JP6319727B2 - ガス圧力を調整および制御するための装置および方法 - Google Patents

ガス圧力を調整および制御するための装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、主請求項の前提部分(preamble)に係るコークス炉システムの個々の炉の個々のガス圧力を調整または制御する装置および方法に関する。この種の装置は、欧州特許0649455号公報により公知である。この参考文献は複数の実施形態を開示しているが、これらのうち図10の実施形態について、以下に言及する。
この実施形態では、上昇管ベンドの垂直部分が、上方からコレクティングメーン内に突出している。この部分の下端にはウォーターシールが施されることで、前記部分が、上昇管ベンドの下方で垂直方向に延びる浸漬管から垂直方向に調節可能にシールされる。上昇管ベンド内では、ガスを冷却する目的で水が散水され、散水された水は最終的にコレクティングメーンの水溜めに集められる。ウォーターラビリンスシールの上方には、ウォーターノズルが設けられ、ウォーターラビリンスシール内の水位を高く維持して、上述したシーリング効果をもたらしている。
ウォーターラビリンスシールは上部が開口しているので、汚染物質が内部に蓄積して、水の流れを妨げ、ウォーターラビリンスシールによるフラッシング効果が低減される可能性がある。
浸漬管は、その下端が少なくとも部分的にコレクティングメーンの水溜め内に突出している。
浸漬管を上昇および下降させることで、ガス圧力が調整される。
しかしながら、通常、コレクティングメーン内には凝縮物や固形物が不均一に蓄積し、これにより水位が異なってしまうので、コレクティングメーン内に浸漬管を浸漬させることは不都合である。浸漬管は、凝縮物と接触する際に汚染される。コレクティングメーン内の不均一な蓄積と装置の上昇動作により、水面に波が発生することがあり、そうなると圧力の調整に悪影響を及ぼすことになる。
コレクティングメーン内の水位は理論的に決めることができるのみであり、実際の水位は不明なので、さらに測定を行うことによって決めなければならないことになるだろう。上昇管ベンドの長さを延長し、それより下に浸漬管を位置させることは、全高が高くなり望ましくなく、さらなる荷重の増加にもつながるため、既存のコークス炉システムでは許容できない。
浸漬管の操作装置は、側方、上方または下方に配置することができる。その際、コレクティングメーンの壁を貫通することになるので、個別のシールが必要になる。
さらに、この参考文献は、ガスの排出に影響を及ぼす浸漬管の下端縁の異なるデザインも開示している。
最後に、当該参考文献は、例えば、カップ底部の領域内に流出開口部を有する浸漬カップの様々な実施形態を開示している。これらの流出開口部は、水に含まれる汚染物質が原因で詰まり易いので不都合である。機能を回復させるため、これらの浸漬カップは、例えば、フラッシング、カップの横転または傾倒、およびクリーニングマンドレルの使用により、定期的に清掃する必要がある。
ガス圧力を容易に且つ確実に調整または制御することを可能とする圧力調整装置および方法を提供することが本発明の目的である。本発明によると、この目的は、主請求項の特徴部分の特徴によって達成される。ガス圧力の調整は、浸漬カップ内に浸漬管を浸漬する程度を異ならしめることにより行われる。これにより、浸漬カップが常に溢れ水位まで水で満たされる(つまり、水位が一定である)ので、信頼性の高い調整につながる。
本発明によると、上昇管ベンド内に配置されたスリーブは2つの目的に貢献する。ひとつは、上昇管ベンドの外側に、浸漬管を垂直方向に調節可能に配置する作動装置を備えることであり、もう一つは、浸漬管と上昇管ベンドの間に設けられるウォーターシールまたはウォーターラビリンスシールに給水する役割を果たすことである。このように、垂直方向に位置変更するすべての高さに亘って、上昇管ベンドと浸漬管の間で好適なシールが得られる。
スリーブに供給される水と作動装置は共に上昇管ベンドの外側に配置され、したがって、高温ガスの影響を受けたり、高温ガスに含まれる可燃性、毒性、刺激性を有する汚染成分の影響を受けたりすることがない。これらの成分は、タール、ベンゼン、ナフタレンのみならず、特に、水素、炭素、一酸化物、メタンおよび炭化水素を含む。この配置により、異物の混入を防ぎ、動作信頼性が高められる。
