JP6324423B2 - 車両位置検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両位置検出装置に関し、特に、地図のオフセットを検出するための車両位置検出装置に関する。
近年、交通事故予防による安全性、ドライバ負担軽減による快適性、および、エネルギー使用軽減による環境性の観点から、車両の自動運転への関心が高まっている。自動運転の車両は、目標とするコースを追従すると共に、周辺状況を監視し他車や障害物等に起因する危険を未然に防ぎ、目的地へ到達することが求められる。その中でも特に、自車両の位置を高精度に認識することが、目標とするコースを設定する上で非常に重要となる。自車両の位置を高精度に認識するためには、GNSS(Global Navigation Satellite System)による測位精度を高めることはもとより、地図に関しても高精度なものが必要になる。
地図をより高度化する技術が、例えば特許文献1及び特許文献2に記載されている。
特許文献1では、車両の走行の際に、その走行状況から走行している道路の道路形状を取得し、さらに、車両の位置を道路の幅方向位置を特定して取得して、取得した道路形状を道路の幅方向位置を特定した車両位置に対応づけて、道路情報を更新する。
特許文献2では、車両が交差点を右左折する際に、車両の現在の進行方位を表すデータと車両の現在の位置に対応する地図データ記憶部から得られる地図上の位置における進行方位を表すデータとを比較して、地図上の交差点開始位置と交差点終了位置とを特定し、地図上の交差点開始位置と交差点終了位置との間を車両が実際に走行した走行軌跡の距離を算出し、走行軌跡の距離を表すデータと地図データ記憶部から得られる地図上の交差点開始位置と交差点終了位置との距離を表すデータとを比較して、走行車線を推定し、推定した走行車線の表すデータに基づいて地図データを修正する。
特開平10−206174号公報 特開2008−256620号公報
現在、自動運転に向けた高精度な地図は、国や地図メーカーなどが協力して、検討/作成しようとしている状況にある。ただし、そのような地図であっても、地殻変動などにより時間経過とともに絶対的な誤差が生じてしまう。特許文献1及び特許文献2に記載されている技術においては、基本的に自車位置の測位情報をGPSから得ているので、GPSからの信号の信頼性が低い場合には、正確に道路情報または地図データを修正することは出来ないという課題がある。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、地図情報のオフセットを高精度に検出して、補正演算を行うことで、自動運転に向けた、より高精度な地図情報を提供することが可能な、車両位置検出装置を得ることを目的とする。
本発明は、GNSS衛星から信号を受信して車両の自車位置を検出する車両位置検出装置であって、前記GNSS衛星から送信された信号を受信して、当該信号から前記車両の現在の自車位置を示す衛星測位情報を取得する測位情報取得部と、前記GNSS衛星の運行状況に基づいて、前記GNSS衛星から送信された前記信号が高信頼性を示す状態か否かを判断する衛星信頼性情報判断部と、前記車両のメモリ内に保存された地図情報と、前記信号のうち前記衛星信頼性情報判断部によって高信頼性を示す状態であると判断された信号から取得された前記衛星測位情報と前記地図情報とに基づいて、前記地図情報のオフセットを検出するオフセット検出部と、前記車両のヨーレートを検出するヨーレート検出部と、前記車両の車速を検出する車速検出部と、前記車両の前方を撮像して撮像情報を出力する撮像部と、前記ヨーレートと前記車速とに基づいて、前記撮像情報の処理遅れを補正して、補正後撮像情報を出力する撮像情報補正部とを備え、前記オフセット検出部は、前記補正後撮像情報をさらに用いて、前記地図情報のオフセットを検出する、車両位置検出装置である。
本発明に係る車両位置検出装置によれば、高信頼性の衛星測位情報を用いて地図情報のオフセットを検出し、補正演算をするため、より高精度な地図情報を提供することが可能となり、自動運転に向け、自車両の位置と地図情報における位置との誤差をなくすことが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る車両位置検出装置を含む車両の全体構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態1に係る車両位置検出装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る走行位置演算部の演算に関わる説明図である。 本発明の実施の形態1に係る走行位置演算部の演算に関わる説明図である。 本発明の実施の形態1に係る走行位置演算部の演算に関わる説明図である。 本発明の実施の形態1に係る走行位置演算部の演算に関わる説明図である。 本発明の実施の形態1に係る車両位置検出装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るオフセット検出部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るオフセット検出部における過去走行情報の抽出に関わる説明図である。 本発明の実施の形態1に係る車両位置検出装置の効果を示す説明図である。
