JP6320958B2 - 吸収式冷温水機、熱交換器、吸収式冷温水機の制御方法 - Google Patents

吸収式冷温水機、熱交換器、吸収式冷温水機の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、吸収式冷温水機、熱交換器、吸収式冷温水機の制御方法に関するものである。
従来、吸収液として、例えば臭化リチウム水溶液を用い、冷媒として水を用いる吸収式冷温水機が一般に知られている。吸収式冷温水機のサイクルでは、冷媒を吸収した溶液を再生するために、加熱源より溶液に熱を加え、冷媒を蒸発させることで濃縮を行う。この加熱源にバーナーによる燃焼ガスを用い、さらに暖房運転も行えるようにしたものを直火焚き吸収式冷温水機と呼び、広く空調用の熱源機として用いられている。また、吸収式冷温水機は、種々の熱源の利用が可能であることから、ガスタービンから排出される高温の燃焼排ガスを熱源として駆動することもできる。
このような吸収式冷温水機には、エネルギー効率を高めるため、高温再生器で熱を与えた後の排ガスから熱回収を行う熱交換器が配置されている。
特許文献1には、冷媒の加熱又は冷却をする熱交換器の例が記載されている。
特許文献1に記載の熱交換器は、複数のチューブと、これらのチューブの一端に接続された第1ヘッダと、複数のチューブの他端に接続された第2ヘッダとを備え、第1ヘッダ及び第2ヘッダはそれぞれ、電磁弁により開閉可能な連通路を有する仕切り板を有し、熱交換器を流れる冷媒の流量を変更できるようになっている。
特開平4−309765号公報
上記、吸収式冷温水機は、高温再生器にバーナーが直結されている。バーナーで燃料を燃焼させ、その燃焼熱を高温再生器に投入し、吸収式冷温水機の駆動源としている。熱回収が終了した後、排ガスとなって高温再生器から排出される。その時点で、その排ガスが持つ熱エネルギー(排ガス温度)は十分高い。そこで排ガスを排ガス熱交換器に投入し、排ガスが持つ熱を溶液に回収させ、吸収式冷温水機の駆動源として利用する。
そして、最終的に排ガスは、大気汚染物質を取り除いた後、大気に開放される。
近年、吸収式冷温水機は大容量化の方向に進んでおり、それに対応するために吸収式冷温水機システム全体を構成する各熱交換器の大容量化が求められている。
特に、上記排ガス熱交換器は、フィン・アンド・チューブ式の熱交換器(以下、「フィンチューブ式熱交換器」という。)を採用しており、大容量化に伴い熱交換器の高さ方向の寸法が大きくなる。つまり、排ガス熱交換器の内部は、ひとつの熱交換器ユニットを高さ方向に多段化した構造になっている。そして、吸収式冷温水機の大容量化に伴い、その段数(高さ)は増加する傾向にある。また、高温再生器と排ガス熱交換器は、高温再生器の排ガス流路下流側に煙道ダクトを介して排ガス熱交換器を接続する。高温再生器から排出された排ガスは、煙道ダクトを通り、排ガス熱交換器へ送られ、排ガスの熱を溶液に回収する。そこで加熱された溶液は、高温再生器へ送られる。
特許文献1に記載の手段によれば、チューブ内の溶液の流量に応じて、溶液の経路を切り替えてチューブの流路断面積を適切な値に変更することで、熱交換器での熱交換効率を維持できるという特徴が示されている。
その構造によって、溶液の流量変化に対応した高効率な排熱回収が実施できると考えられる。しかし、高温再生器から排出される排ガスの温度分布がある場合には、不十分な排熱回収となる可能性が考えられる。つまり、高温再生器から排出される排ガスは、高温再生器内を通過した後の状態であるため、熱交換の際の溶液状態や吸収式冷温水機の運転条件によって、排ガスの温度分布が偏ることが予想される。特に大容量化に伴い、高さ方向に大型化する排ガス熱交換器は、その入口において排ガスの温度分布が生じやすくなる傾向にある。そして、排ガスに温度分布が生じた場合、各段の熱交換器の溶液チューブ内の流速が同一であれば、比較的低温な排ガスが通過する部位では、排熱回収量が減少することが懸念される。
