JP6322006B2 - 車両用手動変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される車両用手動変速機に関する。
一般的な車両用手動変速機では、リバースシフト時にクラッチが切断され車両が停止していても、エンジンに接続されている入力軸は慣性によって惰性回転している場合がある。即ち、入力軸に設けられているギヤと常時噛み合っているリバースアイドラギヤは入力軸と同様に惰性回転している場合がある。特に、車両の前進走行状態から停止した直後にリバースシフト操作を行う場合にはそのような状態になり易く、リバースシフト用のスリーブがリバースアイドラギヤと噛み合うことはできず、ギヤ鳴きが発生してしまう。そこで、従来、後進段に公知の同期装置(以下、「リバースシンクロ機構」ともいう)を設けることによってリバースシフト時にギヤ鳴きを防止する変速機が提案されている。
特開2012−117660号公報
しかしながら、この変速機は、リバースシンクロ機構を配置するためのスペースを必要とするため、変速機の全長(具体的には、入力軸及び出力軸の軸方向についての長さ(幅寸法))が大きくなるという問題を抱えている。このような問題は、変速機の前進段が多段化するほどに顕著になる。また、この種の変速機の設計に際しては、軽量化を実現したいという要請がある。
これらの問題に対処するために、例えば特許文献1に記載された変速機を用いることができる。特許文献1に記載のこの変速機は、前進段用被動ギヤを備える第1出力軸とは独立した第2出力軸を備え、この第2出力軸にリバースギヤ及びリバースシンクロ機構が配置されている。これによりリバースシンクロ機構を設けた場合であっても変速機の全長が大きくなるのを抑えることが可能になる。また、この変速機では、リバースギヤを駆動するのに1速用の駆動ギヤ及び被動ギヤが流用されている。この場合、1速用ギヤの流用によって後進段専用のギヤの数を抑えて変速機の軽量化を図ることができる。
一方で、特許文献1に記載のこの変速機では、リバース時の高発進性能(発進時に低回転で高いトルクを得るための性能)を実現したいという要請に対してリバースギヤのギヤ径を大きくして後進段の減速比を高くすると、リバースギヤによる慣性の増大によってシフト操作荷重が高くなるという問題が生じる。
そこで、本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、車両用手動変速機において、全長を小さくし且つ軽量化を図るとともに、後進段の減速比を高く確保し且つシフト操作荷重を低く抑えるのに有効な技術を提供することである。
この目的を達成するために、本発明に係る車両用手動変速機は、車両の駆動源と車両の駆動輪とを結ぶ動力伝達系統に介装され、運転者のシフト操作によって複数の変速段のうちのいずれかを選択的に達成するものであり、入力軸、第1出力軸、第2出力軸、第1ファイナルギヤ、第2ファイナルギヤ、リバースシンクロ機構及びギヤ比構造を含む。
入力軸は、複数の変速段のうち複数の前進段のそれぞれ対応した当該前進段と同一数の複数の前進段用駆動ギヤを備え駆動源からの入力トルクによって回転駆動される。第1出力軸は、複数の前進段用駆動ギヤのそれぞれに対応して噛み合う当該前進段用駆動ギヤと同一数の複数の前進段用被動ギヤを備え入力軸の回転に伴って回転可能である。第2出力軸は、後進段に対応し且つ複数の前進段用被動ギヤのうちのいずれかに常時に噛み合うリバースギヤを備え第1出力軸の回転に伴って回転可能である。第1ファイナルギヤは、第1出力軸に相対回転不能に固定され、駆動輪に駆動トルクを出力するためのディファレンシャル軸に設けられたディファレンシャルギヤに常時に噛み合う。第2ファイナルギヤは、第2出力軸に相対回転不能に固定され、第1ファイナルギヤとは別にディファレンシャルギヤに常時に噛み合う。リバースシンクロ機構は、第2出力軸に設けられ、第2出力軸の回転をリバースギヤの回転に同期させる機能を果たす。