以下、本発明に係る車両位置検出装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る車両位置検出装置を含む、車両の全体構成図である。車両1は、タイヤ2、ハンドル3、外部通信機4、前方カメラ5、アンテナ付き受信機7、車速センサ8、車両位置検出装置9、地図情報10、ヨーレートセンサ11、および、車両制御装置12を含んでいる。
外部通信機4は、外部に設けられた地図情報サーバー13と通信する。外部通信機4は、地図情報サーバー13が保有する全国の地図に関する情報を受信する。特に、外部通信機4は、地図情報サーバー13が保有する地図のオフセット情報を受信し、サーバー保有地図情報オフセットOffset_Sとして、車両位置検出装置9に出力する。ここで、オフセットとは、地図上の位置と実際の位置とのずれを意味する。また、外部通信機4は、車両位置検出装置9で検出されたオフセット情報Offsetを地図情報サーバー13に送信する。
前方カメラ5は、車両1の前方を撮像し、撮像情報であるカメラ情報CAM_Infoを出力する。
GNSS衛星6は、地球の周囲を飛行している複数の衛星である。図1においては、1機のみ記載し、その他の記載は省略しているが、実際には、1以上のGNSS衛星6が飛行している。本実施の形態においては、GNSS衛星の代表としてGPS衛星6として記載するが、本来はGPS衛星だけでなく、その他名称の同機能の衛星も、ここには含まれる。
アンテナ付き受信機7は、1以上のGPS衛星6から送信された信号を受信し、GPS情報GPS_Signal及び衛星測位数Sat_Numを演算し、出力する。なお、衛星測位数Sat_Numとは、信号を受信したときの当該信号の送信元となるGNSS衛星の個数である。GNSS衛星の個数は、GNSS衛星が信号を送信する際に、自身の識別情報を付加して送信してくるので、当該識別情報から、GNSS衛星の個数を検知することができる。
車速センサ8は、車両1の走行速度を検出し、車速Velを出力する。ここでは、1輪の車輪速に基づき検出するように記載しているが、これにとらわれるものではなく、4輪の車輪速の平均や、右車輪速平均、左車輪速平均の平均により速度を求めても構わない。
車両位置検出装置9は、前方カメラ5から出力されるカメラ情報CAM_Info、アンテナ付き受信機7から出力されるGPS情報GPS_Signal及びGPS衛星測位数Sat_Num、車速センサ8から出力される車速Vel、地図情報10から出力される地図情報Map_Info、ヨーレートセンサ11から出力されるヨーレートYawrate、および、外部通信機4から出力されるサーバー保有地図情報オフセットOffset_Sから、補正後自車位置情報GPS_Pos_Corr及び補正地図情報MAP_Corrを演算して車両制御装置12へ出力すると共に、オフセット情報Offsetを演算して外部通信機4に出力する。
地図情報10は、予め設定される地図情報Map_Infoである。地図情報10は、図示しないメモリに格納されている。本実施の形態において、地図情報10は、高精度地図情報として扱う。地図情報10には、例えば、全国の車線中央や白線の緯度、経度情報、標識、および、信号位置に関する情報などが含まれる。
ヨーレートセンサ11は、車両1に発生するヨーレートYawrateを検出し出力する。
車両制御装置12は、自動運転における車両の駆動、制動、及び、操舵を制御する装置であり、車両内部の多くの入力信号に基づき、制御指令値を演算し、駆動、制動、及び、操舵を行う各アクチュエータに制御指令するが、本実施の形態においては、本発明に関わる箇所のみを記載し、その他については記載を省略する。
地図情報サーバー13は、全国の地図に関する情報を保有しているサーバーである。地図情報サーバー13は、車両1の外部に設けられている。地図情報サーバー13は、他の車両と共有できる。
ここで、補足ながら、車両位置検出装置9および車両制御装置12のハードウエア構成について説明する。車両位置検出装置9は、プロセッサとメモリとから構成され、プロセッサがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して、車両位置検出装置9の機能を実行してもよい。また、同様に、車両制御装置12は、プロセッサとメモリとから構成され、プロセッサがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して、車両制御装置12の機能を実行してもよい。また、車両位置検出装置9および車両制御装置12を構成する上記メモリは、地図情報10が格納されたメモリと共用してもよく、あるいは、別個にそれぞれ設けるようにしてもよい。
