JP6315465B2 - 生体刺激装置の作動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、生体に電気的刺激を与える生体刺激装置の作動方法に関する。
従来、生体刺激装置として、一対の導子を有して該各導子から生体に電気的刺激を与える生体刺激装置が、知られている(例えば、特許文献1)。ところで、特許文献1に係る生体刺激装置を用いて、眼瞼筋、頬骨筋、又は前頭筋等に電気的刺激を与えても、例えば、むくみや眼の疲労がとれずに、その効果が不充分であった。
特開平10−295826号公報
よって、本発明は、斯かる事情に鑑み、充分な効果が得られる生体刺激装置の作動方法を提供することを課題とする。
本発明に係る生体刺激装置の作動方法は、生体に接触される一対の導子と操作される操作部とを有する生体刺激装置の作動方法であって、生体刺激装置が、操作部の操作に基づいて、眼瞼筋、頬骨筋、前頭筋、及び側頭筋の少なくとも1つの上に配置された一対の導子に、電圧を印加する前工程と、生体刺激装置が、操作部の操作に基づいて、少なくとも一方が前工程と同じ筋肉の上に配置された一対の導子に、電圧を印加する後工程と、を含み、後工程の電圧及び周波数の少なくとも一方の値は、前工程の値よりも、大きい。
また、本発明に係る生体刺激装置の作動方法においては、前工程においては、互いに接近するように配置された一対の導子に、電圧を印加し、後工程においては、前工程よりも互いに離れるように配置された一対の導子に、電圧を印加する、という方法でもよい。
また、本発明に係る生体刺激装置の作動方法においては、一対の導子は、陽極導子及び陰極導子を備え、後工程においては、陽極導子が陰極導子よりも頭部の後方側に配置された一対の導子に、電圧を印加する、という方法でもよい
また、本発明に係る生体刺激装置の作動方法においては、一対の導子は、陽極導子及び陰極導子を備え、後工程においては、陽極導子が陰極導子よりも頭部の前方側に配置された一対の導子に、電圧を印加する、という方法でもよい
以上の如く、本発明に係る生体刺激装置の作動方法は、充分な効果が得られるという優れた効果を奏する。
図1は、本発明に用いられる生体刺激装置の全体概要図である。 図2は、人体の頭部を側方から見た図である。 図3は、人体の頭部を斜め後方から見た図である。 図4は、人体の頭部を後方から見た図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を側方から見た図である。 図6は、同実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を側方から見た図である。 図7は、同実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を側方から見た図である。 図8は、本発明の他の実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を側方から見た図である。 図9は、同実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を側方から見た図である。 図10は、本発明のさらに他の実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を側方から見た図である。 図11は、同実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を側方から見た図である。 図12は、同実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を側方から見た図である。 図13は、同実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を側方から見た図である。 図14は、本発明のさらに他の実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を側方から見た図である。 図15は、同実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を斜め後方から見た図である。 図16は、同実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を後方から見た図である。 図17は、同実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を斜め後方から見た図である。 図18は、本発明のさらに他の実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を斜め後方から見た図である。 図19は、同実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を斜め後方から見た図である。 図20は、本発明のさらに他の実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を後方から見た図である。 図21は、同実施形態に係る方法において電気的刺激を与える位置を説明する図であって、頭部を後方から見た図である。 図22は、本発明に係る実施例と比較例との評価表である。