本発明の目的は、温度分布を有する気体から液体を含む熱媒体を用いて熱回収をする熱交換器において熱回収効率を高めるとともに、この熱交換器を吸収式冷温水機に適用することにより吸収式冷温水機の能力を向上することにある。
本発明は、液体を含む熱媒体を供給する入口配管と、入口ヘッダー管と、複数の伝熱管と、伝熱管に付設され気体に接触するフィンと、出口ヘッダー管と、出口配管と、を備え、熱媒体と気体との熱交換をする熱交換器であって、入口ヘッダー管には、複数の伝熱管の一方の端部が接続され、複数の伝熱管の他方の端部は、出口ヘッダー管に接続され、出口ヘッダー管は、出口配管に接続され、入口ヘッダー管には、その内部を少なくとも2つの領域に分割する仕切り板が設けられ、分割された入口ヘッダー管の領域には、入口配管又は入口配管から分岐したバイパス管が接続され、バイパス管は、熱媒体の流量を調整する流量調整弁を有し、気体の入口温度の分布を測定するための気体温度センサを少なくとも2つ有し、出口配管には、熱媒体の温度を測定する熱媒体温度センサを設け、気体温度センサ及び熱媒体温度センサの測定結果に基づいて、流量調整弁の開度を調整する。
本発明によれば、温度分布を有する気体から液体を含む熱媒体を用いて熱回収をする熱交換器において熱回収効率を高めるとともに、この熱交換器を吸収式冷温水機に適用することにより吸収式冷温水機の能力を向上することができる。
実施例1の吸収式冷温水機を示す模式構成図である。 実施例1の吸収式冷温水機に用いる排ガス熱交換器を示す斜視図である。 図2の排ガス熱交換器の高さ方向の排ガスの温度分布を示すグラフである。 図2の排ガス熱交換器の構成及びその内部における溶液の流動を示す模式断面図である。 流調弁の開度と溶液出口温度との関係を示すグラフである。 実施例2の排ガス熱交換器の構成及びその内部における溶液の流動を示す模式断面図である。 実施例3の排ガス熱交換器の構成及びその内部における溶液の流動を示す模式断面図である。 図7の状態から流調弁を切り替えた場合における溶液の流動を示す模式断面図である。 実施例4の排ガス熱交換器の構成及びその内部における溶液の流動を示す模式断面図である。
以下、本発明の実施形態における手段について説明する。なお、本実施形態に係る熱交換器は、吸収式冷温水機に用いる排ガス熱交換器として記載するが、当該熱交換器は、吸収式冷温水機に適用するものに限定されるものではなく、また、排ガス熱交換器に限定されるものでもない。
第1の手段は、主にバーナーの燃焼熱を駆動源とする吸収式冷温水機に用いる排ガス熱交換器において、溶液入口配管と、入口ヘッダー管と、伝熱管と、フィンと、出口ヘッダー管と、溶液出口管と、排ガス熱交換器に流入してくる排ガス温度を測定する複数個の温度センサと、排ガスによって加熱された溶液の出口温度を測定する温度センサとを含む構成としたものである。そして、入口ヘッダー管の内部には、溶液が通過する流路を上下に分割できる仕切り板を設けている。なお、仕切り板によって入口ヘッダー管と伝熱管群とが上下に分割されるため、説明の都合上、上側を上段側、下側を下段側と呼称する。また、溶液入口配管は、入口ヘッダー管の上段側に溶液を供給することができるように接続されている。さらに、溶液入口配管には、入口ヘッダー管の下段側に向かって溶液を輸送できるようにバイパス配管を接続している。そのバイパス配管の途中には、流量調整弁(以下、「流調弁」という。)を設置し、流調弁の開度を調整することで、入口ヘッダー管に接続された入口ヘッダー管(伝熱管群)の上段側と下段側に供給する溶液流量を可変とすることができ、排ガス温度の測定結果に基づいて溶液供給量を変更することができる。
第2の手段は、上記バイパス管の溶液入口配管と流調弁との間から入口ヘッダー管の下段側に向かって溶液を輸送できるように2次バイパス配管を接続する。ただし、2次バイパス配管の流路断面積は、バイパス配管のそれよりも十分小さいものとする。そうすることで、流調弁を全閉状態にしても、わずかながら入口ヘッダー管(伝熱管群)の下段側にも常時、溶液を供給することが可能になる。