次に、実施の形態1に係る車両位置検出装置9の構成を図2に示す。車両位置検出装置9は、図2に示すように、衛星信頼性情報判断部21、測位情報取得部22、測位情報補正部23、高信頼性過去走行情報保存部24、撮像情報補正部25、走行位置演算部26、オフセット検出部27、走行後判定部28、地図情報補正部29を備えている。
衛星信頼性情報判断部21は、GNSS衛星の運行状況に基づいて、衛星信頼性情報Trust_GPSを出力する。ここでは、GNSS衛星の運行状況として、アンテナ付き受信機7から出力されるGPS衛星測位数Sat_Numを用いる。測位衛星数Sat_Numが閾値より少ない場合(例えば4機以下)では、衛星信頼性情報Trust_GPSは低信頼性を示す信号「0」として出力される。反対に、測位衛星数Sat_Numが閾値以上の場合(5機以上)では、衛星信頼性情報Trust_GPSは高信頼性を示す信号「1」として、出力される。すなわち、ここでは、閾値を5に設定した例を挙げている。本実施の形態においては、一例として、GPS衛星測位数Sat_Numから衛星信頼性情報Trust_GPSを出力したが、その場合に限らず、例えばReal Time Kinematic(RTK)−GPSにおけるFix、Floatといった指標等のその他公知の技術や指標を用いて、衛星測位の信頼性を判断しても何ら構わない。
測位情報取得部22は、アンテナ付き受信機7から出力されるGPS信号GPS_Signalに基づいて、自車位置情報GPS_Pos、および、自車方位情報GPS_Azimathを演算し、出力する。自車位置情報及び自車方位情報の検出は、本実施の形態においては、例えば、Real Time Kinematic(RTK)−GPS、あるいは、Differential−GPS等の、公知の技術等を用いて実施すればよい。
測位情報補正部23は、測位情報取得部22から出力される自車位置情報GPS_Pos及び自車方位情報GPS_Azimathと、ヨーレートセンサ11から出力されるヨーレートYawrateと、車速センサ8から出力される車速Velとに基づいて、自車位置情報GPS_Posを補正し、補正後自車位置情報GPS_Pos_Corrを出力する。自車位置情報GPS_Posの補正は、測位演算の遅れ分を補正することを目的としており、自車位置情報GPS_Pos受信までの遅れ時間分の車両移動量をヨーレートYawrateおよび車速Velを用いて補正する。受信までの遅れ時間は、例えば200msなど、予め計測した値を設定値とすれば良い。ここでは、一例として、遅れ時間を200msとした場合について説明するが、その場合の補正後自車位置情報GPS_Pos_Corr(X,Y)は、以下の式にて演算する。
X=GPS_Pos_X + Vel×200ms×Cos(GPS_Azimath+Yawrate×200ms×0.5)
Y=GPS_Pos_Y + Vel×200ms×Sin(GPS_Azimath+Yawrate×200ms×0.5)
ただし、GPS_Pos_X、及び、GPS_Pos_Yは、自車位置GPS_PosをX方向(東方向)、及び、Y方向(北方向)に変換した値である。測位情報の補正により、地図情報のオフセット検出の精度向上が見込める。
高信頼性過去走行情報保存部24は、衛星信頼性情報判断部21から出力される衛星信頼性情報Trust_GPSと、測位情報補正部23から出力される補正後自車位置情報GPS_Pos_Corrとに基づいて、衛星信頼性情報判断結果が高信頼性を示す状態の補正後自車位置情報GPS_Pos_Corrを、高信頼性過去走行情報Past_Posとして保存する。また、高信頼性過去走行情報保存部24は、必要に応じて、過去の走行における高信頼性状態の走行データとして、保存した高信頼性過去走行情報Past_Posの中から直近の数回分の走行データを出力する。例えば、当該数回分として、10回分などと予め設定しておけばよい。以後は過去の走行は10回分として説明を続けるが、この値に縛られるものではない。過去データが10回分に至らない場合は、過去データが存在する分を出力すれば良い。
撮像情報補正部25には、前方カメラ5から出力されるカメラ情報CAM_Infoと、ヨーレートセンサ11から出力されるヨーレートYawrateと、車速センサ8から出力される車速Velとが入力される。撮像情報補正部25は、ヨーレートYawrateと車速Velとに基づいてカメラ情報CAM_Infoを補正することで、補正後撮像情報CAM_Info_Corrを演算し、出力する。カメラ情報CAM_Infoは、例えば、前方カメラ5によって撮像される、前方の走行車線における白線情報などが該当する。カメラ情報CAM_Infoの補正は、カメラ処理の遅れ分を補正することを目的としており、カメラ情報CAM_Info遅れ時間分のヨーレートYawrate、及び、車速Velを用いて、遅れ時間分の車両が向いている角度差を求め、回転演算により補正する。その他、公知技術を用いて遅れ時間分を補正しても構わない。カメラ処理の遅れ時間は、例えば100msなど、予め計測した値を設定値とすれば良い。処理遅れの補正をすることにより、オフセット検出の精度向上が見込める。
