JP6314582B2 - 通信装置、オペレータの選択方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、オペレータの選択方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、顧客及びオペレータ間の接続を管理する通信装置、オペレータの選択方法及びプログラムに関する。
顧客及びオペレータ間を接続するコールセンタとして、顧客との関係を構築して顧客満足度を向上させるための顧客関係管理、いわゆるCRM(Customer Relationship Management)を実施するCRMサーバを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このCRMサーバは、オペレータと顧客との通話中において、この通話相手となる顧客に関する顧客情報及び注意事項を示す情報をオペレータ側の端末に送信することにより、顧客情報及び注意事項を示す情報をオペレータ側の端末に表示させる。
また、このようなCRMとして、電話、メール、ファクシミリ、ソーシャルメディア等の複数のチャネルから顧客の情報を取り込んでソーシャル顧客プロファイルを構築することにより、ユーザ(企業)における問い合わせ対応の一元化を行うようにしたCRMシステムが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
特開2011−199550号公報
FastHelp4−コンタクトセンターCRMシステム、[平成26年3月11日検索]、(URL:http://fasthelp.jp/product/fasthelp4/)
ところで、上記のようなCRMによると、コールセンタのオペレータは、通話相手となる顧客の情報、或いは注意事項をモニタすることにより、顧客の機嫌を損ねることのない会話を行うことが可能となる。
しかしながら、例え顧客の情報、或いは注意事項を知った上での会話を行ったとしても、このオペレータが顧客好みのオペレータでなければ、顧客の満足度を得ることが出来ない。
本発明は、顧客の満足度を高くすることが可能な通信装置、オペレータ選択方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る通信装置は、複数の顧客の通信端末と複数のオペレータ端末との接続管理を行う通信装置であって、前記複数の顧客の各々を識別する顧客識別情報と前記複数の顧客の各々に関する顧客コンテキスト情報とが対応づけして記憶されていると共に、前記複数のオペレータ各々を識別するオペレータ識別情報と前記複数のオペレータの各々に関するオペレータ・コンテキスト情報とが対応付けして記憶されている記憶部と、前記顧客の前記通信端末から送信された発信信号を受信すると、前記顧客に対応した前記顧客識別情報に対応付けされている前記顧客コンテキスト情報を前記記憶部から取得する顧客コンテキスト情報取得部と、前記顧客コンテキスト情報取得部で取得した前記顧客コンテキスト情報の内容に対応した前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けされている前記オペレータを前記記憶部から検索するオペレータ検索部と、を有し、前記記憶部には、前記オペレータ識別情報及び前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けして前記複数の顧客各々との親密度を示す情報を含むソーシャル情報が記憶されており、前記オペレータ検索部は、前記記憶部に記憶されている前記ソーシャル情報に基づき前記顧客との前記親密度が基準親密度より高いか否かを判定し、当該親密度が前記基準親密度より高いオペレータを検索対象から除外する
また、本発明に係る通信装置は、複数の顧客の通信端末と複数のオペレータ端末との接続管理を行う通信装置であって、前記複数の顧客の各々を識別する顧客識別情報と前記複数の顧客の各々に関する顧客コンテキスト情報とが対応づけして記憶されていると共に、前記複数のオペレータ各々を識別するオペレータ識別情報と前記複数のオペレータの各々に関するオペレータ・コンテキスト情報とが対応付けして記憶されている記憶部と、情報発信先の前記顧客の前記顧客識別情報に対応付けされている前記顧客コンテキスト情報を前記記憶部から取得する顧客コンテキスト情報取得部と、前記顧客コンテキスト情報取得部にて取得された前記顧客コンテキスト情報の内容に対応した前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けされている前記オペレータを前記記憶部から検索するオペレータ検索部と、を有し、前記記憶部には、前記オペレータ識別情報及び前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けして前記複数の顧客各々との親密度を示す情報を含むソーシャル情報が記憶されており、前記オペレータ検索部は、前記記憶部に記憶されている前記ソーシャル情報に基づき前記顧客との前記親密度が基準親密度より高いか否かを判定し、当該親密度が前記基準親密度より高いオペレータを検索対象から除外する
また、本発明に係るオペレータの選択方法は、複数の顧客の各々を識別する顧客識別情報と前記複数の顧客の各々に関する顧客コンテキスト情報とが対応づけして記憶されていると共に、前記複数のオペレータ各々を識別するオペレータ識別情報と前記複数のオペレータの各々に関するオペレータ・コンテキスト情報とが対応付けして記憶されている記憶部を有し、前記複数の顧客の通信端末と複数のオペレータ端末との接続管理を行う通信装置におけるオペレータの選択方法であって、前記顧客の前記通信端末から送信された発信信号を受信すると、前記顧客に対応した前記顧客識別情報に対応付けされている前記顧客コンテキスト情報を前記記憶部から取得する顧客コンテキスト情報取得ステップと、前記顧客コンテキスト情報取得ステップで取得した前記顧客コンテキスト情報の内容に対応した前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けされている前記オペレータを前記記憶部から検索するオペレータ検索ステップと、を有し、前記記憶部には、前記オペレータ識別情報及び前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けして前記複数の顧客各々との親密度を示す情報を含むソーシャル情報が記憶されており、前記オペレータ検索ステップは、前記記憶部に記憶されている前記ソーシャル情報に基づき前記顧客との前記親密度が基準親密度より高いか否かを判定し、当該親密度が前記基準親密度より高いオペレータを検索対象から除外する
また、本発明に係るオペレータの選択方法は、複数の顧客の各々を識別する顧客識別情報と前記複数の顧客の各々に関する顧客コンテキスト情報とが対応づけして記憶されていると共に、前記複数のオペレータ各々を識別するオペレータ識別情報と前記複数のオペレータの各々に関するオペレータ・コンテキスト情報とが対応付けして記憶されている記憶部を有し、前記複数の顧客の通信端末と複数のオペレータ端末との接続管理を行う通信装置におけるオペレータの選択方法であって、情報発信先の前記顧客の前記顧客識別情報に対応付けされている前記顧客コンテキスト情報を前記記憶部から取得する顧客コンテキスト情報取得ステップと、前記顧客コンテキスト情報取得ステップにて取得された前記顧客コンテキスト情報の内容に対応した前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けされている前記オペレータを前記記憶部から検索するオペレータ検索ステップと、を有し、前記記憶部には、前記オペレータ識別情報及び前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けして前記複数の顧客各々との親密度を示す情報を含むソーシャル情報が記憶されており、前記オペレータ検索ステップは、前記記憶部に記憶されている前記ソーシャル情報に基づき前記顧客との前記親密度が基準親密度より高いか否かを判定し、当該親密度が前記基準親密度より高いオペレータを検索対象から除外する。
