JP6315825B2 - 集団最適化回遊ナビゲーションシステム、集団最適化回遊ナビゲーション方法、管理サーバ、およびプログラム - Google Patents

集団最適化回遊ナビゲーションシステム、集団最適化回遊ナビゲーション方法、管理サーバ、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、遊園地・展示会場等で運営者が望む集団の状態に訪問者を誘導する集団最適化回遊ナビゲーションシステム、集団最適化回遊ナビゲーション方法、管理サーバ、およびその制御プログラムに関する。
1.各個人に対して最適化された移動ナビゲーション
カーナビゲーションシステムのように、各個人の目的地に応じて移動方法や訪問の順番、それらに要する時間を提示してくれるシステムであって、現在の混雑を踏まえた最短経路を提示してくれるナビゲーション装置が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
2.混雑情報提示システム
各個人の目的地の混雑情報を提示して、行先を決める判断をサポートしてくれるサービスサーバおよびナビゲーションサービス方法が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平06−147907号公報 特開2005−182653号公報
前記従来のナビゲーション装置やナビゲーションサービス方法では、ユーザが目的地にできる限り快適に移動するための移動経路や時間を得ることができる。
しかしながら、運営者がいる複数のアトラクション等の訪問先に対して、複数の訪問者がそれぞれその希望の訪問先を回遊する場合に、運営者側の要望(人数制限や来てほしい人のタイプなど)を考慮し、それに合わせて訪問者全員のスケジュールを最適化するスケジュール調整を行なう仕組みがない。そのため、従来は、訪問者の希望を満足させつつ、運営者が望む訪問者集団の状態とすることができない。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、複数の訪問者がそれぞれその希望の訪問先を回遊する場合に、各訪問者に対して、当該各訪問者および各訪問先の要望を満足させつつ、運営者が望む訪問者集団の状態に近づけるためのスケジュールを提示することが可能になる集団最適化回遊ナビゲーションシステム、集団最適化回遊ナビゲーション方法、管理サーバ、およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る集団最適化回遊ナビゲーションシステムは、訪問者端末と、展示者端末と、当該各端末と相互に通信可能な運営者の管理サーバとを有する集団最適化回遊ナビゲーションシステムであって、
前記訪問者端末は、ユーザ操作に応じて入力された訪問予定地と消費可能時間に基づいて当該訪問者のスケジュールを生成するスケジュール生成手段と、前記スケジュール生成手段により生成されたスケジュールに基づいた訪問者の満足度を計算する訪問者満足度計算手段と、前記スケジュール生成手段により生成されたスケジュールと前記訪問者満足度計算手段により計算された訪問者の満足度を当該訪問者の情報と共に前記管理サーバへ送信する訪問者スケジュール送信手段と、前記管理サーバにより生成された最適化スケジュールを受信して出力する最適化スケジュール出力手段とを備え、
前記展示者端末は、予め入力された展示のためのパラメータおよび要望する訪問者の情報と前記管理サーバを介して受信される訪問予定者のスケジュールおよびその訪問者情報とに基づいて展示者の満足度を計算する展示者満足度計算手段と、前記展示者満足度計算手段により計算された展示者の満足度を前記管理サーバへ送信する展示者満足度送信手段とを備え、
前記管理サーバは、前記訪問者端末から受信された各訪問者のスケジュールの組み合わせを生成するスケジュール組み合わせ生成手段と、前記訪問者端末から受信された各訪問者のスケジュールおよび各訪問者の満足度と前記展示者端末から受信された各展示者の満足度とに基づいて運営者の満足度を計算する運営者満足度計算手段と、前記運営者満足度計算手段により計算された運営者満足度に応じて前記スケジュール組み合わせ生成手段により生成されたスケジュール組み合わせを最適化した最適化スケジュール組み合わせを生成する最適化スケジュール組み合わせ生成手段と、前記最適化スケジュール組み合わせ生成手段により生成された最適化スケジュール組み合わせに含まれる各最適化スケジュールを当該スケジュールに該当する前記訪問者端末へ送信する最適化スケジュール送信手段とを備えた、ことを特徴としている。
本発明によれば、各訪問者に対して、当該各訪問者および各訪問先の要望を満足させつつ、運営者が望む訪問者集団の状態に近づけるためのスケジュールを提示することが可能になる。
本発明の実施形態に係る集団最適化回遊ナビゲーションシステムの物理構成を示す図。 前記集団最適化回遊ナビゲーションシステムの動作概要を示す図。 前記集団最適化回遊ナビゲーションシステムの訪問者端末10に含まれるナビゲーション部11とアトラクション端末20Aに含まれるアイテム部21と管理サーバ30に含まれる集団状態管理部31の機能構成を示すブロック図。 前記集団最適化回遊ナビゲーションシステムの訪問者端末10やアトラクション端末20Aの入力に変更があった場合の動作概要を示す図。 前記集団最適化回遊ナビゲーションシステムの訪問者端末10のナビゲーション部11とアトラクション端末20Aのアイテム部21と管理サーバ30の集団状態管理部31との間で実行される処理の一例を示すシーケンス図。 前記訪問者端末10の生成部13により生成されたスケジュールの一例を示す図。 前記訪問者端末10(ナビゲーション部11)の生成部13にて生成されるスケジュールの微小変化の一例を示す図。 前記管理サーバ30(集団状態管理部31)の管理部32にて生成されたスケジュール組み合わせの一例を示す図。 前記管理サーバ30(集団状態管理部31)の評価部33によるスケジュール組み合わせからの待ち時間の計算方法を説明する図。 前記管理サーバ30(集団状態管理部31)の評価部33による目的関数(運営者満足度)の計算手順を説明する図。 前記管理サーバ30(集団状態管理部31)のスケジュール最適化処理(ステップSX)に従った最適化スケジュール組み合わせの生成手順を説明する図。 前記管理サーバ30(集団状態管理部31)のスケジュール最適化処理(ステップSX)に従った最適化部35におけるスケジュール組み合わせの最適化の一例を示す図。 前記訪問者端末10に表示される最適化スケジュールに従いその訪問者Uが各アトラクションAを訪問した場合の状態を示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る集団最適化回遊ナビゲーションシステムの物理構成を示す図である。
