JP6313902B2 - データ通信可能な無線給電システム、データ通信方法、および、センサモジュール - Google Patents

データ通信可能な無線給電システム、データ通信方法、および、センサモジュール Download PDF

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Description

各種の電気機器の配線技術に関し、特に例えばATM(現金自動預け払い機:automated teller machine)や、券売機等の紙幣搬送装置に用いられる位置検出センサの配線技術に関する。
各種電気機器内部の配線は、制御が複雑になると配線数が増大し、それらを接続する工数が問題となる。例えば、ATMには紙幣の位置や姿勢を検出するために多くのセンサが配置されており、これらを検出するために、100〜数百本程度の配線が必要となる。
特表2014−505455号公報
近年、自動車やATM、券売機等に代表される電気機械は、制御の複雑化に伴いセンサ数が増加している。このため、センサに対する給電や、センサからの信号検出のため、配線が増加している。このため、配線部分のコストが製品価格に占める割合も増加し、省配線化が望まれている。例えば、配線が多いと生産ラインのロボット化も困難であり、低コスト化のボトルネックであると考えられる。また、機器の修理、保全上も、配線の増加は保守コストを増大させる。
このため、配線を廃してワイヤレスで電力を供給し、信号を伝送しようとする技術がある。例えば、特許文献1は、ワイヤレス電力トランスミッタとワイヤレス電力レシーバ間のデータ伝送に関するものである。特許文献1には、トランスミッタからレシーバへは、送電電力レベルを変化することで信号を送信することが、また、レシーバからトランスミッタあるいはレシーバ相互では負荷変調を用いて信号を送信する構成が記載されている。
しかし、特許文献1では、送受信間で通信を行う際に、混信を避ける手段については記載されていない。
本発明は、給電側と複数のデータ送信モジュールの間の配線を廃して、データの通信を行う場合に、モジュール間でデータの衝突が生じないようにデータを伝送可能な構成を提供することを目的とする。
本発明によれば、モジュールへの給電のためのアンテナを利用して、ワイヤレスでデータの衝突が起きないデータ伝送方式を提供することができる。
本発明の一側面は、電力を送信するための1次アンテナを有する給電側装置と、1次アンテナからの磁界や電界あるいは電磁波の少なくとも一つを2次アンテナで受信し、電源として利用する複数のモジュールを有する無線給電システムである。このシステムにおいて、給電側装置は、1次アンテナに送信電力を供給する電源と、送信電力のレベルを変動させるレベル切り替え回路を有する。複数のモジュールは、其々が、2次アンテナで受信した信号のレベル変動を契機に、複数モジュール間で同一の周期のタイミング信号を発生させるカウンタ回路と、タイミング信号に基づいて、複数のモジュールが異なるタイミングで、2次アンテナを介したデータ送信を行うための論理回路を有する。
より好ましい構成例としては、2次アンテナで受信した信号のレベル変動として、送電電力の増加を検知する検波回路を有する。送電電力の増加に伴って、モジュール側の電源に余裕が生じるため、安定動作上好ましい形態である。
他の構成例としては、複数のモジュールは、2次アンテナからの信号を整流する整流回路と、整流回路の出力で駆動される発光素子と、整流回路の出力で駆動され発光素子からの光を検出する受光素子と、受光素子の出力に基づいて、給電側装置に送信すべきデータ信号を生成する制御回路を有し、制御回路からのデータ信号を前記論理回路へ入力する。
本発明の他の側面は、電力を送信するための1次アンテナを有する給電側装置と、1次アンテナからの磁界や電界あるいは電磁波を2次アンテナで受信し、電源として利用する複数のモジュールを有する無線給電システムにおけるデータ通信方法である。この方法では、給電側装置が1次アンテナに電力信号を供給する第1のステップ、給電側装置が前記電力信号のレベルを上げる第2のステップ、複数のモジュールが2次アンテナで受信した電力信号のレベル変化を検出する第3のステップ、複数のモジュールが、検出されたレベル変化を契機にカウンタ信号を生成する第4のステップ、複数のモジュールが、カウンタ信号に基づいて、其々異なるタイミングでデータを送信する第5のステップ、を有する。
この方法の具体的な構成例としては、給電側装置が、第2のステップで電力信号のレベルを上げることを契機に、1次側カウンタ信号を生成する第6のステップと、給電側装置が、第5のステップで送信されたデータを、1次側カウンタ信号を用いて処理する第7のステップを有する。