また、本発明に係るプログラムは、複数の顧客の各々を識別する顧客識別情報と前記複数の顧客の各々に関する顧客コンテキスト情報とが対応づけして記憶されていると共に、前記複数のオペレータ各々を識別するオペレータ識別情報と前記複数のオペレータの各々に関するオペレータ・コンテキスト情報とが対応付けして記憶されている記憶部を有し、前記複数の顧客の通信端末と複数のオペレータ端末との接続管理を行う通信装置を、前記顧客の前記通信端末から送信された発信信号を受信すると、前記顧客に対応した前記顧客識別情報に対応付けされている前記顧客コンテキスト情報を前記記憶部から取得する顧客コンテキスト情報取得部と、前記顧客コンテキスト情報取得部で取得した前記顧客コンテキスト情報の内容に対応した前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けされている前記オペレータを前記記憶部から検索するオペレータ検索部、として機能させ、前記記憶部には、前記オペレータ識別情報及び前記オペレータ・コンテキスト情報に対応づけして前記複数の顧客各々との親密度を示す情報を含むソーシャル情報が記憶されており、前記オペレータ検索部は、前記記憶部に記憶されている前記ソーシャル情報に基づき前記顧客との前記親密度が基準親密度より高いか否かを判定し、当該親密度が前記基準親密度より高いオペレータを検索対象から除外する。
また、本発明に係るプログラムは、複数の顧客の各々を識別する顧客識別情報と前記複数の顧客の各々に関する顧客コンテキスト情報とが対応づけして記憶されていると共に、前記複数のオペレータ各々を識別するオペレータ識別情報と前記複数のオペレータの各々に関するオペレータ・コンテキスト情報とが対応付けして記憶されている記憶部を有し、前記複数の顧客の通信端末と複数のオペレータ端末との接続管理を行う通信装置を、情報発信先の前記顧客の前記顧客識別情報に対応付けされている前記顧客コンテキスト情報を前記記憶部から取得する顧客コンテキスト情報取得部と、前記顧客コンテキスト情報取得部にて取得された前記顧客コンテキスト情報の内容に対応した前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けされている前記オペレータを前記記憶部から検索するオペレータ検索部、として機能させ、前記記憶部には、前記オペレータ識別情報及び前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けして前記複数の顧客各々との親密度を示す情報を含むソーシャル情報が記憶されており、前記オペレータ検索部は、前記記憶部に記憶されている前記ソーシャル情報に基づき前記顧客との前記親密度が基準親密度より高いか否かを判定し、当該親密度が前記基準親密度より高いオペレータを検索対象から除外する。
本発明に係る通信装置としてのコールセンタ装置120を含む通信システム10の構成を示すブロック図である。 興味・関心紐付けテーブルの一例を示す図である。 顧客テーブルの一例を示す図である。 顧客コンタクト対応テーブルの一例を示す図である。 オペレータグループテーブルの一例を示す図である。 オペレータテーブルの一例を示す図である。 コールサーバ130がSNSサーバ161から顧客情報を取得する際の動作を示すフローチャートである。 コールサーバ130がSNSサーバ161から顧客情報を取得する際の動作を示すフローチャートである。 SNSを利用してコールセンタ装置120の任意のオペレータを選択できるSNSオペレータ選択モードでの動作を示すフローチャートである。 SNSを利用してコールセンタ装置120の任意のオペレータを選択できるSNSオペレータ選択モードでの動作を示すフローチャートである。 インバウンド処理での動作を示すフローチャートである。 インバウンド処理での動作を示すフローチャートである。 アウトバウンド処理での動作を示すフローチャートである。 アウトバウンド処理での動作を示すフローチャートである。 アウトバウンド処理での動作を示すフローチャートである。
図1は、本発明に係る通信装置としてのコールセンタ装置120を含む通信システム10の構成を示すブロック図である。図1に示すように、かかる通信システム10は、顧客通信端末100、公衆網110、IP( Internet Protocol)網112、コールセンタ装置120、SNS(social networking service)サーバ161及び電子メールサーバ171を含む。
顧客通信端末100は公衆網110及びIP網112に接続されている。コールセンタ装置120は公衆網110及びIP網112に接続されている。SNSサーバ161及び電子メールサーバ171はIP網112に接続されている。
顧客通信端末100は通話を行う端末であり、通信部101、表示部102及び操作部103を有する。通信部101は、IP網112を介してコールセンタ装置120、SNSサーバ161及び電子メールサーバ171との通信を行う。表示部102は、通話時における各種情報及び画像の表示、或いは、電子メールの内容又はソーシャルネットワークの内容を表示する。操作部103は、通話の為の操作、電子メール又はソーシャルネットワークにアクセスする画像を表示部102に表示させるための操作、並びに電子メール又はソーシャルネットワークにアクセスする為の操作を受け付ける。
顧客通信端末100は、通信部101を用いて、IP網112又は公衆網110を介してコールセンタ装置120のオペレータ端末150(後述する)と通話する。
コールセンタ装置120は、IP網112を介してSNSサーバ161及び電子メールサーバ171との接続を行うと共に、IP網112又は公衆網110を介して顧客通信端末100に対する着信受付及び応答を行うことにより、顧客の通信端末100と複数のオペレータ端末150との接続管理を行う。
コールセンタ装置120は、公衆網ゲートウェイ111、IP網ゲートウェイ113、内線網121、コールサーバ130、制御データベース140、及び複数のオペレータ端末150を有する。
公衆網ゲートウェイ111は、公衆網110及び例えばLAN(Local Area Network)からなる内線網121間においてプロトコル変換を行うことにより、両者の相互接続を行う。
IP網ゲートウェイ113は、IP網112及び内線網121間においてプロトコル変換を行うことにより、両者の相互接続を行う。公衆網ゲートウェイ111及びIP網ゲートウェイ113により、通話データ(音声、メール、SNSコンタクトを含む)や呼制御手順は、顧客通信端末100とコールセンタ装置120との間において、中継処理が実行される。
コールサーバ130は、コールセンタ装置120内の「呼」を自動応答し、人為的な応答が必要な場合には、「呼」を適切なオペレータ端末に振り分ける。
コールサーバ130は、通信処理部131、呼制御処理部132、発信制御処理部133、及びSNS処理部134を含む。通信処理部131は、公衆網110又はIP網112を介した顧客通信端末100との情報通信を行う。呼制御処理部132は、「呼」の振り分けを行う。発信制御処理部133は、公衆網110又はIP網112を介して顧客通信端末100に発信信号を送信する。
SNS処理部134は、SNSサーバ161から、例えば顧客の電話番号、メールアドレス、SNS−ID、コンテキスト情報等からなる顧客情報を含むSNS情報を収集する。
オペレータ端末150は、コールセンタ装置120に登録されている複数のオペレータの各々に対応して設けられており、夫々が通信部151及び表示部152を含む。通信部150は、コールサーバ130との通信を行う。表示部152は、オペレータ端末150を動作させる上で必要となる各種の情報を表示する。
制御データベース140には、コールセンタ装置120を介して為された顧客とのコンタクトに関する各種の情報、及びSNSサーバ161から収集した顧客情報が記憶されている。
制御データベース140では、以下の各種の管理テーブル、つまり興味・関心紐付けテーブル、顧客テーブル、顧客コンタクト対応テーブル、オペレータグループテーブル、オペレータテーブル、及び顧客コンタクト対応テーブルによって各顧客とのコンタクトによって得られた情報及び顧客情報が管理される。
図2は、ソーシャルネットワークによる興味・関心紐付けテーブルの一例を示す図である。図2において「興味・関心」の項には、「キーワード」に紐付く顧客の興味・関心を示す内容が示される。「キーワード」の項には、コンテキスト情報としてのテキストデータから、特定の興味・関心を抽出するためのキーワードが示される。「重み付け」の項には、キーワードに紐付く顧客の興味・関心に対する重み付け係数が示される。つまり、同一の興味・関心が並んだ場合に選択の判断ができるように重み付け係数が付与されるのである。よって、同一の興味・関心が並んだ場合には、この重み付け係数の高い方が選択される。
すなわち、図2に示す興味・関心紐付けテーブルにて示されるように、制御データベース140には、「興味・関心」、「キーワード」及び「重み付け」を示す各情報が対応付けされて記憶されているのである。
