JP6323103B2 - パワーモジュール用基板及びヒートシンク付パワーモジュール用基板 - Google Patents

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Description

本発明は、大電流、高電圧を制御する半導体装置に用いられるパワーモジュール用基板及びヒートシンク付パワーモジュール用基板に関する。
従来のパワーモジュール用基板として、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されているように、絶縁層となるセラミックス基板の一方の面にアルミニウム板等の回路板(回路層)が接合されるとともに、セラミックス基板の他方の面にアルミニウム板等の金属板(金属層)が接合された構成のものが知られている。そして、この金属層に、アルミニウム合金や銅合金製のヒートシンクが接合されたヒートシンク付パワーモジュール用基板が製造されている。
このように構成されるヒートシンク付パワーモジュール用基板においては、特許文献1に示されるように金属板の純度を98.00%以上99.90%以下に形成することや、特許文献2に示されるように金属層においてセラミックス板とのろう付け面と反対の表面側のFe濃度を0.1wt%以上とすることで、パワーモジュール用基板の金属層とヒートシンクとの接合信頼性を高めることができる。
特開2007‐81202号公報 特開2008‐108993号公報
ところが、特許文献1及び特許文献2に示されるように、セラミックス基板に比較的純度の低いアルミニウムやFeを含有するアルミニウムを接合して金属層を形成すると、セラミックス基板と接合される面とは反対の面側の金属層表面に変質(染み出し)が生じることがある。このような表面の変質(染み出し)があると、セラミックス基板と金属層の接合界面にボイドが発生し、セラミックス基板と金属層の接合信頼性が低下するおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、接合信頼性に優れたパワーモジュール用基板及びヒートシンク付パワーモジュール用基板を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意検討した結果、次のようなことが確認された。 Al母材中にFeが0.1質量%を超えて含有されると、セラミックス基板と金属層とのろう付けによってろう材中のSiが金属層に拡散することにより、金属層を構成するアルミニウム合金中に析出するAl‐Fe系の析出物とSiとが反応し、金属層を部分的に溶融させる。この部分的な溶融が金属層の表面(セラミックス基板と反対側の面)に達すると、表面の変質(染み出し)となることが確認された。そして、このような表面の変質(染み出し)が生じると、セラミックス基板と金属層の接合界面のボイドが増加することが確認された。また、ボイドが増加することにより、セラミックス基板と金属層の接合信頼性が低下する。このような表面の変質(染み出し)やボイドは、金属層の厚みが薄い、特に厚み0.4mm未満の場合に、より顕著に発生する。
そこで、本発明のパワーモジュール用基板においては、以下の構成により問題を解決した。
本発明は、セラミックス基板の一方の面に回路層が設けられ、他方の面にアルミニウムからなる金属層がろう付け接合されたパワーモジュール用基板であって、前記金属層は、Alが97質量%以上99.95質量%以下、Feが0.1質量%以上0.5質量%以下、Mnが0.05質量%以上0.3質量%以下または1.8質量%以上1.9質量%以下とされるとともに、Feに対するMnの割合Mn/Feが0.5以上19.0以下の範囲で含有される、厚み0.1mm以上0.4mm未満のアルミニウム合金により形成されていることを特徴とする。
この場合、Feを含有することにより、剛性を高めることができる。その一方で、Mnを含むことにより、Feを含有することで引き起こされるろう材による金属層の部分的な溶融を抑制することができるとともに、ボイドの発生を防ぐことができる。つまり、金属層を構成するアルミニウム合金中に含まれるAl‐Fe‐Mnの析出物にSiが取り込まれることで、Siの過剰な拡散を抑えて金属層の部分的な溶融を防止することができる。したがって、金属層の厚みが0.4mm未満と薄くした場合でも、ボイドの増加を防ぎ、セラミックス基板と金属層の接合信頼性が優れたパワーモジュール用基板を形成することが可能となる。