この実施形態では、遊園地(展示会)の各アトラクション(展示物)を対象に訪問者Uが回遊する場合に適用した集団最適化回遊ナビゲーションシステムについて説明する。
この集団最適化回遊ナビゲーションシステムの物理構成は、遊園地の訪問者Uが携帯する訪問者端末10と、遊園地内の各アトラクションA1,A2,…の各展示者が携帯するアトラクション端末20A1,20A2,…と、遊園地の運営者が設置した訪問者Uのスケジュールを管理する管理サーバ30とを備える。前記各アトラクションA1,A2,…の出入り口には、当該出入り口を通過する訪問者端末10に対して、何れのアトラクションであるかを示す現在地情報を通知するセンサ25A1,25A2,…が設けられる。
前記訪問者端末10、アトラクション端末20A、管理サーバ30は、何れもコンピュータとしてのCPU、プログラムを記憶する記憶装置、通信装置、ユーザ入出力装置を備え、当該CPUが記憶装置に記憶された本システムのアプリケーションプログラムや管理プログラムに従い各装置の動作を制御することにより、各種の情報処理機能、外部機器との間での相互通信機能、ユーザに対する情報入出力機能を実現する。
図2は、前記集団最適化回遊ナビゲーションシステムの動作概要を示す図である。
各アトラクション端末20Aには、当該アトラクションAの展示者あるいは遊園地の運営者Pによって、同アトラクションAに来てほしい訪問者Uのタイプ(年齢、性別、職業等の属性)、同アトラクションAの人数制限を予め入力する。
(1) 訪問者Uは、訪問者端末10に対して、訪問予定地(必ず訪問したいアトラクション(場所))、消費可能時間(遊園地(展示会)に滞在可能な時間)、プロフィール(年齢、性別、職業等の属性)を入力する。なお、前記プロフィールは、当該訪問者端末10に予め入力されているものでもよい。
(2) 訪問者端末10は、前記入力された訪問予定地と消費可能時間とに基づいて訪問者Uのスケジュール(図6参照)を生成する。このスケジュールは、後述する訪問者効用関数(訪問者Uの満足度)が最大になるように生成する。
(3) 訪問者端末10は、前記生成されたスケジュールを前記プロフィールおよび訪問者効用関数と共に管理サーバ30へ送信する。なお、別の訪問者Unの訪問者端末10からも同様にその訪問者Unの要望に応じて生成されたスケジュールをプロフィールおよび訪問者効用関数と共に管理サーバ30へ送信する。
この際、前記各アトラクション端末20Aは、前記管理サーバ30にて受信された全ての訪問者端末10…からの各スケジュールおよびそのプロフィールに基づき得られる当該アトラクションAへの訪問予定者のスケジュールおよびそのプロフィールと、前記予め入力された、来てほしい訪問者Uのタイプ,人数制限等とに基づいて、後述するアトラクション効用関数(アトラクション側の満足度)を計算し、前記管理サーバ30へ送信する。
(4) 管理サーバ30は、全ての訪問者端末10…から受信された各訪問者U…のスケジュールの時間軸を揃えたスケジュール組み合わせを生成し、前記各訪問者効用関数(訪問者満足度)の総和と前記各アトラクション効用関数(アトラクション側満足度)の総和を含む後述の目的関数(運営者Pの満足度)を計算する。そして、前記スケジュール組み合わせに含まれる各スケジュールを順番に微小変化(図7参照)させながら前記目的関数(運営者Pの満足度)が最大になるスケジュール組み合わせを最適化スケジュール組み合わせとして生成する。
(5) 管理サーバ30は、前記生成された最適化スケジュール組み合わせから、各訪問者Uに該当する最適化スケジュールをその訪問者端末10へ送信する。
(6) 訪問者端末10は、前記管理サーバ30から受信された最適化スケジュールを表示して訪問者Uを案内する。
(7) 訪問者端末10は、各アトラクションAのセンサ25Aから通知される現在地と現在時刻に基づいて、前記最適化(現在)スケジュールからの行動のずれを検知した場合、その行動のずれに応じた修正スケジュールを生成する。
(8) 訪問者端末10は、前記生成された修正スケジュールを前記管理サーバ30へ送信する。
(9) 管理サーバ30は、前回の最適化スケジュール組み合わせについて前記訪問者端末10から受信された修正スケジュールを入れ替えたスケジュール組み合わせを生成し、前記(4)同様に、再度、目的関数(運営者Pの満足度)が最大になるスケジュール組み合わせを最適化スケジュール組み合わせとして生成する。
(10) 管理サーバ30は、前記再度生成された最適化スケジュール組み合わせから、各訪問者Uに該当する最適化スケジュールをその訪問者端末10へ送信する。
(11) 訪問者端末10は、前記管理サーバ30から受信された最新の最適化スケジュールを表示して訪問者Uを案内する。
図3は、前記集団最適化回遊ナビゲーションシステムの訪問者端末10に含まれるナビゲーション部11とアトラクション端末20Aに含まれるアイテム部21と管理サーバ30に含まれる集団状態管理部31の機能構成を示すブロック図である。
訪問者端末10のナビゲーション部11は、入力部12、生成部13、効用設計部14、進捗管理部15、センサ部16、表示部17を備えてなる。
アトラクション端末20Aのアイテム部21は、入力部22、効用設計部23、表示部24を備えてなる。
管理サーバ30の集団状態管理部31は、管理部32、評価部33、入力部34、最適化部35を備えてなる。
(訪問者端末10のナビゲーション部11)
前記入力部12は、訪問者Uの操作に応じて、訪問予定地(必ず訪問したいアトラクション(場所))、消費可能時間(遊園地(展示会)に滞在可能な時間)、プロフィール(年齢、性別、職業等の属性)を入力する。
前記生成部13は、前記入力部12から入力された訪問予定地、消費可能時間、前記集団状態管理部31の管理部32に予め設定された各アトラクションAでの滞在時間、アトラクション間の移動時間に応じて訪問者Uのスケジュール(図6参照)を生成する。
前記効用設計部14は、前記生成部13により生成された訪問者Uのスケジュールについて、当該スケジュールに含まれる各アトラクションの訪問評価値の総和、前記消費可能時間からの超過時間、当該スケジュールに含まれる全移動時間、当該スケジュールに含まれる各アトラクションでの人数制限を超えた場合の全待ち時間、当該スケジュールに含まれない訪問予定地の割合、そのそれぞれに任意設定された重み付けの係数に基づいて効用関数(訪問者満足度)を計算する。
