JP6314166B2 - 太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認するシステム、ストリング監視装置、検査用無線通信装置、及び配置確認方法 - Google Patents

太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認するシステム、ストリング監視装置、検査用無線通信装置、及び配置確認方法 Download PDF

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Description

本発明は、太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認するシステム、ストリング監視装置、検査用無線通信装置、及び配置確認方法に関する。
特許文献1には、太陽電池モジュールと、太陽電池モジュールを電力系統へ連系するパワーコンディショナとを電気的に接続する回路全体の状況を容易に測定することを目的として構成された太陽光発電システムについて記載されている。太陽光発電システムは、複数の太陽電池ストリングを多段階かつ電気的に並列接続する複数の接続箱と、終端に位置する接続箱に電気的に接続して太陽電池ストリングを電力系統へ連系するパワーコンディショナと、接続箱の入力側における電流を計測する複数の入力側電流計と、接続箱の出力側における電流を計測する複数の出力側電流計と、接続箱の出力側における電圧を計測する複数の電圧計と、入力側電流計、出力側電流計および電圧計の計測結果を取得して送信する複数の情報収集装置と、情報収集装置から入力側電流計、出力側電流計および電圧計の計測結果を受信して記憶する記憶装置と、を備える。
特許文献2には、太陽電池ストリングの異常判断の処理負担を分散する技術について記載されている。太陽光発電システムは、複数個の太陽電池が直列に接続された太陽電池ストリングを複数本備える。複数本の太陽電池ストリングは接続箱に接続される。各接続箱は、太陽電池ストリングに流れる電流値から異常を判断する分散判断手段内に、太陽電池ストリングの電流値を測定し且つ電流値に相当するデータ信号を出力するホール素子型変流器を備えた測定処理部と、測定処理部からのデータ信号に基づき異常の有無を検知し且つ異常検知時にエラー信号を出力する信号処理部を備える。
特許文献3には、データ通信の通信精度を向上することを目的として構成された、太陽電池ストリングを監視する発電監視装置について記載されている。発電監視装置は、太陽電池モジュール又は太陽電池ストリングの発電情報を取得する取得部と、取得部により取得された発電情報を無線通信する無線通信部とを備える。発電監視装置は、無線通信部により通信される通信信号の信号強度が所定値以上である位置に配置される。
特許文献4には、「処理負担の分散」、「メンテナンス性の向上」及び「後付設置の容易化」を同時に実現することを目的として構成された、太陽光発電プラントの異常検知システムについて記載されている。異常検知システムは、太陽電池が接続された太陽電池ストリングを複数本備え、太陽電池ストリングごとに設置され且つ複数本の太陽電池ストリングにおける異常を検知する検知機を複数個有し、検知機それぞれは、当該検知機が設置された太陽電池ストリングの複数個の太陽電池のうち、少なくとも1つから電力を供給され、所定の通信範囲内で互いに無線通信可能な通信部を備え、複数個の検知機は、ある1つの検知機の通信範囲内に他の検知機が少なくとも1つ存在し、全ての検知機が互いに無線通信可能なネットワークを自己編成する。
特開2013−38345号公報 特開2014−154602号公報 特開2015−79799号公報 特開2015−162469号公報
太陽光発電システムを監視する仕組みとして、ストリング毎に監視機器(以下、ストリング監視装置と称する。)を設置し、ストリング監視装置から送られてくる監視情報(ストリングの発電情報を示す電圧値や電流値等)を無線通信により監視所等に設置された情報処理装置に集約し、監視所等にてストリングの集中管理を行う方法がある。このように監視をストリング毎に行うことで発電状況を詳細に把握することができる。
ところで、上記の方法で各ストリングの情報を正しく把握するためには、各ストリングと夫々に配置されるストリング監視装置との対応(ストリング監視装置の夫々に付与されている物理アドレスとストリングの夫々に付与されている識別子との対応)を情報処理装置側で正確に把握している必要がある。
しかしながら、例えば、膨大な数のストリングが存在する太陽光発電所においては(例えば1MW規模では一般に数百程度以上のストリングが存在する)、ストリング監視装置を予定(計画)とは異なるストリングに誤って配置してしまう、上記対応を誤って情報処理装置に登録してしまう等のミスを完全に防ぐことは難しい。そのため、太陽光発電システムの施行時や改修時においては、監視機器が予定(計画)された正しいストリングに配置されていることを確認する必要がある。
ここで上記の確認作業は、従来、例えば、まず監視装置をストリングから取り外し、当該監視装置から情報処理装置にデータが送られてくるか否かを調べる等の手順で行われている。しかし監視装置の取り外し作業に多大な労力と時間を要し、確認作業を如何にして効率よく行うかが課題となっている。
本発明は、こうした背景に鑑みてなされたものであり、ストリング監視装置を用いてストリングの監視を行っている太陽光発電システムにおいて、ストリング監視装置がストリングに正しく配置されていることの確認を効率よく行えるようにすることを目的としている。
本発明のうちの一つは、太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認するシステムであり、
電気的に接続された複数の太陽電池モジュールを有する複数のストリングの夫々に配置され、無線通信ネットワークを介して通信を行う第1無線通信装置と、前記ストリングの発電状況を示す情報である監視情報が設定されたデータである監視情報データを、自身に付与されている固有の識別子である監視装置IDを付帯させて前記無線通信ネットワークを介して送信する監視情報データ送信部と、を備える、複数のストリング監視装置と、
前記ストリング監視装置の夫々と前記無線通信ネットワークを介して通信する、第2無線通信装置と、
前記ストリングの識別子であるストリングIDと前記監視装置IDとの対応を記憶する記憶部と、前記ストリング監視装置が送信した前記監視情報データを前記第2無線通信装置を介して受信する通信部と、受信した前記監視情報データに付帯する前記監視装置IDに対応する前記ストリングIDを特定し、受信した前記監視情報データに設定されている前記監視情報を、前記特定したストリングIDとともに出力する監視情報出力部と、を備える、情報処理装置と、
前記第1無線通信装置と無線通信する第3無線通信装置と、検査用の情報である検査用情報を前記ストリング監視装置に無線送信する検査用情報送信部と、を備える、検査用無線通信装置と、
を含み、
前記監視情報データ送信部は、前記検査用無線通信装置から受信した前記検査用情報を前記監視情報として設定した前記監視情報データを、自身に付与されている前記監視装置IDを付帯させて前記無線通信ネットワークを介して送信する。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄の記載、及び図面の記載等により明らかにされる。