まず、本発明に係る生体刺激装置を用いる方法を説明するのに先立って、本発明に用いられる生体刺激装置の一実施形態について、図1を参酌して説明する。
図1に示すように、生体刺激装置1は、所定の周波数及び電圧であるパルスを発生する装置本体2と、装置本体2で発生したパルスを電気的刺激として生体に与えるべく、生体に接触される複数の導子3,3と、装置本体2と各導子3とを電気的に接続する接続線4,4とを備えている。本実施形態においては、生体刺激装置1は、所謂、低周波治療器と呼ばれるものであって、周波数が0.1〜1000Hzの電気的刺激パルスを人体に与える装置である。
装置本体2は、導子3により人体に与える電気的刺激の度合を変更するために操作される操作部5と、操作部5の操作に基づいて、導子3により人体に与える電気的刺激の度合を制御する制御部6とを備えている。なお、図示していないが、装置本体2は、直流電源(電池等)又は交流電源(コンセント等)から電力を供給する電力供給部、制御内容(プログラム等)を記憶する記憶部、情報を画面や音声で出力する出力部等を備えている。
操作部5は、電気的刺激の電圧を変更するために操作される電圧操作部5aと、電気的刺激の周波数を変更するために操作される周波数操作部5bとを備えている。したがって、電圧操作部5aを操作することにより、導子3,3間に発生する電気パルスの電圧が変更でき、また、周波数操作部5bを操作することにより、導子3,3間に発生する電気パルスの周波数が変更できる。
導子3は、本実施形態において、二つ備えられている。そして、二つの導子3,3は、陽極導子3aと陰極導子3bとを備えている。即ち、本実施形態における生体刺激装置1は、導子3の電極が固定されている電極固定式である。また、各導子3は、棒状に形成されたスティック型である。なお、導子3は、スティック型であることに限られず、粘着型等であってもよい。そして、一対の導子3,3は、先端部が人体に接触されることで、人体を経由して通電し、その結果、人体に電気的刺激を与える。
次に、本発明に係る生体刺激装置1を用いる方法を説明する際に主に用いる筋肉等について、図2〜図4を参酌して説明する。なお、各図(図5〜図21も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致していない。
人体の頭部には、眼瞼筋11、頬骨筋12、後頭前頭筋13、及び側頭筋14等がある。そして、人体の頸部には、胸鎖乳突筋15、僧帽筋16等がある。
眼瞼筋11は、眼輪筋11a及び皺眉筋11bからなる。眼輪筋11aは、眼瞼部、眼下部、涙嚢部、及び眉毛下制筋から起始し、外側眼瞼靭帯、内側眼瞼靭帯、及び眉の皮膚に停止しており、眼の周りに配置されている。皺眉筋11bは、前頭骨の眉部から起始し、眉の中央から内側にかけての皮膚に停止しており、眉の辺りに配置されている。
頬骨筋12は、小頬骨筋12a及び大頬骨筋12bからなり、頬の辺りに配置されている。小頬骨筋12aは、頬骨の大頬骨筋起始から前方及び内側方の位置から起始し、鼻唇溝の近くの上唇の皮膚に停止している。大頬骨筋12bは、頬骨弓中央部外面及び頬骨側頭縫合付近から起始し、口角、上唇、及び下唇に停止している。
後頭前頭筋13は、前頭筋13a、帽状腱膜13b、及び後頭筋13cからなる。前頭筋13aは、鼻根、内眼角、及び眉間の皮膚から起始し、帽状腱膜13bに停止しており、額の辺りに配置されている。帽状腱膜13bは、前頭筋13aから起始し、後頭筋13cに停止しており、頂頭部の辺りに配置されている。後頭筋13cは、後頭骨の上項線及び最上項線から起始し、帽状腱膜13bに停止しており、後頭部の辺りに配置されている。
側頭筋14は、側頭鱗及び側頭筋膜深葉内面から起始し、下顎骨筋突起に停止しており、側頭部の辺りに配置されている。胸鎖乳突筋15は、後頭骨上項線等に停止し、頸部の辺りに配置されている。僧帽筋16は、後頭骨上項線等から起始し、該上部は、頸部の辺りに配置されている。
<頭部への第1の方法>
以下、本発明に係る生体刺激装置1を用いる方法における第1の実施形態について、図5〜図7を参酌して説明する。なお、半身(左側)についてのみ説明するが、全身(右側及び左側の両方)に対して行ってもよいことは勿論である(以下の全ての方法においても同様)。
本実施形態に係る方法は、所定の電圧及び周波数で電気的刺激を与える前工程と、前工程で電気的刺激を与えた部分に、電圧及び周波数の値が前工程の値よりも大きい電気的刺激を与える後工程と、を備えている。なお、電圧又は周波数の値が何れか一方のみ大きくてもよい。
これにより、前工程で弱い電気的刺激を与えることにより、硬くなった筋肉を動かさせて(拡縮させて)柔らかくした後に、後工程で強い電気的刺激を与えることにより、筋肉の拡縮によるポンプ作用の効果が大きくなる。したがって、むくみや眼の疲労の原因である物質を含む体液を効率的に除去できる。
