JP6316729B2 - 球面研削装置およびそれを用いた球面研削方法 - Google Patents

球面研削装置およびそれを用いた球面研削方法 Download PDF

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Description

本発明は、凹球面状の被研削面を研削するのに好適に用いられる球面研削装置、および球面研削装置を用いた球面研削方法に関する。
一般に、油圧モータ、油圧ポンプ等の液圧回転機を構成するロータには、弁板が摺接する弁板摺接面が設けられ、この弁板摺接面は凹球面状を有している。このような凹球面状の弁板被研削面は、円筒状のカップ砥石や円板状のホイール砥石等の研削工具を用いた研削装置によって研削加工される。
球面研削装置は、凹球面状の被研削面を有するワークを回転させるワーク主軸と、研削工具を回転させる工具主軸と、ワーク主軸と工具主軸とを互いに接近、離間させる移動機構とを備えている。そして、ワーク主軸によって回転するワークの被研削面に、研削工具を回転させて接触させることにより、ワークの被研削面を凹球面状に研削することができる(引用文献1参照)。
一方、凸球面状の研削面を有する研削工具を用いて凹球面状の被研削面を研削するカーブジェネレータ方式の球面研削装置が知られている。このカーブジェネレータ方式の球面研削装置は、通常、ワーク主軸の回転軸線と研削工具の回転軸線とを上,下方向で一致させ、ワーク主軸を水平面上で凹球面状の被研削面の曲率に対応する角度に傾斜させた状態で、研削工具をワークの被研削面に接触させることにより研削加工を行う。
特開2005−319554号公報
しかし、カーブジェネレータ方式の研削装置を用いて荒引き研削加工を行う場合には、研削工具の研削面に粒度が大きな砥粒が用いられるため、研削加工によって大量の研削粉が発生する。このため、ワークの被研削面に対する研削工具の接触面積が大きくなる場合には、研削粉によって研削工具(砥石)が目詰りを生じてしまい、ワークの被研削面を研削するときの作業性が低下してしまうという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、ワークの被研削面と研削工具との接触面積を低減することにより研削工具の目詰りを抑制し、研削作業の作業性を高めることができるようにした球面研削装置およびそれを用いた球面研削方法を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため本発明による球面研削装置は、基台と、前記基台上に固定して設けられた固定台座と、前記固定台座に対してX軸方向と該X軸方向と直交するY軸方向とからなる水平面上を揺動可能に設けられた揺動テーブルと、前記揺動テーブルにワーク架台を介して前記水平面上で回転可能に支持され、凹球面状の被研削面を有するワークを回転させるワーク主軸と、前記基台上に前記X軸方向および前記Y軸方向に移動可能に設けられた可動台座と、前記可動台座に上,下方向であるZ軸方向に移動可能に設けられた工具架台と、前記工具架台を介して前記X軸方向に沿って回転可能に支持され、前記ワークの被研削面を研削する研削工具を回転させる工具主軸と、前記揺動テーブルにより前記ワーク主軸の回転軸線を前記工具主軸の回転軸線である前記X軸方向に対して前記水平面上で角度θだけ傾斜させた状態で、前記工具主軸の回転軸線を前記ワーク主軸の回転軸線に対して前記Z軸方向に偏心させる工具昇降機構とを備え、前記工具昇降機構は、前記可動台座と前記工具架台との間に設けられ前記水平面に対して斜めに傾斜した傾斜面を有する楔部材と、前記可動台座と前記工具架台との間で前記楔部材を抜差しすることにより前記楔部材の前記傾斜面に沿わせて前記工具架台を前記Z軸方向に移動させる油圧シリンダとにより構成される。