前記進捗管理部15は、前記生成部13により生成された訪問者Uのスケジュールと前記効用設計部14により計算された効用関数(訪問者満足度)と前記入力部12から入力された訪問者Uのプロフィールとを、前記集団状態管理部31の管理部32へ送信する一方で、当該管理部32にて得られた最適化スケジュールを受信し、前記表示部17に表示させる。また、前記各アトラクションAのセンサ部25Aから通知される現在地と現在時刻の情報に基づいて前記最適化スケジュールからの訪問者Uの移動のずれが検知された場合、前記生成部13に修正スケジュールを再生成させると共に、前記効用設計部14に前記修正スケジュールに対応した効用関数(訪問者満足度)を再計算させる。
前記表示部17は、前記進捗管理部15を通して得られる最適化スケジュールを表示出力する。
(アトラクション端末20Aのアイテム部21)
前記入力部22は、前記集団状態管理部31の管理部32を通して各訪問予定者のスケジュールとプロフィールを入力する。
前記効用設計部23は、当該アトラクションAの展示者あるいは運営者Pによって予め入力された来てほしい訪問者Uのプロフィールと前記入力部22に入力された各訪問予定者のプロフィールとに基づき計算された各訪問予定者の評価値の総和、当該アトラクションAの人数制限に対する各訪問予定者のスケジュールに応じた人数超過の度合い、当該アトラクションAの訪問可能時間に対する訪問者“0”の割合、そのそれぞれに任意設定された重み付けの係数に基づいて効用関数(アトラクション側満足度)を計算する。
(管理サーバ30の集団状態管理部31)
前記管理部32は、各訪問者端末10のナビゲーション部11から送信された各訪問者Uのスケジュールとその効用関数(訪問者満足度)とそのプロフィールとを受信し、また、前記各アトラクション端末20Aのアイテム部21から送信された効用関数(アトラクション側満足度)を受信する。そして、前記各訪問者Uのスケジュールをその時間軸を合わせて組み合わせたスケジュール組み合わせを生成し、当該スケジュール組み合わせと前記受信された各訪問者Uの効用関数(訪問者満足度)と各アトラクションAからの効用関数(アトラクション側満足度)とを評価部33に与えて目的関数(運営者満足度)を計算させる。そして、現在のスケジュール組み合わせを最適化部35に与えて当該組み合わせされた各スケジュールを順番に微小変化(図7参照)させながら前記目的関数(運営者満足度)が最大になる最適化スケジュール組み合わせを生成させる。そして、最適化スケジュール組み合わせに含まれる各最適化スケジュールを該当する訪問者Uの訪問者端末10へ送信する。
前記評価部33は、前記各訪問者効用関数(訪問者満足度)の総和、前記各アトラクション効用関数(アトラクション側満足度)の総和、前記現在のスケジュール組み合わせに含まれる全待ち時間の総和、前記現在のスケジュール組み合わせに応じて解析される空間分散の度合い、入力部34からの入力により、そのそれぞれに任意設定された重み付けの係数に基づいて目的関数(運営者満足度)を計算する。
これにより、複数の訪問者U1,U2,…がそれぞれその希望の訪問先(アトラクションAn…)を回遊する場合に、各訪問者U1,U2,…に対して、当該各訪問者U1,U2,…および各訪問先(アトラクションAn…)の要望を満足させつつ、運営者Pが望む訪問者集団の状態に近づけるための最適化スケジュールを提示できる。
図4は、前記集団最適化回遊ナビゲーションシステムの訪問者端末10やアトラクション端末20Aの入力に変更があった場合の動作概要を示す図である。
訪問者端末10において、必ず訪問したい訪問先(アトラクションA)や消費可能時間が変更されて入力された場合は、当該変更後の訪問先(アトラクションA)や消費可能時間に応じたスケジュールが生成されて管理サーバ30へ送信される。
また、管理サーバ30により生成された最適化スケジュールに従い訪問者UがアトラクションAを訪問している際に、当該最適化スケジュールから訪問者Uの実際の訪問先や訪問時間がずれてしまった場合は、当該スケジュールのずれに応じた修正スケジュールが生成されて管理サーバ30へ送信される。
さらに、アトラクション端末20Aにおいて、来てほしい訪問者Uのプロフィールや人数制限等のパラメータが変更されて入力された場合は、変更後のプロフィール、人数制限等に応じて生成された効用関数(アトラクション満足度)が計算されて管理サーバ30へ送信される。
管理サーバ30は、前記訪問者端末10からの変更後のスケジュールや修正スケジュールが受信される都度、また、前記アトラクション端末20Aからの変更後のパラメータが入力される都度、前記目的関数(運営者満足度)が最大になる最新の最適化スケジュール組み合わせを生成し、各訪問者端末10へ送信する。
この際、前記管理サーバ30では、再計算される目的関数(運営者満足度)が前回の最適化スケジュール組み合わせを生成したときの目的関数(運営者満足度)と比較して、予め設定された許容値を超えて減少した場合にだけ、最適化スケジュール組み合わせの再生成を実行する。これにより、管理サーバ30における大規模な最適化計算の回数を削減しつつ、高速に運営者Pが望む訪問者集団の状態に近づけるための最適化スケジュールを提示できる。
このように構成された集団最適化回遊ナビゲーションシステムは、前記訪問者端末10、前記アトラクション端末20A、前記管理サーバ30それぞれのCPUが各対応する記憶装置に記憶された各種の機能を司るプログラムに記述された命令に従い各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、後述の動作説明で述べるような、訪問者Uの要求に応じたスケジュール生成機能(13)、訪問者効用関数(訪問者満足度)の計算機能(14)、アトラクションAの要求に応じたアトラクション効用関数(アトラクション側満足度)の計算機能(23)、各訪問者スケジュール組み合わせ生成機能(32)、目的関数(運営者満足度)の計算機能(33)、最適化スケジュール組み合わせ生成機能(35)を実現する。
次に、前記構成の集団最適化回遊ナビゲーションシステムの各機能において実行される処理の詳細な動作について説明する。
図5は、前記集団最適化回遊ナビゲーションシステムの訪問者端末10のナビゲーション部11とアトラクション端末20Aのアイテム部21と管理サーバ30の集団状態管理部31との間で実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
訪問者端末10(ナビゲーション部11)の入力部12から、訪問者Uの訪問予定地(必ず訪問したいアトラクション(場所))、消費可能時間(遊園地(展示会)に滞在可能な時間)、プロフィール(年齢、性別、職業等の属性)が入力されると(ステップS1)、生成部13により、前記入力された訪問予定地と消費可能時間とに基づいて訪問者Uのスケジュール(図6参照)が生成される(ステップS2)。