前工程においては、導子3を人体に接触させることにより、眼瞼筋11、頬骨筋12、前頭筋13aに電気的刺激を与える。図5は、前工程で電気的刺激を与える部分を斜線部で示している。前工程においては、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分と陰極導子3bが電気的刺激を与える部分とが接近するように、陽極導子3aと陰極導子3bとを互いに接近させて、人体に接触させる。
前工程において、電気的刺激を与える部分は、以下の通りである。なお、前工程においては、導子3で人体を軽く押しつつ、ゆっくりスライドさせて、人体に電気的刺激を与える。
1.眼輪筋11aの下方部(図5のA1領域)
2.小頬骨筋12aの部分(図5のA2領域)
3.前頭筋13aの下方部で側頭筋14との境目部(図5のA3領域)
4.眼輪筋11aの上方部で且つ内方部(図5のA4領域)
5.皺眉筋11bの内方部〜前頭筋13aの左右方向中央部(図5のA5領域)
6.前頭筋13aの上方部(図5のA6領域)
7.前頭筋13aの外方部(図5のA7領域)
8.前頭筋13aの下方部(図5のA8領域)
9.眼輪筋11aの上方部且つ外方部(図5のA9領域)
後工程においては、操作部5を操作することにより、周波数及び電圧の値を前工程の値よりも大きくした後、導子3を人体に接触させることにより、前頭筋13aに電気的刺激を与える。図6及び図7は、後工程で電気的刺激を与える部分を示している。具体的には、黒丸(●)は、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分を示し、白丸(○)は、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分を示している(図9、図11〜図13、図15〜図17、図19、及び図21も同様)。
後工程においては、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分が、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも頭部の後方側の部分となるように、陽極導子3aと陰極導子3bとを離して人体に接触させる。これにより、筋肉の拡縮によるポンプ作用で体液が移動する方向は、頭部の後方側に向けて促進される。したがって、むくみや眼の疲労の原因である物質を含む体液を効率的に除去できる。
後工程において、ステップ1〜ステップ4により、電気的刺激を与える部分は、以下の通りである。後工程においては、導子3で人体を軽く押した状態で所定時間(例えば20秒〜60秒)だけ停止させて、人体に電気的刺激を与える。
図6に示すように、ステップ1〜ステップ3において、電気的刺激を与える部分は、以下の通りである。
(ステップ1)
・陽極:前頭筋13aの上方部で且つ外方部B1(固定)
・陰極:前頭筋13aの下方部で且つ外方部B4から、内方へ各部B5,B6(各部で停止)
(ステップ2)
・陽極:前頭筋13aの上方部で且つ内方寄り部B2(固定)
・陰極:前頭筋13aの下方部で且つ外方部B4から、内方へ各部B5,B6(各部で停止)
(ステップ3)
・陽極:前頭筋13aの上方部で且つ左右方向中央部B3(固定)
・陰極:前頭筋13aの下方部で且つ外方部B4から、内方へ各部B5,B6(各部で停止)
このように、ステップ1〜ステップ3においては、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分は、前頭筋13aの下方部である。それに対して、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分は、前頭筋13aの上方部であり、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも頭部の後方側である。これにより、眼瞼筋11、前頭筋13aの下方部等にある体液は、頭部の後方側に向けて、即ち、前頭筋13aの上方部、帽状腱膜13b等に向けて移動し易くなる。
図7に示すように、ステップ4において、電気的刺激を与える部分は、以下の通りである。
(ステップ4)
・陽極:前頭筋13aの外方部で且つ下方部C1から、上方へ各部C2,C3(各部で停止)
・陰極:前頭筋13aの左右方向中央部で且つ下方部C4から、上方へ各部C5,C6(各部で停止)
このように、ステップ4においては、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分は、前頭筋13aの左右方向中央部である。それに対して、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分は、前頭筋13aの外方部であり、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも頭部の後方側である。これにより、眼瞼筋11、前頭筋13aの左右方向中央部等にある体液は、頭部の後方側に向けて、即ち、前頭筋13aの外方部、側頭筋14等に向けて移動し易くなる。
