JP6080998B1 - 車両制御情報生成装置および車両制御情報生成方法 - Google Patents

車両制御情報生成装置および車両制御情報生成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6080998B1
JP6080998B1 JP2016054811A JP2016054811A JP6080998B1 JP 6080998 B1 JP6080998 B1 JP 6080998B1 JP 2016054811 A JP2016054811 A JP 2016054811A JP 2016054811 A JP2016054811 A JP 2016054811A JP 6080998 B1 JP6080998 B1 JP 6080998B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
information
travel route
current
satellite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016054811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017165358A (ja
Inventor
健太 勝
健太 勝
和夫 一杉
和夫 一杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016054811A priority Critical patent/JP6080998B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6080998B1 publication Critical patent/JP6080998B1/ja
Publication of JP2017165358A publication Critical patent/JP2017165358A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】自動運転向けの信頼性のある位置検出と車両の周辺状況や走行状況に応じた制御パラメータを演算して出力し様々な走行条件に対応する車両制御情報生成装置を得る。【解決手段】車両が自動運転を行うための車両制御情報生成装置において、衛星測位システムから受信した衛星情報と前記車両の車両状態量を検出するジャイロセンサの出力と車速センサからの車速に基づいて現在自車位置を出力する自車位置出力部と、地図データと前記現在自車位置と予め設定した目標地点より、前記目標地点に向かう目標走行経路を導出する目標走行経路導出部と、前記目標走行経路と前記現在自車位置から、前記車両が前記目標走行経路へ走行するための制御パラメータを演算する車両制御量演算部と、を備え、前記車両の走行制御を実施する外部の車両制御装置に前記制御パラメータを出力する。【選択図】図2

Description

この発明は、車両が自動運転を行うことを目的として、予め設定した目標走行経路を自動運転で走行するための制御パラメータを求める車両制御情報生成装置および車両制御情報生成方法に関するものである。
近年、ユーザーの運転操作によらず車両が予め設定された目標経路に沿って自動的に運転を行う自動運転技術の関心が高まっている。自動運転技術は、例えば、車両の現在位置や、周辺状況を把握し、予め設定した目標走行経路に沿って走行するように操舵、駆動、ブレーキ等の制御を自動で行う技術である。目標経路に沿って運転する以外にも、周辺状況を把握し、未然に周辺の危険を防ぐことや道路標識を認識し、標識通りの動作を行うことが求められる。上記要求を満たすためには、信頼性のある自車位置を検出することや車両の走行状況に応じた制御パラメータを演算することが必要である。
自車位置を検知する技術には、例えば、衛星測位システムの1つであるGPS(Global Positioning System)や、車両に搭載された自立センサに基づいて検出した自車位置を補正する技術が下記特許文献1に記載されている。また、自動運転に必要な制御パラメータを演算する技術には、例えば、GPS情報から自車位置を検知し、目標とする経路へ走行するための制御パラメータを演算する技術が下記特許文献2に記載されている。
特開2008―80896号公報 特開2005―67484号公報
しかしながら、上記特許文献1では、GPS衛星の受信状況により位置検出誤差が大きくなるため、信頼性のある位置検出を行うことができないという課題がある。また、上記特許文献2では、操舵制御に関する制御パラメータの演算方法のみ開示されており、車両の周辺状況や走行状況に応じた一時停止判断や駆動制御等の制御パラメータ演算に関しては開示されていないため、自動運転における柔軟な対応ができないといった課題がある。
この発明は、上記の課題を解消するためになされたもので、上記自動運転に向けた信頼性のある位置検出と、車両の周辺状況や走行状況に応じた制御パラメータを演算し、出力することに着目したものであり、様々な走行条件に対応できるような車両制御情報生成装置および車両制御情報生成方法を提供することを目的とする。
この発明は、車両が自動運転を行うための車両制御情報生成装置において、少なくとも衛星測位システムから受信した衛星情報と前記車両の車両状態量を検出する少なくとも1つのジャイロセンサの出力と前記車両の車速を検出する車速センサからの車速に基づいて現在自車位置を出力する自車位置出力部と、地図データと前記現在自車位置と予め設定した目標地点より、前記目標地点に向かう目標走行経路を導出する目標走行経路導出部と、
前記目標走行経路と前記現在自車位置から、前記車両が前記目標走行経路へ走行するための制御パラメータを演算する車両制御量演算部と、を備え、前記車両の走行制御を実施する車両制御装置に前記制御パラメータを出力し、前記車両制御量演算部は、前記現在自車位置と前記車両の状態量から前記車両の車両方位角を演算する車両方位角演算部と、前記現在自車位置と前記車両方位角と予め設定した注視時間と前記車速、及び前記車両状態量から、前記現在自車位置と前記注視時間後の自車位置となる前方注視点位置との距離である前方注視点距離を導出する前方注視点距離導出部と、前記現在自車位置と前記前方注視点距離と前記目標走行経路、及び前記車両方位角より、前記目標走行経路の近似曲線の係数を演算する近似曲線係数演算部と、を含み、前記近似曲線係数を前記車両制御装置に前記制御パラメータとして出力する、車両制御情報生成装置等にある。
この発明によれば、衛星信頼情報に基づいて自車位置を演算することにより、信頼性の高い自車位置を検出できるだけでなく、衛星情報、目標走行経路、車両の状態量を取得することにより、自動運転に必要な制御パラメータを演算し、出力させることが可能となる。また、夫々の演算で出力されるパラメータを取得することにより、自動運転における様々な走行条件への柔軟な対応が可能となる。
この発明の一実施の形態による車両制御情報生成装置が搭載された車両の環境の概略的な構成を示す図である。 図1の車両制御情報生成装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。 図1の車両制御情報生成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図2の自車位置出力部の内部構成の一例を示す機能ブロックである。 図4の自車位置出力部の動作の一例を示すフローチャートである。 図2の車両制御量演算部の内部構成の一例を示す機能ブロックである。 この発明の一実施の形態に係る現在自車位置と目標走行経路の位置関係及びパラメータを説明するための図である。 図6の車両制御量演算部の周辺情報取得部の動作を説明するための図である。 図6の車両制御量演算部の一時停止判断部、右左折判断部、制限速度検知部の動作を説明するための図である。 図6の車両制御量演算部の一部の動作の一例を示すフローチャートである。 図6の車両制御量演算部の一部の動作の一例を示すフローチャートである。 図2の車両制御情報生成装置をコンピュータで構成した場合の概略的なハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、この発明による車両制御情報生成装置および車両制御情報生成方法を実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお、各図において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。
実施の形態1.