本発明による球面研削方法は、基台と、前記基台上に固定して設けられた固定台座と、前記固定台座に対してX軸方向と該X軸方向と直交するY軸方向とからなる水平面上を揺動可能に設けられた揺動テーブルと、前記揺動テーブルにワーク架台を介して前記水平面上で回転可能に支持され、凹球面状の被研削面を有するワークを回転させるワーク主軸と、前記基台上に前記X軸方向および前記Y軸方向に移動可能に設けられた可動台座と、前記可動台座に上,下方向であるZ軸方向に移動可能に設けられた工具架台と、前記工具架台を介して前記X軸方向に沿って回転可能に支持され、前記ワークの被研削面を研削する研削工具を回転させる工具主軸と、前記工具主軸の回転軸線を前記ワーク主軸の回転軸線に対して前記Z軸方向に偏心させる工具昇降機構とを備え、前記工具昇降機構は、前記可動台座と前記工具架台との間に設けられ前記水平面に対して斜めに傾斜した傾斜面を有する楔部材と、前記可動台座と前記工具架台との間で前記楔部材を抜差しすることにより前記楔部材の前記傾斜面に沿わせて前記工具架台を前記Z軸方向に移動させる油圧シリンダとにより構成してなる球面研削装置を用いたもので、前記揺動テーブルにより前記ワーク主軸の回転軸線を前記工具主軸の回転軸線である前記X軸方向に対して前記水平面上で角度θだけ傾斜させる準備工程と、前記工具昇降機構により前記工具主軸の回転軸線を前記ワーク主軸の回転軸線に対して上,下方向である前記Z軸方向に偏心させた状態で前記研削工具により前記ワークの被研削面を研削する研削工程とを含んでなる。
本発明によれば、揺動テーブルにより、ワーク主軸の回転軸線を工具主軸の回転軸線に対して水平面上で傾斜させると共に、工具昇降機構により、工具主軸の回転軸線をワーク主軸の回転軸線に対して上,下方向に偏心させた状態で、研削工具をワークの被研削面に接触させることにより、被研削面を研削することができる。
この場合、工具主軸の回転軸線とワーク主軸の回転軸線とを上,下方向で一致させる場合に比較して、工具主軸の回転軸線をワーク主軸の回転軸線に対して上,下方向に偏心させた分、研削工具とワークの被研削面との接触面積を減少させることができる。この結果、研削加工に伴う研削粉の発生量を抑え、研削粉による研削工具の目詰りを抑制することができるので、ワークの被研削面を研削するときの作業性を高めることができる。
本発明の実施の形態による球面研削装置を示す正面図である。 球面研削装置を上方からみた平面図である。 ワークとしてのロータを備えた油圧ポンプを示す断面図である。 ロータを単体で示す一部破断の正面図である。 研削工具としてのカップ砥石を単体で示す斜視図である。 ロータの被研削面とカップ砥石の研削面とが接触した状態を示す拡大図である。 本発明の実施の形態による球面研削方法の準備工程を示す正面図である。 球面研削方法の準備工程を示す平面図である。 球面研削方法の研削工程を示す正面図である。 球面研削方法の研削工程を示す平面図である。 研削工程においてワーク主軸の回転軸線に対して工具主軸の回転軸線を偏心させた状態を示す斜視図である。 研削工程においてロータの被研削面にカップ砥石の研削面を接触させた状態を示す斜視図である。 研削工程におけるカップ砥石とロータの被研削面との接触面積を示す図12中の矢示XIII−XIII方向からみた断面図である。 ワーク主軸の回転軸線と工具主軸の回転軸線とを一致させた場合のカップ砥石とロータの被研削面との接触面積を示す図13と同様な断面図である。 球面研削方法の仕上げ研削工程を示す平面図である。 球面研削方法の仕上げ研削工程を示す正面図である。 仕上げ研削工程においてワーク主軸の回転軸線と工具主軸の回転軸線とを一致させた状態を示す斜視図である。 仕上げ研削工程においてロータの被研削面にカップ砥石の研削面を接触させた状態を示す斜視図である。 球面研削装置の参考例を示す正面図である。
以下、本発明に係る球面研削装置の実施の形態について、液圧回転機に用いられるロータを研削する場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
球面研削装置1は、後述するロータ(ワーク)22の被研削面22Dを、後述するカップ砥石(研削工具)23を用いて凹球面状に研削するもので、カップ砥石23の研削面23Aが、ロータ22の被研削面22Dと等しい曲率半径を有する凸球面状に形成された、カーブジェネレータ方式の球面研削装置によって構成されている。