以上より、本実施形態に係る方法によれば、前工程において、眼瞼筋11、頬骨筋12、及び前頭筋13aに電気的刺激を与えている。そして、後工程において、前工程で電気的刺激を与えた部分11,12,13に、電圧及び周波数の値が前工程の値よりも大きい電気的刺激を与えている。
これにより、前工程で弱い電気的刺激を与えることにより、硬くなった筋肉を動かせて(拡縮させて)柔らかくした後に、後工程で強い電気的刺激を与えることにより、筋肉の拡縮によるポンプ作用の効果が大きくなる。したがって、むくみや眼の疲労の原因である物質を含む体液を効率的に除去できるため、充分な疲労回復効果及び美容効果が得られる。
また、本実施形態に係る方法によれば、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分は、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも頭部の後方側の部分である。これにより、筋肉の拡縮によるポンプ作用で体液が移動する方向は、頭部の後方側に向けて促進される。したがって、むくみや眼の疲労の原因である物質を含む体液を効率的に除去できるため、充分な疲労回復効果及び美容効果が得られる。
なお、斯かる作用については、以下の二つの推論が考えられる。
1つ目は、陽極導子3aは、陰極導子3bに対して、神経を興奮させて、麻痺した神経及び筋肉の働きを活発にさせる作用があると考えられる。これにより、体液は、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分から、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分に向けて移動し易くなると考えられる。
2つ目は、体液、具体的には、細胞外液のPHは、7.4と若干のアルカリ性である。これにより、体液は、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分から、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分に向けて移動し易くなると考えられる。
<頭部への第2の方法>
次に、本発明に係る生体刺激装置1を用いる方法における第2の実施形態について、図8及び図9を参酌して説明する。なお、第2実施形態に係る方法は、上記の第1実施形態に係る方法に対して、電気的刺激を与える部分のみ異なっているため、その点のみ説明し、その他は、殆ど同じであるため、説明しない。
前工程においては、眼輪筋11a、側頭筋14に電気的刺激を与える。図8は、前工程で電気的刺激を与える部分を斜線部で示しており、以下の通りである。
1.眼輪筋11aの下方部(図8のD1領域)
2.眼輪筋11aの上方部(図8のD2領域)
3.側頭筋14の下方部(図8のD3領域)
4.側頭筋14の上下方向中央部(図8のD4領域)
5.側頭筋14の上方部(図8のD5領域)
後工程においては、ステップ1〜ステップ3により、小頬骨筋12a及び側頭筋14に電気的刺激を与える。図9は、後工程で電気的刺激を与える部分を示しており、以下の通りである。
図9に示すように、ステップ1〜ステップ3において、電気的刺激を与える部分は、以下の通りである。
(ステップ1)
・陽極:側頭筋14の下方部で且つ前方部E1から、後方へ各部E2,E3(各部で停止)
・陰極:小頬骨筋12aの上方部E10(固定)
(ステップ2)
・陽極:側頭筋14の上下方向中央部で且つ前方部E4から、後方へ各部E5,E6(各部で停止)
・陰極:小頬骨筋12aの上方部E10(固定)
(ステップ3)
・陽極:側頭筋14の上方部で且つ前方部E7から、後方へ各部E8,E9(各部で停止)
・陰極:小頬骨筋12aの上方部E10(固定)
このように、ステップ1〜ステップ3においては、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分は、小頬骨筋12aの上方部である。それに対して、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分は、側頭筋14であり、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも頭部の後方側である。これにより、眼瞼筋11、頬骨筋12側等にある体液は、頭部の後方側に向けて、即ち、側頭筋14等に向けて移動し易くなる。
<頭部への第3の方法>
次に、本発明に係る生体刺激装置1を用いる方法における第3の実施形態について、図10〜図13を参酌して説明する。なお、第3実施形態に係る方法は、上記の第1実施形態に係る方法に対して、電気的刺激を与える部分のみ異なっているため、その点のみ説明し、その他は、殆ど同じであるため、説明しない。
前工程においては、皺眉筋11b、前頭筋13a、後頭筋13c、側頭筋14、胸鎖乳突筋15の上部、及び僧帽筋16の上部に電気的刺激を与える。図10は、前工程で電気的刺激を与える部分を斜線部で示しており、以下の通りである。
1.皺眉筋11bの内方部〜前頭筋13aの左右方向中央部(図10のF1領域)