走行位置演算部26は、撮像情報補正部25から出力される補正後撮像情報CAM_Info_Corrに基づいて、横位置情報Lat_Posを演算して出力する。横位置情報Lat_Posの演算は、車両1への前方カメラ5の取り付け中心位置を0と設定し、カメラ情報から得られる左右車線位置の中心位置Aを演算する。左右車線位置の中心位置Aと、事前に取得している車両中心とカメラ取り付けオフセットL、との差から横位置情報(Lat_Pos=A−L)を演算する。
横位置情報の求め方について説明する。参考図として、図3A〜図3Dに、車線中央走行、車線端走行、カメラ取り付けオフセット有無における横位置情報Lat_Posの例を示す。図3A〜図3Dにおいて、車両1が、左右車線15に沿って走行している。位置Aは、左右車線15の左右車線位置の中心位置を示す。
図3Aは、車両1が、車線15に対し、車線中央を走行し、前方カメラ5は車両中心部に取り付けられている場合(カメラ取り付けオフセットL=0)を示している。車両1の前方カメラ5の取り付け中心位置を0と設定したとき、カメラ情報から得られる左右車線位置の中心位置Aは、図3Aの場合、車両1の車両中心位置と一致するので、横位置情報Lat_Pos=0となる。
図3Bは、車両1が、車線15に対し、車線端を走行し、前方カメラ5は車両中心部に取り付けられている場合(カメラ取り付けオフセットL=0)を示している。車両1の前方カメラ5の取り付け中心位置を0と設定したとき、図3Bの場合、カメラ情報から得られる左右車線位置の中心位置Aは、車両1の車両中心位置と一致せず、横位置情報Lat_Pos=Aとなる。
図3Cは、車両1が、車線15に対し、車線中央を走行し、前方カメラ5は車両端に取り付けられている場合(カメラ取り付けオフセットL≠0)を示している。車両1の前方カメラ5の取り付け中心位置を0と設定したとき、図3Cの場合、カメラ情報から得られる左右車線位置の中心位置A=Lと等しくなり、横位置情報Lat_Pos=A−L=0となる。
図3Dは、車両1が、車線15に対し、車線端を走行し、前方カメラ5は車両端に取り付けられている場合(カメラ取り付けオフセットL≠0)を示している。車両1の前方カメラ5の取り付け中心位置を0と設定したとき、図3Dの場合、カメラ情報から得られる左右車線位置の中心位置Aとカメラ取り付けオフセットLから、横位置情報Lat_Pos=A−Lとなる。
オフセット検出部27は、衛星信頼性情報判断部21から出力される衛星信頼性情報Trust_GPSと、高信頼性過去走行情報保存部24から出力される高信頼性過去走行情報Past_Posと、測位情報補正部23から出力される補正後自車位置情報GPS_Pos_Corrと、走行位置演算部26から出力される横位置情報Lat_Posと、地図情報10からの地図情報MAP_Infoとに基づいて、オフセット情報Offsetを演算し、出力する。オフセット検出部27の詳細な動作内容は後述するため、ここでの説明は省略する。
本実施の形態における地図情報10は、車両位置検出装置9の外部から入力する形態としたが、車両位置検出装置9に内蔵した地図情報として扱っても、問題はない。
走行後判定部28は、車速センサ8から出力される車速Velに基づいて、車両1が走行中か走行後かを示す走行後情報StpDriveを演算し、出力する。走行後情報StpDriveは、「0」または「1」で示される信号であり、「0:走行中」、「1:走行後」として判断すればよい。また、「走行後」とする判断は、車速Vel≠0km/hの状態から、車速Vel=0km/hの状態になり、かつ、予め設定した時間の間、車速Vel=0km/hの状態を継続した場合に、「走行後」として、判断すればよい。一方、「走行中」とする判断は、「走行後」以外の場合を「走行中」と判断すればよい。すなわち、(1)車速Vel≠0km/hの状態が継続していること、または、(2)車速Vel=0km/hの状態が、上述した予め設定した時間未満のみ、継続すること、のいずれか一方を満たした場合に、「走行中」と判断する。
地図情報補正部29には、オフセット検出部27から出力されるオフセット情報Offsetと、外部通信機4から出力されるサーバー保有地図情報オフセットOffset_Sと、地図情報10からの地図情報MAP_Infoと、走行後判定部28から出力される走行後情報StpDriveとが入力される。地図情報補正部29は、オフセット情報Offsetとサーバー保有地図情報オフセットOffset_Sとに基づいて、地図情報MAP_Infoを補正することで、補正後地図情報MAP_Corrを演算し出力する。サーバー保有地図情報オフセットOffset_Sは、外部の地図情報サーバー13が保有する地図のオフセット情報を示しており、外部通信機4から出力される。オフセット情報Offsetとサーバー保有地図情報オフセットOffset_Sとが異なる場合は、どちらの情報を用いるかについては、予め設定しておく。すなわち、例えば、「オフセット情報Offsetを優先的に用いること」、あるいは、「サーバー保有地図情報オフセットOffset_Sを優先的に用いること」は、予め定めた設定等により決定すればよく、その他にも、平均演算等により地図情報のオフセット補正演算を実施してもよい。