図1は、この発明の一実施の形態による車両制御情報生成装置が搭載された車両の環境の概略的な構成を示す図である。車両1は、タイヤ2、車速センサ3、ハンドル4、前方カメラ5、アンテナと受信機からなる受信アンテナ装置7、車両制御情報生成装置8、車両制御装置9を含んでいる。
車速センサ3は、車両1の走行速度を検出し出力する。ここでは、1輪車輪速に基づき検出するように記載しているが、これにとらわれず、4輪の車輪速の平均や、右車輪速平均、左車輪速平均の平均により走行速度を求めてもよい。
ハンドル4は、車両1の操舵を行うものである。
前方カメラ5は、車両前方を撮像する。
GPS衛星6は、地球の周囲を周回している複数の衛星である。ここでは、1機のみ記載し、その他は省略する。本実施の形態1ではGPS衛星6の名称で記載しているが、GPSだけではなく他の名称で同機能の衛星も、ここに含まれる。
受信アンテナ装置7は、複数のGPS衛星6より送信された信号を受信して現在位置を演算し、現在位置を含んだ衛星情報を車両制御情報生成装置8に送信する。複数のGPS衛星6と受信アンテナ装置7は衛星測位システムを構成する。
車両制御情報生成装置8は、車速センサ3から出力される車速Veh_Speed、前方カメラ5から出力される画像情報CAM_Info、受信アンテナ装置7から出力される衛星情報信号GPS_Info_Sigから、目標走行経路を走行するための車両制御情報である制御パラメータを求めて車両制御装置9に出力する。
車両制御装置9は、車両制御情報生成装置8から出力される制御パラメータを受け取り、制御パラメータを用いて、目標走行経路を走行するために必要な自動運転制御を行う。例えば、操舵制御によるハンドル操作や駆動制御、一時停止制御、ウィンカー制御等を行う。
図2は図1の車両制御情報生成装置8および車両制御装置9の構成の一例を示す機能ブロック図である。車両制御情報生成装置8で求められた制御パラメータは車両制御装置9へ送られる。
車両制御情報生成装置8は、目標地点21、地図データ22、自車位置出力部23、目標走行経路導出部24、車両制御量演算部25、そして外部に少なくとも1つのジャイロセンサ20を備えている。ジャイロセンサ20は車両1の状態量であるヨーレートYawrateを検知し、出力する。ここでは代表してヨーレートのみ記載するが、6軸の各信号(速度、加速度等)を出力してもよい。
車両制御情報生成装置8のジャイロセンサ20以外の部分は例えばコンピュータで構成することができる。図12には車両制御情報生成装置8をコンピュータで構成した場合の概略的なハードウェア構成の一例を示す。信号の入出力はインタフェース810を介して行われる。メモリ830には以下図示して説明する各種機能ブロックで示された各種プログラムおよび処理に必要な情報、データ等が格納または予め格納される。プロセッサ820はインタフェース810を介して入力された信号に対して、メモリ830に格納された各種プログラム、情報、データに従って演算処理を行い、処理結果をインタフェース810を介して出力する。以下で説明する記憶部Mはメモリ830に相当する。
なお、車両制御情報生成装置8の演算処理部分は、各種機能ブロックをそれぞれデジタル回路で構成することも可能である。
図2に戻り、目標地点21は、ドライバーが予め設定する目標地点Goal_Pointである。
地図データ22は、予め設定されている地図データMap_Infoである。本実施の形態1では、高精度地図として地図データを扱うが、必ずしも高精度地図に限定されるものではない。
これらの地図データ22、目標地点21は記憶部Mに予め格納される。
自車位置出力部23は、GPS衛星情報信号GPS_Info_Sig、車速Veh_Speed、ジャイロセンサ20で得られるヨーレートYawrateから、現在自車位置Veh_Posを演算し、出力する。例えば、GPS衛星情報信号からの位置と車速とヨーレートから演算した位置から現在自車位置Veh_Posを演算する。その他、周知技術を用いて現在自車位置Veh_Posを演算してもよい。また、自車位置出力部23の出力Veh_Posは、自車位置情報Veh_Pos_Infoとして車両制御装置9に出力する。
また、自車位置出力部23は、自車位置GPS衛星情報信号GPS_Info_Sigに含まれる衛星受信状態信号に応じて、衛星信頼情報である衛星信頼度確認結果Sat_Trust_Infoを車両制御装置9に出力する。衛星信頼度確認結果Sat_Trust_Infoの出力は、「1」、「0」のどちらかであり、衛星信頼度確認結果を1:「高信頼度状態」、0:「低信頼度状態」で設定する。
例えば、RTK(Real Time Kinematic)−GPSにおけるFIX状態のときは、衛星信頼度確認結果Sat_Trust_Infoは高信頼度状態を示す「1」として、出力する。また、単独測位状態のときは、低信頼度状態を示す「0」として出力する。
本実施の形態1では、衛星信頼度確認結果を単独測位、RTK(Real Time Kinematic)−GPSにおけるFIXといった指標に基づいて出力したが、GPS衛星測位数やその他公知の技術や指標を用いて、衛星信頼度を確認してもよい。
目標走行経路導出部24は、現在自車位置Veh_Pos、目標地点Goal_Point、地図データMap_Infoから、目標走行経路Goal_Routeを導出し、出力する。目標走行経路は、カーナビゲーション等で適用される周知技術を用いて導出すればよい。
車両制御量演算部25は、
現在自車位置Veh_Pos、
車速Veh_Speed、
ヨーレートYawrate、
目標走行経路Goal_Routeから、
車両方位角Veh_Angle、
目標走行経路の近似曲線係数Approximate_curve_Value、
