状態は、高確率状態においては次回大当たりまで継続し、低確率状態においては直前の大当たり対する大当たり種別の振り分けの際に決定されている回数の特図変動ゲームが完了するまで継続する。
本実施例においては、乱数6によって振り分けられる「開閉パターン」として、図6(B)に示す様に、通常状態開閉パターンテーブル315aと時短状態開閉パターンテーブル315bとが、主制御基板310のROMに記憶されている。なお、時短状態における普図当たりの場合に選択され得る開閉パターン1b,2bの方が、通常状態における普図当たりの場合に選択され得る開閉パターン1a,2aよりも、開放時間が長く、開閉回数が多くなる設定とされている。
この普通図柄抽選の契機は、遊技領域の右側に設置されたゲート37を遊技球が通過することによって与えられるが、上述の様に、通常状態においては普図当たり確率≒0であるから、右打ちしたとしても普通電動役物の開閉によるサポートはほとんど得ることができない。一方、時短状態にあるときは、普図当たり確率≒1であるから、右打ちすれば相当に高い確率で普通電動役物の開閉によるサポートを得ることができる。
また、普通図柄変動時間についても、本実施例においては、通常状態に対しては10秒、時短状態に対しては1秒の変動時間短縮とする設定となっている。従って、時短状態においては普通図柄当選確率がほぼ100%であることに加えて、普通図柄変動ゲームにおける変動時間が短くなることにより、次々と普通図柄当選となり、普通電動役物によるサポートがほぼ継続的に発生する状態となり得る。
[2.3 演出制御基板の記憶部の構成]
演出制御基板320には、音声演出、表示演出、発光演出、可動体演出、及びエッジライト演出のための演出データ記憶手段325が備えられている。この演出データ記憶手段325には、図7(A)に示す様に、特別図柄変動ゲーム中に実行する変動ゲーム中演出データDH、大当たり遊技中に実行する大当たり中演出データDVと、デモ中に実行するデモ中演出データDMとが記憶されている。また、特図変動ゲームにおいて実行される変動パターンに応じた飾り図柄変動ゲームを表示するための飾り図柄変動演出データDKZも記憶されている。
変動ゲーム中演出データDHnは、図7(B)に示す様に、背景表示用データ(DHn1)、キャラクタ表示用データ(DHn2)、発光演出用データ(DHn3)、音声演出用データ(DHn4)、可動体演出用データ(DHn5)、及びエッジライト演出用データ(DHn6)の組み合わせとなっている。ここで、例えば、エッジライト演出を実行しない演出ならば、DHn6がブランクデータとなる。なお、エッジライト演出用データは、発光演出用データの中に組み込んでおくこともできる。
大当たり中演出データDVは、大当たり種別に応じてDV1,DV2,…が備えられている。同様に、デモ中演出データDMは、デモ1用(DM1)、デモ2用(DM2)、…と複数パターンを備えている。
飾り図柄変動演出データDKZは、ノーマルはずれ、ノーマル当たり、リーチはずれ、リーチ当たり、スーパーリーチはずれ、スーパーリーチ当たりなど、主制御基板310による抽選の結果に基づいて指令される変動パターンに対応したデータとして記憶されている。このため、本実施例においては、通常状態用変動パターンテーブル313aに対応する飾り図柄変動時間となる通常状態用飾り図柄変動演出データDKZaと、時短状態用変動パターンテーブル313bに対応する飾り図柄変動時間となる時短状態用飾り図柄変動演出データDKZbとが演出制御基板320の演出データ記憶手段325に記憶されている。
演出表示制御基板370は、演出制御基板320から指令される背景表示用データDHn1に従って液晶表示装置LCDに表示した背景画像に対して重ね合わせる様にして、変動パターンに対応する飾り図柄変動演出データDKZを表示する。また、この表示演出においては、キャラクタ表示データDHn2が存在する場合はキャラクタ画像を重ねて表示する演出も実行される。さらに、このキャラクタ画像が「プッシュボタン画像」である場合には、エッジライト演出用データDHn6によるエッジライト演出とキャラクタ画像演出とがタイミングを合わせて実行される場合がある。
