JP6323983B2 - 開閉装置 - Google Patents
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Description
通路用開口部を開閉する開閉体と、前記通路用開口部の上方側の不動部位に横幅方向へ連続するように固定されたガイドレールと、前記ガイドレールに掛合して前記横幅方向へ移動するとともに下方側に前記開閉体を吊持した移動支持部とを備え、前記移動支持部の前記横幅方向への移動により前記開閉体を開閉動作するようにした開閉装置において、前記ガイドレールの下方側に、前記ガイドレールよりも幅広に形成されるとともに前記横幅方向へ連続する受部を設け、該受部によって落下物を受けるようにし、前記開閉体を、前記通路用開口部を横幅方向へ開閉する引戸とし、この引戸の上端部に、前記受部を設け、開放した際の前記開閉体を収納する戸袋部を備え、前記受部の一端部を前記戸袋部側に突出させるとともに、その突出部分を前記戸袋部の横幅方向の全長よりも短くしたことを特徴とする開閉装置。
この構成によれば、火災時等の熱でガイドレールやガイドレール付近のものが溶融して落下しても、その際の落下物を受部によって受けることができ、ひいては、該落下物が床面等に落ちて火種となるようなことを防ぐことができる。
この構成によれば、火災時等の落下物を引戸上端の受部によって受けることができる。
この構成によれば、移動支持部の構成物が溶融したり脱落して落下した場合には、この落下物が床面に落ちるのを受部によって効果的に防ぐことができる。
この構成によれば、受部上に落ちた落下物が、該受部上からこぼれ落ちるのを突片部によって防ぐことができる。
この構成によれば、受部上に落ちた落下物が、該受部における横幅方向の一端側からこぼれ落ちるのを突片部によって防ぐことができる。
この構成によれば、受部上に落ちた落下物が、該受部における横幅方向の一端側からこぼれ落ちる場合に、この落下物を、開閉体の戸尻から離して戸袋側に落下させることができる。ひいては、落下物が通路用開口部側に落下して飛び散り火種となるのを防ぐことができる。
この構成によれば、前記開口部の内縁と前記開閉体面との間の隙間から、前記上側横枠内に火炎が侵入するのを受部によって防ぐことができる上、高熱によって上側横枠内のものが溶融や脱落等した場合であっても、この溶融や脱落等による落下物が前記開口部を通過するのを受部によって阻むことができる。
以下の開閉装置は、病院や、ビル、住宅、倉庫、工場、車両の荷台等の構築・構造物における開口部分に配設され、開閉体をガイドレールに吊り下げて略水平方向へ略直線的に移動させる、上吊方式の引戸装置に適用した一例として説明する。
この開閉装置1は、枠体10内(詳細には上側横枠11内)のガイドレール11cの下方側に、ガイドレール11cよりも幅広の(図示例によれば開閉体厚さ方向(図2の左右方向)の幅が広い)受部11gと、該受部11gよりも下側に位置する上端側防炎補助部材22(受部)を備え、これら二重の受部11g,22によって、火災時に溶融や脱落等した落下物を受けるようにしている。
この枠体10は、図1に示す一例によれば、その枠内の左側部分に通路用開口部Aを配置し、同枠内の右側部分に、引戸20を収納するための戸袋部Bを配置し、構築構造物等の開口部内縁に嵌め合せられるとともに、戸袋部Bを前記構築構造物等の壁内に埋め込んでいる。
防火板11b2は、その上端側にフック状の掛止部11b21(図3及び図12(b)参照)を有し、この掛止部11b21を戸袋部B内側へ凹ませて、基部11b1に引っ掛け溶接固定している(図3参照)。
また、戸袋部B内の底部には、縦断面凹状の底部材11qが戸幅方向へ連続して設けられる。この底部材11qは、耐火性の金属板からなり、火災時に落下した溶融物等が建物等の床面に接触して引火等の原因になるのを防ぐ。
また、この受部11gは、図2に示すように、ガイドレール11c及び吊車24を、該吊車24の軸方向において下方側から覆うように上側横枠11の内面から開閉体厚さ方向へ突出しており、その突端側に、上方向きの突片部11g1を有する。この突片部11g1は、受部11gの前記突端側を上方に曲げてなり、開閉体横幅方向へわたって受部11gと一体に構成され、吊車24や支持ブラケット23との干渉や当接を避けるために、吊車24と支持ブラケット23の間に入り込むように位置する。
そして、この受部11gは、火災時の高熱により、ガイドレール11c、吊車24、制動装置11d、駆動装置11e(図5参照)等が溶融した場合に、その溶融物を下方から受け、該溶融物が床面等に落下して飛び散るのを防ぐ。