図6は、前記訪問者端末10の生成部13により生成されたスケジュールの一例を示す図である。
このスケジュールは、前記入力部12から入力された訪問予定地(場所)と、消費可能時間(滞在可能時間)と、管理サーバ30(集団状態管理部31)の管理部32において予め設定された遊園地内の各場所(各アトラクションA…)の滞在時間と、当該各場所間の移動時間とに基づき生成される。
この際、前記生成部13により生成されたスケジュールについて、効用設計部14により効用関数(訪問者満足度)が計算され、当該スケジュールの内容を微小変化させながら前記効用関数が最大になるスケジュールが生成される(図7参照)。
前記効用関数(訪問者満足度)は、次の式に従い計算される。
効用関数(訪問者満足度)=
係数1*スケジュールに含まれる場所の評価値の総和*スケール調整因子1
−係数2*消費可能時間からの超過/滞在予定時間*スケール調整因子2
−係数3*全移動時間/滞在予定時間*スケール調整因子3
−係数4*全待ち時間/滞在予定時間*スケール調整因子4
−係数5*(訪問予定地でスケジュールに含まれてない場所の割合)*スケール調整因子5
上記式において、スケジュールに含まれる場所の評価値は、管理サーバ31の管理部32において記憶管理される過去にナビゲーションが終了した全訪問者U…のスケジュールの履歴に応じた達成情報に基づき計算される。
前記達成情報とは、例えば「場所Aと場所Bの両方に行った訪問者が10人、Aのみに行った訪問者が5人、Bのみに行った訪問者が5人、…」というように、実際に各場所に訪問した人数の情報であり、この達成情報に基づいて前記スケジュールに含まれる各場所の評価値が計算される。
具体的には、例えば、前記入力された訪問予定地として「場所Aと場所Bに必ず行くと指定している場合の場所Cの評価値は、共起確率によって次の通り計算される。
場所Cの評価値=α/(α+β)
α=(場所Cと場所Aに行った人数/場所Cに行った人数)*(場所Cと場所Bに行った人数/場所Cに行った人数)*(場所Cに行った人数/全体の人数)
β=(場所Cに行かず場所Aに行った人数/場所Cに行かなかった人数)*(場所Cに行かず場所Bに行った人数/場所Cに行かなかった人数)*(場所Cに行かなかった人数/全体の人数)
また、消費可能時間からの超過とは、前記入力された消費可能時間からの前記生成されたスケジュールの超過時間であり、滞在予定時間は、前記生成されたスケジュール末尾の時間から当該スケジュール先頭の時間を引いた時間である。
滞在予定時間=帰宅予定時間−遊園地・展示会に入場した時間
また、全移動時間は、前記生成されたスケジュールに含まれる全移動時間である。
また、全待ち時間とは、前記生成されたスケジュールが後述の管理サーバ30(集団状態管理部31)に送られ、他の訪問者端末10からのスケジュールと組み合わせられることで、同じ場所への訪問者がその人数制限を超えてしまう場合に当該スケジュールに設定される全待ち時間であり(図8参照)、前記スケジュール組み合わせの生成によって設定される。このため、訪問者端末10により最初に生成されたスケジュールに待ち時間は含まれず、当該最初の効用関数(訪問者満足度)の計算式からは前記待ち時間に該当する計算項が除外される。
また、訪問予定地でスケジュールに含まれてない場所の割合とは、前記入力された訪問予定地のうち、前記生成されたスケジュールに含まれなかった場所の割合である。
そして、前記係数1〜係数5は、前記計算式の各計算項に前記入力部12から入力されて設定される重み付けに応じた値であり、前記第1の計算項(場所・訪問数)に対する重み付けの値を評価1、第2の計算項(時間超過)に対する重み付けの値を評価2、前記第3の計算項(全移動時間(効率))に対する重み付けの値を評価3、前記第4の計算項(全待ち時間)に対する重み付けの値を評価4、前記第5の計算項(訪問予定地除外ペナルティ)に対する重み付けの値を評価5とし、当該重み付けの値(評価)は、最重視:5、重視:4、普通:3、軽視:2、最軽視:1の中から指定される。
係数1=評価1/評価1,2,3,4,5の平均
係数2=評価2/評価1,2,3,4,5の平均
係数3=評価3/評価1,2,3,4,5の平均
係数4=評価4/評価1,2,3,4,5の平均
係数5=評価5/評価1,2,3,4,5の平均
なお、前記スケール調整因子1,2,3,4,5は、予め管理サーバ30(集団状態管理部31)の管理部32にて定められる。
図7は、前記訪問者端末10(ナビゲーション部11)の生成部13にて生成されるスケジュールの微小変化の一例を示す図である。
図7(A)に示すように、場所(アトラクション)A1→A2→A3の順で訪問するスケジュールに対して、他の場所A4を追加可能な個所は、各場所の間と末尾である。
図7(B)に示すように、場所(アトラクション)A1→A2→A4→A3の順で訪問するスケジュールにおいて、各場所が削除対象になるが、最初に指定された訪問予定地(必ず訪問する場所)は削除できない。
図7(C)に示すように、場所(アトラクション)A1→A2→A4→A3の順で訪問するスケジュールにおいて、場所A2を置換可能な個所は、各場所の間と末尾である。
前記生成部13では、図7で示したように、最初に生成したスケジュールを微小変化させながら、前記効用設計部14により効用関数(訪問者満足度)を計算し、当該効用関数(訪問者満足度)が最大になるスケジュールを生成する(ステップS3)。
前記生成部13および効用設計部14によりその効用関数(訪問者満足度)が最大になるスケジュールが生成されると、当該生成されたスケジュールは、前記入力されたプロフィールおよび訪問者効用関数と共に進捗管理部15から管理サーバ30(集団状態管理部31)の管理部32へ送信される(ステップS4)。
なお、別の訪問者Uの訪問者端末10(ナビゲーション部11)からも同様にその訪問者Uの要望に応じて生成されたスケジュールが、プロフィールおよび訪問者効用関数と共に前記管理サーバ30の管理部32へ送信される(ステップS4)。
管理サーバ30(集団状態管理部31)の管理部32において、前記各訪問者端末10…から送信された各スケジュール、およびその訪問者効用関数、プロフィールが受信されると、各アトラクション端末20A(アイテム部21)…に対して、それぞれに該当する訪問予定者のスケジュールおよびそのプロフィールが転送される(ステップS5)。
すると、各アトラクション端末20A(アイテム部21)…の効用設計部23において、該当する訪問予定者のスケジュールおよびそのプロフィールと、前記予め入力された、来てほしい訪問者Uのタイプ,人数制限等とに基づいて、アトラクション効用関数(アトラクション側満足度)が計算される。