球面研削装置1はベースとなる基台2を有し、基台2上には、後述する固定台座3と可動台座9が設けられている。ここで、基台2は、図2に示す平面視において、後述する工具主軸14の回転軸線O1−O1をX軸方向とし、このX軸方向と直交する方向をY軸方向としたときに、X軸方向が長手方向となった長方形状をなしている。
固定台座3は、X軸方向の一側に位置して基台2上に固定して設けられている。固定台座3は、基台2の上面から上方に立上がり、固定台座3の上端には後述の揺動テーブル4が設けられている。
揺動テーブル4は、固定台座3の上端に設けられている。揺動テーブル4は、例えば四角形の平板からなり、固定台座3に対し、X軸方向とY軸方向とからなる水平面上を揺動可能となっている。ここで、揺動テーブル4には操作ハンドル5が設けられ、この操作ハンドル5を回転させることにより、揺動テーブル4は、後述のワーク主軸6と共に固定台座3上を矢示A方向に揺動する。
ワーク主軸6は、ワーク架台7を介して揺動テーブル4上に設けられ、ワークとしてのロータ22を回転させるものである。ワーク主軸6は、例えば円筒体からなり、揺動テーブル4に取付けられたワーク架台7を介して水平面上で回転軸線O2−O2を中心として回転可能に支持されている。
ここで、ワーク主軸6のうちワーク架台7から後述の工具主軸14側に突出した端部には、チャック6Aが設けられ、このチャック6Aによってロータ22の外周面が把持される。ワーク架台7にはワーク主軸モータ8が設けられ、このワーク主軸モータ8を回転させることにより、ロータ22を把持したワーク主軸6が回転する。
可動台座9は、基台2上にX軸方向およびY軸方向に移動可能に設けられ、後述の工具架台15が載置されるものである。ここで、可動台座9と基台2との間には、基台2上をX軸方向に延在するX軸レール10と、基台2上をY軸方向に延在し、X軸レール10に沿ってX軸方向に移動可能となったY軸レール11とが設けられている。
固定台座3の近傍には、X軸移動モータ12が設けられている。このX軸移動モータ12を作動させることにより、Y軸レール11が、可動台座9と共にX軸方向に移動する。また、可動台座9にはY軸移動モータ13が設けられている。このY軸移動モータ13を作動させることにより、可動台座9は、後述の工具架台15、工具昇降機構17等と共にY軸方向に移動する。従って、可動台座9は、X軸移動モータ12、Y軸移動モータ13を作動させることにより、水平面上をX軸方向およびY軸方向に移動し、固定台座3に対して接近、離間するものである。
一方、可動台座9の上面は載置面9Aとなり、この載置面9A上に後述の工具架台15が載置される。また、可動台座9のうち固定台座3と対向する部位には、載置面9Aから上方に立上る立上り壁9Bが設けられている。この立上り壁9Bは、後述する油圧シリンダ19の伸縮時に、工具架台15が可動台座9に対してX軸方向に移動するのを規制するものである。
工具主軸14は、工具架台15を介して可動台座9上に設けられ、研削工具としてのカップ砥石23を回転させるものである。工具主軸14は、例えば円筒体からなり、可動台座9上に載置された工具架台15を介してX軸方向に沿って回転軸線O1−O1を中心として回転可能に支持されている。工具主軸14のうち工具架台15からワーク主軸6に向けて突出した端部には、カップ砥石23が取付けられている。工具架台15には工具主軸モータ16が取付けられ、この工具主軸モータ16を回転させることにより、カップ砥石23が取付けられた工具主軸14が回転する。
ここで、工具架台15の下端には、工具主軸モータ16の取付面から可動台座9に向けて斜め下向きに傾斜した架台側傾斜面15Aが設けられている。この架台側傾斜面15Aは、後述する楔部材18の傾斜面18Cに当接する構成となっている。
次に、本実施の形態に用いられる工具昇降機構17について説明する。
工具昇降機構17は、可動台座9と工具架台15との間に設けられている。この工具昇降機構17は、工具主軸14の回転軸線O1−O1を、ワーク主軸6の回転軸線O2−O2に対して上,下方向であるZ軸方向に偏心させるものである。ここで、工具昇降機構17は、可動台座9の載置面9Aと工具架台15との間に設けられた楔部材18と、この楔部材18を可動台座9と工具架台15との間で抜差しする油圧シリンダ19とにより構成されている。