第3の手段は、第1の手段の構造に加え、入口ヘッダー管から溶液出口配管に向かって溶液を輸送できるように、3次バイパス配管を接続する。3次バイパスの途中には、1次電磁弁を設ける。なお、溶液出口配管は、出口ヘッダー管に、2次電磁弁を介して接続する。そうすることで、1次電磁弁及び2次電磁弁の開閉により、伝熱管群の上段側と下段側の流路接続を並列/直列に切り替えることができ、排ガス温度、溶液出口温度及び溶液流量の測定結果に基づいて、伝熱管内の溶液流速を制御することが可能になる。
つぎに、上記の手段により得られる効果について説明する。
第1、第2の手段により、排ガス温度及び溶液出口温度の測定結果に基づいて流調弁の開度制御を行い、より高温度の排ガスが通過する伝熱管群には、より多くの溶液を供給するので、排ガスが持つ熱を効率よく回収できる。つまり、溶液に回収した熱は、吸収式冷温水機の駆動源として利用されるため、冷凍能力を増大させるとともに、吸収式冷温水機の効率が向上するという効果が得られる。
第3の手段により、排ガス温度、溶液出口温度及び溶液流量の測定結果に基づいて、条件にあった流調弁、1次電磁弁及び2次電磁弁の制御を行い、伝熱管内を通過する溶液流速の低下を防止することができ、排ガスと溶液との熱伝達を促進させ、排ガスが持つ熱を効率よく回収できる。そのため、上記と同様の効果が得られる。
以下、実施例を用いて更に詳細に説明する。
図1〜図6を用いて実施例1について説明する。
まず、吸収式冷温水機の全体構成について図1を用いて説明する。
吸収式冷温水機100は、吸収式冷温水機の要部101と、周辺機器と、これらを接続する配管類と、から構成されている。ここで、吸収式冷温水機の要部101とは、図1において一点鎖線で表す範囲全体をいう。
吸収式冷温水機の要部101は、高温再生器102、低温再生器103、凝縮器104、蒸発器105及び吸収器106を含む構成である。周辺機器には、排ガス熱交換器107、高温熱交換器108、低温熱交換器109、溶液ポンプ110、冷媒ポンプ111、溶液流量センサ112、冷却水の熱を大気に開放する冷却塔(図示せず)等が含まれる。
以下では、冷媒に水を、溶液に臭化リチウム水溶液を使用した場合について説明する。
吸収式冷温水機101の内部は、通常、窒素、酸素等の空気成分が除去され、減圧され、冷媒の水蒸気で満たされた状態が維持されている。吸収式冷温水機101の運転時における各部の水蒸気圧は、高温再生器が最も高く、次いで「低温再生器及び凝縮器」、「蒸発器及び吸収器」の順となっている。なお、その他の冷媒や溶液でも同等の効果が得られる。
高温再生器102と低温再生器103で発生する冷媒蒸気は、冷媒配管113と通路114を通り、凝縮器104に送られる。冷媒蒸気は、凝縮器104で凝縮して液体となる。その後、冷媒配管115を通り、蒸発器105に送られる。
蒸発器105に送られた冷媒は、冷媒ポンプ111を動力として、冷媒配管116を介して蒸発器105の上部から散布される。散布された冷媒は、蒸発し、その際に蒸発潜熱が奪われて低温度となり、冷水配管117を通る冷水の温度を下げる。そして、温度が下がった冷水118は、空調機などの負荷側へ供給される。
一方、蒸発器105で蒸発した冷媒蒸気は、吸収器106に送られ、その後、冷媒蒸気は、比較的濃度の高い溶液(濃溶液)に吸収される。濃溶液は、高温再生器102と低温再生器103から送られてくるようになっている。濃溶液は、冷媒蒸気を吸収し、比較的濃度の低い溶液(稀溶液)となる。この稀溶液は、溶液ポンプ110によって高温再生器102へ送られる。ここで、稀溶液の一部が低温再生器103に送られるように制御してもよい。
高温再生器102へ送られた稀溶液は、バーナー119の燃焼によって得られた熱で加熱され濃縮される。その時、発生した冷媒蒸気が配管113を通り、再び凝縮器104へ送られる。
高温再生器102へ送られる稀溶液は溶液温度をできるだけ高く、吸収器106へ送られる濃溶液は溶液温度をできるだけ低くすることが望ましい。このため、低温熱交換器109と高温熱交換器108を用いて濃溶液と稀溶液との間で熱交換を行う。さらに、高温再生器102へ向かう稀溶液の一部または全部を、配管120を介して排ガス熱交換器107へ送り、高温再生器102から送られてきた排ガスによって更に加熱する。そうすることで、排ガスが持つ熱をより多く回収して、冷凍能力を向上させることができる。