前記効用関数(アトラクション側満足度)は、次の式に従い計算される。
効用関数(アトラクション側満足度)=
係数1*訪問予定者の評価値の総和*スケール調整因子1
−係数2*人数制限超過に対するペナルティ*スケール調整因子2
−係数3*収容可能時間中で訪問者0の時間/収容可能時間*スケール調整因子3
上記式において、訪問予定者の評価値は、前記運営者Pあるいは当該アトラクション端末20Aにて予め入力(指定)された来てほしい人のプロフィールの各項目と前記管理サーバ30(集団状態管理部31)の管理部32を通して入力された当該アトラクションAに対する訪問予定者のプロフィールの各項目とに基づき以下のように計算される。
前記プロフィールの項目は、例えば、
・年齢(10〜30歳のように範囲している、複数指定可)
・所属(〜部所属のように範囲指定、複数指定可)
・性別(男、女、性別問わずから指定)
・身長、体重(〜cm以上、〜kg以下のように範囲指定)
・興味(例:R&Dフォーラムならネットワーク・クラウド・セキュリティ…の分野を示す値と、鶏、ひよこ、卵のような開発段階を示す値を複数選択)
のように指定され、次の式に従い計算される。
訪問予定者の評価値=満たしている項目数/項目数
また、前記人数制限超過に対するペナルティは、前記運営者Pあるいは当該アトラクション端末20Aにより予め入力された当該アトラクションAの人数制限と前記管理サーバ30(集団状態管理部31)の管理部32を通して入力された当該アトラクションAに対する訪問予定者のスケジュールに基づき、次の式に従い計算される。
人数制限超過に対するペナルティ=
[Max(t時の訪問者数−t時の収容可能人数、0)/t時の訪問者数]の全時刻平均
また、収容可能時間中で訪問者0の時間とは、前記アトラクションAの人数制限と当該アトラクションAに対する訪問予定者のスケジュールに基づいて訪問者0の時間、つまり当該アトラクションAの空き時間として計算される。
そして、前記係数1〜係数3は、前記計算式の各計算項に前記入力部22から入力されて設定される重み付けに応じた値であり、前記第1の計算項(訪問予定者の評価値の総和)に対する重み付けの値を評価1、前記第2の計算項(人数制限超過)に対する重み付けの値を評価2、前記第3の計算項(空き時間)に対する重み付けの値を評価3とし、当該重み付けの値(評価)は、最重視:5、重視:4、普通:3、軽視:2、最軽視:1の中から指定される。
係数1=評価1/評価1,2,3の平均
係数2=評価2/評価1,2,3の平均
係数3=評価3/評価1,2,3の平均
なお、前記スケール調整因子1,2,3は、予め管理サーバ30(集団状態管理部31)の管理部32にて定められる。
このように、前記各アトラクション端末20A…の効用設計部23により計算された当該アトラクションA…毎の効用関数(アトラクション側満足度)は、前記管理サーバ30(集団状態管理部31)の管理部32へ送信される(ステップS8)。
一方、管理サーバ30(集団状態管理部31)の管理部32において、前述したように、前記各訪問者端末10…から送信された各スケジュール、およびその訪問者効用関数が受信されると(ステップS4)、当該各スケジュールの時間軸を揃えたスケジュール組み合わせが生成され評価部33へ送信される(ステップS6)。
図8は、前記管理サーバ30(集団状態管理部31)の管理部32にて生成されたスケジュール組み合わせの一例を示す図である。
このスケジュール組み合わせは、各訪問者端末10(U1,U2,…)の時間軸を揃えて生成されるもので、その際、前記アトラクション(場所1)A1,(場所2)A2,…毎に予め指定されている人数制限に基づいて、例えば、アトラクション(場所3)A3について、時間順に後ろの訪問者U1の訪問先であるアトラクションA3が先の訪問者U2の訪問先である同アトラクションA3と重なり、前記人数制限を超える場合は、当該後ろの訪問者U1のアトラクションA3のスケジュールについて、前記重なった時間が待ち時間として設定される。
なお、前述した訪問者端末10(ナビゲーション部11)の効用設計部14における効用関数(訪問者満足度)の計算式に含まれる全待ち時間は、前記管理部32にてスケジュール組み合わせが生成された後の計算時点での該当する訪問者Unのスケジュールに設定された全待ち時間になる。
また、前述した訪問者端末10(ナビゲーション部11)の効用設計部14における効用関数(訪問者満足度)の計算式に含まれる各場所の評価値は、前記スケジュール組み合わせの履歴に基づいて計算される。
ここで、前記管理部32により生成されたスケジュール組み合わせに基づいて、後述する評価部33にて計算される当該スケジュール組み合わせに含まれる待ち時間の計算方法について説明する。
図9は、前記管理サーバ30(集団状態管理部31)の評価部33によるスケジュール組み合わせからの待ち時間の計算方法を説明する図である。
例えば、図9(A)に示すように、ある場所(アトラクション)に設定された消費時間(滞在時間)が“3”、容量(人数制限)が“2”である場合に、図9(A1)に示すように、その場所への訪問者U1,U2,U3のスケジュールが重なった場合、図9(A2)に示すように、前記容量“2”を超えて後から来た訪問者U3のスケジュールに対して、最初に来た訪問者U1が出るまでの時間を待ち時間Wとして加える。
また、例えば、図9(B)に示すように、ある場所(アトラクション)に設定された消費時間(滞在時間)が“4”、容量(人数制限)が“2”である場合に、図9(B1)に示すように、その場所への訪問者U1,U2,U3のスケジュールが重なり且つ当該訪問者U2,U3のスケジュールが同時に重なった場合、組み合わせスケジュールの生成上は、図9(B2)に示すように、前記容量“2”を超えたところ順番に従い、訪問者U3のスケジュールに対して、最初に来た訪問者U1が出るまでの時間を待ち時間W3として加える。しかしながら、スケジュール組み合わせに含まれる待ち時間の計算上は、図9(B3)に示すように、同時に重なった各訪問者U2,U3それぞれのスケジュールに平均した待ち時間W2´,W3´を加える。
そして、図9(C)に示すように、次の訪問者U4のスケジュールを追加したスケジュール組み合わせを生成するためには、図9(C1)→(C2)に示すように、前記平均化した訪問者U2,U3の待ち時間W2´,W3´がスケジュール組み合わせの生成に影響しないように、前記図9(B2)で説明した時点での訪問者U3に待ち時間W3を加えたスケジュール組み合わせも記録しておく。