2.前頭筋13aの上方部(図10のF2領域)
3.前頭筋13aの外方部(図10のF3領域)
4.前頭筋13aの下方部(図10のF4領域)
5.側頭筋14の後方部で且つ下方部〜後頭筋13c〜胸鎖乳突筋15の上部(図10のF5領域)
6.側頭筋14の後方部で且つ上下方向中央部〜後頭筋13c〜胸鎖乳突筋15の上部と僧帽筋16の上部との間の部分(図10のF6領域)
7.側頭筋14の後方部で且つ下方部〜後頭筋13c〜僧帽筋16の上部(図10のF7領域)
後工程においては、ステップ1〜ステップ5により、皺眉筋11b、前頭筋13a、側頭筋14、胸鎖乳突筋15の上部、及び僧帽筋16の上部に電気的刺激を与える。図11〜図13は、後工程で電気的刺激を与える部分を示しており、以下の通りである。
図11に示すように、ステップ1において、電気的刺激を与える部分は、以下の通りである。
(ステップ1)
・陽極:前頭筋13aの上方部で且つ外方部G1(固定)
・陰極:皺眉筋11bの外方部G2から、後方へ各部G3(各部で停止)
このように、ステップ1においては、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分は、皺眉筋11bである。それに対して、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分は、前頭筋13aの上方部であり、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも頭部の後方側である。これにより、眼瞼筋11、前頭筋13aの下方部等にある体液は、頭部の後方側に向けて、即ち、前頭筋13aの上方部、帽状腱膜13b等に向けて移動し易くなる。
図12に示すように、ステップ2〜4において、電気的刺激を与える部分は、以下の通りである。
(ステップ2)
・陽極:側頭筋14の下方部で且つ前方部H1から、後方へ各部H2,H3(各部で停止)
・陰極:前頭筋13aの上方部で且つ外方部H10(固定)
(ステップ3)
・陽極:側頭筋14の上下方向中央部で且つ前方部H4から、後方へ各部H5,H6(各部で停止)
・陰極:前頭筋13aの上方部で且つ外方部H10(固定)
(ステップ4)
・陽極:側頭筋14の上方部で且つ前方部H7から、後方へ各部H8,H9(各部で停止)
・陰極:前頭筋13aの上方部で且つ外方部H10(固定)
このように、ステップ2〜ステップ4においては、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分は、前頭筋13aの上方部である。それに対して、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分は、側頭筋14であり、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも頭部の後方側である。これにより、前頭筋13a等にある体液は、頭部の後方側に向けて、即ち、側頭筋14等に向けて移動し易くなる。
図13に示すように、ステップ5において、電気的刺激を与える部分は、以下の通りである。
(ステップ5)
・陽極:胸鎖乳突筋15の上端部J1から、僧帽筋16へ各部J2,J3(各部で停止)
・陰極:前頭筋13aの上方部で且つ外方部J4(固定)
このように、ステップ5においては、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分は、前頭筋13aの上部である。それに対して、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分は、胸鎖乳突筋15の上部及び僧帽筋16の上部であり、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも頭部の後方側(頸部)である。これにより、前頭筋13a及び側頭筋14等にある体液は、頭部の後方側(頸部)に向けて、即ち、胸鎖乳突筋15の上部及び僧帽筋16の上部等に向けて移動し易くなる。なお、ステップ5の後に、再度、上記ステップ1を行ってもよい。
<頭部への第4の方法>
次に、本発明に係る生体刺激装置1を用いる方法における第4の実施形態について、図14〜図17を参酌して説明する。なお、第4実施形態に係る方法は、上記の第1実施形態に係る方法に対して、電気的刺激を与える部分のみ異なっているため、その点のみ説明し、その他は、殆ど同じであるため、説明しない。
前工程においては、前頭筋13a、帽状腱膜13b、後頭筋13c、胸鎖乳突筋15の上部、及び僧帽筋16の上部に電気的刺激を与える。図14は、前工程で電気的刺激を与える部分を斜線部で示しており、以下の通りである。
1.前頭筋13aの外方部(図14のK1領域)
2.前頭筋13aの内方寄り部(図14のK2領域)
3.前頭筋13aの左右方向中央部(図14のK3領域)
4.帽状腱膜13bの前方部で且つ外方部(図14のK4領域)
5.帽状腱膜13bの前方部で且つ内方寄り部(図14のK5領域)
6.帽状腱膜13bの前方部で且つ左右方向中央部(図14のK6領域)