図3は、顧客テーブルの一例を示す図である。図3において、「顧客ID」の項には、顧客を識別するユニークなIDが示される。顧客IDは、ソーシャルネットワークからの顧客情報取得時にコールセンタ装置120において生成される。「電話番号」及び「メールアドレス」の項には、ソーシャルネットワークからの顧客情報取得時に抽出した電話番号とメールアドレスが示される。「SNS−ID」の項には、ソーシャルネットワークからの顧客情報取得時に抽出した顧客のソーシャルネットワーク上でのアカウントIDが示される。「名前」の項には顧客の名前が示される。「興味・関心」の項には、ソーシャルネットワークからの顧客情報取得時にクラスタリングして抽出した顧客の興味・関心が示される。「コンテキスト」の項には、顧客の背景、状況等を示すコンテキストとして、この顧客がSNSを利用してソーシャルネットワーク上に掲載した文章の全て或いは特定の文章を示すテキストデータが示される。尚、この「コンテキスト」の項に示されるテキストデータとしては、XML(Extensible Markup Language)等のデータ形式を有するものであっても良い。「ソーシャル」の項には、ソーシャルネットワークにおけるコミュニケーションリストとして、フレンド一覧、或いは会話した相手一覧などの情報が例えばXMLの形式にて示される。
すなわち、図3に示す顧客テーブルにて示されるように、制御データベース140には、複数の顧客の各々を識別する「顧客ID」に、「電話番号」、「メールアドレス」、「SNS−ID」、「名前」、「興味・関心」、「コンテキスト」及び「ソーシャル」を示す各情報が対応付けされて記憶されているのである。
図4は、顧客とコールセンタ装置120とのコンタクト時の対応に関する顧客コンタクト対応テーブル一例を示す図である。図4において、「日時」の項には、顧客がコールセンタ装置120にコンタクトした日時が示される。「顧客ID」の項には、顧客を識別するユニークなIDが示される。「電話番号」、「メールアドレス」、及び「SNS−ID」の各項には、顧客がコールセンタ装置120にアクセスした際、またはオペレータが顧客に発信する際に用いる電話番号、メールアドレス、SNS−IDが夫々示される。「オペレータグループID」の項には、オペレータのグループを識別する為のユニークな識別情報が示される。「オペレータID」の項には、顧客に対応するオペレータを識別する為のユニークな識別情報が示される。
すなわち、図4に示す顧客コンタクト対応テーブルにて示されるように、制御データベース140には、「日時」、「顧客ID」、「電話番号」、「メールアドレス」、「SNS−ID」、「オペレータグループID」、及び「オペレータID」を示す各情報が対応付けされて記憶されているのである。
図5は、オペレータのグループに関するオペレータグループテーブルの一例を示す図である。図5において、「オペレータグループID」の項には、オペレータグループを識別する識別情報が示される。「対応」の項には、オペレータグループがコールセンタ装置120にて顧客に対応する内容の分類が示される。つまり、「対応」の項には、顧客テーブルの「興味・関心」の項に示されている内容と等しい情報が示される。「重み付け」の項には、対応に紐付くオペレータグループに対する重み付け係数が示される。つまり、同一のオペレータグループが並んだ場合に選択の判断ができるように重み付け係数が付与されるのである。よって、同一オペレータグループが並んだ場合には、この重み付け係数の高い方が選択される。
すなわち、図5に示すオペレータグループテーブルにて示されるように、制御データベース140には、「オペレータグループID」、「対応」、及び「重み付け」を示す各情報が対応付けされて記憶されているのである。
図6は、オペレータに関するオペレータテーブルの一例を示す図である。図6において、「オペレータID」の項には、オペレータを識別するユニークな識別情報が示される。「オペレータグループID」の項には、「オペレータID」に示されるオペレータが所属するオペレータグループを示す識別情報が示される。「コンテキスト」の項には、オペレータの得意分野、長所等を示すオペレータのコンテキスト情報として、例えばその内容を文章で表すテキストデータが示される。このテキストデータは、XML文書等のデータ形式であっても良い。尚、かかる「コンテキスト」の項に示される内容は、図3に示す顧客テーブルの「コンテキスト」の項に示される内容から、適正なオペレータを選択するためのキーワードとなる。「ソーシャル」の項には、ソーシャルネットワークにおけるコミュニケーションリストとして、友人の一覧を示す友人一覧情報、会話した顧客とその顧客との親密度を対応づけした顧客親密度一覧情報等がXML形式にて示される。「プレゼンス」の項には、オペレータの在席状況を示す情報が示される。
すなわち、図6に示すオペレータテーブルにて示されるように、制御データベース140には、「オペレータID」、「オペレータグループID」、「コンテキスト」、「ソーシャル」、及び「プレゼンス」を示す各情報が対応付けされて記憶されているのである。
SNSを管理するSNSサーバ161は、通信部162及び制御部163を有する。通信部162は、IP網112を介した通信を行う。制御部163は、SNSに関する各種の処理、例えばユーザ認証処理、メッセージング処理等を行う。
SNSサーバ161には、SNSに登録されている顧客の電話番号、メールアドレス、SNS−ID等の顧客特有の情報、及び顧客がソーシャルネットワーク上に掲載した例えば閲覧可能な文章及びこの文章の一部を示すテキストデータからなるコンテキスト情報を含む顧客情報が、SNS情報として蓄積されている。
電子メールを管理する電子メールサーバ171は、通信部172及び制御部173を有する。通信部172は、IP網112を介した通信を行う。制御部173は、電子メールに関する各種の処理、例えばユーザ認証処理、メッセージング処理等を行う。
以下に、図1〜図6に示す構成を有する通信システム10において為される動作について説明する。
図7及び図8は、コールセンタ装置120のコールサーバ130がSNSサーバ161から顧客情報を取得する際の動作を示すフローチャートである。尚、かかるフローチャートでは、図7に示すステップS206と図8に示すステップS207とが連結している。
図7において、先ず、コールサーバ130は、SNSサーバ161との接続を確立する(ステップS201)。
次に、コールサーバ130は、SNSサーバ161から顧客情報を含むSNS情報を取得する(ステップS202)。この際、コールサーバ130のSNS処理部134は、取得したSNS情報から、キーワードに基づくクラスタリングによって共通の特徴を含む顧客情報を抽出する(ステップS203)。尚、ここで称するキーワードとは、「Xをしてみたい」という顧客の要望や、「Y商品 使えない」などの文字列の組み合わせからなるものである。キーワードの代わりに、顧客をクラスタリングするためのデータモデルを用意し、そこから顧客情報をクラスタリングしても良い。
次に、コールサーバ130は、上記した顧客情報から顧客番号としての電話番号、メールアドレス、SNS−IDを抽出し、これらを示す顧客特定情報を得る(ステップS204)。ここで顧客番号としての電話番号、メールアドレス、SNS−IDは、顧客がコールセンタ装置120にコンタクトを開始した際の、コンタクトIDとして使用される。
次に、コールサーバ130は、顧客情報からコンテキスト情報を抽出し、これを抽出コンテキスト情報として得る(ステップS205)。尚、ここで称するコンテキスト情報とは、ソーシャルネットワークを介して掲載されたページの全文章を表すもの、或いはページ内の特定の文章を表すものである。
次に、コールサーバ130は、上記ステップS204で取得した顧客特定情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)に基づき、この情報と一致する顧客情報を制御データベース140から検索し(ステップS206)、顧客特定情報と一致する顧客情報が制御データベース140に存在するか否かの判定を行う(ステップS207)。
ステップS207において顧客特定情報と一致する顧客情報が制御データベース140
の顧客テーブルに存在すると判定された場合、コールサーバ130は、顧客特定情報と一致する顧客情報を更新して制御データベース140の顧客テーブルに書き込む(ステップS251)。
上記ステップS207において顧客特定情報と一致する顧客情報が制御データベース140に存在しないと判定された場合、コールサーバ130は、上記した顧客特定情報に新規の顧客IDを割り当てる(ステップS208)。その後、コールサーバ130は、かかる顧客特定情報を新規の顧客情報として制御データベース140の顧客テーブルに書き込む(ステップS209)。