ここで、本実施例においては、変動ゲーム中演出データDHは、変動パターンに対して1対1対応となっている訳ではなく、例えば、変動パターン1に対して演出1,演出2,…などと複数の中から振り分けによって演出制御基板側で決定する構成となっている。同じく、飾り図柄変動演出データDKZも、例えば、変動パターン1に対しては変動時間1と1対1の対応であるが、飾り図柄変動パターンについては、変動パターン1に対して飾図1a,飾図1b,…の様に、複数の中から振り分けによって演出制御基板側で決定する構成となっている。これら振り分け可能な演出データDHや飾り図柄変動パターンは、変動パターンが大当たりの場合に振り分けられ易く、はずれの場合に振り分けられ難いグループと、その逆のグループといった具合に、信頼度グループを構成する様に振り分け確率を設定している。
[3 主制御基板の制御処理]
[3.1 賞球払出]
主制御基板310は、図8(A)に示す制御系統により、特図スイッチSW1,SW2、入賞検知センサSW7,SW11,SW12からの入賞検知信号が入力されると、各スイッチに対応する賞球払出個数に対応する賞球払出コマンドを払出制御基板330に対して出力する賞球払出処理を実行している。これを受けて、払出制御基板330は、遊技球の入賞口に対応して予め定められた個数の賞球の払出動作を実行する。
この賞球払出制御は、図8(B)に示す様な演算処理ルーチンとして実行され、スイッチSW1等からの検知信号が入力されたか否かを判断し(S10)、「YES」と判定されたら、払出制御基板330に対してセンサを特定した賞球払出信号を出力する(S20)。
[3.2 特図入力]
また、主制御基板310は、図9(A)に示す制御系統により、特図スイッチSW1,SW2のいずれかからの検知信号が入力されると、特別図柄を決定するための乱数を取得し、その結果を始動保留情報としてRAMに記憶する特図入力処理を実行している。
本実施例においては、始動保留情報として第1特図スイッチSW1による検知信号に基づく始動保留情報(以下、「特図1始動保留情報」という。)を最大4個、第2特図スイッチSW2による検知信号に基づく始動保留情報(以下、「特図2始動保留情報」という。)を最大4個記憶することができ、通常遊技状態においては最大8個の始動保留情報を貯めることができる構成となっている。
本実施例における特図入力処理は、図9(B)に示す様な演算処理ルーチンとして実行され、まず、特図1スイッチSW1からの検知信号が入力されたか否かを判定する(S110)。特図1スイッチSW1からの検知信号が入力された場合は(S110:YES)、特図1始動保留情報の記憶数N1(以下、「特図1保留数N1」という。)が4未満か否かを判定する(S120)。N1<4ならば(S120:YES)、特図1保留数N1をインクリメントし(S130)、上述の乱数1〜乱数4を取得し、RAMの始動保留情報記憶領域へと記憶する(S140)。
S110が「NO」の場合は、特図2スイッチSW2からの検知信号が入力されたか否かを判定する(S150)。S150が「YES」となった場合は、特図2始動保留情報の記憶数N2(以下、「特図2保留数N2」という。)が4未満か否かを判定する(S160)。N2<4ならば(S160:YES)、特図2保留数N2をインクリメントし(S170)、上述の乱数1〜乱数4を取得し、RAMの始動保留情報記憶領域へと記憶する(S180)。
始動保留情報は、主制御基板310からび演出制御基板320へと送信され、液晶表示装置LCDを介して実施される保留アイコン表示に反映される。なお、主制御基板310による制御処理として特図表示器350を介して実施されている保留表示にも反映される。この結果、遊技者は、保留個数が増加する様子を把握しながら遊技をすることができる。
[3.3 特図開始]
次に、特図開始処理について説明する。主制御基板310は、図10(A)に示す制御系統により、RAM内に記憶された始動保留情報を読み出し、「当たり/はずれ」に応じた特別図柄変動を特図表示器350に実行させると共に、演出制御基板320を介して表示演出(背景、キャラクタ等)、音声演出、発光演出、可動体演出、エッジライト演出等を実行させる。
