JP6314573B2 - 信号分離装置、信号分離方法、信号分離プログラム - Google Patents
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Description
図2は、本発明の第1の実施形態に係る混信信号の伝送経路を説明する図である。実線は電力が高い送信信号、破線は電力が低い送信信号を示す。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る信号分離装置の構成を示すブロック図である。補正時間推定部11は、複数の信号を含む複数の混信信号を用いて複数の混信信号から複数の信号の一の信号の取出しに用いる補正時間を算出し出力する。
はじめに、補正時間推定部11は、一の混信信号と他の混信信号を相互相関し、2つの混信信号から第1の信号成分または第2の信号成分の取り出しに用いる補正時間を算出し出力する。これは、混信信号に含まれる第1の信号と第2の信号に伝送距離の違いによる遅延時間差があることを利用している。
次に、図1に示す補正時間推定部11における作用について図3を参照して説明する。図3は本発明の第1の実施形態に係る補正時間推定部の構成を示すブロック図である。遅延器21は、他の混信信号を遅延して出力する。乗算器22は、一の混信信号と遅延器21の出力とを乗算して出力する。積分器23は、乗算器22の出力を積分して出力する。ピーク検出部24は、積分器23の出力からピークを検出し、ピークが生じるときの遅延時間を、混信信号からの複数の信号の一の信号の取出しに用いる補正時間として出力する。
本実施形態の信号分離装置、信号分離方法、信号分離プログラムによれば、混信信号に含まれる各信号間の信号強度に依らず信号分離を行うことができる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る信号分離装置の構成を示すブロック図である。補正時間推定部11は、複数の信号を含む複数の混信信号を用いて複数の混信信号から複数の信号の一の信号の取出しに用いる補正時間を算出し出力する。
本実施形態の信号分離装置、信号分離方法、信号分離プログラムによれば、混信信号に含まれる各信号間の信号強度に依らず信号分離を行うことができる。
図6は、本発明のその他の実施形態に係る信号分離装置の構成を示すブロック図である。補正時間推定部11は、複数の信号を含む複数の混信信号を用いて複数の混信信号から複数の信号の一の信号の取出しに用いる補正時間を算出し出力する。
本実施形態の信号分離装置、信号分離方法、信号分離プログラムによれば、混信信号に含まれる各信号間の信号強度に依らず信号分離を行うことができる。
12,13 遅延器
21 遅延器
33,44 遅延器
14,17 加算器
15,18,38 復調器
16,19,39 復号器
22 乗算器
23 積分器
24 ピーク検出部
31,35 符号器
32,36 変調器
34,37 減算器
Claims (9)
- 複数の送信局からの信号を含む複数の混信信号の一の混信信号および他の混信信号のうち、
前記他の混信信号を遅延して出力する遅延器と、
前記一の混信信号と前記遅延器の出力とを乗算して出力する乗算器と、
前記乗算器の出力を積分して出力する積分器と、
前記積分器の出力のピークを検出し、前記ピークが生じる場合の遅延時間を出力するピーク検出部
とを含み、前記ピーク検出部は、前記送信局からの一の信号と他の信号のそれぞれの取出しに用いる補正時間を出力する
ことを特徴とする補正時間推定部を備える信号分離装置。 - 前記補正時間を用いて前記他の混信信号を遅延して出力する第2の遅延器と、
前記一の混信信号と前記第2の遅延器の出力を加算して出力する第1の加算器と、
前記補正時間を用いて前記他の混信信号を遅延して出力する第3の遅延器と、
前記一の混信信号と前記第3の遅延器の出力を加算して出力する第2の加算器
とをさらに備える請求項1に記載した信号分離装置。 - 前記補正時間を用いて前記他の混信信号を遅延して出力する第2の遅延器と、
前記一の混信信号と前記第2の遅延器の出力を加算して出力する第1の加算器と、
前記一の混信信号から前記第1の加算器の出力を差し引いて出力する減算器
とをさらに備える請求項1に記載した信号分離装置。 - 前記複数の混信信号の一の混信信号から前記減算器の出力を差し引いて出力する第2の減算器
をさらに備える請求項3に記載した信号分離装置。 - 前記補正時間推定部は、前記複数の信号に伝送距離による遅延時間差があることに基づいて前記補正時間を算出する請求項1から4のいずれか1項に記載した信号分離装置。
- 信号処理に伴う遅延時間を補正する第4の遅延器をさらに備え、
前記第4の遅延器は、前記一の混信信号を遅延させて前記減算器に入力させる請求項1から5のいずれか1項に記載した信号分離装置。 - 前記複数の送信局からの信号の伝送距離の少なくとも一つはその他と異なる距離であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載した信号分離装置。
- 複数の送信局からの信号を含む複数の混信信号の一の混信信号および他の混信信号のうち、
前記他の混信信号を遅延して出力し、
前記一の混信信号と前記遅延された出力とを乗算して出力し、
前記乗算された出力を積分して出力し、
前記積分された出力のピークを検出し、
前記ピークが生じる場合の遅延時間を出力し、
前記送信局からの一の信号と他の信号のそれぞれの取出しに用いる補正時間を出力する
ことを特徴とする信号分離方法。 - コンピュータに、
複数の送信局からの信号を含む複数の混信信号の一の混信信号および他の混信信号のうち、
前記他の混信信号を遅延して出力する手順と、
前記一の混信信号と前記遅延された出力とを乗算して出力する手順と、
前記乗算された出力を積分して出力する手順と、
前記積分された出力のピークを検出する手順と、
前記ピークが生じる場合の遅延時間を出力する手順と、
前記送信局からの一の信号と他の信号のそれぞれの取出しに用いる補正時間を出力する手順
とを実行させることを特徴とする信号分離プログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014057794A JP6314573B2 (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 信号分離装置、信号分離方法、信号分離プログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014057794A JP6314573B2 (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 信号分離装置、信号分離方法、信号分離プログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2015185864A JP2015185864A (ja) | 2015-10-22 |
JP6314573B2 true JP6314573B2 (ja) | 2018-04-25 |
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ID=54352018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014057794A Active JP6314573B2 (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 信号分離装置、信号分離方法、信号分離プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6859641B2 (en) * | 2001-06-21 | 2005-02-22 | Applied Signal Technology, Inc. | Adaptive canceller for frequency reuse systems |
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2014
- 2014-03-20 JP JP2014057794A patent/JP6314573B2/ja active Active
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JP2015185864A (ja) | 2015-10-22 |
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