本発明によれば、ストリング監視装置がストリングに正しく配置されていることの確認を効率よく行うことができる。
太陽光発電システム1の概略的な構成を示す単線結線図である。 マルチホップネットワークを介して通信するSSU10とMU20の関係を概念的に示した図である。 SSU10のハードウェア構成を示す図である。 SSU10の第1無線通信装置104のハードウェア構成を示す図である。 SSU10のストリング6への取り付け方法(結線方法)を示す図である。 サーバ装置30及びMU20のハードウェア構成を示す図である。 第2無線通信装置202のハードウェア構成を示す図である。 SSU10の第1無線通信装置104が備える機能及び第1無線通信装置104が記憶するデータを示す図である。 MU20の第2無線通信装置202が備える機能及び第2無線通信装置202が記憶するデータを示す図である。 サーバ装置30が備える機能及びサーバ装置30が記憶するデータを示す図である。 SSU配置管理表343の一例である。 ストリング監視機能を説明する図である。 監視情報データ1200のデータ構造を示す図である。 検査用SSU50のハードウェア構成を示す図である。 検査用SSU50の第3無線通信装置503のハードウェア構成を示す図である。 検査用SSU50の第3無線通信装置503が備える機能及び第3無線通信装置503が記憶するデータを示す図である。 配置確認の具体的な手順を説明する図である。 配置確認の具体的な手順を説明する図である。 配置確認の具体的な手順を説明する図である。 出力装置305に検査用情報が表示されている様子を示す図である。 検査用SSUと対象SSUの接続確立手順を説明する図である。 検査用SSUと対象SSUの接続確立手順を説明する図である。 受信電界強度管理表551の一例である。 検査用SSUと対象SSUの接続確立手順を説明する図である。 検査用SSUと対象SSUの接続確立手順を説明する図である。 サーバ装置30、MU20、SSU10、及び検査用SSU50の間で行われる処理を説明するフローチャートである。 検査用SSU50の夫々に異なる検査用情報を設定した様子を示す図である。
以下、図面を適宜参照しつつ発明を実施するための形態について説明する。
図1に一実施形態として示す太陽光発電システム1の概略的な構成を示している。同図に示すように、太陽光発電システム1は、キュービクル2、パワーコンディショナ(以下、PCS3(PCS:Power Conditioning System)と称する。)、接続箱4、複数のストリング6、SSU10、MU20、及びサーバ装置30を含む。PCS3は、電力系統7に接続している。尚、PCS3は負荷設備等に接続していてもよい。
ストリング6は、電流ライン8によって電気的に直列に接続された複数の太陽電池モジュール(太陽電池パネルとも称される。以下、PV5(PhotoVoltaics)と称する。)を含む。PV5は、その受光面を上方に向けて平面的に配列され、その表面側が樹脂や強化ガラス等で保護された複数の太陽電池セルを有する。尚、同図では、同じストリング6に所属するPV5が横一列に配置されているが、PV5の配置はこの形態に限られない。例えば、設置効率の向上等を目的として、PV5を縦横にマトリクス状に配置してもよい。
接続箱4には複数のストリング6が電気的に並列に接続している。接続箱4は、各ストリング6から供給される直流電流をPCS3に供給する。接続箱4には、ストリング6ごとに設けられる直流ブレーカ(又はヒューズ)が収容されており、ストリング6はこれら直流ブレーカの上位(電力系統7側)において集線されてPCS3に接続されている。接続箱4は、逆流防止素子(ブロッキングダイオード)や避雷器等を備えていてもよい。
各ストリング6には、各ストリング6を一意に識別する識別子(以下、ストリングIDと称する。)が付与されている。本実施形態では、ストリングIDとして、各PCS3を識別する識別子であるPCSID、各接続箱4を識別する識別子である接続箱ID、及び、同じ接続箱4に接続しているストリング6を識別する識別子であるストリングサブIDを組み合わせた体系を用いることとする。同図において各ストリング6の左側に示す「1−1−1」、「1−1−2」、・・・等の表記は、上記体系に従って付与した各ストリング6のストリングIDである。上記の体系に従えば、例えば、PCSIDが「1」のPCS3(同図において「PCS−1」と表記しているPCS3)に接続する、接続箱IDが「2」の接続箱4(同図において「接続箱−2」と表記している接続箱4)に接続する、ストリングサブIDが「4」のストリング6のストリングIDは「1−2−4」となる。
PCS3は、接続箱4から供給される電力を直流から交流に変換するインバータを備える。PCS3から出力される電力は電力系統7に供給される。PCS3は、例えば、連系設備、変圧設備、太陽電池アレイの最大出力追従制御機能、系統保護機能等を更に備えていてもよい。
同図に示すように、各ストリング6には夫々、無線通信機能を備えた装置である監視装置(以下、SSU10(String Sensor Unit)(ストリング監視装置)と称する。)が設けられている。SSU10は、自身が設けられているストリング6(以下、当該ストリング6と称する。)の電流ライン8を流れる電流値(当該ストリング6が接続箱4に供給する電流の電流値)や電流ライン8の正側ライン81と負側ライン82との間の電圧値等を計測し、その計測値をストリング6の発電情報を示す情報(以下、監視情報と称する。)として設定したデータ(パケット)である監視情報データを、無線通信機能を備えた装置であるMU20(MU:Management Unit)(管理装置)に送信する。同図において、SSU10は、PV5と接続箱4との間に配置されているが、SSU10は隣接する2つのPV5の間に配置してもよい。要するにSSU10は電流ライン8の電圧や電流を測定できる箇所にPV5と並列に接続されていればよい。
MU20は、受信した監視情報データに設定されている監視情報を、太陽光発電システム1の監視や制御を行っている監視所等に設置された情報処理装置であるサーバ装置30に転送する。
SSU10及びMU20は、マルチホップ方式の無線通信ネットワーク(以下、マルチホップネットワークと称する。)を構成する。マルチホップネットワークにおける通信は、例えば、2.4GHz帯や920MHz帯等の周波数帯の電波を利用し、IEEE802.15.4等の無線通信規格に準拠して行われる。尚、上記周波数帯や無線通信規格は、電波の到達距離や隣接して配置されるSSU10間の距離等に応じて適宜最適なものを選択してよい。マルチホップネットワークは、例えば、MU20をルートとしてSSU10が階層的に接続するツリー型、複数のSSU10がMU20に直接接続するスター型等、接続形態は必ずしも限定されない。
図2は、マルチホップネットワークを介して通信するSSU10とMU20の関係を概念的に示したものである。各ストリング6の各SSU10は、マルチホップネットワークを介して、他のSSU10やMU20と少ない消費電力で安定して無線通信を行うことができる。
MU20及び各SSU10には、マルチホップネットワークにおいて夫々を一意に識別する識別子である監視装置IDが付与されている。MU20及び各SSU10は、夫々、自身に付与されている監視装置IDを記憶している。監視装置IDは、例えば、SSU10ごとに固有に付与される物理アドレスであり、本実施形態では、MACアドレスであるものとする。
[SSU]