主制御基板310は、図10(B)のフローチャートに示す様な特図開始処理を、所定の周期(実施例では4ms)毎に実行している。この処理においては、まず、遊技演出(図柄変動または特別遊技)の実行中であるか否かを判定し(S210)、遊技演出実行中であるときは(S210:YES)、今回の処理を終了する。一方、遊技演出実行中でないときは(S210:NO)、RAM内の所定の記憶領域に始動保留情報が記憶されているか否かを判定する(S220)。始動保留情報が記憶されていない場合は(S220:NO)、デモ演出実行中か否かを判定し(S230)、デモ演出実行中であるならば処理を終了し(S230:YES)、デモ演出実行中でない場合は(S230:NO)、デモ演出開始を演出制御基板320に対して指令する(S240)。
始動保留情報の記憶がある場合は(S220:YES)、記憶順の一番早い始動保留情報が特図1始動保留情報であるか否かを判定する(S250)。特図1始動保留情報である場合は(S250:YES)、特図1記憶数N1をデクリメントし(S260)、記憶順の一番早い始動保留情報(乱数1〜乱数4)を読み出す(S270)。これにより、RAM内の記憶領域における始動保留情報の記憶順が更新され、特図表示器350や液晶表示装置LCDを介して実施されている保留表示も更新される。
こうして読み出した特図1始動保留情報中の乱数1が、主制御基板310のROMに記憶されている大当り判定値と一致するか否かを判定する(S310)。この大当たり判定値は、非確変の時(低確率の時)の大当り確率が[164/65536]、確変状態の時(高確率の時)の大当り確率が[1518/65536]となる様に予め設定されている。
大当り判定の判定結果が肯定の場合には(S310:YES)、大当りの変動であることを示す大当りフラグに「1」が設定される(S320)。そして、主制御基板310は、乱数2の値に基づき、特図表示器350に確定停止表示させる「大当り図柄」を決定する(S330)。ここで、乱数2の値には、特図1始動保留情報に対する当たり種別の振り分け率に対応して大当り図柄が対応付けられている。従って、主制御基板310は、S330の処理においては、読み出した乱数2の値に対応付けられた大当り図柄を決定することになる。大当り図柄(特図)が決定されると、乱数4の値に基づいて「大当り演出用の変動パターン」の中から1つの変動パターンを決定する(S340)。
一方、S310の大当り判定の判定結果が否定の場合には(大当りでない場合には)、主制御基板310は、S270で読み出した特図1始動保留情報中の乱数3に基づいてリーチ演出を実行させるか否かを判定する(S350)。本実施例では、主制御基板310は、乱数3の値が、ROMに記憶してあるリーチ演出実行判定値と一致するか否かによりS315の判定を行う。S350の判定結果が肯定の場合には(リーチ演出を行う場合には)、主制御基板310は、特図表示器350に確定停止表示させる「はずれ図柄」を決定し(S335)、乱数4の値に基づいて「はずれリーチ演出用の変動パターン」の中から1つの変動パターンを決定する(S345)。
また、S350におけるリーチ判定の判定結果が否定の場合には(リーチ演出を行わない場合には)、主制御基板310は、特図表示器350に確定停止表示させる「はずれ図柄」を決定する(S338)。次に、主制御基板310は、乱数4の値に基づいて「はずれ演出用の変動パターン」の中から1つの変動パターンを決定する(S348)。
