JP6324015B2 - 回転電機の製造方法 - Google Patents

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この発明は、例えば電動機や発電機などの回転電機の製造方法に関し、特に、電機子コイルを構成する導体線の形状に関するものである。
近年、電動機や発電機などの回転電機において、低速大トルクから高速低回転まで、幅広い動作範囲を運転することが求められている。広い動作範囲を確保するためには、大トル領域では、電機子コイルに大電流を流し、高速領域では、電機子コイルに高い周波数の電流を流すことになる。しかしながら、高い周波数の電流を電機子コイルに流す場合、電流密度が導体の表面で高く、表面から離れると低くなるという表皮効果により、電流が導体の表面に集中し、導体の交流抵抗が高くなるという問題があった。
このような状況を鑑み、複数の導体線を中空導体管内に収納し、導体線同士および導体線と中空導体管とを絶縁被膜を介して一体化して、表皮効果による影響を低減した従来の多芯電線が提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−146473号公報
従来の多芯電線では、絶縁被膜が導体線を構成する導体同士の間および導体線を構成する導体と中空導体管との間に配設されているので、占積率が低下する。そこで、大電流を従来の多芯電線に流した場合、導体が過度に発熱し、絶縁被膜が劣化するという課題があった。
また、従来の多芯電線では、複数本の導体線を束ねて中空導体管に収納し、複数本の導体線が収納された中空導体管を引き抜き加工などにより所望の外径形状に成形しているので、取り扱いが煩雑で、生産性が低下するという課題もあった。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、1本の導体に絶縁被膜を被覆して作製される導体線の導体形状を工夫し、表皮効果による抵抗の増大を抑制しつつ占積率を高めて、導体の過度な発熱に起因する絶縁被膜の劣化を抑えることができるとともに、高い生産性が得られる回転電機の製造方法を得ることを目的とする。
この発明による回転電機の製造方法は、断面が矩形である導体の少なくとも1側面に、膜厚が角部から中央部に向かって漸次厚くなるように絶縁被膜を被覆する工程と、上記導体の少なくとも1側面を、上記絶縁被膜を介して凹面にプレス成形する工程を含む
この発明によれば、導体線が1本の導体に絶縁被膜を被覆して形成されている。そこで、導体線を複数本の導体の束により構成することに起因する煩雑な製造工程が不要となり、導体線の生産性が高められる。また、導体線を複数本の導体の束により構成することにおける導体間の絶縁被膜が不要となり、導体線における導体の占積率が高められ、導体の低抵抗化が図られるので、導体の過度な発熱に起因する絶縁被膜の劣化が抑えられる。さらに、導体の矩形断面の少なくとも1辺で構成される側面が凹面に形成されているので、矩形断面の4辺で構成される4つの側面が平坦面に形成される導体に比べて、導体の表層の面積が増大し、表皮効果による抵抗の増加を抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係る回転電機を示す片側断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における電機子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における電機子を内径側から見た要部平面図である。 図3のIV−IV矢視断面図である。 図4のA部拡大図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における導体線の効果を説明する断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される導体線の第1の製造方法を説明する断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される導体線の第2の製造方法を説明する断面図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機に適用される導体線を示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機に適用される導体線の製造方法を説明する断面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機に適用される導体線を示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機における導体線がスロットに収納されている状態を示す断面図である。
