JP6325895B2 - 非特異反応抑制剤および免疫学的検査方法 - Google Patents
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Description
そして、前記メンブレン上の所定域には予め固定された抗体を設けて移動する抗原抗体複合物を捕捉し、この所定区域に集合した抗原抗体複合物の標識の呈色によって標的抗原の有無を判定している。
また、ELISA法でも夾雑物が非特異反応因子となって、抗原に代わって固定化抗体と反応し、偽陽性反応による呈色または発色によって正確な判定が妨げられる場合がある。
カンピロバクター属菌もサルモネラ属菌も家畜(特に鶏など)の腸管に高い確率で存在していることが知られており、これらが食肉処理工程で食肉に付着し、それらを摂取することで食中毒の原因となることがある。
食中毒菌の食肉への付着は、家畜や鶏などを解体する屠場、食鳥処理場などにおいて糞便が付着したり、処理・搬送ライン上に付着した食中毒菌が食肉に移行することによっておこる場合が多いことから、糞便中の食中毒菌の存在の有無を解体前に判断することによって、ラインならびに屠体への食中毒菌、病原性ウイルスの付着を防止することが好ましい。
この発明の非特異反応抑制剤は、免疫学的検査における免疫反応系に添加して用いられる際、畜糞中の食中毒菌等のような畜産物由来の抗原以外の夾雑物である非特異因子とIgYが優先的に反応することで、食中毒菌病原性ウイルス等の特異因子とそれらを標的とする抗体との抗原抗体反応が確実に起こりやすくなっていると考えられ、非特異反応である偽陽性反応は確実に防止され、正確な判定を安定して行なうことができるようになる。
前記免疫学的検査としては、イムノクロマトグラフィーまたはELISAを採用することができる。
すなわち、この発明では、畜産物由来の抗原を検出する免疫学的検査方法において、上記した非特異反応抑制剤を免疫反応系に添加する免疫学的検査方法を採用することができる。
この偽陽性反応による呈色を防止するために、畜糞乳剤等に添加する非特異反応抑制剤として、鳥類由来のIgYを含有する非特異反応抑制剤を用いた検査方法を採用することができる。
すなわち、固定化抗体は、標識と結合しかつ抗原である食中毒菌等とが結合した抗原抗体反応物と確実に反応し、この反応により前記所定流域の抗体に捕捉された前記複合物の標識の呈色や発光によって畜産物由来の抗原を確実に検出して偽陽性反応は防止される。
また、この発明に用いる特異的抗体の標識は、上記抗体と予め結合せることのできる識別可能な周知のものであり、例えば金などの金属のコロイド粒子、ラテックス粒子、蛍光物質など公知の識別可能な標識を採用できる。
このような理由から、免疫学的検査における免疫反応系における好ましいIgYの配合割合は、0.05〜5質量%であり、より好ましくは0.5〜2質量%であり、さらに好ましくは1〜1.5質量%である。
さらに、この発明の非特異反応抑制剤を加える前に、畜産物由来の抗原の希釈液に、煮沸等の方法で熱を加えることによって、より確実に偽陽性反応を防止することもできる。
図1、2に示すように、この発明のイムノクロマトグラフィーによる畜産物由来の抗原検出用テストストリップの実施形態は、検体(試料)を含有する被検査液を吸収可能な検体パッド1と、この検体パッド1に連続して設けられ食中毒菌などの畜産物由来の抗原を結合可能な標識抗体を保持する吸液性のコンジュゲートパッド2と、このコンジュゲートパッド2に連続して設けられ、抗原抗体複合物を含む液体を毛細管現象で移動させるメンブレン3と、さらに必要に応じて吸収パッド4を非透液性の基板5上に順に連続させて設けたテストストリップであり、このメンブレン3上の所定区域には、前記抗原と結合する抗体Aおよびコントロールライン用の抗体Bを間隔を開けてライン状に固定している。
そのため、食中毒菌は標識付きの抗原特異的抗体と結合する確率が高められ、抗体と標的とする抗原との複合反応が確実に起こりやすくなる。
すなわち、この発明では、畜産物由来の抗原を検出する免疫学的検査方法において、上記した非特異反応抑制剤を免疫反応系に添加する様々な免疫学的検査方法を採用することができる。
<イムノクロマトグラフィー用非特異反応抑制剤の調製>
図3に示すように鶏血清と卵黄よりIgYを精製した。また、鶏血清と卵黄よりIgY除去画分を調製した。
これらのIgY分画を0.5M硫酸カリウムが含有される緩衝液に懸濁し、平衡化を行ったHi trap IgYに前述の0.5M硫酸カリウム含有の緩衝液に懸濁したIgY分画を流し、カラム担体にIgYのみを特異的に吸着させることで、アフィニティー精製を行なった。この際、カラムを通過した液をIgY除去画分とした。続いて、カラムに硫酸カリウムを除去した緩衝液を流すことで、カラムに吸着したIgYを溶出させることでIgYを精製した。
そして、実施例1、実施例2、比較例1のものをPBSで希釈した糞便と等量で混合することで被検査液を調製し、これをイムノクロマトグラフィーによる検査に供した。
以下の表1に示すように、鶏血清(実施例9)について、鶏以外の血清としてウサギ血清(比較例3)、ウマ血清(比較例4)、ブタ血清(比較例5)、ロバ血清(比較例6)、ヒツジ血清(比較例7)について、またその他の添加剤として、L−アルギニン塩酸塩(比較例8)、四塩化アンモニウム塩(比較例9)について、それぞれPBS中に20質量%懸濁したもの(イムノクロマトグラフィー用希釈液)を調製した。