こうして変動パターンおよび最終停止図柄を決定した主制御基板310は、演出制御基板320に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する(S360)。具体的には、主制御基板310は、変動パターンを指定すると共に図柄変動の開始を指示する変動パターン指定コマンドを出力すると共に、変動パターンで特定された演出時間の計測を開始する。これと同時に、主制御基板310は、特図変動表示を開始させるように特図表示器350を制御する。また、主制御基板310は、最終停止図柄となる特別図柄を指示するための特図指定コマンドを出力する。こうして、主制御基板310は、特図開始処理を終了する。その後、特図開始処理とは別の処理において、主制御基板310は、指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、決定した最終停止図柄を表示させるように特図表示器350の表示内容を制御する。また、主制御基板310は、指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、演出制御基板320に対して飾図の変動停止を指示し、図柄組み合わせを確定停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。
これに対し、記憶順の一番早い始動保留情報が特図1始動保留情報でない場合は(S250:NO)、特図2始動保留情報であるか否かを判定する(S255)。特図2始動保留情報である場合は(S255:YES)、特図2記憶数N2をデクリメントし(S265)、記憶順の一番早い始動保留情報を読み出す(S275)。その後は、特図2変動表示用処理(S400)を実行する。S400の特図2変動表示用処理は、S310〜S360と同様に構成されている。なお、S330に対応するステップでの乱数2に基づく大当たり種別の振り分け確率は、特図1始動保留情報よりも遊技者に有利な設定となっている。
この特図開始処理においては、記憶順の早いものから順番に記憶を消化していく。ここで、本実施例のパチンコ機Pは、通常遊技状態においては「普通図柄当選確率≒0」と設定され、大当たりとなったときの大当たり図柄の振り分けにより、特別遊技終了後に確変や時短が付与された場合には「普通図柄当選確率≒0」へと変更される。
この結果、通常遊技状態において右打ちをしても特図2始動保留情報を取得することが困難であることから、遊技者は左打ちで遊技を行い、特図1始動保留情報を蓄積しながら遊技を実行する。この結果、通常遊技状態においては、特図1始動保留情報が記憶順に従って読み出されて判定等が実行される態様で特図開始処理が進行する。
一方、特図判定が大当たりとなり、大当たりに伴う特別遊技終了後の遊技状態について確変や時短が付与された場合は、いわゆる電チューサポートを利用して特図2始動保留情報を蓄積し易い状態となる。本実施例のパチンコ機Pは、大当たり中の特別遊技は右打ちすることによって大入賞口15に入賞させ易い状態となり、液晶表示装置LCD等に右打ち示唆のナビゲーション表示を実行する。この右打ちナビゲーション表示に従って、特別遊技の実行中は、遊技者は右打ちで遊技する。そして、確変や時短が付与された場合は、特別遊技終了後も右打ちを示唆するナビゲーション表示に従って、遊技者は右打ちを続行することにより特図2始動保留情報を蓄積しながら有利に遊技を実行することができる。この結果、確変や時短が付与された遊技状態においては、特別遊技の実行直前に保留されていた特図1始動保留情報が最初に消化された後、特図2始動保留情報が記憶順に従って読み出されて判定等が実行される態様で特図開始処理が進行することとなる。
なお、確変や時短が付与された遊技状態を開始したときは、特図2始動保留情報を優先して消化する様に構成することもできる。この場合は、通常遊技状態に戻ったとき、特図2始動保留情報が存在しなくなってから特図1始動保留情報が消化される態様で特図開始処理が進行することとなる。
[3.4 普図入力・判定]
次に、普通図柄抽選について説明する。主制御基板310は、図11(A)に示す制御系統により、普図スイッチSW37からの検知信号が入力されると普通図柄抽選を実行し、第2始動入賞装置27のソレノイドSOL27に対して開閉指令を実行する。普通図柄も4個を限度に保留記憶可能に構成されている。