以下、本発明による回転電機の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る回転電機を示す片側断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における電機子を示す斜視図、図3はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における電機子を内径側から見た要部平面図、図4は図3のIV−IV矢視断面図、図5は図4のA部拡大図、図6はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における導体線の効果を説明する断面図である。
図1において、回転電機100は、有底円筒状のフレーム2およびフレーム2の開口を塞口する端板3を有するハウジング1と、フレーム2の円筒部に内嵌状態に固着された電機子10と、フレーム2の底部および端板3にベアリング4を介して回転可能に支持された回転軸6に固着されて、電機子10の内周側に回転可能に配設された回転子5と、を備えている。
回転子5は、軸心位置に挿通された回転軸6に固着された回転子鉄心7と、回転子鉄心7の外周面側に埋設されて周方向に等ピッチで配列され、磁極を構成する永久磁石8と、を備えた永久磁石型回転子である。なお、回転子5は、永久磁石式回転子に限定されず、絶縁しない回転子導体を、回転子鉄心のスロットに収納して、両側を短絡環で短絡したかご形回転子や、絶縁した導体線を回転子鉄心のスロットに装着した巻線形回転子を用いてもよい。
つぎに、電機子10の構成について具体的に図2から図5を参照しつつ説明する。
電機子10は、図2および図3に示されるように、電機子鉄心11と、電機子鉄心11に装着された電機子コイル13と、電機子鉄心11のスロット11cに装着されるスロットセル12と、を備えている。スロットセル12は、例えばポリイミドフィルムをメタ系アラミド繊維で挟み込んで作製された長方形のシートを曲げ成形してコ字状に形成され、スロット11c内に挿入され、電機子鉄心11と電機子コイル13を電気的に隔離する。
電機子鉄心11は、薄い電磁鋼板を積層一体化して作製され、円環状のコアバック11aと、それぞれコアバック11aの内周壁面から径方向内方に突出して、周方向に等角ピッチで配列された複数のティース11bと、コアバック11aと隣り合うティース11bにより形成されるスロット11cと、を備えている。ティース11bは、周方向幅が径方向内方に向って漸次狭くなる先細り形状に形成されており、電機子鉄心11の軸心と直交するスロット11cの断面が長方形となっている。
導体線14は、銅やアルミで作製された1本の導体15と、導体15に被覆された絶縁被膜16と、を備える。電機子コイル13は、それぞれ、1本の導体線14をスロット11cに通して電機子鉄心11に巻かれた複数の巻線を備える。導体線14は、スロット11cに収納されるスロット挿入部14aと、異なるスロット11cに収納されたスロット挿入部14a間を電機子鉄心11の軸方向外側で連結するコイルエンド部14bと、を備える。そして、図4に示されるように、スロットセル12がスロット11c内に収納され、8本のスロット挿入部14aが、矩形断面の長辺の長さ方向を周方向に向けて、互いに接して径方向に1列に並んでスロットセル12内に収納される。なお、図示していないが、ワニス等の樹脂がスロット11c内に含浸され、スロット挿入部14aおよびスロットセル12が電機子鉄心11に固定されている。
導体線14(スロット挿入部14a)は、図5に示されるように、4辺を直線、かつ4隅を外側に突き出る凸曲線とする矩形の断面形状に形成されている。また、導体15は、4辺を内側に窪んだ凹曲線、かつ4隅を外側に突き出る凸曲線とする矩形の断面形状に形成されている。そして、導体15の矩形断面の長辺が、導体線14の矩形断面の長辺に相対する。絶縁被膜16の外輪郭が導体線14の矩形断面の外輪郭となる。なお、図5では、スロット挿入部14aの断面形状を示しているが、コイルエンド部14bも、スロット挿入部14aと同じ断面形状に形成されている。ここで、断面形状とは、導体線14の長さ方向と直交する断面形状である。矩形とは、各辺が直線で構成される長方形のみならず、各辺が凹曲面や凸曲面で構成される略長方形を含み、さらに角が丸みを帯びた略長方形も含む。
この実施の形態1によれば、導体15は、矩形断面の各辺で構成される側面が凹面となっているので、図6に点線で示される、矩形断面の各辺で構成される側面が平坦面となっている導体17に対し、導体15の表層の面積が増大する。これにより、導体15は、導体17に比べ、表皮効果による抵抗の増加を抑制することができる。そこで、大電流を流した際に、導体15の過度の温度上昇が抑えられ、絶縁被膜16の劣化を防止することができる。
導体線14が、絶縁被膜16を1本の導体15に被覆して作製されているので、特許文献1のように複数本の導体間に絶縁被膜を設ける必要がなく、導体線14における導体15の占める割合(占積率)が大きくなり、導体15の低抵抗化が図られる。そこで、大電流を流した際に、導体15の過度の温度上昇が抑えられ、絶縁被膜16の劣化を防止することができる。また、導体線14の作製が容易となり、低コスト化が図られる。