枠体側突片部11a11,11a21の各々は、上側横枠11の開口側部位11a(図1参照)の下端面において、引戸20を挿入する開口部の縁(図2参照)を、引戸20面に近接した位置で上方へ折り曲げることで形成され、引戸20の横幅方向へ連続している。
なお、図4中、符号12bは、火災時に戸先側縦枠12が熱変形するのを防ぐ板状の補強材であり、上下方向に間隔を置いて複数溶接されている。
そして、中央側縦枠13における前記開口部内側には、図4に示すように、引戸20を挟んで戸厚方向の両側に位置するように、枠体側突片部13a,13aが設けられる。
これら枠体側突片部13a,13aの各々は、中央側縦枠13の前記開口部の内縁から引戸20面側へ突出するとともに、引戸20面に沿って戸尻方向へ折れ曲った横断面略L字状に形成され(図4参照)、通路用開口部Aの上下方向の略全長にわたり連続している。
なお、図3及び図4中、符号11pは、防火板11b2,11b3,11b4を、基部11b1やその他のパネル材等に溶接する溶接部である。この溶接部11pは、外壁材x内面との干渉を避けるように、防火板11b2,11b3,11b4を部分的に戸袋部B内側へ凹ませた部分に設けられる。
また、上端側防炎補助部材22の戸尻側には、引戸20の戸尻側端部から戸袋部B内側へ突出して(図8参照)、火災時の溶融物が戸袋部B内で戸尻近傍に落下するのを防ぐ戸尻側突出部22cが設けられる。
上端側防炎補助部材22の材質は、耐熱性及び耐腐食性の良好な材料であればよく、例えば、亜鉛メッキ鋼板等とされる。
特に好ましくは、図1に示すように、上側に位置する受部11gの突出部分11g11を、その下側の戸尻側突出部22cよりも戸袋部B内側へ突出するように形成する。この構成によれば、全閉状態において、火災時の溶融物等の落下物が突出部分11g11に落下し、さらに突出部分11g11からこぼれ落ちたとしても、その落下物を、戸尻側突出部22c上に留まらせることなく、比較的被引火物の少ない戸袋部B内の奥側へ落下させることができる。
なお、他例としては、受部11gの突出部分11g11と、戸尻側突出部22cとのうち、その一方または双方を、戸尻から突出させない構成とすることも可能である。
この引戸側突片部22aは、引戸20における横幅方向の略全長にわたって連続している。
この上向き突片部22bは、ガイドレール11c、吊車24及び支持ブラケット23等を、開閉体厚さ方向の略全長に連続して覆うことで、例えば、火災時にガイドレール11c(アルミニウム合金)や吊車24(合成樹脂材材料)が溶融して落下した場合に、これらを開閉体厚さ方向へこぼれ落ちないように受ける。
戸先側突片部22fは、火災時の溶融物が戸先側へ落下するのを阻んで、その落下量を最小限にする。また、戸尻側突片部22gは、火災時の溶融物が戸尻側へ落下するのを防ぐ。
支持ブラケット23及び吊車24は、引戸本体21(詳細には上端側防炎補助部材22)の上端面に、開閉体横幅方向へ間隔を置いて複数(図示例によれば二つ)支持される。
支持ブラケット23は、図示例によれば、断面L字状の金具であり、その底片部分を引戸本体21上端に固定するとともに、上方へ突出する垂直状片部分に、吊車24を回転自在に支持している。
吊車24は、例えば、合成樹脂材料等から薄肉円柱状に形成され、その外周面をガイドレール11c上で転動させるように係合している。
引戸20上端側の迂回路s1は、図13に示すように、引戸20上端から戸厚方向へ突出して下方へ向く引戸側突片部22aや、上側横枠11の下端側から突出して引戸面と引戸側突片部22aとの間に下方から入り込む枠体側突片部11a21,11a11、上側横枠11内の空間等によって構成される。そして、この迂回路s1は、引戸20を挟む一方の空間と他方の空間(例えば、図13の引戸20左右の空間)を、上側横枠11内を介して連通している。
より詳細に説明すれば、この迂回路s1は、図13に二点鎖線で示すように、引戸20の戸厚方向の一方側(図13によれば右側)においては、引戸20面と枠体側突片部11a21の間に侵入した流体を、上端側防炎補助部材22に当てて、侵入方向に対する逆方向(図13によれば下方)へ略Uターン状に曲げ、枠体側突片部11a21と引戸側突片部22aの間を前記逆方向へ通過させた後、上側横枠11内の底面に当てて曲げ、前記侵入方向(図13によれば上方)へ戻して上側横枠11内へ導く、略蛇行状の経路を形成している。同様に、引戸20の戸厚方向の他方側(図13によれば左側)の迂回路s1も、前記と対称の略蛇行状の経路を形成している。