図3にSSU10のハードウェア構成(ブロック図)を示している。同図に示すように、SSU10は、電圧検出器101、電流検出器102、A/Dコンバータ(以下、ADC103と称する。)、及び第1無線通信装置104を備える。SSU10の駆動電力は、ストリング6の電流ライン8(正側ライン81及び負側ライン82)から供給される。SSU10は非常用の補助電源を備えていてもよい。
電圧検出器101は、電流ライン8の正側ライン81と負側ライン82との間の電圧値を計測する素子(又は回路)、及び計測した電圧値(アナログ信号)を増幅してADC103に出力する回路等を含む。
電流検出器102は、ストリング6の電流ライン8を流れる電流を検出する素子(又は回路)(例えば、負側ライン82に挿入されるシャント抵抗)、及び計測した電流値(アナログ信号)を増幅してADC103に出力する回路等を含む。
ADC103は、電圧検出器101及び電流検出器102の夫々から入力される計測値(電圧値、電流値)(アナログ信号)をデジタル信号に変換して第1無線通信装置104に出力する。
図4に第1無線通信装置104のハードウェア構成を示している。第1無線通信装置104は、マルチホップネットワークを介して、MU20や他のSSU10と通信する。同図に示すように、第1無線通信装置104は、プロセッサ1041、メモリ1042、計時装置1043、及び無線通信回路1045を備える。プロセッサ1041は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)、CPU(Central Processing Unit)等である。メモリ1042は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、NVRAM(Non Volatile RAM)等である。プロセッサ1041及びメモリ1042は、第1無線通信装置104に情報処理装置としての機能を実現する。メモリ1042には、ファームウェア等のプログラムやデータが格納される。計時装置1043は、RTC(Real Time Clock)等を用いて構成され、時刻情報を出力する。無線装置1044は、高周波増幅回路、変復調回路(周波数変換回路、フィルタ回路、発振回路、直交復調回路、直交変調回路等)、ADコンバータ、DAコンバータ等を含む。
図5にSSU10のストリング6への取り付け方法(SSU10の端子と電流ライン8(正側ライン81、負側ライン82)との結線方法)を示している。同図に示す「a」、「b」、「c」、「d」等の符号は、図3に示した符号と対応しており、SSU10の端子と電流ライン8(正側ライン81、負側ライン82)との結線関係(同じ符号の線同士が結線される。)を示す。この例では、SSU10は、同図において左から2番目のPV5から駆動電力の供給を受けるように結線されているが、SSU10は、同じストリング6を構成しているいずれのPV5に接続してもよい。
[サーバ装置及びMU]
図6にサーバ装置30及びMU20のハードウェア構成を示している。サーバ装置30は、プロセッサ301、メモリ302、記憶装置303、入力装置304、出力装置305、及び通信装置306を備える。プロセッサ301は、例えば、MPU、CPU等である。記憶装置303は、例えば、RAM、ROM、NVRAM等である。入力装置304は、ユーザから操作入力を受け付けるユーザインタフェースであり、例えば、操作入力装置(キーボード、マウス、タッチパネル等)、音声入力装置(マイクロフォン等)等である。出力装置305は、情報をユーザに提供するユーザインタフェースであり、例えば、表示装置(液晶モニタ等)、音声出力装置(スピーカ等)等である。本実施形態では、出力装置305は表示装置であるものとする。
通信装置306は、有線通信又は無線通信によりMU20と通信するインタフェースであり、例えば、無線LANアダプタ、NIC(Network Interface Card)、USBアダプタ(USB:Universal Serial Bus)、Bluetooth(登録商標)、シリアル通信アダプタ(RS−485,RS−232C)等である。
同図に示すように、MU20は、通信装置201及び第2無線通信装置202(第2無線通信装置)を備える。通信装置201は、有線通信又は無線通信によりサーバ装置30と通信するインタフェースであり、例えば、無線LANアダプタ、NIC、USBアダプタ、Bluetooth(登録商標)、シリアル通信アダプタ(RS−485,RS−232C)等である。通信装置201は、第2無線通信装置202がSSU10から受信した情報をサーバ装置30に転送する。
図7に第2無線通信装置202のハードウェア構成を示している。第2無線通信装置202は、プロセッサ2021、メモリ2022、計時装置2023、及び無線通信回路2024を含む。プロセッサ2021は、例えば、MPU、CPU等である。メモリ2022は、例えば、RAM、ROM、NVRAM等である。プロセッサ2021及びメモリ2022は、第2無線通信装置202に情報処理装置としての機能を実現する。計時装置2023は、RTC等を用いて構成され、時刻情報を出力する。無線通信回路2024は、高周波増幅回路、変復調回路(周波数変換回路、フィルタ回路、発振回路、直交復調回路、直交変調回路等)、ADコンバータ、DAコンバータ等を含む。
第2無線通信装置202は、マルチホップネットワークを介してSSU10と通信する。第2無線通信装置202は、マルチホップネットワークを介してSSU10から受信した情報を通信装置201に転送する。
[ソフトウェア(機能)構成]
図8にSSU10の第1無線通信装置104が備える機能及び第1無線通信装置104が記憶するデータを示している。第1無線通信装置104は、マルチホップ通信部111、監視情報データ送信部112、及び一覧表更新処理部113の各機能を備える。これらの機能は、例えば、第1無線通信装置104のプロセッサ1041が、メモリ1042に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。これらの機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよい。
同図に示すように、第1無線通信装置104は、太陽光発電システム1に設けられているSSU10のMACアドレスの一覧であるSSUのMACアドレス一覧表151、後述する検査用SSU50のMACアドレスの一覧である検査用SSUのMACアドレス一覧表152を記憶する。
マルチホップ通信部111は、マルチホップネットワークを介して、他のSSU10、MU20、及び後述する検査用SSU50との間で通信を行う。マルチホップ通信部111は、例えば、上記通信における、経路制御機能、アクセス制御機能、チャネル推定/割当機能、誤り制御機能、フロー制御機能、輻輳制御機能、QoS管理機能等を含む。マルチホップ通信部111は、マルチホップネットワークを介して自身以外を宛先とするパケットを受信すると、例えば、経路制御機能により経路選択を行い、受信したパケットを、選択した経路上の他のSSU10やMU20に転送する。
監視情報データ送信部112は、ADC103から入力される自身の計測値を、監視情報として、マルチホップネットワークを介してMU20に送信する。
一覧表更新処理部113は、MU20からSSUのMACアドレス一覧表151の更新情報を受信すると、当該更新情報の内容をSSUのMACアドレス一覧表151に反映する。また一覧表更新処理部113は、MU20から検査用SSUのMACアドレス一覧表152の更新情報を受信すると、当該更新情報の内容を検査用SSUのMACアドレス一覧表152に反映する。