以上のように、冷媒が溶液によって輸送され、蒸発・凝縮を繰り返しながら冷熱を生成し続けることを可能にしている。
次に、排ガス熱交換器の構造について図2を用いて説明する。
図2は、本実施例の吸収式冷温水機に用いる排ガス熱交換器の外観を示す斜視図である。
本図に示す排ガス熱交換器200は、溶液入口配管201(単に「入口配管」ともいう。)、溶液出口配管202(単に「出口配管」ともいう。)、入口ヘッダー管203、出口ヘッダー管204、伝熱管205、フィン206及び筐体(図示せず)で概ね構成されている。筐体は、伝熱管205の集合体である伝熱管群とフィン206の集合体であるフィン群とを内包し、排ガスを通過させるために排ガスの入口部及び出口部が開口した状態で形成されている。伝熱管群及びフィン群は、蛇行した構成を有する一本の伝熱管205と、これとほぼ直交する方向に複数枚重ねられたフィン206とで構成された熱交換器ユニット207を高さ方向に積層し、多段化したものである。
本実施形態では、たとえば10段積層した場合を例に挙げて説明する。
多段化された熱交換器群の各伝熱管入口には、ひとつの入口ヘッダー管203が取り付けられている。同様に各伝熱管の出口には、ひとつの出口ヘッダー管204が取り付けられている。そして、それぞれのヘッダー管に、溶液入口配管201、溶液出口配管202が取り付けられている。
排ガス熱交換器内における溶液と排ガスの流れについて説明する。
溶液は、溶液ポンプ110によって低温熱交換器109で加熱された後、溶液の一部または全部が排ガス熱交換器200(図1においては符号107で表している。)の溶液入口配管201に送られて、入口ヘッダー管203へ供給される。入口ヘッダー管203へ供給された溶液は、入口ヘッダー管203へ接続された各伝熱管205に等量に分配される。分配された溶液は伝熱管内部を流れる。
一方、高温再生器102から向かってくる排ガスは、排ガス熱交換器200のガス入口部(図示せず)から矢印208の方向に流入する。流入した排ガスは、伝熱管群に取り付けられたフィン206の隙間を通過する。その際、排ガスの熱をフィン206で回収し、フィン206から伝熱管205へ、伝熱管205から溶液へと熱を回収する。そして、排ガスは溶液に熱を回収されながら排ガス熱交換器200のガス出口部(図示せず)へ向かい、矢印209の方向へ送られる。
溶液は、排ガスの熱を回収しながら出口ヘッダー管204に向かって伝熱管内を流れる。各伝熱管内を流れる加熱された溶液は、出口ヘッダー管204で集合されて溶液出口配管202へ送られる。排ガス熱交換器200を出た溶液は、配管121を通り、高温熱交換器108を出た配管122と合流して高温再生器102へ供給される。
次に、排ガス熱交換器において、供給される排ガスの温度分布と、それに対応する排ガス熱交換器200の構造および溶液の流量制御について、図3〜図5を用いて説明する。
図3は、排ガス熱交換器200の排ガス入口部における排ガス温度分布の一例を示したものである。縦軸は排ガス熱交換器入口部における高さ方向の位置を、横軸は排ガス温度を示している。
前述のとおり、高温再生器102では、バーナー119の燃焼熱によって稀溶液を加熱する。高温再生器102内部の稀溶液の流動状態によって、排ガスから溶液への熱伝達の様相が変化する。そのため、排ガスからの熱回収量が多い部分と、少ない部分とがあり、結果として、高温再生器102の出口(排ガス熱交換器の入口)において排ガスの温度分布が生じる。本実施例では、排ガス熱交換器200の入口部において上段側が高温、下段側が低温という排ガス温度分布を形成することを例に挙げて説明する。ただし、形成される温度分布はこれに限定されるものではない。
図4は、排ガス温度分布が生じた場合でも、できるだけ多くの排ガスの熱を回収することができる排ガス熱交換器の構成と溶液の流量制御方法について示している。