楔部材18は、三角形状または台形状の断面形状を有するブロック体からなり、Z軸方向(上,下方向)に延びるシリンダ取付面18Aと、シリンダ取付面18Aの下端からX軸方向(水平方向)に延びる下面18Bと、シリンダ取付面18Aの上端から下面18Bに向け水平面に対して斜め下向きに傾斜した傾斜面18Cとを備えている。
油圧シリンダ19は、シリンダブラケット20を介して可動台座9に取付けられたチューブ19Aと、該チューブ19A内に摺動可能に設けられたピストン(図示せず)と、基端がピストンに接続され先端がチューブ19Aの外部に突出したロッド19Bとにより構成されている。
楔部材18の下面18Bは、可動台座9の載置面9Aに摺動可能に当接し、楔部材18の傾斜面18Cは、可動台座9上に載置された工具架台15の架台側傾斜面15Aに摺動可能に当接している。さらに、楔部材18のシリンダ取付面18Aには、油圧シリンダ19のロッド19Bが取付けられている。
従って、油圧シリンダ19のロッド19Bを伸縮させ、楔部材18を可動台座9と工具架台15との間で抜差しすることにより、楔部材18の傾斜面18Cは、工具架台15の架台側傾斜面15Aに当接しつつX軸方向に移動する。このとき、工具架台15は、可動台座9に設けられた立上り壁9Bに当接することによりX軸方向への移動が規制されるので、楔部材18の傾斜面18Cに沿ってZ軸方向(上,下方向)に移動する(図9参照)。
この結果、工具架台15に支持された工具主軸14の回転軸線O1−O1を、ワーク主軸6の回転軸線O2−O2に対してZ軸方向に偏心させることができる。この場合、工具架台15は、楔部材18の傾斜面18Cに沿って上,下方向に移動(昇降)するので、油圧シリンダ19のストロークに関わらず、傾斜面18Cの傾斜角度によって工具架台15のZ軸方向への移動量を細かく調整することができる構成となっている。
次に、球面研削装置1によって研削加工されるワークとしてのロータについて説明する。
図3は可変容量型の液圧回転機21を示し、この液圧回転機21は、ケーシング21A、回転軸21B、センタシャフト21C、複数のピストン21D、弁板21E、傾転機構21Fおよびロータ22等によって構成されている。
ロータ22は、全体として円筒状に形成され、中心部にセンタシャフト挿通孔22Aが形成されると共に、センタシャフト挿通孔22Aの周囲にピストン21Dが挿通される複数のシリンダ22Bが形成されている。また、ロータ22の軸方向の端面には、凸球面状をなす弁板21Eが摺接する弁板摺接面22Cが形成されている。
ここで、ロータ22は鋳造によって形成され、ロータ22の弁板摺接面22Cは、球面研削装置1によって研削される前段階では、凹球面状の被研削面22Dとなっている。このため、ロータ22は、球面研削装置1のワーク主軸6に設けられたチャック6Aによって外周面が把持され、ワーク主軸6によって回転する。この状態で、ロータ22の被研削面22Dに研削加工を施すことにより、表面仕上げされた凹球面状の弁板摺接面22Cが形成される。
次に、ロータ22の被研削面22Dを研削する研削工具としてのカップ砥石について説明する。
図5は研削工具としてのカップ砥石23を示している。カップ砥石23は、全体として円筒状に形成され、球面研削装置1の工具主軸14に取付けられるものである。カップ砥石23の軸方向の一端側は、砥粒によって覆われた環状の研削面23Aとなり、この研削面23Aは、凹球面状をなすロータ22の被研削面22Dと等しい曲率半径を有する凸球面状に形成されている。また、カップ砥石23の研削面23Aには、周方向に離間して複数のスリット23Bが放射状に設けられている。各スリット23Bは、研削面23Aの表面を溝状に切欠くことにより形成され、研削加工によって生じた研削粉を研削面23Aから排出するものである。
そして、図6および図10に示すように、ワーク主軸6の回転軸線O2−O2を、工具主軸14の回転軸線O1−O1であるX軸方向に対し、ロータ22の被研削面22Dの曲率半径に対応する角度θだけY軸方向に傾斜させた状態で、カップ砥石23の研削面23Aをロータ22の被研削面22Dに接触させる。これにより、カップ砥石23の研削面23Aによってロータ22の被研削面22Dに対する研削加工を行うことができる。