運転者のシフト操作によって複数の前進段のうちのいずれかが選択されている場合には、駆動源から入力軸に伝達されたトルクが更に第1出力軸を介してディファレンシャル軸に伝達されるトルクフローが形成される。これに対して、運転者のシフト操作によって後進段が選択されている場合には、駆動源から入力軸に伝達されたトルクが第1出力軸に伝達され、更に第2出力軸に伝達された後にディファレンシャル軸に伝達されるトルクフローが形成される。また、第2出力軸にリバースギヤ及びリバースシンクロ機構を配置するため、リバースシンクロ機構を設けた場合であっても、車両用手動変速機の全長が大きくなるのを抑えることが可能になる。また、リバースギヤを駆動するのに前進段用の駆動ギヤ及び被動ギヤを流用しているため、後進段専用のギヤの数を抑えて車両用手動変速機の軽量化を図ることができる。
更に、この車両用手動変速機は、第1ファイナルギヤのギヤ比よりも第2ファイナルギヤのギヤ比の方が大きくなるように構成されたギヤ比構造を含む。このギヤ比構造によれば、後進段の減速比を高く確保してリバース時の高発進性能を実現する機能と、リバースギヤのギヤ径を小さく設定することによって慣性の増大を防止しシフト操作荷重を低く抑える機能とを両立させることができる。
上記構成の車両用手動変速機では、ギヤ比構造は、第1出力軸とディファレンシャル軸との軸間距離が第2出力軸とディファレンシャル軸との軸間距離を上回るように設定された軸間設定構造によって構成されているのが好ましい。これにより、この軸間設定構造を利用して簡便にギヤ比構造を実現することができる。
上記構成の車両用手動変速機では、ギヤ比構造は、第1ファイナルギヤの歯数が第2ファイナルギヤの歯数を上回るように設定された歯数設定構造によって構成されているのが好ましい。これにより、この歯数設定構造を利用して簡便にギヤ比構造を実現することができる。
上記構成の車両用手動変速機では、リバースギヤは、複数の前進段用被動ギヤのうちの1速の被動ギヤに常時に噛み合うように構成されており、且つギヤ比構造において、1速のギヤ比と後進段のギヤ比とが同等となるように、第1ファイナルギヤのギヤ比と第2ファイナルギヤのギヤ比との双方が設定されているのが好ましい。これにより、1速のギヤ比と後進段のギヤ比とが同等となるように構成された車両用手動変速機を実現することができる。
以上のように、本発明によれば、車両用手動変速機において、車両用手動変速機において、全長を小さくし且つ軽量化を図るとともに、後進段の減速比を高く確保し且つシフト操作荷重を低く抑えることが可能になった。
本発明に係る車両用手動変速機T/Mの概略構成を示す図である。 図1中の車両用手動変速機T/Mにおいて、前進段が選択された場合の第1のトルクフローTF1と後進段が選択された場合の第2のトルクフローTF2を模式的に示す図である。 図1中の車両用手動変速機T/Mにおいて、入力軸A1、第1出力軸A2、第2出力軸A3及びディファレンシャル軸A4の軸配置構造を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る車両用手動変速機(以下、単に「変速機」ともいう)T/Mについて図面を参照しつつ説明する。この変速機T/Mは、車両の駆動源の駆動出力軸と車両の駆動輪D/Wとを結ぶ動力伝達系統に介装され、車両前進用の6つ前進段(1速(1st)〜6速(6th))、及び、車両後進用の1つの後進段(リバース)を備えている。この変速機T/Mは、運転者のシフト操作によってこれら複数の変速段のうちのいずれかを選択的に達成する。