地図情報補正部29による地図情報の補正タイミングについては、オフセット検出部27によるオフセット情報Offsetの更新タイミング毎に、地図情報の補正演算を実施すればよい。このように、更新タイミング毎に補正演算を実施すれば、即時に正確な地図情報となるため、自動運転における制御品質が向上することが見込める。
その他にも、オフセット情報Offset及びサーバー保有地図情報オフセットOffset_Sが共に更新されたタイミングで、地図情報補正部29が、地図情報の補正演算を実施してもよい。更には、走行後情報StpDriveも考慮して、車両1の走行後に、地図情報の補正演算を実施してもよい。走行後に地図補正演算を実施すれば、走行中に制御の変更がなくなるため、自動運転の制御がドライバへ与える違和感、不快感などを抑制できることが見込める。サーバーとのやり取りをすることで、他の車両へも同等の情報を共有することが可能となる。
地図情報サーバー13とのやり取りの中で、車両1が現在保有する地図情報のバージョン等の識別情報は、当然のことながら、車両位置検出装置9から送信されることになるが、本発明における特徴とは異なるため、ここでは詳細は省略する。
車両制御装置12は、車両位置検出装置9から出力される、補正後自車位置情報GPS_Pos_Corr及び補正後地図情報MAP_Corrを受けて、車両1の進行方向を判断し、車両1の駆動、制動、及び、操舵を制御する。
実施の形態1による車両位置検出装置9の動作を、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS101で、衛星信頼性情報判断部21により、GPS衛星測位数Sat_Numに基づいて、衛星信頼性情報Trust_GPSを出力する。
次に、ステップS102で、測位情報取得部22により、GPS情報GPS_Signalに基づいて、自車位置情報GPS_Pos、および、自車方位情報GPS_Azimathを演算し、出力する。
次に、ステップS103で、測位情報補正部23により、自車位置情報GPS_Pos、自車方位情報GPS_Azimath、ヨーレートYawrate、および、車速Velに基づいて、補正後自車位置情報GPS_Pos_Corrを演算し、出力する。補正後自車位置情報GPS_Pos_Corrは、後段の高信頼性過去走行情報保存部24及びオフセット検出部27に入力されるだけでなく、車両制御装置12にも入力される。
次に、ステップS104で、高信頼性過去走行情報保存部24により、衛星信頼性情報Trust_GPS、および、補正後自車位置情報GPS_Pos_Corrを入力し、高信頼性過去走行情報Past_Posを演算し、出力する。
次に、ステップS105で、撮像情報補正部25により、撮像情報CAM_Info、ヨーレートYawrate、および、車速Velに基づいて、補正後撮像情報CAM_Info_Corrを演算し、出力する。
次に、ステップS106で、走行位置演算部26により、補正後撮像情報CAM_Info_Corrに基づいて、横位置情報Lat_Posを演算し、出力する。
次に、ステップS107で、オフセット検出部27により、衛星信頼性情報Trust_GPS、高信頼性過去走行情報Past_Pos、補正後自車位置情報GPS_Pos_Corr、横位置情報Lat_Pos、および、地図情報MAP_Infoに基づいて、オフセット情報Offsetを演算し、出力する。
次に、ステップS108で、走行後判定部28により、車速Velに基づいて、走行後情報StpDriveを演算し、出力する。
次に、ステップS109で、地図情報補正部29により、オフセット情報Offset、サーバー保有地図情報オフセットOffset_S、地図情報MAP_Info、および、走行後情報StpDriveに基づいて、補正後地図情報MAP_Corrを演算し、車両制御装置12に対して、出力する。
次に、車両位置検出装置9に設けられたオフセット検出部27の動作内容を、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS201で、衛星信頼性情報Trust_GPSが「1」であるかを確認する。「1」であれば、高信頼性を示す状態であるため、ステップS202へ進み、「1」でなければ、低信頼性を示す状態であるため、処理を終了する。このように、ここでは、信頼性のない自車位置情報であれば、棄却するための判断を実施する。
ステップS202で、横位置情報Lat_Posが正常出力しているかを判断する。例えば、カメラが白線等を検出できない場合は、正常に動作していないと判断し、横位置情報Lat_Posが正常出力していないと判断する。横位置情報Lat_Posが「正常」である場合、ステップS203に進み、カメラ情報を考慮した地図オフセット情報を算出するルートを通る。一方、横位置情報Lat_Posが「正常」ではない場合、ステップS206に進み、カメラ情報を考慮せず、過去の走行情報から地図オフセット情報を算出するルートを通る。