これにより、さらにその場所への人数制限を超えた訪問者U4のスケジュールが重なった場合、図9(C3)に示すように、前記容量“2”を超えて後から来た訪問者U4のスケジュールに対して、訪問者U2が出るまでの時間を待ち時間W4として加える。
そして前記同様、図9(C4)に示すように、当該スケジュール組み合わせに含まれる待ち時間の計算上は、前記同時に重なった前記各訪問者U2,U3それぞれのスケジュールに平均した待ち時間W2´,W3´を加えた状態に戻す。
前記管理部32により生成されたスケジュール組み合わせとその各スケジュールに対応した訪問者効用関数(訪問者満足度)および前記各アトラクション端末20Aから管理サーバ30に受信されたアトラクション効用関数(アトラクション側満足度)が評価部33に与えられると、当該評価部33により目的関数(運営者満足度)が計算される。
図10は、前記管理サーバ30(集団状態管理部31)の評価部33による目的関数(運営者満足度)の計算手順を説明する図である。
図10に示すように、前記目的関数(運営者満足度)は、前記スケジュール組み合わせの各スケジュールに対応した効用関数(訪問者満足度:個人の満足)の和(1)と、前記各アトラクション端末20Aから受信された効用関数(アトラクション側満足度:展示者の満足)の和(2)と、前記スケジュール組み合わせに含まれる待ち時間の和((-)3)と、前記スケジュール組み合わせに応じて解析される空間分散の度合い(4)と、そのそれぞれに任意設定された重み付けの係数a,b,c,dとに基づいて、次の式により計算される。
目的関数(運営者満足度)=a*(1)+b*(2)+c*(3)+d*(4)
なお、前記訪問者効用関数(訪問者満足度)の和に対する重み付けの値aと、前記アトラクション効用関数(アトラクション側満足度)の和に対する重み付けの値bとは、それぞれ何れも個々の効用関数毎に設定してもよい。
こうして、前記評価部33において、前記管理部32により生成されたスケジュール組み合わせに応じた目的関数(運営者満足度)が計算されると(ステップS9)、最適化部35において、現在のスケジュール組み合わせに含まれる各スケジュールを順番に微小変化(図7参照)させながら(ステップS10)、前記評価部33により計算される目的関数(運営者満足度)が最大になる最適化スケジュール組み合わせが生成される(ステップS11)。
この目的関数(運営者満足度)が最大になる最適化スケジュール組み合わせを得るための前記管理部32、評価部33、最適化部35、前記アトラクション端末20A(アイテム部21)の効用設計部23に跨る処理を、スケジュール最適化処理(ステップSX)とする。
図11は、前記管理サーバ30(集団状態管理部31)のスケジュール最適化処理(ステップSX)に従った最適化スケジュール組み合わせの生成手順を説明する図である。
図12は、前記管理サーバ30(集団状態管理部31)のスケジュール最適化処理(ステップSX)に従った最適化部35におけるスケジュール組み合わせの最適化の一例を示す図である。
前記スケジュール最適化処理(ステップSX)では、現在のスケジュール組み合わせに含まれる各スケジュールを順番に微小変化させながら各対応する目的関数(運営者満足度)を計算し、当該目的関数の増加が確認された場合に、次のスケジュールの微小変化を実行させる。
そして、前記スケジュール最適化処理(ステップSX)により最適化スケジュール組み合わせが生成されると、当該最適化スケジュール組み合わせに含まれる各最適化スケジュールが、それぞれ該当する訪問者端末10(ナビゲーション部11)の進捗管理部15へ送信され(ステップS12)、各対応する表示部17に表示される(ステップS13)。
これにより、複数の訪問者U1,U2,…がそれぞれその希望の訪問先(アトラクションAn…)を回遊する場合に、各訪問者U1,U2,…に対して、当該各訪問者U1,U2,…および各訪問先(アトラクションAn…)の要望を満足させつつ、運営者Pが望む訪問者集団の状態に近づけるための最適化スケジュールを提示できる。
図13は、前記訪問者端末10に表示される最適化スケジュールに従いその訪問者Uが各アトラクションAを訪問した場合の状態を示す図である。
前記訪問者端末10(ナビゲーション部11)のセンサ部16において、各アトラクションAのセンサ25Aから通知される現在地と現在時刻に基づいて、前記最適化(現在)スケジュールからの行動のずれが検知され(ステップS14)、進捗管理部15において、スケジュールの乱れが発生したと判断されると(ステップS15)、生成部13において、前記最適化(現在)スケジュールからの行動のずれに応じた修正スケジュールが生成される(ステップS16,S17)。
そして、前記同様に、効用設計部14において、前記修正スケジュールに対応した効用関数(訪問者満足度)が計算され(ステップS18)、当該修正スケジュールとその効用関数(訪問者満足度)が、前記同様に、進捗管理部15から管理サーバ30(集団状態管理部31)の管理部32へ送信される(ステップS19)。
すると、前記同様に、管理部32において、前記修正スケジュールを前記別の訪問者端末10…からの各スケジュールと組み合わせたスケジュール組み合わせが再生成され、前記同様のスケジュール最適化処理(ステップSX)により、再度、目的関数(運営者満足度)が最大になる最適化スケジュール組み合わせが生成される(ステップSX)。
そして、前記同様に、前記再生成された最適化スケジュール組み合わせに含まれる各最適化スケジュールが、それぞれ該当する訪問者端末10(ナビゲーション部11)の進捗管理部15へ送信され(ステップS20)、各対応する表示部17に表示される(ステップS21)。
一方、アトラクション端末20A(アイテム部21)において、来てほしい訪問者Uのプロフィールや人数制限等のパラメータが変更されて入力された場合は、変更後のプロフィール、人数制限等に応じて生成された効用関数(アトラクション満足度)が計算されて管理サーバ30(集団状態管理部31)へ送信される(ステップS22)。
すると、管理サーバ30(集団状態管理部31)では、前記同様のスケジュール最適化処理(ステップSX)に従い、前記アトラクション端末20A(アイテム部21)からの変更後のパラメータが入力される都度、前記目的関数(運営者満足度)が最大になる最新の最適化スケジュール組み合わせが生成され、各訪問者端末10(ナビゲーション部11)へ送信される(ステップS23)。
この際、前記管理サーバ30(集団状態管理部31)のスケジュール最適化処理(ステップSX)では、再計算される目的関数(運営者満足度)が前回の最適化スケジュール組み合わせを生成したときの目的関数(運営者満足度)と比較して、予め設定された許容値を超えて減少した場合にだけ、最適化スケジュール組み合わせの再生成を実行する。これにより、当該管理サーバ30における大規模な最適化計算の回数を削減しつつ、高速に運営者Pが望む訪問者集団の状態に近づけるための最適化スケジュールを提示できる。