ステップS209又はS251の実行後、コールサーバ130は、顧客情報からソーシャル情報を抽出し(ステップS210)、ソーシャル情報に関連する顧客が存在するか否かの判定を行う(ステップS211)。
ステップS211において、制御データベース140の顧客テーブルに、ソーシャル情報に関連する顧客が存在すると判定された場合、コールサーバ130は、制御データベース140の顧客テーブルから、関連する顧客の顧客情報のデータを取得してソーシャル情報を更新する(ステップS212)。
ステップS212の終了後、又は上記ステップS211においてソーシャル情報に関連する顧客が存在しないと判定された場合、コールサーバ130は、顧客のソーシャル情報を制御データベース140に書き込む(ステップS213)。
上記した一連の動作により、コールセンタ装置120のコールサーバ130は、SNSサーバ161を介して顧客情報を取り込む。
次に、顧客がコールセンタ装置120に対して電話アクセスを掛けずとも、SNSを利用してコールセンタ装置120の任意のオペレータを選択できるようにしたSNSオペレータ選択モードについて説明する。
図9及び図10は、かかるSNSオペレータ選択モードでの動作を示すフローチャートである。尚、かかるフローチャートでは、図9に示すステップS307と図10に示すステップS308とが連結している。
図9において、先ず、顧客が顧客通信端末100の表示部102に表示されているSNSメニュー画像中から、SNSオペレータ選択モードを行う為の例えばアイコンを選択すると、顧客通信端末100は、発信先オペレータの取得を要求するオペレータ取得要求信号をSNSサーバ161に送信する(ステップS301)。かかるオペレータ取得要求信号を受信すると、SNSサーバ161は、発信先オペレータの取得を要求するオペレータ取得要求信号をコールサーバ130に送信する(ステップS302)。更に、SNSサーバ161は、オペレータ取得要求信号に含まれるSNS−IDを用いて、制御データベース140の顧客テーブルから、顧客ID、顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)、興味・関心を示す情報、コンテキスト情報及びソーシャル情報を抽出し、
顧客ID、興味・関心を示す情報、コンテキスト情報及びソーシャル情報をコールサーバ130に送信する(ステップS303)。尚、コールサーバ130が既にSNS情報を顧客情報として保持している場合には、ステップS303を実行しなくても良い。
次に、コールサーバ130は、図5に示すオペレータグループテーブルに基づき、「対応」の項に示されている内容が、上記した興味・関心情報によって示されている内容と等しいオペレータグループを検索する(ステップS304)。そして、コールサーバ130は、興味・関心情報によって示されている内容に対応付けされているオペレータグループが存在するか否かを判定する(ステップS305)。
ステップS305において、オペレータグループが存在すると判定された場合には、コールサーバ130は、このオペレータグループに属するオペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報を生成する(ステップS306)。
ステップS305において、オペレータグループが存在しないと判定された場合には、コールサーバ130は、コールセンタ装置120に登録されている全オペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報を生成する(ステップS351)。
上記ステップS306又はS351の終了後、コールサーバ130は、図6に示すオペレータテーブルに基づき、上記のようにSNSサーバ161から供給されたコンテキスト情報及びソーシャル情報の内容に対応可能なオペレータを、オペレータ一覧情報中から検索し(ステップS307)、対応可能なオペレータが存在するか否かを判定する(ステップS308)。ここで、対応可能なオペレータの検索は、コンタクト手段(電話、メール、SNS)を用いた検索、或いはニューラルネットワークのような人工知能的アプローチを用いた検索を行うようにしても良い。
尚、ステップS307においてソーシャル情報から対応可能なオペレータを検索する場合、コールサーバ130は、このソーシャル情報にて示される顧客親密度一覧情報に基づきその顧客に対応した親密度が基準親密度よりも高いか否かを判定し、親密度が基準親密度よりも高いオペレータを検索対象から除外するようにしても良い。
上記ステップS308において対応可能なオペレータが存在しないと判定された場合、コールサーバ130は、対応可能なオペレータが存在しないことを示す対応オペレータ無し信号と顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)をSNSサーバ161に送信する(ステップS352)。この顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)と対応オペレータ無し信号を受けると、SNSサーバ161は、顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)に基づいて、かかる対応オペレータ無し信号を顧客通信端末100に送信し(ステップS353)、更に、対応可能なオペレータ無しを示す文字情報を表示させるべき表示指令を顧客通信端末100に送信する(ステップS354)。これにより、顧客通信端末100の表示部102は、対応可能なオペレータが無いことを示す文字情報をSNSタイムライン上に表す画像を表示する。
ステップS354の実行後、コールサーバ130は、ACD(Automatic Call Distribution)処理でオペレータを選択し、この選択したオペレータと顧客通信端末100との通話接続を確立する(ステップS355)。
上記ステップS308において対応可能なオペレータが存在すると判定された場合、コールサーバ130は、検索された顧客のコンテキスト情報に基づき、上記オペレータ一覧情報中から対応可能なオペレータを少なくとも1つ選択し、各オペレータを示す対応可能オペレータ情報と顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)をSNSサーバ161に送信する(ステップS309)。尚、対応可能なオペレータであるか否かの判断は、プレゼンス状況に応じて決定しても良い。
対応可能オペレータ情報を受信すると、SNSサーバ161は、顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)に基づいて、かかる対応可能オペレータ情報にて示されるオペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報を顧客通信端末100に送信する(ステップS310)。更に、SNSサーバ161は、オペレータ一覧情報をSNSライムライン上に表示させるべき表示指令を顧客通信端末100に送信する(ステップS311)。これにより、顧客通信端末100の表示部102は、オペレータの一覧を示す文字情報をSNSタイムライン上に表す画像を表示する。この際、表示部102は、このオペレータの一覧に加えて、オペレータが対応可能な手段(電話、電子メール、SNS)を表示するようにしても良い。
ここで、顧客が顧客通信端末100の操作部103を操作することによって表示部102に表示されているオペレータの一覧から任意の1つを選択すると、顧客通信端末100は、選択されたオペレータを示す選択オペレータ情報をコールセンタ装置120に送信する。かかる選択オペレータ情報を受信すると、コールセンタ装置120のコールサーバ130は、選択オペレータ情報にて指定されたオペレータのオペレータ端末150と顧客通信端末100との通話接続を確立する(ステップS312)。
以上のように、SNSオペレータ選択モードでは、顧客が、顧客通信端末100のSNSメニュー画像中からオペレータ取得要求を行うと、これに応じてコールセンタ装置120が、以下のように、この顧客に対応可能なオペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報を顧客通信端末100側に返信する。つまり、コールセンタ装置120は、先ず、このオペレータ取得要求に応じてソーシャルネットワークから収集した顧客情報に基づき、この顧客が興味又は関心を示す事項、或いは要求事項に対応が可能なオペレータを選出する。そして、コールセンタ装置120は、そのオペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報を顧客通信端末100に送信することにより、このオペレータ一覧情報を顧客通信端末100において表示させる。そこで、顧客が、オペレータ一覧情報の中から任意のオペレータを選択すると、コールセンタ装置120は、この選択されたオペレータのオペレータ端末150と、この顧客の顧客通信端末100との通話接続を確立するのである。