本実施の形態による球面研削装置1は上述の如き構成を有するもので、次に、球面研削装置1を用いてロータ22の被研削面22Dを研削する方法について説明する。
まず、図1および図2に示すように、工具主軸14にカップ砥石23を取付けると共に、ワーク主軸6のチャック6Aによってロータ22の外周面を把持し、ロータ22の被研削面22Dとカップ砥石23の研削面23Aとを対面させる。このとき、工具主軸14の回転軸線O1−O1はX軸方向に延び、ワーク主軸6の回転軸線O2−O2もX軸方向に延びている。
次に、図7および図8に示すように、揺動テーブル4の操作ハンドル5を操作し、揺動テーブル4を固定台座3に対して揺動させる。これにより、ワーク架台7を介して揺動テーブル4上に設けられたワーク主軸6の回転軸線O2−O2を、工具主軸14の回転軸線O1−O1であるX軸方向に対し、ロータ22の被研削面22Dの曲率半径に対応する角度θだけY軸方向に傾斜させることができる(準備工程)。
次に、図9および図10に示すように、工具昇降機構17の油圧シリンダ19を伸長させ、楔部材18を、可動台座9の載置面9Aと工具架台15の架台側傾斜面15Aとの間に差込む。このとき、工具架台15は、可動台座9に設けられた立上り壁9Bに当接することにより、固定台座3側(X軸方向)への移動が規制されるので、楔部材18の傾斜面18Cに沿って上方に移動する。
これにより、工具架台15に支持された工具主軸14の回転軸線O1−O1を、ワーク主軸6の回転軸線O2−O2に対して上,下方向であるZ軸方向に、偏心量Hだけ偏心させることができる(図11参照)。この場合、工具架台15は、楔部材18の傾斜面18Cに沿って上方に移動するので、油圧シリンダ19のストロークに関わらず、工具架台15のZ軸方向への移動量を細かく調整することができ、上述した偏心量Hを正確に設定することができる。
このように、工具主軸14の回転軸線O1−O1を、ワーク主軸6の回転軸線O2−O2に対してZ軸方向に偏心量Hだけ偏心させた状態で、ワーク主軸6と工具主軸14とを互いに逆方向に回転させつつ、可動台座9をX軸方向に移動させる。これにより、図12に示すように、ロータ22の被研削面22Dにカップ砥石23の研削面23Aが接触し、被研削面22Dに対する研削加工が行われる(研削工程)。
なお、ロータ22の被研削面22Dとカップ砥石23の研削面23Aとの接触面には、冷却液(クーラント)が常に供給され、研削加工時の摩擦熱を低減することができるようになっている。
ここで、ロータ22の被研削面22Dに対する研削加工は、通常、砥粒の大きな砥石を用いた荒引き研削加工と、砥粒の小さな砥石を用いて荒引き研削加工の後に行われる仕上げ研削加工とからなり、上述の研削工程は荒引き研削加工に対応している。荒引き研削加工では、カップ砥石23の研削面23Aを形成する砥粒の粒度が大きく、多量の研削粉が発生するため、この研削粉によって研削面23Aが目詰まりする虞れがある。
これに対し、本実施の形態による研削方向では、ワーク主軸6の回転軸線O1−O1を、工具主軸14の回転軸線O2−O2に対して水平面上で角度θだけ傾斜させ、工具主軸14の回転軸線O1−O1を、ワーク主軸6の回転軸線O2−O2に対してZ軸方向に偏心量Hだけ偏心させた状態で、ロータ22の被研削面22Dに対する研削加工を行うようにしている。
これにより、カップ砥石23の環状の研削面23Aのうち、ロータ22の被研削面22Dに接触する接触面積23A1を、図13中にハッチングを付して示す範囲、即ち、円周のほぼ1/4の範囲に縮小することができる。
一方、図14に示す比較例のように、例えば工具主軸14の回転軸線O1−O1とワーク主軸6の回転軸線O2−O2とをZ軸方向で一致させた状態で、ロータ22の被研削面22Dに対する研削加工を行った場合には、カップ砥石23の研削面23Aのうち、ロータ22の被研削面22Dに接触する接触面積23A2は、図14中にハッチングを付して示す範囲、即ち、円周の1/2以上の範囲に拡大してしまう。