図9にMU20の第2無線通信装置202が備える機能及び第2無線通信装置202が記憶するデータを示している。同図に示すように、第2無線通信装置202は、マルチホップ通信部211及びサーバ装置通信部212を備える。これらの機能は、例えば、MU20の第2無線通信装置202のプロセッサ2021が、メモリ2042に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。これらの機能は、例えば、ASIC等のハードウェアによって実現してもよい。
同図に示すように、第2無線通信装置202は、太陽光発電システム1に設けられているSSU10のMACアドレスの一覧であるMACアドレス一覧表251、後述する検査用SSUのMACアドレスの一覧である検査用SSUのMACアドレス一覧表252を記憶する。
マルチホップ通信部211は、マルチホップネットワークを介して、SSU10との間で通信を行う。マルチホップ通信部211は、例えば、上記通信における、経路制御機能、アクセス制御機能、チャネル推定/割当機能、誤り制御機能、フロー制御機能、輻輳制御機能、QoS管理機能等を含む。サーバ装置通信部212は、通信装置201によってサーバ装置30と通信する。
一覧表更新処理部213は、サーバ装置30からMACアドレス一覧表251の更新情報を受信すると、当該更新情報の内容をMACアドレス一覧表251に反映する。また一覧表更新処理部213は、サーバ装置30から検査用SSUのMACアドレス一覧表252の更新情報を受信すると、当該更新情報の内容を検査用SSUのMACアドレス一覧表252に反映する。また一覧表更新処理部213は、サーバ装置30から受信したMACアドレス一覧表251の更新情報や検査用SSUのMACアドレス一覧表252の更新情報を、マルチホップネットワークを介して、各SSU10に転送する。
図10Aにサーバ装置30が備える機能及びサーバ装置30が記憶するデータを示している。同図に示すように、サーバ装置30は、MU通信部311、監視情報出力部312、SSU配置管理部313、及び一覧表管理部314を備える。これらの機能は、例えば、サーバ装置30のプロセッサ301が、メモリ302に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。これらの機能は、例えば、ASIC等のハードウェアによって実現してもよい。
同図に示すように、サーバ装置30は、太陽光発電システム1に設けられているSSU10のMACアドレスの一覧であるMACアドレス一覧表351、後述する検査用SSUのMACアドレスの一覧である検査用SSUのMACアドレス一覧表352、及びSSU10のMACアドレスとストリングIDとの対応が管理されるSSU配置管理表343を記憶する。図10BにSSU配置管理表343の一例を示す。
図10Aに戻り、MU通信部311は、通信装置306を介してMU20と通信する。
監視情報出力部312は、MU通信部311がMU20から受信した監視情報を出力装置305に出力する。監視情報出力部312は、SSU配置管理表343を参照し、MU20から受信した監視情報に付帯するMACアドレスに対応するストリングIDを特定し、特定したストリングIDとともに、MU20から受信した監視情報を出力装置305に出力する。
SSU配置管理部313は、SSU10のMACアドレスとストリングIDとの対応をSSU配置管理表343に管理する。
一覧表管理部314は、MACアドレス一覧表351並びに検査用SSUのMACアドレス一覧表352の更新情報を入力装置304等を介してユーザから受け付け、受け付けた更新情報をMACアドレス一覧表351並びに検査用SSUのMACアドレス一覧表352に反映する。また一覧表管理部314は、受け付けたMACアドレス一覧表251の更新情報や検査用SSUのMACアドレス一覧表252の更新情報をMU20に転送する。
[ストリング監視機能]
続いて、以上の構成からなるSSU10、MU20、及びサーバ装置30によって実現される、太陽光発電システム1における各ストリング6の状態を監視する機能(以下、ストリング監視機能と称する。)について説明する。
図11に示すように、各ストリング6のSSU10は、所定時間間隔(例えば60秒毎。以下、第1時間間隔と称する。)で、自身の計測値(電圧値及び電流値)を監視情報として設定したデータ(パケット)(以下、監視情報データ1200と称する。)を、マルチホップネットワークを介してMU20に送信する。
図12に監視情報データ1200のデータ構造を示している。同図に示すように、監視情報データ1200は、MU20のMACアドレスが設定される送信先アドレス1211、SSU10のMACアドレスが設定される送信元アドレス1212、監視情報1213、及びSSU10が監視情報1213を取得した時刻が設定される取得時刻1214等の情報を含む。
図11に戻り、MU20は、SSU10から監視情報データ1200を受信すると、監視情報データ1200をサーバ装置30に転送する。
サーバ装置30は、監視情報データ1200を受信すると、送信元アドレス1212をSSU配置管理表343と対照し、送信元アドレス1212に対応するストリングIDを取得し、取得したストリングIDと監視情報データ1200の監視情報1213とを対応させた情報を出力装置305に出力する。
例えば、監視所等で太陽光発電システム1の監視を行う者(以下、監視者と称する。)は、サーバ装置30が出力装置305に出力する情報を参照することで、太陽光発電システム1に存在する多数のストリング6の夫々の発電状況を効率よく監視することができる。
<SSUの配置確認>
以上のように、サーバ装置30は、SSU配置管理表343に基づき、SSU10から送られてきた監視情報とストリングIDとの紐付けを行うため、SSU配置管理表343の内容に誤りがあるとストリング6の発電状況を監視することができない。そのため、太陽光発電システム1の施工時やストリング6の新設時や改修時においては、SSU配置管理表343の内容が正しいことの確認が必須となる。以下に説明するように、太陽光発電システム1は、この確認(以下、配置確認とも称する。)を効率よく行うための仕組みを備える。
図13は配置確認に際して用いる装置(以下、検査用SSU50と称する。)のハードウェア構成である。同図に示すように、検査用SSU50は、入力装置501、出力装置502、及び第3無線通信装置503(第3無線通信装置)を備える。
入力装置501は、ユーザから操作入力を受け付けるユーザインタフェースであり、例えば、操作入力装置(操作ボタン、タッチパネル等)、音声入力装置(マイクロフォン等)等である。ユーザは、入力装置501を操作して、例えば、後述する検査用情報552として任意の情報を検査用SSU50に設定することができる。
出力装置502は、情報をユーザに提供するユーザインタフェースであり、例えば、表示装置(LED(Light Emitting Diode)、液晶モニタ等)、音声出力装置(スピーカ等)等である。ユーザは、出力装置502を介して、例えば、当該検査用SSU50に現在設定されている後述の検査用情報552の内容を確認することができる。
図14に検査用SSU50の第3無線通信装置503のハードウェア構成を示している。同図に示すように、第3無線通信装置503は、プロセッサ5031、メモリ5032、計時装置5033、無線通信回路5034、及び受電電界強度計5035を備える。プロセッサ5031、メモリ5032、計時装置5033、無線通信回路5034の構成は、前述したSSU10の第1無線通信装置104(図4)と同様である。