7.帽状腱膜13bの後方部で且つ外方部〜後頭筋13c〜胸鎖乳突筋15の上部(図14のK7領域)
8.帽状腱膜13bの後方部で且つ内方寄り部〜後頭筋13c〜胸鎖乳突筋15の上部と僧帽筋16の上部との間の部分(図14のK8領域)
9.帽状腱膜13bの後方部で且つ左右方向中央部〜後頭筋13c〜僧帽筋16の上部(図14のK9領域)
後工程においては、ステップ1〜ステップ3により、前頭筋13a、帽状腱膜13b、及び僧帽筋16の上部に電気的刺激を与える。図15〜図17は、後工程で電気的刺激を与える部分を示しており、以下の通りである。
図15に示すように、ステップ1において、電気的刺激を与える部分は、以下の通りである。
(ステップ1)
・陽極:帽状腱膜13bの前後方向中央部で且つ外方部L1から、内方へ各部L2,L3(各部で停止)
・陰極:前頭筋13aの上方部で且つ外方部L4から、内方へ各部L5,L6(各部で停止)
このように、ステップ1においては、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分は、前頭筋13aの上方部である。それに対して、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分は、帽状腱膜13bの前後方向中央部であり、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも頭部の後方側である。これにより、前頭筋13aにある体液は、頭部の後方側に向けて、即ち、帽状腱膜13b等に向けて移動し易くなる。
図16に示すように、ステップ2において、電気的刺激を与える部分は、以下の通りである。
(ステップ2)
・陽極:僧帽筋16の上端部M1(固定)
・陰極:帽状腱膜13bの前後方向中央部で且つ外方部M2から、内方へ各部M3,M4(各部で停止)
このように、ステップ2においては、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分は、帽状腱膜13bの前後方向中央部である。それに対して、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分は、僧帽筋16の上端部であり、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも頭部の後方側(頸部)である。これにより、帽状腱膜13bにある体液は、頭部の後方側(頸部)に向けて、即ち、胸鎖乳突筋15の上部、僧帽筋16の上部等に向けて移動し易くなる。
図17に示すように、ステップ3において、電気的刺激を与える部分は、以下の通りである。
(ステップ3)
・陽極:僧帽筋16の上端部N1(固定)
・陰極:前頭筋13aの上方部で且つ外方部N2から、内方へ各部N3,N4(各部で停止)
このように、ステップ3においては、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分は、前頭筋13aの上方部である。それに対して、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分は、僧帽筋16の上端部であり、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも頭部の後方側(頸部)である。これにより、前頭筋13a、帽状腱膜13bにある体液は、頭部の後方側(頸部)に向けて、即ち、後頭筋13c、胸鎖乳突筋15の上部、僧帽筋16の上部等に向けて移動し易くなる。
ところで、頭部への第1〜第4の方法を行うことで、むくみや眼の疲労の原因である物質を含む体液は、頭部の後方側に移動している。そこで、それらの体液を体外に排出させるためには、人体の後方側に配置されている大きな筋肉(例えば、胸鎖乳突筋15や僧帽筋16等)で体液を人体の中心部に向けて確実に移動させることが好ましい。したがって、斯かる体液の移動を促進させるために、上記の頭部への方法を行った後に、以下の頸部への方法を行うことが好ましい。
<頸部への第1の方法>
頸部への第1の方法について、図18及び図19を参酌して説明する。なお、頸部への第1の方法は、上記の頭部への第1の方法に対して、電気的刺激を与える部分のみ異なっているため、その点のみ説明し、その他は、殆ど同じであるため、説明しない。
前工程においては、胸鎖乳突筋15の上部、及び僧帽筋16の上部に電気的刺激を与える。図18は、前工程で電気的刺激を与える部分を斜線部で示しており、以下の通りである。
1.胸鎖乳突筋15の上部〜僧帽筋16の上部(図18のP1領域)
後工程においては、ステップ1により、胸鎖乳突筋15の上部、及び僧帽筋16の上部に電気的刺激を与える。図19は、後工程で電気的刺激を与える部分を示しており、以下の通りである。
図19に示すように、ステップ1において、電気的刺激を与える部分は、以下の通りである。
(ステップ1)
・陽極:胸鎖乳突筋15の上端部から少し下方部Q1から、僧帽筋16の上端部から少し下方部に至るまで内方へ各部Q2,Q3,Q4,Q5(各部で停止)