本発明の他の側面は、電力を送信するための1次アンテナを有する給電側装置からの磁界や電界あるいは電磁波を、2次アンテナで受信し、電源として利用するセンサモジュールである。このモジュールでは、2次アンテナで受信した信号を整流して電源とする整流回路と、整流回路からの電力で駆動されセンス信号を検出するセンサと、2次アンテナで受信した信号のレベル変動を検知する検波回路と、検波回路で検出されたレベル変動を契機に、タイミング信号を生成するカウンタ回路と、タイミング信号に基づいて、2次アンテナからのセンス信号の送信タイミング信号を出力する論理回路と、送信タイミング信号を設定するためのディップスイッチまたはメモリとを有する。ディップスイッチまたはメモリの設定によって、モジュールごとに異なるデータ送信タイミングを設定することができる。
本発明の具体的な適用例である、ATMの全体構成を示すブロック図。 比較例である、有線方式のセンサ配置と配線例を示す斜視図。 本発明の実施例である、ワイヤレス方式のセンサ配置と配線例を示す斜視図。 本発明の実施例である、制御基板およびモジュールの構成ブロック図。 本発明の実施例である、制御基板およびモジュールの信号波形図。 本発明の他の実施例である、制御基板およびモジュールの信号波形図。 本発明の他の実施例である、制御基板の構成ブロック図。 本発明の他の実施例である、制御基板の信号波形図。 本発明の実施例の処理の流れを示すフロー図。 本発明の他の実施例である、制御基板の構成ブロック図および波形図。 本発明の他の実施例である、モジュールの構成ブロック図。 本発明の他の実施例である、モジュール内の信号を示すタイミングチャート。 本発明の他の実施例である、モジュールの構成ブロック図。 本発明の他の実施例であるスイッチの構成を示す斜視図および上面図。
以下、実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。本発明の思想ないし趣旨から逸脱しない範囲で、その具体的構成を変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。
以下に説明する発明の構成において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して用い、重複する説明は省略することがある。
本明細書等における「第1」、「第2」、「第3」などの表記は、構成要素を識別するために付するものであり、必ずしも、数または順序を限定するものではない。また、構成要素の識別のための番号は文脈毎に用いられ、一つの文脈で用いた番号が、他の文脈で必ずしも同一の構成を示すとは限らない。また、ある番号で識別された構成要素が、他の番号で識別された構成要素の機能を兼ねることを妨げるものではない。
図面等において示す各構成の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面等に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
図1は本発明の具体的な適用例として、ATMの全体構成を示す図である。ATMは公知のように、紙幣を受け入れる入金部110、受け入れた紙幣を例えばベルトコンベア方式で搬送する搬送路120、搬送されてくる紙幣を、画像処理技術を用いて識別する識別部130、紙幣を一次格納する一時保留部140、搬送路120を駆動するアクチュエータ基板150、識別部など各部の制御に用いる制御基板160、各種紙幣収納ボックスを格納するカセット170、カセット用基板180などの部分からなる。
カセット170は引き出し構造になっており、紙幣を取り出すため筐体から引き出すことができる。点線190は、電源およびデータ配線であり、カセット用基板180、制御基板160、アクチュエータ基板150等および、図1では図示しない搬送路中120のセンサに接続されている。
図2は、搬送路120周辺のセンサ配置と配線を示す比較例であり、従来の有線方式の例を示す斜視図である。発光素子に接続される電源供給用配線210と、光検出センサに接続される信号配線220は、制御基板160に接続されている。230は発光素子あるいは光検出センサチップ(モジュール)である。発光素子モジュール230からは赤外線などの光240が紙幣に照射される。黒い矢印250は紙幣260の搬送方向を示しており、例えば毎秒10枚程度の紙幣が搬送されている。紙幣で反射された光240をセンサで検出することで、紙幣の搬送の状態を検知することができる。また、紙幣の表面の印字データ等も読み取ることができる。図2のような、有線方式によれば、発光素子および光検出センサモジュールの2倍(発光素子は電源供給用配線が2本、光検出センサモジュールはデータ配線が2本)の数の配線が必要である。