また、Feが0.5質量%、又はMnが1.9質量%を超えて含有される場合は、金属層の剛性が高くなり、冷熱サイクル時にセラミックス基板の割れを生じるおそれがある。なお、Feが0.1質量%未満の含有量では、ろう付けによる部分的な溶融は発生しないが、金属層の剛性が低くなることで金属層の変形抵抗が低くなり、ヒートシンクをはんだによって接合した場合、冷熱サイクル時にはんだ層にクラックが生じる。また、Feに対するMnの含有量が少ない場合には、ろう付けによるSiの拡散を抑制することができずに、金属層に部分的な溶融を発生させるおそれがある。このため、Feに対するMnの割合Fe/Mnは、0.5以上19.0以下とされる。
また、金属層の厚みが0.1mm未満だと、ヒートシンクをはんだ付けした場合、冷熱サイクルを付加すると、金属層での熱応力の緩衝効果が得られないため、はんだ層にクラックが生じる。
本発明は、前記パワーモジュール用基板の前記金属層にヒートシンクがはんだ付けされたヒートシンク付パワーモジュール用基板である。
金属層の厚みを0.1mm以上0.4mm未満として薄く設けた場合であっても、パワーモジュール用基板とヒートシンクとのはんだ付け時の接合性を損なうことなく、良好な接合信頼性を維持することができるヒートシンク付パワーモジュール用基板を形成することができる。
本発明によれば、金属層の厚みを薄くしてもセラミックス基板と金属層との接合信頼性が優れたパワーモジュール用基板及びヒートシンク付パワーモジュール用基板を形成することができる。
本発明のヒートシンク付パワーモジュール用基板を用いたパワーモジュールを示す断面図である。 パワーモジュール用基板の製造方法を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、ヒートシンク付パワーモジュール用基板50は、パワーモジュール用基板10とヒートシンク20とを備え、このヒートシンク付パワーモジュール用基板50の表面に半導体チップ等の電子部品30が搭載されることにより、パワーモジュール100が製造される。
パワーモジュール用基板10は、セラミックス基板11と、セラミックス基板11の一方の面に積層された回路層12と、セラミックス基板11の他方の面に積層された金属層13とを備える。そして、このパワーモジュール用基板10の回路層12の表面に電子部品30がはんだ付けされ、金属層13の表面にヒートシンク20がはんだ付けされる。
セラミックス基板11は、例えばAlN(窒化アルミニウム)、Si(窒化珪素)等の窒化物系セラミックス、もしくはAl(アルミナ)等の酸化物系セラミックスにより形成され、本実施形態ではAlNを用いた。また、セラミックス基板11の厚さは0.2〜1.5mmの範囲内に設定されており、本実施形態では0.635mmに設定されている。
回路層12には、純度99質量%以上で、厚みを0.2mm以上3.0mm以下とするアルミニウムが用いられ、JIS規格では1000番台のアルミニウム、特に1N90(純度99.9質量%以上:いわゆる3Nアルミニウム)又は1N99(純度99.99質量%以上:いわゆる4Nアルミニウム)を用いることができる。また、回路層12には、アルミニウム以外にもアルミニウム合金や、銅又は銅合金を用いることもできる。本実施形態においては、回路層12は、純度が99.99%以上のアルミニウム(いわゆる4Nアルミニウム)の圧延板からなるアルミニウム板とされ、その厚みは0.4mmとされている。
また、金属層13は、Alが97質量%以上99.95質量%以下、Feが0.1質量%以上1.0質量%以下、Mnが2.0質量%以下とされるとともに、Feに対するMnの割合Mn/Feが0.5以上20以下の範囲で含有される、厚み0.1mm以上0.4mm未満のアルミニウム合金により形成される
そして、これら回路層12及び金属層13とセラミックス基板11とは、Al‐Si系合金のろう材によりろう付けにより接合される。
なお、パワーモジュール100を構成する電子部品30は、回路層12の表面に形成されたNiめっき(不図示)上に、Sn‐Ag‐Cu系、Zn‐Al系、Sn‐Ag系、Sn‐Cu系、Sn‐Sb系もしくはPb‐Sn系等のはんだ材を用いて接合される。図1中の符号31が、そのはんだ接合層を示す。また、電子部品30と回路層12の端子部との間は、アルミニウムからなるボンディングワイヤ(不図示)により接続される。