導体線14のスロット挿入部14aが矩形断面に形成されている。そこで、スロット挿入部14aをスロット11cに径方向に重ねて収納しやすくなり、導体線14の装着性が高められ、電機子10の生産性が高められる。また、スロット挿入部14aをスロット11cに隙間無く収納でき、スロット11cにおける導体15の占める割合(占積率)が大きくなるので、大電流を導体線14に流すことができ、大トルクの回転電機100を実現できる。
つぎに、導体線14の製造方法について説明する。図7はこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される導体線の第1の製造方法を説明する断面図であり、図7の(a)は絶縁被覆前の状態を示し、図7の(b)は絶縁被覆後の状態を示している。図8はこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される導体線の第2の製造方法を説明する断面図であり、図8の(a)はプレス成形前の状態を示し、図8の(b)はプレス成形後の状態を示している。
第1の製造方法では、図7の(a)に示されるように、4辺を内側に窪んだ凹曲線、かつ4隅を外側に突き出る凸曲線とする矩形断面の導体15を押し出し加工や引き抜き加工などにより作製する。ついで、導体15にエナメルワニスを焼付けて、絶縁被膜16で導体15を被覆した導体線14を作製する。この導体線14は、図7の(b)に示されるように、4辺を直線、かつ4隅を外側に突き出る凸曲線とする矩形断面に形成されている。なお、エナメルワニスの焼付けに替えて、例えば粉体塗装により粉末塗料を導体15に付着させ、加熱して、絶縁被膜16を導体15に形成してもよい。
第2の製造方法では、図8の(a)に示されるように、4辺を直線、かつ4隅を外側に突き出る凸曲線とする矩形断面の導体17を押し出し加工や引き抜き加工などにより作製し、その後、エナメルワニスを焼付けて、絶縁被膜16Aで導体17を被覆した導体線18を作製する。この絶縁被膜16Aは、導体17の各側面上に、膜厚が角部から中央部に向かって漸次厚くなるように被覆されている。ついで、導体線18の4側面に、側面と直交する方向からプレスなどにより金型80を押し当てる。これにより、図8の(b)に示されるように、導体17は、各側面が角部から中央部に向かって漸次内側に窪んだ凹曲面となった導体15に塑性変形される。このように作製された導体線14は、4辺を直線、かつ4隅を外側に突き出る凸曲線とする矩形断面に形成されている。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2に係る回転電機に適用される導体線を示す断面図、図10はこの発明の実施の形態2に係る回転電機に適用される導体線の製造方法を説明する断面図である。
図9において、導体線20は、相対する2長辺を直線、相対する2短辺を内側に窪んだ凹曲線、かつ4隅を外側に突き出る凸曲線とする矩形断面に形成された導体21と、導体21を覆うように被覆され、4辺を直線、かつ4隅を外側に突き出る凸曲線とする矩形の外輪郭に形成された絶縁被膜22と、を備える。
なお、実施の形態2は、導体線14に替えて導体線20を用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態2では、導体21は、矩形断面の相対する2短辺で構成される側面が凹面となっているので、矩形断面の各辺で構成される側面が平坦面となっている導体17に対し、導体21の表層の面積が増大する。また、導体線20が、絶縁被膜22を1本の導体21に被覆して作製されている。さらに、導体線20が矩形断面に形成されている。したがって、実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
つぎに、導体線20の製造方法について説明する。
まず、4辺を直線、かつ4隅を外側に突き出る凸曲線とする矩形断面の導体17を押し出し加工や引き抜き加工などにより作製し、その後、エナメルワニスを焼付けて、絶縁被膜16Bで導体17を被覆した導体線19を作製する。この絶縁被膜16Bは、図10に示されるように、導体17の一方の相対する2側面上に均一な厚みに、かつ他方の相対する2側面上に、膜厚が角部から中央部に向かって漸次厚くなるように、被覆されている。ついで、金型(図示せず)を導体線19の一方の相対する2側面に接するように配置する。ついで、図10に示されるように、導体線19の他方の相対する2側面に、その側面と直交する方向からプレスなどにより金型80を押し当てる。これにより、導体17は、他方の相対する2側面が角部から中央部に向かって漸次内側に窪んだ凹曲面となった導体21に塑性変形され、図9に示される導体線20が作製される。
導体線20は、相対する2側面のみが凹面となっているので、上記実施の形態1に比べて、簡易な設備で導体線20を製造することができる。
実施の形態3.