図3は、本実施例の搬送路120のセンサ配置とワイヤレス配線を示す斜視図である。発光素子/光検出センサ両方を内蔵するモジュール230に対しては、アンテナ(便宜上「1次アンテナ」という)310により給電330およびデータ受信320を行う。モジュール230には受信用のアンテナ(便宜上「2次アンテナ」という)が配置されている。1次アンテナ310に接続される配線340は制御基板160に接続されているが、給電用2本と、データ通信としてセンサデータとクロック信号の2本の構成となっている。
各モジュールは、1次アンテナ310からの磁界や電界あるいは電磁波を2次アンテナで受信し、これを電源として用いて、発光素子と光検出センサを動作させる。光検出センサで検出したセンス信号は、2次アンテナを介して1次アンテナ310に送信される。
さて、図3から明らかなように、各モジュール230に対する、給電用配線およびデータ通信用配線を排除して、両方を無線によって実現することができれば、配線を大幅に減らすことができる。しかし、複数のモジュール230に対して、1次アンテナ310が一つしかないため、複数モジュール230からのセンス信号の衝突を避ける必要がある。
図4に、複数モジュール230からの信号の衝突を避ける基本構成を示す。
図4(A)は送信側(電力供給側)の回路構成を示す。例えば制御基板160内部には、1次アンテナ310に高周波電圧を供給する電源410と、増幅用アンプ420を備える。1次側アンテナへの電源の供給は、例えばFET(Field effect transistor)で構成されるスイッチ430を制御して行う。FETのゲートに供給される制御信号(リクエスト信号)440により、電源410からの交流電流の1次アンテナ310への供給が制御される。図4(A)の構成では、トランジスタ430への制御信号440のレベルを下げると、電力信号450のレベルが上がるように構成されている。
図4(B)は受信側であるセンサと発光素子をワンチップ化したモジュール230の回路構成である。もっとも、センサと発光素子は別チップでもよい。モジュール230は2次アンテナ460と、整流回路470と、検波回路480と、カウンタ490を備える。2次アンテナ460で受信した交流信号は、例えばコンデンサを介して、高周波成分が整流回路470に入力され、直流電圧491に変換されてモジュール内の各種回路CKT(発光素子やセンサを含む)に電源として供給される。また、電源は検波回路480やカウンタ490にも供給される。検波回路480は、例えば2次アンテナ460から入力される高周波信号の包絡線を検波し、その立ち上がりまたは立下りをトリガー信号(カウンタのリセット信号)492として、カウンタ490に入力する。カウンタ490は、トリガー信号492のタイミングで送電の高周波信号のカウントを開始する。別の構成としては、トリガー信号492のタイミングで、クロック信号(カウント信号)493を発生さてもよい。
図5に図4の各信号のタイミング図を示す。
図5Aでは、1次側(電力供給側)は、制御信号440をゲートに入力するFETスイッチ430により、1次アンテナ310への電力の供給が制御される。図5Aに示すように、制御信号440のレベルが下がると、電力信号450のレベルが上がる。
2次側(モジュール側)では、2次アンテナ460へ供給された直流電圧491が、内部の回路に供給される。2次アンテナ460からの信号は、検波回路480に入力され、受信した信号の変化(この場合は立ち上がり)を検出し、トリガー信号492としてカウンタ490に入力される。
トリガー信号492のタイミングで、カウンタがクリアされ、クロック信号493がカウントされる。モジュールは複数あり、各モジュール230内で、同じタイミングのトリガー信号492によって、カウントが開始されることになる。
従って、各モジュールで同期するクロックのタイミングに基づいて、各モジュール230が異なるタイミングでセンス信号を送信すれば、信号の衝突を避けることができる。最も簡単な例では、モジュールごとに、1番のモジュールはクロックの1番目のタイミング#1、2番のモジュールはクロックの2番目のタイミング#2のようにデータを送信すれば、各モジュール間のデータの輻輳を避けることができる。
なお、図5Aでは1次側の電力供給タイミング(制御信号440の立下りおよび電力信号450のゼロからの立ち上がり)のタイミングでクロック信号493が開始している。クロック開始前の(P)で示す期間は、カウンタはクリア状態となっている。なお、電力信号450は高調波信号であるため、図5Aの波形ではその包絡線を示している。
図5Bは他の例であり、電力信号450は常時供給されており、クロック信号493のカウントのクリアは、一度立ち下がった電力信号450が再度立ち上がるタイミングを用いる。あるいは、電力信号450が立ち下がるタイミングを用いてもよい。