このように、本実施の形態では、研削工程においてロータ22の被研削面22Dとカップ砥石23の研削面23Aとの接触面積23A1を縮小することができるので、研削加工に伴う研削粉の発生を抑えることができる。この結果、カップ砥石23の研削面23Aが、研削粉によって目詰りするのを抑制することができ、カップ砥石23を用いてロータ22の被研削面22Dを研削(荒引き研削加工)するときの作業性を高めることができる。
次に、上述の荒引き研削加工を行った後には、図15および図16に示すように、ロータ22の被研削面22Dを弁板摺接面22Cに仕上げるための仕上げ研削加工を行う。
この仕上げ研削加工を行う場合には、可動台座9を移動させて工具主軸14のカップ砥石23をロータ22から離間させ、工具主軸14に対し、仕上げ用研削工具としての仕上げ用カップ砥石24を取付ける。この仕上げ用カップ砥石24は、カップ砥石23と同一の外形形状を有するものの、カップ砥石23よりも粒度が小さい砥粒を用いて研削面24Aが形成され、ロータ22の被研削面22Dの表面を仕上げ研削することにより、弁板摺接面22Cとして仕上げるものである。
工具主軸14に仕上げ用カップ砥石24を取付けた後には、工具昇降機構17の油圧シリンダ19を縮小させ、楔部材18を、可動台座9の載置面9Aと工具架台15の架台側傾斜面15Aとの間からシリンダブラケット20側に抜取る。これにより、工具架台15は、楔部材18の傾斜面18Cに沿って下方に移動し、工具主軸14の回転軸線O1−O1とワーク主軸6の回転軸線O2−O2とをZ軸方向で一致させることができる。
このようにして、図16に示すように、ワーク主軸6の回転軸線O2−O2を水平面上で工具主軸14の回転軸線O1−O1に対して角度θだけ傾斜させ、図15に示すように、工具主軸14の回転軸線O1−O1とワーク主軸6の回転軸線O2−O2とをZ軸方向で一致させた状態で、仕上げ用カップ砥石24の研削面24Aを、ロータ22の被研削面22Dに接触させることにより、被研削面22Dに対する仕上げ研削が行われる(仕上げ研削工程)。
ここで、図17および図18に示すように、仕上げ研削工程の場合、工具主軸14の回転軸線O1−O1とワーク主軸6の回転軸線O2−O2とをZ軸方向で一致させる。このため、仕上げ用カップ砥石24の環状の研削面24Aは、円周の1/2以上の範囲がロータ22の被研削面22Dに接触するようになる(図14参照)。
しかし、仕上げ用カップ砥石24の研削面24Aは、粒度の小さい砥粒によって形成されるので、研削面24Aとロータ22の被研削面22Dとの接触面積が大きくなったとしても、仕上げ研削に伴う研削粉の発生量は少なく、仕上げ用カップ砥石24の研削面24Aの目詰りが生じ難い。従って、研削面24Aとロータ22の被研削面22Dとの接触面積を大きくして仕上げ研削を行うことにより、仕上げ用カップ砥石24を用いてロータ22の被研削面22Dを弁板摺接面22Cへと仕上げ研削するときの作業性を高めることができる。
かくして、本実施の形態による球面研削装置1は、揺動テーブル4により、ワーク主軸6の回転軸線O2−O2を、工具主軸14の回転軸線O1−O1に対して水平面上で角度θだけ傾斜させると共に、工具昇降機構17により、工具主軸14の回転軸線O1−O1を、ワーク主軸6の回転軸線O2−O2に対して上,下方向に偏心量Hだけ偏心させることができる。この状態で、カップ砥石23の研削面23Aを、ロータ22の被研削面22Dに接触させることにより、被研削面22Dを研削することができる。
従って、工具主軸14の回転軸線O1−O1とワーク主軸6の回転軸線O2−O2とを上,下方向で一致させる場合に比較して、工具主軸14の回転軸線O1−O1をワーク主軸6の回転軸線O2−O2に対して上,下方向に偏心させた分、カップ砥石23の研削面23Aとロータ22の被研削面22Dとの接触面積23A1を減少させることができる。この結果、研削加工に伴う研削粉の発生量を抑え、研削粉によってカップ砥石23の研削面23Aが目詰りするのを抑制することができるので、ロータ22の被研削面22Dを研削するときの作業性を高めることができる。