よって、SNSオペレータ選択モードにより、顧客は、SNSを利用することによって、コールセンタ装置120に登録されている全オペレータのうちでこの顧客との対応が適切に為されると判断されたオペレータの一覧情報の提供を受ける。従って、顧客は、コールセンタ装置120に対して電話アクセスを掛けずとも、オペレータ一覧情報中から、自身と相性の良さそうな最適なオペレータを予め選択できるようになるので、顧客の満足度を高めることが可能となる。
次に、顧客側からコールセンタ装置120に電話アクセスをかける、いわゆるインバウンド処理の動作について説明する。
図11及び図12は、かかるインバウンド処理による動作を示すフローチャートである。尚、かかるフローチャートでは、図11に示すステップS407と図12に示すステップS408とが連結している。
図11において、先ず、顧客通信端末100から送信された発信信号を着信すると、コールセンタ装置120のコールサーバ130は、この発信信号から顧客番号としてのアカウントIDを抽出し、顧客通信端末100との接続を確立する(ステップS401)。尚、この着信は、電話、電子メール、SNSのいずれからであっても良い。
次に、コールサーバ130は、制御データベース140に格納されている顧客情報中から、図4に示す顧客コンタクト対応テーブルに基づき、顧客通信端末100のアカウントIDと一致する顧客IDを検索する(ステップS402)。尚、顧客番号としてのアカウントIDは、顧客通信端末100とのコンタクト時のアカウントIDであり、電話番号、メールアドレス、SNS−IDが含まれる。コールサーバ130は、図3に示す顧客テーブルから、この検索した顧客IDに対応付けされている、顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)、顧客に関する興味・関心情報、顧客のコンテキスト情報及びソーシャル情報を取得する(ステップS403)。
次に、コールサーバ130は、制御データベース140から、図5に示すオペレータグループテーブルに基づき、かかる興味・関心情報の内容に対応するオペレータグループを検索し(ステップS404)、この興味・関心情報の内容に対応するオペレータグループが存在するか否かを判定する(ステップS405)。
ステップS405において、対応するオペレータグループが存在すると判定された場合、コールサーバ130は、このオペレータグループに属するオペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報を生成する(ステップS406)。
ステップS405において、オペレータグループが存在しないと判定された場合には、コールサーバ130は、コールセンタ装置120に登録されている全オペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報を生成する(ステップS451)。
上記ステップS406又はS451の終了後、コールサーバ130は、制御データベース140から、図6に示すオペレータテーブルに基づき、SNSサーバ161から供給された顧客のコンテキスト情報及びソーシャル情報の内容に対応可能なオペレータを、上記したオペレータ一覧情報中から検索する(ステップS407)。すなわち、ステップS407において、コールサーバ130は、図6に示すオペレータテーブルに基づき、顧客のコンテキスト情報及びソーシャル情報の内容に対応した内容を有するオペレータのコンテキスト情報を検索する。そして、コールサーバ130は、そのオペレータのコンテキスト情報に対応付けされているオペレータIDにて示されるオペレータを制御データベース140から検索するのである。
尚、対応可能なオペレータの検索は、コンタクト手段(電話、メール、SNS)をも含めた検索、或いはニューラルネットワークのような人工知能的アプローチを用いた検索を行うようにしても良い。また、プレゼンス状況に応じてオペレータ対応が可能であるか否かを決定しても良い。
また、ステップS407においてソーシャル情報から対応可能なオペレータを検索する場合、このソーシャル情報にて示される顧客親密度一覧情報に基づきその顧客に対応した親密度が基準親密度よりも高いか否かを判定し、親密度が基準親密度よりも高いオペレータを検索対象から除外するようにしても良い。
コールサーバ130は、上記したステップS407による検索の結果として、対応可能なオペレータが存在するか否かを判定する(ステップS408)。
ステップS408において対応可能なオペレータが存在しないと判定された場合、コールサーバ130は、対応可能なオペレータが存在しないことを示す対応オペレータ無し信号と顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)をSNSサーバ161に送信する(ステップS452)。この対応オペレータ無し信号を受けると、SNSサーバ161は、顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)に基づいて、かかる対応オペレータ無し信号を顧客通信端末100に送信し(ステップS453)、更に、対応可能なオペレータが居ないことを示す文字情報を表示させるべき表示指令を顧客通信端末100に送信する(ステップS454)。
これにより、顧客通信端末100の表示部102は、対応可能なオペレータが居ないことを示す文字情報をSNSタイムライン上に表す画像を表示する。ステップS454の実行後、コールサーバ130は、ACD(Automatic Call Distribution)処理でオペレータを選択する(ステップS455)。
上記ステップS408において対応可能なオペレータが存在すると判定された場合、コールサーバ130は、上記したステップS407にて検索されたオペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報と顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)をSNSサーバ161に送信する。尚、対応可能なオペレータであるか否かの判断は、プレゼンス状況に応じて決定しても良い。オペレータ一覧情報を受信すると、SNSサーバ161は、顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)に基づいて、オペレータ一覧情報を顧客通信端末100に送信する。更に、SNSサーバ161は、オペレータ一覧情報をSNSタイムライン上に表示させるべき表示指令を顧客通信端末100に送信する(ステップS409)。これにより、顧客通信端末100の表示部102は、このオペレータ一覧情報をSNSタイムライン上に表す画像を表示する。その際に、オペレータのコンテキスト情報も必要に応じて、顧客のSNSタイムラインに表示しても良い。またその際、表示部102は、このオペレータの一覧に加えて、オペレータが対応可能な手段(電話、電子メール、SNS)を表示するようにしても良い。ここで、顧客がSNSタイムライン上に表示されているオペレータ一覧情報中から相性が良さそうなオペレータを選択する操作を行うと、顧客通信端末100はこの選択されたオペレータを示す選択オペレータ情報をコールサーバ130に送信する。
ステップS409の実行後、コールサーバ130は、上記した選択オペレータ情報を受信したか否かを判定する(ステップS410)。つまり、ステップS410により、顧客がオペレータを選択する操作を行ったか否かの判定を行うのである。
ステップS410において選択オペレータ情報を受信していないと判定された場合、コールサーバ130は、上記したステップS455を実行する。これにより、コールサーバ130は、ACD処理でオペレータの選択を行う。
ステップS410において、選択オペレータ情報を受信したと判定された場合、コールサーバ130は、登録されている全オペレータのうちから選択オペレータ情報に示されるオペレータを選択する(ステップS411)。そして、コールサーバ130は、着信情報と顧客情報を表示させるべき表示指令を、上記ステップS411又はS455で選択されたオペレータのオペレータ端末150に送信する(ステップS412)と共に、当該オペレータ端末150と顧客通信端末100との通話接続を確立する(ステップS413)。