受電電界強度計5035は、SSU10から受信した無線信号(電波)の受信電界強度を計測し、計測した受信電界強度を所定の形式(例えば、LQI(Link Quality Indication)、RSSI(Received signal Strength Indication)等)で出力する。尚、本実施形態では、受電電界強度計5035は、受信電界強度をLQIとして出力するものとする。
図15に、検査用SSU50の第3無線通信装置503が備える機能及び第3無線通信装置503が記憶するデータを示している。同図に示すように、第3無線通信装置503は、マルチホップ通信部511、対象SSU特定部512、検査用情報送信部513、及び検査用情報設定部514の各機能を備える。これらの機能は、例えば、第3無線通信装置503のプロセッサ5031が、メモリ5032に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。これらの機能は、例えば、ASIC等のハードウェアにより実現してもよい。
同図に示すように、第3無線通信装置503は、受信電界強度管理表551、及びSSU10に送信させる検査用の監視情報(以下、検査用情報552と称する。)を記憶する。
マルチホップ通信部511は、マルチホップネットワークを介して、対象SSU特定部512が特定し選出したSSU10との間で通信を行う。マルチホップ通信部511は、例えば、マルチホップ通信における経路制御機能、アクセス制御機能、チャネル推定/割当機能、誤り制御機能、フロー制御機能、輻輳制御機能、QoS管理機能等を含む。尚、検査用SSU50は、このようにマルチホップネットワークを介してSSU10と通信することができるので、SSU10側に特別な仕組みを設けることなく、検査用SSU50とSSU10とが通信する仕組みを実現することができる。
対象SSU特定部512は、配置確認の対象とするSSU10(以下、対象SSU10とも称する。)を特定(選出)する。後述するように、対象SSU特定部512は、当該検査用SSU50から送信された電波を受信した各SSU10から通知される、上記電波の受信電界強度に基づき、対象SSU10を特定する。
検査用情報送信部513は、対象SSU特定部512が特定したSSU10に対して、第1時間間隔(例えば60秒)とは異なる第2時間間隔毎(例えば6秒毎)に、検査用情報552を設定したデータ(以下、検査用情報データとも称する。)を送信する。
検査用情報設定部514は、入力装置501を介して検査用情報の設定を受け付け、記憶している検査用情報552を受け付けた内容に更新する。
[配置確認の手順]
続いて、図16A乃至図16Dとともに配置確認の手順について説明する。
図11に示したように、ストリング監視機能の動作中、各SSU10は、第1時間間隔毎(例えば60秒毎)に自身の計測値(電圧値及び電流値)を監視情報として設定した監視情報データ1200をMU20に送信している(図16A)。
この状態において、例えば、配置確認に際して現場で作業を行う者(以下、現場作業者と称する。)は、図16Bに示すように、対象SSU10(ここでは、ストリングIDが「1−1−1」のストリング6のSSU10とする。)に検査用SSU50を近づける。尚、現場作業者は、携帯端末や無線通信機等を用いて、サーバ装置30の出力を監視している監視者と適宜連絡を取ることができるものとする。
続いて、現場作業者は、検査用SSU50の電源をオンする。検査用SSU50は、電源
がオンされると、後述する接続確立手順を実施し、対象SSU10との間で接続を確立する。
続いて、図16Cに示すように、検査用SSU50は、対象SSU10に対して、第2時間間隔毎(例えば6秒毎)の検査用情報の無線送信を開始する。尚、検査用SSU50は、例えば、マルチホップネットワークの通信手順に従って対象SSU10に検査用情報を無線送信してもよい。
対象SSU10は、検査用情報を受信すると、監視情報1213として受信した検査用情報を、送信元アドレス1212として自身のMACアドレスを、送信先アドレス1211としてMU20のMACアドレスを、夫々設定した監視情報データ1200を直ちに生成し、生成した監視情報データ1200を、マルチホップネットワークを介してMU20に送信する。ここで対象SSU10は、第2時間間隔毎(例えば6秒毎)に検査用情報を受信し、検査用情報を受信する度に(例えば、検査用情報の受信に同期して)検査用情報を設定した監視情報データ1200を生成し、MU20に送信する。そのため、検査用SSU50から第2時間間隔毎(例えば6秒毎)で検査用情報が無線送信されている間は、検査用情報が設定された監視情報データ1200が、対象SSU10から第2時間間隔毎(例えば6秒毎)にMU20宛てに送信されることになる。
尚、対象SSU10は、受信したデータ(パケット)が検査用情報として設定されたデータであるか否かを、例えば、受信したデータに付帯する送信元アドレスを検査用SSUのMACアドレス一覧表152と対照することにより判定する。即ち対象SSU10は、受信したデータに設定されている送信元アドレスが検査用SSUのMACアドレス一覧表152に存在すれば、受信したデータは検査用情報が設定されたデータであると判定し、送信元アドレスが検査用SSUのMACアドレス一覧表152に存在しなければ、受信したデータは検査用情報が設定されたデータではないと判定する。尚、対象SSU10が、受信したデータに付帯する送信元アドレスがSSUのMACアドレス一覧表151に存在しないことをもって、受信したデータは検査用情報が設定されたデータであると判定するようにしてもよい。
MU20は、検査用情報が監視情報1213として設定された監視情報データ1200を受信すると、受信した監視情報データ1200をサーバ装置30に転送する。
サーバ装置30は、監視情報データ1200を受信すると、送信元アドレス1212をSSU配置管理表343と対照し、送信元アドレス1212に対応するストリングIDを取得し、取得したストリングIDと、受信した監視情報データ1200に監視情報1213として設定されている検査用情報とを対応させた内容を出力装置305に出力する。
図16Dに、サーバ装置30が出力装置305に検査用情報を表示している様子を示す。この画面には、各ストリング6に設けられているSSU10から送られてくる過去10回分の監視情報(計測値(電流値))とそれらの平均値が表示されている。ここで同図の例は、太陽光発電システム1が本番稼働していない(各ストリング6が電力系統7に出力を供給していない)場合であり、SSU10が第1時間間隔で送信する監視情報データの計測値(電流値)はいずれも0[A]である(但し多少の漏れ電流は存在する。)。
同図に示すように、ストリングIDが「1−1−1」のストリング6については当該ストリング6に設けられているSSU10から受信した検査用情報である20[A]が表示されている。このように、太陽光発電システム1が本番稼働していない場合には、0[A]と異なる値を検査用情報として設定することで、出力装置305に出力されている情報が検査用情報であることを監視者に認識させることができる。尚、検査用情報は、電流値や電圧値等の計測値を模擬したものに限定されず、検査中である旨や、警告を示す文字や記号等であってもよい。