ステップS203では、補正後自車位置情報GPS_Pos_Corrを地図情報MAP_Info上にマッピングし、ステップS204へ進む。
ステップS204で、地図情報MAP_Info上の車線中央位置から横位置情報Lat_Pos分ずらした位置と補正後自車位置情報GPS_Pos_Corrとの差を演算し、オフセット情報Offsetとして算出し、ステップS205へ進む。カメラ情報による実際の走行情報と地図上の自車位置の差をとることで、より正確なオフセット情報を得ることが可能となる。
ステップS205で、オフセット情報Offsetを出力し、終了する。
一方、ステップS206では、高信頼性過去走行情報保存部24に保存されている走行情報の中から、補正後自車位置情報GPS_Pos_Corrに近い高信頼性過去走行情報を抽出し、ステップS207へ進む。
ここで、ステップS206における高信頼性過去走行情報の抽出に関して、図6を用いて説明する。図6は、同一の車線を複数回走行した場合の過去走行情報、および、補正後自車位置情報を示している。図6において、●は、1つめの過去走行情報(以下、過去走行情報1とする)を示し、▲は、2つめの過去走行情報(以下、過去走行情報2とする)を示し、★は、3つめの過去走行情報(以下、過去走行情報3とする)を示す。また、□は、補正後自車位置情報を示す。このように、同一の車線を複数回走行した場合の過去走行情報と補正後自車位置情報とを重ね、補正後自車位置情報GPS_Pos_Corrを中心とする同心円60を生成する。同心円60の半径は、左右車線幅の1/10〜1/15程度、例えば、「半径25cm以内」などと、予め、同心円60の半径、すなわち、過去走行情報抽出範囲を設定しておけばよい。こうして、同心円60内に含まれる過去走行情報を抽出すればよい。
ステップS207で、ステップS206での過去走行情報抽出数が予め設定したN個以上抽出されているか判断する。例えば、「2個」などと設定すれば良い。ここでは、走行再現性のない自車位置情報を棄却するために実施している。N個以上、過去走行情報が抽出されている場合、ステップS208へ進み、過去の走行情報から地図オフセット情報を算出するルートを通る。一方、過去走行情報の抽出数がN個に満たない場合、オフセット情報Offsetを算出せずに終了する。
ステップS208で、抽出した過去走行情報と補正後自車位置情報GPS_Pos_Corrとの平均を演算し、ステップS209へ進む。ステップS209で、平均演算結果を地図情報MAP_Info上にマッピングし、ステップS210へ進む。
ステップS210で、平均演算結果と地図情報MAP_Info上の車線中央位置の差を演算し、オフセット情報Offsetとして算出し、ステップS205へ進む。
次に、本実施の形態による効果の一例を図7に示す。図7(a)に、前方カメラ5によるカメラ情報CAM_Infoを示し、図7(b)に、従来例として、カメラ情報CAM_Infoの地図情報MAP_Infoへの自車マッピングを示し、図7(c)に、本発明の実施の形態1による一例として、カメラ情報CAM_Infoの補正地図情報MAP_Corrへの自車マッピングを示している。カメラ情報として、車線中央(Lat_Pos=0)を走行している状況を設定している。ここでは、カメラ取り付けオフセットは0としている。車線の中央位置と自車中央位置は同じ位置になる。従来技術では、地図情報MAP_Infoへのマッピングを実施しており、地図情報にずれが含まれているため、実際の走行状況と異なり、車線中央からOffset分だけずれてマッピングされている。一方、本実施の形態では、走行状況に応じて地図情報のずれを検出し、補正しているため、実際の走行状況と同等の位置への自車マッピングが可能となる。
これまでの衛星測位技術では、GPS測位誤差が10m程度発生していたが、近年の技術進歩により、RTK−GPSや準天頂衛星の活用により、cm級の誤差まで減少することが可能となってきている。本発明は、このような高精度な測位技術を活用すること、更にはカメラによる実際の走行状況の把握や過去の走行情報の活用により、より高精度に地図の補正が成り立つと着目してなされたものである。
以上述べたように、実施の形態1による車両位置検出装置9においては、GNSS衛星から送信された信号を受信して、当該信号から車両の自車位置を示す衛星測位情報を取得する測位情報取得部22と、GNSS衛星の運行状況に基づいて、GNSS衛星から送信された信号が高信頼性を示す状態か否かを判断する衛星信頼性情報判断部21と、衛星信頼性情報判断部21によって高信頼性を示す状態であると判断された信号から取得された衛星測位情報に基づいて地図情報10のオフセットを検出するオフセット検出部27とを備えている。こうして、実施の形態1による車両位置検出装置9においては、GNSS衛星から信号を受信した際に、GNSS衛星の運行状況に基づいて、当該信号の信頼性を判断し、判断結果に基づいて、高信頼性の衛星測位情報を用いて地図情報のオフセットを検出して、地図情報の補正演算を行うようにしたため、より高精度な地図情報を提供することが可能となる。これにより、自動運転に向け、自車両の位置と地図情報における位置との誤差をなくすことが可能となる。