したがって、前記構成の集団最適化回遊ナビゲーションシステムによれば、訪問者端末10において、訪問者Uの訪問予定地および消費可能時間を入力すると、入力された訪問予定地および消費可能時間等に基づいたスケジュールが生成されると共に、当該スケジュールに応じた訪問者満足度を示す訪問者効用関数が計算され、プロフィール等の訪問者情報と共に管理サーバ30へ送信される。また、アトラクション端末20Aは、予め入力された当該アトラクションAの人数制限や滞在時間等のパラメータおよび要望する訪問者Uのプロフィール等の要望訪問者情報と前記管理サーバ30を通して受信される訪問予定者の前記スケジュールおよび訪問者情報とに基づいてアトラクション側満足度を示すアトラクション効用関数を計算し、前記管理サーバ30へ送信する。すると、管理サーバ30は、前記各訪問者端末10…から受信された各訪問者U…のスケジュールの組み合わせを生成すると共に、同各訪問者端末10…から受信された各訪問者効用関数と各アトラクション端末20A…から受信された各アトラクション効用関数とに基づいて、前記生成されたスケジュール組み合わせに応じた運営者満足度を示す目的関数を計算する。そして、前記スケジュール組み合わせの各スケジュールを微小変化させながら前記目的関数が最大になる最適化スケジュール組み合わせを生成し、当該最適化スケジュール組み合わせに含まれる各最適化スケジュールを該当する訪問者端末10へ送信してその訪問者Uをナビゲーションする。
これにより、複数の訪問者がそれぞれその希望の訪問先を回遊する場合に、各訪問者に対して、当該各訪問者および各訪問先の要望を満足させつつ、運営者が望む訪問者集団の状態に近づけるためのスケジュールを提示することが可能になる。
また、前記構成の集団最適化回遊ナビゲーションシステムによれば、前記訪問者端末10のセンサ部16により取得される現在地情報と現在の時間情報に基づいて前記最適化スケジュールからのずれが検知された場合は、当該スケジュールのずれに応じた修正スケジュールが生成されて前記管理サーバ30へ送信される。すると、管理サーバ30は、受信された修正スケジュールを他の各訪問者端末10…からのスケジュールと組み合わせたスケジュール組み合わせを再生成すると共に前記目的関数を再計算し、当該目的関数が最大になる最適化スケジュールを再生成する。この際、再計算される目的関数が前回の最適化スケジュール組み合わせに応じた目的関数と比較して、予め設定された許容値を超えて減少した場合にだけ、最適化スケジュール組み合わせの再生成を実行する。
これにより、管理サーバ30における大規模な最適化計算の回数を削減しつつ、高速に運営者Pが望む訪問者集団の状態に近づけるための最適化スケジュールを提示できる。
なお、前記実施形態において記載した集団最適化回遊ナビゲーションシステムによる各処理の手法、すなわち、図1〜図5に示す訪問者端末10(ナビゲーション部11)による訪問者入力に応じたスケジュール生成処理と訪問者効用関数計算処理、アトラクション端末20A(アイテム部21)によるアトラクション側入力に応じたアトラクション効用関数計算処理、管理サーバ30(集団状態管理部31)によるスケジュール組み合わせ生成処理と目的関数計算処理、目的関数を最大化する最適化スケジュール生成処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録装置の媒体に格納して配布することができる。そして、電子機器のコンピュータ(制御装置:CPU)は、この外部記憶装置の媒体に記憶されたプログラムを記憶装置に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記実施形態において説明した各訪問者および各訪問先の要望を満足させつつ、運営者が望む訪問者集団の状態に近づけるための最適化スケジュールの提示機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク上を伝送させることができ、このネットワークに接続されたコンピュータ装置から前記プログラムのデータを電子機器に取り込んで記憶装置に記憶させ、前述した各訪問者および各訪問先の要望を満足させつつ、運営者が望む訪問者集団の状態に近づけるための最適化スケジュールの提示機能を実現することもできる。
本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
10 …訪問者端末
11 …ナビゲーション部
12 …訪問者端末入力部
13 …生成部
14 …訪問者効用設計部
15 …進捗管理部
16 …センサ部
17 …訪問者端末表示部
20A…アトラクション端末(展示者)
21 …アイテム部
22 …アトラクション端末入力部
23 …アトラクション効用設計部
24 …アトラクション端末表示部
25A…アトラクション(展示物)センサ
30 …管理サーバ(運営者)
31 …集団状態管理部
32 …管理部
33 …評価部
34 …管理サーバ入力部
35 …最適化部

Claims (8)

  1. 訪問者端末と、展示者端末と、当該各端末と相互に通信可能な運営者の管理サーバとを有する集団最適化回遊ナビゲーションシステムであって、
    前記訪問者端末は、
    ユーザ操作に応じて入力された訪問予定地と消費可能時間に基づいて当該訪問者のスケジュールを生成するスケジュール生成手段と、
    前記スケジュール生成手段により生成されたスケジュールに基づいた訪問者の満足度を計算する訪問者満足度計算手段と、
    前記スケジュール生成手段により生成されたスケジュールと前記訪問者満足度計算手段により計算された訪問者の満足度を当該訪問者の情報と共に前記管理サーバへ送信する訪問者スケジュール送信手段と、
    前記管理サーバにより生成された最適化スケジュールを受信して出力する最適化スケジュール出力手段とを備え、
    前記展示者端末は、
    予め入力された展示のためのパラメータおよび要望する訪問者の情報と前記管理サーバを介して受信される訪問予定者のスケジュールおよびその訪問者情報とに基づいて展示者の満足度を計算する展示者満足度計算手段と、
    前記展示者満足度計算手段により計算された展示者の満足度を前記管理サーバへ送信する展示者満足度送信手段とを備え、
    前記管理サーバは、
    前記訪問者端末から受信された各訪問者のスケジュールの組み合わせを生成するスケジュール組み合わせ生成手段と、