しかも、本実施の形態による球面研削装置1は、工具昇降機構17を、可動台座9と工具架台15との間に設けられ水平面に対して斜めに傾斜した傾斜面18Cを有する楔部材18と、可動台座9と工具架台15との間で楔部材18を抜差しすることにより楔部材18の傾斜面18Cに沿わせて工具架台15をZ軸方向に移動させる油圧シリンダ19とにより構成している。
これにより、油圧シリンダ19が、可動台座9と工具架台15との間で楔部材18を抜差しすることにより、工具架台15を楔部材18の傾斜面18Cに沿わせ、可動台座9に対して昇降させることができる。この場合、工具架台15は、楔部材18の傾斜面18Cに沿って上,下方向に移動するので、傾斜面18Cの傾斜角度によって工具架台15の上,下方向への移動量を細かく調整することができる。この結果、ロータ22の被研削面22Dに対するカップ砥石23の接触面積23A1を細かく調整することができ、カップ砥石23の研削面23Aが目詰りするのを抑えることができる。
さらに、球面研削装置1を用いた球面研削方法は、揺動テーブル4により、ワーク主軸6の回転軸線O2−O2を、工具主軸14の回転軸線O1−O1であるX軸方向に対してY軸方向に傾斜させる準備工程と、工具昇降機構17により、工具主軸14の回転軸線O1−O1をワーク主軸6の回転軸線O2−O2に対して上,下方向であるZ軸方向に偏心させた状態で、カップ砥石23によりロータ22の被研削面22Dを研削する研削工程とを含んでなる。
これにより、準備工程において、ワーク主軸6の回転軸線O2―O2を水平面上で工具主軸14の回転軸線O1−O1に対して傾斜させ、研削工程において、工具主軸14の回転軸線O1−O1をワーク主軸6の回転軸線O2−O2に対して上,下方向に偏心させることにより、カップ砥石23の研削面23Aとロータ22の被研削面22Dとの接触面積23A1を減少させることができる。この結果、研削加工に伴う研削粉の発生量を抑え、研削粉による研削工具の目詰りを抑制することができるので、ロータ22の被研削面22Dを研削するときの作業性を高めることができる。
しかも、本実施の形態による球面研削方法は、研削工程の後に、工具昇降機構17により工具主軸14の回転軸線O1−O1とワーク主軸6の回転軸線O2−O2とを上,下方向であるZ軸方向で一致させた状態で、工具主軸14に取付けた仕上げ用カップ砥石24によりロータ22の被研削面22Dを仕上げ研削する仕上げ研削工程を含んでなる。
この場合、仕上げ用カップ砥石24は、研削面24Aを形成する砥粒の粒度が小さいため、研削加工に伴う研削粉の発生量が少なく、研削面24Aの目詰りが生じ難い。このため、仕上げ研削工程において、工具主軸14の回転軸線O1−O1とワーク主軸6の回転軸線O2−O2とを上,下方向で一致させ、ロータ22の被研削面22Dと仕上げ用カップ砥石24の研削面24Aとの接触面積を大きく保つことにより、仕上げ研削の作業性を高めることができる。
なお、上述した実施の形態では、球面研削装置1の工具昇降機構17を、可動台座9と工具架台15との間に設けられた傾斜面18Cを有する楔部材18と、可動台座9と工具架台15との間で楔部材18を抜差しする油圧シリンダ19とにより構成した場合を例示している。
しかし、例えば図19に示す参考例のように、可動台座25と工具架台15との間に設けられた油圧シリンダ26によって工具昇降機構を構成してもよい。
即ち、可動台座25は、工具架台15が載置される載置面25Aと、この載置面25Aの周縁部から工具架台15を取囲んで上方に突出する周壁25Bとを有している。油圧シリンダ26は、可動台座25の載置面25A上に取付けられたチューブ26Aと、該チューブ26A内に摺動可能に設けられたピストン(図示せず)と、基端がピストンに接続され先端がチューブ26Aから上方に突出して工具架台15に取付けられたロッド26Bとからなっている。
油圧シリンダ26は、ロッド26Bの伸縮動作に応じて、工具架台15を可動台座25に対してZ軸方向(上,下方向)に移動させることができる。従って、可動台座25と工具架台15との間に油圧シリンダ26を設けるだけの簡単な構成によって、工具昇降機構を形成することができる。