さらに、本実施の形態1においては、衛星信頼性情報判断部21による判断結果に基づいて、測位情報取得部22が取得した衛星測位情報の中から、当該判断結果に基づいて、高信頼性を示す状態であると判断された信号から取得された衛星測位情報を抽出して、高信頼性過去走行情報として保存する高信頼性過去走行情報保存部24を設けるようにしてもよい。その場合には、例えば、オフセット検出部27が、前方カメラ5が白線を検出できない等の場合等に、今回受信した高信頼性の衛星測位情報に加えて、高信頼性過去走行情報保存部24に保存された高信頼性過去走行情報をさらに用いて、地図情報のオフセットを検出するようにしてもよい。こうして、GNSS衛星による高信頼性の状態で運転者による過去に走行した結果を用いて、地図情報のズレ(オフセット)を検出することで、前方カメラ5が正常に動作していない場合にも、より高精度な地図情報を提供することが可能となる。
さらに、本実施の形態1においては、車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ11と、車両の車速を検出する車速センサ8と、ヨーレートと車速とに基づいて衛星測位情報の処理遅れを補正して、補正後衛星測位情報を出力する測位情報補正部23とを更に備えるようにした。これにより、オフセット検出部27は、測位情報取得部22が取得した衛星測位情報の代わりに、測位情報補正部23が出力する補正後衛星測位情報を用いて、地図情報10のオフセットを検出するようにしてもよい。GNSS情報の受信までにはタイムディレイがあり、そのタイムディレイの遅れ時間分の処理の遅れを補正することができるので、より高精度な地図情報を提供することが可能となる。
さらに、本実施の形態1においては、車両の前方を撮像して撮像情報を出力する撮像部である前方カメラ5を更に備え、オフセット検出部27が、撮像情報をさらに用いて、地図情報10のオフセットを検出するようにしてもよい。この場合には、GNSS衛星による測位情報だけでなく、前方カメラ5による撮像情報も考慮した地図情報10のオフセット情報が得られるので、より高精度な地図情報を提供することが可能となる。
さらに、本実施の形態1においては、ヨーレートと車速とに基づいて、前方カメラ5による撮像情報の処理遅れを補正して、補正後撮像情報を出力する撮像情報補正部25を更に備え、オフセット検出部27が、撮像情報の代わりに、補正後撮像情報を用いて、地図情報10のオフセットを検出するようにしてもよい。前方カメラ5による撮像情報にはタイムディレイがあり、当該タイムディレイの間に、車両が前進または後進する、および、車両が向きを変えることなどが想定できるので、ヨーレートと車速とに基づいて、前方カメラ5による撮像情報の処理遅れを補正することで、前方カメラ5による撮像情報の処理遅れを補正することができるので、より高精度な地図情報を提供することが可能となる。
さらに、本実施の形態1においては、車両の外部に設けられた全国の地図に関する情報を保有する地図情報サーバー13との通信を行う外部通信機4を更に備えるようにし、外部通信機4が、オフセット検出部27が検出した地図情報10のオフセット情報を地図情報サーバー13に送信するようにしてもよい。その場合には、自車両からだけでなく、多数の他の車両からのオフセット情報が地図情報サーバー13に収集されるので、地図情報サーバー13に格納された全国の地図情報が迅速に補正され、各車両に対して、より高精度な地図情報を提供することが可能となる。これにより、他の車両との間で同等の情報を共有することが可能となり、自動運転に向け、自車両の位置と地図情報における位置との誤差をなくすことが可能となり、自動運転化に向け、有効である。
さらに、本実施の形態1においては、外部通信機4が、外部の地図情報サーバー13から、地図情報サーバー13が保有するサーバー保有地図情報オフセットを受信するようにしてもよい。その場合には、自車両からだけでなく、多数の他の車両から収集されたオフセット情報を地図情報サーバー13から取得できるので、迅速に、高精度な地図情報を提供することが可能となる。これにより、他の車両との間で同等の情報を共有することが可能となり、自動運転に向け、自車両の位置と地図情報における位置との誤差をなくすことが可能となり、自動運転化に向け、有効である。
さらに、本実施の形態1においては、オフセット検出部27が検出した地図情報10のオフセット、または、地図情報サーバー13から受信したサーバー保有地図情報オフセットの少なくともいずれか一方に基づき、地図情報10を補正する地図情報補正部29を更に備えるようにしてもよい。これにより、地図情報10のズレ(オフセット)を補正することができる。また、地図情報10の補正のタイミングを、オフセット検出部27によるオフセット情報の更新タイミング毎に補正演算を実行するように設定してもよく、その場合には、即時に正確な地図情報となるため、自動運転における制御品質が向上することが見込める。