モジュールのカウンタ起動のための信号としては、モジュール動作時の電源を安定に確保するため、電力信号450の立ち上げを用いることが望ましい。立ち上げ前のレベルについては、図5Aのようにゼロレベルから立ち上げてもよいし、図5Bのように、一度レベルを下げてから立ち上げるように構成してもよい。図5Aの構成では、(P)で示す期間は電源が切られている状態であり、低消費電力化を図ることができる。図5Bでは(P)で示す期間を含め、基本的に常時電力が供給されているので、より安定な動作となる。なお、図5Bで(P)で示す期間の電力信号450のレベルを、モジュールの動作に応じて、ゼロにならない範囲で下げることもできる。
ATMに適用した場合では、紙幣はある測定点において1秒間に10枚程度の速度で搬送される。トリガー信号の周期としては、例えば1msec程度で設定すればよい。
以上のように、本実施例では1次側の送電電力を変えることをトリガーに2次側受電回路のクロックをスタートさせることで、複数の2次側回路との同期を取る。2次側にはそれぞれ固有の番号を付け、2次側のクロックカウント数が2次側に付けた番号と一致した場合に、そのセンサデータを1次側に伝送する。
本実施例によれば、モジュールから送信されるデータの衝突を避けることができる。このような制御は、特にデータ衝突時において、制御上データの再送が許されないシステムにおいて有用である。ATMに適用した場合には、紙幣搬送装置の位置検出センサの配線が大幅に削減できるため、組み立てし易い低コストなATM装置が得られる。
図6は、1次側(電力供給側)で、2次側(モジュール側)から送信されるデータ信号を識別して検出する構成を備えた、実施例2を説明する図である。
図6は、実施例2の1次側のブロック図である。制御基板160は、カウンタ610と検波回路620を備える。カウンタ610の入力信号は、送電の高周波信号であり、制御信号440をトリガーにして1次側クロック信号630を生成する。カウンタ610は2次側のカウンタ490と同様の構成である。従って、トリガーのタイミングが同じため、1次側クロック信号630と、2次側クロック信号493のカウントは同期している。よって、データ送信を行う2次側とデータを受診する1次側が、ともにクロック信号に同期して送受信を行えば、1次側は例えば処理装置650により、受信しているデータがどのモジュールからのものかを識別することができる。
データ信号の検出は、検波回路620で行う。2次側からのデータの送信方法としては種々考えられる。例えば、2次側のモジュールで、2次アンテナ460に接続される負荷をオン/オフすると、2次アンテナ460に流れる電流変化によって反磁界が発生する。この反磁界が1次アンテナ310の中を通過すると、電流に変換され、1次アンテナ310へ供給された電力信号450に重畳される。従って、1次アンテナ310からの電流を検波回路620でモニタすると、検波信号640の変化により、データの受信を検波することができる。この変化分を増幅して検波すると、動作空間に何らかの変化があったことを1次アンテナ、すなわち制御基板160側で知ることができる。このような負荷変調方式は、特許文献1にも記載されている、ICカードのデータ通信等で利用されているものと同様である。
検波信号640と1次側クロック信号630によって、いずれのモジュールからのセンサ信号化を処理装置650で識別することができる。
図7に示すように、例えば、検波回路620の出力である検波信号640において検出されたデータ信号は、1次側クロック信号630の2番目のクロックのタイミングに相当するため、#2のモジュールからのものであることが分かる。
図8に、1次側と2次側の動作の全体の流れ図を示す。
1次側において、処理S801で送電を開始し、電力信号450の供給がはじまる。処理S802で、制御信号440の有無を契機として、処理803で1次アンテナ310に供給される、電力信号450が変調される(例えばレベル上昇)。
2次側においては、複数のモジュール230で同様の処理が並行して行われる。処理S804で、2次アンテナ460の受信信号の変化を検波回路480で検出する。制御信号440に起因する受信信号変化を契機として、処理S805でカウントが開始され、処理S806でカウンタを初期値に設定する。
各モジュール230では、処理S807で、カウンタが自己に割り振られた番号(センサ番号)のタイミングで、センス信号(データ信号)を、2次アンテナ460を介して1次アンテナ310に送信する(処理S808)。
処理S809では、カウンタがインクリメントされる。処理S810では、カウンタが全てのモジュールの数を超えた時点で、1サイクルの処理が終了する。
図9に、1次側から制御信号をモジュールに送信し、制御を行うことが可能な実施例を示す。図4、図6と同じ構成は同じ番号を付し、異なる点を中心に説明する。
図9(A)は送信側(電力供給側)の回路構成を示す。この実施例では、1次アンテナ310へ供給される信号を変調する変調回路910および、変調回路910を制御する制御回路920を備える。
