JP6315799B2 - 二軸ヒンジ - Google Patents

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本発明は、本体部に対して可動部を二方向に回動可能に連結する二軸ヒンジに関する。
従来、例えばビデオカメラ等の小型の電子機器においては、操作者が画像を視認するためのディスプレイが可動部として、二軸ヒンジを介して二方向に回動可能に本体部に対して取り付けられているものが知られている。このような二軸ヒンジとしては、本体部に対して平行な軸回りに可動部を回転させることができるとともに、本体部に対して直交する軸回りに可動部を回転させることのできるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−159095号公報
前記特許文献に記載の二軸ヒンジによれば、本体部に対して直交する軸回りに可動部を回転させる際に、第2支持部材を第1支持部材に対して回動させている。この際、第2支持部材のストッパー機能として、第2支持部材とともに回転するプレートを第1支持部材に当接させる構成としている。
しかし、上記の如く構成した場合、プレートを当接させるために第1支持部材を折り曲げて(断面視でL字状に)形成する必要があり、部品形状が複雑となるため、加工コスト増の原因となっていた。
また、前記特許文献に記載の二軸ヒンジによれば、第1支持部材と第2支持部材との間でトルクを出すための板バネを配設する際に、第1支持部材に開口した係止孔に板バネの係止片を挿入して位置決めする構成としている。
しかし、上記の如く構成した場合、係止孔を少なくとも二箇所開口する必要があるため、第一支持部材の加工コスト増の原因となっていた。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、部品形状を簡素化することにより、加工コストを抑制することのできる二軸ヒンジを提供すること、である。
以下では、上記課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、板状の第一支持フレームと、前記第一支持フレームと対向する位置に配設された板状の第二支持フレームと、を具備する支持部材と、板状の回動フレームと、該回動フレームの両端が同方向に折り曲げられた第一屈曲部及び第二屈曲部と、を具備するとともに、第一シャフトが前記第一屈曲部及び前記第一支持フレームに挿通され、第二シャフトが前記第二屈曲部及び前記第二支持フレームに挿通されることにより、前記第一支持フレーム及び前記第二支持フレームと直交する第一の回動軸を中心に回動可能に支持された回動部材と、板状の取付部と、該取付部から前記第一の回動軸の側に突出して形成された第三シャフトと、を具備するとともに、前記第三シャフトが前記回動フレームに挿通されることにより、前記取付部と直交する第二の回動軸を中心に回動可能に支持された取付部材と、を備える二軸ヒンジであって、前記第三シャフトにおける前記第一の回動軸側の先端部には、前記第三シャフトと相対回転不能に規制部材が配設され、前記回動フレームと前記規制部材との間には、前記回動フレーム及び前記規制部材を互いに離間させる方向に付勢する板バネが、前記回動フレームと相対回転不能に介挿され、前記回動フレームには固定ピンが挿通され、前記板バネが前記固定ピンによって位置決めされるとともに、前記規制部材による前記第二の回動軸回りの回動が前記固定ピンによって規制されるものである。
請求項2においては、前記第一シャフト及び前記第三シャフトが中空の筒状に形成されるものである。
請求項3においては、前記第二支持フレームにおける前記第一支持フレームと反対の側には、カム部材が前記第二シャフトに配設され、前記カム部材は、樹脂製の第一カム部及び該第一カム部と嵌合可能な樹脂製の第二カム部とが互いに近接する方向にバネによって付勢され、前記第一カム部は前記第二支持フレームと相対回転不能に配設され、前記第二カム部は前記第二シャフトと相対回転不能に配設されるものである。
本発明は、二軸ヒンジの部品形状を簡素化することにより、加工コストを抑制することが可能となる、という効果を奏する。