現在自車位置Veh_Posの前方注視点位置に対する目標走行経路Goal_Routeとの横位置偏差y_Ldと方位角差e_Ld
を演算し、出力する。
また、
地図データMap_Info、
前方カメラ5からの画像情報CAM_Info、
目標走行経路Goal_Routeから、
一時停止判断や右左折判断、制限速度検知を行い、
一時停止情報OneStop_Info、
ウィンカー情報Winker_Info、
制限速度情報Lim_Vel_Infoを夫々出力する。
車両制御量演算部25の夫々の出力は、制御パラメータとして車両制御装置9に出力する。
実施の形態1による車両制御情報生成装置8の動作の一例を図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
まずステップS101において、自車位置出力部23が、GPS衛星情報信号GPS_Info_Sig、車速Veh_Speed、ヨーレートYawrateから、現在自車位置Veh_Posと衛星信頼度確認結果Sat_Trust_Infoを演算し、出力する。
次に目標走行経路導出部24が、ステップS102において記憶部Mから目標地点Goal_Pointを読み込み、さらにステップS103において、地図データMap_Infoを読み込む。
次にステップS104において、目標走行経路導出部24が、現在自車位置Veh_Pos、目標地点Goal_Point、地図データMap_Infoから目標走行経路Goal_Routeを導出し、出力する。
次にステップS105において、車両制御量演算部25が、現在自車位置Veh_Pos、車速Veh_Speed、ヨーレートYawrate、目標走行経路Goal_Routeから、車両方位角Veh_Angle、目標走行経路の近似曲線係数Approximate_curve_Value,現在自車位置Veh_Posの前方注視点位置に対する目標走行経路Goal_Routeとの横位置偏差y_Ld、方位角差e_Ldを演算し、出力する。
最後にステップS106において、車両制御量演算部25が、地図データMap_Info、前方カメラ5からの画像情報CAM_Info、目標走行経路Goal_Routeから、一時停止情報OneStop_Info、ウィンカー情報Winker_Info、制限速度情報Lim_Vel_Infoを取得し、出力する。
次に、自車位置出力部23の内部構成の一例を示す機能ブロック図を図4に示す。自車位置出力部23は、衛星信頼情報出力部31、自車位置演算部32を備えている。
衛星信頼情報出力部31は、GPS衛星情報信号GPS_Info_Sigから、GPS衛星情報信号に含まれる衛星受信状態信号を確認し、衛星信頼度確認結果Sat_Trust_Infoを出力する。
自車位置演算部32は、GPS衛星情報信号GPS_Info_Sig、車速Veh_Speed、ヨーレートYawrate、衛星信頼度確認結果Sat_Trust_Infoから、現在自車位置Veh_Posを演算し、出力する。
自車位置演算部32は、衛星信頼度確認結果Sat_Trust_Infoが「高信頼度状態」を示す「1」の場合、GPS衛星情報信号GPS_Info_Sigを用いて演算した位置を現在自車位置Veh_Posとして出力する。一方、衛星信頼度確認結果Sat_Trust_Infoが「低信頼度状態」を示す「0」の場合は、GPS衛星情報信号GPS_Info_Sigを用いずに、車速Veh_Speed、ヨーレートYawrateを用いて演算した位置を現在自車位置Veh_Posとして出力する。
すなわち、「高信頼度状態」では衛星情報信号の現在位置を基準に車速とヨーレートにより現在自車位置を求める。「低信頼度状態」では衛星情報信号の現在位置の代わりに、それまで求めた最新の現在自車位置を車速とヨーレートにより更新して現在自車位置とする。
自車位置出力部23の動作の一例を図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
最初にステップS201において、衛星信頼情報出力部31が、GPS衛星情報信号GPS_Info_Sigから、GPS衛星情報信号に含まれる衛星受信状態信号を確認し、衛星信頼度確認結果Sat_Trust_Infoを出力する。
次にステップS202において、自車位置演算部32が、衛星信頼度確認結果Sat_Trust_Infoに応じて、GPS衛星情報信号GPS_Info_Sig、車速Veh_Speed、ヨーレートYawrateから、現在自車位置Veh_Posを演算し、出力する。
次に、車両制御量演算部25の内部構成の一例の機能ブロック図を図6に示す。車両制御量演算部25は、車両方位角演算部40、注視時間41、前方注視点距離導出部42、前方注視点最近傍点抽出部43、近似曲線係数演算部44、横位置演算部45、方位角差演算部46、周辺情報取得部47、一時停止判断部48、右左折判断部49、制限速度検知部410を備えている。
本実施の形態1における現在自車位置と目標走行経路の位置関係及びパラメータを説明するための図を図7に示す。車両方位角演算部40、前方注視点距離導出部42、前方注視点最近傍点抽出部43、近似曲線係数演算部44、横位置演算部45、方位角差演算部46について図7を用いて説明する。
車両方位角演算部40は、現在自車位置Veh_Pos、ヨーレートYawrateから、車両方位角Veh_Angleを演算し、出力する。例えば、現在の自車位置に更新する前の自車位置を保持しておき、更新する前の自車位置と現在自車位置から演算した角度からVeh_Angleを演算すればよい。また、ある初期値を基準にヨーレートの時間経過分を積分することにより、車両方位角Veh_Angleを演算すればよい。その他、周知技術を用いて車両方位角Veh_Angleを演算してもよい。
