JP6314700B2 - 車両 - Google Patents

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本発明は、車両に関する。
高齢者や肢体不自由者の移動機器として使用され、病院及び介護施設その他多くの公共機関などに配備される電動車椅子などの車両が知られている。このような車両の中には、測距センサ、カメラ、及びGPSなどの各種センサから得られる画像や位置情報を基に、決められた目的地に移動する自律型の車両や、無線信号によって駆動制御される車両などがある。そして、これらの車両に対し、搭乗者の降車を契機として次の動作を行わせたい場合がある。
特許文献1には、乗員部に備えた座席の座面部下に配置される重量センサや、乗員部に配置される赤外線センサなど、乗員の有無を検知する乗員検知手段を備えた車両が開示されている。特許文献1に示す車両によれば、乗員検知手段が乗員を検知しなくなったことに基づいて、搭乗者の降車を判定することができると考えられる。
特開2008−137422号公報
搭乗者の降車を契機として車両に次の動作を行わせるためには、搭乗者の安全などを考慮して、搭乗者が車両から降車した後、一定の距離を離れたことを判定する必要がある。しかしながら、上記従来の車両では、車両の座席から離れたことは検知できるものの、搭乗者が車両から降車して一定の距離を離れたことを判定することはできない。
そこで、本発明は、搭乗者が車両から降車して、当該車両から一定の距離を離れたことを適切に判定することができる車両を提供することを目的とする。
本発明の車両は、車両に搭乗している搭乗者の有無を検知する第1検知部と、車両周辺の設定領域内に存在する物体の有無を検知する第2検知部と、車両が停止した後の第1検知部及び第2検知部における検知の有無の変化に基づいて、搭乗者が車両から降車したことを判定する判定部と、を備え、判定部は、第1検知部における検知が無くなった後、第2検知部において車両が停止した後に新たに発生した検知が無くなることにより、第1検知部及び第2検知部の両方における検知が無くなった場合に、搭乗者が車両から降車したと判定する。
この構成の車両によれば、搭乗者が車両から降車し、車両周辺の設定領域内に着地し、当該設定領域の外側に移動するという一連の動作が確認される。これにより、搭乗者が車両から降車して、当該車両から一定の距離を離れたことを適切に判定することができる。
本発明の車両では、第1検知部は、搭乗者の足を載置するための載置部における足の載置を検知する載置検知部を有していてもよい。
この構成の車両によれば、第1検知部における検知がなくなったときに、搭乗者が車両から降車したと判定できる。これにより、簡易な構成で車両に搭乗する搭乗者の有無を検知することができる。
本発明の車両では、第2検知部は、搭乗者の足を載置するための載置部よりも下方の位置にある物体を検知してもよい。
この構成の車両によれば、搭乗者の足が地面に着地する動作をより確実に検知できるようになる。
本発明の車両では、第2検知部は、設定領域における走査位置ごとに物体との距離を検出してもよい。
この構成の車両によれば、車両周辺の設定領域内の物体に対する距離変化を確認することができる。これにより、搭乗者が車両から離れていく過程を確認することができるので、搭乗者が車両から降車して、当該車両から一定の距離を離れたことをより適切に判定することができる。
本発明の車両では、第2検知部によって取得される走査位置ごとの物体との距離を測距データ群とし、車両が停止した際の測距データ群を基準測距データ群としたとき、判定部は、基準測距データ群と測距データ群との差異に基づいて、第2検知部における検知の有無の変化を判定してもよい。
この構成の車両によれば、車両が停止した際に、第2検知部が搭乗者以外の人又は障害物を検出する場合であっても、車両が停止した後の第2検知部における検知の有無の変化を確認することができる。
本発明によれば、搭乗者が車両から降車して、当該車両から一定の距離を離れたことを適切に判定することができる。
一実施形態に係る車両の構成を示す構成図である。 図1の車両の機能構成を示す機能ブロック図である。 図1の障害物検知部の走査領域である設定領域を説明する説明図である。 搭乗者の降車時における一連の動作の一例を示す図である。 搭乗者の降車時における一連の動作の一例を示す図である。 障害物検知部における検知の有無の変化を示すグラフと、搭乗検知部における検知の有無の変化を示すグラフである。 変形例に係る障害物検知部が取得するデータ群の範囲及びデータ群の一例を示した図である。 変形例に係る障害物検知部が取得するデータ群の一例をそれぞれ示した図である。
