JP6324187B2 - 送風機 - Google Patents
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Description
図1は、本実施の形態1に係る送風機100の説明図である。図1を参照して送風機100の概要構成について説明する。図1において、本実施の形態1に係る送風機100がダクト用換気扇である場合を一例に示している。
本実施の形態1に係る送風機100は、流路抵抗の変化に対して風量変動が発生してしまうことを抑制すること、及び、製造コストを抑制することができる改良が加えられたものである。
まず、モータ50がコンデンサモータの固定子を流用して製造したことについて説明する。換気扇などの送風機に用いられる小型のモータは、単相電源で駆動するものが多く、コンデンサを接続することにより進相電流を容易に作り出せるコンデンサモータ(AC単相二巻線モータ)が殆どである。このAC単相二巻線モータは、通常、主巻線及び補助巻線を有している。AC単相二巻線モータは、たとえば主巻線及び補助巻線が巻き付けられた固定子と、固定子の内側に配置された回転子とを有している。なお、このAC単相二巻線モータの回転子は、固定子の主巻線及び補助巻線による作用により、回転磁界が発生する巻線が設けられている。
モータ50は、AC単相二巻線モータと同じ固定子を使ってDCブラシレスモータが生産することができ、送風機を製造する際の部品及び製造設備などを共用化することができ、製造コストを抑制することができるメリットを有する。モータ50は、AC単相二巻線モータ用の固定子と、磁石を有する回転子とに対して、三相インバータ駆動を行うものである。これにより、モータ50は、モータ発生トルク脈動を抑えるための正弦波駆動を実現している。
また、送風機100は、シャント抵抗23を流れる直流母線電流を算出するのに利用される電流検出部31と、モータ50の回転子12の磁極位置を検出するのに利用される磁極位置検出手段32及び磁極位置検出手段33と、流路抵抗の大小に関する情報を入力するスイッチなどに対応する入力手段34と、駆動回路Cのインバータ20を制御する制御部30とを有している。
インバータ20は、各相(a相、b相、c相)に対応する三対のスイッチング素子(アーム)を有する回路である。このスイッチング素子は、たとえばトランジスタなどを採用することができる。インバータ20は、予め設定された大きさの電圧(電流)及び予め設定された大きさの周波数を有する交流電力に変換(交流変換)し、負荷となる二相のモータ50に供給して駆動させる回路である。
電流検出部31は、たとえば平均化回路(図示省略)を有するものである。シャント抵抗23は、インバータ20のスイッチング時に直流母線に流れるパルス状の電流を、その電流に比例したパルス状電圧に変換し、電流検出部31の平均化回路に出力する。電流検出部31の平均化回路は、シャント抵抗23から入力されるパルス状電圧を、ローパスフィルタに通してインバータ20の直流母線に流れる電流の平均値相当に変換する。ここでいう直流母線電流とは、この電流の平均値に対応する量である。電流検出部31では、この直流母線電流の情報を制御部30に出力する。
上記は、スイッチング素子の制御の一例ではあるが、インバータ制御手段30Aは、適宜スイッチング素子のオンオフのタイミングを制御することで、電圧(電流)及び回転子の回転数を制御することができる。
インバータ制御手段30Aは、一定風量設定手段30Cに設定されている一対の数値と、回転数算出手段30Dで算出された回転子の回線数及びモータ電流算出手段30Eで算出されたモータ電流値とに基づいて、インバータ20を制御する。これについては、後述する。
第1の曲線Y1上には、流路抵抗の大きさに応じて設定された一対の数値L1〜一対の数値L5が設定されている。すなわち、一対の数値L1〜L5は、第1の曲線Y1上に位置している。同様に、第2の曲線Y2上には、流路抵抗の大きさに応じて設定された一対の数値T1〜T5が設定され、これらはいずれも第2の曲線Y2上に位置している。ここで、一対の数値L1から一対の数値L5に向かうにしたがって風路の流路抵抗が大きいということに対応している。同様に、一対の数値T1から一対の数値T5に向かうにしたがって風路の流路抵抗が大きいということに対応している。
モータ電流算出手段30Eは、電流検出部31から出力された直流母線電流値に基づいてモータ50に供給される電流値(モータ電流値)を算出するものである。モータ電流算出手段30Eで算出されたモータ電流値の情報は、インバータ制御手段30Aに出力される。
インバータ制御手段30Aは、一定風量設定手段30Cに設定されている一対の数値と、回転数算出手段30Dで算出された回転子の回線数及びモータ電流算出手段30Eで算出されたモータ電流値とを比較し、インバータ20の有するスイッチング素子のオンオフを制御するものである。たとえば、一対の数値における所定の回転数よりも、回転数算出手段30Dの回転数の方が小さい場合には、インバータ制御手段30Aは回転子の回転数が増大するようにインバータ20を制御する。なお、一対の数値における所定の回転数と回転数算出手段30Dの回転数との偏差が大きければ、インバータ制御手段30Aは、その分だけ回転子の回転数が増大するようにインバータ20を制御する。