前述したように、検査用情報が設定された監視情報データ1200は第2時間間隔毎(例えば6秒毎)に対象SSU10から送信されるので、サーバ装置30は、第2時間間隔毎(例えば6秒毎)に検査用情報をMU20から受信する。従って、出力装置305が出力する内容は、第2時間間隔毎(例えば6秒毎)に受信した検査用情報で更新される。一方、対象SSU10は、第1時間間隔毎(例えば60秒毎)に通常の監視情報(計測値(電圧値、電流値))が設定された監視情報データ1200を送信するので、第1時間間隔毎(例えば60秒毎)に出力装置305の出力内容が通常の監視情報で更新される。そのため、例えば、第2時間間隔を第1時間間隔よりも短く設定することで、監視者に検査用情報を確実に視認させることができる。
監視者は、例えば、サーバ装置30が出力装置305に出力される情報を参照しつつ現場作業者と連絡を取り合うことで、現場作業者が現在、いずれのストリングIDのストリング6に設けられているSSU10を対象SSU10として作業を行っているかを把握することができる。そして監視者は、例えば、20[A]が表示されているストリングIDを現場作業員から知らされたストリングIDと対照することで、SSU10が正しく配置されているか否か(SSU配置管理表343の内容が正しいか否か)を判断することができる。
[検査用SSUと対象SSUの接続確立手順]
続いて、図17A乃至図17Eとともに、検査用SSU50が対象SSU10との間で通信の接続を確立する手順(図16Bとともに説明した接続確立手順)について説明する。
まず図17Aに示すように、検査用SSU50が、接続をリクエストするビーコン(以下、リクエストビーコン1710(Request Beacon)と称する。)をブロードキャストで送信する。リクエストビーコン1710には、送信元アドレス1711として、検査用SSU50のMACアドレスが設定されている。
図17Bに示すように、リクエストデータを受信すると、SSU10は、リクエストデータの受信電界強度(LQI)を設定したビーコン(以下、レスポンスビーコン1720(Response Beacon)と称する。)をユニキャストで送信する。レスポンスビーコン1720には、送信先アドレス1721として検査用SSU50のMACアドレスが、また送信元アドレス1722としてSSU10のMACアドレスが、夫々設定されている。
検査用SSU50は、所定時間(例えば、数m秒〜数秒程度)、レスポンスビーコン1720の受信を待機する。検査用SSU50は、レスポンスビーコン1720を受信すると、受信したレスポンスビーコン1720に含まれている送信元アドレス1722(送信元のSSU10のMACアドレス)とLQI1723とを対応づけて、受信電界強度管理表551に登録する。
図17Cに受信電界強度管理表551の一例を示す。上記の所定時間、レスポンスビーコン1720の受信を待機した後、検査用SSU50は、受信電界強度管理表551を参照し、受信電界強度(LQI)が最大のSSU10を対象SSU10として特定する。同図の例では、LQIが「112」のMACアドレスが「00158d00001a2b1e」のSSU10を対象SSU10として特定する。
続いて、図17Dに示すように、検査用SSU50は、特定した対象SSU10を宛先として、接続の確立を要求するデータ(Association Request Packet)(以下、リクエストデータ1730と称する。)をユニキャストで送信する。リクエストデータ1730には、送信先アドレス1731として対象SSU10のMACアドレスが、送信元アドレス1732として検査用SSU50のMACアドレスが、夫々設定されている。
図17Eに示すように、対象SSU10は、リクエストデータ1730を受信すると、検査用SSU50を宛先として、接続の確立を承諾するデータ(Association Response Packet)(以下、レスポンスデータ1740と称する。)を送信する。レスポンスデータ1740には、送信先アドレス1741として検査用SSU50のMACアドレスが、送信元アドレス1742として対象SSU10のMACアドレスが、夫々設定されている。
以上の手順により、検査用SSU50と特定したSSU10との間の接続が確立される。尚、このように検査用SSU50は、受信電界強度が最大のSSU10(通常は検査用SSU50から最短距離に存在するSSU10)を対象SSU10として特定するので、現場作業者は、対象SSU10に検査用SSU50を近づけるだけで、検査用SSU50と対象SSU10との間の通信の接続を容易に確立することができる。
<処理説明>
続いて、図18に示すフローチャートとともに、サーバ装置30、MU20、SSU10、及び検査用SSU50において行われる処理について説明する。
MU20は、SSUのMACアドレス一覧表251や検査用SSUのMACアドレス一覧表252の更新情報を随時(例えば、月一回、週一回等)、太陽光発電システム1の各SSU10に配信する(S1821)。各SSU10は、MU20から更新情報を受信すると、自身のSSUのMACアドレス一覧表151又は自身の検査用SSUのMACアドレス一覧表152に反映する(S1831)。
SSU10は、第1時間間隔で自身の計測値を設定した監視情報データ1200をMU20に送信する(S1832)。MU20は、監視情報データ1200を受信すると、監視情報データ1200をサーバ装置30に転送する(S1822)。
SSU10の配置確認に際し、検査用SSU50は、リクエストビーコン1710をブロードキャストで送信する(S1841)。SSU10は、リクエストビーコンを受信すると(S1833)、レスポンスビーコン1720をユニキャストで検査用SSU50に送信する(S1834)。
検査用SSU50は、レスポンスビーコン1720の受信を所定時間待機する。検査用SSU50は、レスポンスビーコン1720を受信すると、受信したレスポンスビーコン1720に含まれている送信元アドレス1722とLQI1723とを対応づけて、受信電界強度管理表551に登録する(S1842)。検査用SSU50は、受信電界強度管理表551に基づきLQIが最大のSSU10を対象SSU10として特定し(S1843)、対象SSU10にリクエストデータ1730を送信する(S1844)。
対象SSU10は、リクエストデータ1730を受信すると(S1835)、検査用SSU50にレスポンスデータ1740を送信する(S1836)。
検査用SSU50は、レスポンスデータ1740を受信して対象SSU10との間で通信の接続を確立すると(S1845)、対象SSU10に対する第2時間間隔毎の検査用情報の無線送信を開始する(S1846)。
対象SSU10は、検査用情報を受信する度に(S1837)、受信した検査用情報を監視情報1213として設定した監視情報データ1200を生成し、生成した監視情報データ1200をマルチホップネットワークを介して第2時間間隔毎にMU20に送信する(S1838)。
MU20は、検査用情報が設定された監視情報データ1200を受信すると、監視情報データ1200をサーバ装置30に転送する(S1823)。
サーバ装置30は、監視情報1213として計測値や検査用情報が設定された監視情報データ1200をMU20から受信すると(S1811)、監視情報データ1200に設定されている送信元アドレス1212をSSU配置管理表343と対照し、送信元アドレス1212に対応するストリングIDを特定する(S1812)。そしてサーバ装置30は、特定したストリングIDに対応づけて、監視情報データ1200の監視情報1213(計測値や検査用情報)を出力装置305に出力する(S1813)。