以上のように、インバウンド処理では、顧客通信端末100側からの着信を受けると、コールセンタ装置120が、以下のように、この顧客に対して対応が可能なオペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報を顧客通信端末100側に返信する。つまり、コールセンタ装置120は、ソーシャルネットから収集された顧客情報に基づき、顧客の興味又は関心、或いは要求に対応が可能なオペレータを自動選出し、そのオペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報を顧客通信端末100側に返信する。かかるオペレータ一覧情報を受信すると、顧客通信端末100は、その内容を表示部102において表示する。そこで、顧客が、上記オペレータ一覧情報の中から任意のオペレータを選択すると、コールセンタ装置120は、顧客によって選択されたオペレータのオペレータ端末150と、この顧客の顧客通信端末100との通話接続を確立するのである。
よって、かかるインバウンド処理によれば、顧客は、コールセンタ装置120に登録されている全オペレータのうちでこの顧客との対応が適切に為されると判断されたオペレータの一覧情報の提供を受ける。そして、そのオペレータ一覧情報中から、自身と相性の良さそうな最適なオペレータを任意に選択できるようになる。従って、顧客の意思によってオペレータを変更することが可能となるので顧客の満足度向上を図ることができる。
要するに、本発明に係る通信装置(120)によるインバウンド処理では、顧客コンテキスト情報取得部(S401〜S403)が、顧客の通信端末(100)から送信された発信信号を受信すると、下記の記憶部(140)から、この顧客に対応した顧客識別情報に対応付けされている顧客コンテキスト情報を取得する。尚、記憶部には、顧客識別情報と顧客コンテキスト情報とが対応づけして記憶(例えば図3)されていると共に、複数のオペレータ各々を識別するオペレータ識別情報とオペレータ・コンテキスト情報とが対応付けして記憶(例えば図6)されている。オペレータ検索部(S404〜S407)は、上記のように取得した顧客コンテキスト情報の内容に対応したオペレータオペレータコンテキスト情報に対応付けされているオペレータを記憶部から検索する。オペレータ一覧表示指令送信部(S409)は、検索されたオペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報及び当該オペレータ一覧情報を表示させる表示指令を顧客の通信端末に送信する。そして、通話接続部(S410〜S413)が、顧客の通信端末から送信された選択オペレータ情報を受信した場合に当該選択オペレータ情報にて示されるオペレータに対応したオペレータ端末(150)と顧客の通信端末との通話接続を確立するのである。
次に、コールセンタ装置120側から顧客にアクセスをかける、いわゆるアウトバウンド処理の動作について説明する。
図13、図14及び図15は、かかるアウトバウンド処理による動作を示すフローチャートである。尚、かかるフローチャートでは、図13に示すステップS506と図14に示すステップS507とが連結しており、図14に示すステップS510と図15に示すステップS511とが連結している。更に、かかるフローチャートでは、図14に示すステップS552と図15に示すステップS515とが連結しており、図15に示すステップS515と図13に示すステップS502とが連結している。
図13において、先ず、コールサーバ130が、制御データベース140に格納されている情報に基づき発信先となる顧客の一覧を示す発信先顧客一覧情報を生成する(ステップS501)。すなわち、コールサーバ130は、例えば特定の販売キャンペインに関心が高そうな顧客を図3に示す顧客テーブルから検索し、その一覧を示す発信先顧客一覧情報を生成する。例えば住宅購入キャンペインに関心が高そうな顧客を発信先の対象とする場合、コールサーバ130は、図3に示す顧客テーブルから、「興味・関心」の内容が例えば「住宅購入」となっている顧客を抽出し、その顧客の一覧を示す発信先顧客一覧情報を生成する。
次に、コールサーバ130は、制御データベース140から、図3に示す顧客テーブルに基づき、発信先顧客一覧情報中の1の顧客における顧客ID、顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)、顧客の興味・関心情報、顧客のコンテキスト情報及びソーシャル情報を抽出する(ステップS502)。
次に、コールサーバ130は、制御データベース140から、図5に示すオペレータグループテーブルに基づき、上記した興味・関心情報の内容に対応したオペレータグループを検索し(ステップS503)、興味・関心情報の内容に対応したオペレータグループが存在するか否かの判定を行う(ステップS504)。
ステップS504においてオペレータグループが存在すると判定された場合、コールサーバ130は、そのオペレータグループに属するオペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報を生成する(ステップS505)。
ステップS504においてオペレータグループが存在しないと判定された場合、コールサーバ130は、登録されている全オペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報を生成する(ステップS551)。
上記ステップS551又はS505の実行後、コールサーバ130は、制御データベース140から、図6に示すオペレータテーブルに基づき、上記した顧客のコンテキスト情報及びソーシャル情報の内容に対応可能なオペレータを、上記したオペレータ一覧情報中から検索する(ステップS506)。すなわち、ステップS506においてコールサーバ130は、図6に示すオペレータテーブルに基づき、顧客のコンテキスト情報及びソーシャル情報の内容に対応した内容を有するオペレータのコンテキスト情報を検索する。そして、コールサーバ130は、そのオペレータのコンテキスト情報に対応付けされているオペレータIDにて示されるオペレータを制御データベース140から検索するのである。
尚、対応可能なオペレータの検索は、コンタクト手段(電話、メール、SNS)をも含めた検索、或いはニューラルネットワークのような人工知能的アプローチを用いた検索を行うようにしても良い。また、プレゼンス状況に応じてオペレータ対応が可能であるか否かを決定しても良い。
また、上記ステップS506においてソーシャル情報から対応可能なオペレータを検索する場合、このソーシャル情報にて示される顧客親密度一覧情報に基づきその顧客に対応した親密度が基準親密度よりも高いか否かを判定し、親密度が基準親密度よりも高いオペレータを検索対象から除外するようにしても良い。
ここで、コールサーバ130は、対応可能なオペレータが存在するか否かを判定する(ステップS507)。
ステップS507において対応可能なオペレータが存在しないと判定された場合、コールサーバ130は、発信処理をスキップする(ステップS552)。
ステップS507において対応可能なオペレータが存在すると判定された場合、コールサーバ130は、上記した興味・関心情報及びコンテキスト情報の内容に基づいて発信の用件を示す発信用件情報を生成し、この発信用件情報と上記した発信先顧客一覧情報にて示される各顧客の顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)とをSNSサーバ161に送信する。尚、対応可能なオペレータであるか否かの判断は、プレゼンス状況に応じて決定しても良い。顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)と発信用件情報を受信すると、SNSサーバ161は、顧客識別情報に基づいて、発信用件情報を顧客通信端末100に送信する(ステップS508)。尚、ここで生成した発信用件情報は、オペレータ端末150の画面上での発信ポップアップ時に、事前に情報を通知する目的、または顧客のSNSタイムラインにその用件情報を表示させることを目的として生成する。
ステップS508の実行後、SNSサーバ161は、顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)に基づいて、ステップS506にて検索された対応可能オペレータの一覧からなるオペレータ一覧情報と共に、発信用件情報及び当該オペレータ一覧情報をSNSタイムライン上に表示させるべき表示指令を、発信先顧客一覧情報にて示される各顧客の顧客通信端末100に送信する(ステップS509)。上記した発信用件情報、オペレータ一覧情報及び表示指令を受信すると、顧客通信端末100の表示部102は、この発信用件情報及びオペレータ一覧情報をSNSタイムライン上に表す画像を表示する。この際、オペレータのコンテキスト情報も必要に応じて、SNSタイムライン上に表示しても良い。ここで、顧客は、これら発信用件情報及びオペレータ一覧情報の受け取りに対して応答を行う場合には、顧客通信端末100の操作部103にて応答操作を行う。これにより、顧客通信端末100は、応答信号をコールサーバ130に送信する。更に、顧客がSNSタイムライン上に表示されているオペレータ一覧情報中から相性が良さそうなオペレータを選択する操作を行うと、顧客通信端末100はこの選択されたオペレータを示す選択オペレータ情報をコールサーバ130に送信する。
