JP6320252B2 - 蒸気タービンシステム - Google Patents
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Description
[A]全体構成
図1は、本発明に係る第1実施形態において、蒸気タービンシステムの要部を示す上面図である。図1では、図7と同様に、鉛直方向zが直交する水平面(xy面)を示しており、タービン車室90に組合せ蒸気弁100が設置された部分に関して模式的に図示している。また、図1においては、図7と同様に、内部構造の一部に関して破線で示すと共に、蒸気Fの主要な流れに関して太い実線の矢印で示している。ただし、図1では、図7と異なり、一対の組合せ蒸気弁100のうち一方を図示している。
本実施形態の組合せ蒸気弁100の構造に関して、更に詳細に説明する。
組合せ蒸気弁100において、弁ケーシング10は、上述の関連技術(図7参照)の場合と同様に、入口10Aと第1弁室10Bと中間流路10Cと第2弁室10Dと出口10Eとを有する。
組合せ蒸気弁100においては、上述の関連技術(図7参照)の場合と同様に、第1弁蓋21と第2弁蓋22とが設置されている。
組合せ蒸気弁100において、止め弁V1は、上述の関連技術(図7参照)の場合と同様に、第1弁棒31と第1弁体32と第1弁座33と第1スリーブ34とを有する。
組合せ蒸気弁100において、加減弁V2は、上述の関連技術(図7参照)の場合と同様に、第2弁棒41と第2弁体42と第2弁座43と第2スリーブ44とを有する。
上述したように、本実施形態では、上述の関連技術(図7参照)の場合と異なり、第1弁棒31の軸AX1が、第2弁棒41の軸AX2に対して傾斜している。ここでは、第1弁棒31において第1弁体32側に位置する一端が、他端よりもタービン車室90に近くになるように、第1弁棒31の軸AX1が第2弁棒41の軸AX2に対して傾斜している(図1参照)。
図3は、本発明に係る第1実施形態の変形例において、組合せ蒸気弁の要部を模式的に示す断面図である。図3では、図2と同様に、鉛直方向zが直交する水平面(xy面)に関して示している。図3においては、止め弁V1が設けられた部分を示し、加減弁V2が設けられた部分等については図示を省略している(図2参照)。
[A]構成
図4は、本発明に係る第2実施形態において、蒸気タービンシステムの要部を示す上面図である。図4では、図1と同様に、鉛直方向zが直交する水平面(xy面)を示しており、タービン車室90に組合せ蒸気弁100bが設置された部分に関して模式的に図示している。また、図4においては、図1と同様に、内部構造の一部に関して破線で示すと共に、蒸気Fの主要な流れに関して太い実線の矢印で示している。
本実施形態の組合せ蒸気弁100bは、上記のように構成されているので、止め弁V1とタービン車室90との間の空間が、上述の関連技術(図7参照)の場合および第1実施形態(図1参照)の場合よりも広い。このため、本実施形態は、組合せ蒸気弁100bおよびタービン車室90についてメンテナンスを行う際に、十分な作業スペースが有り、作業を容易に行うことができる。
[A]構成
図5,図6は、本発明に係る第3実施形態において、組合せ蒸気弁の要部を模式的に示す断面図である。図5では、図2と同様に、鉛直方向zが直交する水平面(xy面)に関して示している。図5においては、組合せ蒸気弁100cのうち、加減弁V2が設けられた部分を示し、止め弁V1が設けられた部分については図示を省略している。また、図5では、蒸気Fの主要な流れに関して太い実線の矢印で示している。そして、図6においては、図5中のY1−Y2部分の断面を示している。
上述の第1実施形態(図2参照)の場合には、蒸気Fは、第2弁室10Dのうち、中間流路10C側に位置する空間を主に流れる。このため、第2弁室10Dのうち中間流路10C側に対して反対側に位置する空間においては、蒸気Fが十分に回り込まずに、淀みがが発生する場合がある。その結果、圧力損失が増加する場合がある。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (6)
- 止め弁と加減弁との両者が共通する弁ケーシングに設けられている組合せ蒸気弁と、回転軸が水平面に沿ったタービンロータを収容しているタービン車室とを備え、前記止め弁と前記加減弁とを順次介して前記タービン車室の内部に蒸気が流れる、蒸気タービンシステムであって、
前記弁ケーシングは、前記蒸気が流入する入口と、前記入口に流入した蒸気が流れる第1弁室と、前記第1弁室に流入した蒸気が流れる中間流路と、前記中間流路に流入した蒸気が流れる第2弁室と、前記第2弁室に流入した蒸気が前記タービン車室へ流出する出口とを有し、
前記止め弁は、第1弁棒と、前記第1弁室において前記第1弁棒に連結されている第1弁体と、前記第1弁棒の軸に沿って前記第1弁体が前記第1弁棒と共に移動して接する部分を含む第1弁座とを有し、前記第1弁棒において前記中間流路側に位置する一端に前記第1弁体が設けられており、
前記加減弁は、第2弁棒と、前記第2弁室において前記第2弁棒に連結されている第2弁体と、前記第2弁棒の軸に沿って前記第2弁体が前記第2弁棒と共に移動して接する部分を含む第2弁座とを有し、
前記第1弁棒と前記第2弁棒との両者は、同一の水平面において延在しており、
前記入口が鉛直方向において前記第1弁室の下方または上方に設けられており、
前記第1弁体および前記第1弁棒とを収容する前記第1弁室は、前記水平面に沿った方向において前記中間流路の上流側に連通しており、前記中間流路の下流側は、前記水平面に沿った方向において前記第2弁室に連通しており、前記中間流路は前記第1弁棒の軸の伸びる方向に沿っており、
前記第2弁室は、前記水平面に沿った方向において前記出口に連通しており、前記弁ケーシングにおいて前記第2弁室および前記出口が形成された部分は、前記第2弁棒の軸に沿っており、かつ前記回転軸に交差するように前記タービン車室に取り付けられ、
前記第1弁棒において前記第1弁体側に位置する一端とは反対側に位置する他端が、前記一端よりも前記タービン車室から遠くなるように、前記第1弁棒の軸は、前記第2弁棒の軸に対して傾斜していることを特徴とする、
蒸気タービンシステム。 - 前記加減弁は、前記第2弁棒の軸が、前記回転軸に対して直交するように設けられている、
請求項1に記載の蒸気タービンシステム。 - 前記加減弁は、前記第2弁棒の軸が、前記回転軸に対して傾斜するように設けられている、
請求項1に記載の蒸気タービンシステム。 - 前記止め弁は、前記第1弁棒が第1ブッシュの内部を貫通しており、
前記第1弁棒および前記第1ブッシュのそれぞれは、前記止め弁が全開であるときに、互いに接触するバックシート面を含み、
前記バックシート面は、前記第1弁棒の軸に対して傾斜している、
請求項1から3のいずれかに記載の蒸気タービンシステム。 - 前記弁ケーシングにおいて前記第2弁室は、前記第2弁棒の軸よりも前記中間流路側に位置する空間が、前記第2弁棒の軸よりも前記中間流路側に対して反対側に位置する空間よりも広い、
請求項1から4のいずれかに記載の蒸気タービンシステム。 - 前記止め弁は、前記第1弁棒および前記第1弁体のそれぞれを個別に製作し、前記第1弁棒および前記第1弁体を結合させることによって形成されている、
請求項1から5のいずれかに記載の蒸気タービンシステム。
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