普通図柄入力処理は、図11(B)のフローチャートに示す様に、普図スイッチSW37からの検知信号が入力されると起動され(S510)、普通図柄保留情報の記憶数N37(以下、「普通図柄保留記憶数N37」という。)が4未満か否かを判定する(S520)。N37<4ならば(S520:YES)、普通図柄保留憶数N37をインクリメントし(S530)、「NO」の場合は普通図柄判定用の乱数取得に進むことなく処理を終了する。乱数取得に進むと、「当たり/はずれ」を判定するための乱数5,乱数6を取得し(S540)、RAMの普通図柄保留記憶部313に記憶する(S550)。
普通図柄判定処理は、図11(C)のフローチャートに示す様に、RAM内に普通図柄保留情報の記憶があるか否かを判定し(S610)、普通図柄保留情報があるときは当該記憶内容を記憶順の早いものから一つ目の乱数5を読み出す(S620)。
続いて、「当たり/はずれ」の判定を実行する(S630)。ここで、既に述べた様に、普通図柄抽選は、「通常状態」か「確変又は時短状態」かにより、当選確率が異なる設定となっている。また、当選時の普通電動役物の開閉パターンについても異なる設定となっており、さらに各遊技状態に対して複数パターンが設定されている。そこで、「当たり」と判定されると(S630:YES)、乱数6に基づいて当たり図柄抽選を行い(S640)、当たり図柄と、これに対応する開閉パターンとを決定する。その後、変動時間が経過するのを待って(S650:YES)、S640で決定した当たり図柄を普通図柄変動ゲームにおいて確定する(S660)。なお、この普通図柄変動ゲームは、特図表示器350に設けた普通図柄変動表示部において実行する。こうして当たり図柄が確定したら、S650で決定した開閉パターンに対応するソレノイド駆動信号を出力する(S670)。また、S630の判定が「NO」の場合は、普通図柄変動ゲームにおいて、変動時間が経過するのを待って(S680:YES)、はずれ図柄の確定をする(S690)。
この普通図柄変動ゲームにおける普通図柄変動時間も、「通常状態」か「確変又は時短状態」かにより異なっている。例えば、「通常状態」は普通図柄変動時間を10秒とし、「確変又は時短状態」は普通図柄変動時間を1秒とする。
[4 演出制御基板の制御処理]
[4.1 変動演出の概要]
演出制御基板320による変動演出は、図12(A)に示す制御系統により、主制御基板310からの変動コマンドを受信することによって実行される。
変動演出処理は、図12(B)のフローチャートに示す様に、特別遊技中でない場合に変動コマンドを受信することによって開始する(S710:NO,S720:YES)。
演出制御基板320は、変動コマンドを受信したら(S720:YES)、当該変動コマンドに従って変動ゲーム中演出データDH及び飾り図柄変動演出用データDKZを読み出す(S730)。そして、スピーカSPによる音声演出、液晶表示装置LCDによる表示演出、発光装置LEDによる発光演出、モータMT及びソレノイドSOLを介して可動体を動作させる可動体演出、及びエッジライトEDL1,EDL2を用いたエッジライト演出を実行する(S740)。なお、変動ゲーム中演出データDHには、エッジライト演出のためのデータがブランクとなっている場合等も含まれており、その場合はエッジライト演出は実行されない。本実施例においては、エッジライト演出は、大当たり信頼度を遊技者に伝える役割ももっており、このため、特定の変動パターンに対応する特定の演出パターンについてだけデータが存在するものとなっている。この変動ゲーム中演出データDHによる演出は、主制御基板310から全図柄停止コマンドを受信したときに(S750:YES)、飾り図柄変動演出における確定図柄の停止を行って終了する(S760)。この飾り図柄変動表示における確定図柄停止のタイミングは、主制御基板310による特別図柄表示装置50への特別図柄確定のタイミングと同期している。
なお、演出制御基板320は、特別遊技中であるときは(S710:YES)、大当たり中演出データDVを読み出して(S810)、大当たり中演出処理を実行する(S820)。また、デモ表示タイミングであるときは(S830:YES)、デモ中演出データDMを読み出し(S840)、デモ中演出処理を実行する(S850)。