変調回路910は、送電電力をモジュール230に対するコマンドで変調を行う。モジュール230では1次側からのコマンドを復調回路により復調し、自分の番号が指定された場合には、当該モジュールからセンサデータを送信し、それ以外のセンサはデータの送信を行わないなどの処理を行う。
図9(B)は、電力信号450の波形図であり、例えば、検波回路620からの検波波形640である。この波形の中で、変調回路910により生成されるコマンドデータは641で示される。コマンドデータはモジュールごとにパターンを決めておき、モジュールは自分が指定されたことを検知することができる。引き続く負のパルス642はトランジスタ430によって形成される、データ送信のトリガー信号である。指定されたモジュールは、トリガー信号のタイミングでクロックを発生し、例えば、負荷変調によりデータを2次アンテナから1次アンテナ310に送信する。1次アンテナで検出されるデータがパルス643で示される。
図10は、モジュール230の詳細構成を示すブロック図である。この実施例では、モジュール230は、復調回路1010および、復調回路で検知されたコマンドを基に制御を行う制御回路1020を備える。復調回路1010は、1次アンテナ310から2次アンテナ460に送信されるコマンド(図9(B)の641)を検知する。コマンド信号がモジュール毎に決まっているものとすれば、モジュール230はコマンドにより自己の指定されたことを知ることができる。コマンドにはその他、モジュールが行うべき動作、例えばセンサ信号の検出および送信等、を指示する命令が付加されていてもよい。
コマンドを受け付けたコントローラ1020は、コマンドに従った指示をモジュール230内の各部に発信する。ここで、コマンドがセンサ信号を送信させるコマンドであった場合を考える。コントローラ1020は、光センサ1030に対して検出信号の送付を指示する。1040はLED等の発光素子であり、常時レーザ光や赤外線光240を発光するようにしてもよいし、制御回路1020からの指示により光センサの動作タイミングと同期して発光してもよい。光センサの検出信号は、例えば、紙幣260の有無を知らせる”1”または”0”の信号である。
センサ信号を受信した制御回路1020は、所定のタイミングで1次側にセンサ信号を送信する。モジュール230において、送信タイミングを設定するための回路が、AND回路群1050とスイッチ群(例えばディップスイッチ)1060である。
図10の例では、AND回路は入力側に3つ並列に配置され(1050in)、これらと直列接続されたAND回路が出力側に1つ配置されている(1050out)。カウンタ490からは、1次側クロック信号630を分周したタイミング信号が入力側のAND回路1050inに入力される。
図11にカウンタ490からのタイミング信号の例を示す。入力側のAND回路には、其々異なる周期のタイミング信号が入力される。また、入力側AND回路の他方の入力には、スイッチ群1060を経てDC信号が入力される。図10より明らかなように、複数配置されたモジュール230(#1、#2、#3・・・)毎に、スイッチ1060の設定を変えることにより、入力側のAND回路から出力側AND回路への信号の出力を任意のタイミングで許可/禁止することができる。また、制御回路1020からはセンス信号が出力側AND回路1050outに入力される。この構成により、スイッチ1060の設定をモジュールごとに変えることにより、モジュール230から送信するセンス信号のタイミングを設定することができる。
なお、AND回路とスイッチの個数や組み合わせは、制御対象となるモジュールの数に応じて定めればよい。また、スイッチの代わりに、不揮発性のメモリにモジュールのIDを格納しておき、これに応じた制御信号を供給するように構成してもよいし、モジュールを実装する筺体面上に識別のための凹凸をつけておき、取り付け時にその凹凸でスイッチなどをオンオフするような機構を持たせてもよい。
なお、トランジスタ1070は、実施例2で説明した負荷変調方式によりセンス信号を送信するために、2次アンテナ460に接続される負荷をオン/オフするためのスイッチである。負荷変調方式は、消費電力低減に効果がある。
実施例3では、センサ信号は1ビット信号であった。次に複数ビットのデータ伝送に対応する実施例を説明する。
図12は、複数ビットのデータ伝送に対応する実施例である、モジュール230の回路ブロック図である。実施例3においてモジュールのセンサを選択するAND回路1010outの出力を入力とする、第2のカウンタ1210を備えている。