本発明の排ガス熱交換器400は、排ガスの温度を測定する温度センサ401、402、溶液の出口温度を測定する温度センサ403、溶液入口配管201、溶液出口配管202、入口ヘッダー管203、出口ヘッダー管204、伝熱管205、フィン(図示せず)、バイパス配管404及び流量調整弁405(以下、「流調弁」という。)、並びに排ガスの温度と溶液の出口温度に基づいて流調弁の開度を制御する流量制御ユニット406から構成されている。排ガス熱交換器400の基本構成は、図2で説明したとおりである。それに加えて、本発明では以下の構造を持つことを特徴としている。
すなわち、入口ヘッダー管203を仕切り板407によって上段側と下段側に分割する。溶液入口配管201を入口ヘッダー管203との接続部よりも上流側で分岐させ、そこからバイパス配管404によって下段側の入口ヘッダー管203に接続する。そのバイパス配管404の途中には、流調弁405が設けられている。図4中のMは入口ヘッダー管203の上段側に供給する溶液流量、mは下段側に供給する溶液流量を示す。
g1は、上段側付近の温度センサ401によって測定した排ガス温度であり、Tg2は下段側付近の温度センサ402によって測定した排ガス温度である。これらは、制御ユニット406に電気信号として送られる。
表1は、流量調整弁の開度の制御を示したものである。
Figure 0006320958
上記のような構成により、排ガスの温度測定結果Tg1及びTg2に基づいて、排ガス熱交換器400に流れてくる排ガスの温度分布が、上段側408で高温度、下段側409で低温度と判定した場合(Tg1>Tg2)は、流調弁405の開度を小さくする。つまり、温度が高い排ガスが通過する伝熱管群には、できるだけ多くの溶液を供給し、効率よく排ガスの熱を回収する。一方、上段側408と下段側409で排ガス温度が等しいか、下段側409で高温度である場合(Tg1≦Tg2)は、流調弁405を全開とする。
図5は、流調弁405の開度と、それによって溶液と排ガスで熱交換した後の溶液出口配管202における溶液温度との関係を示したものである。
本図に示すように、流調弁の開度を全閉とした場合と前回とした場合との間に溶液出口配管における溶液温度が最大となる開度がある。このような開度に調整することにより、溶液の出口温度が上昇し、排ガスから溶液への熱回収を効率的に行うことができる。
上述の流調弁の開度の調整(制御)は、図4に示す溶液出口配管202に設けた温度センサ403により溶液の温度を測定し、流調弁405の開度を微調整することにより行う。この場合に、フィードバック制御、フィードフォワード制御等を適用することができる。
図6を用いて実施例2について説明する。
本図は、実施例1の構造と手段に加えて、さらに2次バイパス管701を設けたものである。2次バイパス管701の流路断面積は、バイパス管702(図4の符号404)のそれに比べて非常に小さいものである。2次バイパス管701は、バイパス管702の流調弁703と溶液入口配管201の途中に接続し、他端を入口ヘッダー管203の下段側に接続したものである。
そのような構造をとることにより、流調弁703(図4の符号405)を全閉鎖とした場合でも、両バイパス管の流路断面積の比率に応じて、常に下段側409の伝熱管群にも溶液を流すことが可能である。すなわち、実施例1の構造で流調弁703を全閉鎖した場合は、下段側409の伝熱管群には溶液は供給されず、満たされた溶液が停留する。その停留した溶液は、排ガスの熱によって加熱され沸騰する可能性がある。そして、沸騰で生じた気泡が浮力によって出口ヘッダー管204に流れると、気泡の圧縮性により溶液流動の圧力損失増大の原因となることが懸念される。そのため、上記の通り、2次バイパス管701を設け、仮に流調弁703を全閉鎖したとしても、常に下段側409の伝熱管群に溶液が供給され、伝熱管群内に溶液が停留することなく、溶液の沸騰を回避し、溶液流動の圧力損失増大を防止できる。
図7及び8を用いて、本発明の実施例3について説明する。