次に、コールサーバ130は、ステップS509を実行してから所定期間経過するまでの間に、顧客通信端末100からの応答信号を受信したか否かを判定する(ステップS510)。
ステップS510において応答信号を受信しなかったと判定された場合、コールサーバ130は、上記したステップS552の実行により発信処理をスキップする。
ステップS510において応答信号を受信したと判定された場合、コールサーバ130は、上記した選択オペレータ情報を受信したか否かを判定する(ステップS511)。つまり、ステップS511により、顧客がオペレータを選択する操作を行ったか否かの判定を行うのである。
ステップS511において選択オペレータ情報を受信していないと判定された場合、コールサーバ130は、ACD処理でオペレータを選択する(ステップS553)。
ステップS511において、選択オペレータ情報を受信したと判定された場合、コールサーバ130は、登録されている全オペレータのうちから選択オペレータ情報に示されるオペレータを選択する(ステップS512)。そして、コールサーバ130は、着信情報と顧客情報を表示させるべき表示指令を、上記ステップS512又はS553で選択されたオペレータのオペレータ端末150に送信する(ステップS513)と共に、当該オペレータ端末150と顧客通信端末100との通話接続を確立する(ステップS514)。
かかるステップS514又は上記ステップS552の実行後、コールサーバ130は、上記した発信先顧客一覧情報に示される全顧客への情報発信が終了したか否かを判定する(ステップS515)。
ステップS515において全顧客への情報発信が終了していないと判定された場合、コールサーバ130は、上記ステップS502の実行に戻って前述した動作を繰り返し実行する。
ステップS515において全顧客への情報発信が終了したと判定された場合、コールサーバ130は発信処理を終了する。
以上のように、アウトバウンド処理では、コールセンタ装置120が、共通の特徴を含む顧客情報に対応した複数の顧客を情報発信先の顧客群として示す発信先顧客一覧情報を生成する。次に、コールセンタ装置120は、発信先顧客一覧情報中の1の顧客における
顧客ID、顧客識別情報(電話番号、メールアドレス、SNS−ID)、興味・関心情報とコンテキスト情報とを取得し、この興味・関心情報の内容に対応したオペレータグループを選出する。次に、コールセンタ装置120は、このオペレータグループ内から、上記したコンテキスト情報及びソーシャル情報の内容に対応可能なオペレータを検索し、検索されたオペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報を生成する。次に、コールセンタ装置120は、オペレータ一覧情報と共に発信の用件を示す発信用件情報を、発信先顧客一覧情報にて示される各顧客の顧客通信端末100に送信することにより、オペレータ一覧情報及び発信用件情報を顧客通信端末100上で表示させる。ここで、顧客が顧客通信端末100に表示されているオペレータ一覧情報中から相性が良さそうなオペレータを選択する操作を行うと、コールセンタ装置120は、この選択されたオペレータと顧客通信端末100との通話接続を確立するのである。
よって、上記のアウトバウンド処理によれば、通信装置(120)から発信された発信用件情報と共にオペレータ一覧情報が顧客通信端末(100)に表示されるので、顧客は、この表示されたオペレータ一覧情報中から、相性の良さそうな最適なオペレータを任意に選択できるようになる。従って、顧客の意思によってオペレータを変更することが可能となるので顧客の満足度向上を図ることができる。
要するに、本発明に係る通信装置(120)によるアウトバウンド処理では、先ず、顧客コンテキスト情報取得部(S502)が、情報発信先の顧客の顧客識別情報に対応付けされている顧客コンテキスト情報を下記の記憶部(140)から取得する。尚、かかる記憶部には、顧客識別情報と顧客コンテキスト情報とが対応づけして記憶(例えば図3)されていると共に、複数のオペレータ各々を識別するオペレータ識別情報とオペレータ・コンテキスト情報とが対応付けして記憶(例えば図6)されている。オペレータ検索部(S503〜S506)は、上記のように取得した顧客コンテキスト情報の内容に対応したオペレータオペレータコンテキスト情報に対応付けされているオペレータを記憶部から検索する。オペレータ一覧表示指令送信部(S509)は、検索されたオペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報及び当該オペレータ一覧情報を表示させる表示指令を顧客の通信端末に送信する。そして、通話接続部(S511〜S514)が、顧客の通信端末から送信された選択オペレータ情報を受信した場合に当該選択オペレータ情報にて示されるオペレータに対応したオペレータ端末(150)と顧客の通信端末との通話接続を確立するのである。
100 顧客通信端末
120 コールセンタ装置
130 コールサーバ
140 制御データベース
150 オペレータ端末
161 SNSサーバ

Claims (12)

  1. 複数の顧客の通信端末と複数のオペレータ端末との接続管理を行う通信装置であって、
    前記複数の顧客の各々を識別する顧客識別情報と前記複数の顧客の各々に関する顧客コンテキスト情報とが対応づけして記憶されていると共に、前記複数のオペレータ各々を識別するオペレータ識別情報と前記複数のオペレータの各々に関するオペレータ・コンテキスト情報とが対応付けして記憶されている記憶部と、
    前記顧客の前記通信端末から送信された発信信号を受信すると、前記顧客に対応した前記顧客識別情報に対応付けされている前記顧客コンテキスト情報を前記記憶部から取得する顧客コンテキスト情報取得部と、
    前記顧客コンテキスト情報取得部で取得した前記顧客コンテキスト情報の内容に対応した前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けされている前記オペレータを前記記憶部から検索するオペレータ検索部と、を有し、
    前記記憶部には、前記オペレータ識別情報及び前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けして前記複数の顧客各々との親密度を示す情報を含むソーシャル情報が記憶されており、
    前記オペレータ検索部は、前記記憶部に記憶されている前記ソーシャル情報に基づき前記顧客との前記親密度が基準親密度より高いか否かを判定し、当該親密度が前記基準親密度より高いオペレータを検索対象から除外することを特徴とする通信装置。
  2. 複数の顧客の通信端末と複数のオペレータ端末との接続管理を行う通信装置であって、
    前記複数の顧客の各々を識別する顧客識別情報と前記複数の顧客の各々に関する顧客コンテキスト情報とが対応づけして記憶されていると共に、前記複数のオペレータ各々を識別するオペレータ識別情報と前記複数のオペレータの各々に関するオペレータ・コンテキスト情報とが対応付けして記憶されている記憶部と、
    情報発信先の前記顧客の前記顧客識別情報に対応付けされている前記顧客コンテキスト情報を前記記憶部から取得する顧客コンテキスト情報取得部と、
    前記顧客コンテキスト情報取得部にて取得された前記顧客コンテキスト情報の内容に対応した前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けされている前記オペレータを前記記憶部から検索するオペレータ検索部と、を有し、
    前記記憶部には、前記オペレータ識別情報及び前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けして前記複数の顧客各々との親密度を示す情報を含むソーシャル情報が記憶されており、
    前記オペレータ検索部は、前記記憶部に記憶されている前記ソーシャル情報に基づき前記顧客との前記親密度が基準親密度より高いか否かを判定し、当該親密度が前記基準親密度より高いオペレータを検索対象から除外することを特徴とする通信装置。