以下、図面を参照して一実施形態について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。明細書中の「前方」及び「後方」なる語は、搭乗者Pが座席11に着座した状態における前正面側、後正面側をそれぞれ示している。
一実施形態の車両1は、病院及び介護施設その他の公共機関などに配備され、中央のコントロールセンターから送信されてくる情報に基づいて配車及び搬送を行う搬送システムに用いられる車両である。車両1は、図1及び図2に示すように、車両本体10と、一対の車輪21A,21Bと、駆動部23と、通信部27と、障害物検知部(第2検知部)31と、搭乗検知部(第1検知部)33(第1〜第3搭乗検知部33A〜33C)と、制御部40と、を備えている。
車両本体10は、図1に示すように、座席11、背面部13、側面部15、及び載置部17を主に有している。座席11は、搭乗者Pが着座するための部位である。背面部13は、搭乗者Pの背部を支持する部位である。側面部15は、搭乗者Pの側部を覆う部位であり、搭乗者Pの上腕節を支持するためのアームレストを兼ねている。載置部17は、座席11の前方側下方に配置されており、搭乗者Pの足部を支持するためのフットレストである。
一対の車輪21A,21Bは、車両本体10を支持している。一対の車輪21A,21Bのそれぞれは、後述する制御部40によって駆動制御される駆動部23からの駆動力によって、車両本体10における前進動作及び旋回動作を可能にしている。
駆動部23は、例えば、図示しないバッテリなどから供給される電力により駆動されるモータであり、後述する制御部40により制御される。
通信部27は、図示しないコントロールセンターと通信を行う処理部であり、例えば、無線通信ネットワークを介して、コントロールセンターからの配車又は配送命令を受信したり、車両1の状況に関する情報を送信したりする。
障害物検知部31は、図3に示されるように、車両1の周辺の設定領域A1内に存在する物体の有無を検知する。障害物検知部31の例には、超音波センサ、温度センサ、光センサ、赤外線センサ、レーダ及びカメラなどが含まれる。障害物検知部31は、図1に示されるように、載置部17の下面に配置され、当該載置部17よりも下方の位置にある物体を検知する。障害物検知部31は、設定領域A1内に物体を検知すると、検知信号を制御部40に出力する。
搭乗検知部33は、第1〜第3搭乗検知部33A〜33Cを有しており、車両1における搭乗者Pの有無を検知する。第1〜第3搭乗検知部33A〜33Cのそれぞれは、例えば、感圧センサである。第1搭乗検知部33Aは、背面部13に設けられており、着座時に搭乗者Pの背部が当たる位置に配置されている。第2搭乗検知部33Bは、座席11に設けられており、着座時に搭乗者Pの臀部が当たる位置に配置されている。第3搭乗検知部33Cは、載置部17に設けられており、着座時に搭乗者Pの足が載置される位置に配置されている。第1〜第3搭乗検知部33A〜33Cのそれぞれは、圧力を検知すると、検知信号を制御部40に出力する。
制御部40は、車両1における各種制御処理を実行する部分であり、例えば、CPU(CentralProcessing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などからなる電子制御ユニットである。図2に示すように、制御部40は、車両1における各種制御処理を実行する概念的な部分としての判定部41を有している。このような概念的な部分は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されるソフトウェアとして構成することができる。なお、制御部40は、電子回路などによるハードウェアとして構成されてもよい。
判定部41は、車両1が停止した後の第1〜第3搭乗検知部33A〜33C及び障害物検知部31における検知の有無の変化に基づいて、車両1から搭乗者Pが降車したことを判定する。具体的には、判定部41は、第1〜第3搭乗検知部33A〜33Cの全てからの検知信号の入力がなくなった後、障害物検知部31において車両1が停止した後に新たに入力が開始された検知信号の入力が無くなることにより、第1〜第3搭乗検知部33A〜33C及び障害物検知部31の全てからの検知信号の入力が無くなった場合に、車両1から搭乗者Pが降車したと判定する。