本実施の形態1において、車両方位角Veh_Angleは図7のように北向きを0°、北から左向きを正とし、北方位と車両1の進行方向となす角を車両方位角としているが、この発明においては、車両方位角はこれに定まるものではない。
注視時間41は、現在自車位置Veh_Posからドライバーが前方を注視する時間L_Timeであり、予め設定する。そして記憶部Mに格納しておく。
前方注視点距離導出部42は、現在自車位置Veh_Pos、車速Veh_Speed、車両方位角Veh_Angle、注視時間L_Timeから、前方注視点距離Point_Disを演算し、出力する。
例えば、前方注視点距離Point_Disは、
車速Veh_Speedと注視時間L_Timeから演算した距離と、
現在自車位置Veh_Pos、車両方位角Veh_Angleから演算した位置
より、図7に示す前方注視点距離Point_Disを演算すればよい。
前方注視点最近傍点抽出部43は、現在自車位置Veh_Pos、目標走行経路Goal_Route、車両方位角Veh_Angle、前方注視点距離Point_Disから、前方注視点最近傍点Nearest_Pointを抽出する。
前方注視点最近傍点Nearest_Pointは、例えば、
現在自車位置Veh_Pos、車両方位角Veh_Angle、前方注視点距離Point_Disから演算した位置と、
目標走行経路Goal_Route
から、図7に示すように目標走行経路に対する前方注視点最近傍点Nearest_Pointを抽出すればよい。
近似曲線係数演算部44は、現在自車位置Veh_Pos、目標走行経路Goal_Route、車両方位角Veh_Angle、前方注視点距離Point_Disから、近似曲線係数Approximate_curve_Valueを演算し、出力する。
近似曲線係数Approximate_curve_Valueは、例えば、
現在自車位置Veh_Posと目標走行経路Goal_Routeから演算した位置と、
車両方位角Veh_Angle、
前方注視点距離Point_Dis
から図7に示す前方注視点最近傍点を通る近似曲線の近似曲線係数Approximate_curve_Valueを演算する。本実施の形態1では、前方注視点最近傍点を通る近似曲線は、現在自車位置Veh_Pos付近の目標走行経路Goal_Routeに対する3次近似曲線であり、上記近似曲線を用いて近似曲線係数を演算しているが、必ずしも3次近似曲線を用いて、近似曲線係数を演算しなくても良い。また、近似方法は公知技術を用いても良い。
横位置演算部45は、
前方注視点距離Point_Dis、
近似曲線係数Approximate_curve_Value、
前方注視点最近傍点Nearest_pointから、
図7に示す前方注視点位置すなわち注視時間L_Time後の自車位置に対する前方注視点最近傍点との距離である横位置偏差y_Ldを演算し、出力する。
例えば、近似曲線係数Approximate_curve_Valueから、前方注視点距離Point_Disを変数とする近似曲線と車両1との距離を演算する関数を導出し、上記関数から、前方注視点最近傍点Nearest_pointにおける前方注視点距離Point_Disから演算することによりy_Ldを演算すればよい。
方位角差演算部46は、前方注視点距離Point_Dis、近似曲線係数Approximate_curve_Value、前方注視点最近傍点Nearest_pointから、図7に示す前方注視点最近傍点を通る近似曲線の接線と車両1の方位とのなす角である方位角差e_Ldを演算し、出力する。
例えば、近似曲線係数Approximate_curve_Valueによる近似曲線を微分することにより求まる接線の傾きと前方注視点最近傍点Nearest_pointより、前方注視点最近傍点を通る近似曲線の接線を導出し、近似曲線の接線と車両1の進行方向である車両方位とのなす角を演算することによりe_Ldを演算する。
周辺情報取得部47は、現在自車位置Veh_Pos、前方カメラ5より撮像した画像情報CAM_Info、地図データMAP_Infoから、現在自車位置の周辺情報Area_Infoを取得する。
現在自車位置の周辺情報Area_Infoについて、図8に示す本実施の形態1における周辺情報取得例を用いて説明する。図8上部は前方カメラ5より撮像した画像情報CAM_Infoを示す。画像情報CAM_Infoに地図データMAP_Infoをマッピングさせることにより、図8下部のような現在自車位置の周辺にある一時停止標識や制限速度標識等の道路標識や、停止線、制限適用区間等の情報を含めた周辺情報Area_Infoを取得する。
一時停止判断部48は、目標走行経路Goal_Route、現在自車位置の周辺情報Area_Infoから、一時停止判断し、一時停止情報OneStop_Infoを出力する。本実施の形態1では、一時停止情報OneStop_Infoを図9に示す現在自車位置の周辺情報Area_Infoに目標走行経路Goal_Routeをマッピングした例を用いて説明する。
一時停止情報OneStop_Infoは、現在自車位置の周辺情報Area_Infoから、図9の左図内の(a)に示すように、目標走行経路Goal_Route内で一時停止が必要かどうか判断し、一時停止情報OneStop_Infoを出力する。一時停止情報OneStop_Infoの出力は、「1」、「0」のどちらかであり、1:「一時停止必要」、0:「一時停止必要無」で設定する。本実施の形態1では、一時停止情報の出力を「1」、「0」と設定しているが、この設定に限定されるものではない。また、一時停止判断は一時停止標識や停止線の有無によって判断を行っているが、この発明においてはこれに限定されるものではない。