また、パワーモジュール用基板10に接合されるヒートシンク20としては、板状の放熱板、内部に冷媒が流通する冷却器、フィンが形成された冷液・空冷放熱器、ヒートパイプなど、熱の放散によって温度を下げることを目的とした金属部品が含まれる。ヒートシンク20は、アルミニウムやアルミニウム合金、純銅や銅合金、炭化ケイ素(SiC)の多孔体にアルミニウム又はアルミニウム合金を含浸して形成されたAlSiC系複合材料などによって構成される。本実施形態では、ヒートシンク20は無酸素銅により形成された板状の放熱板とされ、このヒートシンク20と金属層13とは、Sn‐Sb系、Sn‐Ag‐Cu‐Sb系等の無鉛系のはんだ材を用いて接合される。そして、図1中の符号21が、ヒートシンク20と金属層13とのはんだ接合層を示す。
次に、ヒートシンク付パワーモジュール用基板1の製造方法を説明する。
まず、図2に示すように、回路層12として4N‐Alからなるアルミニウム圧延板、金属層13として3003系アルミニウム合金のアルミニウム圧延板を準備する。3003系アルミニウム合金のアルミニウム圧延板には、Alが97質量%以上99.95質量%以下、Feが0.1質量%以上1.0質量%以下、Mnが2.0質量%以下とされるとともに、Feに対するMnの割合Mn/Feが0.5以上20以下の範囲で含有されている。そして、これらのアルミニウム圧延板を、セラミックス基板11の一方の面及び他方の面にそれぞれAl‐Si系のろう材箔14を介して積層し、その積層方向に0.2MPa〜0.6MPaで加圧した状態で、600℃〜655℃のろう付け温度で加熱することによって、セラミックス基板11の一方の面及び他方の面にアルミニウム圧延板が接合されたパワーモジュール用基板10を製造する。
そして、このように構成されたパワーモジュール用基板10を、Sn‐Sb系、Sn‐Ag‐Cu‐Sb系等の無鉛系のはんだ材を用いて、300℃〜350℃の加熱温度でヒートシンク20に接合することにより、ヒートシンク付パワーモジュール用基板50を製造することができる。
このようにして製造されるパワーモジュール用基板10及びヒートシンク付パワーモジュール用基板50においては、金属層13の厚みを0.1mm以上0.4mm未満として薄く設けた場合であっても、パワーモジュール用基板10とヒートシンク20とのはんだ付け時の接合性を損なうことなく、良好な接合信頼性を維持することができる。
このように、金属層13にFeを含有することにより、剛性を高めることができ、その一方で、Mnを含むことにより、Feを含有することで引き起こされるろう材による金属層13の部分的な溶融を抑制することができるとともに、ボイドの発生を防ぐことができる。つまり、金属層13を構成するアルミニウム合金中に含まれるAl‐Fe‐Mnの析出物に、ろう材のSiが取り込まれることで、Siの過剰な拡散を抑えて金属層13の部分的な溶融を防止することができる。
したがって、パワーモジュール用基板10とヒートシンク20との間の熱抵抗を低減させることができ、熱サイクル負荷による接合信頼性を良好に維持することができる。
なお、Feが1.0質量%、又はMnが2.0質量%を超えて含有される場合は、金属層13の剛性が高くなり、冷熱サイクル時にセラミックス基板11の割れを生じるおそれがある。また、Feが0.1質量%未満の含有量では、ろう付けによる部分的な溶融は発生しないが、金属層13の剛性が低くなることで金属層13の変形抵抗が低くなり、ヒートシンク20をはんだによって接合した場合、冷熱サイクル時にはんだ層にクラックが生じる。また、Feに対するMnの含有量が少ない場合には、ろう付けによるSiの拡散を抑制することができずに、金属層13に部分的な溶融を発生させるおそれがある。このため、Feに対するMnの割合Fe/Mnは、0.5以上20以下とされる。
次に、本発明の効果を確認するために行った本発明例及び比較例について説明する。
本発明例及び比較例として、厚み0.4mmの4N‐Alからなる回路層12と、表1に示す組成の元素(Al、Fe、Mn、Si、Cu)を含有するアルミニウム又はアルミニウム合金により、表1の厚みtに形成された金属層13とを、厚み0.635mmのAlNからなるセラミックス基板に、厚み25μmのAl‐Si系のろう材箔14により接合したパワーモジュール用基板10の試料を作製した。なお、回路層12及び金属層13の平面サイズは37mm×37mmとし、セラミックス基板11の平面サイズは40mm×40mmとした。