図1に示すように、変速機T/Mは、入力軸A1、第1出力軸A2、第2出力軸A3及びディファレンシャル軸A4を備えている。入力軸A1は、軸受け11,11によって変速機ハウジングに回転可能に支持され、クラッチ及びフライホイール(いずれも図示省略)を介して、駆動源(エンジンやモータ)E/Gに接続されている。従って、駆動源の駆動トルクは、入力軸A1に伝達され、更に複数のギヤを介して第1出力軸A2或いは第2出力軸A3に伝達される。第1出力軸A2及び第2出力軸A3はいずれも、ディファレンシャルD/Fを介して車両の駆動輪D/Wに接続されている。従って、第1出力軸A2或いは第2出力軸A3のトルクは、ディファレンシャルD/Fから車両の駆動輪D/Wに伝達される。第1出力軸A2は軸受け12,12によって変速機ハウジングに回転可能に支持され、第2出力軸A3は軸受け13,13によって変速機ハウジングに回転可能に支持されている。ディファレンシャル軸A4は、ディファレンシャルD/Fの軸受け14,14によって回転可能に支持されている。
入力軸A1には、6つの駆動ギヤG1i,G2i,G3i,G4i,G5i,G6iが設けられている。これらの駆動ギヤG1i,G2i,G3i,G4i,G5i,G6iはそれぞれ、1速、2速、3速、4速、5速、6速に対応している。即ち、この入力軸A1は前進段と同一数の前進段用駆動ギヤを備えている。駆動ギヤG1i,G2iはそれぞれ、入力軸A1に同軸的且つ相対回転不能に固定されており、それぞれが対応する被動ギヤG1o,G2oと常時に噛合している。このため、駆動ギヤG1i,G2iはいずれも、入力軸A1の回転に伴って常時に回転する。駆動ギヤG3i,G4i,G5i,G6iはそれぞれ、入力軸A1に同軸的且つ相対回転可能に設けられており、それぞれが対応する被動ギヤG3o,G4o,G5o,G6oと常時に噛合している。この入力軸A1は駆動源E/Gからの入力トルクによって回転駆動される。この入力軸A1が本発明の「入力軸」に相当する。
この入力軸A1には更に、ハブ20,30が設けられている。ハブ20は、駆動ギヤG3iと駆動ギヤG4iとの間において入力軸A1に同軸的且つ相対回転不能に固定されている。ハブ30は、駆動ギヤG5iと駆動ギヤG6iとの間において入力軸A1に同軸的且つ相対回転不能に固定されている。このため、ハブ20,30はともに入力軸A1と一体回転する。ハブ20,30にはそれぞれ、運転者のシフト操作によって入力軸A1の軸方向に移動する切り換えスリーブ21,31が割当てられている。
切り換えスリーブ21は、ハブ20を当該ハブ20が駆動ギヤG3iに連結された第1連結状態と駆動ギヤG4iに連結された第2連結状態とのいずれかの状態に切り換える機能を果たす。従って、切り換えスリーブ21の第1連結状態では、入力軸A1の駆動トルクはハブ20から駆動ギヤG3iへと伝達される。また、切り換えスリーブ21の第2連結状態では、入力軸A1の駆動トルクはハブ20から駆動ギヤG4iへと伝達される。
切り換えスリーブ31は、ハブ30を当該ハブ30が駆動ギヤG5iに連結された第1連結状態と駆動ギヤG6iに連結された第2連結状態とのいずれかの状態に切り換える機能を果たす。従って、切り換えスリーブ31の第1連結状態では、入力軸A1の駆動トルクはハブ30から駆動ギヤG5iへと伝達される。また、切り換えスリーブ31の第2連結状態では、入力軸A1の駆動トルクはハブ30から駆動ギヤG6iへと伝達される。
第1出力軸A2には、6つの被動ギヤG1o,G2o,G3o,G4o,G5o,G6oが設けられている。これらの被動ギヤG1o,G2o,G3o,G4o,G5o,G6oがそれぞれ、1速、2速、3速、4速、5速、6速に対応している。即ち、この第1出力軸A2は、駆動ギヤG1i,G2i,G3i,G4i,G5i,G6iと同一数の被動ギヤG1o,G2o,G3o,G4o,G5o,G6を備えている。被動ギヤG1o,G2oはそれぞれ、第1出力軸A2に同軸的且つ相対回転可能に設けられている。このため、被動ギヤG1o,G2oはいずれも、入力軸A1の回転に伴って駆動ギヤG1i,G2iを介して常時に回転する。被動ギヤG3o,G4o,G5o,G6oはそれぞれ、第1出力軸A2に同軸的且つ相対回転不能に固定されている。この第1出力軸A2は入力軸A1の回転に伴って回転可能に構成されている。この第1出力軸A2が本発明の「第1出力軸」に相当する。