右左折判断部49は、目標走行経路Goal_Route、現在自車位置の周辺情報Area_Infoから、右左折判断し、ウィンカー情報Winker_Infoを出力する。本実施の形態1では、ウィンカー情報Winker_Infoは、図9の左図内の(b)に示すように、現在自車位置の周辺情報Area_Infoから、目標走行経路Goal_Route内で右左折が必要かどうか判断し、ウィンカー情報Winker_Infoを出力する。ウィンカー情報Winker_Infoの出力は、「0」、「1」、「2」であり、0:「ウィンカー出力必要無」1:「左ウィンカー出力指令」、2:「右ウィンカー出力指令」で設定する。本実施の形態1では、ウィンカー情報の出力を「0」、「1」、「2」と設定しているが、この設定に限定されるものではない。
制限速度検知部410は、目標走行経路Goal_Route、現在自車位置の周辺情報Area_Infoから、制限速度を検知し、制限速度情報Lim_Vel_Infoを出力する。本実施の形態1では、制限速度情報Lim_Vel_Infoは、図9の右図内の(c)に示すように、現在位置の周辺情報Area_Infoから、目標走行経路Goal_Route内に制限速度標識等があるか検知し、制限速度情報Lim_Vel_Infoを出力する。制限速度情報Lim_Vel_Infoの出力は、検知した制限速度の速度値である。
なお、一時停止判断部48、右左折判断部49、制限速度検知部410は少なくとも1つを選択的に設けるようにしてもよい。
車両制御量演算部25における横位置偏差y_Ldと前方注視点最近傍点を通る近似曲線の接線と車両1の方位とのなす方位角差e_Ldを演算し、出力するまでの動作を図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
まずステップS301において、車両方位角演算部40が、現在自車位置Veh_Pos、ヨーレートYawrateから車両方位角Veh_Angleを演算し、出力する。
次にステップS302において、前方注視点距離導出部42が、現在自車位置Veh_Pos、車速Veh_Speed、車両方位角Veh_Angle、注視時間L_Timeから、前方注視点距離Point_Disを演算し、出力する。
次にステップS303において、前方注視点最近傍点抽出部43が、現在自車位置Veh_Pos、目標走行経路Goal_Route、車両方位角Veh_Angle、前方注視点距離Point_Disより、前方注視点最近傍点Nearest_Pointを抽出する。
次にステップS304において、近似曲線係数演算部44が、車両方位角Veh_Angle、目標走行経路Goal_Route、車両方位角Veh_Angle、前方注視点距離Point_Disより、近似曲線係数Approximate_curve_Valueを演算し、出力する。
最後に、ステップS305において、車両方位角Veh_Angle、近似曲線係数Approximate_curve_Value、前方注視点最近傍点Nearest_Pointより、横位置演算部45が、前方注視点位置に対する前方注視点最近傍点との距離である横位置偏差y_Ldを演算し、方位角差演算部46が、前方注視点最近傍点Nearest_Pointを通る近似曲線の接線と車両1の方位とのなす角である方位角差e_Ldを演算し、それぞれ出力する。
また、車両制御量演算部25における、一時停止情報OneStop_Info、ウィンカー情報Winker_Info、制限速度情報Lim_Vel_Infoを出力するまでの動作を図11に示すフローチャートに基づいて説明する。
まずステップS401において、周辺情報取得部47が、現在自車位置Veh_Pos、前方カメラ5より撮像した画像情報CAM_Info、地図データMAP_Infoから、現在自車位置の周辺情報Area_Infoを取得する。
次にステップS402において、一時停止判断部48が、目標走行経路Goal_Route、現在自車位置の周辺情報Area_Infoから、一時停止判断し、一時停止情報OneStop_Infoを出力する。
ステップS403では、右左折判断部49が、目標走行経路Goal_Route、現在自車位置の周辺情報Area_Infoから、右左折を判断し、ウィンカー情報Winker_Infoを出力する。
ステップS404では、制限速度検知部410が、目標走行経路Goal_Route、現在自車位置の周辺情報Area_Infoから、制限速度を検知し、制限速度情報Lim_Vel_Infoを出力する。
以上に述べた実施の形態1による車両制御情報生成装置において、衛星情報、目標走行経路、車両の状態量を取得することにより、信頼性のある自車位置を検出できるだけでなく、自動運転に必要な制御パラメータを演算し、出力させることが可能となる。また、夫々の演算で出力されるパラメータを用いて車両制御することにより、自動運転における走行条件への柔軟な対応が可能となる。
以上のようにこの発明では、車両が自動運転を行うための車両制御情報生成装置において、少なくとも衛星測位システムから受信した衛星情報と前記車両の車両状態量を検出する少なくとも1つのジャイロセンサの出力と前記車両の車速を検出する車速センサからの車速に基づいて現在自車位置を出力する自車位置出力部と、地図データと前記現在自車位置と予め設定した目標地点より、前記目標地点に向かう目標走行経路を導出する目標走行経路導出部と、前記目標走行経路と前記現在自車位置から、前記車両が前記目標走行経路へ走行するための制御パラメータを演算する車両制御量演算部と、を備え、前記車両の走行制御を実施する外部の車両制御装置に前記制御パラメータを出力する。
また、前記自車位置出力部は、少なくとも衛星受信状態に応じて、衛星信頼情報を出力する衛星信頼情報出力部を含み、前記衛星信頼情報に基づいて、前記現在自車位置を前記車両制御装置に前記制御パラメータとして出力する。
また、前記自車位置出力部は、前記衛星信頼情報が高信頼状態である場合、前記衛星情報を用いて演算した前記現在自車位置を出力する。