図6は、本実施の形態1に係る送風機100が家屋200A及び家屋200Bに設置された状態の説明図である。ここで、送風機100は、図6(a)及び図6(b)では、キッチンコンロ152の上側のフード151に設置されている。図6(a)及び図6(b)では、キッチンコンロ152にユーザー153が立っている様子を一例として示している。また、図6(a)に示す家屋200Aのダクト152Aは、図6(b)に示す家屋200Bのダクト152Bよりも長い。このため、図6(a)に示す家屋200Aの方が、図6(b)に示す家屋200Bよりも流路抵抗が大きく、圧力損失が大きくなる。すなわち、図6(a)の家屋200Aの方が風量変動が大きくなりやすいということである。なお、ここでいう流路は、送風機100の本体101における流路と、ダクト152Aの流路とを合わせたものである。
本実施の形態1に係る送風機100は、記憶手段30Bに予め記憶されている一対の数値を満たすようにインバータ制御手段30Aが、インバータ20を制御するものである。なお、一対の数値には、流路抵抗の大小に応じた複数のものが存在している。サービスマンは、送風機100が設置される家屋などの状況に応じて、一対の数値を設定することができるということである。このため、送風機100が風量変動してしまうことを抑制することができる。
図7は、実施の形態2に係る送風機110の制御部30のブロック図である。図8は、実施の形態2に係る送風機110が家屋200Cに設置された状態の説明図である。図7及び図8を参照して実施の形態2に係る送風機100について説明する。なお、本実施の形態2では、実施の形態1と共通する構成については同一符号を付し、相違点について中心に説明するものとする。
本実施の形態2に係る送風機110は、本実施の形態1に係る送風機100と同様の効果を奏することに加えて次の効果を有する。すなわち、本実施の形態2に係る送風機110は、静圧の大小についての設定を送風機110側で実施することができ、予めサービスマンが静圧などを見積もる等の負担を軽減することができる。
また、本実施の形態2に係る送風機110は、第1の曲線Y1及び第2の曲線Y2に対応する演算式が記憶されているので、よりきめ細やかに、静圧の大小に対応することができ、より確実に静圧変動を抑制することができる。
図9は、本実施の形態3に係る送風機111の模式図である。図10は、本実施の形態3に係る送風機111を有するHEMSを備えた家屋の模式図である。図11は、本実施の形態2に係る送風機111の制御部30のブロック図である。図9〜図11を参照して実施の形態3に係る送風機111について説明する。なお、本実施の形態3では、実施の形態1、2と共通する構成については同一符号を付し、相違点について中心に説明するものとする。
本実施の形態3に係る送風機111は、通信手段30Gを有するため、外部からの運転制御が容易になっている。たとえば、住宅や、物全体の空調設備との連動制御により空調負荷を増大させないような換気コントロールが容易になったり、空調機との協調運転などが容易に実現できるため快適な環境づくりを余分なエネルギー消費を抑制しながら達成することができる。
Claims (5)
- 家屋に設置された任意の風路長のダクトに取り付けられた送風機であって、
空気が流れ、前記ダクトと連通する流路が形成された本体と、
二相の固定子巻線を有する固定子と、永久磁石を有し、前記固定子の内側に配置された回転自在の回転子とを有し、前記本体に設けられたDCブラシレスモータと、
前記DCブラシレスモータに設けられたファンと、
直流電圧を交流電圧に変換して前記DCブラシレスモータに前記交流電圧を供給する三相のインバータと、
前記インバータをPWM制御する制御部と、
前記インバータの直流母線に接続されたシャント抵抗と、
前記シャント抵抗を流れる直流母線電流を検出するのに利用される電流検出部と、
前記回転子の磁極の位置を検出する磁極位置検出部と、
前記ダクトの中に設けられ静圧を検出する静圧検出手段と、
を備え、
前記制御部は、
前記ダクトの流路抵抗が異なっても前記ファンの風量が設定された風量になるように、モータ電流値と前記モータ電流値に対応する前記回転子の回転数とから構成される一対の数値が記憶されている記憶手段と、
前記モータ電流値及び前記回転数が、前記一対の数値になるように前記インバータを制御するインバータ制御手段と、
前記直流母線電流に基づいて前記モータ電流値を算出するモータ電流算出手段と、
前記磁極位置検出部の検出結果に基づいて前記回転数を算出する回転数算出手段と、
前記静圧検出手段の検出結果に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記一対の数値を設定する一定風量設定手段とを有し、
前記インバータ制御手段は、
算出された前記モータ電流値及び前記回転数と、予め設定されている前記一対の数値とに基づいて前記インバータを制御する
ことを特徴とする送風機。 - 前記記憶手段は、
前記DCブラシレスモータの故障に関する情報を記憶する
ことを特徴とする請求項1に記載の送風機。 - 前記制御部は、
前記記憶手段に記憶されている前記DCブラシレスモータの故障に関する情報を出力し、前記一対の数値に関する情報を入出力する通信手段を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の送風機。 - 前記通信手段は、
出力された前記一対の数値の情報を前記一定風量設定手段に出力する
ことを特徴とする請求項3に記載の送風機。 - 前記制御部は、
前記DCブラシレスモータ内に内蔵されている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の送風機。
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