[4.2 プッシュボタン操作予告演出]
演出制御基板320は、S740の演出制御処理の中で、プッシュボタン操作予告演出を実行する。このプッシュボタン操作予告演出は、主制御基板310において実行された特別図柄抽選の結果、演出制御基板320側で選択すべき変動ゲーム中演出データDHの内、リーチ発展演出、再変動演出、確変昇格演出などといった特定パターンに対応する変動ゲーム中演出データDHnにおけるキャラクタ表示用データDHn2、及びエッジライト演出用データDHn6として設定されている。
この特定パターンが最も信頼度が高い[信頼度A]に相当するときに選択される変動ゲーム中演出データDHnにおいては、図13(A)に示す様に、キャラクタ画像データDHn2として、プッシュボタンのキャラクタ画像65とエフェクト画像66が、エッジライト演出用データDHn6として、プッシュボタン模様61とエフェクト効果模様62とを発光させるための発光データが、「キャラクタ画像65の表示」→「エフェクト画像66の表示」→「後方エッジライトEDL1の発光」→「前方エッジライトEDL2の発光」の順番で変動演出中の所定のタイミングにおいて実行される様に設定されている。
また、特定パターンが次に信頼度が高い[信頼度B]に相当するときに選択される変動ゲーム中演出データDHnにおいては、図13(B)に示す様に、キャラクタ画像データDHn2として、プッシュボタンのキャラクタ画像65が、エッジライト演出用データDHn6として、プッシュボタン模様61とエフェクト効果模様62とを発光させるための発光データが、「キャラクタ画像65の表示」→「後方エッジライトEDL1の発光」→「前方エッジライトEDL2の発光」の順番で変動演出中の所定のタイミングにおいて実行される様に設定されている。
さらに、特定パターンがその次に信頼度が高い[信頼度C]に相当するときに選択される変動ゲーム中演出データDHnにおいては、図13(C)に示す様に、キャラクタ画像データDHn2として、プッシュボタンのキャラクタ画像65が、エッジライト演出用データDHn6として、エフェクト効果模様62を発光させるための発光データが、「キャラクタ画像65の表示」→「前方エッジライトEDL2の発光」の順番で変動演出中の所定のタイミングにおいて実行される様に設定されている。
同様に、特定パターンが信頼度としては中程度の[信頼度D]に相当するときに選択される変動ゲーム中演出データDHnにおいては、図13(D)に示す様に、キャラクタ画像データDHn2として、プッシュボタンのキャラクタ画像65とエフェクト画像66が、「キャラクタ画像65の表示」→「エフェクト画像66の表示」の順番で変動演出中の所定のタイミングにおいて実行される様に設定されている。
また、特定パターンが信頼度としては低めの[信頼度E]に相当するときに選択される変動ゲーム中演出データDHnにおいては、図13(E)に示す様に、キャラクタ画像データDHn2として、プッシュボタンのキャラクタ画像65が、エッジライト演出用データDHn6として、プッシュボタン模様61を発光させるための発光データが、「キャラクタ画像65の表示」→「後方エッジライトEDL1の発光」の順番で変動演出中の所定のタイミングにおいて実行される様に設定されている。
そして、特定パターンが信頼度としては最も低い[信頼度F]に相当するときに選択される変動ゲーム中演出データDHnにおいては、図13(F)に示す様に、キャラクタ画像データDHn2として、プッシュボタンのキャラクタ画像65が表示タイミングと共に設定されている。
なお、さらに、エッジライト演出用データDHn6として、信頼度の高い方から順番に、虹>赤>緑>黄>青と、信頼度の高さに応じて発光色を異ならせる様にデータの設定を行うこともできる。また、信頼度の高い方から順番に、継続点灯>速い点滅>遅い点滅>一瞬点灯の様に、信頼度の高さに応じた発光パターンとする様にデータの設定を行うこともできる。