第1出力軸A2には更に、ハブ40及び第1ファイナルギヤGf1が設けられている。ハブ40は、被動ギヤG1oと被動ギヤG2oとの間において第1出力軸A2に同軸的且つ相対回転不能に固定されている。第1ファイナルギヤGf1は、被動ギヤG1oを挟んでハブ40とは反対側において第1出力軸A2に同軸的且つ相対回転不能に固定されている。このため、ハブ40及び第1ファイナルギヤGf1はともに第1出力軸A2と一体回転する。ハブ40には、運転者のシフト操作によって第1出力軸A2の軸方向に移動する切り換えスリーブ41が割当てられている。
切り換えスリーブ41は、ハブ40を当該ハブ40が被動ギヤG1oに連結された第1連結状態と被動ギヤG2oに連結された第2連結状態とのいずれかの状態に切り換える機能を果たす。従って、切り換えスリーブ41の第1連結状態では、被動ギヤG1oの駆動トルクはハブ40から第1出力軸A2へと伝達される。また、切り換えスリーブ41の第2連結状態では、被動ギヤG2oの駆動トルクはハブ40から第1出力軸A2へと伝達される。更に、第1出力軸A2の第1ファイナルギヤGf1は、駆動輪D/Wに駆動トルクを出力するためのディファレンシャル軸A4に設けられたディファレンシャルギヤ(リングギヤ)Gdfと常時に噛み合うように構成されている。この第1ファイナルギヤGf1が本発明の「第1ファイナルギヤ」に相当する。
第2出力軸A3には、後進段(リバース)に対応するリバースギヤGreが設けられている。このリバースギヤGreは、第2出力軸A3に同軸的且つ相対回転可能に設けられており、且つ第1出力軸A2の被動ギヤG1oと常時に噛合している。このため、リバースギヤGreは、入力軸A1の回転に伴って、駆動ギヤG1i及び被動ギヤG1oを介して常時に回転する。第2出力軸A3は第1出力軸A2の回転に伴って回転可能に構成されている。この第2出力軸A3が本発明の「第2出力軸」に相当する。
この第2出力軸A3には更に、ハブ50及び第2ファイナルギヤGf2が設けられている。ハブ50は、第2出力軸A3に同軸的且つ相対回転不能に固定されている。第2ファイナルギヤGf2は、リバースギヤGreを挟んでハブ50とは反対側において第2出力軸A3に同軸的且つ相対回転不能に固定されている。このため、ハブ50及び第2ファイナルギヤGf2はともに第2出力軸A3と一体回転する。
ハブ50には、リバースシンクロ機構60が割当てられている。このリバースシンクロ機構60は、第2出力軸A3に設けられており、第2出力軸A3の回転をリバースギヤGreの回転に同期させる機能を果たす。このリバースシンクロ機構60は、運転者のシフト操作によって第2出力軸A3の軸方向に移動する切り換えスリーブ61と、切り換えスリーブ61の移動に伴ってリバースギヤGreと嵌合可能な公知のシンクナイザリング(図示省略)とを含む。切り換えスリーブ61は、ハブ50を当該ハブ50がリバースギヤGreに連結された連結状態とリバースギヤGreに連結されない非連結状態とのいずれかの状態に切り換える機能を果たす。従って、切り換えスリーブ41の連結状態では、リバースギヤGreの駆動トルクはハブ50から第2出力軸A3へと伝達される。また、切り換えスリーブ61の非連結状態では、リバースギヤGreの駆動トルクはハブ50から第2出力軸A3には伝達されない。更に、第2ファイナルギヤGf2は、第1ファイナルギヤGf1とは別にディファレンシャルギヤGdfに常時に噛み合うように構成されている。この第2ファイナルギヤGf2が本発明の「第2ファイナルギヤ」に相当する。このため、運転者のシフト操作によってリバースが選択されている場合には、第2出力軸A3の駆動トルクは第2ファイナルギヤGf2を介してディファレンシャルD/Fに伝達される。