本発明に係る二軸ヒンジの実施の一形態を示す斜視図。 同じく二軸ヒンジを示す平面図。 同じく二軸ヒンジを示す正面図。 同じく二軸ヒンジを示す右側面図。 (a)及び(b)はそれぞれ回動部材を反対の位置に回動させた状態の図2中のX−X線断面図。 取付部材を回動させた状態の二軸ヒンジを示す正面図。
まず、本発明の一実施形態に係る二軸ヒンジ10について説明する。本実施形態においては、各図に示した矢印で二軸ヒンジ10の方向を規定する。
本実施形態に係る二軸ヒンジ10は、例えばビデオカメラ等の小型の電子機器において、ディスプレイ等の可動部を本体部に対して二方向に回動可能に取付けるものであり、主にアルミやスチール等の金属で形成される。
図1から図4に示す如く、二軸ヒンジ10は、支持部材12(12L・12R)、カム部材13、回動部材14、取付部材15等を主な構成要素として備える。二軸ヒンジ10は後述するように、回動部材14が支持部材12に対して第一の回動軸L1回りに回動可能に配設され、取付部材15が回動部材14に対して第二の回動軸L2回りに回動可能に配設される。そして、支持部材12が本体部に配設され、取付部材15に可動部が取り付けられることにより、可動部を本体部に対して二方向に(本体部に対して平行な軸回り及び該平行軸に対して直交する軸回りに)回動可能とするのである。
支持部材12は、第一支持部材12Rと第二支持部材12Lとで構成される。本実施形態において、第一支持部材12Rと第二支持部材12Lとは左右で互いに対向する位置に左右対称に配置される。
第一支持部材12Rは、本体部に取付けられる板状の第一ベース部21Rと、第一ベース部21Rの左側端部から上方に立設される板状の第一支持フレーム22Rと、を備える。第一ベース部21Rには、本体部に取付ける際にネジ等の固定具を挿入するための孔21aが複数開口されている。第一支持フレーム22Rには、後述する第一シャフト37を挿通するための図示しない挿通孔が厚み方向に貫通して開口されている。また、第一支持フレーム22Rの下部には、回動部材14の回動を規制するための規制ピン23Rが挿通されている。
第二支持部材12Lは、第一支持部材12Rと左右対称で略同一の構成を有する。即ち、第二支持部材12Lは、本体部に取付けられる板状の第二ベース部21Lと、第二ベース部21Lの右側端部から上方に立設される板状の第二支持フレーム22Lと、を備える。つまり、第二支持フレーム22Lは、第一支持フレーム22Rと対向する位置に配設される。第二ベース部21Lには、本体部に取付ける際にネジ等の固定具を挿入するための孔21aが複数開口されている。第二支持フレーム22Lには、後述する第二シャフト31を挿通するための図示しない挿通孔が厚み方向に貫通して開口されている。また、第二支持フレーム22Lの下部には、回動部材14の回動を規制するための規制ピン23Lが挿通されている。
なお、本実施形態においては、支持部材12を第一支持部材12R及び第二支持部材12Lの二つの部材で構成しているが、一枚のベース部から第一支持フレーム22R及び第二支持フレーム22Lを立設させた一つの部材として構成することも可能である。
支持部材12における第一支持フレーム22R及び第二支持フレーム22Lには、第一支持フレーム22R及び第二支持フレーム22Lと直交するように左右方向に向けた軸線(第一の回動軸L1)回りに回動可能に回動部材14が支持される。
回動部材14は、左右方向に長手方向を向けて配設される矩形板状の回動フレーム41と、回動フレーム41の両端が同方向に折り曲げられた第一屈曲部42R及び第二屈曲部42Lと、を具備する。第一屈曲部42R及び第二屈曲部42Lには、第一シャフト37又は第二シャフト31を挿通するための図示しない挿通孔が厚み方向に貫通して開口されている。
そして、第一シャフト37が第一屈曲部42R及び第一支持フレーム22Rに挿通され、第二シャフト31が第二屈曲部42L及び第二支持フレーム22Lに挿通されることにより、回動部材14が第一の回動軸L1を中心に回動可能に支持される。初期状態では、回動部材14は図1から図4に示す如く後方に向けた位置に配置される。