上記実施形態の車両1によれば、搭乗者Pが車両1から降車し、車両周辺の設定領域A1内に降車し、当該設定領域A1の外側に移動するという一連の動作が確認される。これにより、搭乗者Pが車両1から降車して、当該車両1から一定の距離を離れたことを適切に判定することができる。この結果、搭乗者Pの安全を考慮しつつ、例えば、次の目的地に車両1を移動させたりするなど、車両1に次の動作を行わせることが可能となる。
上記実施形態の車両1では、搭乗検知部33として、搭乗者Pの足を載置するための載置部17における足の載置を検知する第3搭乗検知部(載置検知部)33Cが含まれる。したがって、第3搭乗検知部33Cにおける検知がなくなったときに、搭乗者Pが車両1から降車したと判定できる。これにより、簡易な構成で車両1に搭乗する搭乗者Pの有無を検知することができる。
上記実施形態の車両1では、障害物検知部31は、載置部17よりも下方の位置にある物体を検知するように配置されている。この構成の車両1によれば、搭乗者Pの足が地面に着地する動作をより確実に検知できるようになる。
次に、主に図4〜図6を参照しながら、本実施形態の判定部41が、搭乗者Pが車両1から降車して、当該車両1から一定の距離を離れたことを適切に判定することができる点について説明する。搭乗者Pを乗せた車両1は、コントロールセンターからの搬送指令を受信することにより目的位置にまで走行し、当該目的位置に停止する。このときの時間tを時間t1とする。判定部41は、この位置での搭乗者Pの降車の有無を判定している。
最初に、搭乗者Pの降車時における動作について説明する。図4(A)に示されるように、搭乗者Pは、載置部17に両足を乗せた状態から、車両1の前方の領域に片足P1を着地させる。このときの時間tを時間t2とする。次に、図4(B)に示されるように、搭乗者Pは、載置部17に載置しているもう片方の足P2を着地させる。このときの時間tを時間t3とする。そして、図4(C)に示されるように、搭乗者Pは、設定領域A1の外側に出ていく。このときの時間tを時間t4とする。
次に、車両1が停止した後の障害物検知部31及び第1〜第3搭乗検知部33A〜33Cにおける検知の有無の変化について、上述した時間t1〜時間t4を踏まえながら説明する。図6(A)は、障害物検知部31における検知の有無の変化を示すグラフである。図6(B)は、第1〜第3搭乗検知部33A〜33Cにおける検知の有無の変化を示すグラフである。なお、図6(B)を含め、以下の説明では、第1〜第3搭乗検知部33A〜33Cの少なくとも1つが圧力を検知している状態を搭乗検知部33における検知状態(ON)とする。
車両が停止した時(t=t1)には、搭乗者Pは座席11に着座した状態である。したがって、図6(B)に示されるように、搭乗検知部33は検知状態となる。このとき、障害物検知部31は、図6(A)に示されるように、障害物を検知していなければ未検知状態となる。次に、搭乗者Pが車両前方の設定領域A1に片足P1を着地させると(t=t2)、図6(A)及び図6(B)に示されるように、障害物検知部31及び搭乗検知部33とも検知状態となる。そして、搭乗者Pが載置部17に載置している足P2を着地させると(t=t3)、図6(B)に示されるように、搭乗検知部33が未検知状態となる。このとき、搭乗者Pの他方の足P1は、車両前方の設定領域A1内にあるので、図6(A)に示されるように、障害物検知部31は検知状態のままである。そして、搭乗者Pが設定領域A1の外側に出ると(t=t4)、図6(A)及び図6(B)に示されるように、障害物検知部31及び搭乗検知部33とも未検知状態となる。
以上、図4、図6(A)及び図6(B)に示されるように、搭乗検知部33において搭乗者Pの検知が無くなった後、障害物検知部31において車両1が停止した後(t=t1)に検知を開始した搭乗者Pの検知が無くなることにより、障害物検知部31及び搭乗検知部33の両方において検知が無くなった場合は、搭乗者Pが車両1から前方に降車して、当該車両1から一定の距離を離れた場合であることが分かる。したがって、本実施形態の判定部41では、搭乗者Pが車両1から降車して、当該車両1から一定の距離を離れたことを適切に判定することができる。