・陰極:胸鎖乳突筋15の上端部と僧帽筋16の上端部との間の部分Q6(固定)
このように、ステップ1においては、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分は、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも人体の下方側である。これにより、頭部への方法により頸部に移動した体液は、人体の下方側に向けて、即ち、人体の中心部等に向けて移動し易くなる。したがって、むくみや眼の疲労の原因である物質を含む体液は、体外に排出され易くなる。
<頸部への第2の方法>
頸部への第2の方法について、図20及び図21を参酌して説明する。なお、頸部への第2の方法は、上記の頭部への第1の方法に対して、電気的刺激を与える部分のみ異なっているため、その点のみ説明し、その他は、殆ど同じであるため、説明しない。
前工程においては、帽状腱膜13b、後頭筋13c、側頭筋14、胸鎖乳突筋15の上部、及び僧帽筋16の上部に電気的刺激を与える。図20は、前工程で電気的刺激を与える部分を斜線部で示しており、以下の通りである。なお、R3〜R5は、理解しやすいように、右半身に図示している。
1.胸鎖乳突筋15の上部と僧帽筋16の上部との間の部分〜後頭筋13c(図20のR1領域)
2.僧帽筋16の上部〜後頭筋13c(図20のR2領域)
3.胸鎖乳突筋15の上部〜後頭筋13c〜側頭筋14(図20のR3領域)
4.胸鎖乳突筋15の上部と僧帽筋16の上部との間の部分〜後頭筋13c〜側頭筋14(図20のR4領域)
5.僧帽筋16の上部との間の部分〜後頭筋13c〜側頭筋14(図20のR5領域)
6.僧帽筋16の上部(図20のR6領域)
7.一対の僧帽筋16,16の上部と後頭筋13cとの間の部分(図20のR7領域)
後工程においては、ステップ1〜ステップ3により、胸鎖乳突筋15の上部、及び僧帽筋16の上部に電気的刺激を与える。図21は、後工程で電気的刺激を与える部分を示しており、以下の通りである。
図21に示すように、ステップ1において、電気的刺激を与える部分は、以下の通りである。
(ステップ1)
・陽極:胸鎖乳突筋15の上方部と僧帽筋16の上方部との間の部分S1から、下方へ各部S2,S3(各部で停止)
・陰極:僧帽筋16の上端部S10(固定)
(ステップ2)
・陽極:僧帽筋16の上方部で且つ外方部S4から、下方へ各部S4,S5(各部で停止)
・陰極:僧帽筋16の上端部S10(固定)
(ステップ3)
・陽極:僧帽筋16の上方部で且つ内方部S7から、下方へ各部S8,S9(各部で停止)
・陰極:僧帽筋16の上端部S10(固定)
このように、ステップ1〜ステップ3においては、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分は、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも人体の下方側である。これにより、頭部への方法により頸部に移動した体液は、人体の下方側に向けて、即ち、人体の中心部等に向けて移動し易くなる。したがって、むくみや眼の疲労の原因である物質を含む体液は、体外に排出され易くなる。
なお、本発明に係る方法は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、本発明に係る方法は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記した複数の実施形態の各構成や各方法等を任意に採用して組み合わせてもよく(1つの実施形態に係る各構成や各方法等を他の実施形態に係る構成や方法等に適用してもよく)、さらに、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
例えば、本発明に係る方法おいては、上記頭部への第1〜第4の方法の1つの方法のみ行ってもよく、複数行ってもよい。なお、複数行う場合において、その順番は、どのような順番でもよく、また、全ての前工程を行った後に、全ての後工程を行ってもよい。さらに、頭部への方法の後に、頸部への第1〜第2の方法の1つの方法のみ行ってもよく、複数行ってもよい。
また、本発明に係る方法においては、上記頭部への第1〜第4の方法の場合だけに限られず、例えば、頭部への方法の後工程において、電気的刺激を与える部分は、以下の方法でもよい。
・陽極:眼輪筋11a、陰極:前頭筋13a、側頭筋14、帽状腱膜13b、後頭筋13c、僧帽筋16の上部、又は胸鎖乳突筋15の上部
・陽極:皺眉筋11b、陰極:側頭筋14、帽状腱膜13b、後頭筋13c、僧帽筋16の上部、又は胸鎖乳突筋15の上部
・陽極:小頬骨筋12a、陰極:前頭筋13a、帽状腱膜13b、後頭筋13c、僧帽筋16の上部、又は胸鎖乳突筋15の上部
・陽極:大頬骨筋12b、陰極:前頭筋13a、側頭筋14、帽状腱膜13b、後頭筋13c、僧帽筋16の上部、又は胸鎖乳突筋15の上部
・陽極:前頭筋13a、陰極:後頭筋13c