図11はこの発明の実施の形態3に係る回転電機に適用される導体線を示す断面図、図12はこの発明の実施の形態3に係る回転電機における導体線がスロットに収納されている状態を示す断面図である。
図11において、導体線23は、一方の相対する2長辺を外側に突き出る凸曲線、他方の相対する2短辺を内側に窪んだ凹曲線、かつ4隅を外側に突き出る凸曲線とする矩形断面に形成された導体24と、導体24を覆うように被覆され、一方の相対する2長辺を外側に突き出る凸曲線、他方の相対する2短辺を直線、かつ4隅を外側に突き出る凸曲線とする矩形の外輪郭に形成された絶縁被膜25と、を備える。
なお、実施の形態3は、導体線14に替えて導体線23を用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態3では、導体24は、矩形断面の相対する2辺で構成される側面が凹面となっているので、矩形断面の各辺で構成される側面が平坦面となっている導体17に対し、導体線23の表層の面積が増大する。また、導体線23が、絶縁被膜25を1本の導体24に被覆して作製されている。さらに、導体線23が矩形断面に形成されている。したがって、実施の形態3においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
ここで、上記実施の形態2では、金型を導体線19の相対する2長辺で構成される2側面に接するように配置して、導体線19の相対する2短辺で構成される2側面に、その側面と直交する方向からプレスなどにより金型80を押し当てている。この実施の形態3では、導体線19の相対する2長辺で構成される2側面に接するように配置させる金型を取り外し、導体線19の相対する2短辺で構成される2側面に、その側面と直交する方向からプレスなどにより金型80を押し当てる。これにより、拘束されていない導体線19の相対する2側面が、角部から中央部に向かって漸次外側に突き出る凸面に成形され、導体線23が作製される。
この実施の形態3では、この導体線23を用いて作製された電機子コイルが電機子鉄心に装着される。導体線23は、導体24の矩形断面の長辺で構成される側面が凸面に形成され、導体24の矩形断面の短辺で構成される側面が凹面に形成されている。そして、図12に示されるように、8本のスロット挿入部23aが、矩形断面の長辺の長さ方向を周方向に一致させて、互いに接して径方向に1列に並んで、スロット11cに装着されたスロットセル12内に収納されている。
この実施の形態3によれば、8本のスロット挿入部23aが、矩形断面の長辺で構成される側面(凸面)同士を互いに接して径方向に1列に並んで、スロットセル12内に収納されている。そこで、隙間Sが、図12に示されるように、径方向に隣り合うスロット挿入部23aの側面(凸面)間に形成されるので、ワニスのスロット11c内への含浸が容易となり、生産性が向上される。また、スロット11c内へのワニス含浸量が多くなるので、電機子コイルが電機子鉄心11に強固に固定され、振動などに起因する絶縁被膜25の損傷発生を抑制できる。
また、8本のスロット挿入部23aの矩形断面の短辺で構成される側面(平坦面)がスロットセル12を介してスロット11cの内周面に接している。そこで、導体線23での発熱はスロットセル12およびスロット11cの内壁面を介して電機子鉄心11に伝達されるので、導体線23の過度の温度上昇が抑制される。
なお、上記各実施の形態では、導体線の長さ方向の全域において、導体の矩形断面の4辺または相対する2辺で構成される側面が凹面に形成されているが、導体線の長さ方向の少なくとも1部において、導体の矩形断面の少なくとも1辺で構成される側面が凹面に形成されていればよい。また、導体線のスロット挿入部のみ、導体の矩形断面の少なくとも1辺で構成される側面が凹面に形成されていてもよい。
10 電機子、11 電機子鉄心、11c スロット、13 電機子コイル、14 導体線、14a スロット挿入部、15 導体、16 絶縁被膜、20 導体線、21 導体、22 絶縁被膜、23 導体線、24 導体、25 絶縁被膜。

Claims (1)

  1. 断面が矩形である導体の少なくとも1側面に、膜厚が角部から中央部に向かって漸次厚くなるように絶縁被膜を被覆する工程と、
    上記導体の少なくとも1側面を、上記絶縁被膜を介して凹面にプレス成形する工程を含むことを特徴とする回転電機の製造方法。
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