このリバースシンクロ機構60において、ニュートラル状態や微速前進状態では、第2出力軸A3が駆動源E/Gの出力軸、したがって入力軸A1及び第1出力軸A2と一体回転するので、この状態からクラッチを切ってリバースシフト操作すると、第2出力軸A3はクラッチを切ってからも暫く慣性回転しようとする。この場合、ハブ50を介して第2出力軸A3と一体的に慣性回転しようとする切り換えスリーブ61の回転はシンクナイザリングを介して徐々に制動される。その結果、第2出力軸A3の回転がリバースギヤGreの回転と同期する。このリバースシンクロ機構60が本発明の「リバースシンクロ機構」に相当する。
上記構成の変速機T/Mによれば、運転者のシフト操作によって6つの前進段のうちのいずれかが選択されている場合には、このシフト操作に対応した切り換えスリーブ21,31,41のうちのいずれかの作動によって、駆動源E/Gから入力軸A1に伝達されたトルクは、更に第1出力軸A2を介してディファレンシャル軸A4に伝達される。具体的には、1速が選択された場合には切り換えスリーブ41が前述の第1連結状態に切り換り、2速が選択された場合には切り換えスリーブ41が前述の第2連結状態に切り換る。3速が選択された場合には切り換えスリーブ21が前述の第1連結状態に切り換り、4速が選択された場合には切り換えスリーブ21が前述の第2連結状態に切り換る。5速が選択された場合には切り換えスリーブ31が前述の第1連結状態に切り換り、6速が選択された場合には切り換えスリーブ31が前述の第2連結状態に切り換る。このとき、図2中の実線で示される第1のトルクフローTF1が形成される。
これに対して、運転者のシフト操作によってリバースが選択されている場合には、このシフト操作に対応した切り換えスリーブ61の作動によって、駆動源E/Gから入力軸A1に伝達されたトルクは、第1出力軸A2に伝達され、更に第2出力軸A3に伝達された後にディファレンシャル軸A4に伝達される。具体的には、リバースが選択された場合には、切り換えスリーブ61が前述の非連結状態から前述の連結状態に切り換る。このとき、図2中の破線で示される第2のトルクフローTF2が形成される。
また、上記のように、この変速機T/Mでは、6つの前進段用被動ギヤをG1o,G2o,G3o,G4o,G5o,G6o備える第1出力軸A2とは独立した第2出力軸A3を備え、この第2出力軸A3にリバースギヤGre及びリバースシンクロ機構60が配置されている。これにより、リバースシンクロ機構60を設けた場合であっても、変速機T/Mの全長(具体的には、入力軸A1及び出力軸A2,A3の軸方向(図1中のX方向)についての長さ(幅寸法))が大きくなるのを抑えることが可能になる。また、この変速機T/Mでは、リバースギヤGreを駆動するのに1速用の駆動ギヤG1i及び被動ギヤG1oが流用されている。この場合、1速用ギヤG1i,G1oの流用によって後進段専用のギヤの数を抑えて変速機T/Mの軽量化を図ることができる。
更に、この変速機T/Mは、前進段専用の第1ファイナルギヤGf1と、後進段専用の第2ファイナルギヤGf2との双方を備えている。このため、各ファイナルギヤのギヤ比を個別に設定することが可能である。即ち、リバースギヤGre及び第2ファイナルギヤGf2のそれぞれのギヤ径を、前進段側のギヤ径の制限を受けることなく独立して設定することができる。そこで、この変速機T/Mは、第1ファイナルギヤGf1のギヤ比Rf1よりも第2ファイナルギヤGf2のギヤ比Rf2の方が大きくなるように構成されたギヤ比構造70を含む。ここで、ギヤ比Rf1は、ディファレンシャルギヤGdfの歯数を第1ファイナルギヤGf1の歯数で除した数とされる。同様に、ギヤ比Rf2は、ディファレンシャルギヤGdfの歯数を第2ファイナルギヤGf2の歯数で除した数とされる。このギヤ比構造70が本発明の「ギヤ比構造」に相当する。