より詳細に説明すれば、この迂回路s2は、図14に二点鎖線で示すように、引戸20の戸厚方向の一方側(図14によれば下側)においては、引戸20面と枠体側突片部13aの間に侵入した流体を、戸尻側防炎補助部材25に当てて、侵入方向に対する逆方向(図14によれば左方向)へ略Uターン状に向け、枠体側突片部13aと引戸側突片部25aの間を前記逆方向へ通過させた後、中央側縦枠13内面に当てて曲げ、前記侵入方向(図14によれば右方向)へ戻して戸袋部B内へ導く、略蛇行状の経路を形成している。同様に、引戸20の戸厚方向の他方側(図14によれば上側)の迂回路s2も、前記と対称の略蛇行状の経路を形成している。
同図13中、符号21dは、引戸幅方向へ連続する断面コ字状の骨材であり、その戸厚方向の両端面に表面板21b,21cを接着している。
同図13中、符号21eは、引戸幅方向へ連続する断面コ字状の補強材であり、引戸本体21の上端部に厚み方向へ跨って嵌り合うことで、火災時の高熱により表面板21b,21cが骨材21dから剥がれるのを防ぐ。
同図14中、符号21gは、引戸本体21の戸尻側の外面に沿って上下方向へ連続する断面コ字状の補強材であり、引戸本体21の戸尻側端部に厚み方向へ跨って嵌り合うことで、火災時の高熱により表面板21b,21cが骨材21fから剥がれるのを防ぐ。
同図15中、符号21b1,21c1は、表面板21b,21cの下端側を、それぞれ潰し曲げしてなる断面略U字状の曲げ部である。これら曲げ部21b1,21c1は、それぞれ、骨材21hの下端縁に凹状に嵌り合うことで、火災時の高温によって表面板21b,21cが骨材21hから剥がれるのを防ぐ。
特に、図10の引戸20の下面図に示すように、曲げ部21b1,21c1と補強材21mの隙間c、曲げ部21b1,21c1と補強材21gの隙間c、骨材21hと補強材21mの隙間c、骨材21hと補強材21gの隙間cは、何れも0mm又は0mmに近い寸法に設定される。よって、火災時等の高熱により引戸本体21内のガスが前記隙間cから外部へ流出するのを防ぐことができる。
同図6中、符号21i,21jは、小窓27の枠材27aを受ける骨材である。これら骨材21i,21jは、図8に示すように、引戸本体21の上下方向の略全長にわたって連続している。特に、戸尻側の骨材21jは、引戸本体21内の戸尻側に上下方向に連続する通路状の空間を確保し、この空間によって、火災時に発生したガスを横幅方向や下方へ逃がさずに上方のガス抜き孔22dへ導く(図8の二点鎖線参照)。
なお、引戸20の補強を目的に引戸20内に一つ又は複数の長尺状の骨材や補強材等を組み込む場合、引戸20の上下方向及び横幅方向等、連続する方向を任意とすることが可能であるが、特に、引戸20内に発生したガスの上方への移動を妨げないようにするためには、図示例の骨材21i,21jのように、連続する方向が上下方向又は略上下方向となるようにするのが好ましい。さらに、前記骨材や補強材等の上端部の位置は、ガス抜き孔22dを塞ぐのを避けた位置とするのが好ましい。
すなわち、仮に補強材21k2を有さない構造であった場合には、火災時の高温により、骨材21k1が戸厚方向の内側へ変形するおそれがあるが、このような熱変形を、断面略コ字状の補強材21k2によって阻むことができる。
引戸20の全閉状態において、通常時は、上側横枠11と引戸20の間には、隙間が確保されるため、この隙間によって、引戸20内外の通気性も確保できる上、引戸20の開閉動作性を良好に維持することができる(図2参照)。
また、万が一、火災等の発生により、火炎が前記隙間から上側横枠11内に侵入しようとした場合には、この火炎の侵入を、前記隙間に形成される迂回路s1や、引戸側突片部22a等が阻む(図13参照)。
このようにして、落下した落下物は、先ず、上側横枠11に一体的に固定された受部11gによって受けられ、この際に、受け切れなかった場合等には、引戸20の上端側防炎補助部材22(受部)や、上側横枠11内下端側の凹状の内面等によって受けられる(図2参照)。
特に、通過物等によって被引火物が比較的多い通路用開口部A側では、その上方に、上側横枠11に固定された受部11gと、引戸20の上端側防炎補助部材22(受部)とが二重壁状に配置されるため、前記落下物の落下が効果的に阻まれる。