さらに、本実施の形態1においては、車両が走行中か走行後かを判定する走行後判定部28を更に備え、地図情報補正部29が、走行後判定部28によって車両が走行後であると判定された場合に、地図情報10の補正を行うようにしてもよい。その場合には、自車走行後に、地図情報10の補正が行われるため、走行中に制御の変更がなくなるため、自動運転の制御がドライバへ与える違和感及び不快感を抑制できる。
1 車両、2 タイヤ、3 ハンドル、4 外部通信機、5 前方カメラ、6 GNSS衛星(GPS衛生)、7 アンテナ付き受信機、8 車速センサ、9 車両位置検出装置、10 地図情報、11 ヨーレートセンサ、12 車両制御装置、13 地図情報サーバー、21 衛星信頼性情報判断部、22 測位情報取得部、23 測位情報補正部、24 高信頼性過去走行情報保存部、25 撮像情報補正部、26 走行位置演算部、27 オフセット検出部、28 走行後判定部、29 地図情報補正部。

Claims (8)

  1. GNSS衛星から信号を受信して車両の自車位置を検出する車両位置検出装置であって、
    前記GNSS衛星から送信された信号を受信して、当該信号から前記車両の現在の自車位置を示す衛星測位情報を取得する測位情報取得部と、
    前記GNSS衛星の運行状況に基づいて、前記GNSS衛星から送信された前記信号が高信頼性を示す状態か否かを判断する衛星信頼性情報判断部と、
    前記車両のメモリ内に保存された地図情報と、
    前記信号のうち前記衛星信頼性情報判断部によって高信頼性を示す状態であると判断された信号から取得された前記衛星測位情報と前記地図情報とに基づいて、前記地図情報のオフセットを検出するオフセット検出部と、
    前記車両のヨーレートを検出するヨーレート検出部と、
    前記車両の車速を検出する車速検出部と、
    前記車両の前方を撮像して撮像情報を出力する撮像部と、
    前記ヨーレートと前記車速とに基づいて、前記撮像情報の処理遅れを補正して、補正後撮像情報を出力する撮像情報補正部と
    を備え、
    前記オフセット検出部は、前記補正後撮像情報をさらに用いて、前記地図情報のオフセットを検出する、
    車両位置検出装置。
  2. 前記衛星信頼性情報判断部による判断結果に基づいて、前記測位情報取得部が取得した前記衛星測位情報の中から、前記判断結果によって高信頼性を示す状態であると判断された前記信号から取得された前記衛星測位情報を抽出して、高信頼性過去走行情報として保存する高信頼性過去走行情報保存部
    を更に備え、
    前記オフセット検出部は、前記高信頼性過去走行情報保存部に保存された前記高信頼性過去走行情報をさらに用いて、前記地図情報のオフセットを検出する、
    請求項1に記載の車両位置検出装置。
  3. 前記車両のヨーレートを検出するヨーレート検出部と、
    前記車両の車速を検出する車速検出部と、
    前記衛星測位情報と前記ヨーレートと前記車速とが入力され、前記ヨーレートと前記車速とに基づいて前記衛星測位情報の処理遅れを補正して、補正後衛星測位情報を出力する測位情報補正部と
    を更に備え、
    前記オフセット検出部は、前記衛星測位情報の代わりに、前記測位情報補正部が出力する前記補正後衛星測位情報を用いて、前記地図情報のオフセットを検出する、
    請求項1または2に記載の車両位置検出装置。
  4. 記オフセット検出部は、前記撮像部から出力される前記撮像情報をさらに用いて、前記地図情報のオフセットを検出する、
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の車両位置検出装置。
  5. 前記車両の外部に設けられた全国の地図に関する情報を保有する地図情報サーバーとの通信を行う外部通信機
    を更に備え、
    前記外部通信機は、前記オフセット検出部が検出した前記地図情報のオフセットを前記地図情報サーバーに送信する、
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の車両位置検出装置。
  6. 前記外部通信機は、前記地図情報サーバーから、前記地図情報サーバーが保有するサーバー保有地図情報オフセットを受信する、
    請求項5に記載の車両位置検出装置。
  7. 前記オフセット検出部が検出した前記地図情報の前記オフセット及び前記地図情報サーバーから受信した前記サーバー保有地図情報オフセットの少なくともいずれか一方に基づき、前記地図情報を補正する地図情報補正部
    を更に備えた、
    請求項6に記載の車両位置検出装置。
  8. 前記車両が走行中か走行後かを判定する走行後判定部
    を更に備え、
    前記地図情報補正部は、前記走行後判定部によって前記車両が走行後であると判定された場合に、前記地図情報の前記補正を行う、
    請求項7に記載の車両位置検出装置。
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