要するに、頭部への方法の後工程においては、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分は、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも頭部の後方側の部分であればよい。
また、本発明に係る第1の方法においては、後工程において、陽極導子3aが電気的刺激を与える部分は、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも頭部の前方側の部分でもよい。なお、斯かる方法においては、導子3の電極は、自動的に切り替わる方式、即ち、電極切り替え式を採用してもよい。要するに、本発明に係る第1の方法は、所定の部分に電気的刺激を与える前工程と、前工程で電気的刺激を与えた部分に、電圧及び周波数の少なくとも一方の値が前工程の値よりも大きい電気的刺激を与える後工程と、を備えていればよい。
また、本発明に係る第2の方法は、前工程を行うことなく、後工程のみ行う方法でもよい。要するに、本発明に係る第2の方法は、陰極導子3bにより、所定の部分に電気的刺激を与え、陽極導子3aにより、陰極導子3bが電気的刺激を与える部分よりも頭部の後方側の部分に電気的刺激を与えるべく、所定の部分に電気的刺激を与えればよい。
本発明の効果を具体的に示すため、本発明の実施例とその比較例とについて、図22を参酌して、以下に説明する。
<美容効果>
本発明の実施例及び比較例に係る方法をそれぞれ2人に実施した。そして、実施した後、被実施者の官能評価により、目の周りのむくみの解消度(5点満点:最高5点、最低1点)を評価した。被実施者2人の官能評価の平均を指数とし、指数が大きいほど、目の周りのむくみが解消されており、美容効果が優れていることを示す。
(評価基準)
5点:むくみが完全に解消した
4点:むくみが殆ど解消した
3点:むくみがある程度解消した
2点:むくみが少しだけ解消した
1点:むくみが殆ど解消しなかった
<疲労回復効果>
本発明の実施例及び比較例に係る方法をそれぞれ2人に実施した。そして、被実施者に対して実施前後に視力検査を行い、視力の回復値(=「実施後の視力」−「実施前の視力」)に基づいて、目の疲労の回復度を評価した。被実施者2人の片目当たりの視力の回復値の平均を指数とし、指数が大きいほど、目の疲労が回復しており、疲労回復効果が優れていることを示す。
<実施例1〜3>
実施例1は、上記第1実施形態に係る方法(頭部への第1の方法)である。
実施例2は、実施例1に対して、後工程において、陽極導子3aにより電気的刺激を与える部分と陰極導子3bにより電気的刺激を与える部分とを反対となるように変更させた方法である。
実施例3は、実施例1に対して、前工程を行わず、後工程のみを行った方法である。
<比較例>
比較例は、実施例1に対して、前工程を行わず、後工程のみを行った方法であって、さらに、後工程において、陽極導子3aにより電気的刺激を与える部分と陰極導子3bにより電気的刺激を与える部分とを反対となるように変更させた方法である。
<評価結果>
比較例においては、美容効果及び疲労回復効果が得られていない。それに対して、実施例2及び実施例3においては、美容効果が得られており、しかも、実施例1においては、美容効果及び疲労回復効果が非常に充分に得られている。
1…生体刺激装置、2…装置本体、3…導子、3a…陽極導子、3b…陰極導子、4…接続線、5…操作部、5a…電圧操作部、5b…周波数操作部、6…制御部、11…眼瞼筋、11a…眼輪筋、11b…皺眉筋、12…頬骨筋、12a…小頬骨筋、12b…大頬骨筋、13…後頭前頭筋、13a…前頭筋、13b…帽状腱膜、13c…後頭筋、14…側頭筋、15…胸鎖乳突筋、16…僧帽筋

Claims (3)

  1. 生体に接触される一対の導子と操作される操作部とを有する生体刺激装置の作動方法であって、
    生体刺激装置が、操作部の操作に基づいて、眼瞼筋、頬骨筋、前頭筋、及び側頭筋の少なくとも1つの上に配置された一対の導子に、電圧を印加する前工程と、
    生体刺激装置が、操作部の操作に基づいて、少なくとも一方が前工程と同じ筋肉の上に配置された一対の導子に、電圧を印加する後工程と、を含み、
    後工程の電圧及び周波数の少なくとも一方の値は、前工程の値よりも、大きく、
    前工程においては、互いに接近するように配置されて且つ筋肉の上をスライドされた一対の導子に、電圧を印加し、
    後工程においては、互いに離れるように配置されて且つ筋肉の上で停止された一対の導子に、電圧を印加する、生体刺激装置の作動方法。
  2. 一対の導子は、陽極導子及び陰極導子を備え、
    後工程においては、陽極導子が陰極導子よりも頭部の後方側に配置された一対の導子に、電圧を印加する、請求項1に記載の生体刺激装置の作動方法。
  3. 一対の導子は、陽極導子及び陰極導子を備え、
    後工程においては、陽極導子が陰極導子よりも頭部の前方側に配置された一対の導子に、電圧を印加する、請求項1に記載の生体刺激装置の作動方法。
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