本実施形態において、第一シャフト37には軸方向に連通孔37aが形成されている。つまり、第一シャフト37は中空の筒状に形成されている。また、図1及び図4に示す如く、第一シャフト37のシャフト部分の外周側面には平面部が形成されている。そして、第一屈曲部42Rの挿通孔は第一シャフト37のシャフト部分の外周形状と略同一形状に形成される。即ち、第一屈曲部42Rと第一シャフト37とは相対回転不能に連結されており、回動部材14が回動した際には、第一シャフト37も同様に回動するように構成されている。第一支持フレーム22Rの右側には、ワッシャ38がかしめにより配設される。
第一屈曲部42Rと第一支持フレーム22Rとの間には、二枚の角度規制ワッシャ39・39が介挿される。角度規制ワッシャ39・39には第一シャフト37を挿通するための図示しない挿通孔が開口されている。角度規制ワッシャ39・39の挿通孔は第一シャフト37のシャフト部分の外周形状と略同一形状に形成される。即ち、角度規制ワッシャ39・39と第一シャフト37とは相対回転不能に連結されており、回動部材14が回動した際には、角度規制ワッシャ39・39も同様に回動するように構成されている。図2に示す如く、角度規制ワッシャ39・39には大径部39a・39aが形成されており、この大径部39a・39aが規制ピン23Rに当接することにより、角度規制ワッシャ39・39及び回動部材14の回動角度が規制される(図5(a)及び(b)に示す角度規制ワッシャ36及び規制ピン23Lを参照)。
第二シャフト31は第一シャフト37と同様に、第二屈曲部42Lと相対回転不能に連結されており、回動部材14が回動した際には、第二シャフト31も同様に回動するように構成されている。第二シャフト31の左側端部には、ワッシャ32がかしめにより配設される。
第二屈曲部42Lと第二支持フレーム22Lとの間には、角度規制ワッシャ36が介挿される。角度規制ワッシャ36は角度規制ワッシャ39・39と同様に、第二シャフト31と相対回転不能に連結されている。角度規制ワッシャ36には大径部36aが形成されており、図5(a)及び(b)に示す如く、大径部36aが規制ピン23Lに当接することにより、角度規制ワッシャ36及び回動部材14の回動角度が規制される。
角度規制ワッシャ36及び規制ピン23Lによって規制される回動部材14の回動角度は、角度規制ワッシャ39・39及び規制ピン23Rによって規制される回動部材14の回動角度と同一である。つまり回動部材14は、図5(a)及び(b)に示す如く、後方から前方への約180度の回動範囲で回動する。
第二支持フレーム22Lとワッシャ32との間、即ち、第二支持フレーム22Lにおける第一支持フレーム22Rと反対の側には、カム部材13が第二シャフト31に配設される。
カム部材13は、樹脂製の第一カム部35及び第一カム部35と嵌合可能な樹脂製の第二カム部34とが互いに近接する方向にバネ33によって付勢されることにより構成される。第一カム部35のカム面35aと第二カム部34のカム面34aとは互いに嵌合可能に構成される。第一カム部35の右側面下部には係合突起35bが形成され、この係合突起35bが第二支持フレーム22Lの下部に形成された係合孔22aに係合される。これにより、第一カム部35は第二支持フレーム22Lと相対回転不能に配設される。また、第二カム部34は角度規制ワッシャ36と同様に、第二シャフト31と相対回転不能に連結される。
上記の如く構成することより、回動部材14が回動した際には、第二カム部34も同様に回動する。この際、第一カム部35は回動しないため、バネ33の付勢力によって第一カム部35のカム面35aと第二カム部34のカム面34aとの間に生じる摩擦力により、回動部材14に回動抵抗が生じる。本実施形態においては、図5(a)及び(b)に示す如く、回動部材14が後方に位置する際(回動角度が0度の場合)、及び、前方に位置する際(回動角度が180度の場合)に、カム面35aとカム面34aとが噛みあうように構成されている。即ち、回動部材14は回動角度が0度又は180度の際に位置が安定するように構成されている。なお、本明細書における各図においては、カム面35a及びカム面34aを視認しやすくするために、第一カム部35と第二カム部34とを少し離間させた状態で図示している。