また、前記自車位置出力部は、前記衛星信頼情報が高信頼状態でない場合、前記衛星信頼情報を用いずに演算した前記現在自車位置を出力する。
また、前記衛星情報が前記衛星受信状態を含み、前記衛星信頼情報出力部は、前記衛星受信状態を検出し、受信状態に応じた前記衛星信頼情報を出力する。
また、前記車両制御量演算部は、前記現在自車位置と前記車両の状態量から前記車両の車両方位角を演算する車両方位角演算部を含み、前記車両方位角を前記車両制御装置に前記制御パラメータとして出力する。
また、前記車両制御量演算部は、前記現在自車位置と前記車両方位角と予め設定した注視時間と前記車速、及び前記車両状態量から、前記現在自車位置と前記注視時間後の自車位置となる前方注視点位置との距離である前方注視点距離を導出する前方注視点距離導出部と、前記現在自車位置と前記前方注視点距離と前記目標走行経路、及び前記車両方位角より、前記目標走行経路の近似曲線の係数を演算する近似曲線係数演算部と、を含み、前記近似曲線係数を前記車両制御装置に前記制御パラメータとして出力する。
また、前記車両制御量演算部は、前記現在自車位置と前記前方注視点距離と前記車両方位角、及び前記目標走行経路より、前記目標走行経路における前記前方注視点位置の最近傍点である前方注視点最近傍点を抽出する前方注視点最近傍点抽出部と、前記前方注視点距離と前記近似曲線係数と前記前方注視点最近傍点より、前記前方注視点位置に対する前記前方注視点最近傍点との距離である横位置偏差を演算する横位置演算部と、をさらに含み、前記横位置偏差を前記車両制御装置に前記制御パラメータとして出力する。
また、前記車両制御量演算部は、前記前方注視点距離と前記近似曲線係数と前記前方注視点最近傍点より、前記前方注視点最近傍点を通る前記近似曲線の接線と前記車両の方位とのなす角である方位角差を演算する方位角差演算部をさらに含み、前記方位角差を前記車両制御装置に前記制御パラメータとして出力する。
また、前記車両制御量演算部は、前記車両の前方を撮像するカメラから得られた画像情報と、前記現在自車位置、及び前記地図データより、少なくとも道路標識情報を含む前記現在自車位置の周辺情報を取得する周辺情報取得部と、前記現在自車位置の周辺情報と前記目標走行経路より、一時停止を判断し前記車両の一時停止制御を行うための一時停止情報を求める一時停止判断部、右左折を判断し前記車両のウィンカーを制御するためのウィンカー情報を求める右左折判断部、前記目標走行経路の制限速度を検知して制限速度情報を求める制限速度検知部、のうちの少なくとも1と、をさらに含み、前記一時停止情報、前記ウィンカー情報、前記制限速度情報うちの少なくとも1を前記車両制御装置に前記制御パラメータとして出力する。
また、車両が自動運転を行うための車両位置検出において、少なくとも衛星測位システムから受信した衛星情報と前記車両の車両状態量を検出する少なくとも1つのジャイロセンサの出力と前記車両の車速を検出する車速センサからの車速に基づいて現在自車位置を求め、地図データと前記現在自車位置と予め設定した目標地点より、前記目標地点に向かう目標走行経路を導出し、前記目標走行経路と前記現在自車位置から、前記車両が前記目標走行経路へ走行するための制御パラメータを演算し、前記車両の走行制御を実施する外部の車両制御装置に前記制御パラメータを出力する。
これにより、自動運転向けの信頼性のある位置検出と車両の周辺状況や走行状況に応じた制御パラメータを演算して出力し様々な走行条件に対応する車両制御情報生成装置、方法を提供することができる。
1 車両、2 タイヤ、3 車速センサ、4 ハンドル、5 前方カメラ、
6 GPS衛星、7 受信アンテナ装置、8 車両制御情報生成装置、
9 車両制御装置、20 ジャイロセンサ、21 目標地点、22 地図データ、
23 自車位置出力部、24 目標走行経路導出部、25 車両制御量演算部、
31 衛星信頼情報出力部、32 自車位置演算部、40 車両方位角演算部、
41 注視時間、42 前方注視点距離導出部、43 前方注視点最近傍点抽出部、
44 近似曲線係数演算部、45 横位置演算部、46 方位角差演算部、
47 周辺情報取得部、48 一時停止判断部、49 右左折判断部、
410制限速度検知部、810 インタフェース、820 プロセッサ、
830 メモリ、M 記憶部。

Claims (9)

  1. 車両が自動運転を行うための車両制御情報生成装置において、
    少なくとも衛星測位システムから受信した衛星情報と前記車両の車両状態量を検出する少なくとも1つのジャイロセンサの出力と前記車両の車速を検出する車速センサからの車速に基づいて現在自車位置を出力する自車位置出力部と、
    地図データと前記現在自車位置と予め設定した目標地点より、前記目標地点に向かう目標走行経路を導出する目標走行経路導出部と、
    前記目標走行経路と前記現在自車位置から、前記車両が前記目標走行経路へ走行するための制御パラメータを演算する車両制御量演算部と、
    を備え、
    前記車両の走行制御を実施する車両制御装置に前記制御パラメータを出力し、
    前記車両制御量演算部は、
    前記現在自車位置と前記車両の状態量から前記車両の車両方位角を演算する車両方位角演算部と、
    前記現在自車位置と前記車両方位角と予め設定した注視時間と前記車速、及び前記車両状態量から、前記現在自車位置と前記注視時間後の自車位置となる前方注視点位置との距離である前方注視点距離を導出する前方注視点距離導出部と、
    前記現在自車位置と前記前方注視点距離と前記目標走行経路、及び前記車両方位角より、前記目標走行経路の近似曲線の係数を演算する近似曲線係数演算部と、
    を含み、
    前記近似曲線係数を前記車両制御装置に前記制御パラメータとして出力する、車両制御情報生成装置。