このため、第1ファイナルギヤGf1の歯数が第2ファイナルギヤGf2の歯数を上回るように設定された歯数設定構造によって、ギヤ比構造70を簡便に実現することができる。或いは、この歯数設定構造と同様に、図3が参照されるように第1出力軸A2とディファレンシャル軸A4との軸間距離Laが第2出力軸A3とディファレンシャル軸A4との軸間距離Lbを上回る軸間設定構造によって、ギヤ比構造70を簡便に実現することができる。このギヤ比構造70によれば、リバース時の高発進性能(発進時に低回転で高いトルクを得るための性能)を実現する第1の機能と、シフト操作荷重を低く抑える第2の機能とを両立させることができる。即ち、第1の機能に関し、後進段トータルでのギヤ比Rrt(即ち、第2のトルクフローTF2についてのギヤ比)を高くなるように設定することで後進段の減速比を高く確保することができる。第2の機能に関し、リバースギヤGreは、1速の駆動ギヤG1i及び被動ギヤG1oを介して入力軸A1に常時に接続されており、運転者によるシフト操作時の慣性に影響を及ぼす。そこで、リバースギヤGreのギヤ径を小さく設定することによってギヤ重量を抑えるのみならず当該リバースギヤGreによる慣性の増大を防止することができる。
更に、上記のギヤ比構造70では、1速トータルでのギヤ比R1t(即ち、第1のトルクフローTF1についてのギヤ比)と後進段トータルでのギヤ比Rrtとが同等となるように、第1ファイナルギヤGf1のギヤ比Rf1と第2ファイナルギヤGf2のギヤ比Rf2との双方が設定されているのが好ましい。ここで、1速トータルでのギヤ比R1tは、1速ギヤのギヤ比R1と第1ファイナルギヤGf1のギヤ比Rf1との積として定義され、ギヤ比R1は、駆動ギヤG1iの歯数を被動ギヤG1oの歯数で除した数とされる。同様に、後進段トータルでのギヤ比Rrtは、後進段ギヤのギヤ比Rrと第2ファイナルギヤGf2のギヤ比Rf2との積として定義され、ギヤ比Rrは、駆動ギヤG1iの歯数をリバースギヤGreの歯数で除した数とされる。これにより、1速トータルでのギヤ比R1tと後進段トータルでのギヤ比Rrtとが同等となるように構成された変速機を実現することができる。
本発明は、上記の典型的な実施形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上記の実施形態では、リバースギヤGreを駆動するのに1速用ギヤG1i,G1oを流用する場合について記載したが、本発明では、必要に応じて他の前進段用ギヤを流用することもできる。
上記の実施形態では、リバースに対応したリバースシンクロ機構60を備える変速機について記載したが、本発明では、この変速機に前進段に対応したシンクロ機構(リバースシンクロ機構60と同様の機構)を設けることもできる。
上記の実施形態では、1速〜6速までの6つの前進段と1つの後進段とを備える変速機について記載したが、前進段の数は6つに限定されるものではなく、6つ以外の複数の前進段を備える手動変速機に対して本発明を適用することもできる。
T/M…変速機、D/F…ディファレンシャル、D/W…駆動輪、E/G…駆動源、A1…入力軸、A2…第1出力軸、A3…第2出力軸、A4…ディファレンシャル軸、G1i,G2i,G3i,G4i,G5i,G6i…前進段用駆動ギヤ、G1o,G2o,G3o,G4o,G5o,G6o…前進段用被動ギヤ、Gre…リバースギヤ、Gdf…ディファレンシャルギヤ、Gf1…第1ファイナルギヤ、Gf2…第2ファイナルギヤ、La,Lb…軸間距離、60…リバースシンクロ機構、70…ギヤ比構造

Claims (2)

  1. 車両の駆動源と前記車両の駆動輪とを結ぶ動力伝達系統に介装され、運転者のシフト操作によって複数の変速段のうちのいずれかを選択的に達成する車両用手動変速機であって、