取付部材15は、板状の取付部51と、取付部51から第一の回動軸L1の側に突出して形成された第三シャフト52と、を備える。第三シャフト52は前後両方向には、外周側面に平面部が形成されたシャフト部分が形成される。取付部51の略中央部分には第三シャフト52の後側のシャフト部分を挿通するための挿通孔が開口されている。取付部51の挿通孔は第三シャフト52のシャフト部分の外周形状と略同一形状に形成される。即ち、取付部51と第三シャフト52とは相対回転不能に連結されており、取付部材15が回動した際には、第三シャフト52も同様に回動するように構成されている。本実施形態において、第三シャフト52には軸方向に連通孔52aが形成されている。つまり、第三シャフト52は中空の筒状に形成されている。
そして、第三シャフト52の前側のシャフト部分が回動フレーム41に挿通されることにより、取付部51と直交するように前後方向に向けた軸線(第二の回動軸L2)を中心に回動可能に取付部材15が支持される。
また、第三シャフト52の第一の回動軸L1の側(図1及び図2における前側)の先端部には、規制部材53がかしめにより配設される。規制部材53には第三シャフト52の前側のシャフト部分を挿通するための挿通孔が開口されている。規制部材53の挿通孔は第三シャフト52のシャフト部分の外周形状と略同一形状に形成される。即ち、規制部材53と第三シャフト52とは相対回転不能に連結されており、第三シャフト52が回動した際には、規制部材53も同様に回動するように構成されている。即ち、規制部材53は取付部51の回動と連動して回動する。
回動フレーム41と規制部材53との間には、回動フレーム41及び規制部材53を互いに離間させる方向に付勢する板バネ54が介挿される。板バネ54には第三シャフト52の前側のシャフト部分を挿通するための図示しない挿通孔が開口される。板バネ54の左側端部は回動フレーム41の側に突出し、回動フレーム41に開口された係合孔に挿入される。即ち、板バネ54は回動フレーム41に対して相対回転不能に配設されている。
図2に示す如く、板バネ54の前面にはカム部54aが形成されている。また、規制部材53の後面にはカム部54aと噛みあうカム溝53aが形成されている。本実施形態において、取付部材15が回動した際には、規制部材53も同様に回動する。この際、板バネ54は回動しないため、板バネ54の付勢力によってカム部54aとカム溝53aとの間に生じる摩擦力により、取付部材15に回動抵抗が生じる。本実施形態においては、図2に示す如く、取付部材15の長手方向が左右方向となる際(回動角度が0度及び180の場合)に、カム部54aとカム溝53aとが噛みあうように構成されている。即ち、取付部材15は回動角度が0度又は180度の際に位置が安定するように構成されている。
また、回動フレーム41の前側には、円筒状の固定ピン55が挿通されている。そして、板バネ54は固定ピン55によって位置決めされる。具体的には、板バネ54の右端部には凹部54bが形成されており、板バネ54は固定ピン55を凹部54bに挿入することによって回動フレーム41に位置決めされるのである。
また、規制部材53による第二の回動軸L2回りの回動は、固定ピン55によって規制される。具体的には、規制部材53には大径部53bが形成されており、図3及び図6に示す如く、大径部53bが固定ピン55に当接することにより、規制部材53及び取付部材15の回動角度が規制される。
規制部材53及び固定ピン55によって規制される取付部材15は、図3に示す如く長手方向が左右方向となる状態(回動角度が0度である状態)から、反時計回りに270度回動し、図6に示す如く長手方向が上下方向となる状態(回動角度が270度である状態)までの回動範囲で回動する。
上記の如く、本実施形態に係る二軸ヒンジ10によれば、規制部材53の大径部53bを固定ピン55に当接させて取付部材15の回動角度を規制している。これにより、回動部材14を、第一の回動軸L1に直交する断面においてL字状に形成する必要がない。つまり、回動部材14の部品形状を簡素化することができるため、二軸ヒンジ10の加工コストを抑制することができる。