    前記訪問者端末から受信された各訪問者のスケジュールおよび各訪問者の満足度と前記展示者端末から受信された各展示者の満足度とに基づいて運営者の満足度を計算する運営者満足度計算手段と、
    前記運営者満足度計算手段により計算された運営者満足度に応じて前記スケジュール組み合わせ生成手段により生成されたスケジュール組み合わせを最適化した最適化スケジュール組み合わせを生成する最適化スケジュール組み合わせ生成手段と、
    前記最適化スケジュール組み合わせ生成手段により生成された最適化スケジュール組み合わせに含まれる各最適化スケジュールを当該スケジュールに該当する前記訪問者端末へ送信する最適化スケジュール送信手段とを備えた、
    ことを特徴とする集団最適化回遊ナビゲーションシステム。
  2. 前記管理サーバの最適化スケジュール組み合わせ生成手段は、前記訪問者端末から修正されたスケジュールが受信された場合には、前記運営者満足度計算手段により前回計算された運営者満足度よりも今回受信された修正スケジュールを含むスケジュール組み合わせに応じて計算された運営者満足度が許容値を超えて減少した場合に、当該修正スケジュールを含むスケジュール組み合わせを最適化した最適化スケジュール組み合わせを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の集団最適化回遊ナビゲーションシステム。
  3. 前記訪問者端末は、
    前記管理サーバから受信された最適化スケジュールに対する当該訪問者端末の位置ずれを検知する位置ずれ検知手段と、
    前記位置ずれ検知手段により検知された位置ずれに応じて前記最適化スケジュールを修正した修正スケジュールを生成して前記管理サーバへ送信する修正スケジュール生成手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の集団最適化回遊ナビゲーションシステム。
  4. 訪問者端末と、展示者端末と、当該各端末と相互に通信可能な運営者の管理サーバとを用いた集団最適化回遊ナビゲーション方法であって、
    前記訪問者端末は、
    ユーザ操作に応じて入力された訪問予定地と消費可能時間に基づいて当該訪問者のスケジュールを生成するスケジュール生成ステップと、
    前記スケジュール生成ステップにて生成されたスケジュールに基づいた訪問者の満足度を計算する訪問者満足度計算ステップと、
    前記スケジュール生成ステップにて生成されたスケジュールと前記訪問者満足度計算ステップにて計算された訪問者の満足度を当該訪問者の情報と共に前記管理サーバへ送信する訪問者スケジュール送信ステップと、
    前記管理サーバにより生成された最適化スケジュールを受信して出力する最適化スケジュール出力ステップとを備え、
    前記展示者端末は、
    予め入力された展示のためのパラメータおよび要望する訪問者の情報と前記管理サーバを介して受信される訪問予定者のスケジュールおよびその訪問者情報とに基づいて展示者の満足度を計算する展示者満足度計算ステップと、
    前記展示者満足度計算ステップにて計算された展示者の満足度を前記管理サーバへ送信する展示者満足度送信ステップとを備え、
    前記管理サーバは、
    前記訪問者端末から受信された各訪問者のスケジュールの組み合わせを生成するスケジュール組み合わせ生成ステップと、
    前記訪問者端末から受信された各訪問者のスケジュールおよび各訪問者の満足度と前記展示者端末から受信された各展示者の満足度とに基づいて運営者の満足度を計算する運営者満足度計算ステップと、
    前記運営者満足度計算ステップにて計算された運営者満足度に応じて前記スケジュール組み合わせ生成ステップにて生成されたスケジュール組み合わせを最適化した最適化スケジュール組み合わせを生成する最適化スケジュール組み合わせ生成ステップと、
    前記最適化スケジュール組み合わせ生成ステップにて生成された最適化スケジュール組み合わせに含まれる各最適化スケジュールを当該スケジュールに該当する前記訪問者端末へ送信する最適化スケジュール送信ステップとを備えた、
    ことを特徴とする集団最適化回遊ナビゲーション方法。
  5. 前記管理サーバの最適化スケジュール組み合わせ生成ステップでは、前記訪問者端末から修正されたスケジュールが受信された場合には、前記運営者満足度計算ステップにて前回計算された運営者満足度よりも今回受信された修正スケジュールを含むスケジュール組み合わせに応じて計算された運営者満足度が許容値を超えて減少した場合に、当該修正スケジュールを含むスケジュール組み合わせを最適化した最適化スケジュール組み合わせを生成する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の集団最適化回遊ナビゲーション方法。
  6. 訪問者端末と展示者端末とに対して相互に通信可能な運営者の管理サーバであって、
    前記訪問者端末から受信された各訪問者のスケジュールの組み合わせを生成するスケジュール組み合わせ生成手段と、
    前記訪問者端末から受信された各訪問者のスケジュールおよび各訪問者の満足度と前記展示者端末から受信された各展示者の満足度とに基づいて運営者の満足度を計算する運営者満足度計算手段と、
    前記運営者満足度計算手段により計算された運営者満足度に応じて前記スケジュール組み合わせ生成手段により生成されたスケジュール組み合わせを最適化した最適化スケジュール組み合わせを生成する最適化スケジュール組み合わせ生成手段と、
    前記最適化スケジュール組み合わせ生成手段により生成された最適化スケジュール組み合わせに含まれる各最適化スケジュールを当該スケジュールに該当する前記訪問者端末へ送信する最適化スケジュール送信手段とを備えた、
    ことを特徴とする管理サーバ。
  7. 前記最適化スケジュール組み合わせ生成手段は、前記訪問者端末から修正されたスケジュールが受信された場合には、前記運営者満足度計算手段により前回計算された運営者満足度よりも今回受信された修正スケジュールを含むスケジュール組み合わせに応じて計算された運営者満足度が許容値を超えて減少した場合に、当該修正スケジュールを含むスケジュール組み合わせを最適化した最適化スケジュール組み合わせを生成する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の管理サーバ。
  8. コンピュータを、前記請求項6または請求項7に記載の管理サーバとして機能させるためのプログラム。
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