また、受部11gの突出部分11g11、及び上端側防炎補助部材22の戸尻側突出部22cを、戸袋部B内に部分的に突出させるようにしているため、前記溶融物等の落下物は、戸袋部B内へは落下する可能性がある。しかしながら、戸袋部B内への落下物は、前記突出部分11g11及び戸尻側突出部22cによって、通路用開口部Aから戸袋部B内奥側へ離れた位置に落下する。このため、このような落下物が、通路用開口部A近傍の被引火物や、床面のガイドローラ26等を引火する火種となるのを防ぐことができる。また、前記溶融物等が戸袋部B内へ落下した場合であっても、戸袋部B内は比較的被引火物が少ないので、発火等の可能性を少なくすることができる。
上述した開閉装置1(図1参照)が構築構造物の壁部の厚みt内に引戸20(開閉体)を配置しているのに対し、以下に示す開閉装置2(図16参照)は、構築構造物の壁部から厚み方向へ突出するように引戸20’(開閉体)を配置している(面付けタイプと呼称される)。
なお、この枠体10’の前記上側横枠は、上記上側横枠11と略同様の基本構造を有しており、ガイドレール11c、受部11g及び移動支持部20a等を内在する。
そして、この枠体10’の前記上側横枠(図示せず)と引戸20’との間には、上記開閉装置1と略同様にして迂回路が形成され(図13参照)、また、全閉時の引戸20’の戸尻側部分と戸尻側縦枠14’との間には、後述する迂回路s3が形成される(図16参照)。
この戸先側縦枠12’内には、図16に破線で示すように、戸厚方向へわたる横断面略L字状の補強材12b’が固定される。この補強材12b’は、上下方向に間隔を置いて複数配設され、枠体10’の引戸20’側の部分(図16における下側部分)が火災時の熱変形により横幅方向(図16によれば左方向)へ広がってしまうのを防ぐ。
この中央側縦枠13’における戸厚方向の一端側(図16によれば下端側)には、戸厚方向へ突出するとともに戸尻方向へ向くように枠体側突片部13a’が設けられる。この枠体側突片部13a’は、上下方向へ連続して設けられ、迂回路s3(図16参照)を構成する。
なお、図16中、符号13b’は、中央側縦枠13’の熱変形を防ぐ補強材である。
堤部22e’は、戸先側及び戸尻側の突片部22f,22gと同構成の部材であり、ガス抜き孔22dを間に置くようにして一対に設けられ、火災時等に引戸20上方から落下した溶融物がガス抜き孔22d内へ侵入するのを阻む。
10,10’:枠体
11:上側横枠
11c:ガイドレール
11g:受部
11g1:突片部
20a:移動支持部
20,20’:引戸(開閉体)
21:引戸本体
22,22’:上端側防炎補助部材(受部)
22b:上向き突片部
22c:戸尻側突出部
22g:戸尻側突片部
22f:戸先側突片部
A:通路用開口部
B:戸袋部
Claims (4)
- 通路用開口部を開閉する開閉体と、前記通路用開口部の上方側の不動部位に横幅方向へ連続するように固定されたガイドレールと、前記ガイドレールに掛合して前記横幅方向へ移動するとともに下方側に前記開閉体を吊持した移動支持部とを備え、前記移動支持部の前記横幅方向への移動により前記開閉体を開閉動作するようにした開閉装置において、
前記ガイドレールの下方側に、前記ガイドレールよりも幅広に形成されるとともに前記横幅方向へ連続する受部を設け、該受部によって落下物を受けるようにし、
前記開閉体を、前記通路用開口部を横幅方向へ開閉する引戸とし、この引戸の上端部に、前記受部を設け、
開放した際の前記開閉体を収納する戸袋部を備え、前記受部の一端部を前記戸袋部側に突出させるとともに、その突出部分を前記戸袋部の横幅方向の全長よりも短くしたことを特徴とする開閉装置。 - 前記受部は、開閉体厚さ方向の両端部を前記開閉体の表裏面から突出しており、この突出する両端側には、それぞれ、上方へ突出する上向き突片部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
- 前記通路用開口部の上方側に、前記通路用開口部の横幅方向へわたって内部が中空状の上側横枠を設けるとともに、この上側横枠内に、前記ガイドレール及び前記移動支持部を備え、
前記上側横枠内の下端面には、前記開閉体の上端部側を挿入する開口部が設けられ、
前記受部は、開閉体厚さ方向において両端側の前記上向き突片部の間隔が前記開口部の間隔よりも大きく、前記開口部を上方側から覆っていることを特徴とする請求項2記載の開閉装置。 - 前記両端側の前記上向き突片部が、開閉体厚さ方向において前記移動支持部の両側に位置することを特徴とする請求項2又は3記載の開閉装置。
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