装置を作動すると、コークス炉ガスが上昇管ベンドを通ってコレクティングメーンの方向へ下方に流れる。変位可能な浸漬管の下縁が浸漬カップ内に収容されている水に浸漬されるので、コークス炉ガスは、コレクティングメーンに到達するためには、この水の中を流れなければならない。浸漬カップ内での浸漬管の浸漬深さに応じて、水中を移動するガスの経路長が異なる。
浸漬管の浸漬深さを増加させると、水中を移動する距離も増加する。すなわち浸漬カップを通って流れるためには、コークス炉ガスが高い水圧に打ち勝つことが必要となる。ベンドおよび炉内で生じる背圧は、ウォーターバリアを突破するのに十分な圧力まで増加する。
浸漬管にはスロットを設けてもよいが、これは、ガスが水中を迂回することなくコレクティングメーン内に流入することができるようにするための、浸漬管の内部からコレクティングメーンまでの直接連結手段に相当する。浸漬管の浸漬深さを増すと、水面より上のスロットが空いている領域が減少する。このことは、炉内およびベンド内に存在する圧力の増加の原因となる背圧にもつながる。
実際には、コークス炉ガスの一部が上記スロットが空いている断面領域を通って流れ、コークス炉ガスの別の一部が水中を流れるが、ガスの流れが僅かな場合には、もっぱら水中を流れる。
浸漬管の調節範囲は、浸漬カップから浸漬管を完全に引き抜くことができるように十分に大きい。スロットがある場合には、スロット領域に加えて、コークス炉ガスの通流を許容する環状ギャップが、浸漬管の下端と水面の間に形成される。
通常運転の間、背圧が所望の炉圧力に対応するまで、多かれ少なかれ浸漬管が浸漬カップ内に浸漬される。深く浸漬することで、炉内に存在する圧力が増加し、少量の浸漬では、圧力の減少が起こる。
炉を分離すると、炉外にコークスが押し出されることになり、そのために炉のドアが開放される。これらの大きな開口を通して炉内およびコレクティングメーン内に、そしてさらにはガス浄化システム内に吸引される空気(酸素!)の量が多いので、可燃性混合物ができる可能性がある。これを防止するため、炉とコレクティングメーンの接続部は閉鎖する必要がある。
この目的を達成するため、炉からの背圧とコレクティングメーンからの吸引のいずれも浸漬カップ内のウォーターバリアを突破するには不十分な程度に、浸漬管が浸漬カップ内に浸漬される。これに先立って、上昇管カバーを開けて、発生途中のコークス炉ガスを流出させ、点火し、燃焼する。
炉が押された後、すなわち炉が空になると、次のコークス化処理のために石炭を充填(炉を接続)しなければならない。これは通常、炉の屋根に設けた充填孔を介して行うか、炉のドアから石炭ケーキを押し入れることで行う。石炭が高温の炉壁と接触すると、所謂充填ガスが多量に形成され、ダストが舞い上がる。
この充填ガスとダストは、環境への放出を防ぐ(放出保護)ために、吸い出さなければならない。できる限り円滑にコレクティングメーンに搬送できるようにするため、圧力調整装置は最大限に開放される。このため、浸漬カップが枢動回転される。水はカップから流れ出て、回転したカップは、浸漬管の全断面を露出させる。
上昇管ベンドは、通常、コレクティングメーンの領域に実質的に垂直な部分を含んでいる。これにより、コレクティングメーンへのガスの流れに乱流を発生させないことが可能となる。さらに、上昇管ベンドの垂直部分により、スリーブが容易にベンドを通過することが可能となる。貫通位置においては、簡単なウォーターシールを設けることができ、当該ウォーターシールの溢流が上昇管ベンドの内部に流入して、そして最終的にはコレクティングメーンに供給される。
さらに、浸漬カップを位置決めする手段がスリーブの内部に支持されていると好適である。この位置決め手段は、このように高温ガスに対して保護され、上述したようにガスやガスに含まれる浮遊固体を介して汚染されるリスクを被り難い。また、位置決め手段の駆動装置を上昇管ベンドの外側に配置することができ、このことが、ひいては動作信頼性を高めることになる。先行技術の場合とは異なり、ここでは、操作手段がコレクティングメーンの壁を貫通する必要がなくなる。
位置決め手段をチューブとして構成して、その上端に給水部を設けることも好適である。水はチューブを冷却するとともに、好ましくは浸漬管の下方に配置される浸漬カップの水を補給する役割を果たす。水の排出口は、主に浸漬管のウォーターラビリンスシールの近傍に設けることができ、水はスリーブの内面を下方に流れて、通常、浸漬カップ内に集められる。