カンピロバクター属菌陰性であることが判明している鶏28羽の糞便について、比較例3〜9の希釈液を、鶏糞乳剤と等量混合したものをイムノクロマトグラフィー用被検査液とし、その被検査液を日本ハム社製の食中毒菌検出用テストストリップ(実施形態で説明した構造のもの)の検体パッドに滴下し、テストラインに呈色が起きず陰性と判断されたものの割合を調べ、その結果を表1中に示した。また実施例9の非特異反応抑制剤を鶏糞乳剤と等量混合し、テストストリップの検体パッドに滴下し、陰性と判断されたものの割合を調べて、表1中に併記した。
Bにおけるカンピロバクター属菌の検出感度はAにおける検出感度と同等かそれ以上であり、IgYを非特異反応抑制剤の必須成分として用いる鶏糞検査法におけるカンピロバクター属菌検出感度は従来のイムノクロマトを用いたカンピロバクター属菌の検出感度と同等かそれ以上であった。
実施例1のイムノクロマトグラフィー用非特異反応抑制剤に対し、予めサルモネラ属菌陰性または陽性が判別されている鶏糞便を検体として、偽陽性解消効果および検出感度の調査を以下のように行なった。
実施例2において、鶏卵黄に代えてウズラ卵黄由来のIgYを使用したこと以外は、全く同様にしてイムノクロマトグラフィー用非特異反応抑制剤(実施例3)を調製した。また、比較例10は、実施例3においてウズラ卵黄由来のIgYを含まないイムノクロマトグラフィー用非特異反応抑制剤でありブランクである。
以下のようにして、ELISA法による鶏糞中のカンピロバクター属菌の検査を行なった。
<抗体固相プレートの作製>
抗カンピロバクターモノクローナル抗体(4B4抗体)を5μg/mLとなるように、固相化緩衝液(0.1M NaHCO3, NaOH(pH 8.5))に懸濁し、100μlずつマイクロウェルに分注後、4℃で一晩固相化処理を行なった。固相化処理後、マイクロウェルを洗浄液(0.01M リン酸緩衝液(pH7.2), 0.15 M NaCl, 0.05 % Tween 20)で2回洗浄した後、ブロッキング液(1% BSA, 5 % スクロース)200μlをマイクロウェルに満たし、4℃、で一晩静置することで、ブロッキングを行った。ブロッキング後、プレートは風乾させELISAに使用した。
ELISA法は、定法に従って行ない、ブロッキング後のプレートを洗浄液で3回洗浄し、検体を100μl各ウェルに分注した。同じ検体については2反復(2ウェル)で試験を行った。各検体の詳細については表4にまとめて示した。
表4中の鶏糞A、Bは、鶏糞を採取した個体の相違を示し、陰性と陽性は、カンピロバクターに非感染または感染した個体であることを示している。
しかし、実施例4、5における吸光度は低く、鶏糞に鶏血清を終濃度50%で添加することで、偽陽性反応を抑えることができることが判明した。
これらのことから、鶏糞検体に鶏血清(IgY)を添加することでELISA法においても鶏糞中からカンピロバクター属菌を検出できることが分かった。
2 コンジュゲートパッド
3 メンブレン
4 吸収パッド
5 基板
Claims (7)
- 家禽または家畜の糞便を検体とし、前記検体に含まれる抗原を検出する免疫学的検査における免疫反応系に添加する非特異反応抑制剤において、この非特異反応抑制剤は鳥類由来のIgYを含有することを特徴とする免疫学的検査用の非特異反応抑制剤。
- 前記鳥類由来のIgYは、家禽のIgYである請求項1に記載の非特異反応抑制剤。
- 上記抗原が、カンピロバクター属菌、サルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌、リステリア菌、またはインフルエンザウイルスである請求項1または2に記載の非特異反応抑制剤。
- 免疫学的検査が、イムノクロマトグラフィーまたはELISAである請求項1〜3のいずれかに記載の非特異反応抑制剤。
- 家禽または家畜の糞便を検体とし、前記検体に含まれる抗原を検出する免疫学的検査方法において、請求項1〜4のいずれかに記載の非特異反応抑制剤を免疫反応系に添加することを特徴とする免疫学的検査方法。
- 家禽または家畜の糞便を検体とし、前記検体に含まれる抗原と結合する抗体であって標識を備えたものに、前記検体とその希釈液の混合物を接触させ、免疫反応により生成した標識付の抗原抗体複合物をメンブレン上で毛細管現象によって移動させながらこのメンブレン上の所定区域に予め固定しておいた抗体と結合させ、この結合により前記所定区域に集合した前記抗原抗体複合物の標識の顕在化によって前記抗原を検出するイムノクロマトグラフィーによる免疫学的検査方法において、
前記希釈液は、請求項1〜3のいずれかに記載の非特異反応抑制剤を含有する希釈液であることを特徴とするイムノクロマトグラフィーによる免疫学的検査方法。 - 検体として家禽または家畜の糞便を含有する被検査液を吸収可能な吸液性の検体パッドと、この検体パッドに連続して設けられ前記検体に含まれる抗原と結合可能な標識抗体を保持する吸液性のコンジュゲートパッドと、このコンジュゲートパッドに連続して設けられ抗原抗体複合物を含む液体を毛細管現象により移動可能なメンブレンを備え、このメンブレン上の所定区域に前記抗原と結合する抗体を固定して設けたテストストリップからなり、前記検体パッド、前記コンジュゲートパッドまたは前記メンブレンに請求項1〜3のいずれかに記載の非特異反応抑制剤を固相または液相の状態で保持してなるイムノクロマトグラフィー用テストストリップ。
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