また、本実施形態に係る二軸ヒンジ10によれば、板バネ54を配設する際に、板バネ54の左側端部を挿入するために回動フレーム41に開口する係合孔を一箇所にすることができる。そして、板バネ54を位置決めするために固定ピン55を用いることで、固定ピン55を規制部材53の回動角度規制と板バネ54の位置決めとで併用している。このように、一つの部材である固定ピン55を二つの用途で用いることにより、部品点数を少なくして製造コストを抑制することができるのである。
また、本実施形態に係る二軸ヒンジ10によれば、第一シャフト37及び第三シャフト52は、軸方向に連通孔37a・52aが形成されることにより、中空の筒状に形成されている。これにより、取付部材15に取付ける可動部から、支持部材12が配設される本体部まで、連通孔37a・52aを介してワイヤーハーネスを通すことを可能としている。
また、本実施形態に係る二軸ヒンジ10においては、第二支持フレーム22Lにおける第一支持フレーム22Rと反対の側には、カム部材13が第二シャフト31に配設され、カム部材13は、樹脂製の第一カム部35及び第一カム部35と嵌合可能な樹脂製の第二カム部34とが互いに近接する方向にバネ33によって付勢され、第一カム部35は第二支持フレーム22Lと相対回転不能に配設され、第二カム部34は第二シャフト31と相対回転不能に配設されている。このように、第一カム部35及び第二カム部34を樹脂製とすることで、二軸ヒンジ10の軽量化及び低コスト化を図っている。また、カム部材13を第二支持フレーム22Lの左側に配設することにより、カム部材13と、回動フレーム41の内側を通るワイヤーハーネスとが干渉することを防止している。
10 二軸ヒンジ
41 回動フレーム
52 第三シャフト
53 板バネ
54 ケース(本体部)
55 固定ピン
L1 第一の回動軸
L2 第二の回動軸

Claims (3)

  1. 板状の第一支持フレームと、前記第一支持フレームと対向する位置に配設された板状の第二支持フレームと、を具備する支持部材と、
    板状の回動フレームと、該回動フレームの両端が同方向に折り曲げられた第一屈曲部及び第二屈曲部と、を具備するとともに、第一シャフトが前記第一屈曲部及び前記第一支持フレームに挿通され、第二シャフトが前記第二屈曲部及び前記第二支持フレームに挿通されることにより、前記第一支持フレーム及び前記第二支持フレームと直交する第一の回動軸を中心に回動可能に支持された回動部材と、
    板状の取付部と、該取付部から前記第一の回動軸の側に突出して形成された第三シャフトと、を具備するとともに、前記第三シャフトが前記回動フレームに挿通されることにより、前記取付部と直交する第二の回動軸を中心に回動可能に支持された取付部材と、を備える二軸ヒンジであって、
    前記第三シャフトにおける前記第一の回動軸側の先端部には、前記第三シャフトと相対回転不能に規制部材が配設され、
    前記回動フレームと前記規制部材との間には、前記回動フレーム及び前記規制部材を互いに離間させる方向に付勢する板バネが、前記回動フレームと相対回転不能に介挿され、
    前記回動フレームには固定ピンが挿通され、前記板バネが前記固定ピンによって位置決めされるとともに、前記規制部材による前記第二の回動軸回りの回動が前記固定ピンによって規制される、ことを特徴とする、二軸ヒンジ。
  2. 前記第一シャフト及び前記第三シャフトが中空の筒状に形成される、ことを特徴とする、請求項1に記載の二軸ヒンジ。
  3. 前記第二支持フレームにおける前記第一支持フレームと反対の側には、カム部材が前記第二シャフトに配設され、
    前記カム部材は、樹脂製の第一カム部及び該第一カム部と嵌合可能な樹脂製の第二カム部とが互いに近接する方向にバネによって付勢され、
    前記第一カム部は前記第二支持フレームと相対回転不能に配設され、前記第二カム部は前記第二シャフトと相対回転不能に配設される、ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の二軸ヒンジ。
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