通常、浸漬管は浸漬カップ内に突出するので、浸漬カップ内の水位は溢れ縁のレベルで一定に維持される。水は、例えば、上昇管ベンド内に位置させることも可能な少なくとも1つの散水ノズルを通して主に供給される。しかしながら、スリーブのウォーターシールを介して追加の水が導入される。この水もまた浸漬カップ内の水位を一定に維持する役割を果たす。
水を恒久的に流入することにより、浸漬カップは常に縁まで満たされている。このような方法により、一定且つ規定の水位が得られ、公知の先行技術と対比すると、素早く正確なガス圧力の調整が可能となる
浸漬カップの縁を超えて水を絶えず溢れさせることにより、汚染物質が恒久的に洗い流される。先行技術では、浸漬カップが排出口を含み、当該排出口はときには狭いので、目詰まりや詰まりが起こる可能性があるのに対して、本発明の装置においては、浸漬カップの縁全体を超えて水の流れが起こるので、詰まりが生じるリスクがなくなる。
浸漬管の下端が水平に構成されていると、ガスは全円周に亘って均等に排出される。しかしながら、ガスを円滑に排出するために、浸漬管の下端にスロットを設けたり、他の規則的または不規則的な末端要素を設けたりしてもよい。
浸漬カップを枢動可能とするため、少なくとも1つの支点を介してカップをその片側で固定し、位置決め手段により当該支点を中心にカップを枢動回転させることが好適である。この目的のため、位置決め手段の下端を浸漬カップに関節結合することが好適である。また、チェーンまたはロープを連結手段として用いてもよい。
本発明の別の実施形態として、コークス炉システムの個々の炉の個々のガス圧力を調整または制御する装置が、コレクティングメーンではなく、上昇管ベンドと関連づけられる構成とすることもできる。上昇管ベンドにはスリーブが設けられており、当該スリーブは、その下端が少なくとも1つの導管を介してウォーターラビリンスシールに接続され、上昇管ベンドの外側で、その上端がウォーターラビリンスシールに給水する給水部を有している。上昇管ベンドの垂直部、より厳密にはその延長部は、装置の直径に適合する直径を有していてもよく、例えば、上昇管自体よりも幅が広くてもよい。
装置が上昇管内または上述した延長部内に配置されることで、ガス圧力をコレクティングメーンの形状とは無関係に調整または制御することができる。これにより、装置に十分なスペースを提供することができない小さなコレクティングメーンに対しても、本発明の調整が利用できるという利点が提供される。
また、本発明は、浸漬管よりも下方に位置する浸漬カップを連続的に水で満たすことで、水が溢れ縁を超えて溢れて一定の水位を確立し、前記ガス圧力を調整または制御するために当該水位に対して前記浸漬管の下端を調節することを特徴とする方法によっても実現される。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
浸漬管が上昇した状態における本発明の装置の第1実施形態の垂直断面図を示す。 浸漬管が下降した状態における図1の装置の部分垂直断面図を示し、スリーブ内で水が通る経路を示す。 図1の装置の部分垂直断面図を示し、位置決め手段内の水が通る経路を示している。 ウォーターシールの一代表例を含む図1の装置上部の部分垂直断面図を示す。 下方に枢動回転された浸漬カップを含む、図1の装置下部の部分垂直断面図を示す。 本発明による装置の第1実施形態の、調圧装置がコレクティングメーン内ではなく、上昇管ベンド内に設けられている場合の、部分垂直断面図を示す。
図1はコークス炉1を備えた本発明による圧力調整装置15の垂直断面図を示し、炉の作動時にコークス炉1からコークス炉ガスが上昇管3内を垂直方向上方に案内される。上昇管は、その上端に点検および清掃用フラップを有し、当該フラップよりも下方の一点から傾斜した角度で下方に延びる上昇管ベンド4が後に続いている。ベンド内には少なくとも1つの散水ノズル5が配されており、コークス炉ガスを冷却するために散水ノズル5を通してベンド内に水を導入することができる。上昇管ベンド4は、その垂直部分6で終結し、当該垂直部分6は、頂部に水平遮蔽板8を有するコレクティングメーン7内に位置している。