また、各パワーモジュール用基板10の金属層13に、ヒートシンク20として厚み3mmの無酸素銅からなる放熱板を400μm厚のSn‐Ag‐Cu‐Sb系はんだ材によりはんだ付けして、ヒートシンク付パワーモジュール用基板50の試料を作製した。なお、放熱板の平面サイズは、70mm×70mmとした。
そして、これらのヒートシンク付パワーモジュール用基板50の試料について、パワーモジュール用基板の製造時のろう付け時に生じる「セラミックス基板‐金属層界面のボイド」と、パワーモジュール用基板とヒートシンクとのはんだ接合後の冷熱サイクル時に生じる「セラミックス基板割れ」及び「はんだクラック」について評価した。
「セラミックス基板‐金属層界面のボイド」の評価は、まず、超音波探傷装置により、金属層13とセラミックス基板11の接合界面の測定を行い、以下の式からボイド率を算出した。
ここで、超音波探傷像においてボイドは白色部で示されることから、この白色部の面積をボイド面積とした。
ボイド率(%)={(ボイド面積)/(金属層面積)}×100 そして、ボイド率が3%未満の良好な結果が得られたものを「○」、ボイド率が3%以上とされたものを「×」として評価した。
「セラミックス基板割れ」の評価は、冷熱サイクル試験を実施した後にセラミックス基板11の割れやクラックの発生の有無を確認した。
冷熱サイクル試験は、冷熱衝撃試験機エスペック社製TSB‐51を使用し、液相(フロリナート)で−40℃×5分←→125℃×5分を1000サイクル実施した。そして、セラミックス基板11の割れやクラックの発生の有無は、超音波探傷装置により回路層12とセラミックス基板11の接合界面を測定することで評価した。セラミックス基板11に割れやクラックが確認されずに良好な結果が得られたものを「○」と評価し、割れ等が確認されたものを「×」と評価した。
「はんだクラック」の評価は、超音波探傷装置により、金属層13とヒートシンク20のはんだ界面の測定を行い、以下の式からクラック進展率を算出した。
ここで、超音波探傷像においてはんだクラックは白色部で示されることから、この白色部の面積をクラック面積とした。
クラック進展率(%)={(クラック面積)/(金属層面積)}×100
そして、クラック進展率を10%未満とする良好な結果が得られたものを「○」、クラック進展率が10%以上のものを「×」として評価した。
表1に、各試料の評価結果を示す。
Figure 0006323103
表1からわかるように、Alが97質量%以上99.95質量%以下、Feが0.5質量%以下、Mnが0.05質量%以上0.3質量%以下または1.8質量%以上1.9質量%以下とされるとともに、Feに対するMnの割合Mn/Feが0.5以上19.0以下の範囲で含有される金属層を用いて作製された本発明例1〜の試料においては、「セラミックス基板‐金属層界面のボイド」、「セラミックス基板割れ」及び「はんだクラック」の評価において、良好な結果が得られた。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
10 パワーモジュール用基板
11 セラミックス基板
12 回路層
13 金属層
14 ろう材箔
20 ヒートシンク
21 はんだ接合層
30 電子部品
31 はんだ接合層
50 ヒートシンク付パワーモジュール用基板
100 パワーモジュール

Claims (2)

  1. セラミックス基板の一方の面に回路層が設けられ、他方の面にアルミニウムからなる金属層がろう付け接合されたパワーモジュール用基板であって、前記金属層は、Alが97質量%以上99.95質量%以下、Feが0.1質量%以上0.5質量%以下、Mnが0.05質量%以上0.3質量%以下または1.8質量%以上1.9質量%以下とされるとともに、Feに対するMnの割合Mn/Feが0.5以上19.0以下の範囲で含有される、厚み0.1mm以上0.4mm未満のアルミニウム合金により形成されていることを特徴とするパワーモジュール用基板。
  2. 請求項1記載の前記パワーモジュール用基板の前記金属層にヒートシンクがはんだ付けされてなることを特徴とするヒートシンク付パワーモジュール用基板。
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