また、キャラクタ画像データDHn2についても、例えば、キャラクタ画像65を、信頼度の高い方から順番に、虹>赤>緑>黄>青と、信頼度の高さに応じた色で表示させたり、特大>大>中>小と、信頼度の高さに応じた大きさで表示する様にデータの設定を行うこともできる。エフェクト画像66についても同様である。
これらプッシュボタン操作予告演出を含んでいる変動ゲーム中演出データDHnは、主制御基板310における特別図柄抽選結果が「大当たり」の場合の振り分け確率を、[信頼度A]>[信頼度B]>[信頼度C]>[信頼度D]>[信頼度E]>[信頼度F]とし、逆に、特別図柄抽選結果が「はずれ」の場合の振り分け確率を、[信頼度F]>[信頼度E]>[信頼度D]>[信頼度C]>[信頼度B]>[信頼度A]となる様に設定することで、組み合わせパターンの増加により信頼度表現のバリエーションを増やすと共に、信頼度の高さを段階的に報知可能となり、演出態様も多彩にすることができる。
[5 作用・効果]
本実施例によれば、プッシュボタン模様61が刻設されたエッジライトEDL1と、エフェクト効果模様62が刻設されたエッジライトEDL2とを液晶表示装置LCDの前方に設置し、リーチ発展演出、再変動演出、確変昇格演出などといった特定パターンに対応する変動中を実行するとき、特別図柄抽選の結果に対する大当たり信頼度を反映する様に、プッシュボタン操作予告演出を実行することができる。特に、キャラクタ画像65に対して、プッシュボタン模様61やエフェクト効果模様62を発光させて重ね合わせることにより、遊技者の注目を引き付け、プッシュボタン操作タイミングとなっていることを見落とすことなく認識させることができる。
また、液晶表示装置LCDへのプッシュボタンのキャラクタ画像65の表示とは違ったエッジライトEDL1,EDL2の発光によるプッシュボタン操作予告には、斬新で新鮮な感覚を遊技者に抱かせ、興趣を向上させる効果もある。
特に、本実施例では、エッジライトを複数設置し、一方のみを発光させる態様と両方を発光させる態様を設定し、さらには、液晶表示装置LCDへのキャラクタ画像65やエフェクト効果画像66の表示との組み合わせを採用することにより、多彩なバリエーションによるプッシュボタン操作予告演出を実現することができる。これにより、遊技者の注目を引き付け、斬新で新鮮なプッシュボタン操作予告演出を、大当たり信頼度を反映した種々の態様で実施することができる。
以上、発明を実施するための最良の形態としての実施例を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内における種々の変更が可能である。
例えば、プッシュボタンではなく操作レバーによってリーチ発展演出等への遊技者の参加を促す態様の遊技機にあっては、操作レバーの操作を促す様な模様を刻設したエッジライトを用いることができる。また、エッジライトを2層ではなく1層だけとする態様も、3層以上とする態様も本発明の実施態様として採用し得る。さらに、液晶表示装置LCDへのキャラクタ画像65の表示とは重ね合わせないでエッジライトのみによってプッシュボタン操作予告演出を実施する様にしてもよいし、さらに、可動体演出とエッジライト演出とを組み合わせて操作予告演出を実行する様にしても構わない。また、各演出パターンに、大当たり確定、スーパーリーチ確定などの役割を定めることにより、信頼度報知の内容を充実させることもできる。
本発明はパチンコ機に利用することができる。
P・・・パチンコ機、A・・・外枠、B・・・中枠、C・・・遊技盤、D・・・前枠、E・・・上の球受け皿、F・・・下の球受け皿、G・・・発射装置、SP・・・スピーカー。
BTN・・・プッシュボタン、EDL1,EDL2・・・エッジライト、GRPT・・・ガラス板、LCD・・・液晶表示装置。
3・・・裏ユニット、3a・・・液晶保持枠、5・・・センター役物、7・・・始動入賞装置、10・・・遊技領域、11・・・障害釘、12・・・風車、15・・・大入賞口、17・・・誘導レール、18・・・普通入賞口、19・・・アウト口、20・・・右打ち通路、27・・・第2始動入賞装置、31・・・大型装飾体、32・・・ステージ、33・・・ワープ通路、34・・・障害ブロック、35・・・右側トンネル、37・・・ゲート、41・・・遊技盤の中央開口、43・・・大型装飾体の中央開口、45・・・可動体動作空間、61・・・プッシュボタン模様、62・・・エフェクト効果模様、65・・・プッシュボタンキャラクタ画像、66・・・エフェクト画像。