  2. 前記車両制御量演算部は、
    前記現在自車位置と前記前方注視点距離と前記車両方位角、及び前記目標走行経路より、前記目標走行経路における前記前方注視点位置の最近傍点である前方注視点最近傍点を抽出する前方注視点最近傍点抽出部と、
    前記前方注視点距離と前記近似曲線係数と前記前方注視点最近傍点より、前記前方注視点位置に対する前記前方注視点最近傍点との距離である横位置偏差を演算する横位置演算部と、
    をさらに含み、
    前記横位置偏差を前記車両制御装置に前記制御パラメータとして出力する、請求項1に記載の車両制御情報生成装置。
  3. 前記車両制御量演算部は、
    前記前方注視点距離と前記近似曲線係数と前記前方注視点最近傍点より、前記前方注視点最近傍点を通る前記近似曲線の接線と前記車両の方位とのなす角である方位角差を演算する方位角差演算部をさらに含み、
    前記方位角差を前記車両制御装置に前記制御パラメータとして出力する、請求項1または2に記載の車両制御情報生成装置。
  4. 前記自車位置出力部は、少なくとも衛星受信状態に応じて、衛星信頼情報を出力する衛星信頼情報出力部を含み、
    前記衛星信頼情報に基づいて、前記現在自車位置を前記車両制御装置に前記制御パラメータとして出力する、請求項1から3のいずれか1項に記載の車両制御情報生成装置。
  5. 前記自車位置出力部は、前記衛星信頼情報が高信頼状態である場合、前記衛星情報を用いて演算した前記現在自車位置を出力する、請求項4に記載の車両制御情報生成装置。
  6. 前記自車位置出力部は、前記衛星信頼情報が高信頼状態でない場合、前記衛星情報を用いずに演算した前記現在自車位置を出力する、請求項4または5に記載の車両制御情報生成装置。
  7. 前記衛星情報が前記衛星受信状態を含み、前記衛星信頼情報出力部は、前記衛星受信状態を検出し、受信状態に応じた前記衛星信頼情報を出力する、請求項4から6までのいずれか1項に記載の車両制御情報生成装置。
  8. 前記車両制御量演算部は、
    前記車両の前方を撮像するカメラから得られた画像情報と、前記現在自車位置、及び前記地図データより、少なくとも道路標識情報を含む前記現在自車位置の周辺情報を取得する周辺情報取得部と、
    前記現在自車位置の周辺情報と前記目標走行経路より、
    一時停止を判断し前記車両の一時停止制御を行うための一時停止情報を求める一時停止判断部、右左折を判断し前記車両のウィンカーを制御するためのウィンカー情報を求める右左折判断部、前記目標走行経路の制限速度を検知して制限速度情報を求める制限速度検知部、のうちの少なくとも1と、
    をさらに含み、
    前記一時停止情報、前記ウィンカー情報、前記制限速度情報うちの少なくとも1を前記車両制御装置に前記制御パラメータとして出力する、請求項1から7までのいずれか1項に記載の車両制御情報生成装置。
  9. 車両が自動運転を行うための車両位置検出において、
    少なくとも衛星測位システムから受信した衛星情報と前記車両の車両状態量を検出する少なくとも1つのジャイロセンサの出力と前記車両の車速を検出する車速センサからの車速に基づいて現在自車位置を求め、
    地図データと前記現在自車位置と予め設定した目標地点より、前記目標地点に向かう目標走行経路を導出し、
    前記目標走行経路と前記現在自車位置から、前記車両が前記目標走行経路へ走行するための制御パラメータを演算し、
    前記車両の走行制御を実施する車両制御装置に前記制御パラメータを出力し、
    前記制御パラメータの演算において、
    前記現在自車位置と前記車両の状態量から前記車両の車両方位角を演算し、
    前記現在自車位置と前記車両方位角と予め設定した注視時間と前記車速、及び前記車両状態量から、前記現在自車位置と前記注視時間後の自車位置となる前方注視点位置との距離である前方注視点距離を導出し、
    前記現在自車位置と前記前方注視点距離と前記目標走行経路、及び前記車両方位角より、前記目標走行経路の近似曲線の係数を演算し、
    前記近似曲線係数を前記車両制御装置に前記制御パラメータとして出力する、
    車両制御情報生成方法。
JP2016054811A 2016-03-18 2016-03-18 車両制御情報生成装置および車両制御情報生成方法 Active JP6080998B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016054811A JP6080998B1 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 車両制御情報生成装置および車両制御情報生成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016054811A JP6080998B1 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 車両制御情報生成装置および車両制御情報生成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6080998B1 true JP6080998B1 (ja) 2017-02-15
JP2017165358A JP2017165358A (ja) 2017-09-21

Family