[複数台の検査用SSUを用いた場合]
ところで、太陽光発電システム1に多数のストリング6が存在する場合には、例えば、複数の検査用SSU50を用意し、複数の現場作業者が同時進行で作業を進めることで作業効率を向上することができる。この場合、例えば、図19に示すように、各現場作業者が使用する検査用SSU50の夫々に異なる検査用情報を設定するとよい。これによりサーバ装置30は、検査用SSU50毎に異なる検査用情報を出力するので、監視所等の監視者は、SSU10から送られてくる各検査用情報がいずれの検査用SSU50に基づくものであるのかを把握することができる。そのため、例えば、SSU10が予定されているストリング6とは異なるストリング6に誤って取り付けられていること等を容易に発見することができる。
<効果>
以上に説明したように、本実施形態の太陽光発電システム1によれば、SSU10の配置確認に際し、対象SSU10に検査用SSU50を近づけることで、対象SSU10から検査用情報を設定した監視情報データ1200を送信させ、サーバ装置30に、検査用情報とストリングIDとを対応させた情報を出力させることができる。そのため、太陽光発電システム1の監視者は、SSU10が予定されているストリング6に正しく配置されていることを容易に確認することができる。
尚、例えば、太陽光発電システム1に存在するストリング6の数を200とし、従来の如くSSU10を一つずつストリング6から取り外してSSU10からサーバ装置30に監視情報データが送られてくる否かを調べた場合、1つのSSU10につき例えば3分(ストリング6からのコネクタの取り外しに30秒、SSU10からサーバ装置30に監視情報データに送られてこないことの確認に60秒、コネクタをストリング6に取り付けてサーバ装置30に監視情報データが送られてくることを確認するのに90秒)を要するとすれば、合計で10時間程度(=3分×200)を要することになる。
これに対し、本実施形態の太陽光発電システム1による場合は、SSU10の取り外しや取り付け等の作業は発生せず、1つのSSU10につき、例えば、60秒程度で配置確認を行うことが可能であり、合計でも200分程度(=1分×200)しか要しない。また前述の如く複数の検査用SSU50を用いて複数の現場作業者が同時に作業を行うようにすれば作業時間を更に短縮することができ、例えば、10台の検査用SSU50を用いて10人の現場作業者が同時に作業を進めた場合は20分程度(200分/10)で作業を完了することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されない。上述した各部材の素材、形状、及び配置は、本発明を実施するための実施形態に過ぎず、発明の趣旨を逸脱しない限り、様々な変更を行うことができる。
1 太陽光発電システム、3 PCS、4 接続箱、5 PV、6 ストリング、8 電流ライン、81 正側ライン、82 負側ライン、10 SSU、111 マルチホップ通信部、112 監視情報データ送信部、20 MU、211 マルチホップ通信部、212 サーバ装置通信部、202 第2無線通信装置、30 サーバ装置、50 検査用SSU、503 第3無線通信装置、511 マルチホップ通信部、512 対象SSU特定部、513 検査用情報送信部、551 レスポンスデータのLQI管理表、552 検査用情報、511 マルチホップ通信部、512 対象SSU特定部、513 検査用情報送信部、514 検査用情報設定部、551 受信電界強度管理表、552 検査用情報、311 MU通信部、312 監視情報出力部、313 SSU配置管理部、101 電圧検出器、102 電流検出器、103 ADC、104 第1無線通信装置、1200 監視情報データ、1211 送信先アドレス、1212 送信元アドレス、1213 監視情報、1214 取得時刻

Claims (16)

  1. 電気的に接続された複数の太陽電池モジュールを有する複数のストリングの夫々に配置され、無線通信ネットワークを介して通信を行う第1無線通信装置と、前記ストリングの発電状況を示す情報である監視情報が設定されたデータである監視情報データを、自身に付与されている固有の識別子である監視装置IDを付帯させて前記無線通信ネットワークを介して送信する監視情報データ送信部と、を備える、複数のストリング監視装置と、
    前記ストリング監視装置の夫々と前記無線通信ネットワークを介して通信する、第2無線通信装置と、
    前記ストリングの識別子であるストリングIDと前記監視装置IDとの対応を記憶する記憶部と、前記ストリング監視装置が送信した前記監視情報データを前記第2無線通信装置を介して受信する通信部と、受信した前記監視情報データに付帯する前記監視装置IDに対応する前記ストリングIDを特定し、受信した前記監視情報データに設定されている前記監視情報を、前記特定したストリングIDとともに出力する監視情報出力部と、を備える、情報処理装置と、
    前記第1無線通信装置と無線通信する第3無線通信装置と、検査用の情報である検査用情報を前記ストリング監視装置に無線送信する検査用情報送信部と、を備える、検査用無線通信装置と、
    を含み、
    前記監視情報データ送信部は、前記検査用無線通信装置から受信した前記検査用情報を前記監視情報として設定した前記監視情報データを、自身に付与されている前記監視装置IDを付帯させて前記無線通信ネットワークを介して送信する、
    太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認するシステム。
  2. 前記監視情報データ送信部は、
    前記監視情報を設定した前記監視情報データを第1時間間隔で前記無線通信ネットワークを介して前記情報処理装置に送信し、
    前記検査用情報を前記監視情報として設定した前記監視情報データを、前記第1時間間隔とは異なる第2時間間隔で前記無線通信ネットワークを介して送信する、
    請求項1に記載の太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認するシステム。
  3. 前記検査用無線通信装置は、前記検査用情報を前記第2時間間隔で前記ストリング監視装置に無線送信し、
    前記監視情報データ送信部は、前記検査用情報を前記監視情報として設定した前記監視情報データを、前記第2時間間隔で前記無線通信ネットワークを介して送信する、
    請求項2に記載の太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認するシステム。
  4. 前記検査用無線通信装置は、ブロードキャストでリクエストビーコンを無線送信し、
    前記ストリング監視装置は、
    受信電波の受信電界強度を計測する受信電界強度計を備え、
    前記リクエストビーコンを受信すると、自身の前記監視装置IDと受信した前記リクエストビーコンの受信電界強度とを付帯させたレスポンスビーコンを前記検査用無線通信装置に無線送信し、
    前記検査用無線通信装置は、複数の前記ストリング監視装置から前記レスポンスビーコンを受信し、受信した前記レスポンスビーコンに付帯する前記受信電界強度が最大の前記ストリング監視装置を特定し、特定した前記ストリング監視装置の前記監視装置IDを宛先として、前記検査用情報を無線送信する、
    請求項1に記載の太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認するシステム。