310・・・主制御基板、311・・・特図1保留記憶部、312・・・特図2保留記憶部、313a・・・通常遊技状態用の変動パターンテーブル、313b・・・時短状態用の変動パターンテーブル、314・・・普通図柄保留記憶部、320・・・演出制御基板、325・・・演出データ記憶手段、330・・・払出制御基板、340・・・発射制御基板、350・・・特図表示器、370・・・演出表示制御基板。
LED・・・発光装置、MT・・・モータ、SW1・・・特図1スイッチ、SW2・・・特図2スイッチ、SW37・・・普図スイッチ、SW7,SW11,SW12・・・入賞検知スイッチ、SW21,SW22・・・排出球検知スイッチ、SOL,SOL7,SOL27・・・ソレノイド。
DH,DHn・・・変動ゲーム中演出データ、DHn1・・・背景表示用データ、DHn2・・・キャラクタ表示用データ、DHn3・・・発光演出用データ、DHn4・・・音声演出用データ、DHn5・・・可動体演出用データ、DHn6・・・エッジライト演出用データ、DV・・・大当たり中演出データ、DM・・・デモ中演出データ、DKZ・・・飾り図柄変動演出データ、DKZa・・・通常状態用飾り図柄変動演出データ、DKZb・・・時短状態用飾り図柄変動演出データ。

Claims (1)

  1. 所定の契機が与えられたときに実行される抽選処理の結果に基づいて決定される演出パターンに対応する表示演出を表示装置を用いて実行する表示演出実行手段と、
    遊技者が操作し得る操作手段と、
    所定の操作予告実行条件を満足したときに、前記操作手段の操作を促す操作予告演出を実行する操作予告演出実行手段と、
    前記操作予告演出が実行されている間に前記操作手段が操作されたとき、前記表示演出実行手段による表示演出の進行に変化を与え得る契機を生成する表示演出変化契機生成手段と、を備えると共に、
    さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする遊技機。
    1A)前記操作予告演出実行手段として、前記操作予告演出のための操作予告用表示を前記表示演出に重ねて前記表示装置に表示する表示型予告実行手段と、前記操作予告演出のための操作予告用模様が刻設されると共に発光装置によって端面から光を導入可能に構成されたエッジライトを前記表示装置の前方に設置し、前記発光装置を発光させることによって前記操作予告用模様を発光させる発光型予告実行手段と、を備えていること
    (1B)前記表示型予告実行手段は、前記操作予告用表示として、前記操作手段を特定するキャラクタ画像と、前記操作手段を特定する画像に対してエフェクト効果を与えるエフェクト画像とを備え、前記操作予告演出に際して、前記キャラクタ画像及びエフェクト画像の一方又は両方を表示させ得る手段として構成されていること。
    (1C)前記発光型予告実行手段は、前記操作予告用模様として、前記キャラクタ画像と同種のキャラクタ模様が刻設されたキャラクタ模様層と、前記エフェクト画像と同種のエフェクト模様が刻設されたエフェクト模様層とを備え、前記操作予告演出に際して、前記キャラクタ模様及びエフェクト模様の一方又は両方を発光させ得る手段として構成されていること。
    (1D)前記操作予告演出実行手段は、大当たり信頼度に応じて、前記表示型予告実行手段と発光型予告実行手段の一方又は両方を作動させる手段として構成され、両方を作動させる場合は、前記キャラクタ画像が前記キャラクタ模様の刻設位置と前後に重なり、前記エフェクト画像が前記エフェクト模様の刻設位置と前後に重なる様に、前記表示型予告実行手段を作動させる様に構成されていること。
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