本実施例は、主に吸収式冷温水機の起動時や、例えば、アイドリング時などに効果を発揮するものである。吸収式冷温水機の起動時などは、溶液の流量が定格に達しておらず、低流量である。つまり、実施例1、2において溶液流量を少なくした場合、各伝熱管内を流れる溶液の流速が小さくなる。その結果、排ガスと溶液との熱伝達が低下し、排ガスから回収できる熱が少なくなることが懸念される。
本実施例は、吸収式冷温水機の起動時など比較的溶液流量が少ない場合でも、多くの排ガスの熱を溶液に回収するようにしたものである。
本実施例の排ガス熱交換器800の構造及び溶液の流動状態について以下に説明する。
本実施例においては、実施例1または2の構造に加え、3次バイパス管801と1次電磁弁802と2次電磁弁803とを設けている。3次バイパス管801は、入口ヘッダー管203の下段側に接続し、他端を溶液出口配管202へ接続する。3次バイパス管801の途中には1次電磁弁802を、出口ヘッダー管204と3次バイパス管801が溶液出口配管202に接続された部位との間には2次電磁弁803を設けている。
このような構造を有する本実施例は、例えば、次のような制御を行う。
まず、図1に示す溶液流量センサ112で計測した溶液流量値Qを流量制御ユニット406に電送し、溶液流量値Qが定格に達していなければ、低流量運転と判断し、流調弁804(図4の符号405に対応する。)を全閉鎖とし、1次電磁弁802を全開とし、2次電磁弁803を全閉鎖とする。すると、溶液は、上段側の入口ヘッダー管203に供給され、上段側408の伝熱管群を通り、出口ヘッダー管204の上部に流れる。そして、出口ヘッダー管204の下部に流れ、下段側409の伝熱管群を通り、入口ヘッダー管203の下段側に送られる。その後、3次バイパス管801を通って、溶液出口配管202へ流れる。
起動状態が終了し、溶液流量が定格状態に達したら、図8に示すように、流調弁804を徐々に開き、1次電磁弁802を全閉鎖とし、2次電磁弁803を全開にする。その後は、実施例1に記載した排ガス温度と溶液出口温度に基づいた溶液流量制御へと移行する。
すなわち、排ガス熱交換器800の伝熱管群を上下に分割し、溶液流量が小さい場合は、両者を直列に溶液を流す。すると、溶液が通過する伝熱管の流路断面積が半分になり、溶液流速が2倍になる。よって、伝熱管内の溶液流速を高く維持することで、排ガスが持つ熱を溶液との熱伝達率を高く維持できる。そして、溶液流量が定格状態に到達した時は、両伝熱管群を並列に溶液を流す。
表2は、上述の流量調整弁の開度の制御をまとめて示したものである。
Figure 0006320958
なお、定格運転時における排ガス温度Tg1、Tg2に対応する制御に関しては、表1に示すものと同様である。
図9を用いて、本発明の実施例4について説明する。
本実施例は、実施例1または2において、入口ヘッダー管1100(図4の符号203に対応する。)の分割数を変更した場合の例である。
図9に示すように、入口ヘッダー管1100は、仕切り板1101と2次仕切り板1102とで、上段側1103、中段側1104、下段側1105の3つに分割されている。その3つの領域には、それぞれに対応する排ガス温度センサ1106、1107、1108が設けられている。そして、バイパス管1109の流調弁1110の下流側には、分岐が設けてあり、一方は2次流調弁1111を介して入口ヘッダー管1100の中段側1104に接続され、他方は分岐部から更にバイパス管1112を介して入口ヘッダー管1100の下段側1105に接続されている。バイパス管1112には、3次流調弁1113が設けてある。
このような構造にすることで、より複雑な排ガス温度分布に対応することができる。たとえば、伝熱管群の上段1103、中段1104、下段1105の各領域を通過する排ガスの温度が、上段Tg1>下段Tg3>中段Tg2という順番で高い場合、3次流調弁1113を全開とし、溶液出口温度の測定結果に基づいて流調弁1110及び2次流調弁1111の開度を微調整する。なお、3分割以上でもそれぞれに対応したバイパス管と流調弁を設ければ、より複雑な排ガス温度分布に対応でき、より多くの排ガスの熱を回収できる。これにより、冷凍能力を向上させることができる。