なお、上記実施形態においては、図4(A)〜(C)に示されるように、搭乗者Pが車両1から前方に降車する例を挙げて説明したが、図5(A)〜(C)に示されるように、搭乗者Pが車両1から側方に降車する場合も、同様の効果を得ることができる。すなわち、図5、図6(A)及び図6(B)に示されるように、搭乗検知部33において搭乗者Pの検知が無くなった後、障害物検知部31において車両1が停止した後(t=t1)に検知を開始した搭乗者Pの検知が無くなることにより、障害物検知部31及び搭乗検知部33の両方において検知が無くなった場合は、搭乗者Pが車両1から側方に降車して、当該車両1から一定の距離を離れた場合であることが分かる。したがって、この場合の判定部41も、搭乗者Pが車両1から降車して、当該車両1から一定の距離を離れたことを適切に判定することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態の車両101では、車両1の周辺の設定領域A1内に存在する物体の有無を検知する障害物検知部31に代えて、設定範囲を走査し、方位ごとの測距データを出力する障害物検知部(第2検知部)131を備える点で、第1実施形態の車両1とは異なっている。その他の構成は、第1実施形態の車両1の構成と同じである。ここでは、第1実施形態の車両1とは異なる障害物検知部131について説明する。
障害物検知部131は、検知対象である搭乗者Pの足P1,P2、又は障害物までの距離を取得可能な測域センサである。測域センサとは、空間の物理的な形状データを出力することができる走査型の光波距離計(LRF:Laser Range Finder)であり、「レーザスキャナ」ともいわれる。障害物検知部31は、図3に示されるように、障害物検知部31の基点部31Aを中心に約270度の範囲を走査し、方位ごとの測距データ(データ群)を出力する。例えば、図3に示される設定領域A1内に搭乗者Pの足P1,P2又は障害物を検知すれば、当該検知位置までの距離を示す測距データを出力し、搭乗者Pの足P1,P2又は障害物を検知しなければ、設定領域A1の外縁までの距離を示す測距データを出力する。
第2実施形態の車両101によれば、車両1の周辺の設定領域A1に存在する物体に対する距離変化が時系列に確認される。これにより、障害物検知部31における検知状態と未検知状態との変化が確認できるだけでなく、図4(A)〜(C)及び図5(A)〜(C)に示されるような、搭乗者Pが車両1から離れていく過程を確認することができる。この結果、搭乗者Pが車両1から降車して、当該車両1から一定の距離を離れたことをより適切に判定することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
<変形例1>
上記第2実施形態の車両101では、車両101が停止した際に、障害物検知部31における設定領域A1に障害物が検知されない場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、図7(A)に示されるように、車両101が停止した際に障害物検知部131における設定領域A1に障害物Bが検知されるような場合であっても、判定部41は、第1〜第3搭乗検知部33A〜33Cの全てからの検知信号の入力がなくなった後、障害物検知部131において車両1が停止した後の方位ごとの測距データ(データ群)の変化を監視している。このため、搭乗者Pが車両101から降車して、当該車両101から一定の距離を離れたことをより適切に判定することができる。なお、障害物Bが、搭乗者P以外の人であっても、同様の処理が行われる。
「車両101が停止した後のデータ群の変化」は、例えば、以下に示す方法によって確認することができる。判定部41は、車両101が停止した際に障害物検知部131によって取得できるデータ群を基準データ群D0として記憶しておく。図7(B)は、基準データ群D0を、平面図にトレースしたものである。判定部41は、この基準データ群D0に変化があったとき、データ群に変化があったと判定する。