上昇管ベンドの下端にはウォーターラビリンスシール9が配されており、当該ウォーターラビリンスシール9は、上昇管ベンドと同軸に延びて、水平レッグ11を介して垂直部6に頂部が接続されるリング10を含んでいる。ベンド4、より厳密には垂直部6が、リング10と共に円形スペースを画定し、当該円形スペースは底部が開口するとともに、上昇管ベンドの下部を同軸に囲繞する浸漬管12がその中に突出している。ウォーターラビリンスシールを完成させるため、浸漬管12にはリング13が設けられており、当該リング13は、さらに浸漬管と同軸に配されるとともに、その下部が水平レッグ14を介して浸漬管に固定されている。リング13は浸漬管12と共に頂部が開口する円形スペースを画定し、図示した装置15を作動させるため、当該円形スペースを水に浸して水中浸漬を完成させることで、装置が作動する間に浸漬管を垂直方向に変位させることが可能となり、同時にシール効果が保証される。
上昇管ベンド4の垂直部分6内には二重壁スリーブ16が配されており、当該二重壁スリーブ16は、少なくとも1つの接続通路17を介して浸漬管12とリング13との間で円形ラビリンススペースと流体連通している。したがって、二重壁スリーブ16は、その下端がウォーターラビリンスシール9の領域内にある。その上端は上昇管ベンドの垂直部6の外側で且つ当該垂直部6よりも上方に位置し、ウォーターシール18によって上昇管に対してシールされている。上昇管の外側では、スリーブ16が作動装置19と接続されており、当該作動装置19によりスリーブ16および浸漬管12が垂直方向に変位可能となる。上端の領域では、スリーブ16にはさらに給水部20が設けられ、当該給水部20は、二重壁スリーブの内部に、そして接続通路17を介してウォーターラビリンスシール9の内部にも水を充填し、上昇管ベンドに対して浸漬管の上述した垂直方向に変位可能なガスシールを完成させる役割を果たす。
水が下方からウォーターラビリンスシール内に供給されて上方に流れるので、上方からウォーターラビリンスシール内に固形物が入ることが防止される。さらに、連続して水が流れることによりシールの内部が清掃され、汚染物質が洗い流される。
コレクティングメーン7の内部で浸漬管12の下方には、浸漬カップ21が設けられており、当該浸漬カップ21は、その片側を軸受機構22を介して枢動回転させることができる。軸受機構22は懸架装置23の下端に配置され、当該懸架装置23は、例えば、コレクティングメーン内で遮蔽板8に固定されている。
浸漬カップ21は浸漬管12よりも幅が広く、頂部が開口した円錐台として形成してもよい。浸漬カップ21は、水平に延びる底部25に対して、例えば、70°の斜角で延びるように配された側壁24を有する。浸漬カップは、例えば、ノズル5、給水部20および給水部29を通して供給される水を収容する役割を果たす。したがって、装置が作動しているときは、浸漬カップは常に縁まで水がいっぱいに満たされている。水が連続して流入するため、矢印26で示すように、水が縁を超えてコレクティングメーン内に流入する。壁が斜めになっていることで、ガスを排出する間に乱流が発生することを防止する。
浸漬カップの溢れ縁を超えて水を恒久的に溢れさせることで、水に含まれるかもしれない浮遊性の汚染物質が連続的に洗い流される。従来技術では、これらの汚染物質がカップ内に残るので、定期的にカップを傾けてカップを空にする必要がある。
浸漬カップ21を図1に示す水平位置に保持し、そして空にするために浸漬カップ21を傾けるため、二重壁スリーブ16内に配置され、前記スリーブを超えて頂部が突出する位置決め手段27を用いる。スリーブの外側では、位置決め手段27が作動装置28に接続されている。位置決め手段27は中空管として構成され、その上部には、水を下方に案内する給水部29が設けられている。
少なくとも1つの排水口30を通して、水が位置決め手段を出てスリーブ16の内部へ入る。そして、水は下方に流れて、浸漬カップ21内に流入する。
位置決め手段27の下端は、関節結合された連結部品31を有し、当該連結部品31がさらに浸漬カップの底部25に関節結合されている。連結部品はロープまたはチェーンとして構成されてもよい。
位置決め手段27は、スリーブの上端に配されたプラグシール32により、二重壁スリーブ16に対してシールされている。実際のシール効果は、水により生じる。プラグシールは、高い水圧が設定された場合、スリーブから水が漏れることを防止する。プラグシールにより、可動管の柔軟なシールが可能となる。
図示した装置15は、コークス炉1のガス圧力を調整または制御する役割を果たす。約800℃の温度を有するガス2がこのような炉を出る。コークスから抜けたガスは、上昇管ベンド4内で約80℃まで冷却される。冷却は導入した水によって行われるが、冷却によりガスの成分、特にタールが凝縮する。これは沈殿物の形成につながるが、本発明の装置の場合には沈殿物の形成による悪影響が最小化される。特に、装置の作動部材の機能性が損なわれることが回避される。