ID=58043268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016054811A Active JP6080998B1 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 車両制御情報生成装置および車両制御情報生成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6080998B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113778070A (zh) * 2020-07-17 2021-12-10 北京京东振世信息技术有限公司 机器人的控制方法和装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022170409A (ja) * 2021-04-28 2022-11-10 株式会社デンソー 移動量推定装置、移動量推定方法、および移動量推定プログラム
KR102623536B1 (ko) * 2021-11-30 2024-01-12 주식회사 웨이브에이아이 자율 주행 모빌리티 제어 시스템

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005098853A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Toyota Motor Corp 地図データ更新方法および地図データ更新装置
JP2008026282A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Toyota Motor Corp 測位装置、ナビゲーションシステム
JP2016018238A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 株式会社デンソー 車両の運転モード制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005098853A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Toyota Motor Corp 地図データ更新方法および地図データ更新装置
JP2008026282A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Toyota Motor Corp 測位装置、ナビゲーションシステム
JP2016018238A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 株式会社デンソー 車両の運転モード制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113778070A (zh) * 2020-07-17 2021-12-10 北京京东振世信息技术有限公司 机器人的控制方法和装置
CN113778070B (zh) * 2020-07-17 2024-04-19 北京京东振世信息技术有限公司 机器人的控制方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017165358A (ja) 2017-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109581449B (zh) 一种自动驾驶汽车的定位方法及系统
US9796416B2 (en) Automated driving apparatus and automated driving system
US9714034B2 (en) Vehicle control device
CN111066071B (zh) 驾驶辅助车辆的位置误差校正方法及位置误差校正装置
US11703860B2 (en) Automated driving apparatus
JP7074438B2 (ja) 自車位置推定装置
WO2018207632A1 (ja) 車両制御装置、車両制御方法および車両制御システム
JP4370869B2 (ja) 地図データ更新方法および地図データ更新装置
US8892346B2 (en) Driving assistance device
JP4341649B2 (ja) ナビゲーション装置、位置検出方法
CN108508883A (zh) 车辆位置估计设备和方法及使用其的车辆
JP2019532292A (ja) 車両位置特定の自律走行車両
JP7189691B2 (ja) 車両の走行制御システム
US20200166360A1 (en) Travel obstruction detection device and vehicle navigation system
JP6941178B2 (ja) 自動運転制御装置及び方法
JP2020056733A (ja) 車両制御装置
JP6080998B1 (ja) 車両制御情報生成装置および車両制御情報生成方法
KR102336070B1 (ko) 차량의 측위 장치 및 방법
US11919544B2 (en) Method and device for operating an automated vehicle
JP6324423B2 (ja) 車両位置検出装置
CN110411463A (zh) 车载导航装置收星失效状态下的紧急导航系统及方法
JP7198005B2 (ja) 自車位置検出装置
JP2017004339A (ja) 車両用運転者支援装置
CN112406861B (zh) 利用地图数据进行卡尔曼滤波器参数选择的方法和装置
KR100513065B1 (ko) 자동차 무인운전 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6080998

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250