例えば、搭乗者Pが車両101から降車して片足を着地させた場合には、図8(A)に示されるようなデータ群D1が取得され、両足P1,P2を着地させた場合には、図8(B)に示されるようなデータ群D2が取得される。判定部41は、これらのデータ群D1,D2が取得された場合には、データ群に変化があったと判定することができる。すなわち、判定部41は、車両101が停止した後に基準データ群D0に変化があり、その後のデータ群が再び基準データ群D0に一致したことを確認することにより、障害物検知部131において車両101が停止した後に発生した検知が無くなったことを判定することができる。
<変形例2>
上記第1実施形態及び第2実施形態の車両1,101では、障害物を検知するための検知部と、搭乗者の一部を検知するための検知部とを、障害物検知部31,131によって兼用する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、障害物を検知するための検知部と、搭乗者の一部を検知するための検知部とを、それぞれ別に備える構成としてもよい。
<変形例3>
上記第1実施形態及び第2実施形態の車両1,101では、搭乗検知部として第1〜第3搭乗検知部33A〜33Bを備える構成を例に挙げ説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、搭乗検知部は、座席11への着座を検知する第2搭乗検知部33Bと、載置部17への足の載置を検知する第3搭乗検知部33Cとから構成されてもよい。また、搭乗検知部は、所定の搭乗領域における搭乗者Pの有無を監視することにより、車両1に搭乗している搭乗者Pの有無を検知してもよい。
<その他の変形例>
上記第1実施形態及び第2実施形態の車両1,101は、中央のコントロールセンターから送信されてくる情報に基づいて配車及び搬送を行う搬送システムにおいて用いられる例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、本発明は、搭乗者自身により走行操作が可能な車両、又は測距センサ、カメラ、及びGPSなどの各種センサから得られる画像や位置情報を基に、決められた目的地に移動する自律型の車両に本発明を適用することも可能である。
更に、本発明は、フォークリフト又は自動車などの車両にも適用することが可能である。この場合、搭乗者Pが車両から降車して、当該車両から一定の距離を離れたことを適切に判定できることを利用して、例えば、鍵の取り忘れを報知したり、ドアの鍵がかけられていないことを報知したりすることが可能となる。
1,101…車両、11…座席、13…背面部、15…側面部、17…載置部、31,131…障害物検知部(第1検知部)、33…搭乗検知部(第2検知部)、33A…第1搭乗検知部(第2検知部)、33B…第2搭乗検知部(第2検知部)、33C…第3搭乗検知部(第2検知部,載置検知部)、40…制御部、41…判定部、A1…設定領域、D0…基準データ群、D1,D2…データ群、P…搭乗者、P1,P2…足。

Claims (3)

  1. 車両に搭乗している搭乗者の有無を検知する第1検知部と、
    前記車両周辺の設定領域内に存在する物体の有無を検知する第2検知部と、
    前記車両が停止した後の前記第1検知部及び前記第2検知部における検知の有無の変化に基づいて、前記搭乗者が前記車両から降車したことを判定する判定部と、を備え、
    前記第1検知部は、前記搭乗者の足を載置するための載置部における前記足の載置を検知する載置検知部を有し、
    前記第2検知部は、前記搭乗者の足を載置するための載置部よりも下方の位置にある前記物体を検知し、
    前記判定部は、前記第1検知部における前記載置検知部での検知が無くなった後、前記第2検知部において前記車両が停止した後に新たに発生した検知が無くなることにより、前記第1検知部及び前記第2検知部の両方における検知が無くなった場合に、前記搭乗者が前記車両から降車したと判定する、車両。
  2. 前記第2検知部は、前記設定領域における走査位置ごとに前記物体との距離を検出する、請求項1に記載の車両。
  3. 前記第2検知部によって取得される前記走査位置ごとの前記物体との距離を測距データ群とし、前記車両が停止した際の前記測距データ群を基準測距データ群としたとき、
    前記判定部は、前記基準測距データ群と前記測距データ群との差異に基づいて、前記第2検知部における検知の有無の変化を判定する、請求項に記載の車両。
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