第2のカウンタは、AND回路1010outから信号を入力されたタイミングで、カウントを開始する。このとき、例えば、第1のカウンタ490の分周比を1/32、第2のカウンタ1210の分周比を1/8にすると、32/8=4ビットのデータが伝送できる。よって、第2のカウンタ1210のタイミング信号と、制御回路1020からの送信すべきデータ信号を、AND回路1220に入力し、出力信号を2次アンテナ460から送信する。
この構成によれば、一つのモジュールからセンサ信号を送信する期間が、第2のカウンタ1210のタイミング信号で細分化されるので、複数ビットのデータ伝送が可能となる。
その他の応用例として、種々のスイッチに適用する例を説明する。
図13は、例えば、エレベータの押しボタンスイッチ等に本発明を適用した例である。図13(A)は透過斜視図で、(B)は上面図である。
1次側は、先に説明した制御基板160に対して、1次アンテナ310が接続される。1次アンテナは例えば、フィルム状基板に配線をプリントして構成することで、薄型化を図ることができる。また、凹凸のある場所にも設置が可能である。
2次側は、表面にパターン形成されたコイルで構成される2次アンテナ460を備え、裏面にセンサと部品を実装した基板1301で構成される。裏面センサ部は、例えば圧電センサで構成され、押しボタン1302等のスイッチが複数並んでいても良い。
以上説明したように、本実施例は、複数のセンサへの無線給電とデータ伝送を実現するデータ伝送と無線給電に関し、特に無線給電を行いながら複数のセンサとの同期を取ることにより衝突が発生しないデータ伝送を実現する技術に関する。
無線化による省配線は、送受電基板によるコストが発生するが、配線、コネクタおよびアセンブリコストが不要となるため、センサ数が多いほど低コスト化を図ることができる。ATMに適用すれば、紙幣搬送装置の位置検出センサの配線が大幅に削減できるため、組み立てし易く低コストで装置を提供することができる。
以上説明したように、本実施例は、受電側が多数あった場合に、データの衝突が起きないように受電側と同期を取りながらデータを伝送する手段について記載するもので、比較的簡易な構成で同期が取れるので、低コスト化が図れるとともに、低消費電力化を図ることができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることが可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の実施例の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
配線を用いずに、電源の供給、データの送信を可能とする各種のシステムに適用が可能である。
160:制御基板
230:モジュール
310:1次アンテナ
440:制御信号(リクエスト信号)
450:電力信号
460:2次アンテナ
470:整流回路
480:検波回路
490:カウンタ
491:直流電圧
492:トリガー信号(カウンタのリセット信号)
493:クロック信号(カウント信号)
630:1次側クロック信号
640:検波信号

Claims (16)

  1. 電力を送信するための1次アンテナを有する給電側装置と、
    前記1次アンテナからの磁界、電界および電磁波の少なくとも一つを2次アンテナで受信し、電源として利用する複数のモジュールを有する無線給電システムであって、
    前記給電側装置は、
    前記1次アンテナに送信電力を供給する電源と、
    前記送信電力のレベルを変動させるレベル切り替え回路を有し、
    前記複数のモジュールは、其々が、
    前記2次アンテナで受信した信号のレベル変動を契機に、複数モジュール間で同一の周期のタイミング信号を発生させるカウンタ回路と、
    前記タイミング信号に基づいて、前記複数のモジュールが異なるタイミングで、前記2次アンテナを介したデータ送信を行うための論理回路を有する、
    データ通信可能な無線給電システム。
  2. 前記論理回路は、
    前記タイミング信号から生成された複数の異なる周期のタイミング信号と、前記モジュールごとに異なる組み合わせでON/OFFが設定された複数のスイッチ回路から入力される設定信号に基づいて、前記モジュールごとにタイミングの異なる送信許可信号を生成し、前記送信許可信号のタイミングでデータ送信を行う、
    請求項1記載のデータ通信可能な無線給電システム。
  3. 前記複数のモジュールは、
    前記2次アンテナに接続される負荷をオン/オフすることにより、データ送信を行う、
    請求項1記載のデータ通信可能な無線給電システム。
  4. 前記複数のモジュールは、
    前記2次アンテナで受信した信号のレベル変動として、前記送電電力の増加を検知する検波回路を有する、
    請求項1記載のデータ通信可能な無線給電システム。
  5. 前記複数のモジュールは、
    前記2次アンテナからの信号を整流する整流回路と、