    前記複数の変速段のうち複数の前進段のそれぞれ対応した当該前進段と同一数の複数の前進段用駆動ギヤを備え前記駆動源からの入力トルクによって回転駆動される入力軸と、
    前記複数の前進段用駆動ギヤのそれぞれに対応して噛み合う当該前進段用駆動ギヤと同一数の複数の前進段用被動ギヤを備え前記入力軸の回転に伴って回転可能な第1出力軸と、
    後進段に対応し且つ前記複数の前進段用被動ギヤのうちのいずれかに常時に噛み合うリバースギヤを備え前記第1出力軸の回転に伴って回転可能な第2出力軸と、
    前記第1出力軸に相対回転不能に固定され、前記駆動輪に駆動トルクを出力するためのディファレンシャル軸に設けられたディファレンシャルギヤに常時に噛み合う第1ファイナルギヤと、
    前記第2出力軸に相対回転不能に固定され、前記第1ファイナルギヤとは別に前記ディファレンシャルギヤに常時に噛み合う第2ファイナルギヤと、
    前記第2出力軸に設けられ、前記第2出力軸の回転を前記リバースギヤの回転に同期させるためのリバースシンクロ機構と、
    前記第1ファイナルギヤのギヤ比よりも前記第2ファイナルギヤのギヤ比の方が大きくなるように構成されたギヤ比構造と、
    を含む、車両用手動変速機において、
    前記ギヤ比構造は、前記第1出力軸と前記ディファレンシャル軸との軸間距離が前記第2出力軸と前記ディファレンシャル軸との軸間距離を上回るように設定された軸間設定構造によって構成され、
    前記リバースギヤは、前記複数の前進段用被動ギヤのうちの1速の被動ギヤに常時に噛み合うように構成され、
    前記ギヤ比構造において、1速のギヤ比と後進段のギヤ比とが同等となるように、前記第1ファイナルギヤのギヤ比と前記第2ファイナルギヤのギヤ比との双方が設定されている、
    車両用手動変速機。
  2. 車両の駆動源と前記車両の駆動輪とを結ぶ動力伝達系統に介装され、運転者のシフト操作によって複数の変速段のうちのいずれかを選択的に達成する車両用手動変速機であって、
    前記複数の変速段のうち複数の前進段のそれぞれ対応した当該前進段と同一数の複数の前進段用駆動ギヤを備え前記駆動源からの入力トルクによって回転駆動される入力軸と、
    前記複数の前進段用駆動ギヤのそれぞれに対応して噛み合う当該前進段用駆動ギヤと同一数の複数の前進段用被動ギヤを備え前記入力軸の回転に伴って回転可能な第1出力軸と、
    後進段に対応し且つ前記複数の前進段用被動ギヤのうちのいずれかに常時に噛み合うリバースギヤを備え前記第1出力軸の回転に伴って回転可能な第2出力軸と、
    前記第1出力軸に相対回転不能に固定され、前記駆動輪に駆動トルクを出力するためのディファレンシャル軸に設けられたディファレンシャルギヤに常時に噛み合う第1ファイナルギヤと、
    前記第2出力軸に相対回転不能に固定され、前記第1ファイナルギヤとは別に前記ディファレンシャルギヤに常時に噛み合う第2ファイナルギヤと、
    前記第2出力軸に設けられ、前記第2出力軸の回転を前記リバースギヤの回転に同期させるためのリバースシンクロ機構と、
    前記第1ファイナルギヤのギヤ比よりも前記第2ファイナルギヤのギヤ比の方が大きくなるように構成されたギヤ比構造と、
    を含む、車両用手動変速機において、
    前記ギヤ比構造は、前記第1ファイナルギヤの歯数が前記第2ファイナルギヤの歯数を上回るように設定された歯数設定構造によって構成され、
    前記リバースギヤは、前記複数の前進段用被動ギヤのうちの1速の被動ギヤに常時に噛み合うように構成され、
    前記ギヤ比構造において、1速のギヤ比と後進段のギヤ比とが同等となるように、前記第1ファイナルギヤのギヤ比と前記第2ファイナルギヤのギヤ比との双方が設定されている、
    車両用手動変速機。
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