100:吸収式冷温水機、101:吸収式冷温水機の要部、102:高温再生器、103:低温再生器、104:凝縮器、105:蒸発器、106:吸収器、107:排ガス熱交換器、108:高温熱交換器、109:低温熱交換器、110:溶液ポンプ、111:冷媒ポンプ、112:溶液流量センサ、113:冷媒配管、114:通路、115:冷媒配管、116:冷媒配管、117:冷水配管、118:出口冷水、119:バーナー、120:溶液配管、121:溶液配管、122:溶液配管、200:排ガス熱交換器、201:溶液入口配管、202:溶液出口配管、203:入口ヘッダー管、204:出口ヘッダー管、205:伝熱管、206:フィン、207:熱交換器ユニット、208:排ガス流入方向、209:排ガス流出方向、401:排ガス温度センサ、402:排ガス温度センサ、403:溶液温度センサ、404:バイパス配管、405:流量調整弁、406:流量制御ユニット、407:仕切り板、408:上段側、409:下段側、701:2次バイパス管、702:バイパス管、703:流量調整弁、800:排ガス熱交換器、801:3次バイパス管、802:1次電磁弁、803:2次電磁弁、804:流量調整弁、1100:入口ヘッダー管、1101:1次仕切り板、1102:2次仕切り板、1103:上段側1104:中段側、1105:下段側、1106:排ガス温度センサ、1107:排ガス温度センサ、1108:排ガス温度センサ、1109:バイパス管、1110:流量調整弁、1111:流量調整弁、1112:バイパス管、1113:流量調整弁。

Claims (7)

  1. 吸収液を熱媒体とし、バーナーに供給した燃料の燃焼熱を駆動源とする吸収式冷温水機であって、
    前記吸収液を濃縮する再生器と、前記バーナーで発生する排ガスから熱を回収する排ガス熱交換器と、を有し、
    前記排ガス熱交換器は、前記熱媒体を供給する入口配管と、入口ヘッダー管と、複数の伝熱管と、前記伝熱管に付設され前記排ガスに接触するフィンと、出口ヘッダー管と、出口配管と、を含み、前記熱媒体と前記排ガスとの熱交換をするものであって、
    前記入口ヘッダー管には、前記複数の伝熱管の一方の端部が接続され、
    前記複数の伝熱管の他方の端部は、前記出口ヘッダー管に接続され、
    前記出口ヘッダー管は、前記出口配管に接続され、
    前記入口ヘッダー管には、その内部を少なくとも2つの領域に分割する仕切り板が設けられ、
    分割された前記入口ヘッダー管の領域には、前記入口配管又は前記入口配管から分岐したバイパス管が接続され、
    前記バイパス管は、前記熱媒体の流量を調整する流量調整弁を有し、
    前記排ガスの入口温度の分布を測定するための気体温度センサを少なくとも2つ有し、
    前記出口配管には、前記熱媒体の温度を測定する熱媒体温度センサを設け、
    前記気体温度センサ及び前記熱媒体温度センサの測定結果に基づいて、前記流量調整弁の開度を調整する、吸収式冷温水機。
  2. 前記バイパス管には、前記流量調整弁の上流側と下流側とを接続する2次バイパス管が付設され、
    前記2次バイパス管の流路断面積は、前記バイパス管の流路断面積よりも小さい、請求項1記載の吸収式冷温水機。
  3. 前記入口ヘッダー管の複数の領域のうちの1つと前記出口配管とを接続する3次バイパス管を有し、
    前記3次バイパス管は、1次電磁弁が設けられ、
    前記出口配管には、前記出口配管における前記3次バイパス管の接続部の上流側に2次電磁弁が設けられ、
    前記流量調整弁、前記1次電磁弁及び前記2次電磁弁の開度を調整することにより、
    前記入口ヘッダー管の複数の領域における前記熱媒体の流れの向きを変更可能とした、請求項1又は2に記載の吸収式冷温水機。
  4. 液体を含む熱媒体を供給する入口配管と、入口ヘッダー管と、複数の伝熱管と、前記伝熱管に付設され気体に接触するフィンと、出口ヘッダー管と、出口配管と、を備え、