    前記整流回路の出力で駆動される発光素子と、
    前記整流回路の出力で駆動され前記発光素子からの光を検出する受光素子と、
    前記受光素子の出力に基づいて、前記給電側装置に送信すべきデータ信号を生成する制御回路を有し、
    前記制御回路からのデータ信号を前記論理回路へ入力する、
    請求項1記載のデータ通信可能な無線給電システム。
  6. 前記複数のモジュールは、
    前記送電電力の高周波信号をカウントして前記同一周期のタイミング信号を生成する、
    請求項1記載のデータ通信可能な無線給電システム。
  7. 前記複数のモジュールは、
    前記タイミング信号に基づいて、より高い周波数の第2のタイミング信号を生成する第2のカウンタを有し、
    前記第2のタイミング信号を用いて、複数ビットのデータ信号の送信を行う、
    請求項1記載のデータ通信可能な無線給電システム。
  8. 前記給電側装置は、
    前記複数のモジュールに送信すべきコマンドを生成する制御回路と、
    前記制御回路から出力されるコマンドに基づいて、前記送信電力を変調する変調回路を有する、
    請求項1記載のデータ通信可能な無線給電システム。
  9. 前記給電側装置は、
    前記レベル切り替え回路の動作タイミングで、前記複数モジュールのタイミング信号と同期したタイミング信号を発生させる給電側カウンタ回路と、
    前記1次アンテナの送信電力変動を検知する給電側検波器と、
    前記給電側カウンタ回路と前記給電側検波器の出力を入力とし、前記複数のモジュールからのデータ信号を識別する処理装置を有する、
    請求項1記載のデータ通信可能な無線給電システム。
  10. 電力を送信するための1次アンテナを有する給電側装置と、前記1次アンテナからの電磁波を2次アンテナで受信し、電源として利用する複数のモジュールを有する無線給電システムにおけるデータ通信方法であって、
    前記給電側装置が前記1次アンテナに電力信号を供給する第1のステップ、
    前記給電側装置が前記電力信号のレベルを上げる第2のステップ、
    前記複数のモジュールが前記2次アンテナで受信した電力信号のレベル変化を検出する第3のステップ、
    前記複数のモジュールが、前記検出されたレベル変化を契機にカウンタ信号を生成する第4のステップ、
    前記複数のモジュールが、前記カウンタ信号に基づいて、其々異なるタイミングでデータを送信する第5のステップ、
    を有するデータ通信方法。
  11. 前記給電側装置が、前記第2のステップで前記電力信号のレベルを上げることを契機に、1次側カウンタ信号を生成する第6のステップ、
    前記給電側装置が、前記第5のステップで送信されたデータを、前記1次側カウンタ信号を用いて処理する第7のステップ、
    を有する請求項10記載のデータ通信方法。
  12. 電力を送信するための1次アンテナを有する給電側装置からの電磁波を、2次アンテナで受信し、電源として利用するセンサモジュールであって、
    前記2次アンテナで受信した信号を整流して電源とする整流回路と、
    前記整流回路からの電力で駆動されセンス信号を検出するセンサと、
    前記2次アンテナで受信した信号のレベル変動を検知する検波回路と、
    前記検波回路で検出されたレベル変動を契機に、タイミング信号を生成するカウンタ回路と、
    前記タイミング信号に基づいて、前記2次アンテナからの前記センス信号の送信タイミング信号を出力する論理回路と、
    前記送信タイミング信号を設定するためのディップスイッチまたはメモリと、
    を有するセンサモジュール。
  13. 前記2次アンテナに接続される負荷をオン/オフすることにより、前記センス信号の送信を行う、
    請求項12記載のセンサモジュール。
  14. 前記検波回路は、
    前記2次アンテナで受信した信号のレベル変動として、前記レベルの増加を検知する、
    請求項12記載のセンサモジュール。
  15. 前記整流回路の出力で駆動される発光素子と、
    前記整流回路の出力で駆動され前記発光素子からの光を検出する受光素子と、
    前記受光素子の出力に基づいて、前記給電側装置に送信すべきデータ信号を生成する制御回路を有し、
    前記制御回路からのデータ信号を前記論理回路へ入力する、
    請求項12記載のセンサモジュール。
  16. 前記タイミング信号に基づいて、より高い周波数の第2のタイミング信号を生成する第2のカウンタを有し、
    前記第2のタイミング信号を用いて、複数ビットのデータ信号の送信を行う、
    請求項12記載のセンサモジュール。
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