また、上述した実施の形態では、凹球面状の被研削面を有するワークとして、液圧回転機21の構成部品であるロータ22を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、凹球面状の被研削面を有する種々のワークを研削するのに広く適用することができる。
1 球面研削装置
2 基台
3 固定台座
4 揺動テーブル
6 ワーク主軸
7 ワーク架台
9,25 可動台座
14 工具主軸
15 工具架台
17 工具昇降機構
18 楔部材
18C 傾斜面
19 油圧シリンダ
22 ロータ(ワーク)
22D 被研削面
23 カップ砥石
24 仕上げ用カップ砥石
26 油圧シリンダ(工具昇降機構)

Claims (3)

  1. 基台と、
    前記基台上に固定して設けられた固定台座と、
    前記固定台座に対してX軸方向と該X軸方向と直交するY軸方向とからなる水平面上を揺動可能に設けられた揺動テーブルと、
    前記揺動テーブルにワーク架台を介して前記水平面上で回転可能に支持され、凹球面状の被研削面を有するワークを回転させるワーク主軸と、
    前記基台上に前記X軸方向および前記Y軸方向に移動可能に設けられた可動台座と、
    前記可動台座に上,下方向であるZ軸方向に移動可能に設けられた工具架台と、
    前記工具架台を介して前記X軸方向に沿って回転可能に支持され、前記ワークの被研削面を研削する研削工具を回転させる工具主軸と、
    前記揺動テーブルにより前記ワーク主軸の回転軸線を前記工具主軸の回転軸線である前記X軸方向に対して前記水平面上で角度θだけ傾斜させた状態で、前記工具主軸の回転軸線を前記ワーク主軸の回転軸線に対して前記Z軸方向に偏心させる工具昇降機構とを備え
    前記工具昇降機構は、前記可動台座と前記工具架台との間に設けられ前記水平面に対して斜めに傾斜した傾斜面を有する楔部材と、前記可動台座と前記工具架台との間で前記楔部材を抜差しすることにより前記楔部材の前記傾斜面に沿わせて前記工具架台を前記Z軸方向に移動させる油圧シリンダとにより構成してなる球面研削装置。
  2. 基台と、前記基台上に固定して設けられた固定台座と、前記固定台座に対してX軸方向と該X軸方向と直交するY軸方向とからなる水平面上を揺動可能に設けられた揺動テーブルと、前記揺動テーブルにワーク架台を介して前記水平面上で回転可能に支持され、凹球面状の被研削面を有するワークを回転させるワーク主軸と、前記基台上に前記X軸方向および前記Y軸方向に移動可能に設けられた可動台座と、前記可動台座に上,下方向であるZ軸方向に移動可能に設けられた工具架台と、前記工具架台を介して前記X軸方向に沿って回転可能に支持され、前記ワークの被研削面を研削する研削工具を回転させる工具主軸と、前記工具主軸の回転軸線を前記ワーク主軸の回転軸線に対して前記Z軸方向に偏心させる工具昇降機構とを備え、前記工具昇降機構は、前記可動台座と前記工具架台との間に設けられ前記水平面に対して斜めに傾斜した傾斜面を有する楔部材と、前記可動台座と前記工具架台との間で前記楔部材を抜差しすることにより前記楔部材の前記傾斜面に沿わせて前記工具架台を前記Z軸方向に移動させる油圧シリンダとにより構成してなる球面研削装置を用いた球面研削方法であって、
    前記揺動テーブルにより前記ワーク主軸の回転軸線を前記工具主軸の回転軸線である前記X軸方向に対して前記水平面上で角度θだけ傾斜させる準備工程と、
    前記工具昇降機構により前記工具主軸の回転軸線を前記ワーク主軸の回転軸線に対して上,下方向である前記Z軸方向に偏心させた状態で前記研削工具により前記ワークの被研削面を研削する研削工程とを含んでなる球面研削方法。
  3. 前記研削工程の後に、前記工具昇降機構により前記工具主軸の回転軸線と前記ワーク主軸の回転軸線とを上,下方向である前記Z軸方向で一致させた状態で、前記工具主軸に取付けた仕上げ用研削工具により前記ワークの被研削面を仕上げ研削する仕上げ研削工程を含んでなる請求項に記載の球面研削方法。
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