  3. 前記オペレータ検索部で検索された当該オペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報及び当該オペレータ一覧情報を表示させる表示指令を前記顧客の通信端末に送信するオペレータ一覧表示指令送信部と、
    前記顧客の前記通信端末から送信された選択オペレータ情報を受信した場合に当該選択オペレータ情報にて示される前記オペレータに対応した前記オペレータ端末と前記顧客の通信端末との通話接続を確立する通話接続部と、を有することを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. ソーシャルネットワークを介して前記顧客コンテキスト情報を収集するSNS処理部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の通信装置。
  5. 前記SNS処理部は、前記顧客が前記ソーシャルネットワーク上に掲載した文章を示すテキストデータを前記顧客コンテキスト情報として収集することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記オペレータ一覧表示指令送信部は、前記オペレータ一覧情報をSNSタイムライン上に表示させるべき前記表示指令を前記顧客の通信端末に送信することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1に記載の通信装置。
  7. 複数の顧客の各々を識別する顧客識別情報と前記複数の顧客の各々に関する顧客コンテキスト情報とが対応づけして記憶されていると共に、前記複数のオペレータ各々を識別するオペレータ識別情報と前記複数のオペレータの各々に関するオペレータ・コンテキスト情報とが対応付けして記憶されている記憶部を有し、前記複数の顧客の通信端末と複数のオペレータ端末との接続管理を行う通信装置におけるオペレータの選択方法であって、
    前記顧客の前記通信端末から送信された発信信号を受信すると、前記顧客に対応した前記顧客識別情報に対応付けされている前記顧客コンテキスト情報を前記記憶部から取得する顧客コンテキスト情報取得ステップと、
    前記顧客コンテキスト情報取得ステップで取得した前記顧客コンテキスト情報の内容に対応した前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けされている前記オペレータを前記記憶部から検索するオペレータ検索ステップと、を有し、
    前記記憶部には、前記オペレータ識別情報及び前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けして前記複数の顧客各々との親密度を示す情報を含むソーシャル情報が記憶されており、
    前記オペレータ検索ステップは、前記記憶部に記憶されている前記ソーシャル情報に基づき前記顧客との前記親密度が基準親密度より高いか否かを判定し、当該親密度が前記基準親密度より高いオペレータを検索対象から除外することを特徴とするオペレータの選択方法。
  8. 複数の顧客の各々を識別する顧客識別情報と前記複数の顧客の各々に関する顧客コンテキスト情報とが対応づけして記憶されていると共に、前記複数のオペレータ各々を識別するオペレータ識別情報と前記複数のオペレータの各々に関するオペレータ・コンテキスト情報とが対応付けして記憶されている記憶部を有し、前記複数の顧客の通信端末と複数のオペレータ端末との接続管理を行う通信装置におけるオペレータの選択方法であって、
    情報発信先の前記顧客の前記顧客識別情報に対応付けされている前記顧客コンテキスト情報を前記記憶部から取得する顧客コンテキスト情報取得ステップと、
    前記顧客コンテキスト情報取得ステップにて取得された前記顧客コンテキスト情報の内容に対応した前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けされている前記オペレータを前記記憶部から検索するオペレータ検索ステップと、を有し、
    前記記憶部には、前記オペレータ識別情報及び前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けして前記複数の顧客各々との親密度を示す情報を含むソーシャル情報が記憶されており、
    前記オペレータ検索ステップは、前記記憶部に記憶されている前記ソーシャル情報に基づき前記顧客との前記親密度が基準親密度より高いか否かを判定し、当該親密度が前記基準親密度より高いオペレータを検索対象から除外することを特徴とするオペレータの選択方法。
  9. 前記オペレータ検索ステップで検索された当該オペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報及び当該オペレータ一覧情報を表示させる表示指令を前記顧客の通信端末に送信するオペレータ一覧表示指令送信ステップと、
    前記顧客の前記通信端末から送信された選択オペレータ情報を受信した場合に当該選択オペレータ情報にて示される前記オペレータに対応した前記オペレータ端末と前記顧客の通信端末との通話接続を確立する通話接続ステップと、を有することを特徴とする請求項7又は8記載のオペレータの選択方法。
  10. 複数の顧客の各々を識別する顧客識別情報と前記複数の顧客の各々に関する顧客コンテキスト情報とが対応づけして記憶されていると共に、前記複数のオペレータ各々を識別するオペレータ識別情報と前記複数のオペレータの各々に関するオペレータ・コンテキスト情報とが対応付けして記憶されている記憶部を有し、前記複数の顧客の通信端末と複数のオペレータ端末との接続管理を行う通信装置を、
    前記顧客の前記通信端末から送信された発信信号を受信すると、前記顧客に対応した前記顧客識別情報に対応付けされている前記顧客コンテキスト情報を前記記憶部から取得する顧客コンテキスト情報取得部と、
    前記顧客コンテキスト情報取得部で取得した前記顧客コンテキスト情報の内容に対応した前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けされている前記オペレータを前記記憶部から検索するオペレータ検索部、として機能させ、
    前記記憶部には、前記オペレータ識別情報及び前記オペレータ・コンテキスト情報に対応づけして前記複数の顧客各々との親密度を示す情報を含むソーシャル情報が記憶されており、
    前記オペレータ検索部は、前記記憶部に記憶されている前記ソーシャル情報に基づき前記顧客との前記親密度が基準親密度より高いか否かを判定し、当該親密度が前記基準親密度より高いオペレータを検索対象から除外することを特徴とするプログラム。
  11. 複数の顧客の各々を識別する顧客識別情報と前記複数の顧客の各々に関する顧客コンテキスト情報とが対応づけして記憶されていると共に、前記複数のオペレータ各々を識別するオペレータ識別情報と前記複数のオペレータの各々に関するオペレータ・コンテキスト情報とが対応付けして記憶されている記憶部を有し、前記複数の顧客の通信端末と複数のオペレータ端末との接続管理を行う通信装置を、
    情報発信先の前記顧客の前記顧客識別情報に対応付けされている前記顧客コンテキスト情報を前記記憶部から取得する顧客コンテキスト情報取得部と、
    前記顧客コンテキスト情報取得部にて取得された前記顧客コンテキスト情報の内容に対応した前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けされている前記オペレータを前記記憶部から検索するオペレータ検索部、として機能させ、
    前記記憶部には、前記オペレータ識別情報及び前記オペレータ・コンテキスト情報に対応付けして前記複数の顧客各々との親密度を示す情報を含むソーシャル情報が記憶されており、
    前記オペレータ検索部は、前記記憶部に記憶されている前記ソーシャル情報に基づき前記顧客との前記親密度が基準親密度より高いか否かを判定し、当該親密度が前記基準親密度より高いオペレータを検索対象から除外することを特徴とするプログラム。
  12. 前記通信装置を、
    前記オペレータ検索部で検索された当該オペレータの一覧を示すオペレータ一覧情報及び当該オペレータ一覧情報を表示させる表示指令を前記顧客の通信端末に送信するオペレータ一覧表示指令送信部と、
    前記顧客の前記通信端末から送信された選択オペレータ情報を受信した場合に当該選択オペレータ情報にて示される前記オペレータに対応した前記オペレータ端末と前記顧客の通信端末との通話接続を確立する通話接続部、として機能させることを特徴とする請求項10又は11記載のプログラム。
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