    前記熱媒体と前記気体との熱交換をする熱交換器であって、
    前記入口ヘッダー管には、前記複数の伝熱管の一方の端部が接続され、
    前記複数の伝熱管の他方の端部は、前記出口ヘッダー管に接続され、
    前記出口ヘッダー管は、前記出口配管に接続され、
    前記入口ヘッダー管には、その内部を少なくとも2つの領域に分割する仕切り板が設けられ、
    分割された前記入口ヘッダー管の領域には、前記入口配管又は前記入口配管から分岐したバイパス管が接続され、
    前記バイパス管は、前記熱媒体の流量を調整する流量調整弁を有し、
    前記気体の入口温度の分布を測定するための気体温度センサを少なくとも2つ有し、
    前記出口配管には、前記熱媒体の温度を測定する熱媒体温度センサを設け、
    前記気体温度センサ及び前記熱媒体温度センサの測定結果に基づいて、前記流量調整弁の開度を調整する、熱交換器。
  5. 前記バイパス管には、前記流量調整弁の上流側と下流側とを接続する2次バイパス管が付設され、
    前記2次バイパス管の流路断面積は、前記バイパス管の流路断面積よりも小さい、請求項4記載の熱交換器。
  6. 前記入口ヘッダー管の複数の領域のうちの1つと前記出口配管とを接続する3次バイパス管を有し、
    前記3次バイパス管は、1次電磁弁が設けられ、
    前記出口配管には、前記出口配管における前記3次バイパス管の接続部の上流側に2次電磁弁が設けられ、
    前記流量調整弁、前記1次電磁弁及び前記2次電磁弁の開度を調整することにより、
    前記入口ヘッダー管の複数の領域における前記熱媒体の流れの向きを変更可能とした、請求項4又は5に記載の熱交換器。
  7. 吸収液を熱媒体とし、バーナーに供給した燃料の燃焼熱を駆動源とし、
    吸収器と、蒸発器と、前記吸収液を濃縮する再生器と、凝縮器と、前記バーナーで発生する排ガスから熱を回収する排ガス熱交換器と、を有する吸収式冷温水機の制御方法であって、
    前記排ガス熱交換器は、前記熱媒体を供給する入口配管と、入口ヘッダー管と、複数の伝熱管と、前記伝熱管に付設され前記排ガスに接触するフィンと、出口ヘッダー管と、出口配管と、を含み、前記熱媒体と前記排ガスとの熱交換をするものであって、
    前記入口ヘッダー管には、前記複数の伝熱管の一方の端部が接続され、
    前記複数の伝熱管の他方の端部は、前記出口ヘッダー管に接続され、
    前記出口ヘッダー管は、前記出口配管に接続され、
    前記入口ヘッダー管には、その内部を少なくとも2つの領域に分割する仕切り板が設けられ、
    分割された前記入口ヘッダー管の領域には、前記入口配管又は前記入口配管から分岐したバイパス管が接続され、
    前記バイパス管は、前記熱媒体の流量を調整する流量調整弁を有し、
    前記排ガスの入口温度の分布を測定するための気体温度センサを少なくとも2つ有し、
    前記出口配管には、前記熱媒体の温度を測定する熱媒体温度センサを設け、
    前記気体温度センサ及び前記熱媒体温度センサの測定結果に基づいて、前記流量調整弁の開度を調整するものであり、
    前記入口ヘッダー管の複数の領域のうちの1つと前記出口配管とを接続する3次バイパス管を有し、
    前記3次バイパス管は、1次電磁弁が設けられ、
    前記出口配管には、前記出口配管における前記3次バイパス管の接続部の上流側に2次電磁弁が設けられ、
    前記流量調整弁、前記1次電磁弁及び前記2次電磁弁の開度を調整することにより、
    前記入口ヘッダー管の複数の領域における前記熱媒体の流れの向きを変更可能としたものであり、
    前記吸収器から流出する前記吸収液の流量を測定する流量センサを有し、
    前記流量センサにより測定した流量が少ない場合は、前記1次電磁弁を全開とし、前記2次電磁弁を全閉とする、吸収式冷温水機の制御方法。
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