本発明の装置では、コークス炉ガス2が上昇管ベンド4を下方に流れ、上昇管ベンド4の垂直部6へと導かれる。ガスは散水ノズル5により湿潤され冷却され、その後浸漬管12内で垂直方向下方に流れて、浸漬カップ21へと導かれる。浸漬管は、浸漬カップの水域内で水位よりも下のレベルで終端する。
浸漬管からのガスの円滑な排出を行うために、浸漬管の下縁を、例えば、スロット、鋸歯、波形要素等を利用して、不規則に形成することが考えられる。
浸漬管を出たガスは、浸漬カップの水中を通り、浸漬管の縁を超えてコレクティングメーン内へ流れ、そこで排出される。浸漬管の浸漬深さが異なることで、所望の圧力調整がなされる。
図2は浸漬カップ21内に突出する浸漬管12の下端を示し、前記下端は浸漬カップ21の水位36よりも下方に位置している。
この図は、どのようにして水が給水部20を通って二重壁スリーブ16内に導入され、底部が閉じているスリーブから接続通路17を通ってウォーターラビリンスシール9内へ移動するかについても示している。浸漬管12の上端、すなわちリング13の上端では、矢印33で示すように、二重壁スリーブ16を通って導入された水が流出し、浸漬カップ21内に流入する。これにより固形物がウォーターラビリンスシールから洗い流される効果がある。
上昇管ベンド6の内部では圧力p1が存在し、当該圧力はコレクティングメーン内に存在する圧力p2よりも高い。
図3は、どのようにして水が給水部29を通って位置決め手段27の内部に導入されるかを示している。水は排水口30を通って位置決め手段27の管を出て、二重壁スリーブ16の内部に流入する。スリーブ16の下端では、水が再度浸漬カップ21内に流入する。
図4はウォーターシール18の機能を示す。水は、矢印35の方向に、給水部34を通ってハウジングの内部へと流れ、これによりスリーブ16が水により上昇管ベンド4に対して摺動自在にシールされる。スリーブとハウジングをベンドの外側に配置することで、温度が低く全高が小さくなるので、有利な効果が得られる。
図5は、どのようにして浸漬カップ21を空にするかを示している。作動装置28により浸漬カップを傾けると、水が溢れ出るだけでなく、水と一緒に、すべての浮遊固体と水に含まれる汚染物質が流れ出る。
図6は、圧力調整装置がコレクティングメーン7内ではなく、上昇管ベンド4内に配置されている、本発明の変形例を示し、当該上昇管ベンド4は、この目的のために、例えば、長さと幅が拡張されてもよい。同一部品には同様の参照符号を付す。
上述した実施形態においては調整手段がコレクティングメーン内に突出しているが、この変形例では調整手段は上昇管ベンド内、より厳密には前記上昇管ベンドの垂直部6の拡張部38内に端部が位置している。拡張部は、垂直部6よりも幅が広く、上昇管ベンド4とコレクティングメーン7の間に位置し、例えば、コレクティングメーン7に向かってテーパしている。拡張部38の上端には遮蔽板39が設けられており、当該遮蔽板39により拡張部38の上端が垂直部6に固定されている。浸漬カップ21の懸架装置23も前記遮蔽板に配置されている。拡張部は、下端において、コレクティングメーン7との接続部も提供するテーパ37で終結する。
拡張部38の幅は、圧力調整装置を収容するのに十分に大きなものである。しかしながら、この実施形態の基本的な構造設計は、先に説明した実施形態のものと対応している。唯一の相違点は、圧力調整装置が上昇管ベンド内に配置されていることである。
この変形例の利点は、コレクティングメーンを変更する必要がないので、より簡単に既存のコークス炉に改良を加えることができることである。特に、コレクティングメーンが十分に大きくない場合、このようなコレクティングメーンに変更を加えずに、調整装置をその内部に収容するために使用可能である、例えば、幅が広い拡張部を備えた上昇管ベンドを提供することが望ましいであろう。
また、本発明は、ウォーターラビリンスシールに対する追加ないし代替として、単純なウォーターシールまたは他の何らかのシールを設けることも可能である。

Claims (13)

  1. コークス炉システムの個々のコークス(1)の個々のガス圧力を調整または制御する装置であって、上昇管ベンド(4)が、ウォーターシール(9)を介して浸漬管(12)と関連づけられている下部を有し、前記浸漬管(12)が、作動装置(19)により垂直方向に調節可能となるように支持される装置において、