  5. 前記検査用情報は、前記監視情報とは異なる情報である、
    請求項1に記載の太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認するシステム。
  6. 前記監視情報は、前記ストリングの電流ラインについて計測した電流値及び電圧値の少なくともいずれかである、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認するシステム。
  7. 前記無線通信ネットワークは、マルチホップ方式の無線通信ネットワークであり、
    前記監視装置IDは、前記ストリング監視装置に付与されているMACアドレスである、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認するシステム。
  8. 電気的に接続された複数の太陽電池モジュールを有するストリングに配置され、無線通信ネットワークを介して通信を行う第1無線通信装置と、前記ストリングの発電状況を示す情報である監視情報が設定されたデータである監視情報データを、自身に付与されている固有の識別子である監視装置IDを付帯させて前記無線通信ネットワークを介して送信し、検査用の情報である検査用情報を無線送信する検査用無線通信装置から前記検査用情報を受信すると、前記検査用情報を前記監視情報として設定した前記監視情報データを、自身に付与されている前記監視装置IDを付帯させて前記無線通信ネットワークを介して送信する監視情報データ送信部と、
    を備える、ストリング監視装置。
  9. 前記監視情報データ送信部は、
    前記監視情報を前記監視情報として設定した前記監視情報データを第1時間間隔で前記無線通信ネットワークを介して前記情報処理装置に送信し、
    前記検査用情報を設定した前記監視情報データを、前記第1時間間隔とは異なる第2時間間隔で前記無線通信ネットワークを介して送信する、
    請求項8に記載のストリング監視装置。
  10. 電気的に接続された複数の太陽電池モジュールを有するストリングに配置され、無線通信ネットワークを介して通信を行う第1無線通信装置と、前記ストリングの発電状況を示す情報である監視情報が設定されたデータである監視情報データを、自身に付与されている固有の識別子である監視装置IDを付帯させて前記無線通信ネットワークを介して送信し、検査用の情報である検査用情報を無線送信する検査用無線通信装置から前記検査用情報を受信すると、前記検査用情報を前記監視情報として設定した前記監視情報データを、自身に付与されている前記監視装置IDを付帯させて前記無線通信ネットワークを介して送信する監視情報データ送信部と、を備える、ストリング監視装置に、前記検査用情報を無線送信する、前記第1無線通信装置と無線通信する第3無線通信装置を備えた、
    検査用無線通信装置。
  11. 電気的に接続された複数の太陽電池モジュールを有する複数のストリングの夫々に配置され、無線通信ネットワークを介して通信を行う第1無線通信装置を備える複数のストリング監視装置が、前記ストリングの発電状況を示す情報である監視情報が設定されたデータである監視情報データを、自身に付与されている固有の識別子である監視装置IDを付帯させて前記無線通信ネットワークを介して送信するステップ、
    前記ストリング監視装置の夫々と前記無線通信ネットワークを介して通信する第2無線通信装置を介して通信する情報処理装置が、前記ストリングの識別子であるストリングIDと前記監視装置IDとの対応を記憶し、前記ストリング監視装置が送信した前記監視情報データを受信し、受信した前記監視情報データに付帯する前記監視装置IDに対応する前記ストリングIDを特定し、受信した前記監視情報データに設定されている前記監視情報を、前記特定したストリングIDとともに出力するステップ、
    前記第1無線通信装置と無線通信する第3無線通信装置を備える検査用無線通信装置が、検査用の情報である検査用情報を前記ストリング監視装置に無線送信するステップ、
    及び、
    前記ストリング監視装置が、前記検査用無線通信装置から前記検査用情報を受信すると、前記検査用情報を前記監視情報として設定した前記監視情報データを、自身に付与されている前記監視装置IDを付帯させて前記無線通信ネットワークを介して送信するステップ、
    を含む、太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認する方法。
  12. 前記ストリング監視装置が、
    前記監視情報を設定した前記監視情報データを第1時間間隔で前記無線通信ネットワークを介して前記情報処理装置に送信し、
    前記検査用情報を前記監視情報として設定した前記監視情報データを、前記第1時間間隔とは異なる第2時間間隔で前記無線通信ネットワークを介して送信するステップ、
    を更に含む、
    請求項11に記載の太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認する方法。
  13. 前記検査用無線通信装置が、前記検査用情報を前記第2時間間隔で前記ストリング監視装置に無線送信するステップ、
    前記ストリング監視装置が、前記検査用情報を受信すると、前記検査用情報を前記監視情報として設定した前記監視情報データを、前記第2時間間隔で前記無線通信ネットワークを介して送信するステップ、
    を更に含む、
    請求項12に記載の太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認する方法。
  14. 前記検査用無線通信装置が、ブロードキャストでリクエストビーコンを無線送信するステップ、
    前記ストリング監視装置が、受信電波の受信電界強度を計測する受信電界強度計を備え、前記リクエストビーコンを受信すると、自身の前記監視装置IDと受信した前記リクエストビーコンの受信電界強度とを付帯させたレスポンスビーコンを前記検査用無線通信装置に無線送信するステップ、
    前記検査用無線通信装置が、複数の前記ストリング監視装置から前記レスポンスビーコンを受信し、受信した前記レスポンスビーコンに付帯する前記受信電界強度が最大の前記ストリング監視装置を特定し、特定した前記ストリング監視装置の前記監視装置IDを宛先として、前記検査用情報を無線送信するステップ、
    を更に含む、
    請求項11に記載の太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認する方法。
  15. 前記監視情報は、前記ストリングの電流ラインについて計測した電流値及び電圧値の少なくともいずれかであり、
    前記検査用無線通信装置は、前記ストリングが出力を停止している時に、前記検査用情報を前記ストリング監視装置に無線送信するステップ、
    を更に含む、
    請求項11に記載の太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認する方法。
  16. 複数の前記検査用無線通信装置が、夫々異なる前記ストリング監視装置に、夫々異なる内容の前記検査用情報を前記ストリング監視装置に無線送信するステップ、
    を更に含む、
    請求項11に記載の太陽光発電システムに用いるストリング監視装置の配置を確認する方法。
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