    圧力の変化を生じさせるように、前記浸漬管(12)が、当該浸漬管よりも下方に位置する浸漬カップ(21)内に異なる深さで浸漬可能であり、
    前記上昇管ベンド(4)の中には、前記浸漬管(12)を位置決めするように機能するとともに、下端が少なくとも1つの導管(17)を介して前記ウォーターシール(9)に接続されているスリーブ(16)が配置され、
    前記ウォーターシール(9)に給水する給水部(20)および前記作動装置(19)が、前記上昇管ベンド(4)の外側で、前記スリーブの頂部に設けられていることを特徴とする装置。
  2. 前記ウォーターシール(9)はウォーターラビリンスシールであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記上昇管ベンド(4)がコレクティングメーン(7)内に突出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装置。
  4. 前記浸漬カップ(21)は溢れ縁(36)を有し、装置の作動時に、前記縁まで満たされることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記スリーブ(16)の中には、前記浸漬カップ(21)の位置決め手段(27)が配置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記位置決め手段(27)の上端に、作動装置(28)を備えることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記位置決め手段(27)はチューブとして構成され、その上端に給水部(29)を有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の装置。
  8. 前記位置決め手段(27)は、少なくとも1つの排水口(30)を有することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  9. 前記位置決め手段(27)の下端は、連結部品(31)により前記浸漬カップ(21)に関節結合されていることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  10. 前記スリーブ(16)が前記上昇管ベンド(4)に対して、垂直方向に変位可能にシールされることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 前記位置決め手段(27)が垂直方向に変位可能に前記スリーブ(16)に対してシールされることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  12. コークス炉システムの個々の炉(1)の個々のガス圧力を調整または制御する方法であって、当該方法に従って、上昇管ベンド(4)の下端をシールするように浸漬管(12)が配置され、ガス圧力を調整または制御するために、当該浸漬管(12)の下端が水に浸漬されるように当該浸漬管の位置を変化させる方法において、
    前記浸漬管(12)よりも下方に位置する浸漬カップ(21)を連続的に水で満たすことで、水が溢れ縁(36)を超えて溢れて一定の水位を確立し、前記ガス圧力を調整または制御するために当該水位を基準として前記浸漬管(12)の下端を調節することを特徴とする方法。
  13. コークス炉システムの個々のコークス炉の個々のガス圧力を調整または制御する装置であって、
    上昇管ベンドと、
    前記上昇管ベンドの下端をシールするように配置され、下端が水に浸漬されるように位置を変化させることができる浸漬管と、
    前記浸漬管よりも下方に位置する浸漬カップであって、当該浸漬カップは溢れ縁を有し、当該浸漬カップを連続的に水で満たすことで、一定の水位を確立する浸漬カップと、
    を含み、
    前記浸漬管の下端は、前記ガス圧力を調整または制御するために、前記水位を基準として調節可能であることを特徴とする装置。
JP2015546875A 2012-12-14 2013-10-10 ガス圧力を調整および制御するための装置